JP2004154174A - Stand device for endoscope - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、患者の体内に挿入された内視鏡を、患者の体の微妙な動きに合わせてソフトに保持できる内視鏡用スタンド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡を患者の体内に挿入した状態で、患部を観察しながら治療を施す手術方法がある。この種の手術方法では、内視鏡を患者の体内に挿入した状態を維持するために、ドクターが手により内視鏡を微妙な角度で保持していた。なぜならば、体内に挿入された内視鏡は、患者の呼吸動作等にあわせて微妙に動くため、その動きに逆らわないように内視鏡をソフトに保持する必要があるからである。機械によるクランプ機構では、このような微妙な保持を実現できず、ドクターの手による保持がどうしても必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように、内視鏡をドクターの手で保持する方式では、内視鏡を保持するためだけに一人のドクターが必要となるため、非効率である。また、内視鏡を手で保持する作業は非常に神経を使う作業で、それを保持するドクターに大きな負担を強いていた。
【0004】
そこで、ドクターに代わって、患者の体の微妙な動きにも追従して内視鏡をソフトに保持することができる装置の開発が待たれている。
【0005】
この発明は、このような従来の技術に着目したものであり、患者の体内に挿入された内視鏡を、患者の体の微妙な動きにも追従してソフトに保持できる内視鏡用スタンド装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、スタンド本体から横向きに延びる支持アームの先端部に、該先端部を通過する垂直軸線の周りを回転する保持アームが下向き状態で取付けられ、該保持アームに横方向に延びる上下回動バーの基端を軸支し、該上下回動バーの先端に、内視鏡の保持機構を下端に有する吊下バーを支持し、該吊下バーの上端に、スタンド本体又は支持アームの一部に設けたカウンタウェイの重さを吊上げ方向に作用させ、該カウンタウェイトとの釣り合いにより、保持機構に保持された内視鏡を、任意の上下位置に停止可能にしたことを特徴とする。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、内視鏡がカウンタウェイトとの重量バランスにより空中に浮いた状態で上下動自在に保持されると共に、保持アームごと垂直軸線を中心に回転自在なため、患者の体内に挿入された状態の内視鏡を、患者の体の動きに追従した状態でソフトに保持することができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、保持アームに垂直部を設け、該垂直部と垂直な吊下バーとを上下一対の互いに平行な上下回動バーで連結して平行リンク機構を形成したことを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明によれば、吊下バーを含む平行リンク機構を形成することにより、吊下バーを略垂直方向で上下動させることができる。
【0010】
請求項3記載の発明は、支持アームの先端部に、垂直軸線に略合致し且つカウンタウェイの重さが吊上げ方向に作用される垂直シャフトを、横方向において若干の遊びをもった状態で上下動自在に貫通させ、吊下バーの上端と垂直シャフトの下端を連結バーにて連結すると共に、該連結バーの上端と垂直シャフトの下端とを自由継手にて連結したことを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の発明によれば、吊下バーの上下動を連結バー及び垂直シャフトを介して支持アームの先端部付近に取り出すことができるため、その垂直シャフトにカウンタウェイトの重さを吊り上げ方向に作用させることで、吊下バーを浮いた状態で保持することができる。また、垂直シャフトは横方向で若干の遊びをもって支持アームの先端部を貫通しているため、上下回動バーの基端を中心とした先端の円弧移動に伴って、垂直シャフトが横方向に僅かにずれても問題ない。更に、連結バーと垂直シャフトとを自由継手にて連結したため、垂直シャフトに対する連結バーの上下方向での角度変化、及び垂直シャフトを中心にした連結バーの横方向での回転を許容することができる。
【0012】
請求項4記載の発明は、支持アームの先端部付近に、垂直シャフトの垂直移動を、支持アームに沿って設けられた伝達シャフトの横方向移動に変換する第1変換機構を設け、支持アームの基端部付近に、伝達シャフトの横方向移動を、カウンタウェイトを有するウェイトレバーの上下方向での回転運動に変換する第2変換機構を設け、ウェイトレバーを、第2変換機構により、保持機構にて保持された内視鏡とは上下逆側へ回転させ、カウンタウェイトの重さにより、内視鏡に関連する重さを相殺して、該内視鏡を任意の上下位置に停止可能にしたことを特徴とする。
【0013】
請求項4記載の発明によれば、垂直シャフトの上下移動を、支持アームの先端部側から、第1変換機構及び伝達シャフトを介して、支持アームの基端部の第2変換機構に導き、そこで第2変換機構を介してカウンタウェイトを有するウェイトレバーを回転させるようにしている。従って、ウェイトレバーが内視鏡から離れた位置で回転することになり、内視鏡の周辺で作業をしているドクターの気にならない。また、重量のあるウェイトレバーを支持アームの基端部に置いているため、先端部に置く場合に比べて、支持アームの上下方向でのガタつきが抑制される。
【0014】
請求項5記載の発明は、吊下バーの位置を垂直軸線から横方向に変位させ、該吊下バーの下端に、水平回動レバーの一端を回動自在に軸支し、該水平回動レバーの他端側部分と、該水平回動レバーと平行なスライドバーの他端側部分に、平行な一対のパラレルバーの両端をそれぞれ回動自在に軸支し、スライドバーの一端部に該スライドバーと直交する回転シャフトを設け、該回転シャフトの先端に内視鏡の保持機構を回転シャフトの軸心を中心に回転自在に取付けたことを特徴とする。
【0015】
請求項5記載の発明によれば、吊下バーの位置が垂直軸線上になく、垂直軸線から横方向に変位しているため、保持アームを回転させることにより、吊下バーを垂直軸線を中心に水平方向で左右に円弧運動させることができる。また、保持機構の水平方向での向きは、水平回動レバーの一端を中心に回動させることにより、変化させることができる。従って、向きを一定に保ったまま、内視鏡を左右方向に振ることができる。また、水平回動レバーを固定した状態で、水平回動レバーと平行なスライドバーを、間のパラレルレバーを動かすことにより、水平回動レバーの長手方向に沿った状態でスライドさせることができる。従って、前述の3動作を組み合わせることより、内視鏡を平行移動させることができる。更に、スライドバーと直交する方向に設けられた回動シャフトを中心に、保持機構を上下に回転させることもできる。このように、保持機構に保持された内視鏡をあらゆる方向へ向けたり、移動させたり、回転させたりすることができるため、内視鏡を、より患者の体に合わせた状態でソフトに保持することができる。
【0016】
請求項6記載の発明は、スタンド本体が、一対づつの平行な縦リンク及び横リンクを組み合わせて形成した平行リンク機構における前記一方の縦リンクの途中部分を、フロア上に設置された架台の回動軸に支持し、該平行リンク機構の上側横リンクを延長して支持アームを形成すると共に、支持アームの先端の連結軸に、先端部として垂直な先端リンクを軸支し、該支持アームの基端となる連結軸に、該連結軸と同一の水平線上に位置する水平支軸及び連結軸と同一の垂直線上に位置する垂直支軸を有するクランク部材を軸支し、該クランク部材の水平支軸と架台の一部とを、架台に支持された縦リンクの回動軸と上側の連結軸を結ぶ直線と平行で且つ該直線と同一の長さを有する縦サブリンクにて連結すると共に、クランク部材の垂直支軸と前記先端リンクの上端とを、支持アームの先端の連結軸と基端の連結軸を結ぶ直線と平行で且つ該直線と同一の長さを有する横サブリンクにて連結し、平行リンク機構の下部に、平行リンク機構の回動軸周り及び各連結軸周りに加わる回転モーメントを相殺するカウンタウェイトを設け、該カウンタウェイトとの重量バランスにより、支持アームの先端リンクに取付けられた保持アームを、内視鏡及びその保持機構を備えた状態で、任意の上下位置に停止可能にしたことを特徴とする。
【0017】
請求項6記載の発明によれば、スタンド本体に組み合わせた縦サブリンク、クランク部材、横サブリンクにより、支持アームをどのような方向に移動させても、支持アームの先端部としての先端リンクを、常に垂直な状態で維持することができる。従って、この保持アームに組み合わせられる吊下バーも垂直状態で保持しやすくなる。回動軸を中心とした平行リンク機構の倒れ方向に加わる重量、及び支持アームの先端リンクに加わる重量(保持アーム、吊下バー、保持機構等)を相殺するためのカウンタウェイトが、平行リンク機構の下部に設けられているため、支持アームの先端リンクに取付けられた保持アームを、どのような位置に移動させても、その位置で空中停止させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。尚、以下においては、図1の右側を「前側」、左側を「後側」、紙面表側(前側を向いた場合の右側)を「表側」、その逆を「裏側」として説明する。
【0019】
この実施形態に係る内視鏡用スタンド装置は、基本的に、あらゆる形態にバランスをとりながら変化できるスタンド本体1に対して、内視鏡2を吊り下げて支持する機構を組み合わせた構造になっている。
【0020】
まず最初に、スタンド本体1の構造を説明する。フロア上に設置されたベース3の上部には架台4が水平回動自在に支持されている。この架台4のベース3に対する回動部にはクラッチC1が設けられている。
【0021】
架台4の上部前端には回動軸Sが設定されている。この回動軸Sに平行リンク機構5が軸支されている。平行リンク機構5は4つの連結軸P1、P2、P3、P4にて規定されるもので、それぞれ2本で1組の平行な縦リンク6、7と横リンク8、9とから構成される。そして、この平行リンク機構5の前側の縦リンク6の下方途中部分が、架台4の回動軸Sに支持されている。回動軸Sに軸支される前側の縦リンク6は後方側へ向けて湾曲形成されており、ドクターやアシスタントと干渉しにくい構造となっている。
【0022】
この回動軸SにはクラッチC2が設けられ、回動軸Sを中心とした平行リンク機構5の前後への倒れ位置をロックできるようになっている。また、前側の縦リンク6と、下側の横リンク9との連結軸P4にもクラッチC3が設けられ、平行リンク機構5の形を変えた状態(例えば四角から平行四辺形等への変形)をロックできるようになっている。
【0023】
下側の横リンク9は連結軸P3を越えて若干後方へ延長され、その後端にはスタンド本体1側のカウンタウェイトW1が取付けられている。このカウンタウェイトW1は、予め自動的に、平行リンク機構5の回動軸S周り及び各連結軸P1〜P4周りに加わる回転モーメントを相殺できる位置に調整される。従って、クラッチC2、C3を解除しても、スタンド本体1の状態はそのまま維持されると共に、またその状態から任意の形態に動かしても、動かした後の状態がそのまま維持される。
【0024】
上側の横リンク8は連結軸P1を越えて前方へ延長され、アーチ形の支持アーム10を形成している。この支持アーム10の前端の連結軸P5には、「先端部」としての垂直な先端リンク11が軸支されている。この先端リンク11は中空ボックス形状で、その下端部はクラッチC4で形成されている。クラッチC4は先端リンク11を上下に貫通する垂直軸線Vを中心に水平方向で回動自在で、このクラッチC4には斜め下向きに延びる保持アーム12が取付けられている。保持アーム12としては、全体として斜め下向き状態で形成されているが、その下端には垂直部13が形成されている。
【0025】
スタンド本体1には、このような保持アーム12が取付けられた先端リンク11を、常に垂直状態に保つための機構が付加されている。すなわち、縦サブリンク14、横サブリンク15、クランク部材16が追加されている。
【0026】
クランク部材16はL形をしており、支持アーム10の基端となる連結軸P1に軸支されている。このクランク部材16は、後側に連結軸P1と同一の水平線上に位置する水平支軸16aと、該連結軸P1と同一の垂直線上に位置する垂直支軸16bを有している。
【0027】
そして、クランク部材16の水平支軸16aと、架台4の一部とを、縦リンク6の回動軸Sと上側の連結軸P1を結ぶ直線L1(図4参照)と平行で且つ該直線L1と同一長さを有する縦サブリンク14にて連結すると共に、クランク部材16の垂直支軸16bと前記先端リンク11の上端とを、支持アーム10の先端の連結軸P5と基端の連結軸P1を結ぶ直線L2と平行で且つ該直線L2と同一長さを有する横サブリンク15にて連結している。
【0028】
従って、図2に示すように、支持アーム10を上下に動かしても、或いは、図3に示すように、支持アーム10を前後に動かしても、先端リンク11の垂直状態は維持される。これは、縦サブリンク14及び横サブリンク15によっても、前側の縦リンク6や、支持アーム10との間に、別の平行リンク機構が形成されるからである。
【0029】
次に、保持アーム12には内視鏡2を保持するための機構が設けられている。すなわち、保持アーム12の下方の垂直部13には、上下一対の互いに平行な上下回動バー17の基端が各々軸支されている。その上下回動バー17の先端に、垂直な吊下バー18が軸支されている。この吊下バー18の位置は、前記垂直軸線Vから横方向にD(図1参照)だけ変位している。
【0030】
この吊下バー18を保持する一対の上下回動バー17は同じ長さで且つ平行なため、保持アーム12の垂直部13と吊下バー18とで平行リンク機構が形成される。このように、吊下バー18を含む平行リンク機構を形成することにより、吊下バー18を垂直方向で上下動させることができる(吊下バー18の垂直状態は維持されるが、上下回動バー17の先端の円弧軌跡による横方向での僅かな変位はある)。
【0031】
吊下バー18の下端には、内視鏡2を保持するための保持機構19が設けられているが、この保持機構19の構造は後述する。
【0032】
中空な先端リンク11の内部には、垂直軸線Vに合致した垂直シャフト20が設けられている。この垂直シャフト20の下端は、クラッチC4の貫通孔21(図9参照)を通過して下方へ突出している。貫通孔21は垂直シャフト20の径よりも大きく、垂直シャフト20が貫通孔21の内部で若干横方向へ移動できる「遊び」が設けられている。
【0033】
この垂直シャフト20の下端は、前記吊下バー18の上端と、連結バー22を介して連結されている。また、連結バー22の上端と保持アーム12とは、補助上下回動バー23にて連結されている。補助上下バー23の保持アーム12に対する軸支点には、クラッチC5が設けられている。吊下バー18に近い位置に、吊下バー18の上下位置をロックするクラッチC5を設けたため、吊下バー18をロックした際のガタつきが少ない。すなわち、吊下バー18から遠い位置にクラッチC5を設けると、そこまでの経路でガタが生じてしまうが、この実施形態のように、吊下バー18の近くのクラッチC5でロックすればガタが少ない。
【0034】
垂直シャフト20の下端と、連結バー22の上端とは、自由継手24にて連結されている。すなわち、連結バー22の上端は二股に分岐され、そこに回転自在に支持された軸受25内に、複数のボール26を介して、垂直シャフト20の下端に形成された球体部27を保持している。従って、垂直シャフト20に対する連結バー22の上下方向での角度変化、及び垂直シャフト20を中心にした連結バー22の横方向での回転を許容することができる。
【0035】
先端リンク11の裏面と、クランク部材16の垂直部分の表面には、それぞれ下端を中心に回転自在な前後揺動バー28、29が軸支されている。そして、各前後揺動バー28、29の上端同士は、前記横サブリンク15と同じ長さの伝達シャフト30で連結されている。先端リンク11に設けられた前後揺動バー28の若干前方には、L形レバー31が軸支されている。L形レバー31の垂直部分は、前後揺動レバー28と同様に先端リンク11の外側(裏側)に出ているが、水平部分は先端リンク11の内部に入り込んでいる。そして、その先端に垂直シャフト20の上端が連結されている。
【0036】
前後揺動バー28の上端と、L形レバー31の上端は、ジョイント32で連結され、前後揺動バ28ーと、L形レバー31の垂直部分は互いに平行状態を保ったまま、前後に回転することができる。そして、垂直シャフト20を持ち上げれば、L形レバー31の水平部分が持ち上がるため、L形レバー31が前側に回転し、垂直シャフト20を下げれば、L形レバー31の水平部分も下がるため、L形レバー31が後側に回転する。この実施形態では、このL形レバー31、前後揺動バー28、ジョイント32により、第1変換機構33が形成されている。
【0037】
クランク部材16の表面に取付けられた前後揺動バー29の下端の軸は、クランク部材16の裏面に貫通してギア34に結合されている。クランク部材16の裏面には、ウェイトレバー35の前端が回動自在に軸支され、その回転軸には前記ギア34に噛合するギア36が固定されている。従って、後側の前後揺動バー29が前側に回転すると、ウェイトレバー35は下側へ回転し、前後揺動バー29が後側に回転すると、ウェイトレバー35は上側に回転する。この実施形態では、この前後揺動バー29と、2つのギア34、36により、第2変換機構37が形成されている。
【0038】
ウェイトレバー35には、長手方向に沿ってスクリューシャフト38が設けられ、このスクリューシャフト38には、カウンタウェイトW2が設けられている。従って、カウンタウェイトW2を回転させることにより、ウェイトレバー35の長手方向における位置を調整することができる。
【0039】
このウェイトレバー35におけるカウンタウェイトW2の位置は、吊下バー18の下端に設けられる保持機構19及び、そこに保持される内視鏡2の重さとバランスする位置に設定される。
【0040】
次に、保持機構19及びその支持構造を、図12及び図13に基づいて説明する。尚、図13は、水平回動レバー39とパラレルバー42とを上下に切り離して図示している。吊下バー18の下端には、水平回動レバー39の一端部が回転軸40により回動自在に軸支されている。その水平回動レバー39の回転軸40にはクラッチC6が設けられ、任意の回転位置でロックできるようになっている。水平回動レバー39の他端側部分と、該水平回動レバー39と平行なスライドバー41の他端側部分には、それぞれ平行な一対のパラレルバー42の両端が回動自在に軸支されている。パラレルバー42の一方の回転軸にもクラッチC7が設けられている。
【0041】
スライドバー41の一端部には、該スライドバー41と直交する回転シャフト43が設けられ、該回転シャフト43の先端に内視鏡2の保持機構19が取付けられている。保持機構19は回転シャフト43の軸心を中心に上下方向に回転自在で、その回転シャフト43の基端には、保持機構19の回転をロックするクラッチC8が設けられている。そして、このような保持機構19に内視鏡2が着脱自在に取付けられる。
【0042】
従って、この保持機構19により、内視鏡2を、▲1▼水平回動レバー39の回転軸40を中心にして回転でき、▲2▼パラレルレバー42により水平回動レバー39と平行な方向へ移動でき、▲3▼回転シャフト43を中心に上下に傾けることができる。これらの可動要素に、▲4▼保持機構19自体が垂直軸線Vを中心に水平方向で回転でき、▲5▼上下回動バー17により上下方向に移動できることから、内視鏡2のあらゆる方向への動きに対応できる。例えば、以上のような動き組み合わせて、図14に示すように、内視鏡2の先端を直線状に平行移動させることもできる。尚、保持アーム12ごと動かす大きな動作は、スタンドアーム本体1の動きにより対応できる。
【0043】
更に、内視鏡2の種類により、内視鏡2の重さが変化しても、ウェイトレバー35のスクリューシャフト38に螺合されたカウンタウェイトW2を移動させることにより、内視鏡2との重量バランスをとって、内視鏡2を空中停止させることができる。そして、その内視鏡2は保持機構19ごと上下に移動させても、それに連動して、ウェイトレバー35が上下逆の方向に回転してバランスをとるため、上下に移動させた位置でも重量バランスが維持され、その位置で空中停止させることができる。この際、上下に動くウェイトレバー35が、内視鏡2から遠いクランク部材16に支持されているため、内視鏡2の近くにいるドクターの気にならない。
【0044】
以上のように、内視鏡2があらゆる位置に移動でき、且つあらゆる角度を向くことができ、またどの位置及び角度でも浮いた状態で空中停止できるため、内視鏡2を患者の体内に挿入した状態にしても、その内視鏡2を患者の体の動きに追従した状態でソフトに保持することができる。
【0045】
【発明の効果】
この発明によれば、患者の体内に挿入された内視鏡を、患者の体の微妙な動きにも追従してソフトに保持できるため、ドクター自身が内視鏡を手で保持する必要がなく、ドクターの負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内視鏡用スタンド装置を示す側面図。
【図2】スタンド装置の支持アームを上下に動かした状態を示す側面図。
【図3】スタンド装置の支持アームを前後に動かした状態を示す側面図。
【図4】スタンド装置の分解側面図。
【図5】スタンド本体から重量バランスを伝達する機構を外した状態を示す側面図。
【図6】ウェイトレバーが保持機構とは上下逆方向へ動く仕組みを示した側面図。
【図7】保持機構が上がり、ウェイトレバーが下がった状態を示す側面図。
【図8】保持機構が下がり、ウェイトレバーが上がった状態を示す側面図。
【図9】自由継手を示す斜視図。
【図10】自由継手を示す縦断面図。
【図11】自由継手を示す横断面図。
【図12】保持機構を移動自在に支持する機構を示す斜視図。
【図13】保持機構を移動自在に支持する機構を示す分解図。
【図14】保持機構により内視鏡を直線状に動かす状態を示す平面図。
【符号の説明】
1 スタンド本体
2 内視鏡
5 平行リンク機構
10 支持アーム
11 先端リンク(先端部)
12 保持アーム
13 垂直部
14 縦サブリンク
15 横サブリンク
16 クランク部材
17 上下回動バー
18 吊下バー
19 保持機構
20 垂直シャフト
24 自由継手
33 第1変換機構
35 ウェイトレバー
37 第2変換機構
39 水平回動レバー
41 スライドバー
42 パラレルバー
C1〜C8 クラッチ
W1、W2 カウンタウェイト
V 垂直軸線
L1、L2 直線
S 回動軸
D 変位
P1〜P4 連結軸[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a stand device for an endoscope that can softly hold an endoscope inserted into a patient's body according to subtle movements of the patient's body.
[0002]
[Prior art]
There is an operation method in which treatment is performed while observing an affected part while an endoscope is inserted into a patient's body. In this type of surgical method, a doctor holds the endoscope at a delicate angle by hand in order to maintain a state in which the endoscope is inserted into a patient's body. This is because the endoscope inserted into the body moves delicately in accordance with the patient's respiratory movements and the like, so it is necessary to softly hold the endoscope so as not to oppose the movement. Such a delicate holding cannot be realized by a mechanical clamping mechanism, and holding by a doctor's hand is absolutely necessary.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the method of holding the endoscope with the hand of the doctor in this way is inefficient because one doctor is required only to hold the endoscope. Also, the task of holding the endoscope by hand is a very nervous task, placing a heavy burden on the doctor holding the endoscope.
[0004]
Therefore, development of a device that can hold the endoscope softly, following a subtle movement of a patient's body, instead of a doctor, is awaited.
[0005]
The present invention pays attention to such a conventional technique, and an endoscope stand which can softly hold an endoscope inserted into a patient's body by following minute movements of the patient's body. An apparatus is provided.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, a holding arm that rotates around a vertical axis passing through the tip is attached to a tip of a support arm extending laterally from the stand body in a downward state, and is laterally attached to the holding arm. The base end of the vertically rotating bar that extends is pivotally supported, and a distal end of the vertically rotating bar supports a hanging bar having a holding mechanism for an endoscope at a lower end. The weight of the counterway provided on a part of the support arm acts in the lifting direction, and the endoscope held by the holding mechanism can be stopped at any vertical position by balancing with the counterweight. Features.
[0007]
According to the first aspect of the present invention, the endoscope is held movably up and down while floating in the air due to the weight balance with the counterweight, and the endoscope is rotatable about the vertical axis together with the holding arm. The endoscope inserted into the body of the patient can be softly held while following the movement of the patient's body.
[0008]
The invention according to
[0009]
According to the second aspect of the present invention, by forming the parallel link mechanism including the suspension bar, the suspension bar can be moved up and down in a substantially vertical direction.
[0010]
According to a third aspect of the present invention, a vertical shaft substantially coincident with the vertical axis and having the weight of the counterway applied in the lifting direction is vertically moved with a slight play in the lateral direction at the tip of the support arm. The upper end of the hanging bar and the lower end of the vertical shaft are connected by a connecting bar, and the upper end of the connecting bar and the lower end of the vertical shaft are connected by a free joint.
[0011]
According to the third aspect of the present invention, the vertical movement of the suspension bar can be taken out near the distal end of the support arm via the connection bar and the vertical shaft, so that the weight of the counterweight is lifted on the vertical shaft in the lifting direction. , The suspension bar can be held in a floating state. Also, since the vertical shaft penetrates the distal end of the support arm with some play in the horizontal direction, the vertical shaft slightly moves in the horizontal direction with the circular movement of the distal end around the base end of the vertical rotation bar. There is no problem even if it is shifted. Further, since the connecting bar and the vertical shaft are connected by the free joint, the vertical change of the angle of the connecting bar with respect to the vertical shaft and the rotation of the connecting bar about the vertical shaft in the horizontal direction can be allowed. .
[0012]
According to a fourth aspect of the present invention, a first conversion mechanism for converting a vertical movement of a vertical shaft into a lateral movement of a transmission shaft provided along the support arm is provided near the distal end of the support arm. A second conversion mechanism for converting the lateral movement of the transmission shaft into a vertical rotation of a weight lever having a counterweight is provided near the base end, and the weight lever is connected to the holding mechanism by the second conversion mechanism. By rotating the endoscope upside down with the held endoscope, the weight associated with the endoscope is offset by the weight of the counterweight, and the endoscope can be stopped at any vertical position. It is characterized by the following.
[0013]
According to the invention described in claim 4, the vertical movement of the vertical shaft is guided from the distal end side of the support arm to the second conversion mechanism at the base end of the support arm via the first conversion mechanism and the transmission shaft. Therefore, the weight lever having the counter weight is rotated via the second conversion mechanism. Therefore, the weight lever rotates at a position away from the endoscope, and the doctor working around the endoscope does not care. In addition, since the heavy weight lever is placed at the base end of the support arm, rattling of the support arm in the vertical direction is suppressed as compared with the case where the weight lever is placed at the tip end.
[0014]
According to a fifth aspect of the present invention, the position of the hanging bar is displaced laterally from the vertical axis, and one end of a horizontal rotating lever is rotatably supported at the lower end of the hanging bar so as to be rotatable. The other end of the lever and the other end of the slide bar parallel to the horizontal pivoting lever are rotatably supported at both ends of a pair of parallel parallel bars, respectively. A rotating shaft orthogonal to the slide bar is provided, and a holding mechanism of the endoscope is attached to a tip of the rotating shaft so as to be rotatable about an axis of the rotating shaft.
[0015]
According to the fifth aspect of the present invention, since the position of the suspension bar is not on the vertical axis and is displaced in the lateral direction from the vertical axis, the suspension bar is rotated around the vertical axis by rotating the holding arm. It is possible to make a horizontal and horizontal circular motion. Further, the orientation of the holding mechanism in the horizontal direction can be changed by rotating the one end of the horizontal rotation lever around the center. Therefore, the endoscope can be swung in the left-right direction while keeping the orientation constant. Further, with the horizontal rotation lever fixed, the slide bar parallel to the horizontal rotation lever can be slid along the longitudinal direction of the horizontal rotation lever by moving the parallel lever therebetween. Therefore, the endoscope can be moved in parallel by combining the three operations described above. Further, the holding mechanism can be rotated up and down around a rotation shaft provided in a direction orthogonal to the slide bar. In this way, the endoscope held by the holding mechanism can be oriented, moved, or rotated in any direction, so that the endoscope can be softly held in a state that fits more closely to the patient's body. can do.
[0016]
According to a sixth aspect of the present invention, in the parallel link mechanism in which the stand main body is formed by combining a pair of parallel vertical links and horizontal links, the middle part of one of the vertical links is rotated by a gantry installed on the floor. A support arm is formed by extending the upper horizontal link of the parallel link mechanism by supporting it on a moving shaft, and a vertical link as a distal end portion is pivotally supported on a connection shaft at the distal end of the support arm. A crankshaft having a horizontal support shaft located on the same horizontal line as the connection shaft and a vertical support shaft located on the same vertical line as the connection shaft is supported on the connection shaft serving as the base end, and the horizontal rotation of the crank member is achieved. The support shaft and a part of the gantry are connected by a vertical sub-link that is parallel to a straight line connecting the rotation axis of the vertical link supported by the gantry and the upper connection shaft and has the same length as the straight line. , The vertical support shaft of the crank member The upper end of the distal link is connected to a straight sub-link having the same length as the straight line connecting the connecting shaft at the distal end and the connecting shaft at the base end of the support arm, and the lower portion of the parallel link mechanism Is provided with a counterweight for canceling the rotational moment applied around the rotation axis of the parallel link mechanism and around each connection axis, and the holding arm attached to the tip link of the support arm is moved inward by the weight balance with the counterweight. It is characterized in that it can be stopped at any vertical position with the endoscope and its holding mechanism provided.
[0017]
According to the invention as set forth in
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a preferred embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the description below, the right side of FIG. 1 is described as “front side”, the left side is “rear side”, the front side of the paper (the right side when facing the front side) is “front side”, and the reverse is “back side”.
[0019]
The stand device for an endoscope according to this embodiment basically has a structure in which a mechanism for suspending and supporting an
[0020]
First, the structure of the
[0021]
A rotation axis S is set at the upper front end of the gantry 4. The
[0022]
The rotating shaft S is provided with a clutch C2 so that the
[0023]
The lower
[0024]
The upper
[0025]
The
[0026]
The
[0027]
The
[0028]
Therefore, even if the
[0029]
Next, the holding
[0030]
Since the pair of vertically rotating
[0031]
At the lower end of the
[0032]
Inside the hollow
[0033]
The lower end of the
[0034]
The lower end of the
[0035]
Front and rear swing bars 28 and 29, which are rotatable around lower ends, are supported on the back surface of the
[0036]
The upper end of the front and
[0037]
The shaft at the lower end of the front-
[0038]
The
[0039]
The position of the counter weight W2 in the
[0040]
Next, the holding
[0041]
A
[0042]
Therefore, the
[0043]
Further, even if the weight of the
[0044]
As described above, since the
[0045]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the endoscope inserted into the patient's body can be softly held by following the subtle movement of the patient's body, the doctor does not need to hold the endoscope by hand. The burden on the doctor can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a stand device for an endoscope.
FIG. 2 is a side view showing a state where a support arm of the stand device is moved up and down.
FIG. 3 is a side view showing a state where a support arm of the stand device is moved forward and backward.
FIG. 4 is an exploded side view of the stand device.
FIG. 5 is a side view showing a state in which a mechanism for transmitting weight balance is removed from a stand body.
FIG. 6 is a side view showing a mechanism in which a weight lever moves in a direction opposite to the holding mechanism up and down.
FIG. 7 is a side view showing a state where a holding mechanism is raised and a weight lever is lowered.
FIG. 8 is a side view showing a state where a holding mechanism is lowered and a weight lever is raised.
FIG. 9 is a perspective view showing a free joint.
FIG. 10 is a longitudinal sectional view showing a free joint.
FIG. 11 is a transverse sectional view showing a free joint.
FIG. 12 is a perspective view showing a mechanism for movably supporting a holding mechanism.
FIG. 13 is an exploded view showing a mechanism for movably supporting a holding mechanism.
FIG. 14 is a plan view showing a state in which the endoscope is moved linearly by the holding mechanism.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
12
Claims (6)
該保持アームに横方向に延びる上下回動バーの基端を軸支し、該上下回動バーの先端に、内視鏡の保持機構を下端に有する吊下バーを支持し、
該吊下バーの上端に、スタンド本体又は支持アームの一部に設けたカウンタウェイの重さを吊上げ方向に作用させ、該カウンタウェイトとの釣り合いにより、保持機構に保持された内視鏡を、任意の上下位置に停止可能にしたことを特徴とする内視鏡用スタンド装置。At the tip of the support arm extending laterally from the stand body, a holding arm that rotates around a vertical axis passing through the tip is attached in a downward direction,
A base end of a vertically rotating bar extending in the lateral direction is supported by the holding arm, and a suspension bar having a holding mechanism of an endoscope at a lower end is supported at a distal end of the vertically rotating bar,
At the upper end of the hanging bar, the weight of the counterway provided on a part of the stand body or the support arm is applied in the lifting direction, and the endoscope held by the holding mechanism is balanced with the counterweight, A stand device for an endoscope, which can be stopped at an arbitrary vertical position.
保持アームに垂直部を設け、該垂直部と垂直な吊下バーとを上下一対の互いに平行な上下回動バーで連結して平行リンク機構を形成したことを特徴とする内視鏡用スタンド装置。The endoscope stand device according to claim 1,
An endoscope stand device comprising: a vertical portion provided on a holding arm; and a vertical link mechanism formed by connecting the vertical portion and a vertical suspension bar with a pair of upper and lower parallel rotation bars. .
支持アームの先端部に、垂直軸線に略合致し且つカウンタウェイの重さが吊上げ方向に作用される垂直シャフトを、横方向において若干の遊びをもった状態で上下動自在に貫通させ、
吊下バーの上端と垂直シャフトの下端を連結バーにて連結すると共に、該連結バーの上端と垂直シャフトの下端とを自由継手にて連結したことを特徴とする内視鏡用スタンド装置。An endoscope stand device according to claim 1 or claim 2,
At the tip of the support arm, vertically penetrate a vertical shaft that approximately matches the vertical axis and the weight of the counterway is applied in the lifting direction, with some play in the horizontal direction,
An endoscope stand device, wherein an upper end of a suspension bar and a lower end of a vertical shaft are connected by a connecting bar, and an upper end of the connecting bar and a lower end of the vertical shaft are connected by a free joint.
支持アームの先端部付近に、垂直シャフトの垂直移動を、支持アームに沿って設けられた伝達シャフトの横方向移動に変換する第1変換機構を設け、
支持アームの基端部付近に、伝達シャフトの横方向移動を、カウンタウェイトを有するウェイトレバーの上下方向での回転運動に変換する第2変換機構を設け、
ウェイトレバーを、第2変換機構により、保持機構にて保持された内視鏡とは上下逆側へ回転させ、カウンタウェイトの重さにより、内視鏡に関連する重さを相殺して、該内視鏡を任意の上下位置に停止可能にしたことを特徴とする内視鏡用スタンド装置。An endoscope stand device according to any one of claims 1 to 3,
A first conversion mechanism for converting the vertical movement of the vertical shaft into a lateral movement of a transmission shaft provided along the support arm is provided near the distal end of the support arm,
A second conversion mechanism is provided near the base end of the support arm to convert the lateral movement of the transmission shaft into a vertical rotation of a weight lever having a counterweight,
The weight lever is rotated upside down by the second conversion mechanism with respect to the endoscope held by the holding mechanism, and the weight associated with the endoscope is canceled by the weight of the counterweight, and An endoscope stand device wherein the endoscope can be stopped at an arbitrary vertical position.
吊下バーの位置を垂直軸線から横方向に変位させ、該吊下バーの下端に、水平回動レバーの一端を回動自在に軸支し、
該水平回動レバーの他端側部分と、該水平回動レバーと平行なスライドバーの他端側部分に、平行な一対のパラレルバーの両端をそれぞれ回動自在に軸支し、
スライドバーの一端部に該スライドバーと直交する回転シャフトを設け、該回転シャフトの先端に内視鏡の保持機構を回転シャフトの軸心を中心に回転自在に設けたことを特徴とする内視鏡用スタンド装置。An endoscope stand device according to any one of claims 1 to 4,
Displace the position of the suspension bar laterally from the vertical axis, and at the lower end of the suspension bar, pivotally support one end of a horizontal rotation lever,
The other end of the horizontal rotation lever, and the other end of the slide bar parallel to the horizontal rotation lever, rotatably pivotally support both ends of a pair of parallel bars,
An endoscope wherein a rotary shaft orthogonal to the slide bar is provided at one end of the slide bar, and a holding mechanism for the endoscope is provided at the end of the rotary shaft so as to be rotatable about the axis of the rotary shaft. Mirror stand device.
スタンド本体が、
一対づつの平行な縦リンク及び横リンクを組み合わせて形成した平行リンク機構における前記一方の縦リンクの途中部分を、フロア上に設置された架台の回動軸に支持し、該平行リンク機構の上側横リンクを延長して支持アームを形成すると共に、支持アームの先端の連結軸に、先端部として垂直な先端リンクを軸支し、
該支持アームの基端となる連結軸に、該連結軸と同一の水平線上に位置する水平支軸及び連結軸と同一の垂直線上に位置する垂直支軸を有するクランク部材を軸支し、
該クランク部材の水平支軸と架台の一部とを、架台に支持された縦リンクの回動軸と上側の連結軸を結ぶ直線と平行で且つ該直線と同一の長さを有する縦サブリンクにて連結すると共に、クランク部材の垂直支軸と前記先端リンクの上端とを、支持アームの先端の連結軸と基端の連結軸を結ぶ直線と平行で且つ該直線と同一の長さを有する横サブリンクにて連結し、
平行リンク機構の下部に、平行リンク機構の回動軸周り及び各連結軸周りに加わる回転モーメントを相殺するカウンタウェイトを設け、該カウンタウェイトとの重量バランスにより、支持アームの先端リンクに取付けられた保持アームを、内視鏡及びその保持機構を備えた状態で、任意の上下位置に停止可能にしたことを特徴とする内視鏡用スタンド装置。An endoscope stand device according to any one of claims 1 to 5,
The stand body,
In the parallel link mechanism formed by combining a pair of parallel vertical links and horizontal links, an intermediate portion of the one vertical link is supported by a rotating shaft of a gantry installed on the floor, and the upper side of the parallel link mechanism is Along with forming the support arm by extending the horizontal link, a vertical end link is supported as a distal end on the connecting shaft at the distal end of the support arm,
On a connecting shaft serving as a base end of the support arm, a crank member having a horizontal supporting shaft located on the same horizontal line as the connecting shaft and a vertical supporting shaft located on the same vertical line as the connecting shaft is supported.
A vertical sub-link having a horizontal support shaft of the crank member and a part of the mount parallel to a straight line connecting a rotation axis of the vertical link supported on the mount and an upper connection shaft and having the same length as the straight line; And the vertical support shaft of the crank member and the upper end of the distal link are parallel to and the same length as the straight line connecting the connecting shaft at the distal end and the connecting shaft at the base end of the support arm. Connect with the horizontal sub link,
At the lower part of the parallel link mechanism, a counter weight for canceling the rotational moment applied around the rotation axis of the parallel link mechanism and around each connecting axis is provided, and attached to the tip link of the support arm by weight balance with the counter weight. An endoscope stand device wherein the holding arm can be stopped at an arbitrary vertical position with the endoscope and the holding mechanism provided.
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