JP2004152091A - Support device for discharge amount certification application, support program for discharge amount certification application and support method for discharge amount certification application - Google Patents

Support device for discharge amount certification application, support program for discharge amount certification application and support method for discharge amount certification application Download PDF

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一仁 佐々木
Shigeki Kunii
茂樹 国井
Tomonobu Uchida
知伸 内田
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a support device, program and method for discharge amount certification application capable of reducing the complicated labor of a gas-discharging company. <P>SOLUTION: This support device for discharge amount certification application 3 monitors the gas discharge amount discharged from the gas-discharging company who discharges greenhouse gas or a gas business place under the jurisdiction of the gas-discharging company through a communication network, carries out a gas-discharge amount application to a certification organization for the gas-discharging company, trades a discharge limit in a discharge amount trading market for trading the discharge limit, and adjusts the gas discharge amount of the gas-discharging company. This device has a discharge amount monitoring means 19 for monitoring the gas discharge amount, a certification request representative means 21 for carrying out the gas-discharge amount application to the certification organization for the gas company, and a discharge amount transaction means 49 for trading the excess or deficiency of gas discharging in the discharge amount trading market based on the certification result certificated by the certification organization. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、温室効果ガスの排出量に係わる排出枠を取り扱う排出量認証申請支援装置および排出量認証申請支援プログラムならびに排出量認証申請支援方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量に係わる排出枠を取引する排出量取引市場が活性化している。この排出量取引市場では、温室効果ガスを実際に排出しているガス排出事業者の間で、排出枠の取引を仲介する仲介業者（アウトソーシング会社）によって、排出枠の取引がなされている（例えば、特許文献１参照）。なお、排出枠は、温室効果ガスを実際に排出しているガス排出事業者が、一定期間におけるガス排出量の総和である排出量を認証する認証機関に認証申請し、国によりガス排出事業者毎に規定された排出枠と現在のガス排出量との過剰または不足分によって生じる権利である。
【０００３】
【特許文献１】
特開２００１−３３８０２８号公報（段落３９〜段落４６、図１）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、排出量取引市場で取引される排出枠を算出する元となる排出量を認証する認証機関の認証を得なければ、各ガス排出事業者は、排出枠を取り扱うことができない。また、認証機関の認証申請をするためには、各ガス排出事業者は実際のガス排出量は計測しなければならない。このため、現在の排出量取引では、ガス排出事業者にとって、認証機関への認証申請、ガス排出量の計測等の手間がかかるという問題がある。
【０００５】
そこで、本発明の目的は前記した従来の技術が有する課題を解消し、ガス排出事業者の煩雑な手間を軽減することができる排出量認証申請支援装置および排出量認証申請支援プログラムならびに排出量認証申請支援方法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するため、本発明は、各ガス排出事業者のガス排出量、または、各ガス排出事業者が管轄するガス排出事業所単位のガス排出量をモニタリングし、このモニタリングした結果に基づき、ガス排出事業者単位で纏めて認証機関に対し認証申請し、認証結果の報告をガス事業者に行う、または、認証機関にて認証された認証結果である一定期間におけるガス排出量の総和である排出量と、現在のガス排出量との差分を取引する排出量認証申請支援装置および排出量認証申請支援プログラムならびに排出量認証申請支援方法である。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
この実施の形態における説明の順序について述べると、まず、図１〜図３を参照して排出量認証申請支援システムの構成を説明し、続いて、図４を参照して、排出量認証申請支援装置の入力情報（ＩＮＰＵＴ）と出力情報（ＯＵＴＰＵＴ）とについて説明し、図５、図６に示すシーケンスチャートを参照して、排出量認証申請支援システムの動作を説明する。そして、図７〜図１５に示すフローチャートを参照して、排出量認証申請支援装置の各構成の動作を説明し、図１６、図１７を参照して、ユーザ端末に表示される表示画面の構成例について説明する。
【０００８】
なお、参照する各図面および実施形態の説明において、二酸化炭素等の化学式はＣＯ２といったように簡略化して（下付き文字を使用せずに）記載することとする。
【０００９】
（排出量認証申請支援システムの構成）
図１は排出量認証申請支援システムのブロック図である。この図１を参照して排出量認証申請支援システムの構成を説明する（適宜、図２、図３を参照）。図１に示すように、排出量認証申請支援システム１は、各ガス排出事業者（例えば、製造工場、ビルまたはオフィス等）が排出する温室効果ガスのガス排出量をモニタリングし、このモニタリングの結果に基づいて認証機関に認証申請するものである。また、この認証機関で認証された（設定された）温室効果ガスのガス排出量（排出量）と、予め割り当てられている排出枠とに基づいて、認証されたガス排出量の余剰分または不足分を取り扱う権利である排出枠を排出量取引市場等で取引するものである。
【００１０】
この排出量認証申請支援システム１は、外部業務委託会社であるアウトソーシング会社が使用（管理）する排出量認証申請支援装置３と、ガス排出事業者が使用（管理）しているユーザ端末５と、認証機関に備えられている認証機関サーバ７と、ガス排出量の権利（排出枠）を取り扱っている排出量取引市場サーバ９と、他のアウトソーシング会社が使用（管理）する第三者機関サーバ１１とを備えており、排出量認証申請支援装置３に通信ネットワークを介してそれぞれのものが接続されている。
【００１１】
排出量認証申請支援装置３は、各ガス排出事業者から依頼を受けたアウトソーシング会社が管理する装置であり、ガス排出量の監視、認証機関への認証申請手続き、排出量取引市場における排出枠の取引を担うもので、モニタリング認証申請部１３と、排出量取引部１５とを備えている。
【００１２】
モニタリング認証申請部１３は、各ガス排出事業者のガス排出量をモニタリングし、認証機関に認証申請するもので、活動量データ収集手段１７と、排出量モニタリング手段１９と、認証依頼代行手段２１と、認証結果受付手段２３と、認証結果報告手段２５と、活動量ＤＢ２７と、排出係数ＤＢ２９と、事業者情報ＤＢ３１と、モニタリング報告ＤＢ３３と、認証依頼書ＤＢ３５と、認証前排出量ＤＢ３７と、認証後排出量ＤＢ３９と、認証結果報告書ＤＢ４１とを備えている。なお、各手段１７〜２５は、排出権取引認証申請装置３の主制御部（図示せず）に展開しているプログラムとみなすことができるものである。
【００１３】
活動量データ収集手段１７は、通信ネットワークを介して、ユーザ端末５（各ガス排出事業者が管理するもの）からガス排出量のモニタリング依頼を受信すると共に、ガス排出事業者毎に活動量データ、すなわち、各種燃料（ガス、石油等）の使用量、ガス排出事業者で使用している自動車等の走行距離、消費電力量等を収集するものである。この活動量データは、温室効果ガスのガス排出量を算出する根拠となるものであり、収集された活動量データは、活動量ＤＢ２７に記憶されると共に、排出量モニタリング手段１９に入力される。
【００１４】
なお、この活動量データ収集手段１７における活動量データの収集方法は、以下に説明する二通りの方法がある。一つ目の方法は、通信ネットワークを介して、ガス排出事業者が管理するユーザ端末５に備えられている表示画面に活動量データ入力画面（詳細は後記する）を提示し、この入力画面を通じて活動量データを収集（取得）するものである。二つ目の方法は、ガス排出事業者に計測機器を設置し、この計測機器によって計測された計測データに基づいて自動的にガス排出量を把握する、または、電力会社の送電網を活用することで、自動的に電気等の消費電力量（活動量データ）を収集するものである。なお、この活動量データ収集手段１７が特許請求の範囲の請求項に記載した活動量データ入力手段に相当するものである。
【００１５】
排出量モニタリング手段１９は、ガス排出事業者毎の事業者ＩＤ、事業者名称等が記憶されている事業者情報ＤＢ３１から当該ガス排出事業者情報と、温室効果ガス毎の排出係数が記憶されている排出係数ＤＢ２９から排出係数とを取得し、活動量データ収集手段１７にて収集された活動量データに基づいて、モニタリング依頼してきたガス排出事業者のガス排出量をモニタリング（計測、監視）し、このモニタリングした結果であるモニタリング報告を、モニタリング報告ＤＢ３３、認証依頼代行手段２１および認証前排出量ＤＢ３７と、通信ネットワークを介してユーザ端末５と、に出力するものである。
【００１６】
一般的に、このガス排出量のモニタリングは、温室効果ガスを排出する原因となる電力、ガス、石油、化学物質等の活動量（使用量）に、所定の係数を乗算してガス排出量を算出するものである。なお、温室効果ガスは、二酸化炭素、メタン、亜鉛化窒素等の種々のガスであり、通常、温室効果ガスのガス排出量は、二酸化炭素（ＣＯ２）の換算量で表されることが多いものである。
【００１７】
ここで、ガス排出量の基本的な考え方について説明する。一般にガス排出量の算定に当たっては、第一に、科学的であること、すなわち、正確であること（排出の実態に即していること）、透明性があること（第三者による検証が可能なこと）、包括的であること（すべての分野からの排出を対象としていること）が求められるほか、第二に、効率的であること（算定にかかる費用対効果が優れていること）、第三に、公平であること（温室効果ガスを排出する各主体が公平に排出量の算定の対象となること）が求められている。
【００１８】
こういった基本的な考え方に則ると共に、この排出量モニタリング手段１９は、京都議定書第５条２項及び第３回締約国会議（ＣＯＰ３）決定２におけるＩＰＣＣガイドラインに従った以下の排出量の算定式に基づいて、ガス排出量を算出するものである。なお、ここで記載した算定式は、国内および世界でも確立されていないため、この排出量モニタリング手段１９は、締約国会議（ＣＯＰ３）決定２以降に国等によって定められた算定式を使用することとする。
（各温室効果ガス排出量）＝Σ｛（活動量データ）×（排出係数）｝・・・（１）
【００１９】
つまり、この排出量モニタリング手段１９は、活動量データに排出係数を乗算した総和である温室効果ガスの排出量（ガス排出量）と、ガス排出事業者情報とを併記したモニタリング報告を生成し、このモニタリング報告をモニタリング報告ＤＢ３３、認証依頼代行手段２１、認証前排出量ＤＢ３７およびユーザ端末５に出力するものである。すなわち、排出量モニタリング手段１９には、モニタリング報告をユーザ端末５に通知する機能であるモニタリングガス排出量通知手段（図示せず）が備えられている。
【００２０】
認証依頼代行手段２１は、排出量モニタリング手段１９またはモニタリング報告ＤＢ３３から入力されたモニタリング報告に基づいて、認証機関に申請する認証依頼書を生成し、当該認証機関が管理する認証機関サーバ７に当該認証依頼書を送信するものである。なお、この認証依頼代行手段２１が特許請求の範囲の請求項に記載した許容排出量申請代行手段に相当するものである。
【００２１】
認証結果受付手段２３は、認証機関が管理する認証機関サーバ７から送信された認証結果を受信し、認証結果報告手段２５および認証後排出量ＤＢ３９に出力するものである。認証結果は、各ガス排出事業者が実際に排出したガス排出量について、認証機関において認証されたものである。ちなみに、排出枠は、認証前に国等により、各ガス排出事業者に割り当てられた、一定期間に排出許可された温室効果ガスの排出量である。
【００２２】
認証結果報告手段２５は、認証前排出量ＤＢ３７に記憶されているモニタリング報告と、認証結果受付手段２３から出力された認証結果とを併記した認証結果報告（認証済排出量）を、認証結果報告書ＤＢ４１および排出量取引部１５（後記する余剰／不足分排出枠ＤＢ５１）と、通信ネットワークを介してユーザ端末５と、に出力するものである。
【００２３】
活動量ＤＢ２７は、活動量データ収集手段１７で収集された活動量データを記憶するものである。この活動量データには、事業者情報である事業者名、事業者ＩＤ、事業所名および事業所ＩＤと、ボイラ、焼却炉等の温室効果ガスの排出源と、石炭、石油（石油製品）、ガス等の使用している燃料と、購入燃料量、消費燃料量、排出量測定値等の活動データと、活動量とが含まれている。
【００２４】
排出係数ＤＢ２９は、排出源と使用された燃料とに基づいて各排出ガス（二酸化炭素、メタン）に設定された排出係数のデータベースであり、この排出係数ＤＢ２９の具体例を図２（ａ）に示す。この図２（ａ）に示すように、排出係数ＤＢ２９は、“ＣＯ２”、“ＣＨ４”等のガス名を示した「排出ガス」と、“燃料の使用”、“アンモニア製造”、“ボイラー”等の排出ガスを生成した原因を示した「排出源」と、“原料炭”、“石炭”、“木材”等の燃料の名称を示した「燃料名」と、“ｋｇ ＣＯ２／ｋｇ”、“ｋｇ ＣＨ４／ｋｇ”等の排出ガスの単位を示した「単位」と、“２．６４”、“２．４０”、“０．０００８２”等の排出ガスを温室効果ガスに換算する「排出係数」とを関連付けて記憶しているものである。
【００２５】
事業者情報ＤＢ３１は、ガス排出事業者の個別の情報である事業者情報のデータベースであり、この事業者情報ＤＢ３１の具体例を図２（ｂ）に示す。この図２（ｂ）に示すように、事業者情報ＤＢ３１は、“Ａ１００”、“Ａ２００”等の事業者を識別するための識別子を示した「事業者ＩＤ」と、“（株）ＡＡＡ”、“ＢＢＢ”等の事業者の名称を示した「事業者名称」と、“Ａ００−０１”、“Ａ１００−０２”等の事業所を識別するための識別子を示した「事業所ＩＤ」と、“○○工場”、“Ａ事業所”、“ＢＢＢ”等の事業所の名称を示した「事業所名称」と、“ボイラー”、“タービン”、“燃焼炉”等の各事業所の設備を示した「設備源」と、“Ａ１００−０１．ｔｉｆ”、“Ａ１００−０２．ｔｉｆ”、“Ａ２００．ｔｉｆ”等の各事業所の設備図面を示した「資料（設備図面）」とを関連付けて記憶しているものである。
【００２６】
モニタリング報告ＤＢ３３は、排出量モニタリング手段１９にて生成された、活動量データに排出係数を乗算した総和である温室効果ガス排出量（ガス排出量）と、ガス排出事業者情報とを併記したモニタリング報告のデータベースである。
【００２７】
認証依頼書ＤＢ３５は、認証依頼代行手段２１で生成された認証依頼書のデータベースであり、認証依頼書には、排出量モニタリング手段１９で生成されたモニタリング報告に基づき、一定期間におけるガス排出量の認証を要求する内容が記載されている。
【００２８】
認証前排出量ＤＢ３７は、認証機関で認証される前の排出ガスのデータベースであり、排出量モニタリング手段１９で生成されたモニタリング報告から抽出された各排出ガスの排出量と、この抽出された各排出ガスに排出係数を乗算し二酸化炭素の排出量に換算した総排出量とを記憶しているものである。
【００２９】
認証後排出量ＤＢ３９は、認証機関に備えられている認証機関サーバ７からの認証結果（排出量）のデータベースであり、認証結果（排出量）から抽出された各排出ガスの排出量と、この抽出された各排出ガスに排出係数を乗算し二酸化炭素の排出量に換算した総排出量とを記憶しているものである。なお、認証前排出量ＤＢ３７または認証後排出量ＤＢ３９の具体例を図３（ａ）に示す。
【００３０】
この図３に示すように、認証前排出量ＤＢ３７または認証後排出量ＤＢ３９は、“Ａ１００−０１”、“Ａ２００”等の事業所を識別するための識別子を示した「事業者ＩＤ（事業所ＩＤ）」と、“２００，０００”、“３５，０００”等の二酸化炭素の排出量（重量）を示した「ＣＯ２排出量（ｔ−ＣＯ２）」と、“１６，０００”、“２，０００”等のメタンの排出量（重量）を示した「ＣＨ４排出量（ｔ−ＣＯ２）」と、“１３，０００”、“２，０００”等の亜酸化窒素の排出量（重量）を示した「Ｎ２Ｏ排出量（ｔ−ＣＯ２）」と、“５，０００”、“１，０００”等のハイドロフルオロカーボンの排出量（重量）を示した「ＨＦＣ排出量（ｔ−ＣＯ２）」と、“３，０００”、“１，０００”等のパーフルオロカーボンの排出量（重量）を示した「ＰＦＣ排出量（ｔ−ＣＯ２）」と、“３，０００”、“５００”等の六フッ化硫黄の排出量（重量）を示した「ＳＦ６排出量（ｔ−ＣＯ２）」と、“２４０，０００”、“４１，５００”等の二酸化炭素に換算した各ガス排出事業者の総排出量を示した「総排出量（ｔ−ＣＯ２）」とを関連付けて記憶しているものである。
【００３１】
認証結果報告書ＤＢ４１は、認証前排出量ＤＢ３７に記憶されているモニタリング報告と、認証結果受付手段２３から出力された認証結果とを併記した認証結果報告（認証済排出量）のデータベースで、当該認証結果報告（認証済排出量）と、当該認証結果報告（認証済排出量）を認証結果報告手段２５でユーザ端末５に送信した時刻情報とを関連付けて記憶しているものである。
【００３２】
排出量取引部１５は、国等によって設定された排出枠と認証機関によって認証されたガス排出量とに応じて、余剰分または不足分のガス排出量（取り扱う権利である排出権）を取引するもので、取引依頼受付手段４３と、取引相手検索手段４５と、排出量取引相手決定手段４７と、排出量取引手段４９と、余剰／不足分排出枠ＤＢ５１とを備えている。なお、各手段４３〜４９は、排出量認証申請支援装置３の主制御部（図示せず）に展開しているプログラムとみなすことができるものである。
【００３３】
取引依頼受付手段４３は、通信ネットワークを介して、各ガス排出事業者が管理するユーザ端末５に備えられている表示画面に希望取引条件データ入力画面（詳細は後記する）を提示し、この入力画面を通じて、ユーザ端末５から希望取引条件データ（排出量取引依頼）を受信するものである。
【００３４】
取引相手検索手段４５は、取引依頼受付手段４３にて受信した希望取引条件データと、余剰／不足分排出枠ＤＢ５１から認証結果報告（認証済排出量）とに基づいて、余っているガス排出量（余剰分排出枠）と不足しているガス排出量（不足分排出枠）とを算出し、余剰分排出枠を提供できる（売ることができる）取引相手または不足分排出枠を補充できる（買うことができる）取引相手を、ユーザ端末５を管理している他のガス排出事業者、または、他のアウトソーシング会社が管理している第三者機関サーバ１１に登録されている（記憶されている）ガス排出枠取扱者（他のガス排出事業者を含む）の中で検索するものである。この取引相手検索手段４５で検索された取引相手（通常、複数存在する）は取引先候補群として、排出量取引相手決定手段４７に出力される。なお、余剰分排出枠および不足分排出枠が特許請求の範囲の請求項に記載した取引対象ガス排出量に相当するものである。
【００３５】
また、希望取引条件データは、「購入」または「売却」のいずれかであり、「購入」は、ガス排出事業者が不足分排出枠の購入を希望するものであり、「売却」は、ガス排出事業者が余剰分排出枠の売却を希望するものである。また、ガス排出量取扱者は、他のガス排出事業者を含み、ガス排出量を売買する（取り扱う）権利（排出枠）を専門に扱うものである。
【００３６】
排出量取引相手決定手段４７は、取引相手検索手段４５で検索された取引候補先群の中から、実際に排出枠を取引する相手（排出量取引相手）を決定するものである。この排出量取引相手決定手段４７では、希望取引条件データに含まれている取引条件に基づいて、取引交渉がなされ、最も取引条件が適合した取引相手（取引先）が取引先候補群から決定される。
【００３７】
この排出量取引相手決定手段４７で決定された取引相手（取引先）、すなわち、他のガス排出事業者が管理するユーザ端末５または排出量取引市場に備えられている排出量取引市場サーバ９に対し、通信ネットワークを介して希望取引条件データ（排出量取引依頼）が送信される。また、取引依頼受付手段４３に希望取引条件データを送信した（排出量取引依頼をした）ガス排出事業者が管理するユーザ端末５に対しては、排出量取引先提案（取引先候補群の一覧表の提示）がなされる。
【００３８】
この排出量取引相手決定手段４７における取引交渉は、排出量取引市場において、互いに送信している希望取引条件データ（排出量取引依頼）を比較することにより、希望取引条件データを摺り合わせて行われるものであり、このため、条件が整うまで、何度も、ユーザ端末５から排出量認証申請支援装置３に希望取引条件データを送信することによって行われるものである。
【００３９】
排出量取引手段４９は、ユーザ端末５（５ａ）から送信された排出量取引確認に基づいて、排出量取引市場に備えられている排出量取引市場サーバ９、または、他のガス排出事業者が管理しているユーザ端末５（５ｂ）に対して、排出量取引を行うものである。また、この排出量取引手段４９は、排出量取引に関する会計処理報告を行うものである。
【００４０】
余剰／不足分排出枠ＤＢ５１は、排出量モニタリング手段１９にてモニタリングされたモニタリング報告と、認証結果受付手段２３から出力された認証結果とを併記した認証結果報告（認証済排出量）に基づいた余剰分または不足分の排出枠のデータベースで、この余剰／不足分排出枠ＤＢ５１の具体例を図３（ｂ）に示す。
【００４１】
この図３（ｂ）に示すように、余剰／不足分排出枠ＤＢ５１は、“Ａ１００”、“Ａ２００”等の事業者（所）を識別するための識別子を示した「事業者（所）ＩＤ」と、“３１０，０００”、“５０，０００”等の各ガス排出事業者の排出枠を示した「排出枠（ｔ−ＣＯ２）」と、“３３１，０００”、“４１，５００”等の各ガス排出事業者の現在排出量を示した「現在排出量（ｔ−ＣＯ２）」と、“▲２１，０００”、“８５００”等の余っているまたは不足しているガス排出量を示した「余剰／不足分（ｔ−ＣＯ２）」とを関連付けて記憶しているものである。
【００４２】
ユーザ端末５は、各ガス排出事業者に備えられているパーソナルコンピュータ等であって、排出量認証申請支援装置３の活動量データ収集手段１７による活動量データ入力画面や、取引依頼受付手段に４３による希望取引条件データ入力画面を表示する表示部（図示せず）や、これらの活動量データ入力画面および希望取引条件データ入力画面にデータを入力する入力手段（図示せず）を備えている。
なお、図１では、ガス排出事業者の端末であるユーザ端末５ａ（事業者の管理する端末）１個と、ユーザ端末５ｂ（各事業所にある端末）１個の合計２個しか図示していないが、実際には多数のユーザ端末５ｂ（場合によってはユーザ端末５ａも多数）が存在している。
【００４３】
また、ユーザ端末５ａ、ユーザ端末５ｂには、計測機器５ｃが接続されており、この計測機器５ｃは、自動的に活動量データを計測したり、電力会社の送電網を活用して電気使用量を計測したりするものである。
【００４４】
認証機関サーバ７は、認証機関に備えられており、排出量認証申請支援装置３との間で、認証依頼書および認証結果を送受信するもので、認証依頼書の提出（受信）によって、ガス排出事業者が一定期間中に、実際に排出したガス排出量について、このガス排出量が正確（妥当）であるかを認証するものである。すなわち、この認証したガス排出量を認証結果として、排出量認証申請支援装置３に返信（送信）するものである。
【００４５】
排出量取引市場サーバ９は、排出量取引市場に備えられており、当該排出量取引市場を統括的に管理するもので、排出量認証申請支援装置３との間で、排出量取引依頼に基づいて、排出量取引を仲介する役割を果たすものである。
【００４６】
第三者機関サーバ１１は、他のアウトソーシング会社に備えられているもので、実質的には排出量認証申請支援装置３の排出量取引部１５と同様の構成であり、余剰／不足分排出枠ＤＢ１１ａを備えている。この余剰／不足分排出枠ＤＢ１１ａには、取引可能な余剰分排出枠または不足分排出枠が記憶されている。なお、この第三者機関サーバ１１には、ガス排出枠取扱者（他のガス排出事業者を含む）が登録されている（記憶されている）。この第三者機関サーバ１１と排出量認証申請支援装置３との間において、種々の情報が共有され（図１中、情報共有）、円滑に余剰分排出枠または不足分排出枠の取引がなされる。
【００４７】
（排出量認証申請支援装置の入力情報と出力情報について）
次に、図４を参照して、排出量認証申請支援装置３の入力情報（ＩＮＰＵＴ）および出力情報（ＯＵＴＰＵＴ）と、認証機関サーバ７の入力情報（ＩＮＰＵＴ）および出力情報（ＯＵＴＰＵＴ）とについて説明する（適宜、図１参照）。図４は、排出量認証申請支援装置３のＩＮＰＵＴおよびＯＵＴＰＵＴと、認証機関サーバ７のＩＮＰＵＴおよびＯＵＴＰＵＴとを一覧表に示した説明図である。
【００４８】
この図４には、４個の項目（動作）、すなわち、「モニタリング依頼」、「認証依頼」、「排出量取引依頼」、「排出量取引確認」が列記されており、これらの項目（動作）に関連する（を処理する）主体と、入力情報（ＩＮＰＵＴ）と出力情報（ＯＵＴＰＵＴ）とが記載されている。
【００４９】
「モニタリング依頼」をする主体はユーザ（ガス排出事業者、ユーザ端末５）であり、排出量認証申請支援装置３への入力情報（ＩＮＰＵＴ）は、排出の原因となる排出源の分類、排出源に使用される（または、使用された）燃料名、活動量に用いた理由、活動量の値であり、これらの入力情報（ＩＮＰＵＴ）は、排出量認証申請支援装置３の活動量データ収集手段１７で処理されるものである。また、排出量認証申請支援装置３からの出力情報（ＯＵＴＰＵＴ）は、排出量モニタリング手段１９で処理された排出量モニタリング報告書（モニタリング報告）、認証結果報告手段２５で処理された認証結果における排出量報告書である。
【００５０】
「認証依頼」をする主体は、アウトソーシング会社（排出量認証申請支援装置３）であり、認証機関サーバ７への入力情報（ＩＮＰＵＴ）は、排出量認証申請支援装置３の認証依頼代行手段２１で生成された排出量の認証依頼書である。また、認証機関サーバ７からの出力情報（ＯＵＴＰＵＴ）は、認証結果であり、排出量認証申請支援装置３の認証結果受付手段２３で処理されるものである。
【００５１】
「排出量取引依頼」をする主体は、ユーザ（ガス排出事業者、ユーザ端末５）であり、排出量認証申請支援装置３への入力情報（ＩＮＰＵＴ）は、購入／売却、１ｔ−ＣＯ２当たりの当たりの取引希望単価、取引希望排出量取引条件であり、これらの入力情報（ＩＮＰＵＴ）は、排出量認証申請支援装置３の取引受付手段４３で処理されるものである。また、排出量認証申請支援装置３からの出力情報（ＯＵＴＰＵＴ）は、排出量取引相手決定手段４７で処理された取引先、１ｔ−ＣＯ２当たりの取引希望単価、取引可能排出量取引条件である。
【００５２】
「排出量取引確認」をする主体は、ユーザ（ガス排出事業者、ユーザ端末５）であり、排出量認証申請支援装置３への入力情報（ＩＮＰＵＴ）は、排出量取引の希望の有無通知であり、排出量認証申請支援装置３の排出量取引手段４９で処理されるものである。また、排出量認証申請支援装置３からの出力情報（ＯＵＴＰＵＴ）は、排出量取引手段４９で処理された排出量取引に関する会計処理報告である。
【００５３】
この排出量認証申請支援装置３によれば、モニタリング認証申請部１３の排出量モニタリング手段１９で各ガス排出事業所のガス排出量がモニタリングされる。続いて、認証依頼代行手段２１で、認証機関（認証機関サーバ７）に対し認証依頼書による認証の申請がなされる。そして、排出量取引部１５の取引相手検索手段４５で、認証機関にて認証された認証結果と、国等により規定された排出枠との差分である余剰分排出枠または不足分排出枠を取引可能な取引相手が検索される。その後、排出量取引手段４９で余剰分排出枠または不足分排出枠の取引がなされる。このため、ガス排出事業者は、排出量認証申請支援装置３にのみ通信ネットワーク（ネットワーク）を介してアクセスし、依頼（モニタリング依頼、排出量取引依頼）をすれば、認証機関への申請から、排出枠の取引、会計処理報告までなされるので、ガス排出事業者の煩雑な手間を大幅に軽減することができる。
【００５４】
また、排出量認証申請支援装置３の排出量モニタリング手段１９のモニタリングガス排出量通知手段（図示せず）で、モニタリングされたガス排出量がガス排出事業者に通知されるので、ガス排出事業者は、自ら、ガス排出量をモニタリング（計測）する必要がなくなり、当該ガス排出事業者の煩雑な手間を軽減することができる。
【００５５】
さらに、排出量取引部１５の排出量取引手段４９で、排出量取引市場以外の第三者機関である他のアウトソーシング会社が管理している第三者機関サーバ１１との間で取引がなされるので、取引条件の適合した多数の取引先と余剰分排出枠または不足分排出枠の取引することができる。
【００５６】
さらにまた、活動量データ収集手段１７で、温室効果ガスの原因となる活動量データが入力される。または、ユーザ端末５の計測機器５ｃによって自動的に活動量データが計測される。この活動量データに基づいて、排出量モニタリング手段１９でガス排出量が算出されるので、ガス排出事業者は、活動量データを入力するだけで、自ら、ガス排出量をモニタリング（計測）する必要がなくなり、当該ガス排出事業者の煩雑な手間を軽減することができる。
【００５７】
（排出量認証申請支援システムの動作）
次に、図５、図６に示すシーケンスチャートを参照して、排出量認証申請支援システム１の動作を説明する。
【００５８】
まず、ユーザであるガス排出事業者において、電力、ガス、石油、化学物質等の活動量（購入量や使用量等）が調査される（Ａ１）。そして、調査された電力、ガス、石油、化学物質等の活動量がアウトソーシング会社に報告される（Ａ２）。つまり、アウトソーシング会社に備えられている排出量認証申請支援装置３の活動量データ収集手段１７によってユーザ端末５の表示部（図示せず）に活動量データ入力画面が表示され、この画面に電力、ガス、石油、化学物質等の活動量が入力され、通信ネットワークを介して送付される。
【００５９】
すると、アウトソーシング会社に備えられている排出量認証申請支援装置３の活動量データ収集手段１７で活動量（購入量や使用量等）のデータが収集される（Ｂ１）。そして、この活動量データ収集手段１７で収集されたデータと、排出係数ＤＢ２９に記憶されている排出係数とに基づいて、事業者情報ＤＢ３１に記憶されているガス排出事業者毎の温室効果ガス（温暖化効果ガス）の排出量が排出量モニタリング手段１９で計算される（Ｂ２）。この排出量モニタリング手段１９で計算された排出量モニタリングデータが含まれているモニタリング報告（排出量モニタリング報告書）が認証依頼代行手段２１、モニタリング報告ＤＢ３３および認証前排出量ＤＢ３７に出力されると共に、通信ネットワークを介してユーザ端末５に送信される（Ｂ３）。
【００６０】
ユーザ端末５は、排出量認証申請支援装置３の排出量モニタリング手段１９から送信されたモニタリング報告（排出量モニタリング報告書）を受信（受付）し（Ａ３）、図示を省略した記憶部に記憶する。
【００６１】
また、排出量認証申請支援装置３では、モニタリング報告（排出量モニタリング報告書）に基づいて、ガス排出事業者が所望する温室効果ガスの排出量について、認証依頼代行手段２１で認証依頼申請書が作成され、認証機関に備えられている認証機関サーバ７に当該認証依頼申請書が通信ネットワークを介して送信（代行申請）される（Ｂ４）。
【００６２】
すると、認証機関に備えられている認証機関サーバ７では、受信した認証依頼申請書に基づいて、排出量の認証を行って（Ｃ１）、この認証結果である排出量の認証の報告を、通信ネットワークを介して、排出量認証申請支援装置３の認証結果受付手段２３に送信する（Ｃ２）。
【００６３】
そして、排出量認証申請支援装置３では、認証された排出量の連絡（報告）を認証結果受付手段２３で受信（受付）する（Ｂ５）。続いて、ユーザである各ガス排出事業者に割り当てられた排出枠と、認証された排出量とに基づいて、余剰分排出枠／不足分排出枠が認証結果報告手段２５で算出される（Ｂ６）。また、ガス排出量の認証結果と、余剰分排出枠／不足分排出枠に基づいて、認証結果報告書（認証済排出量）が作成される（Ｂ７）。この認証結果報告書が通信ネットワークを介して、ユーザ端末５に送信される（Ｂ８）。すると、ユーザ端末５では、認証結果報告書が受信（受付）される（Ａ４）。
【００６４】
これより、図６に示すシーケンスチャートに基づいて説明する。
まず、アウトソーシング会社の排出量認証申請支援装置３では、認証機関への排出量の認証依頼代行の結果である認証結果報告書（認証済排出量、排出量認証結果）をユーザ端末５に送信する（Ｂ９）。すると、ユーザ端末５では、この認証結果報告書（認証済排出量、排出量認証結果）を受信（受付）し（Ａ５）、認証結果報告書に記載されている認証結果報告から導き出される余剰分排出枠または不足分排出枠について、排出量取引が排出量認証申請支援装置３に対して依頼される（Ａ６）。
【００６５】
そして、排出量認証申請支援装置３では、ユーザ端末５から通信ネットワークを介して依頼された排出量取引を、取引依頼受付手段４３で受け付ける（Ｂ１０）。続いて、他のユーザであるガス排出事業者の余剰分排出枠または不足分排出枠のデータから排出量取引の最適な取引先候補となる他のユーザ（ユーザ端末５）が取引相手検索手段４５で検索される（Ｂ１１）。
【００６６】
他のユーザであるガス排出事業者から取引先候補が検索されたかどうかが判断され（Ｂ１２）、他のユーザであるガス排出事業者から取引先候補が検索されたと判断された場合（Ｂ１２、Ｙｅｓ）には、取引先候補と排出量取引の交渉が排出量取引相手決定手段４７で行われる（Ｂ１３、Ｄ１）。また、他のユーザであるガス排出事業者から取引先候補が検索されたと判断されなかった場合（Ｂ１２、Ｎｏ）には、排出量取引市場に備えられている排出量取引市場サーバ９にアクセスし、排出量取引市場における取引先候補と排出量取引の交渉が排出量取引相手決定手段４７で行われる（Ｂ１４、Ｅ１）。
【００６７】
そして、排出量認証申請支援装置３の排出量取引相手決定手段４７による排出量取引交渉の結果、最適な排出量取引先候補が選択される（Ｂ１５）。すると、排出量取引手段４９でユーザ端末５に取引内容の確認がなされ（Ｂ１６、Ａ７）、ユーザ端末５で、取引内容の確認報告が通信ネットワークを介して、排出量認証申請支援装置３の排出量取引相手決定手段４７になされる（Ａ８）。
【００６８】
この取引内容の確認報告が排出量取引相手決定手段４７で受け付けられる（受信される）（Ｂ１７）と、排出枠の取引を行うかどうかが判断される（Ｂ１８）。排出枠の取引を行うと判断された場合（Ｂ１８、Ｙｅｓ）には、排出量取引手段４９で、他のユーザであるガス排出事業者か排出量取引市場における取引先との間で排出量取引がなされる（Ｂ１９、Ｄ２、Ｅ２）。その後、排出量取引手段４９で、排出量取引の結果や会計処理等の報告書が作成され（Ｂ２０）、通信ネットワークを介して、ユーザ端末５に送信され、この送信された排出量取引の結果や会計処理等の報告書がユーザ端末５で受信される（Ａ９）。
【００６９】
（排出量認証申請支援装置の各構成の動作）
次に、図７〜図１５に示したフローチャートを参照して、排出量認証申請支援装置３の各構成の動作を説明する（適宜、図１参照）。
【００７０】
［活動量データ収集手段の動作］
まず、図７に示すフローチャートを参照して、活動量データ収集手段１７の動作を説明する。温室効果ガスの排出源における燃料等の活動量（購入量や使用量等）をユーザ端末５のユーザが手入力で行うかどうかが判断される（Ｓ１）。活動量をユーザ端末５のユーザが手入力で行うと判断された場合（Ｓ１、Ｙｅｓ）には、活動量データ入力画面がユーザ端末５の表示部（図示せず）に表示される（Ｓ２）。
【００７１】
なお、活動量をユーザ端末５のユーザが手入力で行うと判断されなかった場合（Ｓ１、Ｎｏ）には自動的に入力される（読み込まれる）と判断され、温室効果ガスの排出源における燃料等の活動量データが読み込まれ、活動量ＤＢ２７に格納（記憶）される（Ｓ３）。
【００７２】
［排出量モニタリング手段の動作］
次に、図８に示すフローチャートを参照して、排出量モニタリング手段１９の動作を説明する。
まず、排出量モニタリング手段１９で、活動量データ収集手段１７で収集した活動量（購入量や使用量等）と、事業者ＤＢ３１に記憶されている温室効果ガスの排出源とに基づいて、排出量算定方法が決定される（Ｓ１１）。続いて、排出量算定方法に排出係数を用いた算定方法であるかどうかが判断される（Ｓ１２）。排出係数を用いた算定方法であると判断された場合（Ｓ１２、Ｙｅｓ）、算定方式であるとされ、排出源、燃料、活動量に基づいて、排出係数ＤＢ２９に記憶されている排出係数が特定される（Ｓ１３）。なお、排出係数を用いた算定方法であると判断されなかった場合（Ｓ１２、Ｎｏ）、実測方式であるとされる。
【００７３】
そして、この排出量モニタリング手段１９で、排出源、燃料、活動量に基づいて、温室効果ガスのガス排出量が算出される（Ｓ１４）。ここで、認証前排出量ＤＢ３７が参照され、この認証前排出量ＤＢ３７に同ガス排出事業者の同事業所のガス排出量（排出量データ）が存在する場合には読み込まれて、Ｓ１４にて算出したガス排出量が加算され、更新されたガス排出量として認証前排出量ＤＢ３７に格納（記憶）される（Ｓ１５）。
【００７４】
さらに、認証前排出量ＤＢ３７から同ガス排出事業者の全事業所のガス排出量（排出量データ）が読み込まれて、同ガス排出事業者のガス排出量の総和（総排出量）が算出され、認証前排出量ＤＢ３７に格納（記憶）される（Ｓ１６）。その後、同事業所および同ガス排出事業者のガス排出量および総排出量の報告書が作成され、モニタリング報告（モニタリング情報）としてモニタリング報告ＤＢ３３に格納（記憶）されると共に、ガス排出事業者のユーザ端末５に通信ネットワークを介して、送信される（Ｓ１７）。
【００７５】
［認証依頼代行手段の動作］
次に、図９に示すフローチャートを参照して、認証依頼代行手段２１の動作を説明する。
まず、認証依頼代行手段２１では、モニタリング報告ＤＢ３３から認証依頼する全ガス排出事業者の総排出量が読み込まれる（Ｓ２１）。続いて、認証依頼書が作成され、この作成された認証依頼書が認証依頼書ＤＢ３５に格納（記憶）される（Ｓ２２）。
【００７６】
そして、認証依頼書によって、認証機関に備えられている認証機関サーバ７に排出量の認証が依頼される（Ｓ２３）。
【００７７】
［認証結果受付手段の動作］
次に、図１０に示すフローチャートを参照して、認証結果受付手段２３の動作を説明する。
認証機関に備えられている認証機関サーバ７から送信された温室効果ガスのガス排出量の認証結果が受け取られる（受信される）（Ｓ３１）。認証後排出量ＤＢ３９から同ガス排出事業者の総排出量（総排出量データ）と、同ガス排出事業者の各事業所の排出量データとが読み込まれ、認証された排出量が加算され、格納（記憶）される（Ｓ３２）。
【００７８】
［認証結果報告手段の動作］
次に、図１１に示すフローチャートを参照して、認証結果報告手段２５の動作を説明する。
まず、認証結果報告手段２５では、認証前排出量ＤＢ３７からガス排出事業者総排出量（総排出量データ）および認証を依頼した同ガス排出事業者の各事業所の排出量データが読み込まれる（Ｓ４１）。続いて、余剰／不足分排出枠ＤＢ５１に記憶されている同ガス排出事業者に認証機関から割り当てられている排出枠と、余剰／不足分排出枠データ（余剰分排出枠および不足分排出枠）とが読み込まれる（Ｓ４２）。
【００７９】
そして、読み込まれた総排出量（総排出量データ）、排出量データ、認証された排出量とに基づいて、最新の余剰分排出枠／不足分排出枠（余剰／不足分排出枠データ）が計算される（Ｓ４３）。計算された余剰／不足分排出枠（余剰／不足分排出枠データ）が余剰／不足分排出枠ＤＢ５１に格納（記憶）される（Ｓ４４）。
【００８０】
その後、認証機関による認証結果と、認証結果に伴う余剰／不足分排出枠（余剰／不足分排出枠データ）とを含めた認証結果報告書が作成され、この認証結果報告書が認証結果報告書ＤＢ４１に格納（記憶）される（Ｓ４５）。さらに、ガス排出事業者に対し、排出量の認証結果（認証結果報告書）が報告される（送信される）（Ｓ４６）。
【００８１】
［取引依頼受付手段の動作］
次に、図１２に示すフローチャートを参照して、取引依頼受付手段４３の動作を説明する。
まず、取引依頼受付手段４３では、通信ネットワークを介して、ユーザ端末５の表示部（図示せず）の表示画面に希望取引条件データ入力画面を表示させる（Ｓ５１）。ここで、ユーザ端末５によって入力された排出量取引の希望取引条件データが読み込まれる（Ｓ５２）。
【００８２】
［取引相手検索手段の動作］
次に、図１３に示すフローチャートを参照して、取引相手検索手段４５の動作を説明する。
まず、取引相手検索手段４５では、ユーザ端末５によって入力された希望取引条件データが購入であるかどうかが判断される（Ｓ６１）。希望取引条件データが購入であると判断された場合（Ｓ６１、Ｙｅｓ）には、余剰／不足分排出枠ＤＢ５１から排出枠が余剰している他のガス排出事業者の余剰分排出枠（データ）が読み込まれる（Ｓ６２）。また、他のアウトソーシング会社が保有する（管理する）余剰／不足分排出枠ＤＢ１１ａから排出枠が余剰している他のガス排出事業者の余剰分排出枠（データ）が読み込まれる（Ｓ６３）。読み込まれた他のガス排出事業者の余剰分排出枠（データ）が取引先候補群とされる（Ｓ６４）。
【００８３】
また、Ｓ６１にて、希望取引条件データが購入であると判断されなかった場合（Ｓ６１、Ｎｏ）、つまり、希望取引条件データが売却であると判断された場合、余剰／不足分排出枠ＤＢ５１から排出枠が不足している他のガス排出事業者の不足分排出枠（データ）が読み込まれる（Ｓ６５）。また、他のアウトソーシング会社が保有する（管理する）余剰／不足分排出枠ＤＢ１１ａから排出枠が不足している他のガス排出事業者の不足分排出枠（データ）が読み込まれる（Ｓ６６）。読み込まれた他のガス排出事業者の不足分排出枠（データ）が取引先候補群とされる（Ｓ６４）。
【００８４】
［排出量取引相手決定手段の動作］
次に、図１４に示すフローチャートを参照して、排出量取引相手決定手段４７の動作を説明する。
まず、排出量取引相手決定手段４７では、取引相手検索手段４５にて検索された取引先候補群と取引交渉が行われ、取引希望（取引条件）により近い取引先が選択される（Ｓ７１）。また、排出量取引市場（排出量取引市場サーバ９）に対し、取引交渉が行われ、取引希望（取引条件）により近い取引先が選択される（Ｓ７２）。
【００８５】
そして、選択した取引先候補群の中から、取引希望（取引条件）により近い取引先が選択される（Ｓ７３）。その後、選択した取引先における排出量取引の条件が排出量取引先提案といった形式でユーザ端末５に報告（送信）される（Ｓ７４）。
【００８６】
［排出量取引手段の動作］
次に、図１５に示すフローチャートを参照して、排出量取引手段４９の動作を説明する。
まず、排出量取引手段４９では、ユーザ端末５から報告（送信）された排出量取引の条件において、排出量取引をするか否かの報告（排出量取引確認）が受け付けられる（なされる）（Ｓ８１）。続いて、排出量取引がなされるかどうかが判断される（Ｓ８２）。なお、排出量取引がなされると判断されなかった場合（Ｓ８２、Ｎｏ）、この排出量取引手段４９の動作は終了される。
【００８７】
排出量取引がなされると判断された場合（Ｓ８２、Ｙｅｓ）、取引先における取引条件に基づいて、排出量取引が行われる（Ｓ８３）。この排出量取引手段４９で、排出量取引の詳細情報および会計処理が行われ、ユーザ端末５に対して報告（送信）される（Ｓ８４）。
【００８８】
（ユーザ端末に表示される表示画面の構成例について）
次に、図１６、図１７を参照して、ユーザ端末５の表示部（図示せず）に表示される表示画面の構成例について説明する。
図１６は、活動量データ収集手段１７による活動量データ入力画面の構成例を図示したものである。この活動量データ入力画面には、図１６中、上方に、事業者名、事業者ＩＤ、事業所名および事業所ＩＤを含む事業者情報を入力する欄が備えられており、図１６中、下方に向かって、温室効果ガスを発生させる原因となる装置（機械）名を入力する（選択する）「排出源」欄と、石炭、石油製品等の燃料名を入力する（選択する）「燃料」欄と、購入燃料量、消費燃料量等の活動態様を入力する（選択する）「活動データ」欄と、実際の量を入力する（選択する）「活動量」欄と、資料の送付方法を選択する選択ポイントと、添付ファイル名称およびファイル内容を入力する入力欄とが備えられている。
【００８９】
図１７は、取引依頼受付手段４３による希望取引条件データ入力画面の構成例を図示したものである。この希望取引条件データ入力画面には、事業者名および事業者ＩＤを含む事業者情報を入力する欄が備えられており、図１７中、下方に向かって、購入または売却を選択する選択ポイントと、希望単価の最小値および最大値を入力する希望単価入力欄と、取引排出枠の最小値および最大値を入力する取引排出枠入力欄と、取引条件の優先順位を選択する選択ポイントと、希望等のコメント欄とが備えられている。
【００９０】
これら図１６、図１７に示した活動量データ入力画面、希望取引条件データ入力画面に必要なデータを入力するだけで、ガス排出事業者は、煩雑な手間をかけることなく、認証機関で当該ガス排出事業者が排出するガス排出量の認証を得ることができ、余剰分排出枠または不足分排出枠に関して取引を行うことができる。
【００９１】
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、排出量認証申請支援装置３の各構成の処理を一つずつの過程ととらえた排出量認証申請支援方法とみなすことや、排出量認証申請支援装置３の各構成の処理を汎用的なコンピュータ言語で記述した排出量認証申請支援プログラムとみなすことは可能である。これらの場合、排出量認証申請支援装置３と同様の効果を得ることができる。
【００９２】
【発明の効果】
前記詳述した本発明によれば、ガス排出事業者は、煩雑な手間をかけることなく、温室効果ガスのガス排出量に関し、認証機関で認証を得ることができ、排出量取引市場で余剰分排出枠または不足分排出枠を取引することできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による一実施の形態である排出量認証申請支援システムの全体構成図である。
【図２】図１に示した排出量認証申請支援装置のデータベースの具体的な内容の説明図である。
【図３】図１に示した排出量認証申請支援装置のデータベースの具体的な内容の説明図である。
【図４】認証代行を行うアウトソーシング会社より送受信する情報の説明図である。
【図５】排出量モニタリング事業を実現するための全体のシーケンスチャートである。
【図６】排出量モニタリング事業を実現するための全体のシーケンスチャートである。
【図７】活動量データ収集手段を実現するためのフローチャートである。
【図８】排出量モニタリング手段を実現するためのフローチャートである。
【図９】認証依頼代行手段を実現するためのフローチャートである。
【図１０】認証結果受付手段を実現するためのフローチャートである。
【図１１】認証結果報告手段を実現するためのフローチャートである。
【図１２】取引依頼受付手段を実現するためのフローチャートである。
【図１３】取引相手検索手段を実現するためのフローチャートである。
【図１４】排出量取引相手決定手段を実現するためのフローチャートである。
【図１５】排出量取引手段を実現するためのフローチャートである。
【図１６】ユーザ端末の表示画面の構成例である。
【図１７】ユーザ端末の表示画面の構成例である。
【符号の説明】
１ 排出量認証申請支援システム
３ 排出量認証申請支援装置
５ ユーザ端末
７ 認証機関サーバ
９ 排出量取引市場サーバ
１１ 第三者機関サーバ
１３ モニタリング認証申請部
１５ 排出量取引部
１７ 活動量データ収集手段
１９ 排出量モニタリング手段
２１ 認証依頼代行手段
２３ 認証結果受付手段
２５ 認証結果報告手段
２７ 活動量ＤＢ
２９ 排出係数ＤＢ
３１ 事業者情報ＤＢ
３３ モニタリング報告ＤＢ
３５ 認証依頼書ＤＢ
３７ 認証前排出量ＤＢ
３９ 認証後排出量ＤＢ
４１ 認証結果報告書ＤＢ
４３ 取引依頼受付手段
４５ 取引相手検索手段
４７ 排出量取引相手決定手段
４９ 排出量取引手段
５１ 余剰／不足分排出枠ＤＢ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an emission certification application support device, an emission certification application support program, and an emission certification application support method for handling emission allowances related to greenhouse gas emissions.
[0002]
[Prior art]
In recent years, an emission trading market that trades emission allowances related to greenhouse gas emissions that cause global warming has been activated. In this emissions trading market, emission trading is conducted by an intermediary (outsourcing company) that mediates emission trading between gas emission companies that actually emit greenhouse gases (for example, And Patent Document 1). For emission allowances, a gas emission company that actually emits greenhouse gases applies for certification to a certification organization that certifies the total amount of gas emissions during a certain period of time, and the national government applies a gas emission company. It is a right that arises from the excess or deficiency of the specified emission allowance and the current gas emission.
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2001-338028 A (paragraphs 39 to 46, FIG. 1)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, without obtaining the certification of the certification body that certifies the emission amount that is the basis for calculating the emission allowance traded in the emission trading market, each gas emission company cannot handle the emission allowance. In addition, in order to apply for certification by the certification body, each gas emission company must measure the actual gas emissions. For this reason, in the present emission trading, there is a problem that a gas emission company takes time and effort to apply for certification to a certification organization, measure gas emission, and the like.
[0005]
Therefore, an object of the present invention is to solve the above-mentioned problems of the conventional technology and to reduce the troublesome work of a gas discharge company, an emission certification application support device, an emission certification application support program, and an emission certification application program. The purpose is to provide an application support method.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention monitors the gas emission amount of each gas emission company or the gas emission amount of each gas emission business unit controlled by each gas emission company, and based on the result of the monitoring. Apply for certification to the certification body collectively based on the gas emission business unit, and report the certification result to the gas business company, or sum the gas emission amount for a certain period of time, which is the certification result certified by the certification body. An emission certification application support device, an emission certification application support program, and an emission certification application support method for trading the difference between the emission amount and the current gas emission amount.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
To describe the order of the description in this embodiment, first, the configuration of the emission certification application support system will be described with reference to FIGS. 1 to 3, and then, with reference to FIG. The input information (INPUT) and output information (OUTPUT) of the apparatus will be described, and the operation of the emission certification application support system will be described with reference to the sequence charts shown in FIGS. The operation of each component of the emission authentication application support device will be described with reference to the flowcharts shown in FIGS. 7 to 15, and the configuration of the display screen displayed on the user terminal will be described with reference to FIGS. An example will be described.
[0008]
In the drawings and embodiments to be referred to, chemical formulas such as carbon dioxide are simplified (eg, without using subscripts) as CO2.
[0009]
(Configuration of emission certification application support system)
FIG. 1 is a block diagram of the emission certification application support system. The configuration of the emission certification application support system will be described with reference to FIG. 1 (see FIGS. 2 and 3 as appropriate). As shown in FIG. 1, the emission certification application support system 1 monitors the amount of greenhouse gas emitted by each gas emission company (for example, a manufacturing plant, building or office, etc.), and the result of this monitoring It is to apply for certification to the certification body based on. In addition, based on the gas emission amount (emission amount) of the greenhouse gas certified (set) by this certification body and the pre-allocated emission allowance, the surplus or shortage of the certified gas emission amount It is to trade the emission allowance, which is the right to handle the share, in the emission trading market and the like.
[0010]
This emission certification application support system 1 includes an emission certification application support device 3 used (managed) by an outsourcing company, which is an outsourcing company, a user terminal 5 used (managed) by a gas emission company, A certification institution server 7 provided in the certification institution, an emissions trading market server 9 handling gas emission rights (emission allowances), and a third party institution server 11 used (managed) by another outsourcing company Each is connected to the emission certification application support device 3 via a communication network.
[0011]
The emission certification application support device 3 is a device managed by an outsourcing company that receives a request from each gas emission company, and monitors gas emission, applies for certification to a certification body, and calculates emission allowances in the emission trading market. It is responsible for transactions and includes a monitoring certification application unit 13 and an emissions trading unit 15.
[0012]
The monitoring certification application unit 13 monitors the gas emission amount of each gas emission company and applies for certification to a certification organization. The activity amount data collection unit 17, the emission amount monitoring unit 19, the certification request proxy unit 21, The authentication result receiving means 23, the authentication result reporting means 25, the activity amount DB 27, the emission coefficient DB 29, the business information DB 31, the monitoring report DB 33, the authentication request DB 35, the pre-authentication emission amount DB 37, A post-emission DB 39 and an authentication result report DB 41 are provided. Each of the units 17 to 25 can be regarded as a program developed in a main control unit (not shown) of the emission credit transaction authentication application device 3.
[0013]
The activity data collection unit 17 receives a gas emission monitoring request from the user terminal 5 (managed by each gas emission company) via the communication network, and also obtains activity amount data, That is, it collects the usage amount of various fuels (gas, petroleum, etc.), the mileage of an automobile or the like used by a gas discharge company, the amount of power consumption, and the like. The activity data serves as a basis for calculating the amount of greenhouse gas emissions, and the collected activity data is stored in the activity DB 27 and input to the emission monitoring means 19.
[0014]
There are two methods for collecting the activity data in the activity data collecting means 17 as described below. The first method is to present an activity data input screen (details will be described later) on a display screen provided on the user terminal 5 managed by the gas emission company via a communication network, and through this input screen. It collects (acquires) activity data. The second method is to install a measuring device in the gas emission company and automatically grasp the gas emission based on the measurement data measured by this measuring device, or use the power grid of the power company In this way, power consumption (activity data) such as electricity is automatically collected. The activity data collecting means 17 corresponds to the activity data input means described in the claims.
[0015]
The emission monitoring means 19 stores the gas emission company information and the emission coefficient for each greenhouse gas from the company information DB 31 storing the company ID, the company name, and the like for each gas emission company. It obtains the emission coefficient from the emission coefficient DB 29 and monitors (measures, monitors) the gas emission amount of the gas emission company that has requested the monitoring based on the activity amount data collected by the activity amount data collecting means 17. The monitoring report, which is the result of the monitoring, is output to the monitoring report DB 33, the authentication request substituting means 21, the pre-authentication emission amount DB 37, and the user terminal 5 via the communication network.
[0016]
In general, this gas emission monitoring is performed by multiplying the amount of activity (consumption) of electricity, gas, petroleum, chemical substances, etc. that cause greenhouse gas emissions by a predetermined coefficient. It is to be calculated. Note that greenhouse gases are various gases such as carbon dioxide, methane, and zinc zinc oxide. Generally, the amount of greenhouse gas emissions is often expressed in terms of carbon dioxide (CO2). It is.
[0017]
Here, the basic concept of gas emission will be described. In general, in calculating gas emissions, first of all, it must be scientific, that is, accurate (according to the actual conditions of emission) and transparent (can be verified by a third party. Must be comprehensive (emissions from all sectors), and secondly, be efficient (highly cost-effective for calculations), Third, there is a need for fairness (each entity that emits greenhouse gases is subject to a fair calculation of emissions).
[0018]
In accordance with these basic ideas, this emission monitoring means 19 is based on the following emission regulations in accordance with Article 5 (2) of the Kyoto Protocol and the IPCC guidelines set forth in Decision 2 of the Third Conference of the Parties (COP3). The gas emission amount is calculated based on the calculation formula. Since the calculation formula described here has not been established in Japan and the world, this emission monitoring means 19 must use a calculation formula determined by the government after the decision of the Conference of the Parties (COP3) 2. And
(Each greenhouse gas emission) = {(Activity data) x (Emission factor)} (1)
[0019]
That is, the emission monitoring means 19 generates a monitoring report in which the greenhouse gas emission (gas emission), which is the sum of the activity data multiplied by the emission coefficient, and the gas emission company information, This monitoring report is output to the monitoring report DB 33, the authentication request substituting means 21, the pre-authentication emission amount DB 37, and the user terminal 5. That is, the emission monitoring unit 19 is provided with a monitoring gas emission notifying unit (not shown) which is a function of notifying the user terminal 5 of a monitoring report.
[0020]
The certification request proxy means 21 generates a certification request form to be applied to a certification body based on the monitoring report input from the emission monitoring means 19 or the monitoring report DB 33 and sends the certification request form to the certification body server 7 managed by the certification body. It sends a certification request. It should be noted that the authentication request proxy means 21 corresponds to the allowable emission amount application proxy means described in the claims.
[0021]
The authentication result receiving means 23 receives the authentication result transmitted from the authentication institution server 7 managed by the authentication institution, and outputs the result to the authentication result reporting means 25 and the post-authentication emission amount DB 39. The certification result is obtained by the certification organization for the gas emissions actually emitted by each gas emission company. Incidentally, the emission allowance is the amount of greenhouse gas emissions that are allocated to each gas emission company by the government or the like before certification and are permitted to emit for a certain period of time.
[0022]
The authentication result report unit 25 sends an authentication result report (authenticated emission amount) in which the monitoring report stored in the pre-authentication emission amount DB 37 and the authentication result output from the authentication result reception unit 23 are written together. This is output to the book DB 41 and the emission trading unit 15 (excess / short emission allowance DB 51 described later) and to the user terminal 5 via a communication network.
[0023]
The activity amount DB 27 stores the activity amount data collected by the activity amount data collecting unit 17. The activity amount data includes the business name, the business ID, the business name and the business ID as business information, greenhouse gas emission sources such as boilers and incinerators, and coal and petroleum (petroleum products). , Gas, etc., activity data such as purchased fuel amount, consumed fuel amount, and measured emission amount, and the amount of activity.
[0024]
The emission coefficient DB 29 is a database of emission coefficients set for each exhaust gas (carbon dioxide, methane) based on the emission source and the used fuel. A specific example of the emission coefficient DB 29 is shown in FIG. Show. As shown in FIG. 2A, the emission coefficient DB 29 includes “emission gas” indicating a gas name such as “CO2” and “CH4”, “use of fuel”, “ammonia production”, and “boiler”. , "Fuel name" indicating the name of fuel such as "coking coal", "coal", "wood", "kg CO2 / kg", A “unit” indicating the unit of the exhaust gas such as “kg CH4 / kg” and the “emission” which converts the exhaust gas such as “2.64”, “2.40”, “0.00082” into a greenhouse gas And a coefficient.
[0025]
The company information DB 31 is a database of company information that is individual information of a gas emission company, and a specific example of the company information DB 31 is shown in FIG. As shown in FIG. 2B, the business information DB 31 includes “business ID” indicating an identifier for identifying a business such as “A100” and “A200”, and “AAA”. , "BBB" or the like, and the "business name" indicating an identifier for identifying the business such as "A00-01" or "A100-02". , “XX factory”, “Office A”, “BBB”, etc., and “Office name” indicating the name of each office such as “Boiler”, “Turbine”, “Combustion furnace” "Equipment source" indicating equipment, and "Material (equipment drawing)" indicating equipment drawings of each office such as "A100-01.tif", "A100-02.tif", "A200.tif" Are stored in association with each other.
[0026]
The monitoring report DB 33 includes both the greenhouse gas emissions (gas emissions), which are the sum of the activity data multiplied by the emission factors, generated by the emission monitoring means 19, and the gas emission company information. It is a database of reports.
[0027]
The authentication request DB 35 is a database of the authentication request generated by the authentication request substituting means 21. The authentication request includes a gas emission amount for a certain period based on the monitoring report generated by the emission monitoring means 19. The contents that require authentication are described.
[0028]
The pre-certification emission DB 37 is a database of the exhaust gas before being certified by the certification organization, and includes the emission amount of each exhaust gas extracted from the monitoring report generated by the emission monitoring means 19 and the extracted exhaust gas. This stores the total emission amount obtained by multiplying the emission gas by the emission coefficient and converting it to the emission amount of carbon dioxide.
[0029]
The post-authentication emission DB 39 is a database of the authentication result (emission amount) from the authentication institution server 7 provided in the authentication institution. The emission amount of each exhaust gas extracted from the authentication result (emission amount) is displayed. The extracted exhaust gas is multiplied by an emission coefficient, and the total emission amount converted into the carbon dioxide emission amount is stored. FIG. 3A shows a specific example of the emission amount DB 37 before authentication or the emission amount DB 39 after authentication.
[0030]
As shown in FIG. 3, the pre-authentication emission amount DB 37 or the post-authentication emission amount DB 39 includes a “business ID (business establishment)” indicating an identifier for identifying a business establishment such as “A100-01” or “A200”. ID) "," CO2 emission (t-CO2) "indicating the emission (weight) of carbon dioxide such as" 200,000 "," 35,000 ", and the like," 16,000 "," 2, "CH4 emissions (t-CO2)" indicating methane emissions (weight) such as 000 "and nitrous oxide emissions (weight) such as" 13,000 "and" 2,000 ". "N2O emission (t-CO2)", "HFC emission (t-CO2)" indicating the emission (weight) of hydrofluorocarbon such as "5,000", "1,000", and the like. Perfluorocarbon emissions such as 3,000 "and" 1,000 ""Weight"), and "SF6 emission (t-CO2)" indicating the amount (weight) of sulfur hexafluoride emission such as "3,000", "500", etc. And "total emission (t-CO2)" indicating the total emission of each gas emission company converted into carbon dioxide such as "240,000" and "41,500". Is what it is.
[0031]
The authentication result report DB 41 is a database of an authentication result report (authenticated emission amount) in which the monitoring report stored in the pre-authentication emission amount DB 37 and the authentication result output from the authentication result receiving unit 23 are described. The authentication result report (authenticated emission amount) and the time information transmitted to the user terminal 5 by the authentication result report means 25 by the authentication result report (authenticated emission amount) are stored in association with each other.
[0032]
The emission trading unit 15 trades a surplus or deficiency of gas emission (an emission right that is a right to handle) according to an emission allowance set by a country or the like and a gas emission certified by a certification body. The system includes a transaction request receiving unit 43, a trading partner search unit 45, an emission trading partner determination unit 47, an emission trading unit 49, and a surplus / shortage emission allowance DB 51. Each of the units 43 to 49 can be regarded as a program developed in a main control unit (not shown) of the emission certification application support device 3.
[0033]
The transaction request receiving means 43 presents a desired transaction condition data input screen (details will be described later) on a display screen provided in the user terminal 5 managed by each gas emission business operator via the communication network, and inputs the data. It receives desired transaction condition data (emission transaction request) from the user terminal 5 through the screen.
[0034]
The trading partner search means 45 determines the surplus gas emission amount based on the desired transaction condition data received by the transaction request receiving means 43 and the authentication result report (authentication emission amount) from the surplus / deficiency emission allowance DB 51. Calculate the (surplus allowance) and the insufficient gas emission (insufficient allowance), and supply the surplus allowance (can be sold) or replenish (buy) the insufficient allowance The trading partner is registered (stored) in another gas emission company managing the user terminal 5 or the third party server 11 managed by another outsourcing company. ) Search among gas emission allowance handlers (including other gas emission operators). The business partners (usually, a plurality of business partners) searched by the business partner search means 45 are output to the emission trading partner determination means 47 as a business partner candidate group. The surplus emission quota and the shortage emission quota correspond to the amount of gas to be traded described in the claims of the claims.
[0035]
The desired transaction condition data is either “purchase” or “sale”. “Purchase” means that the gas emission company wants to purchase the shortfall allowance. Emissions companies want to sell surplus allowances. In addition, gas emission handlers, including other gas emission companies, specialize in the right to buy and sell (handle) gas emissions (emission allowances).
[0036]
The emission trading partner determination means 47 determines the trading partner (emission trading partner) who actually trades the emission allowance from the group of trading candidates searched by the trading partner search means 45. In the emissions trading partner determination means 47, trading negotiations are made based on the trading conditions included in the desired trading condition data, and the trading partner (customer) with the most suitable trading conditions is determined from the group of business partner candidates. You.
[0037]
The trading partner (customer) determined by the emission trading partner determination means 47, that is, the user terminal 5 managed by another gas emission business operator or the emission trading market server 9 provided in the emission trading market On the other hand, desired transaction condition data (emissions transaction request) is transmitted via the communication network. In addition, for the user terminal 5 managed by the gas emission business operator that has transmitted the desired transaction condition data to the transaction request receiving means 43 (that has made the emission transaction request), the emission supplier proposal (list of supplier candidate groups) Table presentation).
[0038]
The transaction negotiation in the emission trading partner determination means 47 is performed by comparing the desired trading condition data (emission trading request) transmitted to each other in the emission trading market, and sliding the desired trading condition data together. Therefore, the transaction is performed by transmitting desired transaction condition data from the user terminal 5 to the emission certification application supporting device 3 many times until the conditions are satisfied.
[0039]
The emission trading means 49 is operated by the emission trading market server 9 provided in the emission trading market or another gas emission company based on the emission trading confirmation transmitted from the user terminal 5 (5a). This is for performing an emission transaction with respect to the user terminal 5 (5b) that is being managed. Further, the emission trading means 49 reports the accounting process regarding the emission trading.
[0040]
The surplus / insufficient emission allowance DB 51 is based on an authentication result report (authenticated emission amount) in which the monitoring report monitored by the emission monitoring means 19 and the authentication result output from the authentication result receiving means 23 are described. FIG. 3B shows a specific example of the surplus / deficiency emission allowance DB 51 in the surplus or shortage emission allowance database.
[0041]
As shown in FIG. 3 (b), the surplus / deficient emission allowance DB 51 has a “business (place) ID” indicating an identifier for identifying a business (place) such as “A100” or “A200”. , "" Emission allowance (t-CO2) "indicating the emission allowance of each gas emission company such as" 310,000 "," 50,000, "etc .;" 331,000 "," 41,500 ", etc. "Current emissions (t-CO2)", which indicates the current emissions of each gas emission company, and surplus or insufficient gas emissions such as "▲ 21,000" and "8500" And the "surplus / shortage (t-CO2)".
[0042]
The user terminal 5 is a personal computer or the like provided for each gas emission business operator, and displays an activity amount data input screen by the activity amount data collection unit 17 of the emission certification application support device 3 and a 43 A display unit (not shown) for displaying a desired transaction condition data input screen according to the present invention, and an input means (not shown) for inputting data to these activity amount data input screen and desired transaction condition data input screen.
Note that FIG. 1 shows only two user terminals 5a (terminals managed by the business operator) and one user terminal 5b (terminals at each business office), which are terminals of the gas emission business operator. Although not provided, there are actually many user terminals 5b (and in some cases, many user terminals 5a).
[0043]
A measuring device 5c is connected to the user terminal 5a and the user terminal 5b. The measuring device 5c automatically measures activity data and uses the power grid of a power company to reduce the amount of electricity used. Or to measure.
[0044]
The certification institution server 7 is provided in the certification institution, and transmits and receives a certification request form and a certification result to and from the emission certification application support device 3. The business certifies whether the gas emissions actually emitted during a certain period of time are accurate (reasonable). That is, the authenticated gas emission amount is returned (transmitted) to the emission amount authentication application support device 3 as an authentication result.
[0045]
The emission trading market server 9 is provided in the emission trading market and manages the emission trading market in a comprehensive manner. The emission trading market server 9 communicates with the emission certification application support device 3 based on the emission trading request. It plays a role in mediating emissions trading.
[0046]
The third-party server 11 is provided in another outsourcing company, and has substantially the same configuration as the emission trading unit 15 of the emission certification application support device 3. It has a DB 11a. The surplus / short allowance DB 11a stores a surplus or short allowance that can be traded. The third party server 11 registers (stores) gas emission allowance handlers (including other gas emission operators). Various information is shared between the third party server 11 and the emission certification application support device 3 (information sharing in FIG. 1), and a transaction of a surplus emission allowance or a shortage emission allowance is smoothly performed. You.
[0047]
(About input information and output information of emission certification application support device)
Next, with reference to FIG. 4, the input information (INPUT) and output information (OUTPUT) of the emission certification application support device 3 and the input information (INPUT) and output information (OUTPUT) of the certification authority server 7 will be described. (See FIG. 1 as appropriate). FIG. 4 is an explanatory diagram showing a list of INPUT and OUTPUT of the emission certification application support device 3 and INPUT and OUTPUT of the certification authority server 7.
[0048]
In FIG. 4, four items (operations), that is, “monitoring request”, “authentication request”, “emissions transaction request”, and “emissions transaction confirmation” are listed. ) Are described, and input information (INPUT) and output information (OUTPUT) are described.
[0049]
The subject of the “monitoring request” is the user (gas emission company, user terminal 5), and the input information (INPUT) to the emission certification application support device 3 includes the classification of the emission source causing the emission and the emission source. The input information (INPUT) is the name of the fuel used (or used), the reason used for the amount of activity, and the value of the amount of activity. It is processed at 17. Further, the output information (OUTPUT) from the emission certification application support device 3 includes the emission monitoring report (monitoring report) processed by the emission monitoring unit 19 and the emission information in the authentication result processed by the authentication result reporting unit 25. It is a quantity report.
[0050]
The subject of the "authentication request" is the outsourcing company (emissions authentication application support device 3), and the input information (INPUT) to the certification authority server 7 is obtained by the authentication request proxy means 21 of the emission authentication application support device 3. This is a certification request form for the generated emissions. The output information (OUTPUT) from the authentication institution server 7 is an authentication result, which is processed by the authentication result receiving means 23 of the emission amount authentication application support device 3.
[0051]
The subject of the “emission trading request” is the user (gas emission company, user terminal 5), and the input information (INPUT) to the emission certification application support device 3 is purchase / sale, 1t-CO2 The desired unit price per transaction and the transaction conditions for the desired emission amount, and these input information (INPUT) are processed by the transaction accepting means 43 of the emission amount authentication application support device 3. The output information (OUTPUT) from the emission certification application support device 3 is the business partner processed by the emission trading partner determination means 47, the desired transaction price per t-CO2, and the tradeable emission trading conditions.
[0052]
The subject of the “emissions transaction confirmation” is the user (gas emission business operator, user terminal 5), and the input information (INPUT) to the emission certification application support device 3 is a notification as to whether or not the emission transaction is desired. Yes, it is processed by the emission trading means 49 of the emission certification application support device 3. The output information (OUTPUT) from the emission certification application support device 3 is an accounting report on the emission trading processed by the emission trading means 49.
[0053]
According to the emission certification application support device 3, the emission monitoring means 19 of the monitoring certification application unit 13 monitors the gas emission amount of each gas emission establishment. Subsequently, the authentication request acting means 21 makes an application for authentication to the authentication organization (authentication organization server 7) using an authentication request document. Then, the trading partner search means 45 of the emission trading unit 15 trades a surplus emission allowance or a shortage emission allowance which is a difference between the authentication result certified by the certification organization and the emission allowance specified by the country or the like. Possible trading partners are searched. Thereafter, the emission trading means 49 trades a surplus emission allowance or a shortage emission allowance. For this reason, the gas emission company accesses only the emission certification application support device 3 via the communication network (network), and makes a request (monitoring request, emission transaction request). Since the transaction of emission allowances and the accounting processing are also performed, the troublesome work of the gas emission business can be greatly reduced.
[0054]
In addition, the monitored gas emission amount is notified to the gas emission company by the monitoring gas emission notifying unit (not shown) of the emission monitoring unit 19 of the emission certification application support device 3, so that the gas emission company Does not need to monitor (measure) the gas emission amount by itself, and can reduce the troublesome labor of the gas emission company.
[0055]
Further, the emission trading means 49 of the emission trading unit 15 makes a transaction with the third party server 11 managed by another outsourcing company which is a third party other than the emission trading market. Therefore, it is possible to trade excess emission allowances or shortage emission allowances with a large number of business partners that meet the transaction conditions.
[0056]
Furthermore, the activity amount data collection means 17 inputs activity amount data that causes greenhouse gas. Alternatively, the activity amount data is automatically measured by the measuring device 5c of the user terminal 5. Since the gas emission amount is calculated by the emission amount monitoring means 19 based on the activity amount data, the gas emission company needs to monitor (measure) the gas emission amount by himself / herself only by inputting the activity amount data. And the troublesome work of the gas discharge company can be reduced.
[0057]
(Operation of the emission certification application support system)
Next, the operation of the emission certification application support system 1 will be described with reference to the sequence charts shown in FIGS.
[0058]
First, an activity amount (purchased amount, used amount, etc.) of electric power, gas, petroleum, a chemical substance, and the like is investigated in a gas emission company as a user (A1). Then, the activities of the investigated electric power, gas, petroleum, chemical substances, etc. are reported to the outsourcing company (A2). That is, an activity data collection screen 17 of the emission certification application support device 3 provided in the outsourcing company displays an activity data input screen on the display unit (not shown) of the user terminal 5. The activity amount of gas, petroleum, chemical substances, etc. is input and sent via the communication network.
[0059]
Then, the activity amount data (purchased amount, used amount, etc.) is collected by the activity amount data collecting means 17 of the emission certification application supporting device 3 provided in the outsourcing company (B1). Then, based on the data collected by the activity amount data collection means 17 and the emission coefficient stored in the emission coefficient DB 29, the greenhouse gas (for each gas emission business) stored in the business information DB 31 The emission of greenhouse gases) is calculated by the emission monitoring means 19 (B2). A monitoring report (emission monitoring report) including the emission monitoring data calculated by the emission monitoring means 19 is output to the authentication request substituting means 21, the monitoring report DB 33, and the pre-authentication emission DB 37, and The data is transmitted to the user terminal 5 via the communication network (B3).
[0060]
The user terminal 5 receives (receives) the monitoring report (emission monitoring report) transmitted from the emission monitoring means 19 of the emission authentication application support device 3 (A3) and stores it in a storage unit not shown. .
[0061]
In addition, in the emission certification application support device 3, the certification request application means 21 sends a certification request application to the emission request of the greenhouse gas desired by the gas emission company based on the monitoring report (emission monitoring report). The certification request application form is created and transmitted (proxy application) to the certification organization server 7 provided in the certification organization via the communication network (B4).
[0062]
Then, the certification institution server 7 provided in the certification institution authenticates the emission amount based on the received certification request application (C1), and transmits a report of the emission amount authentication as a result of the authentication. The result is transmitted to the authentication result receiving means 23 of the emission authentication application supporting device 3 via the network (C2).
[0063]
Then, the emission certification application support device 3 receives (receives) the notification (report) of the certified emission by the authentication result receiving means 23 (B5). Subsequently, based on the emission allowance allocated to each gas emission company as a user and the authenticated emission amount, the surplus emission allowance / deficiency emission allowance is calculated by the authentication result reporting means 25 (B6). ). In addition, an authentication result report (authenticated emission amount) is created based on the gas emission amount authentication result and the surplus emission allowance / deficiency emission allowance (B7). This authentication result report is transmitted to the user terminal 5 via the communication network (B8). Then, the user terminal 5 receives (accepts) the authentication result report (A4).
[0064]
Hereinafter, description will be made based on the sequence chart shown in FIG.
First, the emission certification application support device 3 of the outsourcing company transmits to the user terminal 5 an authentication result report (authenticated emissions, emission certification result), which is the result of requesting the certification organization to certify the emissions. (B9). Then, the user terminal 5 receives (accepts) the authentication result report (authenticated emission amount, emission amount authentication result) (A5), and obtains the surplus part derived from the authentication result report described in the authentication result report. Emission trading is requested to the emission certification application support device 3 for the emission allowance or the shortage allowance (A6).
[0065]
Then, in the emission authentication application support device 3, the emission transaction requested from the user terminal 5 via the communication network is received by the transaction request receiving means 43 (B10). Subsequently, another user (user terminal 5), which is an optimal supplier candidate for the emission trading, is determined from the surplus emission allowance or shortage emission allowance data of the other user, the gas emission company, by the partner search means 45. (B11).
[0066]
It is determined whether or not a business partner candidate has been searched for from another user, a gas emission business (B12), and it is determined that a business candidate has been searched for from another user, a gas emission business (B12, Yes). In (), negotiation of emission trading with the potential supplier is performed by the emission trading partner determination means 47 (B13, D1). Further, when it is not determined that the supplier candidate is searched from the other gas emission companies (B12, No), the user accesses the emission trading market server 9 provided in the emission trading market. Then, the negotiation of the emission trading partner and the emission trading in the emission trading market is performed by the emission trading partner determination means 47 (B14, E1).
[0067]
Then, as a result of the emission trading negotiation by the emission trading partner determination means 47 of the emission authentication application supporting device 3, the optimum emission trading partner candidate is selected (B15). Then, the transaction contents are confirmed to the user terminal 5 by the emission transaction means 49 (B16, A7), and the confirmation report of the transaction contents is transmitted to the user terminal 5 via the communication network by the emission certification application support apparatus 3 of the emission terminal. This is performed by the quantity trading partner determination means 47 (A8).
[0068]
When the confirmation report of the transaction content is accepted (received) by the emission trading partner determination means 47 (B17), it is determined whether or not to conduct the emission allowance transaction (B18). When it is determined that the trading of the emission allowance is to be performed (B18, Yes), the emission trading unit 49 performs the emission trading with another user, a gas emission business operator, or a business partner in the emission trading market. (B19, D2, E2). Thereafter, the emission trading means 49 prepares a report on the result of the emission trading and accounting processing (B20), and transmits the report to the user terminal 5 via the communication network, and transmits the result of the transmitted emission trading. A report on the transaction and accounting is received by the user terminal 5 (A9).
[0069]
(Operation of each component of the emission certification application support device)
Next, with reference to the flowcharts shown in FIGS. 7 to 15, the operation of each component of the emission certification application support device 3 will be described (see FIG. 1 as appropriate).
[0070]
[Operation of activity data collection means]
First, the operation of the activity amount data collecting means 17 will be described with reference to the flowchart shown in FIG. It is determined whether or not the user of the user terminal 5 manually inputs the activity amount (purchase amount, usage amount, etc.) of the fuel or the like at the greenhouse gas emission source (S1). When it is determined that the user of the user terminal 5 manually inputs the activity amount (S1, Yes), an activity amount data input screen is displayed on a display unit (not shown) of the user terminal 5 (S2). .
[0071]
If it is not determined that the user of the user terminal 5 manually inputs the activity amount (S1, No), it is determined that the activity amount is automatically input (read), and the fuel in the greenhouse gas emission source is determined. Is read and stored (stored) in the activity DB 27 (S3).
[0072]
[Operation of emission monitoring means]
Next, the operation of the emission monitoring means 19 will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
First, the emission monitoring means 19 discharges based on the activity amount (purchased amount, used amount, etc.) collected by the activity amount data collecting means 17 and the greenhouse gas emission source stored in the business DB 31. An amount calculation method is determined (S11). Subsequently, it is determined whether the emission amount calculation method is a calculation method using an emission coefficient (S12). When it is determined that the calculation method uses the emission coefficient (S12, Yes), the calculation method is determined, and the emission coefficient stored in the emission coefficient DB 29 is specified based on the emission source, fuel, and activity amount. Is performed (S13). When it is not determined that the calculation method uses the emission coefficient (S12, No), the measurement method is determined.
[0073]
Then, the emission monitoring means 19 calculates the greenhouse gas emission based on the emission source, fuel, and activity (S14). Here, the pre-authentication emission amount DB 37 is referred to. If the pre-authentication emission amount DB 37 contains the gas emission amount (emission amount data) of the same business establishment of the same gas emission company, the gas emission amount is read and, in S14. The calculated gas emission amounts are added and stored (stored) in the pre-authentication emission amount DB 37 as an updated gas emission amount (S15).
[0074]
Further, the gas emission amount (emission data) of all the establishments of the gas emitting company is read from the pre-certification emission amount DB 37, and the sum total (total emission amount) of the gas emission amount of the gas emitting company is calculated. Is stored (stored) in the pre-authentication emission amount DB 37 (S16). Thereafter, a report of the gas emission amount and the total emission amount of the business establishment and the gas emission company is created and stored (stored) in the monitoring report DB 33 as a monitoring report (monitoring information). It is transmitted to the user terminal 5 via the communication network (S17).
[0075]
[Operation of authentication request agency]
Next, the operation of the authentication request substituting means 21 will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
First, the authentication request substituting means 21 reads the total emission amount of all gas emission companies requesting authentication from the monitoring report DB 33 (S21). Subsequently, an authentication request form is created, and the created authentication request form is stored (stored) in the authentication request form DB 35 (S22).
[0076]
Then, the certification request form requests the certification organization server 7 provided in the certification organization to authenticate the emission amount (S23).
[0077]
[Operation of authentication result receiving means]
Next, the operation of the authentication result receiving means 23 will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
The certification result of the greenhouse gas emission amount transmitted from the certification organization server 7 provided in the certification organization is received (received) (S31). The total emission (total emission data) of the gas emission company and the emission data of each business establishment of the gas emission company are read from the post-certification emission DB 39, and the certified emissions are added. It is stored (stored) (S32).
[0078]
[Operation of authentication result reporting means]
Next, the operation of the authentication result reporting means 25 will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
First, the authentication result reporting means 25 reads from the pre-authentication emission amount DB 37 the total emission amount (total emission amount data) of the gas emission company and the emission amount data of each business establishment of the gas emission company that requested the certification ( S41). Subsequently, the emission allowances assigned by the certification organization to the gas emission company stored in the surplus / shortage allowance DB 51 and surplus / shortage allowance data (surplus allowance and shortage allowance) Is read (S42).
[0079]
Then, based on the read total emission amount (total emission amount data), the emission amount data, and the certified emission amount, the latest surplus emission allowance / deficient emission allowance (surplus / insufficient emission allowance data) is obtained. It is calculated (S43). The calculated surplus / insufficient emission allowance (surplus / insufficient emission allowance data) is stored (stored) in the surplus / insufficient emission allowance DB 51 (S44).
[0080]
After that, a certification result report including the certification result by the certification body and surplus / short emission allowances (surplus / short emission allowance data) associated with the certification result is created, and this certification result report is written in the certification result report. It is stored (stored) in the DB 41 (S45). Further, the result of certification of the emission amount (certification result report) is reported (transmitted) to the gas emission company (S46).
[0081]
[Operation of transaction request receiving means]
Next, the operation of the transaction request receiving means 43 will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
First, the transaction request receiving means 43 displays a desired transaction condition data input screen on a display screen (not shown) of the user terminal 5 via the communication network (S51). Here, the desired transaction condition data of the emission transaction input by the user terminal 5 is read (S52).
[0082]
[Operation of trading partner search means]
Next, the operation of the trading partner search means 45 will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
First, the trading partner search means 45 determines whether or not the desired transaction condition data input by the user terminal 5 is a purchase (S61). If it is determined that the desired transaction condition data is a purchase (S61, Yes), the surplus emission allowances (data) of the other gas emission companies whose emission allowances are surplus from the surplus / deficiency emission allowance DB 51 Is read (S62). Further, the surplus emission allowance (data) of another gas emission company having an excess emission allowance is read from the surplus / deficiency emission allowance DB 11a held (managed) by another outsourcing company (S63). The surplus emission allowances (data) of the other gas emission companies that have been read are set as the business partner candidate group (S64).
[0083]
Further, in S61, when the desired transaction condition data is not determined to be purchase (S61, No), that is, when it is determined that the desired transaction condition data is sale, the surplus / deficient emission allowance DB 51 Insufficient emission allowances (data) of other gas emission companies whose emission allowances are insufficient are read (S65). In addition, the shortage emission allowance (data) of the other gas emission companies whose emission allowance is insufficient is read from the surplus / shortage emission allowance DB 11a held (managed) by another outsourcing company (S66). The read emission allowances (data) of the other gas emission companies that have been read are set as the business partner candidate group (S64).
[0084]
[Operation of emission trading partner determination means]
Next, the operation of the emission trading partner determination means 47 will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
First, the emission trading partner determination means 47 negotiates business with the business partner candidate group searched by the trading partner search means 45, and selects a business partner who is closer to the business desire (business conditions) (S71). Further, trade negotiations are performed with the emission trading market (emission trading market server 9), and a business partner closer to the trading desire (transaction conditions) is selected (S72).
[0085]
Then, a business partner closer to the business desire (business conditions) is selected from the selected business partner candidate group (S73). Thereafter, the conditions of the emission trading at the selected supplier are reported (transmitted) to the user terminal 5 in the form of an emission supplier proposal (S74).
[0086]
[Operation of emission trading means]
Next, the operation of the emission trading means 49 will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
First, the emission trading means 49 receives (performs) a report (emission trading confirmation) as to whether or not to perform emission trading under the conditions of the emission trading reported (transmitted) from the user terminal 5 (performed) ( S81). Subsequently, it is determined whether or not the emission trading is performed (S82). In addition, when it is not determined that the emission trading is performed (S82, No), the operation of the emission trading means 49 is ended.
[0087]
When it is determined that the emission trading is performed (S82, Yes), the emission trading is performed based on the transaction conditions at the supplier (S83). This emission trading means 49 performs detailed information and accounting processing of the emission trading, and reports (transmits) it to the user terminal 5 (S84).
[0088]
(About the configuration example of the display screen displayed on the user terminal)
Next, a configuration example of a display screen displayed on a display unit (not shown) of the user terminal 5 will be described with reference to FIGS.
FIG. 16 illustrates a configuration example of an activity amount data input screen by the activity amount data collection unit 17. The activity amount data input screen includes a column for inputting business information including a business name, a business ID, a business name, and a business ID in the upper part of FIG. Entering (selecting) the name of the device (machine) that causes the generation of greenhouse gas downward, the "Emission source" column, and entering the fuel name of coal, petroleum products, etc. (selecting) "Fuel""Activitydata" column for inputting (selecting) activity modes such as purchased fuel amount and consumed fuel amount, and "Activity amount" column for inputting (selecting) actual amount, and how to send materials And an input field for inputting an attached file name and file contents.
[0089]
FIG. 17 illustrates a configuration example of a desired transaction condition data input screen by the transaction request receiving unit 43. The desired transaction condition data input screen is provided with a field for inputting business information including a business name and a business ID. In FIG. 17, a selection point for selecting purchase or sale is provided in a downward direction. , A desired unit price entry field for entering the minimum and maximum values of the desired unit price, a transaction emission allowance input field for entering the minimum and maximum values of the transaction allowance, a selection point for selecting the priority of the transaction conditions, Etc. are provided.
[0090]
Only by inputting necessary data on the activity amount data input screen and the desired transaction condition data input screen shown in FIG. 16 and FIG. Certification of the amount of gas emitted by the emission company can be obtained, and transactions can be conducted with respect to surplus or shortfall allowances.
[0091]
As described above, the present invention has been described based on one embodiment, but the present invention is not limited to this.
For example, the processing of each component of the emission certification application support device 3 may be regarded as an emission certification application support method in which the process of each component is regarded as one process, or the processing of each component of the emission certification application support device 3 may be performed in a general-purpose manner. It can be considered as an emission certification application support program written in computer language. In these cases, the same effect as the emission certification application support device 3 can be obtained.
[0092]
【The invention's effect】
According to the present invention described in detail above, the gas emission business can obtain the certification of the greenhouse gas emission amount by the certification body without any troublesome work, and the surplus in the emission trading market can be obtained. Emission allowances or short allowances can be traded.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram of an emission certification application support system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram of specific contents of a database of the emission certification application supporting device shown in FIG. 1;
FIG. 3 is an explanatory diagram of specific contents of a database of the emission certification application supporting device shown in FIG. 1;
FIG. 4 is an explanatory diagram of information transmitted / received from an outsourcing company that performs an authentication agency.
FIG. 5 is an overall sequence chart for realizing an emission monitoring business.
FIG. 6 is an overall sequence chart for realizing an emission monitoring business.
FIG. 7 is a flowchart for implementing an activity amount data collection unit.
FIG. 8 is a flowchart for realizing an emission amount monitoring unit.
FIG. 9 is a flowchart for realizing an authentication request proxy means.
FIG. 10 is a flowchart for implementing an authentication result receiving unit.
FIG. 11 is a flowchart for realizing an authentication result reporting unit.
FIG. 12 is a flowchart for realizing a transaction request receiving unit.
FIG. 13 is a flowchart for realizing a trading partner search unit.
FIG. 14 is a flowchart for realizing emission trading partner determination means.
FIG. 15 is a flowchart for realizing an emission trading means.
FIG. 16 is a configuration example of a display screen of a user terminal.
FIG. 17 is a configuration example of a display screen of a user terminal.
[Explanation of symbols]
1 Emission certification application support system
3 emission certification application support device
5 User terminal
7 Certification Authority Server
9 Emission Trading Market Server
11 Third party server
13 Monitoring Certification Application Department
15 Emission Trading Department
17 Activity data collection means
19 Emission monitoring means
21 Authentication request agency
23 Authentication result receiving means
25 Authentication result reporting means
27 Activity DB
29 Emission Factor DB
31 Business information DB
33 Monitoring Report DB
35 Certification Request Form DB
37 Pre-Certification Emission DB
39 Emission DB after certification
41 Certification Result Report DB
43 Transaction request receiving means
45 Trading partner search means
47 Emissions trading partner determination means
49 Emission trading means
51 Surplus / Shortage emission allowance DB

Claims (7)

通信装置と処理装置を備え、前記通信装置は、通信ネットワークを介して、温室効果ガスを排出するガス排出事業者が排出するガス排出量と、このガス排出事業者の管轄するガス排出事業所の事業所単位のガス排出量との少なくとも一方のガス排出量をモニタリングし、このモニタリングしたガス排出量に基づいて、前記処理装置は、前記ガス排出量を認証する認証機関に当該ガス排出事業者の要望する排出量の申請を処理することを特徴とする排出量認証申請支援装置。It comprises a communication device and a processing device, the communication device, via a communication network, the amount of gas emitted by a gas emission company that emits greenhouse gases, and the number of gas emission establishments under the jurisdiction of this gas emission company At least one of the gas emission amount and the gas emission amount at each business establishment is monitored, and based on the monitored gas emission amount, the processing device is informed by a certification body that certifies the gas emission amount of the gas emission business operator. An emission certification application support device that processes a requested emission amount application. 通信装置と処理装置を備え、前記通信装置は、通信ネットワークを介して、温室効果ガスを排出するガス排出事業者が排出するガス排出量と、このガス排出事業者の管轄するガス排出事業所の事業所単位のガス排出量との少なくとも一方のガス排出量をモニタリングし、このモニタリングしたガス排出量に基づいて、前記処理装置は、前記ガス排出量を認証する認証機関に当該ガス排出事業者の要望する排出量の申請を処理すると共に、前記ガス排出量の権利を取引する排出量取引市場で当該ガス排出量の権利を取引して、前記ガス排出事業者の前記ガス排出量を調整する排出量認証申請支援装置であって、
前記温室効果ガスの排出量を排出量モニタリング手段でモニタリングしたガス排出量に基づいて、前記認証機関に前記ガス排出事業者が要望する排出量の申請を処理する許容排出量申請代行手段と、
前記認証機関で認証された認証結果に基づいて、前記ガス排出量の余剰または過不足分を取引対象ガス排出量として、前記排出量取引市場で取引する排出量取引手段と、
を備えたことを特徴とする排出量認証申請支援装置。It comprises a communication device and a processing device, the communication device, via a communication network, the amount of gas emitted by a gas emission company that emits greenhouse gases, and the number of gas emission establishments under the jurisdiction of this gas emission company At least one of the gas emission amount and the gas emission amount at each business establishment is monitored, and based on the monitored gas emission amount, the processing device is informed by a certification body that certifies the gas emission amount of the gas emission business operator. Process the requested emission application and trade the gas emission rights in an emissions trading market that trades the gas emission rights to adjust the gas emissions of the gas emission business operator. A quantity authentication application support device,
An allowable emission application proxy means for processing an application for an emission amount requested by the gas emission company to the certification organization based on the gas emission amount monitored by the emission amount monitoring means, the emission amount of the greenhouse gas,
An emission trading means for trading in the emission trading market, based on a result of the authentication by the certification body, with a surplus or excess or deficiency of the gas emission as a transaction target gas emission,
An emission certification application support device comprising: 前記排出量取引手段は、前記ガス排出量を取り扱う第三者機関との間で前記取引対象ガス排出量の取引を行うことを特徴とする請求項２に記載の排出量認証申請支援装置。3. The emission certification application support device according to claim 2, wherein the emission trading unit trades the target gas emission with a third party that handles the gas emission. 前記排出量モニタリング手段でモニタリングしたガス排出量を前記ガス排出事業者に通知するモニタリングガス排出量通知手段、
を備えたことを特徴とする請求項１から請求項３のいずれか一項に記載の排出量認証申請支援装置。Monitoring gas emission notifying means for notifying the gas emission company of the gas emission monitored by the emission monitoring means,
The emission certification application support device according to any one of claims 1 to 3, further comprising: 通信ネットワークを介して、温室効果ガスを排出するガス排出事業者のガス排出量を算出し、算出した結果に基づいて、前記ガス排出事業者毎に一定期間に排出したガス排出量の認証をする認証機関に行うと共に、国により規定された排出枠と現在のガス排出量とに基づいて、余剰または不足分のガス排出量を取引対象ガス排出量として、前記ガス排出量の取引を行う排出量取引市場で行う装置を、
前記ガス排出事業者から前記温室効果ガスを発生する原因となる産業活動に係る活動量データを入力する活動量データ入力手段、
この活動量データ入力手段で入力した活動量データに基づいて、ガス排出量を算出するガス排出量算出手段、
このガス排出量算出手段で算出した結果に基づいて、前記認証機関に認証申請の代行をする認証申請代行手段、
前記認証機関で規定された排出枠と現在のガス排出量に基づいて、余剰または不足分のガス排出量を取引対象ガス排出量として算出する取引対象ガス排出量算出手段、
前記取引対象ガス排出量を取引可能な取引相手を前記排出量取引市場の中で検索する取引相手検索手段、
この取引相手検索手段で検索した取引相手と前記取引対象ガス排出量を取引する排出量取引手段、
として機能させることを特徴とする排出量認証申請支援プログラム。Via the communication network, calculate the gas emission amount of the gas emission company that emits greenhouse gas, and based on the calculated result, authenticate the gas emission amount emitted for a certain period for each gas emission company. Emissions to be conducted by the certification body, and based on the emission allowance specified by the government and the current gas emission, the surplus or deficiency gas emission as the transaction target gas emission, and the emissions to conduct the gas emission trading Equipment for trading markets
Activity amount data input means for inputting activity amount data relating to an industrial activity that causes the greenhouse gas to be generated from the gas discharge company,
A gas emission amount calculating means for calculating a gas emission amount based on the activity amount data inputted by the activity amount data input means;
Based on the result calculated by the gas emission amount calculating means, a certification application acting means for acting for a certification application to the certification organization,
A target gas emission calculating means for calculating a surplus or shortage gas emission as a target gas emission based on an emission allowance and a current gas emission prescribed by the certification body,
Trading partner search means for searching for trading partners capable of trading the target gas emissions in the emissions trading market,
Emission trading means for trading the trading partner and the trading target gas emission searched by the trading partner search means,
An emission certification application support program characterized by functioning as an application. 通信ネットワークを介して、温室効果ガスの排出量に係わる排出枠を取引する排出量認証申請支援方法であって、
前記温室効果ガスを排出するガス排出事業者から依頼を受け、当該ガス排出事業者が排出するガス排出量をモニタリングし、モニタリングした結果に基づいたガス排出量の認証申請を認証機関に行う認証申請ステップと、
この認証申請ステップにおける認証結果を前記ガス排出事業者に通知する認証結果通知ステップと、
を含むことを特徴とする排出量認証申請支援方法。An emission certification application support method for trading an allowance for greenhouse gas emissions via a communication network,
A certification application that receives a request from a gas emission company that emits the greenhouse gas, monitors the amount of gas emitted by the gas emission company, and makes a certification application for a gas emission based on the monitored result to a certification body. Steps and
An authentication result notification step of notifying the gas emission company of the authentication result in the authentication application step,
An emission certification application support method characterized by including: 通信ネットワークを介して、温室効果ガスの排出量に係わる排出枠を取引する排出量認証申請支援方法であって、
前記温室効果ガスを排出するガス排出事業者から依頼を受け、当該ガス排出事業者が排出するガス排出量をモニタリングし、モニタリングした結果に基づいたガス排出量の認証申請を認証機関に行う認証申請ステップと、
この認証申請ステップにおいて割り当てられた排出枠と、現時点でのガス排出量とに基づいて、余剰または不足分のガス排出量を取引可能なガス排出量とし、当該ガス排出量を取引市場または他の排出量取扱業者若しくは他のガス排出事業者と取引する排出量取引ステップと、
を含むことを特徴とする排出量認証申請支援方法。An emission certification application support method for trading an allowance for greenhouse gas emissions via a communication network,
A certification application that receives a request from a gas emission company that emits the greenhouse gas, monitors the amount of gas emitted by the gas emission company, and makes a certification application for a gas emission based on the monitored result to a certification body. Steps and
Based on the emission allowances allocated in this certification application step and the current gas emissions, the surplus or insufficiency of the gas emissions is regarded as a tradable gas emission, and the gas emission is regarded as a trade market or other An emissions trading step to trade with an emissions handler or other gas emission company;
An emission certification application support method characterized by including:
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