JP2004150694A - Burner and cooking unit using the same - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バーナ本体とバーナキャップからなるバーナおよびこれを用いたコンロに関し、保炎性がよく、かつあふれた煮汁等に燃焼が影響されにくいようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、バーナをバーナ本体とバーナキャップから構成し、炎をバーナの中心に向かうようにして、被加熱物である鍋の把手およびコンロ本体が加熱されないようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−159119号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のバーナは、バーナ本体にバーナキャップが嵌合されているにすぎず、保炎性をよくすることや、あふれた煮汁等により燃焼が影響されないようにするための工夫がなされておらず、燃焼が不安定であり、かつあふれた煮汁等の影響をもろに受けるものである。
【0005】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、保炎性がよく、かつあふれた煮汁等により燃焼が影響されにくいようにしたバーナおよびこれを用いたコンロを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明のバーナおよびこれを用いたコンロは、バーナ本体と、炎口板およびその内側の煮零れ案内体からなるバーナキャップとからなり、前記炎口板は、その内側面を上方から下方にかけて内周方向に傾斜させて燃焼面とし、前記煮零れ案内体は、その外端部で炎口板の燃焼面の一部を閉塞するとともに炎口板の内周部を固定し、煮零れ案内体の外周部とバ−ナ本体の混合室の内周部、炎口板の外周部側と混合室の外周部をそれぞれ気密状態に取り付けたものである。
【0007】
これにより、煮零れ案内体の作用で炎口板の上方で燃料予混合気の滞留が発生するため、保炎性が良好になり、高燃焼量から低燃焼量まで安定燃焼が確保できるとともに、あふれた煮汁等があっても煮零れ案内体で燃焼面の一部を閉塞していることで燃焼面への侵入を抑制し、燃焼への影響を少なくすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、環状の混合室と中央の二次空気通路を有するバーナ本体と、このバーナ本体の混合室上に載置した、炎口板およびその内側の煮零れ案内体からなるバーナキャップとからなり、前記炎口板は、その内側面を上方から下方にかけて内周方向に傾斜させて燃焼面とし、前記煮零れ案内体は、その外端部で炎口板の燃焼面の一部を閉塞するとともに炎口板の内周部を固定し、煮零れ案内体の外周部とバ−ナ本体の混合室の内周部、炎口板の外周部側と混合室の外周部をそれぞれ気密状態に取り付けたバ−ナとしたことにより、煮零れ案内体の作用で炎口板の上方で燃料予混合気の滞留が発生するため、保炎性が良好になり、高燃焼量から低燃焼量まで安定燃焼が確保できるとともに、あふれた煮汁等があっても煮零れ案内体により燃焼面の一部を閉塞していることで燃焼面への侵入を抑制し、燃焼への影響を少なくすることができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、煮零れ案内体の外周部に固定リングを設け、この固定リングに炎口板の内周部の端部を当接させて煮零れ案内体と炎口板を固定した請求項1に記載のバーナとしたことにより、例えば、煮零れ案内体を剛体で作り(鍛造品、押し出し成形品等)、炎口板を板金で作り、両者を合体することで機械的強度の高いバ−ナができる。また、煮零れ案内体と炎口板を別物で構成したことにより、煮零れ案内体には低温での耐腐食性能の高い材料、炎口板には高温での耐腐食性能の高い材料を使用することができ、バ−ナの煮汁等による腐食に対する対する寿命を飛躍的に向上することができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、煮零れ案内体の外周部に炎口板の内周部を圧入して煮零れ案内体と炎口板を固定した請求項1または2に記載のバーナとしたことにより、煮零れ案内体と炎口板の固定に特別な部材が不要であり、廉価なバ−ナが提供できる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、煮零れ案内体の外周部と炎口板の内周部間にガタを持たせて固定した請求項2に記載のバ−ナとしたことにより、煮零れ案内体の外周部とバ−ナ本体の混合室の内周部、炎口板の外周部側と混合室の外周部の軸心が多少ズレていても、ガタによって互いにズレあって、両気密嵌合部は嵌合しあって取り付けられ、混合室からの混合気の漏れを防止できる。
【0012】
請求項5に記載の発明は、煮零れ案内体の外周部と炎口板の内周部のいずれかに凸部を設け他方に凹部を設け、凸部と凹部の嵌合により煮零れ案内体と炎口板を固定した請求項1〜3のいずれか1項に記載のバーナとしたことにより、炎口板と煮零れ案内体の両者が外力によって回転したりすることがなく、両者間の位置関係は確実に確保でき、適正な燃焼が行える。
【0013】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のバーナを備えたコンロとしたことにより、保炎性が良好で、高燃焼量から低燃焼量まで安定燃焼が確保できるとともに、あふれた煮汁等があっても燃焼への影響が少ないコンロが提供できる。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0015】
(実施例1)
図1、図2は本発明の実施例1におけるバーナを示すものである。
【0016】
図において、1はバーナ本体で、燃料予混合ガスの混合管部2と、内周部3と外周部4間に形成した環状の混合室5とを一体で構成している。内周部3で囲まれた中央部の空間は貫通した二次空気通路6となっている。7は断面形状が略円錐台形状をしたリング状の炎口板で、中央に二次空気通路6と対応する開口部8がある。炎口板7は、その内側面を上方から下方にかけて内周方向に傾斜させて燃焼面12としている。燃焼面12は、傾斜面に長スリット孔9と短スリット孔10を放射状に分散配置した炎口部11を設けて形成している。これは、長スリット孔9で形成される火炎同士の干渉を、短スリット孔10で形成される火炎で抑制して火炎を分割し、全体として短炎化を実現するためである。
【0017】
13は上端部15を炎口板7の燃焼面12に庇状に臨ませて炎口板7の外周部22を固定した環状の煮零れ防止体で、この実施例では炎口板7と一体化している。この状態では、煮零れ防止体13が炎口板7の上端部14に載置されたような形となっている。煮零れ防止体13の上端部15の内径は、炎口板7の内周部16の内径と同等あるいは1〜2mm程度大きくし、炎口板7の燃焼面12に庇状に臨ませて燃焼面12の一部を上方から見て塞ぐようにしている。
【0018】
17は炎口板7の内側に設けた環状の煮零れ案内体で、中央に二次空気供給孔18を有するとともに、外端部19で炎口板7の燃焼面12の下端一部、すなわち長スリット孔9の下端を閉塞するものである。そして、煮零れ案内体17の外周部20には炎口板7の内周部16を固定している。
【0019】
前記した炎口板7、煮零れ防止体13、および煮零れ案内体17は、バーナ本体1の混合室5上に載置したバーナキャップ20を構成しているものであり、煮零れ案内体17の外周部21の外側と混合室5の内周部3の内側、炎口板7の外周部側、すなわち煮零れ防止体13の外周部23の内側と混合室5の外周部4の外側をそれぞれ気密状態に嵌合させて取り付けている。これにより、バーナ本体1とバーナキャップ17が一体化されバーナを構成している。
【0020】
なお、本実施例では、バーナキャップ20として、炎口板7、煮零れ防止体13、および煮零れ案内体17の3部品で構成されているが、煮零れ防止体13を省き、炎口板7と煮零れ案内体17の2部品で構成することができるものであり、この場合は、炎口板7の外周部を下方に延長して混合室5の外周部4に気密に取り付けることになる。
【0021】
次に動作、作用について説明すると、燃料予混合ガスは混合管部2を通じて吸引され、混合室5内に均一に拡散し、炎口部11で火炎を形成する。この時、炎口部11で形成される火炎は、燃焼面12の傾斜面に沿って斜め上方に発生するが、バーナキャップ20の周囲から供給される二次空気と、バーナ本体1およびバーナキャップ20の炎口板7で構成された二次空気通路6、二次空気供給孔18を通じて上昇気流となって流入する二次空気とによって挟まれることにより、燃焼面12近傍で燃焼促進されて高温火炎となり、同時に直上方向に向くようになる。また、煮零れ防止体13の上端部15の下部と炎口板7の上部の間では、煮零れ防止体13に衝突して発生する外向きの燃料予混合気の流れと、燃焼面12を通過する上向きの燃料予混合気の流れが衝突し、煮零れ防止体13と炎口板7の上端の間で燃料予混合気の滞留が発生する。また、煮零れ案内体17は燃焼面12の下端一部、すなわち長スリット孔9の一部を閉塞しているため、ここに衝突して発生する燃料予混合気の流れによっても、燃料予混合気の滞留が発生する。このため、保炎性が良好になり、吹き飛びを起こしやすいガスにおいても安定した燃焼炎が形成されることになる。
【0022】
また、低燃焼量においては、保炎性が高まることにより、滅火現象(燃焼炎が吹き飛び、吹き消え等で消滅する現象)を防止することができる。したがって、高燃焼量から低燃焼量の広い範囲で直上方向へ火炎を集中させることができ、熱放散を防止できる。このため、効率の良い熱伝達と幅広い火力可変範囲を有する調理器用のバーナが実現できる。
【0023】
(実施例2)
次に、本発明の実施例2におけるバーナについて、図1に基づいて説明する。基本構成は実施例1と同じであるので、異なる点についてのみ説明する。
【0024】
本実施例では、煮零れ案内体17の外周部21の外側に、凹状の溝24を設けており、ここに、溝24の外径に比較して大きい外径で、内径は炎口板7の内周部16より小さい内径を有した線材状のバネ性を有した固定リング25を嵌合している。この固定リング25には、煮零れ案内体17と炎口板7が一体化された際、炎口板7の内周部16の端部26が当接し煮零れ案内体17と炎口板7を固定するようになっている。
【0025】
なお、本実施例では、煮零れ防止体13の外周部23の内側と炎口板7の外周部22間も、上記と同様に、溝27と固定リング28で固定されている。
【0026】
次に動作、作用について説明すると、炎口板7と煮零れ案内体17は、両者の嵌合と固定リング25により確実に固定され、両者は分離することがない。煮零れ防止体13と炎口板7も同様である。そして、例えば、煮零れ案内体17(および煮零れ防止体13)を剛体で作り(鍛造品、押し出し成形品等)、炎口板7を板金で作り、両者を合体することで機械的強度の高いバ−ナができる。また、煮零れ案内体17(および煮零れ防止体13)と炎口板7を別物で構成したことにより、煮零れ案内体17(および煮零れ防止体13)には低温での耐腐食性能の高い材料、炎口板7には高温での耐腐食性能の高い材料を使用することができ、バ−ナの煮汁等による腐食に対する対する寿命を飛躍的に向上することができる。さらに、実施例1と同様の燃焼性能の向上と、煮零れ防止性能の向上がはかれるものである。
【0027】
(実施例3)
次に、本発明の実施例3におけるバーナについて、図1に基づいて説明する。基本構成は実施例1と同じであるので、異なる点についてのみ説明する。
【0028】
本実施例では、煮零れ案内体17の外周部21に炎口板7の内周部16を圧入して煮零れ案内体17と炎口板7を固定したものである。当然のことではあるが、煮零れ案内体17の外周部21と、炎口板7の内周部16との径の大きさが配慮され、圧入により煮零れ案内体17と炎口板7はきっちりと固定されるようになっている。なお、煮零れ防止体13と炎口板7間も同様である。
【0029】
次に動作、作用について説明すると、炎口板7と煮零れ案内体17は確実に固定され、両者は分離することがない。そして、この場合は、実施例2のような固定リング25が不要になるために、廉価なバ−ナが提供でき、さらには、実施例1と同様の燃焼性能の向上と、煮零れ防止性能の向上がはかれる。
【0030】
(実施例4)
次に、本発明の実施例4におけるバーナについて、図1に基づいて説明する。基本構成は実施例1と同じであるので、異なる点についてのみ説明する。
【0031】
本実施例では、煮零れ案内体17の外周部21と炎口板7の内周部16間にガタを持たせて固定し、煮零れ案内体17の外周部21とバ−ナ本体1の混合室5の内周部3、炎口板7の外周部側と混合室5の外周部4をそれぞれ気密状態に取り付けたものである。煮零れ防止体13と炎口板7間も同様にガタを持たせて固定している。
【0032】
次に動作、作用について説明すると、煮零れ案内体17の外周部21とバ−ナ本体1の混合室5の内周部3、炎口板7の外周部側(実施例では煮零れ防止体13の外周部23)と混合室5の外周部4の軸心が多少ズレていても、ガタによって互いにズレあって、両気密嵌合部は嵌合しあって取り付けられ、混合室5からの混合気の漏れを防止できる。
【0033】
また、気密嵌合は、炎口板7側とバーナ本体1間と、煮零れ案内体17とバ−ナ本体1間で確保するために、両気密嵌合部が異なる構成部品である。従って、必要な気密嵌合状態を得るための加工精度は、気密嵌合部の両物間の隙間のみが要求され、隙間と平面度の両方が要求されないので、物づくりが容易で安価なバ−ナを提供することができる。しかも、両気密嵌合部は、隙間で管理されているために隙間以上の異物の噛み込みもなく、気密嵌合状態が安定して確保、維持できるために、安全なバ−ナおよび安全な調理器が提供できる。
【0034】
(実施例5)
次に、本発明の実施例5におけるバーナについて、図3に基づいて説明する。基本構成は実施例1と同じであるので、異なる点についてのみ説明する。
【0035】
本実施例では、煮零れ案内体17の外周部21と炎口板7の内周部16のいずれかに凸部29を設け他方に凹部30を設け、凸部29と凹部30の嵌合により煮零れ案内体17と炎口板7を固定したものである。本実施例では凸部29を炎口板7の内周部16に、凹部30を煮零れ案内体17の外周部21に設けているが、逆に設けてもよいものである。なお、煮零れ防止体13と炎口板7間も同様に凹凸の嵌合により固定してもよいものである。
【0036】
次に動作、作用について説明すると、炎口板7と煮零れ案内体17が凸部29と凹部30の嵌合であるため、炎口板7と煮零れ案内体17の両者が外力によって回転したりすることのないように固定され、両者間の位置関係は確実に確保できる。煮零れ防止体13と炎口板7間も同様である。そして、実施例1と同様、燃焼性能の向上、あいは煮零れ防止性能の向上等がはかれる。
【0037】
(実施例6)
次に、本発明の実施例6におけるバーナについて、図1に基づいて説明する。バーナの基本構成は実施例1〜5と同じであるので、異なる点についてのみ説明する。
【0038】
本実施例は、実施例1〜5のいずれかのバーナを用いたコンロ31にポイントがある。
【0039】
コンロ31は、天板32のコンロ開口部33に、中央にバーナ開口部34を設けた汁受け皿35を載置し、バーナ開口部34に各実施例に示したバーナを臨ませ、汁受け皿35の外周近傍には、被加熱物である鍋36を載置するゴトク37を設けたものである。ここで、図示していないが、ゴトク37は、バーナの燃焼面に設けた短スリット孔10群の上部に対応する位置に配置したものである。
【0040】
次に動作、作用について説明すると、ゴトク37上に鍋36を載置して調理を行う場合、実施例1で説明したように、バーナの燃焼面12で形成される火炎は短炎化されており、鍋36とバーナとの距離を短くしてもCO等が発生しにくく、同時に燃焼面12の炎口部11の内、短スリット孔10群の直上に、ゴトク37が位置するため、ゴトク37が火炎に強くあぶられることがないため、ゴトク37の火炎による破壊と熱ロスを抑制できることにより、低CO燃焼と高い熱効率を実現できる。さらに低燃焼量においては、保炎性が高くかつ小火炎となるため、低火力で調理する場合に適した状態を実現できる。したがって、高燃焼量から低燃焼量まで、高効率かつ安定燃焼が実現でき、調理性能に優れた調理器を提供することができる。さらに、鍋3から煮零れが発生した場合は、煮零れ防止体13によって、直下の炎口部11内に煮汁が落下することを防止できることは既に説明したとおりであるが、煮零れ案内体17の外端部19で炎口板7の燃焼面12の下端一部、すなわち長スリット孔9の下端を閉塞するものであるため、煮零れの燃焼面12への侵入を抑制し、燃焼への影響を少なくすることができる。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、本発明のバーナおよびこれを用いたコンロによれば、煮零れ案内体の作用で炎口板の上方で燃料予混合気の滞留が発生するため、保炎性が良好になり、高燃焼量から低燃焼量まで安定燃焼が確保できるとともに、あふれた煮汁等があっても煮零れ案内体で燃焼面の一部を閉塞していることで燃焼面への侵入を抑制し、燃焼への影響を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1〜3、6におけるバーナおよびコンロの部分断面図
【図2】同バーナの平面図
【図3】本発明の実施例5におけるバーナの要部を示す部分断面図
【符号の説明】
1 バーナ本体
3 混合室の内周部
4 混合室の外周部
5 混合室
6 二次空気通路
7 炎口板
9 長スリット孔
10 短スリット孔
11 炎口部
12 燃焼面
16 炎口板の内周部
17 煮零れ案内体
20 バーナキャップ
21 煮零れ案内体の外周部
22 炎口板の外周部
25 固定リング
29 凸部
30 凹部
31 コンロ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a burner including a burner body and a burner cap, and a stove using the burner. The burner has a good flame holding property, and the combustion is not easily affected by overflowing broth or the like.
[0002]
[Prior art]
Heretofore, there has been known a burner including a burner main body and a burner cap, in which the flame is directed toward the center of the burner so that the handle of the pot and the stove main body, which are the objects to be heated, are not heated (for example, Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-9-159119
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional burner, only a burner cap is fitted to the burner main body, and a measure is taken to improve the flame holding property and to prevent combustion from being affected by overflowing broth or the like. In addition, the combustion is unstable and is affected by overflowing broth and the like.
[0005]
An object of the present invention is to solve the above-mentioned conventional problems, and an object of the present invention is to provide a burner which has good flame holding properties and is hardly affected by combustion by overflowing broth and the like, and a stove using the same. It is.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a burner of the present invention and a stove using the same comprise a burner body, a burner plate and a burner cap comprising a boiling guide inside the burner plate. The inner side surface is inclined from the upper side to the lower side in the inner circumferential direction to form a combustion surface, and the boil-off guide body closes a part of the combustion surface of the flame port plate at an outer end thereof, and the inner peripheral portion of the flame port plate. Are fixed, and the outer peripheral portion of the boiling guide, the inner peripheral portion of the mixing chamber of the burner body, the outer peripheral side of the flame port plate, and the outer peripheral portion of the mixing chamber are attached in an airtight state.
[0007]
As a result, since the fuel premixed gas stays above the flame plate due to the action of the boiling guide, the flame holding property is improved, and stable combustion from a high combustion amount to a low combustion amount can be secured. Even if there is overflowing broth or the like, since a part of the combustion surface is closed by the boiling guide, entry into the combustion surface can be suppressed, and the influence on combustion can be reduced.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The invention according to
[0009]
According to a second aspect of the present invention, a fixing ring is provided on the outer peripheral portion of the boiling guide, and the end of the inner peripheral portion of the flame port plate is brought into contact with the fixing ring to connect the boiling guide with the flame port plate. By using the fixed burner according to the first aspect, for example, the boiling guide is made of a rigid body (forged product, extruded product, etc.), the flame port plate is made of sheet metal, and the two are combined to form a mechanical device. A burner with high strength can be formed. In addition, the boil-spill guide and the flame mouth plate are made of different materials, so the boil-spill guide uses a material with high corrosion resistance at low temperatures, and the burner plate uses a material with high corrosion resistance at high temperatures. The life of the burner against corrosion caused by boiling water can be remarkably improved.
[0010]
According to a third aspect of the present invention, there is provided the burner according to the first or second aspect, wherein the inner peripheral portion of the flame port plate is press-fitted into the outer peripheral portion of the boiling guide member to fix the boiling guide member and the flame port plate. This eliminates the need for a special member for fixing the boil-off guide and the flame port plate, and can provide an inexpensive burner.
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, a burner according to the second aspect is provided, wherein the burner is fixed with a play between an outer peripheral portion of the boiling guide body and an inner peripheral portion of the flame plate. Even if the axes of the outer peripheral part of the body, the inner peripheral part of the mixing chamber of the burner main body, and the outer peripheral side of the flame port plate and the outer peripheral part of the mixing chamber are slightly misaligned, they are misaligned with each other due to backlash and both airtight fits. The joints are fitted and attached to each other to prevent the mixture from leaking from the mixing chamber.
[0012]
The invention according to claim 5 is characterized in that a convex portion is provided on one of an outer peripheral portion of the boiling guide and an inner peripheral portion of the flame plate, and a concave portion is provided on the other, and the boiling guide is fitted by fitting the convex portion and the concave portion. The flame burner plate and the burner plate according to any one of
[0013]
According to a sixth aspect of the present invention, the stove provided with the burner according to any one of the first to fifth aspects has good flame holding properties, and stable combustion from a high combustion amount to a low combustion amount. It is possible to provide a stove that can secure the same and has little effect on combustion even if there is overflowing broth or the like.
[0014]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
(Example 1)
FIGS. 1 and 2 show a burner according to a first embodiment of the present invention.
[0016]
In FIG. 1,
[0017]
[0018]
[0019]
The above-mentioned
[0020]
In the present embodiment, the
[0021]
Next, the operation and operation will be described. The fuel premixed gas is sucked through the mixing
[0022]
In addition, at a low combustion amount, an increase in the flame holding property can prevent a fire extinguishing phenomenon (a phenomenon in which the combustion flame blows off and disappears due to blowing out, etc.). Therefore, the flame can be concentrated directly above in a wide range from a high combustion amount to a low combustion amount, and heat dissipation can be prevented. Therefore, a burner for a cooker having efficient heat transfer and a wide range of variable heating power can be realized.
[0023]
(Example 2)
Next, a burner according to a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. Since the basic configuration is the same as that of the first embodiment, only different points will be described.
[0024]
In this embodiment, a
[0025]
In the present embodiment, the
[0026]
Next, the operation and action will be described. The
[0027]
(Example 3)
Next, a burner according to a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. Since the basic configuration is the same as that of the first embodiment, only different points will be described.
[0028]
In the present embodiment, the inner
[0029]
Next, the operation and action will be described. The
[0030]
(Example 4)
Next, a burner according to a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. Since the basic configuration is the same as that of the first embodiment, only different points will be described.
[0031]
In this embodiment, a play is provided between the outer
[0032]
Next, the operation and action will be described. The outer
[0033]
The airtight fitting is a component having different airtight fitting portions in order to ensure between the
[0034]
(Example 5)
Next, a burner according to a fifth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. Since the basic configuration is the same as that of the first embodiment, only different points will be described.
[0035]
In this embodiment, a
[0036]
Next, the operation and action will be described. Since the
[0037]
(Example 6)
Next, a burner according to a sixth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. Since the basic configuration of the burner is the same as in the first to fifth embodiments, only different points will be described.
[0038]
This embodiment has a point in the
[0039]
The
[0040]
Next, the operation and the operation will be described. When the cooking is performed with the
[0041]
【The invention's effect】
As described above, according to the burner of the present invention and the stove using the burner, the retention of the fuel premixed gas occurs above the flame opening plate due to the action of the boiling guide, so that the flame holding property is improved. In addition to ensuring stable combustion from high combustion to low combustion, even if there is overflowing broth, etc., a part of the combustion surface is blocked by the boiling guide, thereby preventing intrusion into the combustion surface, The effect on combustion can be reduced.
[Brief description of the drawings]
1 is a partial cross-sectional view of a burner and a stove in Examples 1 to 3 and 6 of the present invention. FIG. 2 is a plan view of the burner. FIG. 3 is a partial cross-sectional view showing a main part of a burner in a fifth embodiment of the present invention. Figure [Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002315693A JP3843929B2 (en) | 2002-10-30 | 2002-10-30 | Burner and stove using the burner |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2002315693A JP3843929B2 (en) | 2002-10-30 | 2002-10-30 | Burner and stove using the burner |
Publications (2)
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