JP2004149220A - 冷凍保存用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】▲1▼冷凍庫内において大きな場所を占有せず、▲2▼手を汚すことなく冷凍された刻み野菜や小物の冷凍食品を希望量だけ的確に且つ迅速に取り出せる冷凍保存用容器を提供すること。
【解決手段】刻み野菜や小物の冷凍食品を収容するための冷凍保存容器Yであって、容器本体1は、有底の筒体2で形成されていると共にその上部域に上方に向かって先細となる先端先細部3を形成してあり、前記先細形状部3の先端を排出口32とすると共に前記排出口32からの冷気の侵入を阻止する栓体を設けてある。
【選択図】 図1
【解決手段】刻み野菜や小物の冷凍食品を収容するための冷凍保存容器Yであって、容器本体1は、有底の筒体2で形成されていると共にその上部域に上方に向かって先細となる先端先細部3を形成してあり、前記先細形状部3の先端を排出口32とすると共に前記排出口32からの冷気の侵入を阻止する栓体を設けてある。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、刻み野菜や冷凍食品を冷凍庫内に保存する際の容器(この明細書では、冷凍保存用容器という)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
めん類その他の料理に刻み葱を用いる場合、ほとんどの主婦は無駄をなくすため購入した全ての葱を刻んでしまい、その結果として料理に必要な量以上に葱を刻むことになる。
【0003】
したがって、通常、余った刻み葱は、タッパ(比較的浅い収納部とこれの開放部を密閉できる蓋から成る)に収容し、冷凍庫内で保存するようにしている。
【0004】
ところが、上記の如くタッパは、冷凍庫内において大きな場所を占有すると共に、刻み葱使用時において手で摘んで取り出したりスプーン等で取り出したりしなければならず、使い勝手が良くないという問題があった。なお、この種の問題は、刻み葱のみに生じることではなく刻み野菜であれば同様に生じる。
【0005】
他方、冷凍食品は袋に収容されているものが多いが、使用量が少なく全てを使い切らなかった場合には、開封部を輪ゴムで縛ったり、特に食品がグリーンピースやコーン(トウモロコシ)のような小物である場合には残りをタッパに入れて冷凍庫内に収容していた。
【0006】
ところが、上記小物を収容するためにタッパを使用した場合、上述した如く大きな場所を占有し、また使用量に応じて的確な量だけ取り出すのが、面倒であった。
【0007】
ところで、冷凍保存用容器としてタッパ以外に、容器本体に開口部を有し、開口部の封止を可能にするジッパー又はファスナーが開口部周縁に配され、容器本体がアルミニウムを含む物質で蒸着された材料からなるものがある(例えば、特許文献1。)。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−55241号公報
しかしながら、この冷凍保存用容器を使用した場合、刻み野菜や小物の冷凍食品を取り出すことが更に困難であり、使い勝手が非常に悪い。
【0009】
更に、上記したタッパ、ジッパーやファスナーの如く冷凍保存用容器では、葱等の刻み野菜を収容させると、容器の内面に刻み野菜が付着して簡単には取れなくなったり、また、刻み野菜が水分で固まって(氷結して)適量分だけを取り出す際にはバラバラにする作業が必要になってしまう。
【0010】
近年、この種の容器を製造・販売している業者及び主婦の間では、▲1▼冷凍庫内において大きな場所を占有せず、▲2▼手を汚すことなく冷凍された食品を希望量だけ的確に且つ迅速に取り出せる冷凍保存用容器が開発されることを待ち望んでおり、さらに、上記▲1▼▲2▼に加えて刻み野菜が容器の内面に付着しにくく且つ刻み野菜が氷結しにくい冷凍保存用容器が開発されることを待ち望んでいる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明では、▲1▼冷凍庫内において大きな場所を占有せず、▲2▼手を汚すことなく冷凍された刻み野菜や小物の冷凍食品を希望量だけ的確に且つ迅速に取り出せる冷凍保存用容器を提供することを課題とする。
【0012】
また、この発明では、▲1▼冷凍庫内において大きな場所を占有せず、▲2▼手を汚すことなく冷凍された刻み野菜や小物の冷凍食品を希望量だけ的確に且つ迅速に取り出せ、▲3▼冷凍された刻み野菜や小物の冷凍食品が容器の内面に付着しにくく且つ氷結しにくい冷凍保存用容器を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
(請求項1記載の発明)
この発明は、刻み野菜や小物の冷凍食品を収容するための冷凍保存容器であって、容器本体は、有底の筒体で形成されていると共にその上部域に上方に向かって先細となる先端先細部を形成してあり、前記先細形状部の先端を排出口とすると共に前記排出口からの冷気の侵入を阻止する栓体を設けてある。
【0014】
(請求項2記載の発明)
この発明の冷凍保存容器は、請求項1記載の発明に関し、容器本体は、一つの有底の筒体の上部域に、二つの先細形状部を形成して成り、一方の先細形状部の排出口は大口であり、他方の先細形状部の排出口は小口であり、両方の排出口を使用することにより、刻み野菜や小物の冷凍食品を希望量だけ的確に且つ迅速に取り出せるようにしてある。
【0015】
(請求項3記載の発明)
この発明の冷凍保存容器は、請求項1又は2記載の発明に関し、容器本体の内壁のうち少なくとも底面部に、凹凸又は突条を設け、前記凹凸又は突条により容器本体の内面と当該容器本体に収容される刻み野菜や小物の冷凍食品との間に空気層が形成されるようにしてある。
【0016】
(請求項4記載の発明)
この発明の冷凍保存容器は、請求項1又は2記載の発明に関し、容器本体内に有底の筒状網部材を収容してあり、前記筒状網部材により容器本体の内面と当該容器本体に収容される刻み野菜や小物の冷凍食品との間に空気層が形成されるようにしてある。
【0017】
(請求項5記載の発明)
この発明の冷凍保存容器は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明に関し、容器全体が合成樹脂により構成されている。
【0018】
(請求項6記載の発明)
この発明の冷凍保存容器は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明に関し、筒体は、縦長である。
【0019】
なお、上記発明の冷凍保存用容器の作用・効果については以下の発明の実施の形態の欄で説明する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を実施形態として示した図面に従って説明する。
〔実施形態1〕
図1はこの発明の実施形態1の冷凍保存容器Yの斜視図、図2は前記冷凍保存容器Yの断面図、図3は実施形態1に類する他の実施形態の冷凍保存容器Yの斜視図を示している。
【0021】
(この冷凍保存容器Yの構成について)
この冷凍保存容器Yは、基本的には図1や図2に示すように、容器本体1とこれの上部を覆うキャップ4とから構成されている。
【0022】
容器本体1は、図1や図2に示すように、手で掴みやすい縦長形状の筒体2と、前記筒体2の上部域に螺着された先細形状体3とから構成されている。
【0023】
筒体2は、図2に示すように、有底の筒状に形成されており、上部域に薄肉部20を有すると共にその外周面に雄ネジ21を形成してある。
【0024】
先細形状体3は、図1や図2に示すように、上端に向かって徐々に先細となるラッパ状部30と、これの下端に連続する立上がり部31とを有するものであり、最小径となる上端開放部を排出口32とすると共に、最大径となる立上がり部31の下部域内周面に上記雄ネジ21に螺合される雌ネジ33を形成してある。また、この先細形状体3では、上記立上がり部31の雌ネジ33を形成した位置よりも少し上部を僅かに小径としてキャップ嵌入部34を形成してある。なお、上記排出口32の開口面積は、容器本体1に入れる刻み葱、グリーンピースやコーン(トウモロコシ)の大きさに対応させて、すなわち、一度に大量に排出されず且つ少量であれば円滑にでる程度の大きさに設定されている。
【0025】
キャップ4は、図1や図2に示すように、天井部分に突出部40を有する略半球殻状のものであり、これの端縁部41が上記キャップ嵌入部34に密に外嵌されるようにしてある。そして、このキャップ2を上記キャップ嵌入部34に完全に嵌め込んだ状態では、図2に示すように、突出部40により排出口32が密に閉止される構成としてある。つまり、この実施形態の冷凍保存容器Yでは、端縁部41とキャップ嵌入部34との嵌め合い、及び突出部40による排出口32の閉止により排出口32からの冷気の侵入を阻止している。
【0026】
なお、この冷凍保存容器Yを構成する部材の全ては、熱伝導率が小さい合成樹脂により形成されている。
【0027】
(この冷凍保存容器Yの機能について)
容器本体1は全体として縦長に形成されているから占有面積が小さく、冷凍庫内において大きな場所を占有せず、冷凍庫内のポケット内に見栄え良く納めることができる。
【0028】
また、容器本体1に収容された冷凍された刻み葱の刻み野菜、グリーンピースやコーン(トウモロコシ)のような小物の冷凍食品は、キャップ4を外して当該容器1を逆さ又は傾斜させるだけで、手を汚すことなく希望量だけ的確に且つ迅速に取り出せる。したがって、円滑に調理ができることになる。
【0029】
更に、端縁部41とキャップ嵌入部34との嵌め合い、及び突出部40による排出口32の閉止により排出口32からの冷気の侵入を阻止しているので冷凍庫内の冷気が侵入せず、その結果、刻み葱の刻み野菜、グリーンピースやコーン(トウモロコシ)のような小物の冷凍食品に臭い匂いが付いたり、過冷凍を防止することができる。
【0030】
(実施形態1に類する他の実施形態)
「筒体2」
上記実施形態1では筒体2は有底のものとしてあるが、筒体2は図3に示すように両端開放の筒体2aにネジにより底蓋2bを取り付ける構成としてもよい。この場合、底蓋2bを筒体2aから外して洗浄することにより、綺麗に汚れ等を落とすことができる。
【0031】
「排出口32からの冷気の侵入の阻止する手段(栓体)」
上記実施形態1では、端縁部41とキャップ嵌入部34との嵌め合い、及び突出部40による排出口32の閉止により排出口32からの冷気の侵入を阻止しているが、どちらか一方のみで排出口32からの冷気の侵入を阻止する栓体としてもよい。
【0032】
〔実施形態2〕
図4はこの発明の実施形態2の冷凍保存容器Yの斜視図、図5は前記冷凍保存容器Yの底蓋2bの斜視図、図6は筒状網部材の斜視図を示している。
(この冷凍保存容器Yの構成について)
この冷凍保存容器Yは、図4に示すように、基本的構成は実施形態1で示したものと同一であるが、両端開放の筒体2aの内面に縦に延びる突条23を、底蓋2bの底面から突出する碁盤状の突条24を、それぞれ設けている点、前記筒体2aの下端部を底蓋2bに圧入して結合している点で相違している。つまり、この冷凍保存容器Yは筒体2の内面の全てに突条23,24が形成されている。
【0033】
(この冷凍保存容器Yの機能について)
この冷凍保存容器Yは、実施形態1と同じ機能を有していると共に、さらに以下に示す機能を有している。
【0034】
冷凍された刻み野菜や小物の冷凍食品が収容された冷凍保存容器Yを、冷凍庫に納めた場合、突条23,24の存在により、冷凍保存容器Yの内壁面と刻み野菜や冷凍食品との間に空気層ができるため、容器の内面に付着しにくく且つ氷結しにくい。したがって、冷凍保存容器Yからの刻み野菜等の排出が円滑であり且つ内部に残ることなく全てが排出できる。また、氷結しないので刻み野菜等の鮮度が保てる。
【0035】
(実施形態2に類する他の実施形態)
「底蓋2b」
上記実施形態2では底蓋2bの内面に碁盤状の突条24を設けてあるが、これにかえて突起25を設けるようにしてもよい。
【0036】
「突条23,24又は突起25にかわる手段」
上記実施形態2では、筒体2の内壁面に突条23,24又は突起25を設けるようにしてあるが、これにかえて、実施形態1の筒体2内に図6に示すような有底の筒状網部材5(樹脂製)を挿入するようにしても、同等の機能を有するものとなる。この構成を採用した場合、筒状網部材5は筒体2から取り出せるので洗浄が非常に容易になる。
【0037】
〔実施形態3〕
図7はこの発明の実施形態3の冷凍保存容器Yの正面図、図2は前記冷凍保存容器Yの平面図を示している。
(この冷凍保存容器Yの構成について)
この冷凍保存容器Yでは、容器本体1は、図7や図8に示すように、一つの平面視小判状に形成された有底の筒体2の上部域に、二つの先細形状部3,3’を形成して成り、一方の先細形状部3の排出口32は大口であり、他方の先細形状部3’の排出口32’は小口であるものとしてある。そして、上記排出口32,32’をそれぞれキャップ4,4’(キャップ4,4’が一体となったものでもよい)で覆うことにより、冷気が排出口32,32’から侵入するのを阻止してある。
【0038】
したがって、この冷凍保存容器Yでは、両方の排出口32,32’を使用することにより、刻み野菜や小物の冷凍食品を希望量だけ的確に且つ迅速に取り出せることになる。
【0039】
なお、この実施形態3の冷凍保存容器Yにおいて、上記実施形態2で採用した突条23,24、突起25や筒状網部材5を使用することもできる。
【0040】
〔その他〕
容器本体1を構成する筒体2、先細径状体3、筒状網部材5、突条23,24、突起25、排出口32は、上記実施形態の形態に限定されず、公知の形態は全て採用できる。
【0041】
また、キャップ4についても、上記実施形態の形態に限定されず、公知の形態は全て採用できる。
【0042】
【発明の効果】
この発明は、上記のような構成であるから次の効果を有する。
(請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の効果)
発明の実施の形態の欄から明らかなように、▲1▼冷凍庫内において大きな場所を占有せず、▲2▼手を汚すことなく冷凍された刻み野菜や小物の冷凍食品を希望量だけ的確に且つ迅速に取り出せる冷凍保存用容器を提供できた。
【0043】
(請求項4乃至7のいずれかに記載の発明の効果)
発明の実施の形態の欄から明らかなように、▲1▼冷凍庫内において大きな場所を占有せず、▲2▼手を汚すことなく冷凍された刻み野菜や小物の冷凍食品を希望量だけ的確に且つ迅速に取り出せ、▲3▼冷凍された刻み野菜や小物の冷凍食品が容器の内面に付着しにくく且つ氷結しにくい冷凍保存用容器を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1の冷凍保存容器の斜視図。
【図2】前記冷凍保存容器の断面図。
【図3】前期実施形態1に類する他の実施形態の冷凍保存容器の斜視図。
【図4】この発明の実施形態2の冷凍保存容器の斜視図。
【図5】前記実施形態2に類する他の実施形態の底蓋の斜視図。
【図6】筒状網部材の斜視図。
【図7】この発明の実施形態3の冷凍保存容器の正面図。
【図8】図7に示した冷凍保存容器の平面図
【符号の説明】
Y 冷凍保存容器
1 容器本体
2 筒体
2a 筒体
2b 底蓋
3 先細形状体
4 キャップ
5 筒状網部材
23 突条
24 突条
25 突起
32 排出口
【発明の属する技術分野】
この発明は、刻み野菜や冷凍食品を冷凍庫内に保存する際の容器(この明細書では、冷凍保存用容器という)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
めん類その他の料理に刻み葱を用いる場合、ほとんどの主婦は無駄をなくすため購入した全ての葱を刻んでしまい、その結果として料理に必要な量以上に葱を刻むことになる。
【0003】
したがって、通常、余った刻み葱は、タッパ(比較的浅い収納部とこれの開放部を密閉できる蓋から成る)に収容し、冷凍庫内で保存するようにしている。
【0004】
ところが、上記の如くタッパは、冷凍庫内において大きな場所を占有すると共に、刻み葱使用時において手で摘んで取り出したりスプーン等で取り出したりしなければならず、使い勝手が良くないという問題があった。なお、この種の問題は、刻み葱のみに生じることではなく刻み野菜であれば同様に生じる。
【0005】
他方、冷凍食品は袋に収容されているものが多いが、使用量が少なく全てを使い切らなかった場合には、開封部を輪ゴムで縛ったり、特に食品がグリーンピースやコーン(トウモロコシ)のような小物である場合には残りをタッパに入れて冷凍庫内に収容していた。
【0006】
ところが、上記小物を収容するためにタッパを使用した場合、上述した如く大きな場所を占有し、また使用量に応じて的確な量だけ取り出すのが、面倒であった。
【0007】
ところで、冷凍保存用容器としてタッパ以外に、容器本体に開口部を有し、開口部の封止を可能にするジッパー又はファスナーが開口部周縁に配され、容器本体がアルミニウムを含む物質で蒸着された材料からなるものがある(例えば、特許文献1。)。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−55241号公報
しかしながら、この冷凍保存用容器を使用した場合、刻み野菜や小物の冷凍食品を取り出すことが更に困難であり、使い勝手が非常に悪い。
【0009】
更に、上記したタッパ、ジッパーやファスナーの如く冷凍保存用容器では、葱等の刻み野菜を収容させると、容器の内面に刻み野菜が付着して簡単には取れなくなったり、また、刻み野菜が水分で固まって(氷結して)適量分だけを取り出す際にはバラバラにする作業が必要になってしまう。
【0010】
近年、この種の容器を製造・販売している業者及び主婦の間では、▲1▼冷凍庫内において大きな場所を占有せず、▲2▼手を汚すことなく冷凍された食品を希望量だけ的確に且つ迅速に取り出せる冷凍保存用容器が開発されることを待ち望んでおり、さらに、上記▲1▼▲2▼に加えて刻み野菜が容器の内面に付着しにくく且つ刻み野菜が氷結しにくい冷凍保存用容器が開発されることを待ち望んでいる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明では、▲1▼冷凍庫内において大きな場所を占有せず、▲2▼手を汚すことなく冷凍された刻み野菜や小物の冷凍食品を希望量だけ的確に且つ迅速に取り出せる冷凍保存用容器を提供することを課題とする。
【0012】
また、この発明では、▲1▼冷凍庫内において大きな場所を占有せず、▲2▼手を汚すことなく冷凍された刻み野菜や小物の冷凍食品を希望量だけ的確に且つ迅速に取り出せ、▲3▼冷凍された刻み野菜や小物の冷凍食品が容器の内面に付着しにくく且つ氷結しにくい冷凍保存用容器を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
(請求項1記載の発明)
この発明は、刻み野菜や小物の冷凍食品を収容するための冷凍保存容器であって、容器本体は、有底の筒体で形成されていると共にその上部域に上方に向かって先細となる先端先細部を形成してあり、前記先細形状部の先端を排出口とすると共に前記排出口からの冷気の侵入を阻止する栓体を設けてある。
【0014】
(請求項2記載の発明)
この発明の冷凍保存容器は、請求項1記載の発明に関し、容器本体は、一つの有底の筒体の上部域に、二つの先細形状部を形成して成り、一方の先細形状部の排出口は大口であり、他方の先細形状部の排出口は小口であり、両方の排出口を使用することにより、刻み野菜や小物の冷凍食品を希望量だけ的確に且つ迅速に取り出せるようにしてある。
【0015】
(請求項3記載の発明)
この発明の冷凍保存容器は、請求項1又は2記載の発明に関し、容器本体の内壁のうち少なくとも底面部に、凹凸又は突条を設け、前記凹凸又は突条により容器本体の内面と当該容器本体に収容される刻み野菜や小物の冷凍食品との間に空気層が形成されるようにしてある。
【0016】
(請求項4記載の発明)
この発明の冷凍保存容器は、請求項1又は2記載の発明に関し、容器本体内に有底の筒状網部材を収容してあり、前記筒状網部材により容器本体の内面と当該容器本体に収容される刻み野菜や小物の冷凍食品との間に空気層が形成されるようにしてある。
【0017】
(請求項5記載の発明)
この発明の冷凍保存容器は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明に関し、容器全体が合成樹脂により構成されている。
【0018】
(請求項6記載の発明)
この発明の冷凍保存容器は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明に関し、筒体は、縦長である。
【0019】
なお、上記発明の冷凍保存用容器の作用・効果については以下の発明の実施の形態の欄で説明する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を実施形態として示した図面に従って説明する。
〔実施形態1〕
図1はこの発明の実施形態1の冷凍保存容器Yの斜視図、図2は前記冷凍保存容器Yの断面図、図3は実施形態1に類する他の実施形態の冷凍保存容器Yの斜視図を示している。
【0021】
(この冷凍保存容器Yの構成について)
この冷凍保存容器Yは、基本的には図1や図2に示すように、容器本体1とこれの上部を覆うキャップ4とから構成されている。
【0022】
容器本体1は、図1や図2に示すように、手で掴みやすい縦長形状の筒体2と、前記筒体2の上部域に螺着された先細形状体3とから構成されている。
【0023】
筒体2は、図2に示すように、有底の筒状に形成されており、上部域に薄肉部20を有すると共にその外周面に雄ネジ21を形成してある。
【0024】
先細形状体3は、図1や図2に示すように、上端に向かって徐々に先細となるラッパ状部30と、これの下端に連続する立上がり部31とを有するものであり、最小径となる上端開放部を排出口32とすると共に、最大径となる立上がり部31の下部域内周面に上記雄ネジ21に螺合される雌ネジ33を形成してある。また、この先細形状体3では、上記立上がり部31の雌ネジ33を形成した位置よりも少し上部を僅かに小径としてキャップ嵌入部34を形成してある。なお、上記排出口32の開口面積は、容器本体1に入れる刻み葱、グリーンピースやコーン(トウモロコシ)の大きさに対応させて、すなわち、一度に大量に排出されず且つ少量であれば円滑にでる程度の大きさに設定されている。
【0025】
キャップ4は、図1や図2に示すように、天井部分に突出部40を有する略半球殻状のものであり、これの端縁部41が上記キャップ嵌入部34に密に外嵌されるようにしてある。そして、このキャップ2を上記キャップ嵌入部34に完全に嵌め込んだ状態では、図2に示すように、突出部40により排出口32が密に閉止される構成としてある。つまり、この実施形態の冷凍保存容器Yでは、端縁部41とキャップ嵌入部34との嵌め合い、及び突出部40による排出口32の閉止により排出口32からの冷気の侵入を阻止している。
【0026】
なお、この冷凍保存容器Yを構成する部材の全ては、熱伝導率が小さい合成樹脂により形成されている。
【0027】
(この冷凍保存容器Yの機能について)
容器本体1は全体として縦長に形成されているから占有面積が小さく、冷凍庫内において大きな場所を占有せず、冷凍庫内のポケット内に見栄え良く納めることができる。
【0028】
また、容器本体1に収容された冷凍された刻み葱の刻み野菜、グリーンピースやコーン(トウモロコシ)のような小物の冷凍食品は、キャップ4を外して当該容器1を逆さ又は傾斜させるだけで、手を汚すことなく希望量だけ的確に且つ迅速に取り出せる。したがって、円滑に調理ができることになる。
【0029】
更に、端縁部41とキャップ嵌入部34との嵌め合い、及び突出部40による排出口32の閉止により排出口32からの冷気の侵入を阻止しているので冷凍庫内の冷気が侵入せず、その結果、刻み葱の刻み野菜、グリーンピースやコーン(トウモロコシ)のような小物の冷凍食品に臭い匂いが付いたり、過冷凍を防止することができる。
【0030】
(実施形態1に類する他の実施形態)
「筒体2」
上記実施形態1では筒体2は有底のものとしてあるが、筒体2は図3に示すように両端開放の筒体2aにネジにより底蓋2bを取り付ける構成としてもよい。この場合、底蓋2bを筒体2aから外して洗浄することにより、綺麗に汚れ等を落とすことができる。
【0031】
「排出口32からの冷気の侵入の阻止する手段(栓体)」
上記実施形態1では、端縁部41とキャップ嵌入部34との嵌め合い、及び突出部40による排出口32の閉止により排出口32からの冷気の侵入を阻止しているが、どちらか一方のみで排出口32からの冷気の侵入を阻止する栓体としてもよい。
【0032】
〔実施形態2〕
図4はこの発明の実施形態2の冷凍保存容器Yの斜視図、図5は前記冷凍保存容器Yの底蓋2bの斜視図、図6は筒状網部材の斜視図を示している。
(この冷凍保存容器Yの構成について)
この冷凍保存容器Yは、図4に示すように、基本的構成は実施形態1で示したものと同一であるが、両端開放の筒体2aの内面に縦に延びる突条23を、底蓋2bの底面から突出する碁盤状の突条24を、それぞれ設けている点、前記筒体2aの下端部を底蓋2bに圧入して結合している点で相違している。つまり、この冷凍保存容器Yは筒体2の内面の全てに突条23,24が形成されている。
【0033】
(この冷凍保存容器Yの機能について)
この冷凍保存容器Yは、実施形態1と同じ機能を有していると共に、さらに以下に示す機能を有している。
【0034】
冷凍された刻み野菜や小物の冷凍食品が収容された冷凍保存容器Yを、冷凍庫に納めた場合、突条23,24の存在により、冷凍保存容器Yの内壁面と刻み野菜や冷凍食品との間に空気層ができるため、容器の内面に付着しにくく且つ氷結しにくい。したがって、冷凍保存容器Yからの刻み野菜等の排出が円滑であり且つ内部に残ることなく全てが排出できる。また、氷結しないので刻み野菜等の鮮度が保てる。
【0035】
(実施形態2に類する他の実施形態)
「底蓋2b」
上記実施形態2では底蓋2bの内面に碁盤状の突条24を設けてあるが、これにかえて突起25を設けるようにしてもよい。
【0036】
「突条23,24又は突起25にかわる手段」
上記実施形態2では、筒体2の内壁面に突条23,24又は突起25を設けるようにしてあるが、これにかえて、実施形態1の筒体2内に図6に示すような有底の筒状網部材5(樹脂製)を挿入するようにしても、同等の機能を有するものとなる。この構成を採用した場合、筒状網部材5は筒体2から取り出せるので洗浄が非常に容易になる。
【0037】
〔実施形態3〕
図7はこの発明の実施形態3の冷凍保存容器Yの正面図、図2は前記冷凍保存容器Yの平面図を示している。
(この冷凍保存容器Yの構成について)
この冷凍保存容器Yでは、容器本体1は、図7や図8に示すように、一つの平面視小判状に形成された有底の筒体2の上部域に、二つの先細形状部3,3’を形成して成り、一方の先細形状部3の排出口32は大口であり、他方の先細形状部3’の排出口32’は小口であるものとしてある。そして、上記排出口32,32’をそれぞれキャップ4,4’(キャップ4,4’が一体となったものでもよい)で覆うことにより、冷気が排出口32,32’から侵入するのを阻止してある。
【0038】
したがって、この冷凍保存容器Yでは、両方の排出口32,32’を使用することにより、刻み野菜や小物の冷凍食品を希望量だけ的確に且つ迅速に取り出せることになる。
【0039】
なお、この実施形態3の冷凍保存容器Yにおいて、上記実施形態2で採用した突条23,24、突起25や筒状網部材5を使用することもできる。
【0040】
〔その他〕
容器本体1を構成する筒体2、先細径状体3、筒状網部材5、突条23,24、突起25、排出口32は、上記実施形態の形態に限定されず、公知の形態は全て採用できる。
【0041】
また、キャップ4についても、上記実施形態の形態に限定されず、公知の形態は全て採用できる。
【0042】
【発明の効果】
この発明は、上記のような構成であるから次の効果を有する。
(請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の効果)
発明の実施の形態の欄から明らかなように、▲1▼冷凍庫内において大きな場所を占有せず、▲2▼手を汚すことなく冷凍された刻み野菜や小物の冷凍食品を希望量だけ的確に且つ迅速に取り出せる冷凍保存用容器を提供できた。
【0043】
(請求項4乃至7のいずれかに記載の発明の効果)
発明の実施の形態の欄から明らかなように、▲1▼冷凍庫内において大きな場所を占有せず、▲2▼手を汚すことなく冷凍された刻み野菜や小物の冷凍食品を希望量だけ的確に且つ迅速に取り出せ、▲3▼冷凍された刻み野菜や小物の冷凍食品が容器の内面に付着しにくく且つ氷結しにくい冷凍保存用容器を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1の冷凍保存容器の斜視図。
【図2】前記冷凍保存容器の断面図。
【図3】前期実施形態1に類する他の実施形態の冷凍保存容器の斜視図。
【図4】この発明の実施形態2の冷凍保存容器の斜視図。
【図5】前記実施形態2に類する他の実施形態の底蓋の斜視図。
【図6】筒状網部材の斜視図。
【図7】この発明の実施形態3の冷凍保存容器の正面図。
【図8】図7に示した冷凍保存容器の平面図
【符号の説明】
Y 冷凍保存容器
1 容器本体
2 筒体
2a 筒体
2b 底蓋
3 先細形状体
4 キャップ
5 筒状網部材
23 突条
24 突条
25 突起
32 排出口
Claims (6)
- 刻み野菜や小物の冷凍食品を収容するための冷凍保存容器であって、容器本体は、有底の筒体で形成されていると共にその上部域に上方に向かって先細となる先端先細部を形成してあり、前記先細形状部の先端を排出口とすると共に前記排出口からの冷気の侵入を阻止する栓体を設けてあることを特徴とする冷凍保存用容器。
- 容器本体は、一つの有底の筒体の上部域に、二つの先細形状部を形成して成り、一方の先細形状部の排出口は大口であり、他方の先細形状部の排出口は小口であり、両方の排出口を使用することにより、刻み野菜や小物の冷凍食品を希望量だけ的確に且つ迅速に取り出せるようにしてあることを特徴とする請求項1記載の冷凍保存用容器。
- 容器本体の内壁のうち少なくとも底面部に、凹凸又は突条を設け、前記凹凸又は突条により容器本体の内面と当該容器本体に収容される刻み野菜や小物の冷凍食品との間に空気層が形成されるようにしてあることを特徴とする請求項1又は2記載の冷凍保存用容器。
- 容器本体内に有底の筒状網部材を収容してあり、前記筒状網部材により容器本体の内面と当該容器本体に収容される刻み野菜や小物の冷凍食品との間に空気層が形成されるようにしてあることを特徴とする請求項1又は2記載の冷凍保存用容器。
- 容器全体が合成樹脂により構成されていることを特徴とする請求項1乃至4記載の冷凍保存用容器。
- 筒体は、縦長であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の冷凍保存用容器。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009047335A (ja) * | 2007-08-17 | 2009-03-05 | Fujitsu Ltd | 液体窒素を用いた冷却器 |
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- 2003-08-29 JP JP2003209702A patent/JP2004149220A/ja active Pending
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