JP2004148465A - 被加工物の衝撃加工方法と装置、及びそれで加工された半導体装置 - Google Patents

被加工物の衝撃加工方法と装置、及びそれで加工された半導体装置 Download PDF

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Masakazu Ishino
正和 石野
Kanji Otsuka
寛治 大塚
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Meisei Gakuen
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Hitachi Ltd
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Abstract

【課題】半導体ウエハまたはそれらチップを貫通する微小孔をポンチによる機械加工で穿つことができるようにする。
【解決手段】シリンダ内において、ハンマー4が低速で下降してピストン6に衝撃的に衝突し、燃焼ガス注入弁7から予め充填されている空気混合燃焼ガスに衝撃的に加圧する。これにより、この気体は整流路8を通るが、このとき、圧縮応力波としてd/d倍=0.578倍以上に高速化され、インピーダンス整合ガイド9を介して加速ガイド11に送られる。この加速ガイド11では、その中に設けられているポンチ10がこの圧縮応力波で加速されながら進行し、ガードレール12を介して被加工物であるウエハ13に衝突する。これにより、ウエハ13に貫通孔が形成される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハもしくはその半導体チップなどの被加工物を貫通する微小孔をポンチによる機械加工で穿つ被加工物の衝撃加工方法と装置、及びそれで加工された半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体結晶のような脆くて結晶欠陥を嫌う材料に対して、プレスのような機械加工を行なうことはなかった。このような材料に孔開け加工を行なう場合には、ドライエッチングが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ドライエッチングによる孔開け加工を行なう場合、エッチングマスクの作成等プロセスが複雑で、かつ高価な真空装置を使用するために、加工コストが高くなるという欠点があった。また、加工する結晶材料に応じてエッチングガスを選定し直す必要があり、加工時間も1〜5ミクロン/分と比較的長時間を要するという欠点があった。
【0004】
本発明の目的は、かかる問題を解消し、半導体結晶に発生する結晶欠陥を最小に抑えながら、ポンチによる機械加工を可能として、高速かつ低価格で半導体ウエハもしくは半導体チップなどの被加工物に貫通孔を開けることができるようにした被加工物の衝撃加工方法と装置、及びそれで加工された半導体装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
始めに、本発明による貫通孔の加工原理に関して説明する。
【0006】
まず、気体の体積弾性率k[g/msec=N/m]について説明する。なお、括弧[ ]内は物理量の単位の名称を示している。
【0007】
力fが与えられることによる気体の変位をδとすると、運動の方程式
ma=f
となる。ここで、mは質点の質量、aは加速度であり、
a=dδ/dt
であるから、上記の運動の方程式は、
m・dδ/dt=f、あるいは、dδ/dt=f/m
と表わされる。
【0008】
力fによってその方向に微小距離dzだけ変位するに要する時間、即ち、変位時間dtは、気体の伝搬速度をvとすると、dz/vで与えられ、上式の加速度aを力fの方向(つまり、進行方向)の距離dzで表わすと、dt=dz/vであるから、
・dδ/dz
となる。即ち、
δ/dt=v・dδ/dz・・・・・・・・(1)
という波動方程式が得られる。
【0009】
質点の質量mは密度ρ[g/m]で表わされ、力fと変位δとの関係を決める体積弾性率kの関係式f=−kδから圧力pを求めると、p=df/dzから、
p=−k・dδ/dz・・・・・・・・・(2)
が得られる。進行方向の微小距離dzに直角な単位部分で考えると、この両端での圧力差は−dp/dzでこの部分の質量はρであること、ma=fはρa=−kδとなるため、
ρ・dδ/dt=−dp/dz
さらに、式(2)より、
ρ・dδ/dt=k・dδ/dz
が得られ、これを、式(1)と同様、dδ/dzについての式に変換すると、
δ/dt=(k/ρ)・dδ/dz・・・・・・(3)
となる。従って、上記式(1),(3)から、v=k/ρとなり、伝搬速度vは、
【数1】
Figure 2004148465
と表わされる(ここで、cは固有速度のための記号とした)。即ち、気体の力fの伝播速度vは、気体の体積弾性率kを密度ρで割った値の平方根となる。331m/secが空気での伝播速度である。液体でも同様であるが、水での場合には、1500m/secとなる。伝播経路の抵抗、即ち、音響インピーダンスは
【数2】
Figure 2004148465
と表わされ、空気で428.6[Ns/m]、水で1.5×10[Ns/m]であり、伝達エネルギの反射に関するパラメータとなる。そして、これらは均質媒体の縦波として伝播する。
【0010】
固体内では、弾性縦波と横波が起こり、表面では、表面波としてのレイリー波が起こる。固体は、圧縮方向に対して縮むとき、その直角面では伸びるため、これが横波となる。直角面の伸びはポアソン比νの大きさに比例する。これが縦弾性率Eと横弾性率Gとの関係となる。入力エネルギに対して横方向にエネルギが逃げるため、縦波伝播速度vはその分遅くなる。直角面にx方向とy方向があるため、その配慮も必要である。
【0011】
縦波伝播速度v,横の伝播速度v及びレイリー波の伝播速度vは、次のように表わされる。
【数3】
Figure 2004148465
ここで、Sは剛性率、Cはポアソン比νで決まる定数(C<1)である。ν=0.25とすると、v:v:v=1.73:1:0.92となる。これらの速度v,v,vは夫々定数であり、このため、これらを、以下、速度c,c,cという。
【0012】
また、体積弾性率k,縦弾性率E及び剛性率Sの関係を示すと、
E=2S(1+ν)
E=3k(1−2ν)
となる。ここで、ポアソン比νはガラスで0.25、Siで0.07、Cuで0.342、Alで0.345であり、最も大きいものは、ゴムのようなものであって、0.6である。
【0013】
Siウエハの構成材料を見ると、次の表1に示すようになる。
【表1】
Figure 2004148465
この表1は、固体中の力の伝達速度を示している。
【0014】
気体や液体と同様に、原子の相互作用の追従性を示すとともに、次の原子が存在する距離の大小に関係することになる。もし、外力がこの速度より速いときには、どのような現象が起こるであろうか。銃を例にすると、銃の弾丸の速度は空気中の音速の数倍である。弾丸がガラスを貫通するとき、この弾丸の大きさに近い孔が開くだけであって、周囲にクラックの進展はない。重要なことは、弾丸が通過する範囲にしか応力が与えられず、極端に言えば、ガラス全体は弾丸の通過することすら感知していないことになる。
【0015】
弾丸の速度が1000m/sec程度で、上記表1のSiOに近い音速を持つガラス(c=5440m/sec)の孔加工ができる。固体の横波を越える速度で加工すると、力の及ぶ隣の原子は、応力の伝わる時間的余裕を与えることなく、剪断エネルギで破壊されることになる。
【0016】
ここで、高速加工でもう1つ重要な現象例を示す。
【0017】
高速で水面に衝突すると、水面(c=1500m/sec)は硬い固体のように感じられる。これは、50m/sec(=180km/h)という遅い速度でも、その状態となる。静止物体を運動させるための加速エネルギそのものである。
【0018】
これらの現象を加工形状で説明する。図1はそのモデルである。
【0019】
図1において、いま、16個の原子1を対象として、これら間の結合枝1aの夫々はばね定数κと結合の強さを表わすエネルギUintを有しているものとする。ここで、原子と体積弾性率kや凝集エネルギ2γとの関係を示すと、
体積弾性率k={κ×原子濃度×(配位数/2)}/{9×(原子半径×2)
凝集エネルギ2γ=Uint×アボガドロ数/(配位数/2)
となる。
【0020】
図1に示す16個の原子1の中心2列に右方から、ポンチ2より、力Fが加えられたとする。ここで、ポンチ2の速度vが原子結合の弾性波伝播速度より十分速いとすると(v≧c)、中心2列の8個の原子1が、その進行方向の結合枝1aの弾性変形(弾性波伝播の元になる現象)をする暇を与えられず、全体が左方に移動し、上下の8本の結合枝1aが剪断力で破断する。完全にポンチ2の径に相当する側面に何らステップのない鏡面仕上げの穴を穿つことができる。
【0021】
上下8本の結合枝1aの切断と8個の原子1に与えられた運動エネルギをポンチ2の運動エネルギから貰い受けるが、その破断に至る変位をδ、破断に至る力をFをすると、
/2>8κδ +8m/2=8F /2κ+8m/2
の関係が成り立つ。ここで、m はポンチ2の質量、m は原子1個の質量である。この式では、左辺のm/2がポンチ2の運動エネルギ、左辺第1項の8F /2κが上記8本の結合枝1aを剪断するためのエネルギ、同じく第2項が上記中心2列の8個の原子1の運動エネルギである。これが、請求項2に係る発明の根拠となるものである。
【0022】
ポンチ2の速度vがだんだん遅くなると、結合枝1aの多少の弾性変形を許すことになり、速度cで力の波動が進行方向の斜め後方に広がっていく。ポンチ2の速度vと速度cが同じであれば、力の波動は立体角45°を形成する。力の及ぶ立体角45°の中で一番強度の弱い部分で破壊が進行するが、破壊面は必ずしも立体角45°の境界線ではない。これは、ポンチ2が1個の原子格子を通過したときの条件であり、速度cはもっと速いため、2個目の原子1以降の周辺はtanθ=c/cという立体角度で力が及ぶ。2個目の原子1にポンチ2が進行したときには、1個目の原子1の周辺は必ず破壊しているため、tanθの角度の中の一番弱いところを選んで破壊が進展する。選ばれた先端の破壊方向に慣性が出るため、破壊は立体角の中の一番弱いところではないが、できるだけ弱いところを選びながら進展する。
【0023】
3個目の原子1も、2個目の原子1と同じであるため、tanθ=c/cの関係は変わらない。c>vの範囲であまり遅くならないポンチ2の速度vでは、その速度vに関係なくこの一定角度が力の及ぶ範囲となる。例えば、Siでは、立体角34°、Alなど金属やガラス,有機物では、約25°となる。この条件では、アスペクト比の高い穴を穿つことはできない。しかし、1個目の原子1の主応力角度はほぼ0°(上面に対して直角を0°とする)であるため、その方向がクラックの進展方向となり、必ずしも応力範囲の最大に広がることはない。薄い板であれば、この条件でも、ポンチ径と同様な穴を穿つことができる。
【0024】
<v<cの条件では、最初は速度cより速度でポンチ2が進むため、図1の条件となる。ポンチ2が進行するほどに速度cと速度vとの差による遅れτが生じることになる。ポンチ2が進む方向の微小距離dzを考え、dz/τ=dvなる速度要素を考えると、v≦cなる条件が満足されるとき、直角方向に力が及ぶ。その角度はtanθ=v/cの関係となる。ここで、τ=1/z(c−v)であるから、
z(c−v)dz=dv
であり、これを積分して
(c−v)z/2=v
となる。従って、
tanθ=(c−v)z/2c・・・・・(5)
が得られる。このtanθはzの関数となり、力の及ぶ範囲は2次曲線的なラッパの口のようになる。
【0025】
一般的には、初期破断角度に支配されるため(クラックの慣性があるため)、ある距離をおいた後多少に広がりを見せる加工形状となるが、被加工物の厚みが薄ければ、最初の図1の条件とほとんど同じ垂直の鏡面加工ができる条件である。そこで、少なくともポンチ2の速度を横波の伝搬速度c以上、即ち、縦波の伝搬速度(ポンチ2の移動速度)cのc/c=1/1.73=0.578倍以上としたものである。請求項1に係る発明の根拠となるものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面により説明する。
【0027】
図2は本発明による被加工物の衝撃加工方法と装置の一実施形態を示す図であって、3はクランクシャフト、4はハンマー、5は空気抜き穴、6はピストン、7は燃焼ガス注入弁、8は整流路、9はインピーダンス整合ガイド、10はポンチ(バレル)、11は加速ガイド(脱着式)、12はガイドレール、13はウエハ、14はダイスである。
【0028】
ここでは、ポンチを音速の0.578倍以上で被加工材料に打ち当てるための加工方法及び装置に説明するものである。
【0029】
同図において、この実施形態は、フライホイルのついた機械式プレス機の構成をなすものであって、シリンダ内において、クラッチの結合とともにクランクシャフト3を通じてハンマー4が1m/secから数m/secの速度で下降する。このハンマー4はピストン6に衝撃的に力を加え、これを同じ速度で距離δだけ変位させるものである。ハンマー4がピストン6に衝撃的に衝突するように、ハンマー4やシリンダに気体の逃げる穴5が適宜設けられている。これにより、燃焼ガス注入弁7からシリンダ内に予め充填されている空気混合燃焼ガスは衝撃的に加圧されるが、このシリンダ内では、速度は高々1m/sec程度しかない。この気体の逃げ道である整流路8の直径dは、シリンダ内のピストン6の直径dの1/100程度であるため、衝撃的な圧力変化に対して、圧力変化がなく、瞬時に反応するとなれば、ベルヌイの法則に従って、100=10000m/secの流速で気体がこの整流路8に流出することになる。即ち、ピストン6と整流路8とでベルヌイの法則に従う管構成が形成されていることになる。このため、整流路8での気体は音速をはるかに超える流速になり、断熱変化を考慮した高速流体の解析が必要となる。
【0030】
そこで、まず、整流路8の管壁の摩擦係数Frはレイノルズ数Reによって決まるため、これを求めると、
Fr=16/Re、但し、Re=ρvr/η
となる。ここで、ρは気体の密度、ηは気体の粘度、vは気体の速度、rは管内半径である。ちなみに臨界レイノルズ数(1500から2100程度)以下での管内流の圧力損Δpはηv/rに比例し、臨界レイノルズ数以上では、ρv/rに比例するという、臨界レイノルズ数以下と以上とでは、全く支配する物理が変わってくると同様に、超音速流体での挙動も異なる。
【0031】
この音速以下の状態を管内で考える。いま、管の直径をD、長さをL、管の出口の圧力をpとすると、レイノルズ数Reの高いときの圧力損Δpは、
Δp=p−p=2ρcFrL/gD
となる。ここで、Frは上記の摩擦係数であって、既に述べたように、16/Reである。計算をすると、ほとんど圧力損で占められることになり、瞬時に粘性流は起こらないということになる。しかし、音速を超える高速気体では、これを固体と同じ剛体であるとみなせる。図1におけるポンチ2の押し込みで移動しない原子部分が管の内壁に相当し、原子1での移動する中心2列が剛直化した気体であるとみなせる。管内壁と気体との結合は、主として、ファンデルワールス力であり、これが切れて管壁抵抗がほぼ0になった状態となる。圧縮気体のため、熱力学に従った法則が支配する。即ち、断熱変化の気体速度vadは、
【数4】
Figure 2004148465
となる。ここで、cはその状態のときの力の伝播速度、γは定圧比熱と定容比熱との比、pは断熱変化後の気圧、pは初期の気圧である。気圧pは整流路8の入口の圧力となり、気体速度vadも整流路8の入口の流速となる。
【0032】
いま、この状態におけるマッハ値Ma=vad/cとすれば、圧力比p/pを容積比、温度比に変えることができる。即ち、
Figure 2004148465
となる。これは、気体の移動を伴った熱力学バランスとなる。
【0033】
次の表2の空気を例に取り、
【表2】
Figure 2004148465
整流路8内の気圧p=105Pa(Pa=1気圧)とし、ピストン6でシリンダ内の空気を1/15に縮めて、気圧p=15×105Pa(等温圧縮)にすると、気体速度vad=2.15Ma=797m/secが得られる。しかし、これでは、全く不十分な流速である。衝撃圧縮のエネルギをそのまま逃がすためには、整流路8内で10000m/secの流速を必要としたが、断熱圧縮という条件では、約8%程度しかエネルギは逃げないため、シリンダ内は内燃機関としての構造が保てる。断熱圧縮では、pVγ=RTの関係となる。pまたはVを消去した式は、
TVγ −1=const.
または、
Tp(1− γ )/ γ=const.
となる。1/10の断熱圧縮で温度は10γ −1分だけ上昇する。即ち、20℃から460℃に上がる。1/15圧縮では、593℃となる。
【0034】
非常にダイナミックな問題で複雑なので、式の展開ができないが、燃焼ガス注入弁7からシリンダ内に注入されている空気混合燃料ガスが、その断熱圧縮により、その自然発火温度に達すると、シリンダ内で爆発を起こすことができる。これは、ジーゼルエンジンの原理と同様である。
【0035】
ここで、空気と混合して空気混合燃料ガスとするための燃焼ガスの諸特性を表3に示す。
【0036】
【表3】
Figure 2004148465
爆発的な反応を起こす範囲は比較的広く、その中心が21%の酸素を含む空気の当量反応を起こす理想的なところとなる(多少酸素が過剰になっている)。このときが一番燃焼ガス温度が高くなるときであり、約2000℃である。
【0037】
いま、断熱圧縮1/15の条件(T=593℃)で都市ガス燃焼を起こし、温度差1800℃(T=2393℃)になったと仮定する(モル比減圧0.975を考慮)。このときには、圧力pが122.5気圧になり、1266m/secの気圧速度vadが得られる。
【0038】
気体の移動を伴った衝撃波は速度vadであり、インピーダンスが整合する限りにおいて、バレル10までそのまま伝わる。整流路8と各バレル10に至る分岐路(全体を束ねた場合)とはその断面積が不変な状態になっていて、インピーダンス整合がとられている。従って、反射はしない。ここで、整流路8と加速ガイド11との間のインピーダンス整合ガイド9は、整流路8からの衝撃波を各加速ガイド11でのバレル10に分岐するために、バレル10毎の通路9aからなっているが、これら通路9aが互いに離れていき、従って、これら通路9aの束が加速ガイド11側で広がるファンネル(funnel)構造をなしている。これら通路9aが一定の断面積を保っており、これにより、上記のように、インピーダンス整合が取られており、整流路8からの衝撃波が、反射せずに、各バレル10に伝達されることになる。
【0039】
なお、バレル10は、モリブデンMo,タングステンWまたは超鋼材料などで構成されている。
【0040】
衝撃波がバレル10に到達した瞬間、静止していたバレル10は慣性を持っているため、この衝撃波は全反射する。このとき、2倍、即ち、2532m/secの反動速度をバレル10が得ることになる。
【0041】
この衝撃波は、脈動するという欠点がある。即ち、減圧領域が生じる。最初の衝撃波は爆発前にあり、797m/secで衝突し、減圧になろうとしたときに、第2波である爆発衝撃波が訪れる。これにより、安定な圧縮力がバレル10に作用する。バレル10が流速より速い速度を得ると、バレル10の後方は減圧状態になるが、剛直気体はこれによって加速され、バレル10に追従する。定常状態になると、断熱状態とは関係がなくなり、122.5気圧という圧力差で剛直気体(管壁抵抗がほぼ0という状態)は加速される。これが、バレル10の誘導路としての加速ガイド11を設けた理由である。これは、銃の原理と全く同じであり、5000m/secを超えるバレル10の速度が期待できる。
【0042】
加速ガイド11、またはバレル10にスパイラル溝が形成されていて、バレル10は加速ガイド11内で回転が与えられる。あるいは、バレル10には、その先端部を除いて、縦溝が形成されている。銃身と弾丸との関係のように、加速ガイド11とバレルの間には、比較的大きなクリアランスが設けられているが、照準に対する狂いはない。かかる回転を与えられることにより、バレル10は加速ガイド11の中心を安定して進行し、加速ガイド11の開放部でも、バレル10はその回転によって安定な直進性を持っている。なお、ガイドレール12は、基本的には、不要であるが、バレル10が作る二次衝撃波や後方流を安定化するためのものである。
【0043】
ところで、宇宙船の大気突入速度は約11000m/secであり、前方の空気との衝突で急速に速度が低下するだけでなく、高温に加熱されることになる。加速ガイド11内を進行してここから飛び出すバレル10も同様であって、従って、加速ガイド11から開放されたバレル10も、できるだけ短い距離で、ウエハ13に衝突させる必要がある。後方流と切り離す距離を短くするために、ガイドレール12があるものであり、また、十分な空気抜き面積を必要とするために、空気抜き孔5が設けられている。
【0044】
ここで、エネルギ伝達について説明する。
【0045】
衝撃波を与えるための気体の運動エネルギは、バレル10に与える運動エネルギに対して十分すぎるほどあるため、ここでは、これを論議しない。なお、以下では、バレル12をポンチ12と呼び換えることにする。
【0046】
/2>8κδ +8m/2=8F /2κ+8m/2
は既に述べた式であるが、これは、ポンチ10の運動エネルギEと、ウエハ13での被加工孔となる部分が被加工孔となるための運動エネルギEと、この被加工孔となる部分がくり抜かれて生じた切子の運動エネルギEと関係に対応している。即ち、運動エネルギEは上記式の左辺のm/2に対応し、運動エネルギEは上記式の右辺第1項の8F /2κに対応し、運動エネルギEは上記式の右辺第2項の8m/2に対応する。そして、図1に示す実施形態では、この式に対応して示す後述の式(6)に示すように、ポンチ10の運動エネルギは、被加工孔の内面積と単位面積当りの表面エネルギの2倍と切子の運動エネルギとの和より大きくなければならない、ということになる。
【0047】
加工は衝撃的であり、ポンチ10の進行における摩擦はないことから、ほぼ釣り合っていても、加工は可能である。剛直気体も同様であったが、摩擦抵抗とは剪断運動している界面での原子の相互作用であり、その物理である。その相互作用の速度は弾性波伝播速度であり、これより速い剪断速度では、界面原子の相互作用はないといえる。この物理が非常に微小な穴を穿つときの手段となる。
【0048】
上式をこの実施形態の加工に有用パラメータに置き換えると、
/2>2γA+m/2・・・・・・・・(6)
となる。ここで、γは表面エネルギ、mは切子の質量、Aは被加工孔の内面積である。この式(6)において、左辺のm/2が上記の運動エネルギEであり、右辺第1項の2γAが上記の運動エネルギEであり、右辺第2項が上記の運動エネルギE である。
【0049】
次の表4は、元素の夫々の表面エネルギをまとめたものである。
【0050】
【表4】
Figure 2004148465
ここで、Siウエハを加工対象とし、50μmの径の被加工孔を200μm厚みのSiウエハに加工するものとする。この場合、
Figure 2004148465
とすると、上記式(6)の右辺は、
Figure 2004148465
となる。ポンチ10は500倍の質量が必要であって、15mm長さのW(タングステン)のポンチ10であれば、
Figure 2004148465
とすると、上記式(6)の左辺は、
Figure 2004148465
となり、上式(6)を満足する。
【0051】
計算過程から明らかなように、ほとんどが結合エネルギを切断するために必要であって、被加工孔の径が小さいほど質量に対する内面積比が増大するため、ウエハ13厚みを薄くしなければならないことになる。
【0052】
なお、ウエハ13は、台14を下台とし、ポンチ10の誘導路の一部をなすガイドレール12の先端部を上台とし、これら下台と上台とで挟持されるようにして固定されている。上台は、そのポンチ10の出口内にウエハ13の孔が加工される部分が含まれるように、ウエハ13に当接し、また、下台14には、ポンチ10の直径の1.1〜10倍の直径を有する孔が設けられており、この孔にウエハ13の孔が加工される部分が含まれるように、ウエハ13に当接している。
【0053】
ポンチ10による衝突面は平坦であることが、切子に余分な変形をさせず、即ち、切子の変形に余分なエネルギを投入せず、エネルギ最小にする方法となる。ウエハ面が平坦でなければ、裏面を平坦にして裏面から加工することが推奨される。
【0054】
切子とポンチ10とは超高速で加工装置外に飛び出すため、これを停止する緩衝壁が必要であるが、一般的に難しいだけでなく、ポンチ10の変形を伴うため、図2に示す実施形態では、縦方向下に整流路8が設けられ、真下の方向に向けて切子とポンチは泡の層を介した水槽内に突入させることが一案である。界面活性剤で500mm以上の泡の層を設ける必要がある。水面は剛体とみなし得る速度を持つためである。これにより、加工精度の高い高価なポンチ10の再利用が可能となる。
【0055】
以上は、1回のポンチ10の射出により、複数個の孔加工を同時に行なうための加工機に関する説明であるが、加速ガイド11を1個とし、被加工物であるウエハ13を所望の間隔でこの加速ガイド11に対して垂直方向に移動させながら、連続的にポンチ10を射出して孔加工するようにしてもよい。この場合には、孔開け間隔等が加工機の加速ガイド11に拘束されることなく自由に設定できるので、少量多品種の孔開け加工に適するる
次に、本発明による加工方法を用いて加工した半導体チップを利用して得られる半導体装置の構造に関して説明する。
【0056】
デバイス加工が終了したウエハの表面には、サブミクロンの凹凸が存在する。ポンチ10の速度が速度cを超えるような速度で孔加工ができるときには、表面から被加工孔を穿つことができるが、ポンチ速度10が速度cより遅く、速度cに近い速度になると、この凹凸に対する応力バランスがくずれて加工角度(直角)が安定しない。これには、裏面研磨で薄くするとき、その仕上げを鏡面にして、裏面より加工を行なうことで対応できる。50μm径の被加工孔に対し、200μm(z)の条件で速度v=cとすると、上記式(5)から、20nmだけすそが広がったラッパ状の加工で許容できる範囲であるが、これを問題にするときには、速度vを多少でも大きくすればよい。もしくは厚みを薄くすると、加工形状は2乗で改良できる効果がある。
【0057】
ポンチ10の衝突面の外周がステップのない円周であれば、クラックが皆無で垂直な鏡面加工仕上げの孔になるため、その後のスパッタ皮膜形成などで影になるピットがなく、非常に加工し易い。絶縁膜を形成後、めっきなどでCuコラムを形成し、スタック可能な構造とする。被加工孔が垂直で欠陥がないことから、図3のように、半導体チップ15を複数個積層して、これら間を充填樹脂17で接合するとともに、上下間を被加工孔であるビイアホール16内のCuコラムで接続した三次元構造の半導体装置が実現可能である。この半導体装置は、加工孔16に欠陥がないため、応力が加わっても、クラックが発生する危険が少なく、高信頼性に優れた装置の実現が可能である。
【0058】
図4のように、寸法の異なるチップ18,20を互いに接続することも可能である。搭載基板19上で、間に挟まれたチップ20は導通孔(被加工孔で、バイアホール)21が必要であるが、表面に配置されるチップ18はフェースダウン接続ができる。
【0059】
図3及び図4は半導体チップの積層例を示したが、積層する材料としては、ガラスのような絶縁物であってもよいし、あらゆる組み合わせの構造体に適用可能である。
【0060】
積層構造の全体の厚みが比較的薄ければ、加工材料を積層、接着した後でポンチで被加工孔を穿つことができる。この場合、被加工孔(バイアホール)の端面では、図5に示すように、貫通孔21に導電材料を充填してコラムを形成するとき、半導体チップ20の表面に平滑な配線導体24が露出するため、かかる導電性のコラムを作るだけで半導体チップ20上の配線と導通を取ることができる。かかる配線導体24は、接続部22で導電性のコラムと接続されている。
【0061】
なお、以上では、半導体ウエハを貫通孔の加工対象物としたが、本発明は、これのみに限定されるものではなく、他の加工対象物に適用可能であることはいうまでもない。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明により、従来ドライエッチングで行なっていたウエハへの貫通孔の形成を、ポンチによる機械加工で実現可能としたものであるから、貫通孔の加工時間を大幅に短縮でき、かつ加工対象物の破損や結晶欠陥の少ない孔加工が可能となる。
【0063】
また、本発明によると、上記の孔加工技術をLSI等の半導体チップの積層や接続に適用することにより、高密で信頼性に優れた3次元構造の半導体装置を安価に提供できる
【図面の簡単な説明】
【図1】衝撃加工の原理を示すモデル図である。
【図2】図2は本発明による被加工物の衝撃加工方法と装置の一実施形態を示す図である。
【図3】本発明による半導体装置の一実施形態を示す断面図である。
【図4】本発明による半導体装置の他の実施形態を示す断面図である。
【図5】本発明による半導体装置のさらに他の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
3 クランクシャフト
4 ハンマー
5 空気抜き穴
6 ピストン
7 燃焼ガス注入弁
8 整流路
9 インピーダンス整合ガイド
10 ポンチ(バレル)
11 加速ガイド(脱着式)
12 ガイドレール
13 ウエハ
14 ダイス
15 半導体チップ
16 被加工孔
17 充填樹脂
18 フェースダウンチップ
19 半導体チップの搭載基板
20 半導体チップ
21 被加工孔
22 配線導体と被加工孔との接続部
23 接着層
24 配線導体

Claims (10)

  1. 半導体ウエハ等の脆性材料を構成材料とする被加工物の表面から裏面に向けて貫通孔を穿つ衝撃加工方法であって、
    該構成材料での縦圧縮応力波の最高伝播速度cの0.587以上の速度でポンチを該加工物に衝突させ、該加工物に微小径の貫通孔を穿つことを特徴とする被加工物の衝撃加工法。
  2. 請求項1において、
    前記ポンチの運動エネルギ(=m/2:但し、mはポンチの質量、vはポンチの速度)が、前記貫通孔の質量を前記ポンチの速度に加速する運動エネルギ(=m/2:但し、mは前記貫通孔に詰まっていた材料の質量)と前記貫通孔の側面全体に対する表面エネルギの2倍を超えるエネルギ(2Aγ:但し、Aは前記貫通孔内面の全表面積、γは貫通孔内面の表面エネルギ)を持たせるようなポンチ質量と運動速度を持っていることを特徴とする被加工物の衝撃加工法。
  3. 請求項1または2に記載の条件を実現するベルヌイの管構成をなす気体衝撃圧縮ピストン部及び整流路と、該整流路を通った圧縮気体を導くインピーダンス整合ガイドと、該インピーダンス整合ガイドからの該圧縮気圧によってポンチを加速させるためのポンチ加速ガイドと、該ポンチ加速ガイドから出射される該ポンチを前記被加工物にガイドするガイドレールからなることを特徴とする被加工物の衝撃加工装置。
  4. 請求項3において、
    前記ポンチは、同一の前記被加工物に対して、複数配置され、これらポンチ毎に夫々前記被加工物に誘導するための誘導路が設けられていることを特徴とする被加工物の衝撃加工装置。
  5. 請求項3において、
    1本の前記ポンチ加速ガイドを有し、この加速ガイドより連続して前記ポンチを射出するとともに、前記被加工物をこの加速ガイドに対して移動させることにより、前記被加工物の任意の場所にポンチ加工ができるようにしたことを特徴とする被加工物の衝撃加工装置。
  6. 請求項3,4または5において、
    前記ポンチの誘導路には、スパイラル溝が形成され、かつポンチには、スパイラル溝、もしくはその先端部を除き、縦溝が形成されており、前記ポンチの進行を安定化することを特徴とする被加工物の衝撃加工装置。
  7. 請求項3〜6のいずれか1つにおいて、
    ポンチが繰り返し使用できるように、前記パンチの運動エネルギーの緩衝材としての界面活性剤で発砲した水の泡層を収納した手段を備え、
    前記パンチを回収して繰り返し使用可能としたことを特徴とする被加工物の衝撃加工装置。
  8. 請求項1または2に記載の被加工物の衝撃加工法、もしくは請求項3〜7のいずれか1つの被加工物の衝撃加工装置によって貫通孔が加工された半導体チップを複数個積層して3次元的な回路構成をなすことを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項8において、
    積層された前記複数の半導体チップを、これら夫々の半導体チップに加工された前記貫通孔にコラムを形成することにより、互いに接続したことを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項8において、
    積層された前記複数の寸法が互いに異なる半導体チップのうち、間に挟まれて配置される半導体チップは、これら夫々の半導体チップに加工された前記貫通孔を介して接続し、表面に配置される半導体チップは、フェースダウン接続したことを特徴とする半導体装置。
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