JP2004145825A - リサイクル促進方法,リサイクル促進サーバおよびリサイクル促進プログラム - Google Patents

リサイクル促進方法,リサイクル促進サーバおよびリサイクル促進プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】排出業者および受入業者の業務効率の向上を図ることができ、廃棄物のリサイクルを促進することが可能なリサイクル促進方法,リサイクル促進サーバおよびリサイクル促進プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】コンピュータ10を用いて、廃棄物のリサイクルを促進するリサイクル促進方法であって、排出場所から排出される1つ以上の廃棄物の情報および排出予定情報を取得する取得段階と、廃棄物の情報および排出予定情報に基づき回収予定情報を作成する作成段階と、廃棄物を排出場所から受入業者に運搬する1つ以上の回収業者に回収予定情報を提示し、1つ以上の回収業者による競りの結果に応じて回収業者を選択する選択段階とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リサイクル促進方法,リサイクル促進サーバおよびリサイクル促進プログラムに係り、特にコンピュータを用いて廃棄物のリサイクルを促進するリサイクル促進方法,リサイクル促進サーバおよびリサイクル促進プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば建築物などの解体を行う建築メーカ等は、建築物などの解体に伴い様々な産業廃棄物を排出する。したがって、建築物などの解体を行う建築メーカ等は産業廃棄物を排出する排出業者でもある。排出業者は、産業廃棄物を回収する回収業者と予め契約しておくことで、排出した産業廃棄物を契約条件(例えば、産業廃棄物の量,価格など)に基づき回収業者に回収させていた。
【0003】
一方、回収業者は産業廃棄物を受け入れてリサイクルを行う受入業者と予め契約しておくことで、回収した産業廃棄物のうちリサイクルが可能な産業廃棄物を受入業者にリサイクルさせていた。また、回収業者は回収した産業廃棄物のうちリサイクルが不可能な産業廃棄物を廃棄していた。
【0004】
しかしながら、産業廃棄物のリサイクルが可能であるか不可能であるかの判断は受入業者の規模,設備などの要因で異なっており、他の受入業者でリサイクルが可能な産業廃棄物であっても廃棄されてしまうこともあった。このような産業廃棄物のリサイクル方法では、リサイクル促進を阻害する要因となっていた。
【0005】
そこで、従来のリサイクル促進方法は、インターネット等のネットワーク上の仲介サイトを利用して廃材供給者と廃材需要者との仲介を行い、広く廃材需要者を求めることで、リサイクルを促進している(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−133041号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、建築物の解体に伴い排出される産業廃棄物は、解体作業に応じて段階的に排出される。排出業者は、以前に排出された産業廃棄物が回収業者により回収されるまで解体作業を実施できないことがあり、産業廃棄物の回収が遅れると作業効率が低下するという問題があった。
【0008】
一方、受入業者は所定期間(例えば、10日など)にリサイクル可能な産業廃棄物の種類および量、倉庫などの格納場所に格納しておける産業廃棄物の量が決まっており、排出された産業廃棄物を直ぐに受け入れることができない場合があるという問題があった。
【0009】
したがって、特許文献1のリサイクル促進方法のように排出業者と受入業者との仲介を行うだけでは、必ずしもリサイクルを促進できない場合があるという問題があった。
【0010】
また、建築物などの解体に伴い排出される産業廃棄物は様々な素材から構成されている。このような産業廃棄物を素材別に査定し、素材別の排出量を予想することは、専門の査定業者でなければ難しかった。
【0011】
したがって、特許文献1のリサイクル促進方法のように産業廃棄物の量をそのまま仲介サイトに掲示しただけでは、受入業者が素材別の排出予定量を容易に知り得ないという問題があった。
【0012】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、排出業者および受入業者の業務効率の向上を図ることができ、廃棄物のリサイクルを促進することが可能なリサイクル促進方法,リサイクル促進サーバおよびリサイクル促進プログラムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、コンピュータを用いて、廃棄物のリサイクルを促進するリサイクル促進方法であって、前記コンピュータが、排出場所から排出される1つ以上の廃棄物の情報および排出予定情報を取得する取得段階と、前記コンピュータが、前記廃棄物の情報および排出予定情報に基づき回収予定情報を作成する作成段階と、前記コンピュータが、廃棄物を排出場所から受入業者に運搬する1つ以上の回収業者に前記回収予定情報を提示し、前記1つ以上の回収業者による競りの結果に応じて回収業者を選択する選択段階とを有することを特徴とする。
【0014】
このようなリサイクル促進方法では、作成した回収予定情報を1つ以上の回収業者に提示して競りを行わせ、競りの結果に応じて回収業者を選択する。したがって、排出予定情報に従って廃棄物を運搬できる回収業者を容易に選択できるので、排出業者の業務効率の向上を図ることができる。
【0015】
また、前記作成段階は、廃棄物を受け入れる受入業者の情報および受入計画情報を更に読み出し、前記廃棄物の情報,排出予定情報,受入業者の情報および受入計画情報に基づき回収予定情報を作成するようにしてもよい。
【0016】
このようなリサイクル促進方法では、排出予定情報および受入計画情報に従って廃棄物を運搬できる回収業者を容易に選択できるので、排出業者および受入業者の業務効率の向上を図ることができる。
【0017】
また、前記取得段階は、前記コンピュータが、排出業者から排出計画情報を取得する排出計画情報取得段階と、前記コンピュータが、廃棄物の査定を行う1つ以上の査定業者に前記排出計画情報を提示し、前記査定業者による競りの結果に応じて1つの査定業者を選択する査定業者選択段階と、前記コンピュータが、排出場所から排出される1つ以上の廃棄物の情報および排出予定情報を前記選択された査定業者から取得する排出予定情報取得段階とを有するようにしてもよい。
【0018】
このようなリサイクル促進方法では、取得した排出計画情報を1つ以上の査定業者に提示して競りを行わせ、競りの結果に応じて査定業者を選択する。したがって、選択した査定業者に排出場所から排出される1つ以上の廃棄物を査定させることができるので、素材別の排出量を容易に取得することができる。
【0019】
また、前記作成段階は、前記コンピュータが、予め登録されている受入業者の情報および受入計画情報を読み出す受入計画情報読出段階と、前記コンピュータが、廃棄物の情報,排出予定情報,受入業者の情報および受入計画情報に基づき前記1つ以上の廃棄物を前記1つ以上の受入業者に配分する廃棄物配分段階と、前記コンピュータが、前記配分した結果に基づき廃棄物の排出場所,排出予定日時,受入場所,受入予定日時および1つ以上の廃棄物の量を表した回収予定情報を作成する回収予定情報作成段階とを有するようにしてもよい。
【0020】
このようなリサイクル促進方法では、排出場所から排出される1つ以上の廃棄物を受入計画情報に基づき1つ以上の受入業者に配分し、配分した結果に基づき回収予定情報を作成する。したがって、排出予定日時および受入予定日時を含む回収予定情報を自動的に作成することができる。
【0021】
また、前記廃棄物配分段階は、前記コンピュータが、1つ以上の受入業者のうち所定条件に合致する受入業者を選択し、廃棄物の情報,排出予定情報,選択した受入業者の情報および受入計画情報に基づき、前記1つ以上の廃棄物を前記選択した受入業者のうちの1つ以上の受入業者に配分するようにしてもよい。
【0022】
このようなリサイクル促進方法では、所定条件(例えば、価格や信頼性など)に合致する受入業者を選択し、選択した受入業者のうちの1つ以上の受入業者に廃棄物を配分することができる。
【0023】
また、前記選択段階は、1つ以上の回収業者のうち所定条件に合致する回収業者に前記回収予定情報を提示する回収予定情報提示段階と、前記回収予定情報を提示した回収業者による競りの結果に応じて1つの回収業者を選択する回収業者選択段階とを有するようにしてもよい。
【0024】
このようなリサイクル促進方法では、所定条件(例えば、地域や廃棄物の種類など)に合致する回収業者に回収予定情報を提示し、回収予定情報を提示した回収業者による競りの結果に応じて1つの回収業者を選択することができる。
【0025】
また、前記コンピュータが、前記回収業者から取得した処理結果情報,排出業者から取得した査定業者および回収業者の評価情報,受入業者から取得した査定業者および回収業者の評価情報に基づき環境影響評価結果情報を作成して前記回収業者,排出業者および受入業者に提示する提示段階を更に有するようにしてもよい。
【0026】
このようなリサイクル促進方法では、排出場所から排出された廃棄物に関する環境影響評価結果情報を作成することができるので、積極的に環境への取り組みをアピールすることが可能である。
【0027】
また、前記排出計画情報は、排出場所情報,査定可能日情報,廃棄計画物品情報を少なくとも有するようにしてもよい。
【0028】
また、本発明は、廃棄物のリサイクルを促進するリサイクル促進サーバであって、排出場所から排出される1つ以上の廃棄物の情報および排出予定情報を取得する取得手段と、前記廃棄物の情報および排出予定情報に基づき回収予定情報を作成する作成手段と、廃棄物を排出場所から受入業者に運搬する1つ以上の回収業者に前記回収予定情報を提示し、前記1つ以上の回収業者による競りの結果に応じて回収業者を選択する選択手段とを有することを特徴とする。
【0029】
このようなリサイクル促進サーバでは、作成した回収予定情報を1つ以上の回収業者に提示して競りを行わせ、競りの結果に応じて回収業者を選択する。したがって、排出予定情報に従って廃棄物を運搬できる回収業者を容易に選択できるので、排出業者の業務効率の向上を図ることができる。
【0030】
また、本発明は、廃棄物のリサイクルを促進するためのコンピュータに、排出場所から排出される1つ以上の廃棄物の情報および排出予定情報を取得する取得段階と、前記廃棄物の情報および排出予定情報に基づき回収予定情報を作成する作成段階と、廃棄物を排出場所から受入業者に運搬する1つ以上の回収業者に前記回収予定情報を提示し、前記1つ以上の回収業者による競りの結果に応じて回収業者を選択する選択段階とを実行させることを特徴とする。
【0031】
このようなリサイクル促進プログラムでは、作成した回収予定情報を1つ以上の回収業者に提示して競りを行わせ、競りの結果に応じて回収業者を選択する。したがって、排出予定情報に従って廃棄物を運搬できる回収業者を容易に選択できるので、排出業者の業務効率の向上を図ることができる。
【0032】
なお、リサイクル促進プログラムを記録する記録媒体は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(MO)等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。なお、本実施例では廃棄物の一例として建物の解体に伴い排出された産業廃棄物を例に説明するが、如何なる廃棄物であってもよい。
【0034】
図1は、本発明によるリサイクル促進システムの一実施例の構成図である。図1のリサイクル促進システム1は、リサイクル促進サーバ10と,排出業者用端末11と,査定業者用端末12と,回収業者用端末13と,受入業者用端末14とが,インターネットなどのネットワーク15を介して接続されている。
【0035】
なお、図1のリサイクル促進システム1は、排出業者用端末11と,査定業者用端末12と,回収業者用端末13と,受入業者用端末14とを、ぞれぞれ1つずつ含む構成となっているが、1つ以上であってもよい。
【0036】
排出業者用端末11は、排出業者が操作するものである。排出業者とは、建物の解体に伴い産業廃棄物を排出する建築メーカなどをいう。査定業者用端末12は、査定業者が操作するものである。査定業者とは、解体される建物を調査し、建物の解体に伴い排出される産業廃棄物,その産業廃棄物を構成する要素(例えば、素材など),排出予定量,排出予定日時などを査定する者をいう。
【0037】
回収業者用端末13は、回収業者が操作するものである。回収業者とは、産業廃棄物が排出される排出場所から産業廃棄物を回収し、回収した産業廃棄物を後述する受入業者に運搬する者である。受入業者用端末14は、受入業者が操作するものである。受入業者とは、産業廃棄物を受け入れてリサイクルを行う者である。
【0038】
排出業者用端末11,査定業者用端末12,回収業者用端末13および受入業者用端末14は、それぞれネットワーク15を介してリサイクル促進サーバ10に接続される。
【0039】
リサイクル促進サーバ10は、産業廃棄物のリサイクルを促進するための処理を後述するように実行する。リサイクル促進サーバ10は、例えば図2のように構成される。
【0040】
図2は、リサイクル促進サーバを実現するコンピュータの一実施例の構成図である。リサイクル促進サーバ10は、それぞれバス20で相互に接続されている入力装置21と,表示装置22と,ドライブ装置23と,記録媒体24と,補助記憶装置25と,メモリ装置26と,演算処理装置27と,インターフェース装置28と,データベース(以下、DBという)29とで構成される。
【0041】
入力装置21はキーボードやマウスなどで構成され、各種操作信号を入力するために用いられる。表示装置22はディスプレイ装置などで構成され、各種ウインドウやデータ等を表示するために用いられる。インターフェース装置28はモデムなどで構成され、ネットワーク15に接続する為に用いられる。また、DB29はリサイクル促進サーバ10の処理に必要な各種情報を格納している。
【0042】
例えばDB29は、査定業者ファイル,回収業者ファイル,受入業者ファイル,査定業者評価ファイル,回収業者評価ファイル,受入業者評価ファイル,排出計画ファイル,受入計画ファイル,地域別査定結果ファイル,回収処理結果ファイル,環境負荷原単位ファイルなどを格納している。
【0043】
リサイクル促進サーバ10の処理に係るリサイクル促進プログラムは、例えば記録媒体24の配布やネットワーク15からのダウンロードなどによって提供される。なお、リサイクル促進プログラムを記録した記録媒体24は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(MO)等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
【0044】
リサイクル促進プログラムを記録した記録媒体24がドライブ装置23にセットされると、リサイクル促進プログラムは記録媒体24からドライブ装置23を介して補助記憶装置25にインストールされる。また、ネットワーク15からダウンロードされたリサイクル促進プログラムはインターフェース装置28を介して補助記憶装置25にインストールされる。
【0045】
補助記憶装置25は、インストールされたリサイクル促進プログラムを格納すると共に、必要なファイル,データ等を格納する。メモリ装置26は、コンピュータの起動時に補助記憶装置25からリサイクル促進プログラムを読み出して格納する。演算処理装置27は、メモリ装置26に格納されたリサイクル促進プログラムに従って、リサイクル促進サーバ10に係る処理を実行する。
【0046】
以下、リサイクル促進システム1の処理について説明していく。まず、リサイクル促進システム1の処理概要を説明する。図3は、リサイクル促進システムの処理概要を説明するための図(1/5)である。
【0047】
ステップS1では、排出業者が排出業者用端末11を操作して、リサイクル促進サーバ10に建物の解体計画を登録する。解体計画の登録は、例えば図8のような解体計画入力シートを用いて行われる。
【0048】
図8は、解体計画入力シートの一例のイメージ図である。図8の解体計画入力シートは、排出場所,査定可能日,査定対象建物,廃棄計画物品などを入力する入力欄を含んでいる。例えば排出業者は、排出業者用端末11の画面上に表示された解体計画入力シートの入力欄に排出場所,査定可能日,査定対象建物,廃棄計画物品などを入力することで、リサイクル促進サーバ10に解体計画を登録する。
【0049】
ステップS2では、受入業者が受入業者用端末14を操作して、リサイクル促進サーバ10に産業廃棄物の受入計画を登録する。受入計画の登録は、例えば図9のような受入計画入力シートを用いて行われる。
【0050】
図9は、受入計画入力シートの一例のイメージ図である。図9の受入計画入力シートは、受け入れる素材の種類,量,時期,単価などを入力する入力欄を含んでいる。例えば受入業者は、受入業者用端末14の画面上に表示された受入計画入力シートの入力欄に受け入れる素材の種類,量,時期,単価などを入力することで、リサイクル促進サーバ10に受入計画を登録する。
【0051】
なお、リサイクル促進サーバ10は受入計画入力シートに、素材の最低単価を提示し、受入業者がその最低単価より低い単価を単価入力欄に入力できない仕様としてもよい。このような仕様では、受入業者が受け入れる素材の単価を最低価格より高く設定させることができる。
【0052】
図4は、リサイクル促進システムの処理概要を説明するための図(2/5)である。ステップS11では、リサイクル促進サーバ10が、ステップS1で登録された解体計画を査定業者に公開し、公開した解体計画に係る建物を査定させる査定業者の公募を行う。査定業者への解体計画の公開は、例えば査定業者用端末12の画面上に解体計画を表示することで行われる。
【0053】
ステップS12では、リサイクル促進サーバ10が、査定業者に対してオークションを開催する。解体計画に係る建物の査定を受注したい査定業者は、査定業者用端末12を操作してリサイクル促進サーバ10が開催したオークションに参加する。リサイクル促進サーバ10は、オークションに参加した査定業者のリストを作成し、そのリストを排出業者用端末11の画面上に表示する。
【0054】
排出業者は、排出業者用端末11の画面上に表示されたリストから1つ以上の査定業者を選定することで、査定を依頼する査定業者をリサイクル促進サーバ10に通知する。
【0055】
リサイクル促進サーバ10は、排出業者により選定された査定業者の査定業者用端末11に、解体計画に係る建物の査定を発注する旨が通知される。例えば査定業者は、査定業者用端末12の画面上で、解体計画に係る建物の査定を受注したことを認識する。
【0056】
解体計画に係る建物の査定を受注した査定業者は、解体計画に係る建物の調査を行い、建物の解体に伴い排出される産業廃棄物,その産業廃棄物を構成する素材,排出予定量,排出予定日時などを査定する。
【0057】
図5は、リサイクル促進システムの処理概要を説明するための図(3/5)である。ステップS21では、査定業者が査定業者用端末12を操作して、リサイクル促進サーバ10に解体査定結果を登録する。解体査定結果の登録は、例えば図10のような解体査定結果入力シートを用いて行われる。
【0058】
図10は、解体査定結果入力シートの一例のイメージ図である。図10の解体査定結果入力シートは、産業廃棄物,産業廃棄物を構成する素材,総排出予定量,排出スケジュールなどを入力する入力欄を含んでいる。例えば査定業者は、査定業者用端末12の画面上に表示された解体査定結果入力シートの入力欄に産業廃棄物,産業廃棄物を構成する素材,総排出予定量,排出スケジュールなどを入力することで、リサイクル促進サーバ10に解体査定結果を登録する。
【0059】
解体査定結果が登録されると、リサイクル促進サーバ10はステップS2で登録された受入計画とステップS21で登録された解体査定結果とに基づき、図11のような回収スケジュールを作成する。
【0060】
図11は、回収スケジュールの一例のイメージ図である。図11の回収スケジュールは、ステップS1で登録された解体計画に基づく情報欄31,ステップS21で登録された解体査定結果に基づく情報欄32,回収業者に参照させるための情報欄33,ステップS2で登録された受入計画に基づく情報欄34を含んでいる。
【0061】
リサイクル促進サーバ10は、ステップS21で登録された解体査定結果およびステップS2で登録された受入計画に基づき、排出される素材を受入業者に配分する。この配分処理により、排出場所から産業廃棄物を回収し、回収した産業廃棄物を受入業者に運搬する回収予定(回収スケジュール)が決定する。
【0062】
例えば回収業者に参照させるための情報欄33には、回収業者に参照させるための回収予定が含まれる。矢印35は、8月上旬に排出場所から排出される廃材A(プラスチック)のうちの150kgを、受入業者Aに運搬することを表している。また、矢印36は、9月下旬に排出場所から排出される廃材C(鉄骨)のうち200kgを受入業者Bに運搬し、9月下旬に排出場所から排出される廃材C(鉄骨)のうち400kgをストックして10月上旬および10月中旬にそれぞれ200kgずつ受入業者Bに運搬することを表している。
【0063】
なお、リサイクル促進サーバ10は受入計画を考慮せずに、解体査定結果に基づいて回収スケジュールを作成してもよい。この場合、排出場所から産業廃棄物を回収する回収予定(回収スケジュール)が決定する。回収業者は受入業者を自由に選択し、回収した産業廃棄物を運搬できる。また、回収業者と受入業者とが同じ場合もある。
【0064】
ステップS22では、リサイクル促進サーバ10が、回収スケジュールを回収業者に公開し、公開した回収スケジュールに係る回収を実施させる回収業者の公募を行う。回収業者への回収スケジュールの公開は、例えば回収業者用端末13の画面上に回収スケジュールを表示することで行われる。
【0065】
ステップS23では、リサイクル促進サーバ11が、回収業者に対してオークションを開催する。回収スケジュールに係る回収を受注したい回収業者は、回収業者用端末13を操作してリサイクル促進サーバ10が開催したオークションに参加する。リサイクル促進サーバ10は、オークションに参加した回収業者のリストを作成し、そのリストを排出業者用端末11の画面上に表示する。
【0066】
排出業者は、排出業者用端末11の画面上に表示されたリストから1つ以上の回収業者を選定することで、回収を依頼する回収業者をリサイクル促進サーバ10に通知する。
【0067】
リサイクル促進サーバ10は、排出業者により選定された回収業者の回収業者用端末13に、回収スケジュールに係る回収を発注する旨が通知される。例えば回収業者は、回収業者用端末13の画面上で、回収スケジュールに係る回収を受注したことを認識する。
【0068】
回収スケジュールに係る回収を受注した回収業者は、回収予定に従って排出場所から産業廃棄物を回収し、回収した産業廃棄物を受入業者に運搬する。例えば図11の回収スケジュールのうち矢印35が表す回収を受注した回収業者は、8月上旬に排出場所から排出される廃材A(プラスチック)のうちの150kgを回収し、回収した廃材A(プラスチック)を受入業者Aに運搬する。
【0069】
図6は、リサイクル促進システムの処理概要を説明するための図(4/5)である。ステップS31では、回収スケジュールに係る回収を受注した回収業者が回収業者用端末13を操作して、リサイクル促進サーバ10に回収処理結果を登録する。ステップS32では、排出業者が排出業者用端末11を操作して、リサイクル促進サーバ10に査定業者および回収業者の評価を登録する。なお、ステップS32で登録される査定業者および回収業者の評価は、後日の査定業者および回収業者の選定に利用される。
【0070】
また、ステップS33では受入業者が受入業者用端末14を操作して、リサイクル促進サーバ10にリサイクル処理結果を登録すると共に、査定業者および回収業者の評価を登録する。なお、ステップS33で登録される査定業者および回収業者の評価は、後日の査定業者および回収業者の選定に利用される。
【0071】
図7は、リサイクル促進システムの処理概要を説明するための図(5/5)である。ステップS41では、リサイクル促進サーバ10が、ステップS31で登録された回収処理結果とステップS33で登録されたリサイクル処理結果とに基づき、図12のような回収業者への環境影響評価結果シートを作成して回収業者用端末13の画面上に表示する。図12は、環境影響評価結果シートの一例のイメージ図である。
【0072】
ステップS42では、リサイクル促進サーバ10が、ステップS41と同様な処理により、排出業者への環境影響評価結果シートを作成して排出業者用端末11の画面上に表示する。また、ステップS43では、リサイクル促進サーバ10が、ステップS41と同様な処理により、受入業者への環境影響評価結果シートを作成して受入業者用端末14の画面上に表示する。
【0073】
このように、本発明によるリサイクル促進システム1では、査定業者および回収業者の選定を公募により行うこと、回収スケジュールを受入計画と解体査定結果とに基づき作成すること、環境影響評価結果シートを作成して環境改善への貢献度を指標化することを特徴としている。
【0074】
次に、リサイクル促進システム1の処理を詳細に説明していく。図13は、ステップS11でリサイクル促進サーバ10が行う処理の一例のフローチャートである。ステップS11の処理は、例えばリサイクル促進サーバ10に解体計画が登録されたあとに実行される。
【0075】
ステップS51では、リサイクル促進サーバ10が、査定業者ファイル41から査定業者の情報を読み出す。リサイクル促進サーバ10は、登録された解体計画に含まれている地域(排出場所など)と査定業者の地域とに応じて査定業者のフィルタリングを行う。例えばステップS51の処理では、産業廃棄物の排出場所と同一地域(都道府県,市町村,自治体など)の査定業者が選択される。
【0076】
ステップS51に続いてステップS52に進み、リサイクル促進サーバ10は登録された解体計画に含まれている査定対象建物や廃棄計画物品と査定業者の業種とに応じて査定業者のフィルタリングを行う。例えばステップS52の処理では、解体計画に係る建物に応じた査定業者が選択される。
【0077】
ステップS52に続いてステップS53に進み、リサイクル促進サーバ10はステップS51及びS52のフィルタリングで選択された査定業者にステップS1で登録された解体計画を公開するための処理を行う。図13の処理により、リサイクル促進サーバ10は所定条件(例えば地域,業種など)に合致する査定業者に解体計画を公開できる。
【0078】
図14は、ステップS12でリサイクル促進サーバ10が行う処理の一例のフローチャートである。ステップS12の処理は、例えばリサイクル促進サーバ10が査定業者に解体計画を公開したあとに実行される。
【0079】
ステップS61では、リサイクル促進サーバ10が、査定業者に対してオークションを開催するためのオークション実行処理を行う。リサイクル促進サーバ10は、査定業者用端末12から査定業者の入札を受け付ける。
【0080】
オークションの開催期間が終了すると、リサイクル促進サーバ10はステップS61に続いてステップS62に進み、ステップS61で入札を受け付けた査定業者を入札の価格に応じて評価する。また、ステップS62に続いてステップS63に進み、リサイクル促進サーバ10は査定業者の信頼性を査定業者評価ファイル42から読み出し、ステップS61で入札を受け付けた査定業者を信頼性に応じて評価する。
【0081】
ステップS63に続いてステップS64に進み、リサイクル促進サーバ10はオークションに参加した査定業者のリストを、入札の価格に応じた評価および査定業者の信頼性に応じた評価を含むように作成する。
【0082】
ステップS64に続いてステップS65に進み、リサイクル促進サーバ10はステップS64で作成した査定業者のリストを排出業者用端末11の画面上に表示する。排出業者により選定された査定業者が排出業者用端末11から通知されると、リサイクル促進サーバ10は排出業者により選定された査定業者の査定業者用端末11に、解体計画に係る建物の査定を発注する旨が通知される。
【0083】
図14の処理により、リサイクル促進サーバ10はオークションに参加した査定業者を選定するときに、入札の価格に応じた評価および査定業者の信頼性に応じた評価を参考にできる。
【0084】
図15は、ステップS21,S22でリサイクル促進サーバ10が行う処理の一例のフローチャートである。ステップS71では、リサイクル促進サーバ10が、ステップS21で登録された解体査定結果を解体査定結果ファイル43から読み出すと共に、ステップS2で登録された受入計画を受入計画ファイル44から読み出す。
【0085】
解体査定結果ファイル43には、排出場所から排出される素材ごとに総排出予定量,排出スケジュール(例えば、旬単位)などが格納されている。また、受入計画ファイル44には受入業者が受け入れる素材ごとに総排出予定量,排出スケジュールなどが格納されている。
【0086】
リサイクル促進サーバ10は、解体査定結果ファイル43から読み出した解体査定結果および受入計画ファイル44から読み出した受入計画に基づき、排出場所から排出される素材を受入業者に配分することで、図11のような回収スケジュールを作成する。
【0087】
ステップS71に続いてステップS72に進み、リサイクル促進サーバ10はステップS71で作成した回収スケジュールを回収業者に公開するための処理を行う。
【0088】
図15の処理により、リサイクル促進サーバ10は作成した回収スケジュールを回収業者に公開し、公開した回収スケジュールに係る回収を実施させる回収業者の公募を行うことができる。
【0089】
図16は、ステップS72でリサイクル促進サーバ10が行う処理の一例のフローチャートである。ステップS81の処理は、例えばリサイクル促進サーバ10が回収スケジュールを作成したあとに実行される。
【0090】
ステップS81では、リサイクル促進サーバ10が、例えば回収業者ファイル45から回収業者の情報を読み出す。リサイクル促進サーバ10は、読み出された回収スケジュールに係る地域(排出場所など)と回収業者の地域とに応じて回収業者のフィルタリングを行う。例えばステップS81の処理では、産業廃棄物の排出場所と同一地域(都道府県,市町村,自治体など)の回収業者が選択される。
【0091】
ステップS81に続いてステップS82に進み、リサイクル促進サーバ10は登録された解体計画に含まれている査定対象建物や廃棄計画物品と回収業者の業種とに応じて回収業者のフィルタリングを行う。例えばステップS82の処理では、解体計画に係る建物に応じた回収業者が選択される。
【0092】
ステップS82に続いてステップS83に進み、リサイクル促進サーバ10はステップS81及びS82のフィルタリングで選択された回収業者にステップS71で作成された回収スケジュールを公開するための処理を行う。図16の処理により、リサイクル促進サーバ10は所定条件(例えば地域,業種など)に合致する回収業者に回収スケジュールを公開できる。
【0093】
図17は、ステップS41〜S43でリサイクル促進サーバ10が行う処理の一例のフローチャートである。ステップS91では、リサイクル促進サーバ10が、回収処理結果を回収処理結果ファイル46から読み出し、回収業者の情報を回収業者ファイル45から読み出し、環境負荷原単位を環境負荷原単位ファイル47から読み出す。
【0094】
回収処理結果ファイル46には、産業廃棄物のリサイクル処理に使用した燃料使用量(例えば、使用した電力,ガソリン,灯油など)が格納されている。環境負荷原単位ファイル47には、所定単位の負荷を環境に与える燃料使用量が格納されている。
【0095】
リサイクル促進サーバ10は、回収処理結果ファイル46から読み出した燃料使用量と環境負荷原単位ファイル47から読み出した環境負荷原単位とを乗算すると共に、図12の環境影響評価結果シートを作成するための処理を行う。環境影響評価結果に関する内容は、例えば本願出願人が出願済みの特願2002−66326「グリーン製品市場提供方法、グリーン製品提供方法、グリーン製品市場提供サーバ、グリーン製品市場提供プログラム」に記載されている。
【0096】
ステップS91に続いてステップS92に進み、リサイクル促進サーバ10はステップS91で作成した環境影響評価結果シートを排出業者,回収業者および受入業者に公開するための処理を行う。図17の処理により、リサイクル促進サーバ10は作成した環境影響評価結果シートを排出業者,回収業者および受入業者に公開することができる。
【0097】
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものでなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。例えば本実施例では、解体査定結果および受入計画に基づき、排出場所から排出される素材を受入業者に配分することで回収スケジュールを作成しているが、公募により受入業者を選定するようにしてもよい。
【0098】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、排出業者および受入業者の業務効率の向上を図ることができ、廃棄物のリサイクルを促進することが可能なリサイクル促進方法,リサイクル促進サーバおよびリサイクル促進プログラムを提供できる。
【0099】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリサイクル促進システムの一実施例の構成図である。
【図2】リサイクル促進サーバを実現するコンピュータの一実施例の構成図である。
【図3】リサイクル促進システムの処理概要を説明するための図(1/5)である。
【図4】リサイクル促進システムの処理概要を説明するための図(2/5)である。
【図5】リサイクル促進システムの処理概要を説明するための図(3/5)である。
【図6】リサイクル促進システムの処理概要を説明するための図(4/5)である。
【図7】リサイクル促進システムの処理概要を説明するための図(5/5)である。
【図8】解体計画入力シートの一例のイメージ図である。
【図9】受入計画入力シートの一例のイメージ図である。
【図10】解体査定結果入力シートの一例のイメージ図である。
【図11】回収スケジュールの一例のイメージ図である。
【図12】環境影響評価結果シートの一例のイメージ図である。
【図13】ステップS11でリサイクル促進サーバ10が行う処理の一例のフローチャートである。
【図14】ステップS12でリサイクル促進サーバ10が行う処理の一例のフローチャートである。
【図15】ステップS21,S22でリサイクル促進サーバ10が行う処理の一例のフローチャートである。
【図16】ステップS72でリサイクル促進サーバ10が行う処理の一例のフローチャートである。
【図17】ステップS41〜S43でリサイクル促進サーバ10が行う処理の一例のフローチャートである。
【符号の説明】
1  リサイクル促進システム
10  リサイクル促進サーバ
11  排出業者用端末
12  査定業者用端末
13  回収業者用端末
14  受入業者用端末
15  ネットワーク
21  入力装置
22  表示装置
23  ドライブ装置
24  記録媒体
25  補助記憶装置
26  メモリ装置
27  演算処理装置
28  インターフェース装置
29  データベース(DB)
41  査定業者ファイル
42  査定業者評価ファイル
43  解体査定結果ファイル
44  受入計画ファイル
45  回収業者ファイル
46  回収処理結果ファイル
47  環境負荷原単位ファイル

Claims (10)

  1. コンピュータを用いて、廃棄物のリサイクルを促進するリサイクル促進方法であって、
    前記コンピュータが、排出場所から排出される1つ以上の廃棄物の情報および排出予定情報を取得する取得段階と、
    前記コンピュータが、前記廃棄物の情報および排出予定情報に基づき回収予定情報を作成する作成段階と、
    前記コンピュータが、廃棄物を排出場所から受入業者に運搬する1つ以上の回収業者に前記回収予定情報を提示し、前記1つ以上の回収業者による競りの結果に応じて回収業者を選択する選択段階と
    を有するリサイクル促進方法。
  2. 前記作成段階は、廃棄物を受け入れる受入業者の情報および受入計画情報を更に読み出し、前記廃棄物の情報,排出予定情報,受入業者の情報および受入計画情報に基づき回収予定情報を作成することを特徴とする請求項1記載のリサイクル促進方法。
  3. 前記取得段階は、前記コンピュータが、排出業者から排出計画情報を取得する排出計画情報取得段階と、
    前記コンピュータが、廃棄物の査定を行う1つ以上の査定業者に前記排出計画情報を提示し、前記査定業者による競りの結果に応じて1つの査定業者を選択する査定業者選択段階と、
    前記コンピュータが、排出場所から排出される1つ以上の廃棄物の情報および排出予定情報を前記選択された査定業者から取得する排出予定情報取得段階と
    を有する請求項1又は2記載のリサイクル促進方法。
  4. 前記作成段階は、前記コンピュータが、予め登録されている受入業者の情報および受入計画情報を読み出す受入計画情報読出段階と、
    前記コンピュータが、廃棄物の情報,排出予定情報,受入業者の情報および受入計画情報に基づき前記1つ以上の廃棄物を前記1つ以上の受入業者に配分する廃棄物配分段階と、
    前記コンピュータが、前記配分した結果に基づき廃棄物の排出場所,排出予定日時,受入場所,受入予定日時および1つ以上の廃棄物の量を表した回収予定情報を作成する回収予定情報作成段階と
    を有する請求項1乃至3何れか一項記載のリサイクル促進方法。
  5. 前記廃棄物配分段階は、前記コンピュータが、1つ以上の受入業者のうち所定条件に合致する受入業者を選択し、廃棄物の情報,排出予定情報,選択した受入業者の情報および受入計画情報に基づき、前記1つ以上の廃棄物を前記選択した受入業者のうちの1つ以上の受入業者に配分することを特徴とする請求項4記載のリサイクル促進方法。
  6. 前記選択段階は、1つ以上の回収業者のうち所定条件に合致する回収業者に前記回収予定情報を提示する回収予定情報提示段階と、
    前記回収予定情報を提示した回収業者による競りの結果に応じて1つの回収業者を選択する回収業者選択段階と
    を有する請求項1乃至5何れか一項記載のリサイクル促進方法。
  7. 前記コンピュータが、前記回収業者から取得した処理結果情報,排出業者から取得した査定業者および回収業者の評価情報,受入業者から取得した査定業者および回収業者の評価情報に基づき環境影響評価結果情報を作成して前記回収業者,排出業者および受入業者に提示する提示段階を更に有する請求項1乃至6何れか一項記載のリサイクル促進方法。
  8. 前記排出計画情報は、排出場所情報,査定可能日情報,廃棄計画物品情報を少なくとも有する請求項3乃至7何れか一項記載のリサイクル促進方法。
  9. 廃棄物のリサイクルを促進するリサイクル促進サーバであって、
    排出場所から排出される1つ以上の廃棄物の情報および排出予定情報を取得する取得手段と、
    前記廃棄物の情報および排出予定情報に基づき回収予定情報を作成する作成手段と、
    廃棄物を排出場所から受入業者に運搬する1つ以上の回収業者に前記回収予定情報を提示し、前記1つ以上の回収業者による競りの結果に応じて回収業者を選択する選択手段と
    を有するリサイクル促進サーバ。
  10. 廃棄物のリサイクルを促進するためのコンピュータに、
    排出場所から排出される1つ以上の廃棄物の情報および排出予定情報を取得する取得段階と、
    前記廃棄物の情報および排出予定情報に基づき回収予定情報を作成する作成段階と、
    廃棄物を排出場所から受入業者に運搬する1つ以上の回収業者に前記回収予定情報を提示し、前記1つ以上の回収業者による競りの結果に応じて回収業者を選択する選択段階と
    を実行させるためのリサイクル促進プログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006323564A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Konica Minolta Business Expert Inc 業者管理システム、業者管理方法、及び、業者管理のプログラム
JP2016532164A (ja) * 2014-09-02 2016-10-13 バランス インダストリー カンパニー リミテッド リサイクル用古紙の品質管理サーバ及びその方法

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