JP2004145664A - 3次元姿勢検出用立体、3次元姿勢検出方法、3次元姿勢検出装置、3次元姿勢検出プログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

3次元姿勢検出用立体、3次元姿勢検出方法、3次元姿勢検出装置、3次元姿勢検出プログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】3次元姿勢検出において、テンプレート画像の記憶容量およびマッチング処理の計算コストを小さく抑える。
【解決手段】3次元姿勢検出装置3は、立体1をカメラ2で撮像して得られた画像から、まず、軸姿勢算出部11によって、立体1の表面に描かれた図形の位置に基づき、表面と立体1の軸とが交わる点(すなわち、極)の位置を検出し、立体1の軸の姿勢を算出し、次に、立体姿勢算出部12によって、図形と予め用意しておいたテンプレート画像群との比較、あるいは、図形の色情報に基づき、立体1の姿勢を算出する。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラで撮像した画像から対象物の3次元姿勢を検出するための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、デザインが既知である立体をカメラで撮像し、その画像において、立体の「辺」や「頂点」といった特徴点の位置を基にするか、立体全体の画像のテンプレート(3次元モデル)を用いるなどして、該立体の姿勢を算出していた(非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
岡本恭一、久野義徳、岡田敏、「3次元物体認識における姿勢計算方式」、情報処理学会全国大会講演論文集、1990年、第40巻、第1号、p.384−385
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来技術では、姿勢特定のためのマッチング処理において、立体全体の画像のテンプレート画像(3次元モデル)を用いていたため、テンプレート画像の記憶容量が大きくなり、またマッチング処理の計算コストがかかるという欠点があった。
【0005】
本発明の目的は、テンプレート画像の記憶容量およびマッチング処理の計算コストを小さく抑えることができる、3次元姿勢検出用立体、3次元姿勢検出方法、3次元姿勢検出装置、3次元姿勢検出プログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の3次元姿勢検出用立体は、少なくとも一部分が回転対称体であり、前記回転対称体の表面と該回転対称体の軸とが交わる位置に配置された図形を含む、姿勢により見え方が異なる図形を回転対称体の表面に有する。
【0007】
また、本発明の3次元姿勢検出方法は、前記3次元姿勢検出用立体の撮像画像から、該立体の3次元姿勢を検出する方法であって、
撮像画像から回転対称体の表面と該回転対称体の軸とが交わる位置を検出し、該軸の姿勢を算出する軸姿勢算出段階と、
撮像画像と立体の種々の姿勢に対応する図形のテンプレート画像群とを比較することにより立体の姿勢を算出する立体姿勢算出段階とを有する。
【0008】
また、本発明の3次元姿勢検出装置は、3次元姿勢検出用立体の撮像画像を入力することによって、該立体の3次元姿勢を検出する装置であって、
撮像画像から回転対称体の表面と該回転対称体の軸とが交わる位置を検出し、該軸の姿勢を算出する軸姿勢算出手段と、
撮像画像と立体の種々の姿勢に対応する図形のテンプレート画像群とを比較することにより立体の姿勢を算出する立体姿勢算出手段とを有する。
【0009】
立体の3次元姿勢特定のための各マッチング処理において、立体表面に描かれた図形の一部分である比較的小さなサイズの図形を用いる。これにより、立体全体ではなくその図形の領域にのみ対応したテンプレート画像を用いればよくなり、テンプレート画像の記憶容量およびマッチング処理の計算コストを小さく抑えることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0011】
[第1の実施形態]
図1は本発明の3次元姿勢検出用立体の第1の例と第1の実施形態の3次元姿勢検出装置のブロック図である。
【0012】
3次元姿勢検出装置3は軸姿勢算出部11と立体姿勢算出部12から構成され、3次元姿勢検出用立体1(以下、立体1と称す)をカメラ2で撮像した画像から立体1の姿勢を算出する。
【0013】
本実施形態では、立体1の重心Cをカメラ2の光軸上の所定の位置に固定することによって、撮像画像上における立体1の重心の位置が既知であることを前提としている。
【0014】
3次元姿勢検出装置3は、立体1をカメラ2で撮像して得られた画像から、まず、軸姿勢算出部11によって、立体1の表面に描かれた図形の位置に基づき、表面と立体1の軸とが交わる点(すなわち、極)の位置を検出し、立体1の軸の姿勢を算出し、次に、立体姿勢算出部12によって、図形と予め用意しておいたテンプレート画像群との比較、あるいは、図形の色情報に基づき、立体1の姿勢を算出する。
【0015】
以下、本実施形態では、3次元姿勢検出用立体1の第1の実施形態として、1個の非回転対称図形が表面に描かれた既知の楕円体を用い、その撮像画像から立体1の姿勢を求める方法を説明する。
【0016】
図2(a)は立体1の例、図2(b)は立体1の表面上の図形の配置を説明するための図である。図2(b)において、Lは楕円体の軸であり、Pは楕円体の表面と軸Lとが交わる点、すなわち、楕円体の極である。非回転対称図形(この例では文字「A」)は、図2(a)のように、その重心Gが極Pの位置に一致するように楕円体の表面に描かれている。
【0017】
図3および図4は図形のテンプレート画像の計算機による作成方法を説明するための図である。
【0018】
図3において、Cは無限遠に配置してある仮想カメラ、Oは計算機内の仮想空間の原点、Xは水平方向の軸、Yは垂直方向の軸、Zは仮想カメラCの光軸、Sは図形(この例では文字「A」)を配置した仮想平面、Gは仮想平面S上の点であり図形の重心である。仮想平面Sは線分OGに垂直であり、距離OGは仮想楕円体の長半径に等しいとする。また、点GはYZ平面上にあるとし、線分OGと軸Zとのなす角度をθとする。ここで、仮想平面SとYZ平面との交線をTとすると、この直線Tは点Gを通り線分OGに垂直となっている。そこで、仮想平面Sが線分OGを軸として回転した際の偏角を直線Tを基準とした角度で表わすこととし、これをθとする。なお、説明のため、図3では図形をその輪郭のみで示している。
【0019】
図4は仮想平面S上の図形(この例では文字「A」)をXY平面に射影して得られた仮想カメラCの画像である。Gは重心Gの画像上での位置である。テンプレート画像は、この仮想カメラCの画像を、図形を含み、かつGを中心とする矩形領域で切り出した部分画像にガウシアンフィルタ等によるぼかし処理を施して作成する。
【0020】
図5は作成されたテンプレート画像群が配置されたテーブルである。図3で示した仮想空間において、角度θについては例えば0度から90度までの1度刻みとし、角度θについては例えば0度から359度までの1度刻みとし、これらの角度θ,θのすべての組み合わせに対して仮想カメラCの画像を算出し、それぞれに対応するテンプレート画像を作成し、テーブルに配置しておく。
【0021】
図6は楕円体の軸Lの実空間における姿勢と極Pの撮像画像上における位置との関係を説明するための図である。図6(a)は楕円体の斜視図であり、図6(b)はこの楕円体をカメラ2で撮影した画像である。図6(a)において、Cは楕円体の中心、Xは水平方向の軸、Yは垂直方向の軸、Zはカメラ2の光軸、Bは極Pと軸Zを含む平面と軸Yとのなす角度、Bは軸Lと軸Zとのなす角度、Dは極Pと軸Zとの距離である。図6(b)において、Cは楕円体の中心Cの撮像画像上での位置、Pは極Pの撮像画像上での位置、Bは直線Cが垂直方向から時計回りになす角度、DはCとP間の距離である。また、Pの撮像画像上での座標を(u,v)、Pの実空間における座標を(x,y,z)とする。ここで、撮像画像上での楕円体の重心位置Cが既知であることから、これを撮像画像上での原点、また、カメラの撮像倍率をαとし、
u=αx,  v=αy,  D=αD
の関係が成り立つとする。ここで、実空間における点CとP間の距離をDCPとすると、以下の関係が成り立つ。
【0022】
【数1】
Figure 2004145664
なお、これらの関係は、DCP、すなわち実空間におけるCと対象点Pとの間の距離さえ既知であれば、対象点Pが楕円体の極以外の任意の点であっても、対象点Pと直線CPの姿勢との関係として成立する。
【0023】
図7は撮像画像から楕円体の部分を切り出した部分画像を示している。図7(a)は濃淡画像であり、図7(b)は同画像を2値化した画像である。説明のため、図7(b)では図形をその輪郭のみで示している。図7(b)において、Pは極Pの撮像画像上での位置であり、これは撮像画像上での図形の重心に一致している。
【0024】
図8は立体1の姿勢を求める手順を示すフローチャートである。
1.撮像画像を2値化した画像(図7(b))から図形の重心を求め、その位置をPとする(ステップ21)。
2.式(1)を用いて、軸Lの姿勢すなわち角度BおよびBを求める(ステップ22)。
3.2で得られた角度Bに最も近い角度を図5に示したテーブルの角度θ欄から選択し、マッチング処理に用いるテンプレート画像群の列を決定する(ステップ23)。
4.撮像画像(図7(a))をCの周りに角度−Bだけ回転させた濃淡画像を得る(ステップ24)。
5.3で決定された列に含まれる全てのテンプレート画像(図5の例では360個)と4で得られた濃淡画像との正規化相関手法等によるマッチング処理を点Pの回転後の点の近傍において逐次行う(ステップ25)。
6.5で得られたマッチングの度合い(スコア)が最大となるテンプレート画像を見つけ、そのテンプレート画像に対応する角度θを求め、これを立体1の軸Lの周りの回転方向の姿勢を表わす角度Bとする(ステップ26)。
7.以上により得られた角度B、B、およびBを立体1の姿勢とする(ステップ27)。
【0025】
図9に上記と同様の手順で姿勢を検出することができる立体1の第2の例として、1個の非回転対称図形が表面に描かれた正四角台形錐体を示す。図9(a)は立体1の例、図9(b)は立体1の表面上の図形の配置を説明するための図である。図9(b)において、Lは正四角台形錐体の軸であり、Pは正四角台形錐体の表面と軸Lとが交わる点である。非回転対称図形(この例では文字「A」)は、図9(a)のように、その重心GがPの位置に一致するように正四角台形錐体の表面に描かれている。
【0026】
図10に上記と同様の手順で姿勢を検出することができる立体1の第3の例として、1個の非回転対称図形が表面に描かれた正四角台形錐の殻状体を示す。図10(a)は立体1の例、図10(b)は立体1の表面上の図形の配置を説明するための図である。図10(b)において、Lは正四角台形錐殻状体の軸であり、Pは正四角台形錐殻状体の表面と軸Lとが交わる点である。非回転対称図形(この例では文字「A」)は、図10(a)のように、その重心GがPの位置に一致するように正四角台形錐殻状体の表面に描かれている。
【0027】
図11に上記と同様の手順で姿勢を検出することができる立体1の第4の例として、1個の非回転対称図形が表面に描かれた準正多面体を示す。非回転対称図形(この例では文字「A」)は、図11のように、その重心Gが準正多面体の1つの面の重心の位置に一致するように準正多面体の表面に描かれている。
【0028】
図12に上記と同様の手順で姿勢を検出することができる立体1の第5の例として、1個の非回転対称図形が表面に描かれた正多面体を示す。非回転対称図形(この例では文字「A」)は、図12のように、その重心Gが正多面体の1つの面の重心の位置に一致するように正多面体の表面に描かれている。
【0029】
[第2の実施形態]
本実施形態では、3次元姿勢検出用立体1の第6の例として、2種類の大きさの4個の回転対称図形と3個の非回転対称図形が表面に描かれた既知の楕円体を用い、その撮像画像から立体1の姿勢を求める方法を説明する。
【0030】
図13は立体1の表面上の図形の配置を説明するための図である。わかり易くするため、図13では楕円体面上の図形を平面的に表現している。図13(a)は上面図であり、図13(b)は側面図である。楕円体の極Pの位置に大きいドットが、極Pを中心とした回転対称の位置Q、Q、Qに小さいドットがそれぞれ描かれている。また、Q、Q、Qに描かれた各ドットからPに描かれたドットに向かう方向を姿勢の基準として、Pに描かれたドットとQ、Q、Qに描かれた3個のドットとの各中点にそれぞれ異なる3個の図形が描かれている。
【0031】
図14は立体1に描かれた各ドットの3次元的な位置関係を説明するための図である。図14(a)において、Pは楕円体の極であり、大きいドットの位置である。Q(i=1,2,3)は各小さいドットの位置、Cは楕円体の重心、DPQは実空間上でのPとQ間の距離、DQQは実空間上でのQとQ間の距離、DCQは実空間上でのCとQ間の距離である。図14(b)において、Mは点P、QおよびCを含む平面上の点であり、線分PQの垂直二等分線が楕円体の表面と交わる点である。
【0032】
図15(a)および(b)は、それぞれ大きいドットおよび小さいドットを検出するためのテンプレート画像であり、実際にはガウシアンフィルタ等によるぼかし処理を施して作成されている。
【0033】
図16は互いに異なる3種類の図形を検出するためのテンプレート画像群が配置されたテーブルである。各テンプレート画像は第1の実施形態で説明した方法で作成してある。
【0034】
図17は撮像画像から楕円体の部分を切り出した部分画像を示している。図17(a)は濃淡画像であり、図17(b)は楕円体の姿勢を求める手順を説明するための図である。説明のため、図17(b)では各ドットをその輪郭のみで示している。図17(b)において、Pは極Pの撮像画像上での位置であり、これは撮像画像上での大きいドットの位置に一致している。また、QSi(i=1,2,3)はそれぞれQの撮像画像上での位置、MSiはMの撮像画像上での位置である。
【0035】
図18は立体1の姿勢を求める手順を示すフローチャートである。
1.大きいドットを検出するためのテンプレート画像(図15(a))と濃淡画像(図17(a))との正規化相関手法等によるマッチング処理を行い、マッチングスコアが最大となる撮像画像上での大きいドットの位置を求め、その位置をPとする(ステップ31)。
2.小さいドットを検出するためのテンプレート画像(図15(b))と濃淡画像(図17(a))との正規化相関手法等によるマッチング処理を行い、マッチングスコアが最大となる撮像画像上での小さいドットの位置QSiを求める(ステップ32)。
3.1で求められたPから、式(1)、式(2)を用いて、軸Lの姿勢すなわち角度B、B、および点Pの実空間上での位置を求める(ステップ33)。
4.2で求められたQSiから、式(1)、式(2)を用いて、直線CQの姿勢すなわち角度BQi1、BQi2、および点Qの実空間上での位置を求める(ステップ34)。ただし、式(1)、式(2)において、DCPの代わりにDCQを用いることとする。
5.点Pおよび点Qの実空間上での位置から、図14(b)の関係を用いて、点Mの位置と直線CMの姿勢すなわち角度BMi1およびBMi2を求める(ステップ35)。
6.式(2)を用いて、点Mの撮像画像上での位置MSiを求める(ステップ36)。ただし、式(2)において、DCPの代わりに、CとM間の距離を用いることとする。
7.5で得られた角度BMi2に最も近い角度を図16に示したテーブルの角度θ欄から選択し、マッチング処理に用いる3種類のテンプレート画像群の列を決定する(ステップ37)。
8.撮像画像(図17(a))をCの周りに角度−BMi1だけ回転させた濃淡画像を得る(ステップ38)。
9.7で決定された列に含まれる3種類の全てのテンプレート画像(図16の例では1080個)と8で得られた濃淡画像との正規化相関手法等によるマッチング処理を点MSiの回転後の点の近傍において逐次行う(ステップ39)。
10.9で得られたマッチングの度合い(スコア)が最大となるテンプレート画像を見つけ、対象としている図形が3種類の図形のうちの何れであるかを特定することにより、対象とした小さいドットQがQ、Q、Qの何れであるかを特定する(ステップ40)。
11.特定されたQに基づき、立体1の軸Lの周りの回転方向の姿勢を表わす角度Bを算出する。すなわち、特定されたQを軸Zの周りに角度−Bだけ回転させ、さらに軸Xの周りに角度−Bだけ回転させた点の軸Zの周りの偏角を求め、これをBとする(ステップ41)。
12.以上により得られた角度B、B、およびBを立体1の姿勢とする(ステップ42)。
【0036】
[第3の実施形態]
本実施形態では、3次元姿勢検出用立体1の第7の例として、同一の大きさの4個の回転対称図形と3個の非回転対称図形が表面に描かれた既知の楕円体を用い、その撮像画像から立体1の姿勢を求める方法を説明する。第2の実施形態とは、楕円体の極Pの位置に描かれたドットとその周囲に描かれたドットとの判別方法のみが異なるので、この判別方法のみを説明する。
【0037】
図19は立体1の表面上の図形の配置を説明するための図である。わかり易くするため、図19では楕円体面上の図形を平面的に表現している。図19(a)は上面図であり、図19(b)は側面図である。楕円体の極Pの位置および極Pを中心とした回転対称の位置Q、Q、Qに全て同一の大きさのドットが描かれている。また、Q、Q、Qに描かれた各ドットからPに描かれたドットに向かう方向を姿勢の基準として、Pの描かれたドットとQ、Q、Qに描かれた3個のドットとの各中点にそれぞれ異なる3個の図形が描かれている。さらに、立体1に描かれた各ドットの3次元的な位置関係は図14と同様であるとする。ただし、本実施形態では、DPQとDQQとが十分異なるように各ドットの位置を設定しておく。
【0038】
図20はドットを検出するためのテンプレート画像であり、実際にはガウシアンフィルタ等によるぼかし処理を施して作成されている。
【0039】
図21は撮像画像から楕円体の部分を切り出した部分画像を示している。図21(a)は濃淡画像であり、図21(b)は楕円体の姿勢を求める手順を説明するための図である。説明のため、図21(b)では各ドットをその輪郭のみで示している。図21(b)において、Pは極Pの撮像画像上での位置、QSi(i=1,2,3)はそれぞれQの撮像画像上での位置である。
【0040】
図22は立体1のPに描かれたドットとQ、Q、Qに描かれたドットのうちの1つを判別する手順を示すフローチャートである。
1.ドットを検出するためのテンプレート画像(図20)と濃淡画像(図21(a))との正規化相関手法等によるマッチング処理を行い、各ドットについて、マッチングスコアが最大となる撮像画像上での位置を全て求める(ステップ51)。
2.求められた各点について、式(1)、式(2)を用いて、実空間上での位置を算出する(ステップ52)。ただし、式(1)、式(2)において、DCPの代わりに全てDCQを用いることとする。本実施形態では、DPQとDQQとが十分異なるため、このような近似を用いても各ドットを正しく判別することができる。
3.求められた点が2個以下の場合は処理を中止する(ステップ53)。
4.求められた点が3個以上の場合、これらの中から2個を選ぶ全ての組合わせについて、選んだ2個の点間の実空間における距離を求め、この距離と立体1における既知のDQQとの差の絶対値が所定の閾値より大きくなる1組を選定する(ステップ54)。
5.選定された組の2個の点をP、P、それ以外の任意の点をQとし、PとQ間の距離を求める(ステップ55)。その際、P、Pの実空間上での位置として、DCPにCとP間の距離を代入した式(1)、式(2)により算出したものを用いる。
6.5で求められたPとQ間の距離と立体1における既知のDPQとの差の絶対値が、所定の閾値より小さければPをPに描かれたドットとし、そうでなければPをPに描かれたドットとする(ステップ56)。
【0041】
以下、第2の実施形態における手順3以降を実行すればよい。
【0042】
図23に上記と同様の手順で姿勢を検出することができる立体1の第8の例として、図19に示した立体におけるドットに代えて円が表面に描かれた楕円体を示す。わかり易くするため、図23では楕円体面上の図形を平面的に表現している。図23(a)は上面図であり、図23(b)は側面図である。楕円体の極Pの位置および極Pを中心とした回転対称の位置Q、Q、Qに全て同一の大きさの円が描かれている。また、Q、Q、Qに描かれた各円からPに描かれた円に向かう方向を姿勢の基準として、Pに描かれた円とQ、Q、Qに描かれた3個の円との各中点にそれぞれ異なる3個の図形が描かれている。さらに、立体1に描かれた各円の3次元的な位置関係は図14と同様であるとする。ただし、DPQとDQQとが十分異なるように各円の位置を設定しておく。
【0043】
図24は円を検出するためのテンプレート画像であり、実際にはガウシアンフィルタ等によるぼかし処理を施して作成されている。
【0044】
図25に上記と同様の手順で姿勢を検出することができる立体1の第9の例として、同一の大きさの4個の回転対称図形と3個の非回転対称図形が表面に描かれた正六角台形錐体を示す。わかり易くするため、図25では正六角台形錐体面上の図形を平面的に表現している。図25(a)は上面図であり、図25(b)は側面図である。Lは正六角台形錐体の軸であり、Pは軸Lと上底面とが交わる点である。Pの位置および1個おきの側面の左右の中央で、かつPから等距離の位置Q、Q、Qに全て同一の大きさのドットが描かれている。また、Q、Q、Qに描かれた各ドットからPに描かれたドットに向かう方向を姿勢の基準として、Pに描かれたドットとQ、Q、Qに描かれた3個のドットとの各中点にそれぞれ異なる3個の図形が描かれている。但し、PとQ間の距離DPQとQとQ間の距離DQQとが十分異なるように各ドットの位置を設定しておく。
【0045】
図26に上記と同様の手順で姿勢を検出することができる立体1の第10の例として、同一の大きさの4個の回転対称図形と3個の非回転対称図形が表面に描かれた放物面体を示す。わかり易くするため、図26では放物面体の表面上の図形を平面的に表現している。図26(a)は上面図であり、図26(b)は側面図である。Lは放物面体の軸であり、Pは軸Lと放物面体の表面とが交わる点、すなわち、放物面体の極である。放物面体の極Pの位置および極Pを中心とした回転対称の位置Q、Q、Qに全て同一の大きさのドットが描かれている。また、Q、Q、Qに描かれた各ドットからPに描かれたドットに向かう方向を姿勢の基準として、Pに描かれたドットとQ、Q、Qに描かれた3個のドットとの各中点にそれぞれ異なる3個の図形が描かれている。但し、PとQ間の距離DPQとQとQ間の距離DQQとが十分異なるように各ドットの位置を設定しておく。
【0046】
[第4の実施形態]
本実施形態では、3次元姿勢検出用立体1の第11の例として、同一の大きさでかつ互いに異なる色の4個の回転対称図形が表面に描かれた既知の楕円体を用い、その撮像画像から立体1の姿勢を求める方法を説明する。
【0047】
図27は立体1の表面上の図形の配置を説明するための図である。わかり易くするため、図27では楕円体面上の図形を平面的に表現している。図27(a)は上面図であり、図27(b)は側面図である。楕円体の極Pの位置に黒のドットが、極Pを中心とした回転対称の位置Q、Q、Qにそれぞれ赤、緑、青のドットが描かれている。また、立体1に描かれた各ドットの3次元的な位置関係は図14と同様であるとする。さらに、ドットを検出するためのテンプレート画像は図20と同様である。
【0048】
図28は撮像画像から楕円体の部分を切り出した部分画像を示している。図28(a)は濃淡画像であり、図28(b)はカラー画像である。Pは極Pの撮像画像上での位置、QSi(i=1,2,3)はそれぞれQの撮像画像上での位置である。
【0049】
図29は立体1の姿勢を求める手順を示すフローチャートである。
1.ドットを検出するためのテンプレート画像(図20)と濃淡画像(図28(a))との正規化相関手法等によるマッチング処理を行い、各ドットについて、マッチングスコアが最大となる撮像画像上での位置を全て求める(ステップ61)。
2.求められた各点におけるカラー画像(図28(b))の色情報から各ドットを判別する(ステップ62)。
3.2で判別されたPから、式(1)を用いて、軸Lの姿勢すなわち角度BおよびBを求める(ステップ63)。
4.Q(Q、Q、Qのいずれか)に描かれた1個のドットについて、式(1)、式(2)を用いて、実空間上での位置を求める(ステップ64)。ただし、式(1)、式(2)において、DCPの代わりにDCQを用いることとする。
5.4で求められたQに基づき、立体1の軸Lの周りの回転方向の姿勢を表わす角度Bを算出する(ステップ65)。すなわち、求められたQを軸Zの周りに角度−Bだけ回転させ、さらに軸Xの周りに角度−Bだけ回転させた点の軸Zの周りの偏角を求め、これをBとする。
6.以上により得られた角度B、B、およびBを立体1の姿勢とする(ステップ66)。
【0050】
以上の実施形態で説明した、立体の姿勢を求める方法では、各々のマッチング処理において、立体表面に描かれた図形の一部分である比較的小さなサイズの図形を用いるので、立体全体ではなくその図形の領域にのみ対応したテンプレート画像を用いればよく、テンプレート画像の記憶容量およびマッチング処理の計算コストを小さく抑えることができる。
【0051】
なお、本発明の3次元姿勢検出方法は専用のハードウェアにより実現されるもの以外に、その機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行するものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、フロッピーディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の記録媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク装置等の記憶装置を指す。さらに、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、インターネットを介してプログラムを送信する場合のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体もしくは伝送波)、その場合のサーバとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含む。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、立体の3次元姿勢を検出するにあたって、姿勢特定のための各マッチング処理において、立体表面に描かれた図形の一部分である比較的小さなサイズの図形を用いるので、立体全体ではなくその図形の領域にのみ対応したテンプレート画像を用いればよく、テンプレート画像の記憶容量およびマッチング処理の計算コストを小さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の3次元姿勢検出用立体の第1の例と第1の実施形態の3次元姿勢検出装置のブロック図である。
【図2】立体1の第1の例と、その表面上の図形の配置を説明するための図である。
【図3】図形のテンプレート画像の計算機による作成方法を説明するための図である。
【図4】仮想平面S上の図形をXY平面に投影して得られた仮想カメラCの画像を示す図である。
【図5】作成されたテンプレート画像群が配置されたテーブルを示す図である。
【図6】楕円体の軸Lと実空間における姿勢と極Pの撮像画像上における位置の関係を説明するための図である。
【図7】撮像画像から楕円体の部分を切り出した部分画像を示す図である。
【図8】第1の実施形態の3次元姿勢検出装置における立体1の姿勢を求める手順を示すフローチャートである。
【図9】立体1の第2の例を示す図である。
【図10】立体1の第3の例を示す図である。
【図11】立体1の第4の例を示す図である。
【図12】立体1の第5の例を示す図である。
【図13】立体1の第6の例の表面上の図形の配置を説明するための図である。
【図14】立体1に描かれた各ドットの3次元的な位置関係を説明するための図である。
【図15】大きいドット、小さいドットを検出するためのテンプレート画像を示す図である。
【図16】互いに異なる3種類の図形を検出するためのテンプレート画像群が配置されたテーブルを示す図である。
【図17】撮像画像から楕円体の部分を切り出した部分画像を示す図である。
【図18】第2の実施形態の3次元姿勢検出装置における立体1の姿勢を求める手順を示すフローチャートである。
【図19】立体1の第7の例の表面上の図形の配置を説明するための図である。
【図20】ドットを検出するためのテンプレート画像を示す図である。
【図21】撮像画像から楕円体の部分を切り出した部分画像を示す図である。
【図22】第3の実施形態の3次元姿勢検出装置における立体1の姿勢を求める手順を示すフローチャートである。
【図23】立体1の第8の例を示す図である。
【図24】円を検出するためのテンプレート画像を示す図である。
【図25】立体1の第9の例を示す図である。
【図26】立体1の第10の例を示す図である。
【図27】立体1の第11の例の表面上の図形の配置を説明するための図である。
【図28】撮像画像から楕円体の部分を切り出した部分画像を示す図である。
【図29】第4の実施形態の3次元姿勢検出装置における立体1の姿勢を求める手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1  3次元姿勢検出用立体
2  カメラ
3  3次元姿勢検出装置
11  軸姿勢検出部
12  立体姿勢算出部
21〜27,31〜42,51〜56,61〜66  ステップ

Claims (14)

  1. 3次元姿勢検出装置に撮像画像を入力することによって、その3次元姿勢を検出することが可能な立体であって、
    少なくとも一部分が回転対称体であり、前記回転対称体の表面と該回転対称体の軸とが交わる位置に配置された図形を含む、姿勢により見え方が異なる図形を前記回転対称体の表面に有する3次元姿勢検出用立体。
  2. 前記回転対称体の表面と該回転対称体の軸とが交わる位置に配置された図形は非回転対称図形である、請求項1に記載の3次元姿勢検出用立体。
  3. 前記姿勢により見え方が異なる図形は、前記回転対称体の表面と該回転対称体の軸とが交わる位置に配置された回転対称図形と、該回転対称図形を中心とする点対称の位置に配置された2個以上の回転対称図形とを含む、請求項1に記載の3次元姿勢検出用立体。
  4. 前記姿勢により見え方が異なる図形は、前記点対称の位置に配置された回転対称図形とそれぞれ対になる互いに異なる図形をさらに含む、請求項3に記載の3次元姿勢検出用立体。
  5. 前記点対称の位置に配置された回転対称図形は、互いに異なる色である、請求項3に記載の3次元姿勢検出用立体。
  6. 前記回転対称体は、楕円体、方物面体、回転対称台形錐体、正多面体、準正多面体、およびそれらの殻状体のいずれかである、請求項1から5のいずれかに記載の3次元姿勢検出用立体。
  7. 少なくとも一部分が回転対称体であり、前記回転対称体の表面と該回転対称体の軸とが交わる位置に配置された図形を含む、姿勢により見え方が異なる図形を前記回転対称体の表面に有する3次元姿勢検出用立体の撮像画像から、該立体の3次元姿勢を検出する方法であって、
    前記撮像画像から前記回転対称体の表面と該回転対称体の軸とが交わる位置を検出し、該軸の姿勢を算出する軸姿勢算出段階と、
    前記撮像画像と前記立体の種々の姿勢に対応する前記図形のテンプレート画像群とを比較することにより前記立体の姿勢を算出する立体姿勢算出段階とを有する3次元姿勢検出方法。
  8. 前記3次元姿勢検出用立体は、前記回転対称体の表面と該回転対称体の軸とが交わる位置に配置された回転対称図形と、該回転対称図形を中心とする点対称の位置に配置された2個以上の回転対称図形と、前記点対称の位置に配置された回転対称図形とそれぞれ対になる互いに異なる図形とを有しており、
    前記立体姿勢算出段階は、
    前記撮像画像と前記立体の種々の姿勢に対応する前記点対称の位置に配置された回転対称図形のテンプレート画像群とを比較することにより前記立体の姿勢の候補を算出する段階と、
    前記撮像画像と前記立体の種々の姿勢に対応する前記互いに異なる図形のテンプレート画像群とを比較することにより前記候補の中から前記立体の正確な姿勢を選択する段階とを有する、請求項7に記載の3次元姿勢検出方法。
  9. 前記3次元姿勢検出用立体は、前記回転対称体の表面と該回転対称体の軸とが交わる位置に配置された回転対称図形と、該回転対称図形を中心とする点対称の位置に配置された2個以上の互いに異なる色の回転対称図形とを有しており、
    前記立体姿勢算出段階は、
    前記撮像画像と前記立体の種々の姿勢に対応する前記点対称の位置に配置された回転対称図形のテンプレート画像群とを比較することにより前記立体の姿勢の候補を算出する段階と、
    前記撮像画像の前記点対称の位置に配置された回転対称図形のいずれかの位置における色情報に基づき前記候補の中から前記立体の正確な姿勢を選択する段階とを有する、請求項7に記載の3次元姿勢検出方法。
  10. 少なくとも一部分が回転対称体であり、前記回転対称体の表面と該回転対称体の軸とが交わる位置に配置された図形を含む、姿勢により見え方が異なる図形を前記回転対称体の表面に有する3次元姿勢検出用立体の撮像画像を入力することによって、該立体の3次元姿勢を検出する装置であって、
    前記撮像画像から前記回転対称体の表面と該回転対称体の軸とが交わる位置を検出し、該軸の姿勢を算出する軸姿勢算出手段と、
    前記撮像画像と前記立体の種々の姿勢に対応する前記図形のテンプレート画像群とを比較することにより前記立体の姿勢を算出する立体姿勢算出手段とを有する3次元姿勢検出装置。
  11. 前記3次元姿勢検出用立体は、前記回転対称体の表面と該回転対称体の軸とが交わる位置に配置された回転対称図形と、該回転対称図形を中心とする点対称の位置に配置された2個以上の回転対称図形と、前記点対称の位置に配置された回転対称図形とそれぞれ対になる互いに異なる図形とを有しており、
    前記立体姿勢算出手段は、
    前記撮像画像と前記立体の種々の姿勢に対応する前記点対称の位置に配置された回転対称図形のテンプレート画像群とを比較することにより前記立体の姿勢の候補を算出する手段と、
    前記撮像画像と前記立体の種々の姿勢に対応する前記互いに異なる図形のテンプレート画像群とを比較することにより前記候補の中から前記立体の正確な姿勢を選択する手段とを有する、請求項10に記載の3次元姿勢検出装置。
  12. 前記3次元姿勢検出用立体は、前記回転対称体の表面と該回転対称体の軸とが交わる位置に配置された回転対称図形と、該回転対称図形を中心とする点対称の位置に配置された2個以上の互いに異なる色の回転対称図形とを有しており、
    前記立体姿勢算出手段は、
    前記撮像画像と前記立体の種々の姿勢に対応する前記点対称の位置に配置された回転対称図形のテンプレート画像群とを比較することにより前記立体の姿勢の候補を算出する手段と、
    前記撮像画像の前記点対称の位置に配置された回転対称図形のいずれかの位置における色情報に基づき前記候補の中から前記立体の正確な姿勢を選択する手段とを有する、請求項10に記載の3次元姿勢検出装置。
  13. 請求項7から9のいずれかに記載の3次元姿勢検出方法をコンピュータに実行させるための3次元姿勢検出プログラム。
  14. 請求項7から9のいずれかに記載の3次元姿勢検出方法をコンピュータに実行させるための3次元姿勢検出プログラムを記録した、コンピュータで読取り可能な記録媒体。
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