JP2004142786A - Round volume-reducing container - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、胴部断面が丸形状の丸形減容容器に関し、特に胴部をねじって圧潰する構成の容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】実開平6−35123号公報
従来のこの種の丸形減容容器としては、たとえば、特許文献1に記載のようなものが知られている。
【0003】
この丸形減容容器は、胴部側面に複数の凸条と凹条を周方向に交互に設けたもので、凸条と凹条は胴部側面の中心軸と平行の基準線に対してねじり方向に同一角度だけ傾斜させている。減容化する際には、上端部と下端部を持って胴部を中心軸回りにねじり、胴部を凸条に沿った山折り形状と、凹条に沿った谷折り形状に屈曲させて圧潰するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記した特許文献1に記載の容器は、直線状の凸条の両端が胴部上端および下端の円周上の一点に接続されており、ねじった際に凸条に沿って形成される山折り屈曲部の両端が鋭角状に尖って破断し、手指を傷つけるおそれがある。
【0005】
また、ねじった際に、山折り屈曲部と谷折り屈曲部が屈曲しながらねじり方向に傾いていくが、山折り屈曲部と谷折り屈曲部がうまく形成されないという問題があった。
【0006】
その原因は、山折り屈曲部は直線を保ちながらねじり方向に傾斜するので、隣り合う山折り屈曲部はねじれの位置関係になるのに対して、従来は凹条の傾斜角度が凸条の傾斜角度と同一となっていたので、谷折り屈曲部が形成されると隣り合う山折り屈曲部を平行にする方向となり、山折り屈曲部および谷折り屈曲部双方に無理な変形が生じる。
【0007】
本発明は、胴部をねじって減容化する際に、直線状山折り誘導部の両端に尖った部分が発生せず、安全に胴部を圧潰することができる丸形減容容器を提供することにある。
また、ねじった際に無理なく屈曲させることができる山折り誘導部および谷折り誘導部を備えた丸形減容容器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第1の発明にあっては、断面が丸形状の胴部と、該胴部下端を閉塞する底部とを備え、
前記胴部側面に複数の直線状山折り誘導部と谷折り誘導部を周方向に所定間隔でもって交互に全周的に設け、胴部を中心軸回りにねじって圧潰する構成の丸形減容容器において、
前記直線状山折り誘導部の上下両端を前記胴部の上下端に向かって凸状に湾曲する円弧状山折り誘導部を接続したことを特徴とする。
山折り誘導部は、凸状に屈曲させた筋状の折り目、ビード等によって構成される。連続,不連続を問わず、山折り形状に折れ曲がる構造であればよい。
谷折り誘導部は、凹状に屈曲させた筋状の折り目、ビード等によって構成される。連続,不連続を問わず、谷折り形状に折れ曲がる構造であればよい。
【0009】
第2の発明は、断面が丸形状の胴部と、該胴部下端を閉塞する底部とを備え、前記胴部側面に複数の直線状山折り誘導部と谷折り誘導部を周方向に所定間隔でもって交互に全周的に設け、胴部を中心軸回りにねじって圧潰する構成の丸形減容容器において、
前記胴部の中心軸を含む平面と胴部側面とが交差する直線を基準線とし、該基準線に対して谷折り誘導部を直線状山折り誘導部よりもねじり方向に所定角度傾斜させたことを特徴とする。
【0010】
第3の発明は、断面が丸形状の胴部と、該胴部下端を閉塞する底部とを備え、前記胴部側面に複数の直線状山折り誘導部と谷折り誘導部を周方向に所定間隔でもって交互に全周的に設け、胴部を中心軸回りにねじって圧潰する構成の丸形減容容器において、
前記直線状山折り誘導部の上下両端に前記胴部の上下端に向かって凸状に湾曲する円弧状山折り誘導部を接続し、かつ、前記胴部の中心軸を含む平面と胴部側面とが交差する直線を基準線とし、該基準線に対して谷折り誘導部を直線状山折り誘導部よりもねじり方向に所定角度傾斜させたことを特徴とする。
【0011】
上記円弧状山折り誘導部は隣り合う直線状山折り誘導部間に跨って設けられていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
実施の形態1
図1は、本発明の実施の形態に係る丸形減容容器を示している。
この丸形減容容器10は2ピース缶で、略有底円筒形状の容器本体11と、この容器本体11の上端開口部に巻締固定される天蓋12とから構成されている。容器本体11は、断面が丸形状の円筒状の胴部13と、胴部13下端を閉塞する底部14と、胴部13上端からさらに上方に延びるテーパ部16とを備えている。テーパ部16は、胴部13の上端に位置する上端円部13aから小径の巻締部15に向けて徐々に小径なるように傾斜している。また、胴部13の下端に位置する下端円部13bが底部14との境界部となっている。
【0013】
胴部側面13cには、複数の直線状直線状山折り誘導部20と谷折り誘導部30が周方向に所定間隔でもって交互に全周的に設けられ、胴部13をその中心軸N回りにねじり、胴部13を直線状山折り誘導部20および谷折り誘導部30に沿って山折りおよび谷折り形状に屈曲させて圧潰するようになっている。この例では直線状山折り誘導部20と谷折り誘導部30がそれぞれ6箇所に配置されている。
【0014】
直線状山折り誘導部20は、図1(D)に示すように、凸状に屈曲させた筋状の折り目によって構成されている。この直線状山折り誘導部20は、凸状のビード等によって構成してもよい。また、連続,不連続を問わず、山折り形状に折れ曲がる構造であればよい。
谷折り誘導部30は、図1(D)に示すように、凹状に屈曲させた折り目によって構成されている。この谷折り誘導部30についても、凹状のビード等によって構成してもよいし、また、連続,不連続を問わず、谷折り形状に折れ曲がる構造であればよい。
【0015】
胴部13の中心軸Nを含む平面が胴部側面13cと交差する直線を基準線Bとし、この基準線Bに対して谷折り誘導部30が直線状山折り誘導部20よりもねじり方向T(図1(A)では反時計回転方向)に所定角度傾斜している。
この実施の形態では、直線状山折り誘導部20が基準線Bに対してθ1だけ傾斜しており、谷折り誘導部30が基準線Bに対して直線状山折り誘導部20の傾斜角度θ1より大きい傾斜角度θ2で傾斜している。
【0016】
直線状山折り誘導部20の上下両端は胴部上下端円部13a,13bの所定寸法手前に位置している。そして、直線状山折り誘導部20の上下両端に胴部13の上下端に向かって凸状に湾曲する円弧状山折り誘導部40が接続されている。この円弧状山折り誘導部40は隣り合う直線状山折り誘導部20に跨って設けられている。すなわち、上下に位置する円弧形状部40の左右両端が各直線状山折り誘導部20の上下端部間を連結して一つの楕円パターンを形成しており、図示例では胴部側面13bに楕円パターンが6個形成されている。上部の円弧状山折り誘導部40は胴部13の上端円部13aに接し、下部の円弧形状部40は胴部の下端円部13bに接している。
【0017】
また、谷折り誘導部30は、基準線Bに対して傾斜する直線状部31と、この直線状部31の上下両端から延びる円弧状の曲線部32とから構成されている。この曲線部32は円弧形状で、直線状部31に対してねじり方向Tに形成され、一端が直線状部31に接続され、他端が曲線状山折り誘導部20の中途部に接続されている。したがって、谷折り誘導部30は楕円パターン内に形成されることになる。
【0018】
図1(B)には、直線状山折り誘導部20,谷折り誘導部30および円弧状山折り誘導部40の作図例を示している。
すなわち、円弧形状部40は、隣り合う直線状山折り誘導部20と直交する直交線Xを直径とし、胴部上下端円部13a,13bに接するような半円によって構成される。
一方、直交線Xとねじり方向側の直線状山折り誘導部20の直線状部21との交点をbとし、この交点bから直線状部21に下ろした垂線の交点をaとする。交点bを中心として、交点ab間を半径とする円C1を描き、円弧形状部40との交点をcとし、円C1のac間の円弧を曲線部32とする。
【0019】
上記構成の丸形減容容器にあっては、天蓋12と底部14を手に持って胴部13をねじると、胴部側面13cに、直線状山折り誘導部20,円弧状山折り誘導部40および谷折り誘導部30に沿って直線状山折り屈曲部20F,円弧状山折り屈曲部40Fおよび谷折り屈曲部30Fが形成され、複数の楕円状パターンの窪みが生じる。
内圧が加わる缶の場合には、開封前は内圧によって直線状山折り誘導部20,円弧状山折り誘導部40および谷折り誘導部30の凹凸パターンが目立ちにくく、開封した際にパターンが現れるような構成としてもよい。
【0020】
直線状山折り屈曲部20Fの稜線は直線状で幾何学的に単葉双曲面上に位置し、隣り合う直線状山折り屈曲部20Fは互いにねじれの位置関係となる。谷折り誘導部30が直線状山折り誘導部20よりもねじり方向に傾いているので、図1(C)に模式的に示すように、谷折り屈曲部30Fが屈曲しても、隣り合う直線状山折り屈曲部20Fはねじれの位置関係を維持し、無理なく屈曲変形が進行する。
【0021】
さらにねじっていくと、ねじり方向に直線状山折り屈曲部20Fの傾斜角度が大きくなり(図2(A)参照)、各直線状山折り屈曲部20Fの中央部付近から互いに巻き付き合い、漏斗状に変形しながら上下方向には収縮していく(図2(B)参照)。
胴部13の上下端円部13a,13bは変形せずに円形を保つので、上下端円部13a,13b付近では、円弧状山折り屈曲部40Fの屈曲線に沿って内側にほぼ直角方向に折れ曲がると共に、直線状山折り屈曲部20Fおよび谷折り屈曲部30Fが渦巻き状に重なり合う形状となる(図2(C)参照)。
【0022】
最後に天蓋12と底部14を上下から圧縮することにより減容化することができる。
横から見ると、図2(D)に示すように、胴部上下両端円部13a,13b付近は、円弧状山折り屈曲部40Fの屈曲線に沿って、周方向に山部41と谷部42が周期的に波打った形状となり、この山部41と谷部42が上下にはまり合うようにすれば、より圧縮量を大きくすることができる。
【0023】
他の実施の形態
なお、上記実施の形態では、直線状山折り誘導部20についてねじり方向に傾斜させているが、図3(A)に示すように、直線状山折り誘導部20の基準線Bに対する角度を0度(平行)としてもよい。
また、上記実施の形態では、胴部13が円筒状の容器について説明したが、図3(B)に示すように、胴部13がテーパ形状(円錐台形状)の場合にも適用可能である。
この場合の基準線Bも、中心軸Nを含む平面と胴部側面13cとが交差する線である。この基準線Bは胴部側面13cを構成する円錐の頂点から底円に引いた母線に相当する。
【0024】
なお、上記実施の形態では、丸形減容容器として金属缶について説明したが、金属容器に限らず、紙容器,合成樹脂容器などについても適用可能である。また、蓋が無い容器についても適用可能である。
また、上記実施の形態では、直線状山折り誘導部および谷折り誘導部をそれぞれ6個設ける例について説明したが、数は少なくてもよいし、多くてもよい。ただ、あまり数が多いとつぶし量が少なくなるので潰れにくく、数が少ないとつぶし量が大きくなりすぎて潰れにくくなるので、効率的に潰すためには5個,6個程度とすることが効果的である。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にあっては、次のような効果が得られる。
【0026】
第1の発明にあっては、山折り誘導部の上下両端を胴部の上下端に向かって凸状に湾曲する円弧状山折り誘導部を接続したので、ねじった際に直線状山折り誘導部に沿って誘導された直線状山折り屈曲部の端部は円弧形山折り誘導部に沿って誘導された円弧状山折り屈曲部につながるので、鋭角的な応力集中部が発生せず、安全に作業ができる。
【0027】
第2の発明は、胴部の中心軸を含む平面と胴部側面とが交差する直線を基準線とし、基準線に対して谷折り誘導部を直線状山折り誘導部よりもねじり方向に所定角度傾斜させたので、隣り合う直線状山折り誘導部によって誘導される直線状山折り屈曲部はねじれの位置関係を維持し、無理なく屈曲変形が進行し、スムースに圧潰作業を行うことができる。
【0028】
第3の発明は、直線状山折り誘導部の両端に円弧状山折り誘導部を接続し、かつ、基準線に対して谷折り誘導部を直線状山折り誘導部よりもねじり方向に所定角度傾斜させたので、安全に作業できると共に、スムースに圧潰作業を行うことができる。
【0029】
また、円弧状山折り誘導部を隣り合う直線状山折り誘導部間に跨って設けたので、各誘導部を簡単に製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態に係る丸形減容容器を示すもので、同図(A)は概略斜視図、同図(B)は誘導部パターンの作図例を示す図、同図(C)は直線状山折り誘導部と谷折り誘導部の関係を示す説明図、同図(D)は直線状山折り誘導部,円弧状山折り誘導部および谷折り誘導部を筋目によって構成した場合の概略斜視断面図である。
【図2】図2(A)乃至(D)は図1の減容手順を示す説明図である。
【図3】図、図3(A)は山折り誘導部と谷折り誘導部の他のパターン例を示す図、同図(B)はテーパ形状の丸形減容容器の一例を示す概略斜視である。
【符号の説明】
10 丸形減容容器
11 容器本体
12 天蓋
13 胴部
13a 胴部上端円部、13b 胴部下端円部、13c 胴部側面
14 底部
N 中心軸
B 基準線
20 直線状山折り誘導部
30 谷折り誘導部
40 円弧状山折り誘導部
θ1 傾斜角度(直線状山折り誘導部)
θ2 傾斜角度(谷折り誘導部)
20F 直線状山折り屈曲部
30F 谷折り屈曲部
40F 円弧状山折り屈曲部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a round volume-reducing container having a round trunk section, and more particularly to a container having a configuration in which the trunk section is twisted and crushed.
[0002]
[Prior art]
[Patent Document 1] Japanese Utility Model Publication No. Hei 6-35123 As a conventional round volume reduction container of this type, for example, the one described in Patent Document 1 is known.
[0003]
This round volume reduction container is provided with a plurality of ridges and ridges alternately in the circumferential direction on the side of the trunk, and the ridges and ridges are relative to a reference line parallel to the central axis of the trunk side. It is inclined by the same angle in the twisting direction. When reducing the volume, hold the upper and lower ends, twist the barrel around the central axis, and bend the barrel into a mountain fold along the ridge and a valley fold along the recess. It was supposed to crush.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the container described in Patent Document 1 described above, both ends of the linear ridge are connected to one point on the circumference of the upper end and the lower end of the trunk portion, and a mountain formed along the ridge when twisted. There is a possibility that both ends of the bent portion are sharply broken at an acute angle and may injure fingers.
[0005]
Further, when twisted, the mountain fold bent portion and the valley fold bent portion are tilted in the twisting direction while being bent, but there is a problem that the mountain fold bent portion and the valley fold bent portion are not formed well.
[0006]
The reason is that the mountain fold bends are inclined in the torsional direction while maintaining a straight line, so that the adjacent mountain fold bends are in a twisted positional relationship, whereas conventionally the angle of inclination of the ridges is the inclination of the ridges. Since the angle is the same, when a valley fold bend is formed, the adjacent mountain fold bends become parallel and unreasonable deformation occurs in both the mountain fold bend and the valley fold bend.
[0007]
The present invention provides a round volume reduction container that can be safely crushed without generating sharp points at both ends of the linear mountain fold guiding portion when the volume is reduced by twisting the barrel. There is to do.
Another object of the present invention is to provide a round volume reduction container having a mountain fold guiding portion and a valley fold guiding portion that can be bent without difficulty when twisted.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the first aspect of the present invention comprises a trunk having a round cross section and a bottom for closing the lower end of the trunk,
A plurality of linear mountain fold guide portions and valley fold guide portions are alternately provided at predetermined intervals in the circumferential direction on the side surface of the body portion, and the body portion is twisted around the central axis to be crushed. In the container,
The upper and lower ends of the linear mountain fold guiding portion are connected to an arcuate mountain fold guiding portion that curves convexly toward the upper and lower ends of the body portion.
The mountain fold guiding portion is constituted by a streak-like crease bent in a convex shape, a bead or the like. What is necessary is just a structure which bends in a mountain fold shape regardless of continuous or discontinuous.
The valley fold guiding portion is constituted by a streak-like fold, a bead or the like bent in a concave shape. What is necessary is just a structure which bends into a valley fold shape regardless of continuous or discontinuous.
[0009]
2nd invention is provided with the trunk | drum which has a round cross-section, and the bottom part which obstruct | occludes this trunk | drum lower part, and has predetermined | prescribed predetermined | prescribed circumferential direction a plurality of linear mountain fold guidance parts and valley fold guidance parts In a round volume reduction container with a configuration in which it is alternately arranged at intervals around the entire circumference, and the body is twisted around the central axis to be crushed,
A straight line that intersects the plane including the central axis of the trunk portion and the side surface of the trunk portion is used as a reference line, and the valley fold guiding portion is inclined with respect to the reference line by a predetermined angle in the twist direction from the linear mountain fold guiding portion. It is characterized by that.
[0010]
3rd invention is provided with the trunk | drum which has a round cross-section, and the bottom part which obstruct | occludes this trunk | drum lower part, and predetermined | prescribed the several linear mountain fold induction | guidance | derivation part and valley | fold fold induction | guidance | derivation part to the circumferential direction on the said trunk | drum side. In a round volume reduction container with a configuration in which it is alternately arranged at intervals around the entire circumference, and the body is twisted around the central axis to be crushed,
A plane including the central axis of the trunk portion and side surfaces of the trunk portion, which is connected to the upper and lower ends of the linear mountain fold guidance portion and connected to arcuate mountain fold guidance portions that are convexly curved toward the upper and lower ends of the trunk portion. A straight line intersecting with the reference line is used as a reference line, and the valley fold guiding part is inclined with respect to the reference line by a predetermined angle in the twisting direction with respect to the straight mountain fold guiding part.
[0011]
The arcuate mountain fold guiding part is provided between adjacent linear mountain fold guiding parts.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described below based on the illustrated embodiments.
Embodiment 1
FIG. 1 shows a round volume reduction container according to an embodiment of the present invention.
The round
[0013]
A plurality of linear straight mountain
[0014]
As shown in FIG. 1D, the straight mountain
As shown in FIG. 1D, the valley
[0015]
A straight line where a plane including the central axis N of the
In this embodiment, the linear mountain
[0016]
The upper and lower ends of the straight mountain
[0017]
The valley
[0018]
FIG. 1B shows a drawing example of the linear mountain
That is, the arc-shaped
On the other hand, the intersection of the orthogonal line X and the linear portion 21 of the linear mountain
[0019]
In the round volume reducing container having the above configuration, when the
In the case of a can to which internal pressure is applied, the concave and convex patterns of the linear mountain
[0020]
The ridgelines of the straight mountain folds 20F are linear and geometrically located on a single leaf hyperboloid, and the adjacent
[0021]
When further twisted, the inclination angle of the linear mountain fold
Since the upper and lower end
[0022]
Finally, the volume can be reduced by compressing the
When viewed from the side, as shown in FIG. 2 (D), the vicinity of the upper and lower
[0023]
Other Embodiments In the above-described embodiment, the straight mountain
Moreover, in the said embodiment, although the trunk | drum 13 demonstrated the cylindrical container, as shown to FIG. 3 (B), it is applicable also when the trunk | drum 13 is a taper shape (frustum shape). .
The reference line B in this case is also a line where the plane including the central axis N intersects with the
[0024]
In the above-described embodiment, the metal can has been described as the round volume reduction container. However, the present invention can be applied not only to the metal container but also to a paper container, a synthetic resin container, and the like. Moreover, it is applicable also to a container without a lid.
Moreover, although the said embodiment demonstrated the example which each provides six linear mountain | fold fold induction | guidance | derivation parts and valley | fold fold induction | guidance | derivation parts, the number may be small and may be many. However, if the number is too large, the amount of crushing will be small and will not be crushed. If the number is too small, the amount of crushing will be too large and difficult to crush. Is.
[0025]
【The invention's effect】
As described above, the following effects can be obtained in the present invention.
[0026]
In the first invention, since the upper and lower ends of the mountain fold guiding portion are connected to the arc-shaped mountain fold guiding portion that curves convexly toward the upper and lower ends of the trunk portion, the straight mountain fold guiding when twisted The end of the straight mountain fold bent portion guided along the arc is connected to the arc-shaped mountain fold bent portion guided along the arc-shaped mountain fold guiding portion, so that an acute stress concentration portion does not occur. Work safely.
[0027]
According to a second aspect of the present invention, a straight line intersecting a plane including the central axis of the trunk portion and the side face of the trunk portion is used as a reference line, and the valley fold guiding portion is set in a twisting direction with respect to the reference line in a twisting direction more than the linear mountain fold guiding portion Since it is inclined at an angle, the linear mountain fold bent portions guided by the adjacent linear mountain fold guiding portions maintain the positional relationship of torsion, the bending deformation progresses without difficulty, and the crushing operation can be performed smoothly. .
[0028]
According to a third aspect of the present invention, the arcuate mountain fold guiding part is connected to both ends of the linear mountain fold guiding part, and the valley fold guiding part is at a predetermined angle in the torsion direction with respect to the reference line than the linear mountain fold guiding part. Since it is tilted, it can be safely operated and can be smoothly crushed.
[0029]
Further, since the arcuate mountain fold guiding part is provided between the adjacent linear mountain fold guiding parts, each guiding part can be easily manufactured.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows a round volume reduction container according to an embodiment of the present invention, in which FIG. 1 (A) is a schematic perspective view, and FIG. 1 (B) is a diagram showing a drawing example of a guiding portion pattern. (C) is an explanatory view showing the relationship between the linear mountain fold guiding portion and the valley fold guiding portion, and FIG. (D) is a diagram showing the linear mountain fold guiding portion, the arc-shaped mountain fold guiding portion, and the valley fold guiding portion. It is a schematic perspective sectional view at the time of comprising by a line.
FIGS. 2A to 2D are explanatory views showing a volume reduction procedure of FIG.
FIGS. 3A and 3A are diagrams showing another example of patterns of a mountain fold guiding portion and a valley fold guiding portion, and FIG. 3B is a schematic perspective view showing an example of a tapered round volume reducing container. It is.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
θ2 Inclination angle (valley fold guiding part)
20F Straight mountain fold
Claims (4)
前記胴部側面に複数の直線状山折り誘導部と谷折り誘導部を周方向に所定間隔でもって交互に全周的に設け、胴部を中心軸回りにねじって圧潰する構成の丸形減容容器において、
前記直線状山折り誘導部の上下両端に、前記胴部の上下端に向かって凸状に湾曲する円弧状山折り誘導部を接続したことを特徴とする丸形減容容器。A section having a round cross-section and a bottom for closing the lower end of the body;
A plurality of linear mountain fold guide portions and valley fold guide portions are alternately provided at predetermined intervals in the circumferential direction on the side surface of the body portion, and the body portion is twisted around the central axis to be crushed. In the container,
A circular volume reduction container characterized in that arc-shaped mountain fold guiding portions curved convexly toward the upper and lower ends of the trunk portion are connected to upper and lower ends of the linear mountain fold guiding portion.
前記胴部側面に直線状山折り誘導部と谷折り誘導部を周方向に所定間隔でもって交互に全周的に設け、胴部を中心軸回りにねじって圧潰する構成の丸形減容容器において、
前記胴部の中心軸を含む平面と胴部側面とが交差する直線を基準線とし、該基準線に対して谷折り誘導部を直線状山折り誘導部よりもねじり方向に所定角度傾斜させたことを特徴とする丸形減容容器。A section having a round cross-section and a bottom for closing the lower end of the body;
A round volume reduction container having a configuration in which straight mountain fold guide portions and valley fold guide portions are alternately provided at predetermined intervals in the circumferential direction on the side surface of the trunk portion, and the barrel portion is twisted around the central axis to be crushed. In
A straight line that intersects the plane including the central axis of the trunk portion and the side surface of the trunk portion is used as a reference line, and the valley fold guiding portion is inclined with respect to the reference line by a predetermined angle in the twist direction from the linear mountain fold guiding portion. A round volume reduction container.
前記胴部側面に複数の直線状山折り誘導部と谷折り誘導部を周方向に所定間隔でもって交互に全周的に設け、胴部を中心軸回りにねじって圧潰する構成の丸形減容容器において、
前記直線状山折り誘導部の上下両端に前記胴部の上下端に向かって凸状に湾曲する円弧状山折り誘導部を接続し、かつ、前記胴部の中心軸を含む平面と胴部側面とが交差する直線を基準線とし、該基準線に対して谷折り誘導部を直線状山折り誘導部よりもねじり方向に所定角度傾斜させたことを特徴とする丸形減容容器。A section having a round cross-section and a bottom for closing the lower end of the body;
A plurality of linear mountain fold guide portions and valley fold guide portions are alternately provided at predetermined intervals in the circumferential direction on the side surface of the body portion, and the body portion is twisted around the central axis to be crushed. In the container,
A plane including the central axis of the trunk portion and side surfaces of the trunk portion, which is connected to the upper and lower ends of the linear mountain fold guidance portion and connected to arcuate mountain fold guidance portions that are convexly curved toward the upper and lower ends of the trunk portion. A round volume reduction container characterized in that a straight line intersecting with a reference line is used as a reference line, and the valley fold guiding part is inclined with respect to the reference line by a predetermined angle in the twisting direction with respect to the straight mountain fold guiding part.
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