JP2004141519A - 巻き取りコード式携帯電動歯(間)ブラシ - Google Patents
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Abstract
【課題】形態性に優れ一般的な手用歯ブラシや歯間ブラシに比べて遜色のない操作性をと使用感を備えた電動歯(間)ブラシを提供する。
【解決手段】モータあるいは超音波振動素子等の出力部を本体に内蔵し、前記出力部の出力を伝搬するように清掃ブラシを先端に備えた清掃ブラシヘッド部材を着脱可能に装着し本体(ボディ)と、駆動電源部を分離すると供に、本体モータあるいは超音波振動素子に電力を供給するための電源コードを収納するコード巻き取り装置と、前記電源部を同一ホルダ内に収容し、形態性向上のために前記ホルダに前記本体とヘッド部材を格納する格納スペースを設けた巻き取りコード式携帯電動歯(間)ブラシ。
【選択図】 図1
【解決手段】モータあるいは超音波振動素子等の出力部を本体に内蔵し、前記出力部の出力を伝搬するように清掃ブラシを先端に備えた清掃ブラシヘッド部材を着脱可能に装着し本体(ボディ)と、駆動電源部を分離すると供に、本体モータあるいは超音波振動素子に電力を供給するための電源コードを収納するコード巻き取り装置と、前記電源部を同一ホルダ内に収容し、形態性向上のために前記ホルダに前記本体とヘッド部材を格納する格納スペースを設けた巻き取りコード式携帯電動歯(間)ブラシ。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯電動歯(間)ブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電動歯ブラシは、駆動力を発生するモータとともに、バッテリあるいはAC電源アダプタが本体に内蔵されているために、一般的な手用歯ブラシや歯間ブラシに比べて形状並びに重量が大きかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の如く、一般的な手用歯ブラシや歯間ブラシに比べて形状並びに重量が大きい電動歯ブラシは、手用歯ブラシとは使用感が大きく異なるために既存の確立されたブラッシングテクニックを応用するに当たっては不自由があり、電動運動の機能だけに頼ることは、かえって部位別のプラーク除去効率低下を招くことに成りえない。特に歯間ブラシでは形状質量供に全く異質なものであり、歯肉を傷つけることのない繊細なタッチでブラッシングを行うことは困難であった。また、上記課題を克服するに当たって、生活防水機能を具備することも望ましい。
【0004】
本発明は、斯かる実情に鑑み、一般的な手用歯ブラシや歯間ブラシに比べて遜色のない操作性と使用感を備えた電動歯(間)ブラシを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、モータあるいは超音波振動素子と、そのモータの回転駆動力を減速あるいは増速しつつ回転運動、反復回転運動、スライド運動の各運動または複合運動に変換する出力部、あるいは超音波振動素子の超音波振動出力部を含む連結部を本体に内蔵し、前記出力部の出力を伝搬するように歯面清掃する清掃ブラシを先端に備えた清掃ブラシ軸を軸通するヘッド部材をその連結部に着脱可能に装着した、口腔清掃時に指で把持される一般的な手用歯ブラシや歯間ブラシに比べて遜色のない操作性と使用感を備えた本体(ボディ)と、前記モータあるいは超音波振動素子駆動電源であるバッテリあるいはAC電源アダプタの電源部を分離すると供に、本体モータあるいは超音波振動素子に電力を供給するための電源コードを任意の長さに調節し収納する生活防水を具備したコード巻き取り装置と、前記電源部を同一ホルダ内に収容し、さらに、形態性向上のために前記ホルダに電源コード巻き取り後に前記本体とヘッド部材を格納する格納スペースを設け、その格納スペースに格納される前記本体とヘッド部材を外側から被い隠すように前記ホルダに着脱可能にカバーを装着した、巻き取りコード式携帯電動歯(間)ブラシにかかるものである。上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1、図6及び図8は発明を実施する形態の一例であって、図中、図と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成要素は図に示すように従来のものと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図1に示す如く、モータあるいは超音波振動素子24等の出力部を本体1に内蔵し、前記出力部の出力を伝搬するように清掃ブラシ3を先端に備えた清掃ブラシヘッド部材2を着脱可能に装着し本体(ボディ)と、駆動電源部を分離すると供に、本体1のモータ5あるいは超音波振動素子24に電力を供給するための電源コードを収納するコード巻き取り装置と、前記電源部を同一ホルダ4内に収容し、形態性向上のために前記ホルダに前記本体とヘッド部材を格納する格納スペースを設けた点にある。
【0007】
次に、上記図示例の作動を説明する。
こうして、図1の使用状態に示すように本体1は電源部分が分離されているので非常に小型軽量であり、一般的に普及している手用歯間ブラシと遜色のない操作性と使用感を得ることが可能であるので、既存の確立されたブラッシングテクニックをそのまま正確に応用できる。
【0008】
図2に示すようにこの小型の本体1の一端には本体1に対するヘッドアームの取付けの回転位相が、予め定められた複数の角度位置で選択可能、もしくは任意の角度位置で調節可能な連結構造の上、着脱可能に設置されているので、その角度位置の選択もしくは調節により前記本体に対する前記清掃ブラシの向きが清掃部位に従って変更される。
【0009】
この本体内部には、駆動力を発揮するモータ5と出力部(ギアボックス)6あるいは超音波振動素子24が設置されており、駆動軸7の駆動力は連結部8のカム機構9に伝搬され回転運動、反復回転運動、スライド運動の各運動または複合運動に変換し、ヘッド部材2を軸通するスライダー10によって清掃ブラシに伝搬される。
【0010】
本体他端には防水パッキン11が装着され、この防水パッキン11を通して電源コード13が本体内に引き込まれモータの電源端子12に接続されている。
この電源コード13は図3に示すように、ホルダの水滴除去パッキン14をガイドとして任意の長さに調節可能なコード巻き取り装置15に収納され、この巻き取り装置裏面の端子を利用して電池(電源)16に接続される。
【0011】
また携帯時には、図4に示すようにホルダ4上面の格納部17に本体1、ヘッド部材2及び清掃ブラシ3は、電源コード13を前記コード巻き取り装置15に巻き取り収納の上、適合保持されホルダケース18を装着することによって、本体1、ヘッド部2材及び清掃ブラシ3の汚染を防止する。
【0012】
このホルダ4の形状は、図5、図6に示すように携帯性の高い据え置き型としても良い。この形状では、ホルダ4内にACアダプタ19と任意の長さに調節可能なコード巻き取り装置15を内蔵し、さらにホルダ裏面に吸盤20を装備しているので洗面台の卓上や鏡面にホルダ4を吸着させ、常には家庭用ACコンセントにACアダプタコード21を接続した状態で図6に示すように電源コード13がコード巻き取り装置15に巻き取られることによって本体1は、ホルダ4に適合し保持される。
【0013】
前記吸盤20によってホルダは鏡面などに吸着しているので図6に示すように片手で本体1を任意の長さに引き出すことによって自動的にコード巻き取り装置15の回転スイッチ機構28が作動して口腔清掃にすぐさま取り掛かることが可能であり、未使用時に清掃ブラシ3を乾燥状態に保つことによりカリエスや歯周病の原因菌である通性嫌気性菌の繁殖を防止し、本体下部のコード巻取りホイール22にACアダプタコード21を巻き取ることによって、コンパクトに収納することが出来るので、設置位置を移動する場合にもかさばる事がない。
【0014】
また、電動歯ブラシの駆動力として超音波振動素子24を用いた場合も電源を分離しているので図7に示すように一般の手用歯ブラシの外形に収めることが可能であり、ホルダ4の形状を本体1、ヘッドアーム26、の外形と相似した形状とし、外周コード巻取りホイール22機構に電源コード13を巻き取り収納の上、清掃ブラシ格納部27に清掃ブラシ3を格納することによって携帯性が保たれることになる。
特にこの形状の電動歯ブラシは、図8に示すように現在主流であるペンハンドによる歯ブラシ保持方法による各種ブラッシングテクニックを違和感なく実践することが可能である。
【0015】
この超音波振動機構は、歯間ブラシにも応用可能であると同様に、図8に示すようにホルダ4をコンセントつきACアダプタ19とコード巻き取り装置15に分割の上着脱可能とすることによって携帯性の高いホルダ4を提供することも可能である。使用時にはホルダ4を分割しコード巻き取り装置15からACアダプタコード21と電源コード13を引き出してACアダプタ19をコンセントに差し込み、コード巻き取り装置部15を鏡面あるいは卓上等に吸着させることによって比較的重量のあるACアダプタコード21が繊細なブラッシングテクニックに影響を与えることがないし、仮にコード巻き取り装置15の位置を口腔と同一の高さに保てば、電源コード13の重量も半減され、より繊細なブラッシングが可能となる。
【0016】
勿論、ホルダ4にブラシ保持機構を備え付ければ、図5に示す電動歯間ブラシと同様に清掃ブラシを乾燥状態に保つことによりカリエスや歯周病の原因筋である通性嫌気性菌の繁殖を防止し、図82示すタイプではACアダプタコード21と電源コード13をコード巻き取り装置15に収納の上、ACアダプタ19とコード巻き取り装置15を接続機構23で一体化し、図7に示すタイプでは電池(電源)16を内部に備えるホルダ4のコード巻取りホイール22外周に電源コード13を巻き取り、そのホルダ4のブラシ保持機構に清掃ブラシを装着してやれば優れた携帯性を発揮する。
【0017】
尚、本発明の巻き取りコード式携帯電動歯(間)ブラシの形状は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本体1、電池(電源)16、ACアダプタ19、コード巻き取り装置15の組み合わせを考慮して本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の請求項1〜7記載の巻き取りコード式携帯電動歯(間)ブラシによれば、手指で保持する部分は一般的な歯ブラシや歯間ブラシと同等の外形となるように小型軽量化することが可能であるので、既存の確立されたブラッシングテクニックを応用して一般的に普及している手用歯間ブラシと遜色のない操作性と使用感を得ることが可能である。さらにこのような機能的条件を達成した上で、ホルダ4は水滴除去パッキンによって生活防水されているので携帯性に優れた電源コード、ACアダプタ及びACアダプタコードなどの巻き込み収納機構と相まって外出時の口腔清掃にも最適であるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】巻き取りコード式携帯電動歯間ブラシ使用状況を示す図
【図2】図1の巻き取りコード式携帯電動歯間ブラシ本体断面図
【図3】図1の巻き取りコード式携帯電動歯間ブラシホルダ断面図
【図4】図1の巻き取りコード式携帯電動歯間ブラシホルダ分解図
【図5】吸盤つき巻き取りコード式携帯電動歯間ブラシ
【図6】吸盤つき巻き取りコード式携帯電動歯間ブラシ透視図
【図7】巻き取りコード式超音波携帯電動歯ブラシ本体透視図
【図8】巻き取りコード式超音波携帯電動歯ブラシ使用図状況を示す図
【符号の説明】
1、本体
2、ヘッド部材
3、清掃ブラシ
4、ホルダ
5、モータ
6、出力部(ギアボックス)
7、駆動軸
8、連結部
9、カム機構
10、清掃ブラシシャフト
11、防水パッキン
12、電源端子
13、電源コード
14、水滴除去パッキン
15、コード巻き取り装置
16、電池(電源)
17、格納部
18、ホルダケース
19、ACアダプタ
20、吸盤
21、ACアダプタコード
22、コード巻取りホイール
23、接続機構
24、超音波振動素子
25、コイルイタバネ
26、ヘッドアーム
27、清掃ブラシ格納部
28、回転スイッチ機構
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯電動歯(間)ブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電動歯ブラシは、駆動力を発生するモータとともに、バッテリあるいはAC電源アダプタが本体に内蔵されているために、一般的な手用歯ブラシや歯間ブラシに比べて形状並びに重量が大きかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の如く、一般的な手用歯ブラシや歯間ブラシに比べて形状並びに重量が大きい電動歯ブラシは、手用歯ブラシとは使用感が大きく異なるために既存の確立されたブラッシングテクニックを応用するに当たっては不自由があり、電動運動の機能だけに頼ることは、かえって部位別のプラーク除去効率低下を招くことに成りえない。特に歯間ブラシでは形状質量供に全く異質なものであり、歯肉を傷つけることのない繊細なタッチでブラッシングを行うことは困難であった。また、上記課題を克服するに当たって、生活防水機能を具備することも望ましい。
【0004】
本発明は、斯かる実情に鑑み、一般的な手用歯ブラシや歯間ブラシに比べて遜色のない操作性と使用感を備えた電動歯(間)ブラシを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、モータあるいは超音波振動素子と、そのモータの回転駆動力を減速あるいは増速しつつ回転運動、反復回転運動、スライド運動の各運動または複合運動に変換する出力部、あるいは超音波振動素子の超音波振動出力部を含む連結部を本体に内蔵し、前記出力部の出力を伝搬するように歯面清掃する清掃ブラシを先端に備えた清掃ブラシ軸を軸通するヘッド部材をその連結部に着脱可能に装着した、口腔清掃時に指で把持される一般的な手用歯ブラシや歯間ブラシに比べて遜色のない操作性と使用感を備えた本体(ボディ)と、前記モータあるいは超音波振動素子駆動電源であるバッテリあるいはAC電源アダプタの電源部を分離すると供に、本体モータあるいは超音波振動素子に電力を供給するための電源コードを任意の長さに調節し収納する生活防水を具備したコード巻き取り装置と、前記電源部を同一ホルダ内に収容し、さらに、形態性向上のために前記ホルダに電源コード巻き取り後に前記本体とヘッド部材を格納する格納スペースを設け、その格納スペースに格納される前記本体とヘッド部材を外側から被い隠すように前記ホルダに着脱可能にカバーを装着した、巻き取りコード式携帯電動歯(間)ブラシにかかるものである。上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1、図6及び図8は発明を実施する形態の一例であって、図中、図と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成要素は図に示すように従来のものと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図1に示す如く、モータあるいは超音波振動素子24等の出力部を本体1に内蔵し、前記出力部の出力を伝搬するように清掃ブラシ3を先端に備えた清掃ブラシヘッド部材2を着脱可能に装着し本体(ボディ)と、駆動電源部を分離すると供に、本体1のモータ5あるいは超音波振動素子24に電力を供給するための電源コードを収納するコード巻き取り装置と、前記電源部を同一ホルダ4内に収容し、形態性向上のために前記ホルダに前記本体とヘッド部材を格納する格納スペースを設けた点にある。
【0007】
次に、上記図示例の作動を説明する。
こうして、図1の使用状態に示すように本体1は電源部分が分離されているので非常に小型軽量であり、一般的に普及している手用歯間ブラシと遜色のない操作性と使用感を得ることが可能であるので、既存の確立されたブラッシングテクニックをそのまま正確に応用できる。
【0008】
図2に示すようにこの小型の本体1の一端には本体1に対するヘッドアームの取付けの回転位相が、予め定められた複数の角度位置で選択可能、もしくは任意の角度位置で調節可能な連結構造の上、着脱可能に設置されているので、その角度位置の選択もしくは調節により前記本体に対する前記清掃ブラシの向きが清掃部位に従って変更される。
【0009】
この本体内部には、駆動力を発揮するモータ5と出力部(ギアボックス)6あるいは超音波振動素子24が設置されており、駆動軸7の駆動力は連結部8のカム機構9に伝搬され回転運動、反復回転運動、スライド運動の各運動または複合運動に変換し、ヘッド部材2を軸通するスライダー10によって清掃ブラシに伝搬される。
【0010】
本体他端には防水パッキン11が装着され、この防水パッキン11を通して電源コード13が本体内に引き込まれモータの電源端子12に接続されている。
この電源コード13は図3に示すように、ホルダの水滴除去パッキン14をガイドとして任意の長さに調節可能なコード巻き取り装置15に収納され、この巻き取り装置裏面の端子を利用して電池(電源)16に接続される。
【0011】
また携帯時には、図4に示すようにホルダ4上面の格納部17に本体1、ヘッド部材2及び清掃ブラシ3は、電源コード13を前記コード巻き取り装置15に巻き取り収納の上、適合保持されホルダケース18を装着することによって、本体1、ヘッド部2材及び清掃ブラシ3の汚染を防止する。
【0012】
このホルダ4の形状は、図5、図6に示すように携帯性の高い据え置き型としても良い。この形状では、ホルダ4内にACアダプタ19と任意の長さに調節可能なコード巻き取り装置15を内蔵し、さらにホルダ裏面に吸盤20を装備しているので洗面台の卓上や鏡面にホルダ4を吸着させ、常には家庭用ACコンセントにACアダプタコード21を接続した状態で図6に示すように電源コード13がコード巻き取り装置15に巻き取られることによって本体1は、ホルダ4に適合し保持される。
【0013】
前記吸盤20によってホルダは鏡面などに吸着しているので図6に示すように片手で本体1を任意の長さに引き出すことによって自動的にコード巻き取り装置15の回転スイッチ機構28が作動して口腔清掃にすぐさま取り掛かることが可能であり、未使用時に清掃ブラシ3を乾燥状態に保つことによりカリエスや歯周病の原因菌である通性嫌気性菌の繁殖を防止し、本体下部のコード巻取りホイール22にACアダプタコード21を巻き取ることによって、コンパクトに収納することが出来るので、設置位置を移動する場合にもかさばる事がない。
【0014】
また、電動歯ブラシの駆動力として超音波振動素子24を用いた場合も電源を分離しているので図7に示すように一般の手用歯ブラシの外形に収めることが可能であり、ホルダ4の形状を本体1、ヘッドアーム26、の外形と相似した形状とし、外周コード巻取りホイール22機構に電源コード13を巻き取り収納の上、清掃ブラシ格納部27に清掃ブラシ3を格納することによって携帯性が保たれることになる。
特にこの形状の電動歯ブラシは、図8に示すように現在主流であるペンハンドによる歯ブラシ保持方法による各種ブラッシングテクニックを違和感なく実践することが可能である。
【0015】
この超音波振動機構は、歯間ブラシにも応用可能であると同様に、図8に示すようにホルダ4をコンセントつきACアダプタ19とコード巻き取り装置15に分割の上着脱可能とすることによって携帯性の高いホルダ4を提供することも可能である。使用時にはホルダ4を分割しコード巻き取り装置15からACアダプタコード21と電源コード13を引き出してACアダプタ19をコンセントに差し込み、コード巻き取り装置部15を鏡面あるいは卓上等に吸着させることによって比較的重量のあるACアダプタコード21が繊細なブラッシングテクニックに影響を与えることがないし、仮にコード巻き取り装置15の位置を口腔と同一の高さに保てば、電源コード13の重量も半減され、より繊細なブラッシングが可能となる。
【0016】
勿論、ホルダ4にブラシ保持機構を備え付ければ、図5に示す電動歯間ブラシと同様に清掃ブラシを乾燥状態に保つことによりカリエスや歯周病の原因筋である通性嫌気性菌の繁殖を防止し、図82示すタイプではACアダプタコード21と電源コード13をコード巻き取り装置15に収納の上、ACアダプタ19とコード巻き取り装置15を接続機構23で一体化し、図7に示すタイプでは電池(電源)16を内部に備えるホルダ4のコード巻取りホイール22外周に電源コード13を巻き取り、そのホルダ4のブラシ保持機構に清掃ブラシを装着してやれば優れた携帯性を発揮する。
【0017】
尚、本発明の巻き取りコード式携帯電動歯(間)ブラシの形状は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本体1、電池(電源)16、ACアダプタ19、コード巻き取り装置15の組み合わせを考慮して本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の請求項1〜7記載の巻き取りコード式携帯電動歯(間)ブラシによれば、手指で保持する部分は一般的な歯ブラシや歯間ブラシと同等の外形となるように小型軽量化することが可能であるので、既存の確立されたブラッシングテクニックを応用して一般的に普及している手用歯間ブラシと遜色のない操作性と使用感を得ることが可能である。さらにこのような機能的条件を達成した上で、ホルダ4は水滴除去パッキンによって生活防水されているので携帯性に優れた電源コード、ACアダプタ及びACアダプタコードなどの巻き込み収納機構と相まって外出時の口腔清掃にも最適であるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】巻き取りコード式携帯電動歯間ブラシ使用状況を示す図
【図2】図1の巻き取りコード式携帯電動歯間ブラシ本体断面図
【図3】図1の巻き取りコード式携帯電動歯間ブラシホルダ断面図
【図4】図1の巻き取りコード式携帯電動歯間ブラシホルダ分解図
【図5】吸盤つき巻き取りコード式携帯電動歯間ブラシ
【図6】吸盤つき巻き取りコード式携帯電動歯間ブラシ透視図
【図7】巻き取りコード式超音波携帯電動歯ブラシ本体透視図
【図8】巻き取りコード式超音波携帯電動歯ブラシ使用図状況を示す図
【符号の説明】
1、本体
2、ヘッド部材
3、清掃ブラシ
4、ホルダ
5、モータ
6、出力部(ギアボックス)
7、駆動軸
8、連結部
9、カム機構
10、清掃ブラシシャフト
11、防水パッキン
12、電源端子
13、電源コード
14、水滴除去パッキン
15、コード巻き取り装置
16、電池(電源)
17、格納部
18、ホルダケース
19、ACアダプタ
20、吸盤
21、ACアダプタコード
22、コード巻取りホイール
23、接続機構
24、超音波振動素子
25、コイルイタバネ
26、ヘッドアーム
27、清掃ブラシ格納部
28、回転スイッチ機構
Claims (8)
- 携帯されるとともに、口腔清掃時に指で把持される本体(ボディ)と、本体に内蔵されるモータあるいは超音波振動素子と、前記本体に形成され、そのモータの回転駆動力を減速あるいは増速する出力部、あるいは超音波振動素子の出力を超音波振動に変換する出力部と、前記本体に着脱可能に装着されるとともに、前記スピンドル出力部の出力を回転運動、反復回転運動、スライド運動の各運動、1種または2種以上の複合運動に変換、あるいは超音波振動素子の超音波振動を増幅する連結部と、その連結部装着され、先端に備えた清掃ブラシに各種運動出力を伝搬する可揚性を持つ清掃ブラシシャフトを軸通するヘッド部材と、前記清掃ブラシシャフト先端の装着された清掃ブラシと、前記モータあるいは超音波振動素子駆動電源回路に接続され、前記本体後端防水パッキンを貫通し外部より電源を供給するための1メートル程度の長さの電源コードと、その電源コードを収納する任意の長さに調節可能なコード巻き取り装置を内蔵するとともに、バッテリあるいはAC電源アダプタを収容するホルダと、前記ホルダに形成され、電源コード巻き取り後に前記本体とヘッド部材を格納する格納スペースと、その格納スペースに格納される前記本体とヘッド部材を外側から被い隠すように前記ホルダに着脱可能に装着されるカバーと、を含むことを特徴とする巻き取りコード式携帯電動歯(間)ブラシ。
- 携帯されるとともに、口腔清掃時に指で把持される本体(ボディ)と、その本体連結部に着脱可能に装着されると供に、先端面に清掃ブラシを備えるヘッドアームと、そのヘッドアーム先端の清掃ブラシ植毛部裏面に内蔵した超音波振動素子と、前記超音波振動素子駆動電源回路に接続され、外部より電源を供給するための1メートル程度の長さの電源コードと、その電源コードを収納する任意の長さに調節可能なコード巻き取り装置を内蔵するとともに、バッテリあるいはAC電源アダプタを収容するホルダと、前記ホルダに形成され、電源コード巻き取り後に前記本体とヘッド部材を格納する格納スペースと、その格納スペースに格納される前記本体とヘッドアームを外側から被い隠すように前記ホルダに着脱可能に装着されるカバーと、を含むことを特徴とする巻き取りコード式携帯電動歯(間)ブラシ。
- 前記ホルダの形状を、前記本体および清掃ブラシを含むヘッドアームの外形に相似した形状とし、分割及び一体化可能とした着脱機構が形成されている請求項1又は2に記載の巻き取りコード式携帯電動歯(間)ブラシ。
- 前記ヘッドアーム及びヘッド部材を手指の圧力で永久変形及び復元可能な樹脂で構成し、前記本体に対する前記ヘッドアーム及び前記ヘッド部材の回転位相が、任意の角度位置で調節可能な連結構造とされ、その角度位置の選択もしくは調節により前記本体に対する前記清掃ブラシの向きが変更される請求項1又は2に記載の巻き取りコード式携帯電動歯(間)ブラシ。
- 前記コード巻き取り装置巻取り口に、撥水軟性樹脂でカバーした電源コード外径に適合する内径の穴の周囲に放射状に切込みを入れた軟質樹脂などの一個あるいは多重のシールドパッキンを備え、電源コードを収納巻き込みする際に水滴を除去する請求項1又は2に記載の生活防水機構を具備した巻き取りコード式携帯電動歯(間)ブラシ。
- 前記コード巻き取り装置外殻を防水加工すると供に、ホルダ内臓部より着脱自在とし、前記ホルダに内蔵した電源と前記電源コードとが電気的に接続される請求項1又は2に記載の巻き取りコード式携帯電動歯(間)ブラシ。
- 前記ホルダ裏面の据え置き面に吸盤を設置した請求項1又は2に記載の巻き取りコード式携帯電動歯(間)ブラシ。
- 前記コード巻き取り装置より前記電源コードを任意の長さに引き出した際にモータあるいは超音波振動素子が駆動するスイッチ機構を備えた請求項1又は2に記載の巻き取りコード式携帯電動歯(間)ブラシ。
Priority Applications (8)
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---|---|---|---|
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TW91134282A TWI269650B (en) | 2002-10-28 | 2002-11-26 | Cord reel-up type portable electric inter-dental brush |
US10/533,044 US7913344B2 (en) | 2002-10-28 | 2003-07-23 | Electric inter-dental brush |
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PCT/IB2003/003452 WO2004037113A1 (en) | 2002-10-28 | 2003-07-23 | Electric interdental brush |
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