【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ロータリ耕耘装置の耕耘軸に関し、フランジ爪を取付ける耕耘軸側端部への草や藁等の巻付を防止するものである。
【0002】
【従来の技術】
耕耘軸の側端部を伝動ケースや支持アーム等で軸付けするサイドライブ形態の耕耘装置では、フランジ爪の外側にセットボルトの頭部やナットが突出される形態である(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7ー203703号公報(第1頁、図2)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記のように耕耘軸側端部のフランジの外側にセットボルトの頭部やナット等が突出されていると、耕運作業中に草類が巻付き易い。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、耕耘軸1の側端部にフランジ爪2取付用のフランジ3を設け、このフランジ3の外側にはセットボルト4螺挿用タップ穴5を形成したフランジ爪2を重合させて、フランジ3の内側から挿通するセットボルト4をこのタップ穴5に螺挿させて取付けることを特徴とする耕耘装置の耕耘軸の構成とする。この耕耘軸1の回転によって耕耘爪やフランジ爪2が一体回転して土壌面を耕耘する。このフランジ爪2にはセットボルト4が螺挿されているが、このフランジ爪2の外側にはナット等の突出部を少なくして平滑化できるため、このフランジ爪2の外側面を、これに対向する耕耘伝動ケースや耕耘サイドカバー等に接近させることができ、草類の巻付き難い状態とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、耕耘軸1の側端部にフランジ爪2取付用のフランジ3を設け、このフランジ3の外側には、草巻付防止ロッド6頭部7を嵌合させてこの接面部に回り止め可能の凹凸部8を形成の窪穴9を設けたことを特徴とする耕耘装置の耕耘軸の構成とする。耕耘軸1の回転によって耕耘爪やフランジ爪2による耕耘作用と共に、フランジ3に支持された草巻付防止ロッド6により耕耘軸1への草類の巻付が防止される。又、このフランジ3の外側面には巻付防止ロッド6の先端頭部7の突出を少くして、この外側部における耕耘軸1への草類の巻付きをも防止することができる。しかも、この草巻付防止ロッド6の頭部7は窪穴9への嵌合接面部が凹凸部8に形成されているため、この草巻付防止ロット6の着脱時には回り止めすることができ、スッパナ掛けによる回り止めする等の必要がない。
【0007】
請求項3に記載の発明は、耕耘軸1の側端部にフランジ爪2取付用のフランジ3を設け、このフランジ3の外側にはフランジ爪2を重合させてセットボルト4を締付けて取付可能に設け、このフランジ爪2の外側に重合して該セットボルト4に螺挿するナット10に巻付草切断用の刃縁11を形成したことを特徴とする耕耘装置の耕耘軸の構成とする。耕耘軸1と一体のフランジ爪2の回転によってこの耕耘軸1側端部近くの土壌面を耕耘する。このフランジ爪2の外側に突出して回転されるナット10は、耕耘作用の土壌面に草や藁等があると、この草類を引っ掛けて回転しながらこの耕耘軸1等の周りに巻付けようとするため、このナット10の刃縁11によって切断される。
【0008】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明は、フランジ爪2の外側面にセットボルト4の先端部やナット等を突出させないため、この外側部での耕耘軸1への草類の巻き付きを防止することができ、これらフランジ爪2やフランジ3等を外側の耕耘伝動ケースや耕耘サイドカバー等へ接近させて、有効耕耘幅を広くすることができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、草巻付防止ロッド6頭部7のフランジ3の外側への突出を少なくして草類の耕耘軸1等への巻付を防止できると共に、この草巻付防止ロッド6の着脱時では、この頭部7と窪穴9との間の嵌合接面部の凹凸部8によって、この草巻付防止ロッド6の回り止めを行わせて、回り止め工具等を要せず着脱操作を容易にすることができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、フランジ3の外側部においてフランジ爪2等の取付け用のナット10が突出される形態であっても、このナット10には刃縁11が形成されていて、巻き付こうとする草類を切断することができ、耕耘軸1への巻付きを防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明の実施例を図面に基づいて説明する。先ず、図1〜図6において、トラクタ車体12の後側に三点リンク機構13及びヒッチ14を介してロータリ耕耘装置15が連結される。この耕耘装置15の後側には耕耘後の土壌面を所定畝幅に畝立てする培土器16が連結される。17はトラクタの後車輪、18はリフトアームで、三点リンク機構13及びヒッチ14を昇降できる。耕耘装置15は中央部の入力伝動ケース19の両側にフレームパイプ20を一体に有し、このフレームパイプ20の外側に耕耘伝動ケース21と支持アーム22を有して、これらの下端部間にわたって耕耘軸1を軸受して、サイドドライブ形態のロータリ耕耘装置形態とする。24はマスト、25は耕耘カバーで、左右両側には前記伝動ケース21と支持アーム22の内側に沿うサイドカバー26を有する。左右のサイドカバー22の前端部には藁押しを防止するためのディスク23を回転自在に設ける。27は耕耘フレームに一体のブラケットで、この後側に培土器16を配置する培土フレーム28を連結する。29は培土器16の後部を接地支持する接地輪である。
【0012】
前記伝動ケース21及び支持アーム22の下端部には、軸フランジ30を有した回転軸31がベアリング34で軸受けされる。耕耘軸1は左右両端にフランジ3を有し、このフランジ3を回転軸31の軸フランジ30に連接させて、ボルト32で締めつけて一体回転するよう連結する。このボルト32はフランジ32の内側から軸フランジ30に形成のタップ穴33に螺挿させて連結し、このボルト32の先端がフランジ32の外側面に突出しない形態にしている。この伝動ケース21側の回転軸31にはスプロケット35を有し、前記フレームパイプ20内の伝動軸からチエン36を介して伝動する。耕耘軸1はホルダ37を有して耕耘爪38を取付け、前記回転軸31によって一体回転して、これら耕耘爪38とフランジ爪2との回転によって左右サイドカバー26間の土壌面が耕耘される。
【0013】
前記回転軸31を軸受けするベアリング34の外周には、伝動ケース21や支持アーム22等と一体の軸受メタル39に、サイドカバー26にボルト40で一体に取付けられたカバーメタル41が、ボルト42締めで取付けられる。この軸受けメタル39の軸フランジ30側にシールカバー43が同ボルト42で取付けられて、回転軸31の軸フランジ30側周面に嵌合させたシール44を覆っている。
【0014】
このようにして耕耘軸1のフランジ3は、サイドカバー26や、この軸芯部のカバーメタル41、シールカバー43等に接近させて、軸フランジ30に取付連結される。フランジ3には、前記各セットボルト4やボルト32、草巻付防止ロッド6等を通する取付穴45,46や窪穴9等が形成される。又、フランジ爪2はこのフランジ3の外側面に取付部を重合させて、このフランジ3の取付穴45に内側から挿通するセットボルト4をフレンジ爪2のタップ穴5に螺合させて、このフランジ爪2をフランジ3の外側面に締付けて固定する。この状態ではセットボルト4の先端がタップ穴5から外側へ突出しないか、又は突出しても突出を小さくすることができ、耕耘時の草藁等の巻付きを防止できる。しかも、このフランジ爪2をサイドカバー26やカバーメタル41の内面により接近した構成とすることができる。又、前記軸フランジ30に対するフランジ3の取付けにおいても、この内側から取付穴46に挿通されるボルト32は、この軸フランジ30のタップ穴33に螺挿されて締付固定されるため、この軸フランジ30をカバーメタル41等に対して接近させることができる。従ってフランジ爪2をサイドカバー26に接近させて耕耘幅を広くすることができる。
【0015】
又、前記草巻付防止ロッド6の頭部7はフランジ3の窪穴9に嵌合されるために、この頭部7をフランジ3の外側面から突出させないか、又は突出しても突出量を小さくすることができ、草藁等の巻付きを防止することができる。又、この頭部7と窪穴8と嵌合面は円錐状で菊座形態の凹凸部8が形成されて、相互に咬み合う形態に構成される。この草巻付防止ロッド6の他端部は、耕耘軸1の中央部に突出するフランジ47の取付穴に挿通させてロックナット48で締付け固定できる。この草巻付防止ロッド6を着脱する場合は、ロックナット48を工具で回すことによって行うが、頭部7が凹凸部8で窪穴9部に咬み合って回り止めされているため、ロックナット48の回動を的確に行うことができる。
【0016】
次に、主として図7に基づいて上例と異なる点は、前記フランジ爪2を取付け固定するため、セットボルト4に螺合するためのナット10に巻付草藁等を切断する刃縁11を形成したものである。このナット10はカバーメタル41の外周面に接近させて回転するように設けられ、このカバーメタル41との間隙部に介入しようとする草等を切断して、回転軸31部への巻付きを防止する。このナット10はフランジ爪2の幅方向にわたって長く形成されてセットボルト4を複数螺合しうるナット穴を形成する。このナット10の回転方向側に刃縁11が形成される。この刃縁11はフランジ爪2の回転方向側縁より若干突出させて、軸芯側が回転方向側に位置し外側端を回転方向後位にして傾斜させることにより、草切断作用の行われ易い形態としている。この形態ではフランジ爪2にはセットボルト4を単に挿通する取付穴49を形成し、フランジ爪2の外側にナット10を突出重合させる。
【0017】
次に、主として図8、図9に基づいて上例と異なる点は、前記サイドカバー26の前端部外側に設けるディスク23の耕深に応じた上下位置調節を簡単な操作で行わせるものである。耕耘軸1を逆回転する逆転成畝ロータリ耕耘装置においては、稲藁等がサイドカバー26前側部に堆積すると、耕耘装置15が持上げられて、耕深が浅くなり、正確な畝立てを行うことができ難いものであるが、このサイドカバー26の前側にディスク23を設けて、稲藁等を排除して、目的の耕深を得るようにするものである。サイドカバー26の外側に、アーム軸51周りに上下回動自在で長さ調節可能のディスクアーム50を設け、このディスクアーム50の前端にディスク23をディスク軸52で回転自在に設ける。このディスクアーム50には操作レバー53を設けて、サイドカバー26の前端縁に形成の調節切欠部54に切換係合させることができる。ディスクアーム50には長穴55を形成してアーム軸51に嵌合させて、上下に回動自在で前後に摺動自在に設けられる。このディスクアーム50とアーム軸51部との間にはスプリング56が設けられて、このディスクアーム50を後側へ弾発させている。
【0018】
操作レバー53をスプリング56に抗して操作して調節切欠部54から前側へ外して上下に回動させると、ディスク23をアーム軸51周りに回動させて、ディスク23の土壌面に対する切込深さが深浅調節できる。このようなディスク23の深さ調節は操作レバー53の操作で簡単に行われる。このような操作レバー53の手動操作に代えて、トラクタの運転席近くの操作レバーによって遠隔操作するようにワイヤー等で連動構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】耕耘軸部の傾斜面と、この一部の拡大斜視図、断面図。
【図2】そのフランジ爪取付部の背面図。
【図3】耕耘装置部の側面図。
【図4】その平面図。
【図5】その一部の側断面図。
【図6】その背面図。
【図7】一部別実施例を示すフランジ爪取付部の背面図と、その側面図、斜視図。
【図8】一部別実施例を示すディスク部の側面図。
【図9】その平面図。
【符号の説明】
1 耕耘軸
2 フランジ爪
3 フランジ
4 セットボルト
5 タップ穴
6 草巻付防止ロッド
7 頭部
8 凹凸部
9 窪穴
10 ナット
11 刃縁[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a tilling shaft of a rotary tilling device, which prevents winding of grass, straw, or the like around a tilling shaft side end where a flange claw is attached.
[0002]
[Prior art]
In a tiller of a psy-drive type in which a side end of a tilling shaft is shafted by a transmission case, a support arm, or the like, a head or a nut of a set bolt projects outside a flange claw (for example, Patent Document 1). ).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-7-203703 (page 1, FIG. 2).
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
If the heads, nuts, and the like of the set bolts protrude outside the flange at the end of the tilling shaft as described above, the grass tends to wind up during the tilling operation.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, a flange 3 for mounting a flange claw 2 is provided at a side end of a tilling shaft 1, and a set bolt 4 and a tapped hole 5 for screw insertion are formed outside the flange 3. And a set bolt 4 that is inserted from the inside of the flange 3 is screwed into the tapped hole 5 and attached to the tilling shaft of the tilling device. The rotation of the tilling shaft 1 causes the tilling claw and the flange claw 2 to rotate integrally, thereby tilling the soil surface. Although a set bolt 4 is screwed into the flange claw 2, the outside of the flange claw 2 can be smoothed by reducing a projection such as a nut. The tilling transmission case and tilling side cover that face each other can be approached, making it difficult for the grass to wind around.
[0006]
According to the second aspect of the present invention, a flange 3 for attaching a flange claw 2 is provided at a side end of the tilling shaft 1, and a head 7 of a grass winding prevention rod 6 is fitted outside the flange 3. The cultivating shaft of the tilling device is characterized in that a concave hole 9 for forming an uneven portion 8 capable of preventing rotation is provided in the contact surface portion. The rotation of the tilling shaft 1 prevents the grass from being wound around the tilling shaft 1 by the grass wrapping prevention rod 6 supported by the flange 3 together with the tilling action of the tilling claws and the flange claws 2. Also, the protrusion of the head 7 of the anti-winding rod 6 on the outer surface of the flange 3 is reduced so that winding of the grass on the tilling shaft 1 at the outer portion can be prevented. In addition, since the head 7 of the grass winding prevention rod 6 has a concave-convex portion 8 at which the fitting contact surface portion with the hollow 9 is formed, it can be prevented from rotating when the grass winding prevention lot 6 is attached or detached. There is no need to prevent rotation with a wrench.
[0007]
According to the third aspect of the present invention, a flange 3 for mounting a flange claw 2 is provided at a side end of the tilling shaft 1, and the flange claw 2 is superimposed on the outside of the flange 3 so that the set bolt 4 can be tightened and mounted. And a cutting edge 11 for cutting wound grass is formed on a nut 10 screwed into the set bolt 4 by being superposed on the outside of the flange claw 2 to form a tilling shaft of a tilling device. . The soil surface near the end on the side of the tilling shaft 1 is tilled by the rotation of the flange claw 2 integral with the tilling shaft 1. The nut 10 protruding to the outside of the flange claw 2 and being rotated, when grass or straw or the like is present on the soil surface for tilling, hooks the grass and winds it around the tilling shaft 1 while rotating. Is cut by the blade edge 11 of the nut 10.
[0008]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the tip of the set bolt 4 or the nut or the like does not protrude from the outer surface of the flange claw 2, so that it is possible to prevent the grass from winding around the tilling shaft 1 at this outer portion. By bringing these flange claws 2 and flanges 3 close to the outer tilling transmission case, the tilling side cover, and the like, the effective tilling width can be increased.
[0009]
According to the second aspect of the present invention, it is possible to prevent the grass-winding prevention rod 6 head 7 from protruding outward from the flange 3 so as to prevent the grass from being wound around the tilling shaft 1 and the like, and to prevent the grass-winding. At the time of attachment / detachment of the prevention rod 6, the unevenness 8 of the fitting contact surface between the head 7 and the recessed hole 9 causes the rotation prevention of the grass winding prevention rod 6 to be performed. The attachment / detachment operation can be facilitated without any need.
[0010]
According to the third aspect of the present invention, even when a nut 10 for mounting the flange claw 2 or the like is protruded from the outer portion of the flange 3, the nut 10 is formed with a blade edge 11 and is wound. Grass to be attached can be cut, and winding around the tilling shaft 1 can be prevented.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. First, in FIGS. 1 to 6, a rotary tillage device 15 is connected to a rear side of a tractor vehicle body 12 via a three-point link mechanism 13 and a hitch 14. A cultivator 16 that ridges the soil surface after tilling to a predetermined ridge width is connected to the rear side of the tilling device 15. Reference numeral 17 denotes a rear wheel of the tractor, and reference numeral 18 denotes a lift arm, which can move up and down the three-point link mechanism 13 and the hitch 14. The tilling device 15 has frame pipes 20 integrally on both sides of a central input transmission case 19, has a tilling transmission case 21 and a support arm 22 outside the frame pipe 20, and plows between these lower ends. The shaft 1 is bearinged to form a side drive type rotary tillage device type. 24 is a mast, 25 is a tillage cover, and has a side cover 26 along the inside of the transmission case 21 and the support arm 22 on both left and right sides. At the front ends of the left and right side covers 22, discs 23 for preventing the straw from being pushed are provided rotatably. Numeral 27 is a bracket integrated with the tillage frame, which is connected to a cultivation frame 28 on which the cultivator 16 is arranged. Reference numeral 29 denotes a grounding wheel for grounding and supporting the rear portion of the cultivator 16.
[0012]
A rotating shaft 31 having a shaft flange 30 is supported by bearings 34 at the lower ends of the transmission case 21 and the support arm 22. The cultivating shaft 1 has flanges 3 at both left and right ends. The flange 3 is connected to the shaft flange 30 of the rotating shaft 31 and is tightened with bolts 32 to be connected so as to rotate integrally. The bolt 32 is screwed into a tap hole 33 formed in the shaft flange 30 from the inside of the flange 32 and connected thereto, so that the tip of the bolt 32 does not protrude to the outer surface of the flange 32. The rotary shaft 31 on the side of the transmission case 21 has a sprocket 35, which transmits power from a transmission shaft in the frame pipe 20 via a chain 36. The tilling shaft 1 has a holder 37 and a tilling claw 38 attached thereto. The tilling claw 38 is integrally rotated by the rotation shaft 31, and the soil surface between the left and right side covers 26 is tilled by the rotation of the tilling claw 38 and the flange claw 2. .
[0013]
On the outer periphery of the bearing 34 for bearing the rotating shaft 31, a cover metal 41 integrally attached to the side cover 26 with a bolt 40 and a bearing metal 39 integrated with the transmission case 21, the support arm 22, and the like are tightened by bolts 42. Mounted on. A seal cover 43 is attached to the shaft flange 30 side of the bearing metal 39 with the same bolt 42 to cover a seal 44 fitted on the peripheral surface of the rotating shaft 31 on the shaft flange 30 side.
[0014]
Thus, the flange 3 of the tilling shaft 1 is attached and connected to the shaft flange 30 by approaching the side cover 26, the cover metal 41 of the shaft core, the seal cover 43, and the like. The flange 3 is provided with mounting holes 45 and 46 and a hollow 9 through which the set bolts 4 and the bolts 32, the grass winding prevention rod 6 and the like pass. Also, the flange claw 2 has an attachment portion overlapped on the outer surface of the flange 3, and the set bolt 4 inserted from the inside into the attachment hole 45 of the flange 3 is screwed into the tapped hole 5 of the flange claw 2. The flange claw 2 is tightened and fixed to the outer surface of the flange 3. In this state, the tip of the set bolt 4 does not protrude outward from the tapped hole 5, or even if it protrudes, the protrusion can be reduced, and winding of grass and the like at the time of tilling can be prevented. Moreover, the flange claws 2 can be configured to be closer to the inner surfaces of the side cover 26 and the cover metal 41. Also, when the flange 3 is mounted on the shaft flange 30, the bolt 32 inserted from the inside into the mounting hole 46 is screwed into the tapped hole 33 of the shaft flange 30 and tightened and fixed. The flange 30 can be brought closer to the cover metal 41 and the like. Therefore, the tilling width can be increased by bringing the flange claw 2 closer to the side cover 26.
[0015]
Further, since the head 7 of the grass winding prevention rod 6 is fitted into the hollow 9 of the flange 3, the head 7 is not projected from the outer surface of the flange 3, or even if it is projected, the amount of projection is reduced. It is possible to reduce the size and prevent winding of grass straw or the like. The head 7, the concave hole 8 and the fitting surface are conical and have a concavo-convex portion 8 in the shape of a chrysanthemum, and are configured to engage with each other. The other end of the grass winding prevention rod 6 is inserted into a mounting hole of a flange 47 protruding from the center of the tilling shaft 1 and can be tightened and fixed with a lock nut 48. When attaching and detaching the grass winding prevention rod 6, the lock nut 48 is turned by a tool. However, since the head 7 is engaged with the concave portion 9 by the uneven portion 8 and is prevented from rotating, the lock nut 48 is prevented. 48 can be accurately rotated.
[0016]
Next, a point different from the above example mainly based on FIG. 7 is that in order to attach and fix the flange claw 2, a cutting edge 11 for cutting grass and the like wound around a nut 10 to be screwed to the set bolt 4. It was formed. The nut 10 is provided so as to be rotated close to the outer peripheral surface of the cover metal 41, and cuts grass or the like that is going to intervene in the gap with the cover metal 41, so that the nut is wound around the rotating shaft 31. To prevent. The nut 10 is formed to be long in the width direction of the flange claw 2 and forms a nut hole into which a plurality of set bolts 4 can be screwed. A blade edge 11 is formed on the rotation direction side of the nut 10. The blade edge 11 is slightly protruded from the side edge in the rotation direction of the flange claw 2, the shaft center is located on the rotation direction side, and the outer end is inclined rearward in the rotation direction, so that the grass cutting action is easily performed. And In this embodiment, a mounting hole 49 for simply inserting the set bolt 4 is formed in the flange claw 2, and the nut 10 is projected and overlapped outside the flange claw 2.
[0017]
Next, the difference from the above example mainly based on FIGS. 8 and 9 is that the vertical position adjustment according to the plowing depth of the disk 23 provided on the outside of the front end of the side cover 26 is performed by a simple operation. . In the reverse rotating ridge rotary tilling device that rotates the tilling shaft 1 in the reverse direction, when rice straw or the like accumulates on the front side of the side cover 26, the tilling device 15 is lifted, the cultivation depth becomes shallow, and accurate ridge setting is performed. However, a disk 23 is provided on the front side of the side cover 26 to eliminate rice straw and the like so as to obtain a desired plowing depth. A disk arm 50 is provided outside the side cover 26 so as to be vertically rotatable around an arm shaft 51 and is adjustable in length. The disk 23 is provided at the front end of the disk arm 50 so as to be rotatable about the disk shaft 52. The disc arm 50 is provided with an operation lever 53, which can be switched and engaged with an adjustment notch 54 formed on the front edge of the side cover 26. A long hole 55 is formed in the disk arm 50 and fitted to the arm shaft 51 so as to be rotatable up and down and slidable back and forth. A spring 56 is provided between the disk arm 50 and the arm shaft 51, and makes the disk arm 50 spring back.
[0018]
When the operation lever 53 is operated against the spring 56 to remove it from the adjustment notch 54 to the front side and is turned up and down, the disc 23 is turned around the arm shaft 51 and the disc 23 is cut into the soil surface. The depth can be adjusted. Such depth adjustment of the disc 23 is easily performed by operating the operation lever 53. Instead of such manual operation of the operation lever 53, an interlocking structure with a wire or the like may be employed so that the operation lever 53 is remotely operated by an operation lever near the driver's seat of the tractor.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an enlarged perspective view and a sectional view of an inclined surface of a tilling shaft portion, and a part of the inclined surface.
FIG. 2 is a rear view of the flange claw attachment portion.
FIG. 3 is a side view of the tillage device.
FIG. 4 is a plan view thereof.
FIG. 5 is a side sectional view of a part thereof.
FIG. 6 is a rear view thereof.
FIG. 7 is a rear view, a side view, and a perspective view of a flange claw mounting portion showing another embodiment.
FIG. 8 is a side view of a disk unit showing a partially different embodiment.
FIG. 9 is a plan view thereof.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Tilling shaft 2 Flange claw 3 Flange 4 Set bolt 5 Tapped hole 6 Grass winding prevention rod 7 Head 8 Uneven part 9 Depression hole 10 Nut 11 Blade edge