JP2004136919A

JP2004136919A - Packaging bag

Info

Publication number: JP2004136919A
Application number: JP2002302746A
Authority: JP
Inventors: Shuichiro Akimaru; 秋丸　修一郎; Katsuya Arimoto; 有本　克哉
Original assignee: KEIHAN CELLOPHANE CO Ltd
Current assignee: KEIHAN CELLOPHANE CO Ltd
Priority date: 2002-10-17
Filing date: 2002-10-17
Publication date: 2004-05-13
Anticipated expiration: 2022-10-17
Also published as: JP4233837B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a packaging bag which can rapidly vent air from the inside of the bag and can prevent water and an insect from invading into the inside of the bag. <P>SOLUTION: In this packaging bag, two sheets of sheet materials 10 are piled up, and the peripheral edge parts of the sheet materials are stuck together to form a bag shape, and a part of the peripheral edge part of each sheet material is not stuck to form an air vent hole 24 between heat bonded parts 14. On a non-sticking peripheral edge part of the sheet material, a bent line 26 is formed by making the thickness of the sheet material linearly thin from the inner edge of the peripheral edge part toward the outer edge. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、米などの内容物を収容して封入する包装袋、特に空気抜きの機能を備えた包装袋に関する。
【０００２】
【従来の技術】
例えば米の包装袋は、クラフト紙、合成樹脂フィルム、アルミニウム箔と合成樹脂フィルムとを貼り合わせたものなどのシート材を使用し、２枚のシート材を重ね合わせてそれぞれの周縁部同士を接着させることにより、あるいは、１枚のシート材を折り重ねてその各端縁部同士および各側縁部同士をそれぞれ接着させることにより、袋形態に形成して製造される。そして、米の包装袋には、輸送や貯蔵・保管時などに積み上げられた際に、袋内の空気が圧縮されて空気圧が高まり、その空気圧によって破袋したり、袋内に閉じ込まれた空気のために形態が安定せずに荷崩れしたりする、といったことが起こらないように、袋内部の空気を抜くための小孔が形成されている。
【０００３】
包装袋に空気抜きの小孔を設けるには、袋の表面または裏面あるいは表・裏両面を形成するシート材に直径１．５ｍｍ程度のものを直接に空けたり、シート材の縁部同士を接着させて袋形態に形成するときに、包装袋の内部と外部とが連通するように縁部同士を部分的に未接着にしたりしている。また、シート材の縁部同士を部分的に未接着にして包装袋に空気抜きの小孔を設ける場合に、シート材の縁部の未接着部分における接合面にエンボス加工により微細凹凸を形成し、これにより、未接着部分の接合面が物理的に密着することを妨げて未接着部分の接合面間に空隙が確保されるようにしている（例えば、特許文献１参照。）。
【０００４】
【特許文献１】
特開２０００−１９０９９２号公報（第２−３頁、図２、図３）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、空気抜きの小孔を包装袋の表面や裏面に直接に形成する方法では、袋内の空気は抜けるが、包装袋の表面や裏面に形成された小孔を通って袋内部へ水が入ったり虫が侵入したりする、といった問題点がある。
【０００６】
また、包装袋の縁部を部分的に未接着にして、袋の内部と外部とを連通させる小孔を包装袋の縁部に設ける方法では、袋内部への水の侵入を防ぐことはできる。しかしながら、包装袋の内部に内容物、例えば米を封入したときに、普通の状態では、包装袋の縁部に形設された空気抜きの小孔が開いていても、米の入った包装袋を積み上げた際に、包装袋の外面に圧力がかかって、包装袋が変形することにより、包装袋の縁部の小孔を形成している未接着面が物理的に密着して小孔が閉塞状態になる、といったことが起こる可能性がある。このような状態になると、空気抜きの小孔が機能せず、米の入った包装袋が積み上げられた際に、袋内に閉じ込められた空気の圧力によって破袋したり、袋内の空気のために形態が安定しないで荷崩れを起こしたりすることになる。一方、空気抜きの小孔が開通した状態では、包装袋の内部への虫の侵入といった問題は、依然として解決されていないことになる。
【０００７】
また、時開２０００−１９０９９２号公報に記載された包装袋でも、その縁部に形設された空気抜きの小孔を通して袋内の空気を急速に排出することは難しい。このため、袋内の空気量が多い場合や包装袋の積み上げ作業が短時間で行われる場合には、米の入った包装袋が積み上げられた際に、袋内から十分に排出しきれない空気の圧力によって破袋したり袋内に残った空気により形態が安定しないで荷崩れを起こしたりする、といったことが起こる。一方、包装袋内から十分に空気を抜きつつ包装袋の積み上げ作業を行うようにすれば、破袋や荷崩れを防止することは可能であるが、それでは包装袋の積み上げ作業に支障を来すことになる。
【０００８】
この発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、袋内から速やかに空気を排出することができ、袋内部への水や虫の侵入も防ぐことができる包装袋を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
請求項１に係る発明は、シート材を重ね合わせ、シート材の縁部同士を接着させて袋形態に形成し、シート材の縁部の一部を未接着にして脱気孔を形設した包装袋において、前記シート材の重合部のうちの少なくとも一方の縁部の未接着部分に、縁部内縁側から外縁側に向かって線状にシート材の肉厚を薄くして折曲線を形設したことを特徴とする。
【００１０】請求項２に係る発明は、シート材を重ね合わせ、シート材の縁部同士を接着させて袋形態に形成し、シート材の縁部の一部を未接着にして脱気孔を形設した包装袋において、前記脱気孔が形設された区域内において部分的に、前記シート材の縁部同士を縁部内縁から外縁に到る途中まで接着させたことを特徴とする。
【００１１】
請求項３に係る発明は、シート材を重ね合わせ、シート材の縁部同士を接着させて袋形態に形成し、シート材の縁部の一部を未接着にして脱気孔を形設した包装袋において、前記脱気孔が形設された区域内において部分的に、前記シート材の縁部同士を縁部内縁から外縁まで、縁部外縁における接着幅より縁部内縁における接着幅が広くなるように接着させたことを特徴とする。
【００１２】
請求項４に係る発明は、シート材を重ね合わせ、シート材の縁部同士を接着させて袋形態に形成し、シート材の縁部の一部を未接着にして脱気孔を形設した包装袋において、前記脱気孔が形設された区域内において部分的に、前記シート材の縁部同士を縁部外縁から内縁に到る途中まで接着させたことを特徴とする。
【００１３】
請求項５に係る発明は、シート材を重ね合わせ、シート材の縁部同士を接着させて袋形態に形成し、シート材の縁部の一部を未接着にして脱気孔を形設した包装袋において、前記脱気孔が形設された区域内において部分的に、前記シート材の縁部同士を縁部内縁より外縁寄りの位置から外縁に到る途中まで接着させたことを特徴とする。
【００１４】
請求項６に係る発明は、シート材を重ね合わせ、シート材の縁部同士を接着させて袋形態に形成し、シート材の縁部の一部を未接着にして脱気孔を形設した包装袋において、前記脱気孔が形設された区域内において部分的に、前記シート材の縁部同士を縁部外縁から内縁まで、縁部内縁における接着幅より縁部外縁における接着幅が広くなるように接着させたことを特徴とする。
【００１５】
請求項７に係る発明は、請求項１ないし請求項６のいずれかに記載の包装袋において、２枚のシート材を重ね合わせ各シート材の周縁部同士を接着させて袋形態に形成され、各シート材の周縁部の一部を未接着にして脱気孔が形設されたことを特徴とする。
【００１６】
請求項８に係る発明は、請求項１ないし請求項６のいずれかに記載の包装袋において、シート材を折り重ねシート材の各端縁部同士および各側縁部同士をそれぞれ接着させて袋形態に形成され、シート材の各端縁部または各側縁部の一部を未接着にして脱気孔が形設されたことを特徴とする。
【００１７】
請求項１に係る発明の包装袋においては、シート材が接着されている縁部の、脱気孔を構成している未接着部分に、縁部内縁側から外縁側に向かって折曲線が形設されており、折曲線の部分は、線状にシート材の肉厚が薄くなって他の部分より曲げ剛性が小さくなっている。このため、例えば、包装袋内に米を封入してその包装袋を積み上げたときに、包装袋の外面に圧力がかかって包装袋の内部の空気圧が高くなり、その空気圧が脱気孔の形成部分にも作用すると、シート材の周縁部の未接着部分が、曲げ剛性の小さい折曲線の部分で折れ曲がって、未接着部分の接合面同士が離間し、脱気孔が大きく開口する。そして、大きく開口した脱気孔を通して袋内から速やかに空気が排出される。一方、包装袋内から空気が排出されて包装袋の内部の空気圧が大気圧と同等になり、包装袋内部からの空気圧が脱気孔の形成部分に作用しなくなると、シート材の縁部の未接着部分が元の扁平な状態に戻り、未接着部分の接合面同士がくっついて脱気孔が閉塞する。このため、包装袋の内部への水や虫の侵入が防止される。
【００１８】
請求項２に係る発明の包装袋においては、シート材が接着されている縁部の未接着領域を大きくして大きな脱気孔を形設するようにすると、シート材の縁部の未接着部分の外縁である出口面積が大きくされた脱気孔を通して袋内から速やかに空気が排出される。一方、脱気孔が形設された区域内において部分的に、シート材の縁部同士が縁部内縁から外縁に到る途中まで接着されているので、包装袋の内部への水や虫の侵入が防止される。
【００１９】
請求項３に係る発明の包装袋においては、シート材が接着されている縁部の未接着領域を大きくして大きな脱気孔を形設するようにすると、シート材の縁部の未接着部分の外縁である出口面積が大きくされた脱気孔を通して袋内から速やかに空気が排出される。一方、脱気孔が形設された区域内において部分的に、シート材の縁部同士が縁部内縁から外縁まで接着され、その縁部内縁における接着幅が縁部外縁における接着幅より広くなるようにされているので、包装袋の内部への水や虫の侵入が防止される。
【００２０】
請求項４に係る発明の包装袋においては、シート材が接着されている縁部の未接着領域を大きくして大きな脱気孔を形設するようにすると、シート材の縁部の未接着部分の内縁である入口面積が大きくされた脱気孔を通して袋内から速やかに空気が排出される。一方、脱気孔が形設された区域内において部分的に、シート材の縁部同士が縁部外縁から内縁に到る途中まで接着されているので、包装袋の内部への水や虫の侵入が防止される。
【００２１】
請求項５に係る発明の包装袋においては、シート材が接着されている縁部の未接着領域を大きくして大きな脱気孔を形設するようにすると、シート材の縁部の未接着部分の内縁である入口面積および未接着部分の外縁である出口面積が大きくされた脱気孔を通して袋内から速やかに空気が排出される。一方、脱気孔が形設された区域内において部分的に、シート材の縁部同士が縁部内縁より外縁寄りの位置から外縁に到る途中まで接着されているので、包装袋の内部への水や虫の侵入が防止される。
【００２２】
請求項６に係る発明の包装袋においては、シート材が接着されている縁部の未接着領域を大きくして大きな脱気孔を形設するようにすると、シート材の縁部の未接着部分の内縁である入口面積が大きくされた脱気孔を通して袋内から速やかに空気が排出される。一方、脱気孔が形設された区域内において部分的に、シート材の縁部同士が縁部外縁から内縁まで接着され、その縁部外縁における接着幅が縁部内縁における接着幅より広くなるようにされているので、包装袋の内部への水や虫の侵入が防止される。
【００２３】
請求項７に係る発明では、２枚のシート材を重ね合わせ各シート材の周縁部同士を接着させて袋形態に形成され、各シート材の周縁部の一部を未接着にして脱気孔が形設された包装袋において、脱気孔を通して袋内から速やかに空気が排出されるとともに、包装袋の内部への水や虫の侵入が防止される。
【００２４】
請求項８に係る発明では、シート材を折り重ねシート材の各端縁部同士および各側縁部同士をそれぞれ接着させて袋形態に形成され、シート材の各端縁部または各側縁部の一部を未接着にして脱気孔が形設された包装袋において、脱気孔を通して袋内から速やかに空気が排出されるとともに、包装袋の内部への水や虫の侵入が防止される。
【００２５】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
【００２６】
図１ないし図３は、第１の発明の実施形態の１例を示し、図１は、包装袋の平面図であり、図２は、その包装袋を構成する２枚のシート材の接合面を示す図であって、図１のＡ部分を拡大した平面図であり、図３は、図１のＩＩＩ−ＩＩＩ矢視拡大縦断面図である。なお、これらの図においては、内容物、例えば米の図示を省略している。
【００２７】
この包装袋は、表・裏２枚のシート材１０、１２を互いに重ね合わせ、両シート材１０、１２の周縁部同士を熱接着させることにより、両シート材１０、１２の各内面と熱接着部１４とで囲まれた収容部を有する袋形態に形成されている。そして、内容物は、収容部に充填されて封止される。各シート材１０、１２は、それぞれ基材フィルム１６、２０とシーラントフィルム１８、２２とを績層し互いに貼り合わせて形成されている。また、２枚のシート材１０、１２は、周縁部の熱接着部１４を複数個所で部分的に未接着にすることにより、袋の内部と外部とを連通させる脱気孔２４が複数個形設されている。そして、表側のシート材１０の周縁部の未接着部分の内面に、すなわちシーラントフィルム１８側の面に、周縁部内縁から外縁に向かって直線状にシート材の肉厚を薄くして折曲線２６が形成されている。この折曲線２６の部分は、シート材の肉厚が薄くなっているため、他の部分より曲げ剛性が小さくなる。シート材１０のシーラントフィルム１８面への折曲線２６は、シート材１０、１２の周縁部同士を熱接着させる前に、例えば、熱板と凹凸面を有するエンボス型板とを使用して施される。なお、図示例では、表側のシート材１０だけに折曲線２６を形成するようにしているが、裏側のシート材１２、あるいは表側のシート材１０と裏側のシート材１２との両方に折曲線２６を形成するようにしてもよい。
【００２８】
以上のような構成の包装袋に米を充填して封止し、その包装袋を積み上げたとき、包装袋の外面に圧力がかかって包装袋の内部の空気圧が高くなり、その空気圧が脱気孔２４の形成部分に作用すると、図３の（ａ）に示すようにシート材１０、１２の周縁部の未接着部分が扁平になっていた状態から、図３の（ｂ）に示すように、表側のシート材１０の周縁部の未接着部分が、曲げ剛性の小さい折曲線２６の部分で折れ曲がって、未接着部分の接合面同士が離間し、脱気孔２４が大きく開口することになる。この結果、大きく開口した脱気孔２４を通して袋内から速やかに空気が排出される。したがって、包装袋内に閉じ込められた空気の圧力によって破袋したり、袋内の空気のために形態が安定しないで荷崩れを起こしたりする、といった心配が無い。
【００２９】
包装袋内から空気が排出されて包装袋の内部の空気圧が大気圧と同等になると、包装袋内部からの空気圧が脱気孔２４の形成部分に作用しなくなるので、図３の（ａ）に示すように、シート材１０の周縁部の未接着部分が元の扁平な状態に戻り、未接着部分の接合面同士がくっついて脱気孔２４が閉塞する。このため、包装袋の内部への水や虫の侵入が防止される。
【００３０】
シート材１０の周縁部の未接着部分に形成される折曲線は、図４に示すように破線状の折曲線２６ａとしてもよく、また、図５に示すように、１つの脱気孔２４に対して複数本、図示例では２本の折曲線２６ｂを形設するようにしてもよい。また、図６に示すように、シート材１０の周縁部内縁から外縁に到る途中まで折曲線２６ｃを形成するようにしてもよいし、また、周縁部内縁より外縁寄りの位置から外縁まであるいは外縁に到る途中まで折曲線を形成するようにしてもよい。さらに、図７に示すように、複数の脱気孔２４を並列させて形設し、各脱気孔２４に対してそれぞれ折曲線２６を形設するようにしてもよい。
【００３１】
次に、図８は、第１の発明と同様の効果が得られる別構成に係る第２の発明の１実施形態を示し、包装袋を構成する２枚のシート材の接合面を示す部分拡大平面図である。この包装袋は、図１〜図７に示した包装袋と同様の袋形態を有し、２枚のシート材２８の周縁部同士を熱接着させて熱接着部３０が形成され、各シート材２８の周縁部の一部を未接着にして脱気孔３２が形設されている。そして、脱気孔３２が形設された区域内において部分接着部３４が設けられている。部分接着部３４は、各シート材２８の周縁部同士を部分的に、周縁部内縁３６から外縁３８に到る途中まで接着させて形成されている。
【００３２】
図８に示した構成の包装袋では、シート材２８の周縁部の未接着領域を大きくして大きな脱気孔３２を形設するようにしても、脱気孔３２が形設された区域内に、シート材２８の周縁部内縁３６から外縁３８に到る途中まで接着された部分接着部３４が設けられており、水や虫の侵入路が途中で狭隘となるため、包装袋の内部への水や虫の侵入が防止される。一方、脱気孔３２の、シート材２８の周縁部の未接着部分の外縁である出口面積は大きく確保されているので、脱気孔３２を通した袋内からの空気の排出は速やかに行われる。
【００３３】
図９は、第２の発明の別の実施形態を示す部分拡大平面図である。この包装袋には、脱気孔３２ａが大きく形成され、この脱気孔３２ａの形設区域内に複数の部分接着部３４ａが所定間隔で並列して形成されている。この包装袋では、脱気孔３２ａを通した袋内からの空気の排出がより速やかに行われる。
【００３４】
次に、図１０は、第１の発明と同様の効果が得られるさらに別構成に係る第３の発明の１実施形態を示し、包装袋を構成する２枚のシート材の接合面を示す部分拡大平面図である。この包装袋も、図１〜図７に示した包装袋と同様の袋形態を有し、２枚のシート材４０の周縁部同士を熱接着させて熱接着部４２が形成され、各シート材４０の周縁部の一部を未接着にして脱気孔４４が形設されている。そして、脱気孔４４が形設された区域内において部分接着部４６が設けられている。部分接着部４６は、各シート材４０の周縁部同士を周縁部内縁４８から外縁５０まで、周縁部外縁５０における接着幅より周縁部内縁４８における接着幅が広くなるように接着させて形成されている。図示例の包装袋では、部分接着部４６の、シート材４０の周縁部外縁５０側の端部が円弧状に形成されていて、周縁部外縁５０における接着幅が点状となっている。
【００３５】
図１０に示した構成の包装袋では、シート材４０の周縁部の未接着領域を大きくして大きな脱気孔４４を形設するようにしても、脱気孔４４が形設された区域内に部分接着部４６が設けられているので、水や虫の侵入路が狭くなる。このため、包装袋の内部への水や虫の侵入が防止される。一方、脱気孔４４は、シート材４０の周縁部の未接着部分の外縁である出口側が周縁部の未接着部分内縁である入口側より広くなっているので、脱気孔４４を通した袋内からの空気の排出が速やかに行われる。
【００３６】
図１１は、第３の発明の別の実施形態を示す部分拡大平面図である。この包装袋には、脱気孔４４ａが大きく形成され、この脱気孔４４ａの形設区域内に複数の部分接着部４６ａが所定間隔で並列して形成されている。また、この包装袋では、熱接着部４２の、脱気孔４４ａを成す未接着部分との境界線が円弧状になっていて、脱気孔４４ａは、シート材４０の周縁部の未接着部分の外縁である出口側が周縁部の未接着部分内縁である入口側より広くなっている。この包装袋では、脱気孔４４ａを通した袋内からの空気の排出がより速やかに行われる。
【００３７】
次に、図１２は、第１の発明と同様の効果が得られるさらに別構成に係る第４の発明の１実施形態を示し、包装袋を構成する２枚のシート材の接合面を示す部分拡大平面図である。この包装袋は、図１〜図７に示した包装袋と同様の袋形態を有し、２枚のシート材５２の周縁部同士を熱接着させて熱接着部５４が形成され、各シート材５２の周縁部の一部を未接着にして脱気孔５６が形設されている。そして、脱気孔５６が形設された区域内において部分接着部５８が設けられている。部分接着部５８は、各シート材５２の周縁部同士を部分的に、周縁部外縁６０から内縁６２に到る途中まで接着させて形成されている。
【００３８】
図１２に示した構成の包装袋では、シート材５２の周縁部の未接着領域を大きくして大きな脱気孔５６を形設するようにしても、脱気孔５６が形設された区域内に、シート材５２の周縁部外縁６０から内縁６２に到る途中まで接着された部分接着部５８が設けられており、水や虫の侵入口が狭隘となるため、包装袋の内部への水や虫の侵入が防止される。一方、脱気孔５６の、シート材５２の周縁部の未接着部分の内縁である入口面積は大きく確保されているので、脱気孔５６を通した袋内からの空気の排出は速やかに行われる。
【００３９】
図１３は、第４の発明の別の実施形態を示す部分拡大平面図である。この包装袋には、複数の脱気孔５６を並列させて形設し、各脱気孔５６の形設区域内にそれぞれ部分接着部５８が設けられている。このように複数の脱気孔５６が並列して形設されていることにより、袋内からの空気の排出がより速やかに行われる。
【００４０】
次に、図１４は、第１の発明と同様の効果が得られるさらに別構成に係る第５の発明の１実施形態を示し、包装袋を構成する２枚のシート材の接合面を示す部分拡大平面図である。この包装袋は、図１〜図７に示した包装袋と同様の袋形態を有し、２枚のシート材５２の周縁部同士を熱接着させて熱接着部５４が形成され、各シート材５２の周縁部の一部を未接着にして脱気孔５６が形設されている。そして、脱気孔５６が形設された区域内において部分接着部５８ａが設けられている。部分接着部５８ａは、各シート材５２の周縁部同士を部分的に、周縁部内縁６２より外縁６０寄りの位置から外縁６０に到る途中まで島状に接着させて形成されている。
【００４１】
図１４に示した構成の包装袋では、シート材５２の周縁部の未接着領域を大きくして大きな脱気孔５６を形設するようにしても、脱気孔５６が形設された区域内に、シート材５２の周縁部内縁６２より外縁６０寄りの位置から外縁６０に到る途中まで島状に接着された部分接着部５８ａが設けられており、水や虫の侵入路が途中で狭隘となるため、包装袋の内部への水や虫の侵入が防止される。一方、脱気孔５６の、シート材５２の周縁部の未接着部分の内縁である入口面積および未接着部分の外縁である出口面積は大きく確保されているので、脱気孔５６を通した袋内からの空気の排出は速やかに行われる。
【００４２】
次に、図１５は、第１の発明と同様の効果が得られるさらに別構成に係る第６の発明の１実施形態を示し、包装袋を構成する２枚のシート材の接合面を示す部分拡大平面図である。この包装袋も、図１〜図７に示した包装袋と同様の袋形態を有し、２枚のシート材４０の周縁部同士を熱接着させて熱接着部４２が形成され、各シート材４０の周縁部の一部を未接着にして脱気孔４４が形設されている。そして、脱気孔４４が形設された区域内において部分接着部４６ｂが設けられている。部分接着部４６ｂは、各シート材４０の周縁部同士を周縁部外縁５０から内縁４８まで、周縁部内縁４８における接着幅より周縁部外縁５０における接着幅が広くなるように接着させて形成されている。図示例の包装袋では、部分接着部４６ｂの、シート材４０の周縁部内縁４８側の端部が円弧状に形成されていて、周縁部内縁４８における接着幅が点状となっている。
【００４３】
図１５に示した構成の包装袋では、シート材４０の周縁部の未接着領域を大きくして大きな脱気孔４４を形設するようにしても、脱気孔４４が形設された区域内に部分接着部４６ｂが設けられているので、水や虫の侵入路が狭くなる。このため、包装袋の内部への水や虫の侵入が防止される。一方、脱気孔４４は、シート材４０の周縁部の未接着部分の内縁である入口側が周縁部の未接着部分外縁である出口側より広くなっているので、脱気孔４４を通した袋内からの空気の排出が速やかに行われる。
【００４４】
また、図１６は、上記した各発明の構成を複合的に備えた包装袋の１例を示す部分拡大平面図である。この包装袋は、図１〜図７に示した包装袋と同様の袋形態を有し、２枚のシート材６４の周縁部同士を熱接着させて熱接着部６６が形成され、各シート材６４の周縁部の一部を未接着にして脱気孔６８が大きく形設されている。そして、１つの脱気孔６８に対して複数本、図示例では６本の折曲線７０が形設されており（第１の発明）、また、脱気孔６８が形設された区域内に２種類の部分接着部７２、７４がそれぞれ複数形設されている。２つの部分接着部７２は、各シート材６４の周縁部同士を周縁部内縁７６から外縁７８まで、周縁部外縁７８における接着幅より周縁部内縁７６における接着幅が広くなるように接着させて形成されている（第３の発明）。また、３つの部分接着部７４は、各シート材６４の周縁部同士を部分的に、周縁部外縁７８から内縁７６に到る途中まで接着させて形成されており（第４の発明）、かつ、周縁部外縁７８における接着幅より周縁部内縁７６側における接着幅が広くなるようされている。また、この包装袋では、熱接着部６６の、脱気孔６８を成す未接着部分との境界線が円弧状になっていて、脱気孔６８は、シート材６４の周縁部の未接着部分の外縁である出口側が周縁部の未接着部分内縁である入口側より広くなっている。
【００４５】
以上説明した例は、２枚のシート材を互いに重ね合わせ各シート材の周縁部同士を熱接着させて袋形態に形成された包装袋についてのものであるが、図１７に示すような、いわゆる合掌袋についても上記した各構成をそれぞれ適用することができる。すなわち、図１７に示した包装袋は、基材フィルムとシーラントフィルムとを績層し互いに貼り合わせて形成されたシート材８０を、基材フィルムを外面側として折り重ね、各端縁部同士を熱接着させるとともに、各側縁部同士をそれぞれ熱接着させることにより、シート材８０の内側面と端縁熱接着部８２と両側縁熱接着部８４とで囲まれた収容部を有する袋形態に形成されたものである。この包装袋において、シート材８０の端縁部および両側縁部をそれぞれ複数個所で部分的に未接着にすることにより、端縁熱接着部８２および両側縁熱接着部８４に複数個の脱気孔８６を形設している。脱気孔８６の構造は、図２〜図１６に示したものと同様である。
【００４６】
また、図１８に示すように、基材フィルムとシーラントフィルムとを績層し互いに貼り合わせて形成されたシート材８８を、基材フィルムを外面側として折り重ね、各端縁部同士を熱接着させるとともに、各側縁部同士をそれぞれ熱接着させることにより、シート材８８の内側面と端縁熱接着部９０と両側縁熱接着部９２とで囲まれた収容部を有する袋形態に形成され、端縁熱接着部９０と側縁熱接着部９２とに複数個の脱気孔９４がそれぞれ形設された包装袋についても、上記した各構成をそれぞれ適用することができる。
【００４７】
なお、包装袋の形態は、図１、図１７および図１８にそれぞれ示したものに限定されない。また、上記した実施形態では、基材フィルム（合成樹脂フィルム）とシーラントフィルム（合成樹脂フィルム）とを積層して互いに貼り合わせることによりシート材を形成するようにしたが、シート材は、クラフト紙やアルミニウム箔と合成樹脂フィルムとを貼り合わせたものなどを用いて形成するようにしてもよい。また、上記した実施形態では、シート材の周縁部同士や端縁部同士および側縁部同士を熱接着させて袋形態に形成するようにしたが、接着剤を用いるなどしてシート材の周縁部同士や端縁部同士および側縁部同士を接着させることにより、シート材を袋形態にして包装袋を形成するようにしてもよい。
【００４８】
【発明の効果】
請求項１ないし請求項８に係る各発明の包装袋を使用すると、袋内から速やかに空気を排出することができるので、例えば包装袋に米を詰めて封止したものを積み上げても、袋内に閉じ込められた空気の圧力によって破袋したり袋内の空気のために形態が安定せずに荷崩れを起こしたりする、といった心配が無くなる。また、脱気孔を通って包装袋の内部へ水が入ったり虫が侵入したりすることも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１の発明の実施形態の１例を示す包装袋の平面図である。
【図２】図１に示した包装袋を構成する２枚のシート材の接合面を示す図であって、図１のＡ部分を拡大した平面図である。
【図３】図１のＩＩＩ−ＩＩＩ矢視拡大縦断面図である。
【図４】第１の発明の別の実施形態を示す包装袋の部分拡大平面図である。
【図５】第１の発明のさらに別の実施形態を示す包装袋の部分拡大平面図である。
【図６】第１の発明のさらに別の実施形態を示す包装袋の部分拡大平面図である。
【図７】第１の発明のさらに別の実施形態を示す包装袋の部分拡大平面図である。
【図８】第２の発明の１実施形態を示し、包装袋を構成する２枚のシート材の接合面を示す部分拡大平面図である。
【図９】第２の発明の別の実施形態を示す包装袋の部分拡大平面図である。
【図１０】第３の発明の１実施形態を示し、包装袋を構成する２枚のシート材の接合面を示す部分拡大平面図である。
【図１１】第３の発明の別の実施形態を示す包装袋の部分拡大平面図である。
【図１２】第４の発明の１実施形態を示し、包装袋を構成する２枚のシート材の接合面を示す部分拡大平面図である。
【図１３】第４の発明の別の実施形態を示す包装袋の部分拡大平面図である。
【図１４】第５の発明の１実施形態を示し、包装袋を構成する２枚のシート材の接合面を示す部分拡大平面図である。
【図１５】第６の発明の１実施形態を示し、包装袋を構成する２枚のシート材の接合面を示す部分拡大平面図である。
【図１６】第１、第３および第４の各発明を複合した実施形態を示し、包装袋を構成する２枚のシート材の接合面を示す部分拡大平面図である。
【図１７】図１に示した包装袋とは異なる形態の包装袋を示す平面図である。
【図１８】同じく、図１に示した包装袋とは異なる形態の包装袋を示す平面図である。
【符号の説明】
１０、１２、２８、４０、５２、６４、８０、８８　シート材
１４、３０、４２、５４、６６　熱接着部
１６、２０　基材フィルム
１８、２２　シーラントフィルム
２４、３２、３２ａ、４４、４４ａ、５６、６８、８６、９４　脱気孔
２６、２６ａ、２６ｂ、２６ｃ、７０　折曲線
３４、３４ａ、４６、４６ａ、４６ｂ、５８、５８ａ、７２、７４　部分接着部
３６、４８、６２、７６　周縁部内縁
３８、５０、６０、７８　周縁部外縁
８２、９０　端縁熱接着部
８４、９２　側縁熱接着部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a packaging bag for containing and enclosing contents such as rice, and more particularly to a packaging bag having a function of bleeding air.
[0002]
[Prior art]
For example, rice packaging bags use sheet materials such as kraft paper, synthetic resin film, and aluminum foil and synthetic resin film bonded together. In this case, the sheet is formed into a bag shape by folding a single sheet material and bonding the respective edges and the respective side edges thereof. When the rice packaging bags were stacked during transportation, storage, or storage, the air in the bags was compressed and the air pressure increased, which caused the bags to break or to be trapped in the bags. A small hole is formed for bleeding the air inside the bag so that the air does not stabilize the form due to the air and collapses.
[0003]
To provide a small hole for venting air in the packaging bag, a material having a diameter of about 1.5 mm is directly opened on the sheet material forming the front or back surface or the front and back surfaces, or the edges of the sheet material are adhered to each other. When formed into a bag shape, the edges are partially unbonded so that the inside and the outside of the packaging bag communicate with each other. In addition, in the case where the edges of the sheet material are partially unadhered and a small hole for air release is provided in the packaging bag, fine irregularities are formed by embossing on the joining surface at the unadhered portion of the edge of the sheet material, This prevents the bonding surfaces of the unbonded portions from physically contacting each other, so that a gap is secured between the bonding surfaces of the unbonded portions (for example, see Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-2000-190992 (pages 2-3, FIGS. 2 and 3)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the method of forming the air vent small holes directly on the front and back surfaces of the packaging bag, the air inside the bag escapes, but water enters the bag through the small holes formed on the front and back surfaces of the packaging bag. There is a problem that insects and insects invade.
[0006]
Also, in a method in which the edge of the packaging bag is partially unbonded and a small hole for communicating the inside and the outside of the bag is provided at the edge of the packaging bag, it is possible to prevent water from entering the inside of the bag. . However, when the contents, for example, rice, are sealed in the inside of the packaging bag, in a normal state, even if the air vent formed in the edge of the packaging bag is opened, the packaging bag containing the rice is removed. When stacked, pressure is applied to the outer surface of the packaging bag and the packaging bag is deformed, and the non-adhesive surface that forms the small hole at the edge of the packaging bag is physically adhered and the small hole is closed. And so on. In such a state, the air vent holes do not function, and when the packaging bags containing rice are stacked, the bags are broken by the pressure of the air trapped in the bags, or the air in the bags In other words, the form may not be stable and may collapse. On the other hand, in the state where the small holes for air release are opened, the problem of insect invasion into the inside of the packaging bag has not been solved yet.
[0007]
Further, even in the packaging bag described in Hikikai 2000-190992, it is difficult to quickly exhaust the air in the bag through a small air vent formed at the edge thereof. For this reason, when the amount of air in the bag is large or when the packaging bags are stacked in a short period of time, when the packaging bags containing rice are stacked, air Pressure may cause the bag to break, or the air remaining in the bag may cause the form to become unstable and collapse the load. On the other hand, stacking the packaging bags while evacuating air sufficiently from the inside of the packaging bags can prevent breakage of the bags and collapse of the load, but this will hinder the stacking operations of the packaging bags. Will be.
[0008]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a packaging bag capable of quickly discharging air from the inside of a bag and preventing entry of water and insects into the inside of the bag. The purpose is to:
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is a packaging in which a sheet material is overlapped, edges of the sheet material are adhered to each other to form a bag shape, and a part of the edge of the sheet material is not adhered to form a deaeration hole. In the bag, at the unbonded portion of at least one edge of the overlapped portion of the sheet material, the thickness of the sheet material was linearly reduced from the inner edge side to the outer edge side of the edge portion to form a fold curve. It is characterized by the following.
According to a second aspect of the present invention, a sheet material is overlapped, edges of the sheet material are adhered to each other to form a bag, and a part of the edge of the sheet material is not adhered to form a deaeration hole. In the provided packaging bag, the edges of the sheet material are partially adhered to the middle from the inner edge to the outer edge in the area where the deaeration hole is formed.
[0011]
According to a third aspect of the present invention, there is provided a packaging in which a sheet material is overlapped, edges of the sheet material are adhered to each other to form a bag, and a part of the edge of the sheet material is not adhered to form a deaeration hole. In the bag, in the area where the deaeration hole is formed, the edge width of the sheet material is partially increased from the inner edge to the outer edge of the sheet material so that the adhesive width at the inner edge of the edge is wider than the adhesive width at the outer edge of the edge. It is characterized in that it is adhered to.
[0012]
The invention according to claim 4 is a packaging in which sheet materials are overlapped, the edges of the sheet materials are adhered to each other to form a bag shape, and a part of the edge of the sheet material is not adhered to form a deaeration hole. The bag is characterized in that the edges of the sheet material are partially adhered to the middle from the outer edge to the inner edge in the area where the deaeration hole is formed.
[0013]
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided a packaging in which a sheet material is overlapped, edges of the sheet material are bonded to each other to form a bag, and a part of the edge of the sheet material is not bonded to form a deaeration hole. The bag is characterized in that the edges of the sheet material are partially adhered to the outer edge from a position closer to the outer edge than the inner edge of the edge in the area where the deaeration hole is formed.
[0014]
According to a sixth aspect of the present invention, there is provided a packaging in which sheet materials are overlapped, edges of the sheet materials are adhered to each other to form a bag shape, and a part of the edge of the sheet material is not adhered to form a deaeration hole. In the bag, in the area where the deaeration hole is formed, the edges of the sheet material are partially extended from the outer edge to the inner edge of the sheet material so that the adhesive width at the outer edge of the edge is wider than the adhesive width at the inner edge of the edge. It is characterized in that it is adhered to.
[0015]
The invention according to claim 7 is, in the packaging bag according to any one of claims 1 to 6, formed in a bag shape by superimposing two sheet materials and bonding peripheral portions of each sheet material to each other, A part of the periphery of each sheet material is not adhered to form a deaeration hole.
[0016]
According to an eighth aspect of the present invention, in the packaging bag according to any one of the first to sixth aspects, the sheet material is folded, and each edge portion and each side edge portion of the sheet material are bonded to each other. The sheet material is characterized in that a part of each edge or each side edge of the sheet material is not bonded to form a deaeration hole.
[0017]
In the packaging bag according to the first aspect of the invention, a fold curve is formed from the inner edge side to the outer edge side of the edge to which the sheet material is bonded, in the unbonded portion constituting the deaeration hole. In the bent curve portion, the thickness of the sheet material is linearly reduced, and the bending rigidity is smaller than the other portions. For this reason, for example, when rice is sealed in a packaging bag and the packaging bags are stacked, pressure is applied to the outer surface of the packaging bag, and the air pressure inside the packaging bag increases, and the air pressure is reduced to a portion where the deaeration holes are formed. When this also occurs, the unbonded portion of the peripheral portion of the sheet material is bent at a bent curve portion having low bending rigidity, the joining surfaces of the unbonded portions are separated from each other, and a large deaeration hole is opened. Then, air is quickly discharged from the inside of the bag through the widely opened deaeration hole. On the other hand, when air is exhausted from the inside of the packaging bag and the air pressure inside the packaging bag becomes equal to the atmospheric pressure, and the air pressure from inside the packaging bag does not act on the portion where the deaeration hole is formed, the edge of the sheet material remains unopened. The bonded portion returns to the original flat state, and the bonding surfaces of the non-bonded portion are stuck together, and the deaeration hole is closed. For this reason, invasion of water and insects into the inside of the packaging bag is prevented.
[0018]
In the packaging bag according to the second aspect of the present invention, if a large deaeration hole is formed by enlarging the unbonded area of the edge to which the sheet material is bonded, the unbonded portion of the edge of the sheet material can be formed. Air is quickly discharged from the bag through the deaeration hole having an enlarged outlet area as an outer edge. On the other hand, in the area where the deaeration hole is formed, the edges of the sheet material are partially bonded from the inner edge to the outer edge of the sheet material, so that water or insects can enter the inside of the packaging bag. Is prevented.
[0019]
In the packaging bag according to the third aspect of the present invention, when the unbonded area of the edge to which the sheet material is bonded is enlarged to form a large deaeration hole, the unbonded portion of the edge of the sheet material is formed. Air is quickly discharged from the bag through the deaeration hole having an enlarged outlet area as an outer edge. On the other hand, in the area where the deaeration hole is formed, the edges of the sheet material are partially adhered from the inner edge to the outer edge of the sheet material, and the adhesive width at the inner edge is wider than the adhesive width at the outer edge. This prevents water and insects from entering the inside of the packaging bag.
[0020]
In the packaging bag according to the fourth aspect of the present invention, when the unbonded area of the edge to which the sheet material is bonded is enlarged to form a large deaeration hole, the unbonded portion of the edge of the sheet material is formed. Air is quickly discharged from the inside of the bag through the deaeration hole having an enlarged entrance area as an inner edge. On the other hand, in the area where the deaeration hole is formed, the edges of the sheet material are partially adhered to the middle from the outer edge to the inner edge of the sheet material, so that water or insects enter the inside of the packaging bag. Is prevented.
[0021]
In the packaging bag according to the fifth aspect of the present invention, when the unbonded area of the edge to which the sheet material is bonded is enlarged to form a large deaeration hole, the unbonded portion of the edge of the sheet material is formed. Air is quickly discharged from the inside of the bag through the deaeration hole in which the entrance area as the inner edge and the exit area as the outer edge of the unbonded portion are enlarged. On the other hand, in the area where the deaeration hole is formed, the edges of the sheet material are partially adhered from a position closer to the outer edge to the outer edge than the inner edge of the edge, so that the sheet material is not inserted into the inside of the packaging bag. Water and insects are prevented from entering.
[0022]
In the packaging bag according to the sixth aspect of the present invention, if a large deaeration hole is formed by enlarging the unbonded area of the edge to which the sheet material is bonded, the unbonded portion of the edge of the sheet material can be formed. Air is quickly discharged from the inside of the bag through the deaeration hole having an enlarged entrance area as an inner edge. On the other hand, in the area where the deaeration hole is formed, the edges of the sheet material are partially bonded from the outer edge to the inner edge of the sheet material, and the bonding width at the outer edge of the edge is wider than the bonding width at the inner edge of the edge. This prevents water and insects from entering the inside of the packaging bag.
[0023]
In the invention according to claim 7, the two sheet materials are overlapped and the peripheral portions of the respective sheet materials are bonded to each other to form a bag. In the formed packaging bag, air is quickly discharged from the inside of the bag through the deaeration hole, and water and insects are prevented from entering the inside of the packaging bag.
[0024]
In the invention according to claim 8, the sheet material is folded to form a bag shape by bonding the respective edges and the respective side edges of the sheet material to each other, and the respective edges or the respective side edges of the sheet material are formed. In a packaging bag in which a part of the bag is not adhered to form a deaeration hole, air is quickly discharged from the inside of the bag through the deaeration hole, and water and insects are prevented from entering the inside of the packaging bag.
[0025]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0026]
1 to 3 show an example of an embodiment of the first invention. FIG. 1 is a plan view of a packaging bag, and FIG. 2 is a joining surface of two sheet materials constituting the packaging bag. 3 is an enlarged plan view of a portion A in FIG. 1, and FIG. 3 is an enlarged vertical sectional view taken along the line III-III in FIG. 1. In these figures, illustration of contents, for example, rice, is omitted.
[0027]
In this packaging bag, the two sheet materials 10 and 12 are superposed on each other, and the peripheral portions of the two sheet materials 10 and 12 are thermally bonded to each other, so that the inner surfaces of the two sheet materials 10 and 12 are thermally bonded. It is formed in a bag shape having a storage section surrounded by the section 14. Then, the contents are filled in the housing portion and sealed. Each of the sheet members 10 and 12 is formed by laminating base films 16 and 20 and sealant films 18 and 22 and bonding them to each other. Further, the two sheet materials 10 and 12 are formed with a plurality of deaeration holes 24 for communicating the inside and the outside of the bag by partially unbonding the thermal bonding portion 14 at the peripheral portion at a plurality of locations. Have been. Then, the thickness of the sheet material is linearly reduced from the inner edge to the outer edge on the inner surface of the unbonded portion of the peripheral portion of the sheet material 10 on the front side, that is, on the surface on the sealant film 18 side. Is formed. Since the thickness of the sheet material is small in the portion of the folding curve 26, the bending rigidity is lower than in other portions. The folding curve 26 of the sheet material 10 to the surface of the sealant film 18 is formed by, for example, using a hot plate and an embossed plate having an uneven surface before the peripheral edges of the sheet materials 10 and 12 are thermally bonded to each other. You. In the illustrated example, the folding curve 26 is formed only on the front sheet material 10, but the folding curve 26 is formed on the back sheet material 12 or both the front sheet material 10 and the back sheet material 12. May be formed.
[0028]
When rice is filled in a packaging bag having the above configuration and sealed, and the packaging bags are stacked, pressure is applied to the outer surface of the packaging bag, and the air pressure inside the packaging bag increases, and the air pressure increases due to the deaeration hole. When acting on the formation portion of the sheet material 24, as shown in FIG. 3A, the unbonded portions of the peripheral portions of the sheet materials 10 and 12 become flat as shown in FIG. The unbonded portion of the peripheral portion of the sheet material 10 on the front side is bent at the portion of the fold curve 26 having a small bending rigidity, the joining surfaces of the unbonded portions are separated from each other, and the deaeration hole 24 is largely opened. As a result, air is quickly discharged from the inside of the bag through the widely opened deaeration hole 24. Therefore, there is no fear that the bag is broken by the pressure of the air trapped in the packaging bag, or that the shape of the air is not stable due to the air in the bag and the bag collapses.
[0029]
When the air is discharged from the inside of the packaging bag and the air pressure inside the packaging bag becomes equal to the atmospheric pressure, the air pressure from the inside of the packaging bag does not act on the portion where the deaeration hole 24 is formed. As described above, the non-adhered portion of the peripheral portion of the sheet material 10 returns to the original flat state, and the bonding surfaces of the non-adhered portions adhere to each other, so that the deaeration hole 24 is closed. For this reason, invasion of water and insects into the inside of the packaging bag is prevented.
[0030]
The fold curve formed in the unbonded portion of the peripheral portion of the sheet material 10 may be a broken curve 26a as shown in FIG. 4, or as shown in FIG. A plurality of, in the illustrated example, two folding curves 26b may be formed. Further, as shown in FIG. 6, the folded curve 26c may be formed from the inner edge to the outer edge of the peripheral portion of the sheet material 10, or may be formed from a position closer to the outer edge than the inner edge to the outer edge. A folded curve may be formed halfway to the outer edge. Further, as shown in FIG. 7, a plurality of deaeration holes 24 may be formed in parallel, and a bent curve 26 may be formed for each of the deaeration holes 24.
[0031]
Next, FIG. 8 shows an embodiment of the second invention according to another configuration which can obtain the same effect as the first invention, and is a partially enlarged view showing a joining surface of two sheets constituting the packaging bag. It is a top view. This packaging bag has the same bag shape as the packaging bag shown in FIGS. 1 to 7, and the thermal bonding portion 30 is formed by thermally bonding the peripheral portions of two sheet materials 28 to each other. A deaeration hole 32 is formed by leaving a part of the peripheral portion of 28 unbonded. A partial bonding portion 34 is provided in the area where the deaeration hole 32 is formed. The partial adhesive portion 34 is formed by partially adhering the peripheral edges of each sheet material 28 halfway from the peripheral inner edge 36 to the outer edge 38.
[0032]
In the packaging bag having the configuration shown in FIG. 8, even if the unbonded area around the periphery of the sheet material 28 is enlarged to form the large deaeration hole 32, the area in which the deaeration hole 32 is formed is The sheet material 28 is provided with a partially bonded portion 34 which is bonded from the inner edge 36 to the outer edge 38 of the sheet material 28, and the path for water and insects is narrowed in the middle, so that water entering the inside of the packaging bag is narrowed. And insects are prevented from entering. On the other hand, since the outlet area, which is the outer edge of the unbonded portion of the peripheral portion of the sheet material 28, of the deaeration hole 32 is large, the air is quickly discharged from the bag through the deaeration hole 32.
[0033]
FIG. 9 is a partially enlarged plan view showing another embodiment of the second invention. In this packaging bag, a large deaeration hole 32a is formed, and a plurality of partial adhesive portions 34a are formed side by side at predetermined intervals in an area where the deaeration hole 32a is formed. In this packaging bag, the air is discharged from the bag through the deaeration hole 32a more quickly.
[0034]
Next, FIG. 10 shows an embodiment of the third invention according to a further different configuration that can obtain the same effect as the first invention, and shows a joining surface of two sheet materials constituting a packaging bag. It is an enlarged plan view. This packaging bag also has the same bag shape as the packaging bag shown in FIGS. 1 to 7, and the peripheral portions of the two sheet materials 40 are thermally bonded to each other to form a thermal bonding portion 42. A degassing hole 44 is formed by leaving a part of the peripheral edge of 40 unbonded. A partial bonding portion 46 is provided in the area where the deaeration hole 44 is formed. The partial bonding portion 46 is formed by bonding the peripheral edges of the respective sheet materials 40 from the peripheral inner edge 48 to the outer edge 50 such that the adhesive width at the peripheral inner edge 48 is wider than the adhesive width at the peripheral outer edge 50. I have. In the packaging bag of the illustrated example, the end of the partial adhesive portion 46 on the peripheral edge 50 side of the sheet material 40 is formed in an arc shape, and the bonding width at the peripheral edge 50 is point-like.
[0035]
In the packaging bag having the configuration shown in FIG. 10, even if the unbonded area of the peripheral portion of the sheet material 40 is enlarged to form a large deaeration hole 44, a part of the package bag remains in the area where the deaeration hole 44 is formed. Since the bonding portion 46 is provided, an invasion path of water and insects is narrowed. For this reason, invasion of water and insects into the inside of the packaging bag is prevented. On the other hand, since the outlet side, which is the outer edge of the non-adhered portion of the peripheral portion of the sheet material 40, is wider than the inlet side, which is the inner edge of the non-adhered portion of the peripheral portion of the sheet material 40, the inside of the bag passing through the deaerated hole 44 The air is quickly discharged.
[0036]
FIG. 11 is a partially enlarged plan view showing another embodiment of the third invention. In this packaging bag, a large deaeration hole 44a is formed, and a plurality of partial adhesive portions 46a are formed side by side at predetermined intervals in a forming area of the deaeration hole 44a. Further, in this packaging bag, the boundary line between the heat-bonded portion 42 and the unbonded portion forming the deaeration hole 44a has an arc shape, and the deaeration hole 44a is formed on the outer edge of the unbonded portion of the peripheral portion of the sheet material 40. Is wider than the inlet side, which is the inner edge of the unbonded portion of the peripheral portion. In this packaging bag, the air is discharged from the bag through the deaeration hole 44a more quickly.
[0037]
Next, FIG. 12 shows an embodiment of the fourth invention according to a further different configuration which can obtain the same effect as the first invention, and shows a joining surface of two sheet materials constituting a packaging bag. It is an enlarged plan view. This packaging bag has a bag shape similar to that of the packaging bag shown in FIGS. 1 to 7, and a thermal bonding portion 54 is formed by thermally bonding peripheral portions of two sheet materials 52 to each other. A degassing hole 56 is formed by leaving a part of the peripheral edge of 52 unbonded. A partial bonding portion 58 is provided in the area where the deaeration hole 56 is formed. The partial adhesive portion 58 is formed by partially adhering the peripheral edges of each sheet material 52 to the middle from the peripheral edge outer edge 60 to the inner edge 62.
[0038]
In the packaging bag having the configuration shown in FIG. 12, even if the unbonded area of the peripheral portion of the sheet material 52 is enlarged to form the large deaeration hole 56, the area in which the deaeration hole 56 is formed is The sheet material 52 is provided with a partially bonded portion 58 which is bonded from the outer edge 60 to the inner edge 62 of the sheet material 52, and the entrance of water and insects is narrowed. Intrusion is prevented. On the other hand, since the entrance area of the deaeration hole 56, which is the inner edge of the unbonded portion of the peripheral portion of the sheet material 52, is large, the air is quickly discharged from the bag through the deaeration hole 56.
[0039]
FIG. 13 is a partially enlarged plan view showing another embodiment of the fourth invention. In this packaging bag, a plurality of deaeration holes 56 are formed side by side, and a partial adhesive portion 58 is provided in the formation area of each deaeration hole 56. By arranging the plurality of deaeration holes 56 in parallel in this manner, the air can be discharged from the bag more quickly.
[0040]
Next, FIG. 14 shows an embodiment of the fifth invention according to a further different configuration which can obtain the same effect as the first invention, and shows a joining surface of two sheet materials constituting a packaging bag. It is an enlarged plan view. This packaging bag has a bag shape similar to that of the packaging bag shown in FIGS. 1 to 7, and a thermal bonding portion 54 is formed by thermally bonding peripheral portions of two sheet materials 52 to each other. A degassing hole 56 is formed by leaving a part of the peripheral edge of 52 unbonded. A partial adhesive portion 58a is provided in the area where the deaeration hole 56 is formed. The partial adhesive portion 58a is formed by partially adhering the peripheral edges of the respective sheet materials 52 in an island shape from the position closer to the outer edge 60 than the inner peripheral edge 62 to the middle of the outer edge 60.
[0041]
In the packaging bag having the configuration shown in FIG. 14, even if the unbonded area of the peripheral portion of the sheet material 52 is enlarged to form a large deaeration hole 56, the area in which the deaeration hole 56 is formed is A partial adhesive portion 58a is provided in an island shape from the position near the outer edge 60 to the outer edge 60 from the position closer to the outer edge 60 than the inner edge 62 of the sheet material 52, and the path of water and insects becomes narrower on the way. Therefore, water and insects are prevented from entering the inside of the packaging bag. On the other hand, since the inlet area, which is the inner edge of the non-adhesive portion of the peripheral portion of the sheet material 52, and the outlet area, which is the outer edge of the non-adhesive portion, of the deaeration hole 56, a large area is secured. The air is quickly discharged.
[0042]
Next, FIG. 15 shows an embodiment of the sixth invention according to a further different configuration which can obtain the same effect as the first invention, and shows a joining surface of two sheet materials constituting a packaging bag. It is an enlarged plan view. This packaging bag also has the same bag shape as the packaging bag shown in FIGS. 1 to 7, and the peripheral portions of the two sheet materials 40 are thermally bonded to each other to form a thermal bonding portion 42. A degassing hole 44 is formed by leaving a part of the peripheral edge of 40 unbonded. A partial adhesive portion 46b is provided in the area where the deaeration hole 44 is formed. The partial adhesive portion 46b is formed by bonding the peripheral edges of the respective sheet materials 40 from the peripheral edge outer edge 50 to the inner edge 48 so that the adhesive width at the peripheral edge outer edge 50 is larger than the adhesive width at the peripheral edge inner edge 48. I have. In the illustrated packaging bag, the end of the partial adhesive portion 46b on the side of the peripheral edge 48 of the sheet material 40 is formed in an arc shape, and the bonding width at the peripheral edge inner edge 48 is dotted.
[0043]
In the packaging bag having the configuration shown in FIG. 15, even if the unbonded area at the peripheral portion of the sheet material 40 is enlarged to form a large deaeration hole 44, a part of the package bag is formed in the area where the deaeration hole 44 is formed. Since the bonding portion 46b is provided, the path of water and insects is narrowed. For this reason, invasion of water and insects into the inside of the packaging bag is prevented. On the other hand, since the inlet side, which is the inner edge of the non-adhered portion of the peripheral portion of the sheet material 40, is wider than the outlet side, which is the outer edge of the non-adhered portion of the peripheral portion of the sheet material 40, the inside of the bag passing through the deaerated hole 44 The air is quickly discharged.
[0044]
FIG. 16 is a partially enlarged plan view showing an example of a packaging bag having a composite of the above-described configurations of the inventions. This packaging bag has a bag shape similar to that of the packaging bag shown in FIGS. 1 to 7, and a thermal bonding portion 66 is formed by thermally bonding peripheral portions of two sheet materials 64 to each other. A large portion of the deaeration hole 68 is formed by leaving a part of the peripheral portion of the 64 unbonded. A plurality of, in the illustrated example, six fold curves 70 are formed for one deaeration hole 68 (first invention), and two types are provided in the area where the deaeration hole 68 is formed. Are formed in plural numbers. The two partial adhesive portions 72 are formed by bonding the peripheral edges of the respective sheet materials 64 from the peripheral edge inner edge 76 to the outer edge 78 so that the adhesive width at the peripheral edge inner edge 76 is larger than the adhesive width at the peripheral edge outer edge 78. (Third invention). Further, the three partial adhesive portions 74 are formed by partially adhering the peripheral edges of the respective sheet materials 64 to a partway from the peripheral edge outer edge 78 to the internal edge 76 (fourth invention), and The adhesive width on the peripheral edge inner edge 76 side is wider than the adhesive width on the peripheral edge outer edge 78. Further, in this packaging bag, the boundary line between the heat-bonded portion 66 and the unbonded portion forming the deaeration hole 68 has an arc shape, and the deaeration hole 68 is formed at the outer edge of the unbonded portion of the peripheral portion of the sheet material 64. Is wider than the inlet side, which is the inner edge of the unbonded portion of the peripheral portion.
[0045]
The example described above relates to a packaging bag formed in a bag shape by superimposing two sheet materials on each other and thermally bonding the peripheral portions of each sheet material to each other, as shown in FIG. Each configuration described above can also be applied to the gas bag. That is, the packaging bag shown in FIG. 17 is obtained by folding a sheet material 80 formed by laminating a base film and a sealant film on each other and bonding them to each other with the base film as an outer surface side, and each edge portion is connected to each other. By heat-bonding and heat-bonding the respective side edges to each other, a bag form having a housing portion surrounded by the inner side surface of the sheet material 80, the edge-side heat bonding portion 82, and both side-edge heat bonding portions 84 is formed. It was formed. In this packaging bag, a plurality of deaeration holes are formed in the edge thermal bonding portion 82 and the both side thermal bonding portion 84 by partially unbonding the edge portion and both side edge portions of the sheet material 80 at a plurality of locations. 86 are formed. The structure of the deaeration hole 86 is the same as that shown in FIGS.
[0046]
Further, as shown in FIG. 18, a sheet material 88 formed by laminating a base film and a sealant film and bonding them to each other is folded and folded with the base film as the outer surface side, and each edge portion is thermally bonded to each other. At the same time, the side edges are heat-bonded to each other to form a bag shape having an accommodation portion surrounded by the inner surface of the sheet material 88, the edge heat bonding portion 90, and both side edge heat bonding portions 92. Each of the above-described configurations can be applied to a packaging bag in which a plurality of deaeration holes 94 are formed in the edge thermal bonding portion 90 and the side thermal bonding portion 92, respectively.
[0047]
Note that the form of the packaging bag is not limited to those shown in FIGS. 1, 17, and 18, respectively. In the above-described embodiment, the base material film (synthetic resin film) and the sealant film (synthetic resin film) are laminated and bonded to each other to form a sheet material. Alternatively, it may be formed using a material obtained by bonding an aluminum foil and a synthetic resin film. Further, in the above-described embodiment, the peripheral portions of the sheet material, the edge portions, and the side edge portions are thermally bonded to form the bag shape. However, the peripheral portion of the sheet material is formed by using an adhesive or the like. The sheet material may be formed into a bag shape to form a packaging bag by bonding the portions, the edge portions, and the side edge portions.
[0048]
【The invention's effect】
The use of the packaging bags of the inventions according to claims 1 to 8 allows the air to be quickly discharged from the inside of the bags. There is no fear that the pressure of the air trapped in the bag causes the bag to break or the air in the bag to lose its shape due to unstable shape. In addition, it is possible to prevent water or insects from entering the inside of the packaging bag through the deaeration hole.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a packaging bag showing an example of an embodiment of the first invention.
FIG. 2 is a plan view showing a joining surface of two sheet materials constituting the packaging bag shown in FIG. 1, and is an enlarged plan view of a portion A in FIG. 1;
FIG. 3 is an enlarged vertical sectional view taken along the line III-III of FIG. 1;
FIG. 4 is a partially enlarged plan view of a packaging bag showing another embodiment of the first invention.
FIG. 5 is a partially enlarged plan view of a packaging bag showing still another embodiment of the first invention.
FIG. 6 is a partially enlarged plan view of a packaging bag showing still another embodiment of the first invention.
FIG. 7 is a partially enlarged plan view of a packaging bag showing still another embodiment of the first invention.
FIG. 8 is a partially enlarged plan view showing the embodiment of the second invention and showing a joining surface of two sheet materials constituting a packaging bag.
FIG. 9 is a partially enlarged plan view of a packaging bag showing another embodiment of the second invention.
FIG. 10 is a partially enlarged plan view showing one embodiment of the third invention and showing a joining surface of two sheet materials constituting a packaging bag.
FIG. 11 is a partially enlarged plan view of a packaging bag showing another embodiment of the third invention.
FIG. 12 is a partially enlarged plan view showing one embodiment of the fourth invention and showing a joining surface of two sheet materials constituting a packaging bag.
FIG. 13 is a partially enlarged plan view of a packaging bag showing another embodiment of the fourth invention.
FIG. 14 is a partial enlarged plan view showing the embodiment of the fifth invention and showing a joining surface of two sheet materials constituting a packaging bag.
FIG. 15 is a partially enlarged plan view showing one embodiment of the sixth invention and showing a joining surface of two sheet materials constituting a packaging bag.
FIG. 16 is a partially enlarged plan view showing an embodiment in which the first, third and fourth inventions are combined, and showing a joining surface of two sheet materials constituting a packaging bag.
FIG. 17 is a plan view showing a packaging bag different from the packaging bag shown in FIG. 1;
FIG. 18 is a plan view showing a packaging bag different from the packaging bag shown in FIG.
[Explanation of symbols]
10, 12, 28, 40, 52, 64, 80, 88 sheet material
14, 30, 42, 54, 66 Thermal bonding part
16, 20 Base film
18,22 Sealant film
24, 32, 32a, 44, 44a, 56, 68, 86, 94
26, 26a, 26b, 26c, 70 Fold curve
34, 34a, 46, 46a, 46b, 58, 58a, 72, 74 Partially bonded part
36, 48, 62, 76 Perimeter inner edge
38, 50, 60, 78 Perimeter edge
82, 90 Edge thermal bonding
84, 92 Side edge heat bonding part

Claims

In a packaging bag in which sheet materials are overlapped, the edges of the sheet materials are bonded to each other to form a bag, and a part of the edges of the sheet materials are not bonded to form a deaeration hole,
At least one edge of the overlapped portion of the sheet material is formed in a non-adhered portion, and the thickness of the sheet material is linearly reduced from the inner edge side to the outer edge side of the edge portion to form a fold curve. And packaging bag.

In a packaging bag in which sheet materials are overlapped, the edges of the sheet materials are bonded to each other to form a bag, and a part of the edges of the sheet materials are not bonded to form a deaeration hole,
A packaging bag, wherein the edges of the sheet material are partially adhered from the inner edge to the outer edge in the area where the deaeration hole is formed.

In a packaging bag in which sheet materials are overlapped, the edges of the sheet materials are bonded to each other to form a bag, and a part of the edges of the sheet materials are not bonded to form a deaeration hole,
In the area where the deaeration hole is formed, the edges of the sheet material are partially adhered from the inner edge to the outer edge of the sheet material so that the adhesive width at the inner edge of the edge is wider than the adhesive width at the outer edge of the edge. A packaging bag characterized in that:

In a packaging bag in which sheet materials are overlapped, the edges of the sheet materials are bonded to each other to form a bag, and a part of the edges of the sheet materials are not bonded to form a deaeration hole,
A packaging bag, wherein the edges of the sheet material are partially adhered to the middle from the outer edge to the inner edge of the sheet material in an area where the deaeration hole is formed.

In a packaging bag in which sheet materials are overlapped, the edges of the sheet materials are bonded to each other to form a bag, and a part of the edges of the sheet materials are not bonded to form a deaeration hole,
A packaging bag, wherein the edges of the sheet material are partially adhered to a part of the edge of the sheet material from the position closer to the outer edge to the outer edge in the area where the deaeration hole is formed.

In a packaging bag in which sheet materials are overlapped, the edges of the sheet materials are bonded to each other to form a bag, and a part of the edges of the sheet materials are not bonded to form a deaeration hole,
In the area where the deaeration hole is formed, the edges of the sheet material are partially adhered from the outer edge to the inner edge of the sheet material so that the adhesive width at the outer edge of the edge is wider than the adhesive width at the inner edge of the edge. A packaging bag characterized in that:

2. A deaeration hole is formed by laminating two sheet materials and bonding the peripheral portions of each sheet material to each other to form a bag, and forming a part of the peripheral portion of each sheet material unbonded. The packaging bag according to claim 6.

The sheet material is folded to form a bag form by bonding each edge portion of the sheet material and each side edge portion to each other, and making each edge portion of the sheet material or a part of each side edge portion unbonded. The packaging bag according to any one of claims 1 to 6, wherein a deaeration hole is formed.