JP2004135877A - Ultrasonic stone crushing apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は超音波振動により腎臓や尿管や膀胱などの体腔内に存在する結石等の対象物を処置する超音波砕石装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、膀胱や尿管内に出来た結石を経尿道的にアプローチして破砕・除去するための様々な外科手術器具が存在する(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1の外科手術器具は腎臓に付いたサンゴ状結石を超音波プローブで破砕し、この腎臓から砕き落とした結石をバスケットによって把持し、細かく破砕するようにしたものである。
【0003】
また、超音波プローブによって体腔内の結石を破砕しようとする場合、超音波プローブから遠ざかる方向に結石が逃げてしまって破砕されず、結石の破砕効率が落ちる原因になっていた。
【0004】
【特許文献1】
特公平6−38804号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は体腔内における処置対象物が超音波プローブから逃げてしまうことを防止し、処置対象物を超音波プローブで効率よく処置することが可能な超音波砕石装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、超音波振動を伝達する中空の伝達プローブと、この伝達プローブに接続可能な砕石用超音波発生部と、上記伝達プローブの中空部分に通すことが出来る極細伝達プローブと、この極細伝達プローブに接続可能な極細用超音波発生部とから成る超音波砕石装置である。
請求項2に係る発明は、極細伝達プローブの先端にバルーンが設けられている請求項1に記載の超音波砕石装置である。
請求項3に係る発明は、極細伝達プローブが中空構造になっていて、この中空部分が上記バルーン拡張用送気チャンネルとなっている請求項2に記載の超音波砕石装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る超音波砕石装置を第1図乃至第3図にもとづいて説明する。
【0008】
本実施形態に係る超音波砕石装置は把持部1を備える。この把持部1には振動子によって構成した砕石用超音波発生部2が内蔵されている。砕石用超音波発生部2には図示しないホーンを介して中空の伝達プローブ3が機械的に接続されている。砕石用超音波発生部2には給電コード4を通じて図示しない電源装置が接続される。砕石用超音波発生部2にて電源装置から砕石用超音波発生部2に供給される電気エネルギーを超音波振動に変換する。この超音波振動は中空の伝達プローブ3を伝わって先端の処置部まで達する。
【0009】
把持部1の砕石用超音波発生部2を前後方向へ直線的に貫通して形成した中空管路5が伝達プローブ3の中空孔3aと繋がり連通し、把持部1の中空管路5は把持部1に構成した吸引口7に接続し、この吸引口7には図示しない吸引チューブが接続される。吸引チューブは同じく図示しない吸引ポンプに接続される。
【0010】
また、把持部1の後端部には結石保持用の極細伝達プローブ8を挿入できるようにした挿入口9が設けられている。この挿入口9は上記砕石用超音波発生部2の中空管路5と連通している。挿入口9にはこれに極細伝達プローブ8を挿入した際においても空気漏れがないようにゴムキャップ部材(図示せず)等の封止手段が設けられている。この封止手段によって上記吸引口7からの吸引機能を阻害することを防止する。そして、図1に示すように、挿入口9から極細伝達プローブ8を差し込み、極細伝達プローブ8を把持部1の中空管路5から伝達プローブ3の中空孔3aを通じて伝達プローブ3の先端から前方へ突き出せるようになっている。
【0011】
また、極細伝達プローブ8の手元にはこれを超音波振動させるための極細用超音波発生部10を内蔵した把持部11が接続されている。この極細用超音波発生部10は給電コード12を通じて図示しない電源装置に接続されている。この電源装置から供給される電気エネルギーは極細用超音波発生部10にて超音波振動に変換される。超音波振動は極細伝達プローブ8に伝わってその先端の処置部に達する。
【0012】
次に、この超音波砕石装置を使用する場合について説明する。まず、超音波砕石装置の体腔内挿入部としての伝達プローブ3を体腔内に挿入する。この後、挿入口9から極細伝達プローブ8を挿入し、把持部1の中空管路5から伝達プローブ3の中空孔を通じて伝達プローブ3の先端から前方へ突き出す。
【0013】
そして、極細用超音波発生部10を駆動し、極細伝達プローブ8を超音波振動させながら結石13に押し当てると、極細伝達プローブ8は超音波振動しているため、図2に示すように、極細伝達プローブ8の先端部分が結石13に容易に刺入してゆき、結石13に埋め込まれる。極細伝達プローブ8の先端部分がある程度深く穿刺できた状態で、超音波振動を停止させると、極細伝達プローブ8に結石13が固定された状態になる。
【0014】
このように極細伝達プローブ8と結石13が固定的に連結した状態で、伝達プローブ3を超音波振動させながら前進させ、伝達プローブ3の先端を結石13に当てると、結石13を砕石できる。
【0015】
本実施形態に係る超音波砕石装置によれば、極細伝達プローブ8に結石13を固定でき、結石13を固定した状態で伝達プローブ3により超音波砕石を行うため、その処置対象物の結石13が処置時に伝達プローブ3から遠ざかる奧方向に逃げてしまうことがなく、結石13に超音波振動を効率よく与えることができ、結石13の破砕能力を高めることができる。
【0016】
尚、図3に示すように、極細伝達プローブ8の先端部外周14に例えば周回状の溝と周回状の山を交互に形成したり、ねじ状に形成したり、いわゆるギザギザ状の歯を設けるなど凹凸する外形状に加工すれば、極細伝達プローブ8に結石13を固定する固定力をより強く高めることができる。
【0017】
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る超音波砕石装置を第4図乃至第6図にもとづいて説明する。本実施形態は上記第1実施形態の結石保持用極細伝達プローブ8を変形した例であり、この他は前述した第1実施形態に係る超音波砕石装置のものと同様であるため、同じ構成物には同じ番号を付し、その同じ構成物の詳細な説明を省略する。
【0018】
本実施形態の極細伝達プローブ8は中空のパイプ状に形成したものを用い、極細用超音波発生部10を備えた把持部11の後端には図示しないシリンジを装着出来るシリンジ装着口15と、このシリンジ装着口15と極細伝達プローブ8の中空管路16との挿通の開閉を行う活栓部17が設けられている。
【0019】
また、図5に示すように、極細伝達プローブ8の先端部外周には伸縮性のバルーン18が設けられている。このバルーン18は極細伝達プローブ8の中空部19を通じて送られてくるエアーにて拡張することが出来る。
【0020】
この超音波砕石装置を使用する場合にはまず、図6に示すように、バルーン18を収縮しておき、この極細伝達プローブ8を超音波振動させながら結石13に穿刺し、バルーン18のある先端部分が結石13を突き抜けるまで差し込んでいく。その後、極細用超音波発生部10のシリンジ装着口15からシリンジにてエアーを送り込み、バルーン18を膨らませ、その後に活栓部17を閉にする。
【0021】
この膨らませたバルーン18にて結石13が処置用伝達プローブ3から遠ざかる奧に逃げることを防止することができる。このため、極細伝達プローブ8と結石13とをより確実に固定することが可能となる。この状態で中空の伝達プローブ3にて砕石を行う。
【0022】
尚、本実施形態では上記バルーン18が極細伝達プローブ8の中空部19の先端開口を含めて極細伝達プローブ8の先端部を覆うが、これに限らず、中空部19の先端開口を封止し、極細伝達プローブ8の先端部側壁に通孔を形成し、この通孔を通じてバルーン18内に連通させるようにしてもよい。この場合には極細伝達プローブ8の先端をバルーン18から先方へ露出する形に構成することができる。極細伝達プローブ8の先端を結石13に直接当てることができる。
【0023】
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態に係る超音波砕石装置を第7図及び第8図にもとづいて説明する。
【0024】
本実施形態は結石保持用の極細伝達プローブ8の先端部に設けるバルーン18の取り付け形態の変形例である。この他については前述した第1実施形態及び第2実施形態に係る超音波砕石装置のものと同様なので同じ構成物には同じ番号を付して同じ構成物の詳細な説明を省略する。
【0025】
本実施形態の極細伝達プローブ8には第2実施形態と同様に中空のパイプ状の部材を用いる。そして、図7に示すように、この極細伝達プローブ8の先端部における中空部19の内孔内に膨張可能な伸縮性のバルーン18を配置したものである。このバルーン18は通常、図7に示すように、中空部19内に引き込まれて収縮した状態で収納されているが、中空部19を通じて送り込むエアーにて拡張し、図8に示すように、極細伝達プローブ8の先端から外へ出て膨らむことができるようになっている。
【0026】
この超音波砕石装置を使用する場合には結石13に対し極細伝達プローブ8を超音波振動させながら穿刺し、バルーン18を収納した先端部分が結石13を突き抜けるまで差し込んでいく。その後、極細用超音波発生部10のシリンジ装着口15からシリンジにてエアーを送り込み、この後に活栓部17を閉にする。
【0027】
エアーをバルーン18に送り込むことにより、バルーン18は図8に示すように極細伝達プローブ8の先端から外へ出て膨らむ。このバルーン18によって結石13が極細伝達プローブ8から抜けず、極細伝達プローブ8に対し結石13を確実に固定できる。処置用の伝達プローブ3から遠ざかる奥へ奧に結石13が逃げることを防止でき、この状態で中空の伝達プローブ3にて砕石を行う。
【0028】
本実施形態では極細伝達プローブ8を結石13に差し込んでいくとき、バルーン18が中空部内にしまい込めるので、結石13等との擦れでバルーン18に傷がつく心配がない。
【0029】
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態に係る超音波砕石装置を図9にもとづいて説明する。本実施形態は上記結石処置用の伝達プローブ3を変形した例であり、この他は前述した第1実施形態に係る超音波砕石装置のものと同様なので、同じ構成物には同じ番号を付し、その同じ構成物の詳細な説明を省略する。
【0030】
本実施形態では把持部1に設ける吸引口7と挿入口9の位置を置き換えた形式のものである。すなわち吸引口7が把持部1の後端部分に設置され、挿入口9が把持部1の側部に設けられている。もちろん、吸引口7と挿入口9はいずれも把持部1の中空管路5に連通している。また、極細伝達プローブ8自体は側方の挿入口9から挿入できるようにより軟性なプローブとして形成されている。
【0031】
本実施形態に係る超音波砕石装置の使用方法は前述した第1実施形態の場合と同様であるが、中空の伝達プローブ3から吸引口7までの中空管路5からなる吸引管路が直線状になっている。このため、吸引する破砕した結石13がその吸引管路中で詰りにくくなる。
【0032】
次に、図10乃至図13にもとづいて、尿管スコープ20と組み合わせて使用する処置具としての把持具21を説明する。
尿管スコープ20は手元操作部22と尿管に挿入出来る挿入部23を備え、この手元操作部22には内視鏡用光源装置24に接続可能なライトガイドケーブル25が設けられている。上記把持具21はステープルをシースから放出できるようにしたものであり、シース手元側に設けられた操作機構手段によって操作されるようになっている。
【0033】
上記把持具21は図10に示すように把持操作部26と上記尿管スコープ20のチャンネルに挿通できるようにした可撓性シース状の挿入部27を備える。把持具21の挿入部27における最先端に位置してステープル係着部28が設けられ、ステープル係着部28の直後位置にはステープル締付け具29が設けられている。ステープル係着部28にはステープル30が着脱自在に装着される。
【0034】
図12に示すように、ステープル30はCの字状に形成された線材によって構成され、この線材の両端部分は結石13に噛み付く爪30aとなっている。ステープル30の爪30aは通常広く開いた状態にある。ステープル30は開いた両端の爪30aの部分が把持具21の挿入部27における最先端から突き出した状態で、上記ステープル係着部28に装着される。ステープル締付け具29はステープル30の中間部分を受け止める筒状部材によって構成される。ステープル30の中間部分を決まった姿勢で受け止める部分を定めることによってステープル30を決まった向きで取り付けることができるようになっている。
【0035】
また、ステープル30の中間部分には牽引操作用のワイヤ31の先端が締結されている。このワイヤ31は把持具21の挿入部27に形成された挿通孔32を通じて把持操作部26に導かれ、牽引操作装置に連結されている。牽引操作装置は例えばノブ33または回転ハンドルを操作させることにより回転するドラム(図示せず)を有しており、このドラムにワイヤ31を巻き込むことにより、そのワイヤ31を牽引できるようになっている。このワイヤ31を牽引することにより、ステープル締付け具29に係合してステープル係着部28に装着した状態にあるステープル30の中間部分が引き込まれる。この結果、そのステープル30の中間部分が変形し、開いていた両端の爪30aの部分を閉じることが出来る。
【0036】
この把持具21を使用する場合には図11に示すように、尿管スコープ20の挿入部23を尿管41内に挿入し、結石13が存在する位置まで到達させる。
【0037】
ついで、図12に示すように、ステープル30を装着した把持具21の挿入部27を上記尿管スコープ20のチャンネルを通じて結石13の存在する尿管41内の位置まで導き、把持具21の挿入部23における先端部に装着したステープル30を結石13に近づけて突き当てる。
【0038】
ここで、把持操作部26のノブ33または回転ハンドルを操作することによりワイヤ31を引くと、ステープル係着部28に装着してあったステープル30の中間部分がステープル締付け具29によって変形し、広く開いていた両端の爪30aが結石13に噛み付くように閉じ、ステープル30は結石13に係着する。
【0039】
次に、ステープル30はワイヤ31によって引っ張られ、ステープル締付け具29によってステープル30が結石13に対して噛み付くように締め付けた状態で尿管スコープ20ごと尿管41から引き抜く。このことで尿管41から結石13を膀胱内または体外に取り出すことが出来る。
【0040】
本例によれば、結石13が腎臓方向に逃げてしまわずに確実に把持し、除去することが出来る。
【0041】
次に、上記同様、尿管スコープ20と組み合わせて使用する他の形式の把持具50について、図14乃至図16にもとづいて説明する。図14に示すように把持具50は把持操作部51と上記尿管スコープ20のチャンネルに挿通できるようにした可撓性の挿入部としての軟性で中空の伝達パイプ52を備える。この把持具50の伝達パイプ52における最先端にはステープル係着部54が設けられている。このステープル係着部54にはステープル55が着脱自在に装着される。
【0042】
ステープル55はいわゆるギザギザ状の歯を設けるなど凹凸する外形状に加工した杭からなり、このステープル55の基端には上記ワイヤ56を締結するリング57が形成されている。
【0043】
図15に示すように、ステープル55は尖った先端部分を伝達パイプ52の先端から突き出してステープル係着部54に対し着脱自在に装着される。また、図14に示すように、ステープル55のリング57に連結したワイヤ56は把持具50の軟性で長尺な伝達パイプ52内に形成したチャンネル58を通り、把持具50の把持操作部51に導かれ、さらに把持操作部51を突き抜けて手元側に導出している。ワイヤ56手元端には操作摘み59が接続され、この操作摘み59によってワイヤ56を引くことができるようになっている。
【0044】
図14に示すように、把持具50の把持操作部51には衝撃振動発生部60が設けられている。衝撃振動発生部60で発生した衝撃振動は上記伝達パイプ52を介してステープル係着部54に装着したステープル55に伝えられる。
上記衝撃振動発生部60は給電コード61を通じて外部の電源装置62に接続される。
【0045】
この把持具50を使用する場合には前述した図11に示すように尿管スコープ20の挿入部23を尿管41内に挿入し、結石13が存在する位置まで到達させた上で、上記尿管スコープ20のチャンネルを通じてステープル55を装着した把持具50の伝達パイプ52の先端部分を結石13の存在する尿管41内に突き出す(図15を参照)。
【0046】
次に、伝達パイプ52の先端に保持された杭状のステープル55を結石13に当接する。ここで、衝撃振動発生部60を駆動し、伝達パイプ52を通じて衝撃振動発生部60により生じた衝撃振動を杭状のステープル55に伝達する。ステープル55は振動することにより結石13に喰い込む(図16を参照)。その後にワイヤ56を手元側へ引っ張り、結石13を保持した状態で、スコープ20ごと尿管41から引き抜く。このことで結石13を体外または膀胱内まで取り出すことが出来る。
【0047】
本例によれば、結石13が腎臓方向に逃げてしまわずに確実に喰いつかせ、尿管41から結石13を除去することが出来る。
【0048】
<付記>
1.尿管内に存在する結石を処置する細長の処置具であって、
尿管内に挿入するための細長のシースと、
そのシースの先端に設けられた、シースの挿入方向に向かって把持動作するステープルと、
そのステープルをシースから放出する、上記シース手元側に設けられた操作機構手段と、
を具備し、尿管内に存在する結石に、ステープルを掛けて結石を取り出すようにした結石処置具。
2.ステープルに予めワイヤを取り付けておき、そのステープルを結石にかけたらそのワイヤを引くことにより結石を取り出すようにした第1項に記載の結石処置具。
3.尿管内に存在する結石を処置する細長の処置具であって、
尿管内に挿入するための細長のシースと、
そのシースの先端に設けられた、シースの挿入方向に進退移動可能で結石に打ち込むステープル手段と、
そのステープルを結石に向かって打ち込み、ステープルを引っ掛けて結石を取り出すようにした結石処置具。
4.ステープルに予めワイヤを取り付けておき、そのステープルを結石にかけたらそのワイヤを引くことにより結石を取り出すようにした第3項に記載の結石処置具。
5.ステープルを結石に打ち込む手段は衝撃波によりステープルを振動させるものやステープルにねじ溝の凹凸が切ってあり、その凹凸部を結石にねじ込む第3項または第4項に記載のもの。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、体腔内における処置対象物が超音波プローブから逃げてしまうことを防止し、処置対象物を超音波プローブで効率よく処置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る超音波砕石装置の斜視図である。
【図2】同第1実施形態に係る超音波砕石装置の使用状態の説明図である。
【図3】同第1実施形態に係る超音波砕石装置の極細伝達プローブの側面図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る超音波砕石装置の斜視図である。
【図5】同第2実施形態に係る超音波砕石装置の極細伝達プローブの斜視図である。
【図6】同第2実施形態に係る超音波砕石装置の使用状態の説明図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る超音波砕石装置の極細伝達プローブにおける先端部の縦断面図である。
【図8】同第3実施形態に係る超音波砕石装置の使用状態の説明図である。
【図9】本発明の第4実施形態に係る超音波砕石装置の斜視図である。
【図10】尿管スコープと組み合わせて使用する処置具の斜視図である。
【図11】上記処置具の使用例の説明図である。
【図12】上記処置具の使用例の説明図である。
【図13】上記処置具の使用例の説明図である。
【図14】尿管スコープと組み合わせて使用する他の処置具の斜視図である。
【図15】上記処置具の使用例の説明図である。
【図16】上記処置具の使用例の説明図である。
【符号の説明】
1…把持部
2…砕石用超音波発生部
3…極細伝達プローブ
5…中空管路
7…吸引口
8…極細伝達プローブ
9…挿入口
10…極細用超音波発生部
11…把持部
13…結石
15…シリンジ装着口
20…尿管スコープ
21…把持具
22…手元操作部
23…挿入部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an ultrasonic lithotripter for treating an object such as a calculus existing in a body cavity such as a kidney, a ureter or a bladder by ultrasonic vibration.
[0002]
[Prior art]
BACKGROUND ART Conventionally, there are various surgical instruments for crushing and removing stones formed in the bladder and the ureter by transurethral approach (for example, see Patent Document 1). The surgical instrument disclosed in Patent Literature 1 crushes coral stones attached to the kidney with an ultrasonic probe, holds the stones crushed from the kidneys with a basket, and crushes the stones finely.
[0003]
Further, when trying to crush a calculus in a body cavity with an ultrasonic probe, the calculus escapes in a direction away from the ultrasonic probe and is not crushed, which causes a reduction in crushing efficiency of the calculus.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. 6-38804
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide an ultrasonic lithotripter capable of preventing a treatment target in a body cavity from escaping from an ultrasonic probe and efficiently treating the treatment target with an ultrasonic probe. .
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is a hollow transmission probe that transmits ultrasonic vibration, an ultrasonic generator for crushed stone that can be connected to the transmission probe, and an ultrafine transmission probe that can pass through the hollow portion of the transmission probe. And an ultrafine ultrasonic generator which can be connected to the ultrafine transmission probe.
The invention according to
The invention according to
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
(1st Embodiment)
An ultrasonic lithotripter according to a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0008]
The ultrasonic lithotripter according to the present embodiment includes a gripper 1. The gripping unit 1 has a built-in
[0009]
A
[0010]
In addition, an
[0011]
In addition, a
[0012]
Next, a case where this ultrasonic lithotripter is used will be described. First, the
[0013]
Then, when the ultrafine
[0014]
When the
[0015]
According to the ultrasonic lithotripter according to the present embodiment, the
[0016]
As shown in FIG. 3, for example, a circumferential groove and a circumferential peak are alternately formed on the
[0017]
(2nd Embodiment)
An ultrasonic lithotripter according to a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. This embodiment is a modified example of the
[0018]
The
[0019]
As shown in FIG. 5, an
[0020]
When this ultrasonic lithotripter is used, first, as shown in FIG. 6, the
[0021]
The
[0022]
In the present embodiment, the
[0023]
(Third embodiment)
An ultrasonic lithotripter according to a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 7 and 8.
[0024]
This embodiment is a modified example of a mounting form of a
[0025]
As in the second embodiment, a hollow pipe-shaped member is used for the
[0026]
When this ultrasonic lithotripter is used, the
[0027]
By sending the air into the
[0028]
In the present embodiment, when the
[0029]
(Fourth embodiment)
An ultrasonic lithotripter according to a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. This embodiment is an example in which the
[0030]
In the present embodiment, the position of the suction port 7 and the position of the
[0031]
The method of using the ultrasonic lithotripter according to the present embodiment is the same as that of the first embodiment described above, except that the suction pipe composed of the
[0032]
Next, a grasping
The
[0033]
As shown in FIG. 10, the
[0034]
As shown in FIG. 12, the
[0035]
Further, the tip of a
[0036]
When this gripping
[0037]
Next, as shown in FIG. 12, the
[0038]
Here, when the
[0039]
Next, the
[0040]
According to this example, the
[0041]
Next, similarly to the above, another type of gripping
[0042]
The staple 55 is made of a pile processed into an irregular shape such as providing jagged teeth, and a
[0043]
As shown in FIG. 15, the staple 55 protrudes from the distal end of the
[0044]
As shown in FIG. 14, an impact
The
[0045]
When the gripping
[0046]
Next, the pile-shaped
[0047]
According to this example, the
[0048]
<Appendix>
1. An elongated treatment tool for treating stones present in the ureter,
An elongated sheath for insertion into the ureter;
A staple provided at the distal end of the sheath and operating to grip in the sheath insertion direction;
Operating mechanism means provided on the sheath hand side to discharge the staple from the sheath,
A calculus treatment tool comprising: a staple applied to a calculus existing in the ureter to take out the calculus.
2. 2. The calculus treatment device according to claim 1, wherein a wire is attached to the staple in advance, and the staple is applied to the calculus, and the calculus is taken out by pulling the wire.
3. An elongated treatment tool for treating stones present in the ureter,
An elongated sheath for insertion into the ureter;
Staple means provided at the distal end of the sheath, which can move forward and backward in the insertion direction of the sheath and drive into a calculus,
A calculus treatment tool in which the staple is driven toward a calculus and the staple is hooked to remove the calculus.
4. 4. The calculus treatment device according to
5. The means for driving a staple into a calculus is a means for vibrating a staple by a shock wave or a staple in which irregularities of a thread groove are cut, and the irregularities are screwed into the calculus.
[0049]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to prevent the treatment target in the body cavity from escaping from the ultrasonic probe, and to efficiently treat the treatment target with the ultrasonic probe.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an ultrasonic lithotripter according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram of a use state of the ultrasonic lithotripter according to the first embodiment.
FIG. 3 is a side view of an ultrafine transmission probe of the ultrasonic lithotripter according to the first embodiment.
FIG. 4 is a perspective view of an ultrasonic lithotripter according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view of an ultrafine transmission probe of the ultrasonic lithotripter according to the second embodiment.
FIG. 6 is an explanatory diagram of a use state of the ultrasonic lithotripter according to the second embodiment.
FIG. 7 is a longitudinal sectional view of a distal end portion of an ultrafine transmission probe of an ultrasonic lithotripter according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 8 is an explanatory diagram of a use state of the ultrasonic lithotripter according to the third embodiment.
FIG. 9 is a perspective view of an ultrasonic lithotripter according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a perspective view of a treatment tool used in combination with a ureteroscope.
FIG. 11 is an explanatory diagram of a usage example of the treatment tool.
FIG. 12 is an explanatory diagram of a usage example of the treatment tool.
FIG. 13 is an explanatory diagram of a usage example of the treatment tool.
FIG. 14 is a perspective view of another treatment tool used in combination with a ureteroscope.
FIG. 15 is an explanatory diagram of a usage example of the treatment tool.
FIG. 16 is an explanatory diagram of a usage example of the treatment tool.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ...
Claims (3)
この伝達プローブに接続可能な砕石用超音波発生部と、
上記伝達プローブの中空部分に通すことが出来る極細伝達プローブと、
この極細伝達プローブに接続可能な極細用超音波発生部と
から成る超音波砕石装置。A hollow transmission probe for transmitting ultrasonic vibrations,
An ultrasonic generator for crushed stone that can be connected to the transmission probe,
An ultra-fine transmission probe that can pass through the hollow portion of the transmission probe,
An ultrasonic lithotripter comprising an ultrafine ultrasonic generator that can be connected to the ultrafine transmission probe.
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JP2008289876A (en) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Olympus Medical Systems Corp | Ultrasonic treatment apparatus |
JP2019533519A (en) * | 2016-10-26 | 2019-11-21 | レ ソルシオン メディカール サウンドバイト インコーポレイテッド | Catheter device for sending mechanical waves |
-
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- 2002-10-17 JP JP2002303398A patent/JP2004135877A/en not_active Withdrawn
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