JP2004135613A - 照明装置 - Google Patents

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JP2004135613A
JP2004135613A JP2002305182A JP2002305182A JP2004135613A JP 2004135613 A JP2004135613 A JP 2004135613A JP 2002305182 A JP2002305182 A JP 2002305182A JP 2002305182 A JP2002305182 A JP 2002305182A JP 2004135613 A JP2004135613 A JP 2004135613A
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Toshiro Nishimura
西村 俊郎
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Abstract

【課題】この発明は、軽量で、かつ光照射が前面で均一になるような、蛍光灯の反射材支持構造を提供することを目的とする。
【解決手段】この発明の照明装置は、複数の蛍光灯の背面に反射材を設けた照明装置において、断面が略三角形状の長尺アングルを、該長尺アングルの断面の頂点が上記蛍光灯長手方向の後方に対向するように配置し、該長尺アングル間に反射材を張り巡らせる。さらに、上記反射材が、微細気泡を含有する熱可塑性ポリエステル発泡体からなり、また前記反射材が、前記長尺アングル間に弛ませて張られており、該反射材の断面が略放物線状の曲面となっている。また、前記蛍光灯が蛍光管の中間部分で保持され、前記照明装置が、水耕栽培用の照明装置である。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の蛍光灯の背面に反射材を設けた照明装置、特に人工光源により、野菜類や花、草等を水耕栽培する植物栽培装置に用いるのに適した照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の蛍光灯の背面に反射材を設けた照明装置は、特開2000−56715号公報に示されるような内照式電飾看板等に用いられている。この内照式電飾看板において、国際公開公報WO97/01117号に示されるような、平均気泡径50μm以下の微細気泡を含有する熱可塑性ポリエステル発泡体からなる反射材が用いられ、照明が均一になるように工夫されている。熱可塑性ポリエステル発泡体は、アルミ等の金属製反射板に比較し、非常に軽量である特性を有する。
【0003】
このような内照式電飾看板等において、表面は透明な散乱板等を設けているが、内部からの照明が均一でないと外部から見て照明にムラが生じてしまい、看板全体が均一に光らないので好ましくない。特に、蛍光灯の部分とその間隙の反射材のみの部分との明暗が問題となる。
【0004】
従来の照明装置の反射構造は、図8,図9に上記従来の反射材を設けた照明装置の構造をします。図8は反射材の構造であり、図9は、これを用いた上記従来の照明装置の断面構造図を示す。図8,図9に示す如く、蛍光灯と蛍光灯の間に反射材の角部21がくる構造であり、蛍光灯の裏部22は平坦となっている。しかも、上記角部と平坦部との間の傾斜部25の角度は小さい。すなわち、平坦部22及び傾斜部25の反射光は、蛍光灯23の前面に集中する反射構造になっている。これを内照式電飾看板に用いた場合、拡散キャップ26や乳半アクリル板からなる拡散板24が設けられてはいるが、蛍光灯の正面部分は明るく、蛍光灯と蛍光灯の間は暗くなって、該拡散板上では照明光のムラができてしまう。
【0005】
また、従来、天然土壌と太陽光線を利用しないで植物を生育させる水耕栽培装置は数々知られている。
例えば、特開平11−155373号公報は、同じ出願人の提案した植物栽培装置に関するものである。上記した従来の発明は、水耕栽培の光源として蛍光灯を使用し、必要に応じて栽培室内の雰囲気を、炭酸ガスの濃度を500ppm以上、好ましくは1,000 〜5,000ppmに維持するようにしたものである。この栽培装置は、空調された建屋内に設置される大規模水耕栽培装置であって、その栽培室内部は四方を反射材で覆って、光照射効率を上げている。従って、蛍光灯の背後も反射材を設けて光照射の効率を良くしているが、上記栽培装置は空間効率や光照射効率を考えると、なるべく照明装置が育成植物に接近することが望ましい。しかし、あまり接近しすぎると葉の表面が焼けるチップ・バーン減少が起きてしまい、商品価値が失われてしまう。
【0006】
従って、光照射にムラがあると、その強い照射の部分でチップ・バーンが起きてしまうので、蛍光灯前面の光照射はなるべく均一であることが望ましい。
また、上記水耕栽培装置は、高さ10m位の建屋内に数段の高さで積み上げられる大がかりなものであるので、照明装置はなるべく軽量のものが望ましい。さらには、数段積み上げられた水耕装置の内、上段の装置から水漏れ等が生じた時、下段の装置に水がかかることもあり、各装置の電源線やコネクタの部分は装置の支持部材から直接水が伝わらない構造が望ましい。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−56715号公報
【特許文献2】
国際公開公報WO97/01117号
【特許文献3】
特開平11−155373号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上記照明装置の課題を解決するものであって、軽量で、かつ光照射が前面で均一になるような、蛍光灯の反射材支持構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明の照明装置は、複数の蛍光灯の背面に反射材を設けた照明装置において、断面が略三角形状の長尺アングルを、該長尺アングルの断面の頂点が上記蛍光灯長手方向の後方に対向するように配置し、該長尺アングル間に反射材を張り巡らせたことを特徴とする。
【0010】
さらに、上記反射材が、平均気泡径50μm以下の微細気泡を含有する熱可塑性ポリエステル発泡体からなり、あるいは、前記反射材が、前記長尺アングル間に弛ませて張られており、該反射材の断面が略放物線状の曲面となっていることを特徴とする。
【0011】
また、前記蛍光灯が蛍光管の中間部分で保持され、蛍光灯端部の電極及び電源線が直接支持部材に接していないことを特徴とする。
また、前記照明装置が、水耕栽培用の照明装置であることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を図面の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1,図2に、本発明の照明装置の部分分解斜視図を示す。なお、図2は、反射材を取り付ける前の状態を示す。図1,図2において、蛍光灯1は、断面が略三角形状の長尺アングル2によって支持されており、該蛍光灯の支持構造は該長尺アングルの取り付けられた基台4から延伸する蛍光灯支持部材5に嵌挿されて支持される。該支持部材4,5は、上記長尺アングルの断面の頂点が上記蛍光灯長手方向の後方に対向するように配置されており、該長尺アングル間には反射材3が張られている。
【0013】
該反射材3は、前記長尺アングル間に適度に弛ませて張られており、該反射材の断面は略放物線状の曲面となっている。図3に、該反射材の取り付け断面図を示す。図3に示される如く、各反射材3は、長尺アングル2に端面をボルト7等によって固着される。長尺アングル2は、図2,図4に示される如く、支柱6,6‘に固定されており、前記蛍光灯1を各長尺アングル上の取り付け部材5に嵌挿支持することによって、全体として照明装置の基本構造ができあがる。上から見た全体構造の骨組みが、図5に示される。なお、図4,図5は、反射材3は、図4においては右側、図5においては下側のみに張られており、蛍光灯1は図4,図5において一本だけ取り付けられているといったように、部分取り付け状態を示す。
【0014】
反射材は、アルミ箔等を貼り付けた板材でもよいが、ここでは平均気泡径50μm以下の微細気泡を含有する熱可塑性ポリエステル発泡体が推奨される。該ポリエステル発泡体は、詳細は国際公開公報WO97/01117号に示されており、軽量で反射効率がよく、発泡体自体で反射するので、張り合わせ積層構造を必要としない。
【0015】
この発明の反射構造を有する照明装置は、図6に示すように、照明装置の正面方向の光照射が均一になる。すなわち、図6において、蛍光灯1からの直接光は蛍光灯前面の直下で最大となるが、反射材による反射光は、前記の如くアングル間に適宜弛ませた反射材3により、上記蛍光灯と蛍光灯の間の箇所に集光しやすくなり、前記直接光と加算された照明装置前面における光照射は、従来より均一になる。
【0016】
以上のことを、従来の照明装置と比較すると、以下のとおりである。
前述の如く、従来の照明装置の反射構造は、図9に示す如く、蛍光灯と蛍光灯の間に反射材の角部21がくる構造であり、蛍光灯の正面部分は明るく、蛍光灯と蛍光灯の間は暗くなって、蛍光灯前面での照明光にムラができてしまい、光照射が均一でない。
【0017】
特に、水耕栽培の照明装置に用いる場合は、照明効率の点から上記拡散キャップや拡散板24は設けられていない。このことは、図6に示されるように、植物が成長して蛍光灯の前面に伸びてきた場合に問題となる。すなわち、蛍光灯1と植物の先端はなるべく近い方が光照射効率がよいが、部分的にチップ・バーンを起こすとその箇所でのチップ・バーンを起こさない最短距離が蛍光灯と植物の接近し得る最短距離となってしまうので、光照射の一番強いところをチップバーンを起こさない植物の成長後の先端位置になるように空間配置をする必要がある。従って、照明光は照明装置の前面でムラがなく均一になるのが、上記植物との距離を最短に空間配置できるので光照射の効率が最大となる。
【0018】
この発明の反射構造は、この均一な照明光を実現するのに最適である。
一方、内照式電飾看板においても、照明装置の前面での照射光が均一になれば、ムラがあったときに比較し、きれいで見やすく、商品価値が上がる。この均一な照明光は、他の照明装置にも用いられ、その用途は広い。
【0019】
次に、この発明の照明装置においては、特に水耕栽培装置に用いられる場合のように水を使い、漏水により蛍光灯の電源部分に水がかかって漏電を起こす危険を防止するため、前記蛍光灯の支持構造が工夫されている。すなわち、図1,図2に示される如く、前記蛍光灯が蛍光管の中間部分5で保持され、蛍光灯端部10及び電極11や電源線が直接支持部材に接していない。また、通常の蛍光灯照明のように、電極部分10は、何らの支持構造を持たない。このようにすることにより、水耕栽培装置においては図6のように図1,図2の構造を上下逆にして水耕栽培装置内の天井につるす構造であるが、仮にアングル4等から漏水が伝わってきても、電極部分11は宙に浮いている構造なので、該漏水は支持部分5から真下に落ちていく。すなわち、支持部分5から電極11の間は距離があるので、漏電の危険性が小さくなる。
【0020】
【発明の効果】
以上、この発明の照明装置は、複数の蛍光灯の背面に反射材を設けた照明装置において、断面が略三角形状の長尺アングルを、該長尺アングルの断面の頂点が上記蛍光灯長手方向の後方に対向するように配置し、該長尺アングル間に反射材を張り巡らせたことにより、さらには前記反射材が前記長尺アングル間に弛ませて張られており、該反射材の断面が略放物線状の曲面となっていることにより、照明装置前面の照明光を均一にする効果がある。
【0021】
また、上記反射材として平均気泡径50μm以下の微細気泡を含有する熱可塑性ポリエステル発泡体を用いることにより、非常に軽量であり、水耕栽培装置のような多数の照明装置を複数段積み重ねて用いる場合の建築構造を軽量にすることができる。また、前記蛍光灯が蛍光管の中間部分で保持され、蛍光灯端部の電極及び電源線が直接支持部材に接していないことにより、万一漏水灯の事故の際も電極に水が掛かる危険も少なく、安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の照明装置の全体斜視図を示すものである。
【図2】この発明の照明装置の他の角度から見た部分分解構造図を示すものである。
【図3】この発明の照明装置の断面構造図を示すものである。
【図4】この発明の照明装置の骨組みの上面図を示すものである。
【図5】上記骨組への蛍光灯の取り付け状態を示す図である。
【図6】この発明の照明装置の光照射の説明図を示すものである。
【図7】この発明の照明装置の蛍光灯の支持構造図を示すものである。
【図8】従来の反射材の構造図を示す。
【図9】従来の照明装置の構造図を示す。
【符号の説明】
1   蛍光灯
2   アングル
3   反射材
4,5   支持部材
6   支材

Claims (5)

  1. 複数の蛍光灯の背面に反射材を設けた照明装置において、
    断面が略三角形状の長尺アングルを、該長尺アングルの断面の頂点が上記蛍光灯長手方向の後方に対向するように配置し、該長尺アングル間に反射材を張り巡らせたことを特徴とする照明装置。
  2. 前記反射材が、平均気泡径50μm以下の微細気泡を含有する熱可塑性ポリエステル発泡体からなることを特徴とする前記請求項1記載の照明装置。
  3. 前記反射材が、前記長尺アングル間に弛ませて張られており、該反射材の断面が略放物線状の曲面となっていることを特徴とする前記請求項1または2記載の照明装置。
  4. 前記蛍光灯が蛍光管の中間部分で保持され、蛍光灯端部の電極及び電源線が直接支持部材に接していないことを特徴とする前記請求項1〜3の内、いずれか1項記載の照明装置。
  5. 前記照明装置が、水耕栽培用の照明装置であることを特徴とする前記請求項1〜4の内、いずれか1項に記載の照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013099261A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Tokuju Kogyo Co Ltd 植物栽培用の照明装置
JP2013143961A (ja) * 2008-11-14 2013-07-25 Toshiro Ito 照明器具および照明器具を用いた照明システム

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