JP2004134219A - Discharge bulb for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、ヘッドランプ等の車両用灯具の光源として用いられる車両用放電バルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両用放電バルブは、一般に、例えば「特許文献1」に記載されているように、放電空間を形成する発光管部の前後方向両側に、1対の棒状電極がその先端部を放電空間に突出させるようにして対向配置されてなるアークチューブと、このアークチューブを筒状に囲むようにして前後方向に延びるとともに前後方向両端部においてアークチューブに溶着されたシュラウドガラスと、このシュラウドガラスの後端部を固定支持する絶縁プラグとを備えた構成となっている。
【0003】
そして、この車両用放電バルブにおいては、絶縁プラグの中心軸線であるプラグ軸が該車両用放電バルブを車両用灯具に装着する際のバルブ基準軸として設定されている。また、この車両用放電バルブにおいては、両棒状電極の中心軸線である電極軸およびシュラウドガラスの中心軸線であるシュラウドガラス軸が、いずれもプラグ軸と同軸となるように設定されている。
【0004】
一方、「特許文献2」の図1には、オーバヘッドプロジェクタ等に用いられる放電バルブにおいて、1対の棒状電極の先端部が斜め下方へ折り曲げられた構成のものが記載されている。
【0005】
【特許文献1】
特許第3095416号公報
【特許文献2】
特開平9−17388号公報
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車両用放電バルブをヘッドランプ等の車両用灯具に装着する場合には、両棒状電極間の中心位置をリフレクタの焦点に位置させるのが一般的であるが、「特許文献1」に記載された車両用放電バルブにおいては、点灯時に両棒状電極間に生じるアークが上方へ湾曲するいわゆるアーク曲がりが発生するので、アーク中心がリフレクタの焦点から上方にずれてしまい、このため車両用灯具の配光制御を精度よく行うことが難しくなってしまう、という問題がある。
【0006】
なお「特許文献1」に記載された車両用放電バルブは、その放電空間の形状が電極軸を中心軸とする略円筒状に設定されているので、アークは発光管部の上部内面に沿って形成されることとなり、これによりアーク曲がりをある程度矯正することが可能であるが、アークの熱によって発光管部に失透が発生しやすくなってしまう、という問題がある。
【0007】
これに対し「特許文献2」に記載された放電バルブのように、両棒状電極の先端部を斜め下方へ折り曲げた放電バルブを車両用放電バルブとして用いるようにすれば、アークの発生位置を下方へ変位させてアーク中心をリフレクタの焦点に近づけることが可能となる。したがって、アーク形状が変形しにくくなるようにするために放電空間の形状を電極軸を中心軸とする略楕円球面状に設定した場合においても、車両用灯具の配光制御を容易化することが可能となる。
【0008】
しかしながら、このように両棒状電極の先端部を斜め下方へ折り曲げるようにした場合には、アークチューブを製造する際、ガラス管内に棒状電極を挿入する作業が難しくなり、このため製造コストが高くなってしまう、という問題がある。また、両棒状電極の先端部を正確に対向配置させることも容易でなく、このため車両用灯具の配光制御を精度よく行うことが別の観点から難しくなってしまう、という問題がある。
【0009】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、発光管部に失透が発生してしまうおそれを低減した上で、製造コストを低減することができるとともに車両用灯具の配光制御を容易化することができる車両用放電バルブを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、放電空間の形状を電極軸を中心軸とする略楕円球面状に設定した上で、電極軸をバルブ基準軸となるプラグ軸の下方に変位させることにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0011】
すなわち、本願発明に係る車両用放電バルブは、
放電空間を形成する発光管部の前後方向両側に、1対の棒状電極が該棒状電極の先端部を上記放電空間に突出させるようにして対向配置されてなるアークチューブと、このアークチューブを筒状に囲むようにして前後方向に延びるとともに前後方向両端部において上記アークチューブに溶着されたシュラウドガラスと、このシュラウドガラスの後端部を固定支持する絶縁プラグと、を備えてなる車両用放電バルブにおいて、
上記放電空間の形状が、上記両棒状電極の中心軸線である電極軸を中心軸とする略楕円球面状に設定されており、
上記電極軸の位置が、上記絶縁プラグの中心軸線であるプラグ軸に対して下方に変位した位置に設定されている、ことを特徴とするものである。
【0012】
上記構成において、電極軸の位置をプラグ軸に対して下方に変位した位置に設定するための具体的構成については特に限定されるものではない。
【0013】
また上記構成において、プラグ軸に対する電極軸の下方変位量は特に限定されるものではないが、0.2mm以上の値に設定することが好ましく、0.3mm以上の値に設定することがより好ましく、0.4mm以上の値に設定することがさらに好ましい。
【0014】
【発明の作用効果】
上記構成に示すように、本願発明に係る車両用放電バルブは、その放電空間の形状が電極軸を中心軸とする略楕円球面状に設定されるとともに、その電極軸の位置がプラグ軸に対して下方に変位した位置に設定されているので、次のような作用効果を得ることができる。
【0015】
すなわち、放電空間の形状を略楕円球面状に設定することにより、アーク形状が発光管部の上部内面によって変形されにくくなるようにすることができ、これによりアークの熱で発光管部に失透が発生してしまうおそれを低減することができる。
【0016】
また、電極軸の位置をプラグ軸に対して下方に変位した位置に設定することにより、その分だけアークの発生位置を下方へ変位させることができるので、アーク中心をプラグ軸に近づけることができ、これによりアーク中心を車両用灯具のリフレクタの焦点に近づけることが可能となる。しかもこれを、従来のように両棒状電極の先端部を斜め下方へ折り曲げることなく実現することができる。
【0017】
したがって本願発明によれば、車両用放電バルブにおいて、その発光管部に失透が発生してしまうおそれを低減した上で、その製造コストを低減することができるとともに車両用灯具の配光制御を容易化することができる。
【0018】
上記構成において、電極軸の位置をプラグ軸に対して下方に変位した位置に設定するための具体的構成が特に限定されないことは上述したとおりであるが、シュラウドガラス軸の位置をプラグ軸に対して下方に変位した位置に設定するようにすれば、電極軸をプラグ軸の下方に変位させることが容易に可能となる。
【0019】
その際、シュラウドガラスの後端部に、絶縁プラグの前端面に対して上下方向にスライドし得るように構成されたスライダ金具を固定しておき、このスライダ金具を絶縁プラグに固定することによりシュラウドガラスの固定支持を行うようにすれば、シュラウドガラス軸をプラグ軸の下方に比較的大きく変位させることが容易に可能となる。
【0020】
また、このようにした場合において、電極軸の位置をシュラウドガラス軸に対して下方に変位した位置に設定するようにすれば、電極軸をプラグ軸に対してさらに下方に変位させることが可能となる。
【0021】
その際、車両用放電バルブの設計時に電極軸を意図的にシュラウドガラス軸の下方に変位させておくようにしてもよいし、あるいは、車両用放電バルブの設計上は電極軸とシュラウドガラス軸とを同軸に設定しておいた場合においても、実際にアークチューブとシュラウドガラスとが溶着されたときには電極軸とシュラウドガラス軸との間に多少の軸ずれが不可避的に発生することに鑑み、電極軸をシュラウドガラス軸に対して下方に偏心させるようにした状態でシュラウドガラスを絶縁プラグに固定するようにしてもよい。
【0022】
ところで、車両用放電バルブの中には、ロービーム用配光パターンのカットオフラインを形成するため、シュラウドガラスの外周面の左右両側に前後方向に帯状に延びる1対の遮光膜が形成された構成のものもある。このような車両用放電バルブにおいて、両遮光膜の上端縁の位置を、プラグ軸から上方に0.2mm以上離れた位置において該プラグ軸と平行に延びる軸線と同じ高さの第1の位置と、この第1の位置と上記軸線に関して上側の中心角が略195°をなす第2の位置とに設定するようにすれば、アーク中心がプラグ軸と一致する位置まで(すなわちリフレクタの焦点と一致し得る位置まで)は電極軸を下方に変位させることができない場合においても、両遮光膜の上端縁の位置をアーク中心を通る軸線を基準軸として設定することができ、これによりカットオフラインの明瞭化を図ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
【0024】
図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用放電バルブ10を示す側断面図であり、図2は、図1のII−II 線断面詳細図であり、図3は、図1のIII 部詳細図であり、図4は、図3のIV−IV 線断面詳細図である。
【0025】
これらの図に示すように、本実施形態に係る車両用放電バルブ10は、ヘッドランプ等の車両用灯具に装着される放電バルブであって、前後方向に延びるアークチューブユニット12と、このアークチューブユニット12の後端部を固定支持する絶縁プラグ14とを備えてなっている。アークチューブユニット12は、アークチューブ16と、このアークチューブ16を円筒状に囲むシュラウドガラス18とが一体的に形成されてなっている。
【0026】
この車両用放電バルブ10においては、絶縁プラグ14の中心軸線として前後方向に延びるプラグ軸Axoが、該車両用放電バルブ10を車両用灯具に装着する際のバルブ基準軸として設定されている。また、この車両用放電バルブ10においては、シュラウドガラス18の中心軸線として前後方向に延びるシュラウドガラス軸Ax1の位置が、プラグ軸Axoに対して下方に変位した位置に設定されている。本実施形態においては、プラグ軸Axoに対するシュラウドガラス軸Ax1の下方変位量d1が、d1=0.4mm程度の値に設定されている。
【0027】
アークチューブ16は、細長円筒形の石英ガラス管を加工してなるアークチューブ本体20と、このアークチューブ本体20内に埋設された前後1対の電極アッセンブリ22A、22Bとからなっている。
【0028】
アークチューブ本体20は、前後方向中間部に発光管部20aが膨出形成されるとともにその前後両側にピンチシール部20b1、20b2が形成されてなり、その発光管部20a内には、不活性ガスおよび発光物質が封入された放電空間24が形成されている。このアークチューブ本体20における両ピンチシール部20b1、20b2の前後両側部位は円筒部20c1、20c2のまま残されているが、後方側の円筒部20c2には円環状のフランジ部20dが形成されている。
【0029】
各電極アッセンブリ22A、22Bは、タングステン製の棒状電極26A、26Bとモリブデン製のリード線28A、28Bとがモリブデン製の金属箔30A、30Bを介して連結固定されてなり、各ピンチシール部20b1、20b2においてアークチューブ本体20にピンチシールされている。その際、各金属箔30A、30Bは、すべてピンチシール部20b1、20b2内に埋設されているが、各棒状電極26A、26Bは、同一直線上において前後方向に延びており、その先端部を前後両側から放電空間24に突出させるようにして対向配置されている。そしてこれにより、車両用放電バルブ10の点灯時、両棒状電極26A、26Bの先端部間に、図3および4に示すようなアーク32を形成するようになっている。
【0030】
本実施形態においては、両棒状電極26A、26Bの中心軸線である電極軸Ax2の位置が、シュラウドガラス軸Ax1と同軸となる位置に設定されている。また、放電空間24の形状は、電極軸Ax2を中心軸とする略楕円球面状に設定されており、これによりアーク32のアーク形状が発光管部20aの上部内面によって変形されないようにしている。このとき、両棒状電極26A、26B間の中心位置においてアーク32の断面中央に位置するアーク中心32oは、電極軸Ax2に対して0.63mm程度上方に位置している。
【0031】
シュラウドガラス18は、紫外線カット等を目的とするドープ剤が含まれた円筒状の石英ガラス管からなり、その前後両端部18a、18bにおいてアークチューブ本体20の円筒部20c1およびフランジ部20dと溶着されている。
【0032】
シュラウドガラス18の後端部外周面には金属バンド36が固定されており、この金属バンド36にはスライダ金具38がレーザ溶接等により連結固定されている。このスライダ金具38は、該スライダ金具38に金属バンド36を係合させた状態で、該スライダ金具38の後端面を基準面にしてアークチューブユニット12の第1次アライニングを行った後に、金属バンド36との連結固定が行われるようになっている。
【0033】
絶縁プラグ14は、絶縁プラグ本体40の前端部に金属製のベースプレート42が一体成形されてなっている。このベースプレート42には、アークチューブユニット12側のスライダ金具38がレーザ溶接等により連結固定されている。その際、ベースプレート42はスライダ金具38と鉛直面内において面接触で当接するようになっており、これによりアークチューブユニット12の第2次アライニングを行った上での連結固定を行い得るようになっている。そして、この第2次アライニングの際、スライダ金具38をベースプレート42に対して上下方向にスライド調整することにより、シュラウドガラス軸Ax1の位置をプラグ軸Axoに対して下方に変位した位置に設定するようになっている。
【0034】
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
【0035】
本実施形態に係る車両用放電バルブ10は、その放電空間24の形状が電極軸Ax2を中心軸とする略楕円球面状に設定されるとともに、電極軸Ax2の位置がプラグ軸Axoに対して下方に変位した位置に設定されているので、次のような作用効果を得ることができる。
【0036】
すなわち、放電空間24の形状を略楕円球面状に設定することにより、アーク形状が発光管部20aの上部内面によって変形されにくくなるようにすることができ、これによりアーク32の熱で発光管部20aに失透が発生してしまうおそれを低減することができる。
【0037】
また、電極軸Ax2の位置をプラグ軸Axoに対して下方に変位した位置に設定することにより、その分だけアーク32の発生位置を下方へ変位させることができるので、アーク中心32oをプラグ軸Axoに近づけることができ、これによりアーク中心32oを図示しない車両用灯具のリフレクタの焦点に近づけることが可能となる。しかもこれを、従来のように両棒状電極の先端部を斜め下方へ折り曲げることなく実現することができる。
【0038】
したがって本実施形態によれば、車両用放電バルブ10において、その発光管部20aに失透が発生してしまうおそれを低減した上で、その製造コストを低減することができるとともに車両用灯具の配光制御を容易化することができる。
【0039】
特に本実施形態においては、シュラウドガラス軸Ax1の位置がプラグ軸Axoに対して下方に変位した位置に設定されているので、シュラウドガラス軸Ax1と同軸の電極軸Ax2をプラグ軸Axoの下方に変位させることが容易に可能となる。
【0040】
また、本実施形態に係る車両用放電バルブ10においては、シュラウドガラス18の後端部18bに、絶縁プラグ14の前端面を構成するベースプレート42の表面に対して上下方向にスライドし得るように構成されたスライダ金具38が金属バンド36を介して固定されており、このスライダ金具38をベースプレート42に固定することによりシュラウドガラス18の固定支持を行うように構成されているので、シュラウドガラス軸Ax1をプラグ軸Axoの下方に比較的大きく変位させることが容易に可能となる。
【0041】
なお本実施形態においては、プラグ軸Axoに対するシュラウドガラス軸Ax1の下方変位量d1が、d1=0.4mm程度の値に設定されているものとして説明したが、この下方変位量d1をさらに大きくしてアーク中心32oをプラグ軸Axoに一層近づけるようにすることも可能である。
【0042】
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
【0043】
上記実施形態に係る車両用放電バルブ10は、その設計上は電極軸Ax2をシュラウドガラス軸Ax1と同軸に設定しておいた場合においても、実際にアークチューブ16とシュラウドガラス18とが溶着されたときには、電極軸Ax2とシュラウドガラス軸Ax1との間には多少の軸ずれが不可避的に発生する。
【0044】
そこで、図5および6に示すように、電極軸Ax2の偏心位置がシュラウドガラス軸Ax1の真下になるようにした状態でシュラウドガラス18を絶縁プラグ14に固定するようにすれば、アーク32の発生位置をさらに下方へ変位させることができ、これによりアーク中心32oをプラグ軸Axoに一層近づけることができる。
【0045】
この場合におけるシュラウドガラス軸Ax1に対する電極軸Ax2の下方変位量d2は、製造上のバラツキの範囲内の値となるが、具体的にはd2=0.0〜0.4mm程度の値となる。
【0046】
その際、電極軸Ax2の偏心位置がシュラウドガラス軸Ax1の真下になるように調整する作業は、上記第1次アライニングの際、アークチューブユニット12をスライダ金具38に対してシュラウドガラス軸Ax回りに回転させることにより行うことができる。
【0047】
なお、このようにする代わりに、車両用放電バルブ10の設計時に、電極軸Ax2の位置を意図的にシュラウドガラス軸Ax1の下方に変位した位置に設定しておくようにしてもよい。
【0048】
次に、上記実施形態の他の変形例について説明する。
【0049】
図7は、本変形例に係る車両用放電バルブ50を示す側面図であり、図8は、図7のVIII−VIII 線断面詳細図である。
【0050】
この車両用放電バルブ50は、その基本的な構成は上記実施形態の車両用放電バルブ10と同様であるが、シュラウドガラス18の外周面の左右両側に、前後方向に帯状に延びる1対の遮光膜52、54およびこれら遮光膜52、54をその後端部において連結する遮光膜56が形成されている点で、上記実施形態の車両用放電バルブ10とは異なっている。
【0051】
両遮光膜52、54は、ロービーム用配光パターンのカットオフラインを形成するためのものであって、プラグ軸Axoから上方に離れた位置において該プラグ軸Axoと平行に延びる軸線Ax3を基準にして形成されている。
【0052】
すなわち、水平カットオフラインを形成するための左側の遮光膜52の上端縁52aの位置は、軸線Ax3と同じ高さに設定されており、斜めカットオフラインを形成するための右側の遮光膜54の上端縁54aの位置は、左側の遮光膜52の上端縁52aの位置と軸線Ax3に関して上側の中心角が195°をなす位置に設定されている。
【0053】
その際、プラグ軸Axoに対する軸線Ax3の上方変位量d3は、d3=0.2mm以上の値に設定されている。本実施形態においては、d3=0.23mm程度の値に設定されている。ここで0.23mmという値は、アーク中心32oが電極軸Ax2に対して0.63mm程度上方に位置しており、プラグ軸Axoに対するシュラウドガラス軸Ax1および電極軸Ax2の下方変位量d1がd1=0.4mm程度の値に設定されていることから、軸線Ax3がアーク中心32oを通るようにするため、両者の差である0.63mm−0.4mm=0.23mmとして設定したものである。
【0054】
このように遮光膜52、54を形成することにより、アーク中心32oがプラグ軸Axoと一致する位置まで(すなわちリフレクタの焦点と一致し得る位置まで)は電極軸Ax2を下方に変位させることができない場合においても、両遮光膜52、54の上端縁52a、54aの位置を、アーク中心32oを通る軸線Ax3を基準軸として設定することができ、これによりカットオフラインの明瞭化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る放電バルブを示す側断面図
【図2】図1のII−II 線断面詳細図
【図3】図1のIII 部詳細図
【図4】図3のIV−IV 線断面詳細図
【図5】上記実施形態の変形例を示す、図3と同様の図
【図6】上記変形例を示す、図4と同様の図
【図7】上記実施形態の他の変形例に係る車両用放電バルブを示す側面図
【図8】図7のVIII−VIII 線断面詳細図
【符号の説明】
10、50 放電バルブ
12 アークチューブユニット
14 絶縁プラグ
16 アークチューブ
18 シュラウドガラス
18a 前端部
18b 後端部
20 アークチューブ本体
20a 発光管部
20b1、20b2 ピンチシール部
20c1、20c2 円筒部
20d フランジ部
22A、22B 電極アッセンブリ
24 放電空間
26A、26B 棒状電極
28A、28B リード線
30A、30B 金属箔
32 アーク
32o アーク中心
36 金属バンド
38 スライダ金具
40 絶縁プラグ
42 ベースプレート
52、54、56 遮光膜
Axo プラグ軸
Ax1 シュラウドガラス軸
Ax2 電極軸
Ax3 軸線[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle discharge bulb used as a light source of a vehicle lamp such as a headlamp.
[0002]
[Prior art]
Generally, as described in Patent Document 1, for example, a vehicular discharge bulb has a pair of rod-shaped electrodes protruding at its distal end into the discharge space on both front and rear sides of an arc tube forming a discharge space. An arc tube which is disposed so as to face the arc tube, a shroud glass which extends in the front-rear direction so as to surround the arc tube in a cylindrical shape, and is welded to the arc tube at both ends in the front-rear direction, and a rear end of the shroud glass. The structure includes an insulating plug that is fixed and supported.
[0003]
In this vehicle discharge bulb, the plug axis, which is the center axis of the insulating plug, is set as a valve reference axis when the vehicle discharge bulb is mounted on a vehicle lamp. Further, in this vehicle discharge bulb, the electrode axis, which is the central axis of both rod-shaped electrodes, and the shroud glass axis, which is the central axis of the shroud glass, are both set to be coaxial with the plug axis.
[0004]
On the other hand, FIG. 1 of “Patent Document 2” describes a discharge bulb used for an overhead projector or the like, in which a pair of rod-shaped electrodes are configured such that tips are bent obliquely downward.
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 3095416 [Patent Document 2]
JP-A-9-17388 [Problems to be Solved by the Invention]
By the way, when a vehicle discharge bulb is mounted on a vehicle lamp such as a headlamp, the center position between both rod-shaped electrodes is generally located at the focal point of the reflector. In such a discharge lamp for a vehicle, an arc generated between the two rod-shaped electrodes at the time of lighting causes a so-called arc bend to occur upward, so that the arc center is shifted upward from the focal point of the reflector. There is a problem that it is difficult to perform light distribution control with high accuracy.
[0006]
In the discharge bulb for a vehicle described in Patent Document 1, the shape of the discharge space is set to a substantially cylindrical shape with the electrode axis as the central axis, so that the arc extends along the upper inner surface of the arc tube portion. Thus, arc bending can be corrected to some extent, but there is a problem that devitrification tends to occur in the arc tube portion due to heat of the arc.
[0007]
On the other hand, if a discharge bulb in which the ends of both rod-shaped electrodes are bent obliquely downward as in a discharge bulb described in Patent Document 2 is used as a discharge bulb for a vehicle, the arc generation position can be lowered. To make the center of the arc closer to the focal point of the reflector. Therefore, even when the shape of the discharge space is set to a substantially elliptical spherical shape with the electrode axis as the central axis in order to make the arc shape difficult to deform, the light distribution control of the vehicle lamp can be facilitated. It becomes possible.
[0008]
However, when the tip portions of both rod-shaped electrodes are bent obliquely downward as described above, it is difficult to insert the rod-shaped electrodes into the glass tube when manufacturing the arc tube, which increases the production cost. Problem. Further, it is not easy to accurately dispose the tip portions of both rod-shaped electrodes to face each other, and therefore, there is a problem that it is difficult to control the light distribution of the vehicle lamp with high accuracy from another viewpoint.
[0009]
The present invention has been made in view of such circumstances, and reduces the risk of devitrification occurring in the arc tube portion, can reduce the manufacturing cost, and distributes the vehicular lamp. It is an object of the present invention to provide a vehicular discharge bulb capable of facilitating light control.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The present invention achieves the above object by setting the shape of the discharge space to a substantially elliptical spherical shape with the electrode axis as the center axis, and then displacing the electrode axis below a plug axis serving as a valve reference axis. It was made.
[0011]
That is, the discharge valve for a vehicle according to the present invention is:
An arc tube in which a pair of rod-shaped electrodes are arranged on both sides in the front-rear direction of an arc tube part forming a discharge space so as to make the tip end of the rod-shaped electrode protrude into the discharge space; A vehicle discharge bulb comprising: a shroud glass that extends in the front-rear direction and is welded to the arc tube at both ends in the front-rear direction so as to surround the shroud glass, and an insulating plug that fixedly supports the rear end of the shroud glass.
The shape of the discharge space is set to a substantially elliptical spherical shape with the center axis being the electrode axis which is the center axis of the two rod-shaped electrodes,
The position of the electrode shaft is set at a position displaced downward with respect to a plug shaft which is a center axis of the insulating plug.
[0012]
In the above configuration, the specific configuration for setting the position of the electrode axis to a position displaced downward with respect to the plug axis is not particularly limited.
[0013]
Further, in the above configuration, the downward displacement amount of the electrode axis with respect to the plug axis is not particularly limited, but is preferably set to a value of 0.2 mm or more, and more preferably to a value of 0.3 mm or more. , 0.4 mm or more.
[0014]
Operation and Effect of the Invention
As shown in the above configuration, in the vehicle discharge bulb according to the present invention, the shape of the discharge space is set to a substantially elliptical spherical shape with the electrode axis as the central axis, and the position of the electrode axis is relative to the plug axis. Since it is set at a position displaced downward, the following operation and effect can be obtained.
[0015]
That is, by setting the shape of the discharge space to a substantially elliptical spherical shape, it is possible to make the arc shape less likely to be deformed by the upper inner surface of the arc tube portion. Can be reduced.
[0016]
In addition, by setting the position of the electrode axis to a position displaced downward with respect to the plug axis, the arc generation position can be displaced downward by that amount, so that the arc center can be brought closer to the plug axis. This makes it possible to bring the arc center closer to the focal point of the reflector of the vehicle lamp. Moreover, this can be realized without bending the tip portions of both rod-shaped electrodes obliquely downward as in the related art.
[0017]
Therefore, according to the present invention, it is possible to reduce the manufacturing cost of the vehicular discharge bulb while reducing the possibility of devitrification occurring in the arc tube portion, and to control the light distribution of the vehicular lamp. It can be facilitated.
[0018]
In the above configuration, as described above, the specific configuration for setting the position of the electrode axis to a position displaced downward with respect to the plug axis is not particularly limited, but the position of the shroud glass axis is set relative to the plug axis. If the electrode shaft is set at a position displaced downward, the electrode shaft can be easily displaced below the plug shaft.
[0019]
At this time, a slider fitting configured to be slidable in the vertical direction with respect to the front end face of the insulating plug is fixed to the rear end of the shroud glass, and the slider fitting is fixed to the insulating plug so that the shroud is fixed. If the glass is fixedly supported, the shroud glass shaft can be easily displaced relatively largely below the plug shaft.
[0020]
In such a case, if the position of the electrode shaft is set to a position displaced downward with respect to the shroud glass axis, the electrode shaft can be displaced further downward with respect to the plug axis. Become.
[0021]
At that time, the electrode axis may be intentionally displaced below the shroud glass axis when designing the vehicle discharge bulb, or the electrode axis and the shroud glass axis may be designed in accordance with the design of the vehicle discharge bulb. When the arc tube and the shroud glass are actually welded, even if the arc tube and the shroud glass are actually welded, in consideration of the fact that a slight axis shift occurs inevitably between the electrode axis and the shroud glass axis, The shroud glass may be fixed to the insulating plug in a state where the shaft is eccentric downward with respect to the shroud glass shaft.
[0022]
By the way, in order to form a cut-off line of a light distribution pattern for a low beam, a pair of light-shielding films extending in a front-rear direction on both right and left sides of an outer peripheral surface of a shroud glass are formed in a discharge bulb for a vehicle. There are also things. In such a vehicle discharge bulb, the positions of the upper edges of both light-shielding films are aligned with a first position having the same height as an axis extending parallel to the plug axis at a position separated from the plug axis by 0.2 mm or more. By setting the first position and the second position having an upper central angle of about 195 ° with respect to the axis, it is possible to reach a position where the arc center coincides with the plug axis (that is, one point with the focal point of the reflector). Even if the electrode axis cannot be displaced downward, the position of the upper edge of both light-shielding films can be set with the axis passing through the center of the arc as the reference axis. Can be achieved.
[0023]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0024]
FIG. 1 is a side sectional view showing a
[0025]
As shown in these figures, a
[0026]
In the
[0027]
The
[0028]
The arc tube
[0029]
Each of the
[0030]
In the present embodiment, the position of the electrode axis Ax2, which is the center axis of both rod-shaped
[0031]
The
[0032]
A
[0033]
The insulating
[0034]
Next, the operation and effect of the present embodiment will be described.
[0035]
In the
[0036]
That is, by setting the shape of the
[0037]
Further, by setting the position of the electrode axis Ax2 to a position displaced downward with respect to the plug axis Axo, the position where the
[0038]
Therefore, according to this embodiment, in the
[0039]
In particular, in this embodiment, since the position of the shroud glass axis Ax1 is set to a position displaced downward with respect to the plug axis Axo, the electrode axis Ax2 coaxial with the shroud glass axis Ax1 is displaced below the plug axis Axo. It becomes possible easily.
[0040]
Further, in the
[0041]
In the present embodiment, the downward displacement d1 of the shroud glass axis Ax1 with respect to the plug axis Axo has been described as being set to a value of about d1 = 0.4 mm, but the downward displacement d1 is further increased. It is also possible to make the arc center 32o closer to the plug axis Axo.
[0042]
Next, a modified example of the above embodiment will be described.
[0043]
The
[0044]
Therefore, as shown in FIGS. 5 and 6, if the
[0045]
In this case, the downward displacement d2 of the electrode axis Ax2 with respect to the shroud glass axis Ax1 is a value within the range of manufacturing variation, but specifically, d2 = about 0.0 to 0.4 mm.
[0046]
At this time, the work of adjusting the eccentric position of the electrode axis Ax2 to be directly below the shroud glass axis Ax1 is performed by rotating the
[0047]
Instead of doing so, when the
[0048]
Next, another modified example of the above embodiment will be described.
[0049]
FIG. 7 is a side view showing a
[0050]
The
[0051]
The two light-shielding
[0052]
That is, the position of the
[0053]
At this time, the upward displacement d3 of the axis Ax3 with respect to the plug axis Axo is set to a value of d3 = 0.2 mm or more. In the present embodiment, d3 is set to a value of about 0.23 mm. Here, the value of 0.23 mm means that the arc center 32o is located about 0.63 mm above the electrode axis Ax2, and the downward displacement d1 of the shroud glass axis Ax1 and the electrode axis Ax2 with respect to the plug axis Axo is d1 = Since the value is set to about 0.4 mm, the difference between the two is set to 0.63 mm-0.4 mm = 0.23 mm so that the axis Ax3 passes through the arc center 32o.
[0054]
By forming the
[Brief description of the drawings]
1 is a side sectional view showing a discharge bulb according to an embodiment of the present invention; FIG. 2 is a detailed sectional view taken along line II-II of FIG. 1; FIG. 3 is a detailed view of part III of FIG. 1; FIG. 5 is a view similar to FIG. 3, showing a modification of the above embodiment. FIG. 6 is a view similar to FIG. 4, showing a modification of the above embodiment. FIG. FIG. 8 is a side view showing a vehicle discharge bulb according to another modification of the embodiment. FIG. 8 is a detailed sectional view taken along line VIII-VIII of FIG.
10, 50
Claims (5)
上記放電空間の形状が、上記両棒状電極の中心軸線である電極軸を中心軸とする略楕円球面状に設定されており、
上記電極軸の位置が、上記絶縁プラグの中心軸線であるプラグ軸に対して下方に変位した位置に設定されている、ことを特徴とする車両用放電バルブ。An arc tube in which a pair of rod-shaped electrodes are arranged on both sides in the front-rear direction of an arc tube part forming a discharge space so as to make the tip end of the rod-shaped electrode protrude into the discharge space; A vehicle discharge bulb comprising: a shroud glass that extends in the front-rear direction and is welded to the arc tube at both ends in the front-rear direction so as to surround the shroud glass, and an insulating plug that fixedly supports the rear end of the shroud glass.
The shape of the discharge space is set to a substantially elliptical spherical shape with the center axis being the electrode axis which is the center axis of the two rod-shaped electrodes,
A discharge valve for a vehicle, wherein a position of the electrode shaft is set at a position displaced downward with respect to a plug shaft which is a center axis of the insulating plug.
上記絶縁プラグによる上記シュラウドガラスの固定支持が、上記スライダ金具を上記絶縁プラグに固定することにより行われている、ことを特徴とする請求項2記載の車両用放電バルブ。At the rear end of the shroud glass, a slider fitting configured to be able to slide vertically with respect to the front end face of the insulating plug is fixed,
3. The vehicle discharge valve according to claim 2, wherein the fixed support of the shroud glass by the insulating plug is performed by fixing the slider fitting to the insulating plug.
これら両遮光膜の上端縁の位置が、上記プラグ軸から上方に0.2mm以上離れた位置において該プラグ軸と平行に延びる軸線と同じ高さの第1の位置と、この第1の位置と上記軸線に関して上側の中心角が略195°をなす第2の位置とに設定されている、ことを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の車両用放電バルブ。A pair of light-shielding films extending in a band shape in the front-rear direction are formed on both left and right sides of the outer peripheral surface of the shroud glass,
The positions of the upper edges of these light-shielding films are at a first position at the same height as an axis extending parallel to the plug axis at a position separated from the plug axis by 0.2 mm or more, and the first position. The vehicle discharge bulb according to any one of claims 1 to 4, wherein an upper central angle with respect to the axis is set to a second position forming approximately 195 °.
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