JP2004130862A

JP2004130862A - Front end panel

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Publication number: JP2004130862A
Application number: JP2002295277A
Authority: JP
Inventors: Toshiharu Watanabe; 渡辺　年春; Naohisa Kamiyama; 神山　直久; Shinji Araki; 荒木　伸二; Osamu Ito; 伊藤　修; Toshio Ohashi; 大橋　利男; Nobuyasu Suematsu; 末松　伸康
Original assignee: Calsonic Kansei Corp
Current assignee: Marelli Corp
Priority date: 2002-10-08
Filing date: 2002-10-08
Publication date: 2004-04-30
Anticipated expiration: 2022-10-08
Also published as: JP4083529B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a front end panel structured so that its control amplifier does not protrude from a radiator core panel and capable of enhancing the heat radiation effect of the control amplifier. <P>SOLUTION: The control amplifier 11 is installed on the vertical wall part 9 formed facing down from the radiator core panel 8. Collision of the air stream to a radiation part 12 of the control amplifier 11 is strengthened by changing the direction of the air stream of the air flowing backward inside the first aeration passage A into an air stream flowing downward inside a second passage B, and the radiation effect of the control amplifier 11 is enhanced. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、冷却が必要な制御アンプを取付けるフロントエンドパネルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
エンジンルームの前方には、熱交換器が前面に組み付けられ且つファン付きの開口部が形成されたファンシュラウドと、該ファンシュラウドの上端で車幅方向に沿うラジコアパネルとを合成樹脂で一体成形したフロントエンドパネルが設けられる。ファンは車速風が期待できない車両停止時等に空気を強制的に熱交換器に導いて放熱性能を高めるためのものである。
【０００３】
そして、エンジンルーム内には、ファンシュラウドのファンや、ヘッドランプ等の電気機器を制御するための制御アンプが設置されており、この制御アンプも電子性能維持のために冷却する必要がある。この制御アンプの冷却は、熱交換器を通過した温度の高い空気でなく、熱交換器を通過しない温度の低い空気で冷却する必要がある。そのため、熱交換器上端部とラジコアパネルとの間に通気路を形成し、制御アンプをラジコアパネルに形成した開口に上側から取付けて、該制御アンプの下面に形成された放熱部を通気路内に臨ませている（例えば、特許文献１参照）。
【０００４】
【特許文献１】
特開２００１−１９９３６４号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、制御アンプがラジコアパネルの上面から突出した状態になるため、制御アンプの出っ張りにより、車体前部の上下寸法が大きくなり、周辺構造の設計的自由度が制限される。
【０００６】
また、通気路内に臨まされた制御アンプの放熱面（下面）が、通気路内の空気の流れ方向に沿った状態のため、放熱面に対する空気流の当たりが弱く、放熱面を大きくしないと、十分な放熱効果が得られない。
【０００７】
この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、制御アンプがラジコアパネルから上方へ突出せず、また制御アンプの放熱効果を高めることができるフロントエンドパネルを提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
請求項１に記載の発明は、熱交換器が前面に組み付けられ且つファン用の開口部が形成されたファンシュラウドと、該ファンシュラウドの上端で車幅方向に沿うラジコアパネルとを有するフロントエンドパネルであって、前記熱交換器の上方に前後方向に沿う第１通気路を形成し、ラジコアパネルから熱交換器上端部の後方に位置する縦壁部を下向きに形成して、該縦壁部と熱交換器上端部との間に、上下方向に沿う第２通路を形成し、第１通気路の後端を閉塞し且つ第２通路の上端と連通した状態にすると共に、縦壁部に制御アンプの放熱部を第２通路内に臨ませた状態で取付けたことを特徴とする。
【０００９】
請求項１に記載の発明によれば、制御アンプをラジコアパネルから下向きに形成した縦壁部に取付けたため、制御アンプがラジコアパネルの上方に突出しない。
【００１０】
請求項２に記載の発明は、制御アンプの放熱部を、第１通気路の後端から第２通路に架かるコーナー部に配置したことを特徴とする。
【００１１】
請求項２に記載の発明によれば、第１通気路内で後方へ流れる空気流の方向を、第２通路内で下方へ流れる空気流に変えることで、縦壁部に前向き状態で取付けられた制御アンプの放熱部に対する空気流の当たりが強くなり、制御アンプの放熱効果を高めることができる。
【００１２】
請求項３に記載の発明は、ラジコアパネルの上方にカバーパネルを形成して、該ラジコアパネルとカバーパネルとの間に第１通気路を形成すると共に、該第１通気路の後端をカバーパネルとラジコアパネルとの連結部で閉塞し、ラジコアパネルに第１通気路と第２通路とを連通させる通気口を形成したことを特徴とする。
【００１３】
請求項３に記載の発明によれば、ラジコアパネルの上方にカバーパネルが配され、そのラジコアパネルとカバーパネルとの間に第１通気路が形成される車体構造でも、ラジコアパネルに通気口を形成することにより、第１通気路と第２通路とを連通させることができる。
【００１４】
請求項４に記載の発明は、ラジコアパネルと熱交換器上端部との間に後方に開放した第１通気路を形成し、第１通気路の後端を縦壁部に取付けた制御アンプの放熱部で閉塞したことを特徴とする。
【００１５】
請求項４に記載の発明によれば、ラジコアパネルと熱交換器上端部との間に形成された第１通気路の後端を、縦壁部に取付けた制御アンプの放熱部で閉塞したため、第１通気路内で後方に流れる空気流を、制御アンプの放熱部に対して直接且つ直角に当てることができ、制御アンプの放熱効果を更に高めることができる。
【００１６】
請求項５に記載の発明は、第２通路の下端を閉塞すると共に、ファンシュラウドにエンジン吸気ダクトと接続する筒状の接続口を形成し、該接続口を第２通路の下端と連通した状態にしたことを特徴とする。
【００１７】
請求項５に記載の発明によれば、第２通路の下端と連通した状態の接続口が、エンジン吸気ダクトにより吸引されるため、第１通気路及び第２通路内に導入される空気量が増し、制御アンプの放熱効果を更に高めることができる。
【００１８】
請求項６に記載の発明は、第２通路の下端を、ファンにより強制吸引されるファンシュラウドと熱交換器との間の負圧空間に連通させたことを特徴とする。
【００１９】
請求項６に記載の発明によれば、第２通路の下端を、ファンシュラウドと熱交換器との間の負圧空間に連通させたため、空気をファンの力で強力に引くことができ、制御アンプの放熱効果を更に高めることができる。
【００２０】
請求項７に記載の発明は、制御アンプの温度が所定値よりも高いか、消費電力が所定値よりも多い場合に、ファンの回転数を上げるようにしたことを特徴とする。
【００２１】
請求項７に記載の発明によれば、ファンの回転数を制御アンプの温度や消費電力（発熱量）に応じて制御するため、熱交換器の冷却とは独立した制御アンプ独自の放熱制御を行うことができる。
【００２２】
請求項８に記載の発明は、第１通気路に後端を閉塞しないエンジン吸気路を形成すると共に、該エンジン吸気路を開閉する第１切替ドアを設け、第２通路の下端をファンにより強制吸引されるファンシュラウドと熱交換器との間の負圧空間に連通させ、且つファンシュラウドに形成したエンジン吸気ダクトと接続する筒状の接続口を第２通路に連通させると共に、第２通路の下端と接続口との開閉を交互に切り替える第２切替ドアを設け、第２切替ドアで接続口を開放する場合は、第１切替ドアでエンジン吸気路を閉塞し、第２切替ドアで第２通路の下端を開放する場合は、第１切替ドアでエンジン吸気路を開放することを特徴とする。
【００２３】
請求項８に記載の発明によれば、エンジン吸気とファン吸気を切り替えることができるため、エンジン吸気で制御アンプの冷却用空気量が不足する場合はファン吸気にすることができる。ファン吸気を行う場合も、エンジン吸気路は開放されるため、エンジン吸気ダクトへの空気の供給は確保される。また、エンジン吸気を行う場合は、第１通気路及び第２通路への吸気量を増やすため、エンジン吸気路側は閉塞される。
【００２４】
請求項９に記載の発明は、ファンシュラウドが概略長方形を成し、その中の開口部が円形で、制御アンプがファンシュラウドの角部付近に取付けられることを特徴とする。
【００２５】
請求項９に記載の発明によれば、ファンシュラウドの平面領域を広く確保できる角部に制御アンプを取付けるようにしたため、制御アンプを取付けるための切欠の形成が容易である。
【００２６】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好ましい実施形態を図面に基づいて複数説明する。尚、各実施形態において、共通する部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【００２７】
図１〜図３は、この発明の第１実施形態を示す図である。熱交換器の一例であるラジエータ１は、エンジン冷却水を循環して冷却するもので、エンジンルームの前端に設置されている。ラジエータ１の前方には、エアコン用のコンデンサ２が設置されている。
【００２８】
ラジエータ１は、合成樹脂一体成型品であるフロントエンドパネルＰのファンシュラウド３の前面に組み付けられる。ファンシュラウド３は概略長方形で、左右に円形の開口部４が形成されている。開口部４にはステー５にて支持された電動のファン６が設けられている。従って、このファン６を回転させることで、ラジエータ１とファンシュラウド３との間を負圧空間Ｓにして、空気を強制的にコンデンサ２及びラジエータ１に通過させる。この空気の通過により、ラジエータ１及びコンデンサ２が放熱により冷却される。
【００２９】
ラジエータ１の上端部には、上部タンク７が形成されている。フロントエンドパネルＰにおけるファンシュラウド３の上端には、上部タンク７の上方で車幅方向に沿うラジコアパネル８が一体形成されている。ラジコアパネル８の右端には、その後端から下方へ曲折した縦壁部９が形成されている。縦壁部９は上部タンク７の後方に位置し、上部タンク７との間には所定の間隔が確保されている。
【００３０】
縦壁部９には、上部が後述する第１通気路Ａに臨むように切欠１０（図３参照）が形成され、該切欠１０内に制御アンプ１１の放熱部１２が後側から挿入されて取付けられている。ラジコアパネル８の上面部には、切欠１０に連続する通気口１３が形成されている。通気口１３の前縁は、傾斜面１４になっている。
【００３１】
ラジコアパネル８の上方には、更に車幅方向に沿うカバーパネル１５が所定間隔を介して一体成形されている。そして、ラジコアパネル８とカバーパネル１５との間に前後方向に沿う第１通気路Ａを形成している。この第１通気路Ａの後端はラジコアパネル８とカバーパネル１５との連結部１６により閉塞されている。
【００３２】
そして、上部タンク７と、制御アンプ１１を取付けた縦壁部９との間には、上下方向に沿う第２通路Ｂが形成される。第１通気路Ａと第２通路Ｂとは、ラジコアパネル８に形成された通気口１３により連通している。縦壁部９に取付けられた制御アンプ１１の放熱部１２は、第１通気路Ａの後端から第２通路Ｂに架けたコーナー部で縦壁部９の切欠１０から第２通路Ｂの内部に臨まされた状態となる。
【００３３】
ファンシュラウド３における切欠１０の下方には、筒状の接続口１８が形成されている。切欠１０や接続口１８の位置は、ファンシュラウド３において、円形の開口部４から離れた状態で、平面領域を広く確保できる角部に設定されているため、これらの切欠１０や接続口１８の形成が容易である。
【００３４】
このように形成された接続口１８は、第２通路Ｂの下端に連通しており、第２通路Ｂの下端は、上部タンク７に当接するシール部１９により閉塞されている。接続口１８には、エンジンに空気を供給するためのエンジン吸気ダクト２０が接続される。
【００３５】
車両走行時のラム圧及びエンジン吸気ダクト２０からのエンジン吸気により、空気をまず第１通気路Ａ内に後向きの流れとして導入し、それから第２通路Ｂを流れる下向きの流れに変え、更に第２通路Ｂの下端で再び後向きの流れに変えて、接続口１８からエンジン吸気ダクト２０へ空気を導入することができる。通気口１３の前縁に傾斜面１４が形成されているため、第１通気路Ａから第２通路Ｂへの流れの変換がスムーズである。また、放熱部１２は、空気流れに沿う方向に延びたフィン形状であれば、放熱部１２に当たった流れをより一層下方へガイドすることができる。
【００３６】
このように、第１通気路Ａ内で後方へ流れる空気流の方向を、第２通路Ｂ内で下方へ流れる空気流に変えることで、縦壁部９に前向き状態で取付けられた制御アンプ１１の放熱部１２に対する空気流の当たりが強くなり、制御アンプ１１の放熱効果が向上する。
【００３７】
また、制御アンプ１１をラジコアパネル８から下向きに形成した縦壁部９に取付けたため、制御アンプ１１がラジコアパネル８の上方に大きく突出しない。そのため、車体前部の上下寸法が大きくならず、カバーパネル１５を含めた周辺構造の設計的自由度に影響を与えない。
【００３８】
更に、第２通路Ｂと、ファンシュラウド３内の負圧空間Ｓとは、接続口１８の下部から延長したシール部１９により区画されているため、接続口１８からエンジン吸気ダクト２０へ向かう空気が、ファン６による負圧空間Ｓ側へ吸い込まれることはない。
【００３９】
図４は、この発明の第２実施形態を示す図である。この第２実施形態は、ラジコアパネル８の上方にカバーパネルが配されていないタイプの構造を示すものである。この第２実施形態では、第１通気路Ａがラジコアパネル８と上部タンク７との間に形成される。そして、第２通路Ｂは上部タンク７と縦壁部９との間に形成される。図４では、縦壁部９に形成した切欠１０部分を断面しているため、縦壁部９は点線で図示されている。
【００４０】
縦壁部９の切欠１０に制御アンプ１１の放熱部１２を取付けることにより、放熱部１２を第２通路Ｂ内に臨ませた状態にすることができると共に、この放熱部１２で第１通気路Ａの後端を閉塞することができる。第２通路Ｂの下端は、ファンシュラウド２１の接続口２２に連通され、第２通路Ｂの下端は、シール部２３により閉塞される。
【００４１】
この第２実施形態によれば、ラジコアパネル８と上部タンク７との間に形成された第１通気路Ａの後端を、縦壁部９に取付けた制御アンプ１１の放熱部１２で閉塞したため、第１通気路Ａ内で後方に流れる空気流を、制御アンプ１１の放熱部１２に対して直接且つ直角に当てることができ、制御アンプ１１の放熱効果を更に高めることができる。
【００４２】
図５は、この発明の第３実施形態を示す図である。この第３実施形態は、ファンシュラウド２４に接続口を形成せず、ファン６による吸気で空気を導入する構造を示すものである。
【００４３】
第２通路Ｂの下端を閉塞するシール部２５の一部に連通口２６を形成して、第２通路Ｂを、ラジエータ１とファンシュラウド３との間に形成される負圧空間Ｓに連通させる。このようにすれば、空気をファン６の力で強力に引いて、制御アンプ１１の放熱効果を更に高めることができる。
【００４４】
また、通常、ファン６の回転数は、エンジン冷却水の温度やエアコン作動信号により制御され、エンジン冷却水が上昇したり、エアコンを作動させた時に、ファン６が高速回転となり、それ以外の時に低速回転になるようになっている。しかしながら、エンジン冷却等の面では、ファン６が低速回転で良いと判断しても、制御アンプ１１の冷却の面では、ファン６の高速回転が必要な場合がある。
【００４５】
そこで、この第３実施形態では、ファン６の回転数を、制御アンプ１１の温度及び制御アンプ１１の消費電力によっても制御している。すなわち、制御アンプ１１の温度が所定値よりも高い場合と、消費電力が所定値よりも多くて制御アンプ１１の発熱量が多い場合に、ファン６の回転数を上げるようにしている。従って、ラジエータ１等の冷却とは独立した制御アンプ１１独自の放熱制御を行うことができる。
【００４６】
図６は、この発明の第４実施形態を示す図である。第４実施形態は、ラジコアパネル８の上方にカバーパネルが配されていないタイプで、ファン６による吸気で空気を導入する構造を示すものである。
【００４７】
このタイプの場合も、第２通路Ｂの下端を閉塞するシール部２５の一部に連通口２６を形成することにより、空気をファンシュラウド２４に設けたファン６の力で強力に引いて、制御アンプ１１の放熱効果を更に高めることができる。
【００４８】
図７〜図１２は、この発明の第５実施形態を示す図である。この第５実施形態に係るファンシュラウド２７では、接続口２８と一体のエンジン吸気路２９を形成した。このエンジン吸気路２９は、第１通気路Ａの一部を閉塞せずに形成したものである。このエンジン吸気路２９は前方に設けられた第１切替ドア３０により開閉することができる。エンジン吸気ダクト３１は、この一体化された接続口２８及びエンジン吸気路２９に見合う大きさを有し、該接続口２８及びエンジン吸気路２９に対して接続される。
【００４９】
また、第２通路Ｂの下端は、ファンシュラウド２７とラジエータ１との間の負圧空間Ｓに連通しており、ファンシュラウド２７に形成された接続口２８も第２通路Ｂに連通した状態になっている。そして、接続口２８の下部には、第２通路Ｂの下端と接続口２８との開閉を交互に切り替える第２切替ドア３２が設けられている。
【００５０】
これらの第１切替ドア３０及び第２切替ドア３２は互いに連動しており、制御アンプ１１の温度や消費電力に連動して、自動で開閉動作するものである。
【００５１】
第１切替ドア３０及び第２切替ドア３２の開閉動作を、図１１及び図１２の模式図に基づいて説明する。制御アンプ１１の温度及び消費電力が低い場合には、空気量がそれほど多くなくても良いため、図１１に示すように、第１切替ドア３０でエンジン吸気路２９を閉塞し、第２切替ドア３２で第２通路Ｂの下端を閉塞する。そうすると、第１通気路Ａ及び第２通路Ｂ内への空気の導入は、接続口２８からのエンジン吸気により行われる。しかも、エンジン吸気路２９は閉塞するため、エンジン吸気ダクト３１による吸気力は、第１通気路Ａ及び第２通路Ｂだけに作用し、空気を第１通気路Ａ及び第２通路Ｂへ確実に導入することができる。従って、制御アンプ１１の温度が低いような場合には、このようなエンジン吸気だけの空気量でも問題ない。
【００５２】
次に、制御アンプ１１の温度や消費電力が高くなった場合には、エンジン吸気による導入だけでは、空気量の不足を起こすため、図１２に示すように、第１切替ドア３０でエンジン吸気路２９を開放し、第２切替ドア３２で第２通路Ｂの下端を開放する。すると、空気の導入がファン６による強力な吸気に切り替えられるため、導入される空気量が増えて、制御アンプ１１の放熱効果が高められる。尚、ファン６による吸気を行う場合も、エンジン吸気路２９は開放されるため、エンジン吸気ダクト３１への空気の供給は確保される。但し、エンジンの吸気量、ファンの風性能により、制御アンプの冷却能力が前述に対し逆転する場合は、前述とは反対の使用となる。
【００５３】
【発明の効果】
この発明によれば、制御アンプをラジコアパネルから下向きに形成した縦壁部に取付けたため、制御アンプがラジコアパネルの上方に突出しない。また、第１通気路内で後方へ流れる空気流の方向を、第２通路内で下方へ流れる空気流に変えることで、縦壁部に前向き状態で取付けられた制御アンプの放熱部に対する空気流の当たりが強くなり、制御アンプの放熱効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の第１実施形態に係るファンシュラウドを後側から見た斜視図。
【図２】図１中矢示ＳＡ−ＳＡ線に沿う断面図。
【図３】図２の制御アンプの取付部周辺を示す一部断面斜視図。
【図４】この発明の第２実施形態を示す図２相当断面図。
【図５】この発明の第３実施形態を示す図２相当断面図。
【図６】この発明の第４実施形態を示す図２相当断面図。
【図７】この発明の第５実施形態に係るファンシュラウドを後側から見た斜視図。
【図８】図７中矢示ＳＢ−ＳＢ線に沿う断面図。
【図９】図７中矢示ＳＣ−ＳＣ線に沿う第２通路開放状態の断面図。
【図１０】図７中矢示ＳＣ−ＳＣ線に沿う接続口開放状態の断面図。
【図１１】エンジン吸気による切替ドアの状態を示す模式図。
【図１２】ファン吸気による切替ドアの状態を示す模式図。
【符号の説明】
Ｐ　フロントエンドパネル
１　ラジエータ（熱交換器）
３、２１、２４、２７　ファンシュラウド
４　開口部
６　ファン
８　ラジコアパネル
９　縦壁部
１１　制御アンプ
１２　放熱部
１３　通気口
１５　カバーパネル
１６　連結部
１８、２２、２８　接続口
２０、３１　エンジン吸気ダクト
２９　エンジン吸気路
３０　第１切替ドア
３２　第２切替ドア
Ａ　第１通気路
Ｂ　第２通路
Ｓ　負圧空間[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a front-end panel for mounting a control amplifier requiring cooling.
[0002]
[Prior art]
At the front of the engine room, a fan shroud in which a heat exchanger is mounted on the front and an opening with a fan is formed, and a radial core panel along the vehicle width direction at the upper end of the fan shroud are integrally formed of synthetic resin. An end panel is provided. The fan is used to forcibly guide the air to the heat exchanger when the vehicle stops, for example, where vehicle speed and wind cannot be expected, thereby improving the heat radiation performance.
[0003]
In the engine room, a control amplifier for controlling a fan of a fan shroud and electric devices such as headlamps is installed, and this control amplifier also needs to be cooled to maintain electronic performance. It is necessary to cool the control amplifier not with high temperature air passing through the heat exchanger but with low temperature air not passing through the heat exchanger. Therefore, a ventilation path is formed between the upper end of the heat exchanger and the radial core panel, the control amplifier is mounted from above on the opening formed in the radial core panel, and the heat radiation part formed on the lower surface of the control amplifier faces the ventilation path. (For example, see Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-2001-199364
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional technique, since the control amplifier protrudes from the upper surface of the radio core panel, the protrusion of the control amplifier increases the vertical dimension of the front part of the vehicle body, and the design flexibility of the peripheral structure is increased. Is limited.
[0006]
Further, since the heat radiating surface (lower surface) of the control amplifier facing the ventilation path is in a state along the flow direction of the air in the ventilation path, the contact of the air flow with the heat radiating surface is weak, and the radiation surface must be enlarged. , A sufficient heat radiation effect cannot be obtained.
[0007]
The present invention has been made by paying attention to such a conventional technique, and provides a front end panel in which a control amplifier does not protrude upward from a radial core panel and a heat radiation effect of the control amplifier can be enhanced. is there.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is a front end panel having a fan shroud in which a heat exchanger is assembled on a front surface and an opening for a fan is formed, and a radial core panel extending along a vehicle width direction at an upper end of the fan shroud. A first ventilation path is formed above the heat exchanger in the front-rear direction, and a vertical wall portion located behind the upper end portion of the heat exchanger is formed downward from the radial core panel, so that the vertical wall portion is connected to the heat exchanger. A second passage extending in the up-down direction is formed between the upper end of the exchanger and the rear end of the first air passage so as to be closed and communicate with the upper end of the second passage. Is mounted with the heat radiating portion facing the second passage.
[0009]
According to the first aspect of the present invention, since the control amplifier is attached to the vertical wall formed downward from the radial core panel, the control amplifier does not protrude above the radial core panel.
[0010]
The invention according to claim 2 is characterized in that the heat radiating portion of the control amplifier is arranged at a corner portion extending from the rear end of the first air passage to the second passage.
[0011]
According to the invention described in claim 2, the direction of the airflow flowing backward in the first ventilation path is changed to the airflow flowing downward in the second passage, so that the airflow is attached to the vertical wall portion in a forward facing state. In addition, the air flow hits the heat radiating portion of the control amplifier more strongly, and the heat radiating effect of the control amplifier can be enhanced.
[0012]
According to a third aspect of the present invention, a cover panel is formed above the radio core panel, a first ventilation path is formed between the radio core panel and the cover panel, and a rear end of the first ventilation path is formed as a cover panel. It is characterized in that it is closed at a connection portion with the radial core panel, and a vent is formed in the radial core panel to communicate the first ventilation path and the second passage.
[0013]
According to the third aspect of the present invention, even in a vehicle body structure in which the cover panel is disposed above the radial core panel and the first ventilation path is formed between the radial core panel and the cover panel, the vent hole is formed in the radial core panel. Thereby, the first air passage and the second passage can be communicated.
[0014]
According to a fourth aspect of the present invention, a control amplifier having a first ventilation path opened rearward between a radial core panel and an upper end of a heat exchanger, and a rear end of the first ventilation path attached to a vertical wall portion. It is characterized by being closed at the part.
[0015]
According to the fourth aspect of the present invention, the rear end of the first ventilation path formed between the radial core panel and the upper end of the heat exchanger is closed by the heat radiating portion of the control amplifier attached to the vertical wall. The airflow flowing backward in one ventilation path can be applied directly and at right angles to the heat radiating portion of the control amplifier, and the heat radiating effect of the control amplifier can be further enhanced.
[0016]
The invention according to claim 5 is a state in which the lower end of the second passage is closed, and a cylindrical connection port for connecting to the engine intake duct is formed in the fan shroud, and the connection port communicates with the lower end of the second passage. It is characterized in that.
[0017]
According to the fifth aspect of the present invention, since the connection port communicating with the lower end of the second passage is sucked by the engine intake duct, the amount of air introduced into the first ventilation path and the second passage is reduced. The heat dissipation effect of the control amplifier can be further enhanced.
[0018]
The invention described in claim 6 is characterized in that a lower end of the second passage is communicated with a negative pressure space between the fan shroud forcibly sucked by the fan and the heat exchanger.
[0019]
According to the sixth aspect of the present invention, since the lower end of the second passage is communicated with the negative pressure space between the fan shroud and the heat exchanger, the air can be strongly drawn by the force of the fan, and the control can be performed. The heat radiation effect of the amplifier can be further enhanced.
[0020]
The invention according to claim 7 is characterized in that when the temperature of the control amplifier is higher than a predetermined value or the power consumption is higher than the predetermined value, the rotation speed of the fan is increased.
[0021]
According to the seventh aspect of the invention, since the number of revolutions of the fan is controlled in accordance with the temperature and the power consumption (heat generation) of the control amplifier, the control amplifier has its own heat radiation control independent of the cooling of the heat exchanger. It can be carried out.
[0022]
In the invention according to claim 8, an engine intake path that does not block the rear end is formed in the first ventilation path, a first switching door that opens and closes the engine intake path is provided, and the lower end of the second path is forced by a fan. A cylindrical connection port connected to an engine intake duct formed in the fan shroud is communicated with a negative pressure space between the fan shroud to be sucked and the heat exchanger, and a second passage is connected to the second passage. A second switching door that alternately opens and closes the lower end and the connection port is provided. When the connection port is opened by the second switching door, the engine intake path is closed by the first switching door, and the second switching door is closed by the second switching door. When the lower end of the passage is opened, the engine intake passage is opened by the first switching door.
[0023]
According to the invention described in claim 8, since it is possible to switch between the engine intake and the fan intake, the fan intake can be performed when the amount of cooling air of the control amplifier is insufficient in the engine intake. Also when the fan intake is performed, the supply of air to the engine intake duct is ensured because the engine intake passage is opened. Further, when performing engine intake, the engine intake path side is closed in order to increase the amount of intake air to the first ventilation path and the second path.
[0024]
According to a ninth aspect of the present invention, the fan shroud has a substantially rectangular shape, the opening therein is circular, and the control amplifier is mounted near a corner of the fan shroud.
[0025]
According to the ninth aspect of the present invention, since the control amplifier is mounted on the corner portion where the plane area of the fan shroud can be secured widely, it is easy to form a notch for mounting the control amplifier.
[0026]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a plurality of preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In each of the embodiments, common portions are denoted by the same reference numerals, and redundant description will be omitted.
[0027]
1 to 3 are views showing a first embodiment of the present invention. A radiator 1, which is an example of a heat exchanger, circulates and cools engine cooling water, and is installed at a front end of an engine room. A condenser 2 for an air conditioner is installed in front of the radiator 1.
[0028]
The radiator 1 is assembled on the front surface of the fan shroud 3 of the front end panel P which is a synthetic resin integrally molded product. The fan shroud 3 is substantially rectangular, and has circular openings 4 on the left and right. An electric fan 6 supported by a stay 5 is provided in the opening 4. Therefore, by rotating the fan 6, the space between the radiator 1 and the fan shroud 3 is set as the negative pressure space S, and the air is forced to pass through the condenser 2 and the radiator 1. Due to the passage of the air, the radiator 1 and the condenser 2 are cooled by heat radiation.
[0029]
At the upper end of the radiator 1, an upper tank 7 is formed. At the upper end of the fan shroud 3 in the front end panel P, a radial core panel 8 is formed integrally along the vehicle width direction above the upper tank 7. At the right end of the radial core panel 8, a vertical wall portion 9 bent downward from the rear end is formed. The vertical wall portion 9 is located behind the upper tank 7, and a predetermined interval is secured between the vertical wall portion 9 and the upper tank 7.
[0030]
A notch 10 (see FIG. 3) is formed in the vertical wall portion 9 so that an upper portion faces a first air passage A described later, and a heat radiating portion 12 of a control amplifier 11 is inserted into the notch 10 from the rear side. Installed. A vent 13 is formed in the upper surface of the radial core panel 8 so as to be continuous with the notch 10. The front edge of the vent 13 is an inclined surface 14.
[0031]
Above the radial core panel 8, a cover panel 15 along the vehicle width direction is further integrally formed at a predetermined interval. A first ventilation path A is formed between the radial core panel 8 and the cover panel 15 along the front-rear direction. The rear end of the first ventilation path A is closed by a connecting portion 16 between the radial core panel 8 and the cover panel 15.
[0032]
A second passage B extending vertically is formed between the upper tank 7 and the vertical wall 9 to which the control amplifier 11 is attached. The first ventilation passage A and the second passage B communicate with each other through a ventilation hole 13 formed in the radial core panel 8. The heat radiating portion 12 of the control amplifier 11 attached to the vertical wall portion 9 extends from the notch 10 of the vertical wall portion 9 to the inside of the second passage B at a corner extending from the rear end of the first air passage A to the second passage B. It is in a state of facing.
[0033]
Below the notch 10 in the fan shroud 3, a cylindrical connection port 18 is formed. The positions of the notch 10 and the connection port 18 are set at corners in the fan shroud 3 where the plane area can be widely secured in a state away from the circular opening 4. Easy to form.
[0034]
The connection port 18 formed in this way communicates with the lower end of the second passage B, and the lower end of the second passage B is closed by a seal portion 19 that contacts the upper tank 7. The connection port 18 is connected to an engine intake duct 20 for supplying air to the engine.
[0035]
Due to the ram pressure during the running of the vehicle and the engine intake from the engine intake duct 20, air is first introduced as a backward flow into the first ventilation path A, and then changed to a downward flow flowing through the second path B, At the lower end of the passage B, the flow is changed to the backward flow again, and air can be introduced from the connection port 18 to the engine intake duct 20. Since the inclined surface 14 is formed at the front edge of the vent 13, the conversion of the flow from the first ventilation passage A to the second passage B is smooth. Further, if the heat dissipating portion 12 has a fin shape extending in a direction along the air flow, the flow hitting the heat dissipating portion 12 can be guided further downward.
[0036]
As described above, by changing the direction of the airflow flowing backward in the first ventilation path A to the airflow flowing downward in the second passage B, the control amplifier 11 attached to the vertical wall portion 9 in a forward facing state. Of the air flow to the heat radiating portion 12 is increased, and the heat radiating effect of the control amplifier 11 is improved.
[0037]
Further, since the control amplifier 11 is attached to the vertical wall 9 formed downward from the radial core panel 8, the control amplifier 11 does not protrude significantly above the radial core panel 8. Therefore, the vertical dimension of the front portion of the vehicle body does not become large, and the degree of freedom in designing the peripheral structure including the cover panel 15 is not affected.
[0038]
Further, since the second passage B and the negative pressure space S in the fan shroud 3 are defined by the seal portion 19 extending from the lower portion of the connection port 18, the air flowing from the connection port 18 to the engine intake duct 20 is formed. Is not sucked into the negative pressure space S by the fan 6.
[0039]
FIG. 4 is a diagram showing a second embodiment of the present invention. The second embodiment shows a structure in which a cover panel is not provided above a radial core panel 8. In the second embodiment, the first ventilation path A is formed between the radial core panel 8 and the upper tank 7. The second passage B is formed between the upper tank 7 and the vertical wall 9. In FIG. 4, the notch 10 formed in the vertical wall portion 9 is sectioned, so that the vertical wall portion 9 is illustrated by a dotted line.
[0040]
By attaching the heat radiating portion 12 of the control amplifier 11 to the notch 10 of the vertical wall portion 9, the heat radiating portion 12 can be made to face the second passage B, and the heat radiating portion 12 can be connected to the first ventilation path. The rear end of A can be closed. The lower end of the second passage B communicates with the connection port 22 of the fan shroud 21, and the lower end of the second passage B is closed by a seal portion 23.
[0041]
According to the second embodiment, the rear end of the first ventilation path A formed between the radial core panel 8 and the upper tank 7 is closed by the heat radiating portion 12 of the control amplifier 11 attached to the vertical wall portion 9. The airflow flowing backward in the first ventilation path A can be applied directly and at a right angle to the heat radiating portion 12 of the control amplifier 11, and the heat radiating effect of the control amplifier 11 can be further enhanced.
[0042]
FIG. 5 is a diagram showing a third embodiment of the present invention. The third embodiment shows a structure in which a connection port is not formed in the fan shroud 24 and air is introduced by suction by the fan 6.
[0043]
A communication port 26 is formed in a part of the seal portion 25 closing the lower end of the second passage B, and the second passage B communicates with a negative pressure space S formed between the radiator 1 and the fan shroud 3. . In this way, the air can be strongly drawn by the power of the fan 6 and the heat radiation effect of the control amplifier 11 can be further enhanced.
[0044]
Usually, the rotation speed of the fan 6 is controlled by the temperature of the engine cooling water and the air conditioner operating signal. When the engine cooling water rises or the air conditioner is operated, the fan 6 rotates at a high speed. It is designed to rotate at low speed. However, even if it is determined that the fan 6 needs to rotate at a low speed in terms of engine cooling or the like, the fan 6 may need to rotate at a high speed in terms of cooling the control amplifier 11.
[0045]
Thus, in the third embodiment, the number of revolutions of the fan 6 is also controlled by the temperature of the control amplifier 11 and the power consumption of the control amplifier 11. That is, when the temperature of the control amplifier 11 is higher than a predetermined value and when the power consumption is higher than the predetermined value and the amount of heat generated by the control amplifier 11 is large, the rotation speed of the fan 6 is increased. Therefore, it is possible to perform the heat radiation control unique to the control amplifier 11 independent of the cooling of the radiator 1 and the like.
[0046]
FIG. 6 is a diagram showing a fourth embodiment of the present invention. The fourth embodiment has a structure in which a cover panel is not arranged above a radial core panel 8 and shows a structure in which air is introduced by suction by a fan 6.
[0047]
Also in the case of this type, the communication port 26 is formed in a part of the seal portion 25 that closes the lower end of the second passage B, so that the air is strongly drawn by the force of the fan 6 provided in the fan shroud 24, and the control is performed. The heat radiation effect of the amplifier 11 can be further enhanced.
[0048]
7 to 12 are views showing a fifth embodiment of the present invention. In the fan shroud 27 according to the fifth embodiment, an engine intake passage 29 integral with the connection port 28 is formed. The engine intake passage 29 is formed without partially closing the first air passage A. The engine intake passage 29 can be opened and closed by a first switching door 30 provided at the front. The engine intake duct 31 has a size corresponding to the integrated connection port 28 and the engine intake path 29, and is connected to the connection port 28 and the engine intake path 29.
[0049]
The lower end of the second passage B communicates with the negative pressure space S between the fan shroud 27 and the radiator 1, and the connection port 28 formed in the fan shroud 27 also communicates with the second passage B. Has become. A second switching door 32 is provided below the connection port 28 to alternately open and close the lower end of the second passage B and the connection port 28.
[0050]
The first switching door 30 and the second switching door 32 are interlocked with each other, and open and close automatically according to the temperature and power consumption of the control amplifier 11.
[0051]
Opening and closing operations of the first switching door 30 and the second switching door 32 will be described based on the schematic diagrams of FIGS. 11 and 12. When the temperature and the power consumption of the control amplifier 11 are low, the amount of air does not need to be so large. Therefore, as shown in FIG. 11, the first switching door 30 closes the engine intake passage 29 and the second switching door At 32, the lower end of the second passage B is closed. Then, the introduction of air into the first ventilation path A and the second path B is performed by intake of the engine from the connection port 28. In addition, since the engine intake passage 29 is closed, the intake force of the engine intake duct 31 acts only on the first ventilation passage A and the second passage B, and ensures that air flows to the first ventilation passage A and the second passage B. Can be introduced. Therefore, when the temperature of the control amplifier 11 is low, there is no problem even with such an air amount of the engine intake only.
[0052]
Next, when the temperature and power consumption of the control amplifier 11 increase, the introduction of the engine intake alone causes a shortage of the air amount. Therefore, as shown in FIG. 29 is opened, and the lower end of the second passage B is opened by the second switching door 32. Then, since the introduction of air is switched to the strong intake by the fan 6, the amount of introduced air increases, and the heat radiation effect of the control amplifier 11 is enhanced. It should be noted that the air supply to the engine air intake duct 31 is ensured also when the air is sucked by the fan 6 because the engine air intake passage 29 is opened. However, if the cooling capacity of the control amplifier is reversed with respect to the above due to the intake air amount of the engine and the wind performance of the fan, the usage is reversed.
[0053]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the control amplifier is attached to the vertical wall formed downward from the radial core panel, the control amplifier does not protrude above the radial core panel. Further, by changing the direction of the airflow flowing backward in the first ventilation path to the airflow flowing downward in the second passage, the airflow to the heat radiating portion of the control amplifier attached to the vertical wall portion in a forward state is changed. And the heat radiation effect of the control amplifier can be enhanced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a fan shroud according to a first embodiment of the present invention as viewed from a rear side.
FIG. 2 is a sectional view taken along the line SA-SA shown in FIG.
FIG. 3 is a partial cross-sectional perspective view showing the vicinity of a mounting portion of the control amplifier of FIG.
FIG. 4 is a sectional view corresponding to FIG. 2, showing a second embodiment of the present invention;
FIG. 5 is a sectional view corresponding to FIG. 2, showing a third embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a sectional view corresponding to FIG. 2, showing a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a perspective view of a fan shroud according to a fifth embodiment of the present invention as viewed from the rear side.
FIG. 8 is a sectional view taken along the line SB-SB shown in FIG. 7;
FIG. 9 is a sectional view of the second passage open state along the line SC-SC shown in FIG. 7;
FIG. 10 is a sectional view of the connection port open state along the line SC-SC shown in FIG. 7;
FIG. 11 is a schematic diagram showing a state of a switching door by engine intake.
FIG. 12 is a schematic diagram showing a state of a switching door by fan intake.
[Explanation of symbols]
P Front end panel 1 Radiator (heat exchanger)
3, 21, 24, 27 Fan shroud 4 Opening 6 Fan 8 Radial panel 9 Vertical wall 11 Control amplifier 12 Heat radiating unit 13 Vent 15 Cover panel 16 Connecting unit 18, 22, 28 Connection 20, 20, 31 Engine intake duct 29 Engine Intake path 30 First switching door 32 Second switching door A First ventilation path B Second path S Negative pressure space

Claims

A front end panel including a fan shroud in which a heat exchanger is assembled on a front surface and an opening for a fan is formed, and a radial core panel along a vehicle width direction at an upper end of the fan shroud,
Forming a first air passage along the front-rear direction above the heat exchanger;
A vertical wall portion located behind the upper end of the heat exchanger is formed downward from the radial core panel, and a second passage along the vertical direction is formed between the vertical wall portion and the upper end of the heat exchanger,
The rear end of the first air passage is closed and communicated with the upper end of the second passage, and the heat dissipation portion of the control amplifier is attached to the vertical wall so as to face the second passage. Front end panel.

The front end panel according to claim 1, wherein
A front end panel, wherein a heat radiating portion of the control amplifier is disposed at a corner portion extending from a rear end of the first air passage to a second passage.

The front end panel according to claim 1, wherein
A cover panel is formed above the radio core panel, a first air passage is formed between the radio core panel and the cover panel, and a rear end of the first air passage is closed by a connecting portion between the cover panel and the radio core panel.
A front end panel, wherein a ventilation opening for communicating the first ventilation passage and the second passage is formed in the radial core panel.

The front end panel according to claim 1, wherein
A first ventilation path opened rearward is formed between the radial core panel and the upper end of the heat exchanger, and a rear end of the first ventilation path is closed by a heat radiating part of a control amplifier attached to the vertical wall. Front end panel.

The front end panel according to any one of claims 1 to 4, wherein
A front end, wherein a lower end of the second passage is closed and a cylindrical connection port is formed in the fan shroud for connection to the engine intake duct, and the connection port is in communication with a lower end of the second passage. panel.

The front end panel according to any one of claims 1 to 4, wherein
A front end panel wherein the lower end of the second passage is communicated with a negative pressure space between a fan shroud forcibly sucked by a fan and a heat exchanger.

The front end panel according to claim 6, wherein
A front-end panel wherein a fan rotation speed is increased when a temperature of a control amplifier is higher than a predetermined value or power consumption is higher than a predetermined value.

The front end panel according to any one of claims 1 to 4, wherein
An engine intake path that does not block the rear end is formed in the first ventilation path, and a first switching door that opens and closes the engine intake path is provided.
The lower end of the second passage communicates with the negative pressure space between the fan shroud forcibly sucked by the fan and the heat exchanger, and the cylindrical connection port connected to the engine intake duct formed in the fan shroud is connected to the second passage. And a second switching door that alternately opens and closes the lower end of the second passage and the connection port,
When the connection port is opened by the second switching door, the engine intake path is closed by the first switching door, and when the lower end of the second passage is opened by the second switching door, the engine intake path is opened by the first switching door. Front end panel characterized by being open.

It is a front end panel according to any one of claims 1 to 8,
A front end panel wherein the fan shroud has a substantially rectangular shape, the opening therein is circular, and the control amplifier is mounted near a corner of the fan shroud.