【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、信託銀行等の証券代行業務における要員（スタッフ）の管理と配置を効率良く行い得るようにした証券代行業務における要員管理システムに関し、特に証券代行業務のように、業務やサービスに必要な要員数が時期や部門によって大きく変動する場合でも、その要員の調達と調整を予測や実績に基づいて効率的に行い得るようにした証券代行業務における要員管理システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
金融サービスの一種である証券代行業務は、株式を発行する会社（発行会社）に代わり、株式名義書換代理人として発行会社の株式に関する事務（株式事務）を処理する業務である。株式事務は発行会社が自己の存立基盤である株主、株式等を管理するために必要であるが、株式会社の規模が拡大するにつれて株式が公開され、極めて多数の株主（国内外）に所有されるようになるに従って、会社の株式事務は膨大な量になり、事務負担が大きくなってくる。そこで発行会社としては、会社の営業とは直接的に関係のない株式事務を、信用のある外部の機関（代行機関）に委託することができれば、より効率的な経営が可能となる。
【０００３】
このような発行会社のニーズを受け、証券代行業務が成立している。証券代行業務を行う企業は、信託銀行と代行業務専業会社である。証券代行業務機関の事務は大量の株券を対象とした人手集約的作業を強いられている。従って、その経営効率は要員管理（派遣社員の投入管理等）の巧拙に依存している。
【０００４】
従来、例えば信託銀行における証券代行業務では、株主名簿の管理事務、株式の名義書換事務、株主総会事務、配当金関係事務、増資等の臨時事務等があり、一般的には図５１に示すように縦割り的な業務区分に分離された証券代行業務の形態をとっている。即ち、証券代行業務は一般的には書換、買取、転換、未払、諸届、実質株主管理の６部門（業務）に分かれている。書換、買取、転換、未払、諸届の部門にはそれぞれ「問合せ、用紙請求」係り（プロセス）が設けられ、書換、買取、転換、未払、諸届、実質株主管理の部門にはそれぞれ「メール仕分け」係り（プロセス）、「受付」係り（プロセス）、「整備審査」係り（プロセス）が設けられている。また、全ての部門共通に１つの「スキャン」係り（プロセス）、「パンチ入力」係り（プロセス）、「ＷＦ」係り（プロセス）が設けられている。スキャンは株券等の読取りを行う業務であり、パンチ入力はコンピュータ等へキーボード等でデータを入力する業務であり、ＷＦは”ｗｏｒｋｉｎｇ ｆｌｏｗ”を意味し、照合の業務である。更に各部門毎に「エラー調査」係り（プロセス）が配置され、書換部門には「証印」係り（プロセス）、「株券発行」係り（プロセス）、「最終チェック」係り（プロセス）、「発送」係り（プロセス）があり、買取部門には「支払」係り（プロセス）が設けられている。また、転換部門には「株券発行」係り（プロセス）、「支払」係り（プロセス）、「発送」係り（プロセス）があり、未払部門には「支払」係り（プロセス）がり、諸届部門には「最終チェック」係り（プロセス）及び「完了案内発送」係り（プロセス）が設けられている。
【０００５】
証券代行業務は上述のような縦割り的な組織となっており、プロセス単位の集計を行っていないため、要員の確保に関しても、各部門からの要求に沿って総務部門ないしは人事部門が、長年の経験と勘に基づいて派遣社員や正社員を手配・調達したり、移動配置するようになっている。
【０００６】
要員の予測に関しては、例えば業務Ａの○年×月の要員を予測する場合、担当部門では、（１）前年同月の扱い件数、投入人数を把握し、（２）今回は前年に対し件数がどう変わるかの伸び率を想定し、（３）上記（１）の人数に伸び率を乗算して要員を予測するようにしている。こうして予測された要員数を総務部門若しくは人事部門に要望として報告若しくは申請し、総務部門若しくは人事部門では全体予算からの要員枠と調整の上、投入人数を決めていた。しかしながら、前年の投入人数がその時の件数に対して妥当な人数かどうかの根拠が乏しく、業務Ａがａ１，ａ２など幾つかの種類の業務で構成され、各業務を処理する時間が異なる場合、各業務の件数を単純に合計しても全体の業務量とは必ずしも比例しないといった問題がある。また、業務Ａの件数は○月内でも日々変動するが、月の中での平均的な件数を前提とした要員予測になってしまうという問題がある。つまり、日別要員予測ではなく、月の平均的要員予測となってしまうのである。
【０００７】
一方、要員の実績管理に関しては、従来から業務組織別に日別の実績件数、投入人数、時間外などを把握して管理していたが、業務組織別に投入された要員数、時間が妥当かどうかの検証が充分行われていないと共に、業務別の実績件数とその業務への投入時間とを対比した効率的な検討が充分行われていなかった。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように証券代行業務では、従来各部門別に業務が明確に分離されており、各部門が問合せ、用紙請求、メール仕分け、受付、整備審査、エラー調査等のプロセスを縦割りで行うようになっているので、スキャン等の一部を除いて部門間で互換性がなく、企業活動や経済的な観点から非効率的な面がある。また、各部門毎に多忙な時期が異なり、例えば実質株主管理部門では株主総会前後の５月から６月までが特に忙しく、配当金に関係する部門では総会後に特に忙しくなるといった傾向が生じる。しかも、各部門では月単位に、最も忙しい時期に合せた要員の確保をしているのが実情である。
【０００９】
しかし、対応課題を仔細にみると、部門間でピークの時期は少しずつのずれがあり、必ずしも全体が同時期にピークを迎える訳ではないにも拘わらず、部門間の縦割り運営が、互換性の確率を妨げているという実態がある。更に、これまでの経験的なアプローチでは、各部門に受け入れられる合理的な資源配分論理を確立することが難しいという問題があった。
【００１０】
このため、証券代行業務を行う信託銀行等の企業においては派遣社員で要員を調整すると共に、その手配に労力を要し、それでも各部門の閑職期に要員がだぶついてしまう問題があり、企業経営や収益性の面から要員の合理的な根拠に基づく効率的な確保が強く望まれている。
【００１１】
本発明は上述のような事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、時期的に業務の集中度がばらついたり、スキルの程度によって業務の効率が大きく左右されるような証券代行業務における要員の管理と配置を効率的に行い得るようにすると共に、プロセス管理によって業務間の流動化を図り、要員確保を経済的に行って効率的な収益の向上を図るようにした証券代行業務における要員管理システムを提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
本発明は証券代行業務における要員管理システムに関し、本発明の上記目的は、証券代行業務の業務区分別の業務標準シートデータと、前記業務区分別又はプロセス区分別のスキル別アロワンスデータとを格納したデータベースを有すると共に、ワーキングテーブルを有するメインコンピュータと、前記業務標準シートデータ及びスキル別アロワンスデータを入力するための前記メインコンピュータに接続された管理端末と、前記証券代行業務部門に設置され前記メインコンピュータに接続された端末機器とで成り、前記端末機器より前記業務区分別の予測事務件数を期日と共に入力し、前記データベースを基にして前記期日における事務量及び要員数を予測すると共に、予測結果を出力することによって達成される。
【００１３】
前記業務標準シートデータには少なくと処理工程、処理変数、スキル、日程、時間が含まれていることにより、或いは前記スキルが短期パート、長期パート、社員・担当、社員・役席に分類されていることにより、或いは前記予測事務件数の入力時に仕掛が有る場合、仕掛件数を併せて入力することによって、上記本発明の目的は、より効果的に達成される。
【００１４】
また、本発明は証券代行業務における要員管理システムに関し、本発明の上記目的は、証券代行業務の業務区分別の業務標準シートデータと、前記業務区分別又はプロセス区分別のスキル別アロワンスデータとを格納したデータベースを有すると共に、ワーキングテーブルを有するメインコンピュータと、前記業務標準シートデータ及びスキル別アロワンスデータを入力するための前記メインコンピュータに接続された管理端末と、前記証券代行業務部門に設置され前記メインコンピュータに接続された端末機器とで成り、前記端末機器より前記業務区分別の予測事務件数を第１期日と共に入力し、前記データベースを基にして前記第１期日における事務量及び要員数を予測し、前記予測結果に対する修正事務件数を前記端末機器より前記業務区分別に第２期日と共に入力し、前記データベースを基にして前記第２期日における修正事務量及び修正要員数を予測することによって達成される。
【００１５】
更に、本発明は証券代行業務における要員管理システムに関し、本発明の上記目的は、証券代行業務の業務区分別の業務標準シートデータと、前記業務区分別又はプロセス区分別のスキル別アロワンスデータとを格納したデータベースを有すると共に、ワーキングテーブルを有するメインコンピュータと、前記業務標準シートデータ及びスキル別アロワンスデータを入力するための前記メインコンピュータに接続された管理端末と、前記証券代行業務部門に設置され前記メインコンピュータに接続された端末機器とで成り、前記端末機器より前記業務区分別の予測事務件数を第１期日と共に入力し、前記データベースを基にして前記第１期日における事務量及び要員数を予測し、前記予測結果に対する修正事務件数を前記端末機器より前記業務区分別に第２期日と共に入力し、前記データベースを基にして前記第２期日における修正事務量及び修正要員数を予測し、その後実績事務件数及びスキル別実績投入時間を入力し、前記業務区分名又はプロセス区分名を入力して演算し、実績事務量及び実績要員数と予測事務量及び予測要員数、実績と投入時間を出力することによって達成される。
【００１６】
前記スキルが短期パート、長期パート、社員・担当、社員・役席に分類されていることにより、或いは前記予測事務件数及び修正事務件数の入力時に仕掛が有る場合、仕掛件数を入力することによって、上記本発明の目的は、より効果的に達成される。
【００１７】
【発明の実施の形態】
本発明は、証券代行業務における将来の業務拡大と競争激化という認識に立ち、より効率的な企業運営を目指すために、新しくデザインした業務標準シートに基づいた要員管理を行う。即ち、各業務を中小の単位に区分された作業内容、スキル要件、標準処理時間に還元し、組織的に人的資源の投入量を予め想定した処理量に応じてコントロールすることによって、従来ブラックボックス化されていた要員算定に明確な根拠を与え、システムのパラメータにより計算される理論時間と実投入時間の比較を行うことによって、労働力の遊びの部分が炙り出され、結果として効率的な企業運営を実現化するものである。また、最小作業単位まで分解したプロセスを同一種類毎に束ね、一定規模に集積されたものが現実の組織を構成し、誰でもできる作業への還元と部門間の互換性確保により、今まで以上の効率性向上を期待できる。更に、当日処理件数に対する必要要員の算定に加え、当日完結しない手続きを以降複数日に跨って管理する仕掛処理機能を有しているので、突発的で甚大な数量の業務受託にも確実に対応可能である。
【００１８】
本発明は、証券代行業務の業務の種類、処理件数に応じた事務量（時間）、要員数（人数）を算定する標準要員算定機能と、業務に求められるスキル区分別（例えば短期パート、長期パート、社員・担当、社員・役席、合計）に要員数を算定するスキル区分別要員算定機能と、予測した事務量・要員数と実績投入時間・要員数を対比する実績評価機能と、仕掛及び残量を加味した業務量・要員数の試算を行うシミュレーション機能とを有している。
【００１９】
以下に、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【００２０】
図１は本発明の基本概念をブロック図で示しており、予測値（事務件数）１を本発明システム（コンピュータシステム）１００に入力することによって、所定の演算式に基づく予測演算が実行され、その予測結果（事務件数）１０１が出力される。また、実際の業務に基づく実測値２も、業務開始後は並行して本発明システム１００に入力され、予測結果１０１と実測値２の比較１０２が行われると共に、比較１０２に基づく分析３が管理者等によって実行される。上記予測結果１０１及び分析結果３が要員の調達と調整４に利用され、更に改善事項５を考慮してフィードバックし、次の予測値１に反映する。上記動作を繰り返すことによって、より確実で正確な要員の確保が可能となると共に、要員確保の上での合理的な根拠を与えることができる。
【００２１】
なお、図１における実線はシステム上の電子情報の流れを示し、破線は管理者等のメンタルプロセスを示している。
【００２２】
図２は本発明のハードウェア構成例を示しており、メインコンピュータ１１０に管理本部のオペレータが操作する管理端末１５０及びプリンタ１６０が接続されており、メインコンピュータ１１０には、証券代行業務を行う各グループ（業務部門）毎に配置された端末機器としてのパソコン（ＰＣ）＃１、＃２、…、＃ｎが接続されている。なお、プリンタはパソコン＃１〜＃ｎに個別に接続されていても良い。
【００２３】
このような構成において、管理端末１５０からはシステム運営に必要なデータのみを入力し、パソコン＃１、＃２、…、＃ｎから予測件数データ等を入力してメインコンピュータ１１０で予測等の演算を行い、パソコン＃１、＃２、…、＃ｎにおいて、各部門における要員確保の支援データを得るようになっている。
【００２４】
図３は上記システムの詳細構成例を示しており、本部等に設置されるメインコンピュータ１１０は、演算処理を実行する演算処理部１２０と、本発明で使用する基準データを格納しているデータベース１４０と、演算処理のワーキングテーブルとして機能するワーキングテーブル１３０と、各業務部門に設置されているパソコン＃１〜＃ｎとの接続を行うインタフェース１１１とで構成されている。メインコンピュータ１１０の演算処理部１２０には管理端末１５０及びプリンタ１６０が接続され、管理端末１５０はデータを入力するキーボードやマウス等の入力装置１５１と、データ表示や操作案内のための表示装置１５２とで構成されている。
【００２５】
また、演算処理部１２０にはデータベース１４０が接続されており、データベース１４０は業務区分別の業務標準シートデータ１４１と、業務区分別又はプロセス区分別の各スキル当りのアロワンスを与えるアロワンスデータ１５２とを保持すると共に、業務区分マスタ１４３、事務項目１マスタ１４４、事務項目２マスタ１４５、プロセス区分マスタ１４６、スキル区分マスタ１４７を有している。更に、演算処理部１２０にはワーキングテーブル１３０が接続されており、ワーキングテーブル１３０は確定予測件数を蓄積して格納する予測件数テーブル１３１と、予測件数及び実績件数を蓄積して格納する予測実績件数テーブル１３２と、実績件数を蓄積して格納する実績件数テーブル１３３と、仕掛件数を業務別に蓄積して格納する仕掛件数テーブル１３４と、業務区分単位の合計投入時間を蓄積して格納する投入時間テーブル（全体）１３５と、業務区分単位の明細投入時間を保有する投入時間テーブル（明細）１３６と、プロセス区分単位の合計投入時間を蓄積して格納するプロセス投入時間テーブル（全体）１３７と、プロセス区分単位の明細投入時間を蓄積して格納するプロセス投入時間テーブル（明細）１３８とを具備している。
【００２６】
演算処理部１２０は図４に示す構成となっており、全体の制御を行う制御部１２１にデータベース１４０及びワーキングテーブル１３０が接続されており、更に管理端末１５０の入力装置１５１及び表示装置１５２が接続され、プリンタ１６０、インタフェース１１１が接続されている。また、制御部１２１には仕掛判定部１２２、予測演算部１２３、予測修正演算部１２４、プロセス名演算部１２５、業務名演算部１２６、人件費演算部１２５、投入単価演算部１２６が接続されている。パソコン＃１〜＃ｎからのデータはワーキングテーブル１３０にのみ入力され、パソコン＃１〜＃ｎからはデータベース１４０の内容を変更できないようになっている。
【００２７】
本発明では図５に示すように、証券代行業務を業務毎に書換、店頭、保管、株券、新券発行、買取、未払、帳票、諸届、名簿、総務等に分けており、これら事務項目を全て項目１（中分類）及び項目２（小分類）に分けている。例えば業務「書換」について、項目１は名義書換、株券交換、株券不所持申出、不所持交付請求、特殊、手数料に分かれており、項目２は、項目１の名義書換及び株券交換が直送、本支店等となっており、項目１の株券不所持申出及び不所持交付請求が直送、本支店等となっており、項目１の特殊が相続、株券付諸届、自己株式消却店頭、外国人制限株となっており、項目１の手数料が原票起票及び手数料集計となっている。業務「未払」について、項目１は期間経過分支払、資金管理、振込不能、未払確定、再発行、報告、手数料に分かれており、項目２は、項目１の期間経過分支払が郵送受付営業店支払分、相続、再振込となっており、項目１の資金管理が預り資金管理となっており、項目１の振込不能が受付・発送、資金返却となっており、項目１の未払確定が受付・入力（通知書）、受付・入力（領収書）、未払確定、支払報告書となっており、項目１の再発行が期間経過後となっており、項目１の報告が月次報告、未払原簿作成、残高証明書・手作成となっており、項目１の手数料が手数料となっている。業務項目を項目１及び２に分ける理由は、データ処理の容易化を図るためである。
【００２８】
また、本発明では、業務項目に対して横断的な作業となるプロセスを受付、整備審査、スキャナ、ＯＣＲ、ワークフロー（照合）、新券発行、株券、最終チェック、発送、資金管理、調査、株主管理等に分けているが、図５ではその一部を示している。更に技量若しくはレベルを示すスキルとして、本発明では短期パート、長期パート、社員・担当、社員・役席の４種に分けており、各スキル別に事務量や要員数を予測するようになっている。なお、スキルの区分については、更に初心者、初級者、中級者、上級者等の区分を付加することも可能である。
【００２９】
図６は、本発明で使用する業務標準シートを業務「買取」（中分類の項目１「買取」、小分類の項目２「本支店」）について示しており、本例では「買取」業務は区分１〜区分５３に分類され、各区分について処理工程１、処理工程２、処理変数、スキル、日程、時間、プロセス、備考が定義されている。このような業務標準シートが各業務項目「書換」、「店頭」、「保管」、「株券」等について全て定義され、かかる業務標準シートを見ながら管理端末１５０の入力装置１５１からデータ入力する。業務標準シートのデータを入力装置１５１から入力すると、入力されたデータが業務区分マスタ１４３、事務項目１マスタ１４４、事務項目２マスタ１４５、プロセス区分マスタ１４６及びスキル区分マスタ１４７に登録される。業務区分マスタ１４３の例は図７に示すようになっており、事務項目１マスタ１４４の例は図８に示すようになっており、事務項目２マスタ１４５の例は図９に示すようになっており、プロセス区分マスタ１４６の例は図１０に示すようになっており、スキル区分マスタ１４７はの例は図１１に示すようになっている。図１１のスキル区分マスタ１４７では、短期パート（コード１１）、長期パート（コード１２）、社員・担当（コード２２）、社員・役席（コード２３）の時間単価、残業単価、基準時間を示しており、要員数の計算やコスト計算に利用するようになっている。各マスタ１４３〜１４７に登録されたデータは項目別に再整理され、図１２、図１３に示すような業務標準シートデータ１４１としてデータベース１４０に登録される。
【００３０】
本発明では、データベース１４０に格納されている業務標準シートデータ１４１を計算システムの骨格としており、業務の流れに沿って（例えば受付→処理→発送）作成されている。項目１及び項目２についてそれぞれプロセスをコード（例えば“０２２”、“０９０”）で表示しているので、各業務に跨るプロセス単位での集計が可能となっている。同一の作業工程には同種の作業、スキルの共通項が多いことに鑑みてプロセス区分を設定しておくことで、業務標準シートを変えることなく必要データを組織単位で抽出することができる。従来は全て業務区分のみでの集計であるため、組織変更がある度に業務標準シートを再作成しなければ必要情報を抽出できなかったが、本発明によればかかる不都合は解消される。
【００３１】
業務標準シートデータ１４１における「処理工程１」欄は処理内容を示す一般的な業務用語であり、「処理工程２」欄は分かり易くするために業界用語的な言い換えをしている。「処理変数」は係数データ（件数）を意味しており、同一の記号には同一の数値が適用され、各区分における係数値入力の簡素化を図っている。また、「スキル」欄の「１１」は派遣社員の短期パートを、「１２」は派遣社員の長期パートを、「２２」は社員の担当を、「２３」は社員の役席をそれぞれ示している。「日程」は当該処理工程に要する日数を示しており、例えば日程「１」はその日程が１日目に発生することを示し、日程「２」はその処理が２日目に発生することを示している。また、「時間（秒）」は１件当りの要処理時間を秒単位で示しており、「Ｙ」は予測件数を入力することが可能なことを、「Ｆ」は実績件数を入力することが可能なことを、「Ｓ」は仕掛件数を入力することが可能なことをそれぞれ示しており、入力可能項目とする場合は、それぞれにフラグ「１」を設定してシステム認識するようになっている。このようなフラグが立っている項目のみが演算処理部１２０の制御部１２１を介してパソコン＃１〜＃ｎに送信され、パソコン＃１〜＃ｎの表示部に各項目が表示され、表示部に表示された画面に従って入力部よりデータを入力するようになっている。
【００３２】
一方、データベース１４０に格納されるアロワンスデータ１４２は図１４及び図１５に示すような内容になっており、図１４は業務区分０１「書換」〜業務区分１９「メール」についてスキル別（短期パート、長期パート、社員・担当、社員・役席）アロワンスの設定例を示している。例えばアロワンスが“１．２０”は、入力事務件数が“１０”の場合に“１２”として計算することを意味している。これらアロワンスは、業務標準シート（図６参照）では、作業そのものにかかる必要処理時間を設定値としていることから、例えばパソコンの立ち上がり時間、文房具の準備、整理時間、作業書類を作業者へ配布する時間などのシステムに反映されていない時間を調整するものである。また、図１５はプロセス区分０１「受付」〜プロセス区分１５「株主サービス」についてのスキル別（短期パート、長期パート、社員・担当、社員・役席）のアロワンスの設定例（ただし、本例では空欄）を示している。アロワンスデータ１４２は、管理端末１５０の入力装置１５１から入力されて設定される。
【００３３】
図１６は本発明システム１００の入力データと出力データとの関係を示しており、事務件数（予測）、事務件数（予測修正）、事務件数（実績）、スキル別の投入時間（実績）が、入力装置１５１から入力データとして本発明システム１００に入力される。つまり、予測のための事務件数、実測値としての事務件数、スキル別の実処理時間がそれぞれ入力装置１５１より制御部１２１に入力される。本発明システム１００では、入力された事務件数（予測、実績）及びスキル別の投入時間に基づいて、データベース１４０で保有している業務標準シートデータ１４１（処理工程、処理変数（係数）、スキル、日程、時間、プロセスコード、仕掛の発生有無）及びアロワンスデータ１４２を参照して、後述するような演算処理を実行する。本発明システム１００で演算処理された結果は、スキル別（社員・スタッフ）の日別必要事務量、要員数（予測）としてパソコン＃１〜＃ｎの表示部に表示されると共にプリンタ１６０で印字出力され、要員の調達や調整の決定に利用される。また、スキル別（社員・スタッフ）の日別必要事務量、要員数（予測修正）が表示部に表示されると共にプリンタ１６０で印字出力され、要員の部門間の調整データとして利用される。更に、スキル別（社員・スタッフ）の日別必要事務量、要員数（実績）が表示部に表示されると共にプリンタ１６０で印字出力され、予測と実績の対比分析資料として利用される。なお、図１６における「業務標準」は、例えば図６に示す業務標準シートに対応している。
【００３４】
本発明システム１００の演算処理部１２０では下記（１）式及び（２）式に基づいて、パソコン＃１〜＃ｎからの入力に従って事務量及び要員数（人数）を計算する。なお、（１）式の「必要処理時間」は、業務標準シート（図６参照）に設定されている「時間」であり、（２）式の「基準時間」は、アロワンスデータ１４２（図１４、図１５参照）として設定されているスキル別の「基準時間」である。
【００３５】
事務量＝件数（処理変数）×必要処理時間 …（１）
要員数（人数）＝事務量／基準時間 …（２）
一方、図６の業務標準シートのデータを管理端末１５０から本発明システム１００に入力すると、図１２及び図１３に示すような業務標準シートデータ１４１になる。即ち、業務標準シートに従って入力装置１５１よりデータを入力すると、一旦各マスタ１４３〜１４７に分類されて登録された後にデータが整理され、システム内で管理する図１２及び図１３に示すようなフォーマットの業務標準シートデータ１４１となる。本例はいずれも業務区分「未払い」の「期間経過分支払」に関するもので、細目の工程（０１〜２４）毎にプロセス区分、スキルの種別、日程、時間（秒）、実績入力、予測入力、単価算出件数、仕掛を記入するようになっており、更に処理変数▲１▼〜▲５▼の参照細目と係数を入力する。処理変数▲１▼〜▲５▼は加減算で演算を容易にするために項をまとめるものであり、「実績入力」、「予測入力」、「単価算出件数」及び「仕掛」はフラグを示している。なお、図１２と図１３とでは、事務項目２のみが相違している。
【００３６】
上述のような構成において、本発明の動作を図１７及び図１８のフローチャートを参照して説明する。
【００３７】
先ずパソコン＃１〜＃ｎの入力部より予測すべき年月日と対象業務名を入力し（ステップＳ１）、更に予測のための事務件数を入力する（ステップＳ２）。事務件数の入力は、例えば業務「未払・諸届」を示す図１９のメニュー画面において事務項目１の“期間経過分支払”をクリックし、これによって表示される図２０の画面において西暦と対象月を入力して“ファイル”の“開く”を指示することによって図２１の入力画面となる。この入力画面で対象となる年月（日）を入力すると共に、対象事務部門別の日別予測件数を入力する。なお、図２１の初期画面の件数は全て前年実績データを表示している。
【００３８】
その後、仕掛判定部１２２で当該業務に仕掛が有るか否かを判定し（ステップＳ３）、仕掛が有る場合には、図２２の画面に従って仕掛件数を入力する（ステップＳ４）。仕掛件数の入力後若しくは仕掛がない場合には、制御部１２１がデータ入力の確定か否かを判定し（ステップＳ５）、確定の場合には確定入力とする（ステップＳ６）。ステップＳ４における仕掛件数の入力データは仕掛件数テーブル１３４に登録され、ステップＳ６における確定入力データは予測件数テーブル１３１に登録され、確定されていないデータは予測実績件数テーブル１３２に登録される。
【００３９】
仕掛の処理を画面例で説明すると、先ず図２３の予測件数画面で、事務項目２の「郵送受付」の「仕掛」欄に表示されている“＊”をクリックすると図２４の画面となる。図２４の画面でカーソルで指示されている３日の「領収証点検 郵送処理件数」の数値“６２１”を、３日の処理件数に基づいて“８４２ ”とすると図２５の画面となる。そして、図２５の画面で、確定を指示すると図２６の確定画面となる。
【００４０】
予測確定画面は図２７であり、左上部の“ファイル”の“確定”をクリックすることによって確認画面（図示せず）となり、ユーザーＩＤ、パスワードを入力することによって図２８の画面となり、確定したデータを再度開くと右上に“確定”が表示される。
【００４１】
これらデータ入力に対して、予測演算部１２３は下記（３）式及び（４）式に従って、スキル区分別に予測演算を行う（ステップＳ７）。基準時間及びアロワンスはデータベース１４０のアロワンスデータ１４２に格納されており、パソコン＃１〜＃ｎから事務件数を入力することによってメインコンピュータ１１０は事務量を予測することができる。
【００４２】
予測事務量＝入力事務件数×必要処理時間×アロワンス …（３）
予測要員数＝予測事務量／基準時間 …（４）
上記（３）式及び（４）式に基づく予測事務量及び予測要員数の演算をスキル別に行った予測結果を、パソコン＃１〜＃ｎから帳票出力指示を行った場合、図２９に示すような帳票として集計し、パソコン＃１〜＃ｎの表示部に表示すると共に、メインコンピュータ１１０を経てプリンタ１６０より印字出力する（ステップＳ８）。予測結果として、スキル区分別（短期パート、長期パート、社員・担当、役員・役席）の日別（２日〜３１日）に予測事務量と予測要員数が印字されている。このような予測表が、上記ステップＳ１で指定された業務毎に出力される。
【００４３】
上述のような予測結果の出力後、更に予測すべき年月日と対象業務名をパソコン＃１〜＃ｎから入力し（ステップＳ１０）、日時の経過に伴う予測事務件数の修正値を入力する（ステップＳ１１）。予測事務件数の修正値入力データは予測実績件数テーブル１３２に上書きされて登録され、年月日と対象業務名の入力は図２３に従ってパソコン＃１〜＃ｎで行われる。その後、当該業務に仕掛が有るか否かを仕掛判定部１２２で判定し（ステップＳ１２）、仕掛が有る場合には図２４及び図２５に従って仕掛件数修正値を入力する（ステップＳ１３）。この仕掛件数修正値の入力データは、仕掛件数テーブル１３４に上書きされて登録される。これらデータ入力に対して予測修正演算部１２４は前記（３）式及び（４）式に従って予測修正演算を行い（ステップＳ１４）、予測修正演算の結果を出力する（ステップＳ１５）。この場合の帳票も図２９と同様である。なお、仕掛件数修正後の予測件数入力画面は図２５となる。そして、上記動作を、実際の期日が到来するまで繰り返す（ステップＳ１６）。
【００４４】
上述のような予測修正を行い指定された当該年月日となると（ステップＳ１６）、事務件数の実績とスキル別の実績投入時間をパソコン＃１〜＃ｎから入力し（ステップＳ２０）、対象業務名又はプロセス名を選択する（ステップＳ２１〜２３）。実績件数入力のメニュー画面は図３０であり、このメニュー画面で例えば“期間経過分支払”をクリックすると図３１の日付入力画面となり、この日付入力画面で日付（年月日）を入力する。その後、図３２の件数入力画面で事務項目２に対する実績件数を順次入力する。
【００４５】
また、プロセス区分別の実績件数の入力は図３３のメニュー画面で“整備審査１”をクリックし、プロセス区分別の実績件数を入力する。更に業務区分別“未払・諸届”の投入時間を入力するが、先ず図３４のメニュー画面で例えば“未払・諸届”をクリックし、図３５の日付入力画面で日付（年月日）を入力し、その後に図３６の実績入力の初期画面でスキル別（短期パート、長期パート、社員担当、役員役席）の投入時間の内訳及び事務項目１（中分類）を入力する。
【００４６】
この場合、個人別投入時間は図３７に示すように、スキル別（短期パート、長期パート、社員担当、役員役席）の個人名で示している。この図３７及び図３８に示すようなスキル別要員表を作成する。スキル別要員表は要員管理システム用の合計時間をスキル別（短期パート、長期パート、社員担当、役員役席）の投入時間（所定、残業、応援受、応援出、正味）で示すと共に、期間経過、資金管理、振込不能、未払確定、再発行、報告、手数料の内訳で示している。その入力の結果、図３９に示すように各投入時間にシステムからの時間が反映される。この入力に対して、プロセス名演算部１２５又は業務名演算部１２６は標準事務量を下記（５）式に従って演算する（ステップＳ２４）。基準時間及びアロワンスは、データベース１４０のアロワンスデータ１４２に格納されている。
【００４７】
標準事務量＝実績件数×必要処理時間×アロワンス …（５）
上記（５）式で求められた標準時間、予測の確定数及び使用された時間を示す投入時間表が、図４０に示すようにプリンタ１６０より出力される（ステップＳ２５）。スキル区分別（短期パート、長期パート、社員・担当、役員・役席）の日別（２日〜３１日）に予測確定値、標準件数、投入時間が印字出力されている。このような投入時間表が、上記ステップＳ２３で指定された業務毎に出力される。
【００４８】
更に、プロセス区分別の投入時間を図４１のメニュー画面で、プロセス区分の“整備審査１”をクリックすることによって入力する。そして、図４２に示す予測帳票をプリンタ１６０から出力すると共に、図４３に示す実績帳票を出力する。図４２において、“予測表・業務別”をクリックすると図４３に示すような予測結果が出力され、“事務項目別予測表”をクリックすると事務項目１の明細が出力され、“予測一覧表・業”をクリックすると業務区分別の明細が出力される。また、図４３において、“事務量実績表・業務別”をクリックすると図４０に示すような実績結果が出力され、“要員実績表・業”をクリックすると人数が出力され、“実績総括表・業”をクリックすると図４４に示すような事務項目１の明細が出力され、“実績一覧表・業”をクリックすると図４５に示すような業務区分別の明細が出力され、“事務件数分析表”をクリックすると件数の予測と実績の比較一覧が出力され、“業務標準明細表”をクリックすると最も細かい単位での明細が出力される。
【００４９】
図４４の事務量・要員総括表において、予測事務量は予測演算部１２３で前記（３）式に従って求め、標準事務量は前記（５）式に従って求め、投入事務量は図３６又図３９の投入時間入力画面で下記（６）式に従って求める。
【００５０】
投入事務量＝所定内＋所定外＋応援受−応援出 …（６）
また、予測差異事務量は“標準事務量−予測事務量”で求め、投入差異事務量は“投入事務量−標準事務量”で求める。
【００５１】
一方、予測要員数は予測演算部１２３で前記（４）式若しくは下記（７）式に従って求め、標準要員数は下記（８）式に従って求め、投入要員数は下記（９）式に従って求める。なお、（７）式は図４４にて使用される数式である。図４４では１ヶ月間の累計データが表わされてしまうため、分母に“データ保有日数”を持つことで１日当りの要員数を算出することができる。
【００５２】
予測要員数＝予測事務量÷（基準時間×データ保有日数） …（７）
標準要員数＝標準事務量÷（基準時間×データ保有日数） …（８）
投入要員数＝投入事務量÷（基準時間×データ保有日数） …（９）
そして、予測差異要員数は“標準要員数−予測要員数”で求め、投入差異要員数は“投入要員数−標準要員数”で求める。また、人件費（千円）における予測人件費は人件費演算部１２５で下記（１０）式に従って求め、標準人件費は下記（１１）式に従って求め、投入人件費は下記（１２）式に従って求める。
【００５３】
予測人件費＝予測事務量×時間単価÷１０００ …（１０）
標準人件費＝標準事務量×時間単価÷１０００ …（１１）
投入人件費＝投入事務量×時間単価÷１０００ …（１２）
更に、本発明では下記（１３）式に従って投入単価演算部１２６で投入単価を計算しており、これにより各事務作業別の経費率を明示することができ、今後の手数料設定やサービス内容の見直しに活用できると共に、投入単価自体の推移を参照することで、効率性の比較も可能となる。
【００５４】
投入単価＝投入事務量×時間単価÷実績件数 …（１３）
図４５の事務量・要員一覧表においても上述と同様に計算される。
【００５５】
以下に、本発明の応用例を説明する。
【００５６】
図４６は必要人員数の確定、調達を行うための月次作業を示しており、過去１年分の予測データを各業務部門毎に蓄積しておき（ステップＳ３０）、月次作業を行うときに蓄積されている予測データを入力し（ステップＳ３１）、前述した演算式で自動処理する（ステップＳ３２）。予測データの入力では予測件数入力で、前年実績件数を修正する。そして、各業務部門毎に出力の指示を行い（ステップＳ３３）、プリンタ１６０や表示装置１５２、パソコンの表示部に結果を出力し（ステップＳ３４）、その結果に基づいて企画部や総務部等とミーティングし（ステップＳ３５）、派遣スタッフ等の要請を人事部や総務部等に対して行う（ステップＳ３６）。
【００５７】
図４７は各業務毎の要員数の調整を行うための週次作業を示しており、データを各業務部門毎に入力し（ステップＳ４０）、データを自動処理する（ステップＳ４１）。この入力に際して、必要の都度修正予測件数を入力する。そして、各業務部門毎に出力を指示し（ステップＳ４２）、結果を出力し（ステップＳ４３）、その結果に基づいて企画部や総務部等と週次ミーティングし（ステップＳ４４）、各業務部門間で要員を移動させて部門間の要員の調整を行う（ステップＳ４５）。
【００５８】
また、図４８は実績と予測の比較、評価、分析を行うための日次作業を示しており、データ（実績件数、投入時間）を各業務部門毎に毎日入力し（ステップＳ５０）、データを自動処理する（ステップＳ５１）。そして、各部門毎に出力指示し（ステップＳ５２）、結果を出力し（ステップＳ５３）、その結果に基づいて企画部や総務部等とミーティングし、実績比較、評価、分析を行う（ステップＳ５４）。
【００５９】
【発明の効果】
本発明の要員管理システムによれば、証券代行業務全体若しくは各組織の業務量、要員について客観的な根拠を算出することができると共に、将来を見とおした業務量、要員の予測が可能である。また、ミスや不備による処理上の負担を顕在化し、対策検討に役立てることができ、投資判断の客観的なデータを提供することができる。
【００６０】
更に、業務量の変動をいつでも情報として把握できることから、その変動に応じた要員配置が随時可能となる。担当業務の移譲を検討する必要情報であり、例えば現在社員が担当している業務を、作業の細分化・マニュアル化等を講じることで、パートタイマーへ移譲していくことが可能、との判断をすることができる。また、スキル区分に対応した労働単価に時間を乗算することによって労働コストを求めることができ、労働コストの管理を行って経営上の指標とすることができる。
【００６１】
図４９は本発明の効果を示しており、点線が予測事務量であり、破線が演算された標準事務量である。これに対し、実線は実際の投入事務量であり、標準事務量に近似した数値となっている。また、本発明による計画作業時間と実績作業時間を６ヶ月で計測した結果、図５０に示すようなデータとなり、本発明による効果が顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の基本概念を示すブロック図である。
【図２】本発明のハードウェア構成例を示す図である。
【図３】本発明システムの構成例を示す機能ブロック図である。
【図４】演算処理部の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図５】本発明による業務区分とプロセス区分の関係を示す図である。
【図６】業務標準シート（買取）の一例を示す部分図である。
【図７】業務区分マスタの一例を示す図である。
【図８】事務項目１マスタの一例を示す図である。
【図９】事務項目２マスタの一例を示す図である。
【図１０】プロセス区分マスタの一例を示す図である。
【図１１】スキル区分マスタの一例を示す図である。
【図１２】業務標準シートデータの一例（未払い）を示す図である。
【図１３】業務標準シートデータの一例（未払い）を示す図である。
【図１４】アロワンスデータ（業務別）の一例を示す図である。
【図１５】アロワンスデータ（プロセス別）の一例を示す図である。
【図１６】本発明システムの入力と出力の関係を示す図である。
【図１７】本発明の動作例を示すフローチャートの一部である。
【図１８】本発明の動作例を示すフローチャートの一部である。
【図１９】予測事務件数の入力を説明するための画面図である。
【図２０】予測事務件数の入力を説明するための画面図である。
【図２１】予測事務件数の入力を説明するための画面図である。
【図２２】仕掛の入力画面の一例を示す画面図である。
【図２３】仕掛件数修正前の予測件数入力画面図である。
【図２４】仕掛件数修正画面を開いた状況を示す画面図である。
【図２５】仕掛件数修正入力の画面図である。
【図２６】仕掛件数修正後の予測件数入力画面図である。
【図２７】予測確定画面の一例を示す図である。
【図２８】予測確定画面の一例を示す図である。
【図２９】予測結果の一例を示す図である。
【図３０】実績件数入力のメニュー画面例を示す画面図である。
【図３１】実績件数入力の日付入力画面例を示す画面図である。
【図３２】実績件数入力の件数入力画面例を示す画面図である。
【図３３】プロセス区分別の実績件数入力のメニュー画面例を示す画面図である。
【図３４】業務区分別の実績件数入力のメニュー画面例を示す画面図である。
【図３５】業務区分別の実績件数入力の日付入力画面例を示す画面図である。
【図３６】業務区分別の実績件数入力の初期画面例を示す画面図である。
【図３７】スキル別個人の投入時間の明細例を示す図である。
【図３８】スキル別要員表の一例を示す図である。
【図３９】業務区分別実績件数入力の入力データの一例を示す画面図である。
【図４０】標準時間、予測の確定数及び実績時間を示す投入時間表の一例を示す図である。
【図４１】プロセス区分別の投入時間入力のメニュー画面例を示す画面図である。
【図４２】予測帳票の一例を示す画面図である。
【図４３】実績帳票の一例を示す画面図である。
【図４４】事務量・要員総括表の一例を示す図である。
【図４５】事務量・要員一覧表の一例を示す図である。
【図４６】月次作業の動作例を示すフローチャートである。
【図４７】週次作業の動作例を示すフローチャートである。
【図４８】日次作業の動作例を示すフローチャートである。
【図４９】本発明の効果を示すタイムチャートである。
【図５０】本発明の効果を示すデータ図である。
【図５１】従来の証券代行業務の一例を説明するための模式図である。
【符号の説明】
１ 予測値
２ 実測値
３ 分析
４ 要員の調達と調整
５ 改善事項
１００ 本発明システム（コンピュータシステム）
１１０ メインコンピュータ
１１１ インタフェース
１２０ 演算処理部
１２１ 制御部
１２２ 仕掛判定部
１２３ 予測演算部
１３０ ワーキングテーブル
１３１ 予測件数テーブル
１３２ 予測実績件数テーブル
１３３ 実績件数テーブル
１３４ 仕掛件数テーブル
１３５ 投入時間テーブル（全体）
１３６ 投入時間テーブル（明細）
１３７ プロセス投入時間テーブル（全体）
１３８ プロセス投入時間テーブル（明細）
１４０ データベース
１４１ 業務標準シートデータ
１４２ アロワンスデータ
１５０ 管理端末
１６０ プリンタ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a staff management system in a securities transfer business which enables efficient management and allocation of staff (staff) in a securities transfer business such as a trust bank. The present invention relates to a personnel management system in a securities agency business that enables efficient procurement and adjustment of personnel based on predictions and results even when the number of personnel varies greatly depending on the timing and department.
[0002]
[Prior art]
The securities transfer business, which is a type of financial service, is a business in which the company issuing shares (issuing company) is processed as a stock transfer agent in relation to the affairs of the issuing company (stock affairs). The stock affairs are necessary for the issuing company to manage its shareholders, stocks, etc., which are the foundations of its own existence, but as the size of the stock company expands, the shares are made public and owned by a very large number of shareholders (domestic and overseas). As the number of companies increases, the stock clerical work of the company becomes enormous, and the administrative burden increases. Therefore, if the issuing company can outsource the stock affairs that are not directly related to the business of the company to a trusted external organization (agent agency), more efficient management will be possible.
[0003]
In response to the needs of such issuers, securities agency services have been established. The companies that provide brokerage services are trust banks and companies that specialize in agency services. The work of securities transfer agencies has been forced to perform labor intensive work on large numbers of stock certificates. Therefore, its management efficiency depends on the skill of personnel management (management of dispatched employees, etc.).
[0004]
Conventionally, for example, in a transfer agent business in a trust bank, there are administrative operations of a shareholder registry, transfer of shares, administrative operations of a general meeting of shareholders, dividend-related operations, extraordinary operations such as capital increase, and the like. It takes the form of a securities transfer business, which is divided into vertically divided business divisions. That is, the securities transfer business is generally divided into six divisions (businesses) of rewriting, purchase, conversion, unpaid, various notifications, and substantial shareholder management. Each section of rewrite, purchase, conversion, unpaid, and various notifications has a "query and paper request" section (process), and each section of rewrite, purchase, conversion, unpaid, various notifications, and real shareholder management A "mail sorting" staff (process), a "reception" staff (process), and a "maintenance examination" staff (process) are provided. Also, one “scan” staff (process), “punch input” staff (process), and “WF” staff (process) are provided in common for all departments. Scanning is a task of reading stock certificates and the like, punch input is a task of inputting data to a computer or the like with a keyboard or the like, and WF means "working flow" and is a task of collation. In addition, each department has an "error investigation" section (process), and a rewriting section has a "stamp" section (process), "stock certificate issue" section (process), "final check" section (process), and "shipping". There is a clerk (process), and the purchase department has a “payment” clerk (process). In addition, the conversion department has “share issue” (process), “payment” (process), and “shipping” (process), and the unpaid department has “payment” (process). Are provided with a "final check" staff (process) and a "completion guide dispatch" staff (process).
[0005]
Since the securities transfer business is a vertically divided organization as described above, and does not aggregate process units, the general affairs department or the human resources department has been working for many years in order to secure personnel according to the requests from each department. Based on their experience and intuition, temporary employees and regular employees are arranged, procured, and moved and arranged.
[0006]
For example, when estimating the number of employees in business A in year x month, the department in charge will know (1) the number of cases handled and the number of employees input in the same month last year, and (2) the number of cases (3) The number of persons in (1) above is multiplied by the growth rate to predict the number of personnel. The number of personnel predicted in this way was reported or applied to the general affairs department or the human resources department as a request, and the general affairs department or the human resources department determined the number of personnel to be entered after adjusting the number of personnel from the overall budget. However, there is little basis for whether the input number in the previous year is an appropriate number for the number of cases at that time, and when the business A is composed of several types of business such as a1 and a2 and the time for processing each business is different, There is a problem that simply summing up the number of cases of each work is not necessarily proportional to the total work volume. In addition, the number of cases of the work A fluctuates every day during the month, but there is a problem that the personnel estimation is based on the average number of cases during the month. In other words, it is not a daily staff forecast but an average monthly staff forecast.
[0007]
On the other hand, regarding the performance management of personnel, conventionally, the number of actual results, the number of input personnel, and the number of hours out of work were grasped and managed for each business organization. In addition, verification has not been conducted sufficiently, and efficient examination has not been sufficiently conducted in order to compare the actual number of cases for each task with the time required for the task.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
As mentioned above, in the securities agency business, the business has been clearly separated according to each department in the past, so that each department performs processes such as inquiry, paper request, mail sorting, reception, maintenance examination, error investigation etc. vertically. Therefore, there is no compatibility between departments except for a part of scanning and the like, and there is an inefficiency in terms of corporate activities and economics. In addition, each division has a different busy time. For example, a division in which substantial shareholders are managed is particularly busy from May to June before and after the general shareholders meeting, and a division related to dividends tends to be particularly busy after the general meeting. In addition, each department secures personnel on a monthly basis at the busiest time.
[0009]
However, looking at the issues to be addressed in detail, there is a slight difference in the timing of peaks between departments, and although divisions do not always peak at the same time, vertical operation between departments is not compatible. There is a fact that the probability of sex is being hindered. Furthermore, the conventional empirical approach has a problem that it is difficult to establish a reasonable resource allocation logic that is acceptable to each sector.
[0010]
For this reason, in companies such as trust banks that perform securities transfer services, temporary employees adjust staffing, and labor is required to arrange such staffing. From the viewpoint of profitability, efficient securing based on rational reasons for personnel is strongly desired.
[0011]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a securities agency in which the degree of concentration of operations fluctuates over time or the efficiency of operations is greatly affected by the level of skill. Securities transfer that enables efficient management and allocation of personnel in the business, as well as streamlining between operations through process management, and economically securing personnel to improve profitability. An object of the present invention is to provide a personnel management system in business.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a personnel management system in a securities agency business, and the object of the present invention is to store business standard sheet data for each business category of the securities agency business and allowance data for each skill according to the business category or the process category. While having a database, a main computer having a working table, a management terminal connected to the main computer for inputting the business standard sheet data and skill-specific allowance data, and a main computer installed in the securities agency business department, It is composed of connected terminal devices, and inputs the estimated number of office work for each business category together with the due date from the terminal device, predicts the amount of work and the number of employees on the due date based on the database, and outputs the prediction result. Is achieved by doing
[0013]
The business standard sheet data contains at least processing steps, processing variables, skills, schedules, time, or the skills are classified into short-term parts, long-term parts, employees / charges, and employees / posts The above-described object of the present invention can be achieved more effectively by inputting the number of work in progress when there is a work in progress when the estimated number of work is input.
[0014]
Further, the present invention relates to a personnel management system in a securities agency business, and the object of the present invention is to provide a business standard sheet data for each business category of the securities agency business, and allowance data for each skill according to the business category or the process category. A main computer having a stored database and a working table; a management terminal connected to the main computer for inputting the business standard sheet data and skill-specific allowance data; and a main terminal installed in the securities agency business section. A terminal device connected to a computer, and inputs the estimated number of office work for each business category together with the first date from the terminal device, and estimates the amount of office work and the number of personnel on the first date based on the database. , The number of corrected jobs for the forecast result is Category Type with separate second date, based on the database is achieved by predicting the modified office amount and the number of modifications personnel in the second date.
[0015]
Further, the present invention relates to a personnel management system in the securities transfer business, and the object of the present invention is to store business standard sheet data for each business category of the securities transfer business and allowance data for each skill according to the business category or the process category. A main computer having a stored database and a working table; a management terminal connected to the main computer for inputting the business standard sheet data and skill-specific allowance data; and a main terminal installed in the securities agency business section. A terminal device connected to a computer, and inputs the estimated number of office work for each business category together with the first date from the terminal device, and estimates the amount of office work and the number of personnel on the first date based on the database. , The number of corrected jobs for the forecast result is Enter the date and time for each category together with the second date, estimate the amount of corrected work and the number of corrected personnel on the second date based on the database, and then enter the actual number of work and the actual input time for each skill, and This is achieved by inputting and calculating the process category name, and outputting the actual amount of work and the actual number of employees, the estimated amount of work and the estimated number of employees, the actual result and the input time.
[0016]
If the skills are classified into short-term part, long-term part, employee / charge, employee / post, or if there is a work-in-progress at the time of inputting the forecasted number of work and the number of corrected work, by inputting the number of work-in-progress, The above object of the present invention is achieved more effectively.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The present invention recognizes the future business expansion and intensified competition in the securities transfer business, and manages personnel based on a newly designed business standard sheet in order to aim for more efficient corporate management. In other words, by reducing each task to work contents, skill requirements and standard processing time divided into small and medium units, and systematically controlling the input amount of human resources according to the processing amount assumed in advance, the conventional black By providing a clear basis for the boxed personnel calculation and comparing the theoretical time calculated by the system parameters with the actual input time, the play part of the labor force is exposed, resulting in an efficient It realizes corporate management. In addition, processes that have been disassembled to the minimum unit of work are bundled for each type, and what has been integrated in a certain scale constitutes a real organization. By returning to work that anyone can do and ensuring compatibility between departments, Can be expected to improve efficiency. Furthermore, in addition to calculating the required personnel for the number of cases processed on the day, the system has a work-in-process processing function that manages procedures that are not completed on the day over multiple days, so that it can reliably handle sudden and enormous volume of outsourcing. It is possible.
[0018]
The present invention provides a standard staff calculation function that calculates the amount of work (hours) and the number of employees (number of people) according to the type of business and the number of transactions in the securities transfer business, and the skill classification (eg, short-term part, long-term (Parts, employees / responsibility, employees / posts, total), a function to calculate the number of personnel by skill category, a performance evaluation function to compare the estimated work load / number of personnel with the actual input time / number of personnel, And a simulation function for estimating the work volume and the number of personnel in consideration of the remaining amount.
[0019]
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0020]
FIG. 1 is a block diagram showing the basic concept of the present invention. By inputting a predicted value (number of affairs) 1 to a system (computer system) 100 of the present invention, a prediction operation based on a predetermined operation expression is executed. The prediction result (number of affairs) 101 is output. Also, the actual measured value 2 based on the actual business is input to the system 100 of the present invention in parallel after the start of the business, a comparison 102 between the predicted result 101 and the actual measured value 2 is performed, and an analysis 3 based on the comparison 102 is managed. It is executed by a person or the like. The prediction result 101 and the analysis result 3 are used for the procurement and adjustment 4 of the personnel, and the feedback is performed in consideration of the improvement item 5 to be reflected in the next prediction value 1. By repeating the above operation, more secure and accurate personnel can be secured, and a reasonable basis for securing personnel can be given.
[0021]
Note that the solid line in FIG. 1 indicates the flow of electronic information on the system, and the dashed line indicates a mental process of a manager or the like.
[0022]
FIG. 2 shows an example of a hardware configuration of the present invention. A management terminal 150 and a printer 160 operated by an operator of a management headquarters are connected to a main computer 110. Personal computers (PC) # 1, # 2,..., #N as terminal devices arranged for each group (business department) are connected. The printers may be individually connected to the personal computers # 1 to #n.
[0023]
In such a configuration, only the data necessary for the system operation is input from the management terminal 150, and the prediction number data and the like are input from the personal computers # 1, # 2,. , #N, the support data for securing personnel in each section is obtained.
[0024]
FIG. 3 shows an example of the detailed configuration of the above system. A main computer 110 installed in a headquarters or the like includes an arithmetic processing unit 120 for executing arithmetic processing and a database 140 storing reference data used in the present invention. And a working table 130 that functions as a working table for arithmetic processing, and an interface 111 that connects the personal computers # 1 to #n installed in each business department. A management terminal 150 and a printer 160 are connected to the arithmetic processing unit 120 of the main computer 110. The management terminal 150 includes an input device 151 such as a keyboard and a mouse for inputting data, and a display device 152 for data display and operation guidance. It is composed of
[0025]
A database 140 is connected to the arithmetic processing unit 120. The database 140 stores job standard sheet data 141 for each job category and allowance data 152 for giving an allowance per skill for each job category or process category. In addition, it has a business category master 143, a business item 1 master 144, a business item 2 master 145, a process category master 146, and a skill category master 147. Further, a working table 130 is connected to the arithmetic processing unit 120, and the working table 130 stores a predicted number of confirmed cases and stores the predicted number of cases, and a predicted actual number table 132 stores and stores the predicted number and the actual number of cases. , A number-of-actuals table 133 for accumulating and storing the number of actual cases, a number-of-processes table 134 for accumulating and storing the number of in-process cases, and an input-time table for accumulating and storing the total input time for each business division (total ) 135, an input time table (specification) 136 that holds the detailed input time of each business division unit, a process input time table (entire) 137 that accumulates and stores the total input time of the process division unit, A process input time table (specification) 138 for accumulating and storing the detailed input time. That.
[0026]
The arithmetic processing unit 120 has a configuration shown in FIG. 4. The database 140 and the working table 130 are connected to a control unit 121 that performs overall control. Further, an input device 151 and a display device 152 of the management terminal 150 are connected. , Printer 160 and interface 111 are connected. In addition, the control unit 121 is connected to a work-in-process determination unit 122, a prediction calculation unit 123, a prediction correction calculation unit 124, a process name calculation unit 125, a business name calculation unit 126, a personnel cost calculation unit 125, and a unit price calculation unit 126. I have. Data from the personal computers # 1 to #n is input only to the working table 130, and the contents of the database 140 cannot be changed from the personal computers # 1 to #n.
[0027]
In the present invention, as shown in FIG. 5, the securities transfer business is divided into rewriting, storefront, custody, stock certificate, new ticket issuance, purchase, unpaid, ledger, various reports, list, general affairs, and the like. All items are divided into item 1 (middle classification) and item 2 (small classification). For example, regarding the business “rewriting”, item 1 is divided into name transfer, share certificate exchange, application for non-possession of share certificates, request for non-ownership grant, special, and fee, and item 2 is direct transfer of item 1 name transfer and share certificate exchange. Branches, etc., item 1 non-possession of share certificates and request for non-ownership grant are directly sent, head office, etc., special items of item 1 are inheritance, notifications with share certificates, treasury stock retirement store, foreigner restrictions It is a stock, and the fee of item 1 is the original bill draft and the commission total. Regarding the “payment” operation, item 1 is divided into payment for the elapsed period, cash management, transfer impossible, settlement of unpaid payment, reissue, report, and fee, and item 2 accepts postal payment for the period elapsed in item 1 The amount paid by the branch office, inheritance, re-transfer, item 1 fund management is deposit funds management, item 1 transfer failure is acceptance / shipment, fund return, item 1 unpaid Confirmation is reception / input (notification), reception / input (receipt), unpaid confirmation, payment report, item 1 is reissued after the period has elapsed, and item 1 report is The next report, the preparation of the unpaid ledger, and the preparation of the balance certificate / hand are required, and the fee of item 1 is the fee. The reason for dividing work items into items 1 and 2 is to facilitate data processing.
[0028]
Also, in the present invention, a process that becomes a cross-sectional work for a business item is received, maintenance examination, scanner, OCR, workflow (collation), new ticket issuance, stock certificate, final check, shipping, cash management, investigation, shareholder Although it is divided into management and the like, FIG. 5 shows a part thereof. In the present invention, as skills indicating skills or levels, the present invention is divided into four types: short-term part, long-term part, employees / charges, and employees / posts, and the amount of work and the number of personnel are predicted for each skill. . In addition, it is also possible to add a category such as a beginner, a beginner, an intermediate level, an advanced level, and the like.
[0029]
FIG. 6 shows the business standard sheet used in the present invention for the business “purchase” (item 1 “purchase” in the middle category, item 2 “branch” in the sub-class). Classification is divided into divisions 1 to 53, and for each division, processing step 1, processing step 2, processing variable, skill, schedule, time, process, and remarks are defined. Such a work standard sheet is defined for each of the work items “rewrite”, “store”, “storage”, “stock certificate”, etc., and data is input from the input device 151 of the management terminal 150 while looking at the work standard sheet. When the data of the business standard sheet is input from the input device 151, the input data is registered in the business classification master 143, the business item 1 master 144, the business item 2 master 145, the process classification master 146, and the skill classification master 147. An example of the business division master 143 is as shown in FIG. 7, an example of the office item 1 master 144 is as shown in FIG. 8, and an example of the office item 2 master 145 is as shown in FIG. An example of the process section master 146 is as shown in FIG. 10, and an example of the skill section master 147 is as shown in FIG. The skill section master 147 in FIG. 11 shows the short-term part (code 11), the long-term part (code 12), the employee / person in charge (code 22), the hourly unit price, the overtime unit price, and the reference time of the employee / office (code 23). It is used for calculating the number of personnel and cost. The data registered in each of the masters 143 to 147 is rearranged for each item and registered in the database 140 as business standard sheet data 141 as shown in FIGS.
[0030]
In the present invention, the business standard sheet data 141 stored in the database 140 is used as the framework of the calculation system, and is created in accordance with the flow of business (for example, reception → processing → dispatch). Since the processes for the items 1 and 2 are indicated by codes (for example, “022” and “090”), the totaling can be performed in process units across the respective tasks. By setting process divisions in consideration of the fact that the same work process has many common items of the same kind of work and skill, necessary data can be extracted in organization units without changing the work standard sheet. In the past, since all data were collected only in business divisions, necessary information could not be extracted unless a business standard sheet was recreated every time there was an organizational change. However, according to the present invention, such inconvenience is solved.
[0031]
The "processing step 1" column in the business standard sheet data 141 is a general business term indicating the processing content, and the "processing step 2" column is a paraphrase of an industry term for easy understanding. “Processing variable” means coefficient data (number of cases), the same numerical value is applied to the same symbol, and the input of the coefficient value in each section is simplified. In the “Skill” column, “11” indicates the short-term part of the temporary staff, “12” indicates the long-term part of the temporary staff, “22” indicates the employee's charge, and “23” indicates the employee's position. I have. “Schedule” indicates the number of days required for the processing step. For example, schedule “1” indicates that the schedule occurs on the first day, and schedule “2” indicates that the process occurs on the second day. Is shown. “Time (seconds)” indicates the required processing time per case in seconds, “Y” indicates that the number of predicted cases can be input, and “F” indicates the number of actual cases. "S" indicates that it is possible to input the number of processes in progress, and when the items are inputtable, a flag "1" is set for each item and the system is recognized. ing. Only the items for which such a flag is set are transmitted to the personal computers # 1 to #n via the control unit 121 of the arithmetic processing unit 120, and the respective items are displayed on the display units of the personal computers # 1 to #n. The data is input from the input unit according to the screen displayed on the screen.
[0032]
On the other hand, the allowance data 142 stored in the database 140 has contents as shown in FIG. 14 and FIG. 15, and FIG. 14 shows the skill classification (short-term part, A long-term part, employee / charge, employee / post) Allowance is shown as an example. For example, if the allowance is “1.20”, it means that when the number of input office work is “10”, calculation is performed as “12”. In these allowances, in the business standard sheet (see FIG. 6), the required processing time required for the work itself is set as a set value, so that, for example, the start-up time of a personal computer, preparation of stationery, organizing time, and work documents are distributed to workers. It adjusts the time, such as time, that is not reflected in the system. Further, FIG. 15 shows an example of setting all-arounds for each skill (short-term part, long-term part, employee / in charge, employee / office) for process category 01 “Reception” to process category 15 “shareholder service” (however, in this example, Blank). The allowance data 142 is input from the input device 151 of the management terminal 150 and set.
[0033]
FIG. 16 shows the relationship between the input data and the output data of the system 100 of the present invention. The number of office work (forecast), the number of office work (forecast correction), the number of office work (actual), and the input time (actual) for each skill are shown in FIG. The data is input from the input device 151 to the system 100 of the present invention as input data. That is, the number of office work for prediction, the number of office work as an actual measurement value, and the actual processing time for each skill are input to the control unit 121 from the input device 151. In the present invention system 100, based on the input number of office work (forecast, actual) and input time for each skill, the business standard sheet data 141 (processing process, processing variable (coefficient), skill, With reference to the schedule, time, process code, occurrence of in-process, and the allowance data 142, an arithmetic process described later is executed. The results of the arithmetic processing by the system 100 of the present invention are displayed on the display units of the personal computers # 1 to #n as the required daily work volume and the number of personnel (forecast) for each skill (employee / staff) and printed by the printer 160. It is output and used to determine personnel procurement and adjustments. The daily required work volume and the required number of employees (forecast correction) for each skill (employee / staff) are displayed on the display unit, printed out by the printer 160, and used as adjustment data between the departments of the personnel. Further, the daily required amount of work and the number of personnel (actual results) for each skill (employees / staff) are displayed on the display unit and printed out by the printer 160, and are used as analysis data for comparing prediction and actual results. The “business standard” in FIG. 16 corresponds to, for example, the business standard sheet shown in FIG.
[0034]
The arithmetic processing unit 120 of the system 100 of the present invention calculates the amount of work and the number of personnel (number of people) according to the inputs from the personal computers # 1 to #n based on the following equations (1) and (2). The “required processing time” in the expression (1) is “time” set in the business standard sheet (see FIG. 6), and the “reference time” in the expression (2) is the allowance data 142 (FIG. 14). , See FIG. 15) for each skill.
[0035]
Work volume = number of cases (processing variables) x required processing time ... (1)
Number of personnel (number of people) = amount of work / reference time ... (2)
On the other hand, when the data of the business standard sheet of FIG. 6 is input from the management terminal 150 to the system 100 of the present invention, it becomes business standard sheet data 141 as shown in FIGS. That is, when data is input from the input device 151 in accordance with the business standard sheet, the data is once classified and registered in each of the masters 143 to 147, then the data is organized, and managed in the system in a format as shown in FIGS. The business standard sheet data 141 is obtained. This example relates to the “payment for the elapsed period” of the business category “unpaid”, and the process category, skill type, schedule, time (second), actual input, and forecast input for each of the detailed processes (01 to 24). , The number of unit prices to be calculated, and the work in progress, and reference details and coefficients of processing variables (1) to (5) are input. The processing variables (1) to (5) are for summarizing terms to facilitate the operation by addition and subtraction, and “Result input”, “Forecast input”, “Unit price calculation number”, and “Work in process” indicate flags. I have. Note that only office item 2 is different between FIG. 12 and FIG.
[0036]
With the above configuration, the operation of the present invention will be described with reference to the flowcharts of FIGS.
[0037]
First, a date to be predicted and a target business name are input from the input units of the personal computers # 1 to #n (step S1), and further, the number of office work for prediction is input (step S2). For the input of the number of office work, for example, on the menu screen of FIG. 19 showing the business “unpaid / notification”, click “Payment for elapsed period” of the office item 1, and the screen of FIG. By inputting a month and instructing "open" of "file", an input screen shown in FIG. 21 is displayed. In this input screen, the target year, month (day) is input, and the number of daily forecasts for each target office is input. Note that the number of cases on the initial screen in FIG.
[0038]
Thereafter, the work in progress determining unit 122 determines whether or not there is a work in progress for the job (step S3), and if there is a work in progress, inputs the number of work in progress according to the screen of FIG. 22 (step S4). After inputting the number of processes or when there is no process, the control unit 121 determines whether or not the data input has been confirmed (step S5). The input data of the number of processes in process at step S4 is registered in the number-of-processes table 134, the confirmed input data in step S6 is registered in the predicted number table 131, and the undetermined data is registered in the predicted actual number table 132.
[0039]
The process of the in-process will be described with reference to a screen example. First, on the predicted number screen of FIG. 23, when "*" displayed in the "work in process" column of "mail reception" of the office item 2 is clicked, the screen of FIG. If the numerical value “621” of “Receipt Inspection Mail Processing Number” on the 3rd day indicated by the cursor on the screen of FIG. 24 is changed to “842” based on the number of processings on the 3rd day, the screen of FIG. 25 is displayed. Then, when the confirmation is instructed on the screen of FIG. 25, the confirmation screen of FIG. 26 is displayed.
[0040]
The prediction confirmation screen is shown in FIG. 27. The confirmation screen (not shown) is obtained by clicking “confirm” of “file” at the upper left, and the screen shown in FIG. 28 is obtained by inputting the user ID and the password. When you open the data again, "OK" is displayed in the upper right.
[0041]
For these data inputs, the prediction calculation unit 123 performs a prediction calculation for each skill category according to the following equations (3) and (4) (step S7). The reference time and the allowance are stored in the allowance data 142 of the database 140, and the main computer 110 can estimate the amount of office work by inputting the number of office work from the personal computers # 1 to #n.
[0042]
Estimated office work volume = number of input office work x required processing time x allowance ... (3)
Estimated number of staff = Estimated work volume / Reference time ... (4)
FIG. 29 shows a case where the calculation result of the estimated work amount and the estimated number of personnel based on the above equations (3) and (4) is calculated for each skill, and the form output instruction is issued from the personal computers # 1 to #n. The data is tabulated and displayed on the display units of the personal computers # 1 to #n, and printed out from the printer 160 via the main computer 110 (step S8). As the prediction result, the predicted amount of work and the predicted number of personnel are printed for each day (from the 2nd to the 31st) for each skill category (short-term part, long-term part, employee / charge, officer / post). Such a prediction table is output for each task specified in step S1.
[0043]
After the output of the prediction result as described above, the date to be predicted and the name of the target business are further input from the personal computers # 1 to #n (step S10), and the corrected value of the predicted number of office work as the date and time elapse is input. (Step S11). The correction value input data of the predicted number of office work is overwritten and registered in the predicted actual number table 132, and the input of the date and the target business name is performed by the personal computers # 1 to #n according to FIG. Thereafter, the work in progress determination unit 122 determines whether or not there is a work in progress for the job (step S12). If there is a work in progress, a work number correction value is input according to FIGS. 24 and 25 (step S13). The input data of the number-of-processes correction value is overwritten and registered in the number-of-processes table 134. For these data inputs, the prediction correction operation unit 124 performs the prediction correction operation according to the above-described equations (3) and (4) (step S14), and outputs the result of the prediction correction operation (step S15). The form in this case is also the same as in FIG. FIG. 25 shows a screen for inputting the number of predicted items after the correction of the number of processes in progress. Then, the above operation is repeated until the actual date comes (step S16).
[0044]
When the forecast is corrected and the specified date is reached (step S16), the results of the number of affairs and the actual input time for each skill are input from the personal computers # 1 to #n (step S20). Name or process name is selected (steps S21 to S23). The menu screen for inputting the number of actual results is shown in FIG. 30. When, for example, "payment for the elapsed period" is clicked on this menu screen, the date input screen shown in FIG. 31 is displayed. Then, the number of actual results for the office item 2 is sequentially input on the number input screen of FIG.
[0045]
To enter the number of actual results for each process category, click “Maintenance Examination 1” on the menu screen of FIG. 33 and enter the actual number of results for each process category. Further, the input time of "unpaid / notification" is input by business division. First, for example, "unpaid / notification" is clicked on the menu screen of FIG. ), And then the breakdown of the input time for each skill (short-term part, long-term part, employee responsibilities, officer's office) and office work item 1 (middle classification) are entered on the initial screen of the result input in FIG.
[0046]
In this case, as shown in FIG. 37, the input time for each individual is indicated by an individual name for each skill (short-term part, long-term part, employee charge, officer position). A skill-specific staff table as shown in FIGS. 37 and 38 is created. The staffing table by skill shows the total time for the personnel management system by the input time (predetermined, overtime, receiving support, receiving support, net) for each skill (short-term part, long-term part, employee responsibilities, officer's office), and the period Breakdown of progress, cash management, transfer failure, unpaid settlement, reissue, reporting, and fees. As a result of the input, the time from the system is reflected in each input time as shown in FIG. In response to this input, the process name calculation unit 125 or the business name calculation unit 126 calculates the standard workload according to the following equation (5) (step S24). The reference time and the allowance are stored in the allowance data 142 of the database 140.
[0047]
Standard work volume = number of actual results x required processing time x allowance ... (5)
The input time table showing the standard time, the number of confirmed predictions, and the used time obtained by the above equation (5) is output from the printer 160 as shown in FIG. 40 (step S25). For each skill category (short-term part, long-term part, employee / in charge, officer / office), the predicted finalized value, standard number, and input time are printed out by day (2nd to 31st). Such an input time table is output for each task specified in step S23.
[0048]
Further, the input time for each process category is input by clicking "maintenance examination 1" of the process category on the menu screen of FIG. Then, the forecast form shown in FIG. 42 is output from the printer 160, and the result form shown in FIG. 43 is output. In FIG. 42, when the “forecast table / business” is clicked, the prediction result as shown in FIG. 43 is output. When the “forecast table for each office item” is clicked, the details of the office item 1 are output. Clicking "Business" will output the details for each business category. Also, in FIG. 43, when the “Amount of work result table / work” is clicked, the result is output as shown in FIG. 40. When the “employee result table / work” is clicked, the number of people is output. Clicking on "work" outputs the details of office item 1 as shown in FIG. 44. Clicking on "Result List / Work" outputs the details by business category as shown in FIG. Click "" to output a list of comparisons between the predicted number of results and the actual results, and click "Business standard schedule" to output details in the smallest unit.
[0049]
In the work volume / workforce summary table shown in FIG. 44, the predicted work volume is obtained by the predicting operation unit 123 according to the above formula (3), the standard work volume is obtained according to the above formula (5), and the input work volume is shown in FIG. It is obtained according to the following equation (6) on the input time input screen.
[0050]
Input work volume = within specified + non-specified + support received-support output ... (6)
The estimated difference work amount is obtained by “standard work amount−estimated work amount”, and the input difference work amount is obtained by “input work amount−standard work amount”.
[0051]
On the other hand, the predicted number of personnel is determined by the prediction calculation unit 123 according to the above equation (4) or the following equation (7), the standard number of personnel is determined according to the following equation (8), and the number of input personnel is determined according to the following equation (9). Expression (7) is an expression used in FIG. In FIG. 44, the accumulated data for one month is represented, so that the number of personnel per day can be calculated by having “data retention days” in the denominator.
[0052]
Estimated number of employees = Estimated work volume / (Reference time x Data retention days) ... (7)
Number of standard staff = standard workload / (standard time x number of days of data retention) ... (8)
Number of input staff = input work volume / (reference time x number of days of data retention) ... (9)
The number of predicted difference personnel is determined by “standard number of personnel—predicted number of personnel”, and the number of input difference personnel is determined by “number of input personnel—standard number of personnel”. The estimated labor cost in the labor cost (thousand yen) is calculated by the labor cost calculation unit 125 according to the following formula (10), the standard labor cost is calculated according to the following formula (11), and the input labor cost is calculated according to the following formula (12). .
[0053]
Estimated labor cost = Estimated amount of work x Unit price per hour / 1000 ... (10)
Standard labor cost = Standard work volume x hourly unit cost / 1000 ... (11)
Input labor cost = Input work volume x Unit price per hour / 1000 ... (12)
Further, in the present invention, the input unit price is calculated by the input unit price calculation unit 126 according to the following equation (13), whereby the expense ratio for each office work can be specified, and the commission setting and the service content will be reviewed in the future It is possible to compare the efficiency by referring to the transition of the input unit price itself.
[0054]
Input unit price = input work volume x hourly unit price / actual number of cases ... (13)
The calculation is also performed in the same manner as described above in the work volume / personnel list shown in FIG.
[0055]
Hereinafter, application examples of the present invention will be described.
[0056]
FIG. 46 shows a monthly work for determining and procuring the required number of personnel. When the forecast data for the past year is accumulated for each business unit (step S30), the monthly work is performed. Is input (step S31), and is automatically processed by the above-described arithmetic expression (step S32). In the input of forecast data, the number of results in the previous year is corrected by inputting the number of forecasts. Then, an output instruction is issued for each business division (step S33), and the result is output to the printer 160, the display device 152, and the display unit of the personal computer (step S34). A meeting is made (step S35), and a request from the dispatch staff is made to the human resources department, the general affairs department, and the like (step S36).
[0057]
FIG. 47 shows a weekly operation for adjusting the number of personnel for each business, data is input for each business department (step S40), and data is automatically processed (step S41). In this input, the number of predicted corrections is input each time it is necessary. Then, an output is instructed for each business unit (step S42), the result is output (step S43), and based on the result, a weekly meeting is performed with the planning department and the general affairs department (step S44). Then, the staff is moved to adjust the staff between departments (step S45).
[0058]
FIG. 48 shows a daily operation for comparing, evaluating, and analyzing the results and the forecasts. Data (the number of results, input time) is input every day for each business unit (step S50), and the data is entered. Automatic processing is performed (step S51). Then, an output instruction is issued for each department (step S52), the result is output (step S53), and based on the result, a meeting is held with the planning department, the general affairs department, and the like, and the results are compared, evaluated, and analyzed (step S54). .
[0059]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to the personnel management system of this invention, while being able to calculate the objective basis about the whole securities agency business or the business volume of each organization, and personnel, it is possible to forecast the business volume and personnel looking into the future. . In addition, the processing load caused by mistakes and deficiencies becomes apparent, which can be used for studying countermeasures, and objective data on investment decisions can be provided.
[0060]
Further, since the fluctuation of the work volume can be grasped as information at any time, the staffing according to the fluctuation becomes possible at any time. It is necessary information to consider the transfer of work in charge.For example, it is determined that it is possible to transfer the work currently being handled by an employee to a part-timer by subdividing the work and making it manual. Can be. Further, the labor cost can be obtained by multiplying the labor unit price corresponding to the skill category by the time, and the labor cost can be managed and used as a management index.
[0061]
FIG. 49 shows the effect of the present invention. The dotted line indicates the estimated amount of work, and the broken line indicates the calculated standard amount of work. On the other hand, the solid line is the actual amount of input work, which is close to the standard amount of work. Further, as a result of measuring the planned work time and the actual work time according to the present invention in six months, the data becomes as shown in FIG. 50, and the effect of the present invention is remarkable.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a basic concept of the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating a hardware configuration example of the present invention.
FIG. 3 is a functional block diagram illustrating a configuration example of a system of the present invention.
FIG. 4 is a block diagram illustrating a detailed configuration example of an arithmetic processing unit.
FIG. 5 is a diagram showing the relationship between business divisions and process divisions according to the present invention.
FIG. 6 is a partial view showing an example of a business standard sheet (purchase).
FIG. 7 is a diagram showing an example of a business division master.
FIG. 8 is a diagram showing an example of a work item 1 master.
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of a work item 2 master.
FIG. 10 is a diagram illustrating an example of a process division master.
FIG. 11 is a diagram showing an example of a skill division master.
FIG. 12 is a diagram showing an example of business standard sheet data (unpaid).
FIG. 13 is a diagram showing an example of business standard sheet data (unpaid).
FIG. 14 is a diagram showing an example of allowance data (by business).
FIG. 15 is a diagram showing an example of allowance data (for each process).
FIG. 16 is a diagram showing a relationship between an input and an output of the system of the present invention.
FIG. 17 is a part of a flowchart showing an operation example of the present invention.
FIG. 18 is a part of a flowchart showing an operation example of the present invention.
FIG. 19 is a screen diagram for explaining the input of the estimated number of office work.
FIG. 20 is a screen diagram for explaining input of the estimated number of office work.
FIG. 21 is a screen diagram for explaining input of a predicted number of office work.
FIG. 22 is a screen diagram showing an example of a work input screen.
FIG. 23 is a view showing a screen for inputting the predicted number of items before the number of processes in progress is corrected.
FIG. 24 is a screen diagram showing a state in which the number-of-processes correction screen is opened.
FIG. 25 is a view showing a screen for inputting the number of processes in progress.
FIG. 26 is a view showing a screen for inputting the number of predicted cases after correcting the number of processes in progress.
FIG. 27 is a diagram illustrating an example of a prediction confirmation screen.
FIG. 28 is a diagram showing an example of a prediction confirmation screen.
FIG. 29 is a diagram illustrating an example of a prediction result.
FIG. 30 is a screen diagram showing an example of a menu screen for inputting the number of actual results.
FIG. 31 is a screen diagram showing an example of a date input screen for inputting the number of actual results.
FIG. 32 is a screen diagram showing an example of a number input screen for inputting the number of actual results.
FIG. 33 is a screen diagram showing an example of a menu screen for inputting the number of actual results for each process category.
FIG. 34 is a screen diagram showing an example of a menu screen for inputting the number of results for each business category.
FIG. 35 is a screen diagram showing an example of a date input screen for inputting the number of actual results for each business category.
FIG. 36 is a screen diagram showing an example of an initial screen for inputting the number of actual results for each business category.
FIG. 37 is a diagram showing a detailed example of an input time of an individual by skill.
FIG. 38 is a diagram showing an example of a staff table by skill.
FIG. 39 is a screen diagram showing an example of input data for inputting the number of actual results by business category.
FIG. 40 is a diagram showing an example of an input time table showing a standard time, the number of confirmed predictions, and an actual time.
FIG. 41 is a screen diagram showing an example of a menu screen for inputting an input time for each process category.
FIG. 42 is a screen diagram showing an example of a prediction form.
FIG. 43 is a screen diagram showing an example of a performance report.
FIG. 44 is a diagram showing an example of a work volume / personnel summary table.
FIG. 45 is a diagram showing an example of a work volume / personnel list.
FIG. 46 is a flowchart showing an operation example of monthly work.
FIG. 47 is a flowchart showing an operation example of a weekly work.
FIG. 48 is a flowchart showing an operation example of daily work.
FIG. 49 is a time chart showing the effect of the present invention.
FIG. 50 is a data diagram showing the effect of the present invention.
FIG. 51 is a schematic diagram for explaining an example of a conventional securities agency business.
[Explanation of symbols]
1 Predicted value
2 Actual measured values
3 Analysis
4 Procurement and adjustment of personnel
5 Improvement items
100 System of the Present Invention (Computer System)
110 Main computer
111 interface
120 arithmetic processing unit
121 control unit
122 Work in progress judgment unit
123 prediction operation unit
130 Working table
131 Forecast number table
132 Forecast Result Number Table
133 results table
134 Work in process table
135 Input time table (whole)
136 Input time table (detail)
137 Process input time table (whole)
138 Process Input Time Table (Details)
140 database
141 business standard sheet data
142 Allowance Data
150 management terminal
160 printer
