JP2004123438A - 腐食防止効果を持つコンクリート - Google Patents

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村木 謙介
Akishi Onishi
大西 晃史
Takeshi Kojima
小島 猛
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Abstract

【課題】コンクリート等の金属構造体上での錆や腐食の発生を防止・抑制し、コンクリートの耐久性を高める。
【解決手段】コンクリート内部の金属製構造体の発錆や腐食を抑制・防止するため、抗酸化作用を持つ種々の培養微生物および/または抽出物、または微生物を添加して焼成したセラミックス粉末を利用する。このような培養微生物、抽出物、または微生物添加セラミックス粉末は、コンクリートに直接添加するか、またはコンクリート固化時の養生水に添加して用いる。微生物の抗酸化作用を持続的に活用し、金属製構造体表面を抗酸化状態に保持することで、発錆や腐食を抑制・防止する。
【選択図】   なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建造物の鉄筋基礎、またはケーブル管路に使用する鉄筋コンクリート管(ヒューム管)、地中送電用洞道等におけるコンクリートに関し、コンクリート内部の金属製構造体の腐食や錆に対する防止・抑制効果を高めることで、コンクリートの耐久性を増強させるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンクリートの経時的な劣化現象の一つとして中性化がある。セメントと水の水和反応により硬化したコンクリートの内部は、水和生成物である水酸化カルシウムによりpH12〜14の強いアルカリ性を呈し、コンクリート内部にある鉄筋等の金属製構造体は、この水酸化カルシウムの不導態被膜で覆われることにより腐食環境から保護されている。しかし、水酸化カルシウムは水に溶解した空気中の二酸化炭素と反応し、徐々に炭酸カルシウムに変化するため、コンクリート内部は酸性化していく。これがコンクリートの中性化であり、この現象が金属の周囲まで進行してpHが10以下に達すると、発錆環境となるため、腐食劣化による金属製構造体の強度低下や、錆の発生によって鉄筋など内部の金属が約2倍の体積に膨張し、周辺のコンクリートを押出することによる亀裂や剥落(曝裂)発生の原因となる。近年、建物の屋根や外壁等に用いられたコンクリートでは、酸性雨の影響により中性化の速度がより早まっていると言われている。
【0003】
中性化以外にも、塩害による錆の発生や、不適正骨材によるアルカリ骨材反応、あるいは初期のブリーディング、水和熱による膨張、乾燥収縮などを原因としてもコンクリートの亀裂や剥落が発生する。このような破損個所では、鉄筋や鉄骨などの金属製構造体はより外部からの水分や酸素と接触しやすく、より一層錆や腐食が進行しやすい状態となっている。
【0004】
こうした現象への対策として、コンクリート表面から金属製構造体までの距離(被り、または鉄筋深さ)を十分にとる、コンクリート表面にタイル張りや塗装など、透気性・透水性を低くするための仕上げを施すといった設計面での配慮や、コンクリート自体への防錆剤の添加、金属製構造体のコーティングといった対策が採られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、コンクリートの内部の金属製構造体における錆および腐食の発生を抑制および防止することにより、コンクリートの耐久性を増強することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
近年、乳酸菌、酵母菌、光合成細菌、放線菌、糸状菌といった種々の微生物に、生育環境の酸化状態を改善する性質があることが知られるようになった。特に乳酸菌、酵母菌、放線菌、糸状菌、光合成細菌といった五科十属八十余種の微生物を、互いに混在した状態で複合培養したものは、有用微生物群(Effective Micro−organisms、略称EM)と呼ばれ、特に優れた抗酸化作用を発揮することが報告されている。有用微生物群の培養産物は、草刈りや剪定により出た植物体や家庭からの生ゴミなどに、糖蜜等を添加した物を培地として、菌体(EMボカシと呼ばれる)や培養液を植え付け、発酵処理を行うことにより得ることが出来る。培地中の微生物の種類や比率は培地組成や温度、通気性、培養開始からの期間等の条件によって変動するが、好ましい発酵が進行した培地は、pH4以下の酸性を呈する。
【0007】
農業や汚水処理、廃棄物処理といった分野では、1980年代から、有用微生物群による環境改変効果の利用が多数報告されている。こうした研究の過程において、有用微生物群は金属に対しても抗酸化効果を示し、錆の防止や除去に作用することが発見された。こうした微生物による抗酸化作用は、菌体や培養液だけでなく、それらの抽出物においても認められた。現在では、有用微生物群の菌体や培養液、培養液抽出物、またはこれらの加工製品が、土壌や水質の改良、または脱臭や有害化学物質の除去を目的として安価に市販されている。(特開平7−010640、比嘉照夫著「EM産業革命」綜合ユニコム株式会社刊、株式会社イーエムジャパン商品パンフレット、同社広報誌「エコ・ピュア」35号他による)
本願発明は、このような微生物による抗酸化作用を、コンクリート内部の金属構造体の錆や腐食による脆弱化を抑制および防止するために利用するものである。
【0008】
請求項1に記載の本発明のコンクリートは、培養微生物および/または微生物からの抽出物をコンクリートに添加することにより、金属製構造体の耐久性を増強することができる。これはコンクリート打設時に添加剤として微生物菌体や抽出物を、あるいは混練水として培養液や微生物抽出物の懸濁液を用いるものである。
【0009】
種々の微生物による抗酸化作用は、培養液等の抽出物においても認められており、抽出物の添加によっても金属製構造体への防錆作用が期待できる。コンクリートへ添加する培養微生物および/またはその抽出物は、植物などの有機物材料を乳酸菌、酵母菌、放線菌、糸状菌、光合成細菌およびその他の種々の微生物によって、20〜60℃の温度条件下で7〜14日間発酵処理することによって得られる、pH4以下を呈する培養液、および/またはこのような培養液から分離した菌体および抽出物の形で添加することを特徴とする。好ましくはこの培養液は、微生物が対数増殖期から定常期に移行する、活発な生育状態の菌体が液中にほぼ飽和した状態の物を用いる。この培養液は、市販されている微生物の培養液または微生物による発酵産物を用いることもできる。なお、本明細書における「培養液抽出物」とは、微生物の培養液からフィルタリングなどにより菌体を分離した上清、あるいはこの上清液からの抽出成分の固化物を示す。ここで、コンクリートへ微生物抽出物を添加する場合には上記の条件で培養を行った培養液からの全抽出物をコンクリート1kgに対し1〜5gを、培養液をそのまま混練水として添加する場合には、前記比率に相当する成分を含有する量の培養液を添加することを特徴とする。このようなコンクリートには、微生物培養液や培養菌体、またはそれらの抽出物の他に、防錆剤や増粘剤、混和剤等の添加剤が添加されていても良い。
【0010】
請求項2に示すこの発明のコンクリートは、請求項1に記載のコンクリートが、更に、前記微生物が、特に有用微生物群であることを特徴とする。コンクリートへの添加剤として、植物など有機物材料をEMで発酵処理して得られる抗酸化力を持つ培養液、菌体、あるいはこれらからの抽出物を用いることにより、EMの微生物の協調による特異な抗酸化作用を金属製構造体の発錆を防止・抑制に利用しようとするものである。但し、本発明の記述における「有用微生物群」または「EM」は、乳酸菌、酵母菌、放線菌、光合成細菌、糸状菌をはじめとする10族80余種の微生物を共培養したものを指し、ここに含まれる微生物の種や菌株や、その比率については、特に限定するものではない。
【0011】
請求項3に示すこの発明のコンクリートは、請求項1に記載のコンクリートが、更に前記培養微生物および/または微生物抽出物が、これを粘土に混和し高温焼成して得られたセラミックス粉末として3〜5重量%添加されることを特徴とする。微生物による抗酸化作用は、このようにセラミックスの形に加工しても残存していることが知られている(特開平7−010640)。このようなセラミックスを微細粉末化し、コンクリートへの添加剤として用いることで、簡便に微生物由来の抗酸化作用を付与することができる。このような微生物添加セラミックスは、粘土に請求項1について述べたような培養条件で得られた培養液や、そこから分離した菌体および/またはその抽出物を添加し、混練したものを500〜1300℃で高温焼成して製造できる。これをコンクリートに対し3〜5重量%の比率で添加することで、特に良好な金属製構造体への防錆・防腐食効果を示す、扱い易いコンクリートを得られる。また、ここで用いる微生物による生産物の添加されたセラミックスは、上記のような方法により製造された、既に市販の製品を用いることもできる。またこのようなコンクリートには、微生物添加セラミックスの他に、防錆剤や増粘剤、混和剤等の添加剤が添加されていても良い。
【0012】
請求項4に示すこの発明のコンクリートは、請求項2に記載のコンクリートと同様に、請求項3に記載の培養微生物および/または微生物抽出物を混和して製造したセラミックス粉末が、有用微生物群またはその抽出物を用いて製造されたものであることを特徴とする。
【0013】
請求項5に示すこの発明の、コンクリート内部の金属製構造体の腐食を抑制および防止する方法は、コンクリートの打設時に養生水として、培養微生物および/または微生物抽出物を添加した懸濁液を用いることを特徴とする。これは養生の最中もコンクリート層を微生物の培養液および/または微生物からの抽出物の懸濁液で処理し、微生物の抗酸化作用によって発錆および腐食を抑制および防止することで、金属製構造体の耐久性を保持しコンクリートの延命を図るものである。ここで用いる養生水中には、上記請求項1の項で記述したのと同様の培養条件により得られた培養微生物、および/またはこの微生物からの抽出物が、成分比で約0.1〜3.0重量%添加されることを特徴とする。
【0014】
請求項6に示すこの発明のコンクリート内部の金属構造体の腐食抑制および防止方法は、請求項2、4と同様に、請求項5に記載の培養微生物が、有用微生物群であることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を更に詳しく説明する。但し、本発明の技術思想を逸脱しない限り、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。
【0016】
【実施例】
[実施例1]
本発明の一例を用いたコンクリート製品として、生コンクリート混和時に水分として微生物培養液EM1号(商品名、株式会社イーエムジャパン製)原液を清水で希釈したものを用い、微生物添加コンクリートを作成した。ここで使用したEM1号液は、破砕した植物に糖蜜などを添加したものを培地として、乳酸菌を主体とした数十種以上の微生物からなる有用微生物群によって発酵処理した物で、pH4以下を呈する培養液である。セメント1kgに対し砂3kg、EM1号5%希釈液700mlを加えて攪拌した。このようにして作成されたコンクリート製品は、EMの抗酸化作用により、EM1号希釈液の代わりに清水を用いたコンクリートと比較して、コンクリート内部の金属製構造体の発錆、腐食を有意に抑制・防止する。
【0017】
[実施例2]
本発明の更なる実施形態として、コンクリートの打設時に、有用微生物群の培養液抽出物を含むセラミックス粉末を混練したコンクリート製品を示す。
【0018】
ここではセメント1kgに対し、砂3kg、水700mlと、EM・Xセラミックスパウダー(イーエムジャパン社製)を3重量%添加して攪拌し、コンクリートを作成した。このEM・Xセラミックスパウダーは、複合培養を行った有用微生物群の培養液をフィルタリングすることにより抽出液を得、これを粘土に混練し、1300℃で焼成してセラミックスとした後、微細粉末化したものである。
【0019】
このようにして作成されたコンクリートは、EMの抗酸化作用が焼成されたセラミックスにも保持されていることにより、EM・Xセラミックスパウダーを添加せずに作成したコンクリートと比較して、コンクリート内部の金属製構造体の腐食を有意に予防・抑制する。
【0020】
[実施例3]
本発明の更なる実施形態として、コンクリート打設時の養生水として微生物培養液の希釈溶液を用いる方法を示す。
【0021】
通常実施されている方法によって生コンクリート作成した後、実施例1に用いたのと同じ微生物培養液EM1号液の5%希釈液を養生水として用い、コンクリートを固化させた。このようにして作成されたコンクリートは、EM1号希釈液の代わりに清水を養生水に用いた場合と比較して、コンクリート内部の金属製構造体の腐食を有意に予防・抑制する効果を示す。
【0022】
【発明の効果】
上記のように構成された本発明にかかるコンクリート、またはコンクリート内部の金属製構造体の腐食抑制および防止方法は、以下のような効果を持つ。
コンクリートに培養微生物および/または微生物抽出物を添加することにより、本発明に記載のコンクリートおよび/または金属製構造体の腐食抑制および防止方法を用いたコンクリートは、金属製構造体の腐食や錆の発生が抑制または防止され、耐久性を高めることができる。
また該コンクリートは製造が簡便で安価であるため、生産性、経済性にも優れる。

Claims (6)

  1. 植物などの有機物材料を20〜60℃の温度条件下で7〜14日間発酵処理することによって得られ、pH4以下を呈する培養微生物、および/またはこの微生物からの抽出物が、成分比で約0.1〜3.0重量%添加されることを特徴とする、内部の金属製構造体の腐食を抑制または防止する効果を持つコンクリート。
  2. 前記微生物が有用微生物群(Effective Micro−organisms、略称EM)である、請求項1に記載のコンクリート。
  3. 前記微生物、および/または微生物抽出物が、成分比で約3〜10重量%の添加率で粘土に混練され、これを500〜1300℃で高温焼成することにより得られるセラミックス粉末として3〜5重量%添加されることを特徴とする、請求項1に記載のコンクリート。
  4. 前記微生物が、有用微生物群である、請求項3に記載のコンクリート。
  5. 植物などの有機物材料を20〜60℃の温度条件下で7〜14日間発酵処理することによって得られpH4以下を呈する培養微生物、および/またはこの微生物からの抽出物を、成分比で約0.1〜3.0重量%添加した懸濁液を、コンクリート打設時の養生水として用いることを特徴とする、コンクリート内部の金属製構造体の腐食を抑制または防止する方法。
  6. 前記微生物が有用微生物群である、請求項5に記載の、コンクリート内部の金属製構造体の腐食を抑制または防止する方法。
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