JP2004121744A

JP2004121744A - Golf club head

Info

Publication number: JP2004121744A
Application number: JP2002293820A
Authority: JP
Inventors: Hitoshi Oyama; 尾山　仁志
Original assignee: Sumitomo Rubber Industries Ltd
Current assignee: Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date: 2002-10-07
Filing date: 2002-10-07
Publication date: 2004-04-22

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To finish a golf club head precisely in weight without impairing the ball hitting sound. <P>SOLUTION: This golf club head comprises around a hollow interior part (i) a face wall 3 having a face surface 2 for hitting a ball, a crown wall 4 continuous to the upper edge of the face surface 2 to form the upper surface of the head, a sole wall 5 continuous to the lower edge of the face surface 2 to form the bottom surface of the head and a side wall 6 extending between the crown wall 4 and the sole wall 5 from the toe side edge to the heal side edge of the face surface 2 through the back face of the golf club head. The head is provided with a holder 9, which holds a weight adjusting material 10 therein, on the hollow interior part (i) side of the side wall 6. The weight adjusting material 10 and the holder 9 are arranged such that they do not contact any inner surface of the sole wall 5, the crown wall 4 and the face wall 3. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、打球音を損ねることなくヘッドの重量調節を容易化しうるゴルフクラブヘッドに関する。
【０００２】
ゴルフクラブヘッドは、製品の品質上、精度の高い重量管理が要求される。このような重量管理を精度良く行うために、下記特許文献１では、ヘッドを目標重量よりも僅かに軽く製造し、しかる後、ヘッド内部の中空部に、加熱により流動性を有しかつ常温で固化する重量調整材を注入してヘッド重量を最終調整することを開示している。この方法は、製造上のヘッドバラツキを吸収し、或いはヘッドの重量バランスを調節できる。なお特許文献１では、図１５（Ａ）、（Ｂ）に略示するように、重量調整材ａがソール壁部ｂ又はクラウン壁部ｃの内面と接触している。
【０００３】
【特許文献１】
特開平８−２５７１７４号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
発明者らは、種々の解析を行ったところ、ソール壁部やクラウン壁部の構造は、打球音に大きく影響することが判明した。一般に、ゴルファが心地良く感じる打球音を調べると、高音でかつ残響音がより長く発生していることが分かった。そして、このような打球音を得るためには、ヘッドのソール壁部及びクラウン壁部の厚さをより薄くし、より響きやすい構造とすることが良い。
【０００５】
しかしながら、図１５に示した従来のヘッドでは、重量調整材ａがヘッドのソール壁部ｂ又はクラウン壁部ｃに接触するため、該壁部ｂ、ｃの振動を妨げ、ひいては打球音を低音化しまた残響音の持続性を阻害する傾向がある。一方、さらなる実験の結果、クラウン壁部ｃとソール壁部ｂとの間をなすサイド壁部ｄは、殆ど打球音に関与しないことが判明した。
【０００６】
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、サイド壁部の中空部側に、重量調整材を収容した収容部を設けるとともに、前記重量調整材及び収容部を、前記ソール壁部、前記クラウン壁部及び前記フェース壁部の各内面のいずれにも接することなく設けることを基本として、重量管理を適切に行いつつ打球音の悪化を防止しうるゴルフクラブヘッドを提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明のうち請求項１記載の発明は、ボールを打球するフェース面を有するフェース壁部、前記フェース面の上縁に連なりヘッド上面をなすクラウン壁部、前記フェース面の下縁に連なりヘッド底面をなすソール壁部及び前記クラウン壁部と前記ソール壁部との間を前記フェース面のトウ側縁からバックフェース部を通りヒール側縁にのびるサイド壁部を有し、かつ内部を中空部としたゴルフクラブヘッドであって、前記サイド壁部かつその中空部側に、重量調整材を収容した収容部が設けられるとともに、前記重量調整材及び前記収容部は、前記ソール壁部、前記クラウン壁部又は前記フェース壁部の各内面のいずれにも接することなく設けられることを特徴としている。
【０００８】
また請求項２記載の発明は、前記重量調整材は、加熱により流動性を有しかつ常温で固化することにより前記収容部に固定されることを特徴とする請求項１記載のゴルフクラブヘッドである。
【０００９】
また請求項３記載の発明は、前記収容部は、前記重量調整材と前記中空部とを連通させる開口部を有するとともに、前記重量調整材は、前記中空部内で発生したヘッド屑を捕捉可能な粘着性を有することを特徴とする請求項１又は２記載のゴルフクラブヘッドである。
【００１０】
また請求項４記載の発明は、前記サイド壁部は、前記重量調整材をヘッド外方から収容部に注入しうる注入口と、前記重量調整材を注入した後に前記注入口を密閉する蓋体とを含むことことを特徴とする請求項２記載のゴルフクラブヘッドである。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図１は本実施形態のゴルフクラブヘッドの測定状態における正面図、図２はそのＡ−Ａ断面図、図３は図１のＢ−Ｂ断面図、図４は、ヘッドの分解斜視図をそれぞれ示している。なお測定状態とは、ヘッドを規定のライ角α、フェース角（図示しない）で水平面ＨＰに接地させた状態である。
【００１２】
図において、本実施形態のゴルフクラブヘッド（以下、単に「ヘッド」ということがある。）１は、ウッド型のものが例示される。該ヘッド１は、　ボールを打球するフェース面２を有するフェース壁部３、前記フェース面２の上縁２ａに連なりヘッド上面をなすクラウン壁部４、前記フェース面２の下縁２ｂに連なりヘッド底面をなすソール壁部５及び前記クラウン壁部４と前記ソール壁部５との間を前記フェース面２のトウ側縁２ｃからバックフェース部を通りヒール側縁２ｄにのびるサイド壁部６を有し、これらの各壁部に囲まれた内部を中空部ｉとしている。またヘッド１は、前記クラウン壁部４とサイド壁部６とフェース壁部３とのヒール側の交わり部近傍に、シャフト（不図示）が差し込まれるシャフト差込孔７ａを有する筒状のネック部７が設けられている。
【００１３】
前記各壁部３ないし６は、図２に示すように、各壁部の境界部分において、稜線又は断面輪郭の曲率の変化等を有するときには、その稜線又は曲率の変化部分の輪郭の中間で区分して各領域を定めるものとする。一方、ソール壁部５とサイド壁部６との境界部では、図１３に示すように、輪郭形状において実質的な曲率の変化が無い場合もある。この場合、ソール壁部５は、前記測定状態において、水平面ＨＰから１０ｍｍの高さｈに含まれる部分として定める。また本実施形態では、ヘッド１の内部の前記中空部ｉには、後述の重量調整材以外には何も封入されていない。従って、打球時にヘッド１の内部で生じる空気振動を妨げることがない。
【００１４】
前記ヘッド１は、本例では金属材料から構成される。金属材料としては、特に限定はされないが、例えばアルミニウム合金、チタン合金（α＋β型チタン合金又はβ型チタン合金など）、ステンレス鋼などの各種の材料が使用できる。本実施形態では、チタン合金が採用される。このようなヘッド１は、２種以上の部品を鍛造、鋳造又はプレス加工などによって成形するとともに、これらを溶接、接着、カシメ、ロウ付け等の各種の接合手段により固着することにより製造できる。本例では、図４に示すように、ヘッド１を、前記クラウン壁部４の主要部を構成するプレス材からクラウン板１ａと、このクラウン板１ａが溶着される開口部Ｏを上面に設けた鋳造品からなるヘッド本体１ｂとを溶接により一体に固着することにより製造したものを例示している。ただし、このような形態に限定される訳ではない。
【００１５】
好ましい打球音、また必要な強度を得るために、各壁部の厚さなどを規制することが有効である。例えばフェース壁部３は、小さすぎると強度が低下し割れなどを生じやすくなり、逆に大きすぎても打球音が低音化するほか反発性が低下しやすい。このような観点より、フェース壁部３の厚さは、好ましくは２．０〜３．０ｍｍ、より好ましくは２．２〜２．７ｍｍの範囲で設定するのが望ましい。またクラウン壁部４、ソール壁部５及びサイド壁部６についても、上述と同趣旨より、好ましくは０．５〜１．８ｍｍ、さらに好ましくは０．７〜１．４ｍｍの範囲で定めるのが望ましい。これによってヘッド１の体積を、３００〜４５０ｃｍ^３程度、より好ましくは３５０〜４００ｃｍ^３程度に大型化し、さらに打球音の響きを向上しうる点で望ましい。
【００１６】
また本実施形態のヘッド１は、サイド壁部６かつその中空部ｉ側に、重量調整材１０を収容した収容部９が設けられる。本実施形態の収容部９は、サイド壁部６のバックフェース部側に設けられる。該収容部９は、前記サイド壁部６とその内面に固着された受け片８との間で形成される。
【００１７】
前記受け片８は、例えば後縁側がサイド壁部６の内面に固着された平面視が略三日月状の底片部８ａと、この底片部８ａの前縁から立ち上がりかつクラウン壁部４の内面に接することなく終端する前片部８ｂとを一体に具えるものを例示している。前片部８ｂのトウ、ヒール方向の各端部８Ｅは、サイド壁部６の内面６ｉに固着される。これにより、収容部９は、ヘッド１の中空部ｉの中で上面に開口部１１が形成された上解放の樋状の空間を区画する。なお受け片８は、鋳造等にヘッド本体の成形と同時に形成されるのが望ましい。
【００１８】
また受け片８は、厚さが小さすぎると、強度が低下し打球時の衝撃で破損しやすくなるばかりか鋳造成形に際しては湯流れが悪くなり成形困難となり、逆に厚さが大きすぎると、この受け片が大きな重量を消費するため設計自由度が阻害される。特にに限定はされないが、前記受け片８の厚さは０．８〜１．５ｍｍ程度で形成するのが望ましい。
【００１９】
前記重量調整材１０は、本例では加熱により流動性を有しかつ常温で固化することにより前記収容部９の中に固定されるものが使用される。すなわち、流動状態で収容部９に注ぎ込むことができ、強制冷却ないし自然冷却によって固化させることによりこの収容部９の中に位置固定される。そして、ゴルフクラブの通常使用の衝撃、振動、温度変化等によっては位置の変化を生じることなく収容部９に固定できる。
【００２０】
また、重量調整材１０は、必要な重量分だけその都度流動状態で収容部９に注入することができる。このため、ヘッド１の重量調節が容易に行える。特に限定はされないが、重量調整材１０の好適な材料として、例えばポリイソブテン、ポリイソブチレン等の化合物、あるいはポリビニルエーテル等のエーテル類、またはアクリル系の粘着剤等が挙げられる。より具体的には、例えば日本石油化学（株）製の商品名「テトラックス」（ポリイソブチレン）又は「エバータック」（ポリブテン）などが好適である。
【００２１】
また本発明のヘッド１は、収容部９及び重量調整材１０が、ソール壁部５、クラウン壁部４又はフェース壁部２の各内面のいずれにも接することなく設けられる。このため、打球時に生じる前記各壁部５、４及び２の振動を妨げず、その結果、打球音の残響効果、特にクラウン壁部４とソール壁部５との振動を長期亘って持続させる。これは、心地よい残響音を発生させるのに役立つ。よって、本発明のヘッドは、重量調整を容易に行え、しかも従来のような打球音の悪化を防止しうる。
【００２２】
収容部９は、サイド壁部６の内側でかつクラウン壁部４、ソール壁部５及びフェース壁部３に接触しなければ、その形成位置や形状は特に制限されない。本例では、バックフェース部側に設けている。これは重心深度を大とするのに役立つ。またサイド壁部６のヒール側（ネック部７側）に収容部９を設けることもできる。ネック部７付近は、内部にシャフトを支える筒部が延在するため、他の部分に比して剛性が大きい。従って、このネック部近傍に収容部７を設けることにより、打球音への影響を特に減じうる。なおネック部近傍とは、図１４に示すように、前記測定状態のヘッド平面図において、ネック部７のシャフト差込孔７ａの軸中心線ＣＬを通る垂直面ＶＰと直角方向でもっともヘッド後方に位置する最後方点Ｐよりもヒール側の領域とする。
【００２３】
また、ヘッド１は使用につれて、その中空部ｉの内面に付着していた微細なバリや鋳物滓、溶接屑等のヘッド屑が該内面から剥がれ落ち中空部ｉ内に残留することがある。このようなヘッド屑は、スイング時にヘッド１の内面と擦れ合い、カラカラと異音を生じさせる。これは、プレーヤの心を乱しかつフィーリングを悪化させる。本実施形態のヘッド１は、収容部９が、重量調整材１０と中空部ｉとを連通させる開口部１０を有するとともに、重量調整材１０にはヘッド屑を捕捉可能な粘着性を持つものを採用する。これにより、開口部１０を介してヘッド屑と重量調整材１０とが接触する機会が確保される。重量調整材１０に接触したヘッド屑は、その粘着性によって重量調整材１０に捕捉され、上述の異音の発生を防ぐのに役立つ。とりわけ、前記開口部１０は、本例のように、水平面ＨＰから上方に隔たるにつれて開口面積が徐々に大となるものが望ましい。
【００２４】
なお重量調整材１０は、前述のような化合物に限定されるものではない。例えば、低融点金属材料を用いることもできる。この金属材料も、加熱することにより流動状態にでき、冷却により固化させることによって収容部９に移動不能に固定できる。従って、ヘッド重量をより精度良く管理するのに役立つ。低融点金属材料としては、特に限定はされないが、例えば融点が１５０〜２５０℃、より好ましくは１７０〜２３０℃程度のものが望ましい。融点が高すぎると、生産性や取り扱いが困難となり、逆に低すぎると、形状安定性が悪化し易くなるためである。
【００２５】
また低融点金属材料は、化合物などに比して比重が大きいため、ヘッドの重心設計などにも好適に利用できる。このような場合、比重は、特に限定はされないが例えば６．０〜９．０、より好ましくは７．０〜９．０とするのが望ましい。特に好ましくはヘッド本体１ａよりも比重を大とするのが良い。具体的には、はんだとして知られているＳｎ−３．０Ａｇ−０．５Ｃｕ（比重７．４、融点２１７〜２２０℃）、Ｓｎ−５８Ｂｉ（比重８．６、融点１３９℃）又はＳｎ−Ｚｎ系の合金（比重７．３、融点１９９〜２２２℃）等を用いるのが好ましい。
【００２６】
また図５に図２の部分拡大図を示すように、本実施形態では、サイド壁部６に、重量調整材１０を前記収容部９に注入しうる注入孔１２を設けたものを例示している。該注入孔１２は、例えばヘッド本体１ｂにクラウン板１ａを固着し、さらに塗装、研磨等を施した実質的に完成されたヘッド１の前記収容部９とヘッド外部とを連通できる。従って、例えば注入ノズルＮをこの注入孔１２に差し込んで重量調整材１０を収容部９の中に注入しうるとともに、注入孔１２を蓋体１３によって密閉状態で閉塞できる。そして、重量調整材１０が収容部９の中で固化することによって、重量を精度良く管理したヘッド１が製造できる。前記蓋体１３は、例えば樹脂材料等からなるいわゆるバッジなどを利用すれば、接着剤でサイド壁部６に簡単に固着できる。
【００２７】
図６、図７には、さらに本発明の他の実施形態を示している。
この実施形態では、ヘッド本体１ｂにおいて、ヘッドの中空部ｉに向けてへこむ凹み部１４を形成したものを例示している。この凹み部１４は、蓋体１５によって閉塞されることにより内部に重量調整材１０を収容しうる収容部９が形成される。蓋体１５は、溶接、カシメ、接着剤等にて固着できる。この形態の閉じた収容部９は、ヘッド１の中空部ｉの体積を減じる。従って、大きすぎると打球音が低音化し易く小さすぎても重量調整効果が損なわれる。このような観点より、収容部９の内部の空間体積は、好ましくは１０〜８０ｃｍ^３、より好ましくは２０〜５０ｃｍ^３とするのが良い。
【００２８】
【実施例】
表１の仕様に基づいてウッド型のゴルフクラブヘッドを複数種類試作するとともに、これらの同一のカーボンシャフトを装着して実際にゴルフボールを打撃して打球音テストを行った。打球音テストは、ハンディキャップ２〜３０の５０名のゴルファーによる官能評価とした。最高点を５点として打球音の高さ（高いほど５点に近い）、残響度合い（残響が長いものほど５点に近い）、好み（好みに近いほど５点に近い）の３つの評価を行ない、平均点で評価した。
【００２９】
なお比較例１として、図１１に示したように、隔壁ｅを有するが重量調整材１０がソール壁部のバックフェース部側に接触しているもの、比較例２として、図１２に示すように、隔壁が無くソール壁部全域に重量調整材１０が接触しているもの、比較例３として、隔壁、重量調整材ともに設けてない基準ヘッドについてもそれぞれ同様のテストを行った。なお、いずれも収容部、隔壁などを除いてヘッド形状、材料（Ｔｉ−６Ａｌ−４Ｖ）は同一のものを採用している。また重量調整材には、日本石油化学（株）製の商品名「エバータック」（ポリブテン）を採用した。なお収容部９の空間体積は、実施例３が１００ｃｍ^３であり、その他のもの（比較例３を除く）は４０ｃｍ^３とした。
テストの結果を表１に示す。
【００３０】
【表１】

【００３１】
テストの結果、実施例のものは、比較例に比べると、打球音の音が高くかつ残響も長いことが確認できる。とりわけ、実施例１、３では、収容部がヒール部近傍に設けられるため、打球音の悪化が非常に少なく、高音でかつ残響音も長く生じていることが確認できる。なお収容部の空間体積が小さい実施例１は、実施例３に比べると残響音をより長く発生させていることが分かる。一方、ソール壁部のほぼ全域に重量調整材が付着している比較例２では、明らかに打球音の悪化が見られる。
【００３２】
【発明の効果】
上述したように、請求項１記載のヘッドでは、サイド壁部かつその中空部側に、重量調整材を収容した収容部が設けられるとともに、重量調整材及び収容部は、打球時に心地良い残響音を生じさせるソール壁部、クラウン壁部又はフェース壁部の各内面のいずれにも接することなく設けられる。従って、重量調整材や収容部は、打球時の前記各壁部の振動を妨げることが無く、よって打球音の悪化を防止できる。
【００３３】
また請求項２記載の発明のように、前記重量調整材は、加熱により流動性を有しかつ常温で固化することにより前記収容部に固定されることによって、収容部に流動状態で注入でき、ヘッドの重量管理が容易に行える。また固化することによって、収容部に固着しうる結果、収容部への取り付けが容易に行える。
【００３４】
また請求項３記載の発明のように、収容部は、重量調整材と中空部とを連通させる開口部を有するとともに、重量調整材は、中空部内で発生したヘッド屑を捕捉可能な粘着性を有するときには、ヘッド内部で発生した屑片を重量調整材で捕捉でき、スイング中に音鳴り等が生じるのを効果的に防止できる。
【００３５】
また請求項４記載の発明のように、サイド壁部は、重量調整材を収容部に注入しうる注入口と、重量調整材を注入した後に前記注入口を密閉する蓋体とを含むときには、重量調整材を
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態を示すヘッドの分解斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ断面図である。
【図４】図１の分解斜視図である。
【図５】図２の部分拡大図である。
【図６】本発明の他の実施形態を示す図１のＡ−Ａ位置相当のヘッド断面図である。
【図７】図６のＡ−Ａ部分断面図である。
【図８】（Ａ）は実施例１のヘッドの断面図、（Ｂ）は、そのＹ−Ｙ断面図である。
【図９】（Ａ）は実施例２のヘッドの断面図、（Ｂ）は、そのＹ−Ｙ断面図である。
【図１０】（Ａ）は実施例３のヘッドの断面図、（Ｂ）は、そのＹ−Ｙ断面図である。
【図１１】（Ａ）は比較例１のヘッドの断面図、（Ｂ）は、そのＹ−Ｙ断面図である。
【図１２】（Ａ）は比較例２のヘッドの断面図、（Ｂ）は、そのＹ−Ｙ断面図である。
【図１３】ヘッドの側面図である。
【図１４】ヘッドの平面図である。
【図１５】（Ａ）、（Ｂ）は従来のヘッドの断面図である。
【符号の説明】
１　ゴルフクラブヘッド
１ａ　クラウン板
１ｂ　ヘッド本体
２　フェース面
３　フェース壁部
４　クラウン壁部
５　ソール壁部
６　サイド壁部
７　ネック部
８　受け片
９　収容部
１０　重量調整材
１２　注入口
１３，１５　蓋体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a golf club head that can facilitate the weight adjustment of the head without impairing the hitting sound.
[0002]
Golf club heads require highly accurate weight management in terms of product quality. In order to perform such weight management with high accuracy, in Patent Document 1 below, the head is manufactured slightly lighter than the target weight, and then the hollow portion inside the head has fluidity by heating and is at room temperature. It discloses that a weight adjusting material to be solidified is injected to finally adjust the head weight. This method can absorb head variations in manufacturing or adjust the weight balance of the head. In Patent Document 1, as schematically shown in FIGS. 15A and 15B, the weight adjusting material a is in contact with the inner surface of the sole wall portion b or the crown wall portion c.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 8-257174
[Problems to be solved by the invention]
As a result of various analyzes, the inventors have found that the structure of the sole wall portion and the crown wall portion greatly affects the hitting sound. In general, when the hitting sound that the golfer feels comfortable is examined, it has been found that the high-pitched sound and the reverberant sound are generated longer. In order to obtain such a hitting sound, it is preferable that the thickness of the sole wall portion and the crown wall portion of the head is made thinner to make the structure easier to resonate.
[0005]
However, in the conventional head shown in FIG. 15, since the weight adjusting member a contacts the sole wall portion b or the crown wall portion c of the head, the vibration of the wall portions b and c is prevented, and the hitting sound is reduced. Also, it tends to hinder the persistence of reverberant sounds. On the other hand, as a result of further experiments, it has been found that the side wall portion d formed between the crown wall portion c and the sole wall portion b hardly participates in the hitting sound.
[0006]
The present invention has been devised in view of the above-described problems, and is provided with an accommodating portion that accommodates a weight adjusting material on the hollow portion side of the side wall portion, and the weight adjusting material and the accommodating portion are provided as described above. Provided is a golf club head capable of preventing deterioration of hitting sound while appropriately performing weight management on the basis that the sole wall portion, the crown wall portion, and the face wall portion are provided without contacting each inner surface. The purpose is that.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, a face wall portion having a face surface for hitting a ball, a crown wall portion connecting to an upper edge of the face surface and forming a head upper surface, and a head bottom surface connecting to a lower edge of the face surface. A sole wall portion, a side wall portion extending between the crown wall portion and the sole wall portion from the toe side edge of the face surface through the back face portion to the heel side edge, and the inside being a hollow portion In the golf club head, the side wall portion and the hollow portion side thereof are provided with a housing portion that houses a weight adjusting material, and the weight adjusting material and the housing portion include the sole wall portion and the crown wall. It is characterized in that it is provided without touching any one of the inner surface and each inner surface of the face wall portion.
[0008]
According to a second aspect of the present invention, in the golf club head according to the first aspect, the weight adjusting material has fluidity when heated and is fixed to the housing portion by solidifying at normal temperature. is there.
[0009]
According to a third aspect of the present invention, the accommodating portion has an opening that allows the weight adjusting material and the hollow portion to communicate with each other, and the weight adjusting material is capable of catching head waste generated in the hollow portion. 3. The golf club head according to claim 1, wherein the golf club head has adhesiveness.
[0010]
According to a fourth aspect of the present invention, the side wall includes an injection port through which the weight adjusting material can be injected into the housing portion from outside the head, and a lid that seals the injection port after the weight adjusting material has been injected. The golf club head according to claim 2, further comprising:
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a front view of the golf club head according to the present embodiment in a measurement state, FIG. 2 is a sectional view taken along line AA, FIG. 3 is a sectional view taken along line BB in FIG. Show. The measurement state is a state in which the head is grounded to the horizontal plane HP at a specified lie angle α and face angle (not shown).
[0012]
In the figure, the golf club head (hereinafter, simply referred to as “head”) 1 of the present embodiment is exemplified by a wood type. The head 1 includes a face wall portion 3 having a face surface 2 for hitting a ball, a crown wall portion 4 connecting to the upper edge 2a of the face surface 2 and forming the upper surface of the head, and a bottom surface of the head connecting to the lower edge 2b of the face surface 2. And a side wall portion 6 extending between the crown wall portion 4 and the sole wall portion 5 from the toe side edge 2c of the face surface 2 through the back face portion to the heel side edge 2d. The interior surrounded by these wall portions is a hollow portion i. The head 1 has a cylindrical neck portion having a shaft insertion hole 7a into which a shaft (not shown) is inserted in the vicinity of the heel side intersection of the crown wall portion 4, the side wall portion 6, and the face wall portion 3. 7 is provided.
[0013]
As shown in FIG. 2, each of the walls 3 to 6 is divided in the middle of the contour of the ridge line or the changing portion of the curvature when the boundary portion of each wall has a change in the curvature of the ridge line or the sectional contour. Each area shall be defined as follows. On the other hand, at the boundary portion between the sole wall portion 5 and the side wall portion 6, there may be no substantial change in curvature in the contour shape as shown in FIG. In this case, the sole wall portion 5 is determined as a portion included in a height h of 10 mm from the horizontal plane HP in the measurement state. Moreover, in this embodiment, nothing is enclosed in the hollow part i inside the head 1 other than the weight adjusting material described later. Therefore, the air vibration generated inside the head 1 at the time of hitting is not disturbed.
[0014]
The head 1 is made of a metal material in this example. Although it does not specifically limit as a metal material, For example, various materials, such as an aluminum alloy, a titanium alloy ((alpha) + (beta) type titanium alloy or (beta) type titanium alloy etc.), stainless steel, etc. can be used. In this embodiment, a titanium alloy is employed. Such a head 1 can be manufactured by forming two or more types of parts by forging, casting, pressing, or the like, and fixing them by various joining means such as welding, adhesion, caulking, brazing, or the like. In this example, as shown in FIG. 4, the head 1 is provided with a crown plate 1 a from a press material constituting the main part of the crown wall portion 4 and an opening O in which the crown plate 1 a is welded on the upper surface. An example is shown in which the head main body 1b made of a cast product is integrally fixed by welding. However, it is not necessarily limited to such a form.
[0015]
In order to obtain a preferable hitting sound and necessary strength, it is effective to regulate the thickness of each wall portion. For example, if the face wall portion 3 is too small, the strength is reduced and cracks are likely to occur. Conversely, if the face wall portion 3 is too large, the hitting sound is lowered and the resilience is likely to be lowered. From such a viewpoint, the thickness of the face wall portion 3 is preferably set in the range of 2.0 to 3.0 mm, more preferably 2.2 to 2.7 mm. Further, the crown wall portion 4, the sole wall portion 5 and the side wall portion 6 are also preferably defined within the range of 0.5 to 1.8 mm, more preferably 0.7 to 1.4 mm, for the same purpose as described above. desirable. This by the volume of the head 1, 300~450cm ³ mm, more preferably in size to about 350～400Cm ^3, preferably in that can further enhance the sound of the hitting sound.
[0016]
Further, the head 1 of the present embodiment is provided with an accommodating portion 9 that accommodates the weight adjusting material 10 on the side wall portion 6 and the hollow portion i side. The accommodating portion 9 of the present embodiment is provided on the side wall portion 6 on the back face portion side. The accommodating portion 9 is formed between the side wall portion 6 and the receiving piece 8 fixed to the inner surface thereof.
[0017]
The receiving piece 8 has, for example, a bottom piece portion 8a having a substantially crescent shape in plan view, the rear edge side of which is fixed to the inner surface of the side wall portion 6, and rises from the front edge of the bottom piece portion 8a and contacts the inner surface of the crown wall portion 4. In this example, the front piece 8b that is terminated without being integrated is illustrated. Each end 8E in the toe and heel directions of the front piece 8b is fixed to the inner surface 6i of the side wall 6. Thereby, the accommodating part 9 partitions the upper open bowl-shaped space in which the opening part 11 was formed in the upper surface in the hollow part i of the head 1. The receiving piece 8 is preferably formed simultaneously with the molding of the head body such as casting.
[0018]
In addition, if the thickness of the receiving piece 8 is too small, the strength decreases and it is easy to break due to the impact at the time of hitting the ball. Since this receiving piece consumes a large weight, the degree of freedom in design is hindered. Although not particularly limited, it is preferable that the thickness of the receiving piece 8 is about 0.8 to 1.5 mm.
[0019]
In this example, the weight adjusting material 10 is fluidized by heating and fixed in the housing portion 9 by solidifying at normal temperature. That is, it can be poured into the accommodating portion 9 in a fluidized state, and is fixed in the accommodating portion 9 by solidifying by forced cooling or natural cooling. And it can fix to the accommodating part 9 without producing a change of a position by the impact, vibration, temperature change, etc. of normal use of a golf club.
[0020]
Further, the weight adjusting material 10 can be injected into the accommodating portion 9 in a fluid state each time a necessary weight. For this reason, the weight of the head 1 can be easily adjusted. Although not particularly limited, examples of suitable materials for the weight adjusting material 10 include compounds such as polyisobutene and polyisobutylene, ethers such as polyvinyl ether, and acrylic adhesives. More specifically, for example, “Tetrax” (polyisobutylene) or “Evertac” (polybutene) manufactured by Nippon Petrochemical Co., Ltd. is preferable.
[0021]
In the head 1 of the present invention, the accommodating portion 9 and the weight adjusting member 10 are provided without contacting any of the inner surfaces of the sole wall portion 5, the crown wall portion 4, or the face wall portion 2. For this reason, the vibration of each of the

wall portions

5, 4 and 2 generated at the time of hitting is not disturbed, and as a result, the reverberation effect of the hitting sound, particularly the vibration of the crown wall portion 4 and the sole wall portion 5 is sustained for a long time. This is useful for generating a pleasant reverberant sound. Therefore, the head of the present invention can easily adjust the weight, and can prevent the conventional hitting sound from deteriorating.
[0022]
As long as the accommodating portion 9 does not contact the crown wall portion 4, the sole wall portion 5, and the face wall portion 3 inside the side wall portion 6, the formation position and shape thereof are not particularly limited. In this example, it is provided on the back face side. This helps to increase the depth of gravity. The accommodating portion 9 can also be provided on the heel side (neck portion 7 side) of the side wall portion 6. In the vicinity of the neck portion 7, the cylindrical portion that supports the shaft extends therein, so that the rigidity is higher than that of other portions. Therefore, by providing the accommodating portion 7 in the vicinity of the neck portion, the influence on the hitting sound can be particularly reduced. As shown in FIG. 14, the vicinity of the neck portion is the most rearward of the head in the direction perpendicular to the vertical plane VP passing through the axial center line CL of the shaft insertion hole 7 a of the neck portion 7 in the head plan view in the measurement state. A region on the heel side with respect to the rearmost point P is set.
[0023]
In addition, as the head 1 is used, fine burrs, cast irons, welding scraps, and other head debris adhered to the inner surface of the hollow portion i may peel off from the inner surface and remain in the hollow portion i. Such head debris rubs against the inner surface of the head 1 at the time of swinging, and generates a strange noise. This disturbs the player's mind and worsens the feeling. In the head 1 of this embodiment, the accommodating portion 9 has an opening 10 that allows the weight adjusting material 10 and the hollow portion i to communicate with each other. adopt. Thereby, the opportunity for the head scrap and the weight adjusting material 10 to contact each other through the opening 10 is ensured. The head scrap that has come into contact with the weight adjusting material 10 is captured by the weight adjusting material 10 due to its adhesiveness, and serves to prevent the occurrence of the above-mentioned abnormal noise. In particular, the opening 10 desirably has an opening area that gradually increases as it is spaced upward from the horizontal plane HP as in this example.
[0024]
The weight adjusting material 10 is not limited to the compound as described above. For example, a low melting point metal material can be used. This metal material can also be brought into a fluidized state by heating, and can be immovably fixed to the accommodating portion 9 by solidifying by cooling. Therefore, it is useful for managing the head weight more accurately. Although it does not specifically limit as a low melting-point metal material, For example, the thing whose melting | fusing point is 150-250 degreeC, More preferably, about 170-230 degreeC is desirable. This is because if the melting point is too high, productivity and handling become difficult, while if it is too low, the shape stability tends to deteriorate.
[0025]
In addition, since the low melting point metal material has a higher specific gravity than a compound or the like, it can be suitably used for designing the center of gravity of the head. In such a case, the specific gravity is not particularly limited, but is preferably 6.0 to 9.0, and more preferably 7.0 to 9.0, for example. Particularly preferably, the specific gravity is larger than that of the head body 1a. Specifically, Sn-3.0Ag-0.5Cu (specific gravity 7.4, melting point 217-220 ° C.), Sn-58Bi (specific gravity 8.6, melting point 139 ° C.) or Sn—Zn known as solder It is preferable to use a series alloy (specific gravity 7.3, melting point 199 to 222 ° C.) or the like.
[0026]
In addition, as shown in the partial enlarged view of FIG. 2 in FIG. 5, in this embodiment, the side wall portion 6 is illustrated with an injection hole 12 through which the weight adjusting material 10 can be injected into the housing portion 9. Yes. The injection hole 12 can communicate the housing portion 9 of the substantially completed head 1 and the outside of the head, for example, with the crown plate 1a fixed to the head main body 1b and further coated and polished. Therefore, for example, the injection nozzle N can be inserted into the injection hole 12 to inject the weight adjusting material 10 into the accommodating portion 9, and the injection hole 12 can be closed with the lid 13 in a sealed state. Then, the weight adjusting material 10 is solidified in the housing portion 9, whereby the head 1 with the weight managed accurately can be manufactured. The lid 13 can be easily fixed to the side wall portion 6 with an adhesive if a so-called badge made of, for example, a resin material is used.
[0027]
6 and 7 show still another embodiment of the present invention.
In this embodiment, the head main body 1b is illustrated with a recess 14 that is recessed toward the hollow portion i of the head. The recessed portion 14 is closed by the lid body 15, thereby forming the accommodating portion 9 that can accommodate the weight adjusting material 10 therein. The lid 15 can be fixed by welding, caulking, adhesive, or the like. The closed accommodating part 9 of this form reduces the volume of the hollow part i of the head 1. Therefore, if it is too loud, the hitting sound tends to be lowered, and the weight adjustment effect is impaired even if it is too small. From this point of view, the spatial volume of the interior of the container 9 is preferably 10～80Cm ^3, more preferably from to the 20 to 50 cm ^3.
[0028]
【Example】
A plurality of types of wood-type golf club heads were prototyped based on the specifications shown in Table 1, and the golf ball was actually hit with these same carbon shafts to perform a hitting sound test. The hitting sound test was a sensory evaluation by 50 golfers with handicap 2-30. Three evaluations, with the highest score as 5 points, the pitch of the hitting sound (the higher the value, the closer to 5), the degree of reverberation (the longer the reverberation, the closer to 5), and the preference (the closer to the preference, the closer to 5) Performed and evaluated by average score.
[0029]
As Comparative Example 1, as shown in FIG. 11, the partition wall e is provided, but the weight adjusting material 10 is in contact with the back face side of the sole wall, and as Comparative Example 2, as shown in FIG. The same test was performed on a reference head in which neither the partition wall nor the weight adjusting material was provided as Comparative Example 3 in which the weight adjusting material 10 was in contact with the entire sole wall portion without a partition wall. In all cases, the same head shape and material (Ti-6Al-4V) are adopted except for the accommodating portion and the partition. In addition, the product name “Evertac” (polybutene) manufactured by Nippon Petrochemical Co., Ltd. was adopted as the weight adjusting material. In addition, the space volume of the accommodating part 9 was 100 cm < ³ > in Example 3, and 40 cm < ³ > other than that (except comparative example 3).
The test results are shown in Table 1.
[0030]
[Table 1]

[0031]
As a result of the test, it can be confirmed that the embodiment has a higher hitting sound and longer reverberation than the comparative example. In particular, in Examples 1 and 3, since the housing portion is provided in the vicinity of the heel portion, it can be confirmed that the hitting sound is very little deteriorated and the high sound and the reverberation sound are generated for a long time. In addition, it turns out that Example 1 with small space volume of a accommodating part has produced the reverberation sound longer compared with Example 3. FIG. On the other hand, in Comparative Example 2 in which the weight adjusting material is attached to almost the entire area of the sole wall, the hitting sound is clearly deteriorated.
[0032]
【The invention's effect】
As described above, in the head according to claim 1, the side wall portion and the hollow portion side thereof are provided with the accommodating portion that accommodates the weight adjusting material, and the weight adjusting material and the accommodating portion are comfortable reverberation sound when hitting a ball. Is provided without contacting any of the inner surfaces of the sole wall, crown wall, or face wall. Therefore, the weight adjusting member and the housing portion do not hinder the vibration of each wall portion at the time of hitting, and thus the deterioration of hitting sound can be prevented.
[0033]
Moreover, like the invention of Claim 2, the said weight adjusting material has fluidity | liquidity by heating, and can be inject | poured into a accommodating part in a fluid state by being fixed to the said accommodating part by solidifying at normal temperature, It is easy to manage the weight of the head. Further, as a result of being solidified, it can be fixed to the accommodating portion, so that it can be easily attached to the accommodating portion.
[0034]
Further, as in the third aspect of the invention, the accommodating portion has an opening that allows the weight adjusting material and the hollow portion to communicate with each other, and the weight adjusting material has an adhesive property that can capture the head waste generated in the hollow portion. When it has, the waste generated inside the head can be captured by the weight adjusting material, and it is possible to effectively prevent the generation of noise during the swing.
[0035]
Further, as in the invention of claim 4, when the side wall portion includes an injection port through which the weight adjusting material can be injected into the housing portion and a lid that seals the injection port after the weight adjusting material is injected, Weight adjustment material [Brief description of drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view of a head showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG.
3 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG.
4 is an exploded perspective view of FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is a partially enlarged view of FIG. 2;
6 is a cross-sectional view of the head corresponding to the position AA in FIG. 1, showing another embodiment of the present invention.
7 is a partial cross-sectional view taken along line AA in FIG.
8A is a cross-sectional view of the head of Example 1, and FIG. 8B is a YY cross-sectional view thereof.
9A is a cross-sectional view of the head of Example 2, and FIG. 9B is a YY cross-sectional view thereof.
10A is a cross-sectional view of the head of Example 3, and FIG. 10B is a YY cross-sectional view thereof.
11A is a cross-sectional view of the head of Comparative Example 1, and FIG. 11B is a YY cross-sectional view thereof.
12A is a cross-sectional view of the head of Comparative Example 2, and FIG. 12B is a YY cross-sectional view thereof.
FIG. 13 is a side view of the head.
FIG. 14 is a plan view of the head.
15A and 15B are cross-sectional views of a conventional head.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Golf club head 1a Crown board 1b Head main body 2 Face surface 3 Face wall part 4 Crown wall part 5 Sole wall part 6 Side wall part 7 Neck part 8 Receiving piece 9 Storage part 10 Weight adjusting material 12

Inlet

13 and 15 Cover

Claims

A face wall portion having a face surface for hitting a ball, a crown wall portion connected to an upper edge of the face surface and forming a top surface of the head, a sole wall portion connecting to a lower edge of the face surface and forming a bottom surface of the head, and the crown wall portion A golf club head having a side wall extending from the toe side edge of the face surface to the heel side edge between the sole wall part and the heel side edge, and having a hollow inside.
While the side wall portion and the hollow portion side thereof are provided with a storage portion that stores a weight adjusting material,
The golf club head according to claim 1, wherein the weight adjusting member and the accommodating portion are provided without contacting any inner surface of the sole wall portion, the crown wall portion, or the face wall portion.

The golf club head according to claim 1, wherein the weight adjusting member has fluidity when heated and is fixed to the housing portion by solidifying at normal temperature.

The accommodating portion has an opening that allows the weight adjusting material and the hollow portion to communicate with each other, and the weight adjusting material has adhesiveness capable of capturing head waste generated in the hollow portion. The golf club head according to claim 1 or 2.

The side wall portion includes an injection port through which the weight adjusting material can be injected from the outside of the head into the accommodating portion, and a lid that seals the injection port after the weight adjusting material has been injected. The golf club head according to claim 2.