JP2004121187A - 生鮮食品の鮮度保持方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】生鮮食品の賞味期限を延長する目的で使用するプラスチック容器又はシートに関する。
【解決手段】電気石と呼ばれているトルマリン石の粉末をプラスチックに混合して生鮮食品の包装用のトレー容器や陳列用のシートを成形し、トルマリン石から発生するマイナスイオンの発生によって鮮度の維持を図り賞味期限を少しでも伸ばして無駄を少なくする。
【解決手段】電気石と呼ばれているトルマリン石の粉末をプラスチックに混合して生鮮食品の包装用のトレー容器や陳列用のシートを成形し、トルマリン石から発生するマイナスイオンの発生によって鮮度の維持を図り賞味期限を少しでも伸ばして無駄を少なくする。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は電気石と呼ばれているトルマリン鉱石の粉末を混合した合成樹脂で成形した生鮮食料品や惣菜等を入れるトレーやパック容器或は商品陳列用のシートであって、トルマリン鉱石から発生するマイナスイオンによって、鮮度の維持を図るものである。
【0002】
【従来の技術】
特開平11−335966号に開示されているように製紙の際に紙原料にトルマリン粉末を混入して漉き込んだマイナスイオンを発生する紙は公知である。そしてこの紙を食品の包装用として使用して防カビや防菌効果を発揮させることも記載されている。
【0003】
しかし一般にスーパーや専門店で見られるように生鮮食料品の盛付けや収納に用いられているトレーやパック容器、或は陳列の際に下に敷くシートは、一般にポリエチレンやポリスチレン、塩化ビニール又は発泡ウレタン等の合成樹脂によって成形されていて、生鮮食料品を入れたり、惣菜物を盛付けたり、或はシート上に列べて陳列して販売している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、このようにして販売されている生鮮食料品や惣菜には品質の変化や腐敗等を考えて、時間や日を示して賞味期限を表示することが法令で定められていて、その期限も当日とか翌日とかごく短い期限であって、これを過ぎたものは廃棄するか、加工に廻す処置がとられ、この期限切れの量は莫大であって、その殆どが無駄として処理されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
発明者はこの点に鑑み種々研究を重ねた結果本発明を開発したものであって、本発明は電気石と呼ばれているトルマリン鉱石の粉末を合成樹脂に混入してトレーやパック容器あるいはシートを成形し、これに生鮮食料品を入れたり、惣菜を盛付けたり、又は陳列することによって、トルマリン鉱石から発生するマイナスイオンの力で生じる脱臭や抗菌作用によって、半日とか一日という短い時間に限られている賞味期限を少しでも伸ばすことができ、これによって食品の無駄を減らすことが可能となった。
【0006】
【発明の実施の形態】
トルマリン鉱石は、一般式でXY9B3Si6O27(O,OH,F)4で表わされるもので、X=Ca,Na,K,Mn Y=Mg,Fe,Al,Cr,Mn,Ti,Li で表わされるものであるが、産地によって多少組成に相違はあるが上記の組成物は南アフリカ産のもので電気特性が優れていて使用に適している。
【0007】
このトルマリン鉱石は遠赤外線電磁波放射特性を有するもので、特にマイナスイオンを発生することが知られていて、このマイナスイオンは脱臭、抗菌、防カビ、化学物質過敏症及び鮮度保持等の特性があるため樹脂に混入するものである。
【0008】
トルマリン鉱石から発生するマイナスイオンは石の表面から電子エネルギーが放出されるため微粉末にして樹脂すなわち熱可塑性樹脂あるいは熱硬化性樹脂に混入して押出し或は射出によってトレーやパック容器又はシート状に成形する。
【0009】
樹脂に対してトルマリン鉱石粉末の混合割合は0.1〜70%程度を広い範囲で混入が可能であるが、トルマリン粉末の含有量を少なくすると、マイナスイオンの発生や遠赤外線の放出量が少なくなって脱臭、抗菌、防カビ特性が薄れ、また含有量を多くすると成形が困難となるため5〜15%(重量比)程度が適している。
【0010】
また粒径は0.1μmから10μm程度が適当であって、これ以上の大径になると混合むらが生じて好ましくない。
【0011】
具体的な実施例を示すと、本発明のトルマリン鉱石粉末入りの樹脂で容器類を成形し、この中に食料品を入れてもよいが、従来使用されているパック容器、或はトレーの底に本発明のトルマリン鉱石粉末入りの樹脂で成形した発泡シートを配置するのみで鮮度維持の効果が十分発揮できる。
【0011】
【発明の効果】
上述のように本発明はトルマリン鉱石の粉末を合成樹脂に混入してトレーやパック容器あるいはシートを成形することによって、トルマリン鉱石から発生するマイナスイオンによってトレーやパック容器内あるいはシート上の範囲がマイナスイオンの雰囲気で包まれ、このマイナスイオンの防臭性、抗菌性によって、生鮮食料品の賞味期限を伸ばすことができ、食品の無駄を少しでも省くことが可能となるため、食料品を大切にすること、及びゴミの排出を少なくするという社会生活上貢献すること極めて大である。
【発明が属する技術分野】
本発明は電気石と呼ばれているトルマリン鉱石の粉末を混合した合成樹脂で成形した生鮮食料品や惣菜等を入れるトレーやパック容器或は商品陳列用のシートであって、トルマリン鉱石から発生するマイナスイオンによって、鮮度の維持を図るものである。
【0002】
【従来の技術】
特開平11−335966号に開示されているように製紙の際に紙原料にトルマリン粉末を混入して漉き込んだマイナスイオンを発生する紙は公知である。そしてこの紙を食品の包装用として使用して防カビや防菌効果を発揮させることも記載されている。
【0003】
しかし一般にスーパーや専門店で見られるように生鮮食料品の盛付けや収納に用いられているトレーやパック容器、或は陳列の際に下に敷くシートは、一般にポリエチレンやポリスチレン、塩化ビニール又は発泡ウレタン等の合成樹脂によって成形されていて、生鮮食料品を入れたり、惣菜物を盛付けたり、或はシート上に列べて陳列して販売している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、このようにして販売されている生鮮食料品や惣菜には品質の変化や腐敗等を考えて、時間や日を示して賞味期限を表示することが法令で定められていて、その期限も当日とか翌日とかごく短い期限であって、これを過ぎたものは廃棄するか、加工に廻す処置がとられ、この期限切れの量は莫大であって、その殆どが無駄として処理されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
発明者はこの点に鑑み種々研究を重ねた結果本発明を開発したものであって、本発明は電気石と呼ばれているトルマリン鉱石の粉末を合成樹脂に混入してトレーやパック容器あるいはシートを成形し、これに生鮮食料品を入れたり、惣菜を盛付けたり、又は陳列することによって、トルマリン鉱石から発生するマイナスイオンの力で生じる脱臭や抗菌作用によって、半日とか一日という短い時間に限られている賞味期限を少しでも伸ばすことができ、これによって食品の無駄を減らすことが可能となった。
【0006】
【発明の実施の形態】
トルマリン鉱石は、一般式でXY9B3Si6O27(O,OH,F)4で表わされるもので、X=Ca,Na,K,Mn Y=Mg,Fe,Al,Cr,Mn,Ti,Li で表わされるものであるが、産地によって多少組成に相違はあるが上記の組成物は南アフリカ産のもので電気特性が優れていて使用に適している。
【0007】
このトルマリン鉱石は遠赤外線電磁波放射特性を有するもので、特にマイナスイオンを発生することが知られていて、このマイナスイオンは脱臭、抗菌、防カビ、化学物質過敏症及び鮮度保持等の特性があるため樹脂に混入するものである。
【0008】
トルマリン鉱石から発生するマイナスイオンは石の表面から電子エネルギーが放出されるため微粉末にして樹脂すなわち熱可塑性樹脂あるいは熱硬化性樹脂に混入して押出し或は射出によってトレーやパック容器又はシート状に成形する。
【0009】
樹脂に対してトルマリン鉱石粉末の混合割合は0.1〜70%程度を広い範囲で混入が可能であるが、トルマリン粉末の含有量を少なくすると、マイナスイオンの発生や遠赤外線の放出量が少なくなって脱臭、抗菌、防カビ特性が薄れ、また含有量を多くすると成形が困難となるため5〜15%(重量比)程度が適している。
【0010】
また粒径は0.1μmから10μm程度が適当であって、これ以上の大径になると混合むらが生じて好ましくない。
【0011】
具体的な実施例を示すと、本発明のトルマリン鉱石粉末入りの樹脂で容器類を成形し、この中に食料品を入れてもよいが、従来使用されているパック容器、或はトレーの底に本発明のトルマリン鉱石粉末入りの樹脂で成形した発泡シートを配置するのみで鮮度維持の効果が十分発揮できる。
【0011】
【発明の効果】
上述のように本発明はトルマリン鉱石の粉末を合成樹脂に混入してトレーやパック容器あるいはシートを成形することによって、トルマリン鉱石から発生するマイナスイオンによってトレーやパック容器内あるいはシート上の範囲がマイナスイオンの雰囲気で包まれ、このマイナスイオンの防臭性、抗菌性によって、生鮮食料品の賞味期限を伸ばすことができ、食品の無駄を少しでも省くことが可能となるため、食料品を大切にすること、及びゴミの排出を少なくするという社会生活上貢献すること極めて大である。
Claims (1)
- トルマリン鉱石の粉末を含有した樹脂で成形した容器又はシートを使用することを特徴とした生鮮食品の鮮度保持方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002323176A JP2004121187A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 生鮮食品の鮮度保持方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002323176A JP2004121187A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 生鮮食品の鮮度保持方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004121187A true JP2004121187A (ja) | 2004-04-22 |
Family
ID=32289815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002323176A Pending JP2004121187A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 生鮮食品の鮮度保持方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004121187A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010137015A2 (en) | 2009-05-25 | 2010-12-02 | Oplon B.V | Bioactive container |
WO2011067762A2 (en) | 2009-12-02 | 2011-06-09 | Oplon B.V. | Extended shelf-life liquids and method thereof |
-
2002
- 2002-09-30 JP JP2002323176A patent/JP2004121187A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010137015A2 (en) | 2009-05-25 | 2010-12-02 | Oplon B.V | Bioactive container |
WO2011067762A2 (en) | 2009-12-02 | 2011-06-09 | Oplon B.V. | Extended shelf-life liquids and method thereof |
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