JP2004120758A - 高非線形ファイバを用いる光送信器および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 送信器の周波数チャープを補償するために高非線形ファイバを用いる直接変調光通信システムを提供することによって、先行技術の難点に取り組む。
【解決手段】 信号歪みを補償するための光送信器100であって、光送信器100は、信号10を受け入れるための入力と、信号を増幅しおよび/または波形整形するレーザドライバ110と、レーザドライバ110に結合されており該信号を変調するための分布帰還型レーザダイオード120と、分布帰還型レーザダイオード120に結合されておりレーザダイオード120によって引き起こされる信号歪みを補償するための高非線形ファイバ130と、伝送ファイバ140に信号を送出するための出力とを備える。
【選択図】 図3
【解決手段】 信号歪みを補償するための光送信器100であって、光送信器100は、信号10を受け入れるための入力と、信号を増幅しおよび/または波形整形するレーザドライバ110と、レーザドライバ110に結合されており該信号を変調するための分布帰還型レーザダイオード120と、分布帰還型レーザダイオード120に結合されておりレーザダイオード120によって引き起こされる信号歪みを補償するための高非線形ファイバ130と、伝送ファイバ140に信号を送出するための出力とを備える。
【選択図】 図3
Description
本発明の分野は、概略的には、光ファイバ(光波)通信システムに関する。本発明は、特に、ファイバ伝送波形の歪みの補償のために高非線形ファイバを用いる光送信器に関する。
特に10Gbpsを超えるデータレートに関する高速光伝送に関心が高まっている。この高速データ伝送に応じるために、コスト効率の良い光波変調の手段が検討されてきた。このような方法の一つは、光通信器に外部変調器を追加することである。しかしながら、外部変調器は、出費、複雑さ、および/または大きさを光通信システムに対して加えており、また、光通信器の限られた出力パワーを補うために光伝送路に追加の増幅器を必要とする。これ故に、外部変調に対する興味ある代替案は、高出力光送信器に直接変調を含めることである。このような直接変調技術の一つは、図1に示されるように、(分布帰還レーザダイオード「DFB−LD」といった)直接変調レーザダイオードを光通信器内に内蔵することである。
直接変調レーザダイオードシステムの利点には、小型、低コスト、低駆動電圧および高出力特性がある。レーザダイオードの直接変調を用いると、増幅の無いデザインが、長距離伝送のために達成可能である。しかしながら、この従来のシステムの不具合は、直接変調レーザダイオードシステムの周波数チャープにあり、このシステムは、ファイバ伝送波形を歪ませ、達成可能な最大伝送距離を著しく制限する。図1の例に示されるように、先行技術の光送信器は、入力信号6を増幅すると共に波形整形するレーザドライバ2と、変調のための分布帰還レーザダイオード3とを含むことができる。信号6は、シングルモードファイバ4を介して伝送され、光受信器5によって受信される。この先行技術システムは、上記の不具合を被ることになる。
データ伝送システムを解析する一方法は、アイパターンと呼ばれ発生される表示を用いることである。アイパターンは、オシロスコープの垂直偏向板に受信波を加えることによって生成される。加えて、水平偏向板にのこぎり波を加える。受信波形は、その後に、オシロスコープ上の一区間の表示に変換され、その結果、図2に示されたものに類似のアイパターンになる。アイパターンは、また、コンピュータシミュレーションを用いて合成されることができる。アイパターンの内部領域は、アイオープニング(eye opening)と呼ばれる。アイオープニンの幅が大きいほど、シンボル間干渉に起因するエラー無しに受信波をサンプルできる時間幅が大きくなる。加えて、アイオープニングの傾斜は、タイミングエラーに対するシステムの敏感さを規定しており、アイオープニングの高さは、ノイズに対するマージンを規定している。「Communication System」Simon Haykin, Second Edition, pp. 496-497を参照。
これに関して、図2は、上記のシミュレーションのアイパターンで、先行技術の光受信器5に向かう40キロメートルのファイバ伝送の後の10Gbpsの出力波形の信号品質を示している。図2からは、アイパターンに全体に広がっている高さの低いアイパターンおよびタイミングジッタは、この距離およびこのデータレートにおいて品質の悪いビットエラーレートの性能が生じていることを示している、ということが明らかである。このため、直接変調レーザダイオード光送信器という解決策は、長距離および高速伝送において信号品質の劣化という問題を生じさせる。
この問題に対する先行技術の解決策には、3つのアプローチがある。第1には、(負の分散ファイバを有する)分散補償ファイバ(DCF)が、ファイバ伝送波形の歪みを補償するために伝送路に追加されることができる。しかしながら、効果的な解決策にするために、DCFの長さは、既に敷設されたこれまでの光ファイバの長さに合わされなければならない。このため、既存のファイバシステムの各々のためにDCFの長さを個々に調整することが求められる。代替策は、負の分散のファイバを有する伝送経路に全て新しいファイバを再敷設することである。いずれの案も高価である。第2として、分布帰還レーザ(DFB−LD)の直後に狭いバンドパスフィルタを設置することは、DFB−LDの周波数チャープを抑制する。しかし、このバンドパスフィルタによって必要とされる狭帯域の要件は、温度変動に対する敏感さを増加させ、パスバンド安定性の問題を引き起こす。加えて、狭帯域は、データ伝送量を制限し、この制限は望まれていない。第3に、分散ペナルティを克服するために、光増幅器および/または再生器が伝送経路に追加される。しかしながら、この解決策は、コスト、複雑さおよび/または大きさを伝送システムに対して大幅に増加させる。
上記の難点に観点から、周波数チャープによって引き起こされる大きなファイバ伝送波形の歪み無しにレーザダイオードを用いる直接変調光伝送システム、低い複雑性、低いコストを有することが望ましい。送信器の周波数チャープによって引き起こされる大きなファイバ伝送波形の歪み無しにより長い伝送距離を提供する外部変調光伝送システムを有することが望ましい。
本発明は、送信器の周波数チャープを補償するために高非線形ファイバを用いる直接変調光通信システムを提供することによって、先行技術の難点に取り組む。本発明は、システム毎に個々の長さ調整を必要とする分散補償ファイバを使用することが無くファイバ伝送波形の歪みの問題を解決する。この発明は、高速のデータ伝送レートを制限する狭い光バンドパスフィルタを使用すること無く、ファイバ伝送波形の歪みの問題を補償する。加えて、本発明は、距離の制限を回避するために高価で複雑な光増幅器および/または再生器を伝送経路において使用することを避ける。
本発明の一側面によれば、本発明の光送信器は、信号を受け入れるための入力と、直接変調のためのレーザダイオードと、レーザダイオードによって生成される周波数チャープを補償する高非線形ファイバと、該信号を出力する出力とを備える。好適な実施例では、レーザダイオードは分布帰還型レーザダイオードであり、高非線形ファイバは高非線形分散シフトファイバである。
本発明の別の側面では、本発明は、ファイバ伝送波形の歪み補償を施すための光送信器であって、該光送信器は、信号を受け入れるための入力と、信号変調のための分布帰還型レーザダイオードと、該分布帰還型レーザダイオードによって引き起こされる周波数チャープを補償するための高非線形分散シフトファイバと、該信号を送出する出力とを備える。光送信器は、入力信号に対して増幅を施すためのレーザドライバを含む。必要に応じて、レーザドライバは入力信号を波形整形するようにしてもよい。
本発明の更なる別の側面では、本発明は、変調された入力信号を含む送信器であって、送信器は、信号において周波数チャープを補償する高非線形分散シフトファイバを備える。好適な実施例では、送信器は、信号を増幅しおよび/または波形整形するためのドライバを含む。
本発明の更なる別の側面では、本発明は光送信器システムであって、この光伝送システムは、信号を受け入れるための入力と、信号変調のための外部変調器と、適切な周波数チャープを外部変調器のために引き起こす高非線形ファイバと、信号を送出するための出力とを備える。好適な実施例では、外部変調器は分布帰還型レーザダイオードを含む。
本発明の更なる別の側面では、本発明は光送信器を有する光伝送システムであって、光伝送システムは、(このシステムは、信号を受け入れるための入力と、信号を送出するための出力と、信号変調のためのレーザダイオードと、周波数チャープ補償のための非線形ファイバを含み)信号を受信するための光受信器と、光送信器からの信号を伝送するための伝送ファイバとを備える。
本発明の更なる別の側面では、本発明は光送信器であって、光送信器は、信号を受け入れるための入力と、信号を増幅しおよび/または波形整形するためのレーザドライバと、信号を変調するための分布帰還型レーザダイオードと、分布帰還型レーザダイオードによって引き起こされる周波数チャープを補償するための高非線形ファイバと、信号を送出する出力とを備える。好適な実施例では、高非線形ファイバは、高非線形分散シフトファイバである。
本発明の更なる別の側面では、本発明は光送信器であり、光送信器は、信号を受け入れるための入力と、分布帰還型レーザダイオードを有する変調器と、光信号を増幅するための光増幅器と、外部変調器のための適切な周波数チャープを引き起こすための高非線形ファイバと、信号を送出するための出力とを備える。好適な実施例では、光増幅器はラマン増幅器、半導体光増幅器またはエルビウム添加ファイバ増幅器である。
本発明の更なる別の側面では、本発明は、信号を発生することによって信号を伝送し、変調器を用いてこの信号を変調し、高非線形ファイバを介して前記信号を通過させることによって前記信号に対して歪みを補償する、ことによって信号を伝送する方法である。
本発明の更なる別の側面では、本発明は、信号を発生することによって信号を伝送し、分布帰還型レーザダイオードを用いて該信号を変調し、高非線形分散シフトファイバを介して前記信号を通過させることによって前記信号に対して歪みを補償する、ことによって信号を伝送する方法である。
本発明の上記の目的および他の目的、特徴、並びに利点は、添付図面を参照して進められる本発明の好適な実施の形態の以下の詳細な記述から、より容易に明らかになる。
本発明の光送信器は、信号を入力するための入力を備え;この信号により変調されるレーザダイオードを備え;前記レーザダイオードに結合された高非線形ファイバを備え、該高非線形ファイバは、前記レーザダイオードによって引き起こされる周波数チャープを補償しており;該信号を出力する出力を備えることができる。
本発明の光送信器では、前記レーザダイオードは分布帰還型レーザダイオードであることができる。本発明の光送信器では、前記高非線形ファイバは高非線形分散シフトファイバであることができる。
本発明の光送信器は、前記信号を増幅しおよび/または波形整形するためのレーザドライバを更に備えることができ、前記レーザドライバは前記レーザダイオードに結合されている。
本発明の光送信器は、前記信号に増幅を施すための光増幅器を更に備えることができ、前記光増幅器は前記レーザダイオードに結合されている。本発明の光送信器では、前記光増幅器は、エルビウム添加ファイバ増幅器であることができる。また、本発明の光送信器では、前記光増幅器は、前記高非線形ファイバを増幅媒体とするラマン増幅器であることができる。さらに、前記光増幅器は半導体光増幅器であることができる。
本発明の光送信器は、前記信号を増幅しおよび/または波形整形するためのレーザドライバを更に備えることができ、該レーザドライバは前記分布帰還型レーザダイオードに結合されている。本発明の光送信器は、前記信号に増幅を施すための光増幅器を更に備えることができ、光増幅器は前記分布帰還型レーザダイオードの出力に結合されている。本発明の光送信器では、前記光増幅器はエルビウム添加ファイバ増幅器であることができる。本発明の光送信器では、前記光増幅器は、前記高非線形ファイバを増幅媒体とするラマン増幅器であることができる。本発明の光送信器では、前記光増幅器は半導体光増幅器であることができる。
本発明の光送信器は、前記信号を増幅しおよび/または波形整形するためのレーザドライバを更に備えることができ、該レーザドライバは前記レーザダイオードに結合されている。
本発明の光送信器は、前記信号に増幅を施すための光増幅器を更に備えることができ、前記光増幅器は、前記レーザダイオードの出力に結合されている。本発明の光送信器では、前記光増幅器はエルビウム添加ファイバ増幅器であることができる。本発明の光送信器では、前記光増幅器は、前記高非線形ファイバを増幅媒体とするラマン増幅器であることができる。本発明の光送信器では、前記光増幅器は半導体光増幅器であることができる。
本発明の光送信器は、信号を入力するための入力を備え;この信号により変調される分布帰還型レーザダイオードを備え;前記分布帰還型レーザダイオードに結合された高非線形分散シフトファイバを備え、該高非線形分散シフトファイバは、該分布帰還型レーザダイオードによって引き起こされる周波数チャープを補償しており;該信号を出力する出力を備える。
本発明の光送信器は、前記信号を増幅しおよび/または波形整形するためのレーザドライバを更に備えることができ、該レーザドライバは前記分布帰還型レーザダイオードに結合されている。
本発明の光送信器は、前記信号に増幅を施すための光増幅器を更に備えることができ、前記光増幅器は、前記分布帰還型レーザダイオードの出力に結合されている。本発明の光送信器では、前記光増幅器はエルビウム添加ファイバ増幅器であることができる。本発明の光送信器では、前記光増幅器は、前記高非線形ファイバを増幅媒体とするラマン増幅器であることができる。本発明の光送信器は、前記光増幅器は半導体光増幅器であることができる。
本発明の送信器は、変調された信号を含む送信器であって、前記信号内の周波数チャープを補償する高非線形分散シフトファイバを備える。
本発明の送信器は、前記信号を増幅しおよび/または波形整形するためのドライバを更に備えることができ、該ドライバは外部変調器に結合されている。この光送信器は、前記信号に最終段の増幅を施すための高パワーの増幅器を更に備えることができ、前記増幅器は前記高非線形分散シフトファイバに結合されている。
本発明の光送信器システムは、信号を入力するための入力を備え、該信号により変調される外部変調器を備え、前記外部変調器に結合された高非線形ファイバを備え、該高非線形ファイバは、前記外部変調器のために適切な周波数チャープを引き起こしており、該信号を出力する出力を備える。
本発明の光送信器システムでは、前記外部変調器は分布帰還型レーザダイオードを含むことができる。この光送信器システムは、前記高非線形ファイバは高非線形分散シフトファイバであることができる。
この光送信器システムは、前記信号に増幅を施すための光増幅器を更に備えることができ、該光増幅器は前記外部変調器の出力に結合されている。本発明の光送信器システムでは、前記光増幅器はエルビウム添加ファイバ増幅器であることができる。本発明の光送信器システムでは、前記光増幅器は、前記高非線形ファイバを増幅媒体とするラマン増幅器であることができる。本発明の光送信器システムでは、前記光増幅器は半導体光増幅器であることができる。
本発明の光伝送システムは、信号を受け入れるための入力および信号を送出するための出力を有する光送信器を備え、前記光送信器は、信号変調のためのレーザダイオードおよび前記レーザダイオードに結合された高非線形ファイバを有しており、前記高非線形ファイバは前記レーザダイオードによって引き起こされた周波数チャープを補償しており、前記信号を受ける光受信器を備え、前記光送信器の出力に結合されており、前記光受信器に前記信号を伝送するための伝送ファイバを備える。本発明の光伝送システムは、前記高非線形ファイバは高非線形分散シフトファイバであることができる。本発明の光伝送システムでは、前記信号を増幅しおよび/または波形整形するためのレーザドライバを更に備えることができ、前記レーザドライバは前記レーザダイオードに結合されている。
本発明の光伝送システムは、前記信号に増幅を施すための光増幅器を更に備えることができ、前記光増幅器は前記レーザダイオードの出力に結合されている。本発明の光伝送システムでは、前記光増幅器はエルビウム添加ファイバ増幅器であることができる。本発明の光伝送システムでは、前記光増幅器は、前記高非線形ファイバを増幅媒体とするラマン増幅器であることができる。本発明の光伝送システムでは、前記光増幅器は半導体光増幅器であることができる。
本発明の光伝送システムは、前記信号に増幅を施すための光増幅器を更に備えることができ、前記光増幅器は前記レーザダイオードの出力に結合されている。
本発明の光伝送システムでは、前記高非線形ファイバは高非線形分散シフトファイバであることができる。本発明の光伝送システムでは、前記伝送ファイバはシングルモードファイバであることができる。
本発明の光送信器は、信号を入力するための入力を備え;前記信号を増幅しおよび/または波形整形するためのレーザドライバを備え;前記レーザドライバに結合された分布帰還型レーザダイオードを備え、該レーザダイオードは前記信号により変調されており;前記分布帰還型レーザダイオードに結合された高非線形ファイバを備え、前記高非線形ファイバは該レーザダイオードによって引き起こされる周波数チャープを補償しており;該信号を出力する出力を備える。本発明の光送信器では、前記高非線形ファイバは高非線形分散シフトファイバであることができる。
本発明の光送信器は、信号を入力するための入力を備え;前記信号により変調される外部変調器を備え;該外部変調器は分布帰還型レーザダイオードを含み、前記外部変調器に結合された光増幅器を備え、該光増幅器は前記信号を増幅しており;前記光増幅器に結合された高非線形ファイバを備え、前記高非線形ファイバは、前記外部変調器のための適切な周波数チャープを引き起こすものであり;該信号を出力する出力を備える。本発明の光送信器では、前記光増幅器はエルビウム添加ファイバ増幅器であることができる。本発明の光送信器では、前記光増幅器は、前記高非線形ファイバを増幅媒体とするラマン増幅器であることができる。本発明の光送信器では、前記光増幅器は半導体光増幅器であることができる。
本発明の信号を伝送する方法は:信号を発生し;変調器を用いて前記信号を変調し;高非線形ファイバを通して前記信号を通過させることによって前記信号に含まれる周波数チャープを補償する;ことを含む。本発明の方法では、前記高非線形ファイバは高非線形分散シフトファイバであることができる。本発明の方法では、前記変調器はレーザダイオードであることができる。この方法では、前記レーザダイオードは分布帰還型レーザダイオードを含むことができる。本発明の方法では、前記変調器は外部変調器であることができる。この方法では、前記外部変調器は分布帰還型レーザダイオードを含むことができる。本発明の方法は、前記信号を増幅することを更に備えることができる。
本発明の方法は、シングルモードファイバを介して前記信号を伝送することを更に備えることができる。
本発明の信号を伝送する方法は:信号を発生し;前記信号により分布帰還型レーザダイオードを変調し;前記変調された信号を高非線形分散シフトファイバを通過させることによって前記信号に含まれる周波数チャープを補償する、ことを備える。この方法は、シングルモードファイバを通して前記信号を伝送することを更に備えることができ、光受信器は前記信号を受信する。
上記の発明において、前記高非線形ファイバはテルライトガラスを含むことができる。また、前記高非線形ファイバはカルコゲナイドガラスを含むことができる。
以上説明したように、本発明によれば、高速のデータ伝送レートを制限する狭い光バンドパスフィルタを使用すること無く、伝送ファイバ後の信号波形歪みの問題を補償できる。
本発明は、送信器の周波数チャープを補償するまたは緩和するために、高非線形ファイバを用いる光送信器に指向している。本発明は、伝送経路における分散補償ファイバを用いることなくまたは狭帯域バンドパスフィルタを用いることなく送信器の周波数チャープを補償することにある。本発明は、送信器における周波数チャープを低減しまた性能を改善するために、光送信器に高非線形ファイバを使用する。
図3(a)は、本発明に係る光送信器の第1の実施の形態のブロック図である。好適な実施例では、光送信器100は、レーザドライバ110と、分布帰還型レーザダイオード(DFB−LD)120と、高非線形ファイバ(HNLF)130とを備える。高非線形ファイバ130の非線形特性は、好ましくないチャープを補償するために望ましいものである。
高非線形ファイバ130は、自己位相変調(SPM)特性によって特徴つけられ、自己位相変調特性は、送信された光パルスの出力レベルに負の周波数チャープを導入するものであり、分布帰還型レーザダイオードの正の周波数チャープを補償する。分布帰還型レーザダイオードの出力に高非線形ファイバを置くと伝送ファイバの長さがシステム毎に変わる場合であっても、各システム毎にファイバの長さを個々に変更する必要な無い。加えて、各通信システム毎にファイバの非線形性を整える必要が無い。むしろ、分布帰還型レーザダイオードのチャープ歪みに関する補償を最適に達成するために、高非線形ファイバのあるパラメータが好ましい。好適な実施例では、高非線形ファイバ長さLと高非線形ファイバの材料の非線形係数γとの積は、200〜400W−1の範囲であることが好ましい。高非線形ファイバに適切な材料の2つの例は、テルライト(tellurite)ガラスおよびカルコゲナイド(chalcogenide)ガラスである。これら2つのファイバ材料に言及するけれども、単に例示として示されており、本発明はこれらによって限定されることはない。
レーザドライバ110は、入力信号10を増幅しおよび/または波形整形しており、また更に信号変調を実行し増幅する分布帰還型レーザダイオード120に入力信号を供給する。分布帰還型レーザダイオード120は、応用分野に応じて冷却手段を含んでもよく、含まなくても良い。変調された信号は、その後に、
光送信器100から伝送ファイバ140に出力される前に、高非線形ファイバ130を通して、最終的に光受信器150に到達する。周波数チャープは、ファイバ伝送後の波形歪みの原因となる、分布帰還型レーザダイオード120の副産物であり、周波数チャープが補償されない場合、光受信器150における歪まされた信号の特性は、図2に示されたアイパターンから明らかである。しかしながら、本発明の光送信器において、高非線形ファイバ130は分布帰還型レーザダイオード120によって発生された周波数チャープを補償しており、より歪みの小さい信号が伝送ファイバ140を通して、光受信器150によって受信される。
光送信器100から伝送ファイバ140に出力される前に、高非線形ファイバ130を通して、最終的に光受信器150に到達する。周波数チャープは、ファイバ伝送後の波形歪みの原因となる、分布帰還型レーザダイオード120の副産物であり、周波数チャープが補償されない場合、光受信器150における歪まされた信号の特性は、図2に示されたアイパターンから明らかである。しかしながら、本発明の光送信器において、高非線形ファイバ130は分布帰還型レーザダイオード120によって発生された周波数チャープを補償しており、より歪みの小さい信号が伝送ファイバ140を通して、光受信器150によって受信される。
図2と対照的に、図4は、光受信器150に向けて40kmのファイバ伝送の後の、10Gbpsの出力波形の信号品質をシュミュレーションのアイパターンで示しており、レーザダイオード120に引き続く高非線形ファイバを用いている。このアイパターンの高さは、低ビットエラーレートの性能は、分布帰還型レーザダイオード220の出力における高非線形ファイバ130によって提供されるチャープ補償が与えられたとすると、40kmにわたってまた該特定のデータレートにおいて可能になることを示している。
別の実施例では、高非線形分散シフトファイバ(HNL−DSF)230として知られる特定のタイプの高非線形ファイバが、図3(b)に示されるように、分布帰還型レーザダイオード220の出力に置かれている。高非線形分散シフトファイバは、高められた非線形性を有しており、光機能ファイバを一つとして開発された。高められた非線形特性は、不必要な送信器チャープを補償するために望ましいものである。高非線形分散シフトファイバの特性は、「Silica-Based Functional Fibers With Enhanced Nonlinearity and Their Applications」, Okuno et al., IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics, Vol. 5, No. 5, September/October 1999に示されており、この開示は、参照することによってここに包含される。図3(b)に示される光通信システムは、高非線形ファイバ130が高非線形分散シフトファイバ230に置き換えられている点を除いて、図3(a)に示されたものと類似している。具体的には、光送信器200はレーザドライバ210を備えており、レーザドライバ210は、入力信号20を増幅しおよび/または波形整形し、また信号変調のために分布帰還型レーザダイオード220に入力信号を供給するためのものである。信号20は、高非線形分散シフトファイバ230を介して伝送され、高非線形分散シフトファイバ230では、分布帰還型レーザダイオード220によって付加される周波数チャープを補償する。この点において、信号20は、その後に、伝送ファイバ240を介する伝送のために光送信器200から出力されて、光受信器250によって受信される。
図5〜図9は、図3(b)に記載された本発明のための性能グラフである。図5は、10Gbpsのビットレートにおける分布帰還型レーザダイオード光出力の時間に対するパワープロファイルシミュレーション結果である。図6は、図5に示す分布帰還型レーザダイオード光出力に対し、高非線形分散シフトファイバ230の導入によるチャープ補償がある場合と無い場合の周波数チャーププロファイルシミュレーション結果である。上側のグラフ(UPPER)は、高非線形分散シフトファイバ230によるチャープ補償が無い場合の、分布帰還型レーザダイオードの出力における、時間に対するチャープ特性を表示している。下側のグラフ(LOWER)は、高非線形分散シフトファイバ230の出力における、時間に対するチャープ特性を示している。上側のグラフと下側グラフとの比較によれば、高非線形分散シフトファイバ230は周波数チャープを効率的に低減している。
図3(b)に示された本発明のビットエラーレート(BER)は、様々な態様に対してテストされた。図7は、実地設定における図3(b)に示された発明をエミュレートする実験室設定における高非線形分散シフトファイバの自己位相変調を利用する3つの伝送の態様に関するビットエラーレートを示す。図7に示されるように、ファイバ伝送リンクの次の3つの態様がまとめられている:バックツーバック(長さゼロのファイバ);25kmのシングルモードファイバ(SMF);50kmのSMF。各態様は、15dBmのHNL−DSPの入力パワーによって特徴づけられている。それらの結果では、最高性能は、50kmのSMFの場合に得られている。図6に示されているように、分布帰還型レーザダイオード220の出力における周波数チャープは、信号20が高非線形分散シフトファイバ230を通過すると、縮小される(つまり、補償される)。光送信器200の出力における周波数チャープは、伝送SMFファイバ240における伝送遅延に影響を与える。2つの要因、つまり、光送信器200の出力における周波数チャープ特性およびSMF240の長さが伝送SMFファイバ240通過後の光信号波形に大きく影響する。図7に示された3つの態様では、50kmSMFの場合に対して最低のビットエラーレートになる。
図3(b)に示される(様々な伝送の態様の下に本発明をエミュレートする実験室設定においてテストされた)本発明のパワーペナルティ特性は、図8に示されている。図8は、HNL−DSFの入力パワー(dBm)に対して、2つの伝送ファイバ長(25kmシングルモードファイバおよび50kmシングルモードファイバ)に関する高非線形分散シフトファイバのビットエラーレート10−9におけるパワーペナルティ(dB)を示している。50kmのSMFファイバの長さは、(高非線形分散シフトファイバ230の入力おける)15dBmあたりの最適入力パワーレベル近くにおいて、25kmのSMFファイバ長より低いパワーパワーペナルティを有している。パワーペナルティは、0dBにおけるバックツーバックリンクの態様に対して対比つけられる。図8は、また、少なめに予めチャープされた信号に対する多めに予めチャープされた信号に関してパワーペナルティに対する敏感性が増すことを示している。ビットエラーレート性能を改善するために、前進型誤信号訂正(FEC)技術(当業者の一人に知られている)を、本発明のプリチャープ技術と組み合わせることができる。
加えて、図3(b)に示される本発明は、バイナリパターン長に関する依存性を決定するために(本発明をエミュレートする実験室設定において)テストされる。図9は、図3(b)に示される本発明のために様々な疑似乱数ビット列(PRBS)に関するビットエラーレート(BER)を示す。図9には、27−1ビットから231−1ビットの範囲にあり、疑似乱数ビット列の広い範囲に関して受信器入力パワーに対するデジタルビットエラーレート性能がまとめられる。これらの結果は、本発明の性能が疑似乱数ビット列の長さに対して敏感でないことを示している。
図10は、光伝送システムの別の実施の形態のブロック図を示す。伝送システムは、光送信器300を備え、光送信器300は、外部変調器310、分布帰還型レーザダイオード320および高非線形ファイバ330を備える。外部変調器310は、長距離伝送路にわたって高速データ伝送(特に、10Gbpsよりも大きなビットレート)を提供するが、(図3(a)及び図3(b)に関して上で説明された)プリチャーピング技術によって引き起こされた自己位相変調を適用すると、適切な周波数チャープの付加により、ファイバ伝送後の波形歪みを軽減する場合がある。ある実施例では、高非線形ファイバ330は、外部変調器のために適切な周波数チャープを引き起こすために、光送信器300の出力に置かれる。別の実施例では、光増幅器325は、外部変調器310の高パワーの要求を満たすために含まれている。高非線形ファイバ330は、(光増幅器325の出力に)光送信器310の最終段に置かれている。高非線形ファイバ330の自己位相変調特性は、外部変調器のために適切な周波数チャープを引き起こす。好適な実施例では、光増幅器325は、光増幅器(SOA)である。一実施例では、分布帰還型レーザダイオード320が外部変調器310に結合されている。この実施例では、高非線形ファイバ330は、外部変調器310のために適切な周波数チャープを引き起こすことになる。好適な実施例では、図11に示されるように、高非線形ファイバの特定のタイプ、高非線形分散補償ファイバ430(図示せず)が、光送信器301の周波数チャープを補償するために使用される。加えて、光増幅器の特定のタイプ、エルビウム添加ファイバ光増幅器425(EDFA)が増幅のために使用される。別の実施例では、光送信器302の光増幅器は、図12に示されるようにポンプレーザダイオード525を含み、高非線形ファイバ330を増幅媒体とするラマン増幅器である。光増幅器の例をここで開示しているけれども、(当業者に知られている)光増幅器の他の形式を本発明に従う等しい有効性で使用することができる。図10〜図12に例示された光伝送システムは、送信器内に(高非線形分散シフトファイバといった)高非線形ファイバを含んだ状態で、特に10Gbpsよりも大きなビットレートに関する高速データ伝送において(使用される外部変調器のタイプに応じて)80km〜120kmを超える長距離伝送を可能にする。
本発明は、好適な実施例を用いて記述されたけれども、クレームにおいて規定される発明の範囲内にある他の変形は当業者に明らかであろう。
10…信号、20…入力信号、30…入力信号、100…光送信器、110…レーザドライバ、120…分布帰還型レーザダイオード(DFB−LD)、130…高非線形ファイバ(HNLF)、140…伝送ファイバ、150…光受信器、160…信号出力、200…光送信器、210…レーザドライバ、220…分布帰還型レーザダイオード、230…高非線形分散シフトファイバ(HNL−DSF)、240…伝送ファイバ、250…光受信器、260…信号出力、
300…光送信器、301…光送信器、302…光送信器、310…外部変調器、320…分布帰還型レーザダイオード、325…光増幅器、330…高非線形ファイバ、340…伝送ファイバ、360…信号出力、430…高非線形分散補償ファイバ、425…エルビウム添加ファイバ光増幅器(EDFA)、525…ポンプレーザダイオード
300…光送信器、301…光送信器、302…光送信器、310…外部変調器、320…分布帰還型レーザダイオード、325…光増幅器、330…高非線形ファイバ、340…伝送ファイバ、360…信号出力、430…高非線形分散補償ファイバ、425…エルビウム添加ファイバ光増幅器(EDFA)、525…ポンプレーザダイオード
Claims (8)
- 信号を入力するための入力を備え、
前記信号により変調されるレーザダイオードを備え、
前記レーザダイオードに結合された高非線形ファイバを備え、前記高非線形ファイバは、前記レーザダイオードによって引き起こされる周波数チャープを補償しており、
前記信号を出力する出力を備える、光送信器。 - 前記レーザダイオードは分布帰還型レーザダイオードである、請求項1に記載された光送信器。
- 前記高非線形ファイバは高非線形分散シフトファイバである、請求項1に記載された光送信器。
- 前記信号に増幅を施すための光増幅器を更に備え、
前記光増幅器は前記レーザダイオードに結合されている、請求項1に記載された光送信器。 - 前記光増幅器はエルビウム添加ファイバ増幅器である、請求項4に記載された光送信器。
- 前記光増幅器は前記高非線形ファイバを増幅媒体とするラマン増幅器である、請求項4に記載された光送信器。
- 前記光増幅器は半導体光増幅器である、請求項4に記載された光送信器。
- 信号を入力するための入力を備え、
前記信号により変調される外部変調器を備え、
前記外部変調器に結合された高非線形ファイバを備え、該高非線形ファイバは、前記外部変調器のための適切な周波数チャープを引き起こしており、
該信号を出力する出力を備える、光送信器システム。
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