JP2004116570A - Joint - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水道配管、温水配管、床暖房、ロードヒーティング等に使用されるパイプ用の継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば水道配管に、架橋ポリエチレン又はポリブテン製のパイプを接続するために継手が使用されている。この種の継手としては、以下に示すものが知られている(例えば、特許文献1参照)。すなわち、雌側継手に雄側継手の一端を内挿し、2つの継手を連結することにより構成されているタイプのものである。前記雌側継手は中心に挿入孔が貫設されるとともに、その基端部外周面にはフランジが突設されている。また、雄側継手の中間部外周面にはフランジが突設され、該フランジよりも先端側には雌側継手の挿入孔に挿入される突出部が設けられている。その突出部には環状溝が周設され、該環状溝にはシール部材が嵌着されている。
【0003】
そして、雌側継手と雄側継手とを接続するには、まず雄側継手の突出部を雌側継手の挿入孔に挿入し、各継手に設けられたフランジを突き合わせた後にこの突き合わせ部分に連結部材を装着する。
【0004】
この結果、連結部材によって雌側継手と雄側継手とが接続され、前記シール部材によって雌側継手の基端部内周面と雄側継手の突出部外周面との間がシールされる。
【0005】
【特許文献1】
特開2000―65260号公報 (第3〜4頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、用途に応じて雌側継手同士を接続する場合には両雌側継手に内挿されて双方の雌側継手を支持するための内側継手が必要となる。この場合、内側継手を両雌側継手内に単に内挿しただけでは内側継手が両雌側継手内で移動するおそれがあるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、雌側継手同士の接続を容易かつ確実に行うことができる継手を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明の継手は、筒状をなし、内部に挿入孔が貫通形成され、その一端にはフランジが突設されている一対の雌側継手と、これら雌側継手を両フランジが突き合わされた状態で挿入孔に挿入される内側継手とからなり、突き合わされた両フランジに連結部材を装着して一対の雌側継手を連結するとともに、雌側継手と内側継手との間に内側継手の移動を規制する移動規制部を設けたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項2に記載の発明の継手は、請求項1に記載の発明において、前記連結部材は、金属製の板材を曲げることにより開口部を有する弧状に形成され、その弾性力により開口部から雌側継手のフランジに装着されるとともに、突き合わされた両フランジを挟着する挟持孔を備えたクイックファスナーであることを特徴とするものである。
【0010】
請求項3に記載の発明の継手は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記雌側継手のフランジ側の内周面には面取り部を設けるとともに、内側継手の外周面には前記面取り部に係合する係合突起を設け、これら面取り部と係合突起によって移動規制部を構成したことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、継手11は挿入孔12を有する一対の雌側継手13と、これら雌側継手13の挿入孔12に挿入される内側継手14とより構成されている。
【0012】
まず、雌側継手13について説明する。筒状をなす雌側継手13の基端部外周面には雄ねじ部15が螺刻され、図示しない水道配管等の管体に螺合可能になっている。雌側継手13の先端部外周面にはフランジ16が突設され、該フランジ16より基端側には環状溝17が周設されている。フランジ16の外端面18は他の雌側継手13のフランジ16との接合のために平面状に形成されている。雌側継手13の内周面は、先端側の内径が基端側の内径よりも大きくなる段差部19から先端部にかけて内側継手収容部20が形成されている。雌側継手13の先端部内周面には先端縁から雌側継手13の軸線方向内方に向かうに従い縮径する面取り部21が周設されている。また、図3の拡大断面図に示すように、面取り部21は中間部が内側継手14の軸線22に対して30°傾斜した斜状面23に、その両端部が円弧面24に形成されている。
【0013】
前記内側継手14は略円筒状をなし、貫通孔25が貫通形成されている。内側継手14の中央部外周面には内側継手14の径方向に突出する山型状の係合突起26が周設されている。該係合突起26の頂面27は平坦状に形成されており、その両側の傾斜面28の傾斜角度は前記面取り部21の斜状面23の傾斜角度と同一に形成されている。前記雌側継手13の面取り部21と内側継手14の係合突起26とにより内側継手14の軸線方向への移動を規制する移動規制部が構成されている。
【0014】
そして、内側継手14が雌側継手13の挿入孔12に挿入されたときには、内側継手14の係合突起26の傾斜面28が雌側継手13の面取り部21の斜状面23に密接し、内側継手14の移動が規制される。また、前記係合突起26の突出高さ、具体的には内側継手14の外周面から頂面27までの高さは、雌側継手13の面取り部21の開口高さの略半分に形成されている。
【0015】
図1及び図4に示すように、係合突起26から端面29までの軸線方向の長さは、雌側継手13における内側継手収容部20の軸線方向の長さよりも短く設定されている。また、内側継手14の内径は雌側継手13の基端部内径よりも若干小さく形成されている。
【0016】
前記係合突起26の左右両側方には各々対称位置に二対の収容溝30が周方向に凹設され、各収容溝30にはゴム材料製の断面楕円形状をなすシールリング31がそれぞれ嵌着されている。そして、一対の雌側継手13内に内側継手14が内挿されたときには、雌側継手13の内周面に各シールリング31の外周面がそれぞれ密接されることにより、内側継手14の外周面と雌側継手13の内周面との間がシールされるようになっている。
【0017】
図1に示すように、一対の雌側継手13はフランジ16の外端面18同士が突き合わされた状態で連結部材としてのクイックファスナー32を装着することにより連結されている。図2(a)、(b)に示すように、クイックファスナー32は、ばね性を有する金属材料からなる板材を左右対称に曲げることにより、先端部間に開口部を有する弧状に形成されている。該クイックファスナー32の中央部にはヒンジ部33が断面コ字状に折曲形成され、両開口端部にはガイド部34がそれぞれ外方へ拡がるように折り曲げ形成されている。また、クイックファスナー32の両側壁35には挟持孔36が透設されている。
【0018】
そして、両雌側継手13のフランジ16が突き合わされた状態で、クイックファスナー32の挟持孔36に両フランジ16が挟持されるようにガイド部34側からクイックファスナー32を装着するようになっている。両フランジ16の幅は挟持孔36を形成する内側壁37間の間隔とほぼ同じに設定され、両フランジ16がクイックファスナー32により連結固定されるようになっている。
【0019】
次に、前記継手11の作用について以下に記載する。
さて、雌側継手13同士を接続する場合には、まず図4に示すように、内側継手14の一端部(図4では左端部)を雌側継手13の挿入孔12に挿入する。このとき、雌側継手13の面取り部21が内側継手14の挿入案内の役割をし、雌側継手13の面取り部21の斜状面23と内側継手14の係合突起26の傾斜面28が係合するまで内側継手14を内側継手収容部20に挿入する。次に、雌側継手13に内挿されていない内側継手14の他端部(図4では右端部)に前記とは別の雌側継手13の挿入孔12を嵌挿する。この場合にも、前記面取り部21が内側継手14の挿入案内の役割をし、雌側継手13の面取り部21の斜状面23と内側継手14の係合突起26の傾斜面28とが係合するまで雌側継手13を嵌挿し、内側継手14を内側継手収容部20に挿入する。このとき、両フランジ16の外端面18が突き合わされる。
【0020】
そして、両雌側継手13のフランジ16の外端面18が突き合わされ、前記面取り部21と内側継手14に設けられた係合突起26とが係合したときには、二対のシールリング31によって両雌側継手13の内周面と内側継手14の外周面との間がシールされる。このとき、図3に示すように、面取り部21の斜状面23の傾斜角度と係合突起26の傾斜面28の傾斜角度とが同一であるため、面取り部21と係合突起26とが密着している。このため、一対の雌側継手13内における内側継手14の移動が規制される。
【0021】
続いて、図4に示すように、クイックファスナー32を前記フランジ16の突き合わせ部分に装着する際には、フランジ16の突き合わせ部分にクイックファスナー32の開口部が上方から押し付けられる。すると、クイックファスナー32の開口部がその弾性力によって拡げられ、クイックファスナー32をさらに下方に押し込むと、クイックファスナー32の内側に一対の雌側継手13の先端部が包持される。
【0022】
そして、下方に押し込まれたクイックファスナー32は、やがてその弾性力で元の形状に復帰し、その側壁35が雌側継手13の各環状溝17内にそれぞれ収容されるとともに、挟持孔36を形成する内側壁37に一対のフランジ16が接触した状態で挟持孔36に嵌入される。この状態でクイックファスナー32の内側に一対の雌側継手13の基端部が包摂されるとともに、挟持孔36内で一対のフランジ16が挟着され、雌側継手13の脱着が規制される。従って、クイックファスナー32を一対の雌側継手13のフランジ16に押し付け、押し込むことにより雌側継手13同士の連結を行うことができる。
【0023】
以上の本実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 本実施形態の継手11は、両雌側継手13のフランジ16の突き合わせ部分の上方からクイックファスナー32の弾力性を利用して押し込むというワンタッチ作業で装着される。このため、雌側継手13同士の接続を容易に行うことができる。また、両雌側継手13に装着されたクイックファスナー32は、その弾性力により雌側継手13の各環状溝17を締付ける。このため、雌側継手13同士の接続を確実に行うことができる。
【0024】
・ さらに、前記クイックファスナー32の両側壁35に透設された挟持孔36を形成する内側壁37に両雌側継手13のフランジ16が接触した状態で挟持孔36に嵌入されて挟着される。このため、クイックファスナー32により一対の雌側継手13の接続をより強固に行うことができる。
【0025】
・ 加えて、前記内側継手14に設けられた係合突起26は雌側継手13に設けられた面取り部21に係合し、内側継手14の移動規制の役割を果たす。このため、内側継手14は両雌側継手13内におけるずれ及びがたつきが抑制される。
【0026】
・ 内側継手14の外周面には係合突起26の両側に二対のシールリング31が嵌着されている。このため、内側継手14の外周面と雌側継手13の内周面との間が強固にシールされ、継手11内からの水漏れの発生を効果的に防止することができるとともに、雌側継手13内における内側継手14のがたつきを抑制することができる。
【0027】
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図5に示すように、移動規制部として雌側継手13の内周面に設けられた段差部19と内側継手14の両端面29とを当接させる構成を採用してもよい。このように構成した場合、一対の雌側継手13の内側継手収容部20に内挿された内側継手14は両端面29が段差部19によって完全に移動規制されるため、内側継手14を安定に保持することができるとともに、そのずれ及びがたつきを抑制することができる。
【0028】
・ また、連結部材として、半円状をなす一対の部材をヒンジにより開閉可能とし、その開口端部をねじ等で固定するファスナーを用いてもよい。
・ さらには、移動規制部として、前記実施形態の構成に加え、上記のように雌側継手13の内周面に設けられた段差部19と内側継手14の両端面29とが当接する構成を採用してもよい。このように構成した場合、一対の雌側継手13の内側継手収容部20に内挿された内側継手14をさらに安定して保持することができる。
【0029】
・ 本実施形態の継手11において、内側継手14の係合突起26をその外周面の少なくとも一部に設ける構成としてもよい。このように構成した場合においても、内挿された内側継手14のずれ及びがたつきを抑制することができる。
【0030】
・ フランジ16の面取り部21における斜状面23の傾斜角度と内側継手14の係合突起26における傾斜面28の傾斜角度を、例えば20°、40°などに変更してもよい。
【0031】
・ 本実施形態の継手11において、内側継手14の係合突起26の頂面27を緩やかに膨らんだ曲面又は山型状に加工した形状等に変更してもよい。
・ 本実施形態の継手11は幹配管と枝配管よりなるヘッダーの幹配管同士の連結に用いるとより効果がある。その場合、ヘッダーは例えば青銅を原材料としマンドレルを用いた連続鋳造法により得られる管材を所定長さに切断し、その端部近傍を切削して両端にフランジ16(雌側継手)を形成することによって内径が大きく肉薄に製造することができる。これに対し、ヘッダーの片端をフランジ16(雌側継手)、もう片端をフランジ(雄側継手)で形成しようとすると、内径が小さく厚肉にしか製造できずコストが嵩む。従ってヘッダーの両端部にフランジ16を設けて両端を雌側継手とし、内側継手14を挿入しフランジ16間をクイックファスナー32で接続することにより、複数の安価なヘッダーを容易に連結して使用することができ、使い勝手が良い。
【0032】
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 前記面取り部には一定の傾斜角度を有する斜状面が設けられ、係合突起には前記斜状面に係合する傾斜面が設けられ、斜状面の傾斜角度と傾斜面の傾斜角度とが同一に設定されている請求項3に記載の継手。この構成によれば、面取り部と係合突起の接触面積を確保することができ、一対の雌側継手に内挿された内側継手のずれ及びがたつきを安定して抑制することができる。
【0033】
・ 前記係合突起は内側継手の外周面の全周にわたって設けられている請求項3に記載の継手。この構成によれば、係合突起と面取り部によって構成される移動規制部が最も有効に作用し、一対の雌側継手に内挿された内側継手のずれ及びがたつきを効果的に抑制することができる。
【0034】
・ 前記係合突起は内側継手の中央部外周面に設けられている請求項3に記載の継手。この構成によれば、内挿後の内側継手の両側のバランスを安定に維持することができ、一対の雌側継手内におけるがたつきを抑制することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明の継手によれば、雌側継手同士の接続を容易かつ確実に行うことができる。
【0036】
請求項2に記載の発明の継手によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、雌側継手同士の接続をより強固に行うことができる。
請求項3に記載の発明の継手によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、一対の雌側継手に内挿された内側継手のずれ及びがたつきを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の継手を示す側断面図。
【図2】(a)はクイックファスナーを示す斜視図、(b)は図2(a)の2b―2b線における断面図。
【図3】継手の移動規制部を示す拡大断面図。
【図4】継手を示す分解側断面図。
【図5】別例の継手を示す側断面図。
【符号の説明】
11…継手、12…挿入孔、13…雌側継手、14…内側継手、16…フランジ、21…移動規制部を構成する面取り部、26…移動規制部を構成する係合突起、32…連結部材としてのクイックファスナー、36…挟持孔。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a pipe joint used for water pipes, hot water pipes, floor heating, road heating, and the like.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a joint has been used to connect a pipe made of crosslinked polyethylene or polybutene to, for example, a water supply pipe. The following is known as this kind of joint (for example, refer to Patent Document 1). That is, it is a type configured by inserting one end of a male side joint into a female side joint and connecting two joints. The female joint has an insertion hole formed in the center and a flange protruding from the outer peripheral surface of the base end. Further, a flange is provided on the outer peripheral surface of the intermediate portion of the male joint, and a projecting portion to be inserted into the insertion hole of the female joint is provided on the distal end side of the flange. An annular groove is provided around the projecting portion, and a seal member is fitted in the annular groove.
[0003]
Then, in order to connect the female joint and the male joint, first, insert the protrusion of the male joint into the insertion hole of the female joint, butt the flange provided on each joint, and then connect to this butt portion. Attach the members.
[0004]
As a result, the female joint and the male joint are connected by the connecting member, and the seal member seals between the inner peripheral surface of the base end portion of the female joint and the outer peripheral surface of the protrusion of the male joint.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-2000-65260 (pages 3 and 4, FIG. 1)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, when connecting the female joints depending on the application, an inner joint that is inserted between the female joints and supports both the female joints is required. In this case, there is a problem that if the inner joint is simply inserted into the both female joints, the inner joint may move in the both female joints.
[0007]
The present invention has been made by paying attention to the problems existing in the prior art as described above. An object of the present invention is to provide a joint that can easily and surely connect the female joints.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the joint according to the first aspect of the present invention is a pair of female joints having a tubular shape, an insertion hole is formed therein, and a flange is protruded at one end. And an inner joint that is inserted into the insertion hole with these female joints abutted on both flanges. A coupling member is attached to the abutted flanges to connect a pair of female joints, A movement restricting portion for restricting movement of the inner joint is provided between the side joint and the inner joint.
[0009]
In the joint according to the second aspect of the present invention, in the first aspect, the connecting member is formed in an arc shape having an opening by bending a metal plate, and the elastic force of the connecting member causes the female member to move from the opening. It is a quick fastener which is mounted on a flange of a side joint and has a holding hole for holding both butted flanges.
[0010]
A joint according to a third aspect of the present invention is the joint according to the first or second aspect, wherein the female-side joint has a chamfered portion on an inner peripheral surface on a flange side and an outer peripheral surface on an inner joint. It is characterized in that an engagement protrusion is provided for engaging with the chamfered portion, and the movement restricting portion is constituted by the chamfered portion and the engagement protrusion.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, the
[0012]
First, the
[0013]
The
[0014]
When the
[0015]
As shown in FIGS. 1 and 4, the length in the axial direction from the
[0016]
Two pairs of
[0017]
As shown in FIG. 1, the pair of
[0018]
Then, in a state where the
[0019]
Next, the operation of the joint 11 will be described below.
When connecting the
[0020]
When the outer end surfaces 18 of the
[0021]
Subsequently, as shown in FIG. 4, when the
[0022]
Then, the
[0023]
The effects exerted by the above embodiment will be described below.
The joint 11 of the present embodiment is mounted by a one-touch operation of pushing in from above the butted portion of the
[0024]
Further, the
[0025]
In addition, the
[0026]
On the outer peripheral surface of the inner joint 14, two pairs of seal rings 31 are fitted on both sides of the
[0027]
This embodiment can be embodied with the following modifications.
As shown in FIG. 5, a configuration may be adopted in which a
[0028]
A fastener that allows a pair of semicircular members to be opened and closed by a hinge and that fixes an open end thereof with a screw or the like may be used as the connecting member.
Further, as the movement restricting portion, in addition to the configuration of the above-described embodiment, a configuration in which the
[0029]
-In the joint 11 of this embodiment, the
[0030]
The inclination angle of the
[0031]
In the joint 11 of the present embodiment, the
The joint 11 of the present embodiment is more effective when used to connect the trunk pipes of the header composed of the trunk pipe and the branch pipe. In this case, for the header, for example, a tube material obtained by continuous casting using a mandrel using bronze as a raw material is cut into a predetermined length, and the vicinity of the end is cut to form flanges 16 (female joints) at both ends. Thereby, the inner diameter can be made large and thin. On the other hand, if one end of the header is formed by the flange 16 (female side joint) and the other end is formed by the flange (male side joint), the inner diameter is small and only the thick part can be manufactured, which increases the cost. Therefore, a plurality of inexpensive headers can be easily connected and used by providing
[0032]
Further, technical ideas that can be grasped from the embodiment will be described below.
-The chamfered portion is provided with an inclined surface having a fixed inclination angle, the engaging projection is provided with an inclined surface engaging with the inclined surface, and the inclination angle of the inclined surface and the inclination angle of the inclined surface. 4. The joint according to claim 3, wherein? According to this configuration, the contact area between the chamfered portion and the engagement protrusion can be ensured, and the displacement and rattling of the inner joint inserted into the pair of female joints can be stably suppressed.
[0033]
The joint according to claim 3, wherein the engagement protrusion is provided over the entire outer peripheral surface of the inner joint. According to this configuration, the movement restricting portion constituted by the engaging protrusion and the chamfered portion works most effectively, and effectively suppresses the displacement and the rattling of the inner joint inserted into the pair of female joints. be able to.
[0034]
The joint according to claim 3, wherein the engagement protrusion is provided on a central outer peripheral surface of the inner joint. According to this configuration, the balance on both sides of the inner joint after the insertion can be stably maintained, and rattling in the pair of female joints can be suppressed.
[0035]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the following effects can be obtained.
According to the joint according to the first aspect of the invention, the female joints can be easily and reliably connected to each other.
[0036]
According to the joint of the invention described in claim 2, in addition to the effect of the invention described in claim 1, the connection between the female-side joints can be performed more firmly.
According to the joint of the third aspect of the invention, in addition to the effects of the first or second aspect, the displacement and the rattling of the inner joint inserted between the pair of female joints are suppressed. can do.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view showing a joint according to an embodiment.
2A is a perspective view showing a quick fastener, and FIG. 2B is a cross-sectional view taken along
FIG. 3 is an enlarged sectional view showing a movement restricting portion of the joint.
FIG. 4 is an exploded side sectional view showing a joint.
FIG. 5 is a side sectional view showing another example of a joint.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
突き合わされた両フランジに連結部材を装着して一対の雌側継手を連結するとともに、雌側継手と内側継手との間に内側継手の移動を規制する移動規制部を設けたことを特徴とする継手。A pair of female joints having a cylindrical shape and an insertion hole formed therein and having a flange protruding at one end thereof, and these female joints are inserted into the insertion hole with both flanges abutting each other. Inner joint,
A coupling member is attached to both butted flanges to couple the pair of female joints, and a movement restricting portion that regulates movement of the inner joint is provided between the female joint and the inner joint. Fittings.
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Cited By (6)
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