JP2004113697A

JP2004113697A - Grill

Info

Publication number: JP2004113697A
Application number: JP2002285048A
Authority: JP
Inventors: Yoshikatsu Ishikawa; 石川　善克
Original assignee: Harman Pro Co Ltd
Current assignee: Harman Pro Co Ltd
Priority date: 2002-09-30
Filing date: 2002-09-30
Publication date: 2004-04-15
Anticipated expiration: 2022-09-30
Also published as: JP4070560B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To suppress energy consumption, to reduce the number of components, and to simplify a configuration. <P>SOLUTION: The inside of a grill chamber 11 is provided with: a gridiron 17 on which a cooked object is placed; opening/closing state detection means 20, 21 detecting an opening/closing state of a door part 19 of the grill chamber 11; a heating means 3 for heating the cooked object, allowing free adjustment of a heating amount; a control means controlling operation of the heating means 3; and a heating amount command means commanding the heating amount of the heating means. In the operation of the heating means, the control means adjusts the heating amount of the heating means on the basis of command information by the heating amount command means, and executes heating amount suppression operation for adjusting the heating amount of the heating means to the heating amount smaller than the heating amount at that moment when the opening/closing state detection means 20, 21 detect the opening state. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、グリル庫内に被調理物を載置させる焼き網が設けられ、前記グリル庫の扉部の開閉状態を検出する開閉状態検出手段と、加熱量を調節自在な被調理物加熱用の加熱手段と、前記加熱手段の運転を制御する制御手段とが設けられているグリルに関する。
【０００２】
【従来の技術】
上記のようなグリルは、グリル庫の扉部を開いて、焼き網に魚などの被調理物を載置させ、扉部を閉じた状態で、バーナなどの加熱手段を運転させることにより、被調理物を加熱するものであり、被調理物の焼き具合を確認したり、被調理物を裏返すなどの作業を行うときには、加熱手段の運転中に、扉部を開いて、所望の作業を行ったのち扉部を閉めることにより、被調理物の加熱を再開させるようにしている。
【０００３】
そして、従来では、扉部の開閉状態を検出する開閉状態検出手段が、扉部が開状態か閉状態かによってＯＮ／ＯＦＦするマイクロスイッチにて構成され、制御手段は、開閉状態検出手段にて閉状態を検出した状態で、加熱手段の運転開始が指令されると、加熱手段の運転を開始させ、加熱手段の運転中に、開閉状態検出手段にて開状態を検出すると、加熱手段の運転を一定時間継続させたのち、加熱手段の運転を停止させるようにしていた。
説明を加えると、制御手段は、加熱手段の運転中に、扉が開かれると、加熱手段の運転を一定時間継続させて、被調理物の焼き具合を確認したり、被調理物を裏返すなどの作業を行うようにしている（例えば、特許文献１参照。）。
【０００４】
【特許文献１】
特開２００１−２０８３５８号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のグリルでは、加熱手段の運転中に、開閉状態検出手段にて開状態を検出すると、単純に、加熱手段の運転を一定時間継続させるようにしているので、被調理物の焼き具合を確認したり、被調理物を裏返すなどの作業を行うために扉部が開かれているにもかかわらず、被調理物を加熱するような大きな加熱量にて加熱手段を運転させることとなり、エネルギー消費量が増大するという欠点があるとともに、所望の作業を行う環境としては、加熱手段の加熱量が大きくて好ましいものではなかった。
また、上記従来のグリルでは、開閉状態検出手段が、扉部が開状態か閉状態かによってＯＮ／ＯＦＦするマイクロスイッチにて構成されているので、扉部の開閉状態を検出する専用のマイクロスイッチを設けなければならず、部品点数が増加して、構成の複雑化を招くという欠点もあった。
【０００６】
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、上述のような欠点を解消することが可能となる良好なグリルを提供する点にある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項１に記載の発明によれば、グリル庫内に被調理物を載置させる焼き網が設けられ、前記グリル庫の扉部の開閉状態を検出する開閉状態検出手段と、加熱量を調節自在な被調理物加熱用の加熱手段と、前記加熱手段の運転を制御する制御手段とが設けられているグリルにおいて、
前記加熱手段の加熱量を指令する加熱量指令手段が設けられ、
前記制御手段は、前記加熱手段の運転中に、前記加熱量指令手段による指令情報に基づいて、前記加熱手段の加熱量を調節するとともに、前記開閉状態検出手段にて開状態を検出すると、前記加熱手段の加熱量をそのときの加熱量よりも減少側の加熱量に調節する加熱量抑制作動を実行するように構成されている。
【０００８】
すなわち、制御手段は、加熱手段の運転中に、開閉状態検出手段にて開状態を検出すると、加熱量抑制作動を実行するので、加熱手段の運転中に、被調理物の焼き具合を確認したり、被調理物を裏返すなどの作業を行うために、扉部を開くと、加熱手段の加熱量を絞った状態で、加熱手段を運転させることになる。
したがって、被調理物の焼き具合を確認したり、被調理物を裏返すなどの作業を行うために、扉部を開くだけで、加熱手段の加熱量が絞られることになるので、被調理物の焼き具合を確認したり、被調理物を裏返すなどの作業を行い易い環境を得ながら、極力エネルギー消費量を抑えることができることとなって、良好なグリルを提供できるに至った。
【０００９】
請求項２に記載の発明によれば、前記制御手段は、前記加熱量抑制作動実行中に、前記開閉状態検出手段にて開状態を検出する状態が設定時間以上継続すると、前記加熱手段の運転を停止させるように構成されている。
【００１０】
すなわち、制御手段は、加熱量抑制作動実行中に、開閉状態検出手段にて開状態を検出する状態が設定時間以上継続すると、加熱手段の運転を停止させるので、例えば、被調理物をグリル庫から取り出すために、加熱手段の運転中に扉部を開いたのち、操作忘れなどによって扉部が開かれた状態が設定時間以上継続すると、加熱手段の運転を自動的に停止させることができることになる。
したがって、使用者の操作忘れなどによって扉部が開かれたままとなっても、加熱手段の運転を自動的に停止させることができるので、使用者に安心感を与えることができることになる。
【００１１】
請求項３に記載の発明によれば、前記制御手段は、前記加熱量抑制作動実行中に、前記開閉状態検出手段にて閉状態を検出すると、前記加熱手段の加熱量を、前記加熱量抑制作動実行前の加熱量に調節するように構成されている。
【００１２】
すなわち、制御手段は、加熱量抑制作動実行中に、開閉状態検出手段にて閉状態を検出すると、加熱手段の加熱量を、加熱量抑制作動実行前の加熱量に調節するので、被調理物の焼き具合を確認したり、被調理物を裏返すなどの作業を行うために扉部を開くと、加熱手段の加熱量を絞り、所望の作業を行ったのち扉部を閉じると、加熱手段の加熱量をもとの加熱量に復帰させて、被調理物の加熱を再開させることができることになる。
したがって、被調理物の焼き具合を確認したり、被調理物を裏返すなどの作業を行うときには、扉部の開閉操作を行うだけで、被調理物の焼き具合を確認したり、被調理物を裏返すなどの作業を行い易い環境を得ながら、極力エネルギー消費量を抑えて、被調理物の加熱を行うことができることとなって、より良好なものとなる。
【００１３】
請求項４に記載の発明によれば、前記制御手段は、前記加熱量抑制作動実行中に、前記開閉状態検出手段にて閉状態を検出すると、前記加熱手段の加熱量を、前記加熱量抑制作動実行前の加熱量よりも増大側の加熱量に調節する加熱量増大作動を実行したのち、前記加熱量抑制作動実行前の加熱量に調節するように構成されている。
【００１４】
すなわち、制御手段は、加熱量抑制作動実行中に、開閉状態検出手段にて閉状態を検出すると、加熱量増大作動を実行したのち、加熱手段の加熱量を加熱量抑制作動実行前の加熱量に調節するので、被調理物の焼き具合を確認したり、被調理物を裏返すなどの作業を行うために扉を開くと、加熱手段の加熱量を絞り、所望の作業を行ったのち扉部を閉じると、加熱量増大作動を実行したのち、加熱手段の加熱量をもとの加熱量に復帰させて、被調理物の加熱を再開させることができることになる。
したがって、被調理物の焼き具合を確認したり、被調理物を裏返すなどの作業を行うときには、被調理物の焼き具合を確認したり、被調理物を裏返すなどの作業を行い易い環境を得ながら、極力エネルギー消費量を抑えて、被調理物の加熱を行うことができることとなって、より良好なものとなる。
しかも、所望の作業を行ったのち扉部を閉じると、単純に、加熱手段の加熱量をもとの加熱量に復帰させるのではなく、加熱量増大作動を実行したのち、加熱手段の加熱量をもとの加熱量に復帰させるので、扉部を開くことによって低下したグリル庫内の温度をいち早く上昇させて、被調理物の加熱を再開させることができ、被調理物の加熱時間を短縮させることができることになる。
【００１５】
請求項５に記載の発明によれば、前記制御手段は、前記加熱量増大作動において、前記加熱手段の加熱量を多量用設定量に調節する状態を設定時間維持するように構成されている。
【００１６】
すなわち、制御手段は、加熱量増大作動において、加熱手段の加熱量を多量用設定量に調節する状態を設定時間維持するので、加熱手段の加熱量を設定された多量用設定量に調節するという容易な制御構成によって、扉部を開くことによって低下したグリル庫内の温度を上昇させることができることになる。
したがって、容易な制御構成により加熱量増大作動を行うことができることとなって、制御構成の簡素化を図ることができることになる。
【００１７】
請求項６に記載の発明によれば、前記グリル庫内の温度を検出するグリル庫内温度検出手段が設けられ、
前記制御手段は、前記加熱量増大作動において、前記グリル庫内温度検出手段による検出温度が多量用設定温度となるように前記加熱手段の加熱量を調節する状態を設定時間維持するように構成されている。
【００１８】
すなわち、制御手段は、加熱量増大作動において、グリル庫内温度検出手段による検出温度が多量用設定温度となるように加熱手段の加熱量を調節する状態を設定時間維持するので、グリル庫内の温度情報に基づいて、扉部を開くことによって低下したグリル庫内の温度を的確に上昇させることができることになる。
したがって、扉部を開くことによって低下したグリル庫内の温度を的確に上昇させて、被調理物の加熱を再開させることができ、被調理物の加熱時間をより的確に短縮させることができることになる。
【００１９】
請求項７に記載の発明によれば、グリル庫内に被調理物を載置させる焼き網が設けられ、前記グリル庫の扉部の開閉状態を検出する開閉状態検出手段と、加熱量を調節自在な被調理物加熱用の加熱手段と、前記加熱手段の運転を制御する制御手段とが設けられているグリルにおいて、
前記制御手段は、前記開閉状態検出手段にて半開き状態を検出している状態で前記加熱手段の運転を開始するときには、予熱用運転であると判別するように構成されている。
【００２０】
すなわち、制御手段は、開閉状態検出手段にて半開き状態を検出している状態で加熱手段の運転を開始するときには、その加熱手段の運転を予熱用運転であると判別するので、その判別結果に基づいて、予熱用運転に適した加熱量になるように加熱手段の加熱量に調節するなどの制御を行うことにより、グリル庫の予熱を行うことができることになる。
したがって、単に、被調理物を加熱させるだけでなく、グリル庫の予熱を行うこともできるので、使い勝手がよくなり、良好なグリルを提供できるに至った。
【００２１】
請求項８に記載の発明によれば、前記制御手段は、前記予熱用運転の開始から前記加熱手段の運転時間が予熱用設定時間になると、予熱用運転の終了を報知するように構成されている。
【００２２】
すなわち、制御手段は、開閉状態検出手段にて半開き状態を検出している状態で加熱手段の運転を開始してから予熱用設定時間が経過すると、予熱用運転の終了を報知するので、グリル庫の予熱が完了したことを使用者が容易に確認することができることになる。
したがって、グリル庫の予熱の完了により、その後の操作などを的確に行うことができ、より使い勝手のよいものとなる。
【００２３】
請求項９に記載の発明によれば、前記加熱手段の加熱量を指令する加熱量指令手段が設けられ、
前記制御手段は、前記予熱用運転終了後に、前記開閉状態検出手段にて半開き状態が検出された状態のままでかつ前記加熱量指令手段にて加熱量の変更が指令されない変更操作無し状態が消し忘れ用設定時間継続すると、前記加熱手段の運転を停止させるように構成されている。
【００２４】
すなわち、制御手段は、予熱用運転終了後に、変更操作無し状態が消し忘れ用設定時間継続すると、加熱手段の運転を停止させるので、予熱用運転終了後に、使用者の操作忘れなどによって加熱手段の運転が消し忘れ用設定時間継続すると、加熱手段の運転を自動的に停止させることができることになる。
したがって、予熱用運転終了後に、使用者の操作忘れなどによって加熱手段の運転が継続しても、その加熱手段の運転を自動的に停止させることができることとなって、使用者に安心感を与えることができることになる。
【００２５】
請求項１０に記載の発明によれば、グリル庫内に被調理物を載置させる焼き網が設けられ、前記グリル庫の扉部の開閉状態を検出する開閉状態検出手段と、加熱量を調節自在な被調理物加熱用の加熱手段と、前記加熱手段の運転を制御する制御手段とが設けられているグリルにおいて、
前記開閉状態検出手段は、前記グリル庫内において、前記扉部の開閉状態に応じて温度変化を生じる部位に配設された温度センサにて構成されている。
【００２６】
すなわち、温度センサの検出温度は、例えば、閉状態のときには高くなり、開状態のときには低くなるなど、扉部の開閉状態に応じて変化するので、その温度センサの温度変化を検出することにより、扉部の開閉状態を検出することができることになり、しかも、その温度センサにてグリル庫内の温度をも検出することができることになる。
したがって、温度センサにて、開閉状態検出手段としてのセンサとグリル庫内の温度情報を検出するセンサを兼用することができるので、構成の簡素化を図りながら、扉部の開閉状態を検出することができることとなって、良好なグリルを提供できるに至った。
【００２７】
ちなみに、温度センサにて、グリル庫内の温度情報を検出することにより、その温度情報に基づいて、加熱手段の加熱量を調節したり、加熱手段の運転を停止させるなどの処理を行うことができることになる。
【００２８】
請求項１１に記載の発明によれば、前記開閉状態検出手段は、前記グリル庫内において、前記扉部の開閉状態に応じて温度変化を生じる部位として、前記扉部の開閉度合いに応じて異なる温度変化を生じる部位に配設された複数の温度センサにて構成されている。
【００２９】
すなわち、複数の温度センサの検出温度の温度差が、例えば、扉部の開閉度合いが閉状態に近づくほど大きくなるなど、扉部の開閉度合いに応じて複数の温度センサの検出温度の変化量が異なるので、その異なる温度変化を検出することにより、扉部の開状態および閉状態だけでなく、扉部の開閉度合いをも検出することができることになる。
したがって、扉の開閉状態を細かく検出することができ、その検出情報に基づいてより細かな制御を行うことが可能となって、使い勝手のよいものとなる。
【００３０】
請求項１２に記載の発明によれば、前記開閉状態検出手段は、前記温度センサによる検出温度の温度変化量に基づいて、前記扉部の開閉状態を検出するように構成されている。
【００３１】
すなわち、開閉状態検出手段は、温度センサによる検出温度の温度変化量によって、扉部の開閉状態を検出するので、実際に扉の開閉操作により変化した温度センサの検出温度の温度変化量によって、扉部の開閉状態を検出することができることとなって、扉部の開閉状態を正確に検出することができることになる。
したがって、正確な扉部の開閉状態の検出に基づいて、加熱手段の運転を的確に行うことができることとなって、機器の信頼性を向上させることができることになる。
【００３２】
請求項１３に記載の発明によれば、前記加熱手段は、バーナにて構成され、前記温度センサが、前記グリル庫内において、前記バーナの燃焼排ガスを機外に排気する排気路中の雰囲気温度を検出可能な部位に配設されている。
【００３３】
すなわち、バーナによる過熱状態によって、排気路中の雰囲気温度が異常高温となると、バーナの燃焼を停止させる必要があるので、グリルにおいては、排気路中の雰囲気温度を検出することが求められる。
そして、温度センサによって、扉部の開閉状態を検出するとともに、排気路中の雰囲気温度を検出するので、温度センサにて、グリルにおいて必要となる二つの温度情報を得ることができ、グリルに的確に対応する状態で、構成の簡素化を図ることができることになる。
【００３４】
請求項１４に記載の発明によれば、前記グリル庫内には、前記焼き網の下方に汁受皿が設けられ、前記温度センサが、前記グリル庫内において、前記汁受皿の温度を検出可能な部位に配設されている。
【００３５】
すなわち、被調理物から落下する油などが汁受皿に受け止められ、その油の発火を防止するために、汁受皿の温度が高温となると、加熱手段の運転を停止させる必要があるので、グリルにおいては、汁受皿の温度を検出することが求められる。
そして、温度センサによって、扉部の開閉状態を検出するとともに、汁受皿の温度を検出するので、温度センサにて、グリルにおいて必要となる二つの温度情報を得ることができ、グリルに的確に対応する状態で、構成の簡素化を図ることができることになる。
【００３６】
【発明の実施の形態】
本発明にかかるグリルをガスコンロに適応した例について図面に基づいて説明する。
〔第１実施形態〕
このガスコンロは、図１および図２に示すように、２つのコンロバーナ１を備えたコンロ部２、および、そのコンロ部２の下方側の内部に配置されたグリルバーナ３を備えたグリル部４を備えたコンロ本体５からなるテーブル式ガスコンロにて構成されている。
そして、コンロ本体５の後方側箇所には、グリル部４における加熱手段としてのグリルバーナ３の燃焼排ガスを排気するためのグリル排気口６が形成され、各コンロ部２の周囲は、トッププレート７にてガスコンロ上面が覆われており、このトッププレート７の上部に、各コンロ部２に対する被加熱物（鍋など）を受け止め支持するための五徳８が載置支持されている。
【００３７】
また、ガスコンロ前側面には、コンロバーナ１やグリルバーナ３の点火、消火や、火力調節などの各種の運転状態を指令する操作部Ｓが設けられ、制御部Ｈが、その操作部Ｓにて指令された運転状態に基づいて、コンロバーナ１およびグリルバーナ３を制御するように構成されている。
そして、操作部Ｓは、大バーナ用操作部Ｓ１、グリルバーナ用操作部Ｓ３、および、並バーナ用操作部Ｓ２を備えて構成されている。
【００３８】
前記コンロバーナ１は、図１において、コンロ本体５の左側に位置する大バーナ１ａと右側に位置する並バーナ１ｂとから構成され、並バーナ１ｂ（図２中一番上のバーナ）には、五徳８にて載置支持された被加熱物の底面部に接触して、被加熱物の温度を検出する温度センサＲが設けられている。
そして、２つのコンロバーナ１の夫々には、点火用の点火プラグ９、および、コンロバーナ１の立ち消えなどの燃焼状態を検出する熱電対１０が設けられている。
また、グリルバーナ３として、上面バーナ３ａと下面バーナ３ｂとを備えて、グリル部４が両面焼きグリルにて構成され、上面バーナ３ａおよび下面バーナ３ｂの夫々にも、点火用の点火プラグ９、および、グリルバーナ３の立ち消えなどの燃焼状態を検出する熱電対１０が設けられている。
【００３９】
前記２つのコンロバーナ１およびグリルバーナ３へのガス供給路１２は、図２に示すように、大バーナ用分岐路１２ａ、並バーナ用分岐路１２ｂ、グリルバーナ用分岐路１２ｃの３系統に分岐して接続され、グリルバーナ３へのグリルバーナ用分岐路１２ｃは、さらに、上面バーナ３ａと下面バーナ３ｂの夫々に分岐接続されている。
【００４０】
そして、大バーナ用分岐路１２ａ、並バーナ用分岐路１２ｂ、および、グリルバーナ用分岐路１２ｃの夫々には、モータコック１３、および、そのモータコック１３の開度位置を検出する位置センサ１４が設けられている。
また、グリルバーナ用分岐路１２ｃにおける上面バーナ３ａと下面バーナ３ｂへの分岐箇所よりも上流側にガバナ１５が設けられ、ガス供給路１２における大バーナ用分岐路１２ａ、並バーナ用分岐路１２ｂ、グリルバーナ用分岐路１２ｃへの分岐箇所よりも上流側に元電磁弁１６が設けられている。
【００４１】
前記グリル部４は、グリル部４の縦断側面図である図３に示すように、前面部が開口されかつ後面部が閉塞された箱状に形成されたグリル庫１１内に、魚などの被調理物を載置させる焼き網１７を設けて、その被調理物をグリルバーナ３にて加熱するように構成されている。
前記グリル庫１１の後方側には、グリルバーナ３の燃焼排ガスを機外に排気させる排気路２２が上方側に延びる状態で配設され、その排気路２２にてグリルバーナ３の燃焼排ガスをグリル排気口６に導くように構成されている。
ちなみに、グリルバーナ３の二次空気は、グリル庫１１の底面部や前面部から取り入れるようにして、この二次空気の流動により、後述する汁受皿１８を冷却させるように構成されている。
【００４２】
そして、焼き網１７の下方には、魚などの被調理物からの油などを受け止める汁受皿１８が設けられ、汁受皿１８は、図示はしないが、グリル庫１１の側壁部に設けられたガイドの案内により、焼き網１７を載置した状態で、グリル庫１１に対して、収納移動可能でかつ取り出し移動可能に構成されている。
また、汁受皿１８の前面部には、汁受皿１８をグリル庫１１内に収納したときに、グリル庫１１の前面部を閉塞する把手付きの扉部１９が設けられている。
そして、使用者は、把手にて扉部１９を開閉させることにより、汁受皿１８と焼き網１７を一体的に、グリル庫１１に対して収納移動および取り出し移動させるように構成されている。
【００４３】
前記グリル庫１１内には、二つの温度センサ２０，２１が設けられ、それら二つの温度センサ２０，２１は、グリル庫１１内において、扉部１９の開閉状態に応じて温度変化を生じる部位でかつ扉部の開閉度合いに応じて異なる温度変化を生じる部位に配設されて開閉状態検出手段として構成されている。
説明を加えると、二つの温度センサは、排気路２２中の雰囲気温度を検出可能な部位に配設された排ガス温度センサ２０と、汁受皿１８の温度を検出可能な部位に配設された汁受皿温度センサ２１とからなり、それら二つの温度センサの検出温度の温度変化量に基づいて、扉部１９の開閉状態を検出するように構成されている。
そして、排ガス温度センサ２０にて、扉部１９の開閉状態を検出するための温度情報を得るためのセンサと、排気路２２中の温度情報を得るためのセンサとを兼用し、汁受皿温度センサ２１にて、扉部１９の開閉状態を検出するための温度情報を得るためのセンサと、汁受皿１８の温度情報を得るためのセンサとを兼用するように構成されている。
【００４４】
前記制御部Ｈは、マイクロコンピュータを備えて構成され、大バーナ用操作部Ｓ１、グリルバーナ用操作部Ｓ３、および、並バーナ用操作部Ｓ２による指令に基づいて、コンロバーナ１およびグリルバーナ３を点火させる点火作動および消火させる消火作動を実行し、各バーナの燃焼中に火力調節する火力調節作動を実行するように構成されている。
【００４５】
以下、グリルバーナ３における制御部Ｈの動作について説明を加える。
前記点火作動は、グリルバーナ用操作部Ｓ３にて点火が指令されると、元電磁弁１６を開弁するとともに、位置センサ１４の検出情報に基づいて、モータコック１３を点火用ガス量にセットし、点火プラグ９を作動させて、熱電対１０にて着火を確認するように構成されている。
ちなみに、点火プラグ９を作動させてから着火確認時間が経過しても、熱電対１０により着火を確認できないときには、点火エラーとしている。
【００４６】
そして、消火作動は、グリルバーナ用操作部Ｓ３にて消火が指令されると、元電磁弁１６およびモータコック１３を閉弁させて、グリルバーナ３の燃焼を停止させるように構成されている。
また、火力調節作動は、グリルバーナ３の燃焼中に、グリルバーナ用操作部Ｓ３にて指令された火力になるように、位置センサ１４の検出情報に基づいて、モータコック１３を調整して、上面バーナ３ａおよび下面バーナ３ｂの火力を調節するように構成されている。
ちなみに、グリルバーナ用操作部Ｓ３にて、上面バーナ３ａのみ燃焼させたり、下面バーナ３ｂのみ燃焼させたり、燃焼状態の切替も指令可能であるので、その指令された燃焼状態にてグリルバーナ３を燃焼させるようにしている。
【００４７】
また、制御部Ｈは、排ガス温度センサ２０の検出温度と汁受皿温度センサ２１の検出温度とを監視し、それらの温度情報に基づいて、グリルバーナ３の燃焼を開始するときの扉部１９の開閉状態を判別する開始用開閉状態判別処理を実行するように構成されている。
すなわち、制御部Ｈは、開始用開閉状態判別処理において、排ガス温度センサ２０の検出温度と汁受皿温度センサ２１の検出温度とを比較することによって、全開状態と半開き状態と全閉状態の３つの開閉状態を判別するように構成されている。
【００４８】
扉部１９の開閉状態が、全開状態であるか、半開き状態であるか、全閉状態であるかの判別について、扉部１９の開閉状態を示す図４、および、各開閉状態について、グリルバーナ３の燃焼を開始させてから、排ガス温度センサ２０の検出温度と汁受皿温度センサ２１の検出温度の時間変化を示す図５のグラフに基づいて説明を加える。
ちなみに、図４の（イ）および図５の（イ）は、全閉状態を示し、図４の（ロ）および図５の（ロ）は、半開き状態を示し、図４の（ハ）および図５の（ハ）は、全開状態を示している。
そして、扉部１９をグリル庫１１の前面部から、例えば、６ｃｍ以上開いた状態を全開状態とし、扉部１９をグリル庫１１の前面部から、例えば、２ｃｍ開いた状態を半開き状態としている。
この場合、把手にて扉部１９を開き、汁受皿１８と焼き網１７を一体的にグリル庫１１から取り出した状態も、全開状態として扱う。
【００４９】
図４の（イ）に示すように、扉部１９が全閉状態のときには、図５の（イ）に示すように、グリルバーナ３の燃焼を開始してから、例えば、２分後には、排ガス温度センサ２０の検出温度Ｔ１から汁受皿温度センサ２１の検出温度Ｔ２を引いた温度差（Ｔ１−Ｔ２）は、３０ｄｅｇ程度となるので、グリルバーナ３の燃焼を開始してから判別用設定時間（例えば、２分）後の温度差（Ｔ１−Ｔ２）が１５ｄｅｇ以上となると、全閉状態と判別するようにしている。
【００５０】
図４の（ロ）に示すように、扉部１９が半開き状態のときには、図５の（ロ）に示すように、グリルバーナ３の燃焼を開始してから、例えば、２分後には、排ガス温度センサ２０の検出温度Ｔ１から汁受皿温度センサ２１の検出温度Ｔ２を引いた温度差（Ｔ１−Ｔ２）は、１０ｄｅｇ程度となるので、グリルバーナ３の燃焼を開始してから判別用設定時間（例えば、２分）後の温度差（Ｔ１−Ｔ２）が０以上でかつ１５ｄｅｇ未満であると、半開き状態と判別するようにしている。
【００５１】
図４の（ハ）に示すように、扉部１９が全開状態のときには、図５の（ハ）に示すように、グリルバーナ３の燃焼を開始してから、例えば、２分後には、排ガス温度センサ２０の検出温度Ｔ１よりも汁受皿温度センサ２１の検出温度Ｔ２の方が高くなり、排ガス温度センサ２０の検出温度Ｔ１から汁受皿温度センサ２１の検出温度Ｔ２を引いた温度差（Ｔ１−Ｔ２）は、負の値になるので、グリルバーナ３の燃焼を開始してから判別用設定時間（例えば、２分）後の温度差（Ｔ１−Ｔ２）が０未満であると、全開状態と判別するようにしている。
【００５２】
そして、制御部Ｈは、開始用開閉状態判別処理により半開き状態と判別している状態でグリルバーナ３の燃焼を開始するときには、予熱用運転であると判別し、その予熱用運転の開始からグリルバーナ３の燃焼時間が予熱用設定時間になると、予熱用運転の終了を報知するように構成されている。
また、制御部Ｈは、予熱用運転終了後に、扉部１９の開閉操作がされずに半開き状態が検出された状態のままで、かつ、操作部Ｓにてグリルバーナ３の火力の変更が指令されない変更操作無し状態が消し忘れ用設定時間継続すると、グリルバーナ３の燃焼を停止させるように構成されている。
ちなみに、予熱用運転においては、例えば、グリルバーナ３の火力を予熱用火力に調節するなど、予熱用運転の動作を行うようにしている。
【００５３】
前記制御部Ｈは、排ガス温度センサ２０の検出温度と汁受皿温度センサ２１の検出温度とに基づいて、開始用開閉状態判別処理を実行するだけでなく、グリルバーナ３の燃焼中には、排ガス温度センサ２０の検出温度と汁受皿温度センサ２１の検出温度の温度変化量に基づいて、扉部１９が閉状態であるか、開状態であるかの判別を行う燃焼中開閉状態判別処理を実行するように構成されている。
【００５４】
説明を加えると、扉部１９が開状態から閉状態に変化したときには、図５の（イ）に示すように、グリルバーナ３の燃焼中に、排ガス温度センサ２０の検出温度Ｔ１と汁受皿温度センサ２１の検出温度Ｔ２の温度差（Ｔ１−Ｔ２）が大きくなるので、その時間微分値｛ｄ（Ｔ１−Ｔ２）／ｄｔ｝が、正の値の所定値Ｋ１以上となっていると、開状態から閉状態に変化したと判別するようにしている。また、扉部１９が閉状態から開状態に変化したときには、図５の（ロ）および（ハ）に示すように、グリルバーナ３の燃焼中に、排ガス温度センサ２０の検出温度Ｔ１と汁受皿温度センサ２１の検出温度Ｔ２の温度差（Ｔ１−Ｔ２）が小さくなるので、その時間微分値｛ｄ（Ｔ１−Ｔ２）／ｄｔ｝が、負の値の所定値Ｋ２以下となっていると、閉状態から開状態に変化した判別するようにしている。
【００５５】
ちなみに、燃焼中開閉状態判別処理において、Ｋ２＜｛ｄ（Ｔ１−Ｔ２）／ｄｔ｝＜Ｋ１となるときには、前回の燃焼中開閉状態判別処理の判別結果を維持する。
例えば、前回の燃焼中開閉状態判別処理において、開状態と判別していると、Ｋ２＜｛ｄ（Ｔ１−Ｔ２）／ｄｔ｝＜Ｋ１の間は、開状態と判別するようにしている。
【００５６】
前記制御部Ｈは、グリルバーナ３の燃焼中に、燃焼中開閉状態判別処理により閉状態から開状態に変化したと判別すると、グリルバーナ３の火力をそのときの火力よりも減少側の火力に調節する加熱量抑制作動を実行するように構成されている。
そして、制御部Ｈは、加熱量抑制作動実行中に、燃焼中開閉状態判別処理により開状態から閉状態に変化したと判別すると、グリルバーナ３の火力を、加熱量抑制作動実行前の火力よりも増大側の火力に調節する加熱量増大作動を実行したのち、加熱量抑制作動実行前の火力に調節し、かつ、加熱量抑制作動実行中に、開状態と判別している状態が停止用設定時間以上継続すると、グリルバーナ３の燃焼を停止させるように構成されている。
【００５７】
前記加熱量抑制作動は、グリルバーナ３の火力を抑制用設定火力（例えば、最小火力）に調節するように、モータコック１３の開度位置を調整するように構成され、加熱量増大作動は、グリルバーナ３の火力を増大用設定火力（例えば、最大火力）に調節する状態を増大用設定時間維持するように構成されている。
ちなみに、増大用設定時間については、一定の時間を設定したり、グリルバーナ３の燃焼中に、扉部１９が開かれていた時間が長いほど、増大用設定時間が長くなるように変更設定したり、排ガス温度センサ２０の検出温度が開状態と判別する前の温度付近に達するまでとしたりすることが可能である。
【００５８】
また、制御部Ｈは、グリルバーナ３の燃焼中に、排ガス温度センサ２０の検出温度が異常用設定温度以上となったり、あるいは、汁受皿温度センサ２１の検出温度が発火防止用設定温度以上となると、グリルバーナ３の燃焼を強制的に停止させて、過熱状態や汁受皿１８の落下油などが発火する状態となる前に、自動的にグリルバーナ３の燃焼を停止させるようにしている。
【００５９】
前記グリルバーナ３における制御部Ｈの動作について、図６および図７のフローチャートに基づいて説明を加える。
まず、グリルバーナ用操作部Ｓ３にて点火が指令されると、点火作動を実行して、グリルバーナ３の燃焼を開始し、グリルバーナ３の燃焼を開始してから判別用設定時間経過すると、開始用開閉状態判別処理を実行する（ステップ１〜４）。
そして、開始用開閉状態判別処理において半開き状態と判別すると、予熱用運転を行い、その予熱用運転の開始から予熱用設定時間が経過すると、予熱用運転の終了を報知する（ステップ５〜８）。
また、開始用開閉状態判別処理において全開状態と判別すると、グリルバーナ３の燃焼を停止する消火作動を実行して、警報ブザーを作動させるなどしてエラー報知作動を行ってエラーとしている（ステップ９〜１１）。
【００６０】
前記開始用開閉状態判別処理において全閉状態と判別すると（ステップ５，９）、グリルバーナ用操作部Ｓ３の指令状態に基づいて、火力調節作動を実行し、燃焼中開閉状態判別処理を実行する（ステップ１２，１３）。
そして、燃焼中開閉状態判別処理にて閉状態と判別しているときには、予熱用運転後であるか否かを判別して、予熱用運転後でなければ、グリルバーナ用操作部Ｓ３にて消火が指令されると、消火作動を実行する（ステップ１４〜１７）。予熱用運転後であるときには、変更操作無し状態が消し忘れ用設定時間継続していると、消火作動を実行して、警報ブザーを作動させるなどしてエラー報知作動を行ってエラーとし（ステップ１５，１８，１９，２０）、変更操作無し状態が消し忘れ用設定時間継続していなければ、グリルバーナ用操作部Ｓ３にて消火が指令されると、消火作動を実行する（ステップ１６，１７）。
【００６１】
また、燃焼中開閉状態判別処理にて閉状態から開状態に変化したと判別すると（ステップ１４）、加熱量抑制作動を実行し、その開状態と判別している状態が停止用設定時間継続していなければ、燃焼中開閉状態判別処理において閉状態と判別するまで、加熱量抑制作動を継続させる（ステップ２１〜２４）。
そして、燃焼中開閉状態判別処理において開状態と判別している状態が停止用設定時間継続すると、消火作動を実行して、警報ブザーを作動させるなどしてエラー報知作動を行ってエラーとしている（ステップ２２，２５，２６）。
また、燃焼中開閉状態判別処理にて開状態から閉状態に変化したと判別すると（ステップ２４）、加熱量増大作動を実行したのち、グリルバーナ３の火力を加熱量抑制作動実行前の火力に復帰させる（ステップ２７，２８）。
【００６２】
前記コンロバーナ１における制御部Ｈの動作について説明を加えると、グリルバーナ３と同様に、点火作動は、大バーナ用操作部Ｓ１および並バーナ用操作部Ｓ２にて点火が指令されると、元電磁弁１６を開弁するとともに、位置センサ１４の検出情報に基づいて、モータコック１３を点火用ガス量にセットし、点火プラグ９を作動させて、熱電対１０にて着火を確認するように構成されている。
ちなみに、点火プラグ９を作動させてから着火確認時間が経過しても、熱電対１０により着火を確認できないときには、点火エラーとしている。
【００６３】
そして、消火作動は、大バーナ用操作部Ｓ１および並バーナ用操作部Ｓ２にて消火が指令されると、元電磁弁１６およびモータコック１３を閉弁させて、コンロバーナ１の燃焼を停止させるように構成されている。
また、火力調節作動は、コンロバーナ１の燃焼中に、大バーナ用操作部Ｓ１および並バーナ用操作部Ｓ２にて指令された火力になるように、位置センサ１４の検出情報に基づいて、モータコック１３を調整して火力調節するように構成されている。
【００６４】
ちなみに、制御部Ｈは、詳述はしないが、並バーナ１ｂについては、並バーナ用操作部Ｓ２からの指令に基づいて、並バーナ１ｂの燃焼時間が並バーナ用操作部Ｓ２にて設定された時間になると、自動的に並バーナ１ｂの燃焼を停止させる調理タイマー運転、温度センサＲの検出温度が目標温度（１６０℃、１８０℃、２２０℃）になるように、並バーナ１ｂの火力調節する天ぷら運転や、温度センサＲの検出温度を用いて自動的に湯を沸かす湯沸し運転などの自動調理運転を行うように構成されている。
【００６５】
〔第２実施形態〕
この第２実施形態は、上記第１実施形態の加熱量抑制作動後の動作の別実施形態を示すものであり、加熱量抑制作動後の動作について説明を加える。
なお、その他の構成については、上記第１実施形態と同様であるので、同符号を記すなどにより、その詳細な説明は省略する。
【００６６】
上記第１実施形態では、制御部Ｈは、加熱量抑制作動実行中に、燃焼中開閉状態判別処理により開状態から閉状態に変化したと判別すると、加熱量増大作動を実行したのち、グリルバーナ３の火力を加熱量抑制作動実行前の火力に調節するようにしているが、この第２実施形態では、制御部Ｈは、加熱量抑制作動実行中に、燃焼中開閉状態判別処理により開状態から閉状態に変化したと判別すると、すぐに、グリルバーナ３の火力を加熱量抑制作動実行前の火力に調節するように構成されている。
【００６７】
前記制御部Ｈの加熱量抑制作動についての動作を示す図８のフローチャートに基づいて説明を加える。
ちなみに、この図８のフローチャートは、上記第１実施形態における図７のフローチャートの一部を抜き出したものであり、図７のフローチャートと同様の動作については、同じステップ番号を記すようにしている。
【００６８】
加熱量抑制作動を実行中に、燃焼中開閉状態判別処理において開状態と判別している状態が停止用設定時間継続していなければ、燃焼中開閉状態判別処理において閉状態と判別するまで、加熱量抑制作動を継続させる（ステップ２１〜２４）。
そして、燃焼中開閉状態判別処理において開状態と判別した状態が停止用設定時間継続すると、消火作動を実行して、エラーとする（ステップ２２，２５，２６）。
また、燃焼中開閉状態判別処理にて開状態から閉状態に変化したと判別すると（ステップ２４）、グリルバーナ３の火力を加熱量抑制作動実行前の火力に復帰させる（ステップ２８）。
【００６９】
〔別実施形態〕
（１）上記第１および第２実施形態では、制御部Ｈは、グリルバーナ３の燃焼中に、燃焼中開閉状態判別処理において閉状態から開状態に変化したと判別すると、加熱量抑制作動を実行する構成と、開始用開閉状態判別処理において半開き状態を検出している状態でグリルバーナ３の燃焼を開始するときには、予熱用運転であると判別する構成を採用しているが、どちらか一方の構成のみ採用して実施することも可能である。
【００７０】
（２）上記第１および第２実施形態では、開閉状態検出手段を、排ガス温度センサ２０と汁受皿温度センサ２１とから構成しているが、例えば、開閉状態検出手段を、マイクロスイッチなどの接触式センサを用いて実施することも可能であり、開閉状態検出手段として、各種センサを適応することが可能である。
【００７１】
（３）上記第１および第２実施形態では、開閉状態検出手段としての二つの温度センサ２０，２１を、扉部１９の開閉状態に応じて温度変化を生じる部位でかつ扉部の開閉度合いに応じて異なる温度変化を生じる部位に配設しているが、例えば、上記別実施形態（１）に記載の如く、制御部Ｈは、グリルバーナ３の燃焼中に、燃焼中開閉状態判別処理において閉状態から開状態に変化したと判別すると、加熱量抑制作動を実行する構成のみ採用する場合には、二つの温度センサ２０，２１とも、扉部１９の開閉状態に応じて温度変化を生じる部位に配設して実施することが可能となり、開閉状態検出手段としての温度センサの配設箇所は適宜変更が可能である。
また、温度センサの数については、扉部１９の開閉状態が検出できれば、ひとつや３つ以上など適宜変更が可能である。
【００７２】
（４）上記第１および第２実施形態では、排ガス温度センサ２０が、扉部１９の開閉状態を検出するための温度情報を得るためのセンサと、排気路２２中の温度情報を得るためのセンサとを兼用するようにしているが、開閉状態を検出するための温度情報を得るためのセンサと、排気路２２中の温度情報を得るためのセンサとを別々に設けて実施することも可能である。
また、汁受皿温度センサ２１についても、汁受皿温度センサ２１が、扉部１９の開閉状態を検出するための温度情報を得るためのセンサと、汁受皿１８の温度情報を得るためのセンサとを兼用しているが、扉部１９の開閉状態を検出するための温度情報を得るためのセンサと、汁受皿１８の温度情報を得るためのセンサとを別々に設けて実施することも可能である。
【００７３】
（５）上記第１および第２実施形態では、グリルバーナ３の燃焼中に、排ガス温度センサ２０の検出温度と汁受皿温度センサ２１の検出温度の温度変化量に基づいて、扉部１９が閉状態であるか、開状態であるかを検出するようにしているが、例えば、単純に、排ガス温度センサ２０の検出温度と汁受皿温度センサ２１の検出温度との温度差により、扉部１９が閉状態であるか、開状態であるかを検出することも可能であり、扉部１９が閉状態であるか、開状態であるかを検出するための構成は適宜変更が可能である。
【００７４】
（６）上記第１および第２実施形態では、グリル部４を、グリルバーナ３として、上面バーナ３ａと下面バーナ３ｂとを備えて、両面焼きグリルにて構成しているが、グリルバーナ３として、上面バーナ３ａのみを備えて、片面焼きグリルにて構成することも可能である。
【００７５】
（７）上記第１および第２実施形態では、加熱手段として、グリルバーナ３を適応した例を示したが、電気ヒータなど各種の加熱手段が適応可能である。
【００７６】
（８）上記第１および第２実施形態では、モータコックと位置センサにより火力調節を行う構成としているが、比例電磁弁や電磁弁など、他の要素にて構成してもよい。
また、従来からガスコンロなどで使われている器具栓などメカ式の弁とモータコックや比例電磁弁などを組み合わせて構成してもよい。
【００７７】
（９）上記第１および第２実施形態では、本発明にかかるグリルをテーブル式ガスコンロに適応した例を示したが、ビルトイン式ガスコンロにも適応することが可能であり、各種のガスコンロに適応することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】ガスコンロの斜視図
【図２】ガスコンロの概略構成図
【図３】グリル部の縦断側面図
【図４】扉部の開閉状態を示すグリル部の縦断側面図
【図５】温度センサの時間変化を示すグラフ
【図６】第１実施形態における制御部の動作を示すフローチャート
【図７】第１実施形態における制御部の動作を示すフローチャート
【図８】第２実施形態における制御部の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
３　　　　　　　加熱手段
１１　　　　　　グリル庫
１７　　　　　　焼き網
１８　　　　　　汁受皿
１９　　　　　　扉部
２０，２１　　　開閉状態検出手段としての温度センサ
Ｈ　　　　　　　制御手段
Ｓ３　　　　　　加熱量指令手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
According to the present invention, there is provided an open / closed state detecting means for providing an open / closed state for detecting an open / closed state of a door portion of the grille, wherein a grill is provided for placing the object to be cooked in the grille. And a control means for controlling the operation of the heating means.
[0002]
[Prior art]
The above-described grill is opened by opening a door of the grill storage, placing a food such as fish on a grill, and operating a heating means such as a burner with the door closed. When heating the cooking object and checking the degree of baking of the object to be cooked or performing an operation such as turning the object over, the door is opened during the operation of the heating means and a desired operation is performed. After that, by closing the door, the heating of the object to be cooked is resumed.
[0003]
Conventionally, the open / closed state detecting means for detecting the open / closed state of the door is constituted by a microswitch which is turned on / off depending on whether the door is open or closed. When the operation start of the heating means is commanded in the state where the closed state is detected, the operation of the heating means is started. When the open state is detected by the open / closed state detection means during the operation of the heating means, the operation of the heating means is started. After a certain period of time, the operation of the heating means was stopped.
To add an explanation, when the door is opened during the operation of the heating means, the operation of the heating means is continued for a certain period of time to check the degree of baking of the object to be cooked, or to turn over the object to be cooked. (For example, see Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2001-208358 A
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional grill, when the open / closed state detection unit detects the open state during the operation of the heating unit, the operation of the heating unit is simply continued for a certain period of time. Despite the door being opened to check the condition and turn over the food, the heating means will be operated with a large heating amount to heat the food, even if the door is opened. In addition, there is a disadvantage that the energy consumption increases, and the environment for performing the desired work is not preferable because the heating amount of the heating means is large.
Further, in the above-mentioned conventional grill, the open / closed state detecting means is constituted by a microswitch that is turned on / off depending on whether the door is open or closed. Therefore, a dedicated microswitch for detecting the open / closed state of the door is provided. Must be provided, and the number of parts increases, resulting in a disadvantage that the configuration becomes complicated.
[0006]
The present invention has been made in view of such a point, and an object of the present invention is to provide a good grill which can eliminate the above-mentioned disadvantages.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, according to the first aspect of the present invention, a grille for placing an object to be cooked in a grill storage is provided, and an open / close state for detecting an open / close state of a door of the grill storage. In a grill provided with a detection unit, a heating unit for heating the object to be cooked whose heating amount is adjustable, and a control unit for controlling the operation of the heating unit,
Heating amount instructing means for instructing the heating amount of the heating means is provided,
The control unit adjusts the heating amount of the heating unit based on command information from the heating amount command unit during operation of the heating unit, and detects an open state by the open / closed state detection unit. The apparatus is configured to execute a heating amount suppression operation of adjusting the heating amount of the heating means to a heating amount on a side smaller than the heating amount at that time.
[0008]
That is, when the control means detects the open state by the open / closed state detection means during the operation of the heating means, the control means executes the heating amount suppressing operation. When the door is opened to perform an operation such as turning over the object to be cooked or turning over the object to be cooked, the heating unit is operated with the heating amount of the heating unit being reduced.
Therefore, in order to check the degree of baking of the object to be cooked and to perform operations such as turning the object to be turned over, only by opening the door portion, the amount of heating of the heating means is reduced, so that the amount of heat of the object to be cooked is reduced. The energy consumption can be reduced as much as possible while obtaining an environment in which it is easy to check the degree of baking and to turn over the object to be cooked, and to provide a good grill.
[0009]
According to the invention described in claim 2, the control unit operates the heating unit when the state in which the open / closed state detection unit detects the open state continues for a set time or more during the execution of the heating amount suppression operation. Is configured to be stopped.
[0010]
In other words, the control means stops the operation of the heating means when the state in which the open state is detected by the open / close state detection means continues for a set time or more during the execution of the heating amount suppression operation. After the door is opened during the operation of the heating means, the operation of the heating means can be automatically stopped when the door is opened for a set time or longer due to forgetting to operate. Become.
Therefore, even if the door is left open due to the user's forgetting to operate, etc., the operation of the heating means can be automatically stopped, so that a sense of security can be given to the user.
[0011]
According to the third aspect of the present invention, when the control unit detects the closed state by the open / closed state detection unit during the execution of the heating amount suppression operation, the control unit reduces the heating amount of the heating unit to the heating amount suppression. It is configured to adjust the heating amount before the execution of the operation.
[0012]
That is, the control means adjusts the heating amount of the heating means to the heating amount before the execution of the heating amount suppression operation when the open / closed state detection unit detects the closed state during the heating amount suppression operation. When the door is opened to check the degree of baking or to turn over the object to be cooked, the amount of heating of the heating means is reduced, and after performing the desired operation, the door is closed. By returning the heating amount to the original heating amount, heating of the object to be cooked can be resumed.
Therefore, when performing operations such as checking the degree of baking of the object to be cooked or turning over the object to be cooked, simply opening / closing the door unit can check the degree of baking of the object to be cooked, and / or checking the state of the object to be cooked. Heating of the object to be cooked can be performed while minimizing the energy consumption while obtaining an environment in which the operation such as turning over is easy, which is more favorable.
[0013]
According to the invention as set forth in claim 4, when the control unit detects the closed state by the open / closed state detection unit during the execution of the heating amount suppression operation, the control unit reduces the heating amount of the heating unit to the heating amount suppression. After the heating amount increasing operation for adjusting the heating amount to a heating amount on the increase side than the heating amount before the execution of the operation is performed, the heating amount is adjusted to the heating amount before the execution of the heating amount suppressing operation.
[0014]
That is, when the control unit detects the closed state by the open / closed state detection unit during the execution of the heating amount suppression operation, the control unit executes the heating amount increasing operation, and then reduces the heating amount of the heating unit before the execution of the heating amount suppression operation. When the door is opened to check the baking condition of the object to be cooked or to turn over the object to be cooked, the heating amount of the heating means is reduced, and after performing the desired operation, the door portion is opened. Is closed, after the heating amount increasing operation is performed, the heating amount of the heating means is returned to the original heating amount, and the heating of the object to be cooked can be resumed.
Therefore, when performing operations such as checking the degree of baking of the object to be cooked or turning over the object to be cooked, an environment is provided in which it is easy to perform operations such as checking the degree of baking of the object to be cooked or turning over the object to be cooked. However, the object to be cooked can be heated while minimizing the energy consumption as much as possible.
In addition, when the door is closed after performing the desired operation, the heating amount of the heating unit is not simply restored to the original heating amount, but is performed after the heating amount increasing operation is performed. To the original amount of heating, the temperature of the inside of the grill can be quickly raised by opening the door, and the heating of the food can be resumed, shortening the heating time of the food. Can be done.
[0015]
According to the invention as set forth in claim 5, the control means is configured to maintain a state in which the heating amount of the heating means is adjusted to the set amount for a large amount in the heating amount increasing operation for a set time.
[0016]
That is, in the heating amount increasing operation, the control unit maintains the state in which the heating amount of the heating unit is adjusted to the set amount for the large amount for the set time, so that the heating amount of the heating unit is adjusted to the set amount for the large amount. With an easy control configuration, the temperature in the grill storage that has been lowered by opening the door can be increased.
Therefore, the heating amount increasing operation can be performed with a simple control configuration, and the control configuration can be simplified.
[0017]
According to the invention as set forth in claim 6, a grill storage temperature detecting means for detecting a temperature in the grill storage is provided,
In the heating amount increasing operation, the control unit is configured to maintain a state of adjusting the heating amount of the heating unit such that the temperature detected by the grill internal temperature detecting unit becomes the set temperature for a large amount for a set time. ing.
[0018]
That is, in the heating amount increasing operation, the control unit maintains the state of adjusting the heating amount of the heating unit such that the temperature detected by the grill inside temperature detecting unit becomes the set temperature for a large amount for the set time. Based on the temperature information, the temperature inside the grill storage, which has been lowered by opening the door portion, can be accurately raised.
Therefore, it is possible to appropriately raise the temperature of the inside of the grill which has been lowered by opening the door, to restart the heating of the object to be cooked, and to more accurately reduce the heating time of the object to be cooked. Become.
[0019]
According to the seventh aspect of the present invention, a grille is provided for placing the object to be cooked in the grill storage, and an open / closed state detecting means for detecting an open / closed state of a door of the grill storage, and a heating amount is adjusted. In a grill provided with a heating means for heating the object to be cooked freely and a control means for controlling the operation of the heating means,
The control unit is configured to determine that the operation is a preheating operation when starting the operation of the heating unit in a state where the half-open state is detected by the open / closed state detection unit.
[0020]
That is, the control means determines that the operation of the heating means is a preheating operation when the operation of the heating means is started in a state where the half-open state is detected by the open / close state detection means. By performing control such as adjusting the heating amount of the heating means to a heating amount suitable for the operation for preheating on the basis of this, it is possible to preheat the grill storage.
Therefore, not only the object to be cooked can be simply heated, but also the preheating of the grill storage can be performed, so that the usability is improved and a good grill can be provided.
[0021]
According to the invention described in claim 8, the control means is configured to notify the end of the preheating operation when the operation time of the heating means reaches the preheating set time from the start of the preheating operation. I have.
[0022]
That is, the control means notifies the end of the preheating operation when the preheating set time elapses after starting the operation of the heating means in a state where the half-open state is detected by the open / close state detection means. The user can easily confirm that the preheating has been completed.
Therefore, after the preheating of the grill storage is completed, subsequent operations and the like can be accurately performed, and the usability is further improved.
[0023]
According to the ninth aspect of the present invention, the heating amount instructing unit for instructing the heating amount of the heating unit is provided,
After completion of the preheating operation, the control means erases the state of no change operation in which the heating amount command means does not instruct the change of the heating amount while the half-open state is detected by the open / close state detection means. When the set time for forgetting is continued, the operation of the heating means is stopped.
[0024]
In other words, the control means stops the operation of the heating means after the end of the preheating operation and the operation of the heating means is stopped when the state without change operation continues for the set time for forgetting to erase. If the operation continues for the set time for forgetting to turn off, the operation of the heating means can be automatically stopped.
Therefore, even if the operation of the heating means continues due to the user forgetting to operate after the end of the preheating operation, the operation of the heating means can be automatically stopped, giving a sense of security to the user. You can do it.
[0025]
According to the tenth aspect of the present invention, there is provided a grille for placing an object to be cooked in the grill storage, and an open / closed state detecting means for detecting an open / closed state of a door of the grill storage, and adjusting a heating amount. In a grill provided with a heating means for heating the object to be cooked freely and a control means for controlling the operation of the heating means,
The open / closed state detecting means is constituted by a temperature sensor arranged in the grill storage at a location where a temperature change occurs according to the open / closed state of the door.
[0026]
That is, the temperature detected by the temperature sensor changes depending on the open / closed state of the door, such as, for example, higher in the closed state and lower in the open state, so that by detecting the temperature change of the temperature sensor, The open / closed state of the door can be detected, and the temperature sensor can also detect the temperature in the grill storage.
Therefore, the temperature sensor can be used both as a sensor as the open / closed state detecting means and a sensor for detecting the temperature information in the grill storage, so that it is possible to detect the open / closed state of the door while simplifying the configuration. It is now possible to provide a good grill.
[0027]
By the way, by detecting the temperature information inside the grill storage by the temperature sensor, it is possible to perform processing such as adjusting the heating amount of the heating means or stopping the operation of the heating means based on the temperature information. You can do it.
[0028]
According to the invention as set forth in claim 11, the open / closed state detecting means is different in accordance with the degree of opening and closing of the door portion, as a portion in the grill storage, which changes in temperature according to the open / closed state of the door portion. It is composed of a plurality of temperature sensors provided at a site where a temperature change occurs.
[0029]
That is, the amount of change in the detected temperature of the plurality of temperature sensors in accordance with the degree of opening and closing of the door, such as a temperature difference between the temperatures detected by the plurality of temperature sensors, for example, increasing as the degree of opening and closing of the door approaches the closed state. Therefore, by detecting the different temperature changes, it is possible to detect not only the open and closed states of the door but also the degree of opening and closing of the door.
Therefore, the open / closed state of the door can be finely detected, and finer control can be performed based on the detected information, which is convenient.
[0030]
According to the twelfth aspect of the present invention, the open / closed state detecting means is configured to detect the open / closed state of the door based on the amount of change in the temperature detected by the temperature sensor.
[0031]
That is, since the open / closed state detecting means detects the open / closed state of the door portion based on the temperature change amount of the temperature detected by the temperature sensor, the door open / closed state is detected based on the temperature change amount of the temperature detected by the temperature sensor actually changed by the door open / close operation. Since the open / closed state of the door can be detected, the open / closed state of the door can be accurately detected.
Therefore, the operation of the heating means can be accurately performed based on the accurate detection of the open / closed state of the door, and the reliability of the device can be improved.
[0032]
According to the thirteenth aspect of the present invention, the heating means is constituted by a burner, and the temperature sensor is configured such that the temperature sensor is configured to exhaust the combustion exhaust gas from the burner to the outside in the grill chamber. Is disposed at a site where can be detected.
[0033]
That is, when the ambient temperature in the exhaust passage becomes abnormally high due to the overheating state of the burner, it is necessary to stop the combustion of the burner. Therefore, it is necessary for the grill to detect the ambient temperature in the exhaust passage.
Since the temperature sensor detects the open / closed state of the door and the ambient temperature in the exhaust path, the temperature sensor can obtain two pieces of temperature information required for the grill, and the grill can accurately detect the temperature. In this state, the configuration can be simplified.
[0034]
According to the invention as set forth in claim 14, a juice tray is provided below the grill in the grill storage, and the temperature sensor can detect the temperature of the juice tray in the grill storage. It is arranged at the site.
[0035]
That is, oil or the like that falls from the object to be cooked is received by the soup pan, and in order to prevent ignition of the oil, when the temperature of the soup pan becomes high, it is necessary to stop the operation of the heating means. Is required to detect the temperature of the juice tray.
The temperature sensor detects the open / closed state of the door and the temperature of the soup tray, so that the temperature sensor can obtain the two pieces of temperature information required for the grill, and can accurately respond to the grill. In this state, the configuration can be simplified.
[0036]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An example in which the grill according to the present invention is applied to a gas stove will be described with reference to the drawings.
[First Embodiment]
As shown in FIGS. 1 and 2, the gas stove includes a stove portion 2 having two stove burners 1 and a grill portion 4 having a grill burner 3 disposed inside a lower portion of the stove portion 2. It is constituted by a table type gas stove including the stove body 5 provided.
A grill exhaust port 6 for exhausting the combustion exhaust gas of the grill burner 3 as a heating means in the grill portion 4 is formed at a position on the rear side of the stove main body 5. The top surface of the gas stove is covered, and an upper surface of the top plate 7 is provided with a support 8 for receiving and supporting an object to be heated (such as a pot) for each stove section 2.
[0037]
Further, on the front side of the gas stove, an operation unit S for instructing various operating states such as ignition, fire extinguishing, and heat power adjustment of the stove burner 1 and the grill burner 3 is provided. The stove burner 1 and the grill burner 3 are configured to be controlled based on the operating state thus set.
The operation unit S includes a large burner operation unit S1, a grill burner operation unit S3, and a normal burner operation unit S2.
[0038]
The stove burner 1 is composed of a large burner 1a located on the left side of the stove body 5 and a side burner 1b located on the right side in FIG. 1, and the side burner 1b (the top burner in FIG. 2) includes: A temperature sensor R for detecting the temperature of the object to be heated is provided in contact with the bottom surface of the object to be heated, which is mounted and supported in Gotoku 8.
Each of the two stove burners 1 is provided with a spark plug 9 for ignition and a thermocouple 10 for detecting a combustion state such as the extinguishing of the stove burner 1.
The grill burner 3 includes an upper surface burner 3a and a lower surface burner 3b, and the grill portion 4 is formed of a double-sided grill. Each of the upper surface burner 3a and the lower surface burner 3b has a spark plug 9 for ignition, and And a thermocouple 10 for detecting a combustion state such as the extinguishing of the grill burner 3.
[0039]
As shown in FIG. 2, the gas supply path 12 to the two stove burners 1 and the grill burner 3 branches into three systems: a large burner branch path 12a, a parallel burner branch path 12b, and a grill burner branch path 12c. The grill burner branch path 12c to the grill burner 3 is further connected to the upper burner 3a and the lower burner 3b.
[0040]
Each of the large-burner branch path 12a, the normal-burner branch path 12b, and the grill-burner branch path 12c is provided with a motor cock 13 and a position sensor 14 for detecting an opening position of the motor cock 13. Have been.
Further, a governor 15 is provided on the grill burner branch path 12c upstream of a branch point to the upper burner 3a and the lower burner 3b. An original solenoid valve 16 is provided on the upstream side of the branch point to the branching path 12c.
[0041]
As shown in FIG. 3, which is a longitudinal side view of the grill section 4, the grill section 4 is provided with a box-shaped grill box 11 having an open front surface and a closed rear surface. A grill 17 on which the food is placed is provided, and the food to be cooked is heated by the grill burner 3.
An exhaust passage 22 for exhausting the combustion exhaust gas of the grill burner 3 to the outside of the machine is provided at the rear side of the grill chamber 11 so as to extend upward. 6.
By the way, the secondary air of the grill burner 3 is taken in from the bottom part or the front part of the grill chamber 11, and the flow of the secondary air cools a juice tray 18 described later.
[0042]
Below the grill 17, there is provided a juice tray 18 for receiving oil or the like from the food such as fish. The juice tray 18 is provided with a guide (not shown) provided on the side wall of the grill 11. In the state where the grill 17 is placed, the grille 11 can be housed and moved with respect to the grill storage 11 and can be taken out and moved.
Further, a door portion 19 with a handle for closing the front portion of the grill storage 11 when the juice tray 18 is stored in the grill storage 11 is provided on a front portion of the juice tray 18.
Then, the user is configured to open and close the door portion 19 with the handle, so that the juice receiving tray 18 and the grill 17 are integrally moved with respect to the grill cabinet 11 to be stored and taken out.
[0043]
Two temperature sensors 20 and 21 are provided in the grill chamber 11, and the two temperature sensors 20 and 21 are portions in the grill chamber 11 where a temperature change occurs according to the open / close state of the door 19. In addition, it is arranged at a location where a different temperature change occurs depending on the degree of opening and closing of the door portion, and is configured as an open / closed state detecting means.
To add an explanation, the two temperature sensors are an exhaust gas temperature sensor 20 provided at a location where the ambient temperature in the exhaust passage 22 can be detected, and a juice provided at a location where the temperature of the juice tray 18 can be detected. It comprises a tray temperature sensor 21 and is configured to detect the open / closed state of the door 19 based on the amount of temperature change in the detected temperatures of the two temperature sensors.
The exhaust gas temperature sensor 20 also serves as a sensor for obtaining temperature information for detecting the open / closed state of the door 19 and a sensor for obtaining temperature information in the exhaust path 22. At 21, the sensor for obtaining the temperature information for detecting the open / close state of the door 19 and the sensor for obtaining the temperature information of the juice receiving tray 18 are used.
[0044]
The control unit H includes a microcomputer, and ignites the stove burner 1 and the grill burner 3 based on instructions from the large burner operation unit S1, the grill burner operation unit S3, and the parallel burner operation unit S2. It is configured to execute an ignition operation and a fire extinguishing operation to extinguish a fire, and to execute a thermal power adjusting operation for adjusting a thermal power during combustion of each burner.
[0045]
Hereinafter, the operation of the control unit H in the grill burner 3 will be described.
In the ignition operation, when ignition is commanded by the grill burner operation unit S3, the original electromagnetic valve 16 is opened, and the motor cock 13 is set to the ignition gas amount based on the detection information of the position sensor 14. Then, the ignition plug 9 is operated, and the ignition is confirmed by the thermocouple 10.
Incidentally, if ignition cannot be confirmed by the thermocouple 10 even after the ignition confirmation time has elapsed since the ignition plug 9 was operated, it is determined that an ignition error has occurred.
[0046]
The fire extinguishing operation is configured such that when fire extinguishing is instructed by the grill burner operation unit S3, the original electromagnetic valve 16 and the motor cock 13 are closed to stop the combustion of the grill burner 3.
The heating power adjusting operation adjusts the motor cock 13 based on the detection information of the position sensor 14 so that the heating power is instructed by the grill burner operation unit S3 during the combustion of the grill burner 3, and the upper surface burner is adjusted. It is configured to adjust the thermal power of the lower burner 3a and the lower burner 3b.
By the way, in the grill burner operation section S3, only the upper burner 3a, the lower burner 3b can be burned, and the switching of the burning state can be commanded. Therefore, the grill burner 3 is burned in the commanded burning state. Like that.
[0047]
In addition, the control unit H monitors the detected temperature of the exhaust gas temperature sensor 20 and the detected temperature of the soup tray temperature sensor 21, and based on the temperature information, opens and closes the door 19 when the grill burner 3 starts burning. It is configured to execute a start opening / closing state determination process for determining a state.
In other words, the control unit H compares the detected temperature of the exhaust gas temperature sensor 20 and the detected temperature of the soup tray temperature sensor 21 in the start opening / closing state determination process, and thus the three states of the fully open state, the half open state, and the fully closed state It is configured to determine the open / closed state.
[0048]
FIG. 4 shows the open / closed state of the door 19, and FIG. 4 shows the grill burner 3 for each open / closed state, for determining whether the open / closed state of the door 19 is a fully open state, a half open state, or a fully closed state. After the start of the combustion, a description will be given based on a graph of FIG. 5 showing a time change of the detected temperature of the exhaust gas temperature sensor 20 and the detected temperature of the soup tray temperature sensor 21.
4 (a) and FIG. 5 (a) show a fully closed state, FIGS. 4 (b) and 5 (b) show a half-open state, and FIGS. 4 (c) and 4 (c). FIG. 5C shows a fully opened state.
A state in which the door 19 is opened from the front of the grill cabinet 11 by, for example, 6 cm or more is a fully opened state, and a state in which the door 19 is opened by 2 cm from the front of the grill cabinet 11 is a half-open state.
In this case, the state in which the door 19 is opened with the handle and the juice receiving tray 18 and the grill 17 are integrally taken out of the grill storage 11 is also treated as a fully opened state.
[0049]
As shown in FIG. 4A, when the door portion 19 is in the fully closed state, as shown in FIG. 5A, the combustion of the grill burner 3 is started. Since the temperature difference (T1-T2) obtained by subtracting the detection temperature T2 of the soup tray temperature sensor 21 from the detection temperature T1 of the temperature sensor 20 is about 30 deg, the discrimination set time (for example, after starting combustion of the grill burner 3) When the temperature difference (T1−T2) after 2 minutes) is equal to or more than 15 deg, it is determined to be in the fully closed state.
[0050]
As shown in (b) of FIG. 4, when the door portion 19 is in the half-open state, as shown in (b) of FIG. Since the temperature difference (T1-T2) obtained by subtracting the detection temperature T2 of the soup tray temperature sensor 21 from the detection temperature T1 of the sensor 20 is about 10 deg, the discrimination set time (for example, If the temperature difference (T1−T2) after 2 minutes) is equal to or more than 0 and less than 15 deg, it is determined that the state is a half-open state.
[0051]
As shown in FIG. 4C, when the door 19 is fully opened, as shown in FIG. 5C, the combustion of the grill burner 3 is started. The detected temperature T2 of the juice tray temperature sensor 21 is higher than the detected temperature T1 of the sensor 20, and the temperature difference (T1-T2) obtained by subtracting the detected temperature T2 of the juice tray temperature sensor 21 from the detected temperature T1 of the exhaust gas temperature sensor 20. ) Is a negative value, so if the temperature difference (T1−T2) after the set time for determination (for example, 2 minutes) from the start of combustion of the grill burner 3 is less than 0, it is determined that the engine is fully open. Like that.
[0052]
Then, when starting the combustion of the grill burner 3 in a state where it has been determined that the grill burner 3 is in the half-open state by the start opening / closing state determination processing, the controller H determines that the operation is for preheating, and from the start of the preheating operation, the grill burner 3 When the combustion time reaches the set time for preheating, the end of the preheating operation is notified.
In addition, after the operation for preheating is completed, the control unit H does not open or close the door unit 19 and remains in the state where the half-open state is detected, and the operation unit S does not instruct the operation unit S to change the heating power of the grill burner 3. When the no change operation state continues for the set time for forgetting to erase, the combustion of the grill burner 3 is stopped.
Incidentally, in the preheating operation, the operation of the preheating operation is performed, for example, by adjusting the heating power of the grill burner 3 to the heating power for preheating.
[0053]
The control unit H not only executes the opening / closing state determination process based on the detected temperature of the exhaust gas temperature sensor 20 and the detected temperature of the soup tray temperature sensor 21, but also performs the exhaust gas temperature while the grill burner 3 is burning. Based on a temperature change amount between the temperature detected by the sensor 20 and the temperature detected by the soup tray temperature sensor 21, a burning open / closed state determination process is performed to determine whether the door 19 is closed or open. It is configured as follows.
[0054]
In addition, when the door 19 changes from the open state to the closed state, as shown in FIG. 5A, during the combustion of the grill burner 3, the detected temperature T1 of the exhaust gas temperature sensor 20 and the temperature of the soup tray temperature sensor are measured. Since the temperature difference (T1−T2) of the detected temperature T2 in FIG. 21 increases, if the time derivative {d (T1−T2) / dt} is equal to or more than a predetermined positive value K1, the open state is established. From the closed state to the closed state. When the door 19 changes from the closed state to the open state, as shown in (b) and (c) of FIG. 5, while the grill burner 3 is burning, the detection temperature T1 of the exhaust gas temperature sensor 20 and the soup tray temperature Since the temperature difference (T1−T2) of the detected temperature T2 of the sensor 21 becomes small, if the time differential value {d (T1−T2) / dt} is equal to or less than the negative predetermined value K2, the sensor 21 is closed. It is determined that the state has changed from the open state to the open state.
[0055]
Incidentally, when K2 <{d (T1−T2) / dt} <K1 in the combustion open / close state determination process, the determination result of the previous combustion open / close state determination process is maintained.
For example, in the last open / close state determination process during combustion, if the open state is determined, the state is determined to be open while K2 <{d (T1-T2) / dt} <K1.
[0056]
When the control unit H determines that the open / closed state has been changed from the closed state to the open state during the combustion of the grill burner 3 by the combustion open / close state determination process, the control unit H adjusts the thermal power of the grill burner 3 to a lower thermal power than the thermal power at that time. It is configured to execute the heating amount suppression operation.
If the control unit H determines that the open / closed state determination process during combustion has changed from the open state to the closed state during the execution of the heating amount suppression operation, the control unit H sets the heating power of the grill burner 3 to be lower than the heating power before the execution of the heating amount suppression operation. After performing the heating amount increasing operation that adjusts to the heating power on the increasing side, the heating power is adjusted to the heating power before execution of the heating amount suppression operation, and the state that is determined to be in the open state during the execution of the heating amount suppression operation is the stop setting. It is configured to stop the combustion of the grill burner 3 if it continues for more than the time.
[0057]
The heating amount suppression operation is configured to adjust the opening degree position of the motor cock 13 so as to adjust the heating power of the grill burner 3 to a set heating power for suppression (for example, a minimum heating power). The state in which the heating power of No. 3 is adjusted to the setting heating power for increase (for example, the maximum heating power) is maintained for the setting time for increase.
Incidentally, the set time for increase may be set to a fixed time, or may be changed and set such that the longer the time the door portion 19 is opened during the combustion of the grill burner 3, the longer the set time for increase. Alternatively, it is possible to set the temperature until the temperature detected by the exhaust gas temperature sensor 20 reaches the vicinity of the temperature before the open state is determined.
[0058]
In addition, the control unit H, when the detected temperature of the exhaust gas temperature sensor 20 becomes higher than the abnormal set temperature or the detected temperature of the juice tray temperature sensor 21 becomes higher than the set firing prevention temperature during the combustion of the grill burner 3. Then, the combustion of the grill burner 3 is forcibly stopped, and the combustion of the grill burner 3 is automatically stopped before an overheated state or a state where oil falling from the juice receiving tray 18 is ignited.
[0059]
The operation of the control unit H in the grill burner 3 will be described with reference to the flowcharts of FIGS.
First, when an ignition command is issued from the grill burner operation unit S3, an ignition operation is performed, combustion of the grill burner 3 is started, and when a set time for determination has elapsed since the combustion of the grill burner 3 has started, opening and closing for start is performed. A state determination process is executed (steps 1 to 4).
When it is determined in the start opening / closing state determination process that the half-open state is set, the preheating operation is performed, and when the preheating set time elapses from the start of the preheating operation, the end of the preheating operation is notified (steps 5 to 8). .
Further, if it is determined in the start opening / closing state determination processing that the state is the fully open state, a fire extinguishing operation for stopping the combustion of the grill burner 3 is performed, and an error notification operation is performed by, for example, activating a warning buzzer (steps 9 to 9). 11).
[0060]
When it is determined in the start opening / closing state determination processing that the state is the fully closed state (steps 5 and 9), the thermal power adjustment operation is performed based on the command state of the grill burner operation section S3, and the combustion opening / closing state determination processing is performed ( Steps 12, 13).
When the closed state is determined in the open / close state determination processing during combustion, it is determined whether or not the operation is for preheating. If not, the fire extinguishing is performed by the grill burner operation unit S3. When instructed, a fire extinguishing operation is performed (steps 14 to 17). If it is after the operation for preheating, and if the no change operation state has continued for the set time for forgetting to extinguish, the fire extinguishing operation is performed and an error notification operation is performed by operating an alarm buzzer or the like, and an error is generated (step 15). , 18, 19, 20), if the state of no change operation has not continued for the set time for forgetting to extinguish, when a fire extinguisher is instructed by the grill burner operation unit S3, a fire extinguishing operation is executed (steps 16, 17).
[0061]
If it is determined in the open / close state determination processing during combustion that the state has changed from the closed state to the open state (step 14), the heating amount suppression operation is performed, and the state determined as the open state continues for the set time for stopping. If not, the heating amount suppression operation is continued until it is determined in the open / closed state determination process during combustion that the state is the closed state (steps 21 to 24).
Then, when the state determined to be open in the open / closed state determination process during combustion continues for the set time for stopping, the fire extinguishing operation is performed, an alarm buzzer is activated, or the like, and an error notification operation is performed to determine an error ( Steps 22, 25, 26).
If it is determined in the open / close state determination process during combustion that the state has changed from the open state to the closed state (step 24), the heating power increase operation is performed, and then the heating power of the grill burner 3 is returned to the heating power before the execution of the heating power suppression operation. (Steps 27 and 28).
[0062]
The operation of the control unit H in the stove burner 1 will be described in more detail. Like the grill burner 3, when the ignition is commanded by the large burner operation unit S1 and the parallel burner operation unit S2, the original electromagnetic The valve 16 is opened, the motor cock 13 is set to the ignition gas amount based on the detection information of the position sensor 14, the ignition plug 9 is operated, and the ignition is confirmed by the thermocouple 10. Have been.
Incidentally, if ignition cannot be confirmed by the thermocouple 10 even after the ignition confirmation time has elapsed since the ignition plug 9 was operated, it is determined that an ignition error has occurred.
[0063]
Then, in the fire extinguishing operation, when fire extinguishing is instructed by the large burner operation unit S1 and the parallel burner operation unit S2, the original solenoid valve 16 and the motor cock 13 are closed, and the combustion of the stove burner 1 is stopped. It is configured as follows.
In addition, the heating power adjustment operation is performed based on the detection information of the position sensor 14 so that the heating power is instructed by the large burner operation unit S1 and the parallel burner operation unit S2 during the combustion of the stove burner 1. The heating power is adjusted by adjusting the cock 13.
[0064]
Incidentally, although not described in detail, the control unit H sets the combustion time of the average burner 1b in the average burner 1b based on a command from the average burner operation unit S2 for the average burner 1b. At the time, the cooking timer operation for automatically stopping the combustion of the normal burner 1b is performed, and the heating power of the normal burner 1b is adjusted so that the temperature detected by the temperature sensor R becomes the target temperature (160 ° C., 180 ° C., 220 ° C.). The apparatus is configured to perform an automatic cooking operation such as a tempura operation or a water heating operation of automatically boiling hot water using the temperature detected by the temperature sensor R.
[0065]
[Second embodiment]
The second embodiment is another embodiment of the operation after the heating amount suppression operation of the first embodiment, and the operation after the heating amount suppression operation will be described.
Since the other configuration is the same as that of the first embodiment, detailed description thereof will be omitted by giving the same reference numerals.
[0066]
In the first embodiment, when the control unit H determines that the open / closed state has been changed from the open state to the closed state by the open / closed state determination process during the execution of the heating amount suppression operation, the control unit H executes the heating amount increasing operation, and then executes the grill burner 3. Is adjusted to the heating power before the execution of the heating amount suppression operation. However, in the second embodiment, during the execution of the heating amount suppression operation, the control unit H changes the open state by the open / close state determination process during combustion. As soon as it is determined that the state has changed to the closed state, the heating power of the grill burner 3 is adjusted to the heating power before the execution of the heating amount suppression operation.
[0067]
An explanation will be given based on the flowchart of FIG. 8 showing the operation of the control section H regarding the heating amount suppressing operation.
The flowchart of FIG. 8 is a part of the flowchart of FIG. 7 in the first embodiment, and the same steps as those in the flowchart of FIG. 7 are denoted by the same step numbers.
[0068]
During execution of the heating amount suppression operation, if the state determined as open in the open / close state determination process during combustion does not continue for the set time for stopping, the heating is performed until the closed state is determined in the open / close state determination process during combustion. The amount suppression operation is continued (steps 21 to 24).
If the state determined as open in the open / close state determination process during combustion continues for the set time for stopping, the fire extinguishing operation is executed and an error is generated (steps 22, 25, and 26).
If it is determined in the open / close state determination process during combustion that the state has changed from the open state to the closed state (step 24), the heating power of the grill burner 3 is returned to the heating power before the execution of the heating amount suppression operation (step 28).
[0069]
[Another embodiment]
(1) In the first and second embodiments, when the control unit H determines that the state has changed from the closed state to the open state in the combustion open / close state determination process during the combustion of the grill burner 3, the control unit H executes the heating amount suppression operation. And when the combustion of the grill burner 3 is started in a state where the half-open state is detected in the opening / closing state determination processing for start, a configuration for determining that the operation is for preheating is adopted. It is also possible to implement by adopting only.
[0070]
(2) In the first and second embodiments, the open / closed state detecting means is constituted by the exhaust gas temperature sensor 20 and the soup tray temperature sensor 21. It is also possible to use a type sensor, and various sensors can be applied as the open / closed state detecting means.
[0071]
(3) In the first and second embodiments, the two temperature sensors 20 and 21 serving as the open / closed state detecting means are provided at the position where the temperature changes according to the open / closed state of the door 19 and the degree of opening / closing of the door. For example, as described in the above-described another embodiment (1), the control unit H closes during the combustion of the grill burner 3 in the open / close state determination process during combustion. When it is determined that the state has changed from the open state to the open state, if only the configuration for performing the heating amount suppression operation is adopted, both of the two temperature sensors 20 and 21 are connected to the portions where the temperature changes according to the open / close state of the door 19. It can be arranged and implemented, and the arrangement location of the temperature sensor as the open / closed state detecting means can be changed as appropriate.
Further, the number of the temperature sensors can be appropriately changed, such as one or three or more, as long as the open / close state of the door 19 can be detected.
[0072]
(4) In the first and second embodiments, the exhaust gas temperature sensor 20 is used to obtain temperature information for detecting the open / closed state of the door 19 and to obtain temperature information in the exhaust passage 22. Although the sensor also serves as a sensor, a sensor for obtaining temperature information for detecting the open / close state and a sensor for obtaining temperature information in the exhaust path 22 may be separately provided and implemented. It is.
Also, as for the soup tray temperature sensor 21, the soup tray temperature sensor 21 includes a sensor for obtaining temperature information for detecting the open / close state of the door 19 and a sensor for obtaining temperature information for the soup tray 18. Although they are shared, a sensor for obtaining temperature information for detecting the open / closed state of the door portion 19 and a sensor for obtaining temperature information for the juice tray 18 may be separately provided and implemented. .
[0073]
(5) In the first and second embodiments, during the combustion of the grill burner 3, the door 19 is in the closed state based on the amount of temperature change between the temperature detected by the exhaust gas temperature sensor 20 and the temperature detected by the soup tray temperature sensor 21. Or an open state, for example, the door 19 is closed simply by the temperature difference between the temperature detected by the exhaust gas temperature sensor 20 and the temperature detected by the soup tray temperature sensor 21. It is also possible to detect whether the door 19 is in the open state or the open state, and the configuration for detecting whether the door portion 19 is in the closed state or the open state can be appropriately changed.
[0074]
(6) In the first and second embodiments, the grill portion 4 is constituted by a double-sided grill including the upper surface burner 3 a and the lower surface burner 3 b as the grill burner 3. It is also possible to provide only the burner 3a and to constitute a one-side grill.
[0075]
(7) In the first and second embodiments, an example in which the grill burner 3 is applied as the heating means has been described, but various heating means such as an electric heater can be applied.
[0076]
(8) In the first and second embodiments, the thermal power is adjusted by the motor cock and the position sensor, but may be configured by another element such as a proportional solenoid valve or a solenoid valve.
Further, a mechanical valve such as an instrument plug conventionally used in a gas stove may be combined with a motor cock, a proportional solenoid valve, or the like.
[0077]
(9) In the first and second embodiments, an example in which the grill according to the present invention is applied to a table type gas stove has been described. However, the grill can be adapted to a built-in type gas stove, and is applicable to various types of gas stoves. It is possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a gas stove.
FIG. 2 is a schematic configuration diagram of a gas stove.
FIG. 3 is a longitudinal side view of a grill section.
FIG. 4 is a longitudinal sectional side view of a grill portion showing an open / close state of a door portion.
FIG. 5 is a graph showing a time change of a temperature sensor.
FIG. 6 is a flowchart illustrating an operation of a control unit according to the first embodiment.
FIG. 7 is a flowchart illustrating an operation of a control unit according to the first embodiment.
FIG. 8 is a flowchart illustrating an operation of a control unit according to the second embodiment.
[Explanation of symbols]
3 heating means
11 Grill storage
17 Grill net
18 soup saucer
19 Door
20, 21 Temperature sensors as open / closed state detecting means
H control means
S3 Heating amount command means

Claims

A grille for placing the food in the grill storage is provided, an open / closed state detection means for detecting an open / closed state of a door of the grill storage, and a heating means for heating the food to be heated, the heating amount being adjustable. A grill provided with control means for controlling the operation of the heating means,
Heating amount instructing means for instructing the heating amount of the heating means is provided,
The control unit adjusts the heating amount of the heating unit based on command information from the heating amount command unit during operation of the heating unit, and detects an open state by the open / closed state detection unit. A grill configured to execute a heating amount suppression operation of adjusting a heating amount of a heating unit to a heating amount on a side smaller than the heating amount at that time.

The control unit is configured to stop the operation of the heating unit when the state in which the open / closed state detection unit detects the open state continues for a set time or more during the execution of the heating amount suppression operation. A grill according to claim 1.

The control means adjusts the heating amount of the heating means to the heating amount before the execution of the heating amount suppression operation when the open / closed state detection unit detects the closed state during the execution of the heating amount suppression operation. The grill according to claim 1 or 2, wherein the grill is configured.

The control means, when the closed state is detected by the open / closed state detection means during the execution of the heating amount suppression operation, the heating amount of the heating means is set to a heating amount on the side larger than the heating amount before the execution of the heating amount suppression operation. 3. The grill according to claim 1, wherein after performing the heating amount increasing operation for adjusting the heating amount, the heating amount is adjusted to the heating amount before the heating amount suppressing operation is performed. 4.

5. The grill according to claim 4, wherein the control unit is configured to maintain a state in which the heating amount of the heating unit is adjusted to a set amount for a large amount in the heating amount increasing operation for a set time. 6.

A grill storage temperature detecting means for detecting a temperature in the grill storage is provided,
In the heating amount increasing operation, the control unit is configured to maintain a state of adjusting the heating amount of the heating unit such that the temperature detected by the grill internal temperature detecting unit becomes the set temperature for a large amount for a set time. 5. A grill according to claim 4, wherein

A grille for placing the food in the grill storage is provided, an open / closed state detection means for detecting an open / closed state of a door of the grill storage, and a heating means for heating the food to be heated, the heating amount being adjustable. A grill provided with control means for controlling the operation of the heating means,
A grill configured to, when starting the operation of the heating unit in a state where the half-open state is detected by the open / closed state detection unit, determine that the operation is a preheating operation.

The grill according to claim 7, wherein the control unit is configured to notify the end of the preheating operation when the operation time of the heating unit reaches a preheating set time from the start of the preheating operation.

Heating amount instructing means for instructing the heating amount of the heating means is provided,
After completion of the preheating operation, the control means erases the state of no change operation in which the heating amount command means does not instruct the change of the heating amount while the half-open state is detected by the open / close state detection means. The grill according to claim 7 or 8, wherein the operation of the heating means is stopped when the forgetting time is continued.

A grille for placing the food in the grill storage is provided, an open / closed state detection means for detecting an open / closed state of a door of the grill storage, and a heating means for heating the food to be heated, the heating amount being adjustable. A grill provided with control means for controlling the operation of the heating means,
The open / closed state detecting means is a grill configured by a temperature sensor disposed in the grill storage at a location where a temperature change occurs according to the open / closed state of the door.

The open / closed state detecting means is provided in the grill storage as a portion that generates a temperature change according to the open / closed state of the door portion, a plurality of portions provided at portions that generate different temperature changes according to the open / closed degree of the door portion. The grill according to claim 10, comprising a temperature sensor.

The grill according to claim 10, wherein the open / closed state detecting means is configured to detect the open / closed state of the door based on a temperature change amount of a temperature detected by the temperature sensor.

The heating means is constituted by a burner, and the temperature sensor is disposed in the grill storage at a position capable of detecting an ambient temperature in an exhaust passage for exhausting combustion exhaust gas from the burner to the outside of the machine. The grill according to any one of claims 10 to 12.

A juice tray is provided below the grill in the grill chamber, and the temperature sensor is disposed at a position in the grill chamber where a temperature of the juice tray can be detected. The grill according to any one of claims 13 to 13.