【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メガネフレームの連結部の構造に関し、特に、テンプルとヨロイとの連結部の構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
メガネフレームの一例として、一対の枠、両枠の内縁部間に連結されるブリッジ、各枠の外縁部に一体に設けられるヨロイ、各ヨロイに蝶番を介して回動自在に連結されるテンプル等の複数の部品からなるものが知られている。
【０００３】
この場合、蝶番は、対向して設けられる一対の固定片と、固定片間に回動自在に挿着される可動片と、両固定片と可動片とを相対的に回動自在に連結するネジ等の部品から構成されている。
【０００４】
そして、固定片をヨロイ側に一体に設け、可動片をテンプル側に一体に設け、可動片を固定片間に挿入し、固定片と可動片との間にネジを挿通させ、固定片と可動片とを相対的に回動自在に連結することで、ヨロイにテンプルが回動自在に連結されるものである（例えば、特許文献１参照。）。
【０００５】
【特許文献１】
特開２００２−１２２８１７号公報 （第３図）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような構成のメガネフレームの連結部の構造にあっては、蝶番が固定片、可動片、ネジ等の複数の部品から構成されているため、それらの部品の加工、組立てに手間がかかるとともに、それらのヨロイ及びテンプルへの取付けにも手間がかかり、メガネフレーム全体としてコスト高となってしまう。
【０００７】
本発明は、上記のような従来の問題を解決したものであって、ヨロイとテンプルとの連結部の構造、組立てを簡単にすることにより、加工、組立てに要する手間を削減でき、これによりメガネフレーム全体としてのコストを低減させることのできるメガネフレームの連結部の構造を提供することを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するために、本発明の請求項１に係るメガネフレームの連結部の構造は、一対の枠、両枠の内縁部間に連結されるブリッジ、各枠の外縁部に設けられるヨロイ、各ヨロイに回動自在に連結されるテンプル等の複数の部品からなるメガネフレームの連結部の構造であって、前記ヨロイと前記テンプルとを回動自在に連結する連結機構と、前記テンプルを磁力により所定の位置に保持するとともに、前記テンプルが所定の位置よりも更に回動しようとしたときに、前記テンプルを所定の位置の方向に押圧する保持機構とを備えてなる手段を採用したものである。
また、請求項２に係るメガネフレームの連結部の構造は、請求項１に記載のメガネフレームの連結部の構造において、前記保持機構は、前記ヨロイ側に対向して設けられる一対の固定側磁石と、前記テンプル側に設けられるとともに、前記一対の固定側磁石間に介装されて前記一対の固定側磁石と相互に吸引し合う可動側磁石とからなる手段を採用したものである。
さらに、請求項３に係るメガネフレームの連結部の構造は、請求項１又は２に記載のメガネフレームの連結部の構造において、前記連結機構は、前記ヨロイ側に設けられる支持軸と、前記テンプル側に設けられるとともに、前記支持軸を回動自在に係合させる係合溝とからなる手段を採用したものである。
さらに、請求項４に係るメガネフレームの連結部の構造は、請求項１又は２に記載のメガネフレームの連結部の構造において、前記連結機構は、前記ヨロイ側に設けられる連結ネジと、前記テンプル側に設けられるとともに、前記連結ネジを回動自在に挿通させる連結孔である手段を採用したものである。
さらに、請求項５に係るメガネフレームの連結部の構造は、請求項１又は２に記載のメガネフレームの連結部の構造において、前記連結機構は、前記ヨロイ側に設けられる割りピンと、前記テンプル側に設けられるとともに、前記割りピンを回動自在に挿通させる連結孔である手段を採用したものである。
【０００９】
【作用】
本発明は、前記のような手段を採用したことにより、ヨロイとテンプルとは、支持軸と係合溝、連結ネジと連結孔又は割りピンと連結孔との組合せからなる連結機構を介して回動自在に連結される。また、テンプルは、保持機構の固定側磁石と可動側磁石との協働によって所定の位置に保持されるとともに、所定の位置よりも更に回動しようとしたときに、保持機構の固定側磁石と可動側磁石との協働によって所定の位置の方向に押圧されることになる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の実施の形態について説明する。
図１〜図６には、本発明によるメガネフレームの連結部の構造の第１の実施の形態が示されていて、このメガネフレームの連結部の構造は、メガネフレームのヨロイ１とテンプル１１との連結部に適用したものであって、ヨロイ１とテンプル１１とを相対的に回動自在に連結する連結機構２０と、テンプル１１を所定の位置に保持する保持機構３０とを備えている。
【００１１】
ヨロイ１は、略Ｌ形状をなすものであって、一端部がメガネフレームの枠側に溶接等により一体に連結され、他端部にテンプル取付部２が設けられるようになっている。
【００１２】
テンプル取付部２は、上下方向に所定の間隔をおいて対向する板状の上側固定片３と下側固定片５とを有し、上側固定片３及び下側固定片５の根元部にはそれぞれ上下方向に貫通した状態で磁石取付用孔４、６が設けられるようになっている。
【００１３】
テンプル１１は、棒状をなすものであって、一端部にヨロイ取付部１２が設けられ、このヨロイ取付部１２とヨロイ１のテンプル取付部２とを後述する連結機構２０を介して回動自在に連結することで、テンプル１１がヨロイ１に対して所定の範囲内を相対的に回動自在となるものである。
【００１４】
ヨロイ取付部１２は、ヨロイ１の上側固定片３と下側固定片５との間に回動自在に挿入可能な板状の可動片１３を有し、可動片１３の先端部には上下方向に貫通した状態で磁石取付用孔１４が設けられるようになっている。
【００１５】
連結機構２０は、ヨロイ１の上側固定片３と下側固定片５の対向する先端部内面間に垂直に取り付けられる丸棒状の支持軸２１と、テンプル１１の可動片１３の根元部に上下方向に貫通した状態で設けられるとともに、ヨロイ１側の支持軸２１を回動自在に係合させる係合溝２２とから構成されている。
【００１６】
係合溝２２は、略Ｌ形状をなすものであって、一端がテンプル１１の軸線と直交する可動片１３の周面の部分に開口し、他端部に支持軸２１を回動自在に係合させる係合部２３が設けられるようになっている。
【００１７】
連結機構２０によりヨロイ１とテンプル１１とを回動自在に連結するには、図２に示すように、ヨロイ１の上側固定片３と下側固定片５との間に矢印の方向からテンプル１１の可動片１３を挿入させ、テンプル１１側の係合溝２２内にヨロイ１側の支持軸２１を係合させる。そして、このように係合溝２２内に支持軸２１を係合させることで、図３に示すように、テンプル１１がヨロイ１に対して矢印方向に相対的に回動自在となるものである。
【００１８】
保持機構３０は、ヨロイ１の上側固定片３の磁石取付用孔４内及び下側固定片５の磁石取付用孔６内にそれぞれ圧入される円柱状の固定側磁石３１、３１と、テンプル１１の可動片１３の磁石取付用孔１４内に圧入される円柱状の可動側磁石３２とから構成され、ヨロイ１の上側固定片３と下側固定片５との間にテンプル１１の可動片１３を挿入させることにより、ヨロイ１の固定側磁石３１、３１間にテンプル１１の可動側磁石３２が軸線を一致させた状態で位置し、両磁石３１、３１、３２が相互に吸引し合ってテンプル１１が所定の位置、すなわち全開位置に保持されるものである。
【００１９】
この場合、ヨロイ１の上側固定片３には、上端にＮ極が位置し下端にＳ極が位置するように固定側磁石３１が圧入され、下側固定片５には、上端にＮ極が位置し下端にＳ極が位置するように固定側磁石３１が圧入され、テンプル１１の可動片１３には、上端にＮ極が位置し下端にＳ極が位置するように可動側磁石３２が圧入され、それらの磁石３１、３１、３２はテンプルが全開位置に位置する際、軸線が一致するように構成されている。なお、固定側磁石３１のＮ極とＳ極を逆にし、可動側磁石３２のＮ極とＳ極を逆にしても良い。
【００２０】
保持機構３０は、テンプル１１が全開位置よりも更に外方に回動し、固定側磁石３１、３１と可動側磁石３２との軸線がずれたときに、両磁石３１、３１、３２間に軸線を元の状態に戻そうとする吸引力が作用することにより、テンプル１１を全開位置の方向に押圧する機能を有しており、この機能により、メガネフレームを顔に装着したときに、テンプル１１を顔の方向に押し付けることができ、メガネフレームが装着位置からずれるのを防止できるものである。
【００２１】
そして、図４に示すように、テンプル１１を閉じる方向に回動させて全閉位置に位置させると、ヨロイ１の固定側磁石３１、３１間からテンプル１１の可動側磁石３２が完全に離脱し、両磁石３１、３１、３２間に吸引力が作用していない状態となり、テンプル１１がメガネフレームの枠の裏面側に折り畳まれた状態となる。
【００２２】
そして、図５に示すように、テンプル１１を開く方向に回動させてテンプル１１を全開位置に位置させると、ヨロイ１の固定側磁石３１、３１間にテンプル１１の可動側磁石３２が軸線を一致させた状態で位置し、それらの磁石３１、３１、３２間に吸引力が作用し、テンプル１１が全開位置に保持される。
【００２３】
さらに、図６に示すように、テンプル１１を全開位置から更に開く方向に回動させると、ヨロイ１の固定側磁石３１、３１の軸線とテンプル１１の可動側磁石３２の軸線とにずれが生じ、この両磁石３１、３１、３２間に軸線を元に戻そうとする吸引力が作用し、この吸引力によりテンプル１１が全開位置方向に押圧されることになる。
【００２４】
上記のように構成したこの実施の形態によるメガネフレームの連結部の構造にあっては、ヨロイ１とテンプル１１とを相対的に回動自在に連結する連結機構２０は、ヨロイ１側に設けた支持軸２１と、テンプル１１側に設けた支持軸２１を係合させる係合溝２２とからなる簡単な構造のものであり、また、テンプル１１を所定の位置に保持する保持機構３０は、ヨロイ１側に設けた一対の固定側磁石３１、３１と、テンプル１１側に設けた可動側磁石３２とからなる簡単な構造のものであるので、部品点数を少なく、個々の部品の構造を簡単にすることができることになる。従って、加工、組立てが容易となるので、メガネフレーム全体としてのコストを低減させることができることになる。さらに、ヨロイ１とテンプル１１とは、ヨロイ１の上側固定片３と下側固定片５との間にテンプル１１の可動片１３を挿入させ、テンプル１１側の係合溝２２内にヨロイ１側の支持軸２１を係合させることにより、相対的に回動自在に連結されることになるので、テンプル１１の交換が容易である。
【００２５】
図７〜図１２には、本発明によるメガネフレームの連結部の構造の第２の実施の形態が示されていて、このメガネフレームの連結部の構造は、テンプル１１の可動片１３の根元部に設ける略Ｌ形状の係合溝２２を、その一端がテンプル１１の軸線と略平行する可動片１３の周面の部分に開口するように構成したものであって、その他の構成は前記第１の実施の形態に示すものと同様である。
【００２６】
そして、この実施の形態によるメガネフレームの連結部の構造においては、図８に示すように、ヨロイ１の上側固定片３と下側固定片５との間に矢印の方向からテンプル１１の可動片１３を挿入させ、テンプル１１側の係合溝２２内にヨロイ１側の支持軸２１を係合させることで、図９に示すように、テンプル１１とヨロイ１とが矢印方向に相対的に回動自在に連結されるものである。
【００２７】
そして、この実施の形態によるメガネフレームの連結部の構造にあっても、図１０に示すように、テンプル１１を閉じる方向に回動させて全閉位置に位置させると、ヨロイ１の両固定側磁石３１、３１間からテンプル１１の可動側磁石３２が完全に離脱し、それらの磁石３１、３１、３２間に吸引力が作用していない状態となり、テンプル１１がメガネフレームの枠の裏面側に折り畳まれた状態となる。
【００２８】
そして、図１１に示すように、テンプル１１を開く方向に回動させてテンプル１１を全開位置に位置させると、ヨロイ１の両固定側磁石３１、３１間にテンプル１１の可動側磁石３２が軸線を一致させた状態で位置することによりそれらの磁石間に吸引力が作用し、テンプル１１が全開位置に保持される。
【００２９】
そして、図１２に示すように、テンプル１１を全開位置から更に開く方向に回動させると、ヨロイ１の両固定側磁石３１、３１の軸線とテンプル１１の可動側磁石３２の軸線とにずれが生じ、これらの磁石３１、３１、３２間に軸線を元に戻そうとする吸引力が作用することにより、テンプル１１が全開位置方向に押圧されることになる。
【００３０】
上記のように構成したこの実施の形態によるメガネフレームの連結部の構造にあっても、前記第１の実施の形態に示すものと同様に、ヨロイ１とテンプル１１とを相対的に回動自在に連結する連結機構２０は、ヨロイ１側に設けた支持軸２１と、テンプル１１側に設けた支持軸２１を係合させる係合溝２２とからなる簡単な構造のものであり、また、テンプル１１を所定の位置に保持する保持機構３０は、ヨロイ１側に設けた一対の固定側磁石３１、３１と、テンプル１１側に設けた可動側磁石３２とからなる簡単な構造のものであるので、部品点数を少なく、個々の部品の構造を簡単にすることができることになる。従って、加工、組立てが容易となるので、メガネフレーム全体としてのコストを低減させることができることになる。さらに、ヨロイ１とテンプル１１とは、ヨロイ１の上側固定片３と下側固定片５との間にテンプル１１の可動片１３を挿入させ、テンプル１１側の係合溝２２内にヨロイ１側の支持軸２１を係合させることで、相対的に回動自在に連結されることになるので、テンプル１１の交換が容易となる。
【００３１】
図１３〜図１８には、本発明によるメガネフレームの第３の実施の形態が示されていて、このメガネフレームの連結部の構造は、連結機構２０を、テンプル１１の可動片１３の根元部に上下方向に貫通する連結孔２４を設け、この連結孔２４に対応するヨロイ１の下側固定片５の先端部に上下方向に貫通する挿通孔２５を設け、上側固定片３の先端部に上下方向に貫通するネジ孔２６を設け、連結ネジ２７をヨロイ１の下方から下側固定片５の挿通孔２５及び可動片１３の連結孔２４内を挿通させ、上側固定片３のネジ孔２６に螺合させて構成したものであって、その他の構成は前記第１の実施の形態に示すものと同様である。
【００３２】
すなわち、図１４に示すように、ヨロイ１の上側固定片３と下側固定片５との間に矢印の方向からテンプル１１の可動片１３を挿入させ、連結ネジ２７をヨロイ１の下方から下側固定片５の挿通孔２５及び可動片１３の連結孔２４を挿通させ、上側固定片３のネジ孔２６に螺合させることで、図１５に示すように、テンプル１１とヨロイ１とが矢印方向に相対的に回動自在に連結されるものである。
【００３３】
そして、この実施の形態によるメガネフレームの連結部の構造にあっても、図１６に示すように、テンプル１１を閉じる方向に回動させて全閉位置に位置させると、ヨロイ１の両固定側磁石３１、３１間からテンプル１１の可動側磁石３２が完全に離脱し、それらの磁石３１、３１、３２間に吸引力が作用していない状態となり、テンプル１１がメガネフレームの枠の裏面側に折り畳まれた状態となる。
【００３４】
また、図１７に示すように、テンプル１１を開く方向に回動させてテンプル１１を全開位置に位置させると、ヨロイ１の両固定側磁石３１、３１間にテンプル１１の可動側磁石３２が軸線を一致させた状態で位置し、それらの磁石３１、３１、３２間に吸引力が作用することによりテンプル１１が全開位置に保持される。
【００３５】
さらに、図１８に示すように、テンプル１１を全開位置から更に開く方向に回動させると、ヨロイ１の両固定側磁石３１、３１の軸線とテンプル１１の可動側磁石３２の軸線とにずれが生じ、これらの磁石３１、３１、３２間に軸線を元に戻そうとする吸引力が作用することにより、テンプル１１が全開位置方向に押圧されることになる。
【００３６】
上記のように構成したこの実施の形態によるメガネフレームの連結部の構造にあっても、前記第１の実施の形態に示すものと同様に、ヨロイ１とテンプル１１とを相対的に回動自在に連結する連結機構２０は、ヨロイ１の下側固定片５に設けた挿通孔２５と、上側固定片３に設けたネジ孔２６と、テンプル１１の可動片１３に設けた連結孔２４と、それらの間に取り付けられる連結ネジ２７とからなる簡単な構造のものであり、また、テンプル１１を所定の位置に保持する保持機構３０は、ヨロイ１側に設けた一対の固定側磁石３１、３１と、テンプル１１側に設けた可動側磁石３２とからなる簡単な構造のものであるので、部品点数を少なく、個々の部品の構造を簡単にすることができることになる。従って、加工、組立てが容易となるので、メガネフレーム全体としてのコストを低減させることができることになる。
【００３７】
図１９〜図２５には、本発明によるメガネフレームの連結部の構造の第４の実施の形態が示されていて、このメガネフレームの連結部の構造は、連結機構２０を、ヨロイ１の下側固定片５を上側固定片３よりも小さく形成し、上側固定片３の先端部に、図２０に示すように先端部を十字状のすり割り形状に形成した割りピン２８を下方に突出した状態で設け、この割りピン２８に対応するテンプル１１の可動片１３の根元部の部分に上下方向に貫通する連結孔２９を設け、この連結孔２９内に割りピン２８を挿通させて割りピン２８の先端部を可動片１３の下面側に係止させて構成したものであって、その他の構成は前記第１の実施の形態に示すものと同様である。
【００３８】
すなわち、図２１に示すように、ヨロイ１の上側固定片３側の割りピン２８をテンプル１１の可動片１３の連結孔２９内を上方から挿通させ、割りピン２８の先端部を可動片１３の下面側に係止させ、この状態でヨロイ１の上側固定片３と下側固定片５との間にテンプル１１の可動片１３を挿入させることで、図２２に示すように、テンプル１１とヨロイ１とが矢印方向に相対的に回動自在に連結されるものである。
【００３９】
そして、この実施の形態によるメガネフレームの連結部の構造にあっても、図２３に示すように、テンプル１１を閉じる方向に回動させて全閉位置に位置させると、ヨロイ１の両固定側磁石３１、３１間からテンプル１１の可動側磁石３２が完全に離脱し、それらの磁石３１、３１、３２間に吸引力が作用していない状態となり、テンプル１１がメガネフレームの枠の裏面側に折り畳まれた状態となる。
【００４０】
また、図２４に示すように、テンプル１１を開く方向に回動させてテンプル１１を全開位置に位置させると、ヨロイ１の両固定側磁石３１、３１間にテンプル１１の可動側磁石３２が軸線を一致させた状態で位置し、それらの磁石３１、３１間に吸引力が作用することにより、テンプル１１が全開位置に保持される。
【００４１】
さらに、図２５に示すように、テンプル１１を全開位置から更に開く方向に回動させると、ヨロイ１の両固定側磁石３１、３１の軸線とテンプル１１の可動側磁石３２の軸線とにずれが生じ、これらの磁石３１、３１、３２間に軸線を元に戻そうとする吸引力が作用することにより、テンプル１１が全開位置方向に押圧されることになる。
【００４２】
上記のように構成したこの実施の形態によるメガネフレームの連結部の構造にあっても、前記第１の実施の形態に示すものと同様に、ヨロイ１とテンプル１１とを相対的に回動自在に連結する連結機構２０は、ヨロイ１の上側固定片３に設けた割りピン２８と、テンプル１１の可動片１３に設けた割りピン２８を挿通させる連結孔２９とからなる簡単な構造のものであり、また、テンプル１１を所定の位置に保持する保持機構３０は、ヨロイ１側に設けた一対の固定側磁石３１、３１と、テンプル１１側に設けた可動側磁石３２とからなる簡単な構造のものであるので、部品点数を少なく、個々の部品の構造を簡単にすることができることになる。従って、加工、組立てが容易となるので、メガネフレーム全体としてのコストを低減させることができることになる。
【００４３】
図２６〜図３１には、本発明によるメガネフレームの連結部の構造の第５の実施の形態が示されていて、このメガネフレームの連結部の構造は、連結機構２０を、テンプル１１の可動片１３の先端部に上下方向に貫通する連結孔２４を設け、この連結孔２４に対応するヨロイ１の下側固定片５の根元部の部分に上下方向に貫通する挿通孔２５を設け、上側固定片３の根元部の部分に上下方向に貫通するネジ孔２６を設け、ヨロイ１の下方から連結ネジ２７を、下側固定片５の挿通孔２５及び可動片１３の連結孔２４内を挿通させて上側固定片３のネジ孔２６内に螺合させて構成したものであって、その他の構成は前記第１の実施の形態に示すものと同様である。
【００４４】
すなわち、図２７に示すように、矢印の方向からテンプル１１の可動片１３をヨロイ１の上側固定片３と下側固定片５との間に挿入し、可動片１３の連結孔２４と下側固定片５の挿通孔２５及び上側固定片３のネジ孔２６とを一致させ、下方から連結ネジ２７を下側固定片５の挿通孔２５及び可動片１３の連結孔２４内を挿通させ、上側固定片３のネジ孔２６に螺合させることで、図２８に示すように、テンプル１１とヨロイ１とが矢印方向に相対的に回動自在に連結されるものである。
【００４５】
そして、この実施の形態によるメガネフレームの連結部の構造にあっても、図２９に示すように、テンプル１１を閉じる方向に回動させて全閉位置に位置させると、ヨロイ１の両固定側磁石３１、３１間からテンプル１１の可動側磁石３２が完全に離脱し、それらの磁石３１、３１、３２間に吸引力が作用していない状態となり、テンプル１１がメガネフレームの枠の裏面側に折り畳まれた状態となる。
【００４６】
また、図３０に示すように、テンプル１１を開く方向に回動させてテンプル１１を全開位置に位置させると、ヨロイ１の両固定側磁石３１、３１間にテンプル１１の可動側磁石３２が軸線を一致させた状態で位置し、それらの磁石３１、３１、３２間に吸引力が作用することにより、テンプル１１が全開位置に保持される。
【００４７】
さらに、図３１に示すように、テンプル１１を全開位置から更に開く方向に回動させると、ヨロイ１の両固定側磁石３１、３１の軸線とテンプル１１の可動側磁石３２の軸線とにずれが生じ、これらの磁石３１、３１、３２間に軸線を元に戻そうとする吸引力が作用することにより、テンプル１１が全開位置方向に押圧されることになる。
【００４８】
上記のように構成したこの実施の形態によるメガネフレームの連結部の構造にあっても、前記第１の実施の形態に示すものと同様に、ヨロイ１とテンプル１１とを相対的に回動自在に連結する連結機構２０は、テンプル１１の可動片１３に設けた連結孔２４と、その連結孔２４に対応するヨロイ１の下側固定片５の根元部に設けた挿通孔２５と、上側固定片３に設けたネジ孔２６と、下側固定片５の挿通孔２５と可動片１３の連結孔２４と上側固定片３のネジ孔２６との間に取り付けられる連結ネジ２７とからなる簡単な構造のものであり、また、テンプル１１を所定の位置に保持する保持機構３０は、ヨロイ１側に設けた一対の固定側磁石３１、３１と、テンプル１１側に設けた可動側磁石３２とからなる簡単な構造のものであるので、部品点数を少なく、個々の部品の構造を簡単にすることができることになる。従って、加工、組立てが容易となるので、メガネフレーム全体としてのコストを低減させることができることになる。
【００４９】
図３２〜図３７には、本発明によるメガネフレームの連結部の構造の第６の実施の形態が示されていて、このメガネフレームの連結部の構造は、連結機構２０を、ヨロイ１の下側固定片５の根元部に半円形状の切欠部を設け、その切欠部に対応する上側固定片３の部分に前記第４の実施の形態に示すものと同様の構成の割りピン２８を設け、この割りピン２８に対応するテンプル１１の先端部に上下方向に貫通する連結孔２９を設け、この連結孔２９内に割りピン２８を挿通させて割りピン２８の先端部を可動片１３の下面側に係止させて構成したものであって、その他の構成は前記第１の実施の形態に示すものと同様である。
【００５０】
すなわち、図３３に示すように、ヨロイ１の割りピン２８をテンプル１１の連結孔２９内を挿通させ、その先端部を可動片１３の下面側に係止させ、この状態でヨロイ１の上側固定片３と下側固定片５との間にテンプル１１の可動片１３を挿入させることで、図３４に示すように、テンプル１１とヨロイ１とが矢印方向に相対的に回動自在に連結されるものである。
【００５１】
そして、この実施の形態に示すメガネフレームの連結部の構造にあっても、図３５に示すように、テンプル１１を閉じる方向に回動させて全閉位置に位置させると、ヨロイ１の両固定側磁石３１、３１間からテンプル１１の可動側磁石３２が完全に離脱し、それらの磁石３１、３１、３２間に吸引力が作用していない状態となり、テンプル１１がメガネフレームの枠の裏面側に折り畳まれた状態となる。
【００５２】
また、図３６に示すように、テンプル１１を開く方向に回動させてテンプル１１を全開位置に位置させると、ヨロイ１の両固定側磁石３１、３１間にテンプル１１の可動側磁石３２が軸線を一致させた状態で位置し、それらの磁石３１、３１、３２間に吸引力が作用することにより、テンプル１１が全開位置に保持される。
【００５３】
さらに、図３７に示すように、テンプル１１を全開位置から更に開く方向に回動させると、ヨロイ１の両固定側磁石３１、３１の軸線とテンプル１１の可動側磁石３２の軸線とにずれが生じ、これらの両磁石３１、３１、３２間に軸線を元に戻そうとする吸引力が作用することにより、テンプル１１が全開位置方向に押圧されることになる。
【００５４】
上記のように構成したこの実施の形態によるメガネフレームの連結部の構造にあっても、前記第１の実施の形態に示すものと同様に、ヨロイ１とテンプル１１とを相対的に回動自在に連結する連結機構２０は、ヨロイ１の上側固定片３に設けた割りピン２８と、テンプル１１の可動片１３に設けた割りピン２８を挿通させる連結孔２９とからなる簡単な構造のものであり、また、テンプル１１を所定の位置に保持する保持機構３０は、ヨロイ１側に設けた一対の固定側磁石３１、３１と、テンプル１１側に設けた可動側磁石３２とからなる簡単な構造のものであるので、部品点数を少なく、個々の部品の構造を簡単にすることができることになる。従って、加工、組立てが容易となるので、メガネフレーム全体としてのコストを低減させることができることになる。
【００５５】
図３８〜図４４には、本発明によるメガネフレームの連結部の構造の第７の実施の形態が示されていて、このメガネフレームの連結部の構造は、連結機構２０を、ヨロイ１の上側固定片３と下側固定片５の先端部間に設けられる支持軸２１と、テンプル１１の可動片１３の根元部に設けられる係合溝２２とによって構成し、係合溝２２内に支持軸２１を係合させたものであって、その他の構成は前記第１の実施の形態に示すものと同様である。
【００５６】
この場合、図３９に示すように、支持軸２１は、円柱状をなすものの対向する２面を面取りして断面トラック形状に形成し、係合溝２２を支持軸２１の対向する２面間を挿入させる幅に形成し、係合溝２２の係合部２３を支持軸２１の最大径に対応する径に形成している。
【００５７】
そして、図４０に示すように、矢印の方向から可動片１３を上側固定片３と下側固定片５との間に挿入し、支持軸２１を係合溝２２内に係合させることで、図４１に示すように、テンプル１１がヨロイ１に対して矢印方向に相対的に回動自在となるものである。
【００５８】
そして、この実施の形態に示すメガネフレームの連結部の構造にあっても、図４２に示すように、テンプル１１を閉じる方向に回動させて全閉位置に位置させると、ヨロイ１の両固定側磁石３１、３１間からテンプル１１の可動側磁石３２が完全に離脱し、それらの磁石３１、３１、３２間に吸引力が作用していない状態となり、テンプル１１がメガネフレームの枠の裏面側に折り畳まれた状態となる。
【００５９】
また、図４３に示すように、テンプル１１を開く方向に回動させてテンプル１１を全開位置に位置させると、ヨロイ１の両固定側磁石３１、３１間にテンプル１１の可動側磁石３２が軸線を一致させた状態で位置し、それらの磁石３１、３１、３２間に吸引力が作用することにより、テンプル１１が全開位置に保持される。
【００６０】
さらに、図４４に示すように、テンプル１１を全開位置から更に開く方向に回動させると、ヨロイ１の両固定側磁石３１、３１の軸線とテンプル１１の可動側磁石３２の軸線とにずれが生じ、これらの磁石３１、３１、３２間に軸線を元に戻そうとする吸引力が作用することにより、テンプル１１が全開位置方向に押圧されることになる。
【００６１】
上記のように構成したこの実施の形態によるメガネフレームの連結部の構造にあっても、前記第１の実施の形態に示すものと同様に、ヨロイ１とテンプル１１とを相対的に回動自在に連結する連結機構２０は、ヨロイ１の上側固定片３と下側固定片５との間に設けた支持軸２１と、この支持軸２１を係合させるテンプル１１の可動片１３に設けた係合溝２２とからなる簡単な構造のものであり、また、テンプル１１を所定の位置に保持する保持機構３０は、ヨロイ１側に設けた一対の固定側磁石３１、３１と、テンプル１１側に可動側磁石３２とからなる簡単な構造のものであるので、部品点数を少なく、個々の部品の構造を簡単にすることができることになる。従って、加工、組立てが容易となるので、メガネフレーム全体としてのコストを低減させることができることになる。さらに、ヨロイ１とテンプル１１は、可動片１３を上側固定片３と下側固定片５との間に挿入し、支持軸２１を係合溝２２内に係合させることにより、相対的に回動自在に連結されることになるので、テンプル１１の交換が容易となる。
【００６２】
【発明の効果】
本発明は、請求項１のように構成したことにより、ヨロイとテンプルとは連結機構によって回動自在に連結されることになる。また、テンプルは、保持機構の磁力により所定の位置、例えば全開位置に保持され、さらに保持機構の磁力により所定の位置よりも更に回動したときに所定の位置の方向に押圧されることになる。この場合、連結機構及び保持機構は構造が簡単なものであるので、加工、組立てが容易となり、メガネフレーム全体としてのコストを低減させることができる。
また、請求項２のように構成したことにより、保持機構は、ヨロイ側に対向して設けられる一対の固定側磁石と、テンプル側に設けられるとともに、一対の固定側磁石間に介装されて一対の固定側磁石と相互に吸引し合う可動側磁石とからなる簡単な構造のものであるので、加工、組立てが容易となり、メガネフレーム全体としてのコストを低減させることができる。
さらに、請求項３のように構成したことにより、連結機構は、ヨロイ側に設けられる支持軸と、テンプル側に設けられるとともに、支持軸を回動自在に係合させる係合溝とからなる簡単な構造のものであるので、加工、組立てが容易となり、メガネフレーム全体としてのコストを低減させることができる。
さらに、請求項４のように構成したことにより、連結機構は、ヨロイ側に設けられる連結ネジと、テンプル側に設けられるとともに、連結ネジを回動自在に挿通させる連結孔である簡単な構造のものであるので、加工、組立てが容易となり、メガネフレーム全体としてのコストを低減させることができる。
さらに、請求項５のように構成したことにより、連結機構は、ヨロイ側に設けられる割りピンと、テンプル側に設けられるとともに、割りピンを回動自在に挿通させる連結孔である簡単な構造のものであるので、加工、組立てが容易となり、メガネフレーム全体としてのコストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるメガネフレームの連結部の構造の第１の実施の形態を示した説明図であって、組立て前の状態を示した説明図である。
【図２】第１の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の組立て手順を示した説明図である。
【図３】第１の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の組立て手順を示した説明図である。
【図４】第１の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全閉位置に位置する状態を示した説明図である。
【図５】第１の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全開位置に位置する状態を示した説明図である。
【図６】第１の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全開位置よりも更に回動した状態を示した説明図である。
【図７】本発明によるメガネフレームの連結部の構造の第２の実施の形態を示した説明図であって、組立て前の状態を示した説明図である。
【図８】第２の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の組立て手順を示した説明図である。
【図９】第２の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の組立て手順を示した説明図である。
【図１０】第２の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全閉位置に位置する状態を示した説明図である。
【図１１】第２の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全開位置に位置する状態を示した説明図である。
【図１２】第２の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全開位置よりも更に回動した状態を示した説明図である。
【図１３】本発明によるメガネフレームの連結部の構造の第３の実施の形態を示した説明図であって、組立て前の状態を示した説明図である。
【図１４】第３の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の組立て手順を示した説明図である。
【図１５】第３の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の組立て手順を示した説明図である。
【図１６】第３の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全閉位置に位置する状態を示した説明図である。
【図１７】第３の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全開位置に位置する状態を示した説明図である。
【図１８】第３の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全開位置よりも更に回動した状態を示した説明図である。
【図１９】本発明によるメガネフレームの連結部の構造の第４の実施の形態を示した説明図であって、組立て前の状態を示した説明図である。
【図２０】図１９の部分拡大図である。
【図２１】第４の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の組立て手順を示した説明図である。
【図２２】第４の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の組立て手順を示した説明図である。
【図２３】第４の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全閉位置に位置する状態を示した説明図である。
【図２４】第４の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全開位置に位置する状態を示した説明図である。
【図２５】第４の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全開位置よりも更に回動した状態を示した説明図である。
【図２６】本発明によるメガネフレームの連結部の構造の第５の実施の形態を示した説明図であって、組立て前の状態を示した説明図である。
【図２７】第５の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の組立て手順を示した説明図である。
【図２８】第５の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の組立て手順を示した説明図である。
【図２９】第５の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全閉位置に位置する状態を示した説明図である。
【図３０】第５の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全開位置に位置する状態を示した説明図である。
【図３１】第５の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全開位置よりも更に回動した状態を示した説明図である。
【図３２】本発明によるメガネフレームの連結部の構造の第６の実施の形態を示した説明図であって、組立て前の状態を示した説明図である。
【図３３】第６の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の組立て手順を示した説明図である。
【図３４】第６の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の組立て手順を示した説明図である。
【図３５】第６の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全閉位置に位置する状態を示した説明図である。
【図３６】第６の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全開位置に位置する状態を示した説明図である。
【図３７】第６の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全開位置よりも更に回動した状態を示した説明図である。
【図３８】本発明によるメガネフレームの連結部の構造の第７の実施の形態を示した説明図であって、組立て前の状態を示した説明図である。
【図３９】図３８の部分拡大図である。
【図４０】第７の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の組立て手順を示した説明図である。
【図４１】第７の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の組立て手順を示した説明図である。
【図４２】第７の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全閉位置に位置する状態を示した説明図である。
【図４３】第７の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全開位置に位置する状態を示した説明図である。
【図４４】第７の実施の形態のメガネフレームの連結部の構造の作動状態を示した説明図であって、テンプルが全開位置よりも更に回動した状態を示した説明図である。
【符号の説明】
１……ヨロイ
２……テンプル取付部
３……上側固定片
４、６、１４……磁石取付用孔
５……下側固定片
１１……テンプル
１２……ヨロイ取付部
１３……可動片
２０……連結機構
２１……支持軸
２２……係合溝
２３……係合部
２４、２９……連結孔
２５……挿通孔
２６……ネジ孔
２７……連結ネジ
２８……割りピン
３０……保持機構
３１……固定側磁石
３２……可動側磁石[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a structure of a connecting portion of an eyeglass frame, and more particularly, to a structure of a connecting portion between a temple and a yoroi.
[0002]
[Prior art]
As an example of the eyeglass frame, a pair of frames, a bridge connected between inner edges of both frames, a yoro provided integrally with an outer edge of each frame, a temple rotatably connected to each yolo via a hinge, etc. Is known.
[0003]
In this case, the hinge connects a pair of fixed pieces provided opposite to each other, a movable piece rotatably inserted between the fixed pieces, and relatively rotatably connects the fixed pieces and the movable piece. It is composed of parts such as screws.
[0004]
Then, the fixed piece is provided integrally on the yoro side, the movable piece is provided integrally on the temple side, the movable piece is inserted between the fixed pieces, a screw is inserted between the fixed piece and the movable piece, and the fixed piece and the movable The temple is rotatably connected to the arm by connecting the pieces relatively rotatably (see, for example, Patent Document 1).
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-122817 (FIG. 3)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the structure of the connecting portion of the eyeglass frame having the above configuration, the hinge is composed of a plurality of parts such as a fixed piece, a movable piece, and a screw. However, it takes time and effort to attach them to the yoroi and temples, which increases the cost of the entire eyeglass frame.
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has solved the above-mentioned conventional problems, and can simplify the structure and assembly of the connecting portion between the yolo and the temple, thereby reducing the time required for processing and assembling. It is an object of the present invention to provide a structure of a connection portion of an eyeglass frame that can reduce the cost of the entire frame.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to claim 1 of the present invention includes a pair of frames, a bridge connected between inner edges of both frames, and an outer edge of each frame. A structure of a connecting portion of a spectacle frame including a plurality of parts such as temples rotatably connected to each of the yoroi provided, and a connecting mechanism for rotatably connecting the yolo and the temple, Holding means for holding the temple at a predetermined position by magnetic force, and a holding mechanism for pressing the temple in a direction of a predetermined position when the temple tries to rotate further than a predetermined position. It has been adopted.
The structure of the connecting portion of the spectacle frame according to claim 2 is the structure of the connecting portion of the spectacle frame according to claim 1, wherein the holding mechanism is provided with a pair of fixed-side magnets provided to face the yolo side. And a movable side magnet provided on the temple side and interposed between the pair of fixed side magnets and mutually attracting the pair of fixed side magnets.
Further, the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to claim 3 is the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to claim 1 or 2, wherein the connecting mechanism includes a support shaft provided on the yolo side and the temple. And an engagement groove provided on the side and rotatably engaging the support shaft.
Furthermore, the structure of the connection part of the eyeglass frame according to claim 4 is the structure of the connection part of the eyeglass frame according to claim 1 or 2, wherein the connection mechanism includes a connection screw provided on the side of the yoke and the temple. And a connection hole which is provided on the side and is a connection hole through which the connection screw is rotatably inserted.
Further, the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to claim 5 is the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to claim 1 or 2, wherein the connecting mechanism includes a split pin provided on the yoroi side and a temple side. And a means as a connection hole through which the split pin is rotatably inserted.
[0009]
[Action]
According to the present invention, by adopting the above-described means, the pivot and the temple are rotated through a connection mechanism including a support shaft and an engagement groove, a connection screw and a connection hole, or a combination of a split pin and a connection hole. Freely connected. In addition, the temple is held at a predetermined position by cooperation of the fixed side magnet and the movable side magnet of the holding mechanism, and when the temple tries to rotate further than the predetermined position, the temple and the fixed side magnet of the holding mechanism are rotated. Cooperation with the movable-side magnet causes pressing in the direction of the predetermined position.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention shown in the drawings will be described.
FIGS. 1 to 6 show a first embodiment of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the present invention. The structure of the connecting portion of the eyeglass frame includes the yoro 1 and the temple 11 of the eyeglass frame. And a connecting mechanism 20 for relatively rotatably connecting the yoke 1 and the temple 11, and a holding mechanism 30 for holding the temple 11 at a predetermined position.
[0011]
The yoke 1 has a substantially L shape, and one end is integrally connected to the frame side of the spectacle frame by welding or the like, and the temple attachment portion 2 is provided at the other end.
[0012]
The temple mounting portion 2 has a plate-like upper fixing piece 3 and a lower fixing piece 5 which face each other at a predetermined interval in the vertical direction, and a root portion of the upper fixing piece 3 and the lower fixing piece 5 The magnet mounting holes 4 and 6 are provided so as to penetrate vertically, respectively.
[0013]
The temple 11 is formed in a rod shape, and has a yoke mounting portion 12 provided at one end thereof. The yolo mounting portion 12 and the temple mounting portion 2 of the yolo 1 are rotatable via a connecting mechanism 20 described later. The connection enables the temple 11 to be relatively rotatable within a predetermined range with respect to the yoroi 1.
[0014]
The yoke mounting portion 12 has a plate-shaped movable piece 13 rotatably insertable between the upper fixed piece 3 and the lower fixed piece 5 of the yoke 1. The magnet mounting hole 14 is provided so as to penetrate through the hole.
[0015]
The connecting mechanism 20 includes a round-bar-shaped support shaft 21 which is vertically mounted between opposed inner surfaces of the upper fixed piece 3 and the lower fixed piece 5 of the yoke 1, and a base portion of the movable piece 13 of the temple 11 in a vertical direction. And an engagement groove 22 that rotatably engages the support shaft 21 on the side of the spoiler 1.
[0016]
The engagement groove 22 has a substantially L shape, one end of which is open at a portion of the peripheral surface of the movable piece 13 orthogonal to the axis of the temple 11, and the other end of which rotatably engages the support shaft 21. An engaging portion 23 to be combined is provided.
[0017]
As shown in FIG. 2, the temple 11 is connected between the upper fixing piece 3 and the lower fixing piece 5 of the yoro 1 in the direction of the arrow as shown in FIG. Is inserted, and the support shaft 21 on the yoro 1 side is engaged with the engagement groove 22 on the temple 11 side. Then, by engaging the support shaft 21 in the engagement groove 22 in this manner, the temple 11 is relatively rotatable in the direction of the arrow with respect to the yoroi 1 as shown in FIG. .
[0018]
The holding mechanism 30 includes cylindrical fixed-side magnets 31, 31 press-fitted into the magnet mounting holes 4 of the upper fixed piece 3 of the yoke 1 and the magnet mounting holes 6 of the lower fixed piece 5, respectively, and the temple 11. The movable piece 13 of the temple 11 is formed between the upper fixed piece 3 and the lower fixed piece 5 of the yoke 1 by pressing the movable piece 13 into the magnet mounting hole 14 of the movable piece 13. Is inserted, the movable-side magnet 32 of the temple 11 is positioned between the fixed-side magnets 31 of the yoke 1 with their axes aligned, and the two magnets 31, 31, 32 are attracted to each other to make the temple. Numeral 11 is a predetermined position, that is, a fully opened position.
[0019]
In this case, the fixed magnet 31 is press-fitted into the upper fixed piece 3 of the yoke 1 so that the N pole is located at the upper end and the S pole is located at the lower end. The lower fixed piece 5 has the N pole at the upper end. The fixed magnet 31 is press-fitted so that the S pole is positioned at the lower end, and the movable magnet 32 is press-fitted into the movable piece 13 of the temple 11 such that the N pole is positioned at the upper end and the S pole is positioned at the lower end. The magnets 31, 31 and 32 are configured such that the axes coincide when the temple is located at the fully open position. The N-pole and S-pole of the fixed magnet 31 may be reversed, and the N-pole and S-pole of the movable magnet 32 may be reversed.
[0020]
When the temple 11 rotates further outward than the fully open position and the axes of the fixed magnets 31 and 31 and the movable magnet 32 are displaced, the holding mechanism 30 moves the axis between the two magnets 31, 31 and 32. Has a function of pressing the temple 11 in the direction of the fully opened position by applying a suction force to return the temple 11 to its original state. With this function, when the eyeglass frame is attached to the face, Can be pressed in the direction of the face to prevent the glasses frame from being displaced from the mounting position.
[0021]
Then, as shown in FIG. 4, when the temple 11 is rotated in the closing direction and is positioned at the fully closed position, the movable magnet 32 of the temple 11 is completely disengaged from between the fixed magnets 31 of the yoke 1. At this time, no attractive force acts between the two magnets 31, 31, 32, and the temple 11 is folded on the back side of the frame of the glasses frame.
[0022]
Then, as shown in FIG. 5, when the temple 11 is rotated in the opening direction and the temple 11 is positioned at the fully open position, the movable magnet 32 of the temple 11 is positioned between the fixed magnets 31 of the yoroi 1. The magnets 31, 31, 32 are positioned in a state where they are aligned with each other, and an attractive force acts between the magnets 31, 31, 32, and the temple 11 is held at the fully open position.
[0023]
Further, as shown in FIG. 6, when the temple 11 is further rotated from the fully opened position in the opening direction, the axis of the fixed magnets 31, 31 of the yoke 1 is displaced from the axis of the movable magnet 32 of the temple 11. Then, an attractive force is applied between the two magnets 31, 31, 32 to return the axis to the original position, and the temple 11 is pressed toward the fully open position by the attractive force.
[0024]
In the structure of the connecting portion of the spectacle frame according to the present embodiment configured as described above, the connecting mechanism 20 that relatively rotatably connects the yolo 1 and the temple 11 is provided on the yolo 1 side. The holding mechanism 30 for holding the temple 11 at a predetermined position has a simple structure including a support shaft 21 and an engagement groove 22 for engaging the support shaft 21 provided on the temple 11 side. Since it has a simple structure including a pair of fixed magnets 31 provided on one side and a movable magnet 32 provided on the temple 11, the number of parts is small, and the structure of each part is simplified. Will be able to do that. Therefore, processing and assembly are facilitated, so that the cost of the entire eyeglass frame can be reduced. Further, the yoke 1 and the temple 11 allow the movable piece 13 of the temple 11 to be inserted between the upper fixed piece 3 and the lower fixed piece 5 of the yoke 1, and are inserted into the engagement groove 22 of the temple 11. The temple 11 is easily exchanged because it is relatively rotatably connected by engaging the support shaft 21.
[0025]
7 to 12 show a second embodiment of the structure of the connecting portion of the glasses frame according to the present invention. The structure of the connecting portion of the glasses frame is based on the base of the movable piece 13 of the temple 11. Is formed so that one end thereof is opened at a portion of the peripheral surface of the movable piece 13 which is substantially parallel to the axis of the temple 11, and the other configuration is the same as the first configuration. This is the same as that shown in the embodiment.
[0026]
In the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to this embodiment, as shown in FIG. 8, the movable piece of the temple 11 is arranged between the upper fixed piece 3 and the lower fixed piece 5 of the yoke 1 in the direction of the arrow. By inserting the support 13 into the engagement groove 22 on the temple 11 and engaging the support shaft 21 on the yolo 1 side, the temple 11 and the yolo 1 are relatively rotated in the direction of the arrow as shown in FIG. It is movably connected.
[0027]
Then, even in the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to this embodiment, as shown in FIG. 10, when the temple 11 is rotated in the closing direction to the fully closed position, The movable magnet 32 of the temple 11 is completely detached from the space between the magnets 31, 31, so that no attractive force acts between the magnets 31, 31, 32, and the temple 11 is placed on the back side of the frame of the glasses frame. It is in a folded state.
[0028]
Then, as shown in FIG. 11, when the temple 11 is rotated in the opening direction to position the temple 11 at the fully open position, the movable magnet 32 of the temple 11 is positioned between the fixed magnets 31 of the yoroi 1 by the axis. Are attracted to each other by the magnets being positioned in a state where they are matched, and the temple 11 is held at the fully open position.
[0029]
Then, as shown in FIG. 12, when the temple 11 is further rotated from the fully opened position in the opening direction, the axis of the fixed magnets 31, 31 of the yoro 1 is displaced from the axis of the movable magnet 32 of the temple 11. As a result, the temple 11 is pressed in the direction of the fully open position due to an attractive force acting between these magnets 31, 31, 32 to restore the axis.
[0030]
Even in the structure of the connecting portion of the spectacle frame according to this embodiment configured as described above, similarly to the first embodiment, the yoke 1 and the temple 11 are relatively rotatable. The coupling mechanism 20 has a simple structure including a support shaft 21 provided on the side of the temple 1 and an engagement groove 22 for engaging the support shaft 21 provided on the side of the temple 11. The holding mechanism 30 for holding the position 11 at a predetermined position has a simple structure including a pair of fixed-side magnets 31 and 31 provided on the yoro 1 side and a movable-side magnet 32 provided on the temple 11 side. Therefore, the number of parts can be reduced, and the structure of each part can be simplified. Therefore, processing and assembly are facilitated, so that the cost of the entire eyeglass frame can be reduced. Further, the yoke 1 and the temple 11 allow the movable piece 13 of the temple 11 to be inserted between the upper fixed piece 3 and the lower fixed piece 5 of the yoke 1, and are inserted into the engagement groove 22 of the temple 11. By engaging the support shaft 21, the temple 11 can be relatively rotatably connected, so that the replacement of the temple 11 is facilitated.
[0031]
FIGS. 13 to 18 show a third embodiment of an eyeglass frame according to the present invention. The structure of the connecting portion of the eyeglass frame is such that the connecting mechanism 20 is provided at the base of the movable piece 13 of the temple 11. A connecting hole 24 penetrating in the vertical direction is provided on the lower end of the lower fixing piece 5 corresponding to the connecting hole 24. A screw hole 26 penetrating in the vertical direction is provided, and a connection screw 27 is inserted through the insertion hole 25 of the lower fixed piece 5 and the connection hole 24 of the movable piece 13 from below the yoke 1. The other configuration is the same as that shown in the first embodiment.
[0032]
That is, as shown in FIG. 14, the movable piece 13 of the temple 11 is inserted between the upper fixing piece 3 and the lower fixing piece 5 of the yoro 1 in the direction of the arrow, and the connecting screw 27 is moved downward from below the yoro 1. By inserting the insertion hole 25 of the side fixing piece 5 and the connecting hole 24 of the movable piece 13 and screwing it into the screw hole 26 of the upper fixing piece 3, as shown in FIG. It is connected relatively rotatably in the direction.
[0033]
Also, in the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to this embodiment, as shown in FIG. 16, when the temple 11 is rotated in the closing direction to the fully closed position, The movable magnet 32 of the temple 11 is completely detached from the space between the magnets 31, 31, so that no attractive force acts between the magnets 31, 31, 32, and the temple 11 is placed on the back side of the frame of the glasses frame. It is in a folded state.
[0034]
As shown in FIG. 17, when the temple 11 is rotated in the opening direction to position the temple 11 at the fully open position, the movable magnet 32 of the temple 11 is positioned between the fixed magnets 31 of the yoroi 1. And the temple 11 is held at the fully open position by the attraction force acting between the magnets 31, 31, 32.
[0035]
Further, as shown in FIG. 18, when the temple 11 is further rotated in the opening direction from the fully open position, the axes of the fixed magnets 31, 31 of the yoro 1 and the axis of the movable magnet 32 of the temple 11 are misaligned. As a result, the temple 11 is pressed in the direction of the fully open position due to an attractive force acting between these magnets 31, 31, 32 to restore the axis.
[0036]
Even in the structure of the connecting portion of the spectacle frame according to this embodiment configured as described above, similarly to the first embodiment, the yoke 1 and the temple 11 are relatively rotatable. The coupling mechanism 20 is connected to the lower fixed piece 5 of the yoke 1, an insertion hole 25 provided in the upper fixed piece 3, a screw hole 26 provided in the upper fixed piece 3, a connection hole 24 provided in the movable piece 13 of the temple 11, The holding mechanism 30 for holding the temple 11 at a predetermined position is composed of a pair of fixed magnets 31 provided on the side of the yoke 1. And the movable magnet 32 provided on the temple 11 side, so that the number of parts can be reduced and the structure of individual parts can be simplified. Therefore, processing and assembly are facilitated, so that the cost of the entire eyeglass frame can be reduced.
[0037]
FIGS. 19 to 25 show a fourth embodiment of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the present invention. The side fixing piece 5 is formed smaller than the upper fixing piece 3, and a split pin 28 whose tip is formed in a cruciform slit shape as shown in FIG. The movable pin 13 of the temple 11 corresponding to the split pin 28 is provided with a connecting hole 29 penetrating in the vertical direction at the base portion of the movable piece 13. Is fixed to the lower surface side of the movable piece 13, and the other configuration is the same as that shown in the first embodiment.
[0038]
That is, as shown in FIG. 21, the split pin 28 on the upper fixed piece 3 side of the yoke 1 is inserted through the connection hole 29 of the movable piece 13 of the temple 11 from above, and the tip of the split pin 28 is By locking the movable piece 13 of the temple 11 between the upper fixed piece 3 and the lower fixed piece 5 of the yoke 1 in this state, as shown in FIG. 1 are connected so as to be relatively rotatable in the direction of the arrow.
[0039]
Also, in the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to this embodiment, as shown in FIG. 23, when the temple 11 is rotated in the closing direction to the fully closed position, The movable magnet 32 of the temple 11 is completely detached from the space between the magnets 31, 31, so that no attractive force acts between the magnets 31, 31, 32, and the temple 11 is placed on the back side of the frame of the glasses frame. It is in a folded state.
[0040]
As shown in FIG. 24, when the temple 11 is rotated in the opening direction to position the temple 11 at the fully open position, the movable-side magnet 32 of the temple 11 is positioned between the fixed-side magnets 31 of the yoke 1 and the axis. Are held in a state where they are matched with each other, and the attraction force acts between the magnets 31 to keep the temple 11 at the fully open position.
[0041]
Further, as shown in FIG. 25, when the temple 11 is further rotated from the fully opened position in the opening direction, the axes of the fixed magnets 31, 31 of the yoro 1 and the axis of the movable magnet 32 of the temple 11 are misaligned. As a result, the temple 11 is pressed in the direction of the fully open position due to an attractive force acting between these magnets 31, 31, 32 to restore the axis.
[0042]
Even in the structure of the connecting portion of the spectacle frame according to this embodiment configured as described above, similarly to the first embodiment, the yoke 1 and the temple 11 are relatively rotatable. The coupling mechanism 20 has a simple structure including a split pin 28 provided on the upper fixed piece 3 of the yoke 1 and a connection hole 29 for inserting the split pin 28 provided on the movable piece 13 of the temple 11. In addition, the holding mechanism 30 for holding the temple 11 at a predetermined position has a simple structure including a pair of fixed magnets 31 and 31 provided on the yoro 1 side and a movable magnet 32 provided on the temple 11 side. Therefore, the number of parts can be reduced and the structure of each part can be simplified. Therefore, processing and assembly are facilitated, so that the cost of the entire eyeglass frame can be reduced.
[0043]
FIGS. 26 to 31 show a fifth embodiment of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the present invention. A connecting hole 24 penetrating in the vertical direction is provided at the tip of the piece 13, and an insertion hole 25 penetrating in the vertical direction is provided at a root portion of the lower fixing piece 5 corresponding to the connecting hole 24. A screw hole 26 penetrating in the vertical direction is provided at the base portion of the fixed piece 3, and a connection screw 27 is inserted from below the yoke 1 through the insertion hole 25 of the lower fixed piece 5 and the connection hole 24 of the movable piece 13. Then, it is configured to be screwed into the screw hole 26 of the upper fixing piece 3, and the other configuration is the same as that shown in the first embodiment.
[0044]
That is, as shown in FIG. 27, the movable piece 13 of the temple 11 is inserted between the upper fixed piece 3 and the lower fixed piece 5 of the yoke 1 in the direction of the arrow, and the connection hole 24 of the movable piece 13 and the lower The insertion hole 25 of the fixed piece 5 and the screw hole 26 of the upper fixed piece 3 are aligned with each other, and the connection screw 27 is inserted from below into the insertion hole 25 of the lower fixed piece 5 and the connection hole 24 of the movable piece 13. By screwing into the screw hole 26 of the fixing piece 3, as shown in FIG. 28, the temple 11 and the yoke 1 are relatively rotatably connected in the direction of the arrow.
[0045]
And even in the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to this embodiment, as shown in FIG. 29, when the temple 11 is rotated in the closing direction to the fully closed position, The movable magnet 32 of the temple 11 is completely detached from the space between the magnets 31, 31, so that no attractive force acts between the magnets 31, 31, 32, and the temple 11 is placed on the back side of the frame of the glasses frame. It is in a folded state.
[0046]
As shown in FIG. 30, when the temple 11 is rotated in the opening direction to position the temple 11 at the fully open position, the movable magnet 32 of the temple 11 is positioned between the fixed magnets 31 of the yoroi 1 by the axis. Are aligned with each other, and the attraction force acts between the magnets 31, 31, 32, whereby the temple 11 is held at the fully open position.
[0047]
Further, as shown in FIG. 31, when the temple 11 is further rotated from the fully open position in the opening direction, the axes of the fixed magnets 31, 31 of the yoro 1 and the axis of the movable magnet 32 of the temple 11 are misaligned. As a result, the temple 11 is pressed in the direction of the fully open position due to an attractive force acting between these magnets 31, 31, 32 to restore the axis.
[0048]
Even in the structure of the connecting portion of the spectacle frame according to this embodiment configured as described above, similarly to the first embodiment, the yoke 1 and the temple 11 are relatively rotatable. The connecting mechanism 20 is connected to the movable piece 13 of the temple 11, an insertion hole 25 provided at the base of the lower fixing piece 5 of the yoro 1 corresponding to the connecting hole 24, A simple screw hole 26 provided in the piece 3 and a connecting screw 27 attached between the insertion hole 25 of the lower fixed piece 5, the connecting hole 24 of the movable piece 13, and the screw hole 26 of the upper fixed piece 3. The holding mechanism 30 for holding the temple 11 at a predetermined position is composed of a pair of fixed magnets 31 and 31 provided on the yoro 1 side and a movable magnet 32 provided on the temple 11 side. Because it has a simple structure, The small number, so that it is possible to simplify the structure of the individual parts. Therefore, processing and assembly are facilitated, so that the cost of the entire eyeglass frame can be reduced.
[0049]
FIGS. 32 to 37 show a sixth embodiment of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the present invention. A semicircular notch is provided at the base of the side fixing piece 5, and a split pin 28 having the same configuration as that shown in the fourth embodiment is provided at a portion of the upper fixing piece 3 corresponding to the notch. A connecting hole 29 penetrating in the vertical direction is provided at the tip of the temple 11 corresponding to the split pin 28, and the split pin 28 is inserted into the connecting hole 29 so that the tip of the split pin 28 is attached to the lower surface of the movable piece 13. The other configuration is the same as that shown in the first embodiment.
[0050]
That is, as shown in FIG. 33, the split pin 28 of the coil 1 is inserted through the connection hole 29 of the temple 11 and its tip is locked on the lower surface side of the movable piece 13. By inserting the movable piece 13 of the temple 11 between the piece 3 and the lower fixed piece 5, as shown in FIG. 34, the temple 11 and the yoke 1 are relatively rotatably connected in the direction of the arrow. Things.
[0051]
35. Even in the structure of the connecting portion of the eyeglass frame shown in this embodiment, as shown in FIG. 35, when the temple 11 is rotated in the closing direction to the fully closed position, The movable magnet 32 of the temple 11 is completely detached from the space between the side magnets 31 and 31, and no attractive force acts between the magnets 31, 31 and 32. It is in a state of being folded.
[0052]
As shown in FIG. 36, when the temple 11 is rotated in the opening direction to position the temple 11 at the fully open position, the movable magnet 32 of the temple 11 is positioned between the fixed magnets 31, 31 of the yoroi 1 along the axis. Are aligned with each other, and the attraction force acts between the magnets 31, 31, 32, whereby the temple 11 is held at the fully open position.
[0053]
Further, as shown in FIG. 37, when the temple 11 is further rotated in the opening direction from the fully open position, the axes of the fixed magnets 31, 31 of the yoro 1 and the axis of the movable magnet 32 of the temple 11 are misaligned. As a result, the temple 11 is pressed in the direction of the fully open position by an attractive force acting between the magnets 31, 31, 32 to restore the axis.
[0054]
Even in the structure of the connecting portion of the spectacle frame according to this embodiment configured as described above, similarly to the first embodiment, the yoke 1 and the temple 11 are relatively rotatable. The coupling mechanism 20 has a simple structure including a split pin 28 provided on the upper fixed piece 3 of the yoke 1 and a connection hole 29 for inserting the split pin 28 provided on the movable piece 13 of the temple 11. In addition, the holding mechanism 30 for holding the temple 11 at a predetermined position has a simple structure including a pair of fixed magnets 31 and 31 provided on the yoro 1 side and a movable magnet 32 provided on the temple 11 side. Therefore, the number of parts can be reduced and the structure of each part can be simplified. Therefore, processing and assembly are facilitated, so that the cost of the entire eyeglass frame can be reduced.
[0055]
38 to 44 show a seventh embodiment of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the present invention. The support shaft 21 is provided between the fixed piece 3 and the distal end of the lower fixed piece 5 and an engagement groove 22 provided at the root of the movable piece 13 of the temple 11. 21 are engaged, and the other configuration is the same as that shown in the first embodiment.
[0056]
In this case, as shown in FIG. 39, the support shaft 21 is formed in a cylindrical shape, but is formed into a track-shaped cross section by chamfering two opposing surfaces, and an engaging groove 22 is formed between the two opposing surfaces of the support shaft 21. The engaging portion 23 of the engaging groove 22 is formed to have a diameter corresponding to the maximum diameter of the support shaft 21.
[0057]
Then, as shown in FIG. 40, the movable piece 13 is inserted between the upper fixed piece 3 and the lower fixed piece 5 in the direction of the arrow, and the support shaft 21 is engaged in the engagement groove 22. As shown in FIG. 41, the temple 11 is relatively rotatable in the direction of the arrow with respect to the stem 1.
[0058]
Also, in the structure of the connecting portion of the eyeglass frame shown in this embodiment, as shown in FIG. 42, when the temple 11 is rotated in the closing direction to the full closed position, The movable magnet 32 of the temple 11 is completely detached from the space between the side magnets 31 and 31, and no attractive force acts between the magnets 31, 31 and 32. It is in a state of being folded.
[0059]
Also, as shown in FIG. 43, when the temple 11 is rotated in the opening direction to position the temple 11 at the fully open position, the movable magnet 32 of the temple 11 is positioned between the fixed magnets 31 of the yoroi 1 along the axis. Are aligned with each other, and the attraction force acts between the magnets 31, 31, 32, whereby the temple 11 is held at the fully open position.
[0060]
Further, as shown in FIG. 44, when the temple 11 is further rotated in the opening direction from the fully open position, the axes of the fixed-side magnets 31, 31 of the yoro 1 and the axis of the movable-side magnet 32 of the temple 11 are displaced. As a result, the temple 11 is pressed in the direction of the fully open position due to an attractive force acting between these magnets 31, 31, 32 to restore the axis.
[0061]
Even in the structure of the connecting portion of the spectacle frame according to this embodiment configured as described above, similarly to the first embodiment, the yoke 1 and the temple 11 are relatively rotatable. The connecting mechanism 20 is connected to the support shaft 21 provided between the upper fixed piece 3 and the lower fixed piece 5 of the yoro 1 and the movable member 13 of the temple 11 to which the support shaft 21 is engaged. The holding mechanism 30 for holding the temple 11 at a predetermined position is provided with a pair of fixed magnets 31 provided on the side 1 and a pair of fixed magnets 31 provided on the temple 11 side. Since it has a simple structure including the movable-side magnet 32, the number of parts is reduced and the structure of each part can be simplified. Therefore, processing and assembly are facilitated, so that the cost of the entire eyeglass frame can be reduced. Further, the yoroi 1 and the temple 11 are relatively rotated by inserting the movable piece 13 between the upper fixed piece 3 and the lower fixed piece 5 and engaging the support shaft 21 in the engagement groove 22. Since it is movably connected, the exchange of the temple 11 becomes easy.
[0062]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the configuration is made as in claim 1, the yoke and the temple are rotatably connected by the connecting mechanism. Further, the temple is held at a predetermined position, for example, a fully open position, by the magnetic force of the holding mechanism, and is further pressed in the direction of the predetermined position when the temple is further rotated from the predetermined position by the magnetic force of the holding mechanism. . In this case, since the connecting mechanism and the holding mechanism have simple structures, processing and assembly are easy, and the cost of the entire eyeglass frame can be reduced.
In addition, with the configuration according to claim 2, the holding mechanism is provided between the pair of fixed magnets provided on the temple side and the pair of fixed magnets opposed to the yoke side, and is interposed between the pair of fixed magnets. Since it has a simple structure including a pair of fixed-side magnets and a movable-side magnet that attracts each other, processing and assembly are easy, and the cost of the entire eyeglass frame can be reduced.
According to the third aspect of the present invention, the connecting mechanism has a simple structure including a support shaft provided on the yoro side and an engagement groove provided on the temple side and rotatably engaging the support shaft. Since it has a simple structure, processing and assembly are easy, and the cost of the entire eyeglass frame can be reduced.
Furthermore, with the configuration as claimed in claim 4, the connecting mechanism has a simple structure in which the connecting screw is provided on the temple side and the connecting hole is provided on the temple side and through which the connecting screw is rotatably inserted. Therefore, processing and assembling are facilitated, and the cost of the entire eyeglass frame can be reduced.
According to the fifth aspect of the present invention, the connecting mechanism has a simple structure in which the connecting pin is provided on the temple side and the connecting hole is provided on the temple side and through which the split pin is rotatably inserted. Therefore, processing and assembly are facilitated, and the cost of the entire eyeglass frame can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view showing a first embodiment of a structure of a connecting portion of an eyeglass frame according to the present invention, and is an explanatory view showing a state before assembly.
FIG. 2 is an explanatory diagram showing an assembling procedure of a structure of a connecting portion of the glasses frame according to the first embodiment.
FIG. 3 is an explanatory view showing an assembling procedure of a structure of a connecting portion of the glasses frame according to the first embodiment.
FIG. 4 is an explanatory view showing an operation state of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the first embodiment, and is an explanatory view showing a state where the temple is located at a fully closed position.
FIG. 5 is an explanatory view showing an operation state of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the first embodiment, and is an explanatory view showing a state in which the temple is located at a fully open position.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing an operation state of the structure of the connecting portion of the glasses frame according to the first embodiment, and is an explanatory diagram showing a state in which the temple is further rotated from the fully opened position.
FIG. 7 is an explanatory view showing a second embodiment of the structure of the connecting portion of the glasses frame according to the present invention, and is an explanatory view showing a state before assembly.
FIG. 8 is an explanatory diagram showing an assembling procedure of a structure of a connecting portion of the eyeglass frame according to the second embodiment.
FIG. 9 is an explanatory diagram showing an assembling procedure of a structure of a connecting portion of the glasses frame according to the second embodiment.
FIG. 10 is an explanatory view showing an operation state of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the second embodiment, and is an explanatory view showing a state where the temple is located at a fully closed position.
FIG. 11 is an explanatory view showing an operation state of the structure of the connecting portion of the glasses frame according to the second embodiment, and is an explanatory view showing a state in which the temple is located at a fully open position.
FIG. 12 is an explanatory view showing an operation state of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the second embodiment, and is an explanatory view showing a state in which the temple is further rotated from the fully opened position.
FIG. 13 is an explanatory view showing a third embodiment of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the present invention, which is an explanatory view showing a state before assembly.
FIG. 14 is an explanatory diagram showing an assembling procedure of a structure of a connection portion of the glasses frame according to the third embodiment.
FIG. 15 is an explanatory diagram showing an assembling procedure of a structure of a connection portion of the glasses frame according to the third embodiment.
FIG. 16 is an explanatory view showing an operation state of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the third embodiment, and is an explanatory view showing a state where a temple is located at a fully closed position.
FIG. 17 is an explanatory view showing an operation state of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the third embodiment, and is an explanatory view showing a state in which the temple is located at a fully open position.
FIG. 18 is an explanatory view showing an operation state of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the third embodiment, and is an explanatory view showing a state in which the temple is further rotated from the fully opened position.
FIG. 19 is an explanatory view showing a fourth embodiment of the structure of the connecting portion of the glasses frame according to the present invention, and is an explanatory view showing a state before assembly.
FIG. 20 is a partially enlarged view of FIG. 19;
FIG. 21 is an explanatory view showing an assembling procedure of a structure of a connecting portion of the eyeglass frame according to the fourth embodiment.
FIG. 22 is an explanatory diagram showing an assembling procedure of a structure of a connection portion of the eyeglass frame according to the fourth embodiment.
FIG. 23 is an explanatory diagram showing an operation state of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the fourth embodiment, and is an explanatory diagram showing a state in which the temple is located at a fully closed position.
FIG. 24 is an explanatory view showing an operation state of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the fourth embodiment, and is an explanatory view showing a state where the temple is located at a fully open position.
FIG. 25 is an explanatory view showing an operation state of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the fourth embodiment, and is an explanatory view showing a state in which the temple is further rotated from the fully opened position.
FIG. 26 is an explanatory view showing a fifth embodiment of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the present invention, which is an explanatory view showing a state before assembly.
FIG. 27 is an explanatory view showing an assembling procedure of the structure of the connecting portion of the glasses frame according to the fifth embodiment.
FIG. 28 is an explanatory diagram showing an assembling procedure of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the fifth embodiment.
FIG. 29 is an explanatory diagram showing an operation state of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the fifth embodiment, and is an explanatory diagram showing a state where the temple is located at the fully closed position.
FIG. 30 is an explanatory view showing an operation state of the structure of the connection portion of the eyeglass frame according to the fifth embodiment, and is an explanatory view showing a state where the temple is located at a fully open position.
FIG. 31 is an explanatory view showing an operation state of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the fifth embodiment, and is an explanatory view showing a state in which the temple is further rotated from the fully opened position.
FIG. 32 is an explanatory view showing a sixth embodiment of the structure of the connecting portion of the glasses frame according to the present invention, and is an explanatory view showing a state before assembly.
FIG. 33 is an explanatory diagram showing an assembling procedure of the structure of the connection portion of the glasses frame according to the sixth embodiment.
FIG. 34 is an explanatory diagram showing an assembling procedure of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the sixth embodiment.
FIG. 35 is an explanatory diagram showing an operation state of the structure of the connection portion of the eyeglass frame according to the sixth embodiment, and is an explanatory diagram showing a state where the temple is located at the fully closed position.
FIG. 36 is an explanatory view showing an operation state of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the sixth embodiment, and is an explanatory view showing a state where the temple is located at a fully open position.
FIG. 37 is an explanatory diagram showing an operation state of the structure of the connection portion of the eyeglass frame according to the sixth embodiment, and is an explanatory diagram showing a state in which the temple is further rotated from the fully opened position.
FIG. 38 is an explanatory diagram showing a seventh embodiment of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the present invention, which is an explanatory diagram showing a state before assembly.
FIG. 39 is a partially enlarged view of FIG. 38;
FIG. 40 is an explanatory diagram showing an assembling procedure of the structure of the connecting portion of the glasses frame according to the seventh embodiment.
FIG. 41 is an explanatory view showing an assembling procedure of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the seventh embodiment.
FIG. 42 is an explanatory diagram showing an operation state of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the seventh embodiment, and is an explanatory diagram showing a state where the temple is located at the fully closed position.
FIG. 43 is an explanatory view showing an operation state of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the seventh embodiment, and is an explanatory view showing a state in which the temple is located at a fully open position.
FIG. 44 is an explanatory view showing an operation state of the structure of the connecting portion of the eyeglass frame according to the seventh embodiment, and is an explanatory view showing a state in which the temple is further rotated from the fully opened position.
[Explanation of symbols]
1 ... Yoroi
2. Temple attachment part
3 Upper fixed piece
4, 6, 14 ... Holes for attaching magnets
5 Lower fixed piece
11 ... Temple
12 ... Yoroi mounting part
13 ... Movable piece
20 ....... Coupling mechanism
21 ... Support shaft
22 ... engagement groove
23 ... engaging part
24, 29 ... Connection hole
25 ... insertion hole
26 Screw holes
27 ... Connection screw
28 ... Split pins
30 holding mechanism
31: Fixed magnet
32 ... Movable magnet
