JP2004108056A - Grout hose and anchor cable - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、法面の補強などに使用するアンカーケーブルとその施工方法ならびにアンカーケーブルに利用されるグラウトホースに関するものである。特に、小径化により施工コストの削減が可能なアンカーケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
法面などにアンカーを施工する場合の一般的な工程を図2に基づいて説明する(例えば特許文献1参照)。
▲1▼地盤にボーリング機械で削孔する。
▲2▼削孔100に際して孔壁のくずれを防止するために、ドリルパイプ10を回転しながら削孔100に押し込む。
▲3▼緊張材の定着具側をポリエチレンシース22に挿入し、このシース端部に止水部23を形成して、緊張材21を自由長部と定着長部に区画する。緊張材21の定着長部にはスペーサー24や先端ナット25を装着する。
▲4▼上記の緊張材の外周にグラウトホース30を沿わせて結束する。グラウトホース30は、断面が円形のホースである。
【0003】
▲5▼グラウトホース30を結束した緊張材をドリルパイプ10内に挿入する。
▲6▼ドリルパイプ10内の削孔水とグラウトとを置換するため、削孔100の底部よりグラウトを注入し、削孔水と置き換える作業を行う。
▲7▼グラウトを置換注入後は、ドリルパイプ10を所定位置まで引き上げ、ドリルパイプ10がアンカー定着長部の部分からなくなるようにする。
▲8▼削孔出口側のドリルパイプ10の端部に図示しない加圧キャップを取り付け、定着長部分へグラウトを加圧注入する。
▲9▼グラウト硬化後、法面から露出する緊張材21の端部を緊張して定着具(図示せず)で定着する。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−71756号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の技術では、径の大きな削孔およびドリルパイプが必要で、施工コストが高くなるという問題がある。
【0006】
例えば、図3(A)に示すように、自由長部のシース外径が48mmの場合、ドリルパイプは内径69mm、外径90mmのものが使用できる。ところが、内径16.5mm、外径21.5mmのグラウトホースをシースの外側に配置すると、必要なドリルパイプの内径は69.5(48+21.5)mm以上となって、69mmのドリルパイプを使用することができない(図3B)。
【0007】
一般に、ドリルパイプのサイズは段階的に規格されており、外(内)径:90(69)、115(87)、135(106)、146(123)mmのサイズが利用されている。そのため、内径69mmのドリルパイプが利用できなければ、一挙に内径87mmのものを利用しなければならなくなり、結果として削孔の内径も大きくしなければならなくなる。アンカー工事では、地盤に孔をあける削孔作業が工事費のかなりの比重を占めており、コスト削減の都合上、削孔径はできるだけ小さいことが望まれる。
【0008】
一方、ドリルパイプ径が大きくなるときは、アンカーケーブルを挿入する前にグラウトホースのみを削孔に挿入し、先にグラウト注入を行って、そのグラウトの硬化前にアンカーケーブルを削孔内に挿入する場合がある。しかし、この技術では健全なアンカー体が作製できないことがあると言われている。
【0009】
そこで、本発明の主目的は、小径のドリルパイプが利用でき、施工コストの削減を実現できるグラウトホースを提供することにある。
【0010】
また、本発明の他の目的は、本発明グラウトホースを利用したアンカーケーブルやアンカーケーブルの施工方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、扁平なグラウトホースを用いることで上記の目的を達成する。
【0012】
すなわち、本発明グラウトホースは断面が扁平形状であることを特徴とする。
【0013】
断面が扁平形状のグラウトホースを用いることで、シース外周にグラウトホースを沿わせた際、シースとグラウトホースとに外接する円の径を小さくすることができ、より小径のドリルパイプを利用することができる。それにより、小径の削孔で済み、アンカー施工コストの低減を図ることができる。
【0014】
ここで、扁平形状には、グラウトホースの幅が厚みよりも大きいあらゆる形状が含まれる。例えば、楕円形でも良いし、幅方向の辺が平行となったトラック状の断面形状でもよい。さらに、グラウトホースは自由長部を構成するシースの外周に沿って配置されるため、シース外形に沿って湾曲した断面形状であることが好適である。グラウトホースの断面を湾曲形状とすることで、シースとグラウトホースとに外接する円の径をより一層小さくすることができる。
【0015】
また、上記のグラウトホースを利用した本発明アンカーケーブルは、緊張材と、緊張材の外周を覆って自由長部を構成するシースと、自由長部と、緊張材がシースから露出した定着長部との境界に設けられた止水部と、前記シースの外側において緊張材と結束される断面扁平形状のグラウトホースとを具えることを特徴とする。
【0016】
このアンカーケーブルにおいても、断面が扁平なグラウトホースを利用することで、使用できるドリルパイプの径を小さくでき、アンカー施工コストの削減を図ることができる。緊張材としては、PC鋼棒やPC鋼より線が用いられる。
【0017】
さらに、本発明アンカーケーブルの施工方法は、削孔内に上記のアンカーケーブルを挿入する工程と、グラウトホースを介して定着長部側からグラウトを注入する工程とを具えることを特徴とする。
【0018】
本発明アンカーケーブルの施工方法によれば、使用できるドリルパイプの径を小さくでき、アンカー施工コストの削減を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明グラウトホースをシースと共にドリルパイプ内に収納した状態の横断面図である。
【0020】
図1(A)では、断面が楕円型のグラウトホース30を示している。このグラウトホース30であれば、ポリエチレンなどのシース22にグラウトホース30を沿わせた場合に、両者の外接円の径を小さくすることができ、より小径のドリルパイプ10を用いることができる。
【0021】
図1(B)には、断面がトラック形状のグラウトホース30を示している。このグラウトホース30は、断面において、幅方向に平行な2辺が上下に対向し、これら2辺を半円状の側壁で連結したような断面形状である。このグラウトホース30でも、シース22にグラウトホース30を沿わせた場合に、両者の外接円の径を小さくすることができ、より小径のドリルパイプ10を用いることができる。
【0022】
図1(C)は、(B)図と同様なホースを湾曲させた断面のグラウトホースを示している。グラウトホース30は、自由長部を構成するシース22の外側に沿わされる。そのため、このシース22の外形に沿った湾曲形状のグラウトホース30を用いれば、図1(B)の場合よりもより一層小径のドリルパイプ10を利用できる。
【0023】
いずれの断面形状であっても、グラウトホースの材料は従来と同様のものが用いられる。例えば、ポリエチレンや塩化ビニルなどが挙げられる。ホースの断面を扁平形状にするには、押し出し成形時のダイスとして扁平状のものを使用すること等により行う。押し出し後もホースの中空が維持されるように、ホース内部に空気を送り込みながら、内形が扁平状の型の中にホースを通過させて水冷すればよい。
【0024】
また、グラウトホース内側の断面積は、φ21.5mmの円断面ホースと同等以上の断面積を確保することが好ましい。このような断面積を確保することで、円滑なグラウトの注入を行うことができる。
【0025】
グラウトホースには圧力をかけることが多いので、強度を必要とする場合は、ホースを部分的に肉厚にしても良い。さらには、肉厚部に補強材を埋設することも好適である。補強材には、耐張力にすぐれる合成繊維や鋼線などが利用できる。
【0026】
次に、図1(B)に示すグラウトホースを用いた場合を例として、本発明アンカーケーブルおよびアンカー施工方法を説明する。図2はアンカー体を削孔内に挿入した状態の概略構成図である。
【0027】
まず、地盤にボーリング機械で削孔する。この削孔100に、孔壁のくずれを防止するために、ドリルパイプ10を回転しながら押し込む。
【0028】
一方でアンカーケーブル20を用意する。ここでは緊張材21となる異型PC鋼棒を用意し、その長手方向の一部をポリエチレンシース22で覆う。シース22で覆われた箇所は自由長部となる。また、シース22で覆われた自由長部と緊張材21が露出した定着長部の境界に止水部23を形成する。
【0029】
緊張材21における定着長部には、スペーサー24をはめ込み、さらに端部には先端ナット25を装着する。
【0030】
続いて、上記のアンカーケーブル20に、図1(B)に示したグラウトホース30を結束する。グラウトホース30は、ほぼアンカーケーブル20の全長に沿って配置され、結束材(図示せず)によりアンカーケーブル20と一体化される。
【0031】
グラウトホース30と一体化されたアンカーケーブル20をドリルパイプ10内に挿入する。この際、断面がトラック状のグラウトホース30を用いることで、シース22とグラウトホース30に外接する円は断面円形のグラウトホースを用いる場合に比べて小さくでき、大きな径のドリルパイプ10を用いる必要がない。
【0032】
ドリルパイプ10内の削孔水とグラウトとを置換するため、削孔100の底部よりグラウトを注入し、削孔水と置き換える。グラウトを置換注入後は、ドリルパイプを所定位置まで引き上げ、ドリルパイプ10がアンカー定着長部の部分からなくなるようにする。
【0033】
そして、削孔出口側のドリルパイプ10の端部に図示しない加圧キャップを取り付け、定着長部分へグラウトを加圧注入する。グラウト硬化後、図示していないが、法面から露出する緊張材21の端部を緊張して定着具で定着する。
【0034】
以上のアンカーケーブルにおける具体的な寸法例は次の通りである。
緊張材が途中に接続部のないφ32mmの異型PC鋼棒で、シースが外径48mmの場合、グラウトホースを配置しなければ外径90mm、内径69mmのドリルパイプを用い、そのドリルパイプに対応した削孔を形成することになる。このシースの外側に、平行部分の高さが16mm、半円状の両端側壁の半径が9mmのグラウトホース(肉厚2.5mm)を配置すると、内径69mmのドリルパイプ内にシースとグラウトホースとを収納することができる。
【0035】
これに対して、上記のシースの外側にφ21.5mmのグラウトホースを配置すると、シース外径とグラウトホース外径との合計は69.5mmとなり、外径115mm、内径87mmのドリルパイプを用いる必要がある。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明グラウトホースは、その断面形状を扁平にすることで、ドリルパイプとシースとの空隙に容易に収納することができ、小径のドリルパイプを利用することにより削孔径も小さくして、施工コストを削減することができる。
【0037】
また、本発明アンカーケーブルおよび本発明アンカーケーブルの施工方法は、断面が扁平なグラウトホースを組み合わせることで、小径のドリルパイプを利用することができ、施工コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明グラウトホースのドリルパイプへの収納状態を示す断面図で、(A)は楕円状のグラウトホース、(B)はトラック状のグラウトホース、(C)は湾曲形状のグラウトホースを示す。
【図2】アンカーを施工する途中の状態を示す概略構成図である。
【図3】ドリルパイプ、シース、グラウトホースのサイズ関係を示す断面図で、(A)はシースのみドリルパイプ内に収納した場合、(B)はドリルパイプ内にシースとグラウトホースを収納した場合を示す。
【符号の説明】
10 ドリルパイプ
20 アンカーケーブル
21 緊張材
22 シース
23 止水部
24 スペーサー
25 先端ナット
30 グラウトホース
100 削孔[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to an anchor cable used for reinforcing a slope and the like, a construction method thereof, and a grout hose used for the anchor cable. In particular, the present invention relates to an anchor cable capable of reducing the construction cost by reducing the diameter.
[0002]
[Prior art]
A general process for installing an anchor on a slope or the like will be described with reference to FIG. 2 (for example, see Patent Document 1).
(1) Drill the ground with a boring machine.
{Circle around (2)} In order to prevent the hole wall from being broken at the time of drilling 100, the
(3) The fixing member side of the tendon is inserted into the
{Circle around (4)} The
[0003]
{Circle over (5)} The tension member to which the
{Circle around (6)} In order to replace the drilling water in the
{Circle around (7)} After the grout is replaced and injected, the
{Circle around (8)} A pressure cap (not shown) is attached to the end of the
{Circle around (9)} After the grout is hardened, the end of the
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-11-71756 [0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-mentioned technology, there is a problem that a drilling hole and a drill pipe having a large diameter are required, and the construction cost is increased.
[0006]
For example, as shown in FIG. 3A, when the sheath outer diameter of the free length portion is 48 mm, a drill pipe having an inner diameter of 69 mm and an outer diameter of 90 mm can be used. However, when a grout hose having an inner diameter of 16.5 mm and an outer diameter of 21.5 mm is arranged outside the sheath, the required inner diameter of the drill pipe becomes 69.5 (48 + 21.5) mm or more, and a 69 mm drill pipe is used. Cannot be performed (FIG. 3B).
[0007]
In general, the size of a drill pipe is standardized step by step, and sizes with outer (inner) diameters of 90 (69), 115 (87), 135 (106), and 146 (123) mm are used. Therefore, if a drill pipe having an inner diameter of 69 mm cannot be used, a drill pipe having an inner diameter of 87 mm must be used at a stroke, and as a result, the inner diameter of the hole must be increased. In anchor work, drilling work for drilling holes in the ground occupies a considerable proportion of the construction cost, and it is desired that the drilling diameter be as small as possible for the sake of cost reduction.
[0008]
On the other hand, when the diameter of the drill pipe becomes large, insert only the grout hose into the drill hole before inserting the anchor cable, perform grout injection first, and insert the anchor cable into the drill hole before the grout hardens. May be. However, it is said that this technique may not produce a sound anchor body.
[0009]
Therefore, a main object of the present invention is to provide a grout hose that can use a small-diameter drill pipe and can reduce the construction cost.
[0010]
Another object of the present invention is to provide an anchor cable and a method for constructing an anchor cable using the grout hose of the present invention.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The present invention achieves the above object by using a flat grout hose.
[0012]
That is, the grout hose of the present invention is characterized in that its cross section is flat.
[0013]
By using a grout hose with a flat cross section, the diameter of the circle circumscribing the sheath and the grout hose can be reduced when the grout hose runs along the outer periphery of the sheath, and a smaller diameter drill pipe is used. Can be. Thereby, a small diameter drilling is sufficient, and the anchor construction cost can be reduced.
[0014]
Here, the flat shape includes any shape in which the width of the grout hose is larger than the thickness. For example, an elliptical shape or a track-like cross-sectional shape in which sides in the width direction are parallel may be used. Further, since the grout hose is arranged along the outer periphery of the sheath constituting the free length portion, it is preferable that the grout hose has a cross-sectional shape curved along the outer shape of the sheath. By making the cross section of the grout hose into a curved shape, the diameter of a circle circumscribing the sheath and the grout hose can be further reduced.
[0015]
Further, the anchor cable of the present invention using the above grout hose includes a tension member, a sheath that covers the outer periphery of the tension member to form a free length portion, a free length portion, and a fixing length portion in which the tension member is exposed from the sheath. And a grout hose having a flat cross section which is bound to a tension member outside the sheath.
[0016]
Also in this anchor cable, by using a grout hose having a flat cross section, the diameter of a drill pipe that can be used can be reduced, and the anchor construction cost can be reduced. As the tension member, a PC steel rod or a PC steel stranded wire is used.
[0017]
Further, the method for installing an anchor cable according to the present invention is characterized by comprising a step of inserting the anchor cable into a hole and a step of injecting grout from the fixing long part side through a grout hose.
[0018]
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to the construction method of the anchor cable of this invention, the diameter of the drill pipe which can be used can be made small, and the reduction of an anchor construction cost can be aimed at.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described.
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a state in which the grout hose of the present invention is housed in a drill pipe together with a sheath.
[0020]
FIG. 1A shows a
[0021]
FIG. 1B shows a
[0022]
FIG. 1 (C) shows a grout hose having a cross section obtained by bending a hose similar to that shown in FIG. 1 (B). The
[0023]
Regardless of the cross-sectional shape, the same material as that of the conventional grout hose is used. Examples include polyethylene and vinyl chloride. In order to make the cross section of the hose flat, a flat die is used as the die at the time of extrusion molding. What is necessary is just to water-cool by passing the hose into a mold having a flat inner shape while sending air into the hose so that the hose remains hollow even after extrusion.
[0024]
Further, it is preferable that the cross-sectional area inside the grout hose secures a cross-sectional area equal to or more than that of a circular cross-section hose of φ21.5 mm. By ensuring such a cross-sectional area, grout can be smoothly injected.
[0025]
Since pressure is often applied to the grout hose, the hose may be partially thickened when strength is required. Further, it is also preferable to embed a reinforcing material in the thick part. As the reinforcing material, synthetic fibers or steel wires having excellent tensile strength can be used.
[0026]
Next, the anchor cable and anchor installation method of the present invention will be described with reference to an example in which the grout hose shown in FIG. 1B is used. FIG. 2 is a schematic configuration diagram showing a state where the anchor body is inserted into the borehole.
[0027]
First, the ground is drilled with a boring machine. The
[0028]
On the other hand, an
[0029]
A
[0030]
Subsequently, the
[0031]
The
[0032]
In order to replace the drilling water in the
[0033]
Then, a pressure cap (not shown) is attached to the end of the
[0034]
Specific dimensions of the above anchor cable are as follows.
When the tendon is a deformed PC steel rod of φ32 mm with no connecting part in the middle and the sheath has an outer diameter of 48 mm, a drill pipe with an outer diameter of 90 mm and an inner diameter of 69 mm was used unless a grout hose was arranged, and the drill pipe was used. A hole will be formed. When a grout hose (wall thickness: 2.5 mm) having a parallel portion height of 16 mm and a semicircular end wall with a radius of 9 mm is placed outside the sheath, the sheath and the grout hose are placed in a 69 mm inside diameter drill pipe. Can be stored.
[0035]
On the other hand, when a grout hose of φ21.5 mm is arranged outside the above-mentioned sheath, the total of the sheath outer diameter and the grout hose outer diameter becomes 69.5 mm, and it is necessary to use a drill pipe having an outer diameter of 115 mm and an inner diameter of 87 mm. There is.
[0036]
【The invention's effect】
As described above, the grout hose of the present invention can be easily stored in the gap between the drill pipe and the sheath by making its cross-sectional shape flat, and the drilling diameter can be reduced by using a small-diameter drill pipe. The size can be reduced, and the construction cost can be reduced.
[0037]
In addition, the anchor cable of the present invention and the method of constructing the anchor cable of the present invention can use a small-diameter drill pipe by combining a grout hose having a flat cross section, thereby reducing the construction cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing a state in which a grout hose of the present invention is housed in a drill pipe, wherein (A) is an elliptical grout hose, (B) is a truck-like grout hose, and (C) is a curved grout hose. Is shown.
FIG. 2 is a schematic configuration diagram showing a state in which an anchor is being constructed.
FIG. 3 is a sectional view showing a size relationship between a drill pipe, a sheath, and a grout hose. FIG. 3A shows a case where only a sheath is stored in a drill pipe, and FIG. 3B shows a case where a sheath and a grout hose are stored in a drill pipe. Is shown.
[Explanation of symbols]
Claims (4)
緊張材の外周を覆って自由長部を構成するシースと、
自由長部と、緊張材がシースから露出した定着長部との境界に設けられた止水部と、
前記シースの外側において緊張材と結束される請求項1に記載のグラウトホースとを具えることを特徴とするアンカーケーブル。With tension material,
A sheath that covers the outer periphery of the tendon and forms a free length portion,
A free length portion, a water blocking portion provided at a boundary between the fixing length portion where the tendon is exposed from the sheath,
An anchor cable comprising a grout hose according to claim 1 tied with a tendon outside the sheath.
グラウトホースを介して定着長部側からグラウトを注入する工程とを具えることを特徴とするアンカーケーブルの施工方法。Inserting the anchor cable according to claim 3 into the hole;
Injecting grout from the fixing length side through a grout hose.
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