JP2004106620A - Light-emitting device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光装置に関する。さらに詳しくは、流体の圧力が加わると発光する発光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
水難事故などで遭難した場合、遭難者が自分の位置を捜索者に対して示すものとして、発光体を有する救命用発光装置がある(例えば、特許文献1)。このような救命用発光装置を携行していれば、発光体の発する光によって自分の位置を確実に捜索者に示すことができ、救助される確率を高くすることができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−18890号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、水難事故などでは救命用発光装置をなくしてしまう確率が高く、また、遭難者が気絶したりしてしまえば、救命用発光装置を作動させることができないという問題がある。
【0004】
本発明はかかる事情に鑑み、用具内に収容されている流体の圧力を簡単に確認することができ、救命用具などに用いた場合、遭難者の位置を確実に捜索者に示す信号となる発光装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発光装置は、流体を収容し得る流体収容部を備えた用具に使用され、該用具の流体収容部内に流体が収容されると発光する発光装置であって、該発光装置が、発光体を備えた発光部と、前記流体収容部内の流体の圧力を検出する圧力検出部と、前記発光部の発光体の発光を制御する発光制御部とからなり、前記流体収容部内の流体の圧力が所望の圧力以上になると、前記発光制御部が、前記発光部の発光体を発光させることを特徴とする。
請求項2の発光装置は、請求項1記載の発明において、前記発光装置が、前記用具の流体収容部と外部との間を連通させる連通通路を有する本体部と、該本体部に着脱可能に取り付けられ、前記本体部の連通通路を気密に密閉する蓋部とからなるバルブであることを特徴とする。
請求項3の発光装置は、請求項2記載の発明において、前記蓋部の外面に、前記発光部が設けられていることを特徴とする。
請求項4の発光装置は、請求項3記載の発明において、前記蓋部に、前記圧力検出部および前記発光制御部が設けられていることを特徴とする。
請求項5の発光装置は、請求項1記載の発明において、前記用具が、救命用具であることを特徴とする。
請求項6の発光装置は、請求項5記載の発明において、前記発光装置が、前記用具が水に触れると前記発光体を発光させる補助制御手段を備えていることを特徴とする。
請求項7の発光装置は、請求項1記載の発明において、前記発光体が、通電することによって発光する部材であり、前記発光制御部が、前記発光体の一対の電極にそれぞれ接続され、互いに接近離間可能に設けられた一対の導電性部材であり、前記圧力検出部が、前記一対の導電性部材を接近離間させる移動機構を備えており、前記流体収容部内の流体の圧力が所望の圧力よりも小さい場合には、前記圧力検出部の移動機構によって前記一対の導電性部材が離間されて、前記発光体への給電が停止され、前記流体収容部内の流体の圧力が所望の圧力以上になると、前記圧力検出部の移動機構によって前記一対の導電性部材が接触されて、前記発光体に給電されることを特徴とする。
請求項8の発光装置は、請求項7記載の発明において、前記移動機構が、前記一対の導電性部材のうち、一の導電性部材が取り付けられた移動部材と、該移動部材の移動を制御する移動制御部材とからなり、該移動制御部材が、バネであり、前記流体収容部内の流体の圧力が所望の圧力よりも小さい場合には、前記バネによって前記移動部材が、他の導電性部材から離間した状態に保持されることを特徴とする。
請求項9の発光装置は、請求項7記載の発明において、前記発光体が、発光ダイオードであることを特徴とする。
請求項10の発光装置は、請求項7記載の発明において、前記発光部が、太陽光によって前記電源を充電する充電器と、周囲の明るさが所定の値以上の場合には、前記電源と前記発光体との接続を遮断し、周囲の明るさが所定の値より小さい場合には、前記電源と前記発光体とを接続する切換器とを備えていることを特徴とする。
請求項11の発光装置は、請求項1記載の発明において、前記発光体が、混合されると発光する複数の液体であり、前記圧力検出部によって検出された流体の圧力が所望の圧力以上になると、前記発光制御部が、前記複数の液体を混合させることを特徴とする。
請求項12の発光装置は、請求項11記載の発明において、前記発光部が、複数の液体を液密に収容しうる、隔壁によって分割された複数の液体保持室を備えており、該複数の液体保持室に、それぞれ液体が収容されており、前記用具の流体収容部内における流体の圧力が所望の圧力以上になると、前記発光制御部によって、前記発光部の隔壁が破壊され、前記複数の液体保持室同士が連通されることを特徴とする。
【0006】
請求項1の発明によれば、流体収容部内に流体が充填され、その流体の圧力が所望の圧力になるまでは、発光制御部によって発光部の発光体は発光しない状態に保持され、所望の圧力以上になると発光制御部によって発光部の発光体は発光される。このため、流体収容部内が所望の圧力に保たれているかどうかを容易に確認することができる。
請求項2の発明によれば、本体部と蓋部とから構成されているから、蓋部を取り外せば、流体収容部内に流体を入れたり、流体収容部内から流体を抜いたりすることができる。
請求項3の発明によれば、発光部が蓋部に取り付けられているので、発光体が破損したり、発光体の寿命が切れたりしても容易に交換することができる。
請求項4の発明によれば、発光部だけでなく、圧力検出部および発光制御部も蓋部に設けられているから、いずれかの部分が故障したとしても、蓋部を変えるだけで容易に交換することができる。
請求項5の発明によれば、水難事故に遭っても、ライフジャケットや救命ボートにガスを充填すれば、発光体が発光する。このため、本発明の発光装置を救命用発光装置の代わりとすることができるから、発光装置の発する光によって遭難者の位置を捜索者に確実に示すことができる。しかも、発光装置はライフジャケット等に固定されているから、紛失の心配がない。そして、水を感知すると自動でガスを充填する機能を備えたライフジャケットなどであれば、たとえ人が気絶したりしても、ガスが充填されれば発光装置の発光部が発光するので、遭難者が発見される可能性を高くすることができる。
請求項6の発明によれば、発光制御手段が壊れて作動しなくても、救命用具が水に触れれば補助制御手段によって発光体を発光させることができるので、装置を確実に作動させることができる。
請求項7の発明によれば、移動部材に流体の圧力が加わっていないときには、移動機構によって一対の導電性部材が離間されているので、発光体への給電が行われないので、発光体が発光しない。また、移動部材に所定の圧力以上の流体の圧力が加わると、移動機構によって一対の導電性部材が接触するので、発光体に電気が供給され、発光体が発光する。つまり、流体の圧力によって一対の導電性部材を接触離間させるだけで発光体の発光を制御することができるから、装置の構造を簡単にすることができる。
請求項8の発明によれば、移動部材の移動によって流体の圧力が加わっていないときには、バネによって電源を発光体から離間させておくことができる。つまり、バネの復元力によって一対の導電性部材を接触離間を制御することができ、、発光体の発光を制御することができるから、装置の構造をより簡単にすることができる。
請求項9の発明によれば、発光体が発光ダイオードであるから、消費電力を少なくすることができる。したがって、電源を小さくしても、長期間発光させておくことができる。
請求項10の発明によれば、日中は発光体を発光させないでおき、夜間のみ発光体を発光させることができる。つまり、日中の明るいときには、電源の電力の消費を抑えることができるから、電源を長持ちさせることができる。しかも、太陽光を利用した充電器によって、日中は電源を充電することができるから、非常に長期間発光体を発光させることができる。したがって、ライフジャケットや救命ボートに取り付けておけば、長期間にわたって緊急信号を送ることができるので、遭難者が発見される可能性を高くすることができる。
請求項11の発明によれば、複数の液体を混合させるだけで発光体を発光させることができるから、電源等、電気的に作動する器具が不要である。このため、漏水などが生じても故障が発生することがないので、装置の安全性を高くすることができる。
請求項12の発明によれば、発光部の隔壁を破壊しさえすれば、複数の液体を混合させることがでから、装置の構造を簡単にすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
本発明の発光装置は、流体収容部を備えた用具に取り付けられ、流体収容部内の流体の圧力を検出することができるものであり、流体収容部内の流体の圧力が所定の圧力以上になるとに発光するようにしたことが特徴である。
なお、流体収容部内に収容される流体は、例えば二酸化炭素(CO2)や窒素、空気などの気体や、水や油、アルコール等の液体等であるが、特に限定はない。
【0008】
図1は本実施形態の発光装置10の概略説明図であり、流体の圧力が加わっていない状態を示した図である。図2は本実施形態の発光装置10の概略説明図であり、流体の圧力が加わった状態である。図1および図2において、符号1は、本実施形態の発光装置10が取り付けられた用具を示している。本実施形態の発光装置10が取り付けられる用具は、内部に流体を封入する流体収容部1aを備えた用具であれば、どのようなものにでも使用することができる。例えば、ライフジャケットや救命ボート、オイルフェンス等の水難事故のときに使用される物品や、給水管やガス管など使用することができる。
なお、流体収容部とは、ライフジャケットでは気室、救命ボートやオイルフェンスではフロートに相当する。
【0009】
図1および図2に示すように、前記用具1には、本実施形態の発光装置10の本体部11が取り付けられている。この本体部11には、用具1の内部、つまり流体収容部1a内部と、用具1の外部との間を連通させる連通通路11h が形成されている。そして、本体部11の外端には、前記連通通路11h を気密に密閉する蓋部15が着脱可能に取り付けられている。
【0010】
このため、本体部11に蓋部15を取り付けておけば、用具1の流体収容部1a内に流体を封入しておくことができるし、本体部11から蓋部15を取り外せば、用具1の流体収容部1a内から流体を抜くことができる。つまり、発光装置10を、本体部11と蓋部15とから構成すれば、発光装置10にバルブとしての機能を持たせることができるのである。
なお、発光装置10は、本体部11と蓋部15とが一体となった構成、つまり、バルブの機能を有しない構造としてもよい。
【0011】
前記蓋部15の内部には、本体部11に取り付けたときに、前記連通通路11h と連通する穴15h が形成されている。この穴15h 内には、穴15h の軸方向に沿って移動可能な移動部材16が挿入されている。この移動部材16の外周面には、シリコン等のシール材16s が設けられている。このため、移動部材16が移動しても、シール材16s によって移動部材16の上方の空間と連通通路11h との間を気密に隔離しておくことができる。
【0012】
図1および図2に示すように蓋部15の一端部(図1および図2では下端部)において、穴15h の内部には、移動部材16が必要以上に用具1の流体収容部1aに向かって移動しないように規制する、移動規制部材15a が設けられている。そして、この移動規制部材15a と蓋部15の他端部(図1および図2では上端部)との間において、蓋部15の穴15h の内側面には、複数の凹部15g が設けられている。この凹部15g には、板バネ17が取り付けられている。この板バネ17は、その下端が蓋部15の内側面に固定されており、この下端を支点として外方、つまり凹部15g の内部に向かって揺動できるように設けられている。この板バネ17には、その内側の面に側面視で三角形状をしたフック部17a が形成されている。このフック部17a の頂点17b と蓋部15の穴15h の中心軸との距離は、前記移動部材16の外周面と蓋部15の穴15h の中心軸との距離よりも短くなるように形成されている。
このため、通常の状態、つまり用具1の流体収容部1a内に流体が入っていないときには、移動部材16は移動規制部材15a と板バネ17のフック部17a との間に保持されている。つまり、移動部材16は、板バネ17によって蓋部15の他端、言い換えれば穴15の底から離間された状態で保持されるのである。
【0013】
前記移動部材16の上面には、電池等の電源18が取り付けられている。この電源18は、その正極負極いずれかの極が後述する発光部20の発光体に常時接続されている。一方、他の極は開放されているが、その理由は後述する。
なお、電源18は電池に限らず、太陽光発電や摩擦電気などでもよく、後述する発光体に対して、発光体を発光させるのに十分な電力を供給できるものであればよい。
【0014】
図1および図2に示すように、前記蓋部15の他端には、発光部20のケース21が取り付けられている。このケース21は、ガラスやプラスチック等、光を透過する性質を有する素材で形成されており、その内部には液密に密閉された空間21a を有している。このケース21の中空な空間21a には、発光体である発光ダイオード22が収容されている。この発光ダイオード22の2つの電極のうち、一の電極22a は前述したように電源18の一の電極に常時接続されている。そして、他の電極22b は、前記蓋部15の穴15h の底に配置された導電性部材15b に接続されている。この導電性部材15b は、前記移動部材16の移動経路の延長線状に配置されている。
なお、導電性部材15b は、蓋部15の穴15の軸方向において、その下端と前記バネ17のフック部17a と上端との距離L(以下、単に距離Lという)が移動部材16の下面と前記電源18の上面との距離D(以下、単に厚さDという)よりもわずかに短くなるように配設されている。
【0015】
上記のごとき構造を有しているので、本実施形態の発光装置10は、以下のように作動する。
流体収容部1a内に流体が充填されていない状態では、板バネ17によって移動部材16は穴15の底から離間された状態で保持されており、電源18も穴15の底から離間されている(図1)。このため、電源18は導電性部材15b と接触しないので、発光ダイオード22は通電されず、発光しない。
【0016】
流体収容部1a内に流体が充填されると、その流体の圧力によって移動部材16が上方に押される。上述したように、移動部材16の上方には板バネ17のフック部17a が配置されているため、移動部材16によって板バネ17のフック部17a が上方に押され、板バネ17を外方に揺動させようとする力が加わる。しかし、流体の圧力が所定の圧力よりも小さい場合には、板バネ17は十分に揺動しない。言い換えれば、板バネ17が揺動しても、そのフック部17a の頂点17b と蓋部15の穴15h の中心軸との距離が、前記移動部材16の外周面と蓋部15の穴15h の中心軸との距離よりも長くならない。すると、移動部材16は移動規制部材15a と板バネ17のフック部17a との間に挟まれたまま保持されるから、電源18は導電性部材15b と接触せず、発光ダイオード22も発光しない。
【0017】
流体収容部1a内の流体の圧力が所望の圧力以上の場合には、移動部材16によって板バネ17が十分に外方に揺動される。言い換えれば、板バネ17は、そのフック部17a の頂点17b と蓋部15の穴15h の中心軸との距離が、前記移動部材16の外周面と蓋部15の穴15h の中心軸との距離よりも長くなるまで揺動する。すると、移動部材16が板バネ17のフック部17a よりも上方に移動し、電源18が導電性部材15b に接触する(図2)。すると、電源18によって発光ダイオード22が通電されるので、発光ダイオード22が発光する。
【0018】
そして、移動部材16が板バネ17のフック部17a よりも上方に移動すると、上述したように、距離Lが厚さDよりもわずかに短くなるように配設されているから、電源18は板バネ17のフック部17a によって導電性部材15b に接触したままで保持される。よって、一度、電源18が導電性部材15b に接触されると、発光ダイオード22を、その後発光させた状態で保持することができるのである。
【0019】
つまり、本実施形態の発光装置10によれば、流体収容部1a内の流体の圧力が所望の圧力を超えるまでは発光ダイオード22が発光しないので、流体収容部1a内が所望の圧力以上になったかどうかを、発光ダイオード22の発光の有無によって容易に確認することができる。
【0020】
また、発光部20の発光ダイオード22への給電するタイミング、つまり発光ダイオード22の発光させるタイミングを、移動部材16に加わる流体収容部1a内の流体の圧力と、板バネ17の揺動だけで制御しているから、発光装置10の構造を簡単かつコンパクトにすることができる。
上記の移動部材16、板バネ17が特許請求の範囲にいう圧力検出部であり、板バネ17が特許請求の範囲にいう移動機構である。また、導電性部材15b と電源18が特許請求の範囲にいう発光制御部を構成する一対の導電性部材である。
【0021】
なお、移動機構は、上記のごとき板バネ17に限られず、流体の圧力に応じて移動部材16の移動を制御ことができるものであればよく、コイルバネやゴム、シリコン、プラスチック等のように一定の力が加わると変形する可撓性材料等を使用してもよい。
例えば、図3に示すように、移動部材16の上面と蓋部15の他端部との間に、蓋部15の穴15h の軸方向に沿って伸縮する、例えばコイルバネ30を設けてもよい。この場合、板バネ17の場合と異なり、用具1の流体収容部1a内に流体の圧力変動に応じて、電源18を導電性部材15b に自動的に接触離間させることができるので、流体収容部1a内の流体の圧力が所望の圧力を超えているかどうかを、発光ダイオード22の発光の有無によって容易に確認することができる。そして、移動規制部材15a を設けなくても、バネ30によって移動部材16を蓋部15の穴15h 内に浮かせた状態で保持できるから、装置の構造を簡単にできる。
さらになお、図6(A)に示すように、コイルバネ30に代えて、ゴム製のチューブ等、可撓性を有する部材31を、移動部材16または電源18の上面と蓋部15の他端部との間に設けてもよく、この場合も、用具1の流体収容部1a内に流体の圧力変動に応じて、電源18を導電性部材15b に自動的に接触離間させることができる。
さらになお、図6(B)に示すように、移動部材16の側面と蓋部15の穴15h の内側面との間にバネ30a を設けてもよく、この場合も、用具1の流体収容部1a内に流体の圧力変動に応じて、電源18を導電性部材15b に自動的に接触離間させることができるし、移動規制部材15a を設ける必要がない。
【0022】
さらになお、電源18の一の電極を導電性部材15b と接触させた状態で固定しておき、移動部材16のみを移動させるようにしてもよい。この場合、移動部材16に一の電極22a に接続された導電性部材を設けて電源18に接触させる電極としたり、移動部材16の素材を導電性の材料で形成して一の電極22a に接続しておけば、移動部材16や導電性部材が電源18の他の電極に接触すれば、発光ダイオード22を発光させることができる。自体を電極としてもよい。すると、電源18を移動させないので、移動する部分の重量が軽くなり、液体の圧力に対する反応性を向上させることができる。その場合の移動部材16の構成としては、以下のような構成がある。
例えば、図6(C)に示すように、移動部材16を、その一端を支点として他端が液体の圧力を受けて上下に揺動するように設けてもよい。この場合、液体の圧力が所定の圧力以上になると、移動部材16の他端が上方に揺動するので、移動部材16と電源18を接触させることができる。
また、図6(D)に示すように、移動部材16の周囲に、蓋部15の穴15h の内側面に設けられた複数の凹部15g に沿って移動する案内部材33を設けてもよい。この場合、移動部材16に液体の圧力が加わると、案内部材33に案内されて移動部材16が蓋部15の穴15h の軸方向に沿って移動させることができる。
【0023】
さらになお、蓋部15の穴15h において、移動部材16より上方の空間を密閉された気室として使用してもよい。この場合、気室内の気圧と流体収容部1a内に流体の圧力は、常に同じ圧力となるから、移動部材16の移動の制御、つまり発光ダイオード22の発光の制御を行うことができる。具体的には、前記気室に、その内部と外部との間を連通させるリリーフバルブを取り付けておけば、気室内が所定の圧力に保たれた状態で移動部材16を移動させることができる。
【0024】
また、発光体が発光ダイオード22であるから、消費電力が少なく、市販の電池によって点灯させても、通常の電球などに比べて長期間発光させておくことができる。よって、電源18を小型化できるので、発光装置10の構造をさらにコンパクトにすることができる。
なお、発光体は発光ダイオードに限られず、通電することによって発光する部材であれば、通常の電球や光ファイバなどでもよく、特に限定はない。
【0025】
さらになお、発光体として、化学発光する物質を使用してもよく、その場合、発光部20等を以下のような構成とすればよい。
図4に示すように、発光部20のケース21の底壁20f を可撓性を有する素材で形成し、発光部20の中空な空間21a に、ケース21やその底壁20f よりも脆く破損しやすい素材を用いて隔壁25を形成する。そして、この隔壁25によって、中空な空間21a 内部を分割し、液体を液密に収容しうる複数の液体保持室26を形成する。そして、各液体保持室26内に、混合されると発光する関係にある複数の液体を収容しておく。この複数の液体とは、例えば、t−ブタノールとフタル酸ジメチル、過酸化水素水を混合した溶液と、フタル酸ジ−n−ブチルにシュウ酸ビスとルブレンを加えた溶液等であるが、混合されると発光する関係にある複数の液体であればよく、上記のものに限定されない。
一方、移動部材16には、電池18に代えて、上端に加圧突起18b を有する加圧部材18a を配置する。
すると、用具1の流体収容部1a内の流体の圧力が所望の圧力以上になると、移動部材16とともに加圧部材18a が発光部20に向かって移動し、加圧部材18a の加圧突起18b によって発光部20の底壁20f が加圧されるから、底壁20f は上方に撓むことになる。すると、ケース21内の隔壁25は、ケース21の上壁20e と底壁20f とに挟まれて加圧され破損するので、複数の液体保持室26同士が連通される。すると、複数の液体保持室26内に封入されていた液体が混合されるから、混合した液体が発光する。
つまり、複数の液体を混合させるだけで発光させることができるから、電源等、電気的に作動する器具が不要である。このため、漏水などが生じても故障が発生することがないので、装置の安全性を高くすることができる。しかも、発光部20のケース21内の隔壁25を破壊して複数の液体を混合させているから、装置の構造を簡単にすることができる。
【0026】
また、発光部20、電源18、移動部材16、バネ17を全て蓋部15に設けているから、いずれかの部分が故障したとしても、蓋部15を取りかえるだけで容易に交換することができる。よって、発光装置10のメンテナンスが容易である。
【0027】
なお、電源18、移動部材16、板バネ17を本体部11に設け、発光部20だけを蓋部15に設けてもよい。この場合には、発光ダイオード22が破損したり、発光ダイオード22の寿命が切れても蓋部15を取りかえるだけで容易に交換することができるから、発光装置10のメンテナンスが容易である。
さらになお、発光部20、電源18、移動部材16、板バネ17を全て本体部11に設けてもよい。
【0028】
そして、本発明の発光装置10をライフジャケットや救命ボート等の救命用具に取り付けると、以下のごとき効果が得られるので、非常に有効である。
例えば、水難事故に遭った場合、ライフジャケットや救命ボートにガスを充填すれば、発光装置10の発光ダイオード22が発光する。このため、発光装置10を救急照明装置の代わりとすることができるから、発光装置10によって遭難者の位置を捜索者に確実に示すことができる。しかも、ライフジャケット等に固定されているから、紛失の心配がない。
しかも、流体の圧力だけで発光ダイオード22の発光を制御できるから、人が発光ダイオード22を発光させる特別な操作が不要である。このため、水を感知すると自動でガスを充填する機能を備えたライフジャケットなどに使用すれば、たとえ人が気絶したりしても、ガスが充填されれば発光装置10が自動的に発光するので、遭難者を発見する可能性を高くすることができる。
【0029】
なお、ライフジャケットや救命ボート等の救命用具に取り付ける場合には、救命用具の流体収容部1a内のガス圧に係らず、水に触れると電源18が導電性部材15b に接触する補助制御手段を設けておけば好適である。
図5に示すように、補助制御手段40は、本体部11に連通通路11h と連通された副室41を備えている。この副室41には、揺動軸42の一端が配置されており、この揺動軸42の他端は連通通路11h 内に配置されている。この揺動軸42は、その一端と他端との中間部分が回転可能に保持されている。本体部11に連通通路11h 内には、下端が揺動軸42の他端に軸着され、上端が前記移動部材16の下面の下方に配置されたピン43が設けられている。また、副室41には、水を検出する水センサと、この水センサが水を検出すると前記揺動軸42の一端を下方に付勢する付勢ピン44a を備えた作動部44が設けられている。
このため、救命用具が水に触れたことを水センサが検出すれば、作動部44の付勢ピン44a によって揺動軸42の一端を下方に付勢されるので、揺動軸42の他端が上方に揺動される。すると、ピン43が上方に移動し、移動部材16を上方に押しつけるから、発光ダイオード22の発光させることができる。
したがって、補助制御手段40を設けておけば、発光制御手段が壊れて作動しなくても、補助制御手段40によって装置を確実に作動させることができる。
【0030】
さらになお、救命用具に用いる場合には、手動によって発光ダイオード22の発光を制御できる機構を設けてもよく、この場合、昼間には、発光ダイオード22を消しておくことができるから、電源18の消耗を抑えることができ、長期間にわたって緊急信号を送ることができるので、遭難者が発見される可能性を高くすることができる。
【0031】
さらになお、発光部20に、太陽光によって前記電源を充電する充電器と、周囲の明るさが所定の値以上の場合には、電源18と発光ダイオード22との接続を遮断し、周囲の明るさが所定の値より小さい場合には、電源18と発光ダイオード22とを接続する切換器とを備えた制御回路を設けておけば、人が操作しなくても、自動的に、日中は発光ダイオード22を発光させないでおき、夜間のみ発光ダイオード22を発光させることができる。つまり、日中の明るいときには、電源18の電力の消費を抑えることができるから、電源18を長持ちさせることができる。しかも、太陽光を利用した充電器によって、日中は電源18を充電することができるから、非常に長期間発光体を発光させることができる。したがって、ライフジャケットや救命ボートに取り付けておけば、長期間にわたって緊急信号を送ることができるので、遭難者が発見される可能性をより高くすることができる。
【0032】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、流体収容部内が所望の圧力に保たれているかどうかを容易に確認することができる。
請求項2の発明によれば、本体部と蓋部とから構成されているから、蓋部を取り外せば、流体収容部内に流体を入れたり、流体収容部内から流体を抜いたりすることができる。
請求項3の発明によれば、発光部が蓋部に取り付けられているので、発光体が破損したり、発光体の寿命が切れたりしても容易に交換することができる。
請求項4の発明によれば、発光部だけでなく、圧力検出部および発光制御部も蓋部に設けられているから、いずれかの部分が故障したとしても、蓋部を変えるだけで容易に交換することができる。
請求項5の発明によれば、本発明の発光装置を救命用発光装置の代わりとすることができるから、発光装置の発する光によって遭難者の位置を捜索者に確実に示すことができ、紛失の心配がなく、遭難者が発見される可能性を高くすることができる。
請求項6の発明によれば、発光制御手段が壊れて作動しなくても、救命用具が水に触れれば補助制御手段によって発光体を発光させることができるので、装置を確実に作動させることができる。
請求項7の発明によれば、流体の圧力によって一対の導電性部材を接触離間させるだけで発光体の発光を制御することができるから、装置の構造を簡単にすることができる。
請求項8の発明によれば、バネの復元力によって一対の導電性部材を接触離間を制御して、発光体の発光を制御することができるから、装置の構造をより簡単にすることができる。
請求項9の発明によれば、電源を小さくしても、長期間発光させておくことができる。
請求項10の発明によれば、電源を長持ちさせることができ、長期間にわたって緊急信号を送ることができるので、遭難者が発見される可能性を高くすることができる。
請求項11の発明によれば、漏水などが生じても故障が発生することがないので、装置の安全性を高くすることができる。
請求項12の発明によれば、発光部の隔壁を破壊しさえすれば、複数の液体を混合させることがでから、装置の構造を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の発光装置10の概略説明図であり、流体の圧力が加わっていない状態を示した図である。
【図2】本実施形態の発光装置10の概略説明図であり、流体の圧力が加わった状態である。
【図3】他の移動機構を採用した発光装置10の概略説明図である。
【図4】他の発光部20を採用した発光装置10の概略説明図である。
【図5】補助制御装置40をもうけた発光装置10の概略説明図である。
【図6】他の移動機構の概略説明図である。
【符号の説明】
1 用具
1a 流体収容部
10 封入バルブ
11 本体部
11h 連通通路
15 蓋部
17 板バネ
18 電源
20 発光部
22 発光ダイオード
40 補助制御装置[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a light emitting device. More specifically, the present invention relates to a light emitting device that emits light when a pressure of a fluid is applied.
[0002]
[Prior art]
There is a life-saving light-emitting device having a light-emitting body as a device for a victim to show his / her position to a searcher in the event of a water-related accident (for example, Patent Document 1). If such a life-saving light-emitting device is carried, the light emitted from the light-emitting body can surely indicate the position of the user to the searcher, and the probability of being rescued can be increased.
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2001-18890 A
[Problems to be solved by the invention]
However, there is a high probability that the life-saving light-emitting device will be lost in a water accident or the like, and if the victim becomes stunned, the life-saving light-emitting device cannot be operated.
[0004]
In view of such circumstances, the present invention makes it possible to easily confirm the pressure of the fluid contained in the tool, and when used in a life-saving device, etc., emits a signal that reliably indicates the position of the victim to the searcher. It is intended to provide a device.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The light-emitting device according to
According to a second aspect of the present invention, in the light emitting device according to the first aspect, the light emitting device is detachably attached to the main body having a communication passage that allows communication between the fluid container of the tool and the outside. The valve is characterized by being a valve which is attached and has a lid for hermetically sealing the communication passage of the main body.
According to a third aspect of the present invention, in the light emitting device according to the second aspect, the light emitting unit is provided on an outer surface of the lid.
According to a fourth aspect of the present invention, in the light emitting device according to the third aspect, the pressure detecting section and the light emitting control section are provided on the lid.
According to a fifth aspect of the present invention, in the light emitting device according to the first aspect, the tool is a lifesaving tool.
According to a sixth aspect of the present invention, in the light emitting device according to the fifth aspect, the light emitting device includes an auxiliary control unit that causes the light emitting body to emit light when the tool comes into contact with water.
According to a seventh aspect of the present invention, in the light emitting device according to the first aspect, the light emitting body is a member that emits light when energized, and the light emission control units are connected to a pair of electrodes of the light emitting body, respectively. A pair of conductive members provided so as to be able to approach and separate from each other, wherein the pressure detection unit includes a moving mechanism that moves the pair of conductive members toward and away from each other, and the pressure of the fluid in the fluid storage unit is a desired pressure. If smaller, the pair of conductive members is separated by the moving mechanism of the pressure detection unit, power supply to the illuminant is stopped, and the pressure of the fluid in the fluid storage unit is equal to or higher than a desired pressure. Then, the pair of conductive members are brought into contact with each other by the moving mechanism of the pressure detection unit, and power is supplied to the luminous body.
In the light emitting device according to an eighth aspect, in the invention according to the seventh aspect, the moving mechanism controls a moving member to which one of the pair of conductive members is attached, and a movement of the moving member. The movement control member is a spring, and when the pressure of the fluid in the fluid storage portion is smaller than a desired pressure, the movement member is moved by the spring to another conductive member. It is characterized in that it is held in a state separated from the.
According to a ninth aspect of the present invention, in the light emitting device according to the seventh aspect, the light emitting body is a light emitting diode.
According to a tenth aspect of the present invention, in the invention according to the seventh aspect, the light emitting unit includes a charger that charges the power supply with sunlight and the power supply when the surrounding brightness is equal to or more than a predetermined value. When the surrounding brightness is smaller than a predetermined value, a switch for connecting the power source and the light emitting body is provided.
In the light emitting device according to an eleventh aspect, in the invention according to the first aspect, the luminous body is a plurality of liquids that emit light when mixed, and the pressure of the fluid detected by the pressure detecting unit is equal to or higher than a desired pressure. Then, the light emission control section mixes the plurality of liquids.
According to a twelfth aspect of the present invention, in the light emitting device according to the eleventh aspect, the light emitting unit includes a plurality of liquid holding chambers that can store a plurality of liquids in a liquid-tight manner and is divided by partition walls. Liquids are stored in the liquid holding chambers, respectively, and when the pressure of the fluid in the fluid storage unit of the utensil becomes equal to or higher than a desired pressure, the light emission control unit destroys the partition wall of the light emission unit, and the plurality of liquids are removed. The holding chambers are communicated with each other.
[0006]
According to the first aspect of the present invention, the fluid is filled in the fluid storage unit, and the light emission control unit keeps the light emitting unit of the light emitting unit in a non-light emitting state until the pressure of the fluid reaches a desired pressure. When the pressure becomes equal to or higher than the pressure, the light emitting unit of the light emitting unit emits light by the light emission control unit. For this reason, it is possible to easily confirm whether or not the inside of the fluid container is maintained at a desired pressure.
According to the second aspect of the present invention, since it is constituted by the main body and the lid, if the lid is removed, it is possible to put a fluid into the fluid container or to remove a fluid from the fluid container.
According to the third aspect of the present invention, since the light emitting section is attached to the lid, the light emitting body can be easily replaced even if the light emitting body is damaged or the life of the light emitting body is expired.
According to the fourth aspect of the invention, not only the light emitting section but also the pressure detecting section and the light emitting control section are provided in the lid section. Can be exchanged.
According to the fifth aspect of the present invention, even when a water spill accident occurs, the luminous body emits light by filling the life jacket or the lifeboat with gas. For this reason, the light emitting device of the present invention can be used in place of the life saving light emitting device, so that the light emitted by the light emitting device can surely indicate the position of the victim to the searcher. Moreover, since the light emitting device is fixed to a life jacket or the like, there is no fear of loss. And if it is a life jacket with a function of automatically filling gas when water is sensed, even if a person stuns, the light emitting unit of the light emitting device will emit light if gas is filled, so distress Can be more likely to be found.
According to the invention of claim 6, even if the light emission control means is broken and does not operate, the auxiliary control means can cause the light emitter to emit light when the lifesaving device touches the water, so that the apparatus can be reliably operated. Can be.
According to the invention of claim 7, when the pressure of the fluid is not applied to the moving member, since the pair of conductive members is separated by the moving mechanism, power is not supplied to the luminous body. Does not emit light. In addition, when a pressure of a fluid equal to or higher than a predetermined pressure is applied to the moving member, the pair of conductive members come into contact with each other by the moving mechanism, so that electricity is supplied to the luminous body and the luminous body emits light. That is, the light emission of the light emitter can be controlled only by bringing the pair of conductive members into contact with or separated by the pressure of the fluid, so that the structure of the device can be simplified.
According to the invention of claim 8, when the pressure of the fluid is not applied by the movement of the moving member, the power supply can be separated from the light emitting body by the spring. That is, contact and separation of the pair of conductive members can be controlled by the restoring force of the spring, and light emission of the light emitter can be controlled, so that the structure of the device can be further simplified.
According to the ninth aspect of the present invention, since the light emitter is a light emitting diode, power consumption can be reduced. Therefore, light can be emitted for a long period of time even if the power supply is reduced.
According to the tenth aspect of the present invention, it is possible to keep the light emitters off during the day and emit light only at night. In other words, when the daytime is bright, power consumption of the power supply can be suppressed, so that the power supply can be made to last longer. In addition, the power supply can be charged during the day by a charger using sunlight, so that the light emitter can emit light for a very long time. Therefore, if the vehicle is attached to a life jacket or a lifeboat, an emergency signal can be sent for a long period of time, so that the possibility of finding a victim can be increased.
According to the eleventh aspect of the present invention, since the luminous body can emit light only by mixing a plurality of liquids, an electrically operated device such as a power supply is not required. For this reason, even if water leakage or the like occurs, no failure occurs, so that the safety of the device can be enhanced.
According to the twelfth aspect, a plurality of liquids can be mixed as long as the partition wall of the light emitting unit is destroyed, so that the structure of the device can be simplified.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
The light emitting device of the present invention is attached to a tool provided with a fluid container, and can detect the pressure of the fluid in the fluid container, and when the pressure of the fluid in the fluid container becomes equal to or higher than a predetermined pressure. It is characterized by emitting light.
The fluid contained in the fluid container is, for example, a gas such as carbon dioxide (CO2), nitrogen, or air, or a liquid such as water, oil, or alcohol, but is not particularly limited.
[0008]
FIG. 1 is a schematic explanatory diagram of a
The fluid container corresponds to an air chamber in a life jacket and a float in a lifeboat or an oil fence.
[0009]
As shown in FIGS. 1 and 2, a
[0010]
For this reason, if the
The
[0011]
A
[0012]
As shown in FIGS. 1 and 2, at one end (the lower end in FIGS. 1 and 2) of the
For this reason, in a normal state, that is, when no fluid enters the
[0013]
A
The
[0014]
As shown in FIGS. 1 and 2, a
The distance L (hereinafter simply referred to as distance L) between the lower end of the
[0015]
With the above structure, the
In a state where the fluid is not filled in the fluid
[0016]
When the fluid is filled in the
[0017]
When the pressure of the fluid in the
[0018]
When the moving
[0019]
That is, according to the
[0020]
In addition, the timing at which the
The moving
[0021]
The moving mechanism is not limited to the
For example, as shown in FIG. 3, for example, a
Further, as shown in FIG. 6A, instead of the
Further, as shown in FIG. 6 (B), a spring 30a may be provided between the side surface of the moving
[0022]
Furthermore, one electrode of the
For example, as shown in FIG. 6 (C), the moving
Further, as shown in FIG. 6D, a
[0023]
Furthermore, in the
[0024]
In addition, since the luminous body is the
The light emitter is not limited to a light emitting diode, and may be a normal light bulb or an optical fiber as long as it emits light when energized, and is not particularly limited.
[0025]
Further, a substance that emits chemiluminescence may be used as the luminous body. In that case, the
As shown in FIG. 4, the bottom wall 20f of the
On the other hand, the moving
Then, when the pressure of the fluid in the
That is, light can be emitted only by mixing a plurality of liquids, so that an electrically operated device such as a power supply is not required. For this reason, even if water leakage or the like occurs, no failure occurs, so that the safety of the device can be enhanced. In addition, since the plurality of liquids are mixed by breaking the
[0026]
Further, since the
[0027]
The
Further, the
[0028]
When the light-emitting
For example, when a water spill accident occurs, a gas is filled into a life jacket or a lifeboat, and the
Moreover, since the light emission of the
[0029]
When attaching to a life-saving device such as a life jacket or a life-saving boat, an auxiliary control means that the
As shown in FIG. 5, the auxiliary control means 40 includes a sub-chamber 41 which communicates with the
For this reason, when the water sensor detects that the lifesaving tool has touched the water, one end of the
Therefore, if the
[0030]
Further, when the
[0031]
Furthermore, the
[0032]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, it is possible to easily confirm whether or not the inside of the fluid container is maintained at a desired pressure.
According to the second aspect of the present invention, since it is constituted by the main body and the lid, if the lid is removed, it is possible to put a fluid into the fluid container or to remove a fluid from the fluid container.
According to the third aspect of the present invention, since the light emitting section is attached to the lid, the light emitting body can be easily replaced even if the light emitting body is damaged or the life of the light emitting body is expired.
According to the fourth aspect of the invention, not only the light emitting section but also the pressure detecting section and the light emitting control section are provided in the lid section. Can be exchanged.
According to the fifth aspect of the present invention, the light emitting device of the present invention can be used in place of a lifesaving light emitting device, so that the light emitted by the light emitting device can surely indicate the position of the victim to the searcher, And the likelihood of the victim being found can be increased.
According to the invention of claim 6, even if the light emission control means is broken and does not operate, the auxiliary control means can cause the light emitter to emit light when the lifesaving device touches the water, so that the apparatus can be reliably operated. Can be.
According to the invention of claim 7, since the light emission of the luminous body can be controlled only by bringing the pair of conductive members into contact with or separated by the pressure of the fluid, the structure of the device can be simplified.
According to the invention of claim 8, since the contact and separation of the pair of conductive members can be controlled by the restoring force of the spring to control the light emission of the luminous body, the structure of the device can be further simplified. .
According to the ninth aspect of the present invention, light can be emitted for a long period of time even if the power supply is reduced.
According to the tenth aspect, the power source can be made to last longer and an emergency signal can be sent for a long period of time, so that the possibility of finding a victim can be increased.
According to the eleventh aspect, a failure does not occur even if water leakage occurs, so that the safety of the device can be enhanced.
According to the twelfth aspect, a plurality of liquids can be mixed as long as the partition wall of the light emitting unit is destroyed, so that the structure of the device can be simplified.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic explanatory view of a
FIG. 2 is a schematic explanatory diagram of the
FIG. 3 is a schematic explanatory view of a
FIG. 4 is a schematic explanatory view of a
FIG. 5 is a schematic explanatory view of the
FIG. 6 is a schematic explanatory view of another moving mechanism.
[Explanation of symbols]
1 Tools
1a Fluid storage unit
10 Sealed valve
11 Body
11h communication passage
15 Lid
17 Leaf spring
18 Power supply
20 Light emitting unit
22 Light emitting diode
40 Auxiliary control device
Claims (12)
該発光装置が、
発光体を備えた発光部と、
前記流体収容部内の流体の圧力を検出する圧力検出部と、
前記発光部の発光体の発光を制御する発光制御部とからなり、
前記流体収容部内の流体の圧力が所望の圧力以上になると、前記発光制御部が、前記発光部の発光体を発光させる
ことを特徴とする発光装置。A light emitting device that is used for a tool having a fluid storage portion capable of storing a fluid and emits light when a fluid is stored in the fluid storage portion of the tool,
The light emitting device is
A light emitting unit having a light emitting body,
A pressure detection unit that detects the pressure of the fluid in the fluid storage unit,
A light emission control unit that controls light emission of the light emitting unit of the light emitting unit,
The light emitting device according to claim 1, wherein when the pressure of the fluid in the fluid storage unit becomes equal to or higher than a desired pressure, the light emission control unit causes the light emitting unit of the light emitting unit to emit light.
前記用具の流体収容部と外部との間を連通させる連通通路を有する本体部と、
該本体部に着脱可能に取り付けられ、前記本体部の連通通路を気密に密閉する蓋部とからなる
ことを特徴とする請求項1記載の発光装置。The light emitting device,
A main body having a communication passage for communicating between the fluid container of the tool and the outside,
2. The light emitting device according to claim 1, further comprising a lid detachably attached to the main body, and a lid for hermetically sealing a communication passage of the main body.
ことを特徴とする請求項2記載の発光装置。The light emitting device according to claim 2, wherein the light emitting unit is provided on an outer surface of the lid.
ことを特徴とする請求項3記載の発光装置。The light emitting device according to claim 3, wherein the lid is provided with the pressure detection unit and the light emission control unit.
ことを特徴とする請求項1記載の発光装置。The light emitting device according to claim 1, wherein the tool is a lifesaving tool.
ことを特徴とする請求項5記載の発光装置。The light emitting device according to claim 5, wherein the light emitting device includes an auxiliary control unit that causes the light emitting body to emit light when the tool comes into contact with water.
前記発光制御部が、前記発光体の一対の電極にそれぞれ接続され、互いに接近離間可能に設けられた一対の導電性部材であり、
前記圧力検出部が、前記一対の導電性部材を接近離間させる移動機構を備えており、
前記流体収容部内の流体の圧力が所望の圧力よりも小さい場合には、前記圧力検出部の移動機構によって前記一対の導電性部材が離間されて、前記発光体への給電が停止され、
前記流体収容部内の流体の圧力が所望の圧力以上になると、前記圧力検出部の移動機構によって前記一対の導電性部材が接触されて、前記発光体に給電される
ことを特徴とする請求項1記載の発光装置。The illuminant is a member that emits light when energized,
The light emission control unit is a pair of conductive members respectively connected to a pair of electrodes of the luminous body, provided to be able to approach and separate from each other,
The pressure detection unit includes a moving mechanism that moves the pair of conductive members closer and further away,
When the pressure of the fluid in the fluid storage unit is smaller than a desired pressure, the pair of conductive members is separated by the moving mechanism of the pressure detection unit, and power supply to the light emitter is stopped,
2. The power supply device according to claim 1, wherein when the pressure of the fluid in the fluid storage unit becomes equal to or higher than a desired pressure, the pair of conductive members come into contact with each other by a moving mechanism of the pressure detection unit, and power is supplied to the luminous body. The light-emitting device according to any one of the preceding claims.
前記一対の導電性部材のうち、一の導電性部材が取り付けられた移動部材と、
該移動部材の移動を制御する移動制御部材とからなり、
該移動制御部材が、バネであり、
前記流体収容部内の流体の圧力が所望の圧力よりも小さい場合には、前記バネによって前記移動部材が、他の導電性部材から離間した状態に保持される
ことを特徴とする請求項7記載の発光装置。The moving mechanism,
Of the pair of conductive members, a moving member to which one conductive member is attached,
A movement control member for controlling the movement of the moving member,
The movement control member is a spring,
8. The moving member according to claim 7, wherein when the pressure of the fluid in the fluid storage portion is lower than a desired pressure, the moving member is kept separated from other conductive members by the spring. Light emitting device.
ことを特徴とする請求項7記載の発光装置。The light emitting device according to claim 7, wherein the light emitting body is a light emitting diode.
太陽光によって前記電源を充電する充電器と、
周囲の明るさが所定の値以上の場合には、前記電源と前記発光体との接続を遮断し、周囲の明るさが所定の値より小さい場合には、前記電源と前記発光体とを接続する切換器とを備えている
ことを特徴とする請求項7記載の発光装置。The light emitting section,
A charger for charging the power supply with sunlight,
When the surrounding brightness is equal to or more than a predetermined value, the connection between the power supply and the light emitting body is cut off. When the surrounding brightness is smaller than the predetermined value, the power supply and the light emitting body are connected. The light emitting device according to claim 7, further comprising: a switching device that performs switching.
前記流体収容部内の流体の圧力が所望の圧力以上になると、前記発光制御部が、前記複数の液体を混合させる
ことを特徴とする請求項1記載の発光装置。The luminous body is a plurality of liquids that emit light when mixed,
The light emitting device according to claim 1, wherein the light emission control unit mixes the plurality of liquids when the pressure of the fluid in the fluid storage unit becomes equal to or higher than a desired pressure.
該複数の液体保持室に、それぞれ液体が収容されており、
前記用具の流体収容部内における流体の圧力が所望の圧力以上になると、前記発光制御部によって、前記発光部の隔壁が破壊され、前記複数の液体保持室同士が連通される
ことを特徴とする請求項11記載の発光装置。The light-emitting unit can contain a plurality of liquids in a liquid-tight manner, and includes a plurality of liquid holding chambers divided by partition walls.
Liquid is stored in each of the plurality of liquid holding chambers,
When the pressure of the fluid in the fluid accommodating portion of the utensil becomes equal to or higher than a desired pressure, the partition of the light emitting portion is broken by the light emission control portion, and the plurality of liquid holding chambers communicate with each other. Item 12. The light emitting device according to Item 11.
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060815 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061219 |