JP2004105691A - Hair coloring tool - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、毛染め用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
特に、局部染はブラシ・ハケ・櫛・ヘアーブラシその他専用塗布具を使用しているが、生え際等は皮膚に塗布具が触れて汚してしまう。
また、髪全体を毛染しても、日が経過すると生え際の地の色(染める前の色)が1列に異常な感じで目立つようになる。
地の色(元の色)が目立つようになるたびに髪全体を染めるなど、とてもやっかいなことである。元の色が目立ちはじめたら目立ったところだけを塗布すればよい。しかし、生え際であるから塗布具で塗ることが、際へ塗れば塗るほど皮膚に近くなって皮膚に液を付けてしまう。塗布具と皮膚の間隔を、鏡による目の感覚だけで距離を測るがどうしても生え際への塗布は皮膚にまで汚れるほど近づかないと上手く塗布できないという問題がある。
【0003】
このような問題を解決するため、実開平6−36424号公報においては、次のようなヘアブラシが提案されている。すなわち、この公開公報に開示されたヘアブラシは、ブラシ台と、前記ブラシ台に連結されたブラシ柄と、前記ブラシ台下面に長辺とほぼ平行に立設された複数のブラシ歯列を備え、前記複数のブラシ歯列には、少なくとも前記ブラシ台下面の両縁部に立設された両縁ブラシ歯列と、中央に立設された中央部ブラシ歯列とが存在し、前記両縁部ブラシ歯列と中央部ブラシ歯列とにより囲まれる二つの領域に、毛髪化粧料を付着させて髪を梳くことにより毛髪化粧処理を行うヘアブラシにおいて、前記ブラシ台の下面のブラシ歯列の中で、前記中央のブラシ歯列を形成するブラシ歯の先端部が他のブラシ歯よりも突出していることを特徴とする。
【0004】
【特許文献1】
実開平6−36424号公報
【0005】
しかしながら、このようなヘアブラシを実際に作成して生え際の毛染めを行ったところ、毛染めの最中に染毛剤が前記中央部ブラシ歯列のブラシ歯の先端に付着してしまい、この先端に付着した染毛剤が地肌に付着してしまうという問題があった。このように染毛剤が皮膚に付着してしまうと、これを拭き取るのに、時間が少し経てば乾いてしまって、アルコールまたは専用のリムーバー等を使用しなければならず、大変手間がかかり面倒である。
このような問題に鑑み、本発明者は、他より突出する中央部ブラシ歯列のブラシ歯のうちブラシの長手方向の先端部のブラシ歯のみを残して、これにより毛染めを行ったところ、前回よりは、染毛剤の地肌への付着が少なくなったものの完全には、染毛剤の地肌への付着を防止することができなかった。
その原因を鋭意研究したところ、毛染め中に染毛剤が僅かな距離ではあるが飛散し、この飛散した染毛剤が上記のブラシ歯の先端に付着したり、あるいは斜め塗布により、毛に塗布された染毛剤が上記のブラシ歯の先端に付着し、これが地肌に付着することを知見した。本発明は、この知見に基づくものである。
【0006】
ところで、毛染め用具の中で、特に部分染め用毛染め用具の中には、液体状の染毛剤を内部に収容した容器を備えたいわゆるマスカラタイプの毛染め用具が存在する。このような毛染め用具にあっては、毛染めをしていないときには、キャップに取り付けられているブラシである塗布部が、上記容器内の染毛剤に浸漬されているため、上記のような一体成形された突出ブラシ歯では、染毛剤の地肌への付着防止を図ることはできない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、毛染め中における染毛剤の地肌への付着をほぼ完全に防止できる毛染め用具を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、毛染め中における染毛剤の地肌への付着をほぼ完全に防止できるいわゆるマスカラタイプの毛染め用具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記の課題は、下記(1)〜(6)の構成のいずれかにより達成される。
(1) 把持部、この先端に設けられ、染毛剤塗布作用を行うための塗布部、及び該塗布部の先端または後端から該塗布部の長さ方向に所定間隔離隔されて配置され、塗布部の先端部における高さより高い高さを有し、染毛者の地肌に接触された状態で、該染毛者の地肌表面と前記塗布部との相対角度ないしは間隔を決定する際に使用される間隔保持支点部材を備えていることを特徴とする毛染め用具。
(2) 染毛剤を収容した容器とともに使用される毛染め用具であって、前記容器のキャップとしても作用する把持部、この把持部に取り付けられ、該把持部が前記容器に取り付けられているときには、該容器内に挿入されている染毛剤塗布作用を行うための塗布部、及び該塗布部の先端または後端から該塗布部の長さ方向に所定間隔離隔されて配置され、塗布部の先端部における高さより高い高さを有し、染毛者の地肌に接触された状態で、該染毛者の地肌表面と前記塗布部との相対角度ないしは間隔を決定する際に使用される間隔保持支点部材を備え、この間隔保持支点部材は、前記塗布部の先端または後端から該塗布部の長さ方向に所定間隔離隔されて配置された前記作用位置から離脱可能とされていることを特徴とする毛染め用具。
(3) 染毛剤を収容した容器とともに使用される毛染め用具であって、前記容器のキャップとしても作用する把持部、この把持部に取り付けられ、該把持部が前記容器に取り付けられているときには、該容器内に挿入されている染毛剤塗布作用を行うための塗布部、及び該塗布部の先端または後端から該塗布部の長さ方向に所定間隔離隔されて配置され、塗布部の先端部における高さより高い高さを有し、染毛者の地肌に接触された状態で、該染毛者の地肌表面と前記塗布部との相対角度ないしは間隔を決定する際に使用される間隔保持支点部材を備え、この間隔保持支点部材は、前記塗布部の先端または後端から該塗布部の長さ方向に所定間隔離隔されて配置された前記作用位置と、この作用位置から離れた不作用位置との間で移動できるようになっていることを特徴とする毛染め用具。
(4) 前記不作用位置が、前記把持部の内部である上記(3)の毛染め用具。(5) 前記作用位置が、毛染め作業をしやすくするために、複数存在する上記(3)または(4)の毛染め用具。
(6) 前記間隔保持支点部材は、繰り出し機構に接続された支持部材により支持されており、繰り出し機構を操作することにより、前記間隔保持支点部材を、前記不作用位置から前記作用位置に繰り出すことができるようになっている上記(4)または(5)の毛染め用具。
なお、本発明の毛染め用具は、1液タイプ、2液タイプの染毛剤のいずれにも使用できる。
【0009】
【発明の作用・効果】
本発明の毛染め用具においては、皮膚と塗布部の間の距離を目と手の感覚で測り、塗布場所の正面・側面各角度及び丸み等の変形に合わせて塗布部の間隔、角度を塗布部先に設けた間隔保持支点部材を基点として容易に設定することができる。この間隔保持支点部材を設けたことで皮膚からの距離及び角度が明確に判ることで皮膚を汚すことがない。
【0010】
尚、この間隔保持支点部材を今塗布したところに接触させると汚れた間隔保持支点となって、この間隔保持支点部材を次に皮膚に接触させるとこの皮膚は染毛剤で汚れてしまう。したがって、間隔保持支点部材は塗布しないところへ塗布しないところへ、と順送りをする。この順送りすることは、塗布場所が順次送られ、間隔保持支点部材による汚れがなく目的を達することができる。
また、本発明の毛染め用具における間隔保持支点部材は、上記のように塗布部の先端から所定間隔離されて設けられるので、染毛剤塗布時における該染毛剤の跳ねや多少の斜め塗布時においも、染毛剤が付着することがなく、従って、間隔保持支点部材への染毛剤の付着が極力防止できる。
さらに、本発明の毛染め用具においては、間隔保持支点部材を作用位置から離脱可能に設けるようにしたので、いわゆるマスカラタイプの毛染め用具においても間隔保持支点部材を設置することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施例による毛染め用具を
第1実施例
先ず、図1を参照して本発明の第1実施例による毛染め用具について説明する。
図1の(a)に示した毛染め用具10は、他の容器(チューブ、瓶)から液状の染毛剤が供給されて、それを染毛者の髪に塗布するタイプの毛染め用具であって、把持部12、この把持部12の先端に設けられ、染毛剤塗布作用を行うための塗布部14、およびこの塗布部14の先端から該塗布部の長さ方向に所定の間隔Gをおいて配置された間隔保持支点部材16を備えている。この間隔保持支点部材16は、少なくとも上記塗布部14の先端の高さより所定高さTだけ高くされている。このような間隔保持支点部材16のみを染毛者の地肌に接触させ、これを支点として、塗布部14と該地肌との間隔および角度を調節し、この状態で塗布部に付着した染毛剤の塗布作業を行う。上記毛染め用具は、全体をプラスチック等で一体成形することができる。
以上の例においては、間隔保持支点部材を、塗布部の先端から該塗布部の長さ方向に所定の間隔Gをおいて配置されたものとして説明したが、図1の(b)に示したように、間隔保持支点部材16’は、塗布部14の後端から所定の間隔G離して配置構成してもよい。以下の例では、間隔保持支点部材を塗布部の先端側に配置したもののみについて説明するが、以下の例についても同様に、僅かの変形により、間隔保持支点部材を塗布部の後端側に配置することができる。第2実施例および第3実施例に付いても同様である。
【0012】
上記Gは、2mm以上、特に3mm以上であることが好ましい。間隔Gが上記の値未満であると、跳ねや斜め塗布により、染毛剤が上記間隔保持支点部材16に付着してしまう傾向があり、その結果、その染毛剤により地肌を汚してしまう傾向がある。この値に特に上限は無いが、10mm程度である。上記Tは、0.5〜5.0mm、特に0.5〜2.0mmであることが好ましい。この高さTが上記の範囲未満であるときには、間隔保持支点としての機能を果たさなくなる傾向があり、上記を超えると、特に塗布部14の先端側において、生え際の塗布が行えなくなる傾向があるからである。
【0013】
図1においては、塗布部14として櫛の形状をしたものを示したが、この塗布部14の形状は、図2、図3、図4に示したように、刷毛状、ブラシ状、ヘアブラシ状等であってよい。要するに、この塗布部14と把持部12は、従来の形状のものであってもよい。
また、上記塗布部14自体の横断面形状は、図5の(a)〜(e)に示したように、通常の櫛歯状のもの(a)、上下方向の中央部をくびれさせた変形櫛歯状のもの(b)、両側の櫛歯列の間にフェルトやスポンジを配した形状のもの(c)、複数の櫛歯列としたもの(d)、両側の櫛歯列の間にブラシを配した形状のもの(e)等とすることができる。
【0014】
第2実施例
上記第1実施例においては、間隔保持支点部材を塗布部に固定したタイプのものを示したが、図6や図7に示したように、間隔保持支点部材を塗布部先端の作用位置から離脱させることができるようにしてもよい。
図6の毛染め用具20は、塗布部24の先端に間隔保持支点部材26を取り付けるための取付部24aを設け、これに取付孔24bを形成する一方、間隔保持支点部材26に上記の取付孔24bに丁度嵌合する挿入ピン26aを設けて、この挿入ピン26aの上記取付孔24bへの嵌合、離脱により、間隔保持支点部材26を上記作用位置とその他の位置である不作用位置を選択的に取ることができるようにしたものである。
【0015】
図7の毛染め用具30は、把持部32に枢着されたガイドバー32aの先端に間隔保持支点部材36を取り付け、この間隔保持支点部材36が上記の塗布部34先端の作用位置と不作用位置を選択的にとることができるようにしたものである。この場合、図示したように塗布部34先端に間隔保持支点部材固定具34aを設け、間隔保持支点部材36を作用位置で固定(例えば、スナップイン方式34b等で)できるようにすることが好ましい。
【0016】
第3実施例
本発明の毛染め用具は、把持部を染毛剤容器とし、ネジの回転やノック式でこの容器内の染毛剤を塗布部に供給するタイプ(いわゆる筆ペンタイプ)のものとすることもできる。
この毛染め用具40の場合には、通常、塗布部44にキャップ48が施されるので、間隔保持支点部材46を上記の図6に示した構造のものとした場合には、図8に示したように、キャップ48に蓋付きの間隔保持支点部材収容室48aを設け、作用位置から離脱した間隔保持支点部材46をこの収容室48aに収容する。したがって、この場合には、収容室内が不作用位置となる。
【0017】
間隔保持支点部材の構造を上記の図7に示されたガイドバー付きのものとする場合には、図9(a)、(b)に示した毛染め用具50ように、間隔保持支点部材56を支持するガイドバー56aの基部に割り環状取り付け部材56bを設けておき、図9(a)示されたキャップ58に取り付けられた不作用位置と、図9(b)に示された作用位置とを選択的に取れるようにする。
【0018】
第4実施例
本発明の毛染め用具は、染毛剤を収容した容器とともに使用されるいわゆるマスカラタイプの毛染め用具とすることができる。
図10〜図13は、このマスカラタイプの毛染め用具の一例を示す図であり、この毛染め用具100は、染毛剤を収容する容器102を備えている。この毛染め用具においては、把持部112が容器102のキャップの役目を果たすもので、この把持部112すなわちキャップに塗布部114が(柄を介してであるが)取り付けられている。このタイプの毛染め用具100においては、キャップがなされたとき、塗布部が容器内の染毛剤に浸漬されるので、必然的に間隔保持支点部材116を塗布部114の先端に固定した構造のものは採用できない。
【0019】
この毛染め用具100においては、図13に示したようにキャップ(把持部112)の基部付近にネジ112a一体成形しておき、一方、間隔保持支点部材116のガイドバー116aの基部に開口116bを設け、この開口116bを上記キャップのネジ112a嵌合した状態で、上記ネジにナット116cを螺着し、これにより間隔保持支点部材116をキャップ(把持部112)に回動可能にとりつけている。
【0020】
以上の構造により、ガイドバー116aを上記ネジ112a周りに回動させることで、間隔保持支点部材116を、図10と図11に示した不作用位置と、図12に示した塗布部114前方(図では下方)の作用位置のいずれかに選択的に位置付けることができる。間隔保持支点部材116の不作用位置においては、キャップ(112)に図示したように溝118を設けておき、この溝118内に、間隔保持支点部材116が収容されるようにしてもよい。
上記のようなガイドバー付き間隔保持支点部材は、図14〜23に示したように、不作用位置においては、キャップに抱き合わせた状態としておき、作用位置においては、キャップに向きを変えて取り付けるようにしてもよい。
【0021】
図14〜18に示した毛染め用具120においては、ガイドバー126aの基部に、図9に示した場合と同様の割り環126bを設け、これにより図14、15に示したようにガイドバー126a付き間隔保持支点部材126をキャップ(122)に取り付けて不作用位置を取らせる一方、図17、図18に示したように、キャップに逆向きに取り付けて、塗布部124前方の作用位置を取らせる。なお、上記の図において、符号121は染毛剤を収容した容器を示す。
【0022】
図19〜23に示した毛染め用具130においては、キャップ132の基部に、ガイドバー136aの基部136bが、図において上下方向の両方向から挿入固定できる挿入固定部132aを設け、ガイドバー136a付き間隔保持支点部材136を図19と図20に示した不作用位置と、図22と図23に示した作用位置とを選択的に取らせるものである。なお、この例においては、ガイドバー136aの挿入長さを規定するためのストッパー136cを設けることが好ましい。上記の図において、符号131は染毛剤を収容した容器を、符号134は塗布部をそれぞれ示す。
ガイドバー付き間隔保持支点部材は、図24〜図26に示した態様(上記図14〜図18に示した態様に対応)や、図27〜図29に示した態様(上記図19〜図23に示した態様に対応)で、キャップではなく容器に抱き合わせる形態でもよい。
【0023】
第4実施例における以上の例においては、間隔保持支点部材を、塗布部の先端から該塗布部の長さ方向に所定の間隔Gをおいて配置されたものとして説明したが、間隔保持支点部材は、作用位置において塗布部の後端から所定の間隔離して配置できるようにしてもよい。
例えば、図14〜図18を参照して説明した例では、間隔保持支点部材を図30の(a)に符号126’で示した構造のものとし、ガイドバー126a’を短縮すれば、同(b)に示したように、これをキャップ122に取り付けることにより、間隔保持支点部材126’が、作用位置において塗布部114の後端から所定の間隔G離して配置される。
第4実施例の他の例においても、同様の簡単な変形により、上記と同様に、間隔保持支点部材を作用位置において、塗布部の後端側に配置させることができる。
【0024】
マスカラタイプの毛染め用具の場合には、間隔保持支点部材150の不作用位置を図31に示したようにキャップ(把持部)142内としてもよい。この場合、キャップ142の下端部に、間隔保持支点部材150を収容するための収容拡径部142aを設けても良い。図32に、このように間隔保持支点部材150が不作用位置にあるときのキャップ142を単独で示した。上記の収容拡径部142aは、最終(あるいは最初)間隔保持支点部材として用いることができる。
【0025】
このように、間隔保持支点部材150の不作用位置を図31に示したキャップ(把持部)142内とした場合は、間隔保持支点部材150やガイドバー116aが少々液で汚れた場合であっても、それらがキャップ142内に収納されるので、ハンドバッグ内等に入れたとき、ハンドバッグの内部や中に入っている物品を汚してしまうようなことがない。
【0026】
間隔保持支点部材150は、ガイドバー152を介して繰り出し機構160に連結されており、この繰り出し機構160により繰り出されて、図33、34に示されたような作用位置をとることができる。この繰り出し機構160の構造は、間隔保持支点部材150を不作用位置から作用位置に繰り出し、またその逆を行い、そして間隔保持支点部材150が作用位置にあるとき、支点としての作用を果たすことができる程度にその位置に固定できるものであればどのようなタイプのものであってもよいが、例えば、古くなった刃先を折り、新しい刃先を繰り出すタイプのナイフにおける繰り出し機構(第1繰り出し機構)、リップスティックにおける繰り出し機構(第2繰り出し機構)、ノック式ボールペンにおける繰り出し機構(第1繰り出し機構)等の繰り出し機構を好ましく用いることができる。
【0027】
図31に示した繰り出し機構160は、上記した第1繰り出し機構および第3繰り出し機構を組み合わせた構造を有している。この繰り出し機構160は、ガイドバー152の自由端(図31において、上端)に接触もしくは固定され、図32等に示したキャップ142の長手方向に設けた溝144に沿って移動できるようになっている操作部材162を備えている。基本的には、この操作部材162を、図32に示した状態からキャップ142の口元の方向に移動させれば、これに伴って間隔保持支点部材150も図32等において左方向に移動し、例えば図33、図34に示したような作用位置を取ることができる。
【0028】
作用位置の数等の選択は、塗布部のサイズ、形状、角度等のファクターに基づき任意に設けることができる。
【0029】
この繰り出し機構160においては、間隔保持支点部材150を図33および図34に示すような作用位置にある程度の力で保持するための保持機構(全体的には図示せず)が設けられている。この保持機構は、キャップ142の内筒146に上記溝144と並行に設けられ、間隔保持支点部材150の上記の2つの作用位置にあわせて2つの拡幅部146bおよび146cを備えた案内溝146aを備えている。保持機構は、操作部材162の案内溝146aに嵌合した部分等に設けられた山形のバネ位置決め部材(図示せず)を備えている。このバネ位置決め部材は、操作部材162の操作により、案内溝146aの狭幅部分を通っているときには、押しつぶされて案内溝146aを通過し、上記の拡幅部146b、146cに来たとき、突出回復してこの拡幅部に嵌合して、所定の力で操作部材162をその位置に保持するものである。この操作部材162の保持により、間隔保持支点部材150は、図33や図34に示したような作用位置に所定の力で保持されている。
【0030】
間隔保持支点部材150を上記の作用位置から移動させるには、上記所定の力以上の力で上記操作部材162を操作すれば、バネ位置決め部材が上記拡幅部から脱出し、移動できるようになっている。
【0031】
本繰り出し機構160においては、上記内筒146の内部にコイルスプリング164が設けられている。このスプリング164は、間隔保持支点部材150が作用位置に配置されているとき、操作部材162をキャップ142のエンド側に付勢するものであり、上記間隔保持支点部材150のキャップ142内への収納動作を行うとき、上記バネ位置決め部材が溝144の最下部(キャップ142のエンドに近い側)の拡幅部146bを通過させられると、このスプリング164の力により、間隔保持支点部材150を不作用位置に自動的に移動させるように操作部材162を図31において上方に移動させる。この移動の停止(すなわち、不作用位置への位置決め)は、図35において内筒146の上部に設けられたストッパー146dによって行われる。この不作用位置への移動を容易にするため、上記案内溝146aのストッパー146d側の部分146eは、上記拡幅部と同様幅が広げられていることが好ましい。
【0032】
第4実施例におけるようなマスカラタイプの毛染め用具の場合には、キャップである把持部から塗布部自体までの長さが長いので、実際の塗布の際に手がぶれて、作業がし難いと言う問題があるが、本例においては、間隔保持支点部材のガイドバーを把持部とすることもできるのでこのような手ぶれがなく、正確に毛染めを行うことができる。また、塗布部の柄の部分が長いので、柄に柔らかい材料を用いると、塗布作業中にこれが撓んでしまい、塗布作業がやりにくいと言う問題が生ずるおそれがあるが、間隔保持支点部材やガイドバーに塗布部の柄を支持する部分(例えば、間隔保持支点部材を円盤状にし、中心部にこの柄が通る開口を設けておき、円盤の内周で柄を支持する構造)を設けておけば、実質的な柄の長さが間隔保持支点部材からの長さになるため、柄が撓んでしまったりすることなく、正確に塗布作業が行えるようになる。以上の効果は、本毛染め用具をマスカラに用いた場合も同様である。従って、本毛染め用具は、マスカラ用としても用いることができる。
【0033】
以上のガイドバー付きの間隔保持支点部材の形状は、目的に沿うものであればどのような形状のものであってもよく、例えば図36の(a)〜(g)に示したような形状を取ることができる。また、ガイドバーの数も、目的に応じて、2本、3本、4本や、円筒状等とすることもできる。
【0034】
以上の間隔保持支点部材およびガイドバーは、非接着性のポリエチレン、PP等の材料で形成することが好ましい。これにより、たとえ使用中に間隔保持支点部材および/またはガイドバーが液(ウオータープルーフ液であったとしても)で汚れたとしても、簡単にディッシュペーパー等で拭き取ることができ、常に綺麗な状態に維持することができる。(なお、皮膚に付いたウオータープルーフ液は、専用のリムーバー等によらなければ拭き取ることができない。)
以上の構成の本発明による毛染め用具によれば、地肌を汚すことなく、的確に染毛剤を塗布することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による毛染め用具の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例の変形例の斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例の他の変形例の斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例の更に他の変形例の斜視図である。
【図5】塗布部の横断面形状の例を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例による毛染め用具の斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例の変形例の斜視図である。
【図8】本発明の第3実施例による毛染め用具の斜視図である。
【図9】本発明の第3実施例の変形例の斜視図である。
【図10】本発明の第4実施例による毛染め用具の正面図である。
【図11】図10に示した毛染め用具の側面図である。
【図12】図10に示した毛染め用具の使用状態(間隔保持支点部材の作用位置)を示す図である。
【図13】図10に示した毛染め用具の分解図である。
【図14】本発明の第4実施例の変形例による毛染め用具を示す図であり、(a)は正面図、(b)は線A−Aに沿う断面図である。
【図15】(a)は図14に示した毛染め用具の側面図、(b)は線B−Bに沿う断面図である。
【図16】図14に示した毛染め用具のガイドバー付き間隔保持支点部材を示す斜視図である。
【図17】図14に示した毛染め用具の使用状態(間隔保持支点部材の作用位置)を示す正面図である。
【図18】図14に示した毛染め用具の使用状態(間隔保持支点部材の作用位置)を示す側面図である。
【図19】本発明の第4実施例の他の変形例による毛染め用具を示す図であり、(a)は正面図、(b)は線C−Cに沿う断面図である。
【図20】(a)は図19に示した毛染め用具の側面図、(b)は線D−Dに沿う断面図である。
【図21】図19に示した毛染め用具のガイドバー付き間隔保持支点部材を示す斜視図である。
【図22】図19に示した毛染め用具の使用状態(間隔保持支点部材の作用位置)を示す正面図である。
【図23】図19に示した毛染め用具の使用状態(間隔保持支点部材の作用位置)を示す側面図である。
【図24】本発明の第4実施例の更に他の変形例による毛染め用具の容器部における正面図である。
【図25】図24に示した毛染め用具の側面図である。
【図26】図24に示した毛染め用具の使用状態(間隔保持支点部材の作用位置)を示す正面図である。
【図27】本発明の第4実施例の更に他の変形例による毛染め用具の容器部における正面図である。
【図28】図27に示した毛染め用具の側面図である。
【図29】図27に示した毛染め用具の使用状態(間隔保持支点部材の作用位置)を示す正面図である。
【図30】図14〜図18に示した毛染め用具の変形例を示す図であり、(a)はガイドバー付き間隔保持支点部材の変形例の斜視図、(b)はこの間隔保持支点部材をキャップに取り付けた状態で示した側面図である。
【図31】図14〜図18に示した毛染め用具の他の変形例を示す図である。
【図32】図31に示した毛染め用具において、間隔保持支点部材を不作用位置に配置した状態、すなわち見えない状態で示した斜視図である。
【図33】図31に示した毛染め用具において、間隔保持支点部材を1つの作用位置に配置した状態で示した斜視図である。
【図34】図31に示した毛染め用具において、間隔保持支点部材を他の作用位置に配置した状態で示した斜視図である。
【図35】図31に示した毛染め用具において、間隔保持支点部材の一部を構成するキャップの内筒をしめす図である。
【図36】間隔保持支点部材の形状例を示す図である。
【符号の説明】
10 毛染め用具
12 把持部
14 塗布部
16 間隔保持支点部材
T 所定高さ
G 間隔[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a hair dyeing tool.
[0002]
[Prior art]
In particular, for local dyeing, brushes, brushes, combs, hair brushes, and other special applicators are used, but the hairline and the like come in contact with the skin and become dirty.
In addition, even if the entire hair is dyed, the color of the hairline ground (color before dyeing) becomes noticeable in a row with an abnormal feeling after the day has passed.
Every time the ground color (original color) becomes prominent, the whole hair is dyed, which is very troublesome. If the original color starts to be noticeable, it is only necessary to apply only the noticeable part. However, since it is a hairline, applying it with an applicator, the more it is applied to the edge, the closer it gets to the skin and the more the skin gets wet. The distance between the applicator and the skin is measured only by the sense of the eyes with a mirror, but there is a problem that the application to the hairline cannot be applied successfully unless the skin is too close to get dirty.
[0003]
In order to solve such a problem, Japanese Utility Model Application Laid-Open No. 6-36424 proposes the following hairbrush. That is, the hairbrush disclosed in this publication includes a brush stand, a brush handle connected to the brush stand, and a plurality of brush teeth arranged upright on a lower surface of the brush stand substantially parallel to a long side, The plurality of brush dentitions include at least two-sided brush dentitions erected at both edges of the lower surface of the brush stand and a central brush dentition erected at the center. In a hairbrush that performs a hair makeup treatment by attaching hair cosmetics to two areas surrounded by a brush dentition and a central part brush dentition, in the brush dentition on the lower surface of the brush base. The tip of the brush teeth forming the central brush tooth row is more protruding than the other brush teeth.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 6-36424
[0005]
However, when such a hairbrush was actually created and hair dyed on the hairline, the hair dye adhered to the tips of the brush teeth of the central brush dentition during the hair dyeing. There is a problem that the hair dye adhered to the surface adheres to the ground. If the hair dye adheres to the skin in this way, it will dry out after a short period of time to wipe it off, requiring the use of alcohol or a special remover, which is very troublesome and troublesome. It is.
In view of such a problem, the present inventor performed hair dyeing by leaving only the brush tooth at the tip end in the longitudinal direction of the brush among the brush teeth of the central brush tooth row projecting from the other, Although the adhesion of the hair dye to the scalp was reduced compared to the previous time, the adhesion of the hair dye to the scalp could not be completely prevented.
When the cause was studied diligently, the hair dye was scattered for a short distance during hair dyeing, and the scattered hair dye adhered to the tips of the brush teeth, or was applied to the hair by oblique application. It has been found that the applied hair dye adheres to the tips of the brush teeth and adheres to the ground. The present invention is based on this finding.
[0006]
By the way, among the hair dyeing tools, in particular, among the hair dyeing tools for partial dyeing, there are so-called mascara-type hair dyeing tools provided with a container containing a liquid hair dye therein. In such a hair dyeing tool, when the hair is not dyed, the application portion, which is a brush attached to the cap, is immersed in the hair dye in the container. The integrally formed protruding brush teeth cannot prevent the hair dye from adhering to the ground.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, an object of the present invention is to provide a hair dyeing tool that can almost completely prevent the hair dye from adhering to the ground during hair dyeing.
Another object of the present invention is to provide a so-called mascara-type hair dyeing device that can almost completely prevent the hair dye from adhering to the ground during hair dyeing.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The above object of the present invention is achieved by one of the following constitutions (1) to (6).
(1) a grip portion, provided at this tip, for applying a hair dye application action, and disposed at a predetermined distance from the tip or rear end of the coating portion in the longitudinal direction of the coating portion; It has a height higher than the height at the tip of the coating section, and is used to determine the relative angle or interval between the coating section and the surface of the hair dyer in a state of being in contact with the skin of the hair dyer. A hair dyeing tool comprising a distance maintaining fulcrum member.
(2) A hair dyeing tool used together with a container containing a hair dye, wherein a gripping portion also acting as a cap of the container is attached to the gripping portion, and the gripping portion is attached to the container. Sometimes, an application section inserted into the container for performing a hair dye application operation, and an application section arranged at a predetermined distance in a longitudinal direction of the application section from a front end or a rear end of the application section, Having a height higher than the height at the tip of the hair dyer, and used in determining the relative angle or interval between the surface of the hair dyer's skin and the coating portion in a state of being in contact with the hair dyer's skin. An interval maintaining fulcrum member, and the interval maintaining fulcrum member can be detached from the operating position which is arranged at a predetermined distance from a front end or a rear end of the application section in a longitudinal direction of the application section. A hair dyeing tool characterized by the following.
(3) A hair dyeing tool to be used together with a container containing a hair dye, wherein the holding portion also functions as a cap of the container, and is attached to the holding portion, and the holding portion is attached to the container. Sometimes, an application section inserted into the container for performing a hair dye application operation, and an application section arranged at a predetermined distance in a longitudinal direction of the application section from a front end or a rear end of the application section, Having a height higher than the height at the tip of the hair dyer, and used in determining the relative angle or interval between the surface of the hair dyer's skin and the coating portion in a state of being in contact with the hair dyer's skin. A distance maintaining fulcrum member, wherein the distance maintaining fulcrum member is separated from the leading end or the rear end of the application section by a predetermined distance in the longitudinal direction of the application section, and is separated from the operation position. Can be moved to and from the dead position Hair coloring tool, characterized in that it has become way.
(4) The hair dyeing tool according to (3), wherein the inoperative position is inside the grip portion. (5) The hair dyeing tool according to the above (3) or (4), wherein a plurality of the action positions are provided to facilitate the hair dyeing operation.
(6) The distance holding fulcrum member is supported by a support member connected to a feeding mechanism, and the distance holding fulcrum member is fed from the inactive position to the operating position by operating the feeding mechanism. The hair dyeing tool according to (4) or (5) above, wherein
The hair dyeing tool of the present invention can be used for both one-pack and two-pack hair dyes.
[0009]
[Action and Effect of the Invention]
In the hair dyeing tool of the present invention, the distance between the skin and the application part is measured with the sense of eyes and hands, and the distance between the application parts and the angle between the application parts are applied according to the deformation of the front and side angles and roundness of the application place. The distance holding fulcrum member provided at the tip can be easily set as a base point. By providing this spacing support member, the distance and angle from the skin can be clearly understood, so that the skin is not stained.
[0010]
When the space holding fulcrum member is brought into contact with the portion where the coating is applied, the space holding fulcrum member becomes a soiled space holding fulcrum. When the space holding fulcrum member is brought into contact with the skin next time, the skin is stained with the hair dye. Therefore, the interval holding fulcrum member is sequentially fed to a place where the coating is not performed and a place where the coating is not performed. In this sequential feeding, the application locations are sequentially fed, and the object can be achieved without contamination by the interval holding fulcrum member.
In addition, since the space holding fulcrum member in the hair dyeing tool of the present invention is provided at a predetermined distance from the tip of the application section as described above, the hair dye splashes or slightly obliquely applies during application of the hair dye. Occasionally, the hair dye does not adhere, so that the hair dye can be prevented from adhering to the spacing support member as much as possible.
Furthermore, in the hair dyeing tool of the present invention, the spacing holding fulcrum member is provided so as to be detachable from the operation position, so that the so-called mascara-type hair dyeing tool can also be provided with the spacing holding fulcrum member.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a hair dyeing tool according to a preferred embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
First embodiment
First, a hair dyeing tool according to a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
The
In the above example, the interval holding fulcrum member has been described as being arranged at a predetermined interval G in the longitudinal direction of the application section from the tip of the application section, but is shown in FIG. As described above, the space holding
[0012]
G is preferably 2 mm or more, particularly preferably 3 mm or more. If the gap G is less than the above value, the hair dye tends to adhere to the space holding
[0013]
In FIG. 1, a comb shape is shown as the
As shown in FIGS. 5A to 5E, the cross-sectional shape of the
[0014]
Second embodiment
In the first embodiment, the type in which the spacing holding fulcrum member is fixed to the application section is shown. However, as shown in FIGS. 6 and 7, the spacing holding fulcrum member is separated from the working position of the tip of the application section. You may be made to be able to make it.
The
[0015]
In the
[0016]
Third embodiment
The hair dyeing tool of the present invention may be of a type (so-called brush pen type) in which the gripping part is a hair dye container and the hair dye in this container is supplied to the application part by rotating or knocking a screw. it can.
In the case of the
[0017]
When the structure of the space holding fulcrum member is provided with the guide bar shown in FIG. 7, the space holding
[0018]
Fourth embodiment
The hair dyeing tool of the present invention can be a so-called mascara type hair dyeing tool used together with a container containing a hair dye.
FIGS. 10 to 13 are diagrams showing an example of this mascara-type hair dyeing tool. The
[0019]
In the
[0020]
By rotating the
As shown in FIGS. 14 to 23, the spacing support fulcrum member with the guide bar as described above is held in a state of being tied to the cap in the inoperative position, and is changed in direction and attached to the cap in the operative position. It may be.
[0021]
In the
[0022]
In the
The interval holding fulcrum member with the guide bar is provided in the modes shown in FIGS. 24 to 26 (corresponding to the modes shown in FIGS. 14 to 18) and the modes shown in FIGS. 27 to 29 (FIGS. 19 to 23). (Corresponding to the embodiment shown in (1)), and may be a form of tying to a container instead of a cap.
[0023]
In the above example of the fourth embodiment, the spacing holding fulcrum member has been described as being disposed at a predetermined interval G in the length direction of the coating portion from the tip of the coating portion. May be arranged so as to be separated from the rear end of the application section by a predetermined distance at the operation position.
For example, in the example described with reference to FIGS. 14 to 18, if the space holding fulcrum member has a structure indicated by
In another example of the fourth embodiment, the same simple deformation allows the spacing support member to be disposed at the operation position on the rear end side of the application section in the same manner as described above.
[0024]
In the case of a mascara-type hair dyeing tool, the inactive position of the spacing holding
[0025]
As described above, when the inactive position of the space holding
[0026]
The interval holding
[0027]
The
[0028]
Selection of the number of operation positions and the like can be arbitrarily provided based on factors such as the size, shape, and angle of the application section.
[0029]
The
[0030]
In order to move the interval holding
[0031]
In the
[0032]
In the case of a mascara-type hair dyeing tool as in the fourth embodiment, since the length from the grip portion serving as the cap to the application portion itself is long, the hand is shaken during actual application, making it difficult to work. However, in this example, since the guide bar of the interval holding fulcrum member can be used as a gripping portion, such a hand shake can be prevented, and hair dyeing can be performed accurately. In addition, since the handle portion of the coating portion is long, if a soft material is used for the handle, it may bend during the coating operation, causing a problem that the coating operation is difficult to perform. The bar may be provided with a portion for supporting the handle of the application portion (for example, a structure in which the space holding fulcrum member is formed in a disc shape, an opening through which the handle is provided in the center portion, and the handle is supported on the inner periphery of the disc). For example, since the substantial length of the handle is the length from the distance maintaining fulcrum member, the coating operation can be performed accurately without bending the handle. The above effects are the same when the present hair dyeing tool is used for mascara. Therefore, the present hair dyeing tool can also be used for mascara.
[0033]
The shape of the space holding fulcrum member with the guide bar described above may be any shape as long as it meets the purpose. For example, the shapes shown in FIGS. Can take. Further, the number of guide bars may be 2, 3, 4, or a cylindrical shape depending on the purpose.
[0034]
It is preferable that the above-mentioned interval holding fulcrum member and the guide bar are formed of a non-adhesive material such as polyethylene or PP. Thus, even if the spacing support member and / or the guide bar becomes dirty with liquid (even if it is a water-proof liquid) during use, it can be easily wiped off with a dish paper or the like, so that a clean state is always obtained. Can be maintained. (Note that the water-proof liquid attached to the skin cannot be wiped off without a special remover, etc.)
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to the hair dyeing tool of this invention of the above structure, a hair dye can be applied accurately, without soiling the ground.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a hair dyeing tool according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a modification of the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view of another modification of the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a perspective view of still another modification of the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing an example of a cross-sectional shape of a coating section.
FIG. 6 is a perspective view of a hair dyeing tool according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a perspective view of a modification of the second embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a perspective view of a hair dyeing tool according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a perspective view of a modification of the third embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a front view of a hair dyeing tool according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a side view of the hair dyeing tool shown in FIG.
12 is a diagram illustrating a use state of the hair dyeing tool illustrated in FIG. 10 (an operation position of a spacing holding fulcrum member).
FIG. 13 is an exploded view of the hair dyeing tool shown in FIG.
14A and 14B are views showing a hair dyeing tool according to a modification of the fourth embodiment of the present invention, wherein FIG. 14A is a front view, and FIG. 14B is a cross-sectional view along line AA.
15A is a side view of the hair dyeing tool shown in FIG. 14, and FIG. 15B is a cross-sectional view taken along line BB.
FIG. 16 is a perspective view showing a spacing fulcrum member with a guide bar of the hair dyeing tool shown in FIG. 14;
FIG. 17 is a front view showing a use state of the hair dyeing tool shown in FIG. 14 (an operation position of a spacing support member).
FIG. 18 is a side view showing a use state of the hair dyeing tool shown in FIG. 14 (an operation position of a spacing support member).
FIG. 19 is a view showing a hair dyeing tool according to another modification of the fourth embodiment of the present invention, wherein (a) is a front view and (b) is a cross-sectional view along line CC.
20 (a) is a side view of the hair dyeing tool shown in FIG. 19, and FIG. 20 (b) is a cross-sectional view along line DD.
FIG. 21 is a perspective view showing a space holding fulcrum member with a guide bar of the hair dyeing tool shown in FIG. 19;
FIG. 22 is a front view showing a use state of the hair dyeing tool shown in FIG. 19 (an operation position of the spacing support member).
FIG. 23 is a side view showing a use state of the hair dyeing tool shown in FIG. 19 (an operation position of the spacing support member).
FIG. 24 is a front view of a container of a hair dyeing device according to still another modification of the fourth embodiment of the present invention.
FIG. 25 is a side view of the hair dyeing tool shown in FIG. 24.
FIG. 26 is a front view showing a use state of the hair dyeing tool shown in FIG. 24 (an operation position of a spacing support member).
FIG. 27 is a front view of a container of a hair dyeing tool according to still another modification of the fourth embodiment of the present invention.
FIG. 28 is a side view of the hair dyeing tool shown in FIG. 27.
FIG. 29 is a front view showing a use state of the hair dyeing tool shown in FIG. 27 (an operation position of a spacing support member).
FIGS. 30A and 30B are views showing a modification of the hair dyeing tool shown in FIGS. 14 to 18, wherein FIG. 30A is a perspective view of a modification of the spacing support fulcrum member with a guide bar, and FIG. FIG. 4 is a side view showing a state where the member is attached to a cap.
FIG. 31 is a view showing another modification of the hair dyeing tool shown in FIGS. 14 to 18.
FIG. 32 is a perspective view showing the hair dyeing tool shown in FIG. 31 in a state where the spacing holding fulcrum member is disposed at an inactive position, that is, in a state where it is not visible.
FIG. 33 is a perspective view showing the hair dyeing tool shown in FIG. 31 in a state where a spacing support member is arranged at one operating position.
FIG. 34 is a perspective view showing the hair dyeing tool shown in FIG. 31 in a state in which a spacing support member is arranged at another operation position.
FIG. 35 is a view showing the inner cylinder of the cap constituting a part of the spacing support member in the hair dyeing tool shown in FIG. 31.
FIG. 36 is a view showing an example of the shape of a spacing support member.
[Explanation of symbols]
10 Hair dyeing tool
12 gripper
14 mm coating section
16 ° spacing support member
T Specified height
G interval
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