JP2004105454A

JP2004105454A - Attaching device for toilet

Info

Publication number: JP2004105454A
Application number: JP2002271984A
Authority: JP
Inventors: Ryosuke Bando; 坂東　亮輔; Hiroyuki Masuda; 増田　裕行
Original assignee: Sugatsune Kogyo Co Ltd
Current assignee: Sugatsune Kogyo Co Ltd
Priority date: 2002-09-18
Filing date: 2002-09-18
Publication date: 2004-04-08
Anticipated expiration: 2022-09-18
Also published as: WO2004026095A1; AU2003261593A1; JP4278942B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an attaching device for a toilet bowl which can easily perform the attaching/detaching to/from a toilet main body, and in addition, can be manufactured at a low cost. <P>SOLUTION: A larger diameter part 31 of an attaching shaft 3, which protrudes from the toilet body B, is passed through the attaching hole 22 of a device body 2. A smaller diameter part 32 and an abutment part 33 of the attaching shaft 3 are made to project upward from the attaching hole 22 of the device body 2. On the upper surface 2a of the device body 2, a guide part 23 which houses the abutment part 33 inside is formed. The disc part 41 of a locking member 4 is rotatably inserted in the guide part 23. On the locking member 4, a through-hole 43 in/from which the smaller diameter part 32 and the abutment part 33 can be inserted/removed when the locking member 4 is rotated to a released position, and cannot be inserted/removed when the locking member 4 is rotated to a locked position is formed. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、便座又は便蓋を便器本体に回転可能に取り付けるための便器用取付装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、この種の取付装置は、便座又は便蓋がヒンジを介して回転可能に連結される装置本体と、この装置本体を便器本体に固定する固定手段とを有している。固定手段は、装置本体の下面に一体に設けられ、便器本体をその上面から下方に向って貫通する軸体と、この軸体の便器本体を貫通した下端部に螺合されたナットとから構成されており、ナットを締め付けることにより、装置本体が便器本体に固定され、ひいては便座又は便蓋が便器本体に装置本体を介して回転可能に取り付けられるようになっている（例えば、特許文献１参照。）。
【０００３】
また、他の従来例では、軸体が装置本体と別体であるボルトとして形成されている。このボルトは装置本体及び便器本体を上方から下方へ貫通しており、便器本体を貫通した下端部にはナットが螺合されている。そして、ボルトの頭部とナットとによって装置本体及び便器本体を挟持することにより、装置本体が便器本体に取り付けられるようになっている（例えば、特許文献２参照）。
【０００４】
さらに別の従来の取付装置は、受け部材と装置本体とを有している。受け部材は、その下面に便器本体を貫通するねじ軸が設けられており、便器本体を貫通したねじ軸の下端部に螺合したナットを締め付けることによって便器本体に固定されている。受け部材の一端部には、係合凹部が形成され、他端部には掛止片が形成されている。一方、装置本体の一端部には、受け部材の係合凹部に回動可能に係合する軸部が設けられ、装置本体の他端部には、掛止片に係脱可能に係合するレバーが設けられている。そして、軸部を係合凹部に係合させた状態で装置本体の他端部を下方へ回転させると、レバーが係止片に係合する。これにより、装置本体が便器本体に受け部材を介して固定されるようになっている（例えば、特許文献３参照）。
【０００５】
【特許文献１】
実公昭６３−８３１９号公報（第２頁、第３図）
【特許文献２】
実公平４−３８７９９号公報（第２頁、第５図）
【特許文献３】
実公平７−１５９号公報（第３頁、第４図）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
便器本体、便座及び便蓋を洗浄する場合には、それぞれを全体にわたって洗浄することができるようにするとともに、洗浄の効率を向上させるために、便座及び便蓋が便器本体から取り外される。便座及び便蓋の便器本体からの取り外しは、取付装置の装置本体を便器本体から取り外すことによって行われる。ところが、特許文献１，２に記載のものにおいて装置本体を便器本体から取り外す場合には、ナットをボルト又は軸体から外れるまで数回〜十数回回転させなければならず、取り外し作業に多大の手間を要するという問題があった。一方、特許文献３に記載のものにおいては、レバーを回動させるだけで受け部材に対する装置本体の係止状態を解除し、それによって装置本体を受け部材から取り外すことができるので、装置本体を容易に取り外すことができる。しかしその反面、構造が複雑で部品点数が多くなり、製造費が嵩むという問題があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、便器本体にその外面から一端部を突出させて固定される取付軸と、この取付軸が挿通される取付孔が形成されるとともに、便座及び便蓋の少なくとも一方がヒンジ手段を介して回転可能に連結される装置本体と、この装置本体と上記取付軸との間に設けられたロック部材とを備え、上記装置本体の取付孔から突出した上記取付軸の一端部には、その径方向に突出する当接部が形成され、この当接部が挿通可能であるように上記取付孔が形成され、上記ロック部材が、上記取付軸が上記取付孔から抜け出るのを許容する解除位置と、上記当接部に係合することによって上記取付軸が上記取付孔から抜け出るのを阻止するロック位置との間を変位可能とされていることを特徴としている。
この場合、上記ロック部材が上記装置本体の外面上に摺動可能に設けられ、上記ロック部材には、上記ロック位置に位置したときに上記当接部の上記装置本体側を向く面に押圧接触することにより、上記ロック部材を上記装置本体と上記当接部との両者に押圧して固定する押圧固定面が形成されていることが望ましい。上記ロック部材は、上記取付軸と平行に延びる回転軸線を中心として上記解除位置と上記ロック位置との間を回転変位可能に設けられていることが望ましい。上記装置本体の外面には、上記ロック部材の回転軸線を中心とする環状のガイド部が設けられ、このガイド部に上記ロック部材が回転可能に嵌合されていることが望ましい。
上記ロック部材には、これを上記回転軸線に沿って貫通し、かつ上記回転軸線を中心として周方向に延びる貫通孔が形成されており、上記回転軸線を中心とする周方向における上記貫通孔の一端部は、上記取付軸の上記当接部が形成された一端部が挿通可能とされ、上記貫通孔の残りの部分は、上記取付軸の上記当接部が形成された一端部が挿通不能とされるとともに、上記取付軸の上記当接部と上記装置本体との間の部分が上記貫通孔の長手方向へ相対移動可能とされ、上記ロック部材が上記解除位置に位置しているときには上記取付軸が上記貫通孔の一端部に挿通され、上記ロック部材が上記ロック位置に位置しているときには上記貫通孔の他端部に上記取付軸が位置し、上記貫通孔の他端部に隣接する上記ロック部材の上記当接部との対向面に上記押圧固定面が形成されていることが望ましい。上記ロック部材の上記当接部との対向面には、上記貫通孔の開口部を包含する収容凹部が上記貫通孔と同一円周上に形成されており、この収容凹部には上記当接部が収容凹部の長手方向へ移動可能に収容され、上記貫通孔の他端部に隣接する上記収容凹部の底面に上記押圧固定面が形成されていることが望ましい。上記収容凹部の底面には、上記貫通孔の一端側から他端側向って延び、上記押圧固定面に向って上り勾配をなす傾斜面が形成されていることが望ましい。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態について図１〜図６を参照して説明する。
図１は、この発明に係る便器用取付装置１，１′が用いられた便器Ａを示す。便器Ａは、床面（図示せず）上に固定される便器本体Ｂと、この便器本体Ｂの上面後部に取付装置１，１′を介してそれぞれの後端部が上下方向へ回転可能に支持された便座Ｃ及び便蓋Ｄを有している。
【０００９】
取付装置１，１′の装置本体２，２は、後述するようにして便器本体Ｂの上面後部に左右方向に離れて配置固定されている。装置本体２，２の互いに対向する側面には、互いの軸線を一致させて水平方向に延びる支持孔２１，２１がそれぞれ形成されている。各支持孔２１，２１には、ヒンジ装置（ヒンジ手段）Ｈ，Ｈの一端部がそれぞれ回転不能に挿入されている。ヒンジ装置Ｈは、次に述べる構造のものが採用されているが、他の構造を有するヒンジ装置又は単なる軸体を用いてもよい。
【００１０】
ヒンジ装置Ｈは、公知の構造を有しているので簡単に説明すると、有底円筒状をなすヒンジ本体Ｉと、このヒンジ本体Ｉに基端部が回転可能に挿入され、先端部がヒンジ本体の開口部から外部に突出したヒンジ軸Ｊとを有している。ヒンジ本体Ｉは、基端部（底部側の端部）が装置本体２の支持孔２１に回転不能に嵌合されている。各ヒンジ本体Ｉ，Ｉの先端部は、支持孔２１，２１から突出しており、便座Ｃの後端部に互いの軸線を一致させて設けられた連結筒部Ｃ１，Ｃ２にそれぞれ回転可能に挿入されている。これにより、便座Ｃが便器本体Ｂに上下方向へ回転可能に支持されている。なお、連結筒部Ｃ２には、取付装置１′に取り付けられたヒンジ装置Ｈのヒンジ軸Ｊが回転不能に嵌合されている。
【００１１】
便蓋Ｄの後端部には、連結筒部Ｄ１，Ｄ２が互いの軸線を一致させて設けられている。一方の連結筒部（図２において左側の連結筒部）Ｄ１には、取付装置１に支持されたヒンジ装置Ｈのヒンジ軸Ｊが回転不能に嵌合されている。他方の連結筒部Ｄ２には、便座Ｃの連結筒部Ｃ２の一端部が回転可能に嵌合されている。これにより、便蓋Ｄが便座Ｃと同一の回転軸線を中心として便器本体Ｂに上下方向へ回転可能に取り付けられている。
【００１２】
ヒンジ本体Ｉの内部には、ダンパ機構及びコイルばね等からなる回転付勢手段（いずれも図示せず）が設けられている。ダンパ機構は、便座Ｃ又は便蓋Ｄが開位置（図１に示す閉位置から上方へ１１０°程度回転した位置）側から閉位置側へ回転するのに伴ってヒンジ軸が一方向（便座Ｃ及び便蓋Ｄの回転方向と同一の方向）へ回転するときに、ヒンジ軸の回転速度を低速に規制する。したがって、便座Ｃ及び便蓋Ｄは、閉回転する際には低速で回転する。ダンパ機構は、ヒンジ軸が他方向へ回転するときにはその高速回転を許容する。したがって、便座Ｃ及び便蓋Ｄは、開回動時には高速で回転することができる。
【００１３】
一方のヒンジ装置Ｈのヒンジ本体Ｉに内蔵された回転付勢手段は、便座Ｃをヒンジ軸Ｊを介して上方へ付勢している。回転付勢手段の付勢力は、便座Ｃが閉位置から所定の角度だけ回転する間、例えば閉位置から７０°〜８０°だけ回転する間は便座Ｃの自重による回転モーメントより小さく、便座Ｃがそれより大きく回転すると便座Ｃの自重による回転モーメントより大きくなるように設定されている。したがって、便座Ｃは、閉位置からの所定の角度範囲に位置しているときには、自由に回転し得る状態にすると、自重により閉位置まで回転する。その一方、便座Ｃは、所定の角度範囲を越えているときには、回転付勢手段によって開位置まで自動的に開回転させられる。便蓋Ｄは、他方のヒンジ装置Ｈに内蔵された回転付勢手段により、便座Ｃと同様に挙動させられる。
【００１４】
次に、便器用取付装置１、１′について説明する。ただし、取付装置１′は、取付装置１に対して左右対称に構成されているので、取付装置１′については一方の取付装置１との関係において必要である構成のみを説明することとし、取付装置１と同様な構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【００１５】
図２〜図５に示すように、取付装置１は、上記装置本体２の他に取付軸３及びロック部材（係合部材）４を有している。取付軸３は、図５に示すように、断面円形の丸棒状をなしており、取付軸３の大部分を占める大径軸部３１と、この大径軸部３１の一端面に一体に連設された小径軸部３２と、この小径軸部３２の先端部外周面に一体に形成された環状の当接部３３とを有している。大径軸部３１、小径軸部３２及び当接部３３は、互いの軸線を一致させて形成されている。大径軸部３１と当接部３３とは、同一外径を有している。当接部３３の小径軸部３２側（下側）を向く下面３３ａは、取付軸３の軸線と直交する平面とされている。
【００１６】
図２に示すように、取付軸３は、その軸線を上下方向に向けて便器本体Ｂの上面の後端部左側に配置されている。取付装置１′の取付軸３は、取付装置１の取付軸３に対し、前後方向には同一位置に、左右方向には図２の右方向に離れて配置されている。取付軸３の大径軸部３１の基端部（下端部）は、便器本体Ｂに埋設固定されている。取付軸３は、便器本体Ｂに形成された貫通孔に挿脱可能に挿通した後、貫通孔から下方に突出した下端部にナットを螺合させて締め付けることにより、便器本体Ｂに着脱可能に取り付けるようにしてもよい。また、取付軸３は、便器本体Ｂの後部上面に取り付けることなく、後部側面に取り付けてもよい。ただし、取付軸３を便器本体Ｂのいずれの箇所に取り付ける場合であっても、ヒンジ装置Ｈが挿入される装置本体２、２の支持孔２１，２１については、便座Ｃ及び便蓋Ｄを上下方向へ回動させるために、互いの軸線を一致させて水平に形成する。
【００１７】
装置本体２は、図２及び図５に示すように、便器本体Ｂの水平面状をなす上面に載置されている。装置本体２には、その下面から上面までを上下に貫通する取付孔２２が形成されている。この取付孔２２には、その下端開口部から取付軸３の当接部３３及び小径軸部３２が順次挿通され、大径軸部３１が嵌合されている。これにより、装置本体２が水平方向へ移動不能になっている。しかも、装置本体２，２は、それぞれに便座Ｃ及び便蓋Ｄがヒンジ装置Ｈ，Ｈを介して連結されることにより、取付軸３を中心とする回転が阻止されている。取付孔２２が開口する装置本体２の上端面は、水平面になっており、大径軸部３１の上端面と同一平面上に位置するか、大径軸部３１の上端面より若干上側に位置している。したがって、小径軸部３２及び頭部３３だけが装置本体２の上面から上方へ突出している。強度的に許されるならば、当接部３３を除き取付軸３全体を小径軸部３２としてもよい。
【００１８】
図３〜図５に示すように、装置本体２の上面には、環状のガイド部２３が形成されている。このガイド部２３は、その軸線（ロック部材４の回転軸線）Ｌを上下方向に向けて形成されている。したがって、ガイド部２３の軸線Ｌは、取付孔２２の軸線と平行になっている。ガイド部２３は、その軸線Ｌが取付孔２２の軸線に対して取付孔２２の半径とほぼ等しい距離だけ離れるように配置されている。しかも、ガイド部２３は、それによって囲まれる範囲内に取付孔２２が開口するように、その内径が定められている。ガイド部２３によって囲まれる装置本体２の上面（以下、単に上面という。）２ａは、軸線Ｌと直交する平面になっている。したがって、上面２ａは、これと対向する当接部３３の下面３３ａと平行になっている。ガイド部２３には、その周方向に延びる切欠き部２３ａが形成されている。切欠き部２３ａは、軸線Ｌ及び取付軸３の軸線と直交する線が取付軸３側においてガイド部２３と交差する箇所からガイド部２３の正逆両周方向へほぼ等距離だけ延びている。換言すれば、軸線Ｌ及び取付軸３の軸線と直交する線が取付軸３側においてガイド部２３と交差する箇所が、ガイド部２３の周方向における中央になっている。ガイド部２３の周方向における切欠き部２３ａの長さは、ガイド部２３の半円より短く設定されている。
【００１９】
図３〜図５に示すように、上記ロック部材４は、円板部４１を有している。この円板部４１は、ガイド部２３の高さとほぼ同一の厚さと、ガイド部２３の内径とほぼ同一の外径とを有している。そして、ガイド部２３に回転可能に挿入されている。円板部４１の外周面には、操作杆４２が設けられている。操作杆４２は、切欠き部２３ａを通ってガイド部２３から外部に突出している。ガイド部２３から突出した操作杆４２の先端部を手で持ってガイド部２３の周方向へ移動させることにより、ロック部材４をガイド部２３の軸線Ｌを中心として回転させることができる。
【００２０】
円板部４１には、その下面から上面まで貫通する貫通孔４３が形成されている。この貫通孔４３は、軸線Ｌを中心とする円周上を周方向に延びている。貫通孔４３の一端部には、大径孔部４３ａが形成されている。この大径孔部４３ａは、当接部３３の外径と同一か若干大きい内径を有しており、当接部３３が挿通可能である。貫通孔４３の他端部は、大径孔部４３ａから軸線Ｌを中心として周方向に延びる長孔部４３ｂになっている。この長孔部４３ｂの幅（長孔部４３ｂの内周側の側面と外周側の側面との間隔）は、小径軸部３２の外径とほぼ同一か若干大きい寸法に設定されている。したがって、小径軸部３２は、長孔部４３ｂ内を周方向へ移動可能であるが、当接部３３は挿通不能になっている。長孔部４３ｂの先端部（大径孔部４３ａ側と逆側の端部）には、小径軸部３２の半径とほぼ同一の半径を有する半円部４３ｃが形成されている。この半円部４３ｃの内周面に小径軸部３２が突き当たることにより、長孔部４３ｂ側から大径孔部４３ａ側へのロック部材４の回転が阻止されている。このときのロック部材４の位置がロック位置である。逆に、大径孔部４３ａの内周面に当接部３３が突き当たることにより、大径孔部４３ａ側から長孔部４３ｂ側へのロック部材４の回転が阻止されている。このときのロック部材４の位置、つまり当接部３３が大径孔部４３ａに入り込んだときのロック部材４の位置が解除位置である。
【００２１】
円板部４１の上面には、収容凹部４４が形成されている。この収容凹部４４は、貫通孔４３と同一の円周上を周方向に延びている。収容凹部４４の幅（収容凹部４４の外周側の側面と内周側の側面との間隔）は、大径孔部４３ａの内径と同一に設定されている。収容凹部４４の周方向の長さは、貫通孔４３の長さと同一に設定されている。すなわち、収容凹部４４の両端部には、半円部４４ａ，４４ｂが形成されている。一方の半円部４４ａの中心は、貫通孔４３の大径孔部４３ａの中心と一致させられている。他方の半円部４４ｂの中心は、貫通孔４３の半円部４３ｃの中心と一致させられている。これにより、収容凹部４４の周方向の長さ（半円部４４ａ，４４ｂの各中心間の周方向長さ）が、貫通孔４３の周方向の長さ（大径孔部４３ａと半円部４３ｃとの各中心間の周方向長さ）と同一になっている。
【００２２】
収容凹部４４が上記のように構成された結果、収容凹部４４の半円部４４ａは、大径孔部４３ａのうちの長孔部４３ｂ側と逆側の半円部分と一致することになり、大径孔部４３ａの一部を構成する。したがって、取付軸３の当接部３３を貫通孔４３の大径孔部４３ａにその下端開口部から挿入すると、当接部３３は収容凹部４４の半円部４４ａ側の端部に入り込む。上記のように、当接部３３が大径孔部４３ａに入り込んだときがロック部材４の解除位置になっているから、ロック部材４を解除位置に位置させると、取付軸３の当接部３３が貫通孔４３（の大径孔部４３ａ）及び収容凹部４４に対して挿脱可能になる。
【００２３】
半円部４４ａは、大径孔部４３ａの一部をなすので底面を有していないが、収容凹部４４のうち半円部４４ａを除く他の部分は、貫通孔４３の周囲に沿って延びる底面４５を有している。したがって、ロック部材４を半円部４４ｂ側から半円部４４ａ側へ向う方向へ回転させて、取付軸３を大径孔部４３ａから長孔部４３ｂに相対移動させると、当接部３３が底面４５と対向する。この結果、装置本体２を上方へ移動させてその取付孔２２から取付軸３を下方へ抜き出そうとすると、当接部３３が底面４５に突き当たり、それよって脱出不能になる。
【００２４】
底面４５は、傾斜面４５ａと平坦面（押圧固定面）４５ｂとから構成されている。傾斜面４５ａは、収容凹部４４の外側の側面と半円部４４ａの内周面との接点部から収容凹部４４の外側の側面に沿って半円部４４ｂの若干手前の位置まで延びている。底面４５のうち傾斜面４５ａ以外の部分が平坦面４５ｂになっている。したがって、平坦面４５ａは、半円部４３ｃ全体に沿って延びるとともに半円部４３ｃから傾斜面４５ａまでの間の長孔部４３ｂに沿って延びている。この結果、平坦面４５ａの長さは、半円部４３ｃに対応する１／２円弧より長くなっている。
【００２５】
ガイド部２３内における装置本体２の上面（以下、単に上面という。）２ａから傾斜面４５ａまでの高さは、収容凹部４４の大径孔部４３ａ側の一端部において最も低く、そこから平坦面４５ｂまで漸次高くなっている。傾斜面４５ａの一端部における高さ（最も低い高さ）は、上面２ａから当接部３３の下面３３ａまでの距離より低く設定されている。したがって、大径孔部４３ａに当接部３３を挿入した状態でロック部材４を貫通孔４３の長孔部４３ｂ側から大径孔部４３ａ側へ回転移動させると、小径軸部３２が大径孔部４３ａから長孔部４３ｂ内に入り込むとともに、当接部３３が収容凹部４４の長孔部４３ｂに対応する部分内に入り込む。この状態では、装置本体２を上方させてその取付孔２１から取付軸３を下方へ抜き出そうとすると、当接部３３が収容凹部２３の底面４５に突き当たる。したがって、装置本体２を便器本体Ｂから取り外すことができなくなる。
【００２６】
図５及び図６に示すように、上面２ａからの平坦面４５ｂまでの高さは、上面２ａと当接部３３の下面３３ａとの間の距離と同一か僅かに大きく設定されている。したがって、平坦面４５ｂを当接部３３の下面に接触させると、ロック部材４が装置本体２の上面２ａと当接部３３の下面３３ａとによって挟持固定される。特に、小径軸部３２が貫通孔４３の半円部４３ｃの内周面に突き当たった位置（ロック位置）にロック部材４を回転させたときには、当接部３３の下面３３ａのうち半周以上（２／３円程度）が平坦面４５ｂに突き当たるので、当接部３３が平坦面４５ｂに突き当たった状態が安定して維持される。よって、ロック部材４はロック位置に安定して維持されることになり、装置本体２が取付軸３から上方へ抜け出ることが確実に阻止される。また、ロック部材４が当接部３３の下面３３ａと装置本体２の上面２ａとによって挟持固定される結果、装置本体２は当接部３３によりロック部材４を介して下方へ押圧され、便器本体Ｂの上面に押圧固定される。
なお、ロック部材４の円板部４１の上面から平坦面４５ｂまでの深さは、当接部３３の厚さより大きく設定されている。したがって、当接部３３全体が収容凹部４４内に入り込んでいる。
【００２７】
上記構成の取付装置１，１′を用いて便座Ｃ及び便蓋Ｄを便器本体Ｂに取り付ける場合には、図２に示すように、まず取付装置１、１′の装置本体２，２に便座Ｃ及び便蓋Ｄを取り付ける。この場合、便座Ｃと便蓋Ｄとをヒンジ装置Ｈ，Ｈを介して互いに回転可能に連結した後、各ヒンジ装置Ｈ，Ｈに装置本体２，２をそれぞれ取り付けてもよく、装置本体２，２にヒンジ装置Ｈ，Ｈを取り付けた後、各ヒンジ装置Ｈ，Ｈに便座Ｃ及び便蓋Ｄを取り付けてもよい。
【００２８】
その後、図３に示すように、装置本体２，２の各取付孔２２，２２にその下端開口部から取付軸３，３を挿入する。その後、取付孔２２の軸線に大径孔部４３ａの軸線を一致させた状態でロック部材４をガイド部２３内にその上方から挿入する。すると、取付軸３の当接部３３が大径孔部４３ａ内に入り込む。この手順に代え、取付孔２２の軸線に大径孔部４３ａの軸線を一致させた状態でロック部材４をガイド部２３に予め挿入しておいてもよい。換言すれば、ロック部材４を予め解除位置に位置させておいてもよい。そのようすれば、取付軸３を取付孔２２から大径孔部４３ａに続けて挿入することができるからである。なお、取付孔２２と大径孔部４３ａとの軸線を一致させてロック部材４を容易に解除位置に位置させるために、ロック部材が解除位置に位置したときには、操作杆４２が切欠き部２３ａの一方の側面（図３及び図４において下側の側面）２３ｂに突き当たるようにしておくのが望ましい。
【００２９】
次に、ロック部材４を収容凹部４４の半円部４４ｂ側から半円部４４ａ側へ向う方向（図３の矢印方向）へ回転させる。そして、図４に示すように、ロック部材４を小径軸部３２が半円部４４ｂの内周面に突き当たるロック位置まで回転させる。すると、当接部３３の下面３３ａが平坦面４５ｂに押圧接触する。このとき、平坦面４５ｂの手前に傾斜面４５ａが形成されているので、下面４４ａは、平坦面４５ｂに円滑に押圧接触する。当接部３３が平坦面４５ｂに押圧接触すると、装置本体２の上方への移動が当接部３３によりロック部材４を介して阻止されるとともに、装置本体２が便器本体Ｂの上面に押圧固定される。この結果、便座Ｃ及び便蓋Ｄが取付装置１，１′を介して便器本体Ｂに回転可能に取り付けられる。しかも、ロック部材４は、当接部３３と装置本体２とによって挟持固定されるので、ロック位置に安定して維持され、解除位置側へ移動することがない。よって、装置本体２も便器本体Ｂに安定して固定される。
【００３０】
便座Ｃ及び便蓋Ｄを便器本体Ｂから取り外す場合には、ロック部材４を図４に示すロック位置から図３に示す解除位置まで回転させる。この場合、当接部３３が大径孔部４３ａの内周面（半円部４４ａの内周面）に突き当たった位置が解除位置であるから、ロック部材４を容易に解除位置に回動させることができる。その後、装置本体２及びロック部材４を上方へ移動させて取付軸３から抜き出す。勿論、ロック部材４を取付軸３から抜き出した後、装置本体２を取付軸３から抜き出すようにしてもよい。装置本体２を取付軸３から抜き出すと、装置本体２と共に便座Ｃ及び便蓋Ｄが便器本体Ｂから取り外される。
【００３１】
上記のように、この便器用取付装置１においては、ロック部材４を半周弱だけ回転させるだけで装置本体２を便器本体Ｂに対して取り付け、取り外すことができ、ねじ機構のようにナットを数回転〜十数回転させる必要がない。よって、装置本体２を便器本体Ｂに対して容易に取り付け、取り外すことができ、ひいては便座Ｃ及び便蓋Ｄの便器本体Ｂに対する取付け、取外しを容易に行うことができる。
【００３２】
また、取付装置１が、装置本体２、取付軸３及びロック部材４の三つの部品を必須の構成とするだけあり、レバーを用いた従来の取付装置に比して構成点数を大幅に減らすことができる。したがって、製造費を低減することができる。
【００３３】
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、適宜変更可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、当接部３３を小径軸部３２の全周にわたって環状に形成しているが、当接部３３が平坦面４５ｂ全体に接触した状態でも平坦面４５ｂに対する当接部３３の接触部は、当接部３３全体の２／３程度であるから、当接部３３を環状に形成することなく、平坦面４５ｂに接触するのに十分な長さ、例えば２／３円程度の周方向長さを有するような形状にしてもよい。
また、上記の実施の形態においては、ロック部材４を取付軸３及び装置本体２に対して回転変位させているが、ロック部材４は装置本体２の外面に沿って直線変位させるようにしてもよい。その場合には、環状のガイド部２３に代え、取付軸３を間にして互いに平行に延びる一対のガイド部を装置本体２に形成するのがよい。勿論、ロック部材４を直線変位させる場合には、貫通孔４３及び収容凹部４４を、円弧状に形成することなく、直線状に形成する。
【００３４】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、便座及び便蓋を便器本体に回転可能に連結するための取付装置の装置本体を便器本体に対して容易に取り付け、取り外すことができ、ひいては便座及び便蓋の便器本体に対する取付け、取外しを容易に行う行うことができ、しかも部品点数を減らして製造費を低減することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に係る便器用取付装置が用いられた便器を示す斜視図である。
【図２】同便器の分解斜視図である。
【図３】この発明に係る便器用取付装置の一実施の形態を、ロック部材を解除位置に位置させた状態で示す平面図である。
【図４】同実施の形態を、ロック部材をロック位置に位置させた状態で示す平面図である。
【図５】図４のＸ−Ｘ線に沿う断面図である。
【図６】図４のＹ−Ｙ線に沿う断面図である。
【符号の説明】
Ａ　便器
Ｂ　便器本体
Ｃ　便座
Ｄ　便蓋
Ｌ　軸線（ロック部材の回転軸線）
Ｈ　ヒンジ装置（ヒンジ手段）
１　便器用取付装置
１′　便器用取付装置
２　装置本体
３　取付軸
４　ロック部材
２２　取付孔
３３　当接部
３３ａ　下面（当接部の装置本体側を向く面）
４５　貫通孔
４４　収容凹部
４５　（収容凹部の）底面
４５ａ　傾斜面
４５ｂ　平坦面（押圧固定面）[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a toilet mounting device for rotatably mounting a toilet seat or a toilet lid to a toilet body.
[0002]
[Prior art]
Generally, this type of attachment device has an apparatus main body to which a toilet seat or a toilet lid is rotatably connected via a hinge, and fixing means for fixing the apparatus main body to the toilet body. The fixing means is provided integrally with the lower surface of the apparatus main body, and comprises a shaft body penetrating the toilet body downward from the upper surface thereof, and a nut screwed to a lower end portion of the shaft body penetrating the toilet body. By tightening the nut, the apparatus main body is fixed to the toilet body, and the toilet seat or the toilet lid is rotatably attached to the toilet body via the apparatus main body (for example, see Patent Document 1). .).
[0003]
In another conventional example, the shaft body is formed as a bolt that is separate from the apparatus main body. The bolt penetrates the apparatus main body and the toilet main body from above to below, and a nut is screwed into a lower end portion penetrating the toilet main body. Then, the device main body and the toilet body are sandwiched between the head of the bolt and the nut, so that the device main body is attached to the toilet body (for example, see Patent Document 2).
[0004]
Yet another conventional mounting device has a receiving member and a device body. The receiving member is provided with a screw shaft that penetrates the toilet body on its lower surface, and is fixed to the toilet body by tightening a nut screwed into a lower end portion of the screw shaft that penetrates the toilet body. An engagement recess is formed at one end of the receiving member, and a hook piece is formed at the other end. On the other hand, at one end of the device main body, a shaft portion rotatably engaged with the engaging recess of the receiving member is provided, and at the other end of the device main body, it is detachably engaged with the engaging piece. A lever is provided. When the other end of the apparatus main body is rotated downward while the shaft is engaged with the engagement recess, the lever is engaged with the locking piece. Thereby, the apparatus main body is fixed to the toilet body via the receiving member (for example, see Patent Document 3).
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 63-8319 (page 2, FIG. 3)
[Patent Document 2]
Japanese Utility Model Publication No. 4-38799 (page 2, FIG. 5)
[Patent Document 3]
Japanese Utility Model Publication No. 7-159 (Page 3, Figure 4)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
When the toilet body, the toilet seat, and the toilet lid are to be washed, the toilet seat and the toilet lid are removed from the toilet body in order to be able to wash each of them as a whole and to improve the washing efficiency. The removal of the toilet seat and the toilet lid from the toilet body is performed by removing the device body of the mounting device from the toilet body. However, when the device body is detached from the toilet body in the ones described in Patent Literatures 1 and 2, the nut must be rotated several times to several tens of times until the nut comes off the bolt or the shaft body, which is a great deal of work. There was a problem that time was required. On the other hand, in the device described in Patent Document 3, the locked state of the apparatus main body with respect to the receiving member is released only by rotating the lever, and the apparatus main body can be detached from the receiving member. Can be removed. However, on the other hand, there is a problem that the structure is complicated, the number of parts is increased, and the manufacturing cost is increased.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made in order to solve the above-described problem, and has a mounting shaft formed by fixing one end portion of the toilet body by projecting one end from an outer surface thereof, and a mounting hole through which the mounting shaft is inserted. An apparatus main body to which at least one of a toilet seat and a toilet lid is rotatably connected via hinge means, and a lock member provided between the apparatus main body and the mounting shaft, and a mounting hole of the apparatus main body. At one end of the mounting shaft protruding from the mounting shaft, a contact portion is formed to protrude in the radial direction, and the mounting hole is formed so that the contact portion can be inserted. It is displaceable between a release position that allows the shaft to slip out of the mounting hole and a lock position that prevents the mounting shaft from slipping out of the mounting hole by engaging with the contact portion. Is characterized by
In this case, the lock member is slidably provided on the outer surface of the device main body, and the lock member has a pressing contact with a surface of the contact portion facing the device main body when the lock member is located at the lock position. Accordingly, it is preferable that a pressing and fixing surface for pressing and fixing the lock member to both the device body and the contact portion is formed. It is preferable that the lock member is provided so as to be rotationally displaceable between the release position and the lock position around a rotation axis extending parallel to the mounting shaft. It is preferable that an annular guide centered on the rotation axis of the lock member is provided on an outer surface of the apparatus main body, and the lock member is rotatably fitted to the guide portion.
The lock member has a through hole penetrating the lock member along the rotation axis, and extending in a circumferential direction around the rotation axis, and a through hole in the circumferential direction around the rotation axis. One end of the mounting shaft is provided with the one end where the contact portion is formed, and the other end of the through hole is not inserted with the one end of the mounting shaft where the contact portion is formed. And a portion of the mounting shaft between the contact portion and the device main body is relatively movable in a longitudinal direction of the through hole, and the lock member is located at the release position when the lock member is at the release position. When the mounting shaft is inserted into one end of the through hole and the lock member is located at the lock position, the mounting shaft is located at the other end of the through hole and is adjacent to the other end of the through hole. Between the lock member and the contact portion It is desirable that the pressing fixing surface is formed on the facing surfaces. On the surface of the lock member facing the contact portion, a receiving recess including an opening of the through hole is formed on the same circumference as the through hole. Is preferably movably accommodated in the longitudinal direction of the accommodation recess, and the pressing and fixing surface is formed on the bottom surface of the accommodation recess adjacent to the other end of the through hole. It is preferable that an inclined surface extending from one end to the other end of the through hole and forming an upward slope toward the pressing and fixing surface is formed on a bottom surface of the accommodation recess.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS.
FIG. 1 shows a toilet A in which the toilet mounting apparatus 1, 1 'according to the present invention is used. The toilet A has a toilet body B fixed on a floor surface (not shown), and a rear end portion of the toilet body B which is rotatable in a vertical direction via a mounting device 1, 1 ′ at a rear upper portion of the toilet body B. A toilet seat C and a toilet lid D are supported.
[0009]
The device main bodies 2 and 2 of the mounting devices 1 and 1 'are disposed and fixed to the rear of the upper surface of the toilet body B in the left-right direction as described later. Support holes 21 and 21 extending in the horizontal direction with their axes aligned are formed on the side surfaces of the device main bodies 2 and 2 facing each other. One end of a hinge device (hinge means) H is inserted into each of the support holes 21 and 21 in a non-rotatable manner. The hinge device H has the following structure, but a hinge device having another structure or a simple shaft may be used.
[0010]
Since the hinge device H has a known structure, it will be briefly described that the hinge body I has a cylindrical shape with a bottom, a base end is rotatably inserted into the hinge body I, and a tip end is a hinge body. And a hinge axis J protruding to the outside from the opening. The hinge main body I has its base end (bottom end) fitted non-rotatably into the support hole 21 of the apparatus main body 2. The distal ends of the hinge bodies I, I protrude from the support holes 21, 21, and are rotatably inserted into connecting tubular portions C 1, C 2 provided at the rear end of the toilet seat C with their axes aligned. Have been. Thus, the toilet seat C is supported by the toilet body B so as to be rotatable in the vertical direction. Note that the hinge shaft J of the hinge device H attached to the attachment device 1 'is non-rotatably fitted to the connecting cylinder portion C2.
[0011]
At the rear end of the toilet lid D, connecting cylinder portions D1 and D2 are provided with their axes aligned. A hinge shaft J of a hinge device H supported by the mounting device 1 is non-rotatably fitted to one of the connection cylinder portions (the left connection cylinder portion in FIG. 2) D1. One end of the connecting tubular portion C2 of the toilet seat C is rotatably fitted to the other connecting tubular portion D2. Thereby, the toilet lid D is attached to the toilet body B so as to be rotatable in the vertical direction about the same rotation axis as the toilet seat C.
[0012]
Inside the hinge main body I, a rotation urging means (neither is shown) including a damper mechanism and a coil spring is provided. The damper mechanism rotates the hinge shaft in one direction (toilet seat C) as the toilet seat C or the toilet lid D rotates from the open position (a position rotated upward by about 110 ° from the closed position shown in FIG. 1) to the closed position. And in the same direction as the rotation direction of the toilet lid D), the rotation speed of the hinge shaft is restricted to a low speed. Therefore, the toilet seat C and the toilet lid D rotate at a low speed when closing and rotating. The damper mechanism allows high-speed rotation when the hinge shaft rotates in the other direction. Therefore, the toilet seat C and the toilet lid D can rotate at a high speed during the opening rotation.
[0013]
The rotation urging means built in the hinge body I of the hinge device H urges the toilet seat C upward via the hinge axis J. The urging force of the rotation urging means is smaller than the rotational moment of the toilet seat C due to its own weight while the toilet seat C rotates by a predetermined angle from the closed position, for example, while the toilet seat C rotates by 70 ° to 80 ° from the closed position. It is set so that when the rotation is larger than that, the rotation moment due to the weight of the toilet seat C becomes larger. Therefore, when the toilet seat C is located in a predetermined angle range from the closed position, if it is freely rotatable, it will rotate to its closed position by its own weight. On the other hand, when the toilet seat C is out of the predetermined angle range, the toilet seat C is automatically opened and rotated to the open position by the rotation urging means. The toilet lid D is caused to behave similarly to the toilet seat C by the rotation urging means built in the other hinge device H.
[0014]
Next, the toilet mounting devices 1, 1 'will be described. However, since the mounting device 1 'is configured symmetrically with respect to the mounting device 1, only the configuration necessary for the mounting device 1' in relation to one mounting device 1 will be described. The same components as those of the device 1 are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
[0015]
As shown in FIGS. 2 to 5, the mounting device 1 has a mounting shaft 3 and a lock member (engaging member) 4 in addition to the device main body 2. As shown in FIG. 5, the mounting shaft 3 has a round bar shape having a circular cross section, and is integrally connected to a large-diameter shaft portion 31 occupying most of the mounting shaft 3 and one end surface of the large-diameter shaft portion 31. The small-diameter shaft portion 32 has an annular contact portion 33 integrally formed on the outer peripheral surface of the distal end portion of the small-diameter shaft portion 32. The large-diameter shaft portion 31, the small-diameter shaft portion 32, and the contact portion 33 are formed so that their axes are aligned with each other. The large diameter shaft portion 31 and the contact portion 33 have the same outer diameter. A lower surface 33 a of the contact portion 33 facing the small-diameter shaft portion 32 side (lower side) is a plane orthogonal to the axis of the mounting shaft 3.
[0016]
As shown in FIG. 2, the mounting shaft 3 is disposed on the left side of the rear end portion of the upper surface of the toilet body B with its axis oriented vertically. The mounting shaft 3 of the mounting device 1 ′ is arranged at the same position in the front-rear direction and the right side in FIG. 2 in the left-right direction with respect to the mounting shaft 3 of the mounting device 1. The base end (lower end) of the large-diameter shaft portion 31 of the mounting shaft 3 is embedded and fixed in the toilet body B. The mounting shaft 3 is detachably inserted into the toilet body B by being inserted into a through hole formed in the toilet body B so that it can be inserted and removed, and then screwing a nut to a lower end protruding downward from the through hole and tightening. You may make it attach. Further, the mounting shaft 3 may be attached to the rear side surface without being attached to the rear upper surface of the toilet body B. However, regardless of where the mounting shaft 3 is attached to the toilet body B, the toilet seat C and the toilet lid D are moved up and down with respect to the support holes 21 and 21 of the device bodies 2 and 2 into which the hinge device H is inserted. In order to rotate in the direction, they are formed horizontally with their axes aligned.
[0017]
As shown in FIGS. 2 and 5, the apparatus main body 2 is placed on the upper surface of the toilet body B that forms a horizontal plane. The apparatus main body 2 is formed with a mounting hole 22 penetrating vertically from the lower surface to the upper surface. The contact portion 33 of the mounting shaft 3 and the small-diameter shaft portion 32 are sequentially inserted into the mounting hole 22 from its lower end opening, and the large-diameter shaft portion 31 is fitted. As a result, the apparatus main body 2 cannot be moved in the horizontal direction. In addition, the device bodies 2 and 2 are prevented from rotating about the mounting shaft 3 by connecting the toilet seat C and the toilet lid D via the hinge devices H and H, respectively. The upper end surface of the apparatus main body 2 where the mounting hole 22 is opened is a horizontal plane, and is located on the same plane as the upper end surface of the large-diameter shaft portion 31 or slightly above the upper end surface of the large-diameter shaft portion 31. are doing. Therefore, only the small diameter shaft portion 32 and the head portion 33 protrude upward from the upper surface of the apparatus main body 2. If the strength is permissible, the entire mounting shaft 3 may be the small-diameter shaft portion 32 except for the contact portion 33.
[0018]
As shown in FIGS. 3 to 5, an annular guide portion 23 is formed on the upper surface of the apparatus main body 2. The guide portion 23 is formed with its axis (the rotation axis of the lock member 4) L directed vertically. Therefore, the axis L of the guide portion 23 is parallel to the axis of the mounting hole 22. The guide portion 23 is disposed such that its axis L is separated from the axis of the mounting hole 22 by a distance substantially equal to the radius of the mounting hole 22. Moreover, the inner diameter of the guide portion 23 is determined so that the mounting hole 22 is opened in a range surrounded by the guide portion 23. An upper surface (hereinafter simply referred to as “upper surface”) 2 a of the apparatus main body 2 surrounded by the guide portion 23 is a plane orthogonal to the axis L. Therefore, the upper surface 2a is parallel to the lower surface 33a of the contact portion 33 facing the upper surface 2a. The guide portion 23 has a notch 23a extending in the circumferential direction. The notch 23a extends from the point where a line perpendicular to the axis L and the axis of the mounting shaft 3 intersects the guide 23 on the mounting shaft 3 side by substantially the same distance in the forward and reverse circumferential directions of the guide 23. In other words, the point where the line perpendicular to the axis L and the axis of the mounting shaft 3 intersects the guide portion 23 on the mounting shaft 3 side is the center of the guide portion 23 in the circumferential direction. The length of the notch 23 a in the circumferential direction of the guide 23 is set shorter than the semicircle of the guide 23.
[0019]
As shown in FIGS. 3 to 5, the lock member 4 has a disk portion 41. The disk portion 41 has a thickness substantially equal to the height of the guide portion 23 and an outer diameter substantially equal to the inner diameter of the guide portion 23. And it is rotatably inserted in the guide part 23. An operation rod 42 is provided on the outer peripheral surface of the disk portion 41. The operating rod 42 projects outside from the guide part 23 through the notch part 23a. The lock member 4 can be rotated about the axis L of the guide portion 23 by holding the tip of the operating rod 42 protruding from the guide portion 23 and moving it in the circumferential direction of the guide portion 23 by hand.
[0020]
The disk portion 41 is formed with a through hole 43 penetrating from the lower surface to the upper surface. The through hole 43 extends in a circumferential direction on a circumference centered on the axis L. A large-diameter hole 43a is formed at one end of the through hole 43. The large-diameter hole 43a has an inner diameter that is the same as or slightly larger than the outer diameter of the contact portion 33, and the contact portion 33 can be inserted therethrough. The other end of the through hole 43 is an elongated hole 43b extending from the large diameter hole 43a in the circumferential direction around the axis L. The width of the long hole portion 43b (the distance between the inner peripheral side surface and the outer peripheral side surface of the long hole portion 43b) is set to be substantially the same as or slightly larger than the outer diameter of the small diameter shaft portion 32. Therefore, the small diameter shaft portion 32 can move in the circumferential direction in the long hole portion 43b, but the contact portion 33 cannot be inserted. A semi-circular portion 43c having a radius substantially equal to the radius of the small-diameter shaft portion 32 is formed at the tip of the long hole 43b (the end opposite to the large-diameter hole 43a). The rotation of the lock member 4 from the long hole portion 43b side to the large diameter hole portion 43a side is prevented by the small diameter shaft portion 32 abutting on the inner peripheral surface of the semicircular portion 43c. The position of the lock member 4 at this time is the lock position. Conversely, since the contact portion 33 abuts against the inner peripheral surface of the large-diameter hole 43a, the rotation of the lock member 4 from the large-diameter hole 43a to the long hole 43b is prevented. The position of the lock member 4 at this time, that is, the position of the lock member 4 when the contact portion 33 enters the large-diameter hole 43a is the release position.
[0021]
An accommodation recess 44 is formed on the upper surface of the disk portion 41. The accommodation recess 44 extends in the circumferential direction on the same circumference as the through hole 43. The width of the accommodating recess 44 (the distance between the outer peripheral side surface and the inner peripheral side surface of the accommodating concave portion 44) is set to be the same as the inner diameter of the large-diameter hole 43a. The circumferential length of the housing recess 44 is set to be the same as the length of the through hole 43. That is, semicircular portions 44a and 44b are formed at both ends of the accommodation concave portion 44. The center of one semicircular portion 44a is aligned with the center of the large-diameter hole portion 43a of the through hole 43. The center of the other semicircular portion 44b is aligned with the center of the semicircular portion 43c of the through hole 43. Thereby, the circumferential length of the housing recess 44 (the circumferential length between the centers of the semicircular portions 44a and 44b) is the circumferential length of the through hole 43 (the large-diameter hole portion 43a and the semicircular portion). 43c).
[0022]
As a result of the housing recess 44 being configured as described above, the semicircular portion 44a of the housing recess 44 coincides with the semicircular portion of the large-diameter hole 43a opposite to the long hole 43b side, It constitutes a part of the large-diameter hole 43a. Therefore, when the contact portion 33 of the mounting shaft 3 is inserted into the large-diameter hole portion 43a of the through hole 43 from the lower end opening, the contact portion 33 enters the end of the accommodation recess 44 on the side of the semicircular portion 44a. As described above, the release position of the lock member 4 is at the time when the contact portion 33 enters the large-diameter hole portion 43a. 33 can be inserted into and removed from (the large-diameter hole portion 43 a of) the through-hole 43 and the housing recess 44.
[0023]
The semicircular portion 44a does not have a bottom surface because it forms a part of the large-diameter hole portion 43a, but other portions of the housing recess 44 except the semicircular portion 44a extend along the periphery of the through hole 43. It has a bottom surface 45. Accordingly, when the lock member 4 is rotated in the direction from the semicircular portion 44b to the semicircular portion 44a and the mounting shaft 3 is relatively moved from the large-diameter hole 43a to the long hole 43b, the contact portion 33 is It faces the bottom surface 45. As a result, when the apparatus main body 2 is moved upward to attempt to pull out the mounting shaft 3 from the mounting hole 22, the contact portion 33 collides with the bottom surface 45, thereby making it impossible to escape.
[0024]
The bottom surface 45 is composed of an inclined surface 45a and a flat surface (a pressing and fixing surface) 45b. The inclined surface 45a extends from a contact point between the outer side surface of the housing concave portion 44 and the inner peripheral surface of the semicircular portion 44a to a position slightly before the semicircular portion 44b along the outer side surface of the housing concave portion 44. A portion of the bottom surface 45 other than the inclined surface 45a is a flat surface 45b. Therefore, the flat surface 45a extends along the entire semicircular portion 43c and extends along the elongated hole 43b between the semicircular portion 43c and the inclined surface 45a. As a result, the length of the flat surface 45a is longer than the half arc corresponding to the semicircular portion 43c.
[0025]
The height from the upper surface (hereinafter simply referred to as “upper surface”) 2 a of the apparatus main body 2 to the inclined surface 45 a in the guide portion 23 is the lowest at one end of the accommodating recess 44 on the side of the large-diameter hole 43 a, and the flat surface therefrom. It gradually increases to 45b. The height (the lowest height) at one end of the inclined surface 45a is set lower than the distance from the upper surface 2a to the lower surface 33a of the contact portion 33. Therefore, when the lock member 4 is rotationally moved from the long hole portion 43b side of the through hole 43 to the large diameter hole portion 43a with the contact portion 33 inserted into the large diameter hole portion 43a, the small diameter shaft portion 32 has a large diameter. The contact portion 33 enters the portion corresponding to the long hole portion 43b of the housing recess 44 while entering the long hole portion 43b from the hole portion 43a. In this state, when the apparatus main body 2 is moved upward and the mounting shaft 3 is to be pulled out from the mounting hole 21, the contact portion 33 abuts against the bottom surface 45 of the housing recess 23. Therefore, the apparatus main body 2 cannot be removed from the toilet body B.
[0026]
As shown in FIGS. 5 and 6, the height from the upper surface 2 a to the flat surface 45 b is set to be equal to or slightly larger than the distance between the upper surface 2 a and the lower surface 33 a of the contact portion 33. Therefore, when the flat surface 45 b is brought into contact with the lower surface of the contact portion 33, the lock member 4 is sandwiched and fixed between the upper surface 2 a of the device main body 2 and the lower surface 33 a of the contact portion 33. In particular, when the lock member 4 is rotated to a position (lock position) where the small-diameter shaft portion 32 abuts on the inner peripheral surface of the semicircular portion 43c of the through hole 43, the lower surface 33a of the contact portion 33 has more than half the circumference (2 (Approximately ３ circle) hits the flat surface 45b, so that the state in which the contact portion 33 hits the flat surface 45b is stably maintained. Therefore, the lock member 4 is stably maintained at the lock position, and the device main body 2 is reliably prevented from falling out of the mounting shaft 3 upward. Further, as a result of the lock member 4 being pinched and fixed by the lower surface 33a of the contact portion 33 and the upper surface 2a of the device main body 2, the device main body 2 is pressed downward by the contact portion 33 via the lock member 4, and the toilet body B is pressed and fixed to the upper surface.
The depth from the upper surface of the disk portion 41 of the lock member 4 to the flat surface 45b is set to be larger than the thickness of the contact portion 33. Therefore, the entire contact portion 33 enters into the accommodation recess 44.
[0027]
When the toilet seat C and the toilet lid D are mounted on the toilet body B using the mounting devices 1, 1 'having the above configuration, first, as shown in FIG. Attach C and toilet lid D. In this case, after the toilet seat C and the toilet lid D are rotatably connected to each other via the hinge devices H, H, the device bodies 2, 2 may be attached to the hinge devices H, H, respectively. After the hinge devices H, H are attached to 2, the toilet seat C and the toilet lid D may be attached to each hinge device H, H.
[0028]
Thereafter, as shown in FIG. 3, the mounting shafts 3, 3 are inserted into the mounting holes 22, 22 of the apparatus main bodies 2, 2 from the lower end openings thereof. Thereafter, the lock member 4 is inserted into the guide portion 23 from above with the axis of the large-diameter hole portion 43a aligned with the axis of the mounting hole 22. Then, the contact portion 33 of the mounting shaft 3 enters the large-diameter hole 43a. Instead of this procedure, the lock member 4 may be inserted into the guide portion 23 in advance with the axis of the large-diameter hole portion 43a aligned with the axis of the mounting hole 22. In other words, the lock member 4 may be located at the release position in advance. By doing so, the mounting shaft 3 can be continuously inserted from the mounting hole 22 into the large-diameter hole 43a. When the lock member is located at the release position so that the axis of the attachment hole 22 and the axis of the large-diameter hole portion 43a coincide with each other and the lock member 4 is easily located at the release position, the operating rod 42 is notched. It is desirable to make contact with one side surface (the lower side surface in FIGS. 3 and 4) 23b.
[0029]
Next, the lock member 4 is rotated in a direction (the direction of the arrow in FIG. 3) from the semicircular portion 44b side of the housing concave portion 44 toward the semicircular portion 44a side. Then, as shown in FIG. 4, the lock member 4 is rotated to a lock position where the small diameter shaft portion 32 abuts on the inner peripheral surface of the semicircular portion 44b. Then, the lower surface 33a of the contact portion 33 comes into pressure contact with the flat surface 45b. At this time, since the inclined surface 45a is formed before the flat surface 45b, the lower surface 44a smoothly presses and contacts the flat surface 45b. When the contact portion 33 is pressed against the flat surface 45b, the upward movement of the device main body 2 is prevented by the contact portion 33 via the lock member 4, and the device main body 2 is pressed and fixed to the upper surface of the toilet body B. Is done. As a result, the toilet seat C and the toilet lid D are rotatably attached to the toilet body B via the attachment devices 1 and 1 '. Moreover, since the lock member 4 is sandwiched and fixed between the contact portion 33 and the apparatus main body 2, the lock member 4 is stably maintained at the lock position and does not move to the release position side. Therefore, the device main body 2 is also stably fixed to the toilet body B.
[0030]
When removing the toilet seat C and the toilet lid D from the toilet body B, the lock member 4 is rotated from the lock position shown in FIG. 4 to the release position shown in FIG. In this case, since the position where the contact portion 33 abuts on the inner peripheral surface of the large-diameter hole portion 43a (the inner peripheral surface of the semicircular portion 44a) is the release position, the lock member 4 is easily rotated to the release position. be able to. After that, the apparatus main body 2 and the lock member 4 are moved upward to be pulled out from the mounting shaft 3. Of course, after the lock member 4 is extracted from the mounting shaft 3, the device main body 2 may be extracted from the mounting shaft 3. When the device main body 2 is pulled out from the mounting shaft 3, the toilet seat C and the toilet lid D are removed from the toilet body B together with the device main body 2.
[0031]
As described above, in the toilet mounting apparatus 1, the apparatus main body 2 can be mounted on and removed from the toilet main body B only by rotating the lock member 4 by a little less than a half turn. There is no need to rotate to dozens or more. Therefore, the apparatus main body 2 can be easily attached to and detached from the toilet main body B, and the attachment and detachment of the toilet seat C and the toilet lid D to and from the toilet main body B can be easily performed.
[0032]
Further, the mounting device 1 has only three essential components, the device main body 2, the mounting shaft 3, and the lock member 4, and the number of components is significantly reduced as compared with the conventional mounting device using a lever. Can be. Therefore, manufacturing costs can be reduced.
[0033]
Note that the present invention is not limited to the above embodiment, and can be appropriately modified.
For example, in the above-described embodiment, the contact portion 33 is formed in an annular shape over the entire circumference of the small diameter shaft portion 32. However, even when the contact portion 33 is in contact with the entire flat surface 45b, the contact portion 33 contacts the flat surface 45b. Since the contact portion of the contact portion 33 is about 2/3 of the entire contact portion 33, the contact portion 33 does not have to be formed in an annular shape, but has a length sufficient to contact the flat surface 45b, for example, 2 /. A shape having a circumferential length of about three circles may be used.
Further, in the above embodiment, the lock member 4 is rotationally displaced with respect to the mounting shaft 3 and the apparatus main body 2, but the lock member 4 may be linearly displaced along the outer surface of the apparatus main body 2. Good. In this case, it is preferable to form a pair of guide portions extending in parallel with each other with the mounting shaft 3 interposed therebetween, instead of the annular guide portion 23. Of course, when the lock member 4 is linearly displaced, the through hole 43 and the accommodation concave portion 44 are formed in a straight line without being formed in an arc shape.
[0034]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the device main body of the mounting device for rotatably connecting the toilet seat and the toilet lid to the toilet body can be easily attached to and detached from the toilet body. The effect that the toilet lid can be easily attached to and detached from the toilet body, and that the number of parts can be reduced and the manufacturing cost can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a toilet in which a toilet mounting apparatus according to the present invention is used.
FIG. 2 is an exploded perspective view of the toilet.
FIG. 3 is a plan view showing the embodiment of the toilet mounting apparatus according to the present invention in a state where a lock member is located at a release position.
FIG. 4 is a plan view showing the same embodiment in a state where a lock member is located at a lock position.
FIG. 5 is a sectional view taken along line XX of FIG. 4;
FIG. 6 is a sectional view taken along the line YY of FIG. 4;
[Explanation of symbols]
A toilet
B toilet body
C toilet seat
D Toilet lid
L axis (rotation axis of lock member)
H hinge device (hinge means)
1 Toilet mounting device
1 'Toilet mounting device
2 Main unit
3 Mounting shaft
4 Lock member
22 mounting holes
33 Contact part
33a Lower surface (surface facing the device body side of the contact part)
45 Through hole
44 accommodation recess
45 Bottom (of recess)
45a slope
45b Flat surface (pressing fixed surface)

Claims

A mounting shaft fixed to the toilet body with one end protruding from the outer surface thereof and a mounting hole through which the mounting shaft is inserted are formed, and at least one of the toilet seat and the toilet lid is rotatable via hinge means. An apparatus main body to be connected, and a lock member provided between the apparatus main body and the mounting shaft,
At one end of the mounting shaft protruding from the mounting hole of the device main body, a contact portion is formed to protrude in the radial direction, and the mounting hole is formed so that the contact portion can be inserted. A lock member moves between a release position that allows the mounting shaft to slip out of the mounting hole and a lock position that prevents the mounting shaft from slipping out of the mounting hole by engaging with the contact portion. A mounting device for a toilet bowl, which is displaceable.

The lock member is slidably provided on an outer surface of the device main body, and the lock member comes into pressure contact with a surface of the contact portion facing the device main body side when located at the lock position. The urinal mounting device according to claim 1, wherein a pressing and fixing surface for pressing and fixing the lock member to both the device main body and the contact portion is formed.

The mounting device for a toilet bowl according to claim 2, wherein the lock member is provided so as to be rotationally displaceable between the release position and the lock position around a rotation axis extending parallel to the mounting shaft. .

4. The device according to claim 3, wherein an annular guide centered on a rotation axis of the lock member is provided on an outer surface of the apparatus main body, and the lock member is rotatably fitted to the guide portion. A mounting device for a toilet bowl according to Claim 1.

The lock member has a through hole penetrating the lock member along the rotation axis, and extending in a circumferential direction around the rotation axis, and a through hole in the circumferential direction around the rotation axis. One end of the mounting shaft is formed such that the one end of the mounting shaft where the contact portion is formed is insertable, and the other end of the through hole is not inserted of the one end of the mounting shaft where the contact portion is formed. And a portion of the mounting shaft between the contact portion and the device main body is relatively movable in a longitudinal direction of the through hole, and the lock member is located at the release position when the lock member is at the release position. When the mounting shaft is inserted into one end of the through hole and the lock member is located at the lock position, the mounting shaft is located at the other end of the through hole and is adjacent to the other end of the through hole. Between the lock member and the contact portion Toilet bowl fixture as claimed in claim 4, characterized in that it the pressing fixing surface is formed on facing surfaces.

On the surface of the lock member facing the contact portion, a receiving recess including an opening of the through hole is formed on the same circumference as the through hole. The toilet according to claim 5, wherein the housing is movably accommodated in the longitudinal direction of the housing recess, and the pressing and fixing surface is formed on a bottom surface of the housing recess adjacent to the other end of the through hole. Mounting device.

The inclined surface that extends from one end side of the through hole toward the other end side and forms an upward slope toward the pressing and fixing surface is formed on a bottom surface of the housing recess. Toilet mounting device.