JP2004102251A - Optical fiber connector plug, optical fiber connector plug frame, optical fiber connector plug holder and assembling method of the plug - Google Patents

Optical fiber connector plug, optical fiber connector plug frame, optical fiber connector plug holder and assembling method of the plug Download PDF

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JP2004102251A JP2003196897A JP2003196897A JP2004102251A JP 2004102251 A JP2004102251 A JP 2004102251A JP 2003196897 A JP2003196897 A JP 2003196897A JP 2003196897 A JP2003196897 A JP 2003196897A JP 2004102251 A JP2004102251 A JP 2004102251A
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plug
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connector plug
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Atsuhiro Terakura
寺倉　厚広
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Seikoh Giken Co Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an SC type optical fiber connector plug in which a ferrule, that fixes and supports one tip part side of an optical fiber, is supported inside and the ferrule is freely and rotationally positioned at an arbitrary angle in a stepless manner with respect to the plug without using a special tool. <P>SOLUTION: In an optical fiber connector plug 1, a ferrule FE1, that fixes and supports an optical fiber FB1, is freely supported inside and the plug 1 is made freely attachable and detachable to an SC type optical fiber connector adaptor AD1 that is used to optically connect the fiber FB1. The ferrule FE1 is supported by the plug 1 and positioned along a peripheral direction by a sleeve SV1. An index positioning means is provided to freely index position the ferrule FE1 by rotating it to an arbitrary angle about the axis core of the ferrule FE1 using an optical fiber connector plug holder 7 of the plug 1. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバコネクタに係り、特に、光ファイバの一端部側を固定支持したフェルールを、このフェルールの軸心を中心に任意の角度回転して、上記光ファイバのコアの光軸ずれを修正し、光の接続損失を少なくする光ファイバコネクタ用プラグ、光ファイバコネクタ用プラグフレーム及び光ファイバコネクタ用プラグホルダと、光ファイバコネクタ用プラグの組み立て方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
たとえば光伝送装置等の光ファイバ入出力部においては、上記装置の保守や運用に際し、光ファイバケーブルの接続や切り離しが必要であり、この接続や切り離しを容易に行うために、各種の光ファイバコネクタが使用されている。
【０００３】
次に、上記各種の光ファイバコネクタについて説明する。
【０００４】
まず、図６と図７の従来のＳＣ形光ファイバコネクタについて説明する。
【０００５】
上記従来のＳＣ形光ファイバコネクタは、「ＪＩＳ　Ｃ　５９７３」で規格化されたＦ０４形単心光ファイバコネクタである。
【０００６】
また、上記従来のＳＣ形光ファイバコネクタは、光ファイバＦＢ１の一端部側を固定支持したフェルールＦＥ１を内部に支持自在であって、上記光ファイバＦＢ１を他の光ファイバ等の光伝送装置に光接続するためのＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタ（図示せず）に着脱自在であるＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００と、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタとによって構成されている。
【０００７】
図６と図７とは、従来のＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の概略構成を示す断面図である。なお、図６は、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の軸方向の断面を示し、図７は、図６のＶＩＩＡ−ＶＩＩＢ断面を示している。また、理解を容易にするために、図７では、ツマミ１０２の表示を省略してある。
【０００８】
上記光ファイバＦＢ１の他端部側が延出している上記フェルールＦＥ１の基端部側ＦＥ２には、円筒状のフランジＦＬ１が一体的に設けられており、上記フランジＦＬ１の外周には、このフランジＦＬ１の回転（上記フェルールＦＥ１の軸を中心とした回転）を規制するための回転用溝ＦＬ２が設けられている。また、上記光ファイバＦＢ１の他端部側は、上記フランジＦＬ１を通り抜けて、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の基端部１００Ｂから外方に向かって延出している。
【０００９】
ここで、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００は、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタと係合して、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００を、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに取り付けるためのツマミ１０２を備えている。なお、上記ツマミ１０２は、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の外形を形成している。
【００１０】
また、上記ツマミ１０２の外周面には、突起３Ａ（図２（１）参照）が設けられており、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００が、ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに挿入される場合、この突起３Ａによって、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の軸を中心にして、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００がインデックス位置決めされる。
【００１１】
上記ツマミ１０２内であって、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の先端部１００Ａ側（上記他の光ファイバ側）には、光ファイバコネクタ用プラグフレーム１０４が、上記ツマミ１０２の長手方向に沿って、上記ツマミ１０２に一体的に設けられている。
【００１２】
光ファイバコネクタ用プラグフレーム１０４は、上記フェルールＦＥ１を収納自在な収納孔１０４Ａと、回転用溝ＦＬ２が設けられたフランジＦＬ１を収納自在であると共に、光ファイバコネクタ用プラグホルダ１０６の先端部側と嵌合自在な収納孔１０４Ｂとを備える。
【００１３】
ここで、光ファイバコネクタ用プラグフレーム１０４は、フェルールＦＥ１の軸が上記ツマミ１０２の長手方向に沿うように、上記フェルールＦＥ１を収納し、上記収納孔１０４Ａと上記収納孔１０４Ｂとの軸心が互いにほぼ一致し、上記収納孔１０４Ｂの内径は上記収納孔１０４Ａの最窄部分（上記収納孔１０４Ｂに隣接している部分）よりも内径が大きく構成されている。
【００１４】
上記収納孔１０４Ｂは、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の基端部１００Ｂ側に、上記収納孔１０４Ａと連通して設けられていることによって、上記収納孔１０４Ａと共に上記ツマミ１０２の長手方向に延びた貫通孔を形成している。
【００１５】
また、光ファイバコネクタ用プラグフレーム１０４は、上記収納孔１０４Ａと上記収納孔１０４Ｂとの間の段差をもって接続した部分であって、上記フランジＦＬ１と接触して、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の先端部１００Ａ側方向であって、上記フェルールＦＥ１の軸方向に、上記フェルールＦＥ１を位置決め自在な環状のフェルール軸方向位置決め部１０４Ｃを備えている。
【００１６】
上記収納孔１０４Ｂの内周面であって、上記収納孔１０４Ａ側の内周面には、これらの各収納孔１０４Ａ、１０４Ｂの中心軸方向に突出し、上記フランジＦＬ１の回転用溝ＦＬ２と係合し、上記フェルールＦＥ１の軸を中心にして、上記フェルールＦＥ１が回転できないように、上記フェルールＦＥ１をインデックス位置決めしている突起１０４Ｄが設けられている。
【００１７】
なお、上記突起１０４Ｄは、上記収納孔１０４Ｂの軸心に対して、上記収納孔１０４Ｂの円周上を４等分した位置に４つ設けられ、この上記突起１０４Ｄに係合自在な上記回転用溝ＦＬ２も、フランジＦＬ１の軸心に対して、このフランジＦＬ１の円周上を４等分した位置に４つ設けられているので、上記フェルールＦＥ１と上記フランジＦＬ１とを、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の軸心に対して、９０°ずつ角度を変えて配置することができる。
【００１８】
上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ１０６は、光ファイバコネクタ用プラグフレーム１０４の収納孔１０４Ｂと嵌合自在な嵌合部１０６Ａを先端部側に備えていると共に、上記先端部側で上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ１０６の軸方向に沿って設けられたバネ収納孔１０６Ｂと、このバネ収納孔１０６Ｂと連通して設けられて、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ１０６の軸方向に貫通する貫通孔１０６Ｃを備える。
【００１９】
また、上記バネ収納孔１０６Ｂの内径は上記貫通孔１０６Ｃの内径よりも大きく構成されており、上記バネ収納孔１０６Ｂと上記貫通孔１０６Ｃとの間の段差をもって接続された部分は、上記フェルールＦＥ１の上記フランジＦＬ１を上記フェルール軸方向位置決め部１０４Ｃに押圧付勢するための圧縮バネ１０８を押すための押圧部１０６Ｄを形成している。
【００２０】
そして、この押圧部１０６ＤとフランンジＦＬ１との間に設けられた上記圧縮バネ１０８が、光ファイバコネクタ用プラグフレーム１０４のフェルール軸方向位置決め部１０４Ｃに、フランジＦＬ１を接触させて押圧付勢している。
【００２１】
なお、上記バネ収納孔１０６Ｂと上記貫通孔１０６Ｃとで形成された貫通孔を、フェルールＦＥ１に固定支持された光ファイバＦＢ１の他端部側が通り、この光ファイバＦＢ１他端部側が、上述したように、ＳＣ形光ファイバコネクタのプラグ１００の基端部１００Ｂ側から、ＳＣ形光ファイバコネクタのプラグ１００の外方に延出している。
【００２２】
また、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ１０６は、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム１０４に挿入され、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ１０６に設けられている係合ツメ１０６Ｅが、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム１０４に設けられている係合孔１０４Ｅに係合して上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム１０４に一体的に固定されている。
【００２３】
上述のように構成されていることによって、ＳＣ形光ファイバコネクタのプラグ１００内には、上記フェルールＦＥ１の先端部側が上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の先端部１００Ａ側に位置し、上記フェルールＦＥ１の軸がＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の長手方向に沿うように、上記フェルールＦＥ１と上記フランジＦＬ１が設けられている。
【００２４】
また、上記フェルールＦＥ１とフランジＦＬ１とは、上述したように、上記フェルールＦＥ１の軸心を中心にして回転できないようになっている。一方、上記フェルールＦＥ１とフランジＦＬ１とは、図６に示す状態から、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の軸方向に、光ファイバコネクタ用プラグフレーム１０４に対して、僅かに移動できるようになっている。
【００２５】
すなわち、図６に示す状態では、フランジＦＬ１が圧縮バネ１０８で付勢され、フランジＦＬ１がフェルール軸方向位置決め部１０４Ｃに接触しているので、フェルールＦＥ１とフランジＦＬ１とが、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の基端部１００Ｂから先端部１００Ａに向かう方向には移動できないが、逆の方向（上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の先端部１００Ａから基端部１００Ｂに向かう方向）には、圧縮バネ１０８が圧縮されることによって移動できるようになっている。
【００２６】
また、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム１０４の収納孔１０４Ａの内径（最窄部の内径）は、フェルールＦＥ１の外径よりも僅かに大きく構成され、上記収納孔１０４Ｂの内径は、フランジＦＬ１外径よりも僅かに大きく構成されているので、フェルールＦＥ１とフランジＦＬ１とは、図６に示す状態において、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の長手方向に直角な平面に沿う方向に、僅かに移動自在になっている。
【００２７】
次に、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の構成のうちで、フェルールＦＥ１の他端部側に延出している光ファイバＦＢ１の光ファイバケーブルを保持している部分の構成について概説する。
【００２８】
光ファイバＦＢ１は、コアとこのコアを覆っているクラッドとによって構成され、光ファイバＦＢ１の外周には被覆がされ、この被覆の外側はケプラーで覆われ、さらに上記ケプラーの外側はシースによって被覆されて、光ファイバケーブルが形成されている。
【００２９】
ツマミ１０２内であって、光ファイバコネクタ用プラグホルダ１０６の基端部側（光ファイバＦＢ１が延出している側）の外周には、リング状のケプラーかしめリング１１０が設けられ、このケプラーかしめリング１１０の先端部側（光ファイバコネクタ用プラグホルダ１０６の外周に対応している側）をかしめることによって、上記ケプラーかしめリング１１０と上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ１０６の基端部側の外周との間に、上記光ファイバケーブルのケプラーを挟み込んで固定している。
【００３０】
また、ツマミ１０２内であって、ケプラーかしめリング１１０の基端部側の外周には、リング状のシースかしめリング１１２が設けられ、このシースかしめリング１１２をかしめることによって、上記シースかしめリング１１２と上記ケプラーかしめリング１１０の基端部側の外周との間に、上記光ファイバケーブルのシースを挟み込んで固定している。
【００３１】
また、ツマミ１０２内であって、上記ケプラーかしめリング１１０や上記シースかしめリング１１２の外周には、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の基端部１００Ｂ側から延出している光ファイバケーブルを覆って保護するためのフード１１４が設けられている。なお、上記フード１１４は、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の基端部１００Ｂから一定の距離だけ延出している。
【００３２】
そして、コアとこのコアを覆っているクラッドとによって形成された光ファイバＦＢ１がフェルールＦＥ１に設けられた貫通孔に挿入されて接着され、上記フェルールＦＥ１から上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ１０６の基端部との間は、上記被覆がされた光ファイバＦＢ１が延出しており、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ１０６の基端部から、上記ケプラーかしめリング１１０の基端部との間は、上記被覆がされてさらにケプラーで覆われた光ファイバＦＢ１が延出しており、上記ケプラーかしめリング１１０の基端部から上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の基端部１００Ｂ側に延出している光ファイバは、上記被覆がされ、ケプラーで覆われ、さらにシースが被覆された光ファイバケーブルになっている。
【００３３】
次に、上記フェルールＦＥ１やフランジＦＬ１と共に上記光ファイバケーブルの一端部側を、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００に組み付ける場合について説明する。
【００３４】
図５は、フェルールＦＥ１等と共に上記光ファイバケーブルの一端部側を、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００に組み付けるときの工程を示す図である。
【００３５】
なお、図５には、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００以外の工程も掲げられているが、ここでは、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００について説明する。また、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の工程は、図５の「ＳＣ形（現状）」と記載されている列に示されている。
【００３６】
まず、光ファイバケーブルの一端部から上記光ファイバケーブルに、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００を構成する各部品を相対的に挿入する。なお上記各部品は、フード１１４、シースかしめリング１１２、ケプラーかしめリング１１０、光ファイバコネクタ用プラグホルダ１０６、圧縮バネ１０８の順に挿入するものとする。
【００３７】
続いて、上記光ファイバケーブルの一端部側の前処理を行う。この前処理は、フェルールＦＥ１の貫通孔に挿入する裸光ファイバ（光ファイバＦＢ１）露出させる処理、フェルールＦＥ１の他端部側に延出している光ファイバケーブルを、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００が保持するために、たとえば、上記ケプラーかしめリング１１０によってかしめられるケプラーを露出させる等の処理で構成される。
【００３８】
次に、上記光ファイバＦＢ１の上記一端部側に、フランジＦＬ１、フェルールＦＥ１を順に相対的に挿入し、上記光ファイバＦＢ１の上記一端部側を、上記フェルールＦＥ１の貫通孔から僅かに延出させて、上記フェルールＦＥ１の貫通孔に挿入された裸光ファイバを上記フェルールＦＥ１に接着固定し、上記フランジＦＬ１を上記フェルールＦＥ１に接着固定し、さらに、上記フランジＦＬ１の貫通孔（図示せず）に挿入された上記光ファイバＦＢ１を上記フランジＦＬ１に接着固定する。
【００３９】
続いて、上記フェルールＦＥ１の貫通孔から僅かに延出している光ファイバＦＢ１の一端部側を切断し、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム１０４に、上記フェルールＦＥ１と上記フランジＦＬ１とを挿入し、光ファイバコネクタ用プラグホルダ１０６を、光ファイバコネクタ用プラグフレーム１０４の収納孔１０４Ｂに圧縮バネ１０８と共に挿入し、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ１０６、光ファイバコネクタ用プラグフレーム１０４、フェルールＦＥ１、フランジＦＬ１、圧縮バネ１０８とを組み立てる。
【００４０】
次に、ケプラーカシメリング１１０をかしめて、上記光ファイバケーブルのケプラーを保持固定し、シースかしめリング１１２をかしめて上記光ファイバケーブルのシースを保持固定し、フード１１４で、ケプラーカシメリング１１０とシースかしめリング１１２とを覆い、すなわち、フード１１４を、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００に取り付け、このフード１１４が取り付けられた光ファイバコネクタ用プラグホルダ１０６や光ファイバコネクタ用プラグフレーム１０４を、ツマミ１０２に挿入して固定する。
【００４１】
続いて、上記フェルールＦＥ１の端面（ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の先端部１００Ａ側に位置している端面）を、このフェルールＦＥ１の貫通孔に挿入されて接着固定された光ファイバＦＢ１の端面と共に研磨した後、この研磨した端面の検査を行う。
【００４２】
上記組み立てられたＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００を、ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタを備えた検査装置に取り付けて、光の接続状態を検査することによって、上記組み立てられたＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の性能検査を行う。なお、上記光ファイバＦＢ１のコアが、上記フェルールＦＥ１の中心からずれている（偏心している）ことによって、上記性能検査で良好な結果が得られない場合には、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム１０４に対して上記フェルールＦＥ１を、たとえば９０°回転させて、上記性能検査を再び実施する。
【００４３】
次に、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００を、ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに結合し（挿入して取り付け）、また、ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタから離脱する場合について概説する。
【００４４】
ＳＣ形光ファイバコネクタは、スライドロック構造によるプッシュオン形締結構造を採用することによって、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００をＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに押し込みまたは引き抜くだけで、結合、離脱ができるようになっており、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタを備えた光伝送装置への、光ファイバに接続や切り離しを行う際の操作性が良い。
【００４５】
すなわち、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００をＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに押し込むと、ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタ内のスリーブ（図示せず）の外周部側に設けられた係合ツメ（図示せず）が、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００のツマミ１０２によって押し広げられ、更に押し込むと、上記係合ツメが上記ツマミ１０２に設けられている突起（図示せず）に係合してロックし、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００が上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに結合される。
【００４６】
また、ツマミ１０２を把持して、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００を、ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタから引き抜こうとすると、ツマミ１０２がＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに対してスライドしながら、ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタの上記係合ツメを押し広げてロックを解除させ、更に引き抜くことで離脱ができる。
【００４７】
また、上記光ファイバコネクタは、軸方向に垂直な断面の形状が小さい矩形状なので、上記光伝送装置等内に高密度に実装することができる。
【００４８】
次に、従来のＦＣ形光ファイバコネクタについて説明する。
【００４９】
上記従来のＦＣ形光ファイバコネクタは、「ＪＩＳ　Ｃ　５９７０」で規格化されたＦ０３形単心光ファイバコネクタである。
【００５０】
上記従来のＦＣ形光ファイバコネクタは、光ファイバＦＢ１の一端部側を固定支持したフェルールＦＥ１を内部に支持自在であり、上記光ファイバＦＢ１を他の光ファイバ等の光伝送装置に光接続するためのＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタ（図示せず）に着脱自在なＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ２００と、上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタとによって構成されている。
【００５１】
図８と図９とは、従来のＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ２００の概略構成を示す断面図である。なお、図８は、ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ２００の軸方向の断面を示し、図９（１）は、図８のＩＸ（１）Ａ−ＩＸ（１）Ｂ断面を示し、図９（２）は、図８のＩＸ（２）Ａ−ＩＸ（２）Ｂ断面を示している。また、理解を容易にするために、図９（１）では、光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４、アダプタ・係合リングフレーム２５０のみを表示し、図９（２）では、光ファイバコネクタ用プラグホルダ２０６のみを表示してある。
【００５２】
ここで、ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ２００には、これを上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに結合するため、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００に設けられているツマミ１０２や光ファイバコネクタ用プラグフレーム１０４の代わりに、カップリングナット２０２や光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４が設けられ、さらに、光ファイバコネクタ用プラグホルダ２０６が、光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４と螺合することによって、光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４に一体的に設けられている点が、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００とは異なり、その他の点はＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００とほぼ同様に構成されている。
【００５３】
すなわち、ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ２００は、光ファイバコネクタ用プラグフレーム１０４とほぼ同様にフェルールＦＥ１やフランジＦＬ１を支持している円筒状の光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４を備え、この光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４の軸方向の中間部外周には、円周方向にほぼ等間隔に設けられたほぼ同形状の複数（図９（１）では６つ）の突出部２０４Ａが設けられている。
【００５４】
光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４の外周であって、上記突出部２０４ＡよりもＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ２００の先端部側（ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ２００がＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに結合された場合における上記アダプタ側）の外周には、リング状のアダプタ・フレーム係合リング２５０が係合しており、このアダプタ・フレーム係合リング２５０の軸方向の一端部側には、円周方向にほぼ等間隔に設けられたほぼ同形状の複数（図９（１）では６つ）の突出部２５０Ａが設けられている。
【００５５】
そして、上記アダプタ・フレーム係合リング２５０の上記各突出部２５０Ａと、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４の上記各突出部２０４Ａ同士の間に形成された各係合溝とが互いに噛み合い、また、上記アダプタ・フレーム係合リング２５０の上記各突出部２５０Ａ同士の間に形成された各係合溝と、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４の上記各突出部２０４Ａとが互いに噛み合って、上記アダプタ・フレーム係合リング２５０は、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４に対して回転できないようになっている。
【００５６】
また、上記アダプタ・フレーム係合リング２５０の他端部側には、上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに設けられた係合溝と係合自在な係合部２５０Ｂが設けられており、この係合部２５０Ｂが、上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに設けられた係合溝と係合することによって、ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ２００が上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに結合された場合、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４やこの光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４に保持されているフェルールＦＥ１が、上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに対して回転できないようになっている。
【００５７】
上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４の外周をＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ２００の先端部側で覆い、中央部に貫通孔を具備した円筒状のカップリングナット２０２は、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４と係合しているリング状の係合部２０２Ａを、軸方向中間部の内周面に備え、この係合部２０２Ａが、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４の上記各突出部２０４Ａよりも、ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ２００の基端部側に位置して、上記係合部２０２Ａが上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４の上記突出部２０４と接触することによって、カップリングナット２０２が、ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ２００の先端部側に抜け出さないようになっている。
【００５８】
また、カップリングナット２０２の先端部側（ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ２００の先端部側と同じ側）の内周には、ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタの螺合部と螺合自在な螺合部２０２Ｂが設けられており、上記各螺合部が互いに螺合することによって、ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ２００を上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに結合することができる。
【００５９】
光ファイバコネクタ用プラグホルダ２０６の軸方向の中間部には、図９（２）に示すように、光ファイバコネクタ用プラグホルダ２０６を上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４に螺合するときに光ファイバコネクタ用プラグホルダ２０６を回転させるためのスパナかけ２０６Ａが設けられている。なお、上記スパナかけ２０６Ａの円弧状の外周部の外径は、上記カップリングナット２０２の貫通孔の内径よりもわずかに小さく形成されている。
【００６０】
また、ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ２００の構成のうちで、フェルールＦＥ１の他端部側に延出している光ファイバＦＢ１の光ファイバケーブルを保持している部分は、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００とほぼ同様に構成されている。
【００６１】
次に、フェルールＦＥ１等と共に上記光ファイバケーブルの一端部側を、上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ２００に組み付ける場合について説明する。この場合の組み付け工程は、図５の「ＦＣ形（現状）」と記載されている列に示されている。
【００６２】
なお、上記光ファイバケーブル等を、上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ２００に組み付ける上記工程は、上記光ファイバケーブル等を上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００に組み付ける工程とほぼ同様である。
【００６３】
ただし、上記光ファイバＦＢ１のコアが、上記フェルールＦＥ１の中心からずれていることによって、上記性能検査で良好な結果が得られない場合には、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４の突出部２０４Ａと、上記アダプタ・係合リングフレーム２５０の突出部２５０Ａとの噛み合い状態をインデックスしてずらすことにより、上記光ファイバコネクタ用アダプタと、上記上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４との間の回転角度を、たとえば６０度づつ変えることによって、上記性能検査を再び実施する。
【００６４】
次に、ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ２００を、ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに結合し（挿入して取り付け）、また、ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタから離脱する場合について概説する。
【００６５】
ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００とは異なり、上記結合または離脱をする場合は、光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４と、アダプタ・係合リングフレーム２５０の係合部２５０Ｂとを、ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに挿入し係合した後、カップリングナット２０２の螺合部と、上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタの螺合部とを互いに螺合させて、または、互いの螺合状態を解除し、光ファイバコネクタ用プラグフレーム２０４と、アダプタ・係合リングフレーム２５０とを、上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに結合し、または上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタから離反させる。
【００６６】
次に、特公平４−６９３６９号公報に開示されている光ファイバコネクタについて説明する。
【００６７】
上記光ファイバコネクタは、上記ＳＣ形光ファイバコネクタや上記ＦＣ形光ファイバコネクタと同様に、光ファイバを他の光ファイバ等の光伝送装置に光接続するためのコネクタであり、光ファイバの一端部側を固定支持したフェルールを内部に支持自在であり、上記光ファイバを他の光ファイバ等の光伝送装置に光接続するための光ファイバコネクタ用アダプタに着脱自在な光ファイバコネクタ用プラグと、上記光ファイバコネクタ用アダプタとによって構成されている。
【００６８】
なお、上記光ファイバコネクタ用プラグと光ファイバコネクタ用アダプタとはバヨネット結合されている。また、光ファイバを保持している上記フェルールを、上記光ファイバコネクタ用プラグに対して、無段階にインデックス位置決めして保持できるようになっている。
【００６９】
そして、上記光ファイバのコアが、上記フェルールの中心からずれていることによって、性能検査で良好な結果が得られない場合には、上記光ファイバコネクタ用プラグに対して上記フェルールを無段階に任意の角度回転してインデクス位置決めを行って、再び上記性能検査を行い、光の接続損失が少なくなった状態で、上記光ファイバコネクタ用プラグに対する上記フェルールの回転角度位置を決定し保持する。
【００７０】
次に、特開２００２−６１７４号公報に開示されている光ファイバコネクタについて説明する。
【００７１】
この光ファイバコネクタは、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００と同様に、ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに着脱自在な光ファイバコネクタ用プラグを備え、この光ファイバコネクタ用プラグの光ファイバコネクタ用プラグプラグフレーム内には、この光ファイバコネクタ用プラグフレームに対して任意の角度回転自在なフランジ係合リングが設けられ、このフランジ係合リングには、フランジの回転用溝と係合自在な溝係合部が設けられている。
【００７２】
そして、上記フランジ係合リングの上記溝係合部を、フェルールのフランジの回転用溝に係合して、上記フランジ係合リングを回転し、上記フランジに一体的に設けられているフェルールに固定支持されている光ファイバを回転するようになっている。
【００７３】
この回転によって、上記フェルールに固定されている光ファイバの回転角度を自在に決定し、上記光ファイバコネクタ用プラグを上記光ファイバコネクタ用アダプタに接続した場合における光接続の接続効率を上げることができる。
【００７４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００では、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００に支持されている光ファイバＦＢ１を他の光ファイバ等に光接続したときに、光ファイバＦＢ１のコアが、フェルールＦＥ１の中心から僅かにずれていることによって、上記各光ファイバのコアの位置が互いにずれて接続損失が発生しても、従来のＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００では、上記フェルールＦＥ１と上記フランジＦＬ１とを、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の軸心に対して、９０°の回転角度単位で段階的にしか変更することができないので、上記回転角度の微調整が不可能であるという問題がある。
【００７５】
なお、上記回転角度の微調整が不可能であると、接続効率が良好な光接続をすることができない場合がある。
【００７６】
また、従来のＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ２００でも、ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ２００に対して、フェルールＦＥ１とフランジＦＬ１とを、６０°の角度単位で段階的にしか変更することができないので、上記回転角度の微調整が不可能であるという問題がある。
【００７７】
また、特公平４−６９３６９号公報に開示されている光ファイバコネクタでは、光ファイバコネクタ用プラグに対して、フェルールとフランジとを、任意の角度で無段階に変更することができるが、上記光ファイバコネクタ用プラグを光ファイバコネクタ用アダプタに結合するために、たとえばバヨネット結合方式を採用しているので、上記光ファイバコネクタ用プラグを特定の種類の光ファイバコネクタ用アダプタにしか結合することができず、したがって、ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタやＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタには結合することができないという問題がある。
【００７８】
また、特開２００２−６１７４号公報に開示されている光ファイバコネクタでは、光ファイバコネクタ用プラグに対して、フェルールとフランジとを、任意の角度で無段階に変更することができるが、上記フェルールと上記フランジとを回転させるために、光ファイバコネクタ用プラグフレーム内に、フランジ係合リングを設ける必要があり、そのために部品点数が増えており、また、上記フランジ係合リングを回転させるためには、上記光ファイバコネクタ用プラグフレームに開口部を設ける必要があり、上記フランジ係合リングを回転して上記フェルールと上記フランジとを回転させるためには、細い特殊な工具を上記開口部から挿入する必要があり、上記光ファイバコネクタ用プラグに対する上記フェルールと上記フランジとの間の回転角度を調整することが煩雑であるという問題がある。
【００７９】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、光ファイバの一端部側を固定支持したフェルールを内部に支持したＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグにおいて、特殊な工具を使用することなく、上記フェルールを上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグに対して任意角度無段階に回転位置決め自在であるＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ、および、このＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグを構成する光ファイバコネクタ用プラグフレーム、光ファイバコネクタ用プラグホルダを提供することを目的とする。
【００８０】
また、光ファイバの一端部側を固定支持したフェルールを内部に支持した光ファイバコネクタ用プラグの光ファイバコネクタ用プラグホルダにおいて、特殊な工具を使用することなく、上記フェルールを上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグに対して任意角度無段階に回転位置決め自在であると共に、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ、ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグのいずれにも共用することができる光ファイバコネクタ用プラグホルダを提供することを目的とする。
【００８１】
【課題を解決するための手段】
請求項１に記載の本発明は、光ファイバの一端部側を固定支持したフェルールを内部に支持自在であり、上記光ファイバを光伝送装置に光接続するためのＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに着脱自在な光ファイバコネクタ用プラグにおいて、上記光ファイバコネクタ用プラグに支持され、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタのスリーブによって、周方向の位置決めがされているフェルールを、このフェルールの軸心を中心に、光ファイバコネクタ用プラグの光ファイバコネクタ用プラグホルダを用いて、任意の角度回転してインデックス位置決め自在のインデックス位置決め手段を有する光ファイバコネクタ用プラグである。
【００８２】
請求項２に記載の本初系は、請求項１に記載の光ファイバコネクタ用プラグにおいて、上記光ファイバの他端部側が延出している上記フェルールの基端部側には、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダの溝係合部と係合可能な回転用溝を外周に具備したフランジが一体的に設けられ、上記光ファイバコネクタ用プラグは、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタと係合して上記光ファイバコネクタ用プラグを上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに取り付けるためのツマミを備え、上記インデックス位置決め手段は、上記光ファイバコネクタ用プラグの先端部側で上記ツマミ内に一体的に設けられ、上記フェルールの先端部側が上記光ファイバコネクタ用プラグの先端部側になるように、上記フェルールと上記フランジとを回転自在に支持している光ファイバコネクタ用プラグフレームと、上記フランジの上記回転用溝に係合自在な上記溝係合部を備えると共に、上記光ファイバコネクタ用プラグフレームに螺合して、上記光ファイバコネクタ用プラグフレームに対して回転自在な上記光ファイバコネクタ用プラグホルダとを備え、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダを上記光ファイバコネクタ用プラグフレームに対して回転させることによって、上記フェルールを任意の角度回転してインデックス位置決め自在である光ファイバコネクタ用プラグである。
【００８３】
請求項３に記載の本発明は、ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタと着脱自在なＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグのツマミ内で、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグの先端部側に一体的に設けられる光ファイバコネクタ用プラグフレームにおいて、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグの先端部側で、上記ツマミの長手方向に沿って設けられ、光ファイバの一端部側を固定支持したフェルールの軸が上記ツマミの長手方向に沿うように、上記フェルールを収納自在な第１の収納孔と、上記第１の収納孔と軸心が互いにほぼ一致し、上記第１の収納孔よりも内径が大きく構成され、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグの基端部側に、上記第１の収納孔と連通して設けられていることによって、上記第１の収納孔と共に上記ツマミの長手方向に延びた貫通孔を形成し、光ファイバコネクタ用プラグホルダの溝係合部と係合自在な回転用溝を外周に具備して上記フェルールの基端部側に一体的に設けられたフランジを収納自在な第２の収納孔と、上記第１の収納孔と上記第２の収納孔との間の段差をもって接続した部分であって、上記フランジと接触して、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグの先端部側方向であって、上記フェルールの軸方向に、上記フェルールを位置決め自在な環状のフェルール軸方向位置決め部と、上記第２の収納孔の内周で、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグの基端部側に設けられ、上記フランジの回転用溝と係合自在な上記溝係合部を具備する上記光ファイバコネクタ用プラグホルダの螺合部と螺合自在な螺合部とを有する光ファイバコネクタ用プラグフレームである。
【００８４】
請求項４に記載の本発明は、ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタと着脱自在なＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグのツマミ内で、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグの先端部側に一体的に設けられる光ファイバコネクタ用プラグフレームであって、光ファイバの一端部側を固定支持したフェルールと、光ファイバコネクタ用プラグホルダの溝係合部と係合自在な回転用溝を外周に具備して上記フェルールの基端部側に一体的に設けられたフランジとを、上記フェルールの先端部側が上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグの先端部側に位置し、上記フェルールの軸が上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグのツマミの長手に沿うように収納自在な光ファイバコネクタ用プラグフレームに係合自在な光ファイバコネクタ用プラグホルダにおいて、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダの先端部側に設けられ、上記フランジの上記回転用溝と係合自在な溝係合部と、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダの基端部側の外周に設けられ、上記光ファイバコネクタ用プラグフレームと螺合自在な螺合部と、上記フェルールの基端部側に延出している上記光ファイバを通すために、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダの軸方向に設けられた貫通孔とを有し、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグのツマミ内に収納自在であると共に、ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタと係合自在なＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグにも共用可能である光ファイバコネクタ用プラグホルダである。
【００８５】
請求項５に記載の本発明は、光ファイバの一端部側を固定支持したフェルールを内部に支持し、上記光ファイバを光伝送装置に光接続するための光ファイバコネクタ用アダプタに着脱自在な光ファイバコネクタ用プラグの組み立て方法において、ＳＣ形光ファイバコネクタアダプタと係合自在な光ファイバコネクタ用プラグと、ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタと係合自在な光ファイバコネクタ用プラグとに共用可能な光ファイバコネクタ用プラグホルダを含む上記光ファイバコネクタ用プラグの各構成部品を、上記光ファイバの一端部から上記光ファイバに相対的に挿入する構成部品挿入工程と、上記光ファイバの一端部を上記フェールに挿入して接着固定する接着工程と、上記フェルールの端面を、上記光ファイバの端面と共に研磨するフェルール端面研磨工程と、上記研磨後に、光ファイバコネクタ用プラグフレームに上記フェルールと上記各構成部品とを挿入して組み立てる組み立て工程とを有する光ファイバコネクタ用プラグの組み立て方法である。
【００８６】
請求項６に記載の本発明は、請求項５に記載の光ファイバコネクタ用プラグの組み立て方法において、上記組み立て工程で組み立てられた光ファイバコネクタ用プラグフレームを、調芯用アダプタに挿入して取り付け、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダを任意の角度回転することによって、上記光ファイバを調芯した後、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダを上記光ファイバコネクタ用プラグフレームに対して固定する調芯固定工程とを有する光ファイバコネクタ用プラグの組み立て方法である。
【００８７】
請求項７に記載の本発明は、請求項６に記載の光ファイバコネクタ用プラグの組み立て方法において、上記光ファイバコネクタ用プラグは、ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに係合自在なプラグであり、上記光ファイバの調芯固定後、上記光ファイバコネクタ用プラグフレームを上記調芯用アダプタから取り外し上記ツマミに挿入して固定する挿入固定工程とを有する光ファイバコネクタ用プラグの組み立て方法である。
【００８８】
【発明の実施の形態】
［第１の実施の形態］
図１と図２とは、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の概略構成を示す断面図である。なお、図１は、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の軸方向の断面を示し、図２（１）は、図１のＩＩ（１）矢視図であり、図２（２）は、図１のＩＩ（２）Ａ−ＩＩ（２）Ｂ断面を示している。なお、理解を容易にするために、図２（２）では、ツマミ３の表示を省略してある。
【００８９】
本発明の第１の実施の形態に係るＳＣ形光ファイバコネクタは、光ファイバＦＢ１の一端部側を固定支持したフェルールＦＥ１を内部に支持自在であり、上記光ファイバＦＢ１を他の光ファイバ等の光伝送装置に光接続するためのＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタ（光ファイバコネクタ用アダプタ）ＡＤ１に着脱自在なＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１と、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ１とによって構成されている。
【００９０】
ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１は、このＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１に支持され、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ１のスリーブＳＶ１によって、周方向の位置決めがされているフェルールＦＥ１を、このフェルールＦＥ１の軸心を中心に、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の光ファイバコネクタ用プラグホルダ７を用いて、任意の角度回転してインデックス位置決め自在に構成されている点が、従来のＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００とは異なり、その他の点は、従来のＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００とほぼ同様に構成されている。
【００９１】
すなわち、上記光ファイバＦＢ１の他端部側が延出している上記フェルールＦＥ１の基端部側ＦＥ２には、円筒状のフランジＦＬ１が一体的に設けられており、上記フランジＦＬ１の外周には、このフランジＦＬ１を回転（上記フェルールＦＥ１の軸を中心とした回転）するための回転用溝ＦＬ２が設けられている。また、上記光ファイバＦＢ１の他端部側は、上記フランジＦＬ１を通り抜けて、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の基端部１Ｂから外方に向かって延出している。
【００９２】
ここで、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１は、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ１と係合して、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１を、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに取り付けるためのツマミ３を備えている。なお、上記ツマミ３は、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の外形を形成していると共に、従来のＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００のツマミ１０２と同様の形態である。
【００９３】
したがって、「ＪＩＳ　Ｃ　５９７３」で規格化されているＦ０４形単心光ファイバコネクタプラグのツマミを、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１にそのまま使用することができる。
【００９４】
また、上記ツマミ３の外周面には、突起３Ａが設けられており、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１が、ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ１に挿入される場合、この突起３Ａによってインデックス位置決めされる。
【００９５】
上記ツマミ３内であって、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の先端部１Ａ側（上記他の光ファイバ側）には、光ファイバコネクタ用プラグフレーム５が、上記ツマミ３の長手方向に沿って、上記ツマミ３に一体的に設けられている。
【００９６】
光ファイバコネクタ用プラグフレーム５は、上記フェルールＦＥ１を収納自在な収納孔５Ａと、回転用溝ＦＬ２が設けられたフランジＦＬ１を収納自在である収納孔５Ｂとを備えると共に、上記フェルールＦＥ１の先端部側が上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の先端部１Ａ側に位置し、上記フェルールＦＥ１の軸がＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の長手方向に沿うように、上記フェルールＦＥ１と上記フランジＦＬ１を内部で回転自在に支持している。
【００９７】
ここで、上記収納孔５Ａと上記収納孔５Ｂとの軸心が互いにほぼ一致し、上記収納孔５Ｂの内径は上記収納孔５Ａの最窄部分（上記収納孔５Ｂに隣接している部分）よりも内径が大きく構成されている。
【００９８】
上記収納孔５Ｂは、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の基端部１Ｂ側に、上記収納孔５Ａと連通して設けられていることによって、上記収納孔５Ａと共に上記ツマミ３の長手方向に延びた貫通孔を形成している。
【００９９】
また、光ファイバコネクタ用プラグフレーム５は、上記収納孔５Ａと上記収納孔５Ｂとの間の段差をもって接続した部分であって、上記フランジＦＬ１と接触して、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の先端部１Ａ側方向であって、上記フェルールＦＥ１の軸方向に、上記フェルールＦＥ１を位置決め自在な環状のフェルール軸方向位置決め部５Ｃを備えている。
【０１００】
光ファイバコネクタ用プラグホルダ７は、上記フランジＦＬ１の回転用ミゾＦＬ２に係合自在な溝係合部７Ａを先端部側に備えると共に、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム５の螺合部（上記収納孔５Ｂの内周で上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の基端部側に設けられている螺合部）５Ｄに螺合自在な螺合部７Ｂ、光ファイバコネクタ用プラグフレーム５に対して光ファイバコネクタ用プラグホルダ７を回転させるときに使用される把持部７Ｃを、上記先端部側から、光ファイバコネクタ用プラグホルダ７の基端部側方向に順に、光ファイバコネクタ用プラグホルダ７の外周に具備している。
【０１０１】
また、光ファイバコネクタ用プラグホルダ７は、上記先端部側で上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７の軸方向に沿って設けられたバネ収納孔７Ｄと、このバネ収納孔７Ｄと連通して設けられることによって、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７の軸方向に貫通する貫通孔を形成する貫通孔７Ｅとを備える。
【０１０２】
このように構成されていることによって、光ファイバコネクタ用プラグホルダ７は、中心部を軸方向に貫通する貫通孔を具備する円筒状に形成されている。
【０１０３】
また、上記バネ収納孔７Ｄの内径は上記貫通孔７Ｅの内径よりも大きく構成されており、上記バネ収納孔７Ｄと上記貫通孔７Ｅとの間の段差をもって接続された部分は、上記フェルールＦＥ１の上記フランジＦＬ１を上記フェルール軸方向位置決め部５Ｃに押圧付勢するための圧縮バネ９を押すための押圧部７Ｆを形成している。
【０１０４】
そして、この押圧部７ＦとフランンジＦＬ１との間に設けられた上記圧縮バネ９が、光ファイバコネクタ用プラグフレーム５のフェルール軸方向位置決め部５ＣにフランジＦＬ１を接触させて押圧付勢している。
【０１０５】
なお、上記バネ収納孔７Ｄと上記貫通孔７Ｅとで形成された上記貫通孔を、フェルールＦＥ１に固定支持された光ファイバＦＢ１の他端部側が通り、この他端部側が、上述したように、ＳＣ形光ファイバコネクタのプラグ１の基端部１Ｂ側から、ＳＣ形光ファイバコネクタのプラグ１の外方に延出している。
【０１０６】
また、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７は、この螺合部７Ｂが、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム５の螺合部５Ｄに螺合して、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム５に対して回転自在に支持されている。
【０１０７】
上述のように構成されていることによって、ＳＣ形光ファイバコネクタのプラグ１内には、上記フェルールＦＥ１の先端部側が上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の先端部１Ａ側に位置し、上記フェルールＦＥ１の軸がＳＣ形光ファイバコネクタのプラグ１の長手方向に沿うように、上記フェルールＦＥ１と上記フランジＦＬ１が設けられている。
【０１０８】
また、上記フェルールＦＥ１とフランジＦＬ１とは、このフェルールＦＥ１の軸心を中心にして回転可能である。一方、上記フェルールＦＥ１とフランジＦＬ１とは、図１に示す状態から、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の軸方向に、光ファイバコネクタ用プラグフレーム５に対して、僅かに移動できるようになっている。
【０１０９】
すなわち、図１に示す状態では、フランジＦＬ１が圧縮バネ９で付勢され、フランジＦＬ１がフェルール軸方向位置決め部５Ｃに接触しているので、フェルールＦＥ１とフランジＦＬ１とが、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の基端部１Ｂから先端部１Ａに向かう方向には移動できないようになっているが、逆の方向（上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の先端部１Ａから基端部１Ｂに向かう方向）には、圧縮バネ９が圧縮されることによって移動できるようになっている。
【０１１０】
また、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム５の収納孔５Ａの内径（最窄部の内径）は、フェルールＦＥ１の外径よりも僅かに大きく構成され、上記収納孔５Ｂの内径は、フランジＦＬ１外径よりも僅かに大きく構成されているので、フェルールＦＥ１とフランジＦＬ１とは、図１に示す状態において、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の長手方向に直角な平面に沿う方向に、僅かに移動自在になっている。
【０１１１】
なお、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の構成のうちで、フェルールＦＥ１の他端部側に延出している光ファイバＦＢ１の光ファイバケーブルを保持している部分の構成は、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００とほぼ同様である。
【０１１２】
次に、フェルールＦＥ１等と共に上記光ファイバケーブルの一端部側を、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１に組み付ける場合について、図５の発明の実施の形態の列を用いて説明する。
【０１１３】
上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１では、フェルールＦＥ１等と共に上記光ファイバケーブルの一端部側を上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１に組み付ける場合、フェルールＦＥ１の端面を研磨してから、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１を組み立てる点が、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００の場合とは異なる。
【０１１４】
すなわち、まず、光ファイバケーブル（光ファイバコード）の一端部から、上記光ファイバケーブルにＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１を構成する各部品を相対的に挿入する。なお上記各部品の挿入順序は、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００とほぼ同様な順序であり、フード１５、シースカシメリング１３、ケプラーカシメリング１１、光ファイバコネクタ用プラグホルダ７、バネ９の順である。
【０１１５】
続いて、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００とほぼ同様に、光ファイバケーブルの一端部側の前処理を行う。この前処理では、光ファイバコードのシース、ケプラーを所定の長さに切断し、所定の長さの心線（外形が０．９ｍｍの心線）の被覆を除去し、光ファイバのガラス部分を露出させる。
【０１１６】
そして、上記光ファイバの上記一端部へ、フランジＦＬ１と一体となったフェルールＦＥ１を挿入し、上記フェルールＦＥ１の貫通孔に挿入された裸光ファイバの上記フェルールＦＥ１への接着固定を行う。この接着固定は、フランジＦＬ１と一体となったフェルールＦＥ１に接着剤を注入した後、上記前処理を施した光ファイバコードについて、ガラスの部分がフェルールの内部にくるように挿入し、フェルールの先端より光ファイバのガラス部分が突出していることを確認して接着剤を硬化させる。
【０１１７】
そして、上記接着剤の硬化後、上記フェルールＦＥ１の貫通孔から延出（突出）している光ファイバＦＢ１の余分な一端部側の切断を行う。
【０１１８】
次に、上記フェルールＦＥ１の端面（フランジＦＬ１と反対側の端面）を、このフェルールＦＥ１の貫通孔に挿入されて接着固定された光ファイバＦＢ１の端面と共に、研磨冶具に取り付けて所定の手順で研磨した後、この研磨した端面の端面検査を行う。上記端面検査は、上記フェルールＦＥ１等の端面が一定の品質で研磨されているか否かを検査するためのものである。
【０１１９】
続いて、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム５に、上記フェルールＦＥ１と上記フランジＦＬ１とを挿入し、予め挿入してある光ファイバコネクタ用プラグホルダ７を、光ファイバコネクタ用プラグフレーム５の収納孔５Ｂに予め挿入してある圧縮バネ９と共に挿入し、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７、光ファイバコネクタ用プラグフレーム５、フェルールＦＥ１、フランジＦＬ１、圧縮バネ９とを組み立てる。なお、この際、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７は、光ファイバコネクタ用プラグフレーム５に螺合される。
【０１２０】
次に、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１００と同様に、ケプラーカシメリング１１をかしめて、光ファイバケーブルのケプラーを保持固定し、シースかしめリング１３をかしめて光ファイバケーブルのシースを保持固定し、フード１５で、ケプラーカシメリング１１、シースかしめリング１３を覆うように、フード１５をＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１に取り付ける。
【０１２１】
続いて、ツマミ３が取り付けられていない状態まで組み立てられた光ファイバコネクタ用プラグホルダ７や光ファイバコネクタ用プラグフレーム５を、調芯用アダプタ（図示せず）の他端に挿入して取り付ける。なお、上記調芯用アダプタは、この調芯用アダプタの片端に調芯マスターを取り付けて構成されてある。
【０１２２】
そして、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７や光ファイバコネクタ用プラグフレーム５に支持されているフェルールＦＥ１の光ファイバＦＢ１の調芯を、光ファイバコネクタ用プラグフレーム５に螺合している上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７を、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７の保持部７Ｃを回転させることによって行う。
【０１２３】
次に、フェルールＦＥ１の光ファイバＦＢ１の上記調芯について詳述する。
【０１２４】
上記調芯用アダプタは、アダプタＡＤ１と割りスリーブＳＶ１を備える。この割りスリーブＳＶ１は、光ファイバコネクタ用プラグフレーム５に支持されているフェルールＦＥ１の外周とほぼ同径か、僅かに小さな内径の孔を具備し、この孔の一端部側に上記フェルールＦＥ１を挿入することによって、上記フェルールＦＥ１の軸方向に垂直な方向で、上記フェルールＦＥ１を位置決めする。
【０１２５】
また、上記スリーブＳＶ１の孔の他端部側には、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム５に支持されている上記フェルールＦＥ１に固定支持されている光ファイバＦＢ１と光接続するための他の光ファイバが設けられている。なお、上記他の光ファイバも、たとえば、上記フェルールＦＥ１とは異なる他のフェルールに固定支持され、上記フェルールＦＥ１と同様に上記他のフェルールが上記スリーブＳＶ１に挿入されることによって、上記他の光ファイバが上記スリーブＳＶ１の他端部側に一体的に保持されている。したがって、上記他のフェルールや上記他の光ファイバは、上記スリーブＳＶ１に対して相対的に移動することができないようになっている。
【０１２６】
さらに、上記他の光ファイバは、上記他のフェルールの軸心に対して、所定の方向に僅かに偏心して固定されてある。
【０１２７】
また、上記調芯用アダプタは、上記ツマミ３が取り付けられていない状態（フェルールＦＥ１は保持している状態）まで組み立てられた光ファイバコネクタ用プラグホルダ７や光ファイバコネクタ用プラグフレーム５のうち、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム５の外周と係合して、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム５等を保持自在な支持部材（調芯マスター）を具備する。
【０１２８】
そして、上記ツマミ３が取り付けられていない状態まで組み立てられた光ファイバコネクタ用プラグホルダ７や光ファイバコネクタ用プラグフレーム５を、上記調芯用アダプタに結合すると、上記フェルールＦＥ１が、上記スリーブＳＶ１に挿入され、上記フェルールＦＥ１が固定支持している光ファイバＦＢ１が、上記他の光ファイバに光接続される。
【０１２９】
この光接続されている状態で、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７を、保持部７Ｃを用いて回転することによって、フェルールＦＥ１を回転させ、フェルールＦＥ１の光ファイバＦＢ１と他の光ファイバとの光接続状態が最も良好な回転位置を探し出し、この回転位置で、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７を上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム５に対して、一体的に固定する。
【０１３０】
すなわち、保持部７Ｃを、元の位置からある方向に１８０°回転し、さらに上記元の位置から−１８０°回転させて、光接続状態が最も良好な回転位置を探し出し、この回転位置で上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム５の接着剤注入孔より接着剤を注入し、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７と上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム５を一体的に固定する。なお、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７の上記保持部７Ｃは、上記調芯用アダプタの上記支持部材に覆われていないものとする。
【０１３１】
また、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７を上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム５に対して一体的に固定する場合、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７と上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム５の各螺合部５Ｂ、７Ｂに接着剤を流し込んで硬化させる他に、たとえばロックナットを用いてもよい。
【０１３２】
なお、上記調芯用アダプタにおける上記他の光ファイバの偏心方向を一定の方向にすることによって、上記調芯用アダプタを用いて調芯された、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１における光ファイバＦＢ１の偏心方向は、一定の方向になる。
【０１３３】
そして、上述のように調芯された光ファイバＦＢ１を保持したＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１を結合する光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ１における他の光ファイバの偏心方向を、上記調芯用アダプタの偏心方向とあわせておけば、上記調芯用アダプタで調芯したＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１を、上記調芯用アダプタと同方向に偏心した他の光ファイバを保持した他の光ファイバコネクタ用アダプタに結合しても、良好な光接続状態を維持することができる。
【０１３４】
次に、光ファイバＦＢ１の調芯がされた上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７や光ファイバコネクタ用プラグフレーム５を、上記調芯用アダプタから取り外し、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７や光ファイバコネクタ用プラグフレーム５をツマミ３に挿入して固定することによって、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１を組み立てる。
【０１３５】
次に、上記組み立てられたＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１を、性能検査用のマスターを使用し（性能検査用のマスターに取り付け）て、光の接続状態を検査し、この検査後、上記性能検査用のマスターから取り外す。
【０１３６】
上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１によれば、光ファイバコネクタ用プラグフレーム５に回転自在に螺合している光ファイバコネクタ用プラグホルダ７を用いて、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１が支持している光ファイバＦＢ１を、無段階に任意角度回転できるので、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１に対する上記光ファイバＦＢ１の回転角度の微調整が可能である。
【０１３７】
そして、上記光ファイバＦＢ１のコアが、上記光ファイバＦＢ１の一端部側を固定支持しているフェルールＦＥ１の中心軸から僅かにずれていても、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１に支持されている光ファイバＦＢ１を他の光ファイバに光接続したときに、上記各光ファイバのコアの位置が互いにずれることを極力防ぐことができ、上記光ファイバＦＢ１と上記他の光ファイバとの間を、良好な接続効率を保った状態で光接続をすることができる。
【０１３８】
また、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１によれば、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の外形を形成しているツマミ３が、従来のＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグのもの同様の構成であるので、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１を、ＪＩＳ　Ｃ　５９７３で規格化されたＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに結合することができ、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の汎用性が高くなっている。
【０１３９】
また、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１によれば、光ファイバコネクタ用プラグホルダ７に、光ファイバコネクタ用プラグフレーム５に対して光ファイバコネクタ用プラグホルダ７を回転するための把持部７Ｃが設けられているので、特殊な工具を使用することなく、オペレータが上記把持部７Ｃを把持して、光ファイバコネクタ用プラグフレーム５に対して光ファイバコネクタ用プラグホルダ７を回転することができる。
【０１４０】
そして、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１に対する上記光ファイバＦＢ１の回転角度の微調整を容易に行うことができる。
【０１４１】
また、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１によれば、光ファイバＦＢ１を固定支持しているフェルールＦＥ１に一体的に設けられたフランジＦＬ１を、光ファイバコネクタ用プラグホルダ７によって直接回転しているので、特開２００２−６１７４号公報に開示されている光ファイバコネクタのフランジ係合リングのような部品が不要になり、また、上記フランジ係合リングを回転させるための開口部を、光ファイバコネクタ用プラグフレームに設ける必要がなくなり、上記光ファイバコネクタ用プラグの構成が簡素化される。
【０１４２】
また、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１によれば、光ファイバＦＢ１をフェルールＦＥ１に接着固定してからフェルールＦＥ１の一端面を研磨し、この後、光ファイバコネクタ用プラグフレーム５や光ファイバコネクタ用プラグホルダ７等を組み立てているので、光ファイバＦＢ１をフェルールＦＥ１に、たとえば熱硬化性接着剤を用いて接着する場合、上記フェルールＦＥ１を加熱するために上記フェルールＦＥ１を収納するホルダを、他の形状の光ファイバコネクタ用プラグが支持するフェルールのホルダと共用することができ、また、上記フェルールＦＥ１の研磨において発生する微細な粉塵が、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１に混入するおそれを排除することができる。
【０１４３】
［第２の実施の形態］
図３と図４とは、ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ３１の概略構成を示す断面図である。なお、図３は、ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ３１の軸方向の断面を示し、図４（１）は、図３のＩＶ（１）矢視図であり、図４（２）は、図３のＩＶ（２）Ａ−ＩＶ（２）Ｂ断面を示している。
【０１４４】
ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ３１は、ＪＩＳ　Ｃ　５９７０」で規格化されたＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ３に着脱自在に構成されている点が、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１とは異なり、その他の点は、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１とほぼ同様に構成されている。
【０１４５】
すなわち、ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ３１では、上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ３に結合するために、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１に設けられているツマミ３や光ファイバコネクタ用プラグフレーム５の代わりに、カップリングナット３３や光ファイバコネクタ用プラグフレーム３５が設けられている点が、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１とは異なり、その他の点はＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１とほぼ同様に構成されている。
【０１４６】
ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ３１は、光ファイバコネクタ用プラグフレーム５とほぼ同様にフェルールＦＥ１やフランジＦＬ１を支持している円筒状の光ファイバコネクタ用プラグフレーム３５を備え、この光ファイバコネクタ用プラグフレーム３５は、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１の光ファイバコネクタ用プラグフレーム５と同様に、収納孔３５Ａ、収納孔３５Ｂ、フェルール軸方向位置決め部３５Ｃ、光ファイバコネクタ用プラグホルダ７の螺合部と互いに螺合する螺合部３５Ｆを備える。
【０１４７】
また、光ファイバコネクタ用プラグフレーム３５の先端部側（ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ３と結合する側）の外周には、ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ３の筒状の係合部ＡＤ３Ａに挿入されて係合される円筒状の係合部３５Ｅが設けられており、光ファイバコネクタ用プラグフレーム３５の軸方向の中間部には、上記係合部ＡＤ３Ａよりも外形の大きいフランジ３５Ｆが設けられている。なお、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム３５と、上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ３の筒状の上記係合部ＡＤ３Ａとが嵌合することによって、光ファイバコネクタ用プラグフレーム３５が、上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ３の方向へそれ以上移動できないようになっている。
【０１４８】
また、光ファイバコネクタ用プラグフレーム３５の先端部側（ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ３と結合する側）には、ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ３に設けられた係合溝と係合自在な係合部３５Ｄ（図４（１）参照）が設けられており、この係合部３５Ｄが、上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ３に設けられた係合溝と係合することによって、ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ３１が上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ１に結合された場合、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム３５やこの光ファイバコネクタ用プラグフレーム３５に保持されているフェルールＦＥ１が、上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ３に対して回転できないようになっている。
【０１４９】
上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム３５の外周をＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ３１の先端部側で覆い、中央部に貫通孔を具備した円筒状のカップリングナット３３は、光ファイバコネクタ用プラグ３１の基端部側の上記貫通孔内周に小径部分３３Ａを備え、この小径部分３３Ａの内径は、上記光ファイバコネクタ用プラグフレーム３５のフランジ３５Ｆの外形よりも小さく構成され、上記光ファイバコネクタ用プラグ３１の先端部側の上記貫通孔の内周には、ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ３の筒状の係合部ＡＤ３Ａの外周に設けられている螺合部と螺合自在な螺合部３３Ｂが形成されている。
【０１５０】
なお、カップリングナット３３は、光ファイバコネクタ用プラグホルダ７の把持部７Ｃを覆ってはいない。したがって、光ファイバＦＢ１を調芯する場合、上記把持部７Ｃを把持して、光ファイバコネクタ用プラグフレーム３５に対して光ファイバコネクタ用プラグホルダ７を回転することができる。また、回転位置決め後、上記螺合部に接着剤を供給することも容易にできる。
【０１５１】
上記光ファイバコネクタ用プラグ３１を上記光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ３に結合する場合には、螺合部３３Ｂが光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ３の上記螺合部に螺合すると共に、上記貫通孔の小径部分３３Ａがフランジ３５Ｆと接触し、光ファイバコネクタ用プラグフレーム３５を光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ３の方向に押し付ける。
【０１５２】
また、上記光ファイバコネクタ用プラグ３１を構成している上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７は、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１のものと同様に構成されている。
【０１５３】
ただし、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７の把持部７Ｃの外周には、リング状の係止部材１７が一体的に設けられている。この係止部材１７の外形は、カップリングナット３３の貫通孔の小径部分３３Ａの内径よりも大きく構成され、カップリングナット３３が上記光ファイバコネクタ用プラグ３１の基端部側に抜け出すことを防止している。
【０１５４】
なお、上記係止部材１７の外周の一部には切り欠き１７Ａが設けられており、この切り欠き１７Ａによって、係止部材１７は、「Ｃ」字状に形成されている。このように形成されていることにより、係止部材１７が容易に撓んで内径が容易に変化し、上記係止部材１７を、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７の把持部７Ｃの外周に嵌め込んで一体的に設ける作業が容易になる。なお、上記係止部材１７の外周切り欠き１７Ａを設けなくてもよい。
【０１５５】
次に、フェルールＦＥ１等と共に上記光ファイバケーブルの他端部側を、上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ３１に組み付ける場合について説明する。この場合の組み付け工程は、図５の「発明の実施の形態（ＦＣ形）」と記載されている列に示されている。
【０１５６】
なお、上記光ファイバケーブルを、上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ３１に組み付ける上記工程において、フェルールの端面研磨と端面検査までの工程は、上記光ファイバケーブルを上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１に組み付ける工程とほぼ同様である。
【０１５７】
そして、フェルールの端面検査終了後、係止部材１７を、光ファイバコネクタ用プラグホルダ７の把持部７Ｃの外周に嵌め込んで取り付け、カップリングナット３３を挿入した光ファイバコネクタ用プラグフレーム３５に、光ファイバを接着したフェルールＦＥ１、予め挿入したバネ９および光ファイバコネクタ用プラグホルダ７を取り付けて組み立てる。
【０１５８】
続いて、ケプラーカシメリング１１を光ファイバコネクタ用プラグホルダ７とかしめてケプラーを固定し、シースカシメリング１３をかしめて光ファイバコードのシースを保持固定し、ケプラーカシメリング１１とシースカシメリング１３とを覆うようにフード１５を取り付ける。
【０１５９】
次に、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１と同様に、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７や光ファイバコネクタ用プラグフレーム３５に支持されているフェルールＦＥ１の光ファイバＦＢ１の調芯を、光ファイバコネクタ用プラグフレーム５に螺合している上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７を、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダ７の保持部７Ｃを回転させることによって行う。
【０１６０】
なお上記調芯は、上記組み立てられた状態の光ファイバコネクタ用プラグホルダ７や光ファイバコネクタ用プラグフレーム３５を、調芯用アダプタ（図示せず）の他端挿入して取り付けて行う。なお、上記調芯用アダプタは、この調芯用アダプタの片端に調芯マスターを取り付けて構成されてある。
【０１６１】
続いて、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１と同様に、上記組み立てられたＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ３１を、性能検査用のマスターを使用し（性能検査用のマスターに取り付け）て、光の接続状態を検査し、この検査後、上記性能検査用のマスターから取り外す。
【０１６２】
次に、ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ３１を、ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタから離脱する場合について概説する。
【０１６３】
ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１とは異なり、上記結合または離脱をする場合は、光ファイバコネクタ用プラグフレーム３５を、係合部３５Ｄの位置を合わせて、ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ３挿入し係合した後、カップリングナット３３の螺合部と、上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ３の螺合部とを互いに螺合させて、または、互いの螺合状態を解除し、光ファイバコネクタ用プラグフレーム３５を、上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ３に結合しまたは上記ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタＡＤ３から離反させる。
【０１６４】
ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ３１によれば、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１とほぼ同様に構成されているので、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１とほぼ同様の効果を奏する。
【０１６５】
また、ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ３１を構成している光ファイバコネクタ用プラグホルダ７の保持部７Ｃの外形を、ＳＣ形光コネクタのツマミ３の挿入部の内径よりも小さくかつＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグフレーム５の螺合部５Ｄの内径よりも大きく構成することにより、光ファイバコネクタ用プラグホルダ７を、外径が小さいＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１のツマミ３内に設けることができ、光ファイバコネクタ用プラグホルダ７をＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１にも共用可能である。
【０１６６】
したがって、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ１、ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ３１を製作する場合の部品の種類を減少させて在庫の圧縮をはかることができ、また、光ファイバコネクタ用プラグホルダ７を量産することができ、製造コストを削減することができる。
【０１６７】
また、上記各実施の形態に係る光ファイバコネクタは、シングルモード型光ファイバやマルチモード型光ファイバだけでなく、偏波保持型光ファイバにも適用することができる。すなわち、上記各実施の形態に係る光ファイバコネクタで偏波保持型光ファイバを保持して接続する場合、偏波面の角度ずれを微調整することができ、安定した光学特性を得ることができる。
【０１６８】
【発明の効果】
本発明によれば、光ファイバの一端部側を固定支持したフェルールを内部に支持したＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグにおいて、特殊な工具を使用することなく、上記フェルールを上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグに対して任意角度無段階に回転位置決め自在であるという効果を奏する。
【０１６９】
また、本発明によれば、光ファイバの一端部側を固定支持したフェルールを内部に支持した光ファイバコネクタ用プラグの光ファイバコネクタ用プラグホルダにおいて、特殊な工具を使用することなく、上記フェルールを上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグに対して任意角度無段階に回転位置決め自在であると共に、ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ、ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグのいずれにも共用することができるという効果を奏する。
【０１７０】
さらに、本発明によれば、ＳＣ形光コネクタとＦＣ形光コネクタのいずれにおいても、共通の部品を用いて部品の挿入から、フェルールの端面研磨と端面検査までの工程を共通に行うことができるので、従来のようにＳＣ形光コネクタとＦＣ形光コネクタとを各々別工程で製造する必要がなく製造ロットを大きくすることができる。すなわち、部品の共通化、組み立て作業工程の共通化に加えて製造ロットを大きくすることができるので、部品コストを低減し、生産性を大幅に向上させることができる。
【０１７１】
また、本発明によれば、光ファイバコネクタ用プラグを組み立てる場合、この光ファイバコネクタ用プラグ内に収納されるフェルールの研磨において発生する微細な粉塵が、上記光ファイバコネクタ用プラグに混入するおそれを排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグの概略構成を示す断面図である。
【図２】ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグの概略構成を示す断面図である。
【図３】ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグの概略構成を示す断面図である。
【図４】ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグの概略構成を示す断面図である。
【図５】フェルール等と共に上記光ファイバケーブルの一端部側を、光ファイバコネクタ用プラグに組み付けるときの工程を示す図である。
【図６】従来のＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグの概略構成を示す断面図である。
【図７】従来のＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグの概略構成を示す断面図である。
【図８】従来のＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグの概略構成を示す断面図である。
【図９】従来のＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグの概略構成を示す断面図である。
【符号の説明】
１　ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグ
１Ａ　先端部
１Ｂ　基端部
３　ツマミ
５　光ファイバコネクタ用プラグフレーム
５Ａ、５Ｂ、３５Ａ、３５Ｂ　収納孔
５Ｃ、３５Ｃ　フェルール軸方向位置決め部
５Ｄ、７Ｂ、３５Ｆ　螺合部
７　光ファイバコネクタ用プラグホルダ
７Ａ　溝係合部
７Ｃ　把持部
７Ｄ　バネ収納孔
７Ｅ　貫通孔
７Ｆ　押圧部
９　圧縮バネ
３１　ＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグ
３３　カップリングナット
３５　光ファイバコネクタ用プラグフレーム
ＡＤ１　ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタ
ＡＤ３　ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタ
ＦＥ１　フェルール
ＦＥ２　基端部側
ＦＬ１　フランジ
ＦＬ２　回転用溝
ＳＶ１　スリーブ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical fiber connector, in particular, by rotating a ferrule fixedly supported at one end of an optical fiber by an arbitrary angle around the axis of the ferrule, to reduce the optical axis deviation of the core of the optical fiber. The present invention relates to a plug for an optical fiber connector, a plug frame for an optical fiber connector, a plug holder for an optical fiber connector, and a method for assembling a plug for an optical fiber connector.
[0002]
[Prior art]
For example, in an optical fiber input / output unit such as an optical transmission device, it is necessary to connect and disconnect an optical fiber cable during maintenance and operation of the above device, and various types of optical fiber connectors are used to facilitate the connection and disconnection. Is used.
[0003]
Next, the various optical fiber connectors will be described.
[0004]
First, the conventional SC type optical fiber connector shown in FIGS. 6 and 7 will be described.
[0005]
The conventional SC type optical fiber connector is an F04 type single core optical fiber connector standardized by "JIS C 5973".
[0006]
Further, in the conventional SC type optical fiber connector, a ferrule FE1 in which one end of the optical fiber FB1 is fixed and supported is freely supported inside, and the optical fiber FB1 is used for optical transmission to another optical fiber or the like. It comprises an SC-type optical fiber connector plug 100 which is detachable from an SC-type optical fiber connector adapter (not shown) for connection, and the SC-type optical fiber connector adapter.
[0007]
6 and 7 are cross-sectional views showing a schematic configuration of a conventional plug 100 for an SC-type optical fiber connector. 6 shows an axial section of the SC optical fiber connector plug 100, and FIG. 7 shows a VIIA-VIIB section of FIG. In addition, in order to facilitate understanding, the display of the knob 102 is omitted in FIG.
[0008]
A cylindrical flange FL1 is integrally provided on the base end side FE2 of the ferrule FE1 from which the other end of the optical fiber FB1 extends, and the flange FL1 is provided on the outer periphery of the flange FL1. (Rotation about the axis of the ferrule FE1) is provided with a rotation groove FL2. The other end of the optical fiber FB1 extends outward from the proximal end 100B of the SC-type optical fiber connector plug 100 through the flange FL1.
[0009]
Here, the plug 100 for the SC-type optical fiber connector engages with the adapter for the SC-type optical fiber connector to attach the plug 100 for the SC-type optical fiber connector to the adapter for the SC-type optical fiber connector. A knob 102 is provided. The knob 102 forms the outer shape of the plug 100 for the SC-type optical fiber connector.
[0010]
A protrusion 3A (see FIG. 2A) is provided on the outer peripheral surface of the knob 102. When the plug 100 for the SC-type optical fiber connector is inserted into the adapter for the SC-type optical fiber connector, With this projection 3A, the SC-type optical fiber connector plug 100 is index-positioned around the axis of the SC-type optical fiber connector plug 100.
[0011]
An optical fiber connector plug frame 104 is provided along the longitudinal direction of the knob 102 at the tip 100A side (the other optical fiber side) of the SC type optical fiber connector plug 100 within the knob 102. The knob 102 is provided integrally with the knob 102.
[0012]
The optical fiber connector plug frame 104 is capable of accommodating the accommodating hole 104A capable of accommodating the ferrule FE1 and the flange FL1 provided with the rotation groove FL2. And a storage hole 104B that can be fitted.
[0013]
Here, the optical fiber connector plug frame 104 houses the ferrule FE1 such that the axis of the ferrule FE1 extends along the longitudinal direction of the knob 102, and the axes of the housing holes 104A and 104B are mutually aligned. The inner diameter of the storage hole 104B is substantially the same as the innermost diameter of the storage hole 104A (a part adjacent to the storage hole 104B).
[0014]
The storage hole 104B is provided on the base end portion 100B side of the SC-type optical fiber connector plug 100 in communication with the storage hole 104A, so that the storage hole 104B and the storage hole 104A are arranged in the longitudinal direction of the knob 102. An extended through hole is formed.
[0015]
Further, the optical fiber connector plug frame 104 is a portion which is connected with a step between the storage hole 104A and the storage hole 104B, and comes into contact with the flange FL1 so that the SC-type optical fiber connector plug 100 is formed. And an annular ferrule axial positioning portion 104C that can freely position the ferrule FE1 in the axial direction of the ferrule FE1 in the direction toward the distal end portion 100A of the ferrule FE1.
[0016]
The inner peripheral surface of the storage hole 104B, on the inner peripheral surface on the side of the storage hole 104A, protrudes in the central axis direction of each of the storage holes 104A and 104B, and engages with the rotation groove FL2 of the flange FL1. In addition, a projection 104D for index-positioning the ferrule FE1 is provided so that the ferrule FE1 cannot rotate around the axis of the ferrule FE1.
[0017]
In addition, four protrusions 104D are provided at positions obtained by equally dividing the circumference of the storage hole 104B into four parts with respect to the axis of the storage hole 104B. Four grooves FL2 are also provided at four equally spaced positions on the circumference of the flange FL1 with respect to the axis of the flange FL1, so that the ferrule FE1 and the flange FL1 are connected to the SC optical fiber. The connector plug 100 can be arranged at an angle of 90 ° with respect to the axis thereof.
[0018]
The optical fiber connector plug holder 106 has a fitting portion 106A at the distal end portion that can be fitted in the housing hole 104B of the optical fiber connector plug frame 104, and the optical fiber connector plug holder 106 at the distal end portion. A spring receiving hole 106B provided along the axial direction of the plug holder 106, and a through hole 106C provided in communication with the spring receiving hole 106B and penetrating in the axial direction of the optical fiber connector plug holder 106 are provided. .
[0019]
Further, the inner diameter of the spring storage hole 106B is configured to be larger than the inner diameter of the through hole 106C, and the portion connected with the step between the spring storage hole 106B and the through hole 106C is the ferrule FE1. A pressing portion 106D for pressing a compression spring 108 for pressing and pressing the flange FL1 against the ferrule axial positioning portion 104C is formed.
[0020]
The compression spring 108 provided between the pressing portion 106D and the flange FL1 presses and biases the flange FL1 by bringing the flange FL1 into contact with the ferrule axial positioning portion 104C of the optical fiber connector plug frame 104. .
[0021]
Note that the other end of the optical fiber FB1 fixed and supported by the ferrule FE1 passes through the through hole formed by the spring storage hole 106B and the through hole 106C, and the other end of the optical fiber FB1 is as described above. In addition, the plug 100 of the SC type optical fiber connector extends outward from the base end 100B side of the plug 100 of the SC type optical fiber connector.
[0022]
Further, the optical fiber connector plug holder 106 is inserted into the optical fiber connector plug frame 104, and the engaging claw 106E provided on the optical fiber connector plug holder 106 is inserted into the optical fiber connector plug frame. Engagement is made with an engagement hole 104E provided on the optical fiber 104 and the optical fiber connector is integrally fixed to the plug frame 104.
[0023]
By being configured as described above, in the plug 100 of the SC-type optical fiber connector, the distal end side of the ferrule FE1 is located on the distal end 100A side of the plug 100 for the SC-type optical fiber connector. The ferrule FE1 and the flange FL1 are provided such that the axis of the FE1 extends along the longitudinal direction of the SC-type optical fiber connector plug 100.
[0024]
As described above, the ferrule FE1 and the flange FL1 cannot rotate around the axis of the ferrule FE1. On the other hand, the ferrule FE1 and the flange FL1 can be slightly moved in the axial direction of the SC-type optical fiber connector plug 100 with respect to the optical fiber connector plug frame 104 from the state shown in FIG. I have.
[0025]
That is, in the state shown in FIG. 6, since the flange FL1 is urged by the compression spring 108 and the flange FL1 is in contact with the ferrule axial positioning portion 104C, the ferrule FE1 and the flange FL1 are connected to the SC type optical fiber connector. Cannot move in the direction from the base end 100B of the plug 100 to the distal end 100A, but in the opposite direction (the direction from the distal end 100A to the base 100B of the SC-type optical fiber connector plug 100). The compression spring 108 can be moved by being compressed.
[0026]
The inner diameter of the storage hole 104A of the optical fiber connector plug frame 104 (the inner diameter of the narrowest portion) is slightly larger than the outer diameter of the ferrule FE1, and the inner diameter of the storage hole 104B is the outer diameter of the flange FL1. 6, the ferrule FE1 and the flange FL1 slightly move in a direction along a plane perpendicular to the longitudinal direction of the SC-type optical fiber connector plug 100 in the state shown in FIG. It is free.
[0027]
Next, of the configuration of the SC-type optical fiber connector plug 100, the configuration of a portion holding the optical fiber cable of the optical fiber FB1 extending to the other end of the ferrule FE1 will be outlined.
[0028]
The optical fiber FB1 is composed of a core and a clad covering the core, the outer periphery of the optical fiber FB1 is coated, the outside of the coating is covered with Kepler, and the outside of the Kepler is covered with a sheath. Thus, an optical fiber cable is formed.
[0029]
A ring-shaped Kepler caulking ring 110 is provided inside the knob 102 and on the outer periphery of the base end side (the side where the optical fiber FB1 extends) of the optical fiber connector plug holder 106. By caulking the distal end side (the side corresponding to the outer periphery of the optical fiber connector plug holder 106) of the 110, the Kepler caulking ring 110 and the outer periphery of the base end side of the optical fiber connector plug holder 106 are formed. The Kepler of the above optical fiber cable is sandwiched and fixed between them.
[0030]
Further, a ring-shaped sheath caulking ring 112 is provided inside the knob 102 and on the outer periphery of the base end side of the Kepler caulking ring 110. By caulking the sheath caulking ring 112, the sheath caulking ring 112 is formed. The sheath of the optical fiber cable is sandwiched and fixed between the base and the outer periphery on the base end side of the Kepler swaging ring 110.
[0031]
Further, the optical fiber cable extending from the base end portion 100B side of the SC type optical fiber connector plug 100 is covered with the outer periphery of the Kepler caulking ring 110 and the sheath caulking ring 112 inside the knob 102. A hood 114 for protection is provided. The hood 114 extends a predetermined distance from the base end 100B of the plug 100 for the SC optical fiber connector.
[0032]
Then, the optical fiber FB1 formed by the core and the clad covering the core is inserted into and adhered to the through hole provided in the ferrule FE1, and the base end of the optical fiber connector plug holder 106 from the ferrule FE1. The coated optical fiber FB1 extends between the optical fiber connector plug holder 106 and the proximal end of the Kepler swage ring 110 from the base end of the optical fiber connector plug holder 106. The optical fiber FB1 further covered by the Kepler is extended, and the optical fiber extending from the base end of the Kepler swaging ring 110 to the base end 100B side of the plug 100 for the SC type optical fiber connector. Is an optical fiber cable covered with the above, covered with Kepler, and further covered with a sheath.
[0033]
Next, a case will be described in which one end of the optical fiber cable is assembled to the SC-type optical fiber connector plug 100 together with the ferrule FE1 and the flange FL1.
[0034]
FIG. 5 is a view showing a process of assembling one end of the optical fiber cable together with the ferrule FE1 or the like to the SC-type optical fiber connector plug 100.
[0035]
Although steps other than the plug 100 for the SC-type optical fiber connector are shown in FIG. 5, the plug 100 for the SC-type optical fiber connector will be described here. The steps of the SC-type optical fiber connector plug 100 are shown in the column of FIG.
[0036]
First, each component constituting the SC-type optical fiber connector plug 100 is relatively inserted into the optical fiber cable from one end of the optical fiber cable. The above components are inserted in the order of the hood 114, the sheath caulking ring 112, the Kepler caulking ring 110, the optical fiber connector plug holder 106, and the compression spring 108.
[0037]
Subsequently, pre-processing of one end of the optical fiber cable is performed. This pretreatment is a process of exposing a bare optical fiber (optical fiber FB1) to be inserted into a through hole of the ferrule FE1, and an optical fiber cable extending to the other end of the ferrule FE1 is connected to a plug 100 for an SC type optical fiber connector. In order to hold the Kepler, for example, a process such as exposing the Kepler caulked by the Kepler caulking ring 110 is performed.
[0038]
Next, a flange FL1 and a ferrule FE1 are relatively inserted into the one end side of the optical fiber FB1 in this order, and the one end side of the optical fiber FB1 is slightly extended from the through hole of the ferrule FE1. Then, the bare optical fiber inserted into the through-hole of the ferrule FE1 is bonded and fixed to the ferrule FE1, the flange FL1 is bonded and fixed to the ferrule FE1, and furthermore, to the through-hole (not shown) of the flange FL1. The inserted optical fiber FB1 is bonded and fixed to the flange FL1.
[0039]
Subsequently, one end side of the optical fiber FB1 slightly extending from the through hole of the ferrule FE1 is cut, and the ferrule FE1 and the flange FL1 are inserted into the optical fiber connector plug frame 104, and the The fiber connector plug holder 106 is inserted into the storage hole 104B of the optical fiber connector plug frame 104 together with the compression spring 108, and the optical fiber connector plug holder 106, the optical fiber connector plug frame 104, the ferrule FE1, the flange FL1, The compression spring 108 is assembled.
[0040]
Next, the Kepler caulking ring 110 is caulked to hold and fix the Kepler of the optical fiber cable, the sheath caulking ring 112 is caulked to hold and fix the sheath of the optical fiber cable. The caulking ring 112 is covered, that is, the hood 114 is attached to the SC-type optical fiber connector plug 100, and the optical fiber connector plug holder 106 and the optical fiber connector plug frame 104 to which the hood 114 is attached are attached to the knob 102. And fix it.
[0041]
Subsequently, the end face of the ferrule FE1 (the end face located on the side of the distal end portion 100A of the SC-type optical fiber connector plug 100) is inserted into the through-hole of the ferrule FE1, and the end face of the optical fiber FB1 is adhered and fixed. After polishing together, the polished end face is inspected.
[0042]
The assembled SC-type optical fiber connector plug 100 is attached to an inspection device equipped with an SC-type optical fiber connector adapter, and the state of light connection is inspected. A performance test of the plug 100 is performed. If the core of the optical fiber FB1 is displaced (eccentric) from the center of the ferrule FE1 and a good result cannot be obtained in the performance test, the plug frame 104 for the optical fiber connector is not obtained. Then, the ferrule FE1 is rotated, for example, 90 °, and the performance test is performed again.
[0043]
Next, the case where the SC-type optical fiber connector plug 100 is connected to (inserted into and attached to) the SC-type optical fiber connector adapter and detached from the SC-type optical fiber connector adapter will be briefly described.
[0044]
The SC-type optical fiber connector adopts a push-on type fastening structure by a slide lock structure, and can be connected and disconnected only by pushing or pulling the SC-type optical fiber connector plug 100 into or out of the SC-type optical fiber connector adapter. Thus, the operability when connecting or disconnecting the optical fiber to or from the optical transmission device having the adapter for the SC type optical fiber connector is good.
[0045]
That is, when the plug 100 for the SC-type optical fiber connector is pushed into the adapter for the SC-type optical fiber connector, an engaging claw (not shown) provided on the outer peripheral side of a sleeve (not shown) in the adapter for the SC-type optical fiber connector. (Not shown) is pushed out by the knob 102 of the plug 100 for the SC-type optical fiber connector, and when the plug is further pushed in, the engaging hook engages with a projection (not shown) provided on the knob 102 to lock. Then, the SC-type optical fiber connector plug 100 is coupled to the SC-type optical fiber connector adapter.
[0046]
When the user pulls the plug 100 for the SC-type optical fiber connector from the adapter for the SC-type optical fiber connector while holding the knob 102, the knob 102 slides with respect to the adapter for the SC-type optical fiber connector. The lock can be released by pushing and unfolding the engaging claws of the optical fiber connector adapter, and the optical fiber connector adapter can be detached by further pulling.
[0047]
Further, since the optical fiber connector has a rectangular shape having a small cross section perpendicular to the axial direction, it can be mounted at high density in the optical transmission device or the like.
[0048]
Next, a conventional FC type optical fiber connector will be described.
[0049]
The above-mentioned conventional FC type optical fiber connector is an F03 type single core optical fiber connector standardized by "JIS C 5970".
[0050]
The conventional FC-type optical fiber connector is capable of supporting a ferrule FE1 in which one end of the optical fiber FB1 is fixedly supported, and optically connects the optical fiber FB1 to another optical transmission device such as an optical fiber. And a plug 200 for the FC-type optical fiber connector, which is detachable from the FC-type optical fiber connector adapter (not shown).
[0051]
8 and 9 are cross-sectional views showing a schematic configuration of a conventional plug 200 for an FC-type optical fiber connector. FIG. 8 shows an axial section of the FC-type optical fiber connector plug 200, FIG. 9A shows a section taken along the line IX (1) A-IX (1) B in FIG. 2) shows the IX (2) A-IX (2) B cross section of FIG. 9 (1) shows only the optical fiber connector plug frame 204 and the adapter / engagement ring frame 250, and FIG. 9 (2) shows the optical fiber connector plug holder. Only 206 is displayed.
[0052]
Here, the FC type optical fiber connector plug 200 has a knob 102 and an optical fiber connector plug provided on the SC type optical fiber connector plug 100 in order to couple this to the FC type optical fiber connector adapter. Instead of the frame 104, a coupling nut 202 and a plug frame 204 for an optical fiber connector are provided, and the plug holder 206 for the optical fiber connector is screwed with the plug frame 204 for the optical fiber connector. It is different from the SC-type optical fiber connector plug 100 in that it is provided integrally with the plug frame 204, and the other points are substantially the same as the SC-type optical fiber connector plug 100.
[0053]
That is, the FC-type optical fiber connector plug 200 includes a cylindrical optical fiber connector plug frame 204 supporting the ferrule FE1 and the flange FL1 in substantially the same manner as the optical fiber connector plug frame 104. A plurality of (six in FIG. 9 (1)) projecting portions 204A having substantially the same shape and provided at substantially equal intervals in the circumferential direction are provided on the outer periphery of the intermediate portion of the plug frame 204 in the axial direction.
[0054]
The outer periphery of the optical fiber connector plug frame 204, and the tip side of the FC-type optical fiber connector plug 200 from the projecting portion 204A (the FC-type optical fiber connector plug 200 is connected to the FC-type optical fiber connector adapter). A ring-shaped adapter / frame engagement ring 250 is engaged with the outer periphery of the above-described adapter side), and one end of the adapter / frame engagement ring 250 in the axial direction has a circular shape. A plurality of (six in FIG. 9A) protrusions 250A having substantially the same shape and provided at substantially equal intervals in the direction are provided.
[0055]
Then, the respective projecting portions 250A of the adapter / frame engaging ring 250 and the respective engaging grooves formed between the respective projecting portions 204A of the optical fiber connector plug frame 204 mesh with each other, The respective engagement grooves formed between the respective projections 250A of the adapter / frame engagement ring 250 and the respective projections 204A of the optical fiber connector plug frame 204 are engaged with each other to form the adapter / frame. The frame engagement ring 250 cannot be rotated with respect to the optical fiber connector plug frame 204.
[0056]
Further, on the other end side of the adapter / frame engaging ring 250, an engaging portion 250B which is engageable with an engaging groove provided in the FC type optical fiber connector adapter is provided. When the mating portion 250B is engaged with the engagement groove provided in the FC-type optical fiber connector adapter, the FC-type optical fiber connector plug 200 is coupled to the FC-type optical fiber connector adapter. The optical fiber connector plug frame 204 and the ferrule FE1 held by the optical fiber connector plug frame 204 cannot be rotated with respect to the FC type optical fiber connector adapter.
[0057]
The cylindrical coupling nut 202 which covers the outer periphery of the optical fiber connector plug frame 204 at the tip end side of the FC type optical fiber connector plug 200 and has a through hole in the center is provided with the optical fiber connector plug frame. A ring-shaped engaging portion 202A engaged with the cylindrical member 204 is provided on the inner circumferential surface of the intermediate portion in the axial direction. The coupling nut 202 is located at the base end side of the FC-type optical fiber connector plug 200 and the engaging portion 202A comes into contact with the projecting portion 204 of the optical fiber connector plug frame 204. The FC type optical fiber connector plug 200 is prevented from coming out to the tip end side.
[0058]
Further, on the inner periphery of the distal end side of the coupling nut 202 (the same side as the distal end side of the FC-type optical fiber connector plug 200), a screw that can be screwed with the screwing portion of the FC-type optical fiber connector adapter is provided. A mating portion 202B is provided, and the FC-type optical fiber connector plug 200 can be connected to the FC-type optical fiber connector adapter by screwing the respective screwing portions together.
[0059]
As shown in FIG. 9 (2), the optical fiber connector plug holder 206 is screwed into the optical fiber connector plug frame 204 at an intermediate portion in the axial direction of the optical fiber connector plug holder 206. A spanner hook 206A for rotating the connector plug holder 206 is provided. The outer diameter of the arc-shaped outer peripheral portion of the spanner hook 206 </ b> A is formed slightly smaller than the inner diameter of the through hole of the coupling nut 202.
[0060]
Further, in the configuration of the plug 200 for the FC type optical fiber connector, the portion holding the optical fiber cable of the optical fiber FB1 extending to the other end side of the ferrule FE1 is the above-mentioned portion for the SC type optical fiber connector. It is configured almost similarly to the plug 100.
[0061]
Next, a description will be given of a case where one end side of the optical fiber cable is attached to the FC-type optical fiber connector plug 200 together with the ferrule FE1 and the like. The assembling process in this case is shown in the column of “FC type (current state)” in FIG.
[0062]
The process of assembling the optical fiber cable or the like to the plug for FC type optical fiber connector 200 is substantially the same as the process of assembling the optical fiber cable or the like to the plug 100 for SC type optical fiber connector.
[0063]
However, when the core of the optical fiber FB1 is displaced from the center of the ferrule FE1 and a good result is not obtained in the performance test, the projecting portion 204A of the plug frame 204 for the optical fiber connector and By indexing and shifting the meshing state of the adapter / engaging ring frame 250 with the protrusion 250A, the rotation angle between the optical fiber connector adapter and the optical fiber connector plug frame 204 can be For example, the performance test is performed again by changing the angle by 60 degrees.
[0064]
Next, an outline of a case where the FC-type optical fiber connector plug 200 is connected (inserted and attached) to the FC-type optical fiber connector adapter and detached from the FC-type optical fiber connector adapter will be described.
[0065]
Unlike the SC-type optical fiber connector plug 100, when the above-mentioned connection or disconnection is performed, the optical fiber connector plug frame 204 and the engagement portion 250B of the adapter / engagement ring frame 250 are connected to the FC type optical fiber connector. After inserting and engaging with the adapter for screwing, the screwing portion of the coupling nut 202 and the screwing portion of the FC-type optical fiber connector adapter are screwed with each other, or the screwed state of each other is released. The optical fiber connector plug frame 204 and the adapter / engagement ring frame 250 are coupled to the FC type optical fiber connector adapter or separated from the FC type optical fiber connector adapter.
[0066]
Next, an optical fiber connector disclosed in Japanese Patent Publication No. 4-69369 will be described.
[0067]
The optical fiber connector is a connector for optically connecting an optical fiber to an optical transmission device such as another optical fiber, similarly to the SC type optical fiber connector and the FC type optical fiber connector, and one end of the optical fiber. A ferrule whose side is fixedly supported and which can be supported inside, and an optical fiber connector plug detachably attached to an optical fiber connector adapter for optically connecting the optical fiber to an optical transmission device such as another optical fiber; And an optical fiber connector adapter.
[0068]
The optical fiber connector plug and the optical fiber connector adapter are bayonet-coupled. In addition, the ferrule holding the optical fiber can be index-positioned and held in a stepless manner with respect to the optical fiber connector plug.
[0069]
If the core of the optical fiber is displaced from the center of the ferrule and a good result is not obtained in the performance test, the ferrule can be arbitrarily stepped with respect to the optical fiber connector plug. Then, the above-mentioned performance test is performed again, and the rotational angle position of the ferrule with respect to the optical fiber connector plug is determined and held in a state where the optical connection loss is reduced.
[0070]
Next, an optical fiber connector disclosed in JP-A-2002-6174 will be described.
[0071]
This optical fiber connector has an optical fiber connector plug detachably attached to the SC type optical fiber connector adapter, similarly to the SC type optical fiber connector plug 100, and the optical fiber connector plug of the optical fiber connector plug. In the plug frame, there is provided a flange engagement ring which is rotatable at an arbitrary angle with respect to the optical fiber connector plug frame, and the flange engagement ring has a groove engagement rotatable with the rotation groove of the flange. A joint is provided.
[0072]
Then, the groove engaging portion of the flange engaging ring is engaged with the rotating groove of the flange of the ferrule, and the flange engaging ring is rotated and fixed to the ferrule integrally provided on the flange. The supported optical fiber is adapted to rotate.
[0073]
By this rotation, the rotation angle of the optical fiber fixed to the ferrule can be freely determined, and the connection efficiency of the optical connection when the optical fiber connector plug is connected to the optical fiber connector adapter can be increased. .
[0074]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the conventional SC-type optical fiber connector plug 100, when the optical fiber FB1 supported by the SC-type optical fiber connector plug 100 is optically connected to another optical fiber or the like, the core of the optical fiber FB1 becomes: Even if the positions of the cores of the optical fibers are displaced from each other due to the slight deviation from the center of the ferrule FE1, a connection loss occurs due to the conventional SC-type optical fiber connector plug 100. Since the flange FL1 can be changed only in steps of a rotation angle of 90 ° with respect to the axis of the SC-type optical fiber connector plug 100, the rotation angle cannot be finely adjusted. There is a problem.
[0075]
If the rotation angle cannot be finely adjusted, optical connection with good connection efficiency may not be possible.
[0076]
In addition, even with the conventional plug 200 for the FC-type optical fiber connector, the ferrule FE1 and the flange FL1 can be changed only in steps of 60 ° with respect to the plug 200 for the FC-type optical fiber connector. However, there is a problem that the fine adjustment of the rotation angle is impossible.
[0077]
Further, in the optical fiber connector disclosed in Japanese Patent Publication No. 4-69369, the ferrule and the flange can be continuously changed at an arbitrary angle with respect to the optical fiber connector plug. In order to couple the fiber connector plug to the optical fiber connector adapter, for example, a bayonet coupling method is employed, so that the optical fiber connector plug can be connected only to a specific type of optical fiber connector adapter. Therefore, there is a problem that it cannot be coupled to the SC type optical fiber connector adapter or the FC type optical fiber connector adapter.
[0078]
Further, in the optical fiber connector disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-6174, the ferrule and the flange can be continuously changed at an arbitrary angle with respect to the optical fiber connector plug. In order to rotate the flange and the flange, it is necessary to provide a flange engaging ring in the plug frame for the optical fiber connector, so that the number of parts is increased, and in order to rotate the flange engaging ring, It is necessary to provide an opening in the plug frame for the optical fiber connector, and in order to rotate the ferrule and the flange by rotating the flange engagement ring, a thin special tool is inserted from the opening. Between the ferrule and the flange for the optical fiber connector plug. There is a problem that it is troublesome to adjust the angle.
[0079]
The present invention has been made in view of the above-described problems, and in a plug for an SC-type optical fiber connector that internally supports a ferrule that fixedly supports one end of an optical fiber, without using a special tool, An SC-type optical fiber connector plug capable of rotating and positioning the ferrule with respect to the SC-type optical fiber connector plug at an arbitrary angle in a stepless manner, and an optical fiber connector plug constituting the SC-type optical fiber connector plug An object of the present invention is to provide a frame and a plug holder for an optical fiber connector.
[0080]
Further, in the optical fiber connector plug holder of the optical fiber connector plug in which the ferrule which fixedly supports one end side of the optical fiber is supported, the ferrule is connected to the SC type optical fiber connector without using a special tool. Provided is a plug holder for an optical fiber connector that can be freely rotated and positioned at an arbitrary angle with respect to a plug for an optical fiber connector and that can be commonly used as a plug for an SC type optical fiber connector or a plug for an FC type optical fiber connector. The purpose is to:
[0081]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, there is provided an adapter for an SC-type optical fiber connector for optically connecting the optical fiber to an optical transmission device, wherein a ferrule fixedly supported at one end of the optical fiber can be supported inside. In the detachable optical fiber connector plug, the ferrule supported by the optical fiber connector plug and positioned in the circumferential direction by the sleeve of the SC type optical fiber connector adapter is centered on the axis of the ferrule. In addition, there is provided an optical fiber connector plug having index positioning means that can be rotated by an arbitrary angle and index positioned using an optical fiber connector plug holder of the optical fiber connector plug.
[0082]
The primary system according to claim 2, wherein the optical fiber connector plug according to claim 1, wherein a base end portion of the ferrule from which the other end portion of the optical fiber extends extends through the optical fiber connector. A flange provided on the outer periphery with a groove for rotation that can be engaged with the groove engaging portion of the plug holder is integrally provided, and the optical fiber connector plug engages with the SC type optical fiber connector adapter. A knob for attaching the optical fiber connector plug to the SC type optical fiber connector adapter is provided, and the index positioning means is integrally provided in the knob at a tip end side of the optical fiber connector plug, The ferrule and the flange are rotatable so that the tip of the ferrule is on the tip of the optical fiber connector plug. The optical fiber connector includes a supporting plug frame for the optical fiber connector and the groove engaging portion engageable with the groove for rotation of the flange, and is screwed to the plug frame for the optical fiber connector to form the optical fiber connector. A plug holder for the optical fiber connector rotatable with respect to the plug frame for the optical fiber connector, and by rotating the plug holder for the optical fiber connector with respect to the plug frame for the optical fiber connector, the ferrule can be rotated at an arbitrary angle. It is a plug for an optical fiber connector that can be indexed freely.
[0083]
According to a third aspect of the present invention, the SC-type optical fiber connector adapter is provided integrally with the SC-type optical fiber connector plug within the knob of the SC-type optical fiber connector plug which is detachable. In the optical fiber connector plug frame, the tip of the SC type optical fiber connector plug is provided along the longitudinal direction of the knob, and the axis of the ferrule which fixedly supports one end of the optical fiber is connected to the knob. Along the longitudinal direction of the first storage hole capable of storing the ferrule, the first storage hole and the axis substantially coincide with each other, the inner diameter is configured to be larger than the first storage hole, The SC-type optical fiber connector plug is provided on the base end side in communication with the first storage hole, so that the knob of the knob together with the first storage hole is provided. A through-hole extending in the hand direction is formed, and a rotation groove engageable with a groove engagement portion of the optical fiber connector plug holder is provided on the outer periphery and integrally provided on the base end side of the ferrule. A second accommodating hole capable of accommodating a flange, and a portion connected with a step between the first accommodating hole and the second accommodating hole, wherein the SC optical fiber is in contact with the flange and An annular ferrule axial positioning portion capable of positioning the ferrule in the axial direction of the ferrule in a direction toward the distal end of the connector plug; A threaded portion provided on the base end side of the connector plug and having the groove engaging portion capable of engaging with the rotation groove of the flange and being threadably engageable with a threaded portion of the optical fiber connector plug holder. Fiber optic cable having A plug frame for Kuta.
[0084]
According to a fourth aspect of the present invention, the SC-type optical fiber connector adapter is provided integrally with the SC-type optical fiber connector plug within the knob of the detachable SC-type optical fiber connector plug. An optical fiber connector plug frame, comprising a ferrule fixedly supporting one end of an optical fiber, and a rotation groove engageable with a groove engaging portion of the optical fiber connector plug holder on the outer periphery. A flange integrally provided on a base end side of the ferrule; a tip end side of the ferrule is located on a tip end side of the plug for the SC type optical fiber connector; and a shaft of the ferrule is connected to the SC type optical fiber connector. To the optical fiber connector plug frame that can be engaged with the optical fiber connector plug frame that can be stored along the length of the connector plug knob. A groove engaging portion provided on the distal end portion of the optical fiber connector plug holder and capable of engaging with the rotation groove of the flange; and an outer periphery on the base end portion side of the optical fiber connector plug holder. A threaded portion which is provided and which can be threadably engaged with the optical fiber connector plug frame; and an axial direction of the optical fiber connector plug holder for passing the optical fiber extending toward the base end side of the ferrule. In addition to the through hole provided in the plug, the plug for the FC type optical fiber connector which can be housed in the knob of the plug for the SC type optical fiber connector and can be engaged with the adapter for the FC type optical fiber connector is also provided. It is a plug holder for an optical fiber connector that can be shared.
[0085]
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided an optical fiber connector having an optical fiber connector adapter for optically connecting an optical fiber to an optical transmission device by internally supporting a ferrule fixedly supporting one end of the optical fiber. In the method of assembling a plug for a fiber connector, an optical fiber connector plug that can be engaged with an SC type optical fiber connector adapter and an optical fiber connector plug that can be engaged with an FC type optical fiber connector adapter can be used. A component insertion step of inserting each component of the optical fiber connector plug including the fiber connector plug holder into the optical fiber from one end of the optical fiber, and connecting the one end of the optical fiber to the failure And bonding the end face of the ferrule together with the end face of the optical fiber. A ferrule end face polishing process that, after the polishing, a method of assembling the optical fiber connector plug and a assembling step of assembling the plug frame for an optical fiber connector by inserting the said ferrule and said each component.
[0086]
According to a sixth aspect of the present invention, in the method of assembling a plug for an optical fiber connector according to the fifth aspect, the plug frame for the optical fiber connector assembled in the assembling step is inserted and attached to the alignment adapter. A centering fixing step of fixing the optical fiber connector plug holder to the optical fiber connector plug frame after the optical fiber is aligned by rotating the optical fiber connector plug holder by an arbitrary angle. And a method of assembling a plug for an optical fiber connector having:
[0087]
According to a seventh aspect of the present invention, in the method for assembling a plug for an optical fiber connector according to the sixth aspect, the plug for an optical fiber connector is a plug that can be engaged with an adapter for an SC type optical fiber connector, Inserting and fixing the optical fiber connector plug frame from the alignment adapter after inserting and fixing the optical fiber connector plug frame after the optical fiber is aligned and fixed.
[0088]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
[First Embodiment]
1 and 2 are cross-sectional views showing a schematic configuration of a plug 1 for an SC type optical fiber connector. FIG. 1 shows an axial section of the plug 1 for an SC type optical fiber connector, FIG. 2 (1) is a view taken in the direction of the arrow II (1) in FIG. 1, and FIG. 1 shows a cross section of II (2) A-II (2) B. Note that the knob 3 is not shown in FIG. 2 (2) for easy understanding.
[0089]
The SC-type optical fiber connector according to the first embodiment of the present invention can freely support therein a ferrule FE1 in which one end of the optical fiber FB1 is fixedly supported, and the optical fiber FB1 can be connected to another optical fiber or the like. An SC-type optical fiber connector adapter (optical fiber connector adapter) AD1 for optically connecting to an optical transmission device, comprising an SC-type optical fiber connector plug 1 detachable from the adapter AD1 and the SC-type optical fiber connector adapter AD1. Have been.
[0090]
The SC type optical fiber connector plug 1 supports the ferrule FE1 supported by the SC type optical fiber connector plug 1 and positioned in the circumferential direction by the sleeve SV1 of the SC type optical fiber connector adapter AD1. A conventional SC type optical fiber connector plug 1 is configured such that it can be rotated by an arbitrary angle and index positioned around the axis of the ferrule FE1 using the optical fiber connector plug holder 7 of the SC type optical fiber connector plug 1. Other than the plug 100 for the optical fiber connector, the other configuration is almost the same as that of the conventional plug 100 for the optical fiber connector.
[0091]
That is, a cylindrical flange FL1 is integrally provided on the base end side FE2 of the ferrule FE1 from which the other end of the optical fiber FB1 extends, and the outer periphery of the flange FL1 is A rotation groove FL2 for rotating the flange FL1 (rotation about the axis of the ferrule FE1) is provided. The other end of the optical fiber FB1 extends outward from the proximal end 1B of the SC-type optical fiber connector plug 1 through the flange FL1.
[0092]
Here, the SC-type optical fiber connector plug 1 is engaged with the SC-type optical fiber connector adapter AD1 to attach the SC-type optical fiber connector plug 1 to the SC-type optical fiber connector adapter. Knob 3 is provided. The knob 3 forms the outer shape of the SC-type optical fiber connector plug 1 and has the same form as the knob 102 of the conventional SC-type optical fiber connector plug 100.
[0093]
Therefore, the knob of the F04 type single-core optical fiber connector plug standardized by “JIS C 5973” can be used as it is for the SC type optical fiber connector plug 1.
[0094]
A projection 3A is provided on the outer peripheral surface of the knob 3. When the plug 1 for the SC type optical fiber connector is inserted into the adapter AD1 for the SC type optical fiber connector, the projection 3A is index-positioned by the projection 3A. You.
[0095]
An optical fiber connector plug frame 5 is provided along the longitudinal direction of the knob 3 on the tip 1A side (the other optical fiber side) of the SC type optical fiber connector plug 1 in the knob 3. The knob 3 is provided integrally with the knob 3.
[0096]
The optical fiber connector plug frame 5 includes a storage hole 5A capable of storing the ferrule FE1 and a storage hole 5B capable of storing the flange FL1 provided with the rotation groove FL2, and a distal end of the ferrule FE1. The ferrule FE1 and the flange FL1 are positioned inside such that the side of the ferrule FE1 is located on the distal end portion 1A side of the SC-type optical fiber connector plug 1 and the axis of the ferrule FE1 is along the longitudinal direction of the SC-type optical fiber connector plug 1. And rotatably supported.
[0097]
Here, the axes of the storage hole 5A and the storage hole 5B substantially coincide with each other, and the inner diameter of the storage hole 5B is larger than the narrowest portion of the storage hole 5A (the portion adjacent to the storage hole 5B). Also have a large inner diameter.
[0098]
The storage hole 5B is provided on the base end portion 1B side of the SC-type optical fiber connector plug 1 in communication with the storage hole 5A, so that the storage hole 5B and the storage hole 5A are arranged in the longitudinal direction of the knob 3. An extended through hole is formed.
[0099]
Further, the optical fiber connector plug frame 5 is a portion connected with a step between the storage hole 5A and the storage hole 5B, and comes into contact with the flange FL1 so that the SC type optical fiber connector plug 1 is formed. The ferrule FE1 has an annular ferrule axial positioning portion 5C that is capable of positioning the ferrule FE1 in the axial direction of the ferrule FE1 in the direction toward the distal end portion 1A.
[0100]
The optical fiber connector plug holder 7 has a groove engaging portion 7A at the distal end side which is engageable with the rotating groove FL2 of the flange FL1 and a threaded portion of the optical fiber connector plug frame 5 (the housing portion). A screwing portion 7B that can be screwed into the SC-type optical fiber connector plug 1 on the base end side of the SC type optical fiber connector plug 1 on the inner periphery of the hole 5B, and the optical fiber connector plug frame 5 The gripping portion 7C used for rotating the optical fiber connector plug holder 7 is moved from the distal end side toward the base end side of the optical fiber connector plug holder 7 in order. Provided on the outer periphery.
[0101]
The optical fiber connector plug holder 7 is provided on the distal end side along the axial direction of the optical fiber connector plug holder 7 and in communication with the spring storage hole 7D. Thereby, a through hole 7E is formed to form a through hole penetrating in the axial direction of the optical fiber connector plug holder 7.
[0102]
With this configuration, the optical fiber connector plug holder 7 is formed in a cylindrical shape having a through-hole penetrating the center portion in the axial direction.
[0103]
Further, the inner diameter of the spring storage hole 7D is configured to be larger than the inner diameter of the through hole 7E, and a portion connected with a step between the spring storage hole 7D and the through hole 7E is formed of the ferrule FE1. A pressing portion 7F for pressing a compression spring 9 for pressing and pressing the flange FL1 against the ferrule axial positioning portion 5C is formed.
[0104]
The compression spring 9 provided between the pressing portion 7F and the flange FL1 presses and biases the flange FL1 by contacting the ferrule axial positioning portion 5C of the optical fiber connector plug frame 5 with the flange FL1.
[0105]
The other end of the optical fiber FB1 fixed and supported by the ferrule FE1 passes through the through hole formed by the spring storage hole 7D and the through hole 7E. The plug 1 of the SC optical fiber connector extends outward from the base 1B of the plug 1 of the SC optical fiber connector.
[0106]
Further, in the optical fiber connector plug holder 7, the threaded portion 7B is screwed into the threaded portion 5D of the optical fiber connector plug frame 5, and is rotated with respect to the optical fiber connector plug frame 5. It is freely supported.
[0107]
With the above-described configuration, in the plug 1 of the SC-type optical fiber connector, the distal end side of the ferrule FE1 is located on the distal end 1A side of the SC-type optical fiber connector plug 1, and the ferrule The ferrule FE1 and the flange FL1 are provided so that the axis of the FE1 extends along the longitudinal direction of the plug 1 of the SC optical fiber connector.
[0108]
The ferrule FE1 and the flange FL1 are rotatable about the axis of the ferrule FE1. On the other hand, the ferrule FE1 and the flange FL1 can be slightly moved from the state shown in FIG. 1 in the axial direction of the SC type optical fiber connector plug 1 with respect to the optical fiber connector plug frame 5. I have.
[0109]
That is, in the state shown in FIG. 1, since the flange FL1 is urged by the compression spring 9 and the flange FL1 is in contact with the ferrule axial direction positioning portion 5C, the ferrule FE1 and the flange FL1 are connected to the SC type optical fiber connector. The plug 1 cannot be moved in the direction from the proximal end 1B to the distal end 1A, but in the opposite direction (from the distal end 1A to the proximal end 1B of the SC type optical fiber connector plug 1). (Direction), the compression spring 9 can be moved by being compressed.
[0110]
The inner diameter of the storage hole 5A of the plug frame 5 for the optical fiber connector (the inner diameter of the narrowest portion) is slightly larger than the outer diameter of the ferrule FE1, and the inner diameter of the storage hole 5B is the outer diameter of the flange FL1. The ferrule FE1 and the flange FL1 move slightly in a direction along a plane perpendicular to the longitudinal direction of the SC-type optical fiber connector plug 1 in the state shown in FIG. It is free.
[0111]
In the configuration of the plug 1 for the SC optical fiber connector, the configuration of the portion holding the optical fiber cable of the optical fiber FB1 extending to the other end of the ferrule FE1 is the SC optical fiber connector. It is almost the same as the plug 100 for use.
[0112]
Next, a description will be given of a case where one end side of the optical fiber cable together with the ferrule FE1 and the like is assembled to the SC type optical fiber connector plug 1 with reference to an embodiment of the invention shown in FIG.
[0113]
In the SC type optical fiber connector plug 1, when one end of the optical fiber cable is assembled with the ferrule FE1 or the like to the SC type optical fiber connector plug 1, the end surface of the ferrule FE1 is polished and then the SC type optical fiber connector is polished. The point of assembling the fiber connector plug 1 is different from the case of the SC type optical fiber connector plug 100.
[0114]
That is, first, each component constituting the SC-type optical fiber connector plug 1 is relatively inserted into the optical fiber cable from one end of the optical fiber cable (optical fiber cord). The order of insertion of the above components is almost the same as that of the plug 100 for the SC-type optical fiber connector. The order of the hood 15, the sheath caulking ring 13, the Kepler caulking ring 11, the optical fiber connector plug holder 7, and the spring 9 is as follows. It is.
[0115]
Subsequently, pretreatment of one end side of the optical fiber cable is performed in substantially the same manner as the plug 100 for the SC type optical fiber connector. In this pretreatment, the sheath and the Kepler of the optical fiber cord are cut to a predetermined length, the covering of the predetermined length of the core wire (core wire having an outer shape of 0.9 mm) is removed, and the glass part of the optical fiber is removed. Expose.
[0116]
Then, the ferrule FE1 integrated with the flange FL1 is inserted into the one end of the optical fiber, and the bare optical fiber inserted into the through hole of the ferrule FE1 is bonded and fixed to the ferrule FE1. The adhesive is fixed by injecting an adhesive into the ferrule FE1 integrated with the flange FL1 and then inserting the pretreated optical fiber cord so that the glass portion comes inside the ferrule. After confirming that the glass portion of the optical fiber is more protruding, the adhesive is cured.
[0117]
Then, after the adhesive is cured, an extra end of the optical fiber FB1 extending (projecting) from the through hole of the ferrule FE1 is cut.
[0118]
Next, the end face of the ferrule FE1 (the end face opposite to the flange FL1) is attached to a polishing jig together with the end face of the optical fiber FB1 inserted into the through-hole of the ferrule FE1 and fixed thereto, and polished in a predetermined procedure. After that, an end face inspection of the polished end face is performed. The end face inspection is for checking whether or not an end face of the ferrule FE1 or the like is polished with a certain quality.
[0119]
Subsequently, the ferrule FE1 and the flange FL1 are inserted into the optical fiber connector plug frame 5, and the optical fiber connector plug holder 7 previously inserted is inserted into the storage hole 5B of the optical fiber connector plug frame 5. And the optical fiber connector plug holder 7, the optical fiber connector plug frame 5, the ferrule FE1, the flange FL1, and the compression spring 9 are assembled. At this time, the optical fiber connector plug holder 7 is screwed to the optical fiber connector plug frame 5.
[0120]
Next, similarly to the SC type optical fiber connector plug 100, the Kepler caulking ring 11 is crimped to hold and fix the Kepler of the optical fiber cable, and the sheath crimping ring 13 is crimped to hold and fix the sheath of the optical fiber cable. The hood 15 is attached to the SC-type optical fiber connector plug 1 so that the hood 15 covers the Kepler caulking ring 11 and the sheath caulking ring 13.
[0121]
Subsequently, the optical fiber connector plug holder 7 and the optical fiber connector plug frame 5 assembled until the knob 3 is not attached are inserted and attached to the other end of the alignment adapter (not shown). The alignment adapter is configured by attaching an alignment master to one end of the alignment adapter.
[0122]
Then, the alignment of the optical fiber FB1 of the ferrule FE1 supported by the optical fiber connector plug holder 7 and the optical fiber connector plug frame 5 is screwed into the optical fiber connector plug frame 5. The connector plug holder 7 is formed by rotating the holding portion 7C of the optical fiber connector plug holder 7.
[0123]
Next, the above-described alignment of the optical fiber FB1 of the ferrule FE1 will be described in detail.
[0124]
The alignment adapter includes an adapter AD1 and a split sleeve SV1. The split sleeve SV1 has a hole having substantially the same diameter as or slightly smaller than the outer circumference of the ferrule FE1 supported by the optical fiber connector plug frame 5, and the ferrule FE1 is inserted into one end of the hole. By doing so, the ferrule FE1 is positioned in a direction perpendicular to the axial direction of the ferrule FE1.
[0125]
Another optical fiber for optically connecting to the optical fiber FB1 fixedly supported by the ferrule FE1 supported by the optical fiber connector plug frame 5 is provided on the other end side of the hole of the sleeve SV1. Is provided. The other optical fiber is also fixedly supported by another ferrule different from the ferrule FE1, for example, and the other ferrule is inserted into the sleeve SV1 in the same manner as the ferrule FE1 to thereby provide the other optical fiber. The fiber is integrally held at the other end of the sleeve SV1. Therefore, the other ferrule and the other optical fiber cannot move relative to the sleeve SV1.
[0126]
Further, the other optical fiber is fixed with a slight eccentricity in a predetermined direction with respect to the axis of the other ferrule.
[0127]
In addition, the alignment adapter is one of the optical fiber connector plug holder 7 and the optical fiber connector plug frame 5 assembled until the knob 3 is not attached (the ferrule FE1 is held). There is provided a support member (alignment master) which is engaged with the outer periphery of the optical fiber connector plug frame 5 and is capable of holding the optical fiber connector plug frame 5 and the like.
[0128]
When the optical fiber connector plug holder 7 and the optical fiber connector plug frame 5 assembled until the knob 3 is not attached are connected to the alignment adapter, the ferrule FE1 is attached to the sleeve SV1. The optical fiber FB1 inserted and fixedly supported by the ferrule FE1 is optically connected to the other optical fiber.
[0129]
In this optically connected state, the ferrule FE1 is rotated by rotating the optical fiber connector plug holder 7 by using the holding portion 7C, and the light between the optical fiber FB1 of the ferrule FE1 and another optical fiber. A rotational position with the best connection state is found, and at this rotational position, the optical fiber connector plug holder 7 is integrally fixed to the optical fiber connector plug frame 5.
[0130]
That is, the holder 7C is rotated by 180 ° in a certain direction from the original position, and further rotated by −180 ° from the original position, to find a rotational position with the best optical connection state, An adhesive is injected from an adhesive injection hole of the fiber connector plug frame 5, and the optical fiber connector plug holder 7 and the optical fiber connector plug frame 5 are integrally fixed. The holding portion 7C of the optical fiber connector plug holder 7 is not covered by the support member of the alignment adapter.
[0131]
In the case where the optical fiber connector plug holder 7 is integrally fixed to the optical fiber connector plug frame 5, each screw connection between the optical fiber connector plug holder 7 and the optical fiber connector plug frame 5 is performed. In addition to pouring the adhesive into the portions 5B and 7B and curing the same, for example, a lock nut may be used.
[0132]
In addition, by setting the eccentric direction of the other optical fiber in the alignment adapter to a fixed direction, the optical fiber in the SC type optical fiber connector plug 1 which is aligned using the alignment adapter. The eccentric direction of FB1 is a fixed direction.
[0133]
Then, the eccentric direction of another optical fiber in the optical fiber connector adapter AD1 for coupling the SC type optical fiber connector plug 1 holding the optical fiber FB1 aligned as described above is determined by the eccentricity of the alignment adapter. When aligned with the direction, the SC-type optical fiber connector plug 1 aligned with the alignment adapter is used for another optical fiber connector holding another optical fiber eccentric in the same direction as the alignment adapter. Even when coupled to an adapter, a good optical connection state can be maintained.
[0134]
Next, the optical fiber connector plug holder 7 and the optical fiber connector plug frame 5 in which the optical fiber FB1 is aligned are removed from the alignment adapter, and the optical fiber connector plug holder 7 and the optical fiber connector are removed. The SC type optical fiber connector plug 1 is assembled by inserting the plug frame 5 into the knob 3 and fixing it.
[0135]
Next, using the master for performance inspection (attached to the master for performance inspection), the assembled SC type optical fiber connector plug 1 is inspected for a light connection state. Remove from inspection master.
[0136]
According to the SC-type optical fiber connector plug 1, the SC-type optical fiber connector plug 1 is formed by using the optical fiber connector plug holder 7 rotatably screwed to the optical fiber connector plug frame 5. Since the supported optical fiber FB1 can be rotated at an arbitrary angle without any step, the rotation angle of the optical fiber FB1 with respect to the SC-type optical fiber connector plug 1 can be finely adjusted.
[0137]
Even if the core of the optical fiber FB1 is slightly displaced from the center axis of the ferrule FE1 that fixedly supports one end of the optical fiber FB1, the core is supported by the SC-type optical fiber connector plug 1. When the optical fiber FB1 is optically connected to another optical fiber, the positions of the cores of the optical fibers can be prevented from being shifted from each other as much as possible, and the distance between the optical fiber FB1 and the other optical fiber can be improved. Optical connection can be performed while maintaining high connection efficiency.
[0138]
Further, according to the SC type optical fiber connector plug 1, the knob 3 forming the outer shape of the SC type optical fiber connector plug 1 has the same configuration as that of the conventional SC type optical fiber connector plug. Therefore, the SC type optical fiber connector plug 1 can be coupled to the SC type optical fiber connector adapter standardized by JIS C 5973, and the SC type optical fiber connector plug 1 has high versatility. Has become.
[0139]
According to the SC type optical fiber connector plug 1 described above, the grip portion 7C for rotating the optical fiber connector plug holder 7 with respect to the optical fiber connector plug frame 5 is provided on the optical fiber connector plug holder 7. Since it is provided, the operator can rotate the optical fiber connector plug holder 7 with respect to the optical fiber connector plug frame 5 by holding the grip 7C without using a special tool.
[0140]
Then, fine adjustment of the rotation angle of the optical fiber FB1 with respect to the SC type optical fiber connector plug 1 can be easily performed.
[0141]
Further, according to the SC type optical fiber connector plug 1, the flange FL1 provided integrally with the ferrule FE1 fixedly supporting the optical fiber FB1 is directly rotated by the optical fiber connector plug holder 7. Therefore, components such as the flange engaging ring of the optical fiber connector disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-6174 are not required, and the opening for rotating the flange engaging ring is provided in the optical fiber connector. It is not necessary to provide the plug for the optical fiber connector, and the configuration of the plug for the optical fiber connector is simplified.
[0142]
Further, according to the SC type optical fiber connector plug 1, the optical fiber FB1 is bonded and fixed to the ferrule FE1, then one end surface of the ferrule FE1 is polished, and thereafter, the optical fiber connector plug frame 5 and the optical fiber connector When the optical fiber FB1 is bonded to the ferrule FE1 using, for example, a thermosetting adhesive, the holder for housing the ferrule FE1 for heating the ferrule FE1 is replaced with another holder. Can be used in common with the ferrule holder supported by the optical fiber connector plug having the shape shown in FIG. 1, and there is a possibility that fine dust generated in the polishing of the ferrule FE1 may be mixed into the SC type optical fiber connector plug 1. Can be eliminated.
[0143]
[Second embodiment]
3 and 4 are cross-sectional views showing a schematic configuration of the plug 31 for the FC type optical fiber connector. FIG. 3 shows an axial section of the FC-type optical fiber connector plug 31. FIG. 4A is a view taken in the direction of the arrow IV (1) in FIG. 3, and FIG. 3 shows an IV (2) A-IV (2) B cross section.
[0144]
The plug 31 for the FC-type optical fiber connector is different from the plug 1 for the SC-type optical fiber connector in that the plug 31 for the FC-type optical fiber connector is detachably attached to the adapter AD3 for the FC-type optical fiber connector standardized by JIS C 5970. The other points are substantially the same as those of the plug 1 for the SC type optical fiber connector.
[0145]
That is, in the FC-type optical fiber connector plug 31, in order to couple with the FC-type optical fiber connector adapter AD3, the knob 3 and the optical fiber connector plug frame 5 provided on the SC-type optical fiber connector plug 1 are connected. Is different from the SC type optical fiber connector plug 1 in that a coupling nut 33 and an optical fiber connector plug frame 35 are provided instead of the SC type optical fiber connector plug 1. It is configured similarly.
[0146]
The FC-type optical fiber connector plug 31 includes a cylindrical optical fiber connector plug frame 35 supporting the ferrule FE1 and the flange FL1 in substantially the same manner as the optical fiber connector plug frame 5. Like the optical fiber connector plug frame 5 of the SC type optical fiber connector plug 1, the frame 35 includes a housing hole 35A, a housing hole 35B, a ferrule axial positioning portion 35C, and a screwing portion of the optical fiber connector plug holder 7. And a screwing portion 35F that is screwed with each other.
[0147]
In addition, the outer periphery of the tip end side (the side to be connected to the FC-type optical fiber connector adapter AD3) of the optical fiber connector plug frame 35 is inserted into the cylindrical engagement portion AD3A of the FC-type optical fiber connector adapter AD3. A cylindrical engaging portion 35E to be engaged is provided, and a flange 35F having a larger outer shape than the engaging portion AD3A is provided at an axially intermediate portion of the optical fiber connector plug frame 35. ing. When the plug frame 35 for the optical fiber connector and the tubular engaging portion AD3A of the adapter AD3 for the FC type optical fiber connector are fitted together, the plug frame 35 for the optical fiber connector becomes the FC type connector. It cannot move further in the direction of the optical fiber connector adapter AD3.
[0148]
On the tip end side of the optical fiber connector plug frame 35 (the side to be connected to the FC-type optical fiber connector adapter AD3), an engagement groove provided in the FC-type optical fiber connector adapter AD3 is engageable. An engaging portion 35D (see FIG. 4A) is provided. The engaging portion 35D engages with an engaging groove provided in the FC-type optical fiber connector adapter AD3, thereby forming the FC-type connector. When the optical fiber connector plug 31 is coupled to the FC type optical fiber connector adapter AD1, the optical fiber connector plug frame 35 and the ferrule FE1 held by the optical fiber connector plug frame 35 are connected to the FC type optical fiber connector plug frame 35. It cannot be rotated with respect to the optical fiber connector adapter AD3.
[0149]
The cylindrical coupling nut 33 which covers the outer periphery of the optical fiber connector plug frame 35 at the distal end side of the FC type optical fiber connector plug 31 and has a through hole in the center is provided with the optical fiber connector plug 31. A small-diameter portion 33A is provided on the inner periphery of the through hole on the base end side, and the inside diameter of the small-diameter portion 33A is smaller than the outer shape of the flange 35F of the optical fiber connector plug frame 35. An inner periphery of the through-hole on the tip end side of 31 is a threaded portion 33B which can be threadably engaged with a threaded portion provided on the outer periphery of the cylindrical engagement portion AD3A of the FC type optical fiber connector adapter AD3. Is formed.
[0150]
The coupling nut 33 does not cover the grip 7C of the optical fiber connector plug holder 7. Therefore, when aligning the optical fiber FB1, the gripper 7C can be gripped, and the optical fiber connector plug holder 7 can be rotated with respect to the optical fiber connector plug frame 35. Further, after the rotational positioning, the adhesive can be easily supplied to the threaded portion.
[0151]
When the optical fiber connector plug 31 is connected to the optical fiber connector adapter AD3, the screwing portion 33B is screwed to the screwing portion of the optical fiber connector adapter AD3, and the small diameter portion of the through hole is connected. 33A comes into contact with the flange 35F, and presses the optical fiber connector plug frame 35 in the direction of the optical fiber connector adapter AD3.
[0152]
The optical fiber connector plug holder 7 constituting the optical fiber connector plug 31 has the same configuration as that of the SC type optical fiber connector plug 1.
[0153]
However, a ring-shaped locking member 17 is integrally provided on the outer periphery of the grip 7C of the optical fiber connector plug holder 7. The outer shape of the locking member 17 is configured to be larger than the inner diameter of the small-diameter portion 33A of the through hole of the coupling nut 33, and prevents the coupling nut 33 from coming out to the base end side of the optical fiber connector plug 31. are doing.
[0154]
A notch 17A is provided in a part of the outer periphery of the locking member 17, and the locking member 17 is formed in a “C” shape by the notch 17A. With such a configuration, the locking member 17 is easily bent and the inner diameter is easily changed, and the locking member 17 is fitted on the outer periphery of the grip portion 7C of the optical fiber connector plug holder 7. Therefore, the work of integrally providing is facilitated. Note that the outer peripheral notch 17A of the locking member 17 may not be provided.
[0155]
Next, a case will be described in which the other end of the optical fiber cable is attached to the FC-type optical fiber connector plug 31 together with the ferrule FE1 and the like. The assembling process in this case is shown in the column described as “Embodiment of the invention (FC type)” in FIG.
[0156]
In the above-described process of assembling the optical fiber cable to the FC-type optical fiber connector plug 31, the process from polishing of the end face of the ferrule to inspection of the end face includes connecting the optical fiber cable to the SC-type optical fiber connector plug 1. It is almost the same as the assembling process.
[0157]
Then, after the end face inspection of the ferrule is completed, the locking member 17 is fitted and attached to the outer periphery of the grip portion 7C of the optical fiber connector plug holder 7, and the optical fiber connector plug frame 35 into which the coupling nut 33 is inserted, The ferrule FE1 to which the optical fiber is bonded, the spring 9 inserted in advance, and the plug holder 7 for the optical fiber connector are attached and assembled.
[0158]
Subsequently, the Keplerian caulking 11 is caulked with the optical fiber connector plug holder 7 to fix the Kepler, the sheath caulking ring 13 is caulked to hold and fix the sheath of the optical fiber cord, and the Kepler caulking 11 and the sheath caulking 13 are connected. The hood 15 is attached so as to cover.
[0159]
Next, similarly to the SC-type optical fiber connector plug 1, the alignment of the optical fiber FB1 of the ferrule FE1 supported by the optical fiber connector plug holder 7 and the optical fiber connector plug frame 35 is performed. The optical fiber connector plug holder 7 screwed to the plug frame 5 is rotated by rotating the holding portion 7C of the optical fiber connector plug holder 7.
[0160]
The alignment is performed by inserting the assembled optical fiber connector plug holder 7 and the optical fiber connector plug frame 35 by inserting the other end of an alignment adapter (not shown). The alignment adapter is configured by attaching an alignment master to one end of the alignment adapter.
[0161]
Subsequently, similarly to the plug 1 for SC-type optical fiber connector, the assembled plug 31 for SC-type optical fiber connector is used by using a master for performance inspection (attached to the master for performance inspection), and the The connection state is inspected, and after this inspection, the master is detached from the performance inspection master.
[0162]
Next, the case where the FC-type optical fiber connector plug 31 is detached from the FC-type optical fiber connector adapter will be outlined.
[0163]
Unlike the SC type optical fiber connector plug 1, when performing the above coupling or detachment, insert the optical fiber connector plug frame 35 into the FC type optical fiber connector adapter AD3 by aligning the position of the engaging portion 35 </ b> D. After the engagement, the threaded portion of the coupling nut 33 and the threaded portion of the FC-type optical fiber connector adapter AD3 are screwed to each other or released from each other, and the optical fiber connector The plug frame 35 is coupled to the FC-type optical fiber connector adapter AD3 or separated from the FC-type optical fiber connector adapter AD3.
[0164]
According to the FC-type optical fiber connector plug 31, the plug 31 for the SC-type optical fiber connector has substantially the same configuration as that of the plug 1 for the SC-type optical fiber connector.
[0165]
Also, the outer shape of the holding portion 7C of the optical fiber connector plug holder 7 constituting the FC type optical fiber connector plug 31 is smaller than the inner diameter of the insertion portion of the knob 3 of the SC type optical connector and the SC type optical fiber. By configuring the connector plug frame 5 to be larger than the inner diameter of the threaded portion 5D, the optical fiber connector plug holder 7 can be provided in the knob 3 of the SC type optical fiber connector plug 1 having a small outer diameter. The optical fiber connector plug holder 7 can also be used for the SC type optical fiber connector plug 1.
[0166]
Therefore, it is possible to reduce the number of types of parts for manufacturing the SC type optical fiber connector plug 1 and the FC type optical fiber connector plug 31 to reduce inventory, and to reduce the optical fiber connector plug holder 7. Mass production is possible, and manufacturing costs can be reduced.
[0167]
Further, the optical fiber connectors according to the above embodiments can be applied to not only a single mode optical fiber and a multimode optical fiber but also a polarization maintaining optical fiber. That is, when the polarization-maintaining optical fiber is held and connected by the optical fiber connector according to each of the above embodiments, the angle deviation of the polarization plane can be finely adjusted, and stable optical characteristics can be obtained.
[0168]
【The invention's effect】
According to the present invention, in a plug for an SC-type optical fiber connector in which a ferrule which fixedly supports one end of an optical fiber is internally supported, the ferrule is connected to the SC-type optical fiber connector without using a special tool. This has the effect that the plug can be freely rotated and positioned at any angle with respect to the plug.
[0169]
Further, according to the present invention, in a plug holder for an optical fiber connector of a plug for an optical fiber connector in which a ferrule fixedly supported at one end of an optical fiber is supported, without using a special tool, the ferrule is used. The SC-type optical fiber connector plug can be freely rotated and positioned at any angle without any step, and can be used for both the SC-type optical fiber connector plug and the FC-type optical fiber connector plug. Play.
[0170]
Further, according to the present invention, in each of the SC type optical connector and the FC type optical connector, steps from insertion of a component using a common component to polishing of the end face of the ferrule and inspection of the end face can be performed in common. Therefore, unlike the related art, it is not necessary to manufacture the SC optical connector and the FC optical connector in separate processes, and the manufacturing lot can be increased. That is, since the number of production lots can be increased in addition to the common use of parts and the common assembly process, the cost of parts can be reduced and productivity can be significantly improved.
[0171]
Further, according to the present invention, when assembling the optical fiber connector plug, there is a possibility that fine dust generated in polishing of the ferrule accommodated in the optical fiber connector plug is mixed into the optical fiber connector plug. Can be eliminated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing a schematic configuration of a plug for an SC type optical fiber connector.
FIG. 2 is a sectional view showing a schematic configuration of a plug for an SC type optical fiber connector.
FIG. 3 is a cross-sectional view illustrating a schematic configuration of an FC-type optical fiber connector plug.
FIG. 4 is a sectional view showing a schematic configuration of a plug for an FC type optical fiber connector.
FIG. 5 is a view showing a process when assembling one end of the optical fiber cable together with a ferrule or the like to an optical fiber connector plug.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a schematic configuration of a conventional plug for an SC-type optical fiber connector.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing a schematic configuration of a conventional plug for an SC-type optical fiber connector.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a schematic configuration of a conventional FC-type optical fiber connector plug.
FIG. 9 is a cross-sectional view showing a schematic configuration of a conventional FC-type optical fiber connector plug.
[Explanation of symbols]
1 SC type optical fiber connector plug
1A Tip
1B Base end
3 knob
5 Plug frame for optical fiber connector
5A, 5B, 35A, 35B storage holes
5C, 35C Ferrule axial positioning part
5D, 7B, 35F screwed part
7 Plug holder for optical fiber connector
7A groove engaging part
7C gripper
7D spring storage hole
7E Through hole
7F pressing part
9 Compression spring
31 FC type optical fiber connector plug
33 Coupling nut
35 Plug frame for optical fiber connector
AD1 Adapter for SC type optical fiber connector
AD3 FC type optical fiber connector adapter
FE1 Ferrule
FE2 proximal end side
FL1 Flange
FL2 Rotation groove
SV1 sleeve

Claims (7)

光ファイバの一端部側を固定支持したフェルールを内部に支持自在であり、上記光ファイバを光伝送装置に光接続するためのＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに着脱自在な光ファイバコネクタ用プラグにおいて、
上記光ファイバコネクタ用プラグに支持され、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタのスリーブによって、周方向の位置決めがされているフェルールを、このフェルールの軸心を中心に、光ファイバコネクタ用プラグの光ファイバコネクタ用プラグホルダを用いて、任意の角度回転してインデックス位置決め自在のインデックス位置決め手段を有することを特徴とする光ファイバコネクタ用プラグ。An optical fiber connector plug which is capable of supporting a ferrule fixedly supported at one end of the optical fiber therein and which is detachably attached to an SC type optical fiber connector adapter for optically connecting the optical fiber to an optical transmission device,
The ferrule supported by the optical fiber connector plug and positioned in the circumferential direction by the sleeve of the SC type optical fiber connector adapter is moved around the axis of the ferrule to the optical fiber of the optical fiber connector plug. An optical fiber connector plug comprising index positioning means that can be rotated at an arbitrary angle and index positioned using a connector plug holder. 請求項１に記載の光ファイバコネクタ用プラグにおいて、
上記光ファイバの他端部側が延出している上記フェルールの基端部側には、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダの溝係合部と係合可能な回転用溝を外周に具備したフランジが一体的に設けられ、
上記光ファイバコネクタ用プラグは、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタと係合して上記光ファイバコネクタ用プラグを上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに取り付けるためのツマミを備え、
上記インデックス位置決め手段は、上記光ファイバコネクタ用プラグの先端部側で上記ツマミ内に一体的に設けられ、上記フェルールの先端部側が上記光ファイバコネクタ用プラグの先端部側になるように、上記フェルールと上記フランジとを回転自在に支持している光ファイバコネクタ用プラグフレームと、上記フランジの上記回転用溝に係合自在な上記溝係合部を備えると共に、上記光ファイバコネクタ用プラグフレームに螺合して、上記光ファイバコネクタ用プラグフレームに対して回転自在な上記光ファイバコネクタ用プラグホルダとを備え、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダを上記光ファイバコネクタ用プラグフレームに対して回転させることによって、上記フェルールを任意の角度回転してインデックス位置決め自在であることを特徴とする光ファイバコネクタ用プラグ。The optical fiber connector plug according to claim 1,
On the base end side of the ferrule from which the other end side of the optical fiber extends, a flange having an outer peripheral rotation groove engageable with the groove engaging portion of the optical fiber connector plug holder is integrally formed. Is provided,
The optical fiber connector plug includes a knob for engaging the SC type optical fiber connector adapter and attaching the optical fiber connector plug to the SC type optical fiber connector adapter,
The index positioning means is provided integrally with the knob at the distal end side of the optical fiber connector plug, and the ferrule is arranged so that the distal end side of the ferrule is the distal end side of the optical fiber connector plug. A plug frame for an optical fiber connector rotatably supporting the flange and the flange; and a groove engaging portion engageable with the groove for rotation of the flange. Together with the optical fiber connector plug holder rotatable with respect to the optical fiber connector plug frame, by rotating the optical fiber connector plug holder with respect to the optical fiber connector plug frame. The above ferrule can be rotated by any angle to allow index positioning. Optical fiber connector plug characterized in that. ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタと着脱自在なＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグのツマミ内で、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグの先端部側に一体的に設けられる光ファイバコネクタ用プラグフレームにおいて、
上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグの先端部側で、上記ツマミの長手方向に沿って設けられ、光ファイバの一端部側を固定支持したフェルールの軸が上記ツマミの長手方向に沿うように、上記フェルールを収納自在な第１の収納孔と；上記第１の収納孔と軸心が互いにほぼ一致し、上記第１の収納孔よりも内径が大きく構成され、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグの基端部側に、上記第１の収納孔と連通して設けられていることによって、上記第１の収納孔と共に上記ツマミの長手方向に延びた貫通孔を形成し、光ファイバコネクタ用プラグホルダの溝係合部と係合自在な回転用溝を外周に具備して上記フェルールの基端部側に一体的に設けられたフランジを収納自在な第２の収納孔と；
上記第１の収納孔と上記第２の収納孔との間の段差をもって接続した部分であって、上記フランジと接触して、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグの先端部側方向であって、上記フェルールの軸方向に、上記フェルールを位置決め自在な環状のフェルール軸方向位置決め部と；
上記第２の収納孔の内周で、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグの基端部側に設けられ、上記フランジの回転用溝と係合自在な上記溝係合部を具備する上記光ファイバコネクタ用プラグホルダの螺合部と螺合自在な螺合部と；
を有することを特徴とする光ファイバコネクタ用プラグフレーム。In the plug frame for the optical fiber connector, which is provided integrally with the SC type optical fiber connector plug and the tip of the SC type optical fiber connector plug detachably in the knob of the removable SC type optical fiber connector plug,
On the distal end side of the SC-type optical fiber connector plug, provided along the longitudinal direction of the knob, so that the axis of the ferrule that fixedly supports one end side of the optical fiber along the longitudinal direction of the knob, A first storage hole in which a ferrule can be stored; the first storage hole and the axis substantially coincide with each other, and the inner diameter of the first storage hole is larger than that of the first storage hole; By being provided on the base end side in communication with the first storage hole, a through hole extending in the longitudinal direction of the knob is formed together with the first storage hole, and a plug holder for an optical fiber connector is provided. A second storage hole provided on the outer periphery of the outer peripheral surface with a rotation groove engageable with the groove engagement portion of the ferrule, and a flange integrally provided on the base end side of the ferrule;
A portion that is connected with a step between the first storage hole and the second storage hole, is in contact with the flange, and is in a direction toward the distal end of the SC-type optical fiber connector plug; An annular ferrule axial positioning portion capable of positioning the ferrule in the axial direction of the ferrule;
An optical fiber provided with the groove engaging portion provided on the inner peripheral side of the second housing hole on the base end side of the plug for the SC type optical fiber connector and capable of engaging with the rotating groove of the flange; A screw portion of the connector plug holder and a screw portion that can be screwed;
A plug frame for an optical fiber connector, comprising: ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタと着脱自在なＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグのツマミ内で、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグの先端部側に一体的に設けられる光ファイバコネクタ用プラグフレームであって、光ファイバの一端部側を固定支持したフェルールと、光ファイバコネクタ用プラグホルダの溝係合部と係合自在な回転用溝を外周に具備して上記フェルールの基端部側に一体的に設けられたフランジとを、上記フェルールの先端部側が上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグの先端部側に位置し、上記フェルールの軸が上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグのツマミの長手に沿うように収納自在な光ファイバコネクタ用プラグフレームに係合自在な光ファイバコネクタ用プラグホルダにおいて、
上記光ファイバコネクタ用プラグホルダの先端部側に設けられ、上記フランジの上記回転用溝と係合自在な溝係合部と；
上記光ファイバコネクタ用プラグホルダの基端部側の外周に設けられ、上記光ファイバコネクタ用プラグフレームと螺合自在な螺合部と；
上記フェルールの基端部側に延出している上記光ファイバを通すために、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダの軸方向に設けられた貫通孔と；
を有し、上記ＳＣ形光ファイバコネクタ用プラグのツマミ内に収納自在であると共に、ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタと係合自在なＦＣ形光ファイバコネクタ用プラグにも共用可能であることを特徴とする光ファイバコネクタ用プラグホルダ。An optical fiber connector plug frame, which is provided integrally with a tip of the SC type optical fiber connector plug within a knob of the SC type optical fiber connector plug detachably attached to the SC type optical fiber connector adapter. A ferrule which fixedly supports one end of the optical fiber, and a rotatable groove which is engageable with a groove engaging portion of the plug holder for the optical fiber connector, and is integrally formed on the base end of the ferrule. With the provided flange, the tip side of the ferrule is located on the tip side of the plug for the SC type optical fiber connector, and the axis of the ferrule is along the length of the knob of the plug for the SC type optical fiber connector. In a plug holder for an optical fiber connector that can be engaged with a plug frame for an optical fiber connector that can be stored,
A groove engaging portion provided on the tip end side of the plug holder for the optical fiber connector, the groove engaging portion being engageable with the rotation groove of the flange;
A threaded portion provided on the outer periphery on the base end side of the optical fiber connector plug holder and capable of screwing with the optical fiber connector plug frame;
A through hole provided in the axial direction of the optical fiber connector plug holder for passing the optical fiber extending to the base end side of the ferrule;
And can be housed in the knob of the SC-type optical fiber connector plug, and can be shared with the FC-type optical fiber connector plug which can be engaged with the FC-type optical fiber connector adapter. Plug holder for optical fiber connectors. 光ファイバの一端部側を固定支持したフェルールを内部に支持し、上記光ファイバを光伝送装置に光接続するための光ファイバコネクタ用アダプタに着脱自在な光ファイバコネクタ用プラグの組み立て方法において、
ＳＣ形光ファイバコネクタアダプタと係合自在な光ファイバコネクタ用プラグと、ＦＣ形光ファイバコネクタ用アダプタと係合自在な光ファイバコネクタ用プラグとに共用可能な光ファイバコネクタ用プラグホルダを含む上記光ファイバコネクタ用プラグの各構成部品を、上記光ファイバの一端部から上記光ファイバに相対的に挿入する構成部品挿入工程と；
上記光ファイバの一端部を上記フェールに挿入して接着固定する接着工程と；上記フェルールの端面を、上記光ファイバの端面と共に研磨するフェルール端面研磨工程と；
上記研磨後に、光ファイバコネクタ用プラグフレームに上記フェルールと上記各構成部品とを挿入して組み立てる組み立て工程と；
を有することを特徴とする光ファイバコネクタ用プラグの組み立て方法。A method of assembling a plug for an optical fiber connector detachably attached to an optical fiber connector adapter for optically connecting the optical fiber to an optical transmission device, wherein the ferrule fixedly supported at one end of the optical fiber is internally supported,
An optical fiber connector including a plug holder for an optical fiber connector that can be used as a plug for an optical fiber connector that can be engaged with an SC type optical fiber connector adapter and a plug for an optical fiber connector that can be engaged with an adapter for an FC type optical fiber connector. A component insertion step of inserting each component of the fiber connector plug relatively from one end of the optical fiber into the optical fiber;
A bonding step of inserting one end of the optical fiber into the ferrule and bonding and fixing; and a ferrule end face polishing step of polishing the end face of the ferrule together with the end face of the optical fiber;
After the polishing, an assembling step of inserting and assembling the ferrule and the respective components into a plug frame for an optical fiber connector;
A method for assembling a plug for an optical fiber connector, comprising: 請求項５に記載の光ファイバコネクタ用プラグの組み立て方法において、
上記組み立て工程で組み立てられた光ファイバコネクタ用プラグフレームを、調芯用アダプタに挿入して取り付け、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダを任意の角度回転することによって、上記光ファイバを調芯した後、上記光ファイバコネクタ用プラグホルダを上記光ファイバコネクタ用プラグフレームに対して固定する調芯固定工程と；
を有することを特徴とする光ファイバコネクタ用プラグの組み立て方法。The method for assembling a plug for an optical fiber connector according to claim 5,
After the optical fiber connector plug frame assembled in the above assembly process is inserted into the alignment adapter and attached, by rotating the optical fiber connector plug holder by an arbitrary angle, the optical fiber is aligned, An alignment fixing step of fixing the optical fiber connector plug holder to the optical fiber connector plug frame;
A method for assembling a plug for an optical fiber connector, comprising: 請求項６に記載の光ファイバコネクタ用プラグの組み立て方法において、
上記光ファイバコネクタ用プラグは、ＳＣ形光ファイバコネクタ用アダプタに係合自在なプラグであり、
上記光ファイバの調芯固定後、上記光ファイバコネクタ用プラグフレームを上記調芯用アダプタから取り外し上記ツマミに挿入して固定する挿入固定工程と；
を有することを特徴とする光ファイバコネクタ用プラグの組み立て方法。The method for assembling a plug for an optical fiber connector according to claim 6,
The optical fiber connector plug is a plug that can be engaged with the SC type optical fiber connector adapter,
Inserting and fixing the optical fiber connector plug frame from the alignment adapter after inserting and fixing the optical fiber connector plug frame after the alignment of the optical fiber;
A method for assembling a plug for an optical fiber connector, comprising:
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