JP2004100278A - ユニットタイル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】合成樹脂製のユニット架台の上面にタイルが配され、該ユニット架台と該タイルとが接合部材と接着剤によって接合されてなるユニットタイルであって、該タイルと該接合部材が接着剤により接合され、かつ、該接合部材が該ユニット架台に設けられた係止部に係止されているユニットタイル。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はユニットタイルに関し、特にバルコニーやベランダなどに敷設される床置き用のユニットタイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から上市されているユニットタイルとしては、例えば、格子状に形成された基台部と、この基台部の下面から突出する複数の脚部とを備える合成樹脂製のユニット架台と、複数のタイルとからなり、各タイルが接着剤を介してユニット架台と一体化されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
そして、ユニット架台に設けられた連結環を隣接するユニットタイルのユニット架台に設けられた連結突起に嵌合させることにより、隣接するユニットタイルと連結することができるとともに、敷設時に脚部が、ユニット架台本体の下面と敷設面との間にタイル表面に降った雨水等の流路となる所定の空間を形成するようになっている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
しかし、従来のユニットタイルは、上述のようにユニット架台とタイルとが接着剤を介して一体化されるようになっているため、つぎのような問題があった。
【0005】
すなわち、タイルとユニット架台とを別個に製造したのち、これらを接着剤で接合し、一体化しなければならず、ユニット架台とタイルとの剥離強度を維持するために、高価である接着剤を多量に使用するという点で問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来の欠点に鑑み、合成樹脂製のユニット架台とタイルとを接合する接着剤の使用量が少量ですみ、かつユニット架台とタイルとの剥離強度にも優れたユニットタイルを提供せんとするものである。
【0007】
【特許文献1】
特許2783127号公報(第1−2頁)
【0008】
【特許文献2】
実用新案2580944号公報(第2−3頁)
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる課題を解決するために、次のような構成を有するものである。
すなわち、本発明のユニットタイルは、合成樹脂製のユニット架台の上面にタイルが配され、該ユニット架台と該タイルとが接合部材と接着剤によって接合されてなるユニットタイルであって、該タイルと該接合部材が接着剤により固定され、かつ、該接合部材が該ユニット架台に設けられた係止部に係止されていることを骨子とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、前記課題、つまり合成樹脂製のユニット架台とタイルとを接合する接着剤の使用量が少量ですみ、かつ該ユニット架台と該タイルとの剥離強度も優れたユニットタイルについて、鋭意検討し、かかる課題を一挙に解決することを究明したものである。
【0011】
すなわち、本発明は、ユニット架台とタイルとを接合させる接合部材を用いることにより、接着剤の使用量が少量ですみ、かつユニット架台とタイルとの剥離強度も優れたユニットタイルを提供し得たものである。
【0012】
以下、本発明を図面に基いて説明する。
【0013】
図1は本発明のユニットタイルの1例を示す分解斜視図である。また、図2は図1の底面の斜視図である。また、図3は図1の断面図である。
【0014】
本発明のユニットタイルは、合成樹脂製のユニット架台2の上面にタイル1が配されているものであり、1枚あたりのユニット架台2の上にタイル1が、1枚または複数枚数配されており、意匠性または製造作業性の面から、1枚あたりのユニット架台2の上にタイル1が1〜9枚の範囲で好ましく使用される。
【0015】
ユニット架台2の形状としては、特に限定されないが、原料の使用量を節減し、軽量化するために、タイルを載せる基台部が格子枠状であり、また孔6が設けてあることが好ましく、基台部の底面には、水捌けを良くするために、複数の脚部7を備えた形状が好ましい。
【0016】
ユニット架台2の大きさとしては、特に限定されないが、運搬や敷設工事の際の取扱い易さから、1辺が100〜500mmの正方形または長方形とするのが好ましく、さらには、1辺が300mmの略正方形のものが、市販されているものと連結できる点で特に好ましい。
【0017】
本発明に使用するユニット架台2の材質は、合成樹脂であれば特に制限無く使用できる。射出成形が可能である熱可塑性樹脂が好ましく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル、エチレン酢酸ビニル共重合体などの合成樹脂が好ましく使用される。中でも、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体などがより好ましく使用される。これらの合成樹脂は、ホモポリマーであっても、共重合体やブレンドであっても良い。
【0018】
床面の硬度があらかじめ予測できる場合は、床面を傷つけないために該床面よりも柔らかい合成樹脂を使用するのが好ましい。
【0019】
ユニット架台2は、隣接するユニット架台同士を連結するために、嵌合構造を有していることが好ましい。例えば、ユニット架台2の相隣る2つの側壁に連結環10、残りの2つの側壁に連結突起11などを設けた嵌合構造を備えていることが好ましい。
【0020】
本発明に使用するタイル1は、効果的にタイル表面の水たまりや水膜の形成を抑制することができる点で、透水性タイルが好ましく使用される。かかる透水性タイルとは、内部に空隙を有し、表面から裏面あるいは側面へ通ずる連続気孔を有するタイルである。透水性タイルの材質は特に限定されないが、例えば、骨材にガラスやセメントや樹脂などの焼結バインダーを用い、強固な保形性を付与されたものが用いられる。
【0021】
タイル1には、セラミックスタイルが特に好ましく用いられる。セラミックスタイルとしては、例えば、透水性アスファルトコンクリート、透水性コンクリート、透水性コンクリート平板、透水性インターロッキングブロック、透水性セラミックスタイル、透水性セラミックスブロックなどを例示することができ、中でも、透水性セラミックスタイル、透水性セラミックスブロックは、セメント系のブロックや平板のもつ発華現象による表面の汚れが著しく少なく、アスファルトコンクリートのように熱による気孔の目詰まりの発生が著しく少ないのでより好ましい。セラミックスタイルの製造方法は特に限定されないが、通常、高温加熱により骨材を焼結バインダーを介して結合して製造される。
【0022】
タイル1の形状としては特に限定されないが、100〜300mm角で、厚みは、7〜20mm程度が扱いやすい。
【0023】
また、人の歩行等によって破損せず、十分に長期の使用に耐えるため、タイル1は、JIS A−5304で測定される3点曲げ強度が6MPa以上であることが好ましく、8MPa以上であることがさらに好ましい。例えば、3点曲げ強度が6MPa以上であれば、タイルの厚みが15mmの場合で100kg以上、厚みが20mmの場合で150kg以上の静的荷重に耐えることができる。
【0024】
タイル1の衝撃強度としては、物の落下等によって破損せず、十分に長期の使用に耐えるため、施工状態において500gの鉄球を10cm以上の高さから自由落下させても破損しない衝撃強度を有することが好ましく、破損しない自由落下高さが20cm以上であることがさらに好ましい。特に、タイルがセラミックスタイルの場合には、衝突位置にかかわらず500gの鉄球を10cm以上の高さから自由落下させても破損しないことが好ましい。
【0025】
タイル1が透水性タイルの場合、JIS A−1218で測定される初期の透水係数が、1×10−2cm/秒以上であることが好ましく、5×10−2cm/秒以上であることがさらに好ましい。透水係数が、1×10−2cm/秒以上であれば、土木構造物の設計に用いる一般的な降雨強度である50mm/時間の雨水を十分通過させる能力を持つからである。
【0026】
タイル1の表面抵抗としては、人が滑ることなく歩行するため、ASTM E303−66Tで測定される湿潤時における表面の滑り抵抗値が、40BPN以上であることが好ましく、さらに好ましくは50BPN以上である。表面の滑り抵抗値が、40BPN以上であれば、降雨時や降雨後の舗装表面が湿潤状態にあっても人は滑りにくいからである。
【0027】
タイル1の吸音性としては、外部騒音や人が歩行した場合に発生する音を吸収するために、JIS A 1405の垂直入射吸音率測定法で測定される(ただし、裏面空気層は設けない)400〜1000ヘルツの平均吸音率が、好ましくは40%以上、さらに好ましくは50%以上であるものがよい。
【0028】
また、タイル1は、予め着色したセラミックスの骨材を用いるか、またはタイルを製造する工程で顔料を混入することなどにより、景観に配慮した色彩選択が可能であり、ペイントのような剥がれや摩耗によるかすれがなく耐久性がよい。さらに、意匠性の高い床材とするため、各種カラーのタイルを組み合わせることもできる。
【0029】
本発明に使用する接合部材4は、接着剤3によりタイル1と接合されるとともに、接合部材4がユニット架台2に設けられた係止部8に係止されている。すなわち、ユニット架台とタイルとを一体化させることを目的とするものである。
【0030】
接合部材4の係止方法は特に限定されないが、好ましくは、ユニット架台2に設けられた梁状の係止部8を跨ぐ用に形成されることである。跨ぐように形成されることで、接合がより強固になる。
【0031】
接合部材4は、タイル1に面する少なくとも2つの底面を持つ凸状部材であるのが好ましい。また、該少なくとも2つの底面が接着剤を介してタイルに接合されていることが好ましい。
【0032】
図3を用いて、詳述する。凸状部材、すなわち接合部材4は、ユニット架台2の基台部に形成する格子間にある梁状の係止部8を跨ぎ、ユニット架台の基台部の格子間にある孔6を通して、タイル1と合わさる2つの底面を持つ部材である。かかる凸状の形状としては、ユニット架台の梁状の係止部8の1ヵ所を跨ぐ形状であれば、特に限定されず、例えば、1段式の凸形状、2段式の凸形状、曲面を持った半円形状などが挙げられる。中でも、一体化した場合にユニット架台2とタイル1のガタツキが少ない、1段式または2段式の凸形状のものが好ましく使用される。
【0033】
凸状部材の加工方法としては、凸形状に成形できる方法であれば特に限定されず、例えば、合成樹脂の射出成形、金属の曲げ加工やプレス加工などにより成形する方法が挙げられる。凸状部材は、接着性またはユニットタイルの製造工程の作業性の上から、面(板)状のもの、または、網目状や格子状の孔開きのものが好ましく使用される。
【0034】
本発明において、接合部材が、軸部と頭部からなるねじ状部材であり、タイルに該ねじ状部材が進入できる孔部が設けられおり、該孔部の中に接着剤を配し、該タイルと該ねじ状部材が接合されているとともに、該ねじ状部材の頭部がユニット架台に設けられた係止部に係止されているのは、好ましい態様である。
【0035】
図4を用いて詳述する。図4は本発明のユニットタイルの1例を示す断面図である。接合部材、すなわちねじ状部材5は、図4に示す断面図のとおり、軸部と頭部からなる部材であり、ユニット架台の脚部の孔9に挿入され、ユニット架台の脚部の孔9に設けられた係止部14にねじ状部材の頭部15が係止される形状の部材である。かかる形状の部材として、ねじ状部材5としては、ねじまたはリベットが好ましく使用され、中でも、タイルに設けた孔部13の接着剤3との引抜強さが大きい点で、ねじが好ましく使用される。
【0036】
タイルに設ける孔13の形成方法は特に限定されず、例えば、ドリルなどで穴あけ加工をしても良いし、タイル成形時に金型に肉盛りしても良い。また、孔13の形状としては、特に限定されないが、ねじ状部材5が進入が容易である、円柱孔状、半球孔状、円錐孔状、半円錐孔状、角柱孔状などが好ましい。さらに、孔13の深さとしては、タイル1の強度を維持させる上から、タイル1の総厚みに対して、2/3以下の深さが好ましい。また、ねじ状部材の軸部の中で接着剤に進入させる部分の長さとしては、剥離強度の上から、2mm以上であることが好ましい。
【0037】
本発明に使用する接合部材は、タイル1枚に対し少なくとも1つは使用する必要がある。好ましくは、1枚のタイルに対し2〜8個使用すれば、タイルとユニット架台が剥離することなく接合することができる。
【0038】
また、接合部材として凸状部材を使用する場合は、相隣るタイルに跨いで使用すれば、凸状部材を使用する個数を抑えることができ好ましい。
【0039】
さらに、敷設の際に端部の幅調整としてユニットタイルを切断したり、また、タイルとユニット架台の剥離強度が低下する場合には1枚のタイルに対し凸状部材とねじ状部材を組み合わせて使用してもかまわない。
【0040】
本発明に使用する接合部材の材質としては特に限定されないが、接着剤との接着性や耐久性などから、ABS樹脂やポリプロピレンなどの合成樹脂製、またはステンレスや亜鉛など金属製のものが好ましく使用され、中でも耐衝撃性や水などによる耐蝕性の上から、ステンレス製のものがより好ましく使用される。
【0041】
本発明に使用する接着剤は、タイルとユニット架台を接合させるために、少なくとも接合部材とタイルとの間に設けられる。接着剤は、接合部材がタイルに面する面の全面に設けても良いし一部に設けても良い。また、必要に応じ、ユニット架台とタイルの合わせ面に接着剤を配してもかまわない。
【0042】
本発明に使用する接着剤の材質は特に限定されないが、タイルと接合部材の両者に対して接着性の点から、アクリル系、エポキシ樹脂系、ポリウレタン系、シリコーン系、ゴム系、ホットメルト接着剤などが好ましく使用される。中でも、優れた接着性と耐久性をもつ点から、エポキシ樹脂系接着剤が好ましく使用される。
【0043】
本発明のユニットタイルの用途は特に限定されず、例えば、屋外用として、公園用床材、遊歩道用床材、階段用床材、床材兼用の屋外イベントホール座席などに使用することができる。また屋内用についても、透水性を必要とする場所等に好ましく使用される。
【0044】
【実施例】
以下、実施例により更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、実施例に示す剥離強さは次の方法で測定した。
【0045】
(剥離強さ)
オートグラフ((株)島津製作所SD−100−C型)を用いて、接合部材の1部材あたりのユニット架台とタイルとの剥離強さを測定した。剥離強さは150N以上を合格と判定した。
【0046】
実施例1
図3の断面形状に示したユニットタイルを製作した。すなわち、300mm角で厚みが2mmの平板に、等間隔に12段12列に配した一辺が15mmの略正方形の孔6を設け、裏面のそれぞれの略正方形の頂点の位置に8mmの高さの脚部7を169個設け、それぞれの脚部7の間を結ぶように3mm角断面の梁状部8で補強を施し、また169個の脚部のうち、16ヶ所の脚部7の孔9(図示せず)に厚み3mmの係止部14(図示せず)を設け、さらに相隣る2つの側壁に連結環10、残りの2つの側壁に連結突起11を設けた構造で、材質がエチレン−酢酸ビニル共重合体からなるユニット架台2を射出成形にて作製した。
【0047】
次に、働き幅が150×150mm、厚みが15mmの透水性セラミックスのタイル1を成形焼成し、作製した。
【0048】
さらに、厚み0.5mmのステンレス板から、長さ35mm、幅15mm、高さが5mmの凸状部材4をプレス加工にて作製した。
【0049】
上記タイル1の裏面を上方にして4枚(タテ2枚×ヨコ2枚)並べ、その上面にユニット架台2を裏面を上方にして置いた後、凸状部材4の2つの底裏面にエポキシ樹脂系接着剤3を付着させ、ユニット架台2の梁状部8を跨ぐ形で、タイル1枚の四隅に4個の凸状部材4を配するように、凸状部材4とタイル1を接合し、接着剤を固化させ、ユニットタイルを作製した。このとき、ユニットタイル1枚あたりに使用した接着剤は3.2gであった。
【0050】
このユニットタイルにおいて、凸状部材4の1部材あたりのユニット架台2とタイル1との剥離強さは340Nであった。
【0051】
すなわち、凸状部材4を用いることで、接着剤3の使用量が少量ですみ、しかも高い剥離強さが得られた。
【0052】
実施例2
図4の断面形状を有するユニットタイルを製作した。すなわち、まず、実施例1と同じユニット架台2を作製した。次に、ねじ状部材5として、ステンレス製のタッピングねじ(規格:B−0形、φ3×8mm)を用意した。
【0053】
さらに、働き幅が150×150mm、厚みが15mmの透水性セラミックスのタイルを作製した後、ユニットタイルとした時にユニット架台の脚部の孔9に合う位置に、予めタイル1の裏面の4箇所に外径6mmのドリルで、深さ5mmの孔13を開けた。
【0054】
上記タイル1の裏面を上方にして4枚(タテ2枚×ヨコ2枚)並べ、ドリルで開けた16箇所の孔13にエポキシ系樹脂接着剤3を注入し、その上面にユニット架台2を裏面を上方にして置いた後、ユニット架台の脚部の孔9と接着剤3を注入したタイルの孔13が重なる場所に、タッピングねじを挿入し、接着剤を固化させ、ユニットタイルを作製した。このとき、ユニットタイル1枚あたりに使用した接着剤は4.0gであった。
【0055】
このユニットタイルにおいて、ねじ状部材5の1部材あたりのユニット架台2とタイル1との剥離強さは215Nであった。
【0056】
すなわち、ねじ状部材5を用いることで、接着剤3の使用量が少量ですみ、しかも高い剥離強さが得られた。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、高価である接着剤の使用量が少量で良いために、接着剤の付着量のばらつきを抑え、かつ低コストで作製できるとともに、接着剤のはみ出しが少なく、意匠面にも優れたユニットタイルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のユニットタイルの1例を示す分解斜視図である。
【図2】図1のユニットタイルの底面の斜視図である。
【図3】図1のユニットタイルの断面図である。
【図4】本発明のユニットタイルの別の1例を示す断面図である。
【符号の説明】
1:タイル
2:ユニット架台
3:接着剤
4:接合部材(凸状部材)
5:接合部材(ねじ状部材)
6:ユニット架台の孔
7:ユニット架台の脚部
8:ユニット架台の梁状部(係止部)
9:ユニット架台の脚部の孔
10:連結環
11:連結突起
13:タイルに設けた孔
14:ユニット架台の(ネジ状部材を係止する)係止部
15:ねじ状部材の頭部
Claims (8)
- 合成樹脂製のユニット架台の上面にタイルが配され、該ユニット架台と該タイルとが接合部材と接着剤によって接合されてなるユニットタイルであって、該タイルと該接合部材が接着剤により固定され、かつ、該接合部材が該ユニット架台に設られた係止部に係止されているユニットタイル。
- 接合部材が、ユニット架台に設けられた梁状の係止部を跨ぐように形成され、かつ、タイルに面する少なくとも2つの底面を持つ凸状部材であり、該少なくとも2つの底面が接着剤を介してタイルに接合されている請求項1に記載のユニットタイル。
- 接合部材が、軸部と頭部からなるねじ状部材であり、タイルに該ねじ状部材が進入できる孔部が設けられおり、該孔部の中に接着剤を配し、該タイルと該ねじ状部材が接合されているとともに、該ねじ状部材の頭部がユニット架台に設けられた係止部に係止されている請求項1に記載のユニットタイル。
- ユニット架台が、ユニット架台同士を連結するための嵌合構造を有する請求項1〜3のいずれかに記載のユニットタイル。
- タイルが透水性タイルである請求項1〜4のいずれかに記載のユニットタイル。
- タイルがセラミックスタイルである請求項1〜5のいずれかに記載のユニットタイル。
- 接着剤が、エポキシ樹脂系接着剤である請求項1〜6のいずれかに記載のユニットタイル。
- ユニット架台を形成する合成樹脂が、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル、エチレン酢酸ビニル共重合体のいずれかである請求項1〜7のいずれかに記載のユニットタイル。
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JP2014118687A (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-30 | Maxstone Kk | 覆工材 |
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