【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、獣毛等を束ねて穂にした毛筆等の筆洗い器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
毛筆等の筆は獣毛等を束ねて穂にしたものを適宜長さの細い竹軸等の先端部に固着したものである。
穂は布海苔等で固めた固め筆と、捌いたままの捌き筆とがある。
布海苔等で固めた固め筆は、使用時、穂の使用する範囲を決めて布海苔等を溶かしてその部分まで毛筆を捌けた状態にする。
固め筆、捌き筆のいずれでも筆を使用した後はそのまま放置しないで水でよく洗うことが重要である。
筆を水でよく洗うことにより、毛が折れにくくなり筆を長期間使用することが可能となると共に、使用した筆の穂先が常に使用初期の状態に戻り、また筆を前回と同様に正しく使用することができるからである。
筆を使用後にそのままに放置した場合、墨液に含まれている膠等が穂に溜まったままで乾燥する。次回にこの筆を使用するとき、このような膠等で固まった穂を硯の墨液に漬けながら硯の陸地の上に載せ墨棒でほぐしてゆく。このときに穂先の毛が痛んだり、あるいは徐々に折れてしまい筆が徐々にダメになる。
従って、筆を使用した後、筆を水でよく洗うことが筆を長持ちさせる方法である。
【０００３】
筆を水道水で洗浄するようにした「筆洗い器」は従来技術として既に存在する。
例えば、特開平７−８１２９１号公報（公開日：平成７年３月２８日）には、注水部１０と排水部４ａ、４ｂとを設けた水槽３に、筆の穂先を下向きにして支持すると共に、穂の根元は水槽３内に注入される水道水に漬けることがないようにした支持部８を設け、そして、この支持部８の上部を除く周壁には多数の開口９を形成することにより、前記注水部１０から流入してきたきれいな水道水はこの開口９から支持部８内に進入し、そして、支持部８内にある墨液等により汚れた穂先内に進入し、洗浄する。そして、水槽３内に注入されたきれいな水道水は、穂先内に進入し、その部分を洗浄することにより墨液等で汚れた水となり、この汚れた水は排出部４ａ、４ｂ側にある支持部８の開口９から流出し、排出部４ａ、４ｂの方に流れて行くようにされた「筆洗い器」が記載されている。
【０００４】
また、実用新案登録第３０７３４９４号公報（公報発行日：平成１２年１１月３０日）には、バケツ等の容器１の底部２に一定長さの管７を挿通させ、この一定長さの管７は、バケツ等の容器１内の所定の高さにおいて排水口管器内口５となるように排出口管器内突出部３として設けられる共に、また、バケツ等の容器１の底部の外の所定の位置において排水口管器外口６となるように排出口管器外突出部４として設けられるようにされた「筆洗い器」が記載されている。
そして、バケツ等の容器１内において排水口管器内口５を所定の高さに設けることにより、バケツ等の容器１内に連続して注がれる水道水は器内に一定水位を維持して溜まることとなり、この溜り水により墨液で汚れた筆の揉み洗い、あるいは墨液で汚れた筆の振り洗いを行おうとするものである。
なお、排出口管器外突出部４は洗場等の下水への口に挿入するようにされる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の特開平７−８１２９１号公報（公開日：平成７年３月２８日）に記載されている「筆洗い器」は、上部を除くほぼ全部の周壁に多数の開口９を形成した支持部８の内側に筆の穂先を下向きに挿入して筆を支持するようにすると共に、注水部１０から流入してきたきれいな水道水は前記開口９から支持部８内に進入し、そして、支持部８内にある墨液により汚れた筆の穂内に進入し、洗浄する。そして、水槽３内に注入されたきれいな水道水は、穂内に進入し、その部分を洗浄することにより墨液で汚れた水となり、この汚れた水は排出部４ａ、４ｂ側にある支持部８の開口９から流出し、排出部４ａ、４ｂの方に流れて行くというものである。
墨液により汚れた筆の穂は支持部８内にあり、墨液により汚れた筆の穂の大部分は支持部８の円錐壁によりガードされているので、長時間にわたりきれいな水道水を注入して、墨液により汚れた穂の内部に進入・通過をさせても筆の穂の中心部分まではなかなかきれいにならないという問題がある。
筆の穂の中心部分まで墨液による汚れをなくするようにするためには水道水を長時間にわたり注入する必要がある。
この「筆洗い器」により一本の筆の穂をきれいにするためには多量の水道水を使用するという問題がある。
【０００６】
また、上記の実用新案登録第３０７３４９４号公報（公報発行日：平成１２年１１月３０日）に記載されている「筆洗い器」は、バケツ等の容器１内に連続して注がれる水道水はバケツ等の容器１内に一定水位に溜まることになる。
この一定水位溜まった水により使用して墨液で汚れた筆を揉み洗いしたり、あるいは墨液で汚れた筆を振り洗いを行おうとするものである。
連続して注がれ水道水と、筆の揉み洗いあるいは筆の振り洗いによって黒く汚れた水とが一つのバケツ等の容器１内に混在することになり、バケツ等の容器１内の水の全てが透明できれいな水になるのにはかなりの時間を要することになる。
この「筆洗い器」により一本の筆の穂をきれいにするためには多量の水道水が必要になるという問題がある。
【０００７】
本発明は、上記従来技術の問題点に着目し、使用して墨液等で汚れた筆の穂の中心部分までもきれいに洗うことが可能であり、しかも、この筆の穂の洗いには多量の水道水が必要とならない筆洗い器を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために第１の発明は、底部壁に排水短管を備えた洗い流し器の外容器と、この洗い流し器の外容器の内部の所定の低い位置に、該洗い流し器の外容器の側壁の高さよりも低く、また、該洗い流し器の外容器の容量よりも小容量の洗い流し器の内容器を固定設置すると共に、洗面所等の水道の蛇口の栓を開いて水道水を洗い流し器の内容器に注ぎ込みながら該洗い流し器の内容器内で使用して墨液等がついた筆の穂を洗ったときに、この筆の穂を洗った水は該洗い流し器の内容器の上部口縁から流出して前記洗い流し器の外容器内に一時的に溜り、さらに、この洗い流し器の外容器の排水短管から順次排出するようにしたことを特徴としている。
【０００９】
第１の発明を主体とする第２の発明は、洗い流し器の内容器を洗い流し器の外容器の内部の所定の低い位置に着脱自在に設置したことを特徴としている。
【００１０】
第１の発明、又は第２の発明を主体とする第３の発明は、洗い流し器の外容器の底部壁に設けた排出短管を保護し、そして該洗い流し器の外容器を着座させる保持器を該洗い流し器の外容器の底部に着脱自在に設置したことを特徴としている。
【００１１】
第３の発明を主体とする第４の発明は、コの字形取手を、保持器の側壁に着脱自在に、しかも洗い流し器の外容器を跨ぐように取付けたことを特徴としている。
【００１２】
第３の発明、又は第４の発明を主体とする第５の発明は、筆立台を洗い流し器の外容器の側壁の外側に着脱自在に取付けたことを特徴としている。
【００１３】
【作用効果】
本発明の第１の実施の形態に係る筆洗い器は、底部壁に排水短管を備えた洗い流し器の外容器と、この洗い流し器の外容器の内部の所定の低い位置に、該洗い流し器の外容器の側壁の高さよりも低く、また、該洗い流し器の外容器の容量よりも小容量の洗い流し器の内容器を固定設置するようにしているので、洗面所等の水道の蛇口の栓を開いて水道水を洗い流し器の内容器に注ぎ込みながら該洗い流し器の内容器内で使用して墨液等がついた筆の穂を左右に振り洗い、あるいは上下にお祭り洗いをするこにより筆の穂の毛は中心部まで開いたり閉じたりするので、使用して墨液等で汚れた筆の穂は１分も経過しないうちにきれいになる。
【００１４】
使用して墨液等で汚れた筆の穂がきれいになったかを確認するには洗い流し器の内容器内に注がれる水道水が透明できれいになったかを目で見て確認する。
洗い流し器の内容器と外容器の両者を透明な合成樹脂材により形成することにより、内容器内に注がれる水道水が透明できれいになったことを簡単に目で見て確認できる。
洗い流し器の内容器内に注がれる水道水が内容器内で透明できれいになったら水道水の注入は直ちに中止することになる。
比較的小容量の洗い流し器の内容器内に多少の勢いをもって注入される水道水の流れの中で汚れた筆の穂を上下、あるいは左右に多少振って洗うので、筆の穂の毛は開いたり閉じたりすることになり、筆の穂の中心部まで１分も経過しない内にきれいになる。
従って、本発明に係る筆洗い器により、一本の筆を洗うための水道水の量は極めて少量で済む。
【００１５】
筆の穂を洗ったあと、墨液等で汚れた水は洗い流し器の内容器の上部口縁から流出して、洗い流し器の外容器内に一時的に溜り、さらに、この洗い流し器の外容器の排水短管から順次排出して行く。
そして、洗い流し器の外容器の排水短管は洗面所等の流し器の排水管内に挿入されているので、洗面所等の流し器内面等が排出される墨液等で汚されるようなことはない。
また、洗い流し器の外容器は洗い流し器の内容器の高さよりも高く形成されているので、洗い流し器の内容器内で墨液等で汚れた筆の穂を洗っているときにこの墨液等が飛び散っても洗い流し器の外容器内に落ちることになり、洗面所等の流し器内面や洗う人の衣服を汚すことはない。
【００１６】
本発明の第２の実施の形態に係る筆洗い器は、洗い流し器の内容器を洗い流し器の外容器の内部の所定の低い位置に着脱自在に設置するものである。
墨液等がついた筆の穂を洗うことだけを考えるときには洗い流し器の内容器は洗い流し器の外容器の内部壁に一体的に固定されていても何ら問題がない。
しかしながら、洗い流し器の内容器と洗い流し器の外容器を使用して墨液等がついた筆の穂を洗ったあとこれらの洗い流し器の内容器と洗い流し器の外容器自体をよくきれに洗浄しておかないと、次にまた洗い流し器の内容器と洗い流し器の外容器を使用して墨液等がついた筆の穂を洗浄するとき、筆の穂がきれいになるまでに時間が少し余分に掛かったりすることが起きる。
従って、洗い流し器の内容器を洗い流し器の外容器から取外すことが出来るようにしておけば、使用後に洗い流し器の内容器と洗い流し器の外容器の両者をよく洗浄することができ、上記のような事態が起こりにくくなる。
【００１７】
本発明の第３の実施の形態に係る筆洗い器は、洗い流し器の外容器の底部壁に設けた排出短管を保護し、そして洗い流し器の外容器を着座させる保持器を洗い流し器の外容器の底部に着脱自在に設置したものである。
洗い流し器の外容器の底部壁には排出短管が形成してあるので、この洗い流し器の外容器を台の上に置いた場合、洗い流し器の外容器は傾いてしまう。
台の上に置かれている流し器の外容器が傾いていると見映えもよくないし、載せる台がなめらかで、少し傾斜しているようなときには、流し器の外容器が台からすべり落ちるようなことが起こり、いろいろと不都合である。
また、流し器の外容器の底部壁に形成した排出短管の部分は、落下したり、あるいは物に当たりしたときに壊れるようなことも起きる。
このような事態を防ぐために洗い流し器の外容器を着座させる保持器を洗い流し器の外容器の底部に着脱自在に設置したものである。
【００１８】
本発明の第４の実施の形態に係る筆洗い器は、コの字形取手を、保持器の側壁に着脱自在に、しかも洗い流し器の外容器を跨ぐように取付けたものである。
墨液等がついた筆の穂を洗浄するとき、両手で洗い流し器の外容器が着座させてある保持器を洗面所があるところまで持って行ってもよいが、保持器の側壁に取手を取付けることにより、洗い流し器の外容器の持ち運びが一層楽になる。
取手はコの字形に形成し、保持器の側壁に着脱自在に、しかも洗い流し器の外容器を跨ぐように取付ける。
この構成により、上部水平部の所定の位置に複数の大きさの異なる筆挿入穴を設けることができ、この筆挿入穴に、筆の穂が下になるように筆の軸を挿入して、筆の穂が洗い流し器の外容器の内部に設置されている洗い流し器の内容器内の水の中に吊すことができるようにする。
布海苔等で固められている新品の筆を水に長時間漬けて布海苔等を溶かして筆の穂を使用出きるようにするときとか、あるいは筆の穂の使用部分を増やすために布海苔等で固められている部分を水に長時間漬けて布海苔等を溶かして筆の穂の使用部分を増やして使用したいときにこの筆挿入穴を利用する。
筆挿入穴を設ける位置は、この筆挿入穴を使用して筆の穂を下にして筆を吊したときに、洗い流し器の外容器の内部に設置されている洗い流し器の内容器に溜めてある水の中に筆の穂が漬かるようにすることができる位置である。
筆洗い器の全体を分解掃除するとき、コの字形取手は保持器の側壁に着脱自在に取付けるようにするのがよい。
【００１９】
本発明の第５の実施の形態に係る筆洗い器は、筆立台を洗い流し器の外容器の側壁の外側に着脱自在に取付けたものである。
筆を使用するとき一本だけでなく大小複数本の筆を使用する場合が多い。
使用した後の墨液等で汚れた筆はよく洗っておく必要がある。
複数本の筆を洗い、そしてその筆を元あった場所に戻すときになどには筆立台があると便利である。
ロの字形の筆立台の水平頂部壁に複数の筆立用の穴を形成してこの穴に筆の穂を上にして筆の軸の部分を挿入して筆を立てるようにする。
筆立台の水平頂部壁に形成した複数の筆立用の穴は例えば、大、中、小とその穴の大きさを形成することにより、筆軸の直径の大きさの異なった筆を立てることができる。
筆立台の水平頂部壁に筆立台取付用の掛止めフックを形成し、この掛止めフックを洗い流し器の外容器の側壁の外側の上部に着脱自在に取付けることにより、洗い流し器の外容器を着座せしめている保持器に取付けらるれている取手を持ってこれらのものと一緒にこれから洗う筆、あるいは洗った後のきれいな筆を洗面所、あるいは所定の筆を置くところまで運ぶことができる。
【００２０】
【発明の実施の形態】
以下において図１〜図１１に示された筆洗い器の部品の種々の構造と機能を説明した後で、本発明の第１の実施の形態から第５の実施の形態に係る筆洗い器について説明を行うことにする。
まず、最初に図１について説明する。
図１は本発明に係る筆洗い器の全部品を組立てて、筆洗い器全体を示す斜視図である。
洗い流し器の内容器１００は洗い流し器の外容器２００の内部の所定の低い位置のあるように底部壁等に固定して設置するか、あるいは着脱自在に設置する。図１に示されたものは、洗い流し器の内容器１００が洗い流し器の外容器２００の内部の底部壁等に着脱自在に設置しているものである。
洗い流し器の内容器１００、及び洗い流し器の外容器２００は、まず、洗い流し器の内容器１００内に水道水を注入してこの中で墨液等で汚れた筆の穂を洗うところである。
そして、洗い流し器の外容器２００は、墨液等で汚れた筆の穂を洗い流し器の内容器１００内で洗い、そして、該内容器１００の上部口縁からあふれ出た黒い墨等の水を一定水位に溜めて、洗い流し器の外容器２００の底部壁に設けた排出短管から順次排出するものである。
【００２１】
洗い流し器の外容器２００の底部壁に設けた排出短管を保護し、そして、この洗い流し器の外容器２００を着座させる保持器３００を洗い流し器の外容器２００の底部に着脱自在に設置する。
保持器３００により洗い流し器の外容器２００は傾むかないで、平行に着座することが出きると共に、洗い流し器の外容器２００の底部壁に設けた排出短管を保護することができる。
上記保持器３００の側壁にコの字形取手４００を着脱自在に、しかも洗い流し器の外容器２００を跨ぐように取付ける。
このコの字形取手４００を取付けるにより洗い流し器の外容器２００、保持器３００、洗い流し器の外容器２００の内部に設置した洗い流し器の内容器１００、そして更には後述する筆立台５００も一緒に洗面所等の場所に移動することが出きる。
そしてコの字形取手４００の上部水平部の所定の位置には、筆の穂先を下向きにして筆を吊すときの複数の大きさの異なる挿入穴が設けてある。
上記の洗い流し器の外容器２００の側壁の外側にはロの字形の筆立台５００を掛止めフック等により着脱自在に取付ける。
ロの字形の筆立台５００の水平頂部壁には複数の筆立用の穴を形成してこの穴に筆の穂を上にして軸の部分を挿入して筆を立てるようにする。
複数の筆を洗うときに筆立台５００があると便利である。
【００２２】
次に図２，図３、図４について説明する。
図２は本発明に係る筆洗い器の全部品を組立てて、洗い流し器の外容器の長辺の側壁側から見た洗い流し器の断面図を主体とする側面全体図である。
図３は本発明に係る筆洗い器の全部品を組立てて、洗い流し器の外容器の短辺の側壁側から見た洗い流し器の断面図を主体とする側面全体図である。
図４は本発明に係る筆洗い器の全部品を組立てて、筆洗い器全体を上から見た平面図である。
図２と図３において、洗い流し器の内容器１００と洗い流し器の外容器２００は、断面図で示されており、図２は洗い流し器の外容器の長辺の側壁側から見た洗い流し器の断面図であり、図３は洗い流し器の外容器の短辺の側壁側から見た洗い流し器の断面図である。
洗い流し器の内容器１００は、円筒壁１、上部円形口縁２、底部壁３、及び内容器の底部壁の外側に形成した結合突起４とで形成される。
底部壁３は上方に向かってなだらかな円錐形状にする。底部壁３を上方に向かってなだらかな円錐形状に形成することにより、蛇口から内容器の中央部の円錐形状に注入される水道水は、なだらかな円錐形状に形成された底部壁３に衝突した後、水道水は反転して上方に向きを変え、円筒状の上方流れが作られる。
墨液等で汚れた筆の穂は水道の蛇口から内容器１００に注入される水とか、上記の上方流れといった各種の水流により極めて短時間で汚れが落ちるようになる。
【００２３】
洗い流し器の外容器２００は角部が円弧状にされ、長辺の側壁５、短辺の側壁６、底部壁９、上部に方形口縁７、底部壁９の内側壁に設けた結合突起部の受穴部８、及び、底部壁に設けた排出短管１０とで形成され、特に外容器２００の底部壁９は排出短管１０の開口に向かって水が流れるように傾斜されている。
このように底部壁９が排出短管１０の開口に向かって傾斜されていることにより、外容器２００内の墨液等によって汚された水は排出短管１０残らず排出される。
図２，図３、図４においては、洗い流し器の内容器１００は洗い流し器の外容器２００の底部壁９の内側壁に設けた結合突起部の受穴部８に洗い流し器の内容器１００の底部壁の外側に形成した結合突起４を嵌合することにより一体にされる。
すなわち、洗い流し器の内容器１００は洗い流し器の外容器２００に着脱自在に設置されている。
洗い流し器の内容器１００を洗い流し器の外容器２００から取外すことができるようにすることにより、使用後これらのものをそれぞれきれいに洗浄することができ、次の使用に備えることができる。
しかしながら、簡単な構造として洗い流し器の内容器１００を洗い流し器の外容器２００の内部に一体的に固設してもよい。
洗い流し器の内容器１００を洗い流し器の外容器２００内部の所定の低い位置に一体的に固設しても使用後これらのものをきれいに洗浄することができるような構造にすることが重要である。
また、図２，図３、図４においては、洗い流し器の内容器１００は洗い流し器の外容器２００内の短辺の側壁側の底部壁９の中央部分に設置しているが、これを外容器２００内の長辺の側壁側の底部壁９の中央部分に設置してもよい。
そしてまた、図２，図３、図４においては、洗い流し器の内容器１００は円筒形状のものであるが方形の内容器１００であってもよい。
【００２４】
洗い流し器の外容器２００はその底部を保持器３００に着座できるようにされている。
保持器３００は長辺の側壁１１、短辺の側壁１２、底部壁１５で形成される。
保持器３００の上部方形開口１３は洗い流し器の外容器２００の底部が着座できるようにそれと同様な寸法と形状を有している。
また、洗い流し器の外容器２００の傾斜する底部壁９に合致する傾斜部１４が形成されている。
保持器３００の短辺の両側壁１２にはコの字形取手４００を着脱自在に取付けるための取手取付用突起１６が形成されている。
コの字形取手４００はコの字形取手の立ち上がり部１７、コの字形取手の上部水平部１８、コの字形取手の立ち上がり部の根元に形成した左右に伸びる取手取付片１９、取手取付用突起１６を挿入する段差円形穴２０、上部水平部に形成した径の異なる筆挿入穴２１，２２等で構成されている。
径の異なる筆挿入穴２１，２２を使用して筆の穂先を下向きにして筆を吊す。
このとき筆の穂先は丁度洗い器の内容器の水に漬けられるような位置に筆挿入穴２１，２２を形成する。
保持器３００の短辺の両側壁１２に形成した取手取付用突起１６をコの字形取手４００段差円形穴２０に挿入し、突起の軸を段差円形穴２０の小径の方で保持させることにより、コの字形取手４００は洗い流し器の外容器２００を跨いで取付けられることになる。
【００２５】
５００は筆洗い器のロの字形の筆立台である。
ロの字形の筆立台５００は直立壁２３，底部壁２４、水平頂部壁２５、筆立て台取付用の着脱自在の掛け止めフック２６、及び水平頂部壁に設けた複数の筆立用の穴２７，２８，２９等で構成されている。
筆立台５００の水平頂部壁には径の異なる複数の筆立用の穴を形成してこの穴に筆の穂を上にして軸の部分を挿入して筆を立てるようにする。
筆立用の穴２７，２８，２９は大、中、小の直径の異なる穴にするのがよい。
複数の筆を洗うときにこの筆立台５００があると筆の持ち運びに便利である。
以上、図２、図３、図４を使用して本発明に係る筆洗い器の全部品について説明したが、これらの部品は透明の合成樹脂材で形成するのが一番好ましい。
【００２６】
次に図５，図６、図７、図８，図９、図１０、及び図１１を使用して本発明に係る筆洗い器について説明する。
これらの図面を使用しての説明は上記の図４までの説明となるべく重複しないようにすると共に、重複するようなところがある場合はなるべくその部分は簡単に説明することにする。
図５は本発明に係る筆洗い器の洗い流し器の内容器の投影図である。
図６は本発明に係る筆洗い器の洗い流し器の外容器の投影図である。
図７は本発明に係る筆洗い器の洗い流し器の断面図である。
図８は本発明に係る筆洗い器の保持器の投影図である。
図９は本発明に係る筆洗い器の取手の投影図である。
図１０は本発明に係る筆洗い器の筆立台の投影図である。
図１１は本発明に係る筆洗い器の洗い流し器を洗面所の流し器にセットしたときの説明図である。
【００２７】
まず、図５について説明する。１００は洗い流し器の内容器である。
洗い流し器の内容器１００は円筒壁１、上部円形口縁２、底部壁３、及び内容器の底部壁の外側に形成した結合突起４とで形成され、底部壁３は上方に向かってなだらかな円錐状に形成する。
必ずしも底部壁３は上方に向かってなだらかな円錐状に形成する必要はなく、平らであっても筆洗いの容器として充分使用することができる。
円筒形状の洗い流し器の内容器１００の高さｈ１は後述する洗い流し器２００の高さｚ２よりも低くすることが重要である。またその直径ｄ１も後述する洗い流し器２００内の短辺の側壁間の距離のせいぜい７５％以内程度の長さ直径にすることが必要である。
また、洗い流し器の内容器１００は円筒形である必要はなく方形であってもよい。
【００２８】
次に図６について説明する。２００は洗い流し器の外容器である。
洗い流し器の外容器２００はその角部が円弧状にされ、長辺の側壁５、短辺の側壁６、底部壁９、上部に方形口縁７、底部壁９の内側壁に設けた結合突起部の受穴部８、及び、底部壁に設けた排出短管１０とで形成され、特に外容器２００の底部壁９は排出短管１０の開口に向かって水が流れるように少々傾斜されている。
底部壁９は、必ずしも排出短管１０の開口に向かって少々傾斜されている必要はなく、平らなものでも充分使用することができる。
洗い流し器の外容器２００の長辺の側壁５の長さｗ２、短辺の側壁６の長さｙ２は筆洗いを行う洗面所等の流し器の内面の形状とその長さに影響される。
洗面所の流し器は種々の大きさと形状が売り出されているが、高価で、大きい洗面所の流し器でなく、一般的にどこでも使用されていると思われる洗面所の流し器の内面に置くことのできる長さで外容器２００の長辺の側壁５の長さｗ２と、及び短辺の側壁６の長さｙ２を作成するのがよい。
また、洗い流し器の外容器２００の長辺の側壁５と、短辺の側壁６の高さｚ２は洗面所の水道の蛇口の高さに影響され、むやみに高くすることは出来ない。
洗い流し器の外容器２００の長辺の側壁５と、短辺の側壁６の高さｚ２は水道の蛇口の先端に当たらないような高さに形成する必要がある。
【００２９】
次に図７について説明する。
図７は洗い流し器の内容器１００を外容器２００の内部に設置した状態の断面図である。
洗い流し器の内容器１００は、円筒壁１、上部円形口縁２、底部壁３、及び内容器の底部壁の外側に形成した結合突起４とで形成される。
底部壁３は上方に向かってなだらかな円錐形状にする。底部壁３を上方に向かってなだらかな円錐形状に形成することにより、蛇口から注入される水道水はこのなだらかな円錐形状に形成された底部壁３に衝突した後、水道水は反転して上方に向きを変え、円筒状の上方流れが作られる。
洗い流し器の内容器１００の内部には上記の円筒形の上方流れと、上方にある蛇口から注入される水道水の流れが墨液等で汚れた筆の穂に作用するので、墨液等で汚れた筆の穂は短時間の内に汚れが落ちるようになる。
また、洗い流し器の外容器２００は、角部が円弧状にされ、長辺の側壁５、短辺の側壁６、底部壁９、上部に方形口縁７、底部壁９の内側壁に設けた結合突起部の受穴部８、及び、底部壁９に設けた排出短管１０とで形成され、特に外容器２００の底部壁９は排出短管１０の開口に向かって水が流れるように傾斜されている。
【００３０】
図７に示す洗い流し器の内容器１００は内容器１００の底部壁３の外側に形成した結合突起４を洗い流し器の外容器２００の底部壁９の内側壁に設けた結合突起部の受穴部８に嵌合させることにより内容器１００を外容器２００の底部壁９の内側壁の所定の低い位置に着脱自在に設置している。
洗い流し器の内容器１００を洗い流し器の外容器２００の底部壁９の内側壁の所定の低い位置に着脱自在に設置する方法はこれだけでなく、例えば、流し器の内容器１００の円筒壁の外側にはオス型のレールを、流し器の外容器２００の内側の側壁５，６のいずれかにはメス型レールを形成することにより、上下方向に内容器１００をスライド移動して、内容器１００を外容器２００の内部の所定の低い位置に設置することができる。
この方法も洗い流し器の内容器１００を洗い流し器の外容器２００の内部の所定の低い位置に着脱自在に設置するやり方の１つである。
何故に洗い流し器の内容器１００を洗い流し器の外容器２００の内部の底部壁９の所定の低い位置に設置するかというと、底部壁９には排出短管１０の開口が形成されており、この開口を洗い流し器の内容器１００の底部壁部分等で塞ぐようなことが起きないようにするためである。このようにすれば、排出短管１０から筆の穂を洗浄したあとの汚れた水が円滑に排出して行けるからである。
図７に示した構造が筆洗い器の基本構造であり、付設する他の部品を全部除いたものである。
ところで、図７に示すものは洗い流し器の内容器１００を洗い流し器の外容器２００の内部の所定の低い位置に着脱自在に設置するものである。
しかしながら、簡単な構成として洗い流し器の内容器１００を洗い流し器の外容器２００の内部の所定の低い位置に一体的に固設するようにしてもよい。
洗い流し器の内容器１００を洗い流し器の外容器２００の内部に一体的に固設しても、使用後これらのものをきれいに洗浄することができるような構造にするのがよい。
【００３１】
次に図８について説明する。３００は筆洗い器の保持器である。
保持器３００は長辺の側壁１１、短辺の側壁１２、底部壁１５で形成される。
保持器３００の上部方形開口１３は洗い流し器の外容器２００の底部が着座できるようにそれと同様な寸法と形状をしている。
また、洗い流し器の外容器２００の傾斜する底部壁９に合致する傾斜部１４が保持器３００の上部方形開口１３形成されている。
保持器３００の短辺の両側壁１２にはコの字形取手４００を着脱自在に取付けるための取手取付用突起１６が形成されている。
保持器３００の長辺の側壁１１と短辺の側壁１２の高さｚ３はこの保持器３００にその下部が着座する洗い流し器の外容器２００の底部壁の外側に突出する排出短管１０に当たらない程度の高さがあればよい。
また、保持器３００は洗い流し器の外容器２００の底部を着座させる上部方形開口を形成する必要があるので保持器３００長辺の側壁１１の長さｗ３と、短辺の側壁１２の長さのｙ３は、洗い流し器の外容器２００の長辺の側壁５の長さｗ２、短辺の側壁６の長さｙ２より少し肉厚分だけ長くする必要がある。
【００３２】
次に図９について説明する。４００は筆洗い器のコの字形取手である。
コの字形取手４００は取手の立ち上がり部１７、取手の上部水平部１８、取手の立ち上がり部の根元に形成した左右に伸びる取手取付片１９、保持器３００の側壁１２に形成した取手取付用突起１６を挿入する大径とその下には小径の段差円形穴２０、上部水平部に形成した径の異なる筆挿入穴２１，２２等で構成されている。
なお、図８と図９において取手４００の取付けを保持器３００の両側壁１２に設けた取手取付け用突起１６とこの取手取付用突起１６を挿入する大径とその下の小径の段差円形穴２０とにより行っているが、これに限られるものではなく、一般的に使われているものであれば本筆洗い器においても使用できる。
【００３３】
そして、次に図１０について説明する。５００は筆洗い器のロの字形の筆立台である。ロの字形の筆立台５００は直立壁２３，底部壁２４、水平頂部壁２５、筆立て台取付用の着脱自在の掛け止めフック２６、及び水平頂部壁に設けた複数の筆立用の穴２７，２８，２９等で構成されている。
筆立用の穴２７，２８，２９は大、中、小の直径の異なる穴にするのがよい。
なお、直立壁２３，底部壁２４、及び水平頂部壁２５は筆立用の穴２７，２８，２９を形成したり、また、筆の軸が当接したりするので適当に幅があった方がよい。
以上本発明に係る筆洗い器の全部品の構成を、図５〜図１０を用いて説明した。
【００３４】
次に図１１について説明する。図１１は本発明の係る筆洗い器の洗い流し器を洗面所の流し器にセットしたところを示している。
すなわち、水道の蛇口の栓を開いて水道水を洗い流し器の内容器１００の中に注入しながら、内容器１００の中に墨液等で汚れている筆の穂を上下にお祭りしたり、あるいは、左右に振ったりして筆の穂を洗うのである。
筆の穂は水流によって筆の穂の毛が開いたり、閉じたりするので筆の穂の中心部まで墨液等の汚れが洗い流される。
１分も経過しないうちに洗い流し器の内容器１００の中に注入している水が澄んでくるので、水が澄んできたら内容器１００への水道水の注入をやめればよいことになる。
内容器１００の中に墨液等で汚れている筆の穂を上下にお祭りしたり、あるいは、左右に振ったりして筆の穂を洗って行くうちに墨液で汚れた水は内容器１００の上部円形口縁から流出して、洗い流し器の外容器２００内に流れていく。
内容器１００への水道水の注入量にも影響されるが内容器１００の上部円形口縁から流出した墨液等で汚れている水は洗い流し器の外容器２００の中に一時的に溜まることになる。
洗い流し器の外容器２００の中に一時的に溜まった汚れた水は順次排水短管１０から排出する。
排出短管１０は、図１１で示すように洗面所の流し器の排水管の中に挿入するので、この部分から上の洗面所の流し器の内面を墨液等で汚すようなことは起こらない。
【００３５】
次に、本発明の第１の実施の形態から第５の実施の形態に係る筆洗い器について説明する。
本発明に係る筆洗い器の第１の実施の形態に係る筆洗い器は、底部壁に排水短管を備えた洗い流し器の外容器と、この洗い流し器の外容器の内部の所定の低い位置に、該洗い流し器の外容器の側壁の高さよりも低く、また、該洗い流し器の外容器の容量よりも小容量の洗い流し器の内容器を固定設置すると共に、洗面所等の水道の蛇口の栓を開いて水道水を洗い流し器の内容器に注ぎ込みながら該洗い流し器の内容器内で使用して墨液等がついた筆の穂を洗ったときに、この筆の穂を洗った水は該洗い流し器の内容器の上部口縁から流出して前記洗い流し器の外容器内に一時的に溜り、さらに、この洗い流し器の外容器の排水短管から順次排出するようにしたものである。
この本発明の第１の実施の形態に係る筆洗い器については、上記の段落番号（００２２）と段落番号（００２３）の図２，図３，図４の説明、段落番号（００２７）の図５の説明、段落番号（００２８）の図６の説明、段落番号（００２９）と段落番号（００３０）の図７の説明、及び段落番号（００３４）の図１１の説明等を参酌することにより明白となる。
【００３６】
次に本発明の第２の実施の形態に係る筆洗い器について説明する。
本発明の第２の実施の形態に係る筆洗い器は、洗い流し器の内容器を洗い流し器の外容器の内部の所定の低い位置に着脱自在に設置したものである。
この本発明の第２の実施の形態に係る筆洗い器については、第１の実施の形態に係る筆洗い器と同様に、段落番号（００２２）と段落番号（００２３）の図２，図３，図４の説明、段落番号（００２７）の図５の説明、段落番号（００２８）の図６の説明、段落番号（００２９）と段落番号（００３０）の図７の説明、及び段落番号（００３４）の図１１の説明等を参酌することにより明白となる。
【００３７】
そして次に本発明の第３の実施の形態に係る筆洗い器について説明する。
本発明の第３の実施の形態に係る筆洗い器は、洗い流し器の外容器の底部壁に設けた排出短管を保護し、そして洗い流し器の外容器を着座させる保持器を洗い流し器の外容器の底部に着脱自在に設置したものである。
この本発明の第３の実施の形態に係る筆洗い器については、段落番号（００２４）の図２，図３，図４の説明、段落番号（００３１）の図８の説明等を参酌することにより明白となる。
【００３８】
そして次に本発明の第４の実施の形態に係る筆洗い器について説明する。
本発明の第４の実施の形態に係る筆洗い器は、コの字形取手を、保持器の側壁に着脱自在に、しかも洗い流し器の外容器を跨ぐように取付けたものである。
この本発明の第４の実施の形態に係る筆洗い器については、段落番号（００２４）の図２，図３，図４の説明、段落番号（００３２）の図９の説明等を参酌することにより明白となる。
【００３９】
次に本発明の第５の実施の形態に係る筆洗い器について説明する。
本発明の第５の実施の形態に係る筆洗い器は、筆立台を洗い流し器の外容器の側壁の外側に着脱自在に取付けたものである。
この本発明の第５の実施の形態に係る筆洗い器については、段落番号（００２５）の図２，図３，図４の説明、段落番号（００３３）の図１０の説明等を参酌することにより明白となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る筆洗い器の全部品を組立てて、筆洗い器全体を示す斜視図である。
【図２】本発明に係る筆洗い器の全部品を組立てて、洗い流し器の外容器の長辺の側壁側から見た洗い流し器の断面図を主体とする全体図である。
【図３】本発明に係る筆洗い器の全部品を組立てて、洗い流し器の外容器の短辺の側壁側から見た洗い流し器の断面図を主体とする全体図である。
【図４】本発明に係る筆洗い器の全部品を組立てて、筆洗い器全体を上方から見た平面図である。
【図５】本発明に係る筆洗い器の洗い流し器の内容器の投影図である。
【図６】本発明に係る筆洗い器の洗い流し器の外容器の投影図である。
【図７】本発明に係る筆洗い器の洗い流し器の断面図である。
【図８】本発明に係る筆洗い器の保持器の投影図である。
【図９】本発明に係る筆洗い器の取手の投影図である。
【図１０】本発明に係る筆洗い器の筆立台の投影図である。
【図１１】本発明に係る筆洗い器の洗い流し器を洗面所の流し器にセットしたときの説明図である。
【符号の説明】
１・・・円筒壁、２・・・上部円形口縁、３・・・底部壁、４・・・結合突起、５・・・外容器の長辺の側壁、６・・・外容器の短辺の側壁、７・・・外容器の上部方形口縁、８・・・結合突起部の受穴部、９・・・外容器の底部壁、１０・・・排出短管、１１・・・保持器の長辺の側壁、１２・・・保持器の短辺の側壁、１３・・・保持器の上部方形開口、１４・・・保持器の上部方形開口の段差部、１５・・・保持器の底部壁、１６・・・取手取付用突起、１７・・・立ち上がり部、１８・・・上部水平部、１９・・・取手取付片、２０・・・段差円形穴、２１、２２・・・筆挿入穴、２３・・・筆立台の直立壁、２４・・・筆立台の底部壁、２５・・・筆立台の水平頂部壁、２６・・・掛止めフック、２７，２８、２９・・・筆立用の穴
１００・・・内容器、
２００・・・外容器、
３００・・・保持器、
４００・・・取手、
５００・・・筆立台[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a brush washing machine such as a brush made of animal hair or the like bundled into ears.
[0002]
[Prior art]
A brush such as a brush is obtained by bundling animal hair or the like to form a spike and fixed to the tip of an appropriately thin bamboo shaft or the like.
There are two types of ears: hardened brushes hardened with seaweed or the like and loose brushes.
When using a hardening brush hardened with cloth seaweed or the like, the range of ears to be used is determined, the cloth seaweed or the like is melted, and the brush is separated to that part.
It is important not to leave the brush as it is after using it, either with a hardening brush or a loose brush, and to wash it thoroughly with water.
By washing the brush well with water, the hair is less likely to break and the brush can be used for a long time, and the tip of the used brush always returns to the initial state of use, and the brush is used correctly as before Because you can.
When the brush is left as it is after use, it is dried with the glue and the like contained in the ink remaining in the ear. The next time this brush is used, the ears that have been solidified with glue etc. are immersed in the ink of the inkstone, placed on the land of the inkstone, and loosened with a black stick. At this time, the hair at the tip of the brush hurts or breaks gradually, and the brush gradually breaks down.
Therefore, after using the brush, washing the brush well with water is a way to make the brush last longer.
[0003]
A "brush washer" in which a brush is washed with tap water already exists as a conventional technique.
For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-81929 (publication date: March 28, 1995) supports a water tank 3 provided with a water injection part 10 and drainage parts 4a and 4b with the tip of a brush downward. At the same time, the base of the ear is provided with a support portion 8 which is not immersed in tap water poured into the water tank 3, and a number of openings 9 are formed in the peripheral wall except the upper portion of the support portion 8. Accordingly, the clean tap water flowing from the water injection section 10 enters the support section 8 from the opening 9 and then enters the spikes that are dirty with the black ink or the like in the support section 8 to be washed. Then, the clean tap water injected into the water tank 3 enters into the tip of the ear, and the portion is washed and becomes dirty water with ink, etc., and the dirty water is supplied to the supporting portions on the discharge portions 4a and 4b side. A "brush washing machine" is described which is adapted to flow out of the opening 9 of the portion 8 and flow toward the discharge portions 4a and 4b.
[0004]
In addition, in Japanese Utility Model Registration No. 3073494 (publication date: November 30, 2000), a fixed length pipe 7 is inserted through the bottom 2 of a container 1 such as a bucket, and the fixed length pipe 7 is inserted. 7 is provided as a discharge port inner projection 3 so as to be a drain port inner port 5 at a predetermined height in the container 1 such as a bucket, and is provided outside the bottom of the container 1 such as a bucket. Describes a "brush washing machine" which is provided as the outlet pipe outer projection 4 so as to be the drain pipe outer port 6 at a predetermined position.
Then, by providing the drainage pipe inner opening 5 at a predetermined height in the container 1 such as a bucket, tap water continuously poured into the container 1 such as a bucket maintains a constant water level in the container. The accumulated water is used to rub and wash brushes that are stained with ink, or to shake brushes that are stained with ink.
In addition, the outlet pipe outer projection 4 is inserted into a mouth for sewage such as a washing place.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the "brush washing machine" described in the above-mentioned Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-81291 (publication date: March 28, 1995) has a large number of openings 9 formed in almost all peripheral walls except the upper part. The tip of the brush is inserted downward into the support portion 8 to support the brush, and clean tap water flowing from the water injection portion 10 enters the support portion 8 through the opening 9 and is supported. The brush penetrates into the ears of the brush which is stained with the ink in the section 8 and is washed. Then, the clean tap water injected into the water tank 3 enters the ears, and by cleaning the portion, turns into dirty water with black ink, and the dirty water is supplied to the support portions on the discharge portions 4a, 4b side. It flows out from the opening 9 of 8 and flows toward the discharge parts 4a and 4b.
The brush ears stained by the ink are in the support portion 8, and most of the brush ears stained by the ink are guarded by the conical wall of the support portion 8, so that clean tap water is injected for a long time. Therefore, there is a problem that even if the ink penetrates and passes through the inside of the spike contaminated with the ink, it is difficult to clean the central part of the spike.
It is necessary to inject tap water for a long time in order to eliminate ink stains up to the center of the brush ear.
There is a problem that a large amount of tap water is used to clean the ears of a single brush with this "brush washing machine".
[0006]
The “brush washing machine” described in the above-mentioned utility model registration No. 3073494 (publication date: November 30, 2000) is a water supply system that is continuously poured into a container 1 such as a bucket. Water accumulates at a certain water level in a container 1 such as a bucket.
It is intended to rub and wash brushes stained with ink, or to wash brushes stained with ink, using the water accumulated at a certain water level.
Tap water that is continuously poured and water that has been stained black due to brush washing or brush shaking are mixed in a single container 1 such as a bucket, and water in the container 1 such as a bucket is mixed. It will take quite some time for everything to be clear and clean.
There is a problem that a large amount of tap water is required in order to clean the ears of a single brush with this “brush washing machine”.
[0007]
The present invention focuses on the problems of the prior art described above, and it is possible to clean even the central part of the brush ears stained with ink and the like using it, and moreover, a large amount of the brush ears is used for washing the brush ears. It is intended to provide a brush washer that does not require tap water.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve this problem, a first invention is to provide an outer container of a flushing device having a short drainage pipe on a bottom wall, and an outer container of the flushing device at a predetermined low position inside the outer container of the flushing device. The inner container of the flusher, which is lower than the height of the side wall of the flusher and smaller than the capacity of the outer container of the flusher, is fixedly installed, and the tap of a water tap in a washroom is opened to flush tap water. When the brush ears with ink, etc. are washed while being used in the inner container of the rinsing device while being poured into the inner container of the rinsing device, the water used to wash the brush ears is placed on top of the inner container of the rinsing device. It is characterized in that it flows out of the rim and temporarily accumulates in the outer container of the flushing device, and is further discharged sequentially from the drainage short pipe of the outer container of the flushing device.
[0009]
A second aspect of the invention, which is mainly based on the first aspect, is characterized in that the inner container of the rinser is detachably installed at a predetermined low position inside the outer container of the rinser.
[0010]
A third invention mainly based on the first invention or the second invention is a retainer for protecting a short discharge pipe provided on a bottom wall of an outer container of a flushing device and seating the outer container of the flushing device. Is provided detachably on the bottom of the outer container of the washing device.
[0011]
A fourth invention based on the third invention is characterized in that a U-shaped handle is detachably attached to the side wall of the retainer and straddles the outer container of the flushing device.
[0012]
A fifth invention mainly based on the third invention or the fourth invention is characterized in that the brush stand is detachably attached to the outside of the side wall of the outer container of the rinsing device.
[0013]
[Effects]
A brush washer according to a first embodiment of the present invention includes an outer container of a flusher having a short drainage pipe on a bottom wall, and a flusher at a predetermined low position inside the outer container of the flusher. The inner container of the flusher having a lower height than the side wall of the outer container and having a smaller capacity than the outer container of the flusher is fixedly installed. Open the tap water, pour the tap water into the inner container of the container, and use it in the inner container of the rinse device to shake the brush ears with ink etc. to the left and right, or to wash the festival up and down. Since the hair of the ear opens and closes to the center, the brush ears that have been used and become dirty with ink or the like can be cleaned in less than one minute.
[0014]
In order to check whether the brush ears stained with ink or the like have been cleaned, use a visual check to see if the tap water poured into the inner container of the rinser is transparent and clean.
By forming both the inner container and the outer container of the rinser with a transparent synthetic resin material, it is easy to visually confirm that the tap water poured into the inner container is transparent and clean.
If the tap water poured into the inner container of the rinser becomes transparent and clean in the inner container, the injection of the tap water will be stopped immediately.
The dirty brush ears are shaken up and down or left and right in the flow of tap water that is poured into the inner container of the relatively small capacity rinser with some momentum. It will be closed or closed, and it will be clean within less than a minute to the center of the brush ear.
Therefore, with the brush washer according to the present invention, the amount of tap water for washing one brush can be extremely small.
[0015]
After washing the brush ears, the water contaminated with ink etc. flows out from the upper rim of the inner container of the rinser, temporarily accumulates in the outer container of the rinser, and furthermore, the outer container of the rinser From the drainage short pipe.
And since the short drain pipe of the outer container of the sink is inserted into the drain pipe of the sink in the washroom, etc., it is unlikely that the inner surface of the sink in the washroom etc. is contaminated with the discharged ink. Absent.
Also, the outer container of the rinser is formed higher than the height of the inner container of the rinser. Even if the splatters are scattered, they will fall into the outer container of the sink and will not stain the inside of the sink in a washroom or the clothes of the person to be washed.
[0016]
In the brush washing machine according to the second embodiment of the present invention, the inner container of the washing machine is detachably installed at a predetermined low position inside the outer container of the washing machine.
When only considering washing the brush ears with ink, etc., there is no problem even if the inner container of the rinser is integrally fixed to the inner wall of the outer container of the rinser.
However, after using the inner container of the rinser and the outer container of the rinser to wash the brush ears with ink, etc., thoroughly clean the inner container of the rinser and the outer container of the rinser. If you do not use it, next time when you use the inner container of the rinser and the outer container of the rinser to wash the brush ears with ink, etc., it will take a little extra time for the brush ears to become clean. Hanging things happen.
Therefore, if the inner container of the rinser can be removed from the outer container of the rinser, both the inner container of the rinser and the outer container of the rinser can be thoroughly washed after use, as described above. Situations are less likely to occur.
[0017]
The brush washer according to the third embodiment of the present invention protects the discharge short tube provided on the bottom wall of the outer container of the rinser, and removes the retainer for seating the outer container of the rinser outside the rinser. It is detachably installed at the bottom of the container.
Since a short discharge pipe is formed on the bottom wall of the outer container of the flusher, when the outer container of the flusher is placed on a table, the outer container of the flusher is inclined.
If the outer container of the sink placed on the table is tilted, the appearance is not good, and if the mounting table is smooth and slightly inclined, the outer container of the sink may slide off the table. What happens is inconvenient.
In addition, the portion of the short discharge pipe formed on the bottom wall of the outer container of the sink may drop or break when hitting an object.
In order to prevent such a situation, a retainer for seating the outer container of the rinsing device is detachably provided at the bottom of the outer container of the rinsing device.
[0018]
The brush-washing machine according to the fourth embodiment of the present invention has a U-shaped handle detachably attached to the side wall of the holder, and further, so as to straddle the outer container of the washing machine.
When cleaning the brush ears with ink, etc., you may use both hands to bring the holder with the outer container of the rinser seated to the place where the washroom is located. By mounting, it becomes easier to carry the outer container of the rinser.
The handle is formed in a U-shape, and is detachably attached to the side wall of the retainer, and is attached so as to straddle the outer container of the flushing device.
With this configuration, a plurality of differently sized brush insertion holes can be provided at predetermined positions in the upper horizontal portion.In this brush insertion hole, the shaft of the brush is inserted so that the ear of the brush is down, The brush ears can be hung in the water in the inner container of the rinser installed inside the outer container of the rinser.
When a new brush hardened with cloth seaweed etc. is soaked in water for a long time to dissolve the cloth seaweed etc. so that the ears of the brush can be used, or harden with cloth seaweed etc. to increase the use of the brush ears Use this brush insertion hole when you want to increase the use area of the brush ears by soaking the part that has been soaked in water for a long time and dissolving cloth laver etc.
The position where the brush insertion hole is provided should be collected in the inner container of the rinser installed inside the outer container of the rinser when the brush is hung with the brush ear down using this brush insertion hole. This is a location where the brush ears can be immersed in some water.
When the entire brush washer is disassembled and cleaned, the U-shaped handle is preferably detachably attached to the side wall of the holder.
[0019]
In a brush washing machine according to a fifth embodiment of the present invention, a brush stand is detachably attached to the outside of a side wall of an outer container of a washing machine.
When using a brush, not only a single brush but also a plurality of large and small brushes are often used.
Brushes that have been stained with ink or the like after use must be thoroughly washed.
It is convenient to have a brush stand when washing multiple brushes and returning the brushes to their original locations.
A plurality of brush holes are formed in the horizontal top wall of the square-shaped brush stand, and the shaft of the brush is inserted into the hole with the brush ears facing upward so that the brush stands.
A plurality of vertical holes formed in the horizontal top wall of the vertical stand, for example, large, medium, small and by forming the size of the hole, stand up a brush with a different diameter of the brush shaft diameter be able to.
A hanging hook for mounting the standing stand is formed on the horizontal top wall of the standing stand, and the hanging hook is detachably attached to the upper outside of the side wall of the outer container of the washing machine so that the outer container of the washing machine can be removed. With the handle attached to the holder on which you are sitting, you can carry the brush you are going to wash with these items, or carry a clean brush after washing, to the washroom or where you want to place the brush. it can.
[0020]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
After describing various structures and functions of the parts of the brush washing machine shown in FIGS. 1 to 11 below, the brush washing machines according to the first to fifth embodiments of the present invention will be described. I will explain.
First, FIG. 1 will be described first.
FIG. 1 is a perspective view showing the entire brush washer by assembling all parts of the brush washer according to the present invention.
The inner container 100 of the rinsing device is fixed to a bottom wall or the like so as to have a predetermined low position inside the outer container 200 of the rinsing device, or is detachably mounted. The thing shown in FIG. 1 is that the inner container 100 of the rinser is detachably installed on the bottom wall or the like inside the outer container 200 of the rinser.
The inner container 100 of the rinser and the outer container 200 of the rinser are where the tap water is first poured into the inner container 100 of the rinser, and the brush ears that are stained with ink or the like are washed therein.
Then, the outer container 200 of the rinser washes the brush ears contaminated with ink and the like in the inner container 100 of the rinser, and then spills water such as black ink overflowing from the upper rim of the inner container 100. The water is stored at a constant water level and is sequentially discharged from a discharge short pipe provided on the bottom wall of the outer container 200 of the flushing device.
[0021]
The short discharge pipe provided on the bottom wall of the outer container 200 of the flushing device is protected, and the retainer 300 on which the outer container 200 of the flushing device is seated is detachably mounted on the bottom of the outer container 200 of the flushing device.
The retainer 300 allows the outer container 200 of the rinser to be seated in parallel without tilting and protects the short discharge pipe provided on the bottom wall of the outer container 200 of the rinser.
A U-shaped handle 400 is detachably attached to the side wall of the retainer 300 so as to straddle the outer container 200 of the flushing device.
By attaching the U-shaped handle 400, the outer container 200 of the rinser, the retainer 300, the inner container 100 of the rinser installed inside the outer container 200 of the rinser, and the brush stand 500 described later are also put together. You can move to places such as washrooms.
At a predetermined position in the upper horizontal portion of the U-shaped handle 400, there are provided a plurality of insertion holes of different sizes when the brush is hung with the tip of the brush facing downward.
A square-shaped brush stand 500 is removably attached to the outside of the side wall of the outer container 200 of the above-mentioned rinser by a hook or the like.
A plurality of holes for a brush stand are formed in the horizontal top wall of the square-shaped brush stand 500, and the shaft portion is inserted into the hole with the brush ear facing upward to stand the brush.
It is convenient to have the brush stand 500 when washing a plurality of brushes.
[0022]
Next, FIGS. 2, 3 and 4 will be described.
FIG. 2 is an overall side view mainly showing a cross-sectional view of the scrubber viewed from the side of the long side of the outer container of the scrubber after assembling all parts of the brushwasher according to the present invention.
FIG. 3 is an overall side view mainly showing a cross-sectional view of the scrubber viewed from the side wall of the short side of the outer container of the scrubber after assembling all parts of the brushwasher according to the present invention.
FIG. 4 is a plan view of the brush washing machine according to the present invention, in which all parts are assembled and the entire brush washing machine is viewed from above.
2 and 3, the inner container 100 of the rinser and the outer container 200 of the rinser are shown in a cross-sectional view, and FIG. 2 is a view of the rinser as viewed from the long side wall of the outer container of the rinser. FIG. 3 is a cross-sectional view, and FIG. 3 is a cross-sectional view of the rinser as viewed from a side wall on a short side of an outer container of the rinser.
The inner container 100 of the flusher is formed by a cylindrical wall 1, an upper circular rim 2, a bottom wall 3, and a coupling projection 4 formed outside the bottom wall of the inner container.
The bottom wall 3 has a conical shape that is gentle upward. By forming the bottom wall 3 into a gentle conical shape upward, tap water injected into the central conical shape of the inner container from the faucet collides with the gentle conical bottom wall 3. Later, the tap water reverses and turns upward, creating a cylindrical upward flow.
The brush ears stained with ink or the like can be removed in a very short time by water injected into the inner container 100 from a faucet or various water flows such as the above-mentioned upward flow.
[0023]
The outer container 200 of the flushing device has an arc-shaped corner, and has a long side wall 5, a short side wall 6, a bottom wall 9, a rectangular rim 7 at the top, and a connecting projection provided on the inner wall of the bottom wall 9. , And a short discharge pipe 10 provided on the bottom wall. In particular, the bottom wall 9 of the outer container 200 is inclined so that water flows toward the opening of the short discharge pipe 10.
Since the bottom wall 9 is inclined toward the opening of the short discharge pipe 10 as described above, all the water contaminated with the ink and the like in the outer container 200 is discharged.
2, 3 and 4, the inner container 100 of the flusher is inserted into the receiving hole 8 of the coupling projection provided on the inner wall of the bottom wall 9 of the outer container 200 of the rinser. The coupling projections 4 formed on the outside of the bottom wall are fitted together to be integrated.
That is, the inner container 100 of the rinser is detachably installed in the outer container 200 of the rinser.
By enabling the inner container 100 of the rinsing device to be removed from the outer container 200 of the rinsing device, each of these can be cleaned cleanly after use, and can be prepared for the next use.
However, the inner container 100 of the rinser may be integrally fixed inside the outer container 200 of the rinser as a simple structure.
Even if the inner container 100 of the rinser is integrally fixed at a predetermined low position inside the outer container 200 of the rinser, it is important to have a structure that can clean these after use. .
In FIGS. 2, 3 and 4, the inner container 100 of the rinser is installed at the central portion of the bottom wall 9 on the short side wall in the outer container 200 of the rinser. It may be installed at the center of the bottom wall 9 on the long side wall side in the container 200.
Further, in FIGS. 2, 3 and 4, the inner container 100 of the rinser is cylindrical, but may be a square inner container.
[0024]
The outer container 200 of the rinsing device is configured so that the bottom thereof can be seated on the retainer 300.
The retainer 300 is formed by a long side wall 11, a short side wall 12, and a bottom wall 15.
The upper rectangular opening 13 of the retainer 300 has a similar size and shape so that the bottom of the outer container 200 of the flusher can be seated.
Also, an inclined portion 14 is formed to match the inclined bottom wall 9 of the outer container 200 of the rinser.
Handle mounting projections 16 for detachably mounting the U-shaped handle 400 are formed on both side walls 12 on the short side of the retainer 300.
The U-shaped handle 400 includes a raised portion 17 of the U-shaped handle, an upper horizontal portion 18 of the U-shaped handle, a handle mounting piece 19 formed at the base of the raised portion of the U-shaped handle, extending left and right, and a protrusion 16 for mounting the handle. , And penetrating holes 21 and 22 of different diameters formed in the upper horizontal portion.
The brush is suspended with the tip of the brush facing downward using the brush insertion holes 21 and 22 having different diameters.
At this time, the brush insert holes 21 and 22 are formed at positions where the tip of the brush is just immersed in the water of the inner container of the washing machine.
By inserting the handle mounting protrusions 16 formed on both side walls 12 on the short side of the retainer 300 into the U-shaped handle 400 stepped circular hole 20 and holding the axis of the protrusion with the smaller diameter of the stepped circular hole 20, The U-shaped handle 400 will be attached across the outer container 200 of the rinser.
[0025]
Reference numeral 500 denotes a square-shaped brush stand of a brush washing machine.
The square-shaped vertical stand 500 includes an upright wall 23, a bottom wall 24, a horizontal top wall 25, a detachable hook 26 for mounting the vertical stand, and a plurality of vertical holes provided in the horizontal top wall. 27, 28, 29, etc.
The horizontal top wall of the brush stand 500 is provided with a plurality of brush holes having different diameters, and the shaft is inserted into the hole with the brush ears facing upward so that the brush stands.
The holes 27, 28, and 29 for the vertical standing are preferably large, medium, and small holes having different diameters.
The brush stand 500 is convenient for carrying a brush when washing a plurality of brushes.
As described above, all parts of the brush washer according to the present invention have been described with reference to FIGS. 2, 3 and 4, but these parts are most preferably formed of a transparent synthetic resin material.
[0026]
Next, a brush washer according to the present invention will be described with reference to FIGS. 5, 6, 7, 8, 9, 10, and 11. FIG.
The description using these drawings will not be repeated as much as the description up to FIG. 4 described above, and if there is any overlap, the portion will be described briefly as much as possible.
FIG. 5 is a projection view of the inner container of the rinsing device of the brush washing machine according to the present invention.
FIG. 6 is a perspective view of the outer container of the brush-washing device according to the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional view of a brush-washing device according to the present invention.
FIG. 8 is a projection view of the holder of the brush washing machine according to the present invention.
FIG. 9 is a projection view of the handle of the brush washer according to the present invention.
FIG. 10 is a projection view of the stand of the brush washer according to the present invention.
FIG. 11 is an explanatory view when the flushing device of the brush washing machine according to the present invention is set in the flushing device of the washroom.
[0027]
First, FIG. 5 will be described. Numeral 100 denotes an inner container of the washing device.
The inner container 100 of the rinser is formed by a cylindrical wall 1, an upper circular rim 2, a bottom wall 3, and a coupling projection 4 formed outside the bottom wall of the inner container, and the bottom wall 3 is gentle upward. Formed in a conical shape.
The bottom wall 3 does not necessarily need to be formed in a conical shape that is gentle upward, and even if it is flat, it can be sufficiently used as a container for brush washing.
It is important that the height h1 of the inner container 100 of the cylindrical rinser is lower than the height z2 of the rinser 200 described later. Further, it is necessary that the diameter d1 has a length of at most about 75% of the distance between the short side walls in the scrubber 200 described later.
Further, the inner container 100 of the rinser need not be cylindrical, but may be rectangular.
[0028]
Next, FIG. 6 will be described. 200 is an outer container of the rinsing device.
The outer container 200 of the flushing device has an arc-shaped corner, and has a long side wall 5, a short side wall 6, a bottom wall 9, a rectangular rim 7 at the top, and connection projections provided on the inner wall of the bottom wall 9. The bottom wall 9 of the outer container 200 is slightly inclined so that water flows toward the opening of the short discharge pipe 10. I have.
The bottom wall 9 does not necessarily need to be slightly inclined toward the opening of the discharge short pipe 10, and a flat one can be used satisfactorily.
The length w2 of the long side wall 5 and the length y2 of the short side wall 6 of the outer container 200 of the rinsing device are affected by the shape and length of the inner surface of the basin such as a lavatory for brush cleaning.
Lavatory sinks are available in a variety of sizes and shapes, but are expensive and are not to be used in large lavatory sinks, but to be placed inside lavatory sinks, which are generally considered to be used everywhere. It is preferable to create the length w2 of the long side wall 5 of the outer container 200 and the length y2 of the short side wall 6 with a length that can be used.
In addition, the height z2 of the long side wall 5 and the short side wall 6 of the outer container 200 of the rinser is affected by the height of the water tap in the washroom and cannot be unnecessarily increased.
The height z2 of the long side wall 5 and the short side wall 6 of the outer container 200 of the rinser needs to be formed so as not to hit the tip of the water tap.
[0029]
Next, FIG. 7 will be described.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing a state where the inner container 100 of the rinser is installed inside the outer container 200.
The inner container 100 of the flusher is formed by a cylindrical wall 1, an upper circular rim 2, a bottom wall 3, and a coupling projection 4 formed outside the bottom wall of the inner container.
The bottom wall 3 has a conical shape that is gentle upward. By forming the bottom wall 3 in a gently conical shape upward, tap water injected from the faucet collides with the gently conical bottom wall 3, and then the tap water is turned upside down. And a cylindrical upward flow is created.
Since the above-mentioned cylindrical upward flow and the flow of tap water injected from the faucet located above act on the brush ears stained with black ink and the like inside the inner container 100 of the rinser, Dirty brush ears will be cleaned in a short time.
In addition, the outer container 200 of the rinser has an arc-shaped corner, and is provided on the long side wall 5, the short side wall 6, the bottom wall 9, the rectangular rim 7 at the top, and the inner wall of the bottom wall 9. It is formed by the receiving hole 8 of the connecting projection and the short discharge pipe 10 provided on the bottom wall 9. In particular, the bottom wall 9 of the outer container 200 is inclined so that water flows toward the opening of the short discharge pipe 10. Have been.
[0030]
The inner container 100 of the rinser shown in FIG. 7 has a coupling projection 4 formed on the outside of the bottom wall 3 of the inner container 100 and a receiving hole of a coupling projection provided on the inner wall of the bottom wall 9 of the outer container 200 of the rinser. 8, the inner container 100 is detachably installed at a predetermined low position on the inner side wall of the bottom wall 9 of the outer container 200.
The method of detachably installing the inner container 100 of the flushing device at a predetermined low position on the inner wall of the bottom wall 9 of the outer container 200 of the flushing device is not limited to this. The inner container 100 is slid up and down by forming a female rail on one of the side walls 5 and 6 inside the outer container 200 of the sink. Can be installed at a predetermined low position inside the outer container 200.
This method is also one of the methods of detachably installing the inner container 100 of the rinser at a predetermined low position inside the outer container 200 of the rinser.
The reason why the inner container 100 of the rinsing device is installed at a predetermined low position on the bottom wall 9 inside the outer container 200 of the rinsing device is that the opening of the short discharge pipe 10 is formed in the bottom wall 9. This is to prevent the opening from being blocked by the bottom wall portion or the like of the inner container 100 of the washing device. By doing so, the dirty water after washing the brush ears from the discharge short pipe 10 can be smoothly discharged.
The structure shown in FIG. 7 is the basic structure of the brush washer, except for all other attached parts.
By the way, what is shown in FIG. 7 is that the inner container 100 of the rinser is removably installed at a predetermined low position inside the outer container 200 of the rinser.
However, as a simple configuration, the inner container 100 of the rinser may be integrally fixed at a predetermined low position inside the outer container 200 of the rinser.
Even if the inner container 100 of the rinsing device is integrally fixed inside the outer container 200 of the rinsing device, it is preferable that the inner container 100 of the rinsing device be constructed so that these can be cleaned cleanly after use.
[0031]
Next, FIG. 8 will be described. Reference numeral 300 denotes a holder for the brush washing machine.
The retainer 300 is formed by a long side wall 11, a short side wall 12, and a bottom wall 15.
The upper rectangular opening 13 of the retainer 300 has a similar size and shape so that the bottom of the outer container 200 of the flusher can be seated.
An upper rectangular opening 13 of the retainer 300 is formed with an inclined portion 14 corresponding to the inclined bottom wall 9 of the outer container 200 of the rinser.
Handle mounting projections 16 for detachably mounting the U-shaped handle 400 are formed on both side walls 12 on the short side of the retainer 300.
The height z3 of the long side wall 11 and the short side wall 12 of the retainer 300 is such that when the lower end of the retainer 300 strikes the discharge short pipe 10 protruding outside the bottom wall of the outer container 200 of the rinser whose lower part is seated. It is enough if it is not high enough.
In addition, since the retainer 300 needs to form an upper rectangular opening for seating the bottom of the outer container 200 of the rinser, the length w3 of the long side wall 11 of the retainer 300 and the length of the short side wall 12 are determined. y3 needs to be slightly longer than the length w2 of the long side wall 5 on the long side 5 and the length y2 of the short side wall 6 on the outer side 200 of the scrubber.
[0032]
Next, FIG. 9 will be described. Reference numeral 400 denotes a U-shaped handle of a brush washer.
The U-shaped handle 400 has a handle rising portion 17, an upper horizontal portion 18 of the handle, a handle mounting piece 19 extending to the left and right formed at the base of the handle rising portion, and a handle mounting protrusion 16 formed on the side wall 12 of the retainer 300. Is formed by a large diameter hole for inserting the hole, a small diameter circular hole 20 below the hole, and brush insertion holes 21 and 22 having different diameters formed in the upper horizontal portion.
8 and 9, the handle 400 is mounted on both side walls 12 of the retainer 300. The handle mounting protrusion 16 and the large diameter and the small diameter stepped circular holes 20 under which the handle mounting protrusion 16 is inserted. However, the present invention is not limited to this, and any commonly used brush washing machine can be used.
[0033]
Next, FIG. 10 will be described. Reference numeral 500 denotes a square-shaped brush stand of a brush washing machine. The square-shaped vertical stand 500 includes an upright wall 23, a bottom wall 24, a horizontal top wall 25, a detachable hook 26 for mounting the vertical stand, and a plurality of vertical holes provided in the horizontal top wall. 27, 28, 29, etc.
The holes 27, 28, and 29 for the vertical standing are preferably large, medium, and small holes having different diameters.
The upright wall 23, the bottom wall 24, and the horizontal top wall 25 form holes 27, 28, and 29 for standing up, and the axle of the brush comes into contact with the upright wall 23. Good.
The configuration of all parts of the brush washer according to the present invention has been described above with reference to FIGS.
[0034]
Next, FIG. 11 will be described. FIG. 11 shows a brush-washing device according to the present invention set in a sink in a washroom.
That is, while opening the tap of the water tap and rinsing the tap water into the inner container 100 of the rinsing device, the brush ears contaminated with ink or the like in the inner container 100 are festively up and down, or Shake left and right to wash the brush ears.
The brush ears open and close due to the water flow, so that dirt such as ink is washed down to the center of the brush ears.
The water that has been poured into the inner container 100 of the rinser becomes clear before less than one minute elapses. Therefore, when the water becomes clear, it is only necessary to stop injecting the tap water into the inner container 100.
While brushing the brush ears in the inner container 100 by washing the brush ears up and down, or shaking the brush ears left and right, the water dirty with the ink drops into the inner container 100. Out of the upper circular rim and into the outer container 200 of the rinser.
Water that is affected by the amount of tap water injected into the inner container 100 but is contaminated with ink and the like flowing out of the upper circular edge of the inner container 100 may temporarily accumulate in the outer container 200 of the rinser. become.
The dirty water temporarily accumulated in the outer container 200 of the rinser is sequentially discharged from the drainage short pipe 10.
Since the discharge short pipe 10 is inserted into the drain pipe of the sink in the toilet as shown in FIG. 11, it does not happen that the inner surface of the sink in the toilet above from this part is stained with ink or the like. Absent.
[0035]
Next, brush washers according to the first to fifth embodiments of the present invention will be described.
A brush washing machine according to a first embodiment of the brush washing machine according to the present invention comprises an outer container of a washing machine having a short drainage pipe on a bottom wall, and a predetermined low position inside the outer container of the washing machine. In addition, the inner container of the flusher having a lower height than the side wall of the outer container of the flusher and smaller than the capacity of the outer container of the flusher is fixedly installed, and a water faucet of a washroom or the like is fixed. When the tap was opened and the tap water was poured into the inner container of the rinser and the brush ears with the ink were used in the inner container of the rinser to wash the brush ears, the water used to wash the brush ears was The water flows out from the upper edge of the inner container of the flushing device, temporarily accumulates in the outer container of the flushing device, and is sequentially discharged from the drainage short pipe of the outer container of the flushing device.
Regarding the brush washing machine according to the first embodiment of the present invention, the above paragraph number (0022) and the description of FIGS. 2, 3 and 4 of the paragraph number (0023), and the figure of the paragraph number (0027) 5, description of paragraph number (0028) in FIG. 6, description of paragraph number (0029) and FIG. 7 in paragraph number (0030), and description of paragraph number (0034) in FIG. It becomes.
[0036]
Next, a brush washer according to a second embodiment of the present invention will be described.
In the brush washer according to the second embodiment of the present invention, the inner container of the rinser is detachably installed at a predetermined low position inside the outer container of the rinser.
As for the brush washer according to the second embodiment of the present invention, similarly to the brush washer according to the first embodiment, FIGS. 2 and 3 of paragraph numbers (0022) and (0023). 4, FIG. 4, paragraph number (0027) in FIG. 5, paragraph number (0028) in FIG. 6, paragraph number (0029) and paragraph number (0030) in FIG. 7, and paragraph number (0034). It becomes clear by considering the description of FIG.
[0037]
Next, a brush washer according to a third embodiment of the present invention will be described.
The brush washer according to the third embodiment of the present invention protects the discharge short tube provided on the bottom wall of the outer container of the rinser, and removes the retainer for seating the outer container of the rinser outside the rinser. It is detachably installed at the bottom of the container.
Regarding the brush washer according to the third embodiment of the present invention, the description of FIG. 2, FIG. 3, FIG. 4 of paragraph number (0024), the description of FIG. Will be more apparent.
[0038]
Next, a brush washer according to a fourth embodiment of the present invention will be described.
The brush-washing machine according to the fourth embodiment of the present invention has a U-shaped handle detachably attached to the side wall of the holder, and further, so as to straddle the outer container of the washing machine.
Regarding the brush washer according to the fourth embodiment of the present invention, the description of FIG. 2, FIG. 3, FIG. 4 of paragraph number (0024), the description of FIG. Will become more apparent.
[0039]
Next, a brush washer according to a fifth embodiment of the present invention will be described.
In a brush washing machine according to a fifth embodiment of the present invention, a brush stand is detachably attached to the outside of a side wall of an outer container of a washing machine.
Regarding the brush washer according to the fifth embodiment of the present invention, the description of FIG. 2, FIG. 3, FIG. 4 of paragraph number (0025), the description of FIG. Will become more apparent.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing the entire brush washer by assembling all parts of the brush washer according to the present invention.
FIG. 2 is an overall view mainly including a cross-sectional view of the scrubber viewed from the side of the long side of the outer container of the scrubber after assembling all parts of the brushwasher according to the present invention.
FIG. 3 is an overall view mainly including a cross-sectional view of the scrubber viewed from the side wall of the short side of the outer container of the scrubber after assembling all parts of the brushwasher according to the present invention.
FIG. 4 is a plan view of the entire brush washer viewed from above, with all parts of the brush washer assembled according to the present invention.
FIG. 5 is a projection view of the inner container of the rinsing device of the brush washing machine according to the present invention.
FIG. 6 is a projection view of the outer container of the brush-washing device according to the present invention;
FIG. 7 is a cross-sectional view of a brush-washing device according to the present invention;
FIG. 8 is a projection view of a holder of the brush washer according to the present invention.
FIG. 9 is a projection view of a handle of the brush washer according to the present invention.
FIG. 10 is a projection view of a brush stand of the brush washer according to the present invention.
FIG. 11 is an explanatory view when the flushing device of the brush washing machine according to the present invention is set in the flushing device of the washroom.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Cylindrical wall, 2 ... Top circular edge, 3 ... Bottom wall, 4 ... Coupling protrusion, 5 ... Long side wall of outer container, 6 ... Short of outer container Side wall, 7: Upper rectangular edge of outer container, 8: Receiving hole of coupling projection, 9: Bottom wall of outer container, 10: Short discharge pipe, 11 ... Side wall of long side of cage, 12 ... Side wall of short side of cage, 13 ... Upper rectangular opening of cage, 14 ... Step portion of upper rectangular opening of cage, 15 ... Holding Bottom wall of the container, 16: handle mounting projection, 17: rising portion, 18: upper horizontal portion, 19: handle mounting piece, 20: stepped circular hole, 21, 22,.・ Brush insertion hole, 23: upright wall of brush stand, 24: bottom wall of brush stand, 25: horizontal top wall of brush stand, 26: hook, 27, 28 , 29 ... for brush stand
100 ... inner container,
200 ... outer container,
300 ... retainer,
400 ... Toride,
500 ... brush stand
