JP2004097697A - 性器脱防止具 - Google Patents
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Abstract
【課題】苦痛を伴うことなく装着することができ、しかも確実に性器脱を防止することのできる性器脱防止具を提供すること。
【解決手段】基部およびその先端両側に折り畳み可能に取り付けた2つの保持部を有し、膣内挿入後当該保持部を開いて使用することを特徴とする性器脱防止具。
【選択図】 図3
【解決手段】基部およびその先端両側に折り畳み可能に取り付けた2つの保持部を有し、膣内挿入後当該保持部を開いて使用することを特徴とする性器脱防止具。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、性器脱防止具に関し、更に詳細には、子宮脱や膀胱脱等の性器脱を有効に防止し、また尿路整復の目的にも使用しうる性器脱防止具に関する。
【0002】
【従来の技術】
高齢女性や、多数回の出産を経験した女性では、子宮脱と呼ばれる疾患に悩まされることがある。この疾患は、例えば子宮支持靱帯と骨盤底筋により小骨盤のほぼ中央に保持されている子宮が、これら靱帯や筋の弛緩により異常に下垂し、最終的には腹圧により膣外へ脱出するというものである。そしてこの子宮脱は、しばしば膀胱脱や直腸脱を伴い、脱出膿瘤のため歩行障害、尿閉、便秘、局所の出血、帯下増量などの症状を呈する。
【0003】
子宮脱のような性器脱を治療する方法としては、外科的手術により子宮支持靱帯や骨盤底筋等の子宮支持装置の短縮・補強を行ない、同時に膀胱、前膣壁、後膣壁の形成や、肛門拳筋縫合等を行う方法が知られている。しかしながら、手術を受けることは、苦痛を伴うものであり、なるべくであればこれを回避したいと考える患者が多い。
【0004】
一方、別な治療方法としては、ペッサリー等の器具を膣内に挿入する保存療法が知られている。この方法は、ペッサリー等の器具により子宮が下垂することを防ぐもので、手術による方法に比べて簡易な方法として性器脱治療の第一選択とされることも多い。
【0005】
ところで、保存療法に用いられるペッサリーについては、日本で使用されているものは1種類であり、また、多くのタイプのものが海外において使用されているが、いずれも脱着に苦痛を伴うとか、子宮脱を抑えられないとか、使用し易さや効果の面において問題があり、充分とはいえなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従って、苦痛を伴うことなく装着することができ、しかも確実に性器脱を防止することのできる性器脱防止具の提供が求められていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、子宮等を保持する保持部について、膣内の挿入時には折りたたまれ、挿入後に開くようにすれば、苦痛等の問題なく子宮の下垂や脱出を防ぐことができることを見出し、本発明を完成した。
【0008】
すなわち本発明は、基部およびその先端両側に折り畳み可能に取り付けた2つの保持部を有し、膣内挿入後当該保持部を開いて使用することを特徴とする性器脱防止具である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に、本発明の説明を続ける。
【0010】
図1は、本発明性器脱防止具の一態様の正面図であり、図2はその平面図、図3はその斜視図である。また、図4は、図2のA−A’の断面図である。図中、1は基部、2は保持部、3は回動部、4は紐、5は空間部をそれぞれ示す。
【0011】
上記態様の性器脱防止具において、基部1は、膣内で保持部2を支える部分であり、円筒状や角柱状であってもよいが、その形状は下の方が狭くなった形状、例えば逆円錐状や逆角錐状に近い形が好ましい。また、保持部2は、下垂ないしは脱出しようとする子宮を保持する部分であるから、開いたときにある程度の面積を有する板状であり、かつ、基部1と共同して支える様な構造であることが好ましい。更に、保持部2の重量を軽減するために、図2に示すように空間部5を設けても良い。
【0012】
本発明において、保持部2は、基部1に回動部3を介して取り付けられており、この回動部3を中心に約45〜75゜程度開閉する。この回動部3としては、種々の回転するための機構を利用することができ、例えば、プラスチック製の蝶番等が利用できる。また回動部3の開閉のためには、周知の開閉手段を使用することができ、紐(あるいは糸)や、クランク機構を利用した棒を用いることができる。
【0013】
開閉のための手段として紐を用いた例を図4に示すが、この例では紐4の一端は、保持部2の各々の適当な位置に埋め込まれ、固定される。そして、この紐4の他端は、基部1中に設けられた紐管6を通し、基部1の底部に設けた紐穴7から引き出される。そしてこの紐4を引くことにより、図5の状態の性器脱防止具は、その保持部2が回動部3を中心に回転運動し、図1の使用状態となる。
【0014】
本態様の性器脱防止具の装着方法を説明すれば次の通りである。すなわち、性器脱患者の膣に、図5の状態で先端から挿入する。十分に挿入した後、紐4をゆっくり引き、保持部2を開く。その後、紐4が動かなくなるよう結んだり、あるいはストッパーで止め、保持部2が閉じないよう固定することにより子宮等を保持することが可能となる。
【0015】
一方、この性器脱防止具を外すには、まず縛ってあった紐4をほどいたり、ストッパから外す。その後、基部1をゆっくり引き出すと、保持部2は回動部3を中心に回転することにより自然に閉じ、膣内から取り出すことができる。
【0016】
また、図6は、別の態様の性器脱防止具を示す側面図である。図中、8はバネ、9は押し上げ棒を示す。この態様では、側面がほぼU字状の基部1の上部両側に設けられた回動部3を介して保持部2が取り付けられる。そして、この保持部2の回動部3に取り付けられた側の端部は、バネ8により弾性保持された押し上げ棒9により押し上げられ、この結果、保持部2自体は開いた状態となる。
【0017】
この態様の性器脱防止具を装着するには、まず、指等で押さえることにより、保持部2を閉じ、図7の状態とする。そして、この状態で先端から挿入し、十分に挿入した後、指を離せば保持部2が開き、子宮等を保持することが可能となる。
【0018】
更に図示しないが、上記の態様において、バネ8と押し上げ棒9に代えてネジとナット機構を利用し、ナットを回転させることにより保持部2を開閉するようにしても良い。
【0019】
本発明の性器脱防止具は、上記したように膣内に一定期間挿入して使用するものであるから、その材質には十分配慮することが必要である。すなわち、基部1や、保持部2をはじめとする各部材は、人間の体内に長期間留置しても問題とならない材質で製造されていることが好ましい。また、性器脱防止具自体の重量も、30g程度とし、あまり重くならないことが望ましい。上記のような条件を満たす材質は、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリカーボネート樹脂等のプラスチック材料や、ステンレススチール等から適宜選択すればよい。
【0020】
また、本発明の性器脱防止具は、使用に先立ち、その各部材のプラスチック表面を予めプオクタニンのような殺菌作用を有する薬剤で処理し、種々の細菌の増殖を防止しておくことが好ましい。また、ポリエチレンやゴムのような袋に包み、この状態で膣内に挿入しても良い。
【0021】
【作用】
本発明の性器脱防止具は、主に弾性作用による従来のペッサリー(性器脱防止用リング)と異なり、膣腔内の基部と、これに取り付けた板状の保持部により子宮、膀胱、膣壁等がの下垂、脱出することを防止するものである。
【0022】
そして、膣内の挿入時においては、保持部は閉じており、使用において開き、固定されるものであり、弾性作用を利用しないから、装着時に苦痛を感じることはない。また、リング等と比べ、より広い面積で下垂、脱出しようとする子宮、膀胱、膣壁等を支えるため、性器脱防止効果が高いものである。
【0023】
また、本発明の性器脱防止具は、尿路整復の目的のためにも使用することができる。すなわち、更年期以後の女性において、子宮支持靱帯と骨盤底筋の弛緩が軽い場合には、子宮の軽い下垂にとどまるが、子宮・膣と支持組織で結合している尿道や膀胱もこの下垂に伴って下垂し、尿路の変形が生じる。そして、この変形は排尿困難、尿漏れ、残尿等の排尿障害の原因となる。これに対し、本発明の性器脱防止具は、軽度の子宮下垂等をも防ぎ、これに伴う尿道や膀胱の下垂を防ぐので、尿路を整復することができ、排尿障害等を解消することが可能となる。
【0024】
【発明の効果】
本発明の性器脱防止具は、装脱着が簡単であり、また、装着に伴う苦痛もないものである。
【0025】
従って、従来広く使用されていたペッサリー(性器脱防止リング)に代わるものとして、性器脱防止に広く使用することができるものである。
【0026】
また、軽度の子宮下垂等を防ぎ、これに伴う尿道や膀胱の下垂を防ぐので、尿路を整復することができ、排尿障害等の解消にも役立つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明性器脱防止具の一態様の正面図
【図2】本発明性器脱防止具の一態様の平面図
【図3】本発明性器脱防止具の一態様の斜視図
【図4】図2のA−A’の断面図
【図5】図1の性器脱防止具において、保持部を閉じた状態の正面図
【図6】本発明性器脱防止具の別の態様の正面図
【図7】図6の性器脱防止具において、保持部を閉じた状態の正面図
【符号の説明】
1 … … 基部
2 … … 保持部
3 … … 回動部
4 … … 紐
5 … … 空間部
6 … … 紐管
7 … … 紐穴
8 … … バネ
9 … … 押し上げ棒
以 上
【発明の属する技術分野】
本発明は、性器脱防止具に関し、更に詳細には、子宮脱や膀胱脱等の性器脱を有効に防止し、また尿路整復の目的にも使用しうる性器脱防止具に関する。
【0002】
【従来の技術】
高齢女性や、多数回の出産を経験した女性では、子宮脱と呼ばれる疾患に悩まされることがある。この疾患は、例えば子宮支持靱帯と骨盤底筋により小骨盤のほぼ中央に保持されている子宮が、これら靱帯や筋の弛緩により異常に下垂し、最終的には腹圧により膣外へ脱出するというものである。そしてこの子宮脱は、しばしば膀胱脱や直腸脱を伴い、脱出膿瘤のため歩行障害、尿閉、便秘、局所の出血、帯下増量などの症状を呈する。
【0003】
子宮脱のような性器脱を治療する方法としては、外科的手術により子宮支持靱帯や骨盤底筋等の子宮支持装置の短縮・補強を行ない、同時に膀胱、前膣壁、後膣壁の形成や、肛門拳筋縫合等を行う方法が知られている。しかしながら、手術を受けることは、苦痛を伴うものであり、なるべくであればこれを回避したいと考える患者が多い。
【0004】
一方、別な治療方法としては、ペッサリー等の器具を膣内に挿入する保存療法が知られている。この方法は、ペッサリー等の器具により子宮が下垂することを防ぐもので、手術による方法に比べて簡易な方法として性器脱治療の第一選択とされることも多い。
【0005】
ところで、保存療法に用いられるペッサリーについては、日本で使用されているものは1種類であり、また、多くのタイプのものが海外において使用されているが、いずれも脱着に苦痛を伴うとか、子宮脱を抑えられないとか、使用し易さや効果の面において問題があり、充分とはいえなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従って、苦痛を伴うことなく装着することができ、しかも確実に性器脱を防止することのできる性器脱防止具の提供が求められていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、子宮等を保持する保持部について、膣内の挿入時には折りたたまれ、挿入後に開くようにすれば、苦痛等の問題なく子宮の下垂や脱出を防ぐことができることを見出し、本発明を完成した。
【0008】
すなわち本発明は、基部およびその先端両側に折り畳み可能に取り付けた2つの保持部を有し、膣内挿入後当該保持部を開いて使用することを特徴とする性器脱防止具である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に、本発明の説明を続ける。
【0010】
図1は、本発明性器脱防止具の一態様の正面図であり、図2はその平面図、図3はその斜視図である。また、図4は、図2のA−A’の断面図である。図中、1は基部、2は保持部、3は回動部、4は紐、5は空間部をそれぞれ示す。
【0011】
上記態様の性器脱防止具において、基部1は、膣内で保持部2を支える部分であり、円筒状や角柱状であってもよいが、その形状は下の方が狭くなった形状、例えば逆円錐状や逆角錐状に近い形が好ましい。また、保持部2は、下垂ないしは脱出しようとする子宮を保持する部分であるから、開いたときにある程度の面積を有する板状であり、かつ、基部1と共同して支える様な構造であることが好ましい。更に、保持部2の重量を軽減するために、図2に示すように空間部5を設けても良い。
【0012】
本発明において、保持部2は、基部1に回動部3を介して取り付けられており、この回動部3を中心に約45〜75゜程度開閉する。この回動部3としては、種々の回転するための機構を利用することができ、例えば、プラスチック製の蝶番等が利用できる。また回動部3の開閉のためには、周知の開閉手段を使用することができ、紐(あるいは糸)や、クランク機構を利用した棒を用いることができる。
【0013】
開閉のための手段として紐を用いた例を図4に示すが、この例では紐4の一端は、保持部2の各々の適当な位置に埋め込まれ、固定される。そして、この紐4の他端は、基部1中に設けられた紐管6を通し、基部1の底部に設けた紐穴7から引き出される。そしてこの紐4を引くことにより、図5の状態の性器脱防止具は、その保持部2が回動部3を中心に回転運動し、図1の使用状態となる。
【0014】
本態様の性器脱防止具の装着方法を説明すれば次の通りである。すなわち、性器脱患者の膣に、図5の状態で先端から挿入する。十分に挿入した後、紐4をゆっくり引き、保持部2を開く。その後、紐4が動かなくなるよう結んだり、あるいはストッパーで止め、保持部2が閉じないよう固定することにより子宮等を保持することが可能となる。
【0015】
一方、この性器脱防止具を外すには、まず縛ってあった紐4をほどいたり、ストッパから外す。その後、基部1をゆっくり引き出すと、保持部2は回動部3を中心に回転することにより自然に閉じ、膣内から取り出すことができる。
【0016】
また、図6は、別の態様の性器脱防止具を示す側面図である。図中、8はバネ、9は押し上げ棒を示す。この態様では、側面がほぼU字状の基部1の上部両側に設けられた回動部3を介して保持部2が取り付けられる。そして、この保持部2の回動部3に取り付けられた側の端部は、バネ8により弾性保持された押し上げ棒9により押し上げられ、この結果、保持部2自体は開いた状態となる。
【0017】
この態様の性器脱防止具を装着するには、まず、指等で押さえることにより、保持部2を閉じ、図7の状態とする。そして、この状態で先端から挿入し、十分に挿入した後、指を離せば保持部2が開き、子宮等を保持することが可能となる。
【0018】
更に図示しないが、上記の態様において、バネ8と押し上げ棒9に代えてネジとナット機構を利用し、ナットを回転させることにより保持部2を開閉するようにしても良い。
【0019】
本発明の性器脱防止具は、上記したように膣内に一定期間挿入して使用するものであるから、その材質には十分配慮することが必要である。すなわち、基部1や、保持部2をはじめとする各部材は、人間の体内に長期間留置しても問題とならない材質で製造されていることが好ましい。また、性器脱防止具自体の重量も、30g程度とし、あまり重くならないことが望ましい。上記のような条件を満たす材質は、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリカーボネート樹脂等のプラスチック材料や、ステンレススチール等から適宜選択すればよい。
【0020】
また、本発明の性器脱防止具は、使用に先立ち、その各部材のプラスチック表面を予めプオクタニンのような殺菌作用を有する薬剤で処理し、種々の細菌の増殖を防止しておくことが好ましい。また、ポリエチレンやゴムのような袋に包み、この状態で膣内に挿入しても良い。
【0021】
【作用】
本発明の性器脱防止具は、主に弾性作用による従来のペッサリー(性器脱防止用リング)と異なり、膣腔内の基部と、これに取り付けた板状の保持部により子宮、膀胱、膣壁等がの下垂、脱出することを防止するものである。
【0022】
そして、膣内の挿入時においては、保持部は閉じており、使用において開き、固定されるものであり、弾性作用を利用しないから、装着時に苦痛を感じることはない。また、リング等と比べ、より広い面積で下垂、脱出しようとする子宮、膀胱、膣壁等を支えるため、性器脱防止効果が高いものである。
【0023】
また、本発明の性器脱防止具は、尿路整復の目的のためにも使用することができる。すなわち、更年期以後の女性において、子宮支持靱帯と骨盤底筋の弛緩が軽い場合には、子宮の軽い下垂にとどまるが、子宮・膣と支持組織で結合している尿道や膀胱もこの下垂に伴って下垂し、尿路の変形が生じる。そして、この変形は排尿困難、尿漏れ、残尿等の排尿障害の原因となる。これに対し、本発明の性器脱防止具は、軽度の子宮下垂等をも防ぎ、これに伴う尿道や膀胱の下垂を防ぐので、尿路を整復することができ、排尿障害等を解消することが可能となる。
【0024】
【発明の効果】
本発明の性器脱防止具は、装脱着が簡単であり、また、装着に伴う苦痛もないものである。
【0025】
従って、従来広く使用されていたペッサリー(性器脱防止リング)に代わるものとして、性器脱防止に広く使用することができるものである。
【0026】
また、軽度の子宮下垂等を防ぎ、これに伴う尿道や膀胱の下垂を防ぐので、尿路を整復することができ、排尿障害等の解消にも役立つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明性器脱防止具の一態様の正面図
【図2】本発明性器脱防止具の一態様の平面図
【図3】本発明性器脱防止具の一態様の斜視図
【図4】図2のA−A’の断面図
【図5】図1の性器脱防止具において、保持部を閉じた状態の正面図
【図6】本発明性器脱防止具の別の態様の正面図
【図7】図6の性器脱防止具において、保持部を閉じた状態の正面図
【符号の説明】
1 … … 基部
2 … … 保持部
3 … … 回動部
4 … … 紐
5 … … 空間部
6 … … 紐管
7 … … 紐穴
8 … … バネ
9 … … 押し上げ棒
以 上
Claims (6)
- 基部およびその先端両側に折り畳み可能に取り付けた2つの保持部を有し、膣内挿入後当該保持部を開いて使用することを特徴とする性器脱防止具。
- 保持部に空孔部を有する請求項第1項記載の性器脱防止具。
- 基部に回動可能に結合された保持部が、当該保持部に固定した紐ないし糸を引くことにより開く請求項第1項または第2項記載の性器脱防止具。
- 基部に回動可能に結合された保持部が、当該保持部に固定した、クランク機構付きの棒を押すことにより開く請求項第1項または第2項記載の性器脱防止具。
- 基部に回動可能に結合された保持部が、基部中でバネにより弾性保持された押し上げ棒により押し上げられることにより開く請求項第1項または第2項記載の性器脱防止具。
- 基部に回動可能に結合された保持部が、基部中に設けられたネジをナットの回転で上昇させることにより開く請求項第1項または第2項記載の性器脱防止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002267214A JP2004097697A (ja) | 2002-09-12 | 2002-09-12 | 性器脱防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002267214A JP2004097697A (ja) | 2002-09-12 | 2002-09-12 | 性器脱防止具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004097697A true JP2004097697A (ja) | 2004-04-02 |
Family
ID=32265806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002267214A Pending JP2004097697A (ja) | 2002-09-12 | 2002-09-12 | 性器脱防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004097697A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2008149887A1 (ja) * | 2007-06-06 | 2010-08-26 | 株式会社 女性医療研究所 | 骨盤臓器脱防止及び治療装置 |
-
2002
- 2002-09-12 JP JP2002267214A patent/JP2004097697A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2008149887A1 (ja) * | 2007-06-06 | 2010-08-26 | 株式会社 女性医療研究所 | 骨盤臓器脱防止及び治療装置 |
JP4917151B2 (ja) * | 2007-06-06 | 2012-04-18 | 株式会社 女性医療研究所 | 骨盤臓器脱防止及び治療装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040531 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061010 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070227 |