JP2004097193A - Flying vermin-trapping device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、界面活性剤を溶解させた液体により生成される泡により泡塊を形成して、ハエやアブ、蚊等の飛翔性の害虫類をこの泡塊によって捕捉して駆除する飛翔性害虫の捕捉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
厨房や食品加工場等にハエが入り込んで食器類を汚したり、又は、ハエが食品に混入してしまい、人に不快感を与えることがある。また、牛舎や豚舎等においてもアブやブヨ等の害虫が入り込んで牛や豚などを刺し、病気になったり又は家畜にストレスを与えてして健康を害する原因の一つともなっている。さらに、果樹園等では、スズメ蜂等が果実を傷つけたり、その傷つけた箇所に猩々蝿やアブ等の害虫が卵を生みつけたりして、収穫に影響を与えることがある。
【0003】ところで、これらの害虫を駆除する一般的な方法として殺虫剤を噴霧してこれらの害虫を殺虫したり、又は粘着剤によって害虫を捕捉する等の方法が知られているが、殺虫剤は厨房や食品加工場等の食品を扱う場所では使用が禁止されており、また、粘着剤による捕捉も使用場所が限定されているため、かかる場所では、ハエ等の害虫を駆除するのが困難となり衛生上の問題がある。また、牛舎やプール等は一般的に広く外部に開放されているので、殺虫剤や粘着剤による殺虫又は捕捉の方法は効果がなく、有効な飛翔性害虫の駆除技術の開発が求められていた。さらに粘着剤による害虫の捕捉方法では、粘着剤によって捕捉した後の処理が煩わしいという問題もあった。
【0004】上記の殺虫剤や粘着剤による害虫の駆除方法に代え得る飛翔性害虫の捕捉装置として出願人は、泡によって飛翔性害虫を捕捉して駆除する装置を特願2001−253608号として既に提案している。上記装置は、泡の生成装置によって界面活性剤を溶解させた溶液中に気泡を供給して発生した泡を塊状に維持させ、この泡塊に誘引性の光を投射する等して泡塊に寄ってきた飛翔性害虫を泡の内部に包み込んで窒息死させて捕捉するようにしたものであり、有害な成分を発散させることがなく、殺虫剤等が使用できない厨房等での使用ができ、また捕捉した害虫の処理が粘着剤による方法と比べて楽にできることから有効である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の装置では、生成した泡を垂直に配置した円筒の外周面に保持させて泡塊を円柱状に形成しているので、牛舎や豚舎又は広い庭園や公園等においては、これらの装置を数多く設置しないと有効に飛翔性害虫を捕捉することが困難であった。本発明は、広い面積に泡塊を形成してより効果的に飛翔性害虫を捕捉することのできる泡塊による飛翔性害虫の駆除装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため本発明の請求項1の飛翔性害虫捕捉装置は、界面活性剤を含有した泡生成液を収容した上部が開口された泡生成液容器と、平坦な泡保持面が形成されると共に該泡保持面の背面側に泡生成空間が一体に形成されるとともに、泡保持面の上部に泡生成空間と泡保持面側とを連通させる開口が形成された泡保持手段と、前記泡生成空間内で前記泡生成液による泡を生成する泡生成手段とにより構成され、前記泡保持手段を泡保持面が垂直となるように設置して、前記泡生成手段によって前記泡生成空間内で泡を生成させ、該泡を前記開口から泡保持面側に侵出させて泡保持面に沿って流下させることにより、垂直に設置した前記泡保持面に所定厚さの泡塊を形成するようにしたことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、垂直に設置された前記泡保持面の前記開口の上方に、泡保持面から水平に突出させた庇板を形成し、前記開口から泡保持面に侵出した泡を該庇板により吸着させて泡保持面に所定厚さの泡塊を形成するようにしたことを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、前記庇板を泡保持面からの突出長さが可変調整可能に取り付け、これにより泡保持面に形成される泡塊の厚さを調整可能にしたことを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、前記泡保持面の下方に泡保持面に沿って流下した泡塊の下端を受け止める樋部材が形成されており、該樋部材の上面に樋部材に接触した泡塊の泡を消失又は流下させる泡消失手段が形成されていることを特徴とする。
【0010】請求項5の発明は、前記樋部材が泡保持面の一側から他側に向けて傾斜状に設置されており、前記泡消失手段が該樋部材の上方から泡生成液を供給して下方へ向けて樋部材上面に泡生成液を流動させるものであることを特徴とする。
【0011】請求項6の発明は、前記泡消失手段が、前記樋部材の前端縁から泡塊の下端部へ向けて霧状又はシャワー状に泡生成液を噴霧させるものであることを特徴とする。
【0012】請求項7の発明は、泡保持手段が設置脚上に垂直に形成された支持枠に泡保持面が垂直となるように垂下支持されていることを特徴とする。
【0013】請求項8の発明は、前記泡保持手段が泡生成空間を挟んでその両側に泡保持面が形成され、両面に面状の泡塊を形成するようにしたことを特徴とする。
【0014】請求項9の発明は、泡保持手段の下端に前記泡生成液容器を一体に取り付け、泡保持手段の上部で壁面に取り付け可能に形成されていることを特徴とする。
【0015】請求項10の発明は、前記泡生成手段がエアポンプと該エアポンプとチューブで連結された気泡発生器から構成され、前記気泡発生器が前記泡生成空間内の泡生成液中に配置されていることを特徴とする。
【0016】請求項11の発明は、前記泡保持面に形成される泡塊を検出する泡センサを設けると共に、該泡センサの検出信号によって前記エアポンプをフル駆動と間歇駆動とに制御するタイマーを含む制御部を設け、泡生成手段に泡生成空間内で発生される気泡の量を制御させるようにしたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の飛翔性害虫捕捉装置1を示すもので、本発明の飛翔性害虫捕捉装置1により捕捉対象となる飛翔性害虫としては、ハエ、アブ、ブヨ、蚊等の小型の飛翔性昆虫からカナブン、カブト虫,カミキリ、カメムシ等の飛翔性甲虫類又は、ゴキブリ等の主に夜間に飛翔する昆虫類がある。
【0018】図1に示すように本発明の実施例にかかる飛翔性害虫捕捉装置1は、両側に配置された設置脚2から垂直方向上方に向けて立設された側枠杆3と該側枠杆3の上端に水平に懸架された上枠杆4とで構成されている支持枠5と、前記設置脚2上に載置され泡生成液LIを収容する泡生成液容器7と、前記泡生成液容器7内の泡生成液LIから泡を生成させる泡生成手段10、前記支持枠5の上枠杆4に垂下支持されるとともに泡生成手段10により生成された泡を泡塊BLとして保持する平坦な泡保持面21が形成された泡保持手段20と、前記泡保持面21に形成され泡保持面21に沿って流下する泡塊BLの下方の泡を消失させるため前記泡保持面21に形成された泡消失手段30及び、前記支持枠5の上枠杆4の上方に取り付けられるとともに前記泡保持面21に形成された泡塊BLに飛翔性害虫を誘引する光を照射する光照射手段40によって構成されている。前記支持枠5の設置脚2の下面にはキャスター6が取り付けられており飛翔性害虫捕捉装置1を任意の場所に移動させることができる。
【0019】図1乃至図3に示すように、泡生成液容器7は上面が開放された容器として構成されており、前記支持枠5の両側の設置脚2間に懸架されている支持板8上に載置されている。この泡生成液容器7内には所定の深さまで泡生成用液LIが収容できるようにされている。この泡生成液容器7内に入れられる泡生成用液LIは、日本酒や日本酒に柿汁や牛乳又は市販の害虫誘引剤等を混合したベースとなる液体に所定量の界面活性剤を溶解させたものが使用される。また、実施例では界面活性剤としてはアニオン界面活性剤(例えば石験)等の人畜無害のものが使用されている。ベース液と界面活性剤との混合比率は、ベース液1に対して界面活性剤0.002が適当である。また、泡生成用液を特定の飛翔性害虫が好む色に着色してもよい。
【0020】泡生成手段10は、両支持脚2間に架設された支持板8上に載置されているエアポンプ11と、該エアポンプ11から吐き出されるエアを前記泡生成液LI中に導くエアチューブ12及び該エアチューブ12の先端に取り付けられた気泡発生器13とから構成されている。エアポンプ11の吐出口に接続されたエアチューブ12の他端側に取り付けられた気泡発生器13を泡生成液LI中に没した状態で、エアポンプ11を駆動しエアを気泡発生器13に供給することにより、細かい気泡を発生させて泡が生成されるようにされている。この泡生成手段10によって生成された泡は前記泡保持手段20の泡保持面21に供給されて泡保持面21に平坦な泡塊BLを形成する。
【0021】図4に示すように、泡保持手段20は、表面側に平坦な泡保持面21が形成された泡保持板22とその泡保持板22の裏面側に間隔を隔てて貼り付けられた裏板材23によって構成されており、泡保持板22の裏面と裏板材23との間に泡生成空間24が形成されている。図5に示すように、泡保持板22の裏面側に両側縁と上辺及び中央部を除いた下縁に沿って枠材25が配置され、また、下縁に沿って配置された枠材25の中央側の端部から斜め上方に広がるように傾斜枠材25aが配置され、これらの枠材25、25aを泡保持板22との間で挟み込むように裏板材23が取り付けられて泡保持手段20が構成されている。上記泡保持板22の裏面と裏板材23の間に下辺から上辺に向かって徐々に幅が広がった泡生成空間24が形成されており、該泡生成空間24の下端中央部に開口26が形成されている。
【0022】図1乃至図3に示すように、上記泡保持手段20は前記支持枠5の上枠杆4に取付部材29を介して前記泡保持面21が垂直となるように垂下支持されており、該泡保持手段20の下端部が前記泡生成液容器7内に収容されて、泡保持手段20の下端部が泡生成液容器7内に入れた泡生成液中LIに没するように配置され、泡生成空間24の下端部に形成されている開口26が泡生成液LI中に開口されている。図2及び図3に示すように、前記泡生成手段10のエアチューブ12の先端に取り付けられている気泡発生器13が前記泡生成空間24の開口26を経由して泡生成空間24内に配置されており、エアポンプ11から供給されるエアが気泡発生器13を介して前記泡生成空間24内の泡生成液LI中に供給されて前記空間24内で泡を生成させるようにされている。生成された泡は泡生成空間24内の上方に向けて誘導されて泡生成空間24内に充満する。
【0023】泡保持面21を形成している泡保持板22の上辺には前記泡生成空間24内と泡保持面21側を貫通した開口27が泡保持板22の幅方向に沿って形成されており、泡生成空間24内で充満した泡がこの開口27から泡保持面21側へ侵出できるようにされている。更に泡保持板22の泡保持面21には上記開口27の上方に泡保持面21から水平方向に突出させた庇板28が前記開口27の幅方向に沿って取り付けられており、この庇板28により前記開口27から泡保持板22の泡保持面21に侵出してくる泡塊BLを上面側から吸着保持して、泡保持面21に形成される泡塊BLが一定の厚さに形成される。
【0024】前記開口27から泡保持板22の泡保持面21側に侵出した泡は、開口27の上方に形成されている庇板28に吸着されてここに泡塊BLが形成される。この泡塊BLは開口27から続けて供給されてくる泡によって大きく成長し、泡塊BLの厚さが庇板28の突出長さに応じた厚さとなった後は、重力によって垂直な泡保持面21に沿って下方へゆっくりと流下する。これにより、庇板28の突出長さに対応した厚さの泡塊BLが泡保持面21の表面に沿って形成される。泡保持面21に形成される泡塊BLの厚さは捕捉する飛翔性害虫の大きさや種類に応じて任意に設定する。
【0025】上記実施例では所定の突出長さに設定された庇板28を泡保持面21に形成して、庇板28の突出長さに応じた一定の厚さの泡塊BLを泡保持面21に形成させるようにしているが、突出長さの異なった庇板28を選択的に泡保持面21に取り付けることにより泡の厚さを調整できるようにしてもよい。更に、図6及び図8に示す別の実施例に示すように、泡保持面21に形成されている取付片51、51aに対して断面がコ字形に形成された庇片52又は断面がL字形に形成された庇片52aを長穴53、53aを介してネジ54、54aにより取り付けられるように構成し、図6(a)、図8(a)に示す位置から図6(b)、図8(b)に示す位置の間で庇片52、52aを任意の位置に固定できるようにしてもよい。これらの実施例によれば、図7及び図9に示すように、この庇片52、52aの取り付け位置を調整することによって泡保持面21に形成される泡塊BLの厚さを任意に変更することが可能となる。
【0026】上記実施例の泡保持手段20の泡保持面21を形成している泡保持板22は、人工大理石等の泡保持面21側が美称的な意匠の施された材料が使用されている。これによって装置を使用しない昼間等でも周囲に違和感を生じないようにしている。更に、この泡保持面21は泡保持面21に沿って泡塊BLが流下する速度を適度にするように表面粗度が適度に形成されている。この泡保持面21の表面粗度を適度に設定できない場合には、泡保持面21に適度の表面粗度の調整部材を貼り付ける等により泡保持面を形成するようにしてもよい。更に、風等により泡保持面21の泡塊BLが吹き飛ばされたり又は横方向に移動しないように垂直方向の縦リブを泡保持面21に所定間隔で形成してもよい。
【0027】前記泡保持板22の泡保持面21側の下方には泡保持面21に形成されて徐々に下側へ流下した泡塊BLの泡を消失させる泡消失手段30が形成されている。図1乃至図3に示す実施例の泡消失手段30は、泡保持面21に沿って流下してくる泡塊BLを泡保持面21の下部で受け止める樋部材31と、この樋部材31の上面に泡生成液LIを流動させるための液体ポンプ32によって構成されている。該樋部材31は泡保持板22の一方の側縁から他方の側縁にかけて緩く傾斜した状態で泡保持面21に取り付けられており、これによって泡保持面21に沿って流下した泡塊BLの下端が受け止められるようにしている。更に液体ポンプ32により前記泡生成液容器7内の泡生成液LIが吸引されて、ポンプ32から吐出される泡生成液LIがチューブ33により前記樋部材31の一側に供給されて、樋部材31上に上方側から下方側へ泡生成液LIの流れが形成されるようにしている。樋部材31によって受け止められた泡塊BLが樋部材31上を流動する泡生成液LIによって泡が消失させられると共に樋部材31上を下流側に向けて流動されて泡が消失される。
【0028】このように、泡保持面21上に形成された泡塊BLが泡保持面21に沿って徐々に流下して、泡保持面21の下端まで流下した泡塊BLを、泡保持面21の下端部で泡塊BLを積極的に消失させたり又は流動させるようにすることによって、泡塊BLが泡生成液容器7内まで流下して泡生成液容器7内に泡が充満してしまうことが防止でき、更に、泡保持面21に沿って流下してくる時間の経過によって捕虫力が弱くなった泡を積極的に消失させ、泡保持面21に補虫力の強い新らしい泡による泡塊BLを形成させることができる
【0029】上記実施例では、支持枠5の設置脚2上に設置した液体ポンプ32により泡生成液容器7内から吸引した泡生成液LIをチューブ33を介して傾斜して配置した樋部材31の上流側に供給し、泡生成液LIを樋の上辺から下辺にかけて流動させて泡を消失させたり樋部材31に沿って泡を流失させるようにしているが、図8に示す他の実施例のように、泡保持面21の表面から所定距離離れたノズル34を泡保持面21の幅方向に沿って形成し、該ノズル34により泡生成液LIを霧状又はシャワー状にして泡塊BLの下端部に向けて噴射させて泡保持面21の下端まで流下した泡塊BLの泡を消失させるようにしてもよい。
【0030】更に、本実施例の飛翔性害虫捕捉装置1には、泡保持手段20の泡保持面21に形成された泡塊BLに特定波長の光を照射して飛翔性害虫を泡塊BLに誘引する光照射手段40が設けられている。光照射手段40は、前記支持枠5の上枠杆4に取付部材41を介して取り付けられている枠体42の下面側に取付具43を介して保持されている蛍光灯44により構成されている。蛍光灯44は、例えばハエやアブ等の飛翔性害虫が敏感に反応する300〜400nmの波長の光を発光する蛍光灯等の捕捉する害虫の種類に応じた任意の光源を選択することができる。このように光照射手段40を設けて泡塊BLに光を照射することによって、泡塊BL全体が光り輝いてこの光に飛翔性害虫が誘引されてより効果的に飛翔性害虫を捕捉することが可能となる。
【0031】前述の泡生成手段10には、エアポンプ11から気泡発生器13に供給されるエアの流量を調整する調整機構を設けることができる。調整機構は、エアポンプ11から気泡発生器13に至るチューブ12の途中に調整可能な絞り弁等の流量調整弁を形成したり、又は、エアポンプ11をタイマによって間歇的に駆動させるように構成することができ、泡保持手段20の泡生成空間24内で生成される泡の量を調整することが可能となる。生成される泡の量が多すぎると、泡消失手段30による泡保持面21に形成された泡塊BLの泡の消失作用が間に合わなくなり、泡保持面21上で泡塊BLが膨大になって樋部材31から泡生成液容器7内にこぼれ落ちて泡生成液容器7内が泡であふれてしまうことになるため、前記調整機構によって泡塊BLが泡保持面21に均一に形成されているように泡の生成量を調整する。
【0032】上記のように泡塊BLが泡保持面21に一定に形成されるように泡の泡生成手段10による生成量を調整してしまうと、初期作動時に泡保持面21に泡塊BLが形成されるまでの時間が長く掛かってしまうことになる。図11に示す別の実施例では、泡と接触することによって泡を介して流れる微弱電流を検出する一対の泡センサ14を泡保持面21に形成するとともにこの泡センサ14の検出信号によってエアポンプ11の運転を切り替えるようにエアポンプ11を制御する制御部15を備えている。該制御部15は泡保持面21に泡塊が形成されていない作動初期にはエアポンプ11をフル駆動させて大量に泡を生成させるようにし、泡保持面21に泡塊BLが形成されてこれを前記センサ14が検出すると、この検出信号によってエアポンプ11をタイマーによる間歇運転させるようにエアポンプ11の運転を制御するようにしている。
【0033】このように泡保持面21に泡センサ14を形成して泡センサ14の泡検出信号によりエアポンプ11の運転を切り替えるようにすることにより、泡保持面21に泡塊BLが形成されていない飛翔性害虫捕捉装置1の作動初期において泡保持面21に泡塊BLを素早く形成させることができ、更に、風や大きな甲虫等によって泡保持面21に形成されている泡塊BLが破壊された場合にもエアポンプ11をフル駆動に切り替えるので素早く泡塊BLの補てんを行うことができる。
【0034】上記実施例による飛翔性害虫捕捉装置1では、泡保持手段20の片面に平坦な泡保持面21を形成しているが、図12に示す別の実施例の飛翔性害虫捕捉装置1aでは、泡保持手段20aが、泡生成空間24を形成する枠材25の両側に泡保持板22を配置させて、両泡保持板22の外側面にそれぞれ平坦な泡保持面21を形成し、この泡保持手段20aを支持枠5の上枠杆4に垂下支持させるようにして泡保持手段20aの両面の泡保持面21に面状の泡塊BLを形成させ、泡塊BLに誘引性の光を照射する蛍光灯44を支持枠5の両面に設置して両面の泡塊BLに光を照射できるようにしている。このように両面に泡保持面21を形成した装置では、庭園や果樹園等の広い場所の中央に設置することによって、より広範囲の飛翔性害虫を効果的に捕捉することが可能である。
【0035】また、前述の実施例による飛翔性害虫捕捉装置1では、垂直な泡保持面21が形成された泡保持手段20を設置脚2上に立設させた支持枠5に垂直に垂下支持させて構成し、支持脚2を介して地面又は床面等に設置するようにしているが、図13に示す別の実施例による飛翔性害虫捕捉装置1bのように、垂直な泡保持面21と泡生成空間24を形成した泡保持手段20の下端部に、該保持手段20の下端部が収容されるように泡生成液容器7を一体に取り付けて、該保持手段20の上部に形成した取り付け穴55を壁面W等に形成した釘やピン56等に掛け止めることによって、壁面Wに取り付けて使用できるようにしてもよい。この場合、泡塊BLに光を照射する蛍光灯44を保持している枠体42も泡保持手段20の上端に直接取り付けるようにする。更に泡生成手段10を構成するエアポンプ11も上記枠内42に収容するようにしてもよい。このように飛翔性害虫捕捉装置1bを壁掛けタイプに構成することによって、畜舎の壁面や柵又はフェンス等に本装置を設置することができ、通行や作業の邪魔になったりすることが避けられる。
【0036】以下、上記実施例の飛翔性害虫捕捉装置1による飛翔性害虫を捕捉する作用を説明する。上記実施例の飛翔性害虫捕捉装置1を用いて飛翔性害虫を捕捉・駆除する場合には、まず、泡生成液容器7内に泡生成液LIを入れた本装置1を飛翔性害虫が出没する例えば牛舎や豚舎等の家畜のいる所、果樹園等の農場、及び露天風呂やプール等の平坦な地面又は床面に支持枠5の設置脚を設置する。図13に示す実施例のように本装置1を壁掛けタイプに形成した場合には上記の様な場所の壁面や柵又はフェンス等に取り付ける。
【0037】泡生成手段10を構成しているエアポンプ11に商用電源を通電してエアポンプ11を駆動させると、エアがチューブ12を介して泡生成空間24内に配置されている気泡発生器13に供給され、該気泡発生器13から泡生成空間24内の泡生成液中LIに気泡を発生させる。気泡発生器13から生成液中LIで発生される微細な気泡によって泡生成空間24内で大量の泡が連続的に生成され、この泡が泡生成空間24内に充満する。
【0038】泡生成空間24内に充満した泡は泡生成空間24の上方に形成されている開口27から泡保持面側21に侵出されて上記開口27の上方に形成されている庇板28に吸着保持されて該庇板28の下面側に所定厚さの泡塊BLが形成され、この泡塊BLが泡保持面21に沿ってゆっくりと流下して泡保持面21に面状の泡塊BLが形成される。泡保持面21に形成された面状の泡塊BLに蛍光灯による光が照射されて泡塊BL全体が白く輝き、光を好む飛翔性害虫を泡塊BLに誘引する。光をめがけて飛翔してきた蚊やハエ等の害虫が泡塊BLの中に飛び込んで、界面活性剤の作用により羽根が濡れて飛ぶことができなくなり、更に気門に泡生成液が入り込んで呼吸ができなくなって窒息死してしまう。
【0039】このように、泡塊BLによって捕捉された飛翔性害虫は、泡塊BLの流下に伴って流下して樋部材31によって受け止められ、この樋部材31上に供給されている泡生成液LIの流れによって下流側に流されて泡生成液容器7内に溜められる。窒息死して泡生成液容器7内に溜まった飛翔性性害虫の死骸は、泡生成液容器7内に残っている泡生成液LIごと廃棄処分等すればよく、後始末も簡単にかつ衛生的に行える。
【0040】
【発明の効果】
上記のように、請求項1に記載した本発明によれば、界面活性剤を溶解した泡生成液LIにより形成される泡塊BLにより、この泡塊BLに接触した飛翔性害虫を捕捉するようにしているので、従来の殺虫剤や粘着剤などが使用できない場所に設置できこれらの場所で効果的に飛翔性害虫を捕捉することが可能となる。更に、本発明の飛翔性害虫捕捉装置1によれば、平坦な泡保持面21を形成した泡保持手段20を垂直に設置して、この垂直な泡保持面21に面状の泡塊BLを形成するようにしているので、害虫を捕捉する泡塊BLを広い面積に形成することができ、畜舎や公園等の広い場所において効果的に飛翔性害虫を捕捉することができる。
【0041】請求項2の発明によれば、垂直に設置された前記泡保持面21の前記開口27の上方に、泡保持面21から水平に突出させた庇板28を形成しているので、前記開口27から泡保持面21に侵出した泡を該庇板28により吸着させて所定厚さの泡塊BLに形成し、垂直に設置されている泡保持面21にほぼ均等の厚さの泡塊BLを形成させることができ、泡保持面21のほぼ全面で効果的に飛翔性害虫を捕捉することができる。
【0042】請求項3の発明によれば、前記庇板28を泡保持面21からの突出長さが可変調整可能に取り付け、これにより泡保持面21に形成される泡塊BLの厚さを調整可能にしているので、泡保持面21に形成される泡塊BLの厚さを捕捉する飛翔性害虫の大きさや種類に応じて調整することができ、対象の害虫の範囲を大きくすることができる。
【0043】請求項4の発明によれば、前記泡保持面21の下方に泡保持面21に沿って流下した泡塊の下端を受け止める樋部材31を形成し、該樋部材31の上面に樋部材31に接触した泡塊BLの泡を消失又は流下させる泡消失手段30が形成されているので、時間の経過に伴って捕捉力が低下した泡を積極的に消失させたり又は泡を下流側へ流失させ、泡保持面21には常時補虫力の強い新しい泡による泡塊を形成させることができ、泡塊による飛翔性害虫の捕捉力が低下してしまうことがない。
【0044】請求項5及び請求項6の発明によれば、前記樋部材31が泡保持面の一側から他側に向けて傾斜状に設置されており、前記泡消失手段30が該樋部材31の上方から泡生成液LIを供給して下方へ向けて樋部材31上面に泡生成液LIを流動させるようにしているので、泡塊BLによって捕捉された飛翔性害虫を泡と一緒に樋部材31上を流して泡生成液容器内7に集めることができ、死骸の処理が容易にできる。
【0045】請求項7の発明によれば、泡保持手段20がキャスター6を取り付けた設置脚2上に垂直に形成された支持枠5により、泡保持面21が垂直となるように垂下支持されているので、地面や床面に設置して使用することができ、設置場所の変更や使用しないときの移動が容易に行える。
【0046】請求項8の発明によれば、前記泡保持手段20aが泡生成空間24を挟んでその両側に泡保持面21が形成され、両面に面状の泡塊BLを形成するようにしているので、両面側で飛翔性害虫を捕捉することができ、広い場所でより効果的に飛翔性害虫を捕捉することが可能となる。
【0047】請求項9の発明によれば、泡保持手段20の下端に前記泡生成液容器7を一体に取り付け、泡保持手段20の上部で壁面に取り付け可能に形成されているので、地面や床面に設置できない場合や人の通行や作業の障害となるような場合に、壁やフェンス等に設置でき設置場所も取らず邪魔にならないで使用することができる。
【0048】請求項10の発明によれば、前記泡生成手段10がエアポンプ11と該エアポンプ11とチューブ12で連結された気泡発生器13から構成され、前記気泡発生器13を前記泡生成空間24内の泡生成液中LIに配置しているので、泡生成時の騒音が小さく且つ電力消費も少なく更に泡生成手段10を安価に製造することができる。
【0049】請求項11の発明によれば、泡保持面21に泡センサ14を設けると共に、該泡センサ14の検出信号によって前記エアポンプ11を制御する制御部15を設けているので、装置の作動初期に泡保持面21に泡塊BLを素早く形成させることができ、また、風などによって泡塊BLが破壊されてしまった場合にも迅速に泡塊BLの補てんを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる飛翔性害虫捕捉装置を示す斜視図。
【図2】図1と同じ飛翔性害虫捕捉装置の正面図。
【図3】図1と同じ飛翔性害虫捕捉装置の縦断側面図。
【図4】図1の飛翔性害虫捕捉装置の泡保持手段を示す斜視図。
【図5】図4と同じ泡保持手段の構成を示す分解斜視図。
【図6】庇板の別の実施例を示す部分斜視図であり、(a)は庇片の突出量が最小になるように設定した状態、(b)は庇片の突出量を最大に設定した状態を示す。
【図7】図6の実施例による泡塊の厚さを調整した状態を示す縦断側面図。
【図8】庇板の更に別の実施例を示す部分斜視図であり、(a)は庇片の突出量が最小になるように設定した状態、(b)は庇片の突出量を最大に設定した状態を示す。
【図9】図8の実施例による泡塊の厚さを調整した状態を示す縦断側面図。
【図10】泡消失手段の別の実施例を示す縦断側面図。
【図11】泡生成量の調整機構を実施した飛翔性害虫捕捉装置を示す縦断側面図。
【図12】本発明の別の実施例による飛翔性害虫捕捉装置の縦断側面図。
【図13】本発明の更に別の実施例による飛翔性害虫捕捉装置の縦断側面図。
【符号の説明】
1 飛翔性害虫捕捉装置
5 支持枠
7 泡生成液容器
10 泡生成手段
11 エアポンプ
12 エアチューブ
13 気泡発生器
14 泡センサ
15 制御部
20 泡保持手段
21 泡保持面
22 泡保持板
24 泡生成空間
26 開口
27 開口
28 庇板
30 泡消失手段
31 樋部材
32 液体ポンプ
40 光照射手段
44 蛍光灯[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a flying pest which forms a foam by foam generated by a liquid in which a surfactant is dissolved, and traps and exterminates flying pests such as flies, flies and mosquitoes by the foam. A capturing device.
[0002]
[Prior art]
A fly may enter a kitchen or a food processing plant, thereby fouling tableware, or the fly may be mixed into food to give discomfort to humans. Also, in cowsheds and pig houses, pests such as flies and gnats enter and stab cows and pigs, causing illness or stress on livestock, which is one of the causes of health problems. Further, in orchards and the like, sparrows and bees may damage fruits, and pests such as scarlet flies and flies may produce eggs at the damaged locations, which may affect harvesting.
[0003] By the way, as a general method of controlling these pests, a method of spraying a pesticide to kill the pests or capturing the pests with an adhesive is known. Is prohibited in places where food is handled, such as kitchens and food processing plants, and the use of adhesives is also restricted in places where it is difficult to control pests such as flies. There is a hygiene problem. Also, since barns and pools are generally widely open to the outside, the method of insecticide or trapping with an insecticide or an adhesive is ineffective, and the development of an effective flying pest control technology has been required. . Furthermore, the method of trapping pests with an adhesive has a problem that the treatment after the capture with the adhesive is troublesome.
As an apparatus for catching flying pests which can be used in place of the above-mentioned method of controlling pests by using insecticides or adhesives, the applicant has already disclosed a device for catching and removing flying pests with bubbles as Japanese Patent Application No. 2001-253608. is suggesting. The above-described apparatus supplies bubbles to a solution in which a surfactant is dissolved by a foam generation apparatus, maintains generated bubbles in a lump, and projects attracting light to the lump to form a lump of bubbles. The flying pests that have approached are wrapped in foam and trapped by suffocation and death, and they do not emit harmful components and can be used in kitchens etc. where pesticides can not be used, It is also effective because the treatment of the captured pests can be made easier compared to the method using an adhesive.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the above-described conventional apparatus, the generated foam is held on the outer peripheral surface of a vertically arranged cylinder to form a foam mass in a columnar shape. Unless many devices are installed, it is difficult to effectively capture flying pests. SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide an apparatus for controlling flying pests by a lump of foam, which can form a lump of foam over a large area to more effectively capture the pest of flying pests.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the flying pest trapping device according to
According to a second aspect of the present invention, an eaves plate is formed above the opening of the foam holding surface, which is installed vertically, so as to protrude horizontally from the bubble holding surface, and intrudes into the bubble holding surface from the opening. The foam is adsorbed by the eaves plate to form a foam lump having a predetermined thickness on the foam holding surface.
According to a third aspect of the present invention, the eaves plate is mounted such that the length of the protrusion from the foam holding surface is variably adjustable, whereby the thickness of the foam mass formed on the foam holding surface can be adjusted. Features.
According to a fourth aspect of the present invention, a gutter member is formed below the foam holding surface to receive a lower end of the foam mass flowing down along the bubble holding surface, and the upper surface of the gutter member is in contact with the gutter member. It is characterized in that a foam eliminating means for eliminating or flowing down the foam of the foam mass is formed.
According to a fifth aspect of the present invention, the gutter member is installed to be inclined from one side of the foam holding surface to the other side, and the foam disappearing means supplies the foam generating liquid from above the gutter member. Then, the foam generation liquid is caused to flow downward to the upper surface of the gutter member.
The invention according to
The invention according to
[0013] The invention of
According to a ninth aspect of the present invention, the foam generating liquid container is integrally attached to a lower end of the foam holding means, and is formed so as to be attachable to a wall surface above the foam holding means.
According to a tenth aspect of the present invention, the foam generating means includes an air pump and a bubble generator connected to the air pump by a tube, and the bubble generator is disposed in a foam generating liquid in the foam generating space. It is characterized by having.
According to a still further aspect of the present invention, there is provided a foam sensor for detecting a foam lump formed on the foam holding surface, and a timer for controlling the air pump between full drive and intermittent drive based on a detection signal of the foam sensor. A control unit is provided, and the amount of bubbles generated in the bubble generation space is controlled by the bubble generation means.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows a flying
As shown in FIG. 1, a flying pest catching
As shown in FIGS. 1 to 3, the foam generating
The foam generating means 10 includes an
As shown in FIG. 4, the foam holding means 20 is attached to a
As shown in FIGS. 1 to 3, the foam holding means 20 is suspended from the
On the upper side of the
The bubbles that have leached from the
In the above embodiment, an
The
Below the
As described above, the foam lump BL formed on the
In the above embodiment, the
Further, in the flying
The above-mentioned foam generating means 10 can be provided with an adjusting mechanism for adjusting the flow rate of air supplied from the
If the amount of foam generated by the foam generating means 10 is adjusted so that the foam mass BL is formed uniformly on the
As described above, by forming the
In the flying
Further, in the flying
The operation of the flying
When a commercial power supply is supplied to the
The bubbles filled in the
As described above, the flying pest caught by the foam lump BL flows down as the foam lump BL flows down, is received by the
[0040]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the flying pest that has come into contact with the foam BL is captured by the foam BL formed by the foam generating liquid LI in which the surfactant is dissolved. Therefore, it can be installed in a place where conventional insecticides and adhesives cannot be used, and it is possible to effectively capture flying pests in these places. Furthermore, according to the flying insect
According to the second aspect of the present invention, the
According to the third aspect of the present invention, the
According to the fourth aspect of the present invention, a
According to the fifth and sixth aspects of the present invention, the
According to the seventh aspect of the present invention, the foam holding means 20 is vertically supported by the
According to the eighth aspect of the present invention, the foam holding means 20a has a
According to the ninth aspect of the present invention, the foam generating
According to the tenth aspect of the present invention, the bubble generating means 10 comprises an
According to the eleventh aspect of the present invention, since the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a flying pest trap according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of the same flying pest catching device as in FIG. 1;
FIG. 3 is a longitudinal side view of the same flying pest catching device as in FIG.
FIG. 4 is a perspective view showing a foam holding means of the flying pest trap of FIG. 1;
FIG. 5 is an exploded perspective view showing the same structure of the foam holding means as in FIG. 4;
FIGS. 6A and 6B are partial perspective views showing another embodiment of the eaves plate, wherein FIG. 6A is a state in which the amount of protrusion of the eaves piece is set to be minimum, and FIG. Indicates the set state.
FIG. 7 is a longitudinal sectional side view showing a state where the thickness of the foam mass according to the embodiment of FIG. 6 is adjusted.
FIGS. 8A and 8B are partial perspective views showing still another embodiment of the eaves plate, wherein FIG. 8A is a state in which the amount of protrusion of the eaves piece is set to a minimum, and FIG. Shows the state set to.
FIG. 9 is a longitudinal sectional side view showing a state where the thickness of the foam mass according to the embodiment of FIG. 8 is adjusted.
FIG. 10 is a longitudinal sectional side view showing another embodiment of the bubble disappearing means.
FIG. 11 is a longitudinal sectional side view showing a flying pest catching device in which a mechanism for adjusting the amount of foam generation is implemented.
FIG. 12 is a vertical sectional side view of a flying pest trap according to another embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a longitudinal sectional side view of a flying pest trap according to still another embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 flying pest catcher
5 Support frame
7 Foam generation liquid container
10 Foam generation means
11 Air pump
12 Air tube
13 Bubble generator
14 Foam sensor
15 Control part
20 Foam holding means
21 Foam holding surface
22 Foam holding plate
24 Foam generation space
26 opening
27 opening
28 Eaves
30 Foam disappearance means
31 Gutter members
32 liquid pump
40 Light irradiation means
44 Fluorescent light
Claims (11)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002306388A JP2004097193A (en) | 2002-09-12 | 2002-09-12 | Flying vermin-trapping device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002306388A JP2004097193A (en) | 2002-09-12 | 2002-09-12 | Flying vermin-trapping device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004097193A true JP2004097193A (en) | 2004-04-02 |
Family
ID=32289368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002306388A Pending JP2004097193A (en) | 2002-09-12 | 2002-09-12 | Flying vermin-trapping device |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004097193A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008011798A (en) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Yoshiaki Takei | Apparatus for exterminating flying insect pest |
-
2002
- 2002-09-12 JP JP2002306388A patent/JP2004097193A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008011798A (en) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Yoshiaki Takei | Apparatus for exterminating flying insect pest |
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