JP2004094485A - データ管理システム、データベース管理システム、データ管理方法及びデータベース管理方法 - Google Patents

データ管理システム、データベース管理システム、データ管理方法及びデータベース管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インターネットから隔離された環境下に置かれたデータベースの更新やメンテナンスを、メールの送受信を行ない、メールに記載された内容に基づいてデータベースのデータの更新やデータベースのメンテナンスを行なうことが可能なデータ管理システム、データベース管理システム、データ管理方法、及び、データベース管理方法を提供すること。
【解決手段】データベースのデータの更新にかかわる更新情報またはデータベースのメンテナンスにかかわるメンテナンス情報を含むメールを受信し、メールに付された判定情報に基づいて受信したメールが送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定し、判定により受信したメールが送信したメールを基に返信されたメールであると判定された場合にメールに含まれる更新情報またはメンテナンス情報にもとづいてデータベースのデータの更新またはデータベースのメンテナンスを行なう。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットとファイヤーウォールで隔離されているLAN上のデータベース及びそのデータを、インターネットを介して外部から管理するための、そのデータベースのデータ管理システム、データベース管理システム、そのデータベースのデータ管理方法、及び、データベース管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近では、インターネットに接続されるLAN等のネットワークには、インターネットからの不正進入を防ぐためファイヤーウォールと呼ばれるシステムによって分離されている。
【0003】
一般に、ファイヤーウォールは、WWWサーバーやメールサーバー等の特定のマシンに対してSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)やHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等のプロトコルやポートを利用できるように設定しているが、その他のマシンからは直接、利用できるように設定していない。
【0004】
したがって、ファイヤーウォールによりインターネットから隔離された環境下に置かれたデータベースにインターネットからアクセスしてデータベースのデータの更新やデータベースのメンテナンスを行なうために、従来、ファイヤーウォールにデータベースとの通信を許すセキュリティホールを設置したり、データベース専用の専用線を設置する等の対応をしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの対策にはセキュリティ管理の維持・経費が継続的に発生するし、また、企業におけるネットワークではセキュリティが非常に重要であり、これを守るために例えば特定のプロトコルとポートをファイヤーウォールで利用できるような設定をネットワーク管理者が許可することは非常に稀である。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、インターネットから隔離された環境下に置かれたデータベースの更新やメンテナンスを、メールの送受信を行ない、メールに記載された内容に基づいてデータベースのデータの更新やデータベースのメンテナンスを行なうことが可能なデータ管理システム、データベース管理システム、データ管理方法、及び、データベース管理方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、インターネットを介して接続された外部端末と、ファイヤーウォールにより前記インターネットから隔離されたネットワーク上のデータベース、サーバー及び入出力端末を含み、前記データベースに格納されるデータを管理するデータ管理システムであって、前記入出力端末は、前記データベースのデータの更新を要求する更新要求を前記サーバーに送信する要求手段を含み、前記サーバーは、受信する時のメールが送信する時のメールを基に返信されたメールか否かを判定するための判定情報を付して前記入出力端末から送信される前記更新要求に基づきメールを作成し前記外部端末に送信する送信手段と、前記外部端末から送信されるメールを受信し、該メールに記載された少なくとも前記データベースのデータの更新にかかわる更新情報と、前記判定情報とを解読する受信手段と、前記解読した前記判定情報に基づいて前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定する判定手段と、前記判定により前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールであると判定された場合に前記更新情報に基づいて前記データベースのデータの更新を行なう制御手段とを含むことを特徴としている。
【0008】
また、請求項2記載の発明は、前記送信手段は、前記更新要求についての関連データがある場合には、前記メールに前記関連データを添付ファイルとして添付し送信することを特徴としている。
【0009】
また、請求項3記載の発明は、前記送信手段は、前記更新要求についての関連データがある場合には、前記メール送信の際に前記ファイヤーウォールを介して前記インターネットに接続された前記外部端末からアクセス可能なftpサーバーに前記関連データを送信することを特徴としている。
【0010】
また、請求項4記載の発明は、前記送信手段は、前記ftpサーバーに前記関連データを送信する際、前記関連データを暗号化して送信することを特徴としている。
【0011】
また、請求項5記載の発明は、前記制御手段は、更に前記更新を行なった結果またはその旨を前記入出力端末に出力することを特徴としている。
【0012】
また、請求項6記載の発明は、前記送信手段で作成されるメールは、該メールが返信されたときに前記受信手段での解読が可能な所定の形式であることを特徴としている。
【0013】
また、請求項7記載の発明は、前記送信手段は、更に前記判定により前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールではないと判定された場合に、前記受信したメールに前記判定の旨を付して返信することを特徴としている。
【0014】
また、請求項8記載の発明は、前記送信手段は、前記作成したメールを暗号化し、前記受信するメールは暗号化されたメールであって、前記受信手段は、メールを受信し復号化することを特徴としている。
【0015】
また、請求項9記載の発明は、前記サーバーは、前記データベースを含むことを特徴としている。
【0016】
また、請求項10記載の発明は、インターネットを介して接続された外部端末と、ファイヤーウォールにより前記インターネットから隔離されたネットワーク上のデータベース、サーバー及び入出力端末を含み、前記データベースのメンテナンスを行なうデータベース管理システムであって、前記サーバーは、前記データベースの異常の有無を監視する監視手段と、受信する時のメールが送信する時のメールを基に返信されたメールか否かを判定するための判定情報を付して発見された前記異常の内容に基づきメールを作成し前記外部端末に送信する送信手段と、前記外部端末から送信されるメールを受信し、該メールに記載された少なくとも前記データベースのメンテナンスにかかわるメンテナンス情報と、前記判定情報とを解読する受信手段と、前記解読した前記判定情報に基づいて前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定する判定手段と、前記判定により前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールであると判定された場合に前記メンテナンス情報に基づいて前記データベースのメンテナンスを行なう制御手段とを含むことを特徴としている。
【0017】
また、請求項11記載の発明は、インターネットを介して接続された外部端末と、ファイヤーウォールにより前記インターネットから隔離されたネットワーク上のデータベース、サーバー及び入出力端末を含み、前記データベースのメンテナンスを行なうデータベース管理システムであって、前記サーバーは、前記データベースの異常の有無を監視する監視手段と、受信する時のメールが送信する時のメールを基に返信されたメールか否かを判定するための判定情報を付して発見された前記異常の内容に基づきメールを作成し、受信する複数のメールから解読される前記データベースのメンテナンスにかかわるメンテナンス情報の中から前記データベースのメンテナンスを行なうメンテナンス情報を選択するための優先順位が付けられた複数の前記外部端末に送信する送信手段と、前記外部端末から送信されるメールを受信し、該メールに記載された少なくとも前記メンテナンス情報と、前記判定情報とを解読する受信手段と、前記解読した前記判定情報に基づいて前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定する判定手段と、前記判定により送信したメールを基に返信されたメールであると判定された複数のメールから解読される前記メンテナンス情報の中から前記優先順位に基づいて前記データベースのメンテナンスを行なうメンテナンス情報を選択する選択手段と、前記選択されたメンテナンス情報に基づいて前記データベースのメンテナンスを行なう制御手段とを含むことを特徴としている。
【0018】
また、請求項12記載の発明は、前記選択手段は、前記優先順位に基づいた選択を行なうための第1の所定の時間内に前記判定により前記送信したメールを基に返信されたメールであると判定されたメールが1つ以上ある場合には、前記優先順位に基づいた選択を行ない、前記第1の所定の時間内に前記判定により前記送信したメールを基に返信されたメールであると判定されるメールが無かった場合には、前記第1の所定の時間経過後に前記判定により前記送信したメールを基に返信されたメールであると最初に判定されるメールから解読される前記メンテナンス情報を選択することを特徴としている。
【0019】
また、請求項13記載の発明は、前記選択手段は、前記最初に判定されたメールから解読される前記メンテナンス情報の選択を第2の所定の時間内に行ない、前記制御手段は、更に前記第2の所定の時間内に前記メンテナンス情報の選択がなされなかった場合に前記送信手段による送信を再度行なうように制御することを特徴としている。
【0020】
また、請求項14記載の発明は、前記制御手段は、更に前記メンテナンスを行なった結果またはその旨を前記外部端末に出力することを特徴としている。
【0021】
また、請求項15記載の発明は、前記メンテナンス情報は、前記サーバーに前記メンテナンスを行なわせるプログラムを含み、前記メンテナンスは、前記プログラムに基づいて行なわれることを特徴としている。
【0022】
また、請求項16記載の発明は、前記送信手段で作成されるメールは、該メールが返信されたときに前記受信手段での解読が可能な所定の形式であることを特徴としている。
【0023】
また、請求項17記載の発明は、前記送信手段は、更に前記判定により前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールではないと判定された場合に、前記受信したメールに前記判定の旨を付して返信することを特徴としている。
【0024】
また、請求項18記載の発明は、前記送信手段は、前記作成したメールを暗号化し、前記受信するメールは暗号化されたメールであって、前記受信手段は、メールを受信し復号化することを特徴としている。
【0025】
また、請求項19記載の発明は、前記サーバーは、前記データベースを含むことを特徴としている。
【0026】
また、請求項20記載の発明は、インターネットを介して接続された外部端末と、ファイヤーウォールにより前記インターネットから隔離されたネットワーク上のデータベース及び入出力端末と、通信可能とされる前記ネットワーク上のサーバーにより、前記データベースのデータを管理するデータ管理方法であって、受信する時のメールが送信する時のメールを基に返信されたメールか否かを判定するための判定情報を付して前記入出力端末から送信される前記データベースのデータの更新を要求する更新要求に基づきメールを作成し前記外部端末に送信するステップと、前記外部端末から送信されるメールを受信し、該メールに記載された少なくとも前記データベースのデータの更新にかかわる更新情報と、前記判定情報とを解読するステップと、前記解読した前記判定情報に基づいて前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定するステップと、前記判定により前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールであると判定された場合に前記更新情報に基づいて前記データベースのデータの更新を行なうステップとを含むことを特徴としている。
【0027】
また、請求項21記載の発明は、前記更新を行なった結果またはその旨を前記入出力端末に出力するステップを更に含むことを特徴としている。
【0028】
また、請求項22記載の発明は、前記判定により前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールではない判定された場合に、前記受信したメールに前記判定の旨を付して返信するステップを更に含むことを特徴としている。
【0029】
また、請求項23記載の発明は、インターネットを介して接続された外部端末と、ファイヤーウォールにより前記インターネットから隔離されたネットワーク上のデータベース及び入出力端末と、通信可能とされる前記ネットワーク上のサーバーにより、前記データベースを管理するデータベース管理方法であって、前記データベースの異常の有無の監視により異常が発見された場合に、受信する時のメールが送信する時のメールを基に返信されたメールか否かを判定するための判定情報を付して前記発見された異常の内容に基づきメールを作成し前記外部端末に送信するステップと、前記外部端末から送信されるメールを受信し、該メールに記載された少なくとも前記データベースのメンテナンスにかかわるメンテナンス情報と、前記判定情報とを解読するステップと、前記解読した前記判定情報に基づいて前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定するステップと、前記判定により前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールであると判定された場合に前記メンテナンス情報に基づいて前記データベースのメンテナンスを行なうステップとを含むことを特徴としている。
【0030】
また、請求項24記載の発明は、インターネットを介して接続された外部端末と、ファイヤーウォールにより前記インターネットから隔離されたネットワーク上のデータベース及び入出力端末と、通信可能とされる前記ネットワーク上のサーバーにより、前記データベースを管理するデータベース管理方法であって、前記データベースの異常の有無の監視により異常が発見された場合に、受信する時のメールが送信する時のメールを基に返信されたメールか否かを判定するための判定情報を付して前記発見された異常の内容に基づきメールを作成し、受信する複数のメールから解読される前記データベースのメンテナンスにかかわるメンテナンス情報の中から前記データベースのメンテナンスを行なうメンテナンス情報を選択するための優先順位が付けられた複数の前記外部端末に送信するステップと、前記外部端末から送信されるメールを受信し、該メールに記載された少なくとも前記データベースのメンテナンスにかかわるメンテナンス情報と、前記判定情報とを解読するステップと、前記解読した前記判定情報に基づいて前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定するステップと、前記判定により送信したメールを基に返信されたメールであると判定された複数のメールから解読される前記メンテナンス情報の中から前記優先順位に基づいて前記データベースのメンテナンスを行なうメンテナンス情報を選択するステップと、前記選択されたメンテナンス情報に基づいて前記データベースのメンテナンスを行なうステップとを含むことを特徴としている。
【0031】
また、請求項25記載の発明は、前記メンテナンスを行なった結果またはその旨を前記外部端末に出力するステップを更に含むことを特徴としている。
【0032】
また、請求項26記載の発明は、前記判定により前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールではない判定された場合に、前記受信したメールに前記判定の旨を付して返信するステップを更に含むことを特徴としている。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るデータベースのデータ管理システム、データベース管理システム、データベースのデータ管理方法及びデータベース管理方法の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0034】
[第1の実施の形態]
(システムの全体構成)
先ず、本発明の画像形成システムの全体の概略構成について、図1を参照して説明する。図1は当該データ管理システム及び当該データベース管理システムの構成図である。
【0035】
図1に示すように、当該データ管理システム及び当該データベース管理システムは、インターネットNからの不正進入を阻止するようにファイヤーウォール2によって隔離されたネットワークとしてのLAN4(Local Area Network)と、データベース1aを有すると共に、データベース1aの管理を行なうサーバー1と、このサーバー1とはLAN4を介して接続された入出力端末としてのPC3(図では3a、3b)とにより構成される。また、図示しないがインターネットNを介し、外部端末や外部のサーバーや外部端末が接続されているLAN等に接続されている。
【0036】
LAN4は、ある限られたエリア内に敷設されている情報通信網であり、このLAN4には図1で示したサーバー1、PC3のみならず、他のPC、サーバー、その他の周辺機器が接続されていてもよく、また、インターネットNから受信するメール及びLAN4内から送信するメールの集配をするメールサーバーを設けても良い。そして、このLAN4は、インターネットNと接続するとともに、通過する情報を制限するファイヤーウォール2が設けられている。
【0037】
サーバー1は、管理装置であり、LAN4に接続され、データベース1aと、制御部1bを含んで構成される。制御部1bは、少なくとも、後述する更新要求及びメンテナンス要求を取得する機能と、後述するメールを作成し暗号化し送信を行ない、必要に応じて受信したメールの返信を行ない、さらに後述の第2の実施の形態においてはファイルやデータの転送を行うための通信手順であるftp(file transfer protocol)に対応したftpサーバーに関連データを送信する送信手段としての機能と、受信したメールを復号化し解読する受信手段としての機能と、受信したメールが送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定する判定手段としての機能と、受信したメールの解読結果に基づいてデータベース1aのデータの更新を行なう制御手段としての機能とを有する。さらに後述の第3の実施の形態においてはデータベース1aの異常の有無を監視する監視手段としての機能と、データベース1aのメンテナンスを行なう制御手段としての機能とを有し、さらに後述の第4の実施の形態においては、後述する優先順位に基づいてデータベース1aのメンテナンスを行なうための復旧プログラムを選択する選択手段としての機能を有している。尚、データベース1aは当該サーバー1とは別のLAN4に接続されるサーバー等に含まれ、このサーバー1により管理される構成であっても良い。
【0038】
PC3は、いわゆる、パーソナルコンピュータであって、モニタ等の表示部と、キーボードやマウス等の操作部とを備えて、少なくとも後述する図4の依頼画面A及び図8の依頼画面Bの表示と情報の入力を行なって送信する要求手段としての機能やサーバー1から送られてくるメールを表示する機能を含んで構成される。
【0039】
(データ管理方法)
次に、データベースのデータの管理を行なうデータ管理方法について更に図を示しながら説明する。まず、データベースのデータの管理であるデータベースのデータの更新について図12及び図13を用いつつ例を示しながら説明する。図12及び図13はデータベースのデータの更新方法を示すフローチャートである。尚、ここで言うデータベースのデータの更新とは、データの書き換えおよび新しいデータの登録等を含んでいる。
【0040】
例えば、社内のデータベースにて蓄積された例えば図面データ、希望納期、及び連絡事項等の情報を用いて外部製造会社であるA社、B社、C社に見積もりを依頼し、その回答に基づいてデータベースのデータを更新する場合。
【0041】
図2にデータベース1aの1例を示す。当該データベースは、PC3で作成されるデータ及び外部端末で作成されるデータを所定のフォーマットで格納するものであり、ここでは部品番号が登録されていてそれぞれについての見積もり等に関する情報を格納するデータベースである。ここで部品番号005についての見積もり等の情報を更新する場合を例として図3に基づいて説明する。図3は、作業、データ通信の流れを説明する説明図である。また、図3に示した丸囲み数字1乃至12は、ここで説明する(1)乃至(12)に相当する。
【0042】
(1) サーバー1はPC3からのデータの更新を要求する更新要求を取得する(図12のS101)。まず、依頼元のPC3において図4に示すような依頼画面A31aを表示させて必要事項(部品番号、会社名、希望納期および連絡事項)を入力し、例えば実行ボタン311をクリックしてサーバー1に「納期」「見積もり金額」等のデータの更新を要求する更新要求として送信し、サーバー1はこれを取得する。この入力作業は、サーバー1に付されたモニタ等の表示部と、キーボードやマウス等の操作部とから行うことも可能である。
【0043】
(2) サーバー1は、更新要求に基づいて図5(a)に示すような送信メール11aの作成を行なう(S102)。この送信メール11aは、返信されたときに解読が可能な所定の形式に定型化されておりアンダーラインで示した部分は、更新要求に基づいて挿入したものである。実際には、サーバーは、複数の種類の更新要求に応じた送信フォーマットを予め準備しており、更新要求を受けた時に、送信フォーマットを検索し、その検索した送信フォーマットに要求事項に基づいて記入する。更新要求が一種類であれば、1つの送信フォーマットでよい。また、図5(a)の送信メール11aの(返答)に示した項目には所定の形式の1例として「:」が付してあるが、これは送信メール11aが返信された時に項目と「:」以降の文字列を解読可能にするためのものである。また、送信メール11aのフッタ部分の(署名)には、送信メール11aが返信された時にそのメールが送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定しその返信メールに基づいてデータベース1aのデータの更新を行なうか否かのアクセス可否の判断をするための判定情報としてのキーワードである「アクセスコード」を付している。また、更新要求に関連する関連データがあれば、添付ファイルとして添付する。ここでは、部品番号に対応する図面データを関連データとして添付ファイルとして添付する。この図面データはデータベース1a上に部品番号と共に格納しておいても良いし、データベース1aとは別に保存しておいて部品番号を参照することで認識させても良い。また、この添付ファイルはメール送信先のシステムに合わせてエンコードしておくと良い。例えば送信先のシステムのタイプがPCならばエンコードを「BASE64」、UNIX(R)ならばエンコードを「uuevcode」というようにする。また、サーバー1は、更新要求に基づいてデータベース1aにデータを書き込んで登録すると共に送信メール11aに付したアクセスコードは、データベース1aに入出力端末からの更新要求に対応させて保存しておく(S103)。
【0044】
(3) サーバー1は、(2)で作成した送信メール11aを復号化するためのキーとしてのパスワードを与えてメール11aを暗号化する(S104)。ただし、パスワードは予め送信先と取り決めておく必要がある。
【0045】
(4) サーバー1は、暗号化した送信メール11aをA社宛(外部端末)に送信する(S105)。また、メールアドレスは、予め依頼会社とそれぞれのメールアドレスをデータベース化しておき、サーバー1が検索してメール11aに付しても良いし、依頼画面A31aでメールアドレスを入力できるようにしても良い。
【0046】
(5) A社では送信メール11aを受信し、図示しない外部端末を用いて暗号化された送信メール11aをパスワードを用いて復号化する。
【0047】
(6) 続いてA社では、図示しない外部端末を用いて送信メール11aの内容および添付ファイルの内容の確認等を行い、図5(b)に示す返信メール11bのように(返答)に示した項目(納期、見積もり金額、連絡事項)についての更新情報としての回答をそれぞれの「:」に続けて記載(入力)する。
【0048】
(7) さらにA社では、返信メール11bをパスワードを与えて暗号化する。
【0049】
(8) 返信メール11bをA社からサーバー1へ返信する。
【0050】
(9) サーバー1は返信メール11bを受信して(S201)、パスワードを用いて復号化する(S202)。
【0051】
(10) サーバー1は返信メール11bの(返答)の項目とそれぞれに対応する更新情報としての文字列と(署名)のアクセスコードとを解読する(S203)。例えばこの場合には、(返答)以降に示したデータベース1aの項目(図5(b)では、納期、見積もり金額、連絡事項)を識別して、所定の形式に基づいてつまりその項目に付した「:」以降の文字列をその項目についての更新情報として認識しそして解読する。すなわち、「納期」は「2002/7/19」、「見積もり金額」は「2,000円」、「連絡事項」は「明日までにご・・・・・・です。」を解読し、(署名)についても同様に、「アクセスコード」は「DB200202CDFG」を解読する。ただし、解読方法や解読方法に対応する書込の形式などはこの方法に限るものではなくサーバー1が解読可能な方法であればよい。
【0052】
(11) サーバー1は、読み取ったアクセスコードをデータベース1aのアクセスコードと照合する(S204)。一致するアクセスコードが存在する場合には、更新情報をそのアクセスコードに対応させてそれぞれの項目に書き込んでデータベース1aのデータを更新する(S205)。また、一致するアクセスコードが存在しない場合には、受信した返信メールにアクセス不可理由等の判定の旨を付記して暗号化したのちA社宛に返信する(S207)。また、判定情報としてのアクセスコードは返信されたメールが送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定しその返信されたメールに基づいてデータベース1aのデータの更新を行なうか否かのアクセス可否の判断をするための1例であってアクセスコードに限るものではなく別の方法を用いて返信されたメールが送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定しその返信されたメールに基づいてデータベース1aのデータの更新を行なうか否かのアクセス可否の判断を行っても良い。
【0053】
(12) サーバー1は、データベース1aのデータの更新後、更新結果、または更新した旨のメールを依頼元のPC3へ出力する(S206)。
【0054】
そして、依頼元では更新結果、または更新した旨のメールを表示、または図示しない表示画面で更新された結果の確認を行なう。また、サーバー1がモニタ等の表示部を備えている場合、サーバー1からPC3への出力を特に行なわず、この情報をその表示部に表示出力することでも可能である。
【0055】
以上説明したように、ファイヤーウォール2を通過することが可能であるメールを用いて、ファイヤーウォール2によってインターネットNから隔離されたLAN4内のデータベース1aのデータの更新を行なうことができる。
【0056】
また、メールを暗号化することでセキュリティの確保も可能である。ただし、暗号化については、IP(Internet protocol)でセキュリティが確保されるならば(例えばIP version6)には特に必要としない場合もある。
【0057】
また、返信された返信メール11bが送信した送信メール11aを基に返信されたメールか否かを判定しその返信されたメールに基づいてデータベース1aの更新を行なうか否かのアクセス可否の判断を行なうことで悪意をもったメールからデータベース1aを守ることができる。
【0058】
さらに図3に示した外部製造会社としてのA社、B社、C社における図示しないLANがファイヤーウォールによってインターネットNから隔離されていればセキュリティの面からはさらに望ましい。
【0059】
[第2の実施の形態]
例えば、病院内データベースにて蓄積された画像データ(放射線画像、超音波診断画像、X−ray写真など)を用いて例えば他の病院に診断を依頼し、その回答に基づいてデータベースのデータを更新する場合。
【0060】
以下に示す例は上述の第1の実施の形態で示した例に比べ、特に、扱うデータ(ここでは画像データ)のサイズが大きい場合について説明するものである。図6にデータベース1aの1例を示す。当該データベースは、第1の実施の形態と同様PC3で作成されるデータ及び外部端末で作成されるデータを格納するものであり、ここでは画像データとその画像データに関する属性、診断結果等を格納したデータベースである。ここで画像データ番号003についての所見等のデータを更新する場合を例に図7に基づいて説明する。図7は、画像データを用いた診断の流れを説明する説明図である。また、図7に示した丸囲み数字1乃至12は、ここで説明する(1)乃至(12)に相当する。
【0061】
(1) サーバー1はPC3からのデータの更新を要求する更新要求を取得する(S101)。まず、依頼元のPC3において図8に示すような依頼画面B31bを表示させて必要事項(画像データ番号、病院名、ftpサーバーアドレスおよび連絡事項)を入力し、例えば実行ボタン311をクリックしてサーバー1に「所見」等のデータの更新を要求する更新要求として送信し、サーバー1はこれを取得する。この入力作業は、サーバー1に付されたモニタ等の表示部と、キーボードやマウス等の操作部とから行うことも可能である。
【0062】
(2) サーバー1は、更新要求に基づいて図9(a)に示すような送信メール12aの作成を行なう(S102)。この送信メール12aは、返信されたときに解読が可能な所定の形式に定型化されておりアンダーラインで示した部分は、更新要求に基づいて挿入したものである。実際には、サーバーは、複数の種類の更新要求に応じた送信フォーマットを予め準備しており、更新要求を受けた時に、送信フォーマットを検索し、その検索した送信フォーマットに要求事項に基づいて記入する。更新要求が一種類であれば、1つの送信フォーマットでよい。また、図9(a)の送信メール12aの(返答)に示した項目には所定の形式の1例として「:」が付してあるが、これは送信メール12aが返信された時に項目と「:」以降の文字列を解読可能にするためのものである。また、送信メール12aのフッタ部分の(署名)には、送信メール12aが返信された時にそのメールが送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定しその返信メールに基づいてデータベース1aのデータの更新を行なうか否かのアクセス可否の判断をするための判定情報としてのキーワードである「アクセスコード」を付している。また、更新要求に関連する関連データがあれば、添付ファイルとして添付が、ここでは、添付ファイルとして添付しないで依頼画面B31bで指定されたftpサーバーに送信する場合を後述する(4)で説明する。ただし、添付する場合には、第1の実施の形態と同様に行なってもよい。また、サーバー1は、更新要求に基づいてデータベース1aにデータを書き込んで登録すると共に送信メール11aに付したアクセスコードは、データベース1aに入出力端末からの更新要求に対応させて保存しておく(S103)。
【0063】
(3) サーバー1は、(2)で作成した送信メール12aを復号化するためのキーとしてのパスワードを与えてメール12aを暗号化する(S104)。ただし、パスワードは予め送信先と取り決めておく必要がある。
【0064】
(4) サーバー1は、暗号化した送信メール12aをA病院宛(外部端末)に送信する(S105)。また、メールアドレスは、予め依頼病院とそれぞれのメールアドレスをデータベース化しておき、サーバー1が検索してメール12aに付しても良いし、依頼画面B31bでメールアドレスを入力できるようにしても良い。さらに、依頼画面B31bで指定された更新要求についての関連データである画像データを暗号化して同じく依頼画面B31bで指定された外部端末からアクセス可能なftpサーバーに送信する。この画像データはデータベース1a上に画像データ番号と共に格納しても良いし、データベース1aとは別に保存しておいて画像データ番号を参照することで認識させても良い。
【0065】
(5) A病院では送信メール12aを受信し、図示しない外部端末を用いて暗号化された送信メール12aをパスワードを用いて復号化する。
【0066】
(6) 続いてA病院では、図示しない外部端末を用いて送信メール12aの内容および指定のftpサーバーから暗号化された画像データをダウンロードし同様にして復号化して確認・診断を行い、図9(b)に示す返信メール12bのように(返答)に示した項目(所見、連絡事項)についての更新情報としての回答をそれぞれの「:」に続けて記載(入力)する。
【0067】
(7) さらにA病院では、返信メール12bをパスワードを与えて暗号化する。
【0068】
(8) 返信メール11bをA病院からサーバー1へ返信する。
【0069】
(9) サーバー1は返信メール12bを受信して(S201)、パスワードを用いて復号化する(S202)。
【0070】
(10) サーバー1は返信メール12bの(返答)の項目とそれぞれに対応する更新情報としての文字列と(署名)のアクセスコードとを読取る(S203)。例えばこの場合には、(返答)以降に示したデータベース1aの項目(図9(b)では、所見、連絡事項)を識別して、所定の形式に基づいてつまりその項目に付した「:」以降の文字列をその項目についての更新情報として認識しそして解読する。すなわち、「所見」は「異常なしと判断する。」、「連絡事項」は「○○○の場合、・・・・・・明確に異なっている。」を解読し、(署名)についても同様に、「アクセスコード」は「DB200205CVB4AC」を解読する。
【0071】
(11) サーバー1は、読み取ったアクセスコードをデータベース1aのアクセスコードと照合する(S204)。一致するアクセスコードが存在する場合には、更新内容をそのアクセスコードに対応させてそれぞれの項目に書き込んでデータベース1aのデータを更新する(S205)。また、一致するアクセスコードが存在しない場合には、受信した返信メールにアクセス不可理由等の判定の旨を付記して暗号化したのちA病院宛に返信する(S207)。また、判定情報としてのアクセスコードは返信されたメールが送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定しその返信されたメールに基づいてデータベース1aの更新を行なうか否かのアクセス可否の判断をするための1例であってアクセスコードに限るものではなく別の方法を用いて返信されたメールが送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定しその返信されたメールに基づいてデータベース1aの更新を行なうか否かのアクセス可否の判断を行っても良い。
【0072】
(12) サーバー1は、データベース1aのデータの更新後、更新結果、または更新した旨のメールを依頼元のPC3へ出力する(S206)。
【0073】
そして、依頼元では更新結果、または更新した旨のメールを表示、または、または図示しない表示画面で更新された結果の確認を行なう。また、サーバー1がモニタ等の表示部を備えている場合、サーバー1からPC3への出力を特に行なわず、この情報をその表示部に表示出力することでも可能である。
【0074】
以上説明したように、ファイヤーウォール2を通過することが可能であるメールを用いて、ファイヤーウォール2によってインターネットNから隔離されたLAN4内のデータベース1aのデータの更新を行なうことができる。
【0075】
また、メールの添付ファイルとしては大きすぎるデータを暗号化して外部端末からアクセス可能なftpサーバーに送信しておくことで外部端末からでも確認が可能である。ftpサーバーに送信した画像データは暗号化されているためセキュリティの確保も可能である。
【0076】
[第3の実施の形態]
(データベース管理方法)
次に、データベースの管理のうちデータベースのメンテナンスについて図14及び図15を用いつつ例を示しながら説明する。図14及び図15はデータベースのメンテナンス方法を示すフローチャートである。
【0077】
社内データベースにて例えばデータの不整合が発生したとき、外部にいる管理者に通知し、その回答に基づいてデータベースをメンテナンスする場合。
【0078】
図10は、作業、データ通信の流れを説明する説明図である。また、図10に示した丸囲み数字1乃至12は、ここで説明する(1)乃至(12)に相当する。
【0079】
(1) サーバー1はデータベース1aの異常の有無を監視する(S301)。例えば停電によりデータベース1a内のデータに不整合が発生した場合に、データベース1aの異常を発見する。
【0080】
(2) サーバー1は、発見した異常の内容に基づいて図11(a)に示すような送信メール13aの作成を行なう(図14のS302)。この送信メール13aは、返信されたときに解読が可能な所定の形式に定型化され予め準備されておりアンダーラインで示した部分は、異常の内容に基づいて挿入したものである。また、送信先は、予め決められた管理者宛に設定される。また、(返答)に示した復旧プログラムの項には所定の項目の1例として「:」が付してあるが、これは送信メール13aが返信された時に「:」以降の文字列を解読可能にするためのものである。また、送信メール13aのフッタ部分の(署名)には、名前等の他に、送信メール13aが返信された時にそのメールが送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定しその返信メールに基づいてデータベース1aのメンテナンスを行なうか否かのアクセス可否の判断をするための判定情報としてのキーワードである「アクセスコード」を付している。また、送信メール13aに付したアクセスコードは、サーバー1に記憶しておく(S303)
(3) サーバー1は、(2)で作成した送信メール13aを復号化するためのキーとしてのパスワードを与えてメール13aを暗号化する(S304)。ただし、パスワードは予め送信先と取り決めておく必要がある。
【0081】
(4) サーバー1は、暗号化した送信メール13aを予め決められた外部にいる管理者宛(外部端末)に送信する(S305)。
【0082】
(5) 管理者は送信メール13aを受信し、外部端末を用いて暗号化された送信メール13aをパスワードを用いて復号化する。
【0083】
(6) 続いて管理者では、外部端末を用いて送信メール13aの内容の確認等を行い、図11(b)に示す返信メール13bのように(返答)に示した「復旧プログラム」の「:」に続けて記載(入力)する。ここでは、メンテナンス情報としての復旧プログラムを添付ファイルとして添付する場合を示し、そのファイル名を記載している。また、添付ファイルには、返信メール13bに説明のために示すが、メンテナンスを行なうためのプログラムとしてのプログラム制御順番、プログラムコードを記載してある。また、「復旧プログラム」の「:」に続けてプログラム制御順番、プログラムコードを記載することも可能である。
【0084】
(7) さらに管理者は、返信メール13bをパスワードを与えて暗号化する。
【0085】
(8) 返信メール13bを管理者からサーバー1へ返信する。
【0086】
(9) サーバー1は返信メール13bを受信して(S401)、パスワードを用いて復号化する(S402)。
【0087】
(10) サーバー1は返信メール11bの(返答)の項目とそれぞれに対応する文字列と(署名)のアクセスコードとを解読する(S403)。例えばこの場合には、(返答)に示した「復旧プログラム」を識別して、「:」以降の文字列をプログラムとして解読する。すなわち、「復旧プログラム」は「添付ファイル(aa.bat)」を解読し、(署名)についても同様に、「アクセスコード」は「DB200202AKIO」を解読する。
【0088】
(11) サーバー1は、読み取ったアクセスコードをデータベース1aのアクセスコードと照合する(S404)。一致するアクセスコードが存在する場合には、復旧プログラムに従ってデータベース1aのメンテナンスを行なう(S405)。また、一致するアクセスコードが存在しない場合には、受信した返信メールにアクセス不可理由等を付記して暗号化したのち管理者宛に返信する(S407)。また、判定情報としてのアクセスコードは返信されたメールが送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定しその返信されたメールに基づいてデータベース1aのメンテナンスを行なうか否かのアクセス可否の判断をするための1例であってアクセスコードに限るものではなく別の方法を用いて返信されたメールが送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定しその返信されたメールに基づいてデータベース1aのメンテナンスを行なうか否かのアクセス可否の判断を行っても良い。
【0089】
(12) サーバー1は、データベース1aのメンテナンス終了後、実行ログ等のメンテナンス結果、またはメンテナンスを行なった旨を管理者に暗号化したメールにより送信する(S406)。
【0090】
以上説明したように、ファイヤーウォール2を通過することが可能であるメールを用いて、ファイヤーウォール2によってインターネットNから隔離されたLAN4内のデータベース1aのメンテナンスを行なうことができる。
【0091】
[第4の実施の形態]
さらに、データベースの管理のうちデータベースのメンテナンスについて図17及び図18を用いつつ例を示しながら説明する。図17及び図18はデータベースのメンテナンス方法を示すフローチャートである。
【0092】
本実施の形態では、特に管理者が複数の場合について説明する。即ち、社内データベースにて例えばデータの不整合が発生したとき、外部にいる複数の管理者(以下、説明では管理者A、B、C)に通知し、その回答の中から優先順位に基づき選択された回答基づいてデータベースをメンテナンスする場合を説明する。尚、以下においては、前記第3の実施の形態と実質的に同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
【0093】
図16は、作業、データ通信の流れを説明する説明図である。また、図16に示した丸囲み数字1乃至12は、ここで説明する(1)乃至(12)に相当する。尚、図16中の丸囲み数字4、8、12について、図が煩雑になるため外部端末Bと送受信を行なっているように示したが、外部端末A及び外部端末Cとも送受信を行なう。
【0094】
(1)から(4)では、サーバー1において、データベース1aに異常が発生した場合に、送信先を予め各々優先順位付けされ決められた管理者宛(管理者A、B、C)に設定し(S502)、送信メール13a(図11(a)参照)を各管理者A、B、C宛(外部端末A、B、C)に送信する(S505)。
【0095】
(5)から(8)では、各管理者A、B、Cが、送信メール13aを復号化及び送信メール13aの内容を確認し、返信メール13b(図11(b)参照)を作成し、暗号化を行ないサーバー1へ返信する。ただし、管理者A、B、Cの全てが前記作業を行なうとは限らないが、そのような場合のサーバー1での処理については後述する。
【0096】
(9)から(12)では、返信メール13bの受信、復号化、解読、メンテナンスの実行、メンテナンス結果送信等を行なうが、本実施の形態においては、それらは図18に示すフローチャートに基づいて行なわれる。以下、図18を用いて説明する。
【0097】
サーバー1は、送信メール13aを送信してから第1の所定の時間を経過するまでは(図18ステップS601)、管理者A、B、Cからの返信メール13bを受信する(S602)。本実施の形態では第1の所定の時間は30分とした。受信した場合にはパスワードを用いて復号化し(S603)、サーバー1は返信メール11bの(返答)の項目とそれぞれに対応する文字列と(署名)のアクセスコードとを解読する(S604)。サーバー1は、アクセスコードと照合し(S605)、一致するアクセスコードが存在する場合には、復旧プログラムに管理者に付された優先順位に基づいて復旧プログラムに優先順位を付けて一時的に格納する(S606)。また、一致するアクセスコードが存在しない場合には、管理者宛に暗号化したメールを返信する(S607)。
【0098】
ここで、第1の所定の時間である30分が経過した時(S601)、それまでの間に格納された復旧プログラムがあれば(S608)、その復旧プログラムに従ってデータベース1aのメンテナンスを行なうことになるが、本実施の形態では、管理者A、B、Cから、それぞれ復旧プログラムが送られてくる場合がある。よって、復旧プログラムが複数格納されていれば、ステップS606で付した優先順位に基づいて最も優先順位の高い復旧プログラムをメンテナンスを行なうための復旧プログラムとして選択する(S609)。そして、選択された復旧プログラムに従ってデータベース1aのメンテナンスを行ない(S610)、実行ログ等のメンテナンス結果、またはメンテナンスを行なった旨を管理者A、B、Cに暗号化されたメールにより送信する(S611)。ただし、前述したように管理者A、B、Cの全てが返信メール13bを送信するとは限らず、格納された復旧プログラムが一つの場合には、その復旧プログラムに基づいてンテナンスを行なう。
【0099】
さらに、第1の所定の時間である30分間に管理者A、B、Cの全てが返信メール13bを送信しなかった場合、つまり、第1の所定の時間である30分が経過した時(S601)、それまでの間に格納された復旧プログラムが無い場合には(S608)、送信メール13aを送信してからさらに第2の所定の時間を経過するまでは(S601)、管理者A、B、Cからの返信メール13bを受信する(S602)。本実施の形態では第1の所定の時間は60分とした。この場合には、返信メール13bを受信し(S602)、復号化し(S614)、解読し(S615)、アクセスコードが一致したら(S616)、優先順位に関係なくその返信メール13bに付された復旧プログラムに基づいてンテナンスを行なう(S618)。もちろん、一致するアクセスコードが存在しない場合には、管理者宛に暗号化したメールを返信するし(S617)、メンテナンスを行なった旨を管理者A、B、Cに暗号化されたメールにより送信する(S619)。
【0100】
さらに、第2の所定の時間である60分間に管理者A、B、Cの全てが返信メール13bを送信しなかった場合には、サーバー1は、再度送信メール13aを作成して、各管理者A、B、C宛(外部端末A、B、C)に送信する(S502〜S505)。
【0101】
このように、複数の管理者を設定することで、例えば管理者不在等による復旧の遅延を回避することができる。また、優先順位を設けているので、複数の異なる復旧プログラムが送信されてきても混乱すること無く、また、送信メール13a送信後の第1の所定の時間の間は、メンテナンスは行なわず、復旧プログラムの受信を行なうので、より優先順位の高い管理者からの復旧プログラムによるメンテナンスが可能となる。
【0102】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、インターネットから隔離された環境下に置かれたデータベースのデータの更新やデータベースのメンテナンスを、メールの送受信を行なうことで、メールに記載された内容に基づいてデータベースのデータの更新やデータベースのメンテナンスを行なうことが可能なデータ管理システム、データベース管理システム、データ管理方法、及び、データベース管理方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるデータ管理システムの1実施の形態を示す構成図である。
【図2】図1に示すデータ管理システムのデータベースの1例を示す図である。
【図3】本発明に係るデータ管理方法による作業の流れを示す説明図である。
【図4】図1に示すデータ管理システムのPCにおいて表示されるデータベースの更新にかかわる画面の1例を表す図である。
【図5】(a)は図1に示すデータ管理システムにおけるデータの更新にかかわる送信メールの1例を示す図で、(b)は図1に示すデータ管理システムにおけるデータの更新にかかわる受信メールの1例を示す図である。
【図6】図1に示すデータ管理システムのデータベースの1例を示す図である。
【図7】本発明に係るデータ管理方法による作業の流れを示す説明図である。
【図8】図1に示すデータ管理システムのPCにおいて表示されるデータの更新にかかわる画面の1例を表す図である。
【図9】(a)は図1に示すデータ管理システムにおけるデータの更新にかかわる送信メールの1例を示す図で、(b)は図1に示すデータ管理システムにおけるデータの更新にかかわる受信メールの1例を示す図である。
【図10】本発明に係るデータベース管理方法による作業の流れを示す説明図である。
【図11】(a)は図1に示すデータベース管理システムにおけるデータベースのメンテナンスにかかわる送信メールの1例を示す図で、(b)は図1に示すデータベース管理システムにおけるデータベースのメンテナンスにかかわる受信メールの1例を示す図である。
【図12】本発明に係るデータの更新方法の手順を示すフローチャートである。
【図13】本発明に係るデータの更新方法の手順を示すフローチャートである。
【図14】本発明に係るデータベースのメンテナンス方法の手順を示すフローチャートである。
【図15】本発明に係るデータベースのメンテナンス方法の手順を示すフローチャートである。
【図16】本発明に係るデータベース管理方法による作業の流れを示す説明図である。
【図17】本発明に係るデータベースのメンテナンス方法の手順を示すフローチャートである。
【図18】本発明に係るデータベースのメンテナンス方法の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 サーバー
1a データベース
2 ファイヤーウォール
3 PC
4 LAN
11a 送信メール
11b 返信メール
12a 送信メール
12b 返信メール
13a 送信メール
13b 返信メール
31a 依頼画面A
31b 依頼画面B
311 実行ボタン

Claims (26)

  1. インターネットを介して接続された外部端末と、ファイヤーウォールにより前記インターネットから隔離されたネットワーク上のデータベース、サーバー及び入出力端末を含み、前記データベースに格納されるデータを管理するデータ管理システムであって、
    前記入出力端末は、
    前記データベースのデータの更新を要求する更新要求を前記サーバーに送信する要求手段を含み、
    前記サーバーは、
    受信する時のメールが送信する時のメールを基に返信されたメールか否かを判定するための判定情報を付して前記入出力端末から送信される前記更新要求に基づきメールを作成し前記外部端末に送信する送信手段と、
    前記外部端末から送信されるメールを受信し、該メールに記載された少なくとも前記データベースのデータの更新にかかわる更新情報と、前記判定情報とを解読する受信手段と、
    前記解読した前記判定情報に基づいて前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定する判定手段と、
    前記判定により前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールであると判定された場合に前記更新情報に基づいて前記データベースのデータの更新を行なう制御手段とを含むことを特徴とするデータ管理システム。
  2. 前記送信手段は、前記更新要求についての関連データがある場合には、前記メールに前記関連データを添付ファイルとして添付し送信する請求項1に記載のデータ管理システム。
  3. 前記送信手段は、前記更新要求についての関連データがある場合には、前記メール送信の際に前記ファイヤーウォールを介して前記インターネットに接続された前記外部端末からアクセス可能なftpサーバーに前記関連データを送信する請求項1または請求項2に記載のデータ管理システム。
  4. 前記送信手段は、前記ftpサーバーに前記関連データを送信する際、前記関連データを暗号化して送信する請求項3に記載のデータ管理システム。
  5. 前記制御手段は、更に前記更新を行なった結果またはその旨を前記入出力端末に出力する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のデータ管理システム。
  6. 前記送信手段で作成されるメールは、該メールが返信されたときに前記受信手段での解読が可能な所定の形式である請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のデータ管理システム。
  7. 前記送信手段は、更に前記判定により前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールではないと判定された場合に、前記受信したメールに前記判定の旨を付して返信する請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のデータ管理システム。
  8. 前記送信手段は、前記作成したメールを暗号化し、
    前記受信するメールは暗号化されたメールであって、前記受信手段は、メールを受信し復号化する請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のデータ管理システム。
  9. 前記サーバーは、前記データベースを含む請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のデータ管理システム。
  10. インターネットを介して接続された外部端末と、ファイヤーウォールにより前記インターネットから隔離されたネットワーク上のデータベース、サーバー及び入出力端末を含み、前記データベースのメンテナンスを行なうデータベース管理システムであって、
    前記サーバーは、
    前記データベースの異常の有無を監視する監視手段と、
    受信する時のメールが送信する時のメールを基に返信されたメールか否かを判定するための判定情報を付して発見された前記異常の内容に基づきメールを作成し前記外部端末に送信する送信手段と、
    前記外部端末から送信されるメールを受信し、該メールに記載された少なくとも前記データベースのメンテナンスにかかわるメンテナンス情報と、前記判定情報とを解読する受信手段と、
    前記解読した前記判定情報に基づいて前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定する判定手段と、
    前記判定により前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールであると判定された場合に前記メンテナンス情報に基づいて前記データベースのメンテナンスを行なう制御手段とを含むことを特徴とするデータベース管理システム。
  11. インターネットを介して接続された外部端末と、ファイヤーウォールにより前記インターネットから隔離されたネットワーク上のデータベース、サーバー及び入出力端末を含み、前記データベースのメンテナンスを行なうデータベース管理システムであって、
    前記サーバーは、
    前記データベースの異常の有無を監視する監視手段と、
    受信する時のメールが送信する時のメールを基に返信されたメールか否かを判定するための判定情報を付して発見された前記異常の内容に基づきメールを作成し、受信する複数のメールから解読される前記データベースのメンテナンスにかかわるメンテナンス情報の中から前記データベースのメンテナンスを行なうメンテナンス情報を選択するための優先順位が付けられた複数の前記外部端末に送信する送信手段と、
    前記外部端末から送信されるメールを受信し、該メールに記載された少なくとも前記メンテナンス情報と、前記判定情報とを解読する受信手段と、
    前記解読した前記判定情報に基づいて前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定する判定手段と、
    前記判定により送信したメールを基に返信されたメールであると判定された複数のメールから解読される前記メンテナンス情報の中から前記優先順位に基づいて前記データベースのメンテナンスを行なうメンテナンス情報を選択する選択手段と、
    前記選択されたメンテナンス情報に基づいて前記データベースのメンテナンスを行なう制御手段とを含むことを特徴とするデータベース管理システム。
  12. 前記選択手段は、前記優先順位に基づいた選択を行なうための第1の所定の時間内に前記判定により前記送信したメールを基に返信されたメールであると判定されたメールが1つ以上ある場合には、前記優先順位に基づいた選択を行ない、前記第1の所定の時間内に前記判定により前記送信したメールを基に返信されたメールであると判定されるメールが無かった場合には、前記第1の所定の時間経過後に前記判定により前記送信したメールを基に返信されたメールであると最初に判定されるメールから解読される前記メンテナンス情報を選択する請求項11に記載のデータベース管理システム。
  13. 前記選択手段は、前記最初に判定されたメールから解読される前記メンテナンス情報の選択を第2の所定の時間内に行ない、
    前記制御手段は、更に前記第2の所定の時間内に前記メンテナンス情報の選択がなされなかった場合に前記送信手段による送信を再度行なうように制御する請求項12に記載のデータベース管理システム。
  14. 前記制御手段は、更に前記メンテナンスを行なった結果またはその旨を前記外部端末に出力する請求項10乃至請求項13のいずれかに記載のデータベース管理システム。
  15. 前記メンテナンス情報は、前記サーバーに前記メンテナンスを行なわせるプログラムを含み、
    前記メンテナンスは、前記プログラムに基づいて行なわれる請求項10乃至請求項14のいずれかに記載のデータベース管理システム。
  16. 前記送信手段で作成されるメールは、該メールが返信されたときに前記受信手段での解読が可能な所定の形式である請求項10乃至請求項15のいずれかに記載のデータベース管理システム。
  17. 前記送信手段は、更に前記判定により前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールではないと判定された場合に、前記受信したメールに前記判定の旨を付して返信する請求項10乃至請求項16のいずれかに記載のデータベース管理システム。
  18. 前記送信手段は、前記作成したメールを暗号化し、
    前記受信するメールは暗号化されたメールであって、前記受信手段は、メールを受信し復号化する請求項10乃至請求項17のいずれかに記載のデータベース管理システム。
  19. 前記サーバーは、前記データベースを含む請求項10乃至請求項18のいずれかに記載のデータベース管理システム。
  20. インターネットを介して接続された外部端末と、ファイヤーウォールにより前記インターネットから隔離されたネットワーク上のデータベース及び入出力端末と、通信可能とされる前記ネットワーク上のサーバーにより、前記データベースのデータを管理するデータ管理方法であって、
    受信する時のメールが送信する時のメールを基に返信されたメールか否かを判定するための判定情報を付して前記入出力端末から送信される前記データベースのデータの更新を要求する更新要求に基づきメールを作成し前記外部端末に送信するステップと、
    前記外部端末から送信されるメールを受信し、該メールに記載された少なくとも前記データベースのデータの更新にかかわる更新情報と、前記判定情報とを解読するステップと、
    前記解読した前記判定情報に基づいて前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定するステップと、
    前記判定により前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールであると判定された場合に前記更新情報に基づいて前記データベースのデータの更新を行なうステップとを含むことを特徴とするデータ管理方法。
  21. 前記更新を行なった結果またはその旨を前記入出力端末に出力するステップを更に含む請求項20に記載のデータ管理方法。
  22. 前記判定により前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールではない判定された場合に、前記受信したメールに前記判定の旨を付して返信するステップを更に含む請求項20または請求項21に記載のデータ管理方法。
  23. インターネットを介して接続された外部端末と、ファイヤーウォールにより前記インターネットから隔離されたネットワーク上のデータベース及び入出力端末と、通信可能とされる前記ネットワーク上のサーバーにより、前記データベースを管理するデータベース管理方法であって、
    前記データベースの異常の有無の監視により異常が発見された場合に、受信する時のメールが送信する時のメールを基に返信されたメールか否かを判定するための判定情報を付して前記発見された異常の内容に基づきメールを作成し前記外部端末に送信するステップと、
    前記外部端末から送信されるメールを受信し、該メールに記載された少なくとも前記データベースのメンテナンスにかかわるメンテナンス情報と、前記判定情報とを解読するステップと、
    前記解読した前記判定情報に基づいて前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定するステップと、
    前記判定により前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールであると判定された場合に前記メンテナンス情報に基づいて前記データベースのメンテナンスを行なうステップとを含むことを特徴とするデータベース管理方法。
  24. インターネットを介して接続された外部端末と、ファイヤーウォールにより前記インターネットから隔離されたネットワーク上のデータベース及び入出力端末と、通信可能とされる前記ネットワーク上のサーバーにより、前記データベースを管理するデータベース管理方法であって、
    前記データベースの異常の有無の監視により異常が発見された場合に、受信する時のメールが送信する時のメールを基に返信されたメールか否かを判定するための判定情報を付して前記発見された異常の内容に基づきメールを作成し、受信する複数のメールから解読される前記データベースのメンテナンスにかかわるメンテナンス情報の中から前記データベースのメンテナンスを行なうメンテナンス情報を選択するための優先順位が付けられた複数の前記外部端末に送信するステップと、
    前記外部端末から送信されるメールを受信し、該メールに記載された少なくとも前記データベースのメンテナンスにかかわるメンテナンス情報と、前記判定情報とを解読するステップと、
    前記解読した前記判定情報に基づいて前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールか否かを判定するステップと、
    前記判定により送信したメールを基に返信されたメールであると判定された複数のメールから解読される前記メンテナンス情報の中から前記優先順位に基づいて前記データベースのメンテナンスを行なうメンテナンス情報を選択するステップと、
    前記選択されたメンテナンス情報に基づいて前記データベースのメンテナンスを行なうステップとを含むことを特徴とするデータベース管理方法。
  25. 前記メンテナンスを行なった結果またはその旨を前記外部端末に出力するステップを更に含む請求項23または請求項24に記載のデータベース管理方法。
  26. 前記判定により前記受信したメールが前記送信したメールを基に返信されたメールではない判定された場合に、前記受信したメールに前記判定の旨を付して返信するステップを更に含む請求項23乃至請求項25のいずれかに記載のデータベース管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014002495A (ja) * 2012-06-18 2014-01-09 Coil Co Ltd 電子メールによってテレビ画面表示内容を更新できるテレビ画面制御装置
JP2014220010A (ja) * 2014-08-12 2014-11-20 ヤフー株式会社 広告配信装置

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