JP2004091045A - ワインのコルク抜き - Google Patents

Abstract

【課題】片手で本体をワインの口に押しかぶせ、ハンドルを一定方向に回すだけで、ワインのコルクを貫通する事なく抜くことが出来るワインのコルク抜きを提供する。
【解決手段】通し穴の空いた逆ネジボルト（１）の上部と下部に各々ボルト抜け防止の為のストッパー（２）と（３）を設け、逆ネジボルト（１）先端に連結溝（４）を設ける。逆ネジボルト（１）の通し穴にドリル（５）を通し、ドリル（５）の後部を連結キー（６）付きのハンドル（７）に固定し、本体（８）に組み込む。
【選択図】図３

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この考案は、ハンドルを回すだけで楽にワインコルクを貫通する事なく抜く事が出来るワインのコルク抜きに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、ハンドルを回し続け、ワインコルクを貫通させコルクが抜けるというワインのコルク抜きがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
これには次のような欠点があった。
（イ）　ドリルがコルクを貫通する為、コルク片がワイン中に混入したり、貫通したコルクを使用し、保存した時、ワインが漏れたりした。
【０００４】
【課題を解決する為の手段】
通し穴の空いた逆ネジボルト（１）の上部と下部に各々ネジ抜け防止の為のストッパー（２）と（３）を設け、逆ネジボルト（１）上部先端に連結溝（４）を設ける。逆ネジボルト（１）の通し穴にドリル（５）を通し、ドリル（５）の後部を連結キー（６）付きのハンドル（７）に固定し、本体（８）に組み込む。
【０００５】
【作用】
本体（１）の下部をワインのコルク部に押しかぶせ、ハンドル（７）を時計方向に回転させると、ドリル（５）はハンドル（７）に付いた連結キー（６）が連結溝（４）に連結する迄ワインのコルクに押し込まれ、さらに回転し続けると逆ネジボルト（１）が回転上昇し、ドリル（５）がワインのコルクを貫通する前に、ワインのコルクを瓶から抜くのである。
【０００６】
【実施例】
以下、本案の実施例について説明する。
（イ）　通し穴の空いた逆ネジボルト（１）の上部先端に連結溝（４）を設け、なおかつ逆ネジボルト（１）最下部に、逆ネジボルト（１）が抜け出さない為のストッパー（３）を設ける。
（ロ）　逆ネジボルト（１）の上部に、逆ネジボルト（１）のねじ込み過ぎ防止の為のストッパー（２）を設け、逆ネジボルト（１）の通し穴の下部の方からドリル（５）の後部を通し、ドリル（５）の後部先端を連結キー（６）付きのハンドル（７）に固定し、さらに本体（８）に組み込む。
【０００７】
【発明の効果】
本体（８）をワインのコルク口に押しかぶせ、ハンドルを時計方向に回すだけで、コルクを貫通することなく、楽にワインコルクを抜く事が出来るきわめて簡単なワインコルク抜きである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の斜視図である。
【図２】本考案の本体部分の断面図である。
【図３】本考案の一部を切り欠いた他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
１　逆ネジボルト
２　ストッパー
３　ストッパー
４　連結溝
５　ドリル
６　連結キー
７　ハンドル
８　本体

Claims (1)

1. 通し穴の空いた逆ネジボルト（１）の上部と下部に各々ボルト抜け防止の為のストッパー（２）と（３）を設け、逆ネジボルト（１）上部先端に連結溝（４）設ける。
   逆ネジボルト（１）の通し穴にドリル（５）を通し、ドリル（５）の後部を連結キー（６）付きのハンドル（７）に固定し、本体（８）に組み込む。
   以上の様に構成されたワインのコルク抜き。

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