【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、泡式シャワー浴システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、泡式入浴を可能ならしめる装置は、種種提供されている。ここに泡式入浴とは、浴槽内に温泡を充満させて行う入浴若しくは身体の一部に温泡を付着させて行う入浴をいう。従来の泡式入浴のための装置としては、例えば特開２０００−８３８５１号公報に開示されているものがある。この装置においては、泡を発生する温泡発生装置にブロワから加熱された空気を供給し、この空気圧でもって泡を温泡としてエア袋形態の浴槽内にホースを介して供給し、浴槽内に位置する使用者の身体を温泡にて満身包囲するようになっている。しかして、上記の加熱された空気は、具体的には、ブロアから温泡発生装置に至る流路管の内部にヒータを配置することにより、生成される。また、上記した温泡入浴装置は、身障者や寝たきり老人のために提供されたものであって、これらの方々の居室ないしは病室で使用できるように、温泡発生装置、ホース及びエア袋形態浴槽の３つの部分に、分解可能となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上記した温泡入浴装置は、身障者や寝たきり老人のために提供されたものではあるが、健常者が使用して十分な入浴満足を得るものであるので、上記した温泡浴をもっと手軽に利用したいという要請がある。しかし、上記した装置は、構造が複雑で、使用前の組み立て及び使用後の分解は、煩に耐え得ず、とうてい、この要請に応じ得るものではない。
【０００４】
それ故に、本発明は、簡便に温泡浴を実現出来るようにすることを、その課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために講じた手段は、「ブースの内部空間から防湿的に配置されたコンプレッサその他の電気機器と、洗剤溶液を貯溜し、前記コンプレッサから圧送された空気が前記洗剤溶液内に噴出したときに所定温度の温泡を発生する温泡発生装置と、前記ブースの壁面に形成されて前記温泡を前記ブース内に吐出する吐出機構とを備えた、泡式シャワー浴システム。」を構成したことである。
【０００６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる泡式入浴バスシステムを、ユニットバスに適応した例をもとに、具体的に説明する。
【０００７】
図１及び図２において、住宅の浴室を構成するユニットバス１０は、浴槽１２及び浴槽１２と一体成形された洗い場１４を備える。浴槽１２及び洗い場１４は４枚の壁面パネル１６Ａ、１６Ｂ、１６Ｃ及び１６Ｄにより囲まれ、これにより、浴室内空間が画成される。この浴室内空間の上方開放部は、天井パネル１８を周知の手段により壁面パネル１６Ａ、１６Ｂ、１６Ｃ及び１６Ｄの各上端部と嵌合わせることにより、気密的に封鎖される。これにより、天井パネル１８の上側は浴室内空間の湿気とは隔離される。壁面パネル１６Ａには、折り戸２０により開閉される出入口２２が、壁面パネル１６Ｄには、窓２４により開閉される開口２６が、夫々、形成される。尚、図示しないが、周知のように天井パネル１８には、換気扇や点検口が設けられている。
【０００８】
浴槽１２の長手方向の一方部（つまり壁面パネル１６Ｃ側の部位）には、バス水栓３０が設けられる。また、壁面パネル１６Ｃの洗い場１４側の表面には、パネル３２が固定されている。しかしてパネル３２には、ハンドシャワー３８が装架されている。更に、パネル３２の下側には、洗い場水栓４０が装着されている。洗い場水栓４０は、レバー（図示略）と連動する切換えバルブ４２（図３）の作用により、ハンドシャワー３８と択一的に使用できるようになっている。
【０００９】
壁面パネル１６Ｃの浴槽１２側には、給湯操作盤５２が設けられており、この給湯操作盤５２の給湯ボタンを押せば、室外に設置されている給湯機５０が点火され、水栓３０を開放すると、湯が給湯機５０から配管４４を介して供給され、湯が水栓３０から浴槽１２内に吐出される。水栓３０を開放すると、湯が給湯機５０から配管４６及びバルブ４２を介して水栓４０（ハンドシャワー３８）に供給され、吐出されるようになっている。
【００１０】
浴槽１２の長手方向の他方部（壁面パネル１６Ａの側の部位）の下側空間９９内には、温泡発生装置６０が配設されている。温泡発生装置６０は容器６２を備える。この容器６２内には、所定温度に設定・維持された洗剤溶液６４が貯溜されている。この洗剤溶液６２の生成については、後述する。
【００１１】
図１０に示すように、容器６２の内には、軸方向に整列した多数の孔８０が穿設されたノズル８２が、洗剤溶液６４内に位置するように、配設されている。このノズル８２は、配管８８を介して、コンプレッサ９２の吐出口に連結されており、給湯操作盤５２に隣接配置された操作盤５４上の「泡入浴」スイッチをオンすると、ノズル８２の孔８０から洗剤溶液６４内に噴射し、夥しい量の温泡９６が発生し、配管９４及び浴槽１２の長手方向の一方側に設けられた吐出栓９８から、浴槽１２内に吐出される。また、操作盤５４上の「泡シャワー」スイッチをオンすると、温泡発生装置６０で発生した夥しい量の温泡９６が、配管９４及び配管９５を介して壁面パネル１６Ｃに形成された噴射口１９０から、洗い場１４に向けて吐出され、洗い場１４にいる被シャワー者（図示略）は夥しい量の温泡９６に晒されることにより、簡便に泡シャワーを行えるようになっている。
【００１２】
噴射口１９０は、図１２〜図１４に示すように種種の構造のものを採用することができるが、噴射口１９０の流路面積の総計は配管９５の流路面積の５パーセント以上（つまり、絞り率が５パーセント以上）であることが望ましい。これにより、温泡を勢いのあるシャワー流として使用者に噴射することができる。
【００１３】
尚、配管９４、配管９５及び吐出栓９８の根元が交差する部位には図示されない電磁弁が設けられており、この電磁弁の作用により、「泡入浴」スイッチがオンの時、温泡９６は配管９５に流入せず、また、「泡シャワー」スイッチがオンの時、温泡９６は吐出栓９８に流入しないようになっている。
【００１４】
図４に模式的に示すように、制御装置９０及びコンプレッサ９２は、天井パネル１８上に、配設されている。これは、次のような理由による。（１）制御装置９０の主要構成要素たるマイコン及び関連電子素子類並びにコンプレッサ９２の駆動源たるモータを湿気から隔離するため。
【００１５】
（２）空間の容積が、殆ど温泡発生装置６０で占有され、空間内において、温泡発生装置６０と制御装置９０及びコンプレッサ９２とを併置することは困難。
【００１６】
（３）仮令、空間内において温泡発生装置６０と制御装置９０及びコンプレッサ９２とを併置できたとしても、これらの装置は、浴槽１２の上面より下方に存在することになり、潅水の場合、これらの装置が水浸しになり、使用不能となるから。
【００１７】
尚、この趣旨（１）〜（３）に鑑みれば、制御装置９０及びコンプレッサ９２を、例えば、洗面・脱衣室に設置しても良い。また、天井パネル１８上に載置された制御装置９０及びコンプレッサ９２へのアクセスは、前記した点検口から行っても良いし、ユニットバスの天井裏の洗面脱衣室側を完全に封鎖せずに開放可能としておいても良い。
【００１８】
前記したように泡浴は、浴槽１２内に温泡９６を充満させて行うが、当該温度を保持するためには泡９６が外気に触れないのが望ましい。そこで、図５〜図７に示すように、浴槽１２を蓋１００で覆い、首から上だけ外部に露呈するようにするのが良い。図６及び図７に詳細に示すように、蓋１００は、浴槽１２の開放部を静止的に覆う静止部１０２を備える。この静止部１０２の一方側には内部空間１０４が形成されており、この中に、移動部１０６が出没可能に装架されている。移動部１０６の引き出し量は、ストッパ１０８で規制されている。移動部１０６の一方側は、入浴者が首から上を露呈できるように、Ｕ字状に切りかかれている。使用しないときは、移動部１０６は、静止部１０２の内部空間１０４に収納されるが、一部分（図６における仮想線にて示す）は露出して、引き出しを可能としている。尚、図８に示すように、蓋１００を、矩形の第１部１１０、矩形の第２部１１２及びＵ字状切り欠が形成された第３部１１４から構成し、隣接する部分を折り畳み可能としても良い。いずれの構成を採用するにせよ、蓋１００により浴槽１２の開放部を覆うことにより、山盛りになった夥しい量の泡９６をならして泡９６の流れを抑制し、泡９６を全身に回るようにできると共に泡９６の消失を防止することができる。蓋１００の材質は、保温と身体の損傷を未然に防ぐ意味から、発泡材で形成するのが望ましい。
【００１９】
再度、図９及び図１０を参照して、温泡発生装置６０の詳細について説明する。容器６２の底面部内には、給湯機５０に連結された配管４６、配管４６から分岐した配管５６が導入されている。配管５６には、洗剤１２０を溜めるタンク１２２と連通する吸入口を供えるポンプ１２４の吐出口が連結されている。容器６２内に設置されたセンサ（図示略）が洗剤溶液６４の液面が基準レベルから下降したことを検知したとき、制御装置９０が、配管５６に介装された電磁弁機構７０を開く共にポンプ１２４を駆動する。結果、給湯機５０から容器６２内に供給される湯に洗剤１２０が混合され、所定温度（例えば摂氏４０度）の洗剤溶液６４が容器６２内に供給されることになる。そして、かような供給は、洗剤溶液６４の液面が基準レベルに達するまで行われる。尚、給湯機５０から供給される湯の温度が低い場合は、電磁弁機構７０は開かれない。すなわち、図１１に示すように、配管５６に介装された電磁弁機構７０は、温度センサたるサーミスタ７２と３方向電磁弁７４を備える。配管５６を通過する湯の温度がサーミスタ７２により検知され、この検知された温度が所定値未満であれば、制御装置９０は、３方向電磁弁７４をして、この湯を排水せしめ、この検知された温度が所定値以上であれば、３方向電磁弁７４をして、容器６２方向への供給を可能とする。
【００２０】
上記したタンク１２２及びポンプ１２４は、具体的には、容器６２に隣接配置されており、タンク１２２内への洗剤１２０の補充は、洗い場側から可能となっている。しかして、洗剤１２０の補充は、配管に設けられた流量センサが示す通過した洗剤溶液６４の量が所定値を示したときに、制御装置９０が図示されないランプを点灯させたときに行われる。
【００２１】
図１０に示すように、容器６２の天板部には、２つのポート６２Ａ及び６２Ｂが形成されている。このポート６２Ａ及び６２Ｂは、配管９４のインレトポート部９４Ａ及び９４Ｂに連結されており、温泡９６が容器６２、ポート６２Ａ及び６２Ｂ並びに吐出栓９８を介して浴槽１２内に吐出される。かように温泡９６を２つの出口を介して容器６２から吐出させるのは、容器６２の天板部の内面側の泡９６との接触面積を少なくして、付着による残留温泡９６の量を減らすためである。尚、図示はしないが、ポート６２Ａ及び６２Ｂを２つの配管を介して、２つの吐出栓に連通させ、異なった位置から温泡９６を浴槽１２内に吐出させることも出来る。温泡９６を２つの出口を介して容器６２から吐出させる構成は、容易に吐出栓の増設を可能とする。
【００２２】
尚、容器６２内への給湯を単独で（洗剤１２０を混合することなく）行い、満杯と同時に給湯を中止し、しかる後にコンプレッサ９２を作動させて容器６２内の湯内に空気を供給（断続供給が望ましい）し、容器６２の洗浄を行うことができる。容器６２内の洗浄を行うことにより、黴の発生の防止やノズルの孔の目詰まりを防止でき、温泡発生を円滑且つ清潔に行うことができる。また、代替手段として、ノズルを介して容器６２内へ、直接、給湯（好ましくは断続的に）しても良い。
【００２３】
更に、図１１に模式的に示すように、浴槽１２の底面部に孔２００を適当な個数形成し、この孔２００を、浴槽１２の底面部に埋設された配管２１０及び切換弁２３０を介してコンプレッサ９２に連結しても良い。かような構成を採用することにより、泡風呂入浴中（つまりコンプレッサ９２から温泡発生装置６０への空気供給終了後）、切換弁２３０を切換えて（具体的には操作盤の所定のボタンを押したときに制御装置９０からの信号に依拠した切換弁２３０の切換え）、空気を孔２００から噴出させ、気泡浴をも併せて享受できる。もとより、気泡浴単独でも享受できる。
【００２４】
尚、上記した実施形態例においては、泡シャワーは浴室内にて行うようにしているが、単独のシャワーブースにて行えることは、言うまでもない。
【００２５】
【発明の効果】
本発明によれば、泡シャワー浴を簡便に行え、実用上、多大な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る泡式シャワー浴システムが適用されるユニットバスの概観斜視図。
【図２】図１に示すユニットバスの平面図。
【図３】本発明に係る泡式シャワー浴システムに併設される泡式入浴バスシステムのブロックダイグラム。
【図４】ユニットバスの天井裏にコンプレッサ及び制御装置を配置した状態を示す模式図。
【図５】泡式入浴バスシステムの好適入浴例を示す斜視図。
【図６】図５に示す好適入浴例にて使用される風呂蓋の斜視図。
【図７】図６に示す風呂蓋の内部構造の部分図。
【図８】図６に示す風呂蓋の変形例の斜視図。
【図９】温泡発生装置と吐出栓との間の連結関係の概要を示す斜視図。
【図１０】温泡発生装置の容器の内部構造と配管構造を説明する図。
【図１１】泡式入浴バスシステムに気泡浴システムを付加した時の概念図。
【図１２】噴出口の第１変形例の正面図。
【図１３】噴出口の第２変形例の正面図。
【図１４】噴出口の第３変形例の正面図。
【符号の説明】
６０ 温泡発生装置
９０ 制御装置
９２ コンプレッサ
１９０ 吐出口（吐出機構）[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a foam shower bath system.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there have been provided a variety of devices that enable foam bathing. Here, the bubble bathing refers to bathing performed by filling a bath tub with warm bubbles or bathing performed by attaching warm bubbles to a part of a body. As a conventional apparatus for foam bathing, for example, there is an apparatus disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-83851. In this apparatus, heated air is supplied from a blower to a hot foam generator that generates foam, and the foam is supplied as hot foam through an air bag bath through a hose by this air pressure. The body of the user located is completely surrounded by warm foam. Thus, the above-described heated air is specifically generated by arranging a heater inside the flow pipe from the blower to the hot-bubble generator. In addition, the above-described warm bubble bathing device is provided for the handicapped and bedridden elderly people. It can be disassembled into three parts.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Although the above-mentioned warm bubble bathing device is provided for the handicapped and bedridden elderly people, it can be used by healthy people to obtain sufficient bathing satisfaction, so that the above-mentioned warm bubble bath can be used more easily. There is a request to do so. However, the above-mentioned device has a complicated structure, and the assembly before use and the disassembly after use cannot withstand inconvenience, and cannot meet this demand.
[0004]
Therefore, an object of the present invention is to make it possible to easily realize a warm bubble bath.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
Means taken to solve the above-mentioned problem are as follows: `` Compressor and other electric devices arranged in a moisture-proof manner from the interior space of the booth, storing the detergent solution, and air pumped from the compressor to the inside of the detergent solution. A bubble-type shower bath system, comprising: a warm-bubble generating device that generates warm bubbles at a predetermined temperature when ejected to the booth; and a discharge mechanism formed on a wall surface of the booth and discharging the warm bubbles into the booth. Is constituted.
[0006]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the foam bathing bath system according to the present invention will be specifically described based on an example applied to a unit bath.
[0007]
1 and 2, a unit bath 10 constituting a bathroom of a house includes a bathtub 12 and a washing place 14 integrally formed with the bathtub 12. The bathtub 12 and the washing place 14 are surrounded by four wall panels 16A, 16B, 16C and 16D, thereby defining a bathroom space. The upper opening of the bathroom space is hermetically closed by fitting the ceiling panel 18 to the upper ends of the wall panels 16A, 16B, 16C and 16D by a known means. Thus, the upper side of the ceiling panel 18 is isolated from the humidity in the bathroom room. An entrance 22 opened and closed by the folding door 20 is formed in the wall panel 16A, and an opening 26 opened and closed by the window 24 is formed in the wall panel 16D. Although not shown, the ceiling panel 18 is provided with a ventilation fan and an inspection port as is well known.
[0008]
A bath faucet 30 is provided at one portion in the longitudinal direction of the bathtub 12 (that is, a portion on the wall surface panel 16C side). Further, a panel 32 is fixed to the surface of the wall panel 16C on the washing place 14 side. Thus, a hand shower 38 is mounted on the panel 32. Further, on the lower side of the panel 32, a washing basin faucet 40 is mounted. The washing faucet 40 can be used as an alternative to the hand shower 38 by the action of a switching valve 42 (FIG. 3) interlocked with a lever (not shown).
[0009]
A hot water supply operation panel 52 is provided on the side of the bathtub 12 of the wall panel 16C, and when a hot water supply button of the hot water supply operation panel 52 is pressed, a water heater 50 installed outside the room is ignited and the faucet 30 is opened. Then, hot water is supplied from the water heater 50 via the pipe 44, and the hot water is discharged from the faucet 30 into the bathtub 12. When the faucet 30 is opened, hot water is supplied from the water heater 50 to the faucet 40 (hand shower 38) via the pipe 46 and the valve 42, and is discharged.
[0010]
In the lower space 99 in the other longitudinal direction of the bathtub 12 (the part on the side of the wall surface panel 16A), a warm bubble generator 60 is provided. The warm bubble generating device 60 includes a container 62. In the container 62, a detergent solution 64 set and maintained at a predetermined temperature is stored. The generation of the detergent solution 62 will be described later.
[0011]
As shown in FIG. 10, a nozzle 82 having a large number of holes 80 aligned in the axial direction is provided in the container 62 so as to be located in the detergent solution 64. The nozzle 82 is connected to a discharge port of a compressor 92 through a pipe 88. When a “bubble bath” switch on the operation panel 54 disposed adjacent to the hot water supply operation panel 52 is turned on, the nozzle 80 Then, a large amount of hot bubbles 96 are generated in the detergent solution 64, and are discharged into the bathtub 12 from a pipe 94 and a discharge plug 98 provided on one side in the longitudinal direction of the bathtub 12. Further, when the “bubble shower” switch on the operation panel 54 is turned on, an enormous amount of hot bubbles 96 generated by the hot bubble generator 60 are injected through the pipes 94 and 95 into the injection ports 190 formed in the wall panel 16C. Therefore, the showered person (not shown) is discharged toward the washing place 14 and is exposed to the enormous amount of the hot bubbles 96 so as to easily perform the bubble shower.
[0012]
As shown in FIGS. 12 to 14, various types of structures can be employed for the injection port 190, but the total flow area of the injection port 190 is 5% or more of the flow area of the pipe 95 (that is, It is desirable that the aperture ratio is 5% or more. This allows the warm foam to be jetted to the user as a vibrant shower flow.
[0013]
A solenoid valve (not shown) is provided at a portion where the bases of the pipe 94, the pipe 95, and the discharge plug 98 intersect. When the "bubble bathing" switch is turned on by the action of the solenoid valve, the hot foam 96 is discharged. When the “bubble shower” switch is turned on, the warm bubbles 96 do not flow into the discharge plug 98 when the pipe 95 does not flow into the pipe 95.
[0014]
As schematically shown in FIG. 4, the control device 90 and the compressor 92 are provided on the ceiling panel 18. This is for the following reasons. (1) In order to isolate the microcomputer and the related electronic elements as main components of the control device 90 and the motor as the drive source of the compressor 92 from moisture.
[0015]
(2) Most of the volume of the space is occupied by the warm bubble generator 60, and it is difficult to arrange the warm bubble generator 60, the control device 90, and the compressor 92 in the space.
[0016]
(3) Even if the temporary bubble generation device 60, the control device 90, and the compressor 92 can be juxtaposed in the space, these devices will be present below the upper surface of the bathtub 12, and in the case of irrigation, These devices are flooded and unusable.
[0017]
In addition, in view of the gist (1) to (3), the control device 90 and the compressor 92 may be installed in, for example, a washroom / undressing room. In addition, access to the control device 90 and the compressor 92 mounted on the ceiling panel 18 may be performed through the above-described inspection port, or without completely closing the side of the unit bath on the side of the dressing room behind the ceiling. It may be openable.
[0018]
As described above, the foam bath is performed by filling the bathtub 12 with the warm foam 96. In order to maintain the temperature, it is desirable that the foam 96 does not touch the outside air. Therefore, as shown in FIGS. 5 to 7, it is preferable that the bathtub 12 be covered with the lid 100 so that the bathtub 12 is exposed only above the neck to the outside. As shown in detail in FIGS. 6 and 7, the lid 100 includes a stationary portion 102 that covers the open portion of the bathtub 12 statically. An inner space 104 is formed on one side of the stationary part 102, and a moving part 106 is mounted in the inner space 104 so as to be able to protrude and retract. The amount by which the moving unit 106 is pulled out is regulated by the stopper 108. One side of the moving part 106 is cut into a U-shape so that a bather can expose the upper part from the neck. When not used, the moving unit 106 is housed in the internal space 104 of the stationary unit 102, but a part (indicated by the phantom line in FIG. 6) is exposed and can be pulled out. As shown in FIG. 8, the lid 100 is composed of a rectangular first part 110, a rectangular second part 112, and a third part 114 having a U-shaped cutout, and adjacent parts can be folded. It is good. In any case, by covering the open portion of the bathtub 12 with the lid 100, the enormous amount of the foam 96 that has been heaped up is smoothed, the flow of the foam 96 is suppressed, and the foam 96 is circulated throughout the body. And the bubbles 96 can be prevented from disappearing. The material of the lid 100 is desirably formed of a foam material from the viewpoint of keeping heat and preventing damage to the body.
[0019]
The details of the hot-bubble generating device 60 will be described with reference to FIGS. 9 and 10 again. In the bottom part of the container 62, a pipe 46 connected to the water heater 50 and a pipe 56 branched from the pipe 46 are introduced. A discharge port of a pump 124 having a suction port communicating with a tank 122 for storing a detergent 120 is connected to the pipe 56. When a sensor (not shown) installed in the container 62 detects that the level of the detergent solution 64 has dropped from the reference level, the controller 90 opens the electromagnetic valve mechanism 70 interposed in the pipe 56 and The pump 124 is driven. As a result, the detergent 120 is mixed with the hot water supplied from the water heater 50 into the container 62, and the detergent solution 64 at a predetermined temperature (for example, 40 degrees Celsius) is supplied into the container 62. Such a supply is performed until the level of the detergent solution 64 reaches the reference level. When the temperature of hot water supplied from water heater 50 is low, electromagnetic valve mechanism 70 is not opened. That is, as shown in FIG. 11, the electromagnetic valve mechanism 70 interposed in the pipe 56 includes a thermistor 72 as a temperature sensor and a three-way electromagnetic valve 74. The temperature of the hot water passing through the pipe 56 is detected by the thermistor 72, and if the detected temperature is lower than a predetermined value, the control device 90 operates the three-way solenoid valve 74 to drain the hot water, and this detection is performed. If the detected temperature is equal to or higher than the predetermined value, the three-way solenoid valve 74 is operated to enable the supply in the direction of the container 62.
[0020]
The tank 122 and the pump 124 described above are specifically disposed adjacent to the container 62, and the tank 122 can be replenished with the detergent 120 from the washing place side. The replenishment of the detergent 120 is performed when the control device 90 turns on a lamp (not shown) when the amount of the passed detergent solution 64 indicated by the flow rate sensor provided in the pipe indicates a predetermined value.
[0021]
As shown in FIG. 10, two ports 62A and 62B are formed in the top plate of the container 62. The ports 62A and 62B are connected to the inlet port portions 94A and 94B of the pipe 94, and the warm bubbles 96 are discharged into the bathtub 12 through the container 62, the ports 62A and 62B, and the discharge plug 98. The reason why the warm bubbles 96 are discharged from the container 62 through the two outlets is that the contact area with the bubbles 96 on the inner surface side of the top plate of the container 62 is reduced, and the amount of the residual warm bubbles 96 due to adhesion is reduced. Is to reduce. Although not shown, the ports 62A and 62B may be connected to two discharge plugs via two pipes, and the warm foam 96 may be discharged into the bathtub 12 from different positions. The configuration in which the warm foam 96 is discharged from the container 62 through the two outlets allows the discharge plug to be easily added.
[0022]
The hot water is supplied to the container 62 alone (without mixing the detergent 120), the hot water supply is stopped when the container is full, and then the compressor 92 is operated to supply air to the hot water in the container 62 (intermittently). Supply is desirable), and the container 62 can be cleaned. By cleaning the inside of the container 62, the generation of mold and the clogging of the nozzle hole can be prevented, and the generation of warm bubbles can be performed smoothly and cleanly. Alternatively, hot water (preferably intermittently) may be supplied directly into the container 62 via a nozzle.
[0023]
Further, as schematically shown in FIG. 11, an appropriate number of holes 200 are formed in the bottom of the bathtub 12, and the holes 200 are formed through a pipe 210 and a switching valve 230 buried in the bottom of the bathtub 12. It may be connected to the compressor 92. By adopting such a configuration, the switching valve 230 is switched (specifically, a predetermined button on the operation panel is pressed) during bathing in the bubble bath (that is, after the air supply from the compressor 92 to the warm bubble generator 60 is completed). When the button is pressed, the switching valve 230 is switched based on a signal from the control device 90), air is blown out from the hole 200, and the bubble bath can be enjoyed together. Of course, it can also be enjoyed with a bubble bath alone.
[0024]
In the above-described embodiment, the bubble shower is performed in the bathroom. However, it goes without saying that the bubble shower can be performed in a single shower booth.
[0025]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, a bubble shower bath can be performed simply and it has a great effect practically.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view of a unit bath to which a foam shower bath system according to the present invention is applied.
FIG. 2 is a plan view of the unit bus shown in FIG. 1;
FIG. 3 is a block diagram of a foam bathing bath system attached to the foam shower bath system according to the present invention.
FIG. 4 is a schematic diagram showing a state in which a compressor and a control device are arranged behind a ceiling of a unit bath.
FIG. 5 is a perspective view showing a preferred bathing example of the foam bathing bath system.
FIG. 6 is a perspective view of a bath lid used in the preferred bathing example shown in FIG. 5;
FIG. 7 is a partial view of the internal structure of the bath lid shown in FIG.
FIG. 8 is a perspective view of a modification of the bath lid shown in FIG.
FIG. 9 is a perspective view showing an outline of a connection relationship between the warm bubble generating device and the discharge tap.
FIG. 10 is a diagram illustrating an internal structure and a piping structure of a container of the warm bubble generator.
FIG. 11 is a conceptual diagram when a bubble bath system is added to a bubble bath bath system.
FIG. 12 is a front view of a first modified example of the ejection port.
FIG. 13 is a front view of a second modification of the ejection port.
FIG. 14 is a front view of a third modification of the ejection port.
[Explanation of symbols]
60 Hot bubble generator 90 Controller 92 Compressor 190 Discharge port (discharge mechanism)
