JP2004088292A - 送受信モジュール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも一面に地板2が設けられ、内部に送受信回路が形成される筐体3の地板2からスルーホール2aを介して地板2と非接触で地板2上に給電ピン4が延出されている。その給電ピン4の先端にアンテナ1の一端側が接続され、アンテナ1の他端側はオープンとされている。アンテナ1は、線状、棒状、帯状などの導体からなり、地板1とほぼ平行にジグザグ形状に形成されると共に、そのジグザグ形状に折り返される1つのエレメント1aの長さが、送受信する信号のほぼ1/2波長の長さに形成され、さらに、地板2から一定間隔を介してジグザグ形状のエレメントがフリーの状態で設けられている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえばドップラーモジュールなどの送受信モジュールに関する。さらに詳しくは、アンテナの損失が小さく、放射効率を向上させることができる送受信モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、たとえばドップラーモジュールなどの送受信モジュールに用いられるアンテナは、マイクロストリップ線路を用いる方法、ホーンアンテナを用いる方法、スリットアンテナを用いる方法などが知られている。
【0003】
マイクロストリップラインを用いる方法は、たとえば誘電体基板表面に導電体膜を蒸着などにより被着して、アンテナパターンに形成するもので、たとえばジグザグ形状など、所望の形状にアンテナパターンを形成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このマイクロストリップラインを用いる送受信モジュールは、誘電体基板表面に導電体膜を被着してアンテナを形成するため、誘電体基板としては熱的、機械的強度を要求される。そして、一般的には誘電率が2〜10程度のセラミックスなどが用いられるため、誘電体による損失があり、放射効率を充分に上げることができないと共に、少しでも損失を小さくするため誘電体基板を薄くすると、広帯域化することが困難である。また、たとえばジグザグ状にアンテナパターンを形成すれば、そのジグザグのピッチを変化させることにより、アンテナの指向性を変化させることができるが、誘電体基板上に導電体膜を形成してパターニングする構造では、種々のパターンを形成することは、その都度新たに導電体膜を形成して、パターニングをしなおさなければらず、コストアップとなり、開発の時間もかかるという問題がある。
【0005】
また、ホーンアンテナあるいはスリットアンテナなどでは、金属で構成されており、損失は小さく、放射効率も高いものが得られるが、導波管で構成されているため、全体の大きさが大きくなると共に、重量も重くなるという問題がある。
【0006】
一方、たとえばマイクロ波ドップラーモジュールなどのセンサに用いる送受信モジュールでは、マイクロ波出力電力は小さなものであるため、消費される電力を小さくする必要がある。そのため、アンテナの性能はとくに重要であり、アンテナ損失の低下と放射効率の向上がとくに要求されている。
【0007】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、アンテナ損失を小さくし、放射効率の優れた簡単な構造のアンテナを有する送受信モジュールを提供することを目的とする。
【0008】
本発明の他の目的は、簡単な構造でアンテナの損失を小さくしながら、振動などに対してもアンテナ性能に影響を及ぼさない構造の送受信モジュールを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による送受信モジュールは、少なくとも一面に地板が設けられ、内部に送受信回路が形成される筐体と、該筐体の前記地板からスルーホールを介して該地板と非接触で該地板上に延出される給電ピンと、該給電ピンの先端に一端側が電気的に接続され、他端側がオープンとされた金属ワイヤからなり、前記地板とほぼ平行にジグザグ形状に形成されると共に、該ジグザグ形状に折り返される1つのエレメントの長さが、送受信する信号のほぼ1/2波長の長さに形成されるアンテナとからなり、該アンテナが前記地板から一定間隔を介してジグザグ形状のエレメントがフリーの状態で設けられている。
【0010】
ここに「金属ワイヤ」とは、マイクロストリップラインのように、基板上に薄膜で形成された導体を除く意味であり、金属などの導体からなる線材や断面が円形もしくは角形の棒状導体などの他、帯状導体などを含む意味である。また、給電ピンの一端側に「接続され」とは、異なる導体が溶接または接着剤などにより電気的に接続される場合や、同じ材料で一体に折り曲げて形成される場合も含む意味である。さらに、「フリーの状態」とは、アンテナが基板表面などに固着して形成されるものを除く意味で、独立して形成されたアンテナと地板との間に支持部材が介在されたものや、その支持部材と少なくともアンテナの一部が接着剤などにより接着される場合も含む意味である。
【0011】
この構造にすることにより、アンテナと地板との間に損失を生じやすい誘電率の大きな誘電体が存在しないため、アンテナの損失が小さく、放射効率を向上させることができる。しかも、アンテナのエレメントがフリーの状態で保持されているため、たとえばアンテナの指向特性を最適化したい場合に、ジグザグ状のエレメントを引き伸ばしたり、縮めることにより、ジグザグ状エレメントのピッチを自由に変更することができ、所望の指向特性を自由に設定することができる。
【0012】
前記アンテナと前記地板との間に、誘電体材料からなり、該アンテナの一部のみと接触する支持部材が介在されることにより、フリーな状態のエレメントを保持することができ、振動などが加わっても、アンテナが振動して受信信号にノイズが入ることを防止することができながら、アンテナを支持する誘電体部分はアンテナの一部と接触するだけであるため、誘電体による損失を非常に小さく抑えることができ、アンテナ性能を低下させることなく、振動に対する安定性を得ることができる。
【0013】
前記アンテナと前記地板との間の少なくとも一部に比誘電率が5以下さらに好ましくは比誘電率が2以下の、たとえば発泡スチロールのような非常に低損失の誘電体材料からなる支持部材が介在されることにより、誘電体による損失を殆ど生じさせないため、アンテナを広い範囲に亘って、保持してもアンテナ性能を低下させることがなくなる。発泡スチロールなどは、熱的耐久性がないが、この表面に導電体膜などを被着するものではないため、その必要はなく、軽いアンテナを保持することができればよいため、充分にその機能を発揮し、しかも誘電損失を生じさせることがない。
【0014】
前記アンテナは、ジグザグ形状に折り返されるほぼ1/2波長の長さのエレメント群と前記給電ピンとの間に、ほぼ1/4波長の長さの接続エレメントが接続される構造にすることができる。
【0015】
さらに、前記アンテナは、ほぼ1/2波長の長さのエレメントがジグザグ形状に折り返され、隣接する2つのエレメントからなる1組の放射素子が複数組形成され、前記給電ピンとの間にほぼ1/4波長の長さの接続エレメントが接続される場合には、ほぼ1/2波長の長さの終端エレメントが前記アンテナ素子群の終端側に設けられることにより、接続エレメントからの放射によるビームパターン形状への影響を補正することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
つぎに、図面を参照しながら本発明の送受信モジュールについて説明をする。本発明による送受信モジュールは、図1にその一実施形態の構造説明図が上面図、側面図および動作の説明図としてそれぞれ示されるように、少なくとも一面に地板2が設けられ、内部に送受信回路が形成される筐体3の地板2からスルーホール2aを介して地板2と非接触で地板2上に給電ピン4が延出されている。その給電ピン4の先端にアンテナ1の一端側が電気的に接続され、アンテナ1の他端側はオープンとされている。アンテナ1は、線状、棒状、帯状などの導体からなる金属ワイヤからなり、地板1とほぼ平行にジグザグ形状に形成されると共に、そのジグザグ形状に折り返される1つのエレメント1aの長さが、送受信する信号のほぼ1/2波長(λ)の長さに形成されている。さらに、このアンテナ1は、地板2から一定間隔を介してジグザグ形状のエレメントがフリーの状態で設けられている(基板などに完全に固着された状態では設けられていない)ことに特徴がある。
【0017】
アンテナ1は、たとえば図1に示されるように、地板2のスルーホール2aから導出された給電ピン4の先端に給電ピン4と一体または給電ピン4に電気的に接続して金属ワイヤが地板2と平行になるようにジグザグ状に折り曲げられることにより形成されている。このジグザグ状に折り曲げる1つのエレメント1aは、送受信する信号のほぼλ/2(λは送受信する信号の波長)の長さになるように形成され、後述するように、隣接する2つのエレメントにより、1組の放射素子が形成されている。このジグザグ状のエレメント同士のなす角度θを大きくする、すなわちアンテナの開放端を引き伸ばす(ピッチpが大きくなる)ことにより、指向性が狭くなり、角度θを小さくすることにより、指向性が広くなる。
【0018】
後述する図4(a)に示されるように、ジグザグ状のエレメント1aの端部(折曲げ部)の一端側を結ぶ線上に給電ピン4の位置があれば、λ/2長のエレメント1a群のジグザグ部だけでよいが、図1に示される例では、給電ピン4の位置がジグザグ状エレメント1aの上下(両端の折曲げ部におけるそれぞれの折曲げ部を結ぶ線)の中心線上に形成されているため、給電ピン4とλ/2長のエレメント1aとが、前述の中心線とほぼ垂直方向に延びるλ/4長の接続エレメント1bを介して接続されている。後述するように、このλ/4長の接続エレメント1bが設けられることにより、この接続エレメント1bからの放射もあるため、ビーム形状が変形し、その補正のために、ジグザグ状エレメント1aの終端部に、λ/2長で、接続エレメント1bとほぼ平行に終端エレメント1cが形成されている。その結果、終端エレメント1cからも放射があり、接続エレメント1bからの放射と相俟ってビーム形状が補正される。
【0019】
本発明では、このアンテナ1が誘電体基板表面に被着された導電体膜のパターニングなどにより形成されたものではなく、一端が固定された片持ちのサスペンド状態であり、開放端側がフリーであるため、最初の試作段階では、エレメントのなす角度θ、すなわちジグザグのピッチpを自由に変更することができる。そして、最適な指向特性の得られた状態で、一定のピッチのアンテナ1として大量生産をすることができる。
【0020】
金属ワイヤとしては、導線のような細い線状のものでもよいし、たとえば0.5〜1mm程度の太さを有する棒状のものでもよいし、たとえば銅などからなる板材を所望のジグザグ形状になるように打ち抜いて形成したものでもよい。また、アンテナ1と地板2との距離hは、放射効率が最大になるように、種々変化させながら、放射インピーダンスを調整することにより、最適なインピーダンス状態に設定ることができる。このhは、たとえば24.15GHzの周波数帯に対して、0.5〜1.5mm程度になる。
【0021】
地板2は、導電性であればよく、何でも使用することができるが、たとえば筐体3をアルミニウム板などにより形成し、その1つの面を地板2として使用することができる。筐体3内には、送受信のための信号処理回路などが形成されており、その回路とアンテナ3とを接続する給電ピン4が導線などにより地板2に設けられたスルーホール2aから地板2上に延出され、前述のアンテナ2の一端に電気的に接続されている。この給電ピン4とアンテナ2とは、前述のように、同じ材料で一体に形成することもできる。なお、図1(b)において、5、6は送受信回路に接続された入力端子および出力端子をそれぞれ示している。
【0022】
つぎに、このアンテナの動作について説明をする。この構造のアンテナでは、一端より給電されたアンテナの輻射インピーダンスと自由空間インピーダンスとの比が大きいため、一端より給電しても他端へ極めて少ない減衰で伝搬するので、アンテナとしては共振型アンテナとなる。したがって、アンテナ2の各エレメント1aでは、その長さが前述のようにλ/2であるため、図1(c)に矢印で示されるような電流分布を示す。そして、各エレメントの中点C、すなわち開放端からλ/4、3λ/4、5λ/4・・・の点で電流ピークの点が生じ、それぞれの点におけるある瞬間の電流の向きが図1(c)の矢印で示されるような状態になっている。したがって、隣接する2つのエレメントの電流を合成すれば、図1(c)の左右方向成分は互いに打ち消し合って、垂直方向の成分のみが残り、図1(d)に示されるように、垂直方向の電流ベクトルI0となる。すなわち、隣接する2つのエレメント1aにより、1組の放射素子を形成している。
【0023】
その結果、このアンテナは、電流値をもったN個(図1では2個)のダイポールを相互に平行に一定間隔で配列したものと等価で、ダイポールアンテナとして動作する。なお、図1(a)〜(d)において、前述のように、ジグザグ状のλ/2長のエレメント1aと給電ピン4との接続がλ/4長の接続エレメント1bを介して行われているため、この部分による放射があり、この放射によるビーム形状の補正を行うため、図1(a)および(c)に示されるように、ジグザグ状アンテナの終端部にλ/2長の終端エレメント1cが放射器として設けられており、ビームの形が補正されている。そのため、図1(d)に示されるように、ダイポールアンテナの両端にも両端電流I0が生じている。
【0024】
本発明による送受信モジュールによれば、送受信回路が形成された筐体の一面に設けられた地板の表面側に、一定間隔の空隙または後述する誘電率の小さい支持部材を介してアンテナがジグザグ形状に形成され、その一端が地板のスルーホールから導出された給電ピンと電気的に接続され、他端が開放端とされたサスペンド構造になっている。その結果、アンテナ自身は誘電体基板上に成膜して形成されるものではなく、空気または非常に誘電率の小さい発泡スチロールのような材料と接しているため、誘電体によるロスが殆ど生じない。その結果、非常に損失が小さく、放射効率が向上する。
【0025】
さらに、本発明の送受信モジュールによれば、アンテナの他端側は開放端となり、完全にフリーにすることができる。その結果、開放端を伸ばしたり縮めることにより、隣接するエレメント1aのなす角度θを変えることができる。このθをたとえば小さくすると、ジグザグ形状のエレメントのピッチp、すなわち図1(d)の等価回路に示されるダイポールアンテナの間隔pが狭くなることを意味し、アンテナの指向特性が広くなる。逆に、θを大きくすると、指向特性が狭くなり、所望のアンテナ特性に応じて、このジグザグ形状の隣接するエレメント間の角度を調整することができる。
【0026】
前述の例では、アンテナの開放端を完全にフリーにした片持ち構造で形成したが、このような片持ち構造では、振動を受けるような環境で使用する場合には、その振動で、アンテナ自身が振動し、その振動がノイズとして送受信信号に混入する場合がある。そのような影響を防止するため、たとえば図2または3に示されるように、アンテナ1の一部と地板2との間に支持部材7を介在させることにより、アンテナ1自身の振動を防止することができる。図2は、たとえば各エレメント中心部を結ぶようにアンテナの横方向に延びる支持部材7を介在させた例であり、図3に示される例は、アンテナ1の開放端側のみに支持部材7を介在させた例である。なお、このような支持部材7は、直接挟み込むだけでもアンテナ1のスプリング性により挟み込まれて固定されるが、たとえば接着剤などにより地板2側に接着してもよく、さらにアンテナ1と地板2との両方に接着してもよい。要は、使用状況における振動に対して、アンテナが振動の影響を受ないように支持されればよい。
【0027】
このように、アンテナ1の一部のみに誘電体部材からなる支持部材7が介在されることにより、アンテナ1の振動を非常に有効に防止することができながら、アンテナ1の誘電体材料による損失は、非常に僅かですみ、従来のアンテナの全体が誘電体基板上に形成される場合に比べて、遥かに損失が小さく、放射特性が向上する。なお、支持部材7を設ける場所が、アンテナエレメントの電圧の小さい場所、たとえば図1のC点であれば、より損失が小さくなり好ましい。
【0028】
さらに、支持部材7として、たとえば発泡スチロールの如く比誘電率の小さい材料(1.2〜1.5程度)のような比誘電率が5以下、好ましくは比誘電率が2以下、さらに好ましくは比誘電率が1.5以下の誘電率の非常に小さいものが好ましいが、1.5以下、さらに好ましくは1.2以下のものを使用すれば、空気層と余り変らず、アンテナのほぼ全体を支持するように支持部材を設けることができる。もちろんこのような誘電率の非常に小さい支持部材により、部分的にアンテナを支持すれば空気層を介して設けられたアンテナと殆ど同じ性能が得られながら、振動に対する影響もなくさらに好ましい。
【0029】
さらに、前述の例では、ジグザグ状のエレメント1aのほぼ中心線上で給電ピン4と接続される構造であるため、λ/4長の接続エレメント1bを介してジグザグ状のエレメント1aが給電ピン4と接続されていたが、たとえば図4(a)に示されるように、ジグザグ状のエレメント1aの同じ側の折曲げ部を結ぶ線上で給電ピン4と接続する構造にすれば、接続エレメントおよび終端エレメントがなくても、図1に示される構造と同様で、図5に示されるようなビームパターンが得られる。なお、図5においてAは前述の2つのエレメントからなる1組の放射素子を、Bは筐体からなる地板をそれぞれ示す。
【0030】
さらに、図4(b)に示されるように、接続ピン4をジグザグ状エレメント1aの中心線上に給電ピン4が位置するようにしながら、接続エレメント1bをその中心線と垂直方向に延出しないで、λ/2長のエレメント1aと同程度の角度でジグザグ状に形成したλ/4長の接続エレメント1bとしても、エレメント全体を給電ピン4の位置を中心として適当な角度回転させることにより、図1に示される構造と同様の図5に示されるビームパターンが得られる。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、非常に簡易な構成で、損失の小さい放射効率の優れたアンテナ付き送受信モジュールを得ることができる。その結果、たとえばセンサなどに使用するドップラーモジュールなど、出力が小さく、安価であることが要求される送受信モジュールでも、非常に高性能な送受信モジュールとして利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による送受信モジュールの一実施形態を示す説明図である。
【図2】図1に示される送受信モジュールにアンテナを支持する支持部材が設けられた例の説明図である。
【図3】図1に示される送受信モジュールにアンテナを支持する支持部材が設けられた例の説明図である。
【図4】図1のアンテナ形状を変更した例を示す説明図である。
【図5】本発明により得られるビームパターンを示す図であ。
【符号の説明】
1 アンテナ
1a λ/2長のジグザグ状エレメント
1b λ/4長の接続エレメント
1c λ/2長の終端エレメント
2 地板
3 筐体
4 給電ピン
7 支持部材
Claims (5)
- 少なくとも一面に地板が設けられ、内部に送受信回路が形成される筐体と、該筐体の前記地板からスルーホールを介して該地板と非接触で該地板上に延出される給電ピンと、該給電ピンの先端に一端側が電気的に接続され、他端側がオープンとされた金属ワイヤからなり、前記地板とほぼ平行にジグザグ形状に形成されると共に、該ジグザグ形状に折り返される1つのエレメントの長さが、送受信する信号のほぼ1/2波長の長さに形成されるアンテナとからなり、該アンテナが前記地板から一定間隔を介してジグザグ形状のエレメントがフリーの状態で設けられてなる送受信モジュール。
- 前記アンテナと前記地板との間に、誘電体材料からなり、該アンテナの一部のみと接触する支持部材が介在されてなる請求項1記載の送受信モジュール。
- 前記アンテナと前記地板との間の少なくとも一部に比誘電率が5以下の低損失の誘電体材料からなる支持部材が介在されてなる請求項1または2記載の送受信モジュール。
- 前記アンテナは、ジグザグ形状に折り返されるほぼ1/2波長の長さのエレメント群と前記給電ピンとの間に、ほぼ1/4波長の長さの接続エレメントが接続されてなる請求項1ないし3のいずれか1項記載の送受信モジュール。
- 前記アンテナは、ほぼ1/2波長の長さのエレメントがジグザグ形状に折り返され、隣接する2つのエレメントからなる1組の放射素子が複数組形成され、前記給電ピンとの間にほぼ1/4波長の長さの接続エレメントが接続される場合には、ほぼ1/2波長の長さの終端エレメントが前記アンテナ素子群の終端側に設けられてなる請求項1ないし4のいずれか1項記載の送受信モジュール。
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