JP2004081824A

JP2004081824A - Rice cooker

Info

Publication number: JP2004081824A
Application number: JP2003147580A
Authority: JP
Inventors: Risuke Shimozawa; 下澤　理如; Takeshi Naito; 内藤　毅; Kazuyoshi Aoto; 青戸　一義; Isamu Yamazaki; 山崎　勇; Akio Hokimoto; 保木本　明雄; Daisuke Ikemoto; 池本　大輔; Masami Fukumoto; 福本　正美
Original assignee: Tokyo Sanyo Electric Co Ltd; Tottori Sanyo Electric Co Ltd; Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Tokyo Sanyo Electric Co Ltd; Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 2002-06-24
Filing date: 2003-05-26
Publication date: 2004-03-18
Anticipated expiration: 2023-05-26
Also published as: JP3986467B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a rice cooker for uniformly cooking rice, and making the top face of boiled rice flat to produce a visually delicious taste effect. <P>SOLUTION: This rice cooker includes: a pot 2 storing material to be cooked containing water and rice; a heating means 4 heating the material to be cooked in the pot 2; a lid 5 covering an opening part of the pot 2; a pressure valve 14 having an opening and closing mechanism 18 for communicating or intercepting the inside of the pot 2 with or from the outside air so that the pressure in the pot 2 is substantially determined constant pressure; and a control means 20 for controlling the heating value of the heating means 4 and controlling the opening operation of the pressure valve 14 by a pressure valve opening mechanism 18. The control means 20 opens the pressure valve by the pressure valve opening mechanism in the process of keeping boiling in which the material to be cooked in the pot reaches a boiling temperature by heating to change the pressure in the pot in the process of boiling, whereby rice is violently stirred (danced) to be mixed by a violent boiling phenomenon (bumping). <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は鍋内を加圧状態にして炊飯を行うことにより、短時間で美味しい御飯を炊き上げるようにした圧力式炊飯器に関する。
【０００２】
【従来の技術】
圧力式炊飯器を用いた炊飯では、鍋内で米に水を吸水させる吸水工程、吸水後にフルパワーで急速に昇温加熱して沸騰状態に至らせる立上加熱工程、加圧された鍋内で沸騰状態を保って米を炊き続ける沸騰維持工程、沸騰維持工程終了後に米をむらすむらし工程の各工程を経て炊飯を終了するのが一般的である。
【０００３】
圧力式炊飯器による炊飯の大きな特長は、炊飯時、特に沸騰開始前や沸騰中に鍋内の圧力を高くし、加熱と圧力の相乗効果によって水を米粒内に短時間で浸透させるようにして炊飯時間を短縮し、結果として軟らかい御飯を炊き上げるところにある。この種の圧力式炊飯器については、例えば、特許文献１、２に開示されている。
【０００４】
【特許文献１】
特開平６−２２７１０号公報
【特許文献２】
特開２００１−１３７１１３号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
最近の炊飯器は、水と米を入れた鍋を加熱する誘導加熱コイルによる渦電流で発熱させて加熱する所謂ＩＨ炊飯器なるものが主流となっているが、鍋自体が発熱する構造であるため、鍋の内側壁に近い領域にある米は十分に加熱されるものの、内側壁から離れた鍋の中央部から中央上部にある米は加熱不足となり、炊きムラが生じやすい構造になっていた。
【０００６】
また、このような炊飯器による炊き上がり状態を見ると、鍋の中央部や上部の中心部（炊き上がった御飯上面の中心部）辺りに存在する米は加熱不足のため、内側壁付近の米ほどには膨れておらず、蓋体を開けた時に見られる御飯上面の形状が平坦面ではなく、上部中心部が低くて上部周辺（鍋の内側壁付近）が高くなった皿形状となり、視覚的美味効果に欠けていた。
さらには、上部中心部の加熱不足となっている御飯は、芯が残っていて美味しさに欠けていた。
【０００７】
一方、ＩＨ炊飯器とは異なる方式であって、古くから商品化されているヒータを内装した熱板を鍋の底に密着する熱板式の炊飯器は、ヒータによって鍋底全体を加熱するものであるが、鍋底部の集中的な加熱により鍋内に炊きムラを生じ、炊き上がったときの御飯上面が山形となり、全体が均一に炊き上がらない。
【０００８】
そこで本発明は、御飯をムラなく炊き上げることができるとともに、炊き上がり後の御飯の上面が平坦になるようにして視覚的な美味効果を奏することができる炊飯器を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた本発明の炊飯器は、水と米とを含む被炊飯物を収容する鍋と、鍋内の被炊飯物を加熱する加熱手段と、鍋の開口部を塞ぐ蓋体と、鍋内の圧力を略一定の所定の圧力とするように鍋内と外気とを連通或は遮断する開閉機構を有する圧力弁と、圧力弁に付設され圧力弁を強制的に開状態にするための圧力弁開放機構と、加熱手段の加熱量を制御するとともに圧力弁開放機構による圧力弁の開作動の制御を行う制御手段とを備え、制御手段は、加熱により鍋内の被炊飯物が沸騰温度に達した沸騰維持工程中に圧力弁を圧力弁開放機構により開作動させて沸騰中の鍋内の圧力を変更するように制御するようにしている。
【００１０】
これによれば、鍋に水と米とを含む被炊飯物を入れて蓋を閉じ、炊飯を開始すると、加熱手段による加熱制御を開始する。米に吸水させるための吸水時間を経てから（吸水工程）、被炊飯物が沸騰状態になるように急速に昇温加熱し（立上加熱工程）、やがて鍋内が沸騰状態になると圧力弁の開閉機構は鍋内の圧力が加圧状態で略一定となるように開閉動作を行うようになる（沸騰維持工程）。鍋内が沸騰状態になると、制御手段は圧力弁開放機構により圧力弁を強制的に開作動させる動作を行う。
【００１１】
この動作により鍋内の圧力が急激に変化する際に、鍋内では圧力降下に伴う激しい沸騰現象（突沸）が発生することになり、この沸騰現象により発生した泡により水や米粒が激しく攪拌されることとなり、鍋中央部にあった米粒と鍋の内側壁付近にあった米粒とがかき混ぜられることになる。
このような攪拌作用により米粒に対する加熱が全体的に平均化される結果、炊きムラが解消し、炊き上がり後の御飯上面の形状を平坦にすることができる。
【００１２】
制御手段は、沸騰維持工程に移行する前の立上加熱工程時には、加熱手段により全加熱状態（フルパワー）で加熱するとともに、圧力弁を圧力弁開放機構によって開作動しないように制御するのが望ましい。
これにより、所定の加圧状態で立上加熱工程が進行することとなるので、短時間で米粒内により多くの水を浸透させることができる。
【００１３】
制御手段は、立上加熱工程から沸騰維持工程に移行するとすぐに圧力弁を圧力弁開放機構により開作動させる制御を行うのが望ましい。
沸騰維持工程に入った直後は鍋内の残水量が多く、残水量が多いほど米粒が鍋内で攪拌されやすく移動しやすい。そのため、残水量が多い沸騰維持工程初期に圧力弁開放機構により圧力弁の開閉機構を強制的に開作動させることにより、米粒をより激しく攪拌させることができる。
【００１４】
また、上記課題を解決するためになされた他の発明は、水と米とを含む被炊飯物を収容する鍋と、鍋内の被炊飯物を加熱する加熱手段と、鍋の開口部を塞ぐ蓋体と、鍋内の圧力を略一定とするように鍋内と外気とを連通或は遮断する開閉機構を有する圧力弁と、圧力弁に付設され圧力弁を強制的に開状態にするための圧力弁開放機構と、加熱手段の加熱量を制御するとともに圧力弁開放機構による圧力弁の開作動の制御を行う制御手段と、白米・標準（ふつう）炊飯コース、玄米・標準（ふつう）炊飯コースを含む炊飯内容の種別を分類する炊飯コース群から炊飯コースを選択する選択手段とを備え、制御手段は、白米・標準（ふつう）炊飯コースを実行する場合には鍋内の被炊飯物が沸騰温度に達した沸騰維持工程中に圧力弁を圧力弁開放機構により少なくとも１回開作動させて沸騰中の鍋内の圧力を変更する制御を行い、玄米・標準（ふつう）炊飯コースを実行する場合には沸騰維持工程中に圧力弁を圧力弁開放機構により開作動させないで鍋内を略一定の加圧状態に維持する制御を行うようにしている。
【００１５】
この発明によれば、選択手段により白米・標準（ふつう）炊飯コースと玄米・標準（ふつう）炊飯コースを含む炊飯コース群のなかから炊飯内容に応じて所望の炊飯コースを選択する。選択された炊飯コースが白米・標準（ふつう）炊飯コースの場合には、沸騰温度に達した沸騰維持工程中に圧力弁を圧力弁開放機構により少なくとも１回開作動させて沸騰中の鍋内の圧力を低下させる制御を行い、玄米・標準炊飯コースを実行する場合には沸騰維持工程中に圧力弁開放機構を開作動させないで鍋内を略一定の加圧状態に維持する制御を行う。
これにより、白米・標準（ふつう）炊飯コースが選択された場合は、沸騰維持工程中にかき混ぜ効果（攪拌）によって鍋中央部にある米の部分的な加熱不足を解消することができる。一方、玄米・標準（ふつう）炊飯コースの場合は、むしろ、沸騰維持工程中で圧力をかけることにより、水分が浸透しにくい玄米内に水分を吸収させて炊き上げることができる。このようにして炊飯内容に応じて適切な炊飯工程を行うことができる。
【００１６】
制御手段は白米・標準（ふつう）炊飯コースを実行する場合の沸騰維持工程中における圧力弁の圧力弁開放機構による開作動の回数を炊飯量が多い場合に少なく、炊飯量が少ない場合に多くなるように設定するのが望ましい。
炊飯量が多い場合には、鍋内の水位が高くなって炊飯物に含まれる米が蓋体に接近するため、開閉回数を多くすれば圧力弁の開閉機構を介しておねばや米粒が飛び出しやすくなることから、これを防止するため炊飯量が多い場合は開閉回数を少なくし、炊飯量が少ない場合は多くする。
【００１７】
玄米・標準（ふつう）炊飯コースを実行する場合には、制御手段は、沸騰維持工程に移行する前の立上加熱工程時には、加熱手段により全加熱状態で加熱するとともに、圧力弁を圧力弁開放機構によって開作動しないように制御することが望ましい。
立上加熱工程で圧力をかけることにより、最も加熱量が多い時に水分を吸収させやすくする。これにより水分が浸透しにくい玄米についても短時間で水分を吸収させて炊き上げることができる。
【００１８】
制御手段は、沸騰維持工程後のむらし工程の際に、少なくともむらし工程の後半には圧力弁を圧力弁開放機構により開作動させて、むらし工程終了時に鍋内が大気圧となるように制御するのが望ましい。
これにより、米粒表面についた不要な水分などを除去しながらむらすことで、米をおいしく炊き上げることができ、さらには蓋体の開放時には鍋内が大気圧と同じになっており、蓋体の開閉が容易になる。
【００１９】
また、上記課題を解決するためになされた他の発明は、水と米とを含む被炊飯物を収容する鍋と、鍋内の被炊飯物を加熱する加熱手段と、鍋の開口部を塞ぐ蓋体と、鍋内の圧力を略一定とするように鍋内と外気とを連通或は遮断する開閉機構を有する圧力弁と、圧力弁に付設され圧力弁を強制的に開状態にするための圧力弁開放機構と、加熱手段の加熱量を制御するとともに圧力弁開放機構による圧力弁の開作動の制御を行う制御手段と、炊き上げ状態における米粒内への水分の浸透度合を抑えた炊飯を行う白米・応用（すしめし）炊飯コースを含む炊飯内容の種別を分類する炊飯コース群から炊飯コースを選択する選択手段とを備え、制御手段は、白米・応用（すしめし）炊飯コースを実行する場合には、沸騰維持工程に移行する前の立上加熱工程から、鍋内の被炊飯物が沸騰温度に達した沸騰維持工程を経て、沸騰維持工程後のむらし工程に至るまでの一連の工程中に、圧力弁開放機構により圧力弁を常に開作動させる制御を行うようにする。
これにより、白米・応用（すしめし）炊飯コースが選択された場合は、立上加熱工程からむらし工程まで強制的に圧力弁開放機構により圧力弁を開作動させているので加圧されずに炊飯が進むことから、米粒内への必要以上の吸水を抑えた炊飯を行うことができ、炊き上がり後にはすしめしやピラフ用に適した御飯を得ることができる。
【００２０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る炊飯器について説明する。
図１は本発明の実施の形態に係る炊飯器による炊飯工程の概要を示すフローチャート（「玄米・ふつう炊飯コース」「白米・ふつう炊飯コース」「白米・すしめし炊飯コース」の３つの炊飯コースが選択できるフロー）、図２は同炊飯器の一部断面図（蓋体と圧力弁と圧力弁開放機構の部分断面図を示す）、図３は図２の部分拡大断面図（圧力弁と圧力弁開放機構の部分拡大図を示す）、図４は図１に示すフローチャートの「玄米・ふつう炊飯コース」のさらに詳細なフローチャート、図５は図４に示すフローチャートに続くフローチャート、図６は図１に示すフローチャートの「白米・ふつう炊飯コース」のさらに詳細なフローチャート、図７は図６に示すフローチャートに続くフローチャート、図８は図１に示すフローチャートの「白米・応用（すしめし）炊飯コース」のさらに詳細なフローチャート、図９は図８に示すフローチャートに続くフローチャート、図１０は「玄米・ふつう炊飯コース」の特性図、図１１は「白米・ふつう炊飯コース」の特性図、図１２は「白米・応用（すしめし）炊飯コース」の特性図である。
【００２１】
図２、図３において（１）は炊飯器本体、（２）は水と米を収容するアルミニウムとステンレスのクラッド材よりなる鍋、（３）は鍋（２）を収納するケースで、外側壁には外底壁と共に誘導コイルによる加熱手段（４）（外底壁は図示せず）を取り付けている。
【００２２】
（５）は鍋（２）の開口部（６）を覆う開閉自在の蓋体で、下側に設けた着脱自在な内蓋（７）とその上方に設けた外蓋（８）とから構成される。
【００２３】
内蓋（７）には、弁孔（９）を有する弁座（１０）と、弁座（１０）の上に自重により弁孔（９）を塞ぐように載置される金属性のボール（１１）と、ボール（１１）を覆うカバー（１２）とからなる圧力弁（１４）を備えている。この圧力弁（１４）は、鍋（２）内の圧力とボール（１１）の自重とのバランスによって、ボール（１１）が弁孔（９）上に載置されたり離れたりすることになる。そのため、ボール（１１）の自重によって弁孔（９）を塞いだ状態であるか否かによって弁孔（９）が開閉することになる。
したがって、圧力弁（１４）の開閉機構（１８）は、弁孔（９）、弁座（１０）、ボール（１１）、及びカバー（１２）により形成されている。
【００２４】
また、鍋（２）内が異常に加圧された時（例えば炊飯中に圧力弁（１４）が故障して開かないとき）に開放して鍋内の圧力を逃がす安全弁（１３）を備えている。
【００２５】
外蓋（８）内の圧力弁（１４）にはプランジャ（１７）が取り付けられている。このプランジャ（１７）は、制御手段（２０）により制御される。すなわち、プランジャ（１７）は、制御手段（２０）からの出力を受けていない通常状態の時には、ロッド（１７ａ）がシリンダ（１７ｂ）から突出して弁孔（９）上のボール（１１）を弁孔（９）の横方向に押し、弁孔（９）を強制的に開放する。また、プランジャ（１７）は、制御手段（２０）の出力を受けた時にはロッド（１７ａ）がシリンダ（１７ｂ）内に没入する。このときボール（１１）は、自重により弁孔（９）上に戻り、弁孔（９）を閉塞する。
このようにしてプランジャ（１７）は、圧力弁開放機構として動作し、圧力弁と圧力弁開放機構とは炊飯工程中に加圧された鍋内の圧力を強制的に降下させるための圧力変更手段として用いられる。
【００２６】
また、外蓋（８）には弁孔（９）を介して鍋（２）内と大気とを連通し、鍋（２）内の圧力や蒸気を大気中に逃がす蒸気口（１５）を有している。
【００２７】
また、炊飯器本体（１）は、炊飯コースを選択するための選択手段（１６）を備えている。
また、制御手段（２０）は、周知のようにＣＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭなどで構成されたハードウェアと、後述するフローチャートの内容を実行するためのソフトウェアとにより構成される。
【００２８】
なお、図示しないが鍋底には鍋底温度を検出するための温度センサー、蓋体（８）には適切な位置に蒸気温度を検出する蒸気センサーが取り付けられており、温度情報が制御手段（２０）に送られるように構成されている。
また、図示しないが制御手段（２０）は、各種タイマーとして機能する時計を内蔵しており、炊飯工程で必要とする各種の経過時間をモニタしている。
【００２９】
次に、本発明の実施の形態に係る炊飯器の機能について、図１に示すフローチャートに基づき説明する。始めに、本実施の形態に係る炊飯器の基本的な機能について述べる。この炊飯器には、図１に示すように、基本的には次の３つの炊飯コースが備えられている。この３つの炊飯コースは、「玄米・標準（ふつう）炊飯コースＡ」と、「白米・標準（ふつう）炊飯コースＢ」と、「白米・応用（すしめし）炊飯コースＣ」であって、使用者はこれら３つの炊飯コースのうちの一つを、選択手段（１６）により適宜選択することができる。
【００３０】
各炊飯コースＡ、Ｂ、Ｃは、基本的に糊化温度以下（例えば５５度）で吸水させる吸水工程と、水と米とを全加熱（フルパワー）で加熱する立上加熱工程と、沸騰状態を保つ沸騰維持工程と、沸騰維持終了後に行うむらし工程１（むらし前半）と、むらし工程１の終了後に行う追炊き工程と、むらしの仕上げを行うむらし工程２（むらし後半）の各工程を順次実行する。
【００３１】
一般に、玄米は糠を取り除いていないために吸水度合が低い。これに対し、白米は糠部分が少なく吸水性がよい。そのため玄米を炊飯するときは、白米を標準的に（白御飯としてふつうに）炊飯するときよりも水を吸収しやすくする必要がある。
よって、玄米の炊飯では、白米の炊飯に比べて炊飯開始初期からできるだけ鍋内の圧力を高い状態を継続するようにして炊飯することを基本としている。
【００３２】
一方、白米を標準的に炊飯するのではなく、すしめしやピラフ用に炊飯するときは、炊き上がり後の米粒の周囲に付着する水分を少なくする必要がある。このため、すしめし、ピラフ用に白米を炊飯するときには、白米の吸水量を少なくするのが好ましく、そのため沸騰時の鍋内の圧力を低くする必要がある。
即ち、すしめしに使用する白米の状態は、パラパラに近い方が握りやすい。また、ピラフに使用する白米の米粒の状態は、パラパラに近い方がしゃもじによる具と米粒とのかき混ぜがしやすくなる。
また、おかゆに使用する白米の場合は、白米が糊状になるのを防止するため、浸透する水が過剰にならないようにする必要がある。
よって、すしめしやピラフ、おかゆに代表される炊飯は、米の吸水量を抑えるために、炊飯開始初期から鍋内の圧力を高めることなく炊飯することを基本としている。
【００３３】
前述した３つの炊飯コースは、以上のことを実施するものであり、以下に各炊飯コースを具体的に説明する。図１に示すように、先ず、所定量の水と米を収容した鍋（２）をケース（３）内に収納し蓋体（５）を閉める。つづいて、選択手段（１６）により炊飯コースを選択する（Ｓ１）。炊飯コースを選択すると（Ｓ２）、ケースの外底壁と外側壁を加熱する加熱手段（４）（コイル）に高周波電流が印加され、鍋との間に渦電流が流れて鍋が発熱し水と米とが加熱される。
【００３４】
ここでは選択手段（１６）によって「玄米・標準（ふつう）炊飯コースＡ」が選択された場合について説明する（Ｓ３）。図１のＡ、図４及び図５のフローチャート、並びに図１０の特性図に示すとおり、加熱手段（４）により加熱を開始し（Ｓ４）、同時に圧力弁（１４）を開作動のまま（プランジャ（１７）はノーマル状態でロッドが突出し、ボール（１１）を弁孔（９）上から移動させた開作動状態になっている（Ｓ５））で吸水工程を実行する（Ｓ６）。
【００３５】
吸水工程の実行に伴い、吸水タイマー（図示せず）が吸水時間（Ｔ１＝３０分）の計時を開始し（Ｓ７）、同時に温度センサー（図示せず）により鍋底温度（Ｋ１）を測温する（Ｓ８）。この炊飯コースでは、水を吸水しにくい玄米を炊飯するので、吸水時間は白米の炊飯よりも長めに設定する必要があり、あらかじめ実験的に吸水時間を最適化することにより３０分としている。
【００３６】
やがて、鍋底温度（Ｋ１）が５５度（℃）に達した時（Ｓ９）には制御手段（１７）により加熱量を制御し（Ｓ１０）、予め設定された吸水時間（Ｔ１）の計時を継続する。鍋底温度５５度は、できるだけ短時間に吸水を行うために最適化した温度である。
【００３７】
吸水時間が３０分になると（Ｓ１１）、加熱手段（４）を全加熱量で加熱する（フルパワー加熱）と同時に、プランジャ（１７）を操作してロッド（１７ａ）をシリンダ（１７ｂ）に引き込み、ボール（１１）を弁孔（９）の上に戻した状態でボール（１１）の自重によって弁孔（９）を塞ぎ、鍋内圧力を高める（ボールの重さに応じて鍋内圧力が定まる）（Ｓ１２）〜（Ｓ１３）（立上加熱工程）。
このように、フルパワーで加熱するとともに鍋内を加圧状態にすることにより、短時間で米粒内により多くの水を浸透させることができる。
【００３８】
ボール（１１）により弁孔（９）が塞がれ、かつ、加熱手段（４）がフルパワーで加熱されているときの蒸気温度（Ｋ２）を蒸気センサー（図示せず）により測温し（Ｓ１４）、この温度が７５度に達するのを測温する。
蒸気センサーによる測定温度７５度は、現在蒸気センサーが取り付けられている位置において、ボール（１１）による加圧条件下で沸騰が始まると判断されるときの蒸気の温度である。
【００３９】
蒸気温度が７５度に達すると（Ｓ１５）、沸騰状態が維持されるよう加熱量が制御される（Ｓ１６）（沸騰維持工程）。この沸騰維持工程においては、プランジャ（１７）が開作動しないように制御され、圧力弁（１４）はボール（１１）の自重と鍋内圧力とのバランスによって略一定の加圧状態が維持されるように小刻みな開閉動作を繰り返す。この間に十分圧力をかけて玄米内に水分を吸収させることができる。なお、沸騰状態のときは鍋内が加圧状態になっていることにより、沸騰温度が１００度より高い１０５度になっている。
【００４０】
その後は鍋底温度（Ｋ３）が１３０度に達するのを測温する（Ｓ１７）。鍋底温度１３０度は、沸騰中の鍋内の水がなくなり、強制ドライアップが行われ、やがてドライアップが終了したと判断される温度である。
【００４１】
鍋底温度（Ｋ３）が１３０度に達する（Ｓ１８）と、加熱を停止し（Ｓ１９）、むらし工程１に移行すると共に、むらし時間（Ｔ２＝４分）の計時を開始し、４分を計時するまではプランジャ（１７）による圧力弁（１４）の開作動は行わないようにして、圧力弁（１４）を「閉」状態にする（Ｓ２０）。なお、むらし時間や後述する追い炊き時間についてもあらかじめ実験的に求めた最適時間を用いる。
【００４２】
４分を計時すると（Ｓ２１）、プランジャ（１７）による圧力弁（１４）の開作動を行う（Ｓ２２）。そして、再度加熱手段による加熱を行い、追炊き工程に移行すると共に、再加熱時間（Ｔ３＝３分）の計時を開始する（Ｓ２３）。再加熱中は、弁孔（９）を開放して鍋内の蒸気を弁孔（９）から蒸気口（１５）を介して大気に逃がす（Ｓ２３）。これにより、米粒表面についた不要な水分などを除去しながらむらすことで、米をおいしく炊き上げることができ、さらには蓋体の開放時には鍋内が大気圧と同じになり、蓋体の開閉が容易になる。
【００４３】
再加熱時間（Ｔ３）が３分の計時を終了すると（Ｓ２４）、むらし工程２に移行すると共に、むらし時間（Ｔ４＝６分）の計時を開始し（Ｓ２５）、６分の計時が終了すると（Ｓ２６）、炊飯を終了して（Ｓ２７）、保温工程に移行する（Ｓ２８）。
【００４４】
次に選択手段（１６）によって「白米・標準（ふつう）炊飯コースＢ」が選択された場合（白米から白御飯をふつうに炊飯する場合）について説明する。図１のＢ、図６及び図７のフローチャート、並びに図１１の特性図に示すとおり、このコースが選択されると（Ｓ２９）、加熱手段（４）により加熱を開始し（Ｓ３０）、同時にプランジャ（１７）により圧力弁（１４）を強制的に開作動させて（Ｓ３１）、吸水工程を実行する（Ｓ３２）。
以下のフローにおいて計測される時間や温度の設定は、特に説明しないものについては「玄米・標準（ふつう）炊飯コースＢ」の場合と同様である。
【００４５】
吸水タイマーが吸水時間（Ｔ１＝１５分）の計時を開始し（Ｓ３３）、同時に温度センサーにより鍋底温度（Ｋ１）を測温する（Ｓ３４）。
白米の場合は、玄米に比べて吸水性がよいので、吸水時間は玄米の場合より短い１５分に設定されている。
【００４６】
鍋底温度（Ｋ１）が５５度に達すると（Ｓ３５）、加熱量を制御して予め設定された吸水時間（Ｔ１）の計時を継続する（Ｓ３６）。
【００４７】
吸水時間（Ｔ１）が１５分に達すると（Ｓ３７）、全加熱量（フルパワー）で加熱し（Ｓ３８）（立上加熱工程）、同時にプランジャ（１７）を操作してロッド（１７ａ）をシリンダ（１７ｂ）内に引き込み、ボール（１１）を自重により弁孔（９）に載置させて弁孔（９）を塞ぎ、鍋内圧力を高める（Ｓ３９）。
【００４８】
蒸気温度（Ｋ２）を蒸気センサー（図示せず）により測温する（Ｓ４０）。やがて蒸気温度（Ｋ２）が７５度になったことを検出すると（Ｓ４１）、沸騰維持工程に移行する（Ｓ４２）。
【００４９】
沸騰維持工程において、プランジャ（１７）による圧力弁（１４）の開作動によって間欠的に圧力を変更する操作を複数回行う（Ｓ４３）。すなわち、圧力弁（１４）を強制的に複数回開作動し、加圧された鍋内と大気とを連通・遮断させて鍋内の圧力を一気に低下させることを繰り返す（この場合、開閉回数を複数にして攪拌効果を増大する方が好ましい）。鍋内圧力が大きく低下するごとに、突沸現象が生じて鍋内に泡が発生し、水と米とが攪拌され、中央側にあった米粒が鍋内の側方にも移動し、結果として米粒全体に十分な熱が加わることになる。
【００５０】
このときの鍋内の圧力変動は図１１に示されている。沸騰維持工程に移行するとすぐに最初の圧力変更操作を実行する。これは、沸騰維持工程に入った直後は鍋内の残水量が多く、残水量が多いほど米粒が鍋内で攪拌されやすく移動しやすいからである。時間が経過するにつれて残水量が減少するので、残水量が多い沸騰維持工程初期に、プランジャ（１７）により圧力弁（１４）を強制的に開作動させることにより、米粒をより激しく攪拌させることができる。
なお、沸騰維持工程の後半は鍋内の残水量が減少しているので、米が移動しにくくなっていることから、突沸現象を発生させても大きな攪拌効果を得ることが困難である。
【００５１】
このように、圧力弁（１４）を数回開閉させて加熱不足の領域にある米粒を攪拌することにより、加熱状態を平均化することができるので、最終的には炊きあがった御飯上面を平坦にすることができる。
【００５２】
このプロセスは図７に示されている。圧力弁の開閉回数の設定は、予めプログラムにより設定されており（Ｓ４４）、炊飯量が多い場合には開閉回数を少なくし、少ない場合には開閉回数を多く設定する（Ｓ４５）〜（Ｓ４７）。
【００５３】
より具体的に説明すると、炊飯量が多い場合には、水位が高く米の上部が内蓋（７）に接近しているため、開閉回数を多くすれば弁孔（９）と蒸気口（１５）を介しておねばや米粒が飛び出すおそれがある。本実施の形態では、これを防止するため炊飯量が多い場合には圧力弁（１４）の開閉回数を少なくして米粒の攪拌による平均化、炊きムラ防止を図り、炊飯量が少ない場合は開閉回数を多くしてより平均化、炊きムラ防止を図るようにしている。
【００５４】
圧力弁（１４）の強制的な開作動とボール（１１）の自重による圧力弁（１４）の閉塞とを所定回数繰り返すと（Ｓ４８）、その後は圧力弁（１４）の強制的な開作動は行わないようにし（Ｓ４９）、圧力弁（１４）はボール（１１）の自重と鍋内圧力とのバランスによって略一定の加圧状態が維持されるように小刻みな開閉動作を繰り返す。
そして、さらに沸騰維持工程での加熱量制御を継続し（Ｓ５０）、鍋底温度（Ｋ３）が１３０度を検出するまでは沸騰維持工程を継続する（Ｓ５１）。
【００５５】
鍋底温度（Ｋ３）が１３０度を検出すると（Ｓ５２）、前述の「玄米・標準（ふつう）炊飯コース」と同様に、加熱を停止し（Ｓ５３）、むらし工程１に移行してむらし時間（Ｔ２＝４分）の計時を開始し（Ｓ５４）、この４分を計時するまではプランジャ（１７）による圧力弁（１４）の開作動は行わないようにする。
【００５６】
むらし時間が４分経過すると（Ｓ５５）、追炊き工程に移行すると共に、プランジャ（１７）による圧力弁（１４）の強制的な開作動を実行し（Ｓ５６）、再加熱時間（Ｔ３＝３分）の計時を開始する（Ｓ５７）。
【００５７】
再加熱時間（Ｔ３）の３分の計時を終了すると（Ｓ５８）、むらし工程２に移行してむらし時間（Ｔ４＝６分）の計時を開始し（Ｓ５９）、６分の計時が終了すると（Ｓ６０）、炊飯を終了し（Ｓ６１）、保温工程に移行する（Ｓ６２）。
【００５８】
前述の「玄米・標準（ふつう）炊飯コース」と「白米・標準（ふつう）炊飯コース」のそれぞれのフローチャートにおいて、むらし工程１の終了後に圧力弁（１４）を強制的に開作動させているが、これは炊飯が終了し保温工程に移行した後で鍋内の御飯を取り出す際に、余計な水分を追い出す目的の他に、蓋体（５）の開放に伴い大気が鍋内に入って蓋体を開けやすくするとともに、蓋体を開ける際、鍋内が高圧状態であれば蓋体が急激に開いて高温の蒸気や米粒が飛散し危険となることを防止するためである。
【００５９】
つづいて、選択手段（１６）によって「白米・応用（すしめし）炊飯コースＣ」が選択された場合について説明する。「白米・応用（すしめし）炊飯コースＣ」が選択されると（Ｓ６３）、図１のＣと図８及び図９のフローチャートと図１２の特性図に示すとおり、加熱手段（４）により加熱を開始し（Ｓ６４）、同時にプランジャ（１７）により圧力弁（１４）を開作動させて（Ｓ６５）、吸水工程を実行する（Ｓ６６）。
以下のフローにおいて計測される時間や温度の設定は、特に説明しないものについては「玄米・標準（ふつう）炊飯コースＡ」の場合と同様である。
【００６０】
吸水タイマーが吸水時間（Ｔ１＝１０分）の計時を開始し（Ｓ６７）、同時に鍋底温度（Ｋ１）を測温する（Ｓ６８）。
この炊飯コースＣは、すしめし、ピラフに使用する米を炊飯するものであり、この場合は米粒内の含水量を抑えた方が好ましい。したがって、吸水時間は白米・標準炊飯コースＢよりさらに短く１０分に設定している。
鍋底温度（Ｋ１）が５５度に達すると（Ｓ６９）、加熱量を制御して予め設定された吸水時間（Ｔ１）の計時を継続する（Ｓ７０）。
【００６１】
吸水時間（Ｔ１）が１０分に達すると（Ｓ７１）、全加熱量（フルパワー）で加熱し（Ｓ７２）、圧力弁（１４）を開作動のままにして（Ｓ７３）、蒸気温度（Ｋ２）を検出する（Ｓ７４）（立上加熱工程）。
【００６２】
蒸気温度（Ｋ２）が７５度を検出すると（Ｓ７５）、沸騰維持工程に移行し加熱量制御を継続する（Ｓ７６）（沸騰維持工程）。
【００６３】
鍋底温度（Ｋ３）が１３０度を検出すると（Ｓ７８）、加熱を停止し（Ｓ７９）、むらし工程１に移行すると共に、むらし時間（Ｔ２＝４分）の計時を開始する（Ｓ８０）が、この間も圧力弁（１４）は開作動状態のままになっている。よってこのコースの鍋内圧力は常に大気圧に近い圧力になっている。
【００６４】
むらし時間が４分を経過すると（Ｓ８１）、圧力弁（１４）が開作動状態のまま（Ｓ８２）、追炊き工程に移行し再加熱時間（Ｔ３＝３分）の計時を開始する（Ｓ８３）。
再加熱時間の３分を計時すると（Ｓ８４）、むらし工程２に移行し、むらし時間（Ｔ４＝３分）の計時を行う（Ｓ８５）。３分のむらし時間を計時すると（Ｓ８６）、炊飯を終了し（Ｓ８７）、保温工程に移行する（Ｓ８８）。
このようにしてすしめしやピラフ用のご飯を得る場合には、必要以上の吸水を抑えた御飯（すしとして握りやすく、ピラフとして食感のあるパラパラした御飯）を得ることができる。
【００６５】
よって、各炊飯コースにおける圧力弁（１４）の作動状態をまとめると次のようになる。「玄米・標準（ふつう）炊飯コースＡ」では、立上加熱工程中→閉（鍋内圧力は加圧状態）、沸騰維持工程中→閉（加圧状態）、むらし工程中→開（略大気圧状態）となる。「白米・標準（ふつう）炊飯コースＢ」では、立上加熱工程中→閉（加圧状態）、沸騰維持工程中→開、閉（加圧状態、排圧状態の繰り返し）、むらし工程中→開（略大気圧状態）となる。「白米・応用（すしめし）炊飯コースＣ」では、全工程中→開（略大気圧状態）となる。
【００６６】
（変形例）
なお、加熱手段（４）は、誘導コイルによる渦電流によって加熱するＩＨ加熱方式に限らず、ヒータを内装した熱板を鍋底に装着したものやその他の加熱方法であってもよく、要するに加熱制御が可能な加熱方法を用いればよい。
【００６７】
圧力弁は設定圧力以上になると自動的に開き、設定圧力以下になると自動的に閉じる開閉機能を有するものであればどのような種類のものでもよい。また、圧力弁の開閉機構を強制的に開状態にする圧力弁開放機構は、圧力弁が閉じている状態から強制的に弁を開くことができるものであれば機械的に作用する機構であっても電磁的に作用する機構であってもよい。
【００６８】
【発明の効果】
以上のように本発明は、炊飯時に鍋内の圧力を高めて炊飯するものにおいて、沸騰維持工程中に鍋内と大気とを連通して鍋内圧力を低下させるものであるから、鍋内の圧力が抜け大気圧に戻ろうとする際に突沸現象により水や米が鍋内で攪拌され、米粒が一部位に定置した状態とならず中央側にあった米粒が鍋内の側方にも移動し、結果として米粒全体に十分な熱が加わり均一の加熱がなされる。
そして、米粒の加熱が平均化される結果、御飯の上面が平坦になる。
【００６９】
また、圧力弁は沸騰維持工程前の立上加熱工程時には閉状態となるようにすれば、鍋内の圧力を高めることができ、短時間で水を米粒内に浸透させ美味しい御飯を短時間に炊き上げることができる。要するに、鍋内の圧力を高める必要がある時には圧力弁を閉じ、均一な加熱を行い炊き上がり後に御飯の上面を平坦にする場合は沸騰中に鍋内の圧力を抜くようにしている。
【００７０】
そして、圧力弁はむらし工程時（むらし工程の後半）に開状態にしたものであるから、蓋体の開放時には鍋内が大気圧と同じになりその開閉が容易となる。
【００７１】
少なくとも、白米・標準コースと玄米標準コースを有し、このコースを選択手段によって選択するものであって、白米・標準コースの場合は沸騰工程中に圧力弁を数回操作して鍋内と大気を連通・遮断させて圧力弁の少なくとも一回の開作動によるかき混ぜ効果によって部分的な加熱不足をなくすると共に、米粒の並び方の調整を行って上面を平坦にすることができ、一方、玄米・標準コースでは沸騰維持工程中での数回の連通・遮断を行わないので、十分圧力をかけて玄米内に水分を吸収させることができる。
【００７２】
さらに、玄米・標準コースの実行時には沸騰維持工程前の立上加熱工程時に圧力弁を閉状態にして最も加熱量が多い時に水分を吸収させ、比較的吸収しにくい玄米の米粒内に短時間で吸収することができる。
【００７３】
そして、すしめしやピラフ用の飯を得る場合には、沸騰維持工程前からむらし工程までの一連の工程中に圧力弁を開状態にして米粒内部への必要以上の吸水を抑えるようにすれば、炊き上がり後にはすしとして握りやすい、ピラフとして食感のあるパラパラした御飯が得られる。
【００７４】
加えて、白米・標準コースの実行時に鍋内と大気と連通・遮断する回数は炊飯量が多い場合に少なく、少ない場合に多く設定したものであるから、鍋内と大気との連通時に鍋内のおねばや米粒が飛散するのを防止する。炊飯量が多い場合は沸騰維持工程時に本来十分に米粒を攪拌する必要があるが、おねばの吹きこぼれを考慮して連通回数を最小限にとどめながらも米粒の攪拌による御飯上面の平坦化や炊きムラを防ぎ、炊飯量が少ない場合は連通回数を多くしてより平坦化と炊きムラの防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例である炊飯器による炊飯工程を示す要部フローチャートである。
【図２】本発明の一実施例である炊飯器の蓋体と圧力弁と圧力弁開放機構を含む部分断面を示す図である。
【図３】図２における圧力弁と圧力弁開放機構の部分拡大断面図である。
【図４】図１に示すフローチャートの「玄米・標準（ふつう）コース」のフローチャートである。
【図５】図４に示すフローチャートに続くフローチャートである。
【図６】図１に示すフローチャートの「白米・ふつう炊飯コース」のフローチャートである。
【図７】図６に示すフローチャートに続くフローチャートである。
【図８】図１に示すフローチャートの「白米・すしめし炊飯コース」のフローチャートである。
【図９】図８に示すフローチャートに続くフローチャートである。
【図１０】同じく「玄米・ふつう炊飯コース」の特性図である。
【図１１】同じく「白米・ふつう炊飯コース」の特性図である。
【図１２】同じく「白米・すしめし炊飯コース」の特性図である。
【符号の説明】
１　炊飯器本体
２　鍋
４　加熱手段
５　蓋体
９　弁孔
１０　弁座
１１　ボール
１２　カバー
１３　安全弁
１４　圧力弁
１６　選択手段
１７　プランジャ（圧力弁開放機構）
１８　開閉機構
２０　制御手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a pressure-type rice cooker that cooks delicious rice in a short time by cooking rice in a pressurized state.
[0002]
[Prior art]
In rice cooking using a pressure rice cooker, a water absorption step in which water is absorbed into rice in a pot, a rising heating step in which the temperature is heated and heated to a boiling state with full power after water absorption, and a pressurized pot. In general, the rice is cooked through a boiling maintaining step in which rice is cooked while maintaining the boiling state, and a rice shaving step in which the rice is washed after the boiling maintaining step.
[0003]
One of the great features of rice cooked by the pressure rice cooker is that during cooking, especially before boiling or during boiling, the pressure in the pot is increased, and the synergistic effect of heating and pressure allows water to penetrate into rice grains in a short time. It is about shortening rice cooking time and, as a result, cooking soft rice. Such a pressure cooker is disclosed in, for example, Patent Documents 1 and 2.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-6-22710
[Patent Document 2]
JP 2001-137113 A
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In recent rice cookers, what is called an IH rice cooker, which generates heat by eddy current generated by an induction heating coil that heats a pot containing water and rice and heats it, has a main structure in which the pot itself generates heat. Therefore, rice in the area near the inner wall of the pot was sufficiently heated, but rice in the center from the center to the upper part of the pot, which was far from the inner wall, was insufficiently heated, causing uneven cooking. .
[0006]
Looking at the state of the rice cooked by such a rice cooker, the rice existing around the center of the pot or the center of the upper part (the center of the cooked rice upper surface) is insufficiently heated. It is not swelled as much, and the shape of the top of the rice seen when the lid is opened is not a flat surface, but a dish shape with a lower upper center and a higher upper periphery (near the inner wall of the pot), Lacked a delicious effect.
In addition, the rice in the upper central part, which was not sufficiently heated, had a core remaining and lacked in taste.
[0007]
On the other hand, a hot plate type rice cooker which is a method different from the IH rice cooker and in which a hot plate with a built-in heater which has been commercialized for a long time is closely attached to the bottom of the pan is to heat the entire bottom of the pan by the heater. However, intensive heating of the bottom of the pot causes uneven cooking in the pot, and the cooked rice upper surface becomes mountain-shaped when cooked, and the whole is not cooked uniformly.
[0008]
Therefore, an object of the present invention is to provide a rice cooker that can cook rice evenly, and can provide a visual delicious effect by making the upper surface of the cooked rice flat. .
[0009]
[Means for Solving the Problems]
A rice cooker according to the present invention made to solve the above-mentioned problem has a pot for containing a rice cooked product containing water and rice, a heating means for heating the rice cooked in the pan, and closing an opening of the pot. A lid, a pressure valve having an opening / closing mechanism for communicating or shutting off the inside of the pot and the outside air so that the pressure inside the pot is set to a substantially constant predetermined pressure, and a pressure valve attached to the pressure valve forcibly opening the pressure valve And a control means for controlling the amount of heating of the heating means and for controlling the opening operation of the pressure valve by the pressure valve opening mechanism. The pressure valve is opened by the pressure valve opening mechanism during the boiling maintaining process when the cooked rice reaches the boiling temperature, and the pressure in the boiling pot is controlled to be changed.
[0010]
According to this, when rice to be cooked containing water and rice is put in a pot, the lid is closed, and when rice cooking is started, heating control by the heating means is started. After the water absorption time for the rice to absorb water (water absorption step), the temperature of the cooked rice is rapidly raised to a boiling state (start-up heating step). The opening and closing mechanism performs the opening and closing operation so that the pressure in the pan becomes substantially constant in the pressurized state (boiling maintaining step). When the inside of the pot is brought into a boiling state, the control means performs an operation of forcibly opening the pressure valve by the pressure valve opening mechanism.
[0011]
When the pressure in the pot changes rapidly due to this operation, an intense boiling phenomenon (bumping) occurs due to the pressure drop in the pot, and water and rice grains are vigorously stirred by the bubbles generated by this boiling phenomenon. As a result, the rice grains in the center of the pot and the rice grains in the vicinity of the inner wall of the pot are mixed.
As a result of such a stirring action, the heating of the rice grains is averaged as a whole. As a result, uneven cooking is eliminated, and the shape of the cooked rice upper surface can be made flat.
[0012]
In the start-up heating step before shifting to the boiling maintaining step, the control means controls the heating means so that the heating means heats the entire heating state (full power), and controls the pressure valve so as not to be opened by the pressure valve opening mechanism. desirable.
As a result, the start-up heating step proceeds under a predetermined pressurized state, so that more water can penetrate into the rice grains in a short time.
[0013]
It is desirable that the control means performs control for opening the pressure valve by the pressure valve opening mechanism immediately after shifting from the start-up heating step to the boiling maintaining step.
Immediately after entering the boiling maintaining step, the amount of residual water in the pot is large, and the larger the amount of residual water, the easier the rice grains are to be stirred and moved in the pan. Therefore, by forcibly opening the opening / closing mechanism of the pressure valve by the pressure valve opening mechanism at the beginning of the boiling maintaining step with a large amount of residual water, the rice grains can be stirred more vigorously.
[0014]
Another invention made in order to solve the above-mentioned problem is a pot for containing cooked rice containing water and rice, a heating means for heating the cooked rice in the pot, and closing an opening of the pot. A lid, a pressure valve having an opening / closing mechanism for communicating or shutting off the inside of the pot and the outside air so that the pressure in the pot is substantially constant, and a pressure valve attached to the pressure valve to forcibly open the pressure valve. Pressure valve opening mechanism, control means for controlling the heating amount of the heating means and controlling the opening operation of the pressure valve by the pressure valve opening mechanism, white rice / standard (normal) rice cooking course, brown rice / standard (normal) rice cooking Selecting means for selecting a rice cooking course from a group of rice cooking courses for classifying the content of the rice including the course, wherein the control means controls whether the rice to be cooked in the pan is to be used when the white rice / standard (normal) rice cooking course is executed. Open the pressure valve during the boiling maintenance process when the boiling temperature is reached It controls to change the pressure in the boiling pot by opening it at least once according to the structure. When executing the brown rice / standard (normal) rice cooking course, the pressure valve is opened by the pressure valve opening mechanism during the boiling maintaining process. Control is performed to maintain the inside of the pot at a substantially constant pressurized state without opening the pot.
[0015]
According to this invention, the desired rice cooking course is selected by the selection means from the rice cooking course group including the white rice / standard (normal) rice cooking course and the brown rice / standard (normal) rice cooking course according to the content of the rice cooking. In the case where the selected rice cooking course is a white rice / standard (normal) rice cooking course, the pressure valve is opened at least once by the pressure valve opening mechanism during the boiling maintaining process when the boiling temperature has been reached, so that the inside of the boiling pot When the control for lowering the pressure is performed and the brown rice / standard rice cooking course is executed, control is performed to maintain the inside of the pot at a substantially constant pressurized state without opening the pressure valve opening mechanism during the boiling maintaining step.
Thereby, when the white rice / standard (normal) rice cooking course is selected, the partial heating shortage of the rice in the center of the pot can be eliminated by the stirring effect (stirring) during the boiling maintaining step. On the other hand, in the case of the brown rice / standard (normal) rice cooking course, by applying pressure during the boiling maintaining step, it is possible to absorb the water into the brown rice, which is difficult to penetrate, and cook the rice. In this way, an appropriate rice cooking process can be performed according to the content of rice cooking.
[0016]
The control means decreases the number of times of opening operation by the pressure valve opening mechanism of the pressure valve during the boiling maintaining process when the white rice / standard (normal) rice cooking course is executed, when the rice cooking amount is large, and increases when the rice cooking amount is small. It is desirable to set as follows.
If the amount of cooked rice is large, the water level in the pot rises and the rice contained in the cooked rice approaches the lid, so if the number of times of opening and closing is increased, the rice and rice grains will pop out through the opening and closing mechanism of the pressure valve In order to prevent this, the number of times of opening and closing is reduced when the amount of cooked rice is large, and increased when the amount of cooked rice is small.
[0017]
When the brown rice / standard (normal) rice cooking course is executed, the control means heats the whole heating state by the heating means and opens the pressure valve during the start-up heating step before shifting to the boiling maintaining step, and opens the pressure valve. It is desirable to control the opening operation by a mechanism.
Applying pressure in the start-up heating step makes it easier to absorb moisture when the heating amount is the largest. As a result, even brown rice which does not easily penetrate water can be cooked by absorbing water in a short time.
[0018]
The control means opens the pressure valve by a pressure valve opening mechanism at least in the latter half of the boiling step, at the time of the boiling step after the boiling maintaining step, so that the inside of the pot becomes the atmospheric pressure at the end of the boiling step. It is desirable to control.
This makes it possible to cook rice deliciously by removing unnecessary moisture and the like attached to the rice grain surface, so that the rice can be cooked deliciously.Furthermore, when the lid is opened, the inside of the pot is at atmospheric pressure, Easy opening and closing.
[0019]
Another invention made in order to solve the above-mentioned problem is a pot for containing cooked rice containing water and rice, a heating means for heating the cooked rice in the pot, and closing an opening of the pot. A lid, a pressure valve having an opening / closing mechanism for communicating or shutting off the inside of the pot and the outside air so that the pressure in the pot is substantially constant, and a pressure valve attached to the pressure valve to forcibly open the pressure valve. Pressure valve opening mechanism, control means for controlling the amount of heating of the heating means and controlling the opening operation of the pressure valve by the pressure valve opening mechanism, and rice cooked in which the degree of penetration of moisture into rice grains in the cooked state is suppressed. Means for selecting a rice cooker course from a group of rice cookers that classify types of rice cooked, including a rice cooker / applied rice cooker course, wherein the controller executes the rice cooker / applied rice cooker course If necessary, start up before shifting to the boiling maintenance process. The pressure valve is always opened by the pressure valve opening mechanism during a series of processes from the heating process, through the boiling maintenance process in which the cooked rice in the pot has reached the boiling temperature, and through the boiling process after the boiling maintenance process. Control to make it work.
In this way, when the white rice / applied rice cooker course is selected, the pressure valve is forcibly opened by the pressure valve opening mechanism from the start-up heating step to the spotting step. Since the rice cooking proceeds, it is possible to perform the rice cooking in which excessive absorption of water into the rice grains is suppressed, and after the rice is cooked, rice suitable for sushi and pilaf can be obtained.
[0020]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a rice cooker according to an embodiment of the present invention will be described.
FIG. 1 is a flow chart showing the outline of the rice cooking process by the rice cooker according to the embodiment of the present invention (the three rice cooking courses of “brown rice / normal rice cooking course”, “white rice / normal rice cooking course”, and “white rice / sushi rice cooking course”). 2 is a partial cross-sectional view of the rice cooker (shows a partial cross-sectional view of a lid, a pressure valve, and a pressure valve opening mechanism), and FIG. 3 is a partially enlarged cross-sectional view of FIG. 2 (a pressure valve and a pressure). FIG. 4 is a more detailed flowchart of the "brown rice / normal rice cooking course" of the flowchart shown in FIG. 1, FIG. 5 is a flowchart following the flowchart shown in FIG. 4, and FIG. 6 is FIG. 7 is a flowchart showing a more detailed flow chart of the "white rice / normal rice cooking course", FIG. 7 is a flowchart following the flowchart shown in FIG. 6, and FIG. 8 is a flowchart showing "white rice" in the flowchart shown in FIG. 9 is a flowchart following the flowchart shown in FIG. 8, FIG. 10 is a characteristic diagram of the “brown rice / normal rice cooking course”, and FIG. 11 is a “white rice / normal rice cooking course”. FIG. 12 is a characteristic diagram of the “white rice / applied (sushi sushi) rice cooking course”.
[0021]
2 and 3, (1) is a rice cooker main body, (2) is a pot made of aluminum and stainless steel clad material for storing water and rice, and (3) is a case for storing the pot (2), and an outer wall. Is provided with a heating means (4) using an induction coil together with the outer bottom wall (the outer bottom wall is not shown).
[0022]
(5) is an openable and closable cover for covering the opening (6) of the pan (2), which comprises a removable inner cover (7) provided on the lower side and an outer cover (8) provided above the inner cover (7). Is done.
[0023]
The inner lid (7) has a valve seat (10) having a valve hole (9), and a metal ball (10) placed on the valve seat (10) so as to close the valve hole (9) by its own weight. 11) and a pressure valve (14) comprising a cover (12) for covering the ball (11). The pressure valve (14) moves the ball (11) on or off the valve hole (9) depending on the balance between the pressure in the pot (2) and the weight of the ball (11). Therefore, the valve hole (9) opens and closes depending on whether or not the valve hole (9) is closed by the weight of the ball (11).
Therefore, the opening / closing mechanism (18) of the pressure valve (14) is formed by the valve hole (9), the valve seat (10), the ball (11), and the cover (12).
[0024]
Also, a safety valve (13) is provided that opens when the pressure in the pot (2) is abnormally pressurized (for example, when the pressure valve (14) fails and does not open during cooking) and releases the pressure in the pot. I have.
[0025]
A plunger (17) is attached to the pressure valve (14) in the outer lid (8). The plunger (17) is controlled by the control means (20). That is, when the plunger (17) is in a normal state in which the output from the control means (20) is not received, the rod (17a) projects from the cylinder (17b) to release the ball (11) on the valve hole (9). Push laterally through hole (9) to forcibly open valve hole (9). When the output of the control means (20) is received by the plunger (17), the rod (17a) is immersed in the cylinder (17b). At this time, the ball (11) returns onto the valve hole (9) by its own weight and closes the valve hole (9).
In this way, the plunger (17) operates as a pressure valve opening mechanism, and the pressure valve and the pressure valve opening mechanism are pressure changing means for forcibly reducing the pressure in the pot pressurized during the rice cooking process. Used as
[0026]
Further, the outer lid (8) has a steam port (15) for communicating the inside of the pot (2) with the atmosphere through a valve hole (9) and releasing the pressure and steam in the pot (2) to the atmosphere. are doing.
[0027]
Further, the rice cooker main body (1) includes a selection means (16) for selecting a rice cooking course.
The control means (20) is composed of hardware including a CPU, a ROM, a RAM, and the like, and software for executing the contents of a flowchart described later, as is well known.
[0028]
Although not shown, a temperature sensor for detecting the temperature of the pot bottom is attached to the pot bottom, and a steam sensor for detecting the steam temperature is attached to an appropriate position on the lid (8). It is configured to be sent to
Although not shown, the control means (20) has a built-in clock functioning as various timers, and monitors various elapsed times required in the rice cooking process.
[0029]
Next, the function of the rice cooker according to the embodiment of the present invention will be described based on the flowchart shown in FIG. First, basic functions of the rice cooker according to the present embodiment will be described. This rice cooker is basically provided with the following three rice cooking courses, as shown in FIG. These three rice cooking courses are “brown rice / standard (normal) rice cooking course A”, “white rice / standard (normal) rice cooking course B”, and “white rice / applied (sushi sushi) rice cooking course C”. The user can appropriately select one of these three rice cooking courses by the selection means (16).
[0030]
Each of the rice cooking courses A, B, and C basically has a water absorption step of absorbing water at a gelatinization temperature or lower (for example, 55 degrees), a startup heating step of heating water and rice by full heating (full power), and boiling. A boiling maintaining step of maintaining the state, a boiling step 1 (first half of the drying) performed after the boiling maintenance is completed, a post-cooking step performed after the finishing of the drying step 1, and a drying step 2 (final processing) of finishing the drying. The latter steps are sequentially executed.
[0031]
In general, brown rice has a low water absorption because bran is not removed. On the other hand, white rice has less bran and good water absorption. Therefore, when cooking brown rice, it is necessary to make it easier to absorb water than when cooking white rice as standard (usually as white rice).
Therefore, in rice cooking of brown rice, rice is cooked in such a manner that the pressure in the pot is kept as high as possible from the beginning of rice cooking as compared with rice cooking of white rice.
[0032]
On the other hand, when white rice is cooked for sushi and pilaf instead of cooking rice as standard, it is necessary to reduce the amount of water adhering around the rice grains after cooking. For this reason, when cooking white rice for sushi and pilaf, it is preferable to reduce the water absorption of the white rice, and it is necessary to reduce the pressure in the pot during boiling.
In other words, the condition of the white rice used for sushi is easier to grasp when it is closer to flat. In addition, the condition of the rice grains of white rice used in the pilaf is easier to mix the rice grains with rice scrambled rice if the rice grains are closer to para-para.
In addition, in the case of white rice used for porridge, it is necessary to prevent water from penetrating excessively in order to prevent the white rice from becoming pasty.
Therefore, rice cooking represented by sushi, pilaf and rice porridge is based on cooking rice without increasing pressure in the pot from the beginning of rice cooking in order to suppress water absorption of rice.
[0033]
The three rice cooking courses described above implement the above, and each rice cooking course will be specifically described below. As shown in FIG. 1, first, a pot (2) containing a predetermined amount of water and rice is stored in a case (3), and a lid (5) is closed. Subsequently, a rice cooking course is selected by the selection means (16) (S1). When the rice cooking course is selected (S2), a high-frequency current is applied to the heating means (4) (coil) for heating the outer bottom wall and the outer wall of the case, and an eddy current flows between the heating means and the pot, generating heat and causing water to flow. And rice are heated.
[0034]
Here, the case where “the brown rice / standard (normal) rice cooking course A” is selected by the selection means (16) will be described (S3). As shown in FIG. 1A, the flowcharts of FIGS. 4 and 5, and the characteristic diagram of FIG. 10, heating is started by the heating means (4) (S4), and at the same time, the pressure valve (14) is kept open (plunger). In (17), the rod is projected in the normal state, and the ball (11) is moved from the valve hole (9) to the open operation state (S5)) to execute the water absorption step (S6).
[0035]
Along with the execution of the water absorption step, a water absorption timer (not shown) starts measuring the water absorption time (T1 = 30 minutes) (S7), and at the same time, measures the pot bottom temperature (K1) with a temperature sensor (not shown). (S8). In this rice cooking course, brown rice, which is less likely to absorb water, is cooked, so the water absorption time needs to be set longer than that of white rice, and the water absorption time is experimentally optimized in advance to be 30 minutes.
[0036]
Eventually, when the pot bottom temperature (K1) reaches 55 ° C. (° C.) (S9), the heating amount is controlled by the control means (17) (S10), and the timing of the preset water absorption time (T1) is continued. I do. The pan bottom temperature of 55 degrees is a temperature optimized for absorbing water in as short a time as possible.
[0037]
When the water absorption time reaches 30 minutes (S11), the heating means (4) is heated at the full heating amount (full power heating), and simultaneously, the plunger (17) is operated to draw the rod (17a) into the cylinder (17b). In a state where the ball (11) is returned on the valve hole (9), the valve hole (9) is closed by the weight of the ball (11), and the pressure in the pot is increased (the pressure in the pot depends on the weight of the ball. (Determined) (S12) to (S13) (start-up heating step).
Thus, by heating with full power and making the inside of the pan pressurized, more water can be permeated into rice grains in a short time.
[0038]
The steam sensor (not shown) measures the steam temperature (K2) when the valve hole (9) is closed by the ball (11) and the heating means (4) is heated at full power (not shown) ( S14) The temperature is measured when the temperature reaches 75 degrees.
The temperature measured by the steam sensor of 75 degrees is the temperature of steam when it is determined that boiling starts under the pressurized condition by the ball (11) at the position where the steam sensor is currently attached.
[0039]
When the steam temperature reaches 75 degrees (S15), the heating amount is controlled so that the boiling state is maintained (S16) (boiling maintaining step). In this boiling maintaining step, the plunger (17) is controlled so as not to open, and the pressure valve (14) is maintained in a substantially constant pressurized state by the balance between the weight of the ball (11) and the pressure in the pot. The opening and closing operation is repeated little by little. During this time, sufficient pressure can be applied to absorb moisture into the brown rice. In the boiling state, the boiling temperature is 105 degrees, which is higher than 100 degrees, because the inside of the pot is in a pressurized state.
[0040]
Thereafter, the temperature is measured until the pan bottom temperature (K3) reaches 130 degrees (S17). The pan bottom temperature of 130 ° C. is a temperature at which it is determined that the water in the boiling pan runs out, a forced dry-up is performed, and the dry-up is eventually completed.
[0041]
When the pan bottom temperature (K3) reaches 130 degrees (S18), the heating is stopped (S19), the process proceeds to the drying process 1, and the timing of the drying time (T2 = 4 minutes) is started. Until the time is counted, the opening operation of the pressure valve (14) by the plunger (17) is not performed, and the pressure valve (14) is set to the "closed" state (S20). Note that the optimum time experimentally obtained in advance is used for the spotting time and the additional cooking time described later.
[0042]
When four minutes are counted (S21), the opening operation of the pressure valve (14) by the plunger (17) is performed (S22). Then, the heating by the heating means is performed again, and the process proceeds to the additional cooking step, and at the same time, timing of the reheating time (T3 = 3 minutes) is started (S23). During reheating, the valve hole (9) is opened, and the steam in the pot is released from the valve hole (9) to the atmosphere via the steam port (15) (S23). This makes it possible to cook rice deliciously by removing unnecessary moisture etc. attached to the surface of the rice grain, making it possible to cook rice deliciously.Furthermore, when the lid is opened, the inside of the pot becomes the same as the atmospheric pressure, and the lid opens and closes. It will be easier.
[0043]
When the reheating time (T3) finishes measuring the time of 3 minutes (S24), the process shifts to the muraling step 2 and starts measuring the muraling time (T4 = 6 minutes) (S25). When the cooking is completed (S26), the rice cooking is finished (S27), and the process proceeds to the warming step (S28).
[0044]
Next, a case where "white rice / standard (normal) rice cooking course B" is selected by the selection means (16) (a case where white rice is usually cooked from white rice) will be described. As shown in FIG. 1B, the flowcharts of FIGS. 6 and 7, and the characteristic diagram of FIG. 11, when this course is selected (S29), heating is started by the heating means (4) (S30), and at the same time, the plunger is started. By (17), the pressure valve (14) is forcibly opened (S31), and the water absorption step is executed (S32).
The settings of the time and temperature measured in the following flow are the same as those in the case of the “brown rice / standard (normal) rice cooking course B” unless otherwise described.
[0045]
The water absorption timer starts measuring the water absorption time (T1 = 15 minutes) (S33), and at the same time, the temperature of the pot bottom (K1) is measured by the temperature sensor (S34).
In the case of white rice, the water absorption is set to 15 minutes, which is shorter than in the case of brown rice, because the water absorption is better than that of brown rice.
[0046]
When the pot bottom temperature (K1) reaches 55 degrees (S35), the heating amount is controlled to continue measuring the preset water absorption time (T1) (S36).
[0047]
When the water absorption time (T1) reaches 15 minutes (S37), heating is performed with the entire heating amount (full power) (S38) (start-up heating step), and simultaneously the plunger (17) is operated to move the rod (17a) into the cylinder. (17b), the ball (11) is placed in the valve hole (9) by its own weight to close the valve hole (9), and the pressure in the pot is increased (S39).
[0048]
The steam temperature (K2) is measured by a steam sensor (not shown) (S40). Eventually, when it is detected that the steam temperature (K2) has reached 75 degrees (S41), the process proceeds to the boiling maintaining step (S42).
[0049]
In the boiling maintaining step, an operation of intermittently changing the pressure by opening the pressure valve (14) by the plunger (17) is performed a plurality of times (S43). That is, the pressure valve (14) is forcibly opened a plurality of times, and the pressurized pot is communicated with and interrupted from the atmosphere to repeatedly reduce the pressure in the pan at once (in this case, the number of times of opening and closing is reduced). It is preferable to increase the stirring effect by using a plurality of agitation). Each time the pressure in the pot drops significantly, bumping occurs, bubbles are generated in the pot, water and rice are agitated, and the rice grains in the center move to the sides of the pot as a result. Sufficient heat will be applied to the whole rice grain.
[0050]
The pressure fluctuation in the pot at this time is shown in FIG. The first pressure change operation is performed as soon as the process proceeds to the boiling maintaining step. This is because the amount of residual water in the pot is large immediately after entering the boiling maintaining step, and the larger the amount of residual water, the easier the rice grains are to be stirred and moved in the pan. Since the amount of residual water decreases as time elapses, forcibly opening the pressure valve (14) by the plunger (17) in the early stage of the boiling maintenance step where the residual water is large allows the rice grains to be stirred more vigorously. it can.
In the latter half of the boiling maintaining step, since the amount of residual water in the pot is reduced, it is difficult for rice to move. Therefore, even if bumping occurs, it is difficult to obtain a large stirring effect.
[0051]
As described above, the heating state can be averaged by opening and closing the pressure valve (14) several times to stir the rice grains in the under-heated region, so that the cooked rice top surface is finally flattened. can do.
[0052]
This process is shown in FIG. The setting of the number of times of opening and closing of the pressure valve is set in advance by a program (S44). When the amount of cooked rice is large, the number of times of opening and closing is reduced, and when it is small, the number of times of opening and closing is set large (S45) to (S47). .
[0053]
More specifically, when the amount of cooked rice is large, the water level is high and the upper part of the rice is close to the inner lid (7). Therefore, if the number of times of opening and closing is increased, the valve hole (9) and the steam port (15) are increased. ) And rice grains may fly out. In the present embodiment, in order to prevent this, when the amount of cooked rice is large, the number of times the pressure valve (14) is opened and closed is reduced to average the rice grains by stirring and prevent uneven cooking. By increasing the number of times, more averaging is performed to prevent uneven cooking.
[0054]
When the forcible opening operation of the pressure valve (14) and the closing of the pressure valve (14) by the weight of the ball (11) are repeated a predetermined number of times (S48), the forcible opening operation of the pressure valve (14) is thereafter performed. This is not performed (S49), and the pressure valve (14) repeats the opening and closing operation little by little so that a substantially constant pressurized state is maintained by the balance between the weight of the ball (11) and the pressure in the pot.
Then, the heating amount control in the boiling maintaining step is continued (S50), and the boiling maintaining step is continued until the pot bottom temperature (K3) detects 130 degrees (S51).
[0055]
When the pot bottom temperature (K3) is detected to be 130 degrees (S52), the heating is stopped (S53) as in the above-mentioned "brown rice / standard (ordinary) rice cooking course", and the process proceeds to the drying process 1 and the drying time. The timing of (T2 = 4 minutes) is started (S54), and the opening operation of the pressure valve (14) by the plunger (17) is not performed until the time of 4 minutes is counted.
[0056]
After the lapse of 4 minutes (S55), the process proceeds to the additional cooking step, and the pressure valve (14) is forcibly opened by the plunger (17) (S56), and the reheating time (T3 = 3). The minute) is started (S57).
[0057]
When the three minutes of the reheating time (T3) have been measured (S58), the process proceeds to the muraling step 2 to start measuring the muraling time (T4 = 6 minutes) (S59), and the six minute clocking ends. Then (S60), the rice cooking is finished (S61), and the process shifts to a warming step (S62).
[0058]
In each of the flowcharts of the above-mentioned "brown rice / standard (normal) rice cooking course" and "white rice / standard (normal) rice cooking course", the pressure valve (14) is forcibly opened after the end of the washing process 1. However, this is not only for the purpose of removing excess water when the rice in the pot is taken out after the rice cooking has been completed and the process has shifted to the heat retention process, but also the air enters the pot with the opening of the lid (5). This is because the lid can be easily opened, and when the lid is opened, if the inside of the pot is in a high-pressure state, the lid is opened suddenly and high-temperature steam and rice grains are scattered to prevent danger.
[0059]
Next, the case where the "white rice / applied (sushi) rice cooking course C" is selected by the selection means (16) will be described. When the "white rice / applied (sushi) rice cooking course C" is selected (S63), as shown in C in FIG. 1, the flowcharts in FIGS. 8 and 9, and the characteristic diagram in FIG. Is started (S64), and at the same time, the pressure valve (14) is opened by the plunger (17) (S65), and the water absorption step is executed (S66).
The settings of the time and temperature measured in the following flow are the same as those in the case of “brown rice / standard (normal) rice cooking course A” unless otherwise described.
[0060]
The water absorption timer starts measuring the water absorption time (T1 = 10 minutes) (S67), and at the same time, measures the pot bottom temperature (K1) (S68).
This rice cooking course C is for cooking rice to be used for sushi and pilaf. In this case, it is preferable to reduce the water content in the rice grains. Therefore, the water absorption time is set to 10 minutes, which is shorter than the white rice / standard rice cooking course B.
When the pot bottom temperature (K1) reaches 55 degrees (S69), the heating amount is controlled to continue measuring the preset water absorption time (T1) (S70).
[0061]
When the water absorption time (T1) reaches 10 minutes (S71), heating is performed with the entire heating amount (full power) (S72), the pressure valve (14) is kept open (S73), and the steam temperature (K2). Is detected (S74) (start-up heating step).
[0062]
When the steam temperature (K2) detects 75 degrees (S75), the process shifts to the boiling maintaining step and the heating amount control is continued (S76) (boiling maintaining step).
[0063]
When the pan bottom temperature (K3) detects 130 degrees (S78), the heating is stopped (S79), the process proceeds to the drying process 1, and the timing of the drying time (T2 = 4 minutes) is started (S80). During this time, the pressure valve (14) remains open. Therefore, the pressure in the pot of this course is always close to the atmospheric pressure.
[0064]
After 4 minutes (S81), the pressure valve (14) is kept open (S82), the process proceeds to the additional cooking step, and the reheating time (T3 = 3 minutes) is started (S83). ).
When three minutes of the reheating time is measured (S84), the process proceeds to the unevenness step 2, and the unevenness time (T4 = 3 minutes) is measured (S85). When the three-minute swing time is counted (S86), the rice cooking is terminated (S87), and the process proceeds to the warming step (S88).
When rice for sushi and pilaf is obtained in this way, rice with less water absorption than necessary (easily gripped as sushi and textured as pilaf) can be obtained.
[0065]
Therefore, the operation state of the pressure valve (14) in each rice cooking course is summarized as follows. In the “Rice Brown / Standard (Normal) Rice Cooking Course A”, during the start-up heating process → closed (pressure in the pot is pressurized), during the boiling maintenance process → closed (pressurized), during the steaming process → open (approximately) Atmospheric pressure). In the “Rice Rice / Standard (Regular) Rice Cooking Course B”, during the start-up heating process → closed (pressurized state), during the boiling maintenance process → open, closed (repeated pressurized state, exhausted pressure state), during spotting process → Open (substantially atmospheric pressure). In the "white rice / applied (sushi-sushi) rice cooking course C", the process is open during all processes → open (substantially atmospheric pressure state).
[0066]
(Modification)
The heating means (4) is not limited to the IH heating method of heating by an eddy current generated by an induction coil, but may be a method in which a heating plate having a heater is mounted on the bottom of a pot or other heating methods. What is necessary is just to use the heating method which can perform.
[0067]
The pressure valve may be of any type as long as it has an opening / closing function that automatically opens when the pressure is equal to or higher than the set pressure and automatically closes when the pressure is equal to or lower than the set pressure. Further, the pressure valve opening mechanism for forcibly opening the opening / closing mechanism of the pressure valve is a mechanism that works mechanically as long as the valve can be forcibly opened from the state where the pressure valve is closed. Alternatively, a mechanism that operates electromagnetically may be used.
[0068]
【The invention's effect】
As described above, the present invention is to cook rice by increasing the pressure in the pot during cooking, and to reduce the pressure in the pot by communicating the inside of the pot with the atmosphere during the boiling maintaining step, so that the pressure in the pot is reduced. Water and rice are agitated in the pot due to bumping when the pressure is released and the pressure returns to the atmospheric pressure, and the rice grains in the center move to the side of the pot without the rice grains being fixed at some positions As a result, sufficient heat is applied to the whole rice grain, and uniform heating is performed.
Then, as a result of the average heating of the rice grains, the upper surface of the rice becomes flat.
[0069]
Also, if the pressure valve is closed during the start-up heating process before the boiling maintenance process, the pressure in the pot can be increased, and water can penetrate into the rice grains in a short time and delicious rice can be produced in a short time. Can cook. In short, when it is necessary to increase the pressure in the pot, the pressure valve is closed, uniform heating is performed, and when the top surface of the rice is made flat after cooking, the pressure in the pot is released during boiling.
[0070]
Since the pressure valve is opened at the time of the washing process (the latter half of the washing process), when the lid is opened, the inside of the pot becomes the same as the atmospheric pressure, and the opening and closing of the pot becomes easy.
[0071]
At least a white rice / standard course and a brown rice standard course are selected by the selection means. In the case of the white rice / standard course, the pressure valve is operated several times during the boiling process and the inside of the pot and the atmosphere are checked. Can be connected and shut off to eliminate partial heating shortage by the stirring effect of at least one opening operation of the pressure valve, and to adjust the arrangement of rice grains to make the top surface flat, In the standard course, communication is not performed several times during the boiling maintaining process, so that sufficient pressure can be applied to absorb moisture into the brown rice.
[0072]
In addition, when the brown rice / standard course is executed, the pressure valve is closed during the start-up heating process before the boiling maintenance process, and moisture is absorbed when the amount of heating is the largest. Can be absorbed.
[0073]
And when obtaining rice for sushi and pilaf, during the series of processes from before the boiling maintenance process to the rice drying process, open the pressure valve to suppress unnecessary water absorption inside the rice grains. After cooking, it is easy to grasp as sushi, and you can get crisp rice with texture as pilaf.
[0074]
In addition, the number of times that the rice cooker communicates with the atmosphere during the standard rice course / standard course is small when the amount of cooked rice is large and large when the amount of cooked rice is small. Prevents rice cake and rice grains from scattering. When the amount of cooked rice is large, it is necessary to sufficiently agitate the rice grains during the boiling maintenance process.However, considering the spilling of rice cake, the number of times of communication is kept to a minimum, but the rice grain is flattened and cooked by stirring the rice grains. Unevenness can be prevented, and when the amount of cooked rice is small, the number of times of communication can be increased to further flatten and prevent uneven cooking.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a main part flowchart showing a rice cooking process by a rice cooker according to one embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a partial cross-sectional view including a lid, a pressure valve, and a pressure valve opening mechanism of the rice cooker according to one embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a partially enlarged sectional view of a pressure valve and a pressure valve opening mechanism in FIG. 2;
FIG. 4 is a flowchart of a “brown rice / standard (normal) course” of the flowchart shown in FIG. 1;
FIG. 5 is a flowchart following the flowchart shown in FIG. 4;
FIG. 6 is a flowchart of “white rice / normal rice cooking course” in the flowchart shown in FIG. 1;
FIG. 7 is a flowchart following the flowchart shown in FIG. 6;
FIG. 8 is a flowchart of the “white rice / sushi sushi rice cooking course” of the flowchart shown in FIG. 1;
FIG. 9 is a flowchart following the flowchart shown in FIG. 8;
FIG. 10 is a characteristic diagram of the “brown rice / normal rice cooking course”.
FIG. 11 is a characteristic diagram of the “white rice / normal rice cooking course”.
FIG. 12 is a characteristic diagram of the “white rice / sushi sushi rice cooking course”.
[Explanation of symbols]
1 Rice cooker body
2 pots
4 heating means
5 Lid
9 Valve hole
10 Valve seat
11 balls
12 Cover
13 Safety valve
14 Pressure valve
16 Selection means
17 plunger (pressure valve opening mechanism)
18 Opening / closing mechanism
20 control means

Claims

A pot containing cooked rice containing water and rice, a heating means for heating the cooked rice in the pot, a lid closing an opening of the pot, and a pressure in the pot that is substantially constant at a predetermined pressure. A pressure valve having an opening / closing mechanism for communicating or shutting off the inside of the pot and the outside air, a pressure valve opening mechanism attached to the pressure valve for forcibly opening the pressure valve, and a heating amount of the heating means. And control means for controlling the opening operation of the pressure valve by the pressure valve opening mechanism and
The control means controls the pressure in the pot during boiling by opening the pressure valve by the pressure valve opening mechanism during the boiling maintaining step in which the cooked rice in the pot reaches the boiling temperature by heating. Rice cooker characterized by becoming.

The control means according to claim 1, wherein the control means controls the heating means so that the heating means heats the entire heating state and the pressure valve is not opened by the pressure valve opening mechanism during the start-up heating step before the boiling maintenance step. A rice cooker characterized by the following.

2. The rice cooker according to claim 1, wherein the control means controls the pressure valve to be opened by a pressure valve opening mechanism immediately after the start-up heating step is shifted to the boiling maintaining step.

A pot containing cooked rice containing water and rice, a heating means for heating the cooked rice in the pot, a lid closing an opening of the pot, and a pressure in the pot that is substantially constant at a predetermined pressure. A pressure valve having an opening / closing mechanism for communicating or shutting off the inside of the pot and the outside air, a pressure valve opening mechanism attached to the pressure valve for forcibly opening the pressure valve, and a heating amount of the heating means. Control means for controlling the opening operation of the pressure valve by the pressure valve opening mechanism, and a rice cooker course for classifying the types of rice cooked including white rice / standard (normal) rice cooker course and brown rice / standard (normal) rice cooker course Selecting means for the user to select an optional rice cooking course from the group,
The control means opens the pressure valve by the pressure valve opening mechanism at least once during the boiling maintaining step in which the cooked rice in the pot reaches the boiling temperature when the white rice / standard (normal) rice cooking course is executed. Performs control to change the pressure in the pot during boiling, and when the brown rice / standard (normal) rice cooking course is executed, the pressure valve is not opened by the pressure valve opening mechanism during the boiling maintenance process and the inside of the pot is almost constant. A rice cooker characterized by performing control for maintaining a pressurized state of the rice cooker.

The control means according to claim 4, wherein the number of times of the opening operation by the pressure valve opening mechanism of the pressure valve during the boiling maintaining step when the white rice / standard (normal) rice cooking course is executed is small when the rice cooking amount is large, and the rice cooking amount is small. A rice cooker characterized by setting to increase when the amount is small.

In the fourth aspect, when the brown rice / standard (normal) rice cooking course is executed, the control means heats the whole heating state by the heating means during the start-up heating step before shifting to the boiling maintaining step, and controls the pressure. A rice cooker characterized by controlling a valve so as not to be opened by a pressure valve opening mechanism.

The control means according to claim 1 or 4, wherein the control means causes the pressure valve to be opened by the pressure valve opening mechanism at least in the latter half of the boiling step, at the time of the drying step after the boiling maintaining step, and at the end of the drying step. A rice cooker characterized by controlling the inside of the pot to atmospheric pressure.

A pot containing cooked rice containing water and rice, a heating means for heating the cooked rice in the pot, a lid closing an opening of the pot, and a pressure in the pot that is substantially constant at a predetermined pressure. A pressure valve having an opening / closing mechanism for communicating or shutting off the inside of the pot and the outside air, a pressure valve opening mechanism attached to the pressure valve for forcibly opening the pressure valve, and a heating amount of the heating means. Control means for controlling the opening operation of the pressure valve by the pressure valve opening mechanism and a rice cooking course group for classifying types of rice cooking including white rice and applied (sushime) rice cooking course. Selection means for selecting a course,
The control means, when executing the white rice / applied (sushi) rice cooking course, from the start-up heating step before shifting to the boiling maintaining step, starts the boiling maintaining step in which the cooked rice in the pot reaches the boiling temperature. A rice cooker wherein a pressure valve is always opened by a pressure valve opening mechanism during a series of steps from a boiling maintaining step to a washing step after the boiling maintaining step.