JP2004081718A - クリーニング工場の蒸気利用装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ボイラBから発生した蒸気Sを蒸気使用機器Mに供給し、蒸気使用機器Mから排出された蒸気SをスチームトラップSTでドレンDに変換し、ドレンDをドレンタンクDTに貯蔵するとともにドレンタンクDTからポンプPによりボイラBに供給するクリーニング工場の蒸気利用装置において、ドレンタンクDT’を密閉形に形成するとともに、ドレンタンクDT’でドレンDの一部が蒸発して発生するフラッシュ蒸気FSを蒸気配管SPを介してフラッシュ蒸気利用機器M’に供給することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【発明が属する技術分野】
この発明は、排出されるドレンの全熱量の回収を可能にするクリーニング工場の蒸気利用装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
クリーニング工場においては、連続洗濯機、洗濯脱水機、乾燥機、ロールアイロナ等が設置されているが、これらの機器は、高温蒸気を顕熱として利用している(以下、蒸気使用機器という。)。すなわち、第2図に示すように、ボイラBで発生した高温蒸気S(例えば、圧力7Kgf/cm2・G、温度約170℃)を蒸気使用機器Mに供給し、蒸気使用機器M内で、洗濯水を温水にしたり、洗濯物を乾燥したりしている。そして、蒸気使用機器Mから排出された蒸気Sは、スチームトラップSTでドレンDに変換されている。ドレンDは、スチームトラップSTとドレンタンクDTの差圧により、スチームトラップSTからドレンタンクDTに供給され、貯蔵されるとともに、ドレンタンクDTからポンプPによりボイラBに供給されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来技術では、スチームトラップSTとドレンタンクDTとで差圧を設けるために、ドレンタンクDTは密閉形ではなく、大気解放形になっており、その圧力は大気圧である。このため、ドレンタンクDT内のドレンDの一部が蒸発して発生するフラッシュ蒸気(再蒸発蒸気)は、大気に放出されて、スチームトラップSTから排出されるドレンDの全熱量が回収されていないとともに、ドレンDの温度を100℃以上にできないという課題がある。
【0004】
この発明は、このような従来技術の課題を解決する目的でなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段を、実施の一形態に対応する図1を用いて以下、説明する。この発明は、ボイラBから発生した蒸気Sを蒸気使用機器Mに供給し、蒸気使用機器Mから排出された蒸気SをスチームトラップSTでドレンDに変換し、ドレンDをドレンタンクDTに貯蔵するとともにドレンタンクDTからポンプPによりボイラBに供給するクリーニング工場の蒸気利用装置において、ドレンタンクDT’を密閉形に形成するとともに、ドレンタンクDT’でドレンDの一部が蒸発して発生するフラッシュ蒸気FSを蒸気配管SPを介してフラッシュ蒸気利用機器M’に供給することを特徴とするものである。
【0006】
このように構成されたものにおいては、フラッシュ蒸気FSは、大気に放出されることなく、フラッシュ蒸気利用機器M’に供給される。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の実施の一形態を示す構成図である。図1において、DT’はドレンタンク、SPは蒸気配管、M’はフラッシュ蒸気利用機器である。
【0008】
ドレンタンクDT’は密閉形に形成されている。ドレンタンクDT’は、蒸気配管SPを介してフラッシュ蒸気利用機器M’に連通している。フラッシュ蒸気利用機器M’は、フラッシュ蒸気を液体(例えば、水、洗濯水)に直接、与えて高温にする温水器などである。
【0009】
蒸気配管SPの途中には、図示しないバルブが設けられて、その調整によってドレンタンクDT’の圧力、例えば、圧力2kgf/cm2・Gに設定する。これによって、ドレンDをスチームトラップSTからドレンタンクDT’に供給するために必要なスチームトラップSTとドレンタンクDT’の差圧を設定するとともに、ドレンDの温度を100℃以上、例えば、温度約133℃にする。
【0010】
ドレンタンクDT’内のドレンDの一部が蒸発して発生するフラッシュ蒸気FSは、大気に放出されることなく、フラッシュ蒸気利用機器M’に供給されて、液体を高温にする。したがって、スチームトラップSTから排出されるドレンDの全熱量の回収が可能になり、ドレンDの温度を100℃以上にすることができる。
【0011】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明は、ボイラから発生した蒸気を蒸気使用機器に供給し、該蒸気使用機器から排出された蒸気をスチームトラップでドレンに変換し、該ドレンをドレンタンクに貯蔵するとともに該ドレンタンクからポンプにより前記ボイラに供給するクリーニング工場の蒸気利用装置において、前記ドレンタンクを密閉形に形成するとともに、該ドレンタンク内で前記ドレンの一部が蒸発して発生するフラッシュ蒸気を蒸気配管を介してフラッシュ蒸気利用機器に供給することを特徴とするものである。それゆえ、フラッシュ蒸気は、大気に放出されることなく、フラッシュ蒸気利用機器に供給される。したがって、この発明によれば、スチームトラップから排出されるドレンの全熱量の回収が可能になり、ドレンの温度を100℃以上にできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態を示す構成図である。
【図2】従来技術を示す構成図である。
【符号の説明】
DT’ ドレンタンク
SP 蒸気配管
M’ フラッシュ蒸気利用機器
Claims (2)
- ボイラから発生した蒸気を蒸気使用機器に供給し、該蒸気使用機器から排出された蒸気をスチームトラップでドレンに変換し、該ドレンをドレンタンクに貯蔵するとともに該ドレンタンクからポンプにより前記ボイラに供給するクリーニング工場の蒸気利用装置において、前記ドレンタンクを密閉形に形成するとともに、該ドレンタンク内で前記ドレンの一部が蒸発して発生するフラッシュ蒸気を蒸気配管を介してフラッシュ蒸気利用機器に供給することを特徴とするクリーニング工場の蒸気利用装置
- 蒸気配管にバルブを設けてドレンタンク内の圧力を調整する請求項1記載のクリーニング工場の蒸気利用装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002249982A JP2004081718A (ja) | 2002-08-29 | 2002-08-29 | クリーニング工場の蒸気利用装置 |
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JP2002249982A JP2004081718A (ja) | 2002-08-29 | 2002-08-29 | クリーニング工場の蒸気利用装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004081718A true JP2004081718A (ja) | 2004-03-18 |
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ID=32056925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002249982A Pending JP2004081718A (ja) | 2002-08-29 | 2002-08-29 | クリーニング工場の蒸気利用装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004081718A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007148893A3 (en) * | 2006-06-23 | 2008-02-14 | Lg Electronics Inc | Total laundry treating system |
EP2035612A2 (en) * | 2006-06-23 | 2009-03-18 | LG Electronics Inc. | Total laundry treating system |
-
2002
- 2002-08-29 JP JP2002249982A patent/JP2004081718A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2007148893A3 (en) * | 2006-06-23 | 2008-02-14 | Lg Electronics Inc | Total laundry treating system |
EP2035612A2 (en) * | 2006-06-23 | 2009-03-18 | LG Electronics Inc. | Total laundry treating system |
EP2035612A4 (en) * | 2006-06-23 | 2010-07-28 | Lg Electronics Inc | COMPREHENSIVE WASH TREATMENT SYSTEM |
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