JP2004081105A

JP2004081105A - Food product for ameliorating constipation

Info

Publication number: JP2004081105A
Application number: JP2002247134A
Authority: JP
Inventors: Seiji Imazumi; 今　澄　　誠　司; Seishi Kawakami; 川　上　征　志; Akiko Yamazaki; 山　崎　明　子
Original assignee: QSai Co Ltd
Current assignee: QSai Co Ltd
Priority date: 2002-08-27
Filing date: 2002-08-27
Publication date: 2004-03-18

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a food product for ameliorating constipation, derived from a natural product, and having a high constipation-ameliorating activities by using lactic acid bacteria, especially deactivated lactic acid bacteria. <P>SOLUTION: This food product for ameliorating the constipation contains killed lactic acid bacteria (e.g. Enterococcus faecalis). The constipation-ameliorating food product containing the killed lactic acid bacteria, at least one of a vegetable fiber, an oligosaccharide and aloe, and a pasted product of a kale (Brussicaoleracea L var acephala) is cited as an example. The use of the killed lactic acid bacteria enables the food product containing the kale added with the lactic acid bacteria to be produced. The obtained food product is excellently safe and has excellent constipation-ameliorating activities, properties of which are superior ones. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、便秘改善食品に関し、更に詳細には、乳酸菌、特に不活化乳酸菌を使用することを特徴とする、天然物由来の高い便秘改善効果を有する新規な食品に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
野菜等の食物繊維に便秘改善作用があることは従来より知られていることであり、また、例えばコンドロイチン硫酸（特開昭６１−４４８２２号公報）やヒアルロン酸（特開昭６１−４７４１８号公報）が胃粘膜保護作用及び便秘改善作用を有すること、及びアルギン酸（特開昭６１−１８５１６７号公報）が便秘改善作用も有することが知られている。しかしながら、従来、乳酸菌死菌体がすぐれた便秘改善作用を有することは報告されていない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし食物繊維による便秘改善効果は必ずしも十分ではなく、十分な効果を得ようとすると大量に摂取しなければならない等まだ改善すべき点は多い。一方、便秘の解消を目的として医薬品も使用されているが、下剤として使用するタイプが多く、即効性は有するものの長期間に亘って安全に使用できるタイプのものは少ないのが現状である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した技術の現状に鑑み、確実な便秘改善効果を有し、長期間に亘る使用にも適した安全な食品を開発する目的でなされたものであって、従来から行われている食物繊維の使用のみでは、たとえ水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を併用したり、あるいはこれら両者を含有する複合食物繊維を使用しても、所期の目的を充分に達成することはできなかった。
【０００５】
そこで本発明者らは、他の成分についても広範な検討を行い、しかも安全性の面から天然物に着目して更に研究した結果、アブラナ科植物であるケールをペースト加工して得たケールペーストは食物繊維に富むことを見出した。しかしながら、ケールペーストのみの使用では充分に満足できる便秘改善効果が得られない点にもはじめて着目し、各種スクリーニングの結果、乳酸菌を選択して、これをケールペーストに添加混合したところ、品質の劣化がはじまり、遂には腐敗してしまった。
【０００６】
このように、ケールに乳酸菌を混合することは、品質保持上不可能であって、便秘の改善どころか、これを食用に供することすら到底できることではないことを本発明者らは見出した。
【０００７】
しかしながら、本発明者らは、これにあえて対抗し、つまりケールに乳酸菌は混合できないことを見出したにもかかわらず、両者の併用が便秘改善に役立つのではないかとの観点に再度、改めてたち、鋭意研究を行ったが、成功には至らなかった。そこで発想の転換を試み、便秘改善等腸内環境改善には、乳酸菌は生きたものでなければならないとする固定観念ないしは技術常識に注目し、あえてこの技術常識に抗して、乳酸菌の死菌体にはじめて着目した。つまり、本発明は、効果がないことが強く予測されることにあえて注目してなされたものであって、きわめて特徴的である。生菌体が使用できないとき、更に効果が劣るないしは効果がないことが十分に予測される死菌体について、当業者が着目することすらあり得ないからである。
【０００８】
このように本発明者らは、技術常識とは全く逆の、技術常識上は着目すらし得ない乳酸菌死菌体にあえて注目して、これをケールに添加したところ、品質の劣化や腐敗は認められず、しかも充分に飲用可能であり、そのうえ更に便秘改善効果が奏されるというきわめて有用な新知見を得た。
【０００９】
乳酸菌死菌体がケールに混合可能であり、しかも便秘改善作用を有することは、従来未知の全く新規な知見であり、本発明は、この有用新知見に基づき更に研究の結果、遂に完成されたものである。
【００１０】
すなわち、本発明は、乳酸菌死菌体を含有することを特徴とする便秘改善食品を基本的技術思想とするものであり、また、本発明に係る便秘改善食品は、乳酸菌死菌体のほか、食物繊維、オリゴ糖、アロエの内の少なくともひとつ、及び、これに更にケールペーストを含有してなることを特徴とする食品も包含するものである。なおこれらは同時に配合してひとつの食品にしてもよいし、あるいは、各別に用意しておき、用時に同時に服用してもよいし、順次服用してもよい。
以下、本発明を詳述する。
【００１１】
ケールペーストは、ケールをペースト加工してスラリー化し、ドロドロの状態にペースト状としたものを指すものである。ケールとしては、キッチンケール、ツリーケール、ブッシュケール、マローケール、コラード、緑葉カンラン等各種のケールが使用可能であって、葉部及び茎部のいずれの部分も使用可能である。
【００１２】
ペースト加工は、マイクロカッター、フードプロセッサー、ミキサー、ジューサー、ブレンダー等を用い、既知のペースト化法（スラリー化法、磨砕法）によって行うことができる。
【００１３】
ケールは、そのまま、あるいは所望により、清浄化、及び／又は適宜の大きさに切断し、ペースト加工すればよいが、食品の退色、風味や品質劣化を防止するため、ブランチング処理するのが好適である。ブランチング処理としては、熱水処理、蒸煮処理、マイクロウェーブ処理等の常法が適宜利用される。
【００１４】
熱水処理は、８０℃以上、好ましくは９０℃以上、例えば沸とう水中に、ケールを０．５秒〜６０分、好ましくは１秒〜４０分、更に好ましくは２秒〜３０分浸漬して行う。この際、熱水には食塩及び／又は重曹を常用量添加しておくと、更に鮮やかなケールの色調が得られる。ブランチング処理は、ケールのペースト化処理の前でも後でもよいが、ペースト化処理の前に行う方が効率的である。なお、ケールペーストは、凍結乾燥等により、乾燥せしめてもよい。
【００１５】
本発明で使用する乳酸菌としては、ラクティス菌、フェカリス菌、アシドフィルス菌、ビフィズス菌その他乳酸菌がすべて１種又は２種以上使用可能である。その非限定例は次のとおりである：ラクトバチルス属（Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓ　ａｃｉｄｏｐｈｉｌｕｓ　ＩＦＯ　３８３１、Ｌ．　ｌａｃｔｉｓ　ＩＦＯ　１２５２２等）；ビフィドバクテリウム属（Ｂｉｆｉｄｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ　ｌｏｎｇｕｍ　ＡＴＣＣ　１５７０８等）、ペディオコッカス属（Ｐｅｄｉｏｃｏｃｃｕｓ　ｃｅｒｅｖｉｓｉａｅＩＦＯ　３８９０等）；ストレプトコッカス属（Ｓｔｒｅｐｔｏｃｏｃｃｕｓ　ｆａｅｃａｌｉｓ　ＩＦＯ　１２９７０等）；ロイコノストック属（Ｌｅｕｃｏｎｏｓｔｏｃ　ｍｅｓｅｎｔｅｒｏｉｄｅｓ　ＩＦＯ　３４２６等）、エンテロコッカス属（Ｅｎｔｅｒｏｃｏｃｃｕｓ　ｆａｅｃａｌｉｓ　ＩＦＯ　３９７１等）その他。
【００１６】
本発明において、乳酸菌は、不活化乳酸菌を使用する。不活化乳酸菌は、加熱処理、スプレードライ、凍結処理等によって不活化したものであって、例えば死菌体が使用可能である。乳酸菌としては生菌を使用するのが技術常識であり、この技術常識にしたがって、乳酸菌生菌をケールペーストやケール青汁に添加したけれども、品質の劣化がはじまり、甚だしい場合には腐敗するに至り、ましてや食用に供することなどは不可能であった。
【００１７】
これに対して本発明は、ケールペーストやケール青汁には添加できなかった乳酸菌を添加することにはじめて成功しただけでなく、得られた製品は、口当り、風味、品質ともにすぐれ、食用に供することが充分に可能であり（つまり、乳酸菌含有ケール食品という新規食品を開発しただけでなく）、そのうえ更に、便秘改善という新しい生理活性を得ることにはじめて成功したものであり、このような特徴を乳酸菌生菌から予測することは、技術レベルを逆転することとなり、容易ではないというより不可能といっても過言ではない。
【００１８】
このように本発明は、乳酸菌死菌体を使用する点に特徴を有するものであって、上記した著効のほか、死菌体であるために生菌体とは異なり、その取扱い、保存、加工にも格別の注意を払う必要がなく、工業的な面からもメリットがある。また、乳酸菌は胃で死滅することなく生かして腸にまで到達せしめる必要がなく、このための格別の配慮を要しないので、この点においてもすぐれている。
【００１９】
そのうえ更に、本発明においては乳酸菌死菌体のほか、その処理物も同様に使用可能であって、すぐれた便秘改善作用を有する。乳酸菌死菌体（不活化乳酸菌）の処理物としては、菌体の破砕物、細砕物、磨砕物、細片、超音波処理物等、機械的、あるいは超音波といった物理的な破壊手段によって破砕されたものをすべて包含するものである。死菌体処理物は、死菌体と同様に、腸のぜん動運動を高め、特に細胞壁を含有する処理物はその作用が高く、また、腸内乳酸菌の栄養源ともなり、その結果、全体として高い便秘改善効果が奏されることとなる。
【００２０】
添加する乳酸菌は、ヨーグルトや乳酸菌飲料等由来のものでもよいし、専用に培養されたものでもよいが、不活化処理する必要があり、乾燥することも可能である。不活化乳酸菌（殺菌された乳酸菌）を使用することにより、乳酸菌をケールペーストに添加することがはじめて可能となった。その添加量に格別の規定はないが、通常、ケールペースト３０％含有食品あたり、１億〜５兆個、好ましくは５００億〜３兆個、更に好ましくは５００億〜１兆個程度とするのがよい。
【００２１】
アロエとしては、キダチアロエ、アロエベラ等が使用される。アロエは胃腸に対して効果があるだけでなく、直接腸壁を刺激してぜん動運動を盛んにする効果があるため、便秘改善作用も有し、腸内に存在する乳酸菌を増殖させて、便秘の改善にあずかる。アロエの添加量は、ケールペースト３０％含有食品あたり、アロイン換算で０．５％を越えない量、好ましくは０．１％を越えない量とするのがよい。
【００２２】
ケールペーストは、水溶性繊維、不溶性繊維、植物（野菜）系の各種栄養素を含み、不溶性繊維に富んだ食品であるが、便秘改善用食品に使用するには食物繊維の量が充分ではない。そこで、本発明においては、整腸作用を更に高めるため食物繊維を添加する。食物繊維としては、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維のいずれか一方あるいは両方が使用できる。
【００２３】
水溶性食物繊維としては、カラギーナン、コンドロイチン硫酸、アルギン酸ナトリウム、ペクチン、グアーガム分解物、プルラン、グアーガム、ローカストビーンガム、キサンタンガム、タマリンドガム、トラガントガム、ジェランガム、ポリデキストロース、軟骨抽出物、ヘパリンナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース及びカードランからなる群より選ばれる１種以上が使用される。
【００２４】
不溶性食物繊維としては、難消化性デキストリン、グルコマンナン、ペクチンサイリウム種皮、アップルファイバー、コーンファイバー、ビートファイバー、大豆ファイバー、米糠、小麦ふすま、セルロース、ヘミセルロースからなる群より選ばれる１種以上が使用される。
【００２５】
ここで難消化性デキストリンとは、馬鈴薯澱粉を熱処理後、分画、精製して得たものである。またグアーガム分解物とは、グアーガムを熱、酸、酵素等で分解したものであり、平均分子量が約５，０００のものが好ましい。また軟骨抽出物とは、例えば豚気管等の軟骨を熱水等の溶媒で抽出し、適宜濃縮、乾燥したものである。
【００２６】
食物繊維の含有量は、便秘改善が得られる量であればよく、格別の限定はないが、一応の目安として、ケールペースト３０重量％含有便秘改善食品あたり、水溶性食物繊維が０．１〜５０重量％、好適には０．５〜３０重量％、更に好適には１〜２０重量％であり、不溶性食物繊維が０．０１〜３０重量％、好適には０．０５〜２０重量％、更に好適には０．１〜１５重量％である。
【００２７】
本発明において使用するオリゴ糖類は、キシロオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、大豆オリゴ糖、パラチノース、グルコシルシュークロース、マルトシルシュークロース、ラクチュロース、ラフィノース、パラチノースオリゴ糖、乳果オリゴ糖、およびイソマルトオリゴ糖からなる群より選択される少なくとも１種である。
【００２８】
オリゴ糖は、主に腸内乳酸菌（ビフィズス菌を含む）を活性化して腸内環境を改善する目的で使用するものであるが、その量はこの目的を達成できるものであれば特に規定はされないが、一応の目安として、ケールペースト３０重量％製品あたり、０．１〜５０％、好ましくは０．５〜１５％程度とするのがよい。
【００２９】
本発明においては、上記のほか、所望に応じて、味付けのためにフラクトース、抹茶等を配合してもよいし、ビタミン類やミネラル類の強化のためにアスコルビン酸、同ナトリウム、その他各種ビタミンや各種ミネラルを配合してもよい。更に、ビタミン、ミネラルその他各種栄養素を含有するケール青汁、その乾燥粉末、ペースト化物等を配合してもよい。
【００３０】
ケール青汁は、ケールを搾汁したジュースを指し、例えばケールの葉を５ｍｍ〜１０ｍｍ程度にカットした後、これをスクリュープレス等の搾汁機で処理して得られるケールジュースが好適例として挙げられる。ケール青汁は市販品（青汁：キューサイ（株））も使用可能であり、その冷凍品、乾燥品、ペースト化物も使用可能である。また、ケール青汁には、各種栄養素のほか、食物繊維も含まれており、便秘改善には更に有利である。
【００３１】
本発明に係る便秘改善食品を製造するには、ケールペースト及び他の成分を所定量混合した後、殺菌、包装等常法にしたがって処理すればよい。その際、配合量、配合割合は既述にとらわれることなく、便秘改善効果が奏される量、割合が適宜選択される。
【００３２】
その配合例を下記表１に示す。なお、表１は１パック９０ｇあたりの割合量であり、サンファイバーは、水溶性食物繊維ガラクトマンナン分解物の商品名（太陽化学（株））である。
【００３３】
（表１）

【００３４】
本製品として液状の製品を上記に例示したが、更に飲用しやすくするため、クエン酸等の酸味料、砂糖等の甘味料を更に添加してもよい。また、所望するのであれば、このままパックごと凍結してもよいし、ペースト状にしたり、凍結乾燥等により乾燥してもよい。本製品は、このまま経口摂取してもよいし、所望するのであれば、例えば乾燥粉末に精製澱粉などを加え、混合し、焼き上げて、パンやビスケット状とすれば、おいしく食べることができるようになる。また、カレー等のペースト状食品としてもよい。
【００３５】
本発明に係る便秘改善食品の１日の摂取量は、年令、体重、便秘の程度等にもよるが、ケールペーストとして３０〜３００ｇ、好ましくは５０〜２００ｇとするのが良い。なお、本発明に係る便秘改善食品は、その有効成分がそもそも飲食品であるため、安全性に関して格別の問題はなく、また、現にラットに対して１日当り１ｇ経口投与したが、１０日間経過後も毒性は認められなかった。
【００３６】
以下、本発明の実施例について詳記するが、これらのみに本発明を限定するものではない。
【００３７】
【実施例１】
下記表２に示す配合にしたがい、各成分を順次水に添加混合し、ヒートプレート予熱（６０℃）した後、アセブライザー殺菌し（１１５℃、５秒）、冷却した。そしてロータリーポンプにて９０ｇずつプラスチックフィルム袋に充填、包装し、フレキシブルフリーザにて冷凍し、−１８℃で保管した。
【００３８】
（表２）

【００３９】
ケールペーストとしては、アブラナ科植物であるケール（Ｂｒｕｓｓｉｃａ　ｏｌｅｒａｃｅａ　Ｌ　ｖａｒ　ａｃｅｐｈａｌａ）の葉を９８℃で１０分間煮てブランチングした後、これを取り出して水切りした後フードプロセッサで磨砕してペースト化したものを使用した。
【００４０】
水溶性食物繊維としては、グアーガム分解物を使用した。具体的には、グアーガムを酵素分解して得た乾燥粉末製品を用いた（太陽化学株式会社、商品名：サンファイバー）。本製品は、白〜類白色の粉末であって、水分７％以下、粗蛋白１％以下、灰分２％以下、ｐＨ（１０％液）６〜７、食物繊維（プロスキー法）７５％以上を有するガラクトマンナン酵素分解物である。
【００４１】
オリゴ糖としては、フラクトオリゴ糖を使用した。
【００４２】
不活化乳酸菌としては、エンテロコッカス・フェカリスの培養菌体を殺菌処理し、デキストリンを用いてスプレードライした製品を用いた（コンビ株式会社、商品名：イーエフパワー）。本製品は、淡黄色微細粉末であって、乳酸球菌を３×１０^１２個／ｇ以上含有するものであった。
【００４３】
【実施例２】
上記によって得た製品を解凍して、清涼飲料水タイプの便秘改善食品を得た。本品は、不活化乳酸菌を１兆個含有し、繊維が７ｇ強化されていた（９０ｇあたり）。
【００４４】
上記によって得た便秘改善食品を、便秘気味である２０名のパネラーに、１日あたり９０ｇ、７日間飲用してもらい、排便の有無をカウントした。排便があったパネラーの人数を％で示した（表３）。なお、表３には、対照として、便秘気味である上記とは別のパネラー２０名に、ケールペースト３５ｇに水を加えて全量を９０ｇとした対照品を飲用してもらい、得られた排便データも併記した。
【００４５】
（表３）

【００４６】
上記結果から明らかなように、対照の青汁も２５％増というすぐれた便通改善効果を示したが、本発明においては、５０％増以上という更にすぐれた便通改善効果が示された。しかも、本発明の効果は、即効的というより、時間とともに高くなる傾向が認められ、穏やかなききめを有するマイルドな便秘改善剤ということが確認された。なお、試験期間中、パネラーに腹痛等格別の副作用は認められなかった。
【００４７】
【実施例３】
下記表４の配合により、便秘改善食品（乳酸菌死菌０．３３ｇ、アロエ０．０５ｇ、繊維７ｇ強化）を製造した。得られたドリンク製品はケールペースト、乳酸菌を含有するにもかかわらず、品質には変化がなく、ドリンク剤の形態が維持されていた。
【００４８】
（表４）

【００４９】
上記ドリンクを、便秘気味のボランティア１００人をパネラーとして、朝、夕に１本ずつ７日間（２００２年７月）飲用してもらい、便通改善（Ｃ）のチェックを行ってもらい、その程度を人数％で示した（表５）。あわせて、口当たり（Ａ）、味（Ｂ）のチェックも行ってもらい、総合評価（Ｄ）も行った。
【００５０】
（表５）

【００５１】
上記結果から明らかなように、（Ａ）口当りは、良い・やや良いが６４％を示し、ほどよい口当りが多数の支持を得た。（Ｂ）味は、良い・やや良いが４６％、悪い・やや悪いが３０％で、ほぼ半数が苦味は有するもののマイルドなものであって好感を示した。（Ｃ）便秘改善は、良い・やや良いが５６％であって、過半数が便秘の改善を確認している。（Ｄ）これらを総合した結果、良い・やや良いが８８％を占め、悪い・やや悪いを大きく引き離す結果となった。
【００５２】
上記したように、乳酸菌死菌体を使用する効果が、製造面（ドリンクを品質低下させることなく製造できる）、官能面（風味、食感にすぐれ、飲用しやすい）、効果面（排便の回数、便のかさがふえ、すぐれた便秘改善効果が得られる）のいずれからも確認された。
【００５３】
【発明の効果】
乳酸菌死菌体を使用することにより、ケールを用いる便秘改善食品の製造がはじめて可能となった。しかも、本発明に係る便秘改善食品は、風味、食感にすぐれて飲食しやすいだけでなく、卓越した便秘改善効果を奏し、また、各成分は天然由来であるため、安全性が高く、長期間の使用が可能である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a food for improving constipation, and more particularly to a novel food having a high constipation improving effect derived from a natural product, characterized by using lactic acid bacteria, particularly inactivated lactic acid bacteria.
[0002]
[Prior art]
It has been conventionally known that dietary fibers such as vegetables have an effect of improving constipation. For example, chondroitin sulfate (Japanese Patent Laid-Open No. 61-44822) and hyaluronic acid (Japanese Patent Laid-Open No. 61-47418) are known. ) Has a gastric mucosa protective action and constipation improving action, and alginic acid (Japanese Patent Laid-Open No. 61-185167) is also known to have a constipation improving action. However, it has not been reported that dead lactic acid bacteria have an excellent constipation improving effect.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the effect of improving constipation due to dietary fiber is not always sufficient, and there are still many points to be improved, such as having to take a large amount in order to obtain a sufficient effect. On the other hand, pharmaceuticals are also used for the purpose of eliminating constipation, but there are many types used as laxatives and there are few types that can be used safely over a long period of time, although they have immediate effects.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made for the purpose of developing a safe food that has a certain effect of improving constipation and is suitable for long-term use in view of the above-described state of the art. The use of dietary fiber alone does not achieve the intended purpose even if a combination of water-soluble dietary fiber and insoluble dietary fiber, or complex dietary fiber containing both, is used. It was.
[0005]
Therefore, the present inventors conducted extensive studies on other components, and further studied focusing on natural products from the viewpoint of safety. As a result, kale paste obtained by pasting kale which is a cruciferous plant Found rich in dietary fiber. However, paying attention to the fact that the use of only kale paste alone does not provide a satisfactory constipation-improving effect for the first time, as a result of various screenings, lactic acid bacteria were selected and added to kale paste, resulting in degraded quality. Began, and eventually it was corrupted.
[0006]
Thus, the present inventors have found that mixing lactic acid bacteria with kale is impossible in terms of quality maintenance, and it is not possible to improve the constipation or even use it for food.
[0007]
However, the present inventors dared to counter this, that is, despite finding that lactic acid bacteria cannot be mixed with kale, the combination of the two may be useful for improving constipation again. Despite extensive research, it was not successful. Therefore, we tried to change the way of thinking and paid attention to the fixed idea or common sense that lactic acid bacteria must be living in order to improve the intestinal environment such as constipation improvement. Focused on the body for the first time. In other words, the present invention has been made by paying attention to the fact that it is strongly predicted that there will be no effect, and is very characteristic. This is because, when viable cells cannot be used, those skilled in the art cannot even pay attention to dead cells that are sufficiently predicted to be inferior or ineffective.
[0008]
In this way, the inventors of the present invention have paid attention to dead lactic acid bacteria that are completely opposite to technical common sense, and cannot be focused on technical common sense, and added this to kale. This was a very useful new finding that it was not recognized and could be drunk sufficiently, and that it further improved constipation.
[0009]
The fact that lactic acid bacteria dead cells can be mixed with kale and has an effect of improving constipation is a completely new finding that has not been known so far, and the present invention has finally been completed as a result of further research based on this useful new finding. Is.
[0010]
That is, the present invention has a basic technical idea of a food for improving constipation characterized by containing lactic acid bacteria killed cells, and the constipation improving food according to the present invention includes lactic acid bacteria killed cells, It also includes foods characterized by containing at least one of dietary fiber, oligosaccharide, and aloe, and further kale paste. These may be blended at the same time into a single food, or may be prepared separately and taken at the same time as used or sequentially.
The present invention is described in detail below.
[0011]
The kale paste refers to a paste obtained by processing kale into a slurry and making it into a muddy state. As the kale, various kales such as kitchen kale, tree kale, bush kale, mallow kale, collard, green leaf kanran can be used, and any part of the leaf part and the stem part can be used.
[0012]
Paste processing can be performed by a known pasting method (slurry method, grinding method) using a microcutter, food processor, mixer, juicer, blender or the like.
[0013]
The kale may be cleaned as it is or if desired, and / or cut to an appropriate size and pasted, but it is preferably blanched to prevent food fading, flavor and quality degradation. It is. As the blanching treatment, conventional methods such as hot water treatment, steaming treatment, and microwave treatment are appropriately used.
[0014]
The hydrothermal treatment is performed by immersing kale in boiling water for 0.5 seconds to 60 minutes, preferably 1 second to 40 minutes, more preferably 2 seconds to 30 minutes, at 80 ° C. or higher, preferably 90 ° C. or higher. Do. At this time, if a normal dose of sodium chloride and / or baking soda is added to hot water, a more vivid kale color tone can be obtained. The blanching process may be performed before or after the kale pasting process, but it is more efficient to perform it before the pasting process. The kale paste may be dried by freeze drying or the like.
[0015]
As the lactic acid bacteria used in the present invention, Lactis, Fecalis, Acidophilus, Bifidobacteria and other lactic acid bacteria can be used alone or in combination. Non-limiting examples include: Lactobacillus acidophilus IFO 3831, L. lactis IFO 12522 etc .; Bifidobacterium longum ATCC 15708 etc., Streptococcus genus (Streptococcus faecalis IFO 12970 etc.); Leuconostoc genus (Leuconostoc mesenteroides IFO 3426 etc.), Enterococcus genus (Enterococcus faecalis IFO 3971 etc.).
[0016]
In the present invention, inactivated lactic acid bacteria are used as the lactic acid bacteria. Inactivated lactic acid bacteria are inactivated by heat treatment, spray drying, freezing treatment, etc., and dead cells can be used, for example. It is common knowledge to use live bacteria as lactic acid bacteria, and in accordance with this common knowledge, live lactic acid bacteria were added to kale paste and kale green juice. However, quality deterioration started, and in severe cases, it would rot. It was impossible to use it for food.
[0017]
In contrast, the present invention was not only successful in adding lactic acid bacteria that could not be added to kale paste or kale green juice, but the resulting product was excellent in mouthfeel, flavor and quality and served for food. (In addition to the development of a new food called lactic acid bacteria-containing kale food), and it was also the first success in obtaining a new physiological activity to improve constipation. Predicting from live lactic acid bacteria will reverse the level of technology, and it is no exaggeration to say that it is impossible rather than easy.
[0018]
Thus, the present invention is characterized in that it uses lactic acid bacteria killed cells, and in addition to the above-mentioned effects, it is a dead cell, so unlike live cells, its handling, storage, There is no need to pay special attention to processing, and there is an advantage from an industrial viewpoint. In addition, lactic acid bacteria are excellent in this respect because they do not need to reach the intestine without being killed in the stomach and do not require special consideration for this purpose.
[0019]
Furthermore, in the present invention, in addition to dead lactic acid bacteria, treated products thereof can be used in the same manner and have an excellent constipation improving effect. Processed products of dead lactic acid bacteria (inactivated lactic acid bacteria) include crushed cells, crushed materials, ground products, strips, sonicated products, etc., and mechanical or ultrasonic disruption methods. It includes everything that has been done. The treated product of dead cells, like the dead cells, increases the peristaltic movement of the intestine, and especially the treated product containing cell walls has a high effect, and also serves as a nutrient source for intestinal lactic acid bacteria. A high effect of improving constipation will be achieved.
[0020]
The lactic acid bacterium to be added may be derived from yogurt, a lactic acid bacterium beverage or the like, or may be cultured exclusively, but needs to be inactivated and can be dried. By using inactivated lactic acid bacteria (sterilized lactic acid bacteria), it became possible for the first time to add lactic acid bacteria to kale paste. Although there is no special rule for the amount of addition, it is usually 100 to 5 trillion, preferably 50 to 3 trillion, more preferably about 50 to 1 trillion per food containing 30% kale paste. Is good.
[0021]
As aloe, Kidachi aloe, aloe vera, etc. are used. Aloe not only has an effect on the gastrointestinal tract, but also has the effect of stimulating the peristaltic movement by directly stimulating the intestinal wall, so it also has an effect of improving constipation, allowing lactic acid bacteria present in the intestine to grow and constipation To improve. The amount of aloe added is preferably not more than 0.5%, preferably not more than 0.1% in terms of aloin per food containing 30% kale paste.
[0022]
Kale paste contains water-soluble fiber, insoluble fiber, and various plant (vegetable) nutrients and is rich in insoluble fiber. However, the amount of dietary fiber is not sufficient for use in foods for improving constipation. Therefore, in the present invention, dietary fiber is added to further enhance the intestinal regulating action. As dietary fiber, one or both of water-soluble dietary fiber and insoluble dietary fiber can be used.
[0023]
As water-soluble dietary fiber, carrageenan, chondroitin sulfate, sodium alginate, pectin, guar gum degradation product, pullulan, guar gum, locust bean gum, xanthan gum, tamarind gum, tragacanth gum, gellan gum, polydextrose, cartilage extract, heparin sodium, hyaluronic acid One or more selected from the group consisting of sodium, sodium carboxymethylcellulose, methylcellulose and curdlan are used.
[0024]
As the insoluble dietary fiber, one or more selected from the group consisting of indigestible dextrin, glucomannan, pectin psyllium seed coat, apple fiber, corn fiber, beet fiber, soybean fiber, rice bran, wheat bran, cellulose and hemicellulose are used. The
[0025]
Here, the indigestible dextrin is obtained by heat-treating potato starch, followed by fractionation and purification. The guar gum degradation product is a product obtained by degrading guar gum with heat, acid, enzyme or the like, and preferably has an average molecular weight of about 5,000. The cartilage extract is obtained by extracting cartilage such as porcine trachea with a solvent such as hot water, and concentrating and drying as appropriate.
[0026]
The content of dietary fiber is not particularly limited as long as it can improve constipation, but as a guide, water-soluble dietary fiber is 0.1 to 30% by weight of constipation-improving food containing kale paste. 50 wt%, preferably 0.5-30 wt%, more preferably 1-20 wt%, insoluble dietary fiber 0.01-30 wt%, preferably 0.05-20 wt%, More preferably, it is 0.1 to 15% by weight.
[0027]
The oligosaccharides used in the present invention are xylooligosaccharide, fructooligosaccharide, galactooligosaccharide, soybean oligosaccharide, palatinose, glucosyl sucrose, maltosyl sucrose, lactulose, raffinose, palatinose oligosaccharide, dairy oligosaccharide, and isomaltoligosaccharide. Is at least one selected from the group consisting of
[0028]
Oligosaccharides are mainly used for the purpose of activating intestinal lactic acid bacteria (including bifidobacteria) to improve the intestinal environment, but the amount is not particularly defined as long as this purpose can be achieved. However, as a rough guide, it is preferable to set the amount to 0.1 to 50%, preferably about 0.5 to 15% per 30% by weight product of kale paste.
[0029]
In the present invention, in addition to the above, if desired, fructose, green tea, etc. may be blended for seasoning, ascorbic acid, sodium, other various vitamins for strengthening vitamins and minerals, etc. Various minerals may be blended. Furthermore, kale green juice containing vitamins, minerals and other various nutrients, dry powders thereof, pastes and the like may be blended.
[0030]
Kale Aojiru refers to juice obtained by squeezing kale. For example, kale juice obtained by cutting a kale leaf to about 5 mm to 10 mm and then processing it with a squeezing machine such as a screw press is given as a preferred example. It is done. Kale Aojiru can also be used as a commercial product (Aojiru: Qusai Co., Ltd.), and its frozen product, dried product, and pasted product can also be used. Kale Aojiru also contains dietary fiber in addition to various nutrients, which is more advantageous for improving constipation.
[0031]
In order to produce the food for improving constipation according to the present invention, kale paste and other components are mixed in a predetermined amount, and then processed according to conventional methods such as sterilization and packaging. At that time, the amount and the proportion of the constipation-improving effect are appropriately selected without being limited by the blending amount and the blending proportion.
[0032]
The blending examples are shown in Table 1 below. In addition, Table 1 is a ratio amount per 90 g of one pack, and the sun fiber is a trade name of a water-soluble dietary fiber galactomannan degradation product (Taiyo Kagaku Co., Ltd.).
[0033]
(Table 1)

[0034]
Although the liquid product is exemplified above as the present product, an acidulant such as citric acid and a sweetener such as sugar may be further added for easier drinking. If desired, the whole pack may be frozen as it is, or may be pasted or dried by lyophilization or the like. This product may be taken orally as it is, and if desired, for example, if you add purified starch to dry powder, mix and bake it into bread or biscuits, you can eat deliciously Become. Moreover, it is good also as paste-like foodstuffs, such as curry.
[0035]
The daily intake of the food for improving constipation according to the present invention is 30 to 300 g, preferably 50 to 200 g as kale paste, although it depends on age, weight, degree of constipation, and the like. The constipation-improving food according to the present invention has no particular safety problems because its active ingredient is originally a food and drink, and was actually orally administered to a rat at 1 g per day, but after 10 days had elapsed. No toxicity was observed.
[0036]
Examples of the present invention will be described in detail below, but the present invention is not limited to these examples.
[0037]
[Example 1]
According to the formulation shown in Table 2 below, each component was added and mixed in water sequentially, preheated to a heat plate (60 ° C.), sterilized by an assembler (115 ° C., 5 seconds), and cooled. Then, 90 g each was filled and packaged in a plastic film bag with a rotary pump, frozen with a flexible freezer, and stored at −18 ° C.
[0038]
(Table 2)

[0039]
As a kale paste, the leaves of the cruciferous plant kale (Brussica oleracea L var acephala) were boiled by boiling at 98 ° C. for 10 minutes, taken out, drained, and then ground by a food processor to obtain a paste. I used something.
[0040]
As water-soluble dietary fiber, a guar gum degradation product was used. Specifically, a dry powder product obtained by enzymatic degradation of guar gum was used (Taiyo Chemical Co., Ltd., trade name: Sunfiber). This product is a white to white powder, with a moisture content of 7% or less, crude protein of 1% or less, ash content of 2% or less, pH (10% solution) of 6-7, dietary fiber (Prosky method) of 75% or more It is a galactomannan enzyme degradation product having
[0041]
A fructooligosaccharide was used as the oligosaccharide.
[0042]
As the inactivated lactic acid bacteria, a product obtained by sterilizing the cultured cells of Enterococcus faecalis and spray-drying with dextrin (Combi Corporation, trade name: EFPower) was used. This product was a light yellow fine powder containing 3 × 10 ¹² lactic acid cocci / g or more.
[0043]
[Example 2]
The product obtained above was thawed to obtain a soft drink type constipation improving food. This product contained 1 trillion inactivated lactic acid bacteria, and the fiber was strengthened by 7 g (per 90 g).
[0044]
The constipation-improving food obtained as described above was consumed by 90 panelists who were constipated for 90 days per day for 7 days, and the presence or absence of defecation was counted. The number of panelists who had defecation was shown in% (Table 3). In Table 3, as a control, 20 panelists different from the above, which are constipated, were allowed to drink a control product with a total amount of 90 g by adding water to 35 g of kale paste, and obtained defecation data. Also listed.
[0045]
(Table 3)

[0046]
As is clear from the above results, the control green juice also showed an excellent stool improvement effect of 25% increase, but in the present invention, a more excellent stool improvement effect of 50% increase or more was shown. In addition, the effect of the present invention was confirmed to be a mild constipation-improving agent having a gentle texture, with a tendency to increase with time rather than being immediately effective. During the test period, no special side effects such as abdominal pain were observed in the panelists.
[0047]
[Example 3]
A food for improving constipation (0.33 g of killed lactic acid bacteria, 0.05 g of aloe, and 7 g of fiber) was produced according to the formulation shown in Table 4 below. Although the obtained drink product contained kale paste and lactic acid bacteria, the quality did not change and the form of the drink was maintained.
[0048]
(Table 4)

[0049]
100 volunteers with constipation appear to take the above drinks for 7 days (July 2002) one by one in the morning and evening, and check the improvement of bowel movement (C). % (Table 5). In addition, the taste (A) and taste (B) were also checked, and a comprehensive evaluation (D) was also performed.
[0050]
(Table 5)

[0051]
As is clear from the above results, (A) mouth feel was good / slightly good, but showed 64%, and a moderate mouth feel obtained many supports. (B) The taste was 46% good / slightly good and 30% bad / slightly bad, but almost half of them had a bitter taste but were mild and showed a good feeling. (C) The improvement of constipation is good / somewhat good, but 56%, and the majority confirms the improvement of constipation. (D) As a result of synthesizing these, good / slightly good accounted for 88%, and bad / slightly bad was greatly separated.
[0052]
As described above, the effects of using dead lactic acid bacteria are the production side (can be produced without degrading the quality of the drink), sensory side (excellent flavor, texture, easy to drink), and the effective side (number of defecations) In addition, the stool size was improved and an excellent constipation improving effect was obtained.
[0053]
【The invention's effect】
By using lactic acid bacteria dead cells, production of food for improving constipation using kale became possible for the first time. Moreover, the constipation-improving food according to the present invention is not only excellent in flavor and texture but easy to eat and drink, and also has an excellent constipation-improving effect, and since each component is naturally derived, it is highly safe and long Use of period is possible.

Claims

A food for improving constipation characterized by comprising a lactic acid bacterium dead cell or a processed product thereof.

A food for improving constipation, characterized by comprising at least one of lactic acid bacteria killed cells or a processed product thereof, dietary fiber, oligosaccharide, aloe, and kale paste.

The lactic acid bacterium dead cell or a processed product thereof is at least one of a crushed pulverized product, a pulverized product, a ground product, a strip, and a sonicated product, according to claim 1 or 2. Food.

Lactic acid bacteria belong to Lactobacillus, Bifidobacterium, Pediococcus, Streptococcus, Leuconostoc, 1 species of Enterococcus (Enterococcus) It is the above, The foodstuff of any one of Claims 1-3 characterized by the above-mentioned.

The food according to any one of claims 2 to 4, wherein the dietary fiber is water-soluble dietary fiber and / or insoluble dietary fiber.

The food according to any one of claims 1 to 5, further comprising at least one of green juice, fructose, ascorbic acid, and matcha tea.

The foodstuff according to any one of claims 1 to 6, wherein the amount of aloe added does not exceed 0.5%, preferably 0.1% in terms of aloin.

The food according to any one of claims 1 to 7, wherein the form of the food is a soft drink.