JP2004080104A - 逆f型アンテナ及び無線通信装置 - Google Patents

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粕谷 高之
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Abstract

【課題】本発明は、無線LANのアクセスポイント等に内蔵される逆F型アンテナ及びそれを備えた無線通信装置に関し、作業性に優れ製造歩留まりを向上できる逆F型アンテナ及びそれを備えた無線通信装置を提供する。
【解決手段】逆F型アンテナ1は、接地導体板4の接続導体板3側端部で接地導体板4とほぼ同一平面内に設けられ、シールド板52に固定する固定用ねじ90を取り付ける固定用ねじ取付部6と、接地導体板4のほぼ中央部に凸状に形成された突起部8とを有している。シールド板52は、逆F型アンテナ1の取付位置に固定用ねじ90がねじ込まれる雌ねじ部58と、突起部8の凸部が挿入される凸部挿入用開口部56とを有するように構成する。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信装置のアンテナとして用いられる逆F型アンテナ及びそれを備えた無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えばIEEE802.11シリーズの規格に代表される無線LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)によるデータ通信が普及しつつある。無線LANでは、PC(パーソナル・コンピュータ)同士あるいはPCとプリンタ等の周辺装置との間でのデータの送受信を電波による無線ネットワークを構築して行うことができる。
【0003】
例えば、IEEE802.11bでは、2.4GHz帯の電波を使用して、低速の有線LANとほぼ同等の10Mbps程度のデータ転送速度で距離10mから100m程度の範囲に無線ネットワークを構築することができる。IEEE802.11bでは、ノイズの混入や盗聴防止のため、スペクトラム拡散方式の1つである直接拡散方式による無線通信が採用されている。
【0004】
通信形態としては、無線通信装置間で直接データ通信を行うアドホック方式や、アクセスポイントを設けてアクセスポイントを介してデータ通信を行うインフラストラクチャ方式などが存在する。無線LANを実現するには、無線LANカードやアダプタを各PCや周辺装置に装着して必要に応じてアクセスポイントを設置する。
【0005】
これらの無線LANカード、無線LANアダプタ、及びアクセスポイント等の無線通信装置には安定して無線通信ができるように種々のタイプのアンテナが取り付けられている。例えば、アクセスポイントには逆F型アンテナが設けられている。図10は、従来の逆F型アンテナを示す斜視図である。図10に示すように、逆F型アンテナ100は、無線通信装置(例えばアクセスポイント)200を構成するPCB(プリント基板)上に形成されたRF回路やベースバンド回路(共に不図示)を外部の高周波ノイズから遮蔽するための金属導体から成りグランド(GND)に接続されたシールド板150に取り付けられている。
【0006】
逆F型アンテナ100は、長方形平板状の放射導体板102が接続導体板103を介して長方形平板状の接地導体板104に接続されている。放射導体板102と接続導体板103及び接地導体板104は例えば1枚の平板状金属導体板に板金プレス加工を施して作製されている。放射導体板102は接地導体板104にほぼ平行に対向配置されており、接地導体板104の長方形板面をシールド板150に半田付けすることにより、放射導体板102の板面がシールド板150面から所定の距離を隔ててシールド板150にほぼ平行に配置されるようになっている。
【0007】
接地導体板104には、同軸ケーブル180の編組(外部導体)184を挿通させて半田付けする編組接続用穴108が開口されている。一方、放射導体板102には、同軸ケーブル180の芯線(内部導体)182を挿通させて半田付けする芯線接続用穴106が開口されている。同軸ケーブル180は、シールド板150に開口された不図示の貫通穴を通して芯線接続用穴106に芯線182が半田付けされ、編組接続用穴108に編組184が半田付けされている。同軸ケーブル180は、金属導体線の芯線182を軸にして絶縁体を介してその周囲に金属細線を編み込んだ編組184が配置されている。編組184は接地されている。編組184の外周はシース(絶縁性外皮)186で被覆されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のように従来の逆F型アンテナの構造では、接地導体板104の板面をシールド板150に固定するために半田付けをする必要がある。しかしながら、この半田付け作業は、比較的小型の逆F型アンテナを手でつまんで半田ごてを使う必要があり作業性が低い。また、接地導体板104の半田の剥がれなどにより製造歩留まりが低下してしまうという問題が生じている。
【0009】
本発明の目的は、作業性に優れ製造歩留まりを向上できる逆F型アンテナ及びそれを備えた無線通信装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、接続導体板を介して接地導体板とほぼ平行に対向配置される放射導体板を有する逆F型アンテナであって、前記接地導体板は、無線通信装置に固定する固定部を有することを特徴とする逆F型アンテナによって達成される。
【0011】
上記本発明の逆F型アンテナであって、記固定部は、固定用部材が取り付けられる固定用部材取付部を有していることを特徴とする。また、前記固定用部材は、ねじであり、前記固定用部材取付部は、前記ねじを貫通させる穴が形成されていることを特徴とする。
【0012】
上記本発明の逆F型アンテナであって、前記接地導体板は、前記無線通信装置と係合する係合部をさらに有していることを特徴とする。また、前記係合部は、突起が形成されていることを特徴とする。あるいは、前記係合部は、開口が形成されていることを特徴とする。またあるいは、前記係合部は、爪を有していることを特徴とする。
【0013】
上記本発明の逆F型アンテナであって、前記固定部は、前記接地導体板の裏面に対向配置された固定用壁部を有していることを特徴とする。前記固定用壁部の互いの対向面側は凹状で当該対向面の裏面側は凸状に形成されていることを特徴とする。
【0014】
上記本発明の逆F型アンテナであって、前記固定部は、前記接地導体板端部に形成された爪と、前記爪に対向配置して前記接地導体板の裏面に形成された固定用壁部とを有していることを特徴とする。前記固定用壁部の前記爪との対向面側は凹状で当該対向面の裏面側は凸状に形成されていることを特徴とする。
【0015】
上記本発明の逆F型アンテナであって、前記固定部は、前記無線通信装置に設けられた無線通信装置側固定部が取り付けられる開口部を有していることを特徴とする。
【0016】
上記目的は、接続導体板を介して接地導体板とほぼ平行に対向配置される放射導体板を有する逆F型アンテナを備えた無線通信装置であって、前記接地導体板に設けられ、前記逆F型アンテナを本体側に固定する第1の固定部と、前記本体側に設けられ、前記第1の固定部と協働して前記逆F型アンテナを固定する第2の固定部とを有することを特徴とする無線通信装置によって達成される。
【0017】
上記本発明の無線通信装置であって、前記第1の固定部は、固定用部材が取り付けられる固定用部材取付部を有し、前記第2の固定部は、前記固定用部材が装着される固定用部材装着部を有していることを特徴とする。前記固定用部材は、ねじであり、前記固定用部材取付部は、前記ねじを貫通させる穴が形成され、前記固定用部材装着部は、前記ねじと螺合する雌ねじ部を有していることを特徴とする。
【0018】
上記本発明の無線通信装置であって、前記接地導体板は、前記本体側に係合する第1の係合部をさらに有し、前記本体側は、前記第1の係合部と係合する第2の係合部をさらに有していることを特徴とする。前記第1の係合部は、突起又は開口の一方が形成され、前記第2の係合部は、前記突起又は開口の他方が形成されていることを特徴とする。また、前記第1の係合部は、爪を有し、前記第2の係合部は、前記爪が挿入される開口が形成されていることを特徴とする。
【0019】
上記本発明の無線通信装置であって、前記第1の固定部は、前記接地導体板の裏面に対向配置された固定用壁部を有し、前記第2の固定部は、前記固定用壁部が挿入される開口部を有していることを特徴とする。前記固定用壁部の互いの対向面側は凹状で当該対向面の裏面側は凸状に形成されていることを特徴とする。
【0020】
上記本発明の無線通信装置であって、前記第1の固定部は、前記接地導体板端部に形成された爪と、前記爪に対向配置して前記接地導体板の裏面に形成された固定用壁部とを有し、前記第2の固定部は、前記爪が挿入される第1の開口部と、前記固定用壁部が挿入される第2の開口部とを有していることを特徴とする。前記固定用壁部の前記爪との対向面側は凹状で当該対向面の裏面側は凸状に形成されていることを特徴とする。
【0021】
上記本発明の無線通信装置であって、前記第2の固定部は、前記逆F型アンテナ取付位置に所定の広さを有する開口部と、前記開口部一端部から前記開口部内に延びる片持ち梁状の固定用爪部と、前記固定用爪部の先端部に形成された凸状の爪とを有し、前記第1の固定部は、前記固定用爪部の先端部の凸状の爪がはめ込まれる固定用開口部が設けられていることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態による逆F型アンテナ及びそれを備えた無線通信装置について図1乃至図3を用いて説明する。図1は、本実施の形態による逆F型アンテナ及び無線通信装置のシールド板を示す斜視図である。図2は、本実施の形態による逆F型アンテナに同軸ケーブルを接続した状態を示す断面図である。図1に示すように、逆F型アンテナ1は、無線通信装置50を構成するPCB(プリント基板)上に形成されたRF回路やベースバンド回路(共に不図示)を外部の高周波ノイズから遮蔽するための金属導体から成りグランド(GND)に接続されたシールド板52に取り付けられる。なお、図1では逆F型アンテナ1とシールド板52との接続状態を明確に示すため、同軸ケーブル180の図示は省略している。
【0023】
逆F型アンテナ1は、長方形平板状の放射導体板2が接続導体板3を介して長方形平板状の接地導体板4に接続されている。放射導体板2は接地導体板4にほぼ平行に対向配置されるように成形されている。接地導体板4の接続導体板3側端部には接地導体板4板面とほぼ同一平面内に、固定用ねじ取付部(固定用部材取付部)6が設けられている。固定用ねじ取付部6内には固定用ねじ(固定用部材)90のねじ部が貫通するための穴が設けられている。接地導体板4板面の固定用ねじ取付部6に対向する位置には、固定用ねじ取付部6より一回り大きい開口部7が設けられている。
【0024】
また、接地導体板4板面のほぼ中央部には、例えば板金プレス加工により図下方に凸状の突起部(第1の係合部)8が形成されている。また、当該板金プレス加工により、図2に示すような同軸ケーブル180の芯線(内部導体)182を半田付けする芯線接続用切欠き12が、放射導体板2の一長辺所定位置に形成されている。一方、接地導体板4の芯線接続用切切欠き12に対応する位置には、図2に示すような同軸ケーブル180の編組(外部導体)184を挿通させて半田付けする編組接続用穴10が開口されている。なお、芯線接続用切欠き12に代えて放射導体板2の板面を開口して芯線接続用穴を形成してもよいし、編組接続用穴10に代えて接地導体板4の一長辺所定位置に編組接続用切欠きを形成するようにしてももちろんよい。また、編組接続用穴10や芯線接続用切欠き12を用いずに放射導体板2に凹部を設けて芯線182と接続したり、あるいは放射導体板2の所定箇所に導電性接着剤を塗布し、これと接続するようにしたりしてもよい。このような形状をしている逆F型アンテナ1は、例えば1枚の平板状の金属導体板に板金プレス加工を施して作製することができる。なお、放射導体板2の板幅等はアンテナの特性上制約があるが、接地導体板4の板幅等には特段の制約がないので、固定用ねじ取付部6を形成する際の板金プレス加工を容易にするため比較的大きい開口部7を形成できるように、例えば図1に示すように、放射導体板2の幅より接地導体板4の幅を広くするようにしてもよい。このため、本実施形態では接続導体板3の板形状を図1に示すように台形状としているが、これに限らず他の例えば長方形状にしてももちろん構わない。
【0025】
図1に戻って、シールド板52の板面上の逆F型アンテナ取付位置には、固定用ねじ90がねじ込まれて装着される雌ねじ部(固定用部材装着部)58が形成されている。また、シールド板52の板面上には、突起部8の凸部が挿入される凸部挿入用開口部(第2の係合部)56と、同軸ケーブル180を通す同軸ケーブル用開口部54とが所定位置に形成されている。
【0026】
図2に示すように、同軸ケーブル180は、金属導体線の芯線182を軸にして絶縁体を介してその周囲に金属細線を編み込んだ編組184が配置されている。編組184は接地されている。編組184の外周はシース(絶縁性外皮)186で被覆されている。同軸ケーブル180は、シールド板52に開口された同軸ケーブル用開口部54を通して芯線182が芯線接続用切欠き12に半田92で接続され、編組184が編組接続用穴10に半田94で接続されている。
【0027】
次に、本実施の形態による逆F型アンテナ1の取り付け方法について再び図1及び図2を用いて説明する。まず、予め芯線接続用切欠き12及び編組接続用穴10に同軸ケーブル180の芯線182及び編組184をそれぞれ半田付けした後に、同軸ケーブル180の先端のコネクタ(不図示)をシールド板52に形成された同軸ケーブル用開口部54を通して無線通信装置50を構成するPCB(不図示)上のRF回路に導入する。
【0028】
次に、同軸ケーブル180が固定された逆F型アンテナ1をシールド板52上の逆F型アンテナ取付位置に位置決めする。この際、逆F型アンテナ1の接地導体板4に設けられた突起部8の凸部をシールド板52の凸部挿入用開口部56に挿入することにより容易に位置決めすることができる。なお、本実施形態では接地導体板4に凸部を設け、シールド板52に凸部挿入用開口部56を設けているが、シールド板52に凸部を設け、接地導体板4に凸部挿入用開口部を設けて位置決めするようにしてももちろんよい。つまり、接地導体板4とシールド板52とが容易に位置決めできるように、それぞれに何らかの係合部を備え、これらが係合していればよい。
【0029】
次に、固定用ねじ90を固定用ねじ取付部6内の穴を通してシールド板52の雌ねじ部58にねじ込むことにより、逆F型アンテナ1の放射導体板2を確実にシールド板52板面から所定の距離を隔ててシールド板52にほぼ平行に配置固定することができる。
【0030】
このように本実施の形態による逆F型アンテナ1は、無線通信装置50のシールド板52にねじ止めする構造にしたので、従来の逆F型アンテナの構造のような、設置導体板4をシールド板52に半田付けする工程が不要になる。このため、高い作業性を実現しつつ、設置導体板4とシールド板52の半田の剥がれによる製造歩留まりの低下をなくすことができる。
【0031】
また、本実施の形態による逆F型アンテナ1によれば、接地導体板4に突起部8を設け、シールド板52の対応位置に凸部挿入用開口部56を設けたので、これら突起部8と凸部挿入用開口部56との協働作用により、逆F型アンテナ1をシールド板52にねじ止めする際の回転止め構造が実現できる。これにより、ねじ止め時にねじ締めトルクが作用しても、突起部8が凸部挿入用開口部56側壁部に当たり逆F型アンテナ1の回転を抑えるため、逆F型アンテナ1の回転方向の位置ずれを防止できる。
【0032】
また、同軸ケーブル180の配線において、本実施の形態による逆F型アンテナ1によれば、芯線182を半田付けする芯線接続用切欠き12を放射導体板2の一長辺所定位置に形成し、接地導体板4の芯線接続用切切欠き12に対応する位置に編組184を挿通させて半田付けする編組接続用穴10を形成しているため、半田付けの作業性を向上させることができる。
【0033】
次に、図3を用いて、本実施の形態による逆F型アンテナを備えた無線通信装置50としてアクセスポイントを例にとって簡単に説明する。図3は、無線LANと有線LANとを接続するアクセスポイント50を示している。図3に示すように、アクセスポイント50は、本体内部の各種電子回路を制御するためのマイクロプロセッサ等からなる中央制御部82を有している。中央制御部82は、記憶装置に格納されたブリッジ制御プログラム76及びIEEE802.1x制御プログラム78をメモリ74に読み出して実行するようになっている。中央制御部82は、ブリッジ制御プログラム76に基づき、無線LANインターフェース部70及び有線LANインターフェース部72に対して所定のコマンドやデータを送出して、無線LANに接続された端末やリソース等(共に図示せず)と有線LAN80に接続された端末やリソース等(共に図示せず)の間でのデータの送受信を可能にする。
【0034】
また、中央制御部82は、IEEE802.1x制御プログラム78に基づき、無線LAN上のPCから送られてきた有線LAN80上のネットワークへのアクセス要求に対して、有線LAN上80に設置された認証(Radius)サーバに無線LAN上のPCの認証を問合せしたり、認証が得られた場合にはWEPの共通鍵を無線LAN上のPCに通知したりするようになっている。
【0035】
本実施の形態による逆F型アンテナは、このようなアクセスポイント50に設けられたシールド板52に図1に示すようにして取り付けられている。
【0036】
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態による逆F型アンテナ及びそれを備えた無線通信装置について図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態による逆F型アンテナの構造及び無線通信装置のシールド板を示す斜視図である。図4に示すように、逆F型アンテナ1は、無線通信装置50のシールド板52に取り付けられる。なお、図4では逆F型アンテナ1とシールド板52との接続状態を明確に示すため、同軸ケーブル180の図示は省略している。
【0037】
本実施の形態による逆F型アンテナ1は、第1の実施の形態における逆F型アンテナ1と異なり、接地導体板4板面のほぼ中央部に突起部8が形成されていない。その代わり、本実施の形態による逆F型アンテナ1には、接地導体板4の接続導体板3側と反対側の端部に接地導体板4板面から一段下がった位置に爪(第1の係合部)14が形成されている。それ以外の構成は第1の実施の形態と同様であるので同一構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
【0038】
シールド板52の板面上の逆F型アンテナ取付位置には、固定用ねじ90がねじ込まれる雌ねじ部(第2の係合部)58及び同軸ケーブル180を通す同軸ケーブル用開口部54と共に、爪14が挿入される爪挿入用開口部60が所定位置に形成されている。
【0039】
次に、本実施の形態による逆F型アンテナ1の取り付け方法について再び図4を用いて説明する。同軸ケーブル180の芯線182を芯線接続用切欠き12に接触させて半田92により半田付けし、同軸ケーブル180の編組184を編組接続用穴10において半田94により半田付けして固定するのは図2に示す第1の実施の形態と同一である。
【0040】
次に、逆F型アンテナ1の接地導体板4端部の爪14をシールド板52の爪挿入用開口部60に当接させた状態で逆F型アンテナ1全体を傾斜させ、爪14を爪挿入用開口部60に挿入する。次いで逆F型アンテナ1の姿勢を直して接地導体板4の板面をシールド板52表面に接触させて位置決めする。このように爪14を爪挿入用開口部60に挿入するだけで容易に逆F型アンテナ1の取付位置の位置決めをすることができる。
【0041】
次に、固定用ねじ90を固定用ねじ取付部6内の穴を通してシールド板52の雌ねじ部58にねじ込むことにより、逆F型アンテナ1の放射導体板2を確実にシールド板52板面から所定の距離を隔ててシールド板150にほぼ平行に配置固定することができる。
【0042】
このように本実施の形態による逆F型アンテナ1は、第1の実施の形態と同様にシールド板52にねじ止めする構造にしたので、従来の逆F型アンテナの構造のような半田付け工程が不要になる。このため、高い作業性を実現しつつ製造歩留まりの低下を抑制することができる。
【0043】
また、本実施の形態による逆F型アンテナ1によれば、接地導体板4に爪14を設け、シールド板52の対応位置に爪挿入用開口部60を設けたので、これら爪14と爪挿入用開口部60との協働作用により、シールド板52にねじ止めする際の回転止め構造及びあおり止め構造が実現できる。これにより、ねじ締めトルクの作用による逆F型アンテナ1の回転方向の位置ずれを防止できると共に、ねじ締めに伴うあおりによる接地導体板4のねじ締め側と反対側端部の浮き上がりを防止できる。
【0044】
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明の第3の実施の形態による逆F型アンテナ及びそれを備えた無線通信装置について図5及び図6を用いて説明する。図5は、本実施の形態による逆F型アンテナの構造及び無線通信装置のシールド板を示す斜視図である。図6は、本実施の形態による逆F型アンテナのシールド板への固定状態を示す断面図である。図5に示すように、逆F型アンテナ1は、無線通信装置50のシールド板52に取り付けられる。なお、図5では逆F型アンテナ1とシールド板52との接続状態を明確に示すため、同軸ケーブル180の図示は省略している。
【0045】
本実施の形態による逆F型アンテナ1は、第1及び第2の実施の形態における逆F型アンテナ1と異なり、固定用ねじ取付部6が設けられていない。また、接地導体板4に突起部8も爪14も形成されていない。その代わり、図5及び図6に示すように、本実施の形態による逆F型アンテナ1の接地導体板4のほぼ中央部裏面には、対向配置された固定用壁部16a、16bが設けられている。固定用壁部16a、16bは互いの対向面側が凹状で対向面の裏面側が凸状に形成されている。それ以外の構成は第1の実施の形態と同様であるので同一構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
【0046】
シールド板52の板面上の逆F型アンテナ取付位置には、同軸ケーブル180を通す同軸ケーブル用開口部54と共に、固定用壁部16a、16bが挿入される壁部係止用開口部62が所定位置に形成されている。
【0047】
次に、本実施の形態による逆F型アンテナ1の取り付け方法について再び図5及び図6を用いて説明する。同軸ケーブル180の芯線182を芯線接続用切欠き12に接触させて半田92により半田付けし、同軸ケーブル180の編組184を編組接続用穴10において半田94により半田付けして固定するのは第1の実施の形態における図2に示すのと同一である。
【0048】
次に、逆F型アンテナ1の接地導体板4ほぼ中央裏面の固定用壁部16a、16b先端をシールド板52の壁部係止用開口部62の対応辺部に当接させた状態で逆F型アンテナ1をシールド板52側に押し出すことにより、固定用壁部16a、16bの弾性を利用して、壁部係止用開口部62からその内方に固定用壁部16a、16bを挿入する。このように固定用壁部16a、16bを壁部係止用開口部62に挿入するだけで、逆F型アンテナ1の放射導体板2を確実にシールド板52板面から所定の距離を隔ててシールド板150にほぼ平行に配置固定することができる。
【0049】
このように本実施の形態による逆F型アンテナ1の構成によっても、従来の逆F型アンテナの構造のような半田付け工程が不要になる。このため、高い作業性を実現しつつ製造歩留まりの低下を抑制することができる。
【0050】
〔第4の実施の形態〕
次に、本発明の第4の実施の形態による逆F型アンテナ及びそれを備えた無線通信装置について図7を用いて説明する。図7は、本実施の形態による逆F型アンテナの構造及び無線通信装置のシールド板を示す斜視図である。図7に示すように、逆F型アンテナ1は、無線通信装置50のシールド板52に取り付けられる。なお、図7では逆F型アンテナ1とシールド板52との接続状態を明確に示すため、同軸ケーブル180の図示は省略している。
【0051】
本実施の形態による逆F型アンテナ1は、第3の実施の形態における逆F型アンテナ1と異なり、固定用壁部16aが設けられていない。図7に示すように、接地導体板4のほぼ中央部裏面には、固定用壁部16bのみが設けられている。そして、第2の実施の形態と同様に、接地導体板4の接続導体板3側と反対側の端部に接地導体板4板面から一段下がった位置に爪14が形成されている。つまり、接地導体板4端部に形成された爪14に対向配置して接地導体板4の裏面に固定用壁部16bが形成されている。固定用壁部16bの爪14との対向面側は凹状で対向面の裏面側は凸状に形成されている。それ以外の構成は第1乃至第3の実施の形態と同様であるので同一構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
【0052】
シールド板52の板面上の逆F型アンテナ取付位置には、同軸ケーブル180を通す同軸ケーブル用開口部54と共に、爪14が挿入される爪挿入用開口部(第1の開口部)60及び固定用壁部16bが挿入される壁部係止用開口部(第2の開口部)62が所定位置に形成されている。
【0053】
次に、本実施の形態による逆F型アンテナ1の取り付け方法について再び図7を用いて説明する。同軸ケーブル180の芯線182を芯線接続用切欠き12に接触させて半田92により半田付けし、同軸ケーブル180の編組184を編組接続用穴10において半田94により半田付けして固定するのは図2に示す第1の実施の形態と同一である。
【0054】
次に、逆F型アンテナ1の接地導体板4端部の爪14をシールド板52の爪挿入用開口部60に当接させた状態で逆F型アンテナ1全体を傾斜させ、爪14を爪挿入用開口部60に挿入する。次いで逆F型アンテナ1の姿勢を直して接地導体板4の板面をシールド板52表面に接触させて位置決めする。このように爪14を爪挿入用開口部60に挿入するだけで容易に逆F型アンテナ1の取付位置の位置決めをすることができる。
【0055】
次に、逆F型アンテナ1の接地導体板4ほぼ中央裏面の固定用壁部16b先端をシールド板52の壁部係止用開口部62の対応辺部に当接させた状態で逆F型アンテナ1をシールド板52側に押し出すことにより、固定用壁部16bの弾性を利用して、壁部係止用開口部62からその内方に固定用壁部16bを挿入する。このように、爪14を爪挿入用開口部60に挿入した後、固定用壁部16bを壁部係止用開口部62に挿入するだけで、逆F型アンテナ1の放射導体板2を確実にシールド板52板面から所定の距離を隔ててシールド板150にほぼ平行に配置固定することができる。
【0056】
このように本実施の形態による逆F型アンテナ1の構成によっても、従来の逆F型アンテナの構造のような半田付け工程が不要になる。このため、高い作業性を実現しつつ製造歩留まりの低下を抑制することができる。
【0057】
〔第5の実施の形態〕
次に、本発明の第5の実施の形態による逆F型アンテナ及びそれを備えた無線通信装置について図8及び図9を用いて説明する。図8は、本実施の形態による逆F型アンテナの構造及び無線通信装置のシールド板を示す斜視図である。図9は、本実施の形態による逆F型アンテナのシールド板への固定状態を示す断面図である。図8に示すように、逆F型アンテナ1は、無線通信装置50のシールド板52に取り付けられる。なお、図8では逆F型アンテナ1とシールド板52との接続状態を明確に示すため、同軸ケーブル180の図示は省略している。
【0058】
本実施の形態による逆F型アンテナ1は、第1及び第2の実施の形態における逆F型アンテナ1と異なり、固定用ねじ取付部6が設けられていない。また、接地導体板4に突起部8も爪14も形成されていない。また、第3の実施の形態による逆F型アンテナ1と異なり、接地導体板4裏面に固定用壁部16a、16bも設けられていない。その代わり、図8及び図9に示すように、本実施の形態による逆F型アンテナ1の接地導体板4のほぼ中央部には、シールド板52に設けられた固定用爪部の爪がはめ込まれる固定用開口部18が設けられている。それ以外の構成は第1の実施の形態と同様であるので同一構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
【0059】
シールド板52の板面上の逆F型アンテナ取付位置には、同軸ケーブル180を移動可能に通す広さを有する開口部66と共に、図示における開口部66左端部から開口部66内に延びる片持ち梁状の固定用爪部64が所定位置に形成されている。固定用爪部64の先端部64aは図下方側に凸状の爪が形成されている。固定用爪部64の根元部64bはシールド板52の板面から一段高く形成されており、先端部64aに図下方から上方に力が作用すると根元部64bを支点として先端部64aに下方へ向かう反力を作用させるようになっている。
【0060】
次に、本実施の形態による逆F型アンテナ1の取り付け方法について再び図8及び図9を用いて説明する。同軸ケーブル180の芯線182を芯線接続用切欠き12に接触させて半田92により半田付けし、同軸ケーブル180の編組184を編組接続用穴10において半田94により半田付けして固定するのは第1の実施の形態における図2に示すのと同一である。
【0061】
次に、逆F型アンテナ1の接地導体板4の図右端をシールド板52の開口部66の図右端に揃えて接地導体板4裏面をシールド板52表面に接触させた状態で、図中の矢印dに示す方向に相対的に接地導体板4をスライドさせる。接地導体板4をスライドさせると、固定用爪部64の先端部64aに接地導体板4の図右端が当接した後、下方から上方に向かう力を作用させつつ、図9(a)に示すように、接地導体板4は固定用爪部64の先端部64aを持ち上げながら進む。次いで図9(b)に示すように、固定用爪部64の先端部64aが接地導体板4ほぼ中央部の固定用開口部18に達すると、根元部64bを支点として先端部64aを下方へ向わせる力により、先端部64aの爪は固定用開口部18に嵌まり込む。これにより、接地導体板4をシールド板52表面をスライドさせるだけで、逆F型アンテナ1の放射導体板2を確実にシールド板52板面から所定の距離を隔ててシールド板150にほぼ平行に配置固定することができる。
【0062】
このように本実施の形態による逆F型アンテナ1の構成によっても、従来の逆F型アンテナの構造のような半田付け工程が不要になる。このため、高い作業性を実現しつつ製造歩留まりの低下を抑制することができる。
【0063】
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態において、シールド板上に逆F型アンテナを位置決め及び固定する際に、逆F型アンテナに設けた位置決めあるいは固定構造と、シールド板上に設けた位置決めあるいは固定構造とを付け替えて逆構成にしてももちろんよい。
【0064】
また、上記実施の形態では、無線通信装置としてアクセスポイントを例にとって説明したが、本発明はこれに限らず、逆F型アンテナを用いる無線LAN装置やその他の無線通信機器に適用することができる。
【0065】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、作業性に優れ製造歩留まりを向上できる逆F型アンテナ及びそれを備えた無線通信装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による逆F型アンテナ及びそれを備えた無線通信装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による逆F型アンテナ及びその取付構造を示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による逆F型アンテナを備えた無線通信装置を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態による逆F型アンテナ及びそれを備えた無線通信装置を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態による逆F型アンテナ及びそれを備えた無線通信装置を示す斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態による逆F型アンテナ及びその取付構造を示す断面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態による逆F型アンテナ及びそれを備えた無線通信装置を示す斜視図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態による逆F型アンテナ及びそれを備えた無線通信装置を示す斜視図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態による逆F型アンテナ及びその取付構造を示す断面図である。
【図10】従来の逆F型アンテナ及びその取付構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、100 逆F型アンテナ
2、102 放射導体板
3、103 接続導体板
4、104 接地導体板
6 固定用ねじ取付部
7 開口部
8 突起部
10 編組接続用穴
12 芯線接続用穴
14 爪
16a、16b 固定用壁部
18 固定用開口部
50、200 無線通信装置
52、150 シールド板
54 同軸ケーブル用開口部
56 凸部挿入用開口部
58 雌ねじ部
60 爪挿入用開口部
62 壁部係止用開口部
64 固定用爪部
64a 先端部
64b 根元部
66 開口部
70 無線LANインターフェース部
72 有線LANインターフェース部
74 メモリ
76 ブリッジ制御プログラム
78 IEEE802.1x制御プログラム
80 有線LAN
82 中央制御部
92、94 半田
106 芯線接続用穴
108 編組接続用穴
180 同軸ケーブル
182 芯線
184 編組

Claims (23)

  1. 接続導体板を介して接地導体板とほぼ平行に対向配置される放射導体板を有する逆F型アンテナであって、
    前記接地導体板は、無線通信装置に固定する固定部を有することを特徴とする逆F型アンテナ。
  2. 請求項1記載の逆F型アンテナであって、
    前記固定部は、
    固定用部材が取り付けられる固定用部材取付部を有していること
    を特徴とする逆F型アンテナ。
  3. 請求項2記載の逆F型アンテナであって、
    前記固定用部材は、ねじであり、
    前記固定用部材取付部は、前記ねじを貫通させる穴が形成されていること
    を特徴とする逆F型アンテナ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の逆F型アンテナであって、
    前記接地導体板は、前記無線通信装置と係合する係合部をさらに有していること
    を特徴とする逆F型アンテナ。
  5. 請求項4記載の逆F型アンテナであって、
    前記係合部は、突起が形成されていること
    を特徴とする逆F型アンテナ。
  6. 請求項4記載の逆F型アンテナであって、
    前記係合部は、開口が形成されていること
    を特徴とする逆F型アンテナ。
  7. 請求項4記載の逆F型アンテナであって、
    前記係合部は、爪を有していること
    を特徴とする逆F型アンテナ。
  8. 請求項1記載の逆F型アンテナであって、
    前記固定部は、
    前記接地導体板の裏面に対向配置された固定用壁部を有していること
    を特徴とする逆F型アンテナ。
  9. 請求項8記載の逆F型アンテナであって、
    前記固定用壁部の互いの対向面側は凹状で当該対向面の裏面側は凸状に形成されていること
    を特徴とする逆F型アンテナ。
  10. 請求項1記載の逆F型アンテナであって、
    前記固定部は、
    前記接地導体板端部に形成された爪と、前記接地導体板の裏面に形成された固定用壁部とを有していること
    を特徴とする逆F型アンテナ。
  11. 請求項10記載の逆F型アンテナであって、
    前記固定用壁部の前記爪との対向面側は凹状で当該対向面の裏面側は凸状に形成されていること
    を特徴とする逆F型アンテナ。
  12. 請求項1記載の逆F型アンテナであって、
    前記固定部は、
    前記無線通信装置に設けられた無線通信装置側固定部が取り付けられる開口部を有していること
    を特徴とする逆F型アンテナ。
  13. 接続導体板を介して接地導体板とほぼ平行に対向配置される放射導体板を有する逆F型アンテナを備えた無線通信装置であって、
    前記接地導体板に設けられ、前記逆F型アンテナを本体側に固定する第1の固定部と、
    前記本体側に設けられ、前記第1の固定部と協働して前記逆F型アンテナを固定する第2の固定部と
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  14. 請求項13記載の無線通信装置であって、
    前記第1の固定部は、
    固定用部材が取り付けられる固定用部材取付部を有し、
    前記第2の固定部は、
    前記固定用部材が装着される固定用部材装着部を有していること
    を特徴とする無線通信装置。
  15. 請求項14記載の無線通信装置であって、
    前記固定用部材は、ねじであり、
    前記固定用部材取付部は、前記ねじを貫通させる穴が形成され、
    前記固定用部材装着部は、前記ねじと螺合する雌ねじ部を有していること
    を特徴とする無線通信装置。
  16. 請求項13乃至15のいずれか1項に記載の無線通信装置であって、
    前記接地導体板は、前記本体側に係合する第1の係合部をさらに有し、
    前記本体側は、前記第1の係合部と係合する第2の係合部をさらに有していること
    を特徴とする無線通信装置。
  17. 請求項16記載の無線通信装置であって、
    前記第1の係合部は、突起又は開口の一方が形成され、
    前記第2の係合部は、前記突起又は開口の他方が形成されていること
    を特徴とする無線通信装置。
  18. 請求項16記載の無線通信装置であって、
    前記第1又は第2の係合部のいずれか一方は、爪を有し、
    前記第1又は第2の係合部の他方は、前記爪が挿入される開口が形成されていること
    を特徴とする無線通信装置。
  19. 請求項13記載の無線通信装置であって、
    前記第1又は第2の固定部のいずれか一方は、
    前記接地導体板の裏面に対向配置された固定用壁部を有し、
    前記第1又は第2の固定部の他方は、
    前記固定用壁部が挿入される開口部を有していること
    を特徴とする無線通信装置。
  20. 請求項19記載の無線通信装置であって、
    前記固定用壁部の互いの対向面側は凹状で当該対向面の裏面側は凸状に形成されていること
    を特徴とする無線通信装置。
  21. 請求項13記載の無線通信装置であって、
    前記第1又は第2の固定部のいずれか一方は、
    前記接地導体板端部に形成された爪と、前記接地導体板の裏面に形成された固定用壁部とを有し、
    前記第1又は第2の固定部の他方は、
    前記爪が挿入される第1の開口部と、前記固定用壁部が挿入される第2の開口部とを有していること
    を特徴とする無線通信装置。
  22. 請求項21記載の無線通信装置であって、
    前記固定用壁部の前記爪との対向面側は凹状で当該対向面の裏面側は凸状に形成されていること
    を特徴とする無線通信装置。
  23. 請求項13記載の無線通信装置であって、
    前記第1又は第2の固定部のいずれか一方は、
    前記逆F型アンテナ取付位置に所定の広さを有する開口部と、
    前記開口部一端部から前記開口部内に延びる片持ち梁状の固定用爪部と、
    前記固定用爪部に形成された凸状の爪とを有し、
    前記第1又は第2の固定部の他方は、
    前記凸状の爪がはめ込まれる固定用開口部が設けられていること
    を特徴とする無線通信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101483271B (zh) * 2008-01-10 2012-06-27 启碁科技股份有限公司 平板天线及其制造方法
JP2016139916A (ja) * 2015-01-27 2016-08-04 日本電業工作株式会社 通信装置及び通信機器取付部材
JP2017017544A (ja) * 2015-07-01 2017-01-19 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 アンテナ装置

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