【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジャムバックアップ処理機能を有し、且つ、合紙機能を有する印刷装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
レーザープリンタ等、ページ単位で画像データ処理を行い印刷するページプリンタ（印刷装置）では、用紙ジャムが発生した場合に用紙ジャム解除後その用紙ジャムを発生したページの画像データを再形成して印刷するジャムバックアップ処理の機能を有する。また最近では、印刷した用紙毎に指定された給紙トレイから用紙を挿入する合紙機能を有する印刷装置も多い。
ここで、特開平６−２５３０８８号公報や特開平７−２９０７７２号公報では、ジャムバックアップ処理のために必要なバックアップ情報を保持する効率的な手段が開示されている。また、特開２０００−３２６５７０公報には、用紙ジャム解除後にジャムバックアップ処理を中止することが可能な印刷装置が開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
印刷装置を使用するユーザーにとってジャムバックアップ処理の機能は大変便利な機能であることは言うまでもない。通常は詰まった用紙を取り除けば、ジャムバックアップ処理によって印刷処理が継続される。
しかし、詰まった用紙を取り除いても、実際には用紙ジャムの原因が、ユーザーが考えているものとは別の所にあり完全に解消されていない場合には、例えば機械的な不具合によって常にあるいは頻繁に合紙機能の実行中に用紙ジャムが発生するような場合には、ジャムバックアップ処理の機能が開始されてしまうと、合紙機能実行中のままなので再び用紙ジャムを引き起こしてしまう。このような場合に、ジャムバックアップ処理の機能を中止することができたり、合紙機能を解除することで用紙を排出することができれば便利である。
また最近は、ネットワーク環境で印刷装置を使用する場合が多く、上記のような状況などでジャムバックアップ処理を中止させようとしたときにその手段が分からないために、印刷装置の電源をＯＦＦにすることでジャムバックアップ処理を中止させてしまうというケースがあり、用紙ジャムを発生させたユーザーの印刷データ以外に、他のユーザーの印刷データまでも削除してしまうことになり問題を引き起こす場合もありうる。
本発明は、合紙機能を実行中に用紙ジャムが発生した場合でも印刷を継続することが可能な印刷装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項１記載の発明は、印刷した用紙毎に指定された給紙トレイから用紙を挿入する合紙機能を有すると共に、用紙ジャムが発生した場合に備えて複数ページのジャムバックアップ情報を保持し、用紙ジャム解除後にジャムバックアップ情報を基に用紙ジャムを発生したページの画像データを再形成して印刷するジャムバックアップ処理機能を有する印刷装置において、合紙機能実行中に用紙ジャムが発生した場合、用紙ジャム解除後に、表示装置に合紙機能を解除するかどうかを選択するための表示を行い、表示装置にて合紙機能を解除する旨選択された場合に合紙機能を解除してジャムバックアップ処理を行う制御手段を備えた印刷装置を最も主要な特徴とする。
請求項２記載の発明は、印刷した用紙毎に指定された給紙トレイから用紙を挿入する合紙機能を有すると共に、用紙ジャムが発生した場合に備えて複数ページのジャムバックアップ情報を保持し、用紙ジャム解除後にジャムバックアップ情報を基に用紙ジャムを発生したページの画像データを再形成して印刷するジャムバックアップ処理機能を有する印刷装置において、合紙機能実行中で同一ページが連続して発生した用紙ジャムの発生回数を記録する合紙機能連続用紙ジャム回数記録部、合紙機能実行中で同一ページが連続して発生する用紙ジャムの発生限度回数を保持しておく合紙機能連続用紙ジャム限度回数保持部を持ち、合紙機能実行中に用紙ジャムが発生した場合に、合紙機能連続用紙ジャム発生回数値と合紙機能連続用紙ジャム限度回数保持部に設定された合紙機能連続用紙ジャム限度回数値を比較し、合紙機能連続用紙ジャム発生回数値が合紙機能連続用紙ジャム限度回数値と同じか越えた場合、用紙ジャム解除後に、表示装置に合紙機能を解除するかどうかを選択するための表示を行い、表示装置にて合紙機能を解除する旨選択された場合に合紙機能を解除してジャムバックアップ処理を行う制御手段を備えた印刷装置を最も主要な特徴とする。
【０００５】
請求項３記載の発明は、印刷した用紙毎に指定された給紙トレイから用紙を挿入する合紙機能を有すると共に、用紙ジャムが発生した場合に備えて複数ページのジャムバックアップ情報を保持し、用紙ジャム解除後にジャムバックアップ情報を基に用紙ジャムを発生したページの画像データを再形成して印刷するジャムバックアップ処理機能を有する印刷装置において、合紙機能実行中に１つのジョブ内で発生した用紙ジャムの発生回数を記録する合紙機能用紙ジャム回数記録部、１つのジョブ内で発生する用紙ジャムの発生限度回数を保持しておく合紙機能用紙ジャム限度回数保持部を持ち、合紙機能実行中に用紙ジャムが発生した場合、合紙機能用紙ジャム発生回数値と合紙機能用紙ジャム限度回数保持部に設定された合紙機能用紙ジャム限度回数値を比較し、合紙機能用紙ジャム発生回数値が合紙機能用紙ジャム限度回数値と同じか越えた場合、用紙ジャム解除後に、表示装置に合紙機能を解除するかどうかを選択するための表示を行い、表示装置にて合紙機能を解除する旨選択された場合に合紙機能を解除してジャムバックアップ処理を行う制御手段を備えた印刷装置を最も主要な特徴とする。
請求項４記載の発明は、請求項２及び請求項３記載の印刷装置において、合紙機能の用紙ジャムの発生限度回数を規定する合紙機能連続用紙ジャム限度回数値や合紙機能用紙ジャム限度回数値を、操作パネル上または上位装置からの指示によって設定する印刷装置を主要な特徴とする。
請求項５記載の発明は、請求項１乃至請求項３の何れか一項に記載の制御手段によって実現される各機能を有効にするか無効にするかを、操作パネル上または上位装置からの指示によって設定することを特徴する。
【０００６】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図１は本発明の実施の形態に係る印刷装置の制御系を示すブロック図である。ＣＰＵ（中央処理装置）１は印刷装置に接続されている入出力装置の制御、プログラムやメモリの管理などを行う。ＲＯＭ２は印刷描画制御や操作パネル制御など印刷装置全体を制御するシステムプログラムやプリンタ言語を処理するプログラム、フォントデータや印刷制御に使用する固定データが格納されている読み出し専用メモリである。
ＲＡＭ３はホストＩ／Ｆ（ホストインターフェース）５を介して入力される受信データを格納する受信用バッファや実際に用紙に印刷される画像データを作成するためのビットマップメモリ、ジャムバックアップ処理時に画像データを再形成するために必要なバックアップ情報の保持領域などに使用する読み書き可能なメモリである。ＮＶ−ＲＡＭ４は印刷に使用される設定データを電源ＯＦＦ時でも保持可能な読み書き可能なメモリである。
ホストＩ／Ｆ５は図示されていない上位装置との間で相互通信を行うインターフェースである。操作パネル６は印刷装置の様々な設定項目や印刷装置の状態などの表示や設定を行うための装置である。プリンタエンジン７は用紙の給紙や排紙及び画像データの用紙上への描画処理を行うハードウェア装置である。８はこれらを接続するバスである。
ＣＰＵ１、ＲＯＭ２、ＲＡＭ３、ＮＶ−ＲＡＭ４は制御手段を構成している。
【０００７】
本発明の実施形態では、ジャムバックアップ処理時に画像データを再形成するために必要なバックアップ情報の保持領域にＲＡＭ３を使用しているが、印刷装置にハードディスクなどの大容量の読み書き可能な記憶装置が装着している場合には、それらの大容量の読み書き可能な記憶装置も使用可能である。
一般に、印刷中に用紙ジャムが発生した場合には、プリンタエンジン７は用紙ジャムのステータスを印刷装置全体を制御するシステムプログラムに通知すると用紙の給紙／排紙動作を停止する。このとき、操作パネル６には、ユーザーに用紙ジャムが発生したことを通知するための表示が行われ、用紙ジャムを解除することを促す表示が行われる。
ユーザーによって用紙が取り除かれ用紙ジャムが解除されると、プリンタエンジン７はジャム解除のステータスあるいは印刷可能なレディ状態のステータスを印刷装置全体を制御するシステムプログラムに通知し、システムプログラムはＲＡＭ３に保持されている用紙ジャムが発生したページのバックアップ情報から画像データを再形成して印刷処理を行う。
【０００８】
図２は第１の制御例（請求項１の発明に対応）のフロー図である。合紙機能を実行中に用紙ジャムが発生した場合、用紙ジャム解除後（Ｓ１でＹＥＳ）、ジャムバックアップ処理を開始する前に、操作パネル６に合紙機能を解除するかどうかを選択するための表示を行う（Ｓ２）。
ユーザーが操作パネル６にて合紙機能を解除する旨選択した場合（Ｓ３でＹＥＳ）、ジャムバックアップ処理時に画像データを再形成するために必要なバックアップ情報の中の合紙機能を解除し（Ｓ４）、且つジャムバックアップ処理以降の印刷ジョブ終了までの残りページの合紙機能も解除する（Ｓ５）。
そして、合紙機能を解除したバックアップ情報を使用してジャムバックアップ処理を行い、合紙機能を解除して印刷を行う（Ｓ６）。ジャムバックアップ処理以降、印刷ジョブの終了まで残りのページも合紙機能を解除して印刷を行う。ユーザーが操作パネル６にて合紙機能を解除しない場合には、そのまま合紙機能を実行してジャムバックアップ処理が行われる。
【０００９】
図３は第２の制御例（請求項２の発明に対応）のフロー図である。合紙機能連続用紙ジャム回数値を格納する合紙機能連続用紙ジャム回数記録部９はＲＡＭ３に領域を確保し、合紙機能連続用紙ジャム限度回数値を格納する合紙機能連続用紙ジャム限度回数保持部１１はＮＶ−ＲＡＭ４に領域を確保する。合紙機能連続用紙ジャム限度回数保持部１１は、ＮＶ−ＲＡＭ４以外に電源ＯＦＦ時でも保持可能な読み書き可能なメモリや記憶装置であれば、そこに領域を確保して使用しても構わない。
合紙機能を実行中に用紙ジャムが発生した場合、合紙機能連続用紙ジャム回数記録部９の合紙機能連続用紙ジャム発生回数値をインクリメント（１を加算）する（Ｓ１）。用紙ジャムが解除された後（Ｓ２でＹＥＳ）、合紙機能連続用紙ジャム発生回数値と合紙機能連続用紙ジャム限度回数保持部１１の合紙機能連続用紙ジャム限度回数値を比較して（Ｓ３）、合紙機能連続用紙ジャム発生回数値が合紙機能連続用紙ジャム限度回数値より小さい場合には（Ｓ３でＮＯ）、ジャムバックアップ処理を行う（Ｓ４）。
ジャムバックアップ処理により印刷した用紙が用紙ジャムを発生させず正常に終了した場合（Ｓ５でＮＯ）、合紙機能連続用紙ジャム発生回数値をクリア（値に０をセット）して（Ｓ６）、次ページの印刷処理を行う。ジャムバックアップ処理により印刷した用紙が再び用紙ジャムを発生させた場合には、合紙機能連続用紙ジャム発生回数値をインクリメント（１を加算）する。
【００１０】
合紙機能を実行中に同一ページが連続して用紙ジャムを発生している場合、合紙機能連続用紙ジャム発生回数値がインクリメント（１を加算）されていく。用紙ジャムが解除後の合紙機能連続用紙ジャム発生回数値と合紙機能連続用紙ジャム限度回数値の比較において、合紙機能連続用紙ジャム発生回数値が合紙機能連続用紙ジャム限度回数値と同じか大きい場合には（Ｓ３でＹＥＳ）、第１の制御例と同様に、用紙ジャム解除後、ジャムバックアップ処理を開始する前に、操作パネル６に合紙機能を解除するかどうかの表示を行い（Ｓ７）、ユーザーが合紙機能の解除を選択できるようにする。
以下、第１の制御例と同様に、ユーザーが操作パネル６にて合紙機能の解除を選択した場合（Ｓ８でＹＥＳ）、ジャムバックアップ処理時に画像データを再形成するために必要なバックアップ情報の中の合紙機能を解除し（Ｓ９）、且つジャムバックアップ処理以降の印刷ジョブ終了までの残りページの合紙機能も解除する（Ｓ１０）。そして、合紙機能を解除したバックアップ情報を使用してジャムバックアップ処理を行い、合紙機能を解除して印刷を行う（Ｓ１１）。ジャムバックアップ処理以降、印刷ジョブの終了まで残りのページも合紙機能を解除して印刷を行う。
ユーザーが操作パネル６にて合紙機能を解除しない場合には、そのまま合紙機能を実行してジャムバックアップ処理が行われる。ユーザーが操作パネル６にて合紙機能を解除した場合、合紙機能連続用紙ジャム発生回数値をクリア（値に０をセット）して終了する。
このように、合紙機能を実行中に同一ページについて指定した回数以上連続して用紙ジャムを発生させたときに、合紙機能を解除して印刷出来るようにし、ジャムバックアップ処理以降、印刷ジョブの終了まで残りのページも合紙機能を解除して印刷を行うことができる。
【００１１】
図４は第３の制御例（請求項３の発明に対応）のフロー図である。合紙機能用紙ジャム回数値を格納する合紙機能用紙ジャム回数記録部１０はＲＡＭ３に領域を確保し、合紙機能用紙ジャム限度回数値を格納する合紙機能用紙ジャム限度回数保持部１２はＮＶ−ＲＡＭ４に領域を確保する。合紙機能用紙ジャム限度回数保持部１２は、ＮＶ−ＲＡＭ４以外に電源ＯＦＦ時でも保持可能な読み書き可能なメモリや記憶装置であれば、そこに領域を確保して使用しても構わない。
第２の制御例では、同一ページにおいて連続して合紙機能実行中に用紙ジャムが発生した場合の合紙機能連続用紙ジャム発生回数をカウントしたが、第３の制御例では合紙機能を実行中に１つの印刷ジョブ内で発生した用紙ジャムの発生回数をカウントする。
【００１２】
印刷ジョブ開始後（Ｓ１）、合紙機能を実行中に用紙ジャムが発生した場合には（Ｓ２でＹＥＳ）、合紙機能用紙ジャム回数記録部１０の合紙機能用紙ジャム発生回数値をインクリメント（１を加算）する（Ｓ３）。用紙ジャムが解除された後（Ｓ４でＹＥＳ）、合紙機能用紙ジャム発生回数値と合紙機能用紙ジャム限度回数保持部１２の合紙機能用紙ジャム限度回数値を比較して（Ｓ５）、合紙機能用紙ジャム発生回数値が合紙機能用紙ジャム限度回数値より小さい場合には（Ｓ５でＮＯ）、ジャムバックアップ処理を行う（Ｓ６）。
ジャムバックアップ処理により印刷した用紙が用紙ジャムを発生させず正常に終了した場合（Ｓ７〜Ｓ９）、次ページの印刷処理を行う。ジャムバックアップ処理により印刷した用紙が再び用紙ジャムを発生させた場合には、合紙機能用紙ジャム発生回数値をインクリメント（１を加算）する。印刷ジョブが終了すると（Ｓ９でＮＯ）、合紙機能用紙ジャム発生回数値をクリア（値に０をセット）して（Ｓ１０）終了する。
合紙機能を実行中での用紙ジャム解除後の合紙機能用紙ジャム発生回数値と合紙機能用紙ジャム限度回数値の比較において、合紙機能用紙ジャム発生回数値が合紙機能用紙ジャム限度回数値と同じか大きい場合には（Ｓ５でＹＥＳ）、第１の制御例と同様に、用紙ジャム解除後、ジャムバックアップ処理を開始する前に、操作パネル６に合紙機能を解除するかどうかの表示を行い（Ｓ１１）、ユーザーが合紙機能の解除を選択できるようにする。
以下、第１の制御例と同様に、ユーザーが操作パネル６にて合紙機能の解除を選択した場合（Ｓ１２でＹＥＳ）、ジャムバックアップ処理時に画像データを再形成するために必要なバックアップ情報の中の合紙機能を解除し（Ｓ１３）、且つジャムバックアップ処理以降の印刷ジョブ終了までの残りページの合紙機能も解除する（Ｓ１４）。そして、合紙機能を解除したバックアップ情報を使用してジャムバックアップ処理を行い、合紙機能を解除して印刷を行う（Ｓ１５）。ジャムバックアップ処理以降、印刷ジョブの終了まで残りのページも合紙機能を解除して印刷を行う。
ユーザーが操作パネル６にて合紙機能を解除しない場合には（Ｓ１２でＮＯ）、そのまま合紙機能を実行してジャムバックアップ処理が行われる。ユーザーが操作パネル６にて合紙機能を解除した場合、合紙機能用紙ジャム発生回数値をクリア（値に０をセット）して終了する。
このように、合紙機能を実行中に１つのジョブ内で指定した回数以上の用紙ジャムが発生したときに、合紙機能を解除して印刷できるようにし、ジャムバックアップ処理以降、印刷ジョブの終了まで残りのページも合紙機能を解除して印刷を行うことができる。
【００１３】
第１の制御例、第２の制御例、第３の制御例において、合紙機能を解除してジャムバックアップ処理を行った場合に、次の新たな印刷ジョブに対して最初から合紙機能を解除して印刷させることも可能である。
第４の制御例（請求項４の発明に対応）では、ＮＶ−ＲＡＭ４等の電源ＯＦＦ時でも保持可能な読み書き可能なメモリや記憶装置に保持される第２の制御例における合紙機能連続用紙ジャム限度回数保持部１１の合紙機能連続用紙ジャム限度回数値の設定や、第３の制御例における合紙機能用紙ジャム限度回数保持部１２の合紙機能用紙ジャム限度回数値の設定は、印刷装置の操作パネル６からの入力指示、あるいは上位装置からの指示によって行われる。
第５の制御例（請求項５の発明に対応）では、合紙機能を実行中の用紙ジャム発生時において、制御手段による第１の制御例、第２の制御例、第３の制御例の機能を有効とするか無効とするかの設定を、ＮＶ−ＲＡＭ４（ＮＶ−ＲＡＭ４以外に電源ＯＦＦ時でも保持可能な読み書き可能なメモリや記憶装置であれば構わない）にそれぞれ保持しておき、その設定内容によって、第１の制御例、第２の制御例、第３の制御例の機能を実行する。有効を示す値が設定されている場合には機能を実行し、無効を示す値が設定されている場合には機能が実行されない。第１の制御例、第２の制御例、第３の制御例の機能を有効とするか無効とするかの設定は、印刷装置の操作パネル６からの入力指示、あるいは上位装置からの指示によって行われる。
【００１４】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項１記載の発明によれば、合紙機能を実行中での用紙ジャム解除後にユーザーが合紙機能を解除して印刷を行えるので、ジャムバックアップ処理中止により印刷データを破棄する必要がなく印刷処理を継続でき、印刷データの破棄による上位装置からの印刷データの再送信の必要がなくなる。請求項２記載の発明によれば、合紙機能を実行中での用紙ジャムにおいて、同一ページが連続して用紙ジャムを発生する場合に、用紙ジャム解除後にユーザーが合紙機能を解除して印刷が行えるので、ジャムバックアップ処理中止により印刷データを破棄する必要がなく印刷処理を継続でき、印刷データの破棄による上位装置からの印刷データの再送信の必要がなくなる。
請求項３記載の発明によれば、合紙機能を実行中での用紙ジャムにおいて、１つの印刷ジョブ内で用紙ジャムを頻繁に発生する場合に、用紙ジャム解除後にユーザーが合紙機能を解除して印刷が行えるので、ジャムバックアップ処理中止により印刷データを破棄する必要がなく印刷処理を継続でき、印刷データの破棄による上位装置からの印刷データの再送信の必要がなくなる。
請求項４記載の発明によれば、合紙機能を実行中の用紙ジャムの発生限度回数を規定する合紙機能連続用紙ジャム限度回数値や合紙機能用紙ジャム限度回数値を操作パネル上または上位装置からの指示によって設定できることで、ユーザーは必要に応じて変更することができる。
請求項５記載の発明によれば、請求項１の機能、請求項２の機能、請求項３の機能を有効とするか無効とするかを、操作パネル上からの設定または上位装置からの指示によって設定できることで、ユーザーは必要に応じて機能を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係る印刷装置の制御系を示すブロック図である。
【図２】第１の制御例（請求項１の発明に対応）のフロー図である。
【図３】第２の制御例（請求項２の発明に対応）のフロー図である。
【図４】第３の制御例（請求項３の発明に対応）のフロー図である。
【符号の説明】
１ ＣＰＵ（制御手段）
３ ＲＡＭ
４ ＮＶ−ＲＡＭ
６ 操作パネル（表示装置）
９ 合紙機能連続用紙ジャム回数記録部
１０ 合紙機能用紙ジャム回数記録部
１１ 合紙機能連続用紙ジャム回数保持部
１２ 合紙機能用紙ジャム限度回数保持部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a printing apparatus having a jam backup processing function and a slip sheet function.
[0002]
[Prior art]
In a page printer (printing apparatus) that performs image data processing on a page basis and prints, such as a laser printer, when a paper jam occurs, after the paper jam is cleared, the image data of the page where the paper jam occurred is re-formed and printed. It has the function of jam backup processing. Recently, many printing apparatuses have an interleaving function for inserting paper from a paper feed tray designated for each printed paper.
Here, JP-A-6-253088 and JP-A-7-290772 disclose efficient means for holding backup information necessary for jam backup processing. Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-326570 discloses a printing apparatus capable of stopping a jam backup process after a paper jam is cleared.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
It goes without saying that the jam backup processing function is a very convenient function for the user using the printing apparatus. Usually, if the jammed paper is removed, the printing process is continued by the jam backup process.
However, even if the jammed paper is removed, if the cause of the paper jam is actually in a different place from the user's expectation and has not been completely eliminated, it is always or sometimes impossible due to a mechanical failure. In the case where a paper jam occurs frequently during the execution of the slip sheet function, if the jam backup processing function is started, the sheet jam is caused again because the slip sheet function is still being executed. In such a case, it is convenient if the function of the jam backup process can be stopped or the sheet can be discharged by canceling the interleaving function.
In recent years, a printing apparatus is often used in a network environment, and when the jam backup process is to be stopped in the above-described situation or the like, the user cannot know the means, so the power of the printing apparatus is turned off. As a result, the jam backup process may be stopped, and in addition to the print data of the user who caused the paper jam, the print data of another user may be deleted, which may cause a problem. .
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a printing apparatus that can continue printing even when a paper jam occurs during the execution of a slip sheet function.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 has an interleaving function for inserting paper from a paper feed tray designated for each printed paper, and a plurality of pages in preparation for a paper jam. In a printing apparatus having a jam backup processing function of holding the jam backup information and re-forming and printing the image data of the page in which the paper jam has occurred based on the jam backup information after the paper jam is cleared, during the execution of the slip sheet function, If a paper jam occurs, a message is displayed on the display after the paper jam is cleared to select whether or not to release the interleaving function. The most important feature is a printing apparatus including a control unit for canceling the function and performing a jam backup process.
The invention according to claim 2 has a slip sheet inserting function for inserting a sheet from a designated sheet feeding tray for each printed sheet, and holds jam backup information of a plurality of pages in case a sheet jam occurs, In a printing apparatus having a jam backup processing function of re-forming and printing image data of a page where a paper jam has occurred based on the jam backup information after clearing the paper jam, the same page is continuously generated while the slip sheet function is being executed. A slip sheet function that records the number of paper jam occurrences A continuous paper jam count recording unit that holds the maximum number of paper jam occurrences where the same page continuously occurs while the slip sheet function is running Continuous paper jam limit If a paper jam occurs during the execution of the interleaving function, the number of occurrences of the interleaving function continuous paper jam and the interleaving function continuous paper jam Compares the limit number of continuous paper jams set in the paper count function storage unit, and clears the paper jam if the number of occurrences of continuous paper jam has reached or exceeded the maximum number of continuous paper jams. Later, a display is displayed on the display device to select whether or not to release the interleaf function, and when the display device is selected to release the interleaf function, the interleaf function is released and the jam backup process is performed. The printing apparatus provided with the control means is the main feature.
[0005]
The invention according to claim 3 has a slip sheet inserting function for inserting a sheet from a designated sheet feeding tray for each printed sheet, and holds jam backup information of a plurality of pages in case a sheet jam occurs, In a printing apparatus having a jam backup processing function of reforming and printing image data of a page where a paper jam has occurred based on the jam backup information after the paper jam is cleared, paper generated in one job during the slip sheet function is executed. A slip sheet function that records the number of times a paper jam has occurred. A paper jam count recording unit that holds the maximum number of paper jam occurrences that can occur in one job. If a paper jam occurs during the operation, the number of occurrences of the interleaf paper jam and the interleaf paper jam set in the Compare the limit count value and select whether or not to release the slip function on the display device after clearing the paper jam if the slip count value of the slip sheet function paper jam occurrence count value is equal to or exceeds the slip count function paper jam limit count value. The main feature of the present invention is a printing apparatus having a control means for performing a display for the purpose and releasing the interleaving function when the display device selects to release the interleaving function.
According to a fourth aspect of the present invention, in the printing apparatus according to the second or third aspect, the interleaving function continuous paper jam limit frequency value or the interleaving function paper jam limit which defines the maximum number of occurrences of the paper jam of the interleaving function. The main feature of the printing apparatus is to set the number of times on the operation panel or in accordance with an instruction from a higher-level device.
According to a fifth aspect of the present invention, whether to enable or disable each function realized by the control means according to any one of the first to third aspects is determined on an operation panel or from a higher-level device. It is characterized by setting by instructions.
[0006]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing a control system of the printing apparatus according to the embodiment of the present invention. A CPU (Central Processing Unit) 1 controls input / output devices connected to the printing device, manages programs and memories, and the like. The ROM 2 is a read-only memory that stores a system program for controlling the entire printing apparatus such as print drawing control and operation panel control, a program for processing a printer language, font data, and fixed data used for print control.
A RAM 3 includes a reception buffer for storing reception data input via a host I / F (host interface) 5, a bitmap memory for creating image data actually printed on paper, and image data for jam backup processing. Is a readable / writable memory used as a storage area for backup information necessary for re-creating a file. The NV-RAM 4 is a readable and writable memory that can hold setting data used for printing even when the power is off.
The host I / F 5 is an interface for performing mutual communication with a higher-level device (not shown). The operation panel 6 is a device for displaying and setting various setting items of the printing apparatus and the state of the printing apparatus. The printer engine 7 is a hardware device that performs paper feeding and discharging and drawing processing of image data on the paper. A bus 8 connects these.
The CPU 1, ROM 2, RAM 3, and NV-RAM 4 constitute control means.
[0007]
In the embodiment of the present invention, the RAM 3 is used as a backup information holding area necessary for re-forming image data at the time of a jam backup process. However, a large-capacity readable / writable storage device such as a hard disk is provided in the printing apparatus. When mounted, these large capacity readable and writable storage devices can also be used.
Generally, when a paper jam occurs during printing, the printer engine 7 stops the paper feeding / discharging operation when the status of the paper jam is notified to a system program that controls the entire printing apparatus. At this time, a display for notifying the user that a paper jam has occurred is performed on the operation panel 6, and a display for urging the user to clear the paper jam is displayed.
When the paper is removed by the user and the paper jam is released, the printer engine 7 notifies the jam release status or the ready status for printing to the system program that controls the entire printing apparatus. The system program is held in the RAM 3. The image data is re-formed from the backup information of the page where the paper jam has occurred and the printing process is performed.
[0008]
FIG. 2 is a flowchart of the first control example (corresponding to the first aspect of the present invention). If a paper jam occurs during the execution of the interleaving function, after the paper jam is cleared (YES in S1), before starting the jam backup process, the operation panel 6 is used to select whether or not to release the interleaving function. Display is performed (S2).
If the user selects to cancel the interleaving function on the operation panel 6 (YES in S3), the interleaving function in the backup information necessary to re-create the image data during the jam backup process is canceled (S4). Also, the interleaving function of the remaining pages until the end of the print job after the jam backup processing is canceled (S5).
Then, a jam backup process is performed using the backup information for which the slip sheet function has been released, and printing is performed with the slip sheet function released (S6). After the jam backup process, the interleaving function is canceled and the remaining pages are printed until the end of the print job. When the user does not cancel the slip sheet function on the operation panel 6, the jam sheet backup function is executed and jam backup processing is performed.
[0009]
FIG. 3 is a flow chart of a second control example (corresponding to the invention of claim 2). The interleaf function continuous paper jam count recording unit 9 for storing the interleaf function continuous paper jam count value secures an area in the RAM 3 and stores the interleaf function continuous paper jam limit count value. The unit 11 secures an area in the NV-RAM 4. The interleaf function continuous paper jam limit count holding unit 11 may be used by securing an area therewith in a readable / writable memory or storage device other than the NV-RAM 4 that can be held even when the power is turned off.
When a paper jam occurs during the execution of the slip sheet function, the slip sheet function continuous sheet jam occurrence count value of the slip sheet function continuous sheet jam count recording unit 9 is incremented (1 is added) (S1). After the paper jam is released (YES in S2), the number of occurrences of the interleaving function continuous paper jam and the value of the interleaving function continuous paper jam limit number of the interleaving function continuous paper jam limit number holding unit 11 are compared (S3). If the interleaf function continuous paper jam occurrence count value is smaller than the interleaf function continuous paper jam limit count value (NO in S3), a jam backup process is performed (S4).
If the paper printed by the jam backup process ends normally without causing a paper jam (NO in S5), the interleaving function continuous paper jam occurrence count value is cleared (set to 0) (S6), and the next Perform page printing. When the paper printed by the jam backup process causes the paper jam again, the interleaving function continuous paper jam occurrence count value is incremented (1 is added).
[0010]
If the same page continuously causes a paper jam while the slip sheet function is being executed, the slip sheet continuous sheet jam occurrence count value is incremented (1 is added). In the comparison between the interleaving function continuous paper jam occurrence count value and the interleaving function continuous paper jam limit count value after the paper jam is released, the interleaving function continuous paper jam occurrence count value is the same as the interleaving function continuous paper jam limit count value If it is larger (YES in S3), as in the first control example, after the paper jam is cleared and before the jam backup process is started, whether or not the slip sheet function is released is displayed on the operation panel 6. (S7) The user can select to cancel the slip sheet function.
Hereinafter, similarly to the first control example, when the user selects release of the slip sheet function on the operation panel 6 (YES in S8), backup information necessary for re-creating image data at the time of jam backup processing is displayed. The interleaving function in the middle is released (S9), and the interleaving function of the remaining pages after the jam backup processing until the end of the print job is also released (S10). Then, a jam backup process is performed using the backup information for which the slip sheet function has been released, and printing is performed with the slip sheet function released (S11). After the jam backup process, the interleaving function is canceled and the remaining pages are printed until the end of the print job.
When the user does not cancel the slip sheet function on the operation panel 6, the jam sheet backup function is executed and jam backup processing is performed. If the user cancels the slip sheet function on the operation panel 6, the slip sheet function continuous sheet jam occurrence count value is cleared (set to 0), and the process ends.
In this way, when a paper jam occurs more than the specified number of times continuously for the same page while the slip sheet function is being executed, the slip sheet function is released so that printing can be performed. Until the end, the interleaving function can be canceled and the remaining pages can be printed.
[0011]
FIG. 4 is a flowchart of a third control example (corresponding to the invention of claim 3). The slip sheet function sheet jam count recording unit 10 for storing the slip sheet function sheet jam count value secures an area in the RAM 3 and the slip sheet function sheet jam limit count holding unit 12 for storing the slip sheet function paper jam limit count value is NV. -Reserve an area in the RAM 4. The interleaf paper function paper jam limit count holding unit 12 may be used by securing an area therewithin other than the NV-RAM 4 if it is a readable / writable memory or storage device that can be held even when the power is turned off.
In the second control example, the number of occurrences of the continuous paper jam when the paper jam occurs during the continuous execution of the interleaving function on the same page is counted. In the third control example, the interleaving function is executed. The number of paper jam occurrences in one print job is counted.
[0012]
After the start of the print job (S1), if a paper jam occurs during the execution of the slip sheet function (YES in S2), the slip sheet function sheet jam occurrence count value of the slip sheet function sheet jam count recording unit 10 is incremented ( 1 is added) (S3). After the paper jam is released (YES in S4), the number of occurrences of the interleaf paper jam and the upper limit of the number of interleaf paper jams of the interleaf paper function paper jam limit frequency holding unit 12 are compared (S5). If the paper function paper jam occurrence count value is smaller than the interleaf paper function paper jam limit count value (NO in S5), a jam backup process is performed (S6).
If the paper printed by the jam backup processing ends normally without causing a paper jam (S7 to S9), the printing processing of the next page is performed. When the paper printed by the jam backup processing causes the paper jam again, the slip sheet function paper jam occurrence count value is incremented (1 is added). When the print job is completed (NO in S9), the value of the number of occurrences of the paper jam function paper jam is cleared (set to 0), and the process ends (S10).
In the comparison of the number of occurrences of paper jam in the interleaving function after the paper jam is cleared while the interleaving function is being performed and the maximum number of times of paper jam in the interleaving function, the number of occurrences of paper jam in the interleaving function is If the value is equal to or larger than the value (YES in S5), as in the first control example, after the paper jam is cleared and before the jam backup process is started, whether or not the slip sheet function is released on the operation panel 6 is determined. A display is performed (S11) so that the user can select cancellation of the slip sheet function.
Hereinafter, similarly to the first control example, when the user selects release of the slip sheet function on the operation panel 6 (YES in S12), backup information necessary for re-creating image data at the time of jam backup processing is set. The interleaving function in the middle is released (S13), and the interleaving function for the remaining pages after the jam backup processing until the end of the print job is also released (S14). Then, a jam backup process is performed using the backup information for which the slip sheet function has been released, and printing is performed with the slip sheet function released (S15). After the jam backup process, the interleaving function is canceled and the remaining pages are printed until the end of the print job.
If the user does not cancel the slip sheet function on the operation panel 6 (NO in S12), the jam sheet backup processing is performed by executing the slip sheet function as it is. When the user cancels the slip sheet function on the operation panel 6, the slip sheet function paper jam occurrence count value is cleared (the value is set to 0), and the process ends.
As described above, when the paper jam occurs more than the number of times specified in one job while the slip sheet function is being executed, the slip sheet function is released so that printing can be performed. The interleaving function can be canceled and the remaining pages can be printed.
[0013]
In the first control example, the second control example, and the third control example, when the interleaving function is released and the jam backup process is performed, the interleaving function is performed from the beginning for the next new print job. It is also possible to cancel and print.
In the fourth control example (corresponding to the invention of claim 4), the slip sheet continuous paper in the second control example is stored in a readable / writable memory such as the NV-RAM 4 or the like, which can be held even when the power is turned off, or a storage device. The setting of the limit value of the interleaving function continuous paper jam limit number of the jam limit number holding unit 11 and the setting of the interleaving function paper jam limit number value of the slip sheet function paper jam limit number holding unit 12 in the third control example are performed. This is performed by an input instruction from the operation panel 6 of the apparatus or an instruction from a higher-level apparatus.
In a fifth control example (corresponding to the invention of claim 5), when a paper jam occurs while the slip sheet function is being executed, the first control example, the second control example, and the third control example by the control unit are performed. The setting of whether to enable or disable the function is stored in the NV-RAM 4 (any other readable / writable memory or storage device that can be held even when the power is turned off other than the NV-RAM 4). The functions of the first control example, the second control example, and the third control example are executed according to the setting contents. If the value indicating validity is set, the function is executed, and if the value indicating invalidity is set, the function is not executed. The setting of whether to enable or disable the functions of the first control example, the second control example, and the third control example is performed by an input instruction from the operation panel 6 of the printing apparatus or an instruction from the upper apparatus. Done.
[0014]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the user can release the interleaving function and perform printing after clearing the paper jam while the interleaving function is being executed. The print processing can be continued without the need to discard the print data, and the necessity of retransmitting the print data from the host device due to the discard of the print data is eliminated. According to the second aspect of the present invention, in the case where the same page continuously causes a paper jam in a paper jam in which the interleaving function is being performed, the user cancels the interleaving function and prints after the paper jam is cleared. Therefore, the print processing can be continued without discarding the print data due to the stoppage of the jam backup processing, and the necessity of retransmitting the print data from the host device due to the discard of the print data is eliminated.
According to the third aspect of the present invention, when a paper jam frequently occurs in one print job in a paper jam during the execution of the slip sheet function, the user cancels the slip sheet function after the sheet jam is cleared. Since the print data can be printed, it is not necessary to discard the print data due to the stoppage of the jam backup process, so that the print process can be continued, and the necessity of retransmitting the print data from the host device due to the discard of the print data is eliminated.
According to the fourth aspect of the present invention, the limit number of continuous paper jams or the maximum number of paper jams that specifies the maximum number of occurrences of paper jams during the execution of the paper stacking function is displayed on the operation panel or at a higher level. The user can change the setting as needed because the setting can be made according to an instruction from the device.
According to the fifth aspect of the present invention, the setting from the operation panel or the instruction from the higher-level device determines whether to enable or disable the function of claim 1, the function of claim 2, or the function of claim 3. The user can select a function as needed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a control system of a printing apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart of a first control example (corresponding to the invention of claim 1);
FIG. 3 is a flowchart of a second control example (corresponding to the invention of claim 2);
FIG. 4 is a flowchart of a third control example (corresponding to the invention of claim 3);
[Explanation of symbols]
1 CPU (control means)
3 RAM
4 NV-RAM
6. Operation panel (display device)
9 Recorder for continuous paper jam count of interleaf function 10 Recorder for paper jam number of interleaf function 11 Holder for continuous paper jam count of interleaf function 12 Holder for maximum number of paper jam functions
