JP2004073758A

JP2004073758A - Golf shoes

Info

Publication number: JP2004073758A
Application number: JP2002242192A
Authority: JP
Inventors: Naoki Ono; 小野　直樹; Toshinori Nishimura; 西村　俊則; Yukio Nakamura; 中村　幸夫
Original assignee: Yokohama Rubber Co Ltd
Current assignee: Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date: 2002-08-22
Filing date: 2002-08-22
Publication date: 2004-03-11

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a pair of golf shoes, which enable the player to hit golf balls more easily than conventional ones by smoothly shifting a load applied to the player's feet at golf swing. <P>SOLUTION: Each of the golf shoes 10 comprises a shoe body 12 for receiving a foot therein with its tiptoe portion at the tip end and its heal portion at the rear end thereof, and a sole 14 bonded onto the shoe body 12 and equipped with a heal bottom 16 at the rear end thereof. The tread of the heal bottom 16 is axisymmetric at the rear portion while axi-asymmetric at the front end thereof, wherein the front edge 16c of the axi-asymmetric shape circumscribes a straight line passing two points on the front edge 16c and inclined at 15 to 45 degrees with respect to a direction orthogonal to the central line CL of the axisymmetric shape. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴルフ靴、特に、ゴルフスウィングに好適なゴルフ靴に関する。
【０００２】
【従来の技術】
現在ゴルファに提供されているゴルフ靴（従来のゴルフ靴）は歩き易く、ゴルフ場を長時間歩行しても疲労しにくく、しかも、耐久性が高く、防水性、通気性、耐久性にも優れたもの、また、服装とコーディネートしやすいデザインの優れた美観重視のものである。
このようなゴルフ靴では、足を収納する靴本体部に一体化したゴム素材を接合して靴底を設け、この靴底の表面にソフトスパイク等の鋲を固定する構成となっている。従って、ゴルフ靴の靴底は、爪先部からヒール部にかけて硬く靴底が曲がることなく、地面に対して靴底全面が同時に接触する構成となっている。
このような靴底の構成は、ゴルファがゴルフスウィングを行う際に地面に対して滑ることが無く地面に対して踏ん張ることができる点で有効である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、右打ちのゴルファのゴルフスウィングでは、アドレスの状態から、ゴルフクラブを後方に振り上げて、右足側に体重の重心を移動してトップの状態を作る。このトップの状態から、左足側に体重の重心を移動しつつ、ゴルフクラブを一気に振り下ろしてダウンスウィングを行ってゴルフボールのインパクトを迎える。さらに、インパクト直後、ゴルフクラブをゴルフボールの飛翔方向に振り出してフォロースルーの状態をとる。インパクトからこのフォロースルーにかけて左足側に体重の重心を移動し、左足にかかった荷重を徐々に左足爪先側に移動する。さらに、ゴルフクラブを振り上げてフォロースルーからフィニッシュに向かうにしたがって左足爪先側から左足の外足側に体重を移動する。
このようなゴルフスウィングにおいて、ゴルフボールの飛距離を安定して高め、しかも、ゴルフボールの飛翔方向を正確にするためには、ダウンスイングからフォロースルー、さらにはフィニッシュにかけての一連の流れを円滑に行う必要がある。
【０００４】
しかし、従来のゴルフ靴は、ゴルファが行うゴルフスウィングの挙動の点から見ると、ゴルフスウィングに必ずしも適応した機能を有していないと言える。
すなわち、従来のゴルフ靴は、上述したように靴底が一体化して靴底が板状に固く作られているため、インパクトからフォロースルーにかけて左足にかかる荷重の移動を円滑に行うことができず、左足側の靴底の爪先部から左足の内足側にかけての踏面の部分が地面から離れる、いわゆる「めくり上がり」が発生する。このため、インパクトからフォロースルーにかけての流れを円滑に行うことはできず、左足の外足側で体重を支える不安定なゴルフスウィングになり易いといった問題がある。
【０００５】
このような問題は、右利きゴルファが体重の重心移動を行ってトップの状態からダウンスウィングを開始して、右足にかかる荷重を左足側に移動して体重の重心移動を行う際にも発生し、右足全体にかかる荷重を右足の爪先側に徐々に移動させる右足の荷重の移動においても十分に円滑におこなうことができないといった問題がある。
【０００６】
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点を解消するために、ゴルフスウィングにおける足にかかる荷重の移動を円滑に行わせ、従来のゴルフ靴に比べてゴルフボールを打ち易くすることのできるゴルフ靴を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、爪先側を前端側、ヒール側を後端側として足を収納する靴本体部と、この靴本体部に接合され、後端側にヒール底あて部が設けられた靴底部とを有するゴルフ靴であって、
前記ヒール底あて部の後端側の踏面形状が線対称形状に形成されるとともに、前端側が非線対称形状に形成され、この前端側の前縁部が、この前縁部の少なくとも２点を通り、かつ、前記線対称形状における中心線と直交する方向に対して傾斜した傾斜直線に外接する踏面形状となっていることを特徴とするゴルフ靴を提供する。
【０００８】
前記傾斜直線は、前記中心線と直交する方向から内足側前端方向に傾斜しているのが好ましく、その際、前記傾斜直線の、前記中心線の直交する方向に対する傾斜角度は１５〜４５度であるのが好ましい。
また、前記前縁部の外足側の前縁部は、屈曲することなく滑らかに前記ヒール底あて部の側縁部に接続されるのが好ましい。
【０００９】
また、前記靴底部は、前記ヒール底あて部の前縁部に対向する位置に、厚さに段差が設けられて後縁部が形成された靴底前方部を有し、この靴底前方部における前記後縁部が、この後縁部の少なくとも２点を通り、かつ、前記傾斜直線に平行な直線に外接するものであってもよい。
【００１０】
また、本発明は、爪先側を前端側、ヒール側を後端側として足を収納する靴本体部と、この靴本体部に接合された靴底部とを有するゴルフ靴であって、
前記靴底部は、靴底前方部と、踏面形状の少なくとも一部が線対称形状を形成する靴底後方部と、この靴底前方部および靴底後方部の間を接続する靴底幅の狭まった接続部とを有し、
この接続部の両側の側縁部間の距離を最短とする方向が、前記線対称形状における中心線と直交する方向に対して、内足側前端方向に１５〜４５度の範囲で傾斜していることを特徴とするゴルフ靴を提供する。
【００１１】
【発明の実施の形態】
本発明のゴルフ靴を添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、以下に詳細に説明する。
図１は、本発明のゴルフ靴の一例である左足用ゴルフ靴１０の略斜視図である。
【００１２】
ゴルフ靴１０は、靴本体部１２とこの靴本体部１２の下面に設けられた靴底部１４とを有して構成される。
靴本体部１２は、爪先側を前端側、ヒール側を後端側として足を収納する部分であり、天然皮革や合成皮革等によって構成される。
靴底部１４は、靴本体部１２に接着剤等で接合され、後端側にその他の部分に比べて厚さが厚くなっているヒール底あて部１６が設けられた部分である。靴底部１４は、例えばゴム材料等によって構成される。
なお、靴底部１４は、別体のゴム部材がヒール底あて部１６として接着剤等によって接合されて一体化されたものであってもよいし、ゴム材料等によって一体的に成形されたものであってもよい。この靴底部１４の踏面表面には、ソフトスパイクピン１８が取り付けられている。
【００１３】
図２（ａ）は、ゴルフ靴１０を踏面側からみた平面図であり、靴底部１４の踏面形状が示されている。この靴本体部１２には、後端側にヒール底あて部１６が設けられて部分的に厚さの厚くなった靴底部１４が設けられている。
ヒール底あて部１６の踏面形状は、図２（ｂ）に示すように、ヒール底あて部１６の後端部１６ａは、中心線ＣＬを中心とする線対称形状となっており、ヒール底あて部１６の前端部１６ｂは、非線対称形状となっている。この前端部１６ｂの前縁部１６ｃは、この前縁部１６ｃの２点を通り、かつ、中心線ＣＬと直交する方向に対して傾斜した傾斜直線Ｌ_１に外接し、その傾斜角度θが１５〜４５度である。好ましくは、傾斜角度θは、２０〜４０度である。なお、図２（ｂ）にはソフトスパイクピン１８は図示されていない。
ゴルフ靴１０は以上のように構成される。
【００１４】
ゴルフ靴１０では、ヒール底あて部１６の前縁部１６ｂが中心線ＣＬと直交する方向に対して傾斜した傾斜直線Ｌ_１に外接する靴底部１４を形成するので、靴底部１４の剛性は分布を持ち、左足をヒール側から爪先側に荷重を移動させた場合、ゴルフ靴１０は、図１に示すＡ方向のねじれ変形が発生する。このねじれ変形は、ヒール側から爪先側に荷重のかけ方を変えた時の、人間の足の骨格構造（図３中の角度θ_０）に由来する足の挙動に対応するものなので、爪先側への荷重の移動を自然にかつ円滑に行うことができる。すなわち、ゴルフスウィングにおけるインパクトからフォロースルーにかけての左足における荷重の移動を円滑に行うことができる。しかも、荷重が爪先側に十分に移動し、かつ、上述のねじれ変形の生じた状態で靴底１４の前方部を地面と接触させることができるので、フォロースルーからフィニッシュにかけて従来のゴルフ靴で発生していた、爪先部から左足の内足側の踏面の部分が地面から離れる「めくれ上がり」も解消することができる。
【００１５】
また、ヒール底あて部１６は、前縁部１６ｃの外足側の部分１６ｄは、屈曲することなく円弧状に滑らかにヒール底あて部１６の側縁部１６ｅに接続される。これにより、フォロースルーからフィニッシュにかけて荷重が左足の外足側に移動する際に地面との引っ掛かりを低減することができる。
【００１６】
本実施例における前縁部１６ｃの形状は後端側に凸の形状とするものであるが、本発明はこの形状に限定されず、図４（ａ）および（ｂ）示すような前縁部１６ｃ’、１６ｃ’’の形状であってもよい。すなわち、図４（ａ）に示すように、前縁部１６ｃ’が直線の形状を成し、傾斜直線Ｌ_２に接する（外接する）ものであってもよい。また、図４（ｂ）に示すように、前縁部１６ｃ’’の一部分が直線の形状を成し、傾斜直線Ｌ_３に接する（外接する）ものであってもよく、本発明における前縁部は、少なくとも前縁部の２点を通り、中心線ＣＬと直交する方向に対して傾斜する傾斜直線に外接する形状であればよい。なお、図４（ａ）および図４（ｂ）では、ソフトスパイクピンは図示されていない。
【００１７】
また、上記実施例のゴルフ靴１０の他に、図５に示すような靴底部２０の踏面形状を有するゴルフ靴であってもよい。図５では、ソフトスパイクピンは図示されていない。
すなわち、靴底部２０は、ヒール底あて部２２の後端部は、中心線ＣＬを中心とする線対称形状となっており、ヒール底あて部２２の前端部は、非線対称形状となっており、この前端部の前縁部２２ｃが、この前縁部２２ｃの２点を通り、かつ、中心線ＣＬと直交する方向に対して傾斜した傾斜直線Ｌ_４に外接し、その傾斜角度θが１５〜４５度となっている。この傾斜角度θは、好ましくは、２０〜４０度である。一方、靴底２０の前端側には、ヒール底あて部２２の前縁部２２ｃに対向する位置に、前端側に比べて厚さが薄くなった溝部２６を形成するように厚さ方向の段差によって後縁部２４ａを形成した靴底前方部２４を有し、この靴底前方部２４における後縁部２４ａが、この後縁部２４ａの少なくとも２点を通り、傾斜直線Ｌ_４に平行な傾斜直線Ｌ_５に外接するように形成されている。
【００１８】
このような構成により、少なくとも、中心線ＣＬに直交する方向に対して傾斜する方向に溝部２６が形成され、ヒール側を地面から浮かせ、爪先側に荷重をかけた場合、図１に示すゴルフ靴１０と同様に、Ａ方向のねじれ変形が生じる。従って、ゴルフスウィングにおけるインパクトからフォロースルにかけての左足における荷重移動を自然かつ円滑に行うことができる。しかも、爪先側に荷重が十分に移動し、上述のねじれ変形の生じた状態で靴底前方部２４を地面と接触させることができるので、フォロースルーからフィニッシュにかけて従来のゴルフ靴では発生していた、爪先部から左足の内足側の踏面の部分が地面から離れる「めくれ上がり」も解消することができる。
【００１９】
また、ゴルフ靴１０の他に、図６に示すような靴底部３０を有するゴルフ靴であってもよい。図６では、ソフトスパイクピンは図示されていない。
すなわち、靴本体部と、この靴本体部に接合された、図５に示す靴底部３０とを有するゴルフ靴であって、靴底部３０は、靴底前方部３２と、踏面形状の少なくとも一部が線対称形状を形成する靴底後方部３４と、この靴底前方部３２および靴底後方部３４の間を接続する靴底幅の狭まった接続部３６とを有し、接続部３６の両側の側縁部間の距離を最短とする方向Ｂが、線対称形状における中心線ＣＬと直交する方向に対して、内足側前端方向に傾斜角度φ＝１５〜４５度の範囲、好ましくは傾斜角度φ＝２０〜３０度の範囲で傾斜している。中心線ＣＬは、靴底後方部３４の後端部３８における線対称形状の中心線である。
すなわち、靴底部３０は、図１や図５に示すようなヒール底あて部を有さず、一定の厚さのゴム部材等によって形成される。
【００２０】
接続部３６は、中心線ＣＬに直交する方向に対して傾斜角度φ傾斜する方向Ｂにおいて、接続部３６の両側の側縁部間の距離を最短とする部分を有するので、方向Ｂと直交する方向を軸とするねじれ変形が発生し易い。
このねじれ変形は、ヒール側から爪先側に荷重をかけ方を変えた時の、図３に示す人間の足の骨格構造に由来する足の挙動に対応するものなので、爪先側への荷重の移動を自然にかつ円滑に行うことができる。すなわち、ゴルフスウィングにおけるインパクトからフォロースルーにかけての左足における荷重の移動を円滑に行うことができる。しかも、爪先側に荷重が十分に移動し、かつ、上述のねじれ変形が生じた状態で靴底前方部３２を地面と接触させることができるので、インパクトからフォロースルー、さらにフィニッシュにかけて従来のゴルフ靴で発生していた、爪先部から左足の内足側の踏面の部分が地面から離れる「めくれ上がり」も解消することができる。
【００２１】
なお、上記実施例では、右利きゴルファにおける左足用のゴルフ靴として説明したが、左利きゴルファにおける右足用のゴルフ靴としてもよい。さらに、このようなゴルフ靴は右利きゴルファにおける右足用のゴルフ靴、また、左利きゴルフファにおける左足用のゴルフ靴であってもよい。
右利きゴルファの右足用ゴルフ靴の場合においても、ゴルフ靴が内足側から外足側の方向にねじれ変形が自然に発生するように、ヒール底あて部の線対称形状における中心線と直交する方向に対して、内足側前端方向に傾斜する傾斜直線にヒール底あて部の前縁部が外接する形状とするとよい。また、図６に示す左足用の靴底部３０に対応する右足用の靴底部についても、ゴルフ靴が内足側から外足側の方向にねじれ変形が自然に発生するように、接続部の両側の側縁部間の距離を最短とする方向が、線対称形状における中心線と直交する方向に対して、内足側前端方向に傾斜する踏面形状にするとよい。
【００２２】
このようなゴルフ靴について、図１に示すゴルフ靴１０を作製して、ゴルフスウィング時の官能評価を行った。官能評価は、５人のゴルファにゴルフ靴を履いてもらい実際にゴルフボールを試打した時のゴルフスウィングやゴルフボールの試打に関する評価である。なお、比較するゴルフ靴は、ヒール底あて部の前縁部が中心線ＣＬに直交する直線に外接する、従来のゴルフ靴である。
評価結果は下記表の通りであった。
「△」は、合格レベルに今一歩の評価結果を、「〇」は合格レベルの評価結果を、「◎」は、合格レベルであり、極めて優れていることを示す。
【００２３】
【表１】

【００２４】
ゴルファ５人はいずれも、本発明のゴルフ靴を履いてゴルフボールを試打したとき、ゴルフスウィングのみならず、ゴルフボールの打感についても高い評価を与えていることがわかる。
これより、本発明のゴルフ靴の効果は明らかである。
【００２５】
なお、本発明のゴルフ靴は、上記実施例に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良および変更を行ってもよいのはもちろんである。
【００２６】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明のゴルフ靴は、ヒール側から爪先側に荷重のかけ方を変えた時、人間の足の骨格構造に由来する足の挙動に対応するようにねじれ変形を生じさせるので、爪先側への荷重の移動を自然にかつ円滑に行うことができる。従って、ゴルフスウィングにおける右足および左足の荷重移動を円滑に行うことができ、しかも、フォロースルーからフィニッシュにかけて右利きゴルファであれば左足の爪先から内足側にかけての踏面が地面から離れる「めくれ上がり」が発生せず、安定したゴルフボールの打ち易いゴルフスウィングを容易に実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のゴルフ靴の一例の概略斜視図である。
【図２】（ａ）は、図１に示すゴルフ靴の靴底部を踏面側からみた平面図であり、（ｂ）は、（ａ）に示すヒール底あて部の踏面形状を説明する図である。
【図３】人間の足の骨格構造を説明する図である。
【図４】（ａ）および（ｂ）は、本発明のゴルフ靴のヒール底あて部の他の例を示す図である。
【図５】本発明のゴルフ靴の他の靴底部の例を示す平面図である。
【図６】本発明のゴルフ靴の他の靴底部の例を示す平面図である。
【符号の説明】
１０　ゴルフ靴
１２　靴本体部
１４，２０，３０　靴底部
１６，２２　ヒール底あて部
１８　ソフトスパイクピン
２４，３２　靴底前方部
２６　溝部
３４　靴底後方部
３６　接続部
３８　後端部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a golf shoe, and particularly to a golf shoe suitable for a golf swing.
[0002]
[Prior art]
Golf shoes currently offered to golfers (conventional golf shoes) are easy to walk, hard to fatigue even when walking a golf course for a long time, and have high durability, excellent waterproofness, breathability, and durability It is also an aesthetically important thing with a design that is easy to coordinate with clothes.
In such a golf shoe, a shoe sole is provided by joining an integrated rubber material to a shoe body that stores a foot, and tacks such as soft spikes are fixed to the surface of the shoe sole. Therefore, the sole of the golf shoe has a configuration in which the sole of the golf shoe is hard from the toe to the heel, and the sole of the sole simultaneously contacts the ground without bending.
Such a configuration of the sole is effective in that the golfer can step on the ground without slipping on the ground when performing a golf swing.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the golf swing of a right-handed golfer, the golf club is swung up rearward from the address state, and the center of gravity of the weight is moved to the right foot side to make the top state. While moving the center of gravity of the weight to the left foot side from the top state, the golf club is swung down at a stretch and downswing is performed to reach the impact of the golf ball. Further, immediately after the impact, the golf club is swung in the flight direction of the golf ball to take a follow-through state. From the impact to the follow-through, the center of gravity of the weight is shifted to the left foot, and the load applied to the left foot is gradually shifted to the toe of the left foot. Further, the golf club is swung up and the weight is shifted from the toe side of the left foot to the outer foot side of the left foot as going from the follow-through to the finish.
In such a golf swing, in order to stably increase the flight distance of the golf ball and to make the flight direction of the golf ball accurate, a series of flows from the downswing to the follow-through to the finish are smoothly performed. There is a need to do.
[0004]
However, from the viewpoint of the behavior of the golf swing performed by the golfer, it can be said that the conventional golf shoes do not necessarily have a function adapted to the golf swing.
That is, in the conventional golf shoes, since the soles are integrally formed as described above and the soles are solidly formed in a plate shape, the load applied to the left foot from impact to follow-through cannot be moved smoothly. Then, a so-called "turn-up" occurs in which the tread portion from the toe of the sole of the left foot to the inner foot of the left foot separates from the ground. Therefore, the flow from the impact to the follow-through cannot be performed smoothly, and there is a problem that an unstable golf swing that supports the weight on the outer foot side of the left foot is likely to occur.
[0005]
Such a problem also occurs when a right-handed golfer shifts the center of gravity of the weight, starts downswing from the top state, shifts the load on the right foot to the left foot side, and shifts the center of gravity of the weight. However, there is a problem that the load on the right foot, which gradually moves the load applied to the entire right foot to the toe side of the right foot, cannot be performed sufficiently smoothly.
[0006]
In order to solve the above-mentioned problems of the prior art, the present invention makes it possible to smoothly move a load applied to a foot in a golf swing, and to make it easier to hit a golf ball as compared with conventional golf shoes. The purpose is to provide shoes.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In view of the above, the present invention provides a shoe body portion for storing a foot with the toe side being a front end side and the heel side being a rear end side, and a shoe sole portion joined to the shoe body portion and provided with a heel sole contact portion on the rear end side. And a golf shoe having
The tread shape on the rear end side of the heel bottom contact portion is formed in a line-symmetrical shape, and the front end side is formed in a non-linearly symmetrical shape, and the front edge on the front end defines at least two points of the front edge. The present invention provides a golf shoe characterized by having a tread shape that circumscribes an inclined straight line that is inclined with respect to a direction orthogonal to a center line in the line-symmetric shape.
[0008]
It is preferable that the inclined straight line is inclined from the direction orthogonal to the center line to the front end side on the inner foot side. At this time, the angle of inclination of the inclined straight line with respect to the direction orthogonal to the center line is 15 to 45 degrees. It is preferred that
Preferably, the front edge of the front edge on the outer foot side is smoothly connected to the side edge of the heel bottom contact portion without bending.
[0009]
Further, the shoe sole portion has a shoe sole front portion provided with a step in thickness and a rear edge portion formed at a position facing a front edge portion of the heel sole contact portion. May circumscribe a straight line that passes through at least two points of the rear edge and is parallel to the inclined straight line.
[0010]
Further, the present invention is a golf shoe having a shoe body portion for storing a foot with the toe side being a front end side and a heel side being a rear end side, and a shoe sole joined to the shoe body portion,
The sole portion includes a front portion of the sole, a rear portion of the sole where at least a part of the tread shape forms a line-symmetrical shape, and a reduced width of the sole connecting the front portion of the sole and the rear portion of the sole. Connection part,
The direction that minimizes the distance between the side edges on both sides of this connection portion is inclined at a range of 15 to 45 degrees toward the inner foot side front end direction with respect to the direction orthogonal to the center line in the line symmetric shape. The present invention provides a golf shoe characterized in that:
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The golf shoes of the present invention will be described in detail below based on preferred embodiments shown in the accompanying drawings.
FIG. 1 is a schematic perspective view of a golf shoe 10 for a left foot, which is an example of the golf shoe of the present invention.
[0012]
The golf shoe 10 includes a shoe body 12 and a sole 14 provided on the lower surface of the shoe body 12.
The shoe body 12 is a portion for storing a foot with the toe side being the front end side and the heel side being the rear end side, and is made of natural leather, synthetic leather or the like.
The shoe sole portion 14 is a portion provided with a heel sole contact portion 16 which is joined to the shoe main body portion 12 with an adhesive or the like, and which is thicker at the rear end side than other portions. The shoe sole 14 is made of, for example, a rubber material.
The shoe sole 14 may be formed by integrating a separate rubber member as a heel sole contact portion 16 with an adhesive or the like, or may be integrally formed of a rubber material or the like. There may be. A soft spike pin 18 is attached to the tread surface of the sole 14.
[0013]
FIG. 2A is a plan view of the golf shoe 10 as viewed from the tread side, and shows the tread shape of the sole 14. The shoe body portion 12 is provided with a heel sole contact portion 16 on the rear end side and a partially thick shoe sole portion 14.
As shown in FIG. 2 (b), the tread shape of the heel bottom contact portion 16 is such that the rear end portion 16a of the heel bottom contact portion 16 has a line-symmetrical shape with the center line CL as the center. The front end 16b of the portion 16 has a non-linear symmetric shape. Front edge 16c of the front end 16b passes through the two points of the front edge portion 16c, and circumscribes the inclined straight line L ₁ which is inclined with respect to a direction perpendicular to the center line CL, the inclination angle θ is 15 ~ 45 degrees. Preferably, the inclination angle θ is 20 to 40 degrees. The soft spike pins 18 are not shown in FIG.
The golf shoe 10 is configured as described above.
[0014]
In the golf shoe 10, because it forms a sole portion 14 which circumscribes the inclined straight line L ₁ which is inclined to the direction in which the front edge portion 16b of the heel bottom addressed unit 16 is perpendicular to the center line CL, the rigidity of the sole portion 14 is distributed When the left foot is moved from the heel side to the toe side, the golf shoe 10 is twisted in the direction A shown in FIG. This torsional deformation corresponds to the behavior of the foot caused by the skeletal structure of the human foot (the angle θ _{0 in} FIG. 3) when the manner of applying a load from the heel side to the toe side is changed. The load can be moved naturally and smoothly. That is, it is possible to smoothly move the load on the left foot from the impact to the follow-through in the golf swing. In addition, the load moves sufficiently to the toe side, and the front portion of the sole 14 can be brought into contact with the ground in a state where the above-mentioned torsional deformation has occurred. It is also possible to eliminate the "turn-up" in which the tread portion on the inner foot side of the left foot from the toe portion is separated from the ground.
[0015]
In the heel bottom contact portion 16, a portion 16d on the outer foot side of the front edge portion 16c is smoothly connected in an arc shape to the side edge portion 16e of the heel bottom contact portion 16 without bending. Thereby, when the load moves to the outer foot side of the left foot from the follow-through to the finish, it is possible to reduce the possibility that the load is caught on the ground.
[0016]
The shape of the front edge portion 16c in this embodiment is a shape that is convex toward the rear end side, but the present invention is not limited to this shape, and the front edge portion 16c as shown in FIGS. 16c ′ and 16c ″. That is, as shown in FIG. 4 (a), front forms the edge 16c 'is a linear shape, in contact with the inclined straight line L ₂ (circumscribed) may be one. Further, as shown in FIG. 4 (b), a portion of the front edge 16c '' is forms a linear shape, in contact with the inclined straight line L ₃ may also be (bounding) shall, prior to the present invention the edges The portion may have any shape as long as it circumscribes an inclined straight line that passes through at least two points on the front edge and is inclined with respect to a direction orthogonal to the center line CL. 4 (a) and 4 (b), the soft spike pins are not shown.
[0017]
Further, in addition to the golf shoe 10 of the above embodiment, a golf shoe having a tread shape of the sole 20 as shown in FIG. 5 may be used. In FIG. 5, the soft spike pins are not shown.
That is, in the shoe sole portion 20, the rear end of the heel sole contact portion 22 has a line-symmetric shape with the center line CL as the center, and the front end portion of the heel sole contact portion 22 has a non-linear shape. cage, front edge 22c of the front end, through the two points of the front edge portion 22c, and circumscribes the inclined straight line L ₄ which is inclined with respect to a direction perpendicular to the center line CL, is the angle of inclination θ 15 to 45 degrees. Is preferably 20 to 40 degrees. On the other hand, a step in the thickness direction is formed on the front end side of the sole 20 so as to form a groove 26 having a smaller thickness than the front end side at a position facing the front edge 22c of the heel sole contact portion 22. has a sole front portion 24 forming the trailing edge portion 24a by the rear edge 24a of the shoe sole front portion 24, through at least two points of the trailing edge 24a, parallel to the inclined straight line L ₄ inclined It is formed so as to circumscribe the straight line L _5.
[0018]
With such a configuration, at least the groove portion 26 is formed in a direction inclined with respect to a direction orthogonal to the center line CL, and when the heel side is lifted off the ground and a load is applied to the toe side, the golf shoe shown in FIG. Similar to 10, twist deformation in the A direction occurs. Therefore, the load can be naturally and smoothly moved on the left foot from the impact to the follow-through in the golf swing. In addition, the load moves sufficiently to the toe side, and the shoe sole front portion 24 can be brought into contact with the ground in a state where the above-mentioned torsional deformation has occurred, so that this has occurred in the conventional golf shoes from the follow-through to the finish. Also, the "turn-up" in which the tread portion on the inner foot side of the left foot is separated from the ground from the toe portion can be eliminated.
[0019]
Further, in addition to the golf shoe 10, a golf shoe having a shoe sole 30 as shown in FIG. In FIG. 6, the soft spike pins are not shown.
That is, a golf shoe having a shoe body and a shoe sole 30 shown in FIG. 5 joined to the shoe body, wherein the shoe sole 30 includes a shoe sole front part 32 and at least a part of the tread shape. Has a sole rear portion 34 forming a line symmetrical shape, and a connecting portion 36 having a narrow sole width connecting between the sole front portion 32 and the sole rear portion 34. The direction B in which the distance between the side edge portions is the shortest is in the range of an inclination angle φ = 15 to 45 degrees, preferably the inclination, toward the inner foot front end direction with respect to the direction orthogonal to the center line CL in the line-symmetric shape. The angle φ is inclined in the range of 20 to 30 degrees. The center line CL is a center line of a line symmetrical shape at the rear end portion 38 of the shoe sole rear portion 34.
That is, the shoe sole portion 30 does not have a heel sole contact portion as shown in FIGS. 1 and 5, and is formed of a rubber member or the like having a constant thickness.
[0020]
The connecting portion 36 has a portion in which the distance between the side edges on both sides of the connecting portion 36 is shortest in the direction B in which the connecting portion 36 is inclined at an inclination angle φ with respect to the direction orthogonal to the center line CL. Torsional deformation about the direction is likely to occur.
This torsional deformation corresponds to the behavior of the foot caused by the skeletal structure of the human foot shown in FIG. 3 when the method of applying the load from the heel side to the toe side is changed. Can be performed naturally and smoothly. That is, it is possible to smoothly move the load on the left foot from the impact to the follow-through in the golf swing. In addition, since the load is sufficiently moved to the toe side, and the shoe sole front portion 32 can be brought into contact with the ground in a state where the above-mentioned torsional deformation has occurred, the conventional golf shoe can be used from impact to follow-through to finish. It is also possible to eliminate the "turn-up" in which the tread portion on the inner foot side of the left foot from the toe portion is separated from the ground.
[0021]
In the above embodiment, the golf shoes for the right foot of the right-handed golfer have been described. However, the golf shoes for the right foot of the left-handed golfer may be used. Further, such a golf shoe may be a right-footed golf shoe for a right-handed golfer or a left-footed golf shoe for a left-handed golfer.
Even in the case of a right-footed golfer's right foot golf shoe, the golf shoe is orthogonal to the center line in the line-symmetrical shape of the heel bottom contact portion so that the golf shoe naturally undergoes torsional deformation from the inner foot side to the outer foot side. It is preferable that the front edge of the heel bottom contact portion circumscribes a sloped straight line inclined toward the inner foot side front end with respect to the direction. Also, as for the sole for the right foot corresponding to the sole 30 for the left foot shown in FIG. 6, both sides of the connection part are so formed that the golf shoe naturally twists from the inner foot to the outer foot. The direction in which the distance between the side edges is the shortest may be a tread shape that is inclined in the direction toward the front end on the inner foot side with respect to the direction orthogonal to the center line in the line-symmetric shape.
[0022]
With respect to such a golf shoe, a golf shoe 10 shown in FIG. 1 was produced and subjected to a sensory evaluation during golf swing. The sensory evaluation is an evaluation relating to a golf swing and a test hit of a golf ball when five golfers wear golf shoes and actually hit the golf ball. The golf shoes to be compared are conventional golf shoes in which the front edge of the heel bottom contact portion circumscribes a straight line perpendicular to the center line CL.
The evaluation results were as shown in the following table.
“△” indicates that the evaluation result is one step closer to the pass level, “〇” indicates the evaluation result of the pass level, and “◎” indicates the pass level, which is extremely excellent.
[0023]
[Table 1]

[0024]
It can be seen that all five golfers gave a high evaluation not only for the golf swing but also for the feel of the golf ball when they hit the golf ball with the golf shoes of the present invention.
Thus, the effect of the golf shoe of the present invention is clear.
[0025]
In addition, the golf shoes of the present invention are not limited to the above-described embodiments, and various improvements and changes may be made without departing from the spirit of the present invention.
[0026]
【The invention's effect】
As described above in detail, the golf shoe of the present invention has a torsional deformation corresponding to the behavior of the foot derived from the skeletal structure of the human foot when the load is applied from the heel side to the toe side. Therefore, the load can be naturally and smoothly moved to the toe side. Therefore, the load movement of the right foot and the left foot in the golf swing can be smoothly performed, and further, if the golfer is a right-handed golfer from the follow-through to the finish, the tread from the toe of the left foot to the inner foot side is separated from the ground, and is “turned up”. No golf ball is generated, and a golf swing that is easy to hit a stable golf ball can be easily realized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view of an example of a golf shoe of the present invention.
2 (a) is a plan view of the sole of the golf shoe shown in FIG. 1 as viewed from the tread side, and FIG. 2 (b) is a view for explaining the tread shape of the heel bottom contact portion shown in FIG. 1 (a). is there.
FIG. 3 is a diagram illustrating a skeleton structure of a human foot.
FIGS. 4A and 4B are views showing another example of the heel bottom contact portion of the golf shoe of the present invention.
FIG. 5 is a plan view showing another example of the sole of the golf shoe of the present invention.
FIG. 6 is a plan view showing another example of the sole of the golf shoe of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Golf shoe 12

Shoe body part

14, 20, 30

Sole part

16, 22, Heel bottom contact part 18

Soft spike pin

24, 32 Sole sole front part 26 Groove part 34 Sole rear part 36 Connection part 38 Rear end

Claims

A golf shoe having a shoe body for storing a foot with a toe side as a front end and a heel as a rear end, and a shoe sole joined to the shoe body and provided with a heel sole contact on the rear end. So,
The tread shape on the rear end side of the heel bottom contact portion is formed in a line-symmetrical shape, and the front end side is formed in a non-linearly symmetrical shape, and the front edge on the front end defines at least two points of the front edge. A golf shoe having a tread shape that circumscribes an inclined straight line that is inclined with respect to a direction orthogonal to a center line in the line-symmetric shape.

2. The golf shoe according to claim 1, wherein the inclined straight line is inclined from a direction orthogonal to the center line toward a front end on an inner foot side. 3.

3. The golf shoe according to claim 2, wherein the inclination angle of the inclined straight line with respect to a direction orthogonal to the center line is 15 to 45 degrees.

The golf shoe according to any one of claims 1 to 3, wherein a front edge portion of the front edge portion on the outer foot side is smoothly connected to a side edge portion of the heel bottom portion without bending.

The shoe sole has a shoe sole front part provided with a step in thickness and a rear edge part formed at a position facing a front edge part of the heel sole contact part, and the shoe sole front part has The golf shoe according to any one of claims 1 to 4, wherein the trailing edge circumscribes a straight line passing through at least two points of the trailing edge and parallel to the inclined straight line.

A golf shoe having a shoe body that stores a foot with a toe side as a front end side and a heel side as a rear end side, and a shoe sole joined to the shoe body,
The sole portion includes a front portion of the sole, a rear portion of the sole in which at least a part of the tread shape forms a line-symmetric shape, and a decrease in width of the sole connecting between the front portion of the sole and the rear portion of the sole. Connection part,
The direction that minimizes the distance between the side edges on both sides of the connecting portion is inclined at a range of 15 to 45 degrees toward the inner foot side front end direction with respect to the direction orthogonal to the center line in the line symmetric shape. Golf shoes characterized by being.