JP2004073322A

JP2004073322A - Absorbent article

Info

Publication number: JP2004073322A
Application number: JP2002234882A
Authority: JP
Inventors: Makiko Miyairi; 宮入　真紀子; Kenji Hara; 原　健治; Yasuo Ido; 井戸　康夫
Original assignee: Daio Paper Corp
Current assignee: Daio Paper Corp
Priority date: 2002-08-12
Filing date: 2002-08-12
Publication date: 2004-03-11

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To solve the problem that entire menstrual blood cannot be absorbed by an absorbent body in an area corresponding to a blood discharging port and leaks from the front end or the rear end of a sanitary napkin in the case that it is deviated forward or backward since the absorbing force of the absorbent body is uniform in a conventional sanitary napkin. <P>SOLUTION: The density of the absorbent core 5a of the absorbent body 5 is highest at the center part 17 of a crown part 8 and becomes lower toward the front and or the rear end of the core 5a. Consequently, the menstrual blood absorbed at a site deviated from the center part 17 also flows toward the core 5a at a site corresponding to the center part 17. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッド、紙おむつ等の吸収性物品に係り、特に前後方向へずらして装用することを想定した吸収性物品に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
特表平８−５０４６０７、特開平９−７０４１３、特開平１０−２７２１５２に示された生理用ナプキンはエンボス加工部が直線状に形成されているので、生理用ナプキンを前後方向にずらして使用することができる。即ち、昼間は生理用ナプキンを前方へずらして装用し立ったり座ったりする際の前方側への漏れを防止し、夜間（就眠時）は生理用ナプキンを後方へずらして装用して後漏れを防止する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の生理用ナプキンは吸収体の吸収力が一様であるため、前後方向へずらして使用した場合、経血が排血口に対応する領域にある吸収体では吸収しきれず、生理用ナプキンの前端部または後端部から漏れてしまうおそれがある。
【０００４】
本発明は上記従来の問題点に着目してなされたものであり、前後方向へずらして使用しても、前端部または後端部からの漏れを防止することができる吸収性物品を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項１の発明は、透液性のトップシートと、不透液性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に介在する吸収体とを有し、前記吸収体が備えられた範囲が吸収領域となっている吸収性物品において、前記吸収体は、前記吸収領域の前後方向における中央部分の吸収力が前記中央部分より前側に位置する前側部分および前記中央部分より後側に位置する後側部分の吸収力より大きいことを特徴とする吸収性物品である。
【０００６】
請求項１の吸収性物品では、経血等の液体を前側部分または後側部分において吸収しても、液体は中央部分へ集まろうとするので、前端部または後端部からの漏れを防止することができる。
【０００７】
請求項２の発明は、請求項１に記載した吸収性物品において、吸収領域に中高部が形成されていることを特徴とする吸収性物品である。
【０００８】
請求項２に記載の吸収性物品では、中高部が肌にフィットし、良好な装用感を得ることができる。
【０００９】
請求項３の発明は、請求項１または２に記載した吸収性物品おいて、吸収領域には、間隔をあけて左側に配置された左エンボス加工部と右側に配置された右エンボス加工部とが形成され、前記左エンボス加工部と前記右エンボス加工部は前記吸収領域の前後方向へ真っ直ぐに延び、且つ平行に配置されていることを特徴とする吸収性物品である。
【００１０】
請求項３の発明によれば、経血等の液体が、左エンボス加工部と右エンボス加工部とによって堰き止められ、左右方向への漏れも確実に防止することができる。
【００１１】
請求項４の発明は、請求項３に記載した吸収性物品において、左エンボス加工部と右エンボス加工部とを連結する連結エンボス加工部が形成されていることを特徴とする吸収性物品である。
【００１２】
請求項４の発明では、経血等の液体が、左エンボス加工部、右エンボス加工部および連結エンボス加工部によって堰き止められ、これらのエンボス加工部より外側へ漏れるのを防止できる。
【００１３】
請求項５の発明は、請求項１から５において、吸収体は中央部分から前端部および後端部へいくに従って吸収力が徐々に低くなることを特徴とする吸収性物品である。
【００１４】
請求項５の発明では、吸収体に吸収された経血等の液体は前後方向の中央部分に向かう。
【００１５】
請求項６の発明は、請求項１から５のいずれかに記載した吸収性物品において、前記吸収性物品は生理用ナプキンであり、中央部分は、吸収領域の前端から４０ｍｍの位置より後側であって、且つ吸収領域の後端から２０ｍｍの位置より前側の領域を最大範囲とすることを特徴とする吸収性物品である。
【００１６】
請求項６の発明では、成人女性の平均的なサイズの股間部における排血口の位置に対応して中央部分の最大範囲を設定しているので、生理用ナプキンを最も前側または最も後側にずらして装着した場合のいずれもカバーすることができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態に係る生理用ナプキン１の実施の形態を図１から図４に従って説明する。
生理用ナプキン１は、不透液性のバックシート３と、このバックシート３の一方の面に保持された吸収体５と、この吸収体５の上に重ねられた透液性のトップシート７とから成る多層構造になっており、ホットメルト、ヒートシール等で接着されている。吸収体５は吸収コア５ａと、これを包むクレープ紙５ｂとによって構成されている。
【００１８】
バックシート３の裏面にはショーツに生理用ナプキン１を固定するための図示しない粘着剤が付与されている。このバックシート３の材料としては、ポリエチレン、ポリプロピン等の遮水材、遮水材に不織布とを積層してなるラミネート不織布、遮水材と不織布との間に防水プラスチックフィルムを介装して積層してなるラミネート不織布等が挙げられる。
トップシート７の表面シートの材料としては、無孔または有孔の不織布や多孔性プラスチックシート等が挙げられる。
【００１９】
吸収コア５ａは、吸水性繊維に高吸水性樹脂を分散混入してなるものである。吸水性繊維としては、パルプ、即ちセルロース繊維の他、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが好適材として挙げられる。
更に、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の疎水性合成繊維を併用してもよい。
【００２０】
高吸水性樹脂としては、ポリアクリル酸塩架橋物、自己架橋したポリアクリル酸塩、アクリル酸エステル−酢酸ビニル共重合体架橋物のケン化物、イソブチン・無水マレイン酸共重合体架橋物、ポリスルホン酸塩架橋物、ポリエチレンオキシド、ポリアクリルアミドなどの水膨潤性ポリマーを部分架橋したものなどが挙げられる。これらのうち、吸水量、吸水速度に優れるアクリル酸またはアクリル酸塩系のものが好適である。
【００２１】
この生理用ナプキン１のトップシート側には中高部８が形成され、この中高部８が、吸収体５を備えた範囲である吸収領域となっている。中高部８は生理用ナプキン１の前後方向（以下前後方向という）へ延びており、その前後方向の寸法Ｗは、２４０ｍｍである。
【００２２】
中高部８を挟んで左側には左エンボス加工部９が形成され、右側には右エンボス加工部１１が形成されている。この左エンボス加工部９と右エンボス加工部１１はトップシート７側から凹凸を有するローラーによって圧搾を加えることによって形成されており、連続する凹凸部によって構成されている。また、左エンボス加工部９と右エンボス加工部１１は間隔をあけて配置されており、左エンボス加工部９と右エンボス加工部１１との間の寸法Ｌは４５ｍｍに設定されている。さらに、左エンボス加工部９及び右エンボス加工部１１は真っ直ぐに前後方向へ延び、且つ互いに平行に配置されている。
【００２３】
左エンボス加工部９の前方向側の端部と右エンボス加工部１１の前方向側の端部は連結エンボス加工部１３を介して繋がっており、左エンボス加工部９の後方向側の端部と右エンボス加工部１１の後方向側の端部は連結エンボス加工部１５を介して繋がっている。従って、左エンボス加工部９、右エンボス加工部１１の連結エンボス加工部１３及び連結エンボス加工部１５は連続し、閉じた形状となっており、中高部８は左エンボス加工部９、右エンボス加工部１１の連結エンボス加工部１３及び連結エンボス加工部１５に囲まれている。なお、連結エンボス加工部１３及び連結エンボス加工部１５もトップシート７側から凹凸を有するローラーによって圧搾を加えることによって形成されており、連続する凹凸部によって構成されている。
左エンボス加工部９の外側にはエンボス加工部２０が、右エンボス加工部１１の外側にはエンボス加工部２２が形成されている。
【００２４】
吸収体５の吸収コア５ａは中高部８の前後方向の中央部分１７において最も密度が高く、前端部および後端部へいくに従って低くなっている。即ち、図２に示すように、中高部８の中央部分１７における吸収コア５ａの密度はおよそ０．０７ｇ／ｃｍ^３であり、また中央部分１７に隣接する前側部分１９と後側部分２１における吸収コア５ａの密度はおよそ０．０６〜０．０４ｇ／ｃｍ^３である。前側部分１９と後側部分２１における吸収コア５ａの密度は中央部分１７から離れるに従って徐々に低くなる密度勾配を有している。従って、中高部８の中央部分１７における吸収力が最も高くなっており、中央部分１７から前後両端部へいくに従って吸収力が徐々に低くなっている。
中央部分１７の前後方向の寸法Ｗ１は７０ｍｍである。
【００２５】
中高部８の中央部分１７のＫＥＳ圧縮試験機による圧縮エネルギー値が０．３５ｇｆ・ｃｍ／ｃｍ^２になっており、また前側部分１９と後側部分２１は０．５５ｇｆ・ｃｍ／ｃｍ^２になっている。
ここで、ＫＥＳ圧縮試験機とは、カトーテック株式会社製のハンディー圧縮試験機（ＫＥＳ−Ｇ５）を意味し、完成品である生理用ナプキン１の中高部８の中央部分１７、前側部分１９及び後側部分２１に対して試験する。試験条件は以下のものとする。
【００２６】
ＳＥＮＳ（記録感度）：２　　　力計の種類：１０ｋｇ
ＳＰＥＥＤ　ＲＡＮＧＥ：０．１（ｃｍ／ｓｅｃ）
ＤＥＦ感度：２０　　　加圧面積：２ｃｍ^２
取込み間隔：０．１（標準）　　　ＳＴＲＯＫＥ　ＳＥＴ：５．０
上限荷重：５０ｇｆ／ｃｍ^２
【００２７】
そして、上記の試験条件下で圧縮し、圧縮エネルギー値を得る。圧縮エネギルー値が大きいほど圧縮され易い、即ち柔らかく、圧縮エネルギー値が小さいほど硬い。
生理用ナプキン１の中高部８の中央部分１７における圧縮エネルギー値は、０．４５ｇｆ・ｃｍ／ｃｍ^２以下とし、好ましくは０．２５〜０．４０ｇｆ・ｃｍ／ｃｍ^２とする。また前側部分１９及び後側部分２１は圧縮エネルギー値は０．５ｇｆ・ｃｍ／ｃｍ^２以上とし、好ましくは０．５５ｇｆ・ｃｍ／ｃｍ^２以上とする。
【００２８】
この生理用ナプキン１は通常、中央部分１７の中心位置が排血口に対応するように装着する。また装用者は、昼間など前端部からの漏れが気になる場合には生理用ナプキン１を前側へずらして装着し、また夜間など後端部からの漏れが気になる場合は後側へずらして装着する。
前記したように生理用ナプキン１には中高部８が形成されており、左エンボス加工部９と右エンボス加工部１１は直線状で、しかも平行に配置されているので、生理用ナプキン１を前後方向へずらしても中高部８が肌にフィットし、良好な装着感を得ることができる。
【００２９】
また、前記のように吸収体５の吸収コア５ａは中高部８の中央部分１７において最も密度が高く、前端部または後端部へいくに従って密度が低くなっている。従って、中央部分１７からはずれた部位で吸収された経血等も、中央部分１７に対応する部位にある吸収コア５ａへ向かって流れることになる。
【００３０】
このように、中央部分１７における吸収コア５ａの密度を他の部分より高くすることによって中央部分１７からはずれた部位で吸収された経血等も、中央部分１７における吸収コア５ａへ向かって流れることを検証すると共に、吸収性コア５ａを構成するパルプの密度比をどの程度にすべきかを判定するため次の試験を行った。
【００３１】
（試験方法）
図６に示す試験用吸収体を、その領域Ｅと領域Ｆとの吸収コアに使用するパルプを、次の４パターンの密度となるようにプレスをかけて製作した（表１〜表４参照）。

【００３２】
図６に示すように領域Ｅと領域Ｆとの境界のＢ点に３ｃｃの人工経血を試験用吸収体表面から高さ３ｃｍの位置よりビュレットにて滴下して、滴下直後におけるＢ点から人工経血が領域Ｅと領域Ｆへ拡散した広がり距離（例えば、Ｂ−Ｃ間、Ｂ−Ｄ間）を測定した。また人工経血の滴下直後における領域Ｅと領域Ｆのパルプ重量から各々の領域Ｅと領域Ｆの各々における人工経血の吸収量を算出した。この結果を表１から表４に示す。
【００３３】
【表１】

【００３４】
【表２】

【００３５】
【表３】

【００３６】
【表４】

【００３７】
上記表１から表４に記載された吸収移行度は次の式によって求められる。
吸収移行度＝Ｂ点から領域Ｆへの人工経血が長手方向へ拡散した広がり距離（ｍｍ）／Ｂ点から領域Ｅへの人工経血が長手方向へ拡散した広がり距離（ｍｍ）
この吸収移行度は値が大きい程、吸収力の差が大きいことを示す。
【００３８】
さらに、パルプの密度比と広がり距離との相関を表５に示し、パルプの密度比と吸収量との相関を表６に示す。
【００３９】
【表５】

【００４０】
【表６】

【００４１】
表１〜表４に示すようにパルプ密度比の差が大きいほど人工経血の広がり、人工経血の吸収量が大きく、上記中央部分１７における吸収コア５ａの密度を他の部分よりが高くすることによって中央部分１７からはずれた部位で吸収された経血等も、中央部分１７における吸収コア５ａへ向かって流れることが検証された。なお、図７にパルプ密度比と人工経血の広がり距離との相関を示すグラフを示し、図８にパルプ密度比と人工経血の吸収量との相関を示すグラフを示す。
上記試験結果より、効果的なパルプ密度比は、中高部の前後方向中央部分以外の部分と前後方向中央部分におけるパルプ密度の比は、１：１．１以上、好ましくは１：２．０以上であると判定される。
【００４２】
さらに、左エンボス加工部９、右エンボス加工部１１の連結エンボス加工部１３及び連結エンボス加工部１５は連続して閉じた形状となっており中高部８を囲んでいるので、吸収体５に吸収された経血等がこれらのエンボス加工部より外へ流出するのが阻止される。
従って、この生理用ナプキン１は前後方向及び側方からの経血等の漏れを確実に防止できる。
【００４３】
さらに、中高部８の中央部分１７の圧縮エネルギー値が０．３５ｇｆ・ｃｍ／ｃｍ^２になっているので比較的硬く、また前側部分１９と後側部分２１は０．５５ｇｆ・ｃｍ／ｃｍ^２になっているので比較的柔らかい。このため、中央部分１７は排血口に確実にフィットしてよれることがなく、前側部分１９と後側部分２１はショーツの動きに対し高い追従性をもつことになる。従って、装用中におけるヨレやズレを防止することができる。
【００４４】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の具体的構成がこの実施の形態に限定されるものでは無く、本発明の要旨から外れない範囲での設計変更等があっても本発明に含まれる。
上記実施の形態では、中高部８を形成した生理用ナプキンを示したが、中高部を形成しない構成としてもよい。
また、中高部の前後方向の寸法Ｗを２４０ｍｍとしたが、この寸法Ｗは生理用ナプキン全体の前後方向の寸法によって異なるのは勿論である。
中央部分１７の前後方向の寸法Ｗ１は７０ｍｍとしたが、６０ｍｍ以上であればよい。
【００４５】
また、図５に示すように中央部分１７は、中高部８の前端８ａから４０ｍｍの位置より後側と後端８ｂから２０ｍｍの位置より前側の領域を最大とする。この領域を中央部分１７の最大の範囲とする理由について説明する。
同図において二点鎖線で示す範囲が成人女性の平均的なサイズの股間部に対応する股間部対応領域Ｋであり、この股間部対応領域Ｋの前端部から２０ｍｍで、且つ後端部から４０ｍｍの位置に排血口がくる。従って、生理用ナプキンを最も前端部へずらした場合には排血口はＰ１で示す位置にくることになり、また最も後端部へずらした場合には排血口はＰ２で示す位置にくることになる。このように生理用ナプキンを最も前側または最も後側にずらして装着した場合の排血口の位置Ｐ１、Ｐ２を基準にすると、中高部８の最大領域を上記のようにすれば、生理用ナプキンを最も前側または最も後側にずらして装着した場合のいずれもカバーすることができる。このため、中高部８の前端８ａから４０ｍｍの位置より後側であって、且つ中高部８の後端８ｂから２０ｍｍの位置より前側の領域を中央部分１７の最大範囲とする。
【００４６】
また、上記実施の形態においては、左エンボス加工部９と右エンボス加工部１１との間の寸法Ｌは４５ｍｍとしたが、本発明はこれに限定されず４０ｍｍ〜５５ｍｍの範囲で設定する。
上記実施の形態では、前側部分１９と後側部分２１における吸収コア５ａの密度は中央部分１７から離れるに従って徐々に低くなる密度勾配を有しているが、このような密度勾配を設けず、前側部分１９と後側部分２１における吸収コア５ａの密度を均一なものとしてもよい。この場合において前側部分１９と後側部分２１における吸収コア５ａの密度を中央部分１７の吸収コア５ａの密度より低い値とするのは勿論である。
【００４７】
また、連結エンボス加工部１３、１５の両方またはいずれか一方をを設けない構成にしてもよい。
本発明は生理用ナプキンだけでなく、パンティライナー、失禁パッド、紙おむつ等の吸収性物品に適用することができる。
【００４８】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、吸収体は中高部の前後方向中央部分において最も密度が高く、前端部または後端部へいくに従って密度が低くなっている。従って、中央部分からはずれた部位で吸収された経血等も、中央部分に対応する部位にある吸収体へ向かって流れることになる。さらに、左エンボス加工部、右エンボス加工部の連結エンボス加工部及び連結エンボス加工部は連続して閉じた形状となっており中高部を囲んでいるので、吸収体に吸収された経血等がこれらのエンボス加工部より外へ流出するのが阻止される。従って、前後方向及び側方からの経血等の漏れを確実に防止できる。
【００４９】
また、中高部が形成されており、左エンボス加工部と右エンボス加工部は直線状で、しかも平行に配置されているので吸収性物品を前後方向へずらしても中高部が肌にフィットし、良好な装着感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係る生理用ナプキンの全体斜視図である。
【図２】図１に示す生理用ナプキンの平面図である。
【図３】図２に示す生理用ナプキンのＡ−Ａ断面図である。
【図４】図２に示す生理用ナプキンのＢ−Ｂ断面図である。
【図５】本発明の吸収性物品における中高部の前後方向中央部分の最大範囲を説明するための生理用ナプキンの平面図である。
【図６】本発明の吸収性物品の経血等の吸収力の検証実験を説明するための図である。
【図７】パルプ密度比と広がり距離との相関を示すグラフである。
【図８】パルプ密度比と吸収量との相関を示すグラフである。
【符号の説明】
１…生理用ナプキン　　　　　　　３…バックシート
５…吸収体　　　　　　　　　　　７…トップシート
８…中高部　　　　　　　　　　　９…左エンボス加工部
１１…右エンボス加工部　　　　　１３…連結エンボス加工部
１５…連結エンボス加工部　　　１７…中高部の中央部分
１９…前側部分　　　　　　　　　２１…後側部分
８ａ…中高部の前端　　　　　　　８ｂ…中高部の後端[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an absorbent article such as a sanitary napkin, a panty liner, an incontinence pad, a disposable diaper, and more particularly to an absorbent article intended to be worn shifted in the front-rear direction.
[0002]
[Prior art]
The sanitary napkins shown in JP-A-8-504607, JP-A-9-70413, and JP-A-10-272152 are used by displacing the sanitary napkin in the front-rear direction since the embossed portion is formed in a straight line. be able to. That is, in the daytime, the sanitary napkin is shifted forward to prevent leakage to the front side when standing or sitting, and at night (when sleeping), the sanitary napkin is shifted rearward to wear, thereby preventing rear leakage. To prevent.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the above-mentioned conventional sanitary napkin has a uniform absorption power of the absorber, when used in a shifted position in the front-rear direction, menstrual blood cannot be completely absorbed by the absorber located in a region corresponding to the blood outlet. May leak from the front end or the rear end of the napkin.
[0004]
The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and provides an absorbent article that can prevent leakage from a front end or a rear end even when used in a shifted direction. With the goal.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, the invention of claim 1 includes a liquid-permeable top sheet, a liquid-impermeable back sheet, and an absorber interposed between the top sheet and the back sheet. In the absorbent article in which the range in which the absorber is provided is an absorption region, the absorber has a front portion in which the absorption force of a central portion in the front-rear direction of the absorption region is located forward of the central portion. And an absorptive article having a greater absorptive power of a rear portion located behind the central portion.
[0006]
In the absorbent article according to the first aspect, even if liquid such as menstrual blood is absorbed in the front part or the rear part, the liquid tends to collect in the central part, thereby preventing leakage from the front end or the rear end. be able to.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, there is provided the absorbent article according to the first aspect, wherein a middle-high portion is formed in the absorption region.
[0008]
In the absorbent article according to the second aspect, the middle and high portions fit the skin, and a good wearing feeling can be obtained.
[0009]
According to a third aspect of the present invention, in the absorbent article according to the first or second aspect, the absorbent region includes a left embossed portion disposed on the left side and a right embossed portion disposed on the right side with an interval. Is formed, and the left embossed portion and the right embossed portion extend straight in the front-rear direction of the absorption region and are arranged in parallel.
[0010]
According to the invention of claim 3, liquid such as menstrual blood is blocked by the left embossed portion and the right embossed portion, and leakage in the left-right direction can be reliably prevented.
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided the absorbent article according to the third aspect, wherein a connecting embossed portion for connecting the left embossed portion and the right embossed portion is formed. .
[0012]
According to the invention of claim 4, liquid such as menstrual blood is blocked by the left embossed portion, the right embossed portion, and the connecting embossed portion, and can be prevented from leaking outside from these embossed portions.
[0013]
The invention according to claim 5 is the absorbent article according to any one of claims 1 to 5, wherein the absorbent gradually decreases in absorption power from the central portion to the front end portion and the rear end portion.
[0014]
According to the fifth aspect of the present invention, the liquid such as menstrual blood absorbed by the absorber goes to the center in the front-rear direction.
[0015]
The invention according to claim 6 is the absorbent article according to any one of claims 1 to 5, wherein the absorbent article is a sanitary napkin, and the central portion is located rearward of a position 40 mm from the front end of the absorbent region. An absorbent article characterized in that the maximum range is a region in front of a position 20 mm from a rear end of the absorption region.
[0016]
According to the invention of claim 6, since the maximum range of the central portion is set corresponding to the position of the blood discharge port in the crotch portion of the average size of the adult woman, the sanitary napkin is moved to the most front side or the most rear side. It can cover any case where it is mounted staggered.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of a sanitary napkin 1 according to an embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS.
The sanitary napkin 1 includes a liquid-impervious backsheet 3, an absorber 5 held on one surface of the backsheet 3, and a liquid-permeable topsheet 7 laid on the absorber 5. And is bonded by hot melt, heat seal, or the like. The absorber 5 includes an absorbent core 5a and a crepe paper 5b that wraps the absorbent core.
[0018]
An adhesive (not shown) for fixing the sanitary napkin 1 to the shorts is provided on the back surface of the back sheet 3. Examples of the material of the back sheet 3 include a waterproof material such as polyethylene and polypropylene, a laminated nonwoven fabric obtained by laminating a nonwoven fabric on the waterproof material, and a waterproof plastic film interposed between the waterproof material and the nonwoven fabric. And the like.
Examples of the material of the top sheet of the top sheet 7 include a non-porous or perforated nonwoven fabric and a porous plastic sheet.
[0019]
The absorbent core 5a is formed by dispersing and mixing a highly water-absorbent resin into water-absorbent fibers. Preferred examples of the water-absorbing fiber include pulp, that is, cellulose fiber and artificial cellulose fiber such as rayon and acetate.
Further, hydrophobic synthetic fibers such as olefins such as polyethylene and polypropylene, polyesters and polyamides may be used in combination.
[0020]
Examples of the highly water-absorbent resin include crosslinked polyacrylate, self-crosslinked polyacrylate, saponified acrylate-vinyl acetate copolymer crosslinked product, crosslinked isobutine / maleic anhydride copolymer, polysulfonic acid. Salt cross-linked products, those obtained by partially cross-linking a water-swellable polymer such as polyethylene oxide and polyacrylamide, and the like can be mentioned. Among these, acrylic acid or acrylate-based compounds having excellent water absorption and water absorption speed are preferable.
[0021]
A middle-high portion 8 is formed on the top sheet side of the sanitary napkin 1, and the middle-high portion 8 serves as an absorption region in which the absorber 5 is provided. The middle and high section 8 extends in the front-rear direction (hereinafter referred to as the front-rear direction) of the sanitary napkin 1, and the dimension W in the front-rear direction is 240 mm.
[0022]
A left embossed portion 9 is formed on the left side of the middle and high section 8, and a right embossed portion 11 is formed on the right side. The left embossed portion 9 and the right embossed portion 11 are formed by applying squeezing from the top sheet 7 side with a roller having irregularities, and are formed by continuous irregularities. Further, the left embossed portion 9 and the right embossed portion 11 are arranged at an interval, and a dimension L between the left embossed portion 9 and the right embossed portion 11 is set to 45 mm. Further, the left embossed portion 9 and the right embossed portion 11 extend straight in the front-rear direction and are arranged in parallel with each other.
[0023]
The front end of the left embossed portion 9 and the front end of the right embossed portion 11 are connected via a connecting embossed portion 13, and the rear end of the left embossed portion 9. The rear end of the right embossed portion 11 is connected to the right embossed portion 11 via a connection embossed portion 15. Therefore, the connecting embossing portion 13 and the connecting embossing portion 15 of the left embossing portion 9 and the right embossing portion 11 are continuous and closed, and the middle and high portion 8 is the left embossing portion 9 and the right embossing portion. The portion 11 is surrounded by a connection embossing portion 13 and a connection embossing portion 15. The connection embossed portion 13 and the connection embossed portion 15 are also formed by applying squeezing from the side of the top sheet 7 with a roller having irregularities, and are formed by continuous irregularities.
An embossed portion 20 is formed outside the left embossed portion 9, and an embossed portion 22 is formed outside the right embossed portion 11.
[0024]
The density of the absorbent core 5a of the absorbent body 5 is highest at the central portion 17 in the front-rear direction of the middle and high section 8, and decreases toward the front end and the rear end. That is, as shown in FIG. 2, the density of the absorbent core 5a in the central portion 17 of the middle and high portion 8 is about 0.07 g / cm ³ , and the absorption in the front portion 19 and the rear portion 21 adjacent to the central portion 17 is performed. The density of the core 5a is approximately 0.06 to 0.04 g / cm ³ . The density of the absorbent core 5a in the front portion 19 and the rear portion 21 has a density gradient that gradually decreases as the distance from the central portion 17 increases. Therefore, the absorbing power at the central portion 17 of the middle and high section 8 is the highest, and the absorbing power gradually decreases from the central portion 17 to the front and rear ends.
The dimension W1 in the front-rear direction of the central portion 17 is 70 mm.
[0025]
The compression energy value of the central part 17 of the middle and high part 8 by the KES compression tester is 0.35 gf · cm / cm ² , and the front part 19 and the rear part 21 are 0.55 gf · cm / cm ² . ing.
Here, the KES compression tester means a handy compression tester (KES-G5) manufactured by Kato Tech Co., Ltd., and the central part 17, the front part 19 of the middle and high part 8 of the sanitary napkin 1 which is a finished product, and Test on rear part 21. The test conditions are as follows.
[0026]
SENS (recording sensitivity): 2 Kind of dynamometer: 10 kg
SPEED RANGE: 0.1 (cm / sec)
DEF sensitivity: 20 Pressing area: 2cm ²
Capture interval: 0.1 (standard) STROKE SET: 5.0
Upper limit load: 50 gf / cm ²
[0027]
Then, compression is performed under the above test conditions to obtain a compression energy value. The larger the compression energy value is, the easier it is to compress, that is, the softer, and the smaller the compression energy value, the harder it is.
The compression energy value at the central portion 17 of the middle and high section 8 of the sanitary napkin 1 is set to 0.45 gf · cm / cm ² or less, preferably 0.25 to 0.40 gf · cm / cm ² . The compression energy value of the front portion 19 and the rear portion 21 is 0.5 gf · cm / cm ² or more, preferably 0.55 gf · cm / cm ² or more.
[0028]
The sanitary napkin 1 is usually mounted so that the center position of the central portion 17 corresponds to the blood outlet. Also, the wearer shifts the sanitary napkin 1 forward when leakage from the front end is a concern, such as during the daytime, and shifts the rear side when leakage is concerned about the leakage from the rear end, such as at night. And attach it.
As described above, the middle and high portions 8 are formed on the sanitary napkin 1, and the left embossed portion 9 and the right embossed portion 11 are linearly arranged in parallel. Even if displaced in the direction, the middle and high section 8 fits on the skin, and a good wearing feeling can be obtained.
[0029]
Further, as described above, the absorption core 5a of the absorber 5 has the highest density in the central portion 17 of the middle and high section 8, and the density decreases toward the front end or the rear end. Accordingly, menstrual blood and the like absorbed at a portion deviating from the central portion 17 also flows toward the absorption core 5a at a portion corresponding to the central portion 17.
[0030]
As described above, menstrual blood and the like absorbed in a portion deviated from the central portion 17 by increasing the density of the absorbent core 5a in the central portion 17 as compared with the other portions also flow toward the absorbent core 5a in the central portion 17. And the following test was performed to determine the density ratio of the pulp constituting the absorbent core 5a.
[0031]
(Test method)
The pulp used for the absorbent cores of the test absorber shown in FIG. 6 in the region E and the region F was manufactured by pressing so as to have the density of the following four patterns (see Tables 1 to 4). .

[0032]
As shown in FIG. 6, 3 cc of artificial menstrual blood was dropped from a point 3 cm above the surface of the test absorber at a point B on the boundary between the region E and the region F using a burette. The spreading distance (for example, between BC and BD) between which menstrual blood diffused to the region E and the region F was measured. Further, the absorption amount of the artificial menstrual blood in each of the regions E and F was calculated from the pulp weight in the regions E and F immediately after the drop of the artificial menstrual blood. The results are shown in Tables 1 to 4.
[0033]
[Table 1]

[0034]
[Table 2]

[0035]
[Table 3]

[0036]
[Table 4]

[0037]
The degree of absorption transfer described in Tables 1 to 4 is obtained by the following equation.
Degree of absorption transfer = spread distance (mm) in which artificial menstrual blood diffused from point B to region F in the longitudinal direction / spread distance (mm) in which artificial menstrual blood diffused from point B to region E in the longitudinal direction
The greater the value of the degree of absorption transfer, the greater the difference in absorption power.
[0038]
Table 5 shows the correlation between the pulp density ratio and the spread distance, and Table 6 shows the correlation between the pulp density ratio and the absorption amount.
[0039]
[Table 5]

[0040]
[Table 6]

[0041]
As shown in Tables 1 to 4, the greater the difference in the pulp density ratio, the more the artificial menstrual blood spreads and the greater the amount of artificial menstrual blood absorbed, and the density of the absorbent core 5a in the central portion 17 is higher than in the other portions. Accordingly, it was verified that menstrual blood and the like absorbed at a portion deviating from the central portion 17 also flow toward the absorbent core 5a in the central portion 17. FIG. 7 is a graph showing the correlation between the pulp density ratio and the spreading distance of artificial menstrual blood, and FIG. 8 is a graph showing the correlation between the pulp density ratio and the amount of artificial menstrual blood absorbed.
From the above test results, the effective pulp density ratio is such that the ratio of the pulp density in the part other than the central part in the front-rear direction of the middle and high parts and the pulp density in the central part in the front-rear direction is 1: 1.1 or more, preferably 1: 2.0 or more. Is determined.
[0042]
Further, the connecting embossing portion 13 and the connecting embossing portion 15 of the left embossing portion 9 and the right embossing portion 11 are continuously closed and surround the middle and high portion 8, and are absorbed by the absorber 5. Menstrual blood or the like is prevented from flowing out of these embossed portions.
Therefore, the sanitary napkin 1 can reliably prevent menstrual blood from leaking from the front and rear direction and from the side.
[0043]
Furthermore, since the compression energy value of the central portion 17 of the middle and high section 8 is 0.35 gf · cm / cm ² , the front portion 19 and the rear portion 21 are 0.55 gf · cm / cm ² . Is relatively soft. For this reason, the central portion 17 is not securely fitted to the blood outlet, and the front portion 19 and the rear portion 21 have high followability to the movement of the shorts. Therefore, it is possible to prevent the displacement and the displacement during the wearing.
[0044]
Although the embodiment of the present invention has been described above, the specific configuration of the present invention is not limited to this embodiment, and even if there is a design change or the like without departing from the gist of the present invention, the present invention is not limited to this embodiment. Included in the invention.
In the above-described embodiment, the sanitary napkin in which the middle high portion 8 is formed is shown, but a configuration in which the middle high portion is not formed may be adopted.
Further, the dimension W in the front-rear direction of the middle and high portions is set to 240 mm, but this dimension W naturally depends on the dimension in the front-rear direction of the entire sanitary napkin.
The dimension W1 in the front-rear direction of the central portion 17 is 70 mm, but may be 60 mm or more.
[0045]
Further, as shown in FIG. 5, the center portion 17 has a maximum area on the rear side of a position 40 mm from the front end 8 a of the middle and high section 8 and on the front side of a position 20 mm from the rear end 8 b. The reason why this region is set as the maximum range of the central portion 17 will be described.
In the same figure, the range shown by the two-dot chain line is the crotch-corresponding region K corresponding to the crotch of the average size of an adult woman, 20 mm from the front end of the crotch-corresponding region K, and 40 mm from the rear end. Blood outlet comes to the position. Therefore, when the sanitary napkin is shifted to the most front end, the blood outlet is at the position indicated by P1, and when the sanitary napkin is shifted to the rear end, the blood outlet is at the position indicated by P2. Will be. When the sanitary napkin is shifted to the most front side or the most rear side and the positions of the blood discharge ports P1 and P2 are used as a reference as described above, if the maximum area of the middle and high section 8 is set as described above, the sanitary napkin can be obtained. Can be covered when shifted from the front to the rear or to the rear. For this reason, the maximum range of the central portion 17 is defined as a region that is rearward of the position 40 mm from the front end 8 a of the middle high portion 8 and that is frontward of the position 20 mm of the rear end 8 b of the middle high portion 8.
[0046]
Further, in the above embodiment, the dimension L between the left embossed portion 9 and the right embossed portion 11 was set to 45 mm, but the present invention is not limited to this, and is set within a range of 40 mm to 55 mm.
In the above-described embodiment, the density of the absorbent core 5a in the front portion 19 and the rear portion 21 has a density gradient that gradually decreases as the distance from the central portion 17 increases. The density of the absorbent core 5a in the portion 19 and the rear portion 21 may be uniform. In this case, of course, the density of the absorbent core 5a in the front portion 19 and the rear portion 21 is set to a value lower than the density of the absorbent core 5a in the central portion 17.
[0047]
Further, a configuration in which both or either of the connection embossed

portions

13 and 15 are not provided may be adopted.
The present invention can be applied not only to sanitary napkins but also to absorbent articles such as panty liners, incontinence pads, and disposable diapers.
[0048]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the absorber has the highest density in the middle part in the front-rear direction of the middle and high parts, and the density decreases toward the front end or the rear end. Therefore, menstrual blood and the like absorbed at a portion deviating from the central portion also flows toward the absorber at a portion corresponding to the central portion. Furthermore, the connecting embossing portion and the connecting embossing portion of the left embossing portion and the right embossing portion have a continuously closed shape and surround the middle and high portions, so that menstrual blood absorbed by the absorber can be removed. Outflow from these embossed portions is prevented. Therefore, leakage of menstrual blood and the like from the front-rear direction and from the side can be reliably prevented.
[0049]
Also, the middle and high parts are formed, the left embossed part and the right embossed part are linear, and since they are arranged in parallel, even if the absorbent article is shifted in the front and rear direction, the middle and high parts fit the skin, A good wearing feeling can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view of a sanitary napkin according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the sanitary napkin shown in FIG.
FIG. 3 is a sectional view of the sanitary napkin shown in FIG. 2 taken along line AA.
FIG. 4 is a sectional view of the sanitary napkin shown in FIG. 2 taken along line BB.
FIG. 5 is a plan view of a sanitary napkin for explaining a maximum range of a middle portion in the front-rear direction of a middle and high section in the absorbent article of the present invention.
FIG. 6 is a diagram for explaining a verification experiment of the absorbency of the absorbent article of the present invention such as menstrual blood.
FIG. 7 is a graph showing a correlation between a pulp density ratio and a spreading distance.
FIG. 8 is a graph showing a correlation between a pulp density ratio and an absorption amount.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Sanitary napkin 3 ... Back sheet 5 ... Absorber 7 ... Top sheet 8 ... Middle high part 9 ... Left embossing part 11 ... Right embossing part 13 ... Connection embossing part 15 ... Connection embossing part 17 ... Middle high part Central part 19: Front part 21: Rear part 8a: Front end of middle and high part 8b: Rear end of middle and high part

Claims

It has a liquid-permeable top sheet, a liquid-impermeable back sheet, and an absorber interposed between the top sheet and the back sheet, and a range where the absorber is provided is an absorption region. In the absorbent article described above, the absorbent body has an absorption force in a central portion in the front-rear direction of the absorption region, which is absorbed by a front portion located forward of the central portion and a rear portion located rearward of the central portion. An absorbent article characterized by being greater than force.

The absorbent article according to claim 1, wherein a middle and high section is formed in the absorption region.

3. The absorbent article according to claim 1, wherein a left embossed portion disposed on the left side and a right embossed portion disposed on the right side are formed in the absorbent region, and the left embossed portion is formed. The portion and the right embossed portion extend straight in the front-rear direction of the absorption region and are arranged in parallel.

4. The absorbent article according to claim 3, wherein a connection embossed portion for connecting the left embossed portion and the right embossed portion is formed.

The absorbent article according to any one of claims 1 to 4, wherein the absorbent has a gradually decreasing absorption power from a central portion to a front end and a rear end.

The absorbent article according to any one of claims 1 to 5, wherein the absorbent article is a sanitary napkin, and a central portion is located at a position rearward from a position 40 mm from a front end of the absorbent area, and is located in the absorbent area. An absorbent article characterized in that a region on the front side from a position 20 mm from a rear end is a maximum range.