JP2004070377A - 他の情報機器のバックアップ・リストアを行う情報処理装置、情報処理システム、自動バックアップ方法、自動バックアップ処理プログラム及び自動バックアップ処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

他の情報機器のバックアップ・リストアを行う情報処理装置、情報処理システム、自動バックアップ方法、自動バックアップ処理プログラム及び自動バックアップ処理プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】他の情報機器のデータを、常に接続されている状態にはないパソコン等の情報処理装置において自動的にバックアップ可能とする。
【解決手段】PDAが接続されている場合(ステップS1でYesと判断された場合)には、次に、前回の自動バックアップ時刻より指定時間が経過したかを確認し、指定時間が経過していた場合(ステップS2でYesと判断された場合)には、まず、現在の時刻を前回バックアップ時刻として保存し(ステップS4)、次に、パソコン上にデータをバックアップするための領域を確保する(ステップS5)。その後、PDAよりデータを取り出し(ステップS6)、取り出したデータを、先程確保した領域に保存する(ステップS7)。このようなPDAからのデータの取り出しと、データの保存とを全てのデータについて行うと(ステップS8でYesと判断されるまで行うと)、バックアップを終了する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、他の情報機器との間でデータの送受信が可能な情報処理装置において、他の情報機器のデータの自動バックアップ及びリストアを行う情報処理装置、情報処理システム、自動バックアップ方法、自動バックアップ処理プログラム及び自動バックアップ処理プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
PDA(Personal Digital Assistant)は、不揮発性の記憶装置を持たない、などといったハードウェアの制約により、一般的にパソコン等の他の情報機器に比べてユーザデータが破壊される可能性が高い。こうしたユーザデータが破壊された場合の対応として、PDAのデータをパソコンにバックアップするという処理を行っている。この処理は、従来、パソコン上のデータとPDA上のデータとをシンクロナイズさせる際のユーザの操作をきっかけにして開始されている。
【0003】
また、従来技術の中には、自動的にバックアップを行う方法として、特開平4−295941号公報、特開平7−160594号公報、特開平10−171693号公報に記載されているものがある。これら従来技術は、記憶装置のI/O処理情報を直接監視することによりバックアップを開始するタイミングを決定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
PDA内にバックアップ装置を持つことは、PDAとしての機能を低下させてしまうため、実現不可能である。そのため、パソコンに接続した場合にバックアップをとることで、データ破壊に備える必要がある。
【0005】
一般的には、パソコン上のデータとPDA上のデータとでシンクロナイズさせる際に、パソコンにデータのバックアップをとる。この場合、パソコンと接続する際に常にバックアップをとるのであれば、この方法でも問題はないが、それ以外の用途、例えば、PDAをリムーバブルメディアのアダプタとして利用したりするような場合には、シンクロナイズのみを行いたい場合でも、バックアップ処理が行われてしまい、無駄な処理時間の増加につながるといった問題があった。
【0006】
本発明は係る問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、PDAをリムーバブルメディアのアダプタとして使用し、シンクロナイズを行わないような場合においても、パソコンとPDAとが接続されているかどうかを自動的に監視する手段を用意し、ある一定時間間隔で定期的にバックアップをとることにより、シンクロナイズを行わない場合におていもバックアップをとることのできる情報処理装置、情報処理システム、自動バックアップ方法、自動バックアップ処理プログラム及び自動バックアップ処理プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理装置は、他の情報機器との間でデータの送受信が可能な情報処理装置において、前記他の情報機器との接続の有無を検出する検出手段と、自動バックアップの開始を決定する決定手段と、前記他の情報機器よりバックアップデータを受信する受信手段と、前記検出手段で他の情報機器との接続を検出すると自動バックアップの開始により前記他の情報機器から受信したバックアップデータを保存する保存手段とを備えたことを特徴としている。
【0008】
このような特徴を有する本発明によれば、検出手段では、他の情報機器である例えばPDAとの接続の有無を監視している。そして、検出手段により本情報処理装置であるパソコンとPDAとが接続状態にあることを検出し、決定手段により決定された自動バックアップの開始時刻になると、受信手段では、PDAよりバックアップ用のデータを受信し、保存手段である記憶装置にバックアップデータを保存する。このように、PDAとの接続状態を監視し、前回のバックアップ時刻からの間隔を監視する処理を追加することにより、PDAのデータを、常に接続されている状態にはないパソコンに自動的にバックアップすることができる。
【0009】
この場合、検出手段で他の情報機器との接続を検出していない場合には自動バックアップを行わないように構成してもよい。これにより、無駄な自動バックアップ動作を防止することができる。
【0010】
また、保存手段は、保存可能な最大数を超えたバックアップデータの削除を行うようにしてもよい。これにより、バックアップデータが無数に増加するのを抑制することができる。
【0011】
また、保存手段で保存したバックアップデータを前記他の情報機器に送信するかどうかを確認する確認手段と、確認の結果、送信する場合には保存したバックアップデータを前記他の情報機器に送信してリストアする送信手段とをさらに備えた構成としてもよい。
【0012】
すなわち、パソコン上の特定のボタンが押されたり、PDA上の特定のキーが押されるといった様々な操作により、確認手段が記憶装置に保存したパソコンデータをPDAに送信することを確認すると、送信手段では、記憶装置に保存したバックアップデータをPDAに送信してリストアする。これにより、PDAのデータが壊れた場合でも、パソコン側からバックアップデータを送信することで、壊れたデータを復元することができる。
【0013】
この場合、確認手段は、PDAに送信するバックアップデータとして、複数のバックアップデータの中から任意の1つのバックアップデータを選択するようにしてもよい。すなわち、自動バックアップにより保存された最新のデータが、常に正しく自動で保存されたデータであるとは限らないため、複数のバックアップデータの中から正しく自動で保存された1つのバックアップデータを選択することにより、PDAに正しくデータをリストアすることができる。
【0014】
また、確認手段は、バックアップデータ内の各データの更新日時を表示するようにしてもよい。このように、記憶装置に保存された各バックアップデータについて、それぞれ更新日時を表示することで、リストアすべきデータを容易に検索することが可能となる。
【0015】
さらに、確認手段は、バックアップデータ内の各データを表示するようにしてもよい。このように、記憶装置に保存された各バックアップデータ内の各データを表示することにより、更新日時と合わせて、リストアすべきデータをさらに容易に検索することが可能となる。
【0016】
また、決定手段は、保存手段に保存しておいたデータを送信することを確認手段において確認した場合には、保存手段に保存しておいたデータの送信に先立って自動バックアップを開始するようにしてもよい。例えば、データを復元する際に、復元すべきデータが目的とするものではない、または復元すべきデータそものもがすでに破壊されたデータである、という場合が存在する。そこで、データを復元する前にその時点でのPDAのデータをパソコンに保存しておく、という処理を行うことにより、このような問題を解決することができる。
【0017】
また、受信手段が行っている受信処理を中断した場合には、中断してから次に自動バックアップを開始する時間間隔を、自動バックアップを行う時間間隔とは異なる時間間隔に設定する設定手段をさらに備えていてもよい。例えば、自動バックアップを行う時間間隔よりも十分に短い時間間隔に設定する。これにより、自動バックアップを中断した場合に、なるべく早い段階で再度自動バックアップを再開することができ、かつ、自動バックアップを中断し続けるといった不具合も発生しない。
【0018】
また、自動バックアップとは別にバックアップの開始を任意に決定可能な任意決定手段をさらに備えていてもよい。例えば、PDA上のデータを大きく変更したい場合には、自動バックアップとは関係なく、その時点で変更前のデータを保存したい場合がある。このような場合に、任意決定手段を用いることにより、前回の自動バックアップによる保存処理とは無関係に、自動バックアップで行うべき処理内容を、任意のタイミングで実行することが可能となる。
【0019】
また、任意決定手段においてバックアップしたデータは、保存手段において保存可能な最大数を超えた場合でも削除しないようにしてもよい。例えば、任意決定手段においてバックアップしたデータは、単に自動バックアップを早めただけである場合も存在するが、その時点でのデータを半永久的に残しておきたいという場合もある。そこで、このような場合を考慮して、任意決定手段においてバックアップしたデータは、パソコンの記憶装置内のデータ保管エリアに既定個数以上の保存データがある場合であっても、自動で保存データを消去する処理は行わないようにする。これにより、任意決定手段においてバックアップしたデータは、ユーザの意思により消去を行わない限り、半永久的に保存されることになる。
【0020】
また、検出手段で他の情報機器との接続を検出していない場合には自動バックアップが行えないことを表示する表示手段をさらに備えていてもよい。このような表示手段を備えることにより、ユーザに自動バックアップが行えないことを確実に伝えることができる。
【0021】
また、検出手段で他の情報機器との接続を検出した場合には、情報機器の初期化を行うことを指示する指示手段をさらに備えていてもよい。これにより、リストアする前に、情報機器を確実に初期化することができる。さらに、自動バックアップの開始のON/OFF機能を備えていてもよい。これにより、自動バックアップを任意にON/OFFさせることができる。
【0022】
また、情報機器は、受信したバックアップデータをリストア処理中は、リストアの処理機能以外の処理機能を停止させるようにしてもよい。これにより、リストアの処理を確実に実行させるとともに、誤動作によるリストアの失敗を防止することができる。
【0023】
また、本発明の自動バックアップ方法は、他の情報機器との間でデータの送受信が可能な情報処理装置における自動バックアップ方法であって、前記他の情報機器との接続の有無を検出する段階と、自動バックアップの開始を決定する段階と、自動バックアップの開始により前記他の情報機器よりバックアップデータを受信する段階と、受信したバックアップデータを保存手段に保存する段階とを備えたことを特徴としている。
【0024】
このような特徴を有する本発明によれば、他の情報機器である例えばPDAとの接続の有無を監視し、本情報処理装置であるパソコンとPDAとが接続状態にあることを検出すると、自動バックアップの開始時刻になったとき、PDAよりバックアップ用のデータを受信して、保存手段である記憶装置にバックアップデータを保存する。このように、PDAとの接続状態を監視し、前回のバックアップ時刻からの間隔を監視する処理を追加することにより、PDAのデータを、常に接続されている状態にはないパソコンに自動的にバックアップすることができる。
【0025】
なお、本発明の自動バックアップ方法は、これを実行するためのコンピュータ読み取り可能な自動バックアップ処理プログラムとして実現することができる。すなわち、本発明の自動バックアップ処理プログラムは、他の情報機器との間でデータの送受信が可能な情報処理装置におけるコンピュータ読み取り可能な自動バックアップ処理プログラムであって、前記他の情報機器との接続の有無を検出するステップと、自動バックアップの開始を決定するステップと、自動バックアップの開始により前記他の情報機器よりバックアップデータを受信するステップと、受信したバックアップデータを保存手段に保存するステップとを備えたことを特徴としている。また、この自動バックアップ処理プログラムは、これを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として提供することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0027】
図1は、本発明に係わる情報処理装置であるパソコンと、他の情報機器であるPDAとが送受信可能に接続された構成の情報処理システムを概略的に示した機能ブロック図である。ここでは、PDAのデータをパソコンにバックアップする場合を想定する。
【0028】
パソコンは、ユーザの操作に従って処理を行ったり、バックアップのタイミングを決定する処理を行う処理装置1と、ユーザによる操作を受け付けるキーボードやマウス等の入力装置2と、画像や音声などの情報をユーザに対して示す表示装置3と、画像、音声などさまざまなデータやPDAよりバックアップを行ったデータなどを保存する記憶装置4と、PDAなどの他の情報機器へインターネットやUSBケーブルなどの接続媒体を介して接続を行う接続装置5とから構成されている。
【0029】
また、図1に示すPDAは、ユーザの操作に応じて要求された処理を行う処理装置6と、ユーザによる操作を受け付ける入力装置7と、画像、音声などの情報をユーザに対して示す表示装置8と、他のパソコンやPDAから受け取った情報を保管したり、内部的に一時的に変換したデータを保存する記憶装置9と、他のパソコンやPDAとの接続を行う接続装置10とから構成されている。
【0030】
次に、上記構成のパソコン及びPDAにおいて、PDAのデータをパソコン側で自動バックアップする処理、及びバックアップしたデータをPDAに再び送信してリストアする処理について説明する。
【0031】
いま、パソコンとPDAとが接続装置5及び接続装置10を介して接続されている状態において、パソコン上ではPDA上のデータを保管する処理を開始するかどうかを監視する自動バックアッププログラムが動作しているとする。また、自動バックアップを行う時間間隔、及び自動バックアップしておくデータの最大数は、予め図4に示すような画面を使用して、ユーザにより指定されているとする。
【0032】
次に、この状態においてPDA上のデータをパソコンに自動バックアップする処理を、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
【0033】
パソコン上で自動バックアッププログラムが動作している場合、自動バックアッププログラムは、まず、PDAが接続されているかどうかを確認する(ステップS1)。その結果、接続されていない場合(ステップS1でNoと判断された場合)には、ステップS3へと動作を進め、一定時間の間処理は行わず、一定時間後にステップS1に戻って、再び接続されているかどうかの確認を行う。
【0034】
一方、接続されている場合(ステップS1でYesと判断された場合)には、次に、前回の自動バックアップ時刻より指定時間が経過したかを確認する(ステップS2)。この指定時間は、予めユーザが指定した自動バックアップを行う時間間隔のことである。
【0035】
指定時間が経過していない場合(ステップS2でNoと判断された場合)には、一定時間何も処理を行わない状態で待機し(ステップS3)、その後ステップS1及びステップS2に戻って、PDAが接続されているかどうかの確認と、指定時間が経過しているかどうかの確認を行う。
【0036】
その結果、指定時間が経過していた場合(ステップS2でYesと判断された場合)には、まず、現在の時刻を前回バックアップ時刻としてパソコン上の記憶装置4に保存する(ステップS4)。次に、パソコン上にPDA上の記憶装置9に保存しているデータをバックアップするための領域を記憶装置4内に確保する(ステップS5)。
【0037】
その後、PDAより接続装置10及び接続装置5を介してPDAの記憶装置9内のデータを取り出す(ステップS6)。そして、取り出したデータを、先程確保した記憶装置4内の領域に保存する(ステップS7)。このようなPDAの記憶装置9からのデータの取り出しと、記憶装置4内へのデータの保存とを、記憶装置9に保存されている全てのデータについて行うと(ステップS8でYesと判断されるまで行うと)、バックアップは完了する。
【0038】
ここで、このようにしてバックアップを行っていくと、記憶装置4内にバックアップされるデータは増加する一方である。そこで、バックアップデータが無数に増加するのを抑制するために、パソコン側では、指定された個数以上にバックアップされたデータを削除する。
【0039】
削除する方法としては、保管データ数と予めユーザによって指定されたバックアップ最大数とを比較して、保管データ数がバックアップ最大数を超えたかどうかを確認する(ステップS9)。その結果、保管データ数がバックアップ最大数を超えた場合(ステップS9でYesと判断された場合)には、最も古い保管データを削除する(ステップS10)。一方、保管データ数がバックアップ最大数を超えていない場合には、何も行わない。
【0040】
このようにして一連の自動バックアップが完了すると、再びステップS1及びステップS2に戻り、PDAが接続されているかどうかの確認処理と、指定時間が経過しているかどうかの確認処理を続けることになる。
【0041】
なお、他の実施例として、PDAが接続された時刻を保存しておき、この接続された接続時刻と前回の自動バックアップ時刻とを比較することで、自動バックアップを行うか行わないかを判断する内容とすることが考えられる。
【0042】
以上が、自動バックアップの流れである。
【0043】
次に、PDA上のデータが破壊された場合に、上記の自動バックアップによって保存されたデータを復元する処理について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0044】
リストア(復元処理)が開始されるのは、パソコン上の入力装置2、またはPDA上の入力装置7を介して得られたユーザからの指示による。その方法は、パソコンから特定のキーが押されたり、マウスなどのポインティングデバイスを使用して表示装置3上のボタンが押されたり、PDA上の特定のキーが押されたり、PDAの表示装置3上のボタンが押されたり、といった様々な方法が可能である。
【0045】
こういった方法によりリストアが開始されると、まず、PDAが接続されているかどうかを確認する(ステップS11)。その結果、接続されていない場合(ステップS11でNoと判断された場合)には、リストアできないので、何も処理を行わずに終了する。
【0046】
一方、接続されている場合(ステップS11でYesと判断された場合)には、次に、リストアするデータをユーザが指定(選択)する(ステップS12)。これは、パソコンの記憶装置4に自動的に保存されたバックアップデータが複数個ある場合に、その中から本当にリストアしたいデータがどれであるのかを、ユーザに指示してもらう必要があるからである。すなわち、最新の保存データが、常に正しく自動バックアップされたデータであるとは限らない可能性があるからである。そのため、パソコンの記憶装置4には、複数個のデータが常に保存できるようになっている。これにより、最新からいくつか前までのデータから選択してリストアすることが可能となる。
【0047】
選択が完了すると、後は選択した全データをPDAに送信し、記憶装置9に保存すれば(ステップS13)、リストアは完了する。
【0048】
ところで、リストアしようとするデータは、指定時間が経過するたびに自動的にPDAより受信して保存している。そのため、リストアを行っても、ユーザの希望するデータがリストアできない可能性もある。この問題を解決するためには、自動バックアップしたデータをリストアする際のバックアップデータの選択処理時に、例えば図5に示すような画面を表示装置3に表示して、バックアップデータ内の各データについてそれぞれ更新された日付を表示する。これにより、更新日付を参考にして、リストアすべきデータを容易に検索することができる。さらに、この状態でリスト項目を選択することにより、そのファイルをWindowsの標準のビューア、または専用のビューアなど、他のプログラムを起動して表示すれば、バックアップデータの内容をより詳細に知ることが可能となり、リストアすべきバックアップデータの検索がさらに容易となる。
【0049】
なお、本発明に係わる自動バックアップは、ユーザの意思により中断することが可能である。
【0050】
図6は、自動バックアップを中断した場合の時間間隔の関係をまとめた図である。
【0051】
時刻t12に自動バックアップを中断した場合に、図6(a)に示すように、中断した自動バックアップを無効として扱う場合には、依然、前回の自動バックアップの時刻t11が有効であるため、中断直後に再度自動バックアップを再開してしまい、中断した意味が無くなる。仮に、再度開始した自動バックアップを再度中断しても、再度自動バックアップが再開され、それを繰り返すことになる。
【0052】
また、図6(b)に示すように、時刻t12に中断したとしても、自動バックアップを開始したこと自体を自動バックアップそのものと見做した場合には、自動バックアップ時刻をt11からt12に更新してしまう。そのため、時刻t12に自動バックアップが1回行われたことになり、実質的には自動バックアップが1回抜けてしまうことになる。従って、再度自動バックアップを中断するようなことがあれば、自動バックアップが行われなくなる回数がどんどん増加してしまうことになる。
【0053】
この問題を回避するためには、図6(c)に示すように、時刻t12に自動バックアップを中断した場合には、中断した自動バックアップ時刻t12より指定時間(自動バックアップの時間間隔よりも短い時間間隔)T1経過後の時刻t13に自動バックアップを再開することを、ユーザが予め設定できるようにすればよい。この指定時間は、図4に示すような画面により、ユーザが予め設定する。この画面では、「キャンセルからバックアップ再開までの時間」と記載された項目に指定時間を設定する。この例では、2時間に設定されている。また、自動バックアップの時間間隔は24時間に設定されている。こうすることにより、自動バックアップを中断した場合になるべく早い段階で再度自動バックアップを再開することができ、かつ、自動バックアップを中断し続けるといった不具合も発生しない。
【0054】
なお、本発明に係わる自動バックアップは、ユーザの意思により中断することが可能となるが、PDAがクレードルから何らかの原因により外れた場合などユーザの意思とは無関係に不用意に中断された場合にも同様に中断する内容となる。
【0055】
また、バックアップデータをリストアする際に、リストアすべきデータが目的とするものではない、またはリストアすべきデータそのものもがすでに破壊されたデータである、という場合が存在する。この問題を解決するためには、データをリストアする前にその時点でのPDAのデータをパソコンにバックアップしておく、という処理を行えばよい。
【0056】
図7は、この場合の処理手順を示している。
【0057】
まず、PDAが接続されているかどうかを確認する(ステップS21)。その結果、接続されていない場合(ステップS21でNoと判断された場合)には、その後の処理を行わず終了する。
【0058】
一方、接続されている場合(ステップS21でYesと判断された場合)には、次に、データのリストアを行おうとする時刻を前回自動バックアップ時刻として記憶しておき(ステップS22)、パソコンの記憶装置4にバックアップデータを保存するエリアを確保する(ステップS23)。この後、PDAの記憶装置9より1データずつ取り出しながら、パソコンの記憶装置4の保存エリアに保存するといった処理を、PDAに保存されている全データについて行う(ステップS24、ステップS25、ステップS26)。そして、全てのデータを保存し終わると(ステップS26でYesと判断されると)、リストアするデータをユーザが選択し(ステップS27)、パソコンは、その選択操作に従ってデータの保存エリアから、選択されたバックアップデータを取り出し、PDAに送信して記憶装置9に保存する(ステップS28)。以上により、目的とするデータをリストアすることができる。
【0059】
また、自動バックアップが動作している場合であっても、PDA上のデータを大きく変更する直前などのように、その時点で変更前のデータをパソコンの保存エリアに保存したい場合がある。
【0060】
この場合にも、自動バックアップと同様の方法を用いてユーザが指定した任意の時刻に、データの保存を行うことができる。すなわち、リストアの開始時と同様に、ユーザより入力装置2または入力装置7を介して指示を得るようにすればよい。こうすることにより、前回の自動バックアップとは無関係に、自動バックアップと同様の処理を、ユーザが指定する任意のタイミングで実行することが可能となる。
【0061】
また、このときに保存したデータというのは、単に自動バックアップを早めただけである場合も存在するが、その時点でのデータを半永久的に残しておきたいという場合もある。
【0062】
この場合には、パソコンの記憶装置4内のデータ保存エリアに保存可能な最大数の保存データがある場合であっても、自動で保存データを消去する処理は行わない。これを区別するために、自動バックアップをユーザのタイミングで開始した場合には、データの保存エリア内の保存データを自動消去の対象とするかどうかを予めユーザに問い合わせる。この問い合わせは、例えば図4に示す画面の最下段に自動消去を行うかどうかの問い合わせ画面を用意し、この画面上でユーザが自動消去するか否かを選択できるようにする。ここで、「削除しない」を選択した場合には、その保存データは自動消去の対象外となる。これにより、自動消去の対象外となったデータは、ユーザの意思により消去を行わない限り、半永久的に保存されることになる。
【0063】
一方、このデータを消去したい場合には、記憶装置4を自動バックアップによる自動消去以外の方法で消去する必要がある。この消去方法としては、例えばパソコンのシステムソフトウェアとしてWindows(米国マイクロソフト社の登録商標)を使用している場合には、ファイルの消去というWindowsの提供する手段を用いて消去することが可能である。
【0064】
ところで、自動バックアップ処理を開始するかどうかを決定する際には、接続されているかどうかを必ず確認する必要がある。同様に、ユーザが指定したタイミングでバックアップやリストアを行う際にももちろん確認は必要である。ただし、この場合に接続の確認を行うのは、ユーザがパソコンやリストアの開始を指定した後である必要はない。接続していない場合には、ユーザがバックアップやリストアの開始を指定できないようにし、指定できないことをユーザが見たときに分かるようにすれば、現在のパソコンとPDAとの接続状態が分かると同時に、余計な操作をユーザが行ってしまうといった問題も発生しない。
【0065】
具体的な方法としては、例えばユーザがバックアップを開始するときに、メニューからバックアップという項目が選択可能であり、図8に示すように、メニューに表示されている文字列を通常の形式で表示する。この表示を、パソコンとPDAとが接続されていないときには、メニューからバックアップという項目を選択不可能にし、メニューに表示されている文字列を通常とは違う形式で表示、例えば図9に示すように、文字の色を薄い色に変えて表示する。図9では、「バックアップ(B)」の文字が薄い色に変わっている。このように、バックアップの開始を指定できないように機能を制限しておくとともに、ユーザの操作と関連している表示データに違いを持たせることにより、パソコンとPDAとの接続状態をユーザに知らせることが可能となる。
【0066】
また、PDAをパソコンに接続して、パソコンにバックアップデータを保存し、バックアップ・リストア処理を行う場合には、PDAとパソコンとが接続されていないと処理を行うことができない。このように、接続していないときには処理を行うことが不可能であるので、処理が不可能な状態であることを表示して、接続しているか、していないかをユーザに示すという方法が考えられる。
【0067】
ここで、リストアを行いたい場合について考える。
【0068】
リストア処理を行いたい場合というのは、PDAのデータが何らかの形で破壊された場合が多いと考えられる。PDA側のシステムが動作し、パソコンとPDAとが正常に接続して通信できる程度のデータ破壊であれば、単純にリストア処理を行うことにより、PDA上のデータを復旧させることができる。しかし、PDAの重要なデータが破壊され、接続すら行えなくなってしまった場合には、パソコンからリストアすることは不可能となってしまう。
【0069】
この問題を解決するための方法として、先程説明した接続状態に応じて処理が実行可能かどうかを表示する方法ではなく、たとえ接続状態でなくても処理の開始を選択できる方法を提供する。
【0070】
図10は、この方法の処理の流れを示している。
【0071】
すなわち、ユーザがリストアの開始指示を与えるとすると、まず、パソコン上のプログラムは、パソコンとPDAとの接続状態を調べる(ステップS31)。その結果、接続されている場合(ステップS31でYesと判断される場合)には、すぐにパソコンからPDAへバックアップデータを送信する(ステップS36)。一方、接続されていない場合(ステップS31でNoと判断された場合)には、PDAの完全な初期化を行ってでもリストアしたいかどうかの確認を行う(ステップS32)。これは、単純に接続していないだけの状態であるのか、PDAの状態が異常になってしまっているのかを自動的に判別することができないため、ユーザの指示により選択する必要があるからである。
【0072】
ここで、単に接続していない状態のときには、リストアの処理を中断する。一方、PDAの初期化を行ってからリストアを行いたいとユーザが選択した場合(ステップS32でYesと判断された場合)には、PDAの初期化の手順を画面に表示する(ステップS33)。それとともに、パソコンのプログラムの接続に関する設定をPDAの初期化直後の状態に戻す(ステップS34)。この状態で、パソコンとPDAとの接続を監視する状態に入る(ステップS35)。PDAの初期化が正常に行われ、パソコンとPDAとが接続されれば(ステップS35でYesと判断されれば)、パソコンはバックアップデータをPDAに送信する(ステップS36)。このようにすることにより、パソコンとPDAとが通信できる状態にない場合においても、リストア処理を実行することが可能となる。
【0073】
また、パソコンに存在するバックアップデータをPDAにリストアする場合には、PDA上のシステムは最低限パソコンと通信できるだけは動作している必要がある。つまり、システムが動作している状態で、システムが動作するために必要なデータを置き換えるという処理を行う。この場合、リストア処理を実行しているときに、PDAで動作しているシステムが使用しているファイルを置き換えてしまうと、PDAのシステムが正常に動作しなくなるので、リストア処理を実行中はなるべく最低限の機能だけを動作させることが望ましい。
【0074】
そこで、リストア処理中には、PDA側の余計なアプリケーションを終了させ、リストアの進捗状況だけを表示するようにするとともに、キー入力を受け付けないようにして、なるべくPDA上で動作するシステムが必要とするデータを少なくする。これにより、置き換えられるファイルの数を増やすことが可能となる。
【0075】
さらに、自動バックアップ処理を一時的に行いたくない、あるいは自動でのバックアップは行わず手動でのバックアップのみを行いたいなど、自動バックアップ処理を行いたくない状況が発生することは十分に考えられる。この問題を解決するためには、自動バックアップするかしないかをユーザが決定できるようにすればよい。
【0076】
具体的には、図11に示すような画面を用意しておき、自動バックアップするかしないかをユーザが決定できるようにする。これにより、自動バックアップ処理を行うか行わないかをユーザが指示することが可能となる。
【0077】
以上説明した情報処理装置は、他の情報機器のデータを自動的にバックアップする処理及びバックアップしたデータをリストアする処理を機能させるためのプログラムで実現されている。
【0078】
発明の対象とするのは、このプログラムそのものであってもよいし、このプログラムがコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されているものであってもよい。
【0079】
本発明では、この記録媒体として、図1に示されている処理装置(マイクロコンピュータ)1で処理が行なわれるために必要なメモリ、例えばROMのようなものそのものがプログラムメディアであってもよいし、また、図示していない外部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なプログラムメディアであってもよい。本発明では、図1に示す記憶装置4がプログラムメディアとなっている。いずれの場合においても、格納されているプログラムはマイクロコンピュータがアクセスして実行させる構成であってもよいし、あるいはいずれの場合もプログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、マイクロコンピュータの図示しないプログラム記憶エリアにロードされて、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このロード用のプログラムは予め装置本体に格納されているものとする。
【0080】
ここで、上記プログラムメディアは、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、FD(フレキシブルディスク)やHD(ハードディスク)等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0081】
また、本発明においては、インターネットを含む通信ネットワークと接続可能なシステム構成であることから、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予め装置本体に格納しておくか、あるいは別の記録媒体からインストールされるものであってもよい。なお、記録媒体に格納されている内容としてはプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0082】
さらに、本発明では、プログラム自体として、図1に示されている処理装置1で実行される処理そのものであってもよいし、あるいはインターネットを含む通信ネットワークとアクセスすることで取り込める、あるいは取り込んだものであってもよいし、こちらから送り出すものであってもよい。さらには、この取り込んだプログラムに基づいて、上記情報処理装置内で処理された結果、つまり生成されたものであってもよい。あるいは、こちらから送り出す際に上記情報処理装置内で処理された結果、つまり生成されたものであってもよい。なお、これらのものはプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、PDA等の他の情報機器との接続状態を監視するとともに、前回のバックアップ時刻からの間隔を監視し、バックアップの開始時刻に他の情報機器が接続されている場合には自動的にバックアップを実行することにより、他の情報機器のデータを、常に接続されている状態にはないパソコン等の情報処理装置において自動的にバックアップすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる情報処理装置であるパソコンと、他の情報機器であるPDAとが送受信可能に接続された状態を概略的に示した機能ブロック図である。
【図2】自動バックアップの処理手順を示すフローチャートである。
【図3】リストアの処理手順を示すフローチャートである。
【図4】自動バックアップ及びリストアで使用する項目の設定画面例を示す説明図である。
【図5】リストア時に表示されるバックアップデータの内容の一例を示す説明図である。
【図6】自動バックアップを中断した場合の時間関係を示す説明図である。
【図7】リストア時に自動バックアップを行うときの処理手順を示すフローチャートである。
【図8】パソコンとPDAとが接続している状態でのメニュー表示の例を示す説明図である。
【図9】パソコンとPDAとが接続していない状態でのメニュー表示の例を示す説明図である。
【図10】リストア開始の指示が発生してから実際にPDAにデータを送信するまでの処理手順を示すフローチャートである。
【図11】自動バックアップするかしないかを設定する画面例を示す説明図である。
【符号の説明】
1、6 処理装置
2、7 入力装置
3、8 表示装置
4、9 記憶装置
5、10 接続装置

Claims (19)

  1. 他の情報機器との間でデータの送受信が可能な情報処理装置において、
    前記他の情報機器との接続の有無を検出する検出手段と、
    自動バックアップの開始を決定する決定手段と、
    前記他の情報機器よりバックアップデータを受信する受信手段と、
    前記検出手段で他の情報機器との接続を検出すると自動バックアップの開始により前記他の情報機器から受信したバックアップデータを保存する保存手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記検出手段で他の情報機器との接続を検出していない場合には自動バックアップを行わないことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記保存手段は、保存可能な最大数を超えたバックアップデータの削除を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記保存手段で保存したバックアップデータを前記他の情報機器に送信するかどうかを確認する確認手段と、
    確認の結果、送信する場合には保存したバックアップデータを前記他の情報機器に送信してリストアする送信手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記検出手段で他の情報機器との接続を検出していない場合には自動バックアップが行えないことを表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記検出手段で他の情報機器との接続を検出した場合には、情報機器の初期化を行うことを指示する指示手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 自動バックアップの開始のON/OFF機能を備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記確認手段は、前記他の情報機器に送信するバックアップデータとして、複数のバックアップデータの中から任意の1つのバックアップデータを選択することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  9. 前記確認手段は、バックアップデータ内の各データの更新日時を表示することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  10. 前記確認手段は、バックアップデータ内の各データを表示することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  11. 前記決定手段は、前記保存手段に保存しておいたデータを送信することを前記確認手段において確認した場合には、前記保存手段に保存しておいたデータの送信に先立って自動バックアップを開始することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 前記受信手段が行っている受信処理を中断した場合には、中断してから次に自動バックアップを開始する時間間隔を、自動バックアップを行う時間間隔とは異なる時間間隔に設定する設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 自動バックアップとは別にバックアップの開始を任意に決定可能な任意決定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 前記任意決定手段においてバックアップしたデータは、前記保存手段において保存可能な最大数を超えた場合でも削除しないことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記決定手段は、自動バックアップの開始時間を決めるタイマーにより、自動バックアップの開始を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  16. 他の情報機器と情報処理装置との間でデータの送受信が可能な情報処理システムにおいて、
    前記情報処理装置は、他の情報機器との接続の有無を検出する検出手段と、自動バックアップの開始を決定する決定手段と、前記他の情報機器よりバックアップデータを受信する受信手段と、前記検出手段で他の情報機器との接続を検出すると自動バックアップの開始により前記他の情報機器から受信したバックアップデータを保存する保存手段と、保存したバックアップデータを前記他の情報機器に送信してリストアする送信手段とを備え、
    前記他の情報機器は、前記バックアップデータをリストア処理中は、リストアの処理機能以外の処理機能を停止することを特徴とする情報処理システム。
  17. 他の情報機器との間でデータの送受信が可能な情報処理装置における自動バックアップ方法であって、
    前記他の情報機器との接続の有無を検出する段階と、
    自動バックアップの開始を決定する段階と、
    自動バックアップの開始により前記他の情報機器よりバックアップデータを受信する段階と、
    受信したバックアップデータを保存手段に保存する段階とを備えたことを特徴とする自動バックアップ方法。
  18. 他の情報機器との間でデータの送受信が可能な情報処理装置におけるコンピュータ読み取り可能な自動バックアップ処理プログラムであって、
    前記他の情報機器との接続の有無を検出するステップと、
    自動バックアップの開始を決定するステップと、
    自動バックアップの開始により前記他の情報機器よりバックアップデータを受信するステップと、
    受信したバックアップデータを保存手段に保存するステップとを備えたことを特徴とする自動バックアップ処理プログラム。
  19. 請求項18に記載の自動バックアップ処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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