JP2004067185A - Self-opening hinge cap - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒンジで開閉が行われるプラスチック射出成形の容器、ケース等のキャップに関し、更に詳しくは、閉じている蓋の爪(ロック)を外すと、この蓋が独りでに全開する所謂自開式ヒンジキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
プラスチック樹脂を材料に射出成形された液体容器、あるいはクリーム容器、あるいはケース(箱)等であって、ヒンジを中心に開閉できるものの中に、キャップ本体と蓋及びヒンジを、射出成形法により一体成形したものがある。このキャップは、ロック用の爪を外して蓋を解放しても、ヒンジの作用で多少は開くが、例えば90°以上開くためには、指先で蓋を少し開いてやる初動操作が必要になる。又、この種ヒンジキャップと称されるものの中に、ヒンジ以外にL字状の弾性板をキャップ本体と蓋との間に取り付け、この弾性板の作用で独りでに自開、又は自閉するタイプのものもある。例えば、実公平7−52043号、同7−18600号、実用新案登録第2572383号、特開平10−024949号、同7−299352号、同10−120068号など。
しかし、この公知例の場合も、蓋を全開又は全閉させるためには、指先で少し蓋を動かす初動操作が必要であって、閉じている蓋がロックを外すと独りでに全開することはない。
【0003】
また、蓋と一体成形のヒンジをやめて、例えば、図12に示すように、蓋aを容器bに対して蝶番式の支軸cを用いて取り付け、前記支軸cに取り付けたコイルスプリングdの作用でロック爪eを操作してロックを外すと、蓋aは図12に示すように独りでに全開すると云う構造を採用した自開式のキャップもある。
【0004】
しかし、このように蓋aを支軸bに取り付けたり、コイルスプリングdを用いたりして蓋aが自開する方式を採用すると、部品点数が多くなり、また組み立てに手数がかかり、コスト高となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、斯る点に鑑みて提供されるものであって、その目的は、プラスチック樹脂を材料に射出成形用金型で一体成形が可能な自開機構を持つ容器、ケース等の自開式ヒンジキャップを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明においては、自開式ヒンジキャップにおいて、本体にヒンジを介して蓋を一体成形すると共に前記本体と蓋を前記ヒンジ部分において伸縮性開放部材を用いて連結し、この伸縮性開放部材の収縮の作用により前記蓋はヒンジを中心として自開することを特徴とするものである。
【0007】
更に、請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の発明において、本体及びヒンジ及び蓋並びに伸縮性開放部材は、射出成形用金型を用いて一体成形されていることを特徴とするものである。
【0008】
更に、請求項3に記載の発明においては、自開式ヒンジキャップにおいて、本体にヒンジを介して蓋を一体成形すると共に前記ヒンジ部分であって、蓋の内側にバネ弾性開放部材を組み込み、蓋を閉じた状態においては前記バネ弾性開放部材は蓋と本体間で圧迫されて収縮し、蓋のロックが外されると、前記バネ弾性開放部材の作用により前記蓋はヒンジを中心として自開することを特徴とするものである。
【0009】
更に、請求項4に記載の発明においては、請求項3に記載の発明において、本体及び蓋並びにヒンジ及びバネ弾性開放部材は、射出成形用金型を用いて一体成形されていることを特徴とするものである。
【0010】
更に、請求項5に記載の発明においては、請求項1〜3に記載の発明において、伸縮性開放部材又はバネ弾性開放部材は、左右のヒンジの間又は1本のヒンジを中央にしてその両サイド側に形成されていることを特徴とするものである。
【0011】
更に、請求項6に記載の発明においては、請求項3〜5に記載の発明において、バネ弾性開放部材は、本体及び蓋の外側に円曲又は屈曲した状態で突出していることを特徴とするものである。
【0012】
更に、請求項7に記載の発明においては、請求項6に記載の発明において、バネ弾性部材の円曲又は屈曲部は、ヒンジの回転中心部を通る水平面より上方に位置していることを特徴とするものである。
【0013】
更に、請求項8に記載の発明においては、請求項1〜7に記載の発明おいて、キャップ本体と伸縮性開放部材又はバネ弾性開放部材間には、伸縮性開放部材又はバネ弾性開放部材間を外側に押し出して支点を変える突起又はバネ板が設けられていて、蓋の開放時の初期動作において、蓋を開放する方向に助勢するように構成されていることを特徴とするものである。
【0014】
更に、請求項9に記載の発明においては、請求項8に記載の突起又はバネ板は、キャップ本体側又は伸縮性開放部材又はバネ弾性開放部材側に形成されていることを特徴とするものである。
【0015】
【作用】
蓋は、ヒンジを中心として開閉自在で、金型で一体成形された伸縮性開放部材又はバネ弾性開放部材は、蓋を閉じた状態においては蓄勢され、蓋のロックを解除すると前記蓄勢された力が解放されて蓋はヒンジを中心として自開する。伸縮性開放部材及びバネ弾性解放部材の内側に突起又はバネ板を介在させた場合には、蓋を閉じた状態においてこの突起又はバネ板の先端で伸縮性開放部材又はバネ弾性解放部材を外側(開放動作側)に押し出している。そして、ロックが外されると、蓋の初期動作において開放動作を助勢することにより、蓋は、何回も開閉動作を繰り返してもスムーズに全開することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の対象は、化粧品、飲料等の容器であって、金型で一体成形されたヒンジを中心として開閉するヒンジキャップ又は、プラスチック樹脂を材料に射出成形された各種容器、ケース等の自開式蓋(キャップ)に適用される。ヒンジキャップは、容器等の口頸部にスクリューネジあるいは嵌合機構で取り付けられる本体と、この本体にヒンジを介して取り付けられる蓋体と、伸縮性開放部材又はバネ弾性開放部材から成り、すべて射出成形用金型を用いて一体成形されている。本体又はケース及び蓋及びヒンジは同一材質で、伸縮性開放部材は、ゴム弾性を有するプラスチック樹脂を用い、所謂二色射出成形技術を用いて一体成形する。ゴム弾性を有するプラスチック樹脂としては、例えば東洋紡績株式会社のサーリンク(登録商標)等を用いることができる。
【0017】
バネ弾性開放部材は、本体又はケース及び蓋及びヒンジと同一材質のもので、形状的に円弧状又はU字状に湾曲させたり、V字状に屈曲させることにより、プラスチック樹脂が持つ固有の弾性を利用する。勿論、この例においても、バネ弾性開放部材と本体、ケース及び蓋側を二色射出成形技術で成形するようにしてもよい。
【0018】
【実施例1】
本実施例1は、本体及び蓋並びにヒンジと伸縮性開放部材を射出成形用金型を用いて一体成形することにより、ロックを外すと、蓋はヒンジを中心に自開するように構成したもので、請求項1、2、5、8に対応し、図1〜図3にその構造が具体的に示されている。
【0019】
符号の1は、容器10の口頸部11に取付られたキャップ本体であって、蓋2は、2本のヒンジ3、3aを介してキャップ本体1と一体に射出成形されており、ヒンジ3、3aを中心に開閉自在である。4は前記キャップ本体1と蓋2間において、ヒンジ3、3aの間に位置するように一体成形された伸縮性開放部材であって、本実施例1の場合、キャップ本体1及び蓋2並びにヒンジ3、3aは、ポリプロピレン樹脂を材料に、伸縮性開放部材4の部分は前記したサーリンクを材料に射出成形用金型を用いて所謂二色射出成形法により成形されている。
【0020】
5はヒンジ3、3aと伸縮性開放部材4間に設けた空間部であって、ヒンジ側3、3aと伸縮性開放部材4側との動きの干渉を回避するために設けられている。図1〜3において、Pは、蓋2が閉じたときに、伸縮性開放部材4を内側から外側に押し出していて、収縮時に蓋2側にスムーズに自開する方向に力がかかるようにするために、キャップ本体1側から突出させた突起である。但し、この突起Pは、伸縮性開放部材4側に形成してもよい。この突起Pは請求項8に対応している。
【0021】
上記ヒンジキャップにおいては、図2に示すように、蓋2を閉じた状態においては、伸縮性開放部材4は、突起Pの先端で外側に押し出されていて、外側に無理に引っ張られた状態になることから、収縮力がより高められた状態となっている。そして、図2において矢印a方向に爪6を押して下げると、蓋2のロックが解除され、伸縮性開放部材4の収縮力により、蓋2は図3に示すようにヒンジ3、3aを中心に90°以上自開する。但し、この開放角度は、容器(キャップ)の用途によって任意である。
実施例1の蓋2は、本体1及びヒンジ3、3a、伸縮性開放部材4と一体射出成形を行っているため、製造が簡単で、組み立ての手数も無い。このため、低価格で自開式ヒンジキャップを提供できる。
【0022】
【実施例2】
本実施例2は、請求項3〜8に対応するもので、図4〜図6に示すように、ヒンジ3、3aの間であって、キャップ本体1及び蓋2の内側にL字状に湾曲したバネ弾性開放部材7を実施例1と同じように一体成形したものである。なお、バネ弾性開放部材7は、図6に示すようにW形に屈曲させた形状のバネ弾性開放部材8としてもよい。そして、このバネ弾性開放部材7、8は、両端のうち、何れか一方の端はフリーとしても良いし(図5の状態)、両端を夫々キャップ本体1と蓋2側に連結した構成としても良い(図6の状態)。
【0023】
本実施例2においては、蓋2を閉じた状態においては、バネ弾性開放部材7、8は、キャップ本体1と蓋2間において圧迫により変形していて、爪6が外されるとバネ弾性により、図5、図6に示すように蓋2を全開にする。なお、バネ弾性開放部材7、8の形状は、蓋2を自開させる形状である限り、任意である。又、図5、6に示すように、バネ弾性開放部材7、8とキャップ本体1間に突起Pを形成して、キャップ開放動作を開放初期において助勢するようにしても良い(請求項8に対応)。
【0024】
【実施例3】
本実施例3は、請求項6に対応しており、バネ弾性開放部材9をヒンジ3、3a間において、蓋2の外側にU字状に湾曲させて突出させたもので、U字状のバネ弾性開放部材9は、図7に示すように、連結帯部9a、9bと湾曲部9cから成り、連結帯部9bの裏には、支点を外におくために突起Pが形成されている。蓋2が閉じられた状態において、バネ弾性開放部材9は、強制的に曲げられていて、爪6が解除されると、図8に示すように、バネ弾性部材9の復元の作用で蓋2を全開とする。なお、U字状に形成したバネ弾性開放部材9の形状は、U字状に限定される訳ではなく、V字状等であっても良い。
この実施例3は、蓋2を大きく90°以上に開放する構造に適し、バネ弾性開放部材9には、蓋2を閉じた際、無理な力がかからない利点がある。
【0025】
【実施例4】
図9(A)は上記U字状又はV字状に形成されたバネ弾性開放部材9において、この円曲部又は屈曲部9cの位置を、ヒンジ3の回転中心3aを含む水平面Lよりも上方に位置された実施例である(請求項7に対応)。このようにすると、(B)に示すように蓋2を自開させるテンションのかかりがヒンジ3の回転中心部3aよりも上方から外側に位置して、開きの初動がスムーズになる。
【0026】
【実施例5】
図10(A)(B)は、請求項8に対応しており、上記した実施例1〜3において説明した突起Pについての構成と作用を詳しく説明したものである。(A)は突起Pの先端で伸縮性開放部材4又はバネ弾性開放部材7又は8又は9を外側に押し出している状態、(B)は、蓋2のロックが解除されて蓋2が開く初期段階における伸縮性開放部材4又はバネ弾性開放部材7又は8又は9の働きを示すもので、回転角Rの間、突起Pの作用で外に押し出された伸縮性開放部材4又はバネ弾性開放部材7又は8又は9は、強く蓋2を開放する方向に引く。
この作用により、蓋2が開く初期動作をスムーズに行うことができる。
なお、突起Pは、伸縮性開放部材4又はバネ弾性開放部材7又は8又は9の内側に形成しても良い。図10(A)(B)において、符号の4、8、9は省略している。
【0027】
【実施例6】
図11は、請求項8に対応しており、上記突起Pに替えて、蓋2の内側にバネ板12を形成し、本体1側にバネ板円曲空間1aを形成し、蓋2を閉じた状態において(A)、このバネ板12は空間1a内において強制的に円曲されており、ロックが外されると、バネ板12の復元の作用で蓋2は初期動作において助勢され、その後はバネ弾性開放部材9の作用で全開する。
なお、バネ板12は、本体1側に形成しても良く、又、バネ板12の形状は、初期動作を助勢する形状である限り、任意である。
【0028】
なお、上記実施例1〜6において、ヒンジは、3と3aに分かれているが、一体(一本)でもよく、このとき、伸縮性開放部材4又はバネ弾性開放部材7又は8又は9は、1本のヒンジを間にして左右に一体成形する。また、上記実施例1〜6において、蓋2は爪6でロック及び解除する構成であるが、このロック手段は、任意である。
【0029】
【発明の効果】
本発明は以上のとおり、キャップ本体とキャップ及びヒンジ並びに伸縮性開放部材又はバネ弾性開放部材を射出成形用金型を用いて一体成形したことにより、生産が簡単で、組み立てに手数がかからず、製造コストの安い自開型のヒンジキャップを提供できる。又、本発明は、容器のキャップに限らず、各種のケース等であって、射出成形用金型を用いて成形する製品にも適用することができ、これらの例も、本発明の技術的範囲である。
又、本発明は、突起又はバネ板をキャップ本体と伸縮性開放部材又はバネ弾性開放部材間に形成することにより、蓋の初期開放動作をスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】伸縮性開放部材を一体成形した本発明に係るヒンジキャップの説明図。
【図2】伸縮性開放部材を一体成形した本発明に係るヒンジキャップの側面図。
【図3】蓋を全開した状態の本発明に係るヒンジキャップの説明図。
【図4】バネ弾性開放部材を一体成形した本発明に係るヒンジキャップの説明図。
【図5】L字状に湾曲したバネ弾性開放部材の説明図。
【図6】W形に屈曲したバネ弾性開放部材の説明図。
【図7】U字状に湾曲したバネ弾性開放部材の説明図。
【図8】U字状に湾曲したバネ弾性開放部材で蓋が全開した状態の説明図。
【図9】実施例4の説明図。
【図10】実施例5の説明図。
【図11】実施例6の説明図。
【図12】従来のコイルスプリングを用いた自開型キャップの説明図。
【符号の説明】
1 キャップ本体
2 蓋
3、3a ヒンジ
4 伸縮性開放部材
5 空間部
6 爪
7、8、9 バネ弾性開放部材
10 容器
11 口頸部
12 バネ板[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE
[0002]
[Prior art]
In a liquid container, cream container, or case (box), etc., which is injection-molded with plastic resin as a material, and can be opened and closed around a hinge, the cap body, lid and hinge are integrally molded by an injection molding method. There is something. Even if this cap is released by removing the locking claw and opening the lid, it opens slightly due to the action of the hinge, but for example to open 90 ° or more, it is necessary to first open the lid slightly with your fingertips . In addition, an L-shaped elastic plate other than a hinge is attached between the cap body and the lid in a so-called hinge cap, and the self-opening or self-closing operation is performed by the action of the elastic plate. There are also things. For example, Japanese Utility Model Publication Nos. 7-52043 and 7-18600, Utility Model Registration No. 2572383, JP-A Nos. 10-024949, 7-299352, and 10-120068.
However, also in the case of this known example, in order to fully open or fully close the lid, an initial movement operation of slightly moving the lid with a fingertip is required, and the closed lid is not fully opened by itself when the lock is released.
[0003]
Further, the hinge integrally formed with the lid is stopped, and for example, as shown in FIG. 12, the lid a is attached to the container b using the hinge-type support shaft c, and the coil spring d attached to the support shaft c is removed. When the lock is released by operating the lock claw e by operation, there is also a self-opening cap adopting a structure in which the lid a is fully opened by itself as shown in FIG.
[0004]
However, adopting a method in which the cover a is self-opening by attaching the cover a to the support shaft b or using the coil spring d increases the number of parts and the time and labor required for assembling. Become.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention is provided in view of such a point, and an object of the present invention is to provide a self-opening mechanism for a container, a case, and the like having a self-opening mechanism that can be integrally formed with a plastic resin material by using an injection mold. It is to provide a hinged cap.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the invention according to
[0007]
Further, according to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the main body, the hinge, the lid, and the elastic opening member are integrally formed using an injection mold. To do.
[0008]
Further, in the invention according to
[0009]
Further, according to a fourth aspect of the present invention, in the third aspect of the present invention, the main body, the lid, the hinge, and the spring elastic release member are integrally formed using an injection mold. To do.
[0010]
Further, in the invention described in
[0011]
Further, in the invention described in
[0012]
Further, in the invention described in
[0013]
Furthermore, in the invention according to claim 8, in the invention according to
[0014]
Further, according to the ninth aspect of the present invention, the projection or the spring plate according to the eighth aspect is formed on the cap body side or the elastic release member or the spring elastic release member side. is there.
[0015]
[Action]
The lid is freely openable and closable about the hinge, and the elastic release member or the spring elastic release member integrally formed by a mold is energized when the lid is closed, and is energized when the lid is unlocked. The force is released and the lid self-opens around the hinge. In the case where a projection or a spring plate is interposed between the elastic release member and the spring elastic release member, the elastic release member or the spring elastic release member is moved to the outside ( (Opening side). Then, when the lock is released, the opening operation is assisted in the initial operation of the lid, so that the lid can be fully opened even if the opening and closing operations are repeated many times.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The object of the present invention is a container for cosmetics, beverages, etc., which is a hinge cap which opens and closes around a hinge integrally molded with a mold, or a self-opening of various containers, cases, etc., which are injection-molded with a plastic resin material. Applies to formula lids (caps). The hinge cap is composed of a main body attached to the mouth and neck of a container or the like by a screw or a fitting mechanism, a lid attached to the main body via a hinge, and a stretchable opening member or a spring elastic opening member. It is integrally molded using a molding die. The main body or case, the lid, and the hinge are made of the same material, and the elastic release member is made of a plastic resin having rubber elasticity, and is integrally formed using a so-called two-color injection molding technique. As the plastic resin having rubber elasticity, for example, Surlink (registered trademark) of Toyobo Co., Ltd. or the like can be used.
[0017]
The spring elastic release member is made of the same material as the main body or the case, the lid, and the hinge. The elastic elastic release member has a characteristic elasticity inherent in the plastic resin by being curved in an arc shape or a U shape or bent in a V shape. Use Of course, also in this example, the spring elastic release member, the main body, the case, and the lid side may be formed by two-color injection molding technology.
[0018]
The first embodiment is configured such that the lid is self-opened around the hinge when the lock is released by integrally molding the main body, the lid, the hinge, and the elastic release member using an injection mold. FIG. 1 to FIG. 3 specifically show the structure.
[0019]
[0020]
[0021]
In the hinge cap, as shown in FIG. 2, when the
Since the
[0022]
The second embodiment corresponds to
[0023]
In the second embodiment, when the
[0024]
The third embodiment corresponds to claim 6 in which the spring
The third embodiment is suitable for a structure in which the
[0025]
FIG. 9A shows that in the U-shaped or V-shaped spring
[0026]
FIGS. 10A and 10B correspond to claim 8 and describe in detail the configuration and operation of the protrusion P described in the first to third embodiments. (A) shows the state where the
With this operation, the initial operation of opening the
The projection P may be formed inside the
[0027]
FIG. 11 corresponds to claim 8. Instead of the projection P, a
The
[0028]
In the first to sixth embodiments, the hinge is divided into 3 and 3a, but may be integrated (one piece). At this time, the
[0029]
【The invention's effect】
As described above, the present invention has the advantage that the production of the cap body, the cap and the hinge, and the elastic release member or the spring elastic release member are integrally formed using the injection molding die, so that the production is simple and the assembly is not troublesome. In addition, a self-opening hinge cap with low manufacturing cost can be provided. Further, the present invention is not limited to container caps, but can be applied to various cases and the like, and can be applied to products molded by using an injection molding die. Range.
Further, according to the present invention, the initial opening operation of the lid can be performed smoothly by forming the projection or the spring plate between the cap body and the elastic opening member or the spring elastic opening member.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view of a hinge cap according to the present invention in which an elastic release member is integrally formed.
FIG. 2 is a side view of a hinge cap according to the present invention in which a stretchable release member is integrally formed.
FIG. 3 is an explanatory view of a hinge cap according to the present invention in a state where a lid is fully opened.
FIG. 4 is an explanatory view of a hinge cap according to the present invention in which a spring elastic release member is integrally formed.
FIG. 5 is an explanatory view of an L-shaped curved spring elastic release member.
FIG. 6 is an explanatory view of a spring elastic release member bent in a W shape.
FIG. 7 is an illustration of a U-shaped curved spring elastic release member.
FIG. 8 is an explanatory view of a state in which a lid is fully opened by a U-shaped curved spring elastic release member.
FIG. 9 is an explanatory diagram of a fourth embodiment.
FIG. 10 is an explanatory diagram of the fifth embodiment.
FIG. 11 is an explanatory diagram of the sixth embodiment.
FIG. 12 is an explanatory view of a self-opening cap using a conventional coil spring.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (9)
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