JP2004066249A

JP2004066249A - Chaplet used by fitting to core

Info

Publication number: JP2004066249A
Application number: JP2002224661A
Authority: JP
Inventors: Yasuyuki Suzuki; 鈴木　靖幸; Masakazu Okajima; 岡嶋　正和; Yoshitaka Takarabe; 財部　義隆; Takeshi Aoyama; 青山　武史
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 2002-08-01
Filing date: 2002-08-01
Publication date: 2004-03-04
Anticipated expiration: 2022-08-01
Also published as: JP4068918B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a chaplet with which the fitting can easily be performed regardless of the shape of a core and a work having high quality can be cast. <P>SOLUTION: In the chaplet 1 fitted to the core 6 and for supporting the core 6 disposed in a cavity 5 of a mold 2, a main body part 11 along the outer periphery of the core 6 and three foot parts 12, 13, 14 extended as radial state from the main body part 11, are provided. The main body part 11 is formed of a notching part 15 cut off between the arranging position of the foot part 13 and the arranging position of the foot part 15, and constituted so as to be fittable to the core 6 by opening the notching part 15. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、中空部を備えるワークを鋳造するための中子に装着して用いられるケレンに関する。
【０００２】
【従来の技術】
中空部分を有するワークを鋳造により製造する場合には、鋳型のキャビティ内に中子を配置することがある。ここで、キャビティ内での中子の位置決め、および、移動防止のための手段としては、支持金具であるケレンが知られている。
ケレンの従来例としては、特開平５−２６００７号公報や、特開２００１−１０５０９９号公報に記載されているものがあげられる。特開平５−２６００７号公報に記載のケレンと同じ構成を有するケレンを図４（ａ）に、特開２００１−１０５０９９号公報に記載されているものと同じ構成を有するケレンを図４（ｂ）に、それぞれ示し、その構成について説明する。
【０００３】
図４（ａ）に示すケレン１０１は、中子１０６の外周全部を抱き込む形で支持するリング状の支持環部１１１と、支持環部１１１から水平に延びる２本の支持アーム１１２，１１３とから構成されている。支持アーム１１２，１１３は、その一部が上型１０３と下型１０４とに挟み込まれ、先端の屈曲部１１２ａ，１１３ａを下型１０４に差し込んで止着することで中子１０６を鋳型１０２の中心軸上に支持している。また、図４（ｂ）に示すケレン１３１は、中子１０６の端部を覆うように被せる有底筒状のキャップ部１４１と、キャップ部１４１から放射状に外側に伸ばした３本の脚部１４２，１４３，１４４から構成される。脚部１４２，１４３，１４４の先端をそれぞれ上型１３３、下型１３４が形成するキャビティ１３５の壁面に当てることにより、中子１０６をキャビティ１３５内で支えることができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図４（ａ）に示すケレン１０１を長尺の中子の中間部分に装着しようとすると、中子１０６の一端からケレン１０１を押しながら所定位置にスライドさせるために、作業に手間がかかった。また、一般に中子１０６はケレン１０１よりも軟らかい材質から製造されているので、ケレン１０１のスライド中に中子１０６にスジなどが入ることがある。これを防止するために、ケレン１０１の支持環部１１１の内径は中子１０６の外径よりも大きく製造されているが、ケレン１０１と中子１０６との間に遊びがあると、溶湯を流し込んだ際に位置ずれが生じ易く、鋳造品の形状を不安定にさせる原因となっていた。さらに、中子１０６が軸方向に凹凸を有する場合には、凹凸に引っかかってしまうのでケレン１０１をスライド移動させることができない。また、図４（ｂ）に示すケレン１３１は、キャップ部１４１を被せるようにして中子６の端部に装着するので、ケレン１３１を中子６の軸方向に沿って移動させることは、そもそもできない。
【０００５】
さらに、鋳造品の品質を向上させるためには、溶湯の湯回りを良くして、巣の発生などを防止することが必要であるが、この観点からは、ケレンの形状は、溶湯の流れをなるべく乱さない形状であることが望ましい。
したがって、本発明は、中子の形状によらず取り付けが容易であり、高品質のワークを鋳造可能とするケレンを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決する本発明の請求項１に係る発明は、鋳型のキャビティ内に配置される中子の支持をするために中子に装着されるケレンであって、中子の外周に沿って延び、その一部が外周に沿うように切り欠かれた本体部と、本体部から放射状に延設され、その先端がキャビティの壁面に当接する脚部とを備え、切り欠きを開いて中子を装着すべく本体部が変形可能であることを特徴とする中子に装着して用いられるケレンとした。
【０００７】
このケレンは、切り欠きを開いて中子に装着することが可能であるので、中子の形状によらずに装着することができる。また、切り欠かれている部分は、溶湯の流れが乱れることを最小限に止める。
【０００８】
本発明の請求項２に係る発明は、請求項１に記載の中子に装着して用いられるケレンにおいて、脚部を三本以上備え、切り欠きは隣り合う二つの脚部の配設間隔に相当する大きさであることとした。
【０００９】
このケレンは、三本以上の脚部を備えることで、鋳型のキャビティ内で中子を安定して支えるものである。また、切り欠きの大きさを隣り合う二つの脚部の配設間隔に相当する大きさとすることで、切り欠きを開いて中子へ装着する作業が容易になる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図１は本実施形態におけるケレンを用いて行われる鋳造を説明する図である。図１に示すように、支持金具であるケレン１が用いられる鋳型２は、上型３と下型４とを有し、両者が形成するキャビティ５内に溶湯を流し込むことでワークを鋳造する構成になっている。キャビティ５には、ワークの中空部分を形成するための中子６が配置されるが、ケレン１は、この中子６の位置決め、および、移動防止のために用いられる。なお、符号７は鋳型２に溶湯を注ぎ入れるための湯口であり、湯口７は湯道８を介してキャビティ５に連通している。また、符号９はキャビティ５内に注がれた溶湯のガス抜きや、溶湯の加圧に用いられる開口である。
【００１１】
図１において中子６は、中実の棒形状を有している。中子６はワークの鋳造後に除去する必要があるので、粘結剤を配合した砂や、熱により溶けて消失するワックスなどを用いて製造されている。なお、図１に示す中子６の形状は一例であって、本実施形態のケレン１を装着する中子６は長手方向に勾配や、段差を有する形状であっても良い。
【００１２】
次に、ケレン１の構成について図１、図２（ａ），（ｂ）を用いて説明する。なお、図２（ａ）はケレン１の斜視図であり、図２（ｂ）は中子６に装着したケレン１を鋳型２内に配置した状態を示す断面図である。
図１に示すように、ケレン１は、キャビティ５の長さや、中子６の長さに比べて充分に肉薄の部材である。その形状は、図２（ａ），（ｂ）に詳細に示すように、中子６の外周に沿う本体部１１と、本体部１１から延設された三本の脚部１２，１３，１４とから構成されている。本実施形態のケレン１には、キャビティ５内で中子６を位置決めして保持するための剛性に加えて、中子６への取り付けを容易にするための弾性が必要なので、その材質としてはバネ鋼材などの弾性を有する鋼材が用いられ、ワークとの密着性向上のために表面に錫メッキが施されている。また、その製法は、プレス加工やレーザ加工が好適であるが、鋳造など、他の方法により製造しても良い。
【００１３】
本体部１１は、中子６の外周を覆う環の一部を完全に切り欠いた形状を有している。切り欠かれている部分は開口となり、ケレン１は開口である切り欠き部１５を用いて中子６に装着される。前記したようにケレン１は弾性を有するので、切り欠き部１５を開くことで容易に中子６に装着することができる。このため、本体部１１に対する切り欠き部１５の大きさ（長さ）は、中子６の外周の１／４以上で１／２未満に相当する大きさとすることができる。１／４に相当する量未満であると、切り欠き部１５を開いても充分な開口が得られず、中子６を装着することが困難であり、１／２以上になると中子６への装着は容易であるが、これは中子６を保持する際の安定性に欠けるからである。好適には、中子６の外周の１／３に相当する量であることが望ましい。これは後に説明する脚部１２，１３，１４の配置間隔に相当するもので、脚部１２，１３，１４を用いた切り欠き部１５の拡開が容易になるためである。
【００１４】
ここで、本体部１１の内径は、中子６の外径よりもわずかに小さい。これは、切り欠き部１５を開いて中子６に装着する構成であるために、ケレン１と中子６との間に遊びを設ける必要がないためである。これにより、ケレン１が、がたつくことなく中子６に装着されるので、鋳造時などにケレン１の位置がずれることはない。なお、本体部１１の内径を、中子６の外径と同じ径としても充分な嵌め合い状態を得ることができる。
【００１５】
また、脚部１２，１３，１４は、本体部１１から放射状に延びる部材であり、本体部１１に対して等間隔に三本配設されている。脚部１２，１３，１４のそれぞれの長さは、中子６をキャビティ５内の所定位置に支持するのに必要な長さである。また、脚部１２，１３，１４の幅および厚さは溶湯の流れを乱さないように、中子６の支持に最小限必要な幅および厚さに止めることが望ましい。中子６の位置決めを容易に、かつ、確実に行うという観点からは脚部の数は多い方が望ましいが、溶湯の流れを乱さないという観点からは脚部の数は少ない方が良いので、脚部は三本にした。また、脚部の配置は、任意に設定することが可能であるが、中子６に作用する重力や、浮力に充分に対抗するためには、本体部１１の周方向に等間隔であることが望ましい。
【００１６】
なお、図１に示す鋳型２により鋳造されるワークは、自動車のカムシャフトであり、長尺の軸と、軸の長手方向に所定の間隔で複数の突出部を有し、この突出部がカムやジャーナルになる。前記した中子６により形成される中空部分は、軸の一端から他端までを貫通する貫通孔となり、カムシャフトの軽量化や、カムなどへの潤滑油の供給のために用いられる。しかしながら、ワークの形状や、鋳造後の用途は例示であり、中空部分を有するワークであれば他の形状や用途のワークであっても、本実施形態のケレン１は使用することができる。
【００１７】
次に、前記したケレン１を用いて行われる鋳造工程について説明する。
まず、最初に中子６にケレン１を装着する。ケレン１の装着には図３（ａ）に示すような装着治具２１を用いると良い。この装着治具２１は、ケレン１の本体部１１の少なくとも一部を収容する溝２２と、溝２２の最深部において脚部１２を収容する長孔２３を備えている。溝２２は最深部およびその近傍においてケレン１の本体部１１に倣った形状を有し、溝２２の開放部、つまり、装着治具２１の表面２４の近傍は本体部１１よりも大きくなっている。これは、中子６の装着時の本体部１１の変形を許容するためである。また、長孔２３には、切り欠き部１５に対向する位置に配設された脚部１２が挿入される。この長孔２３に脚部１２を挿入すると、長孔２３および溝２２の最深部ならびにその近傍によりケレン１が装着治具２１に位置決めして固定される。
【００１８】
この状態で、中子６を切り欠き部１５に臨ませて、図示しない押圧部材により脚部１３および脚部１４をそれぞれ押圧し、図３（ｂ）に示すように本体部１１の端部１１ａ，１１ｂを切り欠き部１５の大きさが中子６の外径にほぼ等しくなるまで拡開させる。そして、切り欠き部１５の大きさが中子６の外径にほぼ等しくなったら、押圧部材はこの状態を維持し、中子６が切り欠き部１５から挿入される。中子６がケレン１の本体部１１に収容された後に、脚部１３，１４に作用させている押圧力を図３（ｃ）に示すように開放する。すると、脚部１３，１４の位置および切り欠き部１５の大きさは元に戻る。前記したように、ケレン１の本体部１１の内径は、中子６の外径よりも小さいか、または、中子６の外径と同じであるので、ケレン１はわずかながら締め付け力を中子６に作用させる。したがって、切り欠き部１５の開口から中子６が脱離不能となり、これをもってケレン１が中子６に装着されたとする。
【００１９】
さらに、中子６にケレン１を複数個装着する場合には、前記の工程を繰り返す。一方、装着治具２１に複数のケレン１を位置決めして固定する溝２２および長孔２３をそれぞれ配設し、押圧部材で一度に複数のケレン１の切り欠き部１５を開いて、中子６を挿入するように装着治具２１を構成しても良い。押圧部材は、脚部１３，１４を装着治具２１の表面２４側に押し下げる動作、または、脚部１３，１４を本体部１１の周方向に押し開く動作を行うように制御されるが、これらの動作を作業者が手動で行っても良い。
【００２０】
図３（ｃ）でケレン１を装着した中子６は、図１および図２（ｂ）に示す鋳型２の下型４に配置される。このとき中子６の重量に耐えるために２本の脚部１３，１４が下型４に当接するように中子６の向きを調整することが望ましく、前記の工程において、そのような向きにケレン１が中子６に装着されている。そして、中子６を下型４に配置したら上型３を載せ、所定の圧力で型締めする。この際に、脚部１３および脚部１４が下型４のキャビティ壁面４ａ（図２（ｂ）参照）に当接し、脚部１２が上型３のキャビティ壁面３ａ（図２（ｂ）参照）に当接することで、中子６を安定して支える。
【００２１】
その後、図１に示す湯口７から溶湯が鋳型２に注がれると、湯道８を経てキャビティ５に溶湯が流入する。溶湯がキャビティ５内に流入しても、三本の脚部１２，１３，１４により支持されている中子６は位置ずれを起こすことなく、所定の位置に保持され続ける。特に、溶湯の流入により中子６に浮力が作用しても、脚部１２が上型３のキャビティ壁面３ａに当接しているので、中子６が移動することはない。また、切り欠き部１５を有するので、中子６の近傍、特に切り欠き部１５の近傍を流れる溶湯の乱れを小さくすることができ、ケレン１の装着位置における湯回りが良好になる。そして、溶湯が凝固したら、型開きを行い、ワークを取り出す。ケレン１はワークに一体的に密着し、その一部になる。
【００２２】
このようなケレン１を用いて中空部分を有するワークを鋳造すると、溶湯の流入による中子６の移動を確実に防止することができるので、ワークの中心軸と中空部分の中心軸との整合性、すなわち、同軸度を高くすることができ、ワークの寸法精度を高めることができる。また、ケレン１の切り欠き部１５による湯回りの向上により巣の発生を防止できるので、ワークの強度低下を防止し、必要な強度を確保することができる。さらに、ケレン１の装着は、本体部１１の端部１１ａ，１１ｂを拡開させて、切り欠き部１５を開くだけで可能であるので、中子６が長尺であったり、複雑な形状であったとしても容易に装着でき、作業性を向上させることができる。この際に、ケレン１は中子６と嵌め合い状態を形成するので、装着後から鋳造の終了までの間にケレン１の装着位置がずれることはなく、所望の形状のワークを確実に鋳造することが可能になる。
【００２３】
本発明は前記の実施形態に限定されずに広く応用することが可能である。
鋳型２は上下に型開き可能な形態を採用しているが、左右に型開き可能な構成であっても良い。また、鋳型２の材質は金属、砂の別を問わない。ワークの長手軸が鋳型２の横方向と一致する横型の他にも、ワークの長手方向が鋳型２の縦方向と一致する縦型であっても良い。縦型の場合には、ケレン１は前後左右方向への中子６の位置ずれを防止することで、ワークと中空部の同軸度を確保する。
【００２４】
ケレン１の形状は、例えば、本体部１１の内周面、つまり、中子６の外周と接触する面に、一つまたは複数の切り溝を形成しても良い。切り溝により形成されるケレン１と中子６との隙間に溶湯が流れることで、ケレン１の近傍の湯回りをさらに良好にすることができ、巣の発生などを効果的に防止できる。切り溝の大きさおよび数は、隙間が形成されることで中子６とケレン１の接触面積が減じても、中子６を充分に保持できるような大きさおよび数である。また、切り溝により本体部１１の太さが減ずるので、装着時の弾性変形が容易になる。
【００２５】
【発明の効果】
本発明の請求項１によれば、中子の形状によらずにケレンを装着し、かつ、切り欠き箇所は溶湯の流れを乱さないので、中空部分を有するワークの鋳造を確実に行うことができる。
請求項２によれば、中子への装着を容易にすることができると共に、中子を安定して支持することができるので、中空部分を有するワークの鋳造を容易に、かつ、確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態におけるケレンを用いて行われる鋳造を説明する断面図である。
【図２】（ａ）はケレンの斜視図、（ｂ）はケレンを中子に装着した状態を示す断面図である。
【図３】（ａ）、（ｂ）、（ｃ）はケレンを中子に装着する手順を説明する図である。
【図４】（ａ）、（ｂ）は従来のケレンを示す図である。
【符号の説明】
１　　　ケレン
２　　　鋳型
５　　　キャビティ
６　　　中子
１１　　本体部
１２，１３，１４　脚部
１５　　切り欠き部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to Keren used by being mounted on a core for casting a work having a hollow portion.
[0002]
[Prior art]
When a workpiece having a hollow portion is manufactured by casting, a core may be arranged in a cavity of a mold. Here, as a means for positioning the core in the cavity and for preventing the movement, a keel which is a support fitting is known.
Examples of the conventional Keren include those described in JP-A-5-26007 and JP-A-2001-105099. FIG. 4 (a) shows a kelen having the same configuration as that described in JP-A-5-26007, and FIG. 4 (b) shows a kelen having the same configuration as described in JP-A-2001-105099. And the configuration thereof will be described below.
[0003]
4A includes a ring-shaped support ring 111 that embraces and supports the entire outer periphery of the core 106, and two support arms 112 and 113 that extend horizontally from the support ring 111. It is composed of A part of the support arms 112 and 113 is sandwiched between the upper mold 103 and the lower mold 104, and the bent portions 112 a and 113 a at the tips are inserted into and fixed to the lower mold 104 so that the core 106 is positioned at the center of the mold 102. It is supported on a shaft. 4B is a bottomed tubular cap portion 141 that covers the end of the core 106, and three leg portions 142 that extend radially outward from the cap portion 141. , 143, and 144. The core 106 can be supported in the cavity 135 by applying the tips of the legs 142, 143, 144 to the walls of the cavity 135 formed by the upper mold 133 and the lower mold 134, respectively.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the Keren 101 shown in FIG. 4A is to be attached to an intermediate portion of a long core, the work is troublesome because the Keren 101 is slid to a predetermined position while being pressed from one end of the core 106. Was. In addition, since the core 106 is generally manufactured from a material softer than the Keren 101, streaks or the like may enter the core 106 while the Keren 101 slides. In order to prevent this, the inner diameter of the support ring 111 of the Keren 101 is manufactured to be larger than the outer diameter of the core 106, but if there is play between the Keren 101 and the core 106, the molten metal is poured. In such a case, misalignment is likely to occur, which has caused the shape of the cast product to be unstable. Further, when the core 106 has irregularities in the axial direction, the cores 101 are caught by the irregularities, so that the Keren 101 cannot slide. 4 (b) is attached to the end of the core 6 so as to cover the cap 141, so that moving the kelen 131 along the axial direction of the core 6 is not possible in the first place. Can not.
[0005]
Furthermore, in order to improve the quality of the cast product, it is necessary to improve the flow of the molten metal to prevent the occurrence of nests. It is desirable that the shape be as small as possible.
Therefore, an object of the present invention is to provide a keel that can be easily attached regardless of the shape of the core and can cast a high-quality work.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 of the present invention for solving the above-mentioned problem is a keel attached to a core for supporting a core placed in a cavity of a mold, wherein the keel is provided along an outer periphery of the core. And a leg part extending radially from the main part and abutting against the wall surface of the cavity. The main body is deformable so that a child can be mounted.
[0007]
Since this notch can be attached to the core by opening the notch, it can be attached regardless of the shape of the core. Also, the notched portion minimizes disturbance of the flow of the molten metal.
[0008]
The invention according to claim 2 of the present invention is the keel mounted on the core according to claim 1 and having three or more legs, and the cutout is provided at an interval between two adjacent legs. It was decided to be equivalent size.
[0009]
This keren has three or more legs to stably support the core in the cavity of the mold. In addition, by setting the size of the notch to a size corresponding to the interval between two adjacent leg portions, the work of opening the notch and mounting it on the core becomes easy.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a view for explaining the casting performed by using the keel in the present embodiment. As shown in FIG. 1, a mold 2 using a keel 1 as a support bracket has an upper mold 3 and a lower mold 4, and a work is cast by pouring a molten metal into a cavity 5 formed by both. It has become. A core 6 for forming a hollow portion of the work is disposed in the cavity 5, and the helium 1 is used for positioning the core 6 and preventing movement. Reference numeral 7 denotes a gate for pouring the molten metal into the mold 2, and the gate 7 communicates with the cavity 5 via a runner 8. Reference numeral 9 denotes an opening used for venting the molten metal poured into the cavity 5 and for pressurizing the molten metal.
[0011]
In FIG. 1, the core 6 has a solid rod shape. Since the core 6 needs to be removed after casting of the work, the core 6 is manufactured using sand containing a binder, or wax that melts and disappears due to heat. Note that the shape of the core 6 shown in FIG. 1 is an example, and the core 6 to which the Keren 1 of the present embodiment is mounted may have a shape having a gradient or a step in the longitudinal direction.
[0012]
Next, the configuration of the Keren 1 will be described with reference to FIGS. 1, 2A and 2B. Note that FIG. 2A is a perspective view of the Keren 1, and FIG. 2B is a cross-sectional view showing a state where the Keren 1 attached to the core 6 is arranged in the mold 2.
As shown in FIG. 1, the Keren 1 is a member that is sufficiently thin compared to the length of the cavity 5 and the length of the core 6. As shown in detail in FIGS. 2 (a) and 2 (b), the main body 11 has a shape along the outer periphery of the core 6, and three legs 12, 13, 14 extending from the main body 11. It is composed of The kelen 1 of the present embodiment needs not only rigidity for positioning and holding the core 6 in the cavity 5 but also elasticity for facilitating attachment to the core 6. An elastic steel material such as a spring steel material is used, and the surface is tin-plated to improve the adhesion to the work. The manufacturing method is preferably press working or laser processing, but may be manufactured by other methods such as casting.
[0013]
The main body 11 has a shape in which a part of a ring that covers the outer periphery of the core 6 is completely cut away. The cut-out portion becomes an opening, and the Keren 1 is mounted on the core 6 using the cut-out portion 15 which is an opening. Since the Keren 1 has elasticity as described above, the Keren 1 can be easily attached to the core 6 by opening the notch 15. For this reason, the size (length) of the notch 15 with respect to the main body 11 can be set to a size equal to or more than ４ and less than の of the outer circumference of the core 6. If the amount is less than 1/4, a sufficient opening cannot be obtained even if the notch 15 is opened, and it is difficult to mount the core 6, and if it is 1/2 or more, the core 6 Is easy to attach, but this is because the core 6 lacks stability. Preferably, the amount is preferably one-third of the outer circumference of the core 6. This is equivalent to an arrangement interval of the legs 12, 13 and 14, which will be described later, and is because the notch 15 using the legs 12, 13 and 14 can be easily expanded.
[0014]
Here, the inner diameter of the main body 11 is slightly smaller than the outer diameter of the core 6. This is because there is no need to provide play between the core 1 and the core 6 because the cutout 15 is opened and attached to the core 6. As a result, the Keren 1 is attached to the core 6 without rattling, so that the position of the Keren 1 does not shift during casting or the like. Note that a sufficient fitting state can be obtained even when the inner diameter of the main body 11 is the same as the outer diameter of the core 6.
[0015]
The legs 12, 13, and 14 are members that extend radially from the main body 11, and are provided three at equal intervals with respect to the main body 11. The length of each of the legs 12, 13, and 14 is a length necessary to support the core 6 at a predetermined position in the cavity 5. It is desirable that the width and thickness of the legs 12, 13, and 14 are limited to the minimum width and thickness necessary for supporting the core 6, so as not to disturb the flow of the molten metal. It is desirable that the number of legs is large from the viewpoint of easy and reliable positioning of the core 6, but from the viewpoint of not disturbing the flow of the molten metal, the smaller the number of legs, the better. The legs were three. The arrangement of the legs can be set arbitrarily. However, in order to sufficiently oppose the gravitational force acting on the core 6 and the buoyancy, the legs must be arranged at equal intervals in the circumferential direction of the main body 11. Is desirable.
[0016]
The work cast by the mold 2 shown in FIG. 1 is a camshaft of an automobile, and has a long shaft and a plurality of protrusions at predetermined intervals in the longitudinal direction of the shaft. Or a journal. The hollow portion formed by the core 6 is a through-hole penetrating from one end to the other end of the shaft, and is used for reducing the weight of the camshaft and supplying lubricating oil to the cam and the like. However, the shape of the work and the use after casting are mere examples, and the work 1 of the present embodiment can be used even if the work has a hollow portion and other shapes and uses.
[0017]
Next, a casting process performed using the above-described Keren 1 will be described.
First, the core 1 is attached to the core 6. It is preferable to use a mounting jig 21 as shown in FIG. The mounting jig 21 is provided with a groove 22 for accommodating at least a part of the main body 11 of the keel 1 and a long hole 23 for accommodating the leg 12 at the deepest part of the groove 22. The groove 22 has a shape following the main body 11 of the Keren 1 at the deepest part and its vicinity, and the open part of the groove 22, that is, the vicinity of the surface 24 of the mounting jig 21 is larger than the main body 11. . This is to allow deformation of the main body 11 when the core 6 is mounted. The leg 12 disposed at a position facing the cutout 15 is inserted into the elongated hole 23. When the leg portion 12 is inserted into the elongated hole 23, the keren 1 is positioned and fixed to the mounting jig 21 by the deepest portion of the elongated hole 23 and the groove 22 and the vicinity thereof.
[0018]
In this state, the core 6 faces the notch 15 and the leg 13 and the leg 14 are respectively pressed by a pressing member (not shown), and as shown in FIG. , 11b are expanded until the size of the notch 15 becomes substantially equal to the outer diameter of the core 6. When the size of the notch 15 becomes substantially equal to the outer diameter of the core 6, the pressing member maintains this state, and the core 6 is inserted from the notch 15. After the core 6 is accommodated in the main body 11 of the keel 1, the pressing force acting on the legs 13, 14 is released as shown in FIG. Then, the positions of the legs 13 and 14 and the size of the notch 15 return to the original position. As described above, since the inner diameter of the main body 11 of the Keren 1 is smaller than or equal to the outer diameter of the core 6, the Keren 1 slightly reduces the tightening force of the core. 6 Therefore, it is assumed that the core 6 cannot be detached from the opening of the cutout portion 15 and the Keren 1 is attached to the core 6 with this.
[0019]
Further, when a plurality of kerens 1 are mounted on the core 6, the above steps are repeated. On the other hand, the mounting jig 21 is provided with a groove 22 and a long hole 23 for positioning and fixing the plurality of helmets 1, respectively, and opening the cutouts 15 of the plurality of helmets 1 at a time with a pressing member, and The mounting jig 21 may be configured to insert the jig. The pressing member is controlled to perform an operation of pushing down the legs 13 and 14 toward the surface 24 of the mounting jig 21 or an operation of pushing and opening the legs 13 and 14 in the circumferential direction of the main body 11. May be manually performed by an operator.
[0020]
The core 6 to which the Keren 1 is attached in FIG. 3C is placed in the lower mold 4 of the mold 2 shown in FIGS. 1 and 2B. At this time, in order to withstand the weight of the core 6, it is desirable to adjust the orientation of the core 6 so that the two legs 13, 14 abut on the lower mold 4, and in the above-described process, the orientation of the core 6 is adjusted. Keren 1 is mounted on core 6. Then, when the core 6 is disposed on the lower mold 4, the upper mold 3 is placed and the mold is clamped at a predetermined pressure. At this time, the leg portion 13 and the leg portion 14 abut on the cavity wall surface 4a of the lower mold 4 (see FIG. 2B), and the leg portion 12 comes into contact with the cavity wall surface 3a of the upper mold 3 (see FIG. 2B). The core 6 is stably supported by contacting the core 6.
[0021]
Thereafter, when the molten metal is poured into the mold 2 from the gate 7 shown in FIG. 1, the molten metal flows into the cavity 5 through the runner 8. Even if the molten metal flows into the cavity 5, the core 6 supported by the three legs 12, 13, and 14 is maintained at a predetermined position without causing a positional shift. In particular, even if buoyancy acts on the core 6 due to the inflow of the molten metal, the core 6 does not move because the leg portion 12 is in contact with the cavity wall surface 3a of the upper mold 3. In addition, since the notch 15 is provided, the turbulence of the molten metal flowing in the vicinity of the core 6, particularly in the vicinity of the notch 15, can be reduced, and the flow of the molten metal at the mounting position of the keel 1 can be improved. Then, when the molten metal solidifies, the mold is opened and the work is taken out. The Keren 1 comes into close contact with the work and becomes part of it.
[0022]
When a work having a hollow portion is cast by using such Keren 1, the movement of the core 6 due to the inflow of the molten metal can be reliably prevented, so that the alignment between the center axis of the work and the center axis of the hollow portion is ensured. That is, the coaxiality can be increased, and the dimensional accuracy of the work can be increased. In addition, since burrs can be prevented from being generated by improving the flow of the hot water by the cutout portions 15 of the Keren 1, a reduction in the strength of the work can be prevented, and the required strength can be secured. Furthermore, since the mounting of the helmet 1 can be performed only by expanding the ends 11a and 11b of the main body 11 and opening the notch 15, the core 6 is long or has a complicated shape. Even if there is, it can be easily attached and workability can be improved. At this time, since the Keren 1 forms a fitted state with the core 6, the mounting position of the Keren 1 does not shift between after the mounting and the end of the casting, and the work of a desired shape is reliably cast. It becomes possible.
[0023]
The present invention can be widely applied without being limited to the above embodiments.
The mold 2 employs a form in which the mold can be opened vertically, but may have a structure in which the mold can be opened left and right. The material of the mold 2 may be metal or sand. In addition to the horizontal type in which the longitudinal axis of the work coincides with the horizontal direction of the mold 2, a vertical type in which the longitudinal direction of the work coincides with the vertical direction of the mold 2 may be used. In the case of the vertical type, the Keren 1 secures the coaxiality of the work and the hollow portion by preventing the core 6 from being displaced in the front-rear and left-right directions.
[0024]
For example, the shape of the Keren 1 may be such that one or a plurality of cut grooves are formed on the inner peripheral surface of the main body 11, that is, on the surface that comes into contact with the outer periphery of the core 6. By flowing the molten metal into the gap between the core 1 and the core 6 formed by the cut groove, the flow of the molten metal in the vicinity of the core 1 can be further improved, and generation of a nest can be effectively prevented. The size and the number of the cut grooves are such that the core 6 can be sufficiently held even if the contact area between the core 6 and the keel 1 is reduced due to the formation of the gap. Further, the thickness of the main body 11 is reduced by the cut grooves, so that elastic deformation at the time of mounting is facilitated.
[0025]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, Keren is attached regardless of the shape of the core, and the cutout portion does not disturb the flow of the molten metal. Therefore, it is possible to reliably cast the work having the hollow portion. it can.
According to the second aspect, the mounting to the core can be facilitated, and the core can be stably supported, so that the work having the hollow portion can be easily and reliably cast. be able to.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view for explaining casting performed using keel in an embodiment of the present invention.
FIG. 2A is a perspective view of a helmet, and FIG. 2B is a cross-sectional view showing a state where the helium is mounted on a core.
FIGS. 3 (a), (b), and (c) are diagrams for explaining a procedure for attaching keren to a core.
FIGS. 4 (a) and 4 (b) are views showing a conventional Keren.
[Explanation of symbols]
Reference Signs List 1 Keren 2 Mold 5 Cavity 6 Core 11 Body 12, 13, 14 Leg 15 Notch

Claims

Keren attached to the core for supporting a core arranged in a cavity of a mold, the keren extending along the outer periphery of the core, and a part thereof is cut out so as to be along the outer periphery. A main body portion, and a leg portion extending radially from the main body portion and having a tip abutting against a wall surface of the cavity. The main body portion is deformed to open the cutout and mount the core. Keren used by being attached to a core, characterized in that it is possible.

2. The Keren used by being attached to a core according to claim 1, wherein the leg includes three legs, and the cutout has a size corresponding to an interval between two adjacent legs. 3. .