JP2004063439A - 液晶表示装置用パネル光源及びバックライトモジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】高輝度、均一な明るさ、低消費エネルギー及び低コストの要求を満たす液晶ディスプレイのバックライトモジュール及びパネル光源装置を提供する。
【解決手段】光源150、光源を取り囲むU字形反射材161、光ガイド180、及び複数の金属グリッドワイヤ190からなるパネル光源装置であって、該光ガイド180は、光源と対向する入射面184と、出射面185を有し、光は入射面184から光ガイド180に透過し、その後出射面185から光ガイド180の外に透過する。金属グリッドワイヤ190は入射面184と光源150の間に配置され、あらかじめ偏光された光を透過し、残りの光をそこから反射する。
【選択図】 図4
【解決手段】光源150、光源を取り囲むU字形反射材161、光ガイド180、及び複数の金属グリッドワイヤ190からなるパネル光源装置であって、該光ガイド180は、光源と対向する入射面184と、出射面185を有し、光は入射面184から光ガイド180に透過し、その後出射面185から光ガイド180の外に透過する。金属グリッドワイヤ190は入射面184と光源150の間に配置され、あらかじめ偏光された光を透過し、残りの光をそこから反射する。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、全般的には液晶表示装置(LCD)のパネル照明装置に関し、特に、バックライトモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
図1において、代表的な液晶表示装置の構造が表されている。一般的に、液晶表示装置は、2枚の基板とその間にシールされた液晶材料からなる液晶パネル10、該液晶パネル10の下側に配置されたバックライトユニット20、ケース11及び12を含む。
【0003】
バックライトユニット20は、光源により光を液晶パネル10の表面上に均等に拡散するために用いられる。バックライトユニット20には、直下式バックライト(direct back light type) 、エッジ式バックライト(edge light type)等のいくつかの種類がある。
【0004】
図2は、図1における2−2断面模式図であり、直下式のバックライトモジュール21が示されている。直下式バックライトモジュール21は、ハウジング70、ハウジング70の下表層に配置される反射シート60、ハウジング70の下部に配置される蛍光陰極管等のランプ50、ハウジング70の上層に配置される拡散シート40、拡散シート40の上部に配置されるプリズムシート30を含む。ランプ50は液晶パネル10のディスプレイエリアの中に一定の間隔を置いて配置されているため、液晶パネルの輝度の分布は均等になりにくい。また、液晶パネル10のTFT(薄膜トランジスタ)スイッチング素子がバックライト源の熱により損傷を受ける可能性もある。
【0005】
従って、ランプ50と拡散シート40との間にはいくらかの距離や空間が必要とされる。この距離や空間は、典型的には、ハウジング70中に配置される支持台55により提供される。これらの必要とされる構造的要因により、直下式バックライトモジュール21の厚みを減少させるのは非常に困難となっている。
【0006】
図3は、図1における2−2断面模式図であり、エッジライト方式のバックライトモジュール22を示す。エッジライト方式のバックライトモジュール22は、光ガイド80、光ガイド80の少なくとも一方の端部につけられたランプ50、及びランプ50を取り囲むU字形の反射材61を含む。反射材61の開口部は光ガイド80の端部に配置され、反射シート60は光ガイド80の下方に配置され、拡散シート40は光ガイド80の上方に配置され、プリズムシート30は拡散シート40の上方に配置されている。ランプ50は光ガイド80の端部に配置されているため、LCDの厚みは比較的薄くすることが可能となる。
【0007】
光ガイド80は、光ガイド80の中において光を散乱し液晶パネル10を照明するため少なくとも一方の表面に印刷されたドットパターン、もしくはV字型の刻み模様を有している。光ガイド80は、典型的にはPMMAをプレス成形もしくは射出成形の過程により製造される。拡散シート40は、光ガイド80の上方に設置され、典型的には半透明PETもしくはポリカーボネートで製造されるので、光ガイド80から放出された光をさらに均等に拡散することができる。プリズムシート30は、拡散シート40の上方に配置され、拡散シート40から拡散された光を垂直方向に集めることができる。
【0008】
液晶パネル10は、一方の偏光方向の光のみ透過し、他方の偏光方向の光は吸収する偏光シートを有しているため、約50%の光のエネルギーが光の偏光シート透過時に失われる。
従って、偏光リサイクルフィルム35が特徴的にプリズムシート30の上方に配置され、他の偏光方向の光を反射し、その反射された光は光学素子によって下方に反射され、偏光方向を変えられた後に再利用され、液晶ディスプレイの輝度が向上する。
【0009】
しかしながら、上述の偏光リサイクルフィルムは特に3MTM社製、商品名:デュアル ブライトネス エンハンスメント フィルム(DBEF)として得ることができこれにより液晶ディスプレイは160〜170%の輝度に向上するが、非常に高価である。
さらに、近年液晶ディスプレイの面積が増加しているため、液晶ディスプレイのコストは、増加の一途をたどるであろう。
【0010】
そのため、液晶ディスプレイのバックライトモジュールは、面積減少と同様に、能力効率及び画面輝度の増加、均一な明るさの供給、低消費エネルギー及び低コストの要求を満たさなければならない。
これらの要求を満足させるよう試みている先行技術は、例えばLeeらにより2000年12月26日に発行された米国特許番号:6,164,790、Hookerらにより1995年12月19日に発行された米国特許番号:5,477,422、Ciupkeらにより1996年1月16日に発行された米国特許番号:5,485,354、である。
これらの特許は全て参考とすることができる。しかしながら、これらの特許のバックライトモジュールや、他の先行技術は未だ上記の要求を満たすものではない。
【0011】
さらに、Onishiらにより2000年7月11日に発行された米国特許番号: 6,086,212は、光ガイドに設置された出力光変調器及び、光源と光ガイドとの間に設置された入射光変調器から構成されるバックライトユニットを提示している。
しかしながら、バックライトユニットの構造は複雑であり、液晶パネルの輝度は未だ大きく向上していない。
そのため、上記の要求を満たす液晶ディスプレイのバックライトモジュールを得ることが必要となる。
【特許文献1】
米国特許番号第6,086,212号明細書
【0012】
【発明が解決すべき課題】
本発明は、パネル光源のエネルギー効率、液晶ディスプレイの輝度を向上させた偏光液晶表示装置を供給するための、パネル光源装置を提供することを目的とする。
本発明は、低コストで製造することができ、パネル光源のエネルギー効率を高めることができるパネル光源を提供することを他の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は光源、該光源を取り囲む反射材、光ガイド、及び複数の金属グリッドワイヤからなるパネル光源装置を提供する。光ガイドは、光源に対向する入射面と出射面とを有する。光は光ガイドに入射面より透過され出射面より光ガイドの外に透過する。金属グリッドワイヤは入射面と光源の間に配置され、あらかじめ偏光された光は透過し、残りの光を反射する。
【0014】
本発明の他の側面によれば、本発明は液晶ディスプレイの液晶ディスプレイパネルを照明するためのバックライトモジュールを提供する。
バックライトモジュールは、光源、光源を取り囲む反射材、光ガイド及び金属グリッドワイヤからなる。光ガイドは、光源に対向する入射面と、散乱素子と、出射面を有する。光源から発された光は入射面から光ガイドに透過され、散乱素子により散乱され、その後出射面より光ガイドの外へ透過する。金属グリッドワイヤは、入射面と光源との間に配置され、あらかじめ偏光された光を透過し、残りの光を反射する。液晶ディスプレイはさらに、光ガイドの出射面と液晶パネルとの間に配置される光学フィルムから構成される。
【0015】
従って、本発明のバックライトモジュールもしくはパネル光源は、反射式偏光板を含み、これによりエネルギー効率を減少することなく偏光された光を供給することが可能となる。また、偏光された光は液晶ディスプレイの偏光フィルムを通り偏光フィルムによる光の吸収を最小限に押さえることができる。それゆえ、本発明のバックライトモジュールもしくはパネル光源は高価な光学フィルムを用いなくとも全体のエネルギー効率の向上、明るさの向上、液晶ディスプレイのコスト低下の要求を満たすことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の他の目的、効果及び新規な特徴は図面を参照しながら行われる以下の詳細な説明によって、より明らかとなる。
【0017】
図4に、本発明の第一の実施形態による液晶ディスプレイ100を示す。該液晶ディスプレイ100は、液晶パネル110及びバックライトモジュール120を含む。液晶パネル110は2つの透明基板112、114、及びその間に配置された液晶材料116を有する。液晶パネル110の透明基板112,114の外側表面は偏光シート118、119で覆われており、内側表面にはスイッチング素子が配され液晶材料116の分子の配置が変化し、画像を形成する。
【0018】
バックライトモジュール120は、液晶パネル110を照明するためのパネル照明装置として機能する。バックライトモジュール120は、光源150、光源150を取り囲むU字形反射材161、くさび型光ガイド180及び複数の光学フィルム、例えば拡散シート140及びプリズムシート130を含む。
【0019】
光源150は、冷陰極蛍光ランプ(CCFL)とすることができる。拡散シートは光ガイド180から放出された光をさらに均一に拡散するために用いられる。
プリズムシート130としては、3MTM社製商品名ブライトネス エンハンスメント フィルム II (BEF II)を用いることができ、該シートに垂直に光を集める。
光ガイド180には散乱素子182が配され、印刷されたドットパターンやV字型の刻み模様が光ガイドの下表面に設けられ、光ガイド180中の光を散乱するとともに光をライトガイド180の上表面もしくは出射面に送り出し、パネル光源に均等に供する。
光ガイド180は特にPMMAによりプレス成形もしくは射出成形の過程により製造される。光ガイド180はさらに、光ガイド180の端部に配置される反射材165を含み、光ガイド180に光を反射し戻す。
【0020】
光ガイド180の入射面184はさらに金属グリッドワイヤ190を有する。図5に示すように、金属グリッドワイヤ190は一定の間隔で直接入射面184上に形成されており、偏光され金属グリッドワイヤ190に垂直方向の光は光ガイド180に送られ、金属グリッドワイヤ190に平行方向の光は反射される。図4に示すように、光源150から放出された光は偏光されていない光(ランダム偏光)であり、金属グリッドワイヤ190に平行な偏光である成分P、及び金属グリッドワイヤに垂直な偏光である成分Vからなる。
【0021】
平行成分Pは金属グリッドワイヤ190により反射され、垂直成分Vは光ガイド180に送られる。従って、金属グリッドワイヤに垂直な偏光方向の光(垂直成分V)のみが金属グリッドワイヤを通り光ガイドに送られる。反射された光(平行成分P)はその後反射材161により反射され、偏光方向が変化し、金属グリッドワイヤ190を通り光ガイド180に送られる。光ガイド180中においては、偏光された光(垂直成分V)は散乱素子182によって散乱され、液晶ディスプレイパネル110に送られる。液晶ディスプレイパネル110に送られた光の偏光は実質的に金属グリッドワイヤ190に対して垂直である。従って液晶ディスプレイパネル110の偏光シート119により吸収される光は減少し、液晶ディスプレイ100の光効率は増加する。
【0022】
本発明によれば、金属グリッドワイヤ190は、アルミニウム、銀、銅、もしくは合金からなり、好ましくはアルミニウムからなる。図5に示すように、好ましくは、金属グリッドワイヤ190の間隔Pは約300nm以下であり、金属グリッドワイヤ190の厚さTは約30〜約200nmの間であり、金属グリッドワイヤ190の幅Wに対する間隔Pの比は約0.1〜約0.8である。
本発明によれば、金属グリッドワイヤ190はまた光ガイド180と光源150の間の基板上に形成することも可能であることは、技術に熟練した者にとっては明らかであろう。
【0023】
金属グリッドワイヤ190が反射タイプ(偏光線スプリッタ)の偏光板として機能していることは、技術に熟練した者にとっては明らかであろう。つまり、偏光板と平行な光を反射し、その後反射された光の偏光方向は反射材161により変化し、金属グリッドワイヤに送られ、その結果液晶ディスプレイ100の照明効率が向上する。
従って、他の反射タイプの偏光板、例えば、コレステリック液晶ポリマー、1/4λの薄膜コレステリック液晶ポリマー、及び上述の3MTM社製のDBEF等は、金属グリッドワイヤの代わりに用いることができる。
【0024】
液晶パネル110の偏光シート119の偏光方向は反射タイプの偏光板のそれに対応するので、液晶ディスプレイ100の輝度は向上することは、技術に熟練した者にとっては明らかであろう。一般に、液晶ディスプレイの配置により本発明のバックライトモジュール120は特に、横電解スイッチング方式、垂直配向方式、MVA(Multi−Domain Vertical Alignment)方式の薄膜トランジスタ(TFT)液晶ディスプレイパネルに適する。
【0025】
次に、図6に本発明の第二の好ましい実施の形態である液晶ディスプレイ200を表す。液晶ディスプレイ200は、概して液晶ディスプレイ100と同様であり、類似の要素は同じような数字で示されている。液晶ディスプレイ200は光ガイド280のそれぞれ反対側の両端に配置される二つの光源250を有する後方光ガイド220を有する。光ガイド280は実質的に立方形で、二組の金属グリッドワイヤ290が、それぞれ二つの光源250と光ガイド280の端部の間に配置され、入ってくる光を偏光させる。液晶ディスプレイ200の機能及び原理は、第一の実施形態である液晶ディスプレイ100と同様であり、簡潔にするため繰り返し記述しない。
【0026】
次に図7において、本発明の第三の実施形態である液晶ディスプレイ300を示す。液晶ディスプレイ300は概して液晶ディスプレイ100と同様であり、類似の要素は同じような数字で示されている。液晶ディスプレイ300は、それぞれ光ガイド380の三箇所の端部に配置される三つの光源350を有する後方光ガイド320からなる。光ガイド380の三箇所の端部と光源350との間には金属グリッドワイヤ390が配置される。液晶ディスプレイ300の機能及び原理は、第一の実施形態である液晶ディスプレイ100と同様であり、簡潔にするため繰り返し記述しない。
【0027】
次に図8において、本発明の第四の実施形態である液晶ディスプレイ400を示す。液晶ディスプレイ400は概して液晶ディスプレイ100と同様であり、類似の要素は同じような数字で示されている。液晶ディスプレイ400は、それぞれ光ガイド480の四箇所の端部に配置される四つの光源450を有する後方光ガイド420からなる。光ガイド480の四箇所の端部と光源450との間には金属グリッドワイヤ490が配置される。液晶ディスプレイ400の機能及び原理は、第一の実施形態である液晶ディスプレイ100と同様であり、簡潔にするため繰り返し記述しない。
【0028】
前記の説明のとおり、本発明によるバックライトモジュールもしくはパネル光源は、液晶ディスプレイの偏光フィルムを通る偏光された光を供給するため、偏光フィルムに吸収される光を最小限にすることが可能となる。従って、本発明によるバックライトモジュールもしくはパネル光源は高価な光学フィルムを用いることなく、全体のエネルギー効率の向上、明るさの向上、コスト低下等の要求を満たすことができる。
【0029】
以上、好ましい実施形態により本発明を説明してきたが、本発明はこの範囲に限られない。その他多くの変容例や変形例が、特許請求の範囲に記載されている本発明の要旨及び範囲から逸脱しうることなくなし得ることは理解できるであろう。
【0030】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明に係る液晶ディスプレイのバックライトモジュール及びパネル光源装置によれば、高輝度、均一な明るさ、低消費エネルギー及び低コスト等の要求を満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術の液晶ディスプレイの透視分解模式図である。
【図2】先行技術の直下式バックライトモジュールの、図1における2−2断面模式図である。
【図3】先行技術のエッジライト式のバックライトモジュールの、図1における2−2断面模式図である。
【図4】本発明の第一の実施形態による液晶ディスプレイの断面模式図である。
【図5】本発明の第一の実施形態による光ガイドの入射面の一部拡大透視模式図である。
【図6】本発明の第二の実施形態による液晶ディスプレイの断面模式図である。
【図7】本発明の第三の実施形態による液晶ディスプレイの断面模式図である。
【図8】本発明の第四の実施形態による液晶ディスプレイの断面模式図である。
【符号の説明】
10 :液晶パネル
11 :ケース
12 :ケース
20 :バックライトユニット
21 :直下式バックライトモジュール
22 :エッジライト式バックライトモジュール
30 :プリズムシート
35 :偏光リサイクルフィルム
40 :拡散シート
50 :ランプ
60 :反射シート
61 :反射材
70 :ハウジング
80 :光ガイド
100:液晶ディスプレイ
110:液晶パネル
112:透明基板
114:透明基板
116:液晶材料
118:偏光シート
119:偏光シート
120:バックライトモジュール
130:プリズムシート
140:拡散シート
150:光源
161:U字形反射材
165:反射材
180:くさび形光ガイド
182:散乱素子
184:入射面
190:金属グリッドワイヤ
200:液晶ディスプレイ
220:後方光ガイド
250:光源
280;光ガイド
290:金属グリッドワイヤ
300:液晶ディスプレイ
320:後方光ガイド
350:光源
380;光ガイド
390:金属グリッドワイヤ
400:液晶ディスプレイ
420:後方光ガイド
450:光源
480;光ガイド
490:金属グリッドワイヤ
【発明の属する技術分野】
本発明は、全般的には液晶表示装置(LCD)のパネル照明装置に関し、特に、バックライトモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
図1において、代表的な液晶表示装置の構造が表されている。一般的に、液晶表示装置は、2枚の基板とその間にシールされた液晶材料からなる液晶パネル10、該液晶パネル10の下側に配置されたバックライトユニット20、ケース11及び12を含む。
【0003】
バックライトユニット20は、光源により光を液晶パネル10の表面上に均等に拡散するために用いられる。バックライトユニット20には、直下式バックライト(direct back light type) 、エッジ式バックライト(edge light type)等のいくつかの種類がある。
【0004】
図2は、図1における2−2断面模式図であり、直下式のバックライトモジュール21が示されている。直下式バックライトモジュール21は、ハウジング70、ハウジング70の下表層に配置される反射シート60、ハウジング70の下部に配置される蛍光陰極管等のランプ50、ハウジング70の上層に配置される拡散シート40、拡散シート40の上部に配置されるプリズムシート30を含む。ランプ50は液晶パネル10のディスプレイエリアの中に一定の間隔を置いて配置されているため、液晶パネルの輝度の分布は均等になりにくい。また、液晶パネル10のTFT(薄膜トランジスタ)スイッチング素子がバックライト源の熱により損傷を受ける可能性もある。
【0005】
従って、ランプ50と拡散シート40との間にはいくらかの距離や空間が必要とされる。この距離や空間は、典型的には、ハウジング70中に配置される支持台55により提供される。これらの必要とされる構造的要因により、直下式バックライトモジュール21の厚みを減少させるのは非常に困難となっている。
【0006】
図3は、図1における2−2断面模式図であり、エッジライト方式のバックライトモジュール22を示す。エッジライト方式のバックライトモジュール22は、光ガイド80、光ガイド80の少なくとも一方の端部につけられたランプ50、及びランプ50を取り囲むU字形の反射材61を含む。反射材61の開口部は光ガイド80の端部に配置され、反射シート60は光ガイド80の下方に配置され、拡散シート40は光ガイド80の上方に配置され、プリズムシート30は拡散シート40の上方に配置されている。ランプ50は光ガイド80の端部に配置されているため、LCDの厚みは比較的薄くすることが可能となる。
【0007】
光ガイド80は、光ガイド80の中において光を散乱し液晶パネル10を照明するため少なくとも一方の表面に印刷されたドットパターン、もしくはV字型の刻み模様を有している。光ガイド80は、典型的にはPMMAをプレス成形もしくは射出成形の過程により製造される。拡散シート40は、光ガイド80の上方に設置され、典型的には半透明PETもしくはポリカーボネートで製造されるので、光ガイド80から放出された光をさらに均等に拡散することができる。プリズムシート30は、拡散シート40の上方に配置され、拡散シート40から拡散された光を垂直方向に集めることができる。
【0008】
液晶パネル10は、一方の偏光方向の光のみ透過し、他方の偏光方向の光は吸収する偏光シートを有しているため、約50%の光のエネルギーが光の偏光シート透過時に失われる。
従って、偏光リサイクルフィルム35が特徴的にプリズムシート30の上方に配置され、他の偏光方向の光を反射し、その反射された光は光学素子によって下方に反射され、偏光方向を変えられた後に再利用され、液晶ディスプレイの輝度が向上する。
【0009】
しかしながら、上述の偏光リサイクルフィルムは特に3MTM社製、商品名:デュアル ブライトネス エンハンスメント フィルム(DBEF)として得ることができこれにより液晶ディスプレイは160〜170%の輝度に向上するが、非常に高価である。
さらに、近年液晶ディスプレイの面積が増加しているため、液晶ディスプレイのコストは、増加の一途をたどるであろう。
【0010】
そのため、液晶ディスプレイのバックライトモジュールは、面積減少と同様に、能力効率及び画面輝度の増加、均一な明るさの供給、低消費エネルギー及び低コストの要求を満たさなければならない。
これらの要求を満足させるよう試みている先行技術は、例えばLeeらにより2000年12月26日に発行された米国特許番号:6,164,790、Hookerらにより1995年12月19日に発行された米国特許番号:5,477,422、Ciupkeらにより1996年1月16日に発行された米国特許番号:5,485,354、である。
これらの特許は全て参考とすることができる。しかしながら、これらの特許のバックライトモジュールや、他の先行技術は未だ上記の要求を満たすものではない。
【0011】
さらに、Onishiらにより2000年7月11日に発行された米国特許番号: 6,086,212は、光ガイドに設置された出力光変調器及び、光源と光ガイドとの間に設置された入射光変調器から構成されるバックライトユニットを提示している。
しかしながら、バックライトユニットの構造は複雑であり、液晶パネルの輝度は未だ大きく向上していない。
そのため、上記の要求を満たす液晶ディスプレイのバックライトモジュールを得ることが必要となる。
【特許文献1】
米国特許番号第6,086,212号明細書
【0012】
【発明が解決すべき課題】
本発明は、パネル光源のエネルギー効率、液晶ディスプレイの輝度を向上させた偏光液晶表示装置を供給するための、パネル光源装置を提供することを目的とする。
本発明は、低コストで製造することができ、パネル光源のエネルギー効率を高めることができるパネル光源を提供することを他の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は光源、該光源を取り囲む反射材、光ガイド、及び複数の金属グリッドワイヤからなるパネル光源装置を提供する。光ガイドは、光源に対向する入射面と出射面とを有する。光は光ガイドに入射面より透過され出射面より光ガイドの外に透過する。金属グリッドワイヤは入射面と光源の間に配置され、あらかじめ偏光された光は透過し、残りの光を反射する。
【0014】
本発明の他の側面によれば、本発明は液晶ディスプレイの液晶ディスプレイパネルを照明するためのバックライトモジュールを提供する。
バックライトモジュールは、光源、光源を取り囲む反射材、光ガイド及び金属グリッドワイヤからなる。光ガイドは、光源に対向する入射面と、散乱素子と、出射面を有する。光源から発された光は入射面から光ガイドに透過され、散乱素子により散乱され、その後出射面より光ガイドの外へ透過する。金属グリッドワイヤは、入射面と光源との間に配置され、あらかじめ偏光された光を透過し、残りの光を反射する。液晶ディスプレイはさらに、光ガイドの出射面と液晶パネルとの間に配置される光学フィルムから構成される。
【0015】
従って、本発明のバックライトモジュールもしくはパネル光源は、反射式偏光板を含み、これによりエネルギー効率を減少することなく偏光された光を供給することが可能となる。また、偏光された光は液晶ディスプレイの偏光フィルムを通り偏光フィルムによる光の吸収を最小限に押さえることができる。それゆえ、本発明のバックライトモジュールもしくはパネル光源は高価な光学フィルムを用いなくとも全体のエネルギー効率の向上、明るさの向上、液晶ディスプレイのコスト低下の要求を満たすことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の他の目的、効果及び新規な特徴は図面を参照しながら行われる以下の詳細な説明によって、より明らかとなる。
【0017】
図4に、本発明の第一の実施形態による液晶ディスプレイ100を示す。該液晶ディスプレイ100は、液晶パネル110及びバックライトモジュール120を含む。液晶パネル110は2つの透明基板112、114、及びその間に配置された液晶材料116を有する。液晶パネル110の透明基板112,114の外側表面は偏光シート118、119で覆われており、内側表面にはスイッチング素子が配され液晶材料116の分子の配置が変化し、画像を形成する。
【0018】
バックライトモジュール120は、液晶パネル110を照明するためのパネル照明装置として機能する。バックライトモジュール120は、光源150、光源150を取り囲むU字形反射材161、くさび型光ガイド180及び複数の光学フィルム、例えば拡散シート140及びプリズムシート130を含む。
【0019】
光源150は、冷陰極蛍光ランプ(CCFL)とすることができる。拡散シートは光ガイド180から放出された光をさらに均一に拡散するために用いられる。
プリズムシート130としては、3MTM社製商品名ブライトネス エンハンスメント フィルム II (BEF II)を用いることができ、該シートに垂直に光を集める。
光ガイド180には散乱素子182が配され、印刷されたドットパターンやV字型の刻み模様が光ガイドの下表面に設けられ、光ガイド180中の光を散乱するとともに光をライトガイド180の上表面もしくは出射面に送り出し、パネル光源に均等に供する。
光ガイド180は特にPMMAによりプレス成形もしくは射出成形の過程により製造される。光ガイド180はさらに、光ガイド180の端部に配置される反射材165を含み、光ガイド180に光を反射し戻す。
【0020】
光ガイド180の入射面184はさらに金属グリッドワイヤ190を有する。図5に示すように、金属グリッドワイヤ190は一定の間隔で直接入射面184上に形成されており、偏光され金属グリッドワイヤ190に垂直方向の光は光ガイド180に送られ、金属グリッドワイヤ190に平行方向の光は反射される。図4に示すように、光源150から放出された光は偏光されていない光(ランダム偏光)であり、金属グリッドワイヤ190に平行な偏光である成分P、及び金属グリッドワイヤに垂直な偏光である成分Vからなる。
【0021】
平行成分Pは金属グリッドワイヤ190により反射され、垂直成分Vは光ガイド180に送られる。従って、金属グリッドワイヤに垂直な偏光方向の光(垂直成分V)のみが金属グリッドワイヤを通り光ガイドに送られる。反射された光(平行成分P)はその後反射材161により反射され、偏光方向が変化し、金属グリッドワイヤ190を通り光ガイド180に送られる。光ガイド180中においては、偏光された光(垂直成分V)は散乱素子182によって散乱され、液晶ディスプレイパネル110に送られる。液晶ディスプレイパネル110に送られた光の偏光は実質的に金属グリッドワイヤ190に対して垂直である。従って液晶ディスプレイパネル110の偏光シート119により吸収される光は減少し、液晶ディスプレイ100の光効率は増加する。
【0022】
本発明によれば、金属グリッドワイヤ190は、アルミニウム、銀、銅、もしくは合金からなり、好ましくはアルミニウムからなる。図5に示すように、好ましくは、金属グリッドワイヤ190の間隔Pは約300nm以下であり、金属グリッドワイヤ190の厚さTは約30〜約200nmの間であり、金属グリッドワイヤ190の幅Wに対する間隔Pの比は約0.1〜約0.8である。
本発明によれば、金属グリッドワイヤ190はまた光ガイド180と光源150の間の基板上に形成することも可能であることは、技術に熟練した者にとっては明らかであろう。
【0023】
金属グリッドワイヤ190が反射タイプ(偏光線スプリッタ)の偏光板として機能していることは、技術に熟練した者にとっては明らかであろう。つまり、偏光板と平行な光を反射し、その後反射された光の偏光方向は反射材161により変化し、金属グリッドワイヤに送られ、その結果液晶ディスプレイ100の照明効率が向上する。
従って、他の反射タイプの偏光板、例えば、コレステリック液晶ポリマー、1/4λの薄膜コレステリック液晶ポリマー、及び上述の3MTM社製のDBEF等は、金属グリッドワイヤの代わりに用いることができる。
【0024】
液晶パネル110の偏光シート119の偏光方向は反射タイプの偏光板のそれに対応するので、液晶ディスプレイ100の輝度は向上することは、技術に熟練した者にとっては明らかであろう。一般に、液晶ディスプレイの配置により本発明のバックライトモジュール120は特に、横電解スイッチング方式、垂直配向方式、MVA(Multi−Domain Vertical Alignment)方式の薄膜トランジスタ(TFT)液晶ディスプレイパネルに適する。
【0025】
次に、図6に本発明の第二の好ましい実施の形態である液晶ディスプレイ200を表す。液晶ディスプレイ200は、概して液晶ディスプレイ100と同様であり、類似の要素は同じような数字で示されている。液晶ディスプレイ200は光ガイド280のそれぞれ反対側の両端に配置される二つの光源250を有する後方光ガイド220を有する。光ガイド280は実質的に立方形で、二組の金属グリッドワイヤ290が、それぞれ二つの光源250と光ガイド280の端部の間に配置され、入ってくる光を偏光させる。液晶ディスプレイ200の機能及び原理は、第一の実施形態である液晶ディスプレイ100と同様であり、簡潔にするため繰り返し記述しない。
【0026】
次に図7において、本発明の第三の実施形態である液晶ディスプレイ300を示す。液晶ディスプレイ300は概して液晶ディスプレイ100と同様であり、類似の要素は同じような数字で示されている。液晶ディスプレイ300は、それぞれ光ガイド380の三箇所の端部に配置される三つの光源350を有する後方光ガイド320からなる。光ガイド380の三箇所の端部と光源350との間には金属グリッドワイヤ390が配置される。液晶ディスプレイ300の機能及び原理は、第一の実施形態である液晶ディスプレイ100と同様であり、簡潔にするため繰り返し記述しない。
【0027】
次に図8において、本発明の第四の実施形態である液晶ディスプレイ400を示す。液晶ディスプレイ400は概して液晶ディスプレイ100と同様であり、類似の要素は同じような数字で示されている。液晶ディスプレイ400は、それぞれ光ガイド480の四箇所の端部に配置される四つの光源450を有する後方光ガイド420からなる。光ガイド480の四箇所の端部と光源450との間には金属グリッドワイヤ490が配置される。液晶ディスプレイ400の機能及び原理は、第一の実施形態である液晶ディスプレイ100と同様であり、簡潔にするため繰り返し記述しない。
【0028】
前記の説明のとおり、本発明によるバックライトモジュールもしくはパネル光源は、液晶ディスプレイの偏光フィルムを通る偏光された光を供給するため、偏光フィルムに吸収される光を最小限にすることが可能となる。従って、本発明によるバックライトモジュールもしくはパネル光源は高価な光学フィルムを用いることなく、全体のエネルギー効率の向上、明るさの向上、コスト低下等の要求を満たすことができる。
【0029】
以上、好ましい実施形態により本発明を説明してきたが、本発明はこの範囲に限られない。その他多くの変容例や変形例が、特許請求の範囲に記載されている本発明の要旨及び範囲から逸脱しうることなくなし得ることは理解できるであろう。
【0030】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明に係る液晶ディスプレイのバックライトモジュール及びパネル光源装置によれば、高輝度、均一な明るさ、低消費エネルギー及び低コスト等の要求を満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術の液晶ディスプレイの透視分解模式図である。
【図2】先行技術の直下式バックライトモジュールの、図1における2−2断面模式図である。
【図3】先行技術のエッジライト式のバックライトモジュールの、図1における2−2断面模式図である。
【図4】本発明の第一の実施形態による液晶ディスプレイの断面模式図である。
【図5】本発明の第一の実施形態による光ガイドの入射面の一部拡大透視模式図である。
【図6】本発明の第二の実施形態による液晶ディスプレイの断面模式図である。
【図7】本発明の第三の実施形態による液晶ディスプレイの断面模式図である。
【図8】本発明の第四の実施形態による液晶ディスプレイの断面模式図である。
【符号の説明】
10 :液晶パネル
11 :ケース
12 :ケース
20 :バックライトユニット
21 :直下式バックライトモジュール
22 :エッジライト式バックライトモジュール
30 :プリズムシート
35 :偏光リサイクルフィルム
40 :拡散シート
50 :ランプ
60 :反射シート
61 :反射材
70 :ハウジング
80 :光ガイド
100:液晶ディスプレイ
110:液晶パネル
112:透明基板
114:透明基板
116:液晶材料
118:偏光シート
119:偏光シート
120:バックライトモジュール
130:プリズムシート
140:拡散シート
150:光源
161:U字形反射材
165:反射材
180:くさび形光ガイド
182:散乱素子
184:入射面
190:金属グリッドワイヤ
200:液晶ディスプレイ
220:後方光ガイド
250:光源
280;光ガイド
290:金属グリッドワイヤ
300:液晶ディスプレイ
320:後方光ガイド
350:光源
380;光ガイド
390:金属グリッドワイヤ
400:液晶ディスプレイ
420:後方光ガイド
450:光源
480;光ガイド
490:金属グリッドワイヤ
Claims (20)
- 光源と、
入射面及び出射面を有し、入射面から光ガイドへ光が送られ、その後出射面から光ガイドの外に光が送られる光ガイドと、
入射面と光源の間に配置され、あらかじめ偏光された光を通し残りの光を反射する、複数の金属グリッドワイヤと、
からなるパネル光源装置。 - 前記光ガイドを取り囲む反射材をさらに含む、請求項1に記載のパネル光源装置。
- 前記光ガイドはさらに複数の拡散素子を含み、入射光を拡散し、出射面から入射光を発する、請求項1に記載のパネル光源装置。
- 前記金属グリッドワイヤはアルミニウムで製造されている、請求項1に記載のパネル光源装置。
- 前記金属グリッドワイヤは、アルミニウム、銀、銅、及び合金、或いはこれらの組合せから選択される材料により製造されている、請求項1に記載のパネル光源装置。
- 前記金属グリッドワイヤの間隔は約300nm以下である、請求項1に記載のパネル光源装置。
- 前記金属グリッドワイヤの厚さは、約30nm〜約200nmの範囲である、請求項1に記載のパネル光源装置。
- 前記金属グリッドワイヤの幅と間隔の比は、約0.1〜約0.8の範囲である、請求項1に記載のパネル光源装置。
- 前記金属グリッドワイヤは光ガイド上に直接設けられている、請求項1に記載のパネル光源装置。
- 光源と、
光源に対向する入射面と、出射面とを有し、光が入射面から光ガイドに送られ、出射面から光ガイドの外に送り出される光ガイドと、
光ガイドの入射面と光源との間に配置され、垂直な偏光を透過し残りの光を反射する、1/4λの薄膜コレステリック液晶ポリマーと、
からなるパネル光源装置。 - 前記光ガイドを取り囲む反射材をさらに含む、請求項10に記載のパネル光源装置。
- 前記光ガイドはさらに複数の拡散素子を含み、入射光を拡散し、出射面から入射光を発する、請求項10に記載のパネル光源装置。
- 液晶ディスプレイパネルと、
液晶ディスプレイパネルを照明するバックライトモジュールと、
光ガイドの出射面と液晶パネルの間に配置される複数の光学フィルムと、
からなる液晶ディスプレイであって、
前記バックライトモジュールは、
少なくとも一つの光源と、
光源を取り囲む少なくとも一つの反射材と、
光源から発された光が入射面から光ガイドに送られ、散乱素子により散乱され、その後出射面から光ガイドの外に送られる、光源に対向する少なくとも一つの入射面と、複数の散乱素子と、出射面と、
入射面と光源との間に配置され、垂直方向の偏光を送り出し、残りの光を反射する、少なくとも一組の金属グリッドワイヤと、
からなる、液晶ディスプレイ。 - 前記金属グリッドワイヤはアルミニウムで製造されている、請求項13に記載の液晶ディスプレイ。
- 前記金属グリッドワイヤは、アルミニウム、銀、銅、及び合金、或いはこれらの組合せから選択される材料により製造されている、請求項13に記載の液晶ディスプレイ。
- 前記金属グリッドワイヤの間隔は約300nm以下である、請求項13に記載の液晶ディスプレイ。
- 前記金属グリッドワイヤの厚さは、約30nm〜約200nmの範囲である、請求項13に記載の液晶ディスプレイ。
- 前記金属グリッドワイヤの幅と間隔の比は、約0.1〜約0.8の範囲である、請求項13に記載の液晶ディスプレイ。
- 前記光学フィルムは、
光ガイドから送られる光を散乱する、少なくとも一つの散乱シート、及び
垂直に光を集めるための、少なくとも一つのプリズムシート、
からなる、請求項13に記載の液晶ディスプレイ。 - 液晶ディスプレイパネルと、
液晶ディスプレイパネルを照明するバックライトモジュールと、
光ガイドの出射面と液晶パネルの間に配置される複数の光学フィルムと、
からなる液晶ディスプレイであって、
前記バックライトモジュールは、
少なくとも一つの光源と、
光源を取り囲む少なくとも一つの反射材と
光源から発された光が入射面から光ガイドに送られ、散乱素子により散乱され、その後出射面から光ガイドの外に送られる、光源に対向する少なくとも一つの入射面と、複数の散乱素子と、出射面と、
入射面と光源との間に配置され、垂直方向の偏光を送り出し、残りの光を反射する、1/4λの薄膜コレステリック液晶ポリマーと、
からなる、液晶ディスプレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002272186A JP2004063439A (ja) | 2002-09-18 | 2002-09-18 | 液晶表示装置用パネル光源及びバックライトモジュール |
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JP2002272186A JP2004063439A (ja) | 2002-09-18 | 2002-09-18 | 液晶表示装置用パネル光源及びバックライトモジュール |
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ID=31973207
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JP2002272186A Pending JP2004063439A (ja) | 2002-09-18 | 2002-09-18 | 液晶表示装置用パネル光源及びバックライトモジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004063439A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010541186A (ja) * | 2007-10-03 | 2010-12-24 | ヴィテラ、 エルエルシー | 異方位偏光導光部を備えた液晶ディスプレイ |
KR101211707B1 (ko) * | 2005-09-30 | 2012-12-12 | 엘지이노텍 주식회사 | 확산판과 이를 이용한 백라이트 유닛 |
KR101292582B1 (ko) * | 2006-04-28 | 2013-08-09 | 엘지디스플레이 주식회사 | 백라이트어셈블리 및 이를 이용한 액정표시장치모듈 |
-
2002
- 2002-09-18 JP JP2002272186A patent/JP2004063439A/ja active Pending
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