JP2004062445A - 釣果管理装置及び釣果管理システム並びに釣果管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが釣り場に関する情報を視覚的に容易に把握することができる釣果管理システム及び釣果管理方法並びに釣果管理プログラムを提供する。
【解決手段】サーバは、水中の様子を示す地図情報と、端末から送信されたポイント情報とを記憶し、端末からの要求を受けて地図情報およびポイント情報を端末へ送信する。端末は、サーバから送信された地図情報およびポイント情報を表示し、ポイント情報を携帯端末から受けて記憶すると共にポイント情報をサーバへ送信する。携帯端末は、端末から受けた地図情報およびポイント情報を記憶し、これを表示すると共に、ユーザが入力するポイント情報を記憶する。
【選択図】 図1
【解決手段】サーバは、水中の様子を示す地図情報と、端末から送信されたポイント情報とを記憶し、端末からの要求を受けて地図情報およびポイント情報を端末へ送信する。端末は、サーバから送信された地図情報およびポイント情報を表示し、ポイント情報を携帯端末から受けて記憶すると共にポイント情報をサーバへ送信する。携帯端末は、端末から受けた地図情報およびポイント情報を記憶し、これを表示すると共に、ユーザが入力するポイント情報を記憶する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特定の釣り場情報と共に釣果を記録管理する釣果管理システム及び釣果管理方法並びに釣果管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、釣りをする上でより良い釣果をあげるためには、例えば同じ湖や海の上でもできるだけ魚のいる確率の高いポイントを釣り場に決めることが重要である。
魚のいる確率が高い場所、すなわち魚が好む場所は、湖底の形状による水の流れや岩、水草の場所等様々な要因によって異なり、これらを正確に把握することが必要となる。従来、例えば湖底の形状を把握する方法として、2次元の細かい等深線の詳細地図を用いたり、魚群探知機と呼ばれるソナーを用いて実際の湖底の様子を調べて釣りのポイントを決めるための参考情報としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、2次元の等深線図やソナーから出力される湖底の形状を示すデータから実際の様子をイメージすることは、こういった情報を扱うことに慣れていないユーザにとっては、非常に難しい。まして、例えば、こういったデータから地形をイメージし、さらにその地形に基づいて水の流れを予測することはかなりの困難な作業であった。
また、過去に魚が釣れたポイントや岩、水草の場所等を記録しておき、上述の作業と同様に、これらの記録結果をイメージの中に重ね合わせることも難しかった。
【0004】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、ユーザが釣り場に関する情報を視覚的に容易に把握することができる釣果管理システム及び釣果管理方法並びに釣果管理プログラムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の課題を解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明は、水中の様子を示す3次元立体図を記憶する記憶手段と、ユーザが釣り場周辺の水中対象物の位置情報及び前記釣り場における釣果情報からなるポイント情報を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された釣り場におけるポイント情報を前記3次元立体図と関連付けて前記記憶部に書き込むマーキング手段と、前記ポイント情報がマーキングされた3次元立体図を表示する表示手段と
を具備することを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記釣果管理装置が出力する前記ポイント情報がマーキングされた3次元立体図を入力する入力手段と、現在位置を認識するGPSと、該GPSが出力する現在位置から前記3次元立体図にマーキングされた釣り場までの案内情報を示す案内表示手段とを具備する携帯端末を設けたことを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記案内情報表示手段は、ユーザが前記釣り場に近づいて所定の半径に入る毎に、ユーザに前記釣り場から所定の半径内に入ったことを知らせることを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、携帯端末と、前記携帯端末とデータの授受を行う端末と、前記端末とネットワークを介して接続されたサーバとからなる釣果管理システムにおいて、前記サーバは、水中の様子を示す地図情報と、前記端末から送信されたポイント情報とを記憶するデータベースと、端末からの要求を受けて前記データベース内の地図情報およびポイント情報を前記端末へ送信する手段とを具備し、前記端末は、前記サーバから送信された地図情報およびポイント情報を表示する表示手段と、ポイント情報を前記携帯端末から受けて内部の記憶部に記憶させる手段と、該記憶部内のポイント情報を前記サーバへ送信する送信手段とを具備し、前記携帯端末は、前記端末から受けた地図情報およびポイント情報を記憶する第1の記憶手段と、該第1の記憶手段内の情報を表示する表示手段と、ポイント情報を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力されたポイント情報を記憶する第2の記憶手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
請求項5に記載の発明は、水中の様子を示す3次元立体図を記憶する記憶部より該3次元立体図を読み出して表示する第1の処理と、ユーザが釣り場周辺の水中対象物の位置情報及び前記釣り場における釣果情報からなるポイント情報を該3次元立体図上に入力すると、入力された釣り場におけるポイント情報を前記3次元立体図と関連付けて前記記憶部に書き込むことによりマーキングする第2の処理と、前記ポイント情報がマーキングされた3次元立体図を表示する第3の処理とをコンピュータに実行させるための釣果管理プログラムである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明する。図1は、本実施例の釣果管理システムの全体構成を示すブロック図である。本実施例の釣果管理システムは、端末1、サーバ2、PDA7によって構成される。
端末1は、釣りをするユーザの自宅等に設置され、ユーザが釣り場周辺の水中対象物の位置情報や釣り場における釣果情報からなるポイント情報を管理するための端末である。
サーバ2は、ネットワークを介して複数の端末1と接続され、端末1が個々に管理するポイント情報を受けて、釣果DB(=データベース)・3、湖底情報DB・4に格納し、管理を行う。
釣果DB・3には、釣り場における釣果情報として、例えば釣れた魚の名前、魚が釣れた位置、魚が釣れた時のボートの場所、釣行日時、釣行時の天気、気温、風向き、気圧、水温等が入力される。湖底情報DB・4には、釣り場周辺の水中対象物の位置情報として、岩、水草、漁礁、沈没船、オダ、杭、捨て網等が入力される。
また、サーバ2は、地図DB・5を有しており、この地図DB・5には、国土地理院が発行している湖沼図等に基づいて作成された、2次元平面地図と、対応する3次元立体図が記憶されている。なお、端末1にも同様に、予めサーバ2より地図DB・5に記憶された2次元平面地図と、対応する3次元立体図を受けて、記憶部に記憶しておいても良い。
【0011】
携帯端末であるPDA7は、メモリカード9等の記録媒体を用いて、端末1とポイント情報等のデータの受け渡しを行う端末であり、端末1を管理しているユーザが、釣り場に持って行き、例えば、海や湖の上に浮かべたボートで使用することができる。
また、PDA7は、GPS(Global Positioning System)を用いて、ユーザの現在位置を認識し、例えば、端末1から受けたポイント情報に基づいて前回釣りをした釣り場までの案内情報を示す。
魚群探知機8はソナー機能を有し、ユーザはこれを用いて湖底の形状や物体が示されたソナー画像撮影し、これをPDA7に表示されるポイント情報と比較することができる。
【0012】
次に、本実施形態における釣果管理システムの動作について説明する。
ユーザが、釣りに行く計画立てる場合、まず釣り場の下調べを端末1を用いて行う。すなわち、ユーザが、初めて行く釣り場のポイント情報を見たい場合、端末1は、記憶部に記憶された湖沼図を検索し、該当する湖沼図があれば、これを表示する。一方、該当するものがなければ、端末1は、サーバ2に対して湖沼図要求を送信する。サーバ2は、湖沼図要求を受けて、該当する湖沼図を地図DB・5から検索し、端末1に対して該当する湖沼図の地図データを送信する。端末1は、これを受けて表示する。図2に端末1に表示される水中の様子を示す2次元平面図である地図と、これに対応する3次元立体図を示す。
【0013】
図2の左側に示される2次元平面図は、湖の底の形状を等深線図を用いて示したものであり、拡大・縮小をおこなうことができる。また、図2の右側に示される3次元立体図は、2次元平面図に基づいて、作成されたものである。3次元立体図には、湖の水位に応じて、水面が表示されており、ユーザは、湖中の位置関係を視覚的に容易に把握することができる。また、中心に三角形状で示されたユーザの位置は、緯度・経度情報及び水面を基準とした深度情報に基づいて規定されており、ユーザの位置を変更することで、湖底の状態を任意の場所から確認することができる。また、2次元平面図と3次元立体図の表示は連動しており、ユーザが位置を変更すれば、この変更に対応して両方の表示が変更される。
なお、これらは、PDA7においても表示することができ、PDA7の処理能力があまり高くない場合は、2次元平面図のみを表示するようにしても良い。
【0014】
ユーザが、釣り場のより詳しいポイント情報を見たい場合、端末1は、釣り場周辺の水中対象物の位置情報や釣り場における釣果情報をサーバに対して要求する。サーバ2は、要求のあった釣り場におけるポイント情報を釣果DB・3と、湖底情報DB・4を参照して検索し、他のユーザが以前に該当するポイントに関して入力したポイント情報があれば、このポイント情報を端末1に対して送信する。端末1は、これを受けて、上述の2次元平面図と3次元立体図に重ね合わせる形で表示する。
図3に釣り場周辺の水中対象物の位置情報や釣り場における釣果情報が表示された2次元平面図を示す。2次元平面図上には、釣り場における釣果情報として、魚が釣れた位置、魚が釣れた時のボートの場所がアイコン形式で表示され、また、釣り場周辺の水中対象物の位置情報として、岩、水草、漁礁、沈没船、オダ、杭、捨て網等が同様にアイコン形式で表示される。
ユーザは、これらの情報を参考にして、今度自分が釣りをする計画の釣り場の位置を決め、2次元平面図上にアイコンを用いてマーキングしておくことができる。
このとき、より好適な例としては、従来釣り場の位置を示すアイコンとして使用されているアイコンとは別に、実際釣りをする場合にボートを留める場所を示すボートアイコンをマーキングすることが望ましい。すなわち、図4に示すように、釣り場におけるポイント情報で指定された魚アイコンの位置の垂直上方に、ブイアイコンをマーキングしておき、ブイアイコンからある程度の距離を置いた位置であり、かつ釣りを行う条件の良い場所を後述するPDA7による案内の目的地とする。
図4は釣り場周辺の水中対象物の位置情報や釣り場における釣果情報が表示された3次元立体図を示す。3次元立体図には、上述の2次元平面図上に表示されたアイコンが、個々のアイコンの深度情報に基づいて、湖の水面と共に表示される。
ユーザは、これら釣り場に関する情報を参考にして、岩、水草の場所を正確に把握することができ、また、例えば湖底の形状から湖における水の流れ等も予測しやすくなる。
また、例えばブイアイコンの位置での深さが浅い場合には、ボートが近づくことによって魚が逃げてしまうことを防ぐため、ボートアイコンの位置をブイアイコンよりさらにすこしだけ離して指定し、この指定場所へ案内をさせるという判断をユーザがより的確に行うことができる。
【0015】
以上、説明したように本実施形態の釣果管理システムにより、ユーザは、過去に魚が釣れたポイントや岩、水草の場所等を視覚的に容易に把握でき、これに基づいて、釣りの計画を立てることができる。
【0016】
次に、ユーザが実際に釣りに行く場合、ユーザは端末1でマーキングした釣り場に関する情報と、その釣り場における2次元平面図及び3次元平面図をメモリカード9等の記録媒体に出力し、このメモリカード9を用いて、PDA7にポイント情報と湖沼図データを入力する。
ユーザは、目的の湖でボートに乗って、さらに、上述の操作によりマーキングしておいた釣り場までの案内表示をPDA7に表示しようとする場合、PDA7は、GPSを用いてユーザの現在位置を認識した後、図5に示すように現在のボート位置と釣り場位置とを表示し、2点間の経路の案内を行う。すなわち、PDA7は、現在のボートの位置から釣り場までの方角を表示し、例えば、ユーザが釣り場に近づいて所定の半径に入る毎に、ユーザに釣り場から所定の半径内に入ったことを知らせる。図5においては、目的の釣り場位置を中心とした半径10m、50m、100mの同心円が表示されており、この半径中に入る毎にビーコンを鳴らす等して、ユーザを釣り場まで案内する。
【0017】
以上、説明したように本実施形態の釣果管理システムにより、ユーザは、確実に目的の釣り場まで到着することができる。
【0018】
ユーザは、目的の釣り場に到着し、釣りを行う場合、PDA7に表示された図4の3次元立体図を用いて、釣り場の周辺を確認する。実際の湖の状況は、月日の経過と共に微妙に変化している場合があるため、ユーザは、新たに気づいた岩や水草等を、PDA7に表示された2次元平面図及び3次元立体図上にさらにマーキングし、PDA7に記憶させておくことができる。
また、実際の湖底の地形も微妙に変化している場合もあるため、例えば、魚群探知機8のソナー機能を用いて、ボートで水面上を移動しながら湖底の形状や物体が示されたソナー画像撮影し、これをPDA7に表示されるポイント情報と比較してもよい。
さらに、実際に魚が釣れた場合、ユーザは、釣れた魚の名前、魚が釣れた位置、魚が釣れた時のボートの場所をPDA7に表示された2次元平面図及び3次元立体図上にさらにマーキングし、さらに、釣行日時、釣行時の天気、気温、風向き、気圧、水温等と共にPDA7に記憶させておくことができる。
このとき、さらに、例えば、使用したエサの種類、ルアー・フライ等の種類を記憶させてもよい。
【0019】
ユーザは、自宅に戻って、PDA7でマーキングした釣り場に関する情報と、その釣り場におけるソナー画像等を出力したメモリカード9を用いて、端末1にポイント情報と湖底データを入力する。
【0020】
端末1は、入力されたポイント情報と湖底データを適宜サーバ2に対して送信し、サーバ2は、これらの情報を釣果DB・3、湖底情報DB・4に記憶する。サーバ2は、上述したように他のユーザからポイント情報に関するデータ要求があると、要求データを検索し、要求元に送信する。
【0021】
以上、説明したように、本実施形態の釣果管理システムにより、ユーザは、他の複数のユーザと様々な釣り場におけるポイント情報を共有することが可能であり、欲しい情報がすばやく手に入る環境を提供することができる。
【0022】
なお、上述の端末、サーバ、PDAは内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した釣果管理処理に関する一連の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
【0023】
また、本実施例においては,ユーザが湖において釣果管理を行う場合について説明したが、本発明の適用可能範囲は湖に限られず、例えば、海や川などにおいても適用可能である。この場合、地図DB・5には例えば海上保安庁の発行する海図に基づいて作成された、2次元平面地図と、対応する3次元立体図が記憶されている。またこの時,端末1にも同様に、予めサーバ2より地図DB・5に記憶された2次元平面地図と、対応する3次元立体図を受けて、記憶部に記憶しておいても良い。
また、本実施例において使用される携帯端末であるPDAは、上述した釣果管理処理に関する一連の処理を実行可能な端末であれば適用することができ、例えば、ペンコンピュータ、タブレットPCであってもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明は、水中の様子を示す3次元立体図を記憶する記憶手段と、ユーザが釣り場周辺の水中対象物の位置情報及び釣り場における釣果情報からなるポイント情報を入力する入力手段と、入力手段によって入力された釣り場におけるポイント情報を3次元立体図と関連付けて記憶部に書き込むマーキング手段と、ポイント情報がマーキングされた3次元立体図を表示する表示手段とを具備するので、ユーザが釣り場に関する情報を視覚的に容易に把握することができる効果を得ることができる。
【0025】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、釣果管理装置が出力するポイント情報がマーキングされた3次元立体図を入力する入力手段と、現在位置を認識するGPSと、GPSが出力する現在位置から3次元立体図にマーキングされた釣り場までの案内情報を示す案内表示手段とを具備する携帯端末を設けたので、ユーザは、実際の釣り場において、現在位置から3次元立体図にマーキングされた釣り場までの位置を把握することができる。
【0026】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、案内情報は、ユーザが前記釣り場に近づいて所定の半径に入る毎に、ユーザに前記釣り場から所定の半径内に入ったことを知らせるので、ユーザは、確実に目的の釣り場まで到着することができる。
【0027】
請求項4に記載の発明は、携帯端末と、携帯端末とデータの授受を行う端末と、端末とネットワークを介して接続されたサーバとからなる釣果管理システムにおいて、サーバは、水中の様子を示す地図情報と、端末から送信されたポイント情報とを記憶するデータベースと、端末からの要求を受けてデータベース内の地図情報およびポイント情報を端末へ送信する手段とを具備し、端末は、サーバから送信された地図情報およびポイント情報を表示する表示手段と、ポイント情報を携帯端末から受けて内部の記憶部に記憶させる手段と、記憶部内のポイント情報をサーバへ送信する送信手段とを具備し、携帯端末は、端末から受けた地図情報およびポイント情報を記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段内の情報を表示する表示手段と、ポイント情報を入力する入力手段と、入力手段によって入力されたポイント情報を記憶する第2の記憶手段とを具備するので、ユーザは、他の複数のユーザと様々な釣り場におけるポイント情報を共有することが可能であり、欲しい情報がすばやく手に入る環境を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の釣果管理システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】端末1に表示される水中の様子を示す2次元平面図である地図と、これに対応する3次元立体図である。
【図3】釣り場周辺の水中対象物の位置情報や釣り場における釣果情報が表示された2次元平面図である。
【図4】釣り場周辺の水中対象物の位置情報や釣り場における釣果情報が表示された3次元立体図である。
【図5】PDA7が現在のボートの位置から釣り場までの方角を表示し、ユーザに釣り場から所定の半径内に入ったことを知らせる案内図である。
【符号の説明】
1…端末
2…サーバ
3…釣果DB
4…湖底情報DB
5…地図DB
6…GPS
7…PDA
8…魚群探知機
10…ネットワーク
【発明の属する技術分野】
本発明は、特定の釣り場情報と共に釣果を記録管理する釣果管理システム及び釣果管理方法並びに釣果管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、釣りをする上でより良い釣果をあげるためには、例えば同じ湖や海の上でもできるだけ魚のいる確率の高いポイントを釣り場に決めることが重要である。
魚のいる確率が高い場所、すなわち魚が好む場所は、湖底の形状による水の流れや岩、水草の場所等様々な要因によって異なり、これらを正確に把握することが必要となる。従来、例えば湖底の形状を把握する方法として、2次元の細かい等深線の詳細地図を用いたり、魚群探知機と呼ばれるソナーを用いて実際の湖底の様子を調べて釣りのポイントを決めるための参考情報としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、2次元の等深線図やソナーから出力される湖底の形状を示すデータから実際の様子をイメージすることは、こういった情報を扱うことに慣れていないユーザにとっては、非常に難しい。まして、例えば、こういったデータから地形をイメージし、さらにその地形に基づいて水の流れを予測することはかなりの困難な作業であった。
また、過去に魚が釣れたポイントや岩、水草の場所等を記録しておき、上述の作業と同様に、これらの記録結果をイメージの中に重ね合わせることも難しかった。
【0004】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、ユーザが釣り場に関する情報を視覚的に容易に把握することができる釣果管理システム及び釣果管理方法並びに釣果管理プログラムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の課題を解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明は、水中の様子を示す3次元立体図を記憶する記憶手段と、ユーザが釣り場周辺の水中対象物の位置情報及び前記釣り場における釣果情報からなるポイント情報を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された釣り場におけるポイント情報を前記3次元立体図と関連付けて前記記憶部に書き込むマーキング手段と、前記ポイント情報がマーキングされた3次元立体図を表示する表示手段と
を具備することを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記釣果管理装置が出力する前記ポイント情報がマーキングされた3次元立体図を入力する入力手段と、現在位置を認識するGPSと、該GPSが出力する現在位置から前記3次元立体図にマーキングされた釣り場までの案内情報を示す案内表示手段とを具備する携帯端末を設けたことを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記案内情報表示手段は、ユーザが前記釣り場に近づいて所定の半径に入る毎に、ユーザに前記釣り場から所定の半径内に入ったことを知らせることを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、携帯端末と、前記携帯端末とデータの授受を行う端末と、前記端末とネットワークを介して接続されたサーバとからなる釣果管理システムにおいて、前記サーバは、水中の様子を示す地図情報と、前記端末から送信されたポイント情報とを記憶するデータベースと、端末からの要求を受けて前記データベース内の地図情報およびポイント情報を前記端末へ送信する手段とを具備し、前記端末は、前記サーバから送信された地図情報およびポイント情報を表示する表示手段と、ポイント情報を前記携帯端末から受けて内部の記憶部に記憶させる手段と、該記憶部内のポイント情報を前記サーバへ送信する送信手段とを具備し、前記携帯端末は、前記端末から受けた地図情報およびポイント情報を記憶する第1の記憶手段と、該第1の記憶手段内の情報を表示する表示手段と、ポイント情報を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力されたポイント情報を記憶する第2の記憶手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
請求項5に記載の発明は、水中の様子を示す3次元立体図を記憶する記憶部より該3次元立体図を読み出して表示する第1の処理と、ユーザが釣り場周辺の水中対象物の位置情報及び前記釣り場における釣果情報からなるポイント情報を該3次元立体図上に入力すると、入力された釣り場におけるポイント情報を前記3次元立体図と関連付けて前記記憶部に書き込むことによりマーキングする第2の処理と、前記ポイント情報がマーキングされた3次元立体図を表示する第3の処理とをコンピュータに実行させるための釣果管理プログラムである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明する。図1は、本実施例の釣果管理システムの全体構成を示すブロック図である。本実施例の釣果管理システムは、端末1、サーバ2、PDA7によって構成される。
端末1は、釣りをするユーザの自宅等に設置され、ユーザが釣り場周辺の水中対象物の位置情報や釣り場における釣果情報からなるポイント情報を管理するための端末である。
サーバ2は、ネットワークを介して複数の端末1と接続され、端末1が個々に管理するポイント情報を受けて、釣果DB(=データベース)・3、湖底情報DB・4に格納し、管理を行う。
釣果DB・3には、釣り場における釣果情報として、例えば釣れた魚の名前、魚が釣れた位置、魚が釣れた時のボートの場所、釣行日時、釣行時の天気、気温、風向き、気圧、水温等が入力される。湖底情報DB・4には、釣り場周辺の水中対象物の位置情報として、岩、水草、漁礁、沈没船、オダ、杭、捨て網等が入力される。
また、サーバ2は、地図DB・5を有しており、この地図DB・5には、国土地理院が発行している湖沼図等に基づいて作成された、2次元平面地図と、対応する3次元立体図が記憶されている。なお、端末1にも同様に、予めサーバ2より地図DB・5に記憶された2次元平面地図と、対応する3次元立体図を受けて、記憶部に記憶しておいても良い。
【0011】
携帯端末であるPDA7は、メモリカード9等の記録媒体を用いて、端末1とポイント情報等のデータの受け渡しを行う端末であり、端末1を管理しているユーザが、釣り場に持って行き、例えば、海や湖の上に浮かべたボートで使用することができる。
また、PDA7は、GPS(Global Positioning System)を用いて、ユーザの現在位置を認識し、例えば、端末1から受けたポイント情報に基づいて前回釣りをした釣り場までの案内情報を示す。
魚群探知機8はソナー機能を有し、ユーザはこれを用いて湖底の形状や物体が示されたソナー画像撮影し、これをPDA7に表示されるポイント情報と比較することができる。
【0012】
次に、本実施形態における釣果管理システムの動作について説明する。
ユーザが、釣りに行く計画立てる場合、まず釣り場の下調べを端末1を用いて行う。すなわち、ユーザが、初めて行く釣り場のポイント情報を見たい場合、端末1は、記憶部に記憶された湖沼図を検索し、該当する湖沼図があれば、これを表示する。一方、該当するものがなければ、端末1は、サーバ2に対して湖沼図要求を送信する。サーバ2は、湖沼図要求を受けて、該当する湖沼図を地図DB・5から検索し、端末1に対して該当する湖沼図の地図データを送信する。端末1は、これを受けて表示する。図2に端末1に表示される水中の様子を示す2次元平面図である地図と、これに対応する3次元立体図を示す。
【0013】
図2の左側に示される2次元平面図は、湖の底の形状を等深線図を用いて示したものであり、拡大・縮小をおこなうことができる。また、図2の右側に示される3次元立体図は、2次元平面図に基づいて、作成されたものである。3次元立体図には、湖の水位に応じて、水面が表示されており、ユーザは、湖中の位置関係を視覚的に容易に把握することができる。また、中心に三角形状で示されたユーザの位置は、緯度・経度情報及び水面を基準とした深度情報に基づいて規定されており、ユーザの位置を変更することで、湖底の状態を任意の場所から確認することができる。また、2次元平面図と3次元立体図の表示は連動しており、ユーザが位置を変更すれば、この変更に対応して両方の表示が変更される。
なお、これらは、PDA7においても表示することができ、PDA7の処理能力があまり高くない場合は、2次元平面図のみを表示するようにしても良い。
【0014】
ユーザが、釣り場のより詳しいポイント情報を見たい場合、端末1は、釣り場周辺の水中対象物の位置情報や釣り場における釣果情報をサーバに対して要求する。サーバ2は、要求のあった釣り場におけるポイント情報を釣果DB・3と、湖底情報DB・4を参照して検索し、他のユーザが以前に該当するポイントに関して入力したポイント情報があれば、このポイント情報を端末1に対して送信する。端末1は、これを受けて、上述の2次元平面図と3次元立体図に重ね合わせる形で表示する。
図3に釣り場周辺の水中対象物の位置情報や釣り場における釣果情報が表示された2次元平面図を示す。2次元平面図上には、釣り場における釣果情報として、魚が釣れた位置、魚が釣れた時のボートの場所がアイコン形式で表示され、また、釣り場周辺の水中対象物の位置情報として、岩、水草、漁礁、沈没船、オダ、杭、捨て網等が同様にアイコン形式で表示される。
ユーザは、これらの情報を参考にして、今度自分が釣りをする計画の釣り場の位置を決め、2次元平面図上にアイコンを用いてマーキングしておくことができる。
このとき、より好適な例としては、従来釣り場の位置を示すアイコンとして使用されているアイコンとは別に、実際釣りをする場合にボートを留める場所を示すボートアイコンをマーキングすることが望ましい。すなわち、図4に示すように、釣り場におけるポイント情報で指定された魚アイコンの位置の垂直上方に、ブイアイコンをマーキングしておき、ブイアイコンからある程度の距離を置いた位置であり、かつ釣りを行う条件の良い場所を後述するPDA7による案内の目的地とする。
図4は釣り場周辺の水中対象物の位置情報や釣り場における釣果情報が表示された3次元立体図を示す。3次元立体図には、上述の2次元平面図上に表示されたアイコンが、個々のアイコンの深度情報に基づいて、湖の水面と共に表示される。
ユーザは、これら釣り場に関する情報を参考にして、岩、水草の場所を正確に把握することができ、また、例えば湖底の形状から湖における水の流れ等も予測しやすくなる。
また、例えばブイアイコンの位置での深さが浅い場合には、ボートが近づくことによって魚が逃げてしまうことを防ぐため、ボートアイコンの位置をブイアイコンよりさらにすこしだけ離して指定し、この指定場所へ案内をさせるという判断をユーザがより的確に行うことができる。
【0015】
以上、説明したように本実施形態の釣果管理システムにより、ユーザは、過去に魚が釣れたポイントや岩、水草の場所等を視覚的に容易に把握でき、これに基づいて、釣りの計画を立てることができる。
【0016】
次に、ユーザが実際に釣りに行く場合、ユーザは端末1でマーキングした釣り場に関する情報と、その釣り場における2次元平面図及び3次元平面図をメモリカード9等の記録媒体に出力し、このメモリカード9を用いて、PDA7にポイント情報と湖沼図データを入力する。
ユーザは、目的の湖でボートに乗って、さらに、上述の操作によりマーキングしておいた釣り場までの案内表示をPDA7に表示しようとする場合、PDA7は、GPSを用いてユーザの現在位置を認識した後、図5に示すように現在のボート位置と釣り場位置とを表示し、2点間の経路の案内を行う。すなわち、PDA7は、現在のボートの位置から釣り場までの方角を表示し、例えば、ユーザが釣り場に近づいて所定の半径に入る毎に、ユーザに釣り場から所定の半径内に入ったことを知らせる。図5においては、目的の釣り場位置を中心とした半径10m、50m、100mの同心円が表示されており、この半径中に入る毎にビーコンを鳴らす等して、ユーザを釣り場まで案内する。
【0017】
以上、説明したように本実施形態の釣果管理システムにより、ユーザは、確実に目的の釣り場まで到着することができる。
【0018】
ユーザは、目的の釣り場に到着し、釣りを行う場合、PDA7に表示された図4の3次元立体図を用いて、釣り場の周辺を確認する。実際の湖の状況は、月日の経過と共に微妙に変化している場合があるため、ユーザは、新たに気づいた岩や水草等を、PDA7に表示された2次元平面図及び3次元立体図上にさらにマーキングし、PDA7に記憶させておくことができる。
また、実際の湖底の地形も微妙に変化している場合もあるため、例えば、魚群探知機8のソナー機能を用いて、ボートで水面上を移動しながら湖底の形状や物体が示されたソナー画像撮影し、これをPDA7に表示されるポイント情報と比較してもよい。
さらに、実際に魚が釣れた場合、ユーザは、釣れた魚の名前、魚が釣れた位置、魚が釣れた時のボートの場所をPDA7に表示された2次元平面図及び3次元立体図上にさらにマーキングし、さらに、釣行日時、釣行時の天気、気温、風向き、気圧、水温等と共にPDA7に記憶させておくことができる。
このとき、さらに、例えば、使用したエサの種類、ルアー・フライ等の種類を記憶させてもよい。
【0019】
ユーザは、自宅に戻って、PDA7でマーキングした釣り場に関する情報と、その釣り場におけるソナー画像等を出力したメモリカード9を用いて、端末1にポイント情報と湖底データを入力する。
【0020】
端末1は、入力されたポイント情報と湖底データを適宜サーバ2に対して送信し、サーバ2は、これらの情報を釣果DB・3、湖底情報DB・4に記憶する。サーバ2は、上述したように他のユーザからポイント情報に関するデータ要求があると、要求データを検索し、要求元に送信する。
【0021】
以上、説明したように、本実施形態の釣果管理システムにより、ユーザは、他の複数のユーザと様々な釣り場におけるポイント情報を共有することが可能であり、欲しい情報がすばやく手に入る環境を提供することができる。
【0022】
なお、上述の端末、サーバ、PDAは内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した釣果管理処理に関する一連の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
【0023】
また、本実施例においては,ユーザが湖において釣果管理を行う場合について説明したが、本発明の適用可能範囲は湖に限られず、例えば、海や川などにおいても適用可能である。この場合、地図DB・5には例えば海上保安庁の発行する海図に基づいて作成された、2次元平面地図と、対応する3次元立体図が記憶されている。またこの時,端末1にも同様に、予めサーバ2より地図DB・5に記憶された2次元平面地図と、対応する3次元立体図を受けて、記憶部に記憶しておいても良い。
また、本実施例において使用される携帯端末であるPDAは、上述した釣果管理処理に関する一連の処理を実行可能な端末であれば適用することができ、例えば、ペンコンピュータ、タブレットPCであってもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明は、水中の様子を示す3次元立体図を記憶する記憶手段と、ユーザが釣り場周辺の水中対象物の位置情報及び釣り場における釣果情報からなるポイント情報を入力する入力手段と、入力手段によって入力された釣り場におけるポイント情報を3次元立体図と関連付けて記憶部に書き込むマーキング手段と、ポイント情報がマーキングされた3次元立体図を表示する表示手段とを具備するので、ユーザが釣り場に関する情報を視覚的に容易に把握することができる効果を得ることができる。
【0025】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、釣果管理装置が出力するポイント情報がマーキングされた3次元立体図を入力する入力手段と、現在位置を認識するGPSと、GPSが出力する現在位置から3次元立体図にマーキングされた釣り場までの案内情報を示す案内表示手段とを具備する携帯端末を設けたので、ユーザは、実際の釣り場において、現在位置から3次元立体図にマーキングされた釣り場までの位置を把握することができる。
【0026】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、案内情報は、ユーザが前記釣り場に近づいて所定の半径に入る毎に、ユーザに前記釣り場から所定の半径内に入ったことを知らせるので、ユーザは、確実に目的の釣り場まで到着することができる。
【0027】
請求項4に記載の発明は、携帯端末と、携帯端末とデータの授受を行う端末と、端末とネットワークを介して接続されたサーバとからなる釣果管理システムにおいて、サーバは、水中の様子を示す地図情報と、端末から送信されたポイント情報とを記憶するデータベースと、端末からの要求を受けてデータベース内の地図情報およびポイント情報を端末へ送信する手段とを具備し、端末は、サーバから送信された地図情報およびポイント情報を表示する表示手段と、ポイント情報を携帯端末から受けて内部の記憶部に記憶させる手段と、記憶部内のポイント情報をサーバへ送信する送信手段とを具備し、携帯端末は、端末から受けた地図情報およびポイント情報を記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段内の情報を表示する表示手段と、ポイント情報を入力する入力手段と、入力手段によって入力されたポイント情報を記憶する第2の記憶手段とを具備するので、ユーザは、他の複数のユーザと様々な釣り場におけるポイント情報を共有することが可能であり、欲しい情報がすばやく手に入る環境を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の釣果管理システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】端末1に表示される水中の様子を示す2次元平面図である地図と、これに対応する3次元立体図である。
【図3】釣り場周辺の水中対象物の位置情報や釣り場における釣果情報が表示された2次元平面図である。
【図4】釣り場周辺の水中対象物の位置情報や釣り場における釣果情報が表示された3次元立体図である。
【図5】PDA7が現在のボートの位置から釣り場までの方角を表示し、ユーザに釣り場から所定の半径内に入ったことを知らせる案内図である。
【符号の説明】
1…端末
2…サーバ
3…釣果DB
4…湖底情報DB
5…地図DB
6…GPS
7…PDA
8…魚群探知機
10…ネットワーク
Claims (5)
- 水中の様子を示す3次元立体図を記憶する記憶手段と、
ユーザが釣り場周辺の水中対象物の位置情報及び前記釣り場における釣果情報からなるポイント情報を入力する入力手段と、
前記入力手段によって入力された釣り場におけるポイント情報を前記3次元立体図と関連付けて前記記憶部に書き込むマーキング手段と、
前記ポイント情報がマーキングされた3次元立体図を表示する表示手段と
を具備することを特徴とする釣果管理装置。 - 前記釣果管理装置が出力する前記ポイント情報がマーキングされた3次元立体図を入力する入力手段と、現在位置を認識するGPSと、該GPSが出力する現在位置から前記3次元立体図にマーキングされた釣り場までの案内情報を示す案内表示手段とを具備する携帯端末を設けた
ことを特徴とする請求項1に記載の釣果管理装置。 - 前記案内情報表示手段は、ユーザが前記釣り場に近づいて所定の半径に入る毎に、ユーザに前記釣り場から所定の半径内に入ったことを知らせる
ことを特徴とする請求項2に記載の釣果管理装置。 - 携帯端末と、前記携帯端末とデータの授受を行う端末と、前記端末とネットワークを介して接続されたサーバとからなる釣果管理システムにおいて、
前記サーバは、水中の様子を示す地図情報と、前記端末から送信されたポイント情報とを記憶するデータベースと、端末からの要求を受けて前記データベース内の地図情報およびポイント情報を前記端末へ送信する手段とを具備し、
前記端末は、前記サーバから送信された地図情報およびポイント情報を表示する表示手段と、ポイント情報を前記携帯端末から受けて内部の記憶部に記憶させる手段と、該記憶部内のポイント情報を前記サーバへ送信する送信手段とを具備し、
前記携帯端末は、前記端末から受けた地図情報およびポイント情報を記憶する第1の記憶手段と、該第1の記憶手段内の情報を表示する表示手段と、ポイント情報を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力されたポイント情報を記憶する第2の記憶手段とを具備することを特徴とする釣果管理システム。 - 水中の様子を示す3次元立体図を記憶する記憶部より該3次元立体図を読み出して表示する第1の処理と、
ユーザが釣り場周辺の水中対象物の位置情報及び前記釣り場における釣果情報からなるポイント情報を該3次元立体図上に入力すると、入力された釣り場におけるポイント情報を前記3次元立体図と関連付けて前記記憶部に書き込むことによりマーキングする第2の処理と、
前記ポイント情報がマーキングされた3次元立体図を表示する第3の処理と
をコンピュータに実行させるための釣果管理プログラム。
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Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012055213A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Software Factory:Kk | 釣り支援装置 |
CN104236552A (zh) * | 2014-09-30 | 2014-12-24 | 金华雅奇电子科技有限公司 | 智能钓鱼地图系统 |
JP2021124370A (ja) * | 2020-02-05 | 2021-08-30 | 三菱電機株式会社 | 河川管理装置、河川管理支援システム、河川管理支援方法及び河川管理支援プログラム |
US11351454B2 (en) | 2015-12-21 | 2022-06-07 | Angler Labs Inc. | Angling apparatus to identify and notate angling events |
JP7545763B2 (ja) | 2022-08-23 | 2024-09-05 | 広東高馳運動科技股▲フン▼有限公司 | 釣魚軌跡生成方法、モバイル端末および記憶媒体 |
-
2002
- 2002-07-26 JP JP2002218704A patent/JP2004062445A/ja active Pending
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