JP2004057966A - Water cleaner - Google Patents
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- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
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- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水中に流れを起こすことにより、水質を改善する浄水機に関する。
【0002】
【従来の技術】
ダム、湖沼、池等の停滞水域では、栄養塩類の過度の流入や温度成層の形成などの原因により、藻類の異常発生、臭気の発生等の様々な問題が発生しており、水質の改善、及び水質悪化の防止が必要とされている。
【0003】
このような問題を解決する技術として、従来では、例えば、ブロワーやコンプレッサーにより水中に空気を吹き込む方法、気泡の上昇やポンプ、スクリューを用いて、水の循環を促す方法、陸上に設置したろ過装置などを用いる方法などが知られている。水の循環に関しては、例えば、浮遊式流水発生装置(特開平11−47794号公報)や、間欠式空気揚水筒(海洋工業株式会社製)のように、水中に垂直方向の昇流を生じさせる方式が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの従来の技術は、装置や運転にかかる費用が高額であるという問題、装置が大きく複雑であるという問題、水中に設置されるために維持管理が困難であるという問題などがあった。
【0005】
・例えば、特開平8−309336号公報に開示の装置は、微細気泡の吸着浮上により夾雑物を分離するが、さらに凝集剤を添加したり、オゾン処理をしたりと、複雑な装置で管理、操作が複雑であった。
【0006】
・例えば、特開平6−226293号公報に開示の装置は、水の改質浄化構造体と噴水を発生させることで水の改質を行うので、電力の設備などに費用がかかるうえに、設置場所の条件が重要であった。
【0007】
・例えば、特開2000−303438号公報に開示の装置は、吸水ポンプで水を引き上げ浄化するので、多くのエネルギーを要した。
【0008】
・例えば、特開2002−28690号公報に開示の装置は、浮き植生床を用いての浄化法で、デッドスペースがあり、水底の腐敗を解消することができなかった。
【0009】
・例えば、特開2001−104990号公報に開示の装置は、捕食分解を利用しており、殺菌や凝集の効果はなかった。
【0010】
・例えば、特開平6−269767号公報に開示の装置は、噴水で水を跳ね上げ、ポンプの羽根で水を切ったり、強い衝撃を加え、さらに凝集剤を加えており、生態系が破壊されていた。
【0011】
・例えば、特開平8−298894号公報に開示の養殖では、固形塩素錠剤を養殖池に投入して、水質の悪化を引き起こす汚泥を浄化し、さらに、汚泥を中央に集積するために水流装置を設けるので、大きな電力を要していた。
【0012】
本発明は、これらの問題を解決するため、安価で消費エネルギーが小さく、コンパクトで維持管理が容易な水質改善装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本装置の浄水機は、回動するフロートアームと、前記フロートアームに付帯する羽根と、駆動装置とからなる浄水機において、前記羽根の周辺速度が、0.1〜1.5m/秒であるようにフロートアームが回動される。
【0014】
また、前記羽根の枚数が3枚以上であること、換言すれば、フロートアームが3本以上で、該フロートアームに羽根が取り付けられていることが望ましい。前記羽根は、周端側に近づくにつれて水が回転の半径方向へ移動しやすい形状になっていることが好ましい。
【0015】
また、全体が水中に浮く浮力を有することが望ましく、より具体的には、フロートアームおよび固定アームの少なくとも一部が、空洞であることが望ましい。本発明の浄水機は、放射状に伸びたフロートアームが水面に位置し、該フロートアームにより駆動装置の動力を羽根に伝達する。羽根の動きにより水流が発生する。これにより、水中に循環流が生じる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明を、図面に従って説明する。
【0017】
図1は、本発明の浄水機の一実施例を示す側面図である。図2は、図1の実施例の駆動装置およびフロートアームなどを示す平面図である。水流を矢印で示している。
【0018】
本装置の浄水機は、駆動装置1に連結され、かつ回動されるフロートアーム2と、該フロートアーム2に付帯する羽根3と、固定部材4に保持される駆動装置1とからなる。
【0019】
固定部材4は、駆動装置1に連結されている。固定部材4は、例えば合成樹脂製で、中空であることが好ましい。固定部材4は、羽根3が水から受ける抵抗力の反作用として、駆動装置1が回転することを防止するためのものである。なお、固定部材は駆動装置と固定されているが、固定部材と駆動装置は別々の動きをするようになっていればよい。
【0020】
固定部材4と、水底に配置されるアンカー6と、該アンカー6に一端を係止したワイヤー7とで、該ワイヤー7の他端に接続した固定部材4を水中に揺動可能に保持する。固定部材4は、例えばフロート5のような中空の合成樹脂製やその他浮力と強度のある材質なら何れでもよい。フロート5は、ワイヤー7の途中を係止し、固定部材4とアンカー6とを、直接、結んだ場合に生じる下方向への力により、装置が水没することを防止する。アンカー6は、全体が移動しないような質量の物質、例えば金属塊であればよく、防錆処理される。ワイヤー7は、耐荷重設計がされたローブ、例えば鋼線を使用する。あるいは、図4、5、6に示したように、固定アーム8を延長して、陸上、池壁、水底等に直接固定してもよい。さらに、固定アーム8は、外部から電力供給(商用電源あるいは陸地設置の太陽光発電、風力発電)を行う際に、ケーブル用配管の一部を兼ねることができる。
【0021】
駆動装置1の例を図7および図8に示す。図7の例は、水中固定型で、図8の例は、水上固定型である。
【0022】
駆動装置1は、固定部材4に固定され、例えばモーター12と、減速ギア13と、回転力をフロートアーム2へ伝達する回転軸11と、筐体14とから構成される。モーター12は、羽根3およびフロートアーム2の回動により、所定の水流が得られるように選定する。該モーター12の回転軸11に、フロートアーム2を直接に取り付けてもよいが、減速ギア13や、プーリー等、他の減速機構を用いて、モーター12の回転速度をフロートアーム2の適切な回転速度へ変換してから、フロートアームに回転を伝達してもよい。ただし、減速比は大きいものである。筐体14は、内部への水の進入により、モーター12等の内部機構へのダメージを防ぐため、密閉されることが望ましく、フロートアーム2と共に、装置を浮上させる役割を担うことも可能である。モーター12はケーブル16で商用電源に接続される。
【0023】
駆動電源は、5W〜1.1kWで商用電源を利用できる。すなわち、商用電源から配線を、固定アーム8を通して駆動装置1に連結する。商用電源の他に、太陽光電池や風力発電を利用してもよい。
【0024】
フロートアーム2および羽根3は、例えば合成樹脂製で、前記駆動装置1と共に、所定の水流が得られるように構造および材質を決定する。回転数は、1.6×10−3〜5.2×10−1(s−1)が望ましい。
【0025】
フロートアーム2は、装置に浮力を与え、バランスをとる役割を担う。フロートアーム2が水面に位置するのが好ましい。フロートアーム2が2本以下では、装置のバランスをとることが難しく不適切であり、13本以上では、構造が複雑となり製造コストが増加するために不適切であるから、3本以上12本以下が望ましい。さらに、製作を容易にし、装置のバランスをとるため、フロートアーム2は、放射状に等間隔で取り付けることが望ましい。
【0026】
さらに、フロートアーム2は、装置に浮力を与える役割を担うことから、中空であることが望ましい。この場合、水の侵入を防ぐ措置が必要である。あるいは、発泡スチロールを充填するなど、水より比重の軽い材質が、内部に充填されているか、全体が水より比重の軽い材質により構成され、水面に浮くことができる構造とする。また、剛性確保のためにハニカム構造を採用することが好ましい。
【0027】
羽根3は、フロートアーム2の下部に取り付けられ、フロートアーム2と共に旋回する。この動作により、羽根3の旋回軌道の法線方向に、水流が生じる。すなわち、羽根3は、回転軸に対し半径方向に水流を生じさせるものであり、直下の水は、羽根3の作用により外周部へ移動し、移動した水の体積を補うために、装置直下には上昇流が生じる。このようにして、池内に循環流を生じることで水底に酸素を溶解させ、さらに紫外線があたることで殺菌や臭気の分解をすることになる。羽根3の長さは、浄水機半径17の長さに対して、0.4倍であることが最も望ましいが、0.3〜0.9倍の範囲であってもよく、さらに望ましくは0.3〜0.6倍の範囲である。
【0028】
羽根3の形状は、平板、円弧、波状などが用いられ、これに合わせて、フロートアーム2を形成することが好ましい。羽根3の下端に水平方向の安定板を設けてもよい。円弧、波状の羽根3は、回転時に水の抵抗を抑えることができ、効率が5%程度上昇する。平板の羽根3は、加工が容易で、製作や補修等が容易となり、コスト低下に効果がある。具体的には、攪拌装置の輻流型として周知のフラットブレード、湾曲ブレード、H型フラットブレード、ブルーマージンブレード、ゲートブレード、ラストン型ブレード、カーブドブレードの形態を利用できる。
【0029】
本発明の浄水機は、構造的には水流発生機で、停滞水域に対して1Wの電力で0.2m3/min以上の循環水量を生むものであり、水流が発生する結果として、停滞水域の水を空気や太陽光に曝して浄水する。
【0030】
本発明の浄水機では、駆動装置1によってフロートアーム2及び羽根3が旋回することで、羽根3の旋回軌道の法線方向への水流が発生し、移動した水の体積を補うために、移動した水の直下の水が上昇する。この水が上昇する際の速度を適切な範囲に保つことによって、水底から水面までの上昇流を装置直下に発生させる。
【0031】
羽根3の周辺速度が0.1〜1.5m/秒であるように回動される。より良い条件としては、0.3〜0.8m/秒で運転することが望ましい。すなわち、水面に浮かんだ羽根を静かに回して、水を掻くことにより、水面に広がる水の流れを生じさせる。これにより、底水は導かれて、上昇し、水面に広がって、酸素と太陽光を吸収して水底へ戻る循環流が生じる。さらに言うなら、1.5m/秒より速い周辺速度で回動させると、水が跳ねるなどしてエネルギーが無駄になり、水循環のエネルギー効率が悪くなる。
【0032】
本発明の浄水機により、従来のスクリュー、ポンプ等を用いた場合に必要とされ、水底の水を水面へ導くための水路となるダクト、チューブ、パイプなどの設備を、不要とすることができる。
【0033】
以上のように構成された浄水機により、以下のような効果を得ることができる。
【0034】
・フロートアーム2とフロートアーム2に付帯された羽根3が、駆動装置1によって回転することで、池内に上下方向の循環流を発生させる。このとき、小さな動力で大量の水を循環することができる。
【0035】
・発生した循環流によって、水底付近で溶存酸素の欠乏した水を、水面へ導き、空気と接触させることにより、水中に酸素を供給する。
【0036】
・発生した循環流によって、溶存酸素を多く含んだ水が水底へ供給されることにより、水底が好気的な環境に変化するため、メタンや硫化水素等のような臭気を発する還元性ガスの生成が防止できる。さらに、好気性微生物の活動が活発となり、水中の有機物質や栄養塩類を消費して、水質が改善される。
【0037】
・発生した循環流によって、臭気物質を含んだ水が空気や紫外線と接触し、臭気物質が分解されたり、大気中に放出されることにより、水の臭気が減少する。
【0038】
・発生した循環流によって、温度成層が破壊され、池内の水温が一様化する。
【0039】
・発生した循環流によって、水中のアオコ等の藻類は、定期的に水深の深いところへ送られて遮光されるため、光合成が抑制されて、異常発生を防止または抑制することができる。
【0040】
・発生した循環流によって、水中に存在する細菌類は、順次、太陽光にさらされ、太陽光に含まれる紫外線により滅菌され、もしくは紫外線を嫌って池壁、水底に付着したり、互いに凝集してフロックを形成した後、魚類等に捕食されて水中から除去される。なお、本発明の浄水機を運転しても、フロックを破壊することが無いので、フロックの持つ浄化作用に影響しない。
【0041】
また、図示しないが、装置上部に太陽電池を搭載し、得られた電力によって装置を作動させることにより、外部からの電力供給を不要としてもよい。あるいは、装置上部に風を受ける帆などを搭載し、風力によって装置を作動させることにより、外部からの電力供給を不要としてもよい。
【0042】
装置上部に装飾を施した覆蓋を搭載することにより、周囲の景観と調和のとれた外観とすることができる。
【0043】
・養殖場に設置する場合には、羽根の下端を覆うように、整流板を設けることにより、魚や貝による羽根の損傷を防止できる。
【0044】
【実施例】
(実施例1)
図1、2に示した構造の本発明の浄水機を作製し、運転を行った。
【0045】
図1は、本発明の浄水機の一実施例を示す側面図である。図2は、図1の実施例の一部を示す平面図である。
【0046】
本実施例では、羽根3が3枚で、浄水機半径17が0.5〜2mの場合は、0.5〜31回/分、浄水機半径17が2〜6mの場合は、0.15〜7回/分、浄水機半径17が6m以上の場合は、2回/分以下とすることにより、羽根3の周辺(先端)速度が0.1〜1.5m/秒であるように回動することができた。ここでは、羽根1枚当たりで計算してあり、羽根の枚数が多くなるほど循環水量は多くなるが、循環水量が増加すればエネルギーを多く要するので、水の汚染度合いと、対象となる水量により考慮が必要である。
【0047】
図3および表1に、これらの場合の浄水機半径(m)に対する押し出し流量(m3/s)の関係を示す。
【0048】
【表1】
【0049】
(実施例2)
図4に、本発明の異なる実施例を示す。実施例1とは駆動装置の固定方法が異なり、図示したように、浄水機は若干の水位の変動に追従可能な配管構造の構造体により、揺動可能に池壁に固定する。
【0050】
(実施例3)
図5から6に、本発明の異なる実施例を示す。
【0051】
図5は、本発明の浄水機の一実施例を示す側面図である。図6は、一部を示す平面図である。なお、図5は、支点固定部材10やアンカー6の配置は90度回転して描かれている。
【0052】
本実施例では、駆動カバーは、ステンレス製の半球を駆動装置カバーとして用い、防水、防錆に配慮しながら、周囲の景観を考慮し外観を整えた。浄水機は、部材10やアンカー6を基に揺動可能になっている。
【0053】
(実施例4)
図1および2に示した構造(3枚羽根)の本発明の浄水機(浄水機半径1.1m)を作製し、面積2000m2、水深3mの池で運転を行った。アンカーを池の中央に配置し、浄水機を回動させた。平板(フラット)型の場合、羽根の高さは200mm以下、好ましくは150mm以下である。200mmを超えると、水流の勢いが強すぎることになる。一方、あまり小さくては水流を生じさせることができないので実用的ではない。
【0054】
そこで、この実施例では、羽根の高さ160mm、長さ500mmとした。
【0055】
駆動装置1の出力を25W、循環水量を10m3/分としたときの水質の改善経過を、表2に示す。
【0056】
浄水機設置後3ヶ月でBODは4.5mg/Lから2.1mg/Lに、CODは48mg/Lから21mg/Lに、DOは4mg/Lから12mg/Lに、透視度は27cmから40cmに、SSは15mg/Lから9mg/Lに、pHは6.3から7.2に改善された。
【0057】
【表2】
【0058】
臭気は、運転開始から早期に感じられなくなった。
【0059】
なお、羽根の周辺速度と溶存酸素の関係は表3のようになった。
【0060】
【表3】
【0061】
表3から分かるように、周辺速度は0.1〜1.5(m/s)の範囲では7.5(mg/L)以上に保てた。周辺速度2.0(m/s)でも溶存酸素が7.4(mg/L)と高く保てているが、エネルギーも大きくなるので、溶存酸素とエネルギーの効率の良い範囲を選択する必要がある。この範囲として、周辺速度が0.3〜0.8(m/s)が効率の良い範囲である。
【0062】
(実施例5)
図1および2に示した構造の本発明の浄水機(浄水機半径0.5m)を作製し、駆動装置の出力を6W、循環水量2m3/分で運転を行った。
【0063】
農業用溜め池の底泥8m3を吸引車により採取して、鋼製で2.5m×5.6m×2.5m(有効容量30m3)の水槽に投入し、水道水を加えて水深約2mとしたところへ、本発明の浄水機を設置した。このときの水質の改善経過を、表4に示す。
【0064】
【表4】
【0065】
早期に水の濁りが大幅に減少し、水槽内壁には藻などの増殖が観られ、微生物の活動が活発に行われていたものと考えられる。表4のように、BOD、COD、総窒素、全リンおよび溶存酸素、色度、濁度、一般細菌数、大腸菌群数など、浄水機設置後、9週間で著しく改善された。また、臭気も開始後ほぼ1ヶ月で消滅していた。
【0066】
(実施例6)
図5および6に示した構造の本発明の浄水機(浄水機半径0.5m、4枚羽根)を作製し、農業用溜め池で運転を行った。構造としては、アンカー6,ワイヤー7で支点固定部材10を揺動可能に保持し、さらに支点固定部材10に回転可能に固定された支点駆動装置9に固定アーム8を固定する。さらに、この固定アーム8に固定部材4が固定され、固定部材4に回転可能に固定された駆動装置1により羽根3が回転する。これらにより、支点駆動装置9を中心に固定アーム8が回転し、さらに固定アーム8に固定した駆動装置1を中心として羽根3が回転することになる。
【0067】
4ヶ月の運転前後の農業用溜め池の水質の改善経過を、表5に示す。測定したBOD、COD、pH、DOのいずれの項目も水質が良好になったことを示す。
【0068】
【表5】
【0069】
(実施例7)
図4に示した構造の本発明の浄水機を作製し、実施例6よりCODの悪い農業用溜め池で運転を行った。
【0070】
農業用溜め池の水質の改善経過を、表6に示す。
【0071】
【表6】
【0072】
早期に臭気が感じられなくなり、透視度も良好となった。COD、BODの大幅な改善により、生態系が改善し、魚類の活動が目立つようになった。また、アオコがフロック化して沈降したのと、有機物の腐敗が微生物活性化により、腐敗しなくなり、浄化が進行していた。
【0073】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、駆動装置とフロートアームと羽根からなる浄水機を水面に設置し、駆動装置によりフロートアームと、フロートアームに付帯された羽根を回転させることで、池内に循環流を発生させ、これにより、水底付近の水を水面に導き、空気と接触させて水中に酸素を供給することができ、或いは水面近傍の酸素を豊富に含む水を水底へ送ることができる。
【0074】
・すなわち、水底付近に酸素を供給することで、臭気の発生や藻類の異常発生を防止できる。
【0075】
・水中に垂直方向の昇流を生じさせて水循環を行わないので、装置が複雑にならず、消費エネルギーも、運転にかかる費用も少なくて済む。
【0076】
・羽根をゆるやかに回転することで、酸素が供給されるので、食物連鎖が円滑に行われ、水底が腐敗せず、殺菌剤などを添加せずに、養殖などに悪い影響のある菌の異常増殖を防ぐことができる。これにより、安価で消費エネルギーが少なく、コンパクトで維持管理が容易で、水質改善が可能となる。
【0077】
閉鎖性水域における水の浄化を効率的に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浄水機の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1の実施例の一部を示す平面図である。
【図3】アームの長さに対する押し出し流量の関係を示すグラフである。
【図4】本発明の浄水機の一実施例を示す側面図である。
【図5】本発明の浄水機の一実施例を示す側面図である。
【図6】本発明の浄水機の一実施例を示す平面図である。
【図7】駆動装置の一例を示す断面図である。
【図8】駆動装置の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 駆動装置
2 フロートアーム
3 羽根
4 固定部材
5 フロート
6 アンカー
7 ワイヤー
8 固定アーム
9 支点駆動装置
10 支点固定部材
11 回転軸
12 モーター
13 減速ギア
14 筐体
15 止具
16 ケーブル
17 浄水機半径[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a water purifier that improves water quality by causing a flow in water.
[0002]
[Prior art]
In stagnant water areas such as dams, lakes, marshes and ponds, various problems such as abnormal occurrence of algae and generation of odors have occurred due to excessive influx of nutrients and formation of thermal stratification. And prevention of water quality deterioration is required.
[0003]
As a technique for solving such a problem, conventionally, for example, a method of blowing air into water by a blower or a compressor, a method of increasing the air bubbles or a pump, a method of promoting water circulation using a screw, a filtration device installed on land A method using such a method is known. Regarding the circulation of water, for example, a vertical ascending flow is generated in the water, as in a floating type running water generator (JP-A-11-47794) or an intermittent air pump (made by Ocean Industry Co., Ltd.). The scheme is known.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, these conventional technologies have a problem that the cost of the device and the operation are expensive, a problem that the device is large and complicated, and a problem that the maintenance is difficult because the device is installed in water. .
[0005]
-For example, the apparatus disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-309336 separates impurities by adsorption and floating of fine bubbles, but is controlled by a complicated apparatus, such as adding a flocculant or performing ozone treatment. The operation was complicated.
[0006]
For example, the apparatus disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-226293 performs water reforming by generating a water reforming purification structure and a fountain. The location conditions were important.
[0007]
-For example, the apparatus disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-303438 requires a lot of energy since water is pulled up and purified by a water suction pump.
[0008]
-For example, the apparatus disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-28690 has a dead space due to a purification method using a floating vegetation floor, and it is not possible to eliminate rot on the water bottom.
[0009]
-For example, the apparatus disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-104990 utilizes predation and decomposition, and has no effect of sterilization or aggregation.
[0010]
-For example, the device disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-269767 has a structure in which an ecosystem is destroyed by splashing water with a fountain, cutting off water with a pump blade, applying a strong impact, and further adding a flocculant. I was
[0011]
For example, in the aquaculture disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-298894, a solid chlorine tablet is put into an aquaculture pond to purify sludge causing deterioration of water quality, and further, a water flow device for accumulating sludge at the center. Since it was provided, a large amount of power was required.
[0012]
An object of the present invention is to provide a water quality improvement device which is inexpensive, consumes little energy, is compact and easy to maintain and manage, in order to solve these problems.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The water purifier of the present device is a water purifier including a rotating float arm, a blade attached to the float arm, and a driving device, wherein a peripheral speed of the blade is 0.1 to 1.5 m / sec. The float arm is rotated as described above.
[0014]
Further, it is desirable that the number of the blades is three or more, in other words, that the number of the float arms is three or more and the blades are attached to the float arm. It is preferable that the blade has a shape in which water easily moves in the radial direction of rotation as approaching the peripheral end side.
[0015]
Further, it is desirable that the entirety has a buoyancy that floats in water, and more specifically, it is desirable that at least a part of the float arm and the fixed arm are hollow. In the water purifier of the present invention, the radially extending float arm is located on the water surface, and the power of the driving device is transmitted to the blade by the float arm. Water flow is generated by the movement of the blades. This creates a circulating flow in the water.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The present invention will be described with reference to the drawings.
[0017]
FIG. 1 is a side view showing an embodiment of the water purifier of the present invention. FIG. 2 is a plan view showing a driving device, a float arm, and the like of the embodiment of FIG. The water flow is indicated by arrows.
[0018]
The water purifier of the present apparatus includes a
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
7 and 8 show examples of the
[0022]
The driving
[0023]
As a driving power supply, a commercial power supply can be used at 5 W to 1.1 kW. That is, wiring from a commercial power supply is connected to the
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
Furthermore, since the
[0027]
The blade 3 is attached to a lower part of the
[0028]
The shape of the blade 3 is a flat plate, a circular arc, a wavy shape, or the like, and it is preferable to form the
[0029]
The water purifier of the present invention is structurally a water flow generator, and produces a circulating water amount of 0.2 m 3 / min or more with 1 W of electric power in a stagnant water area. Water is exposed to air and sunlight to purify water.
[0030]
In the water purifier of the present invention, when the
[0031]
The blade 3 is rotated such that the peripheral speed of the blade 3 is 0.1 to 1.5 m / sec. As a better condition, it is desirable to operate at 0.3 to 0.8 m / sec. In other words, the blade floating on the surface of the water is gently turned to scrape the water, thereby generating a flow of water spreading over the surface of the water. Thereby, the bottom water is guided, rises, spreads over the water surface, and creates a circulating flow that absorbs oxygen and sunlight and returns to the bottom. Furthermore, if it is rotated at a peripheral speed higher than 1.5 m / sec, energy is wasted due to splashing of water, etc., and the energy efficiency of the water circulation deteriorates.
[0032]
The water purifier of the present invention can eliminate the need for facilities such as ducts, tubes, and pipes that are required when conventional screws, pumps, and the like are used, and that serve as water paths for guiding water at the bottom of the water to the surface of the water. .
[0033]
With the water purifier configured as described above, the following effects can be obtained.
[0034]
The
[0035]
-Oxygen is supplied into the water by guiding the water deficient in dissolved oxygen near the bottom of the water to the surface of the water and bringing it into contact with air by the generated circulation flow.
[0036]
・ Water containing a large amount of dissolved oxygen is supplied to the water bottom by the generated circulating flow, and the water bottom changes to an aerobic environment. Therefore, reducing gas that emits odors such as methane and hydrogen sulfide Generation can be prevented. Furthermore, the activity of the aerobic microorganisms becomes active, and organic matter and nutrients in the water are consumed, thereby improving the water quality.
[0037]
-Odorous water containing air comes into contact with air or ultraviolet rays due to the generated circulation flow, and the odorous substances are decomposed or released into the atmosphere, thereby reducing the odor of water.
[0038]
・ The generated circulating flow destroys the thermal stratification and equalizes the water temperature in the pond.
[0039]
-Algae, such as blue-green algae, in the water are periodically sent to a deep place by the generated circulating flow to be shielded from light, so that photosynthesis is suppressed and abnormal occurrence can be prevented or suppressed.
[0040]
・ Bacteria existing in the water are sequentially exposed to sunlight and sterilized by ultraviolet rays contained in sunlight due to the generated circulating flow. After forming flocs, they are eaten by fish and the like and removed from the water. In addition, even if it drives a water purifier of this invention, since a floc is not destroyed, it does not affect the purifying action which a floc has.
[0041]
Although not shown, a solar cell may be mounted on the top of the device, and the device may be operated with the obtained power, so that external power supply may not be required. Alternatively, an external power supply may be unnecessary by mounting a sail or the like that receives the wind on the upper portion of the device and operating the device by the wind force.
[0042]
By mounting a decorative cover on the top of the device, it is possible to achieve an appearance that is in harmony with the surrounding scenery.
[0043]
-When installed in a farm, by providing a current plate so as to cover the lower end of the blade, damage to the blade due to fish or shellfish can be prevented.
[0044]
【Example】
(Example 1)
The water purifier of the present invention having the structure shown in FIGS. 1 and 2 was manufactured and operated.
[0045]
FIG. 1 is a side view showing an embodiment of the water purifier of the present invention. FIG. 2 is a plan view showing a part of the embodiment of FIG.
[0046]
In this embodiment, when the number of the blades 3 is three and the radius 17 of the water purifier is 0.5 to 2 m, it is 0.5 to 31 times / minute, and when the radius 17 of the water purifier is 2 to 6 m, it is 0.15. When the water purifier radius 17 is 6 m or more, the speed is set to 2 times / min or less so that the peripheral (tip) speed of the blade 3 is 0.1 to 1.5 m / sec. Was able to move. Here, the calculation is performed per one blade, and the more the number of blades, the larger the amount of circulating water. However, if the amount of circulating water increases, more energy is required. is necessary.
[0047]
FIG. 3 and Table 1 show the relationship of the extrusion flow rate (m 3 / s) to the water purifier radius (m) in these cases.
[0048]
[Table 1]
[0049]
(Example 2)
FIG. 4 shows a different embodiment of the present invention. The method of fixing the driving device is different from that of the first embodiment. As shown in the figure, the water purifier is swingably fixed to the pond wall by a piping structure capable of following a slight change in water level.
[0050]
(Example 3)
5 to 6 show different embodiments of the present invention.
[0051]
FIG. 5 is a side view showing one embodiment of the water purifier of the present invention. FIG. 6 is a plan view showing a part. In FIG. 5, the arrangement of the
[0052]
In this embodiment, a stainless steel hemisphere was used as the drive cover for the drive cover, and the appearance was adjusted in consideration of the surrounding scenery while considering waterproofing and rust prevention. The water purifier is swingable based on the
[0053]
(Example 4)
A water purifier (water purifier radius: 1.1 m) of the present invention having a structure (three blades) shown in FIGS. 1 and 2 was produced, and operated in a pond having an area of 2000 m 2 and a depth of 3 m. The anchor was placed in the center of the pond, and the water purifier was rotated. In the case of a flat plate type, the height of the blade is 200 mm or less, preferably 150 mm or less. If it exceeds 200 mm, the momentum of the water flow will be too strong. On the other hand, if it is too small, it is not practical because a water flow cannot be generated.
[0054]
Therefore, in this embodiment, the height of the blade is 160 mm and the length is 500 mm.
[0055]
Table 2 shows the progress of water quality improvement when the output of the
[0056]
Three months after the installation of the water purifier, the BOD changed from 4.5 mg / L to 2.1 mg / L, the COD changed from 48 mg / L to 21 mg / L, the DO changed from 4 mg / L to 12 mg / L, and the visibility changed from 27 cm to 40 cm. In addition, SS was improved from 15 mg / L to 9 mg / L, and pH was improved from 6.3 to 7.2.
[0057]
[Table 2]
[0058]
The odor disappeared early in the operation.
[0059]
Table 3 shows the relationship between the peripheral speed of the blades and the dissolved oxygen.
[0060]
[Table 3]
[0061]
As can be seen from Table 3, the peripheral speed was kept at 7.5 (mg / L) or more in the range of 0.1 to 1.5 (m / s). Although the dissolved oxygen can be kept as high as 7.4 (mg / L) even at the peripheral speed of 2.0 (m / s), the energy is also increased. Therefore, it is necessary to select a range in which the dissolved oxygen and the energy are efficient. is there. As this range, a peripheral speed of 0.3 to 0.8 (m / s) is an efficient range.
[0062]
(Example 5)
A water purifier of the present invention (water purifier radius: 0.5 m) having the structure shown in FIGS. 1 and 2 was manufactured, and the operation was performed at an output of a driving device of 6 W and a circulating water amount of 2 m 3 / min.
[0063]
8m 3 of bottom sediment of the agricultural reservoir is collected by a suction truck, poured into a steel tank of 2.5m x 5.6m x 2.5m (effective capacity 30m 3 ), and tap water is added to the tank to reduce the water depth. The water purifier of the present invention was installed at a location of 2 m. Table 4 shows the progress of water quality improvement at this time.
[0064]
[Table 4]
[0065]
It is considered that the turbidity of the water was significantly reduced at an early stage, and the growth of algae and the like was observed on the inner wall of the aquarium. As shown in Table 4, BOD, COD, total nitrogen, total phosphorus and dissolved oxygen, chromaticity, turbidity, the number of general bacteria, the number of coliforms, etc., were significantly improved 9 weeks after the installation of the water purifier. Also, the odor had disappeared almost one month after the start.
[0066]
(Example 6)
A water purifier (water purifier radius: 0.5 m, four blades) of the present invention having the structure shown in FIGS. 5 and 6 was prepared and operated in an agricultural reservoir. As a structure, the
[0067]
Table 5 shows the progress of the improvement of the water quality of the agricultural ponds before and after the operation for 4 months. All of the measured BOD, COD, pH, and DO items indicate that the water quality was good.
[0068]
[Table 5]
[0069]
(Example 7)
A water purifier of the present invention having the structure shown in FIG. 4 was manufactured, and the operation was performed in an agricultural reservoir having a lower COD than in Example 6.
[0070]
Table 6 shows the progress of the improvement of the water quality of the agricultural reservoir.
[0071]
[Table 6]
[0072]
The odor was no longer felt early, and the visibility improved. Significant improvements in COD and BOD have improved ecosystems and made fish more prominent. In addition, the decay of the blue-green algae and the sedimentation of the organic matter, and the decay of the organic matter did not decay due to the activation of the microorganisms, and the purification proceeded.
[0073]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, a water purifier including a driving device, a float arm, and a blade is installed on the water surface, and the driving device rotates the float arm, and the blade attached to the float arm. Then, a circulating flow is generated in the pond, whereby the water near the bottom of the water can be guided to the surface of the water and brought into contact with air to supply oxygen into the water, or the water rich in oxygen near the surface of the water to the bottom of the water. Can be sent.
[0074]
-In other words, by supplying oxygen to the vicinity of the water bottom, generation of odor and abnormal occurrence of algae can be prevented.
[0075]
-Since the water does not circulate by generating a vertical ascending flow in the water, the apparatus is not complicated, and energy consumption and operation costs are low.
[0076]
・ Since the wings rotate gently to supply oxygen, the food chain runs smoothly, the bottom of the water does not rot, and no fungicides are added. Proliferation can be prevented. Thereby, it is inexpensive, consumes little energy, is compact and easy to maintain, and can improve water quality.
[0077]
Purification of water in a closed water area can be efficiently achieved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing an embodiment of the water purifier of the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing a part of the embodiment of FIG. 1;
FIG. 3 is a graph showing a relationship between an extruding flow rate and an arm length.
FIG. 4 is a side view showing an embodiment of the water purifier of the present invention.
FIG. 5 is a side view showing an embodiment of the water purifier of the present invention.
FIG. 6 is a plan view showing an embodiment of the water purifier of the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional view illustrating an example of a driving device.
FIG. 8 is a sectional view showing another example of the driving device.
[Explanation of symbols]
REFERENCE SIGNS
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101122053B1 (en) | 2011-11-18 | 2012-03-12 | 크리엔텍(주) | Water treatment apparatus |
JP2015210228A (en) * | 2014-04-30 | 2015-11-24 | 三菱電機株式会社 | Float type water quality measure |
-
2002
- 2002-07-30 JP JP2002221480A patent/JP2004057966A/en active Pending
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