【０００１】
【発明の属する技術分野】
スーパー、八百屋、ドラッグストアなどで使用されている商品陳列棚には、棚板の正面手前の縁に、値札などのカードを掲示する溝レールが取り付けられている。溝レールは、図２１に示すように上溝と下溝をもち、掲示紙片は腰を曲げ屈めて立て付けるものとしている。本発明はこの溝レールに紙片を掲示する台紙についてのものである。一般に普及している溝レールは入り口の縦幅が約２．０センチ、奥の縦幅が約２．７センチほどのものである。
【０００２】
【従来の技術】
約２．７センチの溝レールの中に立て付ける掲示紙片は、２．５〜２．６センチほどの縦幅のものになる。この極く狭く短い縦幅の紙片を曲げ屈めるのは、厄介で難しい。無理をすれば折れてしまう。曲げ屈めても、その紙片の縁は大きく湾曲してしまい、その立て付けも難しい。また限られたサイズの小紙片しか掲示することができない。腰の弱い紙片を掲示することもできない。また、横一線に均等の曲げ屈めが難しいことから、横幅が広めの紙片を掲示することは極めて困難である。それ故に、最も目抜きの位置にある溝レールは、充分に利用されていない現状がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
（イ）目抜きの位置にある掲示レールを充分に利用したい。
（ロ）もっと簡単に掲示あるいは立て付けができるものにしたい。
（ハ）レール幅より大きめの縦幅をもつ紙片も掲示できるものにしたい。
（ニ）横幅が広めの紙片も掲示したい。
（ホ）チラシなど腰のない紙片も掲示したい。
以上の課題を体し、軽便に使用できる掲示台紙を得て、広く利用に供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
この発明の台紙が取り付く対象とする溝レールは、図２１に示す如きものである。本発明の台紙は、台紙自体が立て付くかたちとともに、掲示紙片を支持するかたちをもつものである。本発明は溝レールに立て付くかたちから、大きく分けて次の５つのものに分類できる。
【０００５】
その１は、図１、２に示すものである。台紙の横幅全体に渡って、均等の曲げ屈めができるものとしたもので、弾性体からなる板片が折れ曲がり、傍片を立て付け部、もう一方の傍片を掲示部とする台紙の、立て付け部の中間位置に、横に通る軸芯をもつものとした。
【０００６】
その２は、図３に示すものである。台紙の縦幅を、溝レールの幅より拡張してもち、全体的に均等の曲げ屈めができるものとしたもので、弾性体からなる板片を本体とし、本体の下部を裏側に折り返し、更に裏側に折り返しの引っ掛け鉤を設けたものとした。曲げ屈め易く、立て付け易く、あわせて溝レールの幅より大きいサイズの紙片を掲示できるものとした台紙である。
【０００７】
その３は、図４に示すものである。台紙を溝レールの中に立て付けるものとせず、溝レールの下溝に引っ掛けて、吊り下がる引っ掛け鉤をもち、あたかも溝レールの下溝をより下に延長して、レール幅を広げたかたちで使用する台紙としたもので、弾性体からなる板片を本体とし、本体の上端が裏側に折れ返りの引っ掛け鉤をもち、本体の下端に表側に折れ返りの紙留めをもつものとした。掲示紙片は縦幅を大きくもつことができ、緩やかな曲げ屈めで掲示紙片を立て付けることができるものとした。
【０００８】
その４は、図５〜１４に示すものである。台紙に横帯状に軸芯をもつものにした。軸芯は台紙の横幅にわたってもち、台紙を曲げ屈めするとき、台紙の上縁、下縁のラインを湾曲しにくいものとするためのものである。また軸芯を入れることで台紙の板厚に段差をつくり、曲がり易い部分と曲がり難い部分の交線をもつことができる。台紙は交線で等しく折れ、そして曲がり屈み、横筋に比較的均等の曲げ屈めが得られるものとした。横帯状の軸芯は、主に溝レールに立て付く爪の付け根を張り合わせるかたちでもつものとした。溝レールに立て付く爪のもち方は２通りのものとした。１つは図５、７〜１０に示すように、本体の上縁を上爪とし、張り合わせの軸芯から延びる下爪をもつもの。もう１つは図１１、１３、１４に示すように、本体の上縁、下縁から内に入った位置の張り合わせから延びる上爪と下爪をもつものである。
【０００９】
その５は、図１５〜１９に示すものである。図１１、１３〜１４に示すものと同じくした上爪と下爪をもつものであるが、本体に厚めの板を使用したものである。それにより上爪と下爪は、その付け根部分から横幅全体にわたって等しく折れ曲がり、付け外しのしやすいものとした。
【００１０】
この発明は、溝レールに立て付くかたちを主体としたものであるが、掲示紙片を留め付けるかたちとして、次のものをもつものとした。
（イ）本体の表面に粘着糊を付着させるなど粘着面をもつもの。
（ロ）本体の上端、或いは下端から表面に折れ返りの紙留めをもつもの。
（ハ）本体の上端、或いは下端の表面に、１筋あるいは２筋に押さえ付く紙留めをもつもの。
（ニ）本体が、板厚の内に並列する縦穴をもつ板片であるもの、などである。
【００１１】
【発明の実施の形態】
図１は、溝レールに立て付く部分の中間を丸め、横に通しの軸芯を持たせたものである。曲げ屈めたとき、全体が均等に折れ曲がり、溝レールに立て付ける縁のラインが維持され、付け外しがしやすいものである。尚、図１の軸芯は上下に伸縮するバネともなって、付け外しに一層効果的である。掲示部は下端から折れ返りの紙留めのものとしたが、台紙の表面に粘着面をもつものとしても良い。
【００１２】
図２は、軸芯（２ｃ）を軸受けとして、軸棒（２ｄ）を組み入れたものである。横幅を広くとった台紙とする場合でも、曲げ屈めたとき全体が均等に折れ曲がり、付け外しがしやすい構成である。実施例では、４ミリ径の樹脂の丸棒を組み入れた。軸棒（丸棒）を組み入れることにより左右から一層つまみ持ち易く、付け外しがしやすいものにした。
【００１３】
図３は、本体の上縁を上爪として、溝レールの上溝に、そして引っ掛け鉤を下溝に立て付けて取り付くものである。溝レールの下溝から、台紙の尻が食み出したように取り付き、そして掲示するものである。溝レールの幅よりも、縦幅が広い紙片を掲示することができる。縦幅を広くとれるので台紙を曲げ屈め易く、付け外しが容易である。掲示紙片は台紙の内側に挟んで、台紙とともに挟み付ければ良い。または台紙の表面に粘着テープを張り付け、或いは粘着糊などを塗布しておき、掲示紙片を台紙の表面に貼り付けて掲示するのも良い。後者のものについて実施例では、接着のりを薄目に塗ったものにして、貼って剥がせるかたちで何回でも使えるものとした。
【００１４】
図４は、台紙の上端裏側に引っ掛け鉤をもち、溝レールの下溝に引っ掛けて、吊り下がり、溝レールの下溝を下方に延長し、レール幅を広げたかたちで掲示する台紙である。台紙はブランコの如く前後に振れるので、容易に付け外しができる。掲示紙片の腰で突っ張って立て付き、そして安定するものである。
【００１５】
図５、７、９、１０は、台紙本体の裏側に、図６で示す弾性体からなる下爪を張り合わせたものである。張り合わせた部分が軸芯になって、下爪を立て付け、曲げ屈めるとき、爪の付け根のラインが支点になって均等に折れ曲がり、上爪とする台紙本体の上縁のラインが維持され、立て付けがしやすいものとなる。図５は、台紙本体の表面に粘着面をもつものである。図７は、下端から表面に折れ返りの紙留めをもつものである。図８は、図６で示す爪を使用せず、台紙本体を折り返して下爪をつくったものである。折り返しの爪の付け根になる部分は、張り合わせをすることが、台紙に軸芯をもたせ、曲げ屈めるために大切な要件である。なお、台紙の上端が折れ返りで２枚分の厚みになるので、上端が上爪として立て付けに支障にならないよう、薄めの板片でつくる必要がある。図９は、台紙本体に厚みのある板片を使用する場合の例である。図６で示す爪が、台紙本体から上に張り出すサイズのものにして張り合わせて、弾性をもつ上爪をもたせたものである。
【００１６】
図１０は、図７の台紙を横幅が比較的広めの台紙としてもつ場合を例にしたもので、溝レールに立て付ける部分の中間位置に、横幅全体にわたる軸芯（１０ｄ）をいれたものである。爪はその上に張り合わせ、一層、堅く張る軸芯をもつものにした例である。実施例ではプラスチックの薄片を張り合わせたものであるが、プラスチックを素材に射出成型加工の場合は、堅い軸芯をもつものとして端から一体のものとして作ることができる。図５、７、８、９は、比較的横幅の狭い台紙として説明したが、横幅を広くもつものとする場合は、全体を均等に曲げ屈める上で、堅く強い軸芯をもつものとすると良い。尚、掲示紙片を支持する形は、図５、９に示すように粘着面をもつもの。図７、１０に示すように折れ返りで押さえ付くもの。図８で示すように挟んで留め付けるもの。どれを選択し、もつものとしても良い。
【００１７】
図１１、１３、１４、１５、１６、１７、１８は、台紙本体の裏側に、図１２で示す上爪と下爪をもったものを張り合わせたものである。張り合わせた部分が軸芯になって曲げ屈めるときに均等に折れ曲がり、台紙本体の上縁のラインが維持され、付け外しがしやすいものとなる。図１１は、掲示紙片の上端を、台紙の上端と揃え、粘着面に貼り付け、溝レールの上溝に一緒に挟んで留め付けるものである。図１３は、掲示紙片の下端を挟持するもの。図１４は、掲示紙片の上端を挟持して掲示するものである。なお、図１〜１４の実施例では、厚さ０．５ミリのアクリル板及び熱可塑性ポリエステル板を用いた。
【００１８】
図１５、１６、１７、１８は、比較的厚めの折り曲がらない板片を台紙本体としたものである。掲示紙片を留め付ける紙留めは、筋状に張り出して押さえ付くバネをもつものである。薄片を折り返してつくる紙留めとは異にして、しっかりと押さえ留めることができる。プラスチックを素材として射出成形加工でつくると良い。尚、筋状に張り出しのバネは、この部分だけ金属のものとして付け足し加工しても良い。
【００１９】
図１５、１６は、１筋の紙留めをもつシングルの台紙である。掲示する紙片のサイズに合わせペアで使用すると良い。図１５は、掲示紙片の下端を挟持するものである。図１６は、掲示紙片の上端を挟持するものである。図１７、１８は、横幅が定型サイズの紙片を掲示するのに都合の良い、２筋の紙留めをもつダブルの台紙である。図１７は、掲示紙片の上端を挟持するものである。図１８は、掲示紙片の下端を挟持するものである。尚、筋状の押さえは、図１５、１７に示す如きの外に反り曲がりのものでも、図１６、１８に示す如きの内に曲がり込みのものでも良い。
【００２０】
図１９は、台紙本体の板厚の内に縦穴をもつものである。実施例では枡目状の穴目が並列するポリプロピレンを素材とした段ボードを使用した。この台紙は溝レールの横幅一連に取り付けて使用するのも良い。図２０は、この縦穴をもつ台紙に掲示紙片を挟み留めるクリップの１つで、私が平成１４年７月２７日に挟み付きのクリップとして出願したもので、これを用いて挟み付けると便利に使えるものである。図２１は、以上に説明した台紙を立て付ける対象とする溝レールで、商品陳列棚の棚板の正面手前に据え付けられるものである。なお、図１５〜１９の実施例では、台紙本体はポリプロピレンを素材とした厚さ５ミリの段ボードを使用し、爪の部分は厚さ０．５ミリのアクリル板、熱可塑性ポリエステル板を用いた。
【００２１】
【発明の効果】
（イ）商品陳列棚の溝レールを有効利用できる台紙を得た。
（ロ）簡単に付け外しができる台紙を得た。
（ハ）レール幅より大きめの縦幅をもつ紙片でも掲示できる台紙を得た。
（ニ）横幅が広めの紙片でも掲示できる台紙を得た。
（ホ）チラシなど、腰のない紙片でも掲示できる台紙を得た。
【図面の簡単な説明】
【図１】〜
【図１９】本発明の実施例である紙片を掲示する台紙の斜視図である。
【図２０】本発明の台紙（図１９）に使用するクリップの斜視図である。
【図２１】本発明の台紙が立て付く溝レール（部分）の斜視図である。
【符号の説明】
１ａｂ、２ａｂ 立て付け部
１ｅｆ、２ｅｆ 掲示部
３、４、５、７、８、９、１０、１１、１３、１４、１５、１６、１７、
１８、１９ 本体
１ａ、２ａ、５ａ、６ａ、７ａ、８ａ、９ａ、１０ａ、１１ａ、１２ａ、１３ａ、１４ａ、１５ａ、１６ａ、１７ａ、１８ａ、１９ａ 下爪
３ａ、４ａ 引っ掛け鉤
１ｂ、２ｂ，３ｂ、５ｂ、７ｂ、８ｂ、９ｂ、１０ｂ、１１ｂ、１２ｂ、１３ｂ、１４ｂ、１５ｂ、１６ｂ、１７ｂ、１８ｂ、１９ｂ 上爪
１ｃ、２ｃ 軸芯（軸受）
２ｄ 軸棒
５ｃ、７ｃ、８ｃ、９ｃ、１０ｃ、１１ｃ、１３ｃ、１４ｃ 軸芯
３ｅ、５ｅ、９ｅ、１１ｅ 粘着面
１ｆ、２ｆ、３ｆ、４ｆ、７ｆ、８ｆ、１０ｆ、１３ｆ、１４ｆ、１５ｆ、１６ｆ、１７ｆ、１８ｆ 紙留め
１９ｇ （台紙本体の断面にもつ）縦穴[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
2. Description of the Related Art A merchandise display shelf used in a supermarket, a grocery store, a drug store, and the like has a groove rail for displaying a card such as a price tag on a front edge of a shelf board. The groove rail has an upper groove and a lower groove as shown in FIG. 21, and the posted paper piece is bent and bent to stand. The present invention relates to a backing sheet on which a piece of paper is displayed on the groove rail. The generally widened groove rail has a vertical width of about 2.0 cm at the entrance and a vertical width of about 2.7 cm at the back.
[0002]
[Prior art]
A billboard that stands in a groove rail of about 2.7 cm has a vertical width of about 2.5 to 2.6 cm. It is cumbersome and difficult to bend and bend this extremely narrow and short vertical piece of paper. If you do, it will break. Even if it bends, the edge of the piece of paper is greatly curved, and it is difficult to set it up. Also, only small pieces of paper of a limited size can be posted. You can't post weak paper pieces. Moreover, since it is difficult to bend and bend evenly along the horizontal line, it is extremely difficult to display a paper sheet having a wide width. Therefore, the groove rails at the most open positions are not fully utilized.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
(A) We want to make full use of the bulletin board at the main position.
(B) I want to be able to post or stand more easily.
(C) We want to be able to post a piece of paper with a vertical width larger than the rail width.
(D) I want to display a piece of paper with a wider width.
(E) I want to display a piece of paper that is not rigid, such as a flyer.
In view of the above problems, it is an object of the present invention to obtain a signboard that can be used easily and widely used.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The groove rail to which the mount of the present invention is attached is as shown in FIG. The mount of the present invention has a form in which the mount itself stands and a form in which the signboard is supported. The present invention can be broadly classified into the following five types based on the shape of the groove rail.
[0005]
The first one is shown in FIGS. It is intended to be able to bend evenly over the entire width of the backing sheet, and the board piece made of elastic body is bent, the side piece is a standing part, and the other side piece is a bulletin board, It has an axis passing horizontally at an intermediate position of the attachment portion.
[0006]
The second example is shown in FIG. The vertical width of the backing sheet was expanded beyond the width of the groove rail, and it was made to be able to bend and bend evenly as a whole, and a plate piece made of an elastic body was used as the main body, the lower part of the main body was folded back, A folded hook was provided on the back side. This is a backing sheet that is easy to bend and bend and that can easily display a piece of paper having a size larger than the width of the groove rail.
[0007]
The third example is shown in FIG. Instead of mounting the mount inside the groove rail, hook it on the lower groove of the groove rail, have a hook that hangs down, as if extending the lower groove of the groove rail further down, use it in the form of expanding the rail width The main body was a board piece made of an elastic body, the upper end of the main body had a folded hook on the back side, and the folded paper hook on the front side at the lower end of the main body. The billboard can have a large vertical width and can be stood up with a gentle bending.
[0008]
The fourth is shown in FIGS. The mount had a shaft center in the form of a horizontal band. The axis has a width over the width of the backing sheet, and is used to make the line of the upper edge and the lower edge of the backing sheet difficult to bend when bending the backing sheet. In addition, a step is formed in the thickness of the backing sheet by inserting the shaft core, and an intersection line between an easily bendable portion and a hardly bendable portion can be provided. The mount was folded equally at the line of intersection and bent, giving a relatively uniform bending of the transverse streaks. The horizontal belt-shaped shaft center was mainly attached to the base of the nail that stood on the groove rail. There are two types of nails that stick to the groove rail. One has an upper nail at the upper edge of the main body and a lower nail extending from the axis of the lamination as shown in FIGS. The other one has an upper claw and a lower claw extending from the upper and lower edges of the main body, as shown in FIGS.
[0009]
The fifth is shown in FIGS. It has an upper nail and a lower nail similar to those shown in FIGS. 11, 13 and 14, but uses a thicker plate for the main body. As a result, the upper claws and the lower claws bend equally from the base portion thereof over the entire width, so that they can be easily attached and detached.
[0010]
The present invention mainly has a shape of standing on a groove rail, but has the following shape as a shape for fastening a piece of notice paper.
(B) Those with an adhesive surface such as adhesive glue adhered to the surface of the main body.
(B) A paper with a folded paper stopper on the surface from the upper or lower end of the main body.
(C) A device having a paper clamp on one or two lines on the upper or lower surface of the main body.
(D) The main body is a plate piece having vertical holes arranged side by side within the plate thickness.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
In FIG. 1, the middle of the portion that stands on the groove rail is rounded to have a laterally extending axis. When it bends and bends, the whole bends evenly, the line of the edge standing on the groove rail is maintained, and it is easy to remove. In addition, the shaft core of FIG. 1 also serves as a spring that expands and contracts up and down, which is more effective for attaching and detaching. Although the bulletin board is a paper clip that is folded back from the lower end, the bulletin board may have an adhesive surface on the surface of the mount.
[0012]
FIG. 2 shows a shaft rod (2d) incorporated with a shaft core (2c) as a bearing. Even in the case of a mount having a wide width, the entire structure is evenly bent when bent and bent, and is easily detachable. In the example, a round bar of resin having a diameter of 4 mm was incorporated. By incorporating a shaft bar (round bar), it is made easier to hold and remove from the left and right.
[0013]
In FIG. 3, the upper edge of the main body is used as an upper claw, and the hook is attached to the upper groove of the groove rail, and the hook is attached to the lower groove. The bottom of the mount is attached and protruded from the lower groove of the groove rail as if protruding. A piece of paper having a width that is wider than the width of the groove rail can be displayed. Since the vertical width can be widened, the mount can be easily bent and bent, and can be easily removed. The billboard may be sandwiched inside the mount and sandwiched together with the mount. Alternatively, an adhesive tape may be attached to the surface of the backing paper, or an adhesive paste or the like may be applied, and the display paper piece may be pasted on the surface of the backing paper for posting. In the examples, the latter was thinly coated with an adhesive paste, and was used repeatedly as many times as it could be pasted and peeled off.
[0014]
FIG. 4 shows a mount having a hook on the back side of the upper end of the mount, hanging on the lower groove of the groove rail, hanging down, extending the lower groove of the groove rail downward, and widening the rail width. The mount can swing back and forth like a swing, so it can be easily removed. It is stood on the waist of the billboard and stabilizes.
[0015]
FIGS. 5, 7, 9, and 10 show a case where a lower claw made of an elastic body shown in FIG. 6 is attached to the back side of the mount body. When the stuck part becomes the axis and the lower nail is erected and bent, the line of the base of the nail becomes the fulcrum and bends evenly, keeping the line of the upper edge of the mount body as the upper nail, It will be easy to set up. FIG. 5 shows an example in which the surface of the mount body has an adhesive surface. FIG. 7 has a folded paper stopper on the surface from the lower end. FIG. 8 shows a lower nail made by folding back the mount body without using the nail shown in FIG. Attachment to the base of the folded claw is an important requirement to attach the core to the mount and bend it. In addition, since the upper end of the mount is folded to have a thickness of two sheets, the upper end must be made of a thin plate so as not to interfere with the upright as an upper nail. FIG. 9 shows an example in which a thick plate piece is used for the mount body. The claws shown in FIG. 6 are of a size protruding upward from the backing sheet main body and are adhered to each other to have elastic upper claws.
[0016]
FIG. 10 shows an example in which the backing sheet of FIG. 7 is used as a backing sheet having a relatively wide width, in which an axis center (10d) covering the entire width is inserted at an intermediate position of a portion to be set up on a groove rail. is there. The nail is an example in which the nail is stuck thereon and has a shaft core that is further tightened. In the embodiment, plastic flakes are laminated, but in the case of injection molding of plastic as a material, it can be made as a unit having a rigid shaft core from the end. Although FIGS. 5, 7, 8, and 9 have been described as the mounts having a relatively narrow width, if the width is wide, it is assumed that the bend has a firm and strong axis in bending and bending the whole evenly. good. In addition, the form which supports a posted paper piece has an adhesive surface as shown in FIGS. As shown in FIGS. 7 and 10, it is folded and held down. One that is pinched and fastened as shown in FIG. Any of them may be selected and provided.
[0017]
11, 13, 14, 15, 16, 17, and 18 are obtained by laminating the back body having the upper nail and the lower nail shown in FIG. 12 on the back side of the mount body. When the stuck part becomes the axis and bends and bends, it bends evenly, the line of the upper edge of the mount body is maintained, and it is easy to detach. In FIG. 11, the upper end of the notice sheet is aligned with the upper end of the backing paper, attached to the adhesive surface, and clamped together in the upper groove of the groove rail. FIG. 13 shows a state in which the lower end of the bill is sandwiched. FIG. 14 is a diagram in which the upper end of a notice sheet is sandwiched and displayed. In the examples of FIGS. 1 to 14, an acrylic plate and a thermoplastic polyester plate having a thickness of 0.5 mm were used.
[0018]
15, 16, 17 and 18 show a comparatively thick unfolded plate piece as a mount body. The paper fastener for fastening the billboard has a spring that protrudes in a streak shape and presses it. Unlike paper clasps, which are made by folding flakes, they can be firmly held down. It is good to make it by injection molding from plastic. It should be noted that the spring extending in the form of a stripe may be processed by adding only this part to a metal spring.
[0019]
FIGS. 15 and 16 show a single backing sheet having one streak. It is good to use a pair according to the size of the paper piece to be posted. FIG. 15 is a diagram for holding the lower end of a billboard. FIG. 16 is a diagram for holding the upper end of a billboard. FIGS. 17 and 18 show a double backing sheet having two paper fasteners, which is convenient for posting a piece of paper having a standard size in width. FIG. 17 is for holding the upper end of the billboard. FIG. 18 is for holding the lower end of the billboard. It should be noted that the streak-shaped holding member may be one that bends outward as shown in FIGS. 15 and 17 or one that is bent inside as shown in FIGS.
[0020]
FIG. 19 has a vertical hole in the thickness of the mount body. In the embodiment, a step board made of polypropylene, in which mesh holes are arranged in parallel, was used. This mount may be attached to the width of the groove rail and used. FIG. 20 shows one of the clips for pinching a piece of notice paper on a mount having this vertical hole, which I filed as a clip with a pinch on July 27, 2002. It can be used. FIG. 21 shows a groove rail for mounting the above-described mount, which is installed in front of the shelf board of the product display shelf. In the embodiment of FIGS. 15 to 19, the mount body is made of a 5 mm-thick corrugated board made of polypropylene, and the nail portion is made of a 0.5 mm-thick acrylic plate or a thermoplastic polyester plate. Was.
[0021]
【The invention's effect】
(B) A mount has been obtained that can effectively use the groove rails of the product display shelf.
(B) A mount that can be easily removed was obtained.
(C) A mount that can be displayed with a piece of paper having a vertical width larger than the rail width was obtained.
(D) A mount that can be displayed with a wide piece of paper was obtained.
(E) A mount was obtained that could be displayed on a piece of paper, such as a leaflet.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1
FIG. 19 is a perspective view of a mount on which a paper piece according to an embodiment of the present invention is displayed.
FIG. 20 is a perspective view of a clip used for the mount (FIG. 19) of the present invention.
FIG. 21 is a perspective view of a groove rail (part) on which the mount of the present invention stands.
[Explanation of symbols]
1ab, 2ab Standing part 1ef, 2ef Posting part 3, 4, 5, 7, 8, 9, 10, 11, 13, 14, 15, 16, 17,
18, 19 Body 1a, 2a, 5a, 6a, 7a, 8a, 9a, 10a, 11a, 12a, 13a, 14a, 15a, 16a, 17a, 18a, 19a Lower claws 3a, 4a Hooks 1b, 2b, 3b, 5b, 7b, 8b, 9b, 10b, 11b, 12b, 13b, 14b, 15b, 16b, 17b, 18b, 19b Upper claws 1c, 2c Shaft core (bearing)
2d Shaft rods 5c, 7c, 8c, 9c, 10c, 11c, 13c, 14c Shaft cores 3e, 5e, 9e, 11e Adhesive surfaces 1f, 2f, 3f, 4f, 7f, 8f, 10f, 13f, 14f, 15f, 16f , 17f, 18f Paper fastener 19g Vertical hole (with cross section of mount body)
